JPH01262121A - ポリオキシメチル超延伸体の端止め方法 - Google Patents

ポリオキシメチル超延伸体の端止め方法

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JPH01262121A
JPH01262121A JP63089222A JP8922288A JPH01262121A JP H01262121 A JPH01262121 A JP H01262121A JP 63089222 A JP63089222 A JP 63089222A JP 8922288 A JP8922288 A JP 8922288A JP H01262121 A JPH01262121 A JP H01262121A
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JP
Japan
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polyoxymethylene
super
molten
end section
resin
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Pending
Application number
JP63089222A
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English (en)
Inventor
Masahiro Hiroshima
広島 政広
Takeshi Masuko
益子 斌
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Asahi Chemical Industry Co Ltd
Original Assignee
Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication date
Application filed by Asahi Chemical Industry Co Ltd filed Critical Asahi Chemical Industry Co Ltd
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Publication of JPH01262121A publication Critical patent/JPH01262121A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29CSHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
    • B29C66/00General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts
    • B29C66/70General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material
    • B29C66/71General aspects of processes or apparatus for joining preformed parts characterised by the composition, physical properties or the structure of the material of the parts to be joined; Joining with non-plastics material characterised by the composition of the plastics material of the parts to be joined

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  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、強度及び弾性率が大きく、かつ耐候性にも優
れたポリオキシメチレン超延伸体の端止め方法に関する
ものである。
〈従来の技術〉 従来のケーブルはスチール等の金属、あるいは合成樹脂
、例えばポリアミド、ポリエステル、芳香族ポリアミド
等を単独または複合撚糸体とじたものが用いられる。金
属を素材としたワイヤー撚糸体は合成樹脂と比較して、
強力では優るものの、金属特有の重い、錆びる、といっ
た欠点がある。
これに対し、合成樹脂例えば一般のナイロン、エステル
延伸体は引張強度がスチールと比較して小さく強度も低
いため、高強力なケーブルが得られない欠点があった。
ケーブル用の撚糸体素材としては特に高強度を有する素
材、すなわち20〜30g/dの強度を有するアラミド
(パラ−フェニレンテレフタルアミド)繊維が用いられ
る事がある。しかし、アラミド繊維の場合は、座屈によ
り容易に損傷を受けるため、外被(例えばポリエチレン
、ポリエステル等)をかぶせる必要がある。
又座屈による強力低下や屈曲摩耗時の強力低下現象も見
られる。更に、これらの繊維は一般にデニールが小さく
、使用の為には多数のフィラメントからの撚糸と被覆が
必要である為、製造工程が煩雑になり、かつ引張強力毎
11用率が低い欠点がある。
近年、新しいケーブル素材としてプラスチック材料を加
圧加熱しながら延伸する事により配向・結晶化させて引
張強度および引張弾性率を高めて形成する方法が開示さ
れている。ポリオキシメチレン超延伸体を撚って集合し
て構成したプラスチック撚糸体も特開昭61−1528
89号公報に開示されている。ポリオキシメチレン超延
伸体は比重がスチールの約5.5分の1しかなく、軽く
、かつ錆びない特徴を有する。
しかしながら、ポリオキシメチレン超延伸体を用いてケ
ーブルに使用する事を考えた場合、素材の持つ高強度な
特性を生かすための端部の実用的な固定方法が無いとい
う問題があった。特にケーブル素材の固定方法としては
、一般には“タイコ”と呼ばれる4〜8mm程度の外径
を有する一定形状で一般的に使用されている。タイコ形
状とは例えば第1図に示すような、いわゆるタイコのよ
うな形状を指し、厚さも3〜8II1m程度のものを指
す。
タイコ形状は用途により寸法が変化するが、端止めサイ
ズとしてはかなり小さい。従ってポリオキシメチレン超
延伸体に単にこのタイコ形状に例えばエポキシ樹脂等で
接着成形しても接着面積が掻端に小さく接着力も低い為
、すぐ抜けてしまい、ポリオキシメチレン超延伸体の引
張強力に見合った応力で端止めする事が出来ない。本発
明者らはこのタイコ形状をポリオキシメチレン超延伸体
を金属バイブを用いてかしめた後、エポキシ樹脂、合成
樹脂、合金等でタイコ形状に成形させる方法を既に完成
した。本発明はこのタイコ形状での端止め強力を更に向
上させる方法を提供するものである。
〈発明が解決しようとする問題点〉 高強度・高弾性率を有するポリオキシメチレン超延伸体
を用いて端止め加工して接着した場合、従来の接着剤に
よる加工方法ではポリオキシメチレン線材と接着剤間の
接着性不良により、端部で界面剥離が発生し、高強度で
両端で保持する事が出来ない。すなわち、実使用強度が
小さいという欠点を有する。本発明はポリオキシメチレ
ン超延伸線条体の端末の離脱強力の向上した端止め加工
方法を提供するものである。
く問題点を解決するための手段〉 本発明は、高強度、高弾性率ポリオキシメチレン超延伸
体を端止めするにあたり、ポリオキシメチレン超延伸体
の端部に熱可塑性樹脂を溶融状態で付着させ、ただちに
その上に金属パイプをかしめた後、樹脂または合金にて
包埋、端止め部を形成する事を特徴とするポリオキシメ
チレン超延伸体の端止め方法である。
本発明方法に用いるポリオキシメチレンは原料としてホ
ルムアルデヒド又はトリオキサンを用い、公知の重合方
法で得られる。また、ホモポリマー及びエチレンオキシ
ド等を共重合したコポリマーのいずれであってもよい。
高強度・高弾性率ポリオキシメチレン超延伸体は誘電加
熱延伸方法又は外部加圧加熱延伸法により得られる。そ
の製造技術としては、例えば誘電加熱延伸法は特開昭5
7−148616号公報に、外部加圧加熱延伸法は特開
昭60−183122号公報に開示されている。ポリオ
キシメチレン未延伸体を延伸比8〜35倍に変えること
により引張強度で0.5〜1.7GPa、引張弾性率で
10〜50GPaに変化させる事が可能である。本発明
に用いる場合、ポリオキシメチレン超延伸体は引張弾性
率10GPa以上が好ましい。更に望ましくは引張弾性
率として20GPa以上引張強度で1.0GPa以上が
好ましく、それ以下の場合ケーブル用途に利用した場合
、超延伸体として高物性が期待できない。又、線径とし
ては、0.3〜10mmのものが使用可能である。線径
は製造する用途により、任意に選択可能である。
ポリオキシメチレン超延伸線条体は素線または撚糸体の
形態で使用する。撚糸体は通常数本の超延伸体を撚り合
わせて製造する。通常3〜19本の線材から撚糸体を形
成する。また、このような撚糸体を更に複数本合わせて
撚り合わせる事も可能であり、この形態で使用される。
本発明において、ポリオキシメチレン超延伸体にはポリ
オキシメチレン素vAjIL独及びポリオキシメチレン
の撚糸体での使用形態を包含する。ポリオキシメチレン
超延伸体の端部は本発明ではタイコあるいは円柱形状に
加工する。タイコあるいは円柱形状に加工するにあたり
、ポリオキシメチレン超延伸体の端部に金属パイプをか
しめる。金属パイプはある程度硬いのが好ましく、SU
Sパイプが好ましい。また、かしめる金属パイプのサイ
ズは肉厚1〜51IIIIlが好ましり、薄ければ、か
しめた後の離脱強力が低く、また厚ければ、かしめるの
が困難となる。金属パイプの長さは製造するタイコの形
状により、すっぽりとタイコ形状のなかにはいってしま
うのが良い。一般には外径7mmのタイコを製造する場
合、3.51程度の長さが好ましい。金属パイプの長さ
はある程度必要であり、短いと、かしめた時変形が発生
して端末破壊にいたり目標の離脱強力が得られない。本
発明は金属パイプをかぶせる前に、ポリオキシメチレン
超延伸体の端部に熱可塑性樹脂を溶融状態で付着させ、
ただちにその上に金属パイプをかしめる事が重要である
。従来の単に金属パイプをかしめる方法に比較して、こ
の端末部に熱可塑性樹脂を溶融状態で付着させる本発明
では、溶融した熱可塑性樹脂を金属パイプ間に介在させ
る為、金属パイプをかしめる際のかしめ圧力を一旦溶融
状態の熱可塑性樹脂で受ける為均−の力でポリオキシメ
チレン超延伸線条体に作用するものと考えられる。本発
明の場合、熱可塑性樹脂は溶融した状態で付着させるこ
とが必要である。
熱可塑性樹脂が固化した場合は、かしめによって樹脂が
破壊あるいはポリオキシメチレン超延伸線条体の破断が
発生するため、効果が見られない。
本発明に用いる熱可塑性樹脂としては、ポリオキシメチ
レン、ポリエチレン、ポリプロピレン等の融点がポリオ
キシメチレン超延伸線条体の融点である約185℃に近
い融点を持つ事が必要である。
融点がポリオキシメチレンよりかなり高い例えば融点が
200℃を越すナイロン、ポリエステル樹脂のような場
合、溶融状態でポリオキシメチレン超延伸線条体に付着
させる際にポリオキシメチレンの溶融が生じる為、好ま
しくない。熱可塑性樹脂の加熱方法としては通常のオイ
ルバスあるいはヒーター等によるもの、スクリュー型押
出機によるものが使用可能である。いずれにしても熱可
塑性樹脂を溶融状態のままポリオキシメチレン超延伸線
条体に付着させられる方法であればいずれであってもよ
い。また熱可塑性樹脂の付着量としては、いずれにして
もポリオキシメチレン超延伸線条体と金属パイプの間を
介在できる量があればよく小量でよい。金属パイプをか
しめた後、タイコあるいは円柱形状には、エポキシ樹脂
あるいは低融点合金で成型加工を行なう。この場合は一
般的な流し込み方法が利用できる。
本発明による端止め加工では、タイコ加工した場合、端
止め効果があるかどうかは次ぎに示す離脱強力を測定す
ることにより評価することができる。離脱強力は、次ぎ
に示す方法により求める。
すなわち、第1図に示すようにポリオキシメチレン超延
伸体より本発明によるタイコ形状に端末加工を行い、こ
のものを通常の引張試験機に装着して、引張試験を行う
。離脱試験はポリオキシメチレン超延伸体を引き抜く事
により行われ、その際の離脱の場合の最大応力(kg 
)をもって離脱強力とする。
〈実施例〉 本発明を実施例により更に詳細に説明する。
実施例1、比較例1 引張弾性率40GPa、外径0.5 mmの熱媒加圧延
伸法により得られたポリオキシメチレンホモポリマー〔
旭化成工業(株)テナック3010)の超延伸線条体を
素材として、1×7構成の撚糸体を製造した。撚糸体は
外径は1.5 mmであり、これを用いてタイコ形状の
端末加工を行った。まず超延伸線条体の端部に押出機か
ら吐出させた溶融ポリオキシメチレン(テナック301
0)を付着させ、この上に、ただちに外径4mm、内径
2mm、長さ3.5 mmのSUSパイプをかぶせ圧着
ペンチでかしめた。比較例として、熔融ポリオキシメチ
レンを付着させないでかしめたもので端末加工した。
かしめた後、外径71IIII+、長さ6mmの円柱状
の型にエポキシ樹脂を流し込み、端末とした。この時の
離脱強力は95に+rを示し、比較例での溶融樹脂を用
いない方法では65kgであった。本発明では端末の離
脱強力が向上している事がわかる。
実施例2、比較例2 引張弾性率40GPa、外径2mm0熱媒加圧延伸法に
より得られたポリオキシメチレンホモポリマー〔旭化成
工業(株)テナック3010)の超延伸線状体を用いて
端末加工を行った。まず端部に溶融ポリエチレン〔旭化
成工業(株)サンチック〕を付着させた後外径4mm、
内径2.5 mm、長さ4mmのSUSバイブをかぶせ
、油圧プレス機で圧着し、低融点合金〔ローゼ合金〕で
6φX10mmの円柱状に固化させた。この時の離脱強
力は100kgを示し、SUSパイプを用いない単なる
合金加工を行う方法での80kgより約20kgの向上
効果を示した。
〈発明の効果〉 高強度、高弾性率ポリオキシメチレン超延伸体を端止め
するにあたり、ポリオキシメチレン超延伸体の端部に熱
可塑性樹脂を溶融状態で付着させ、ただちにその上に金
属パイプをかしめた後、樹脂または合金で包埋、端止め
部を形成することにより、従来の単にポリオキシメチレ
ン超延伸体に合金でタイコを形成する、あるいはエポキ
シ樹脂で成形する方法に比較して、ポリオキシメチレン
超延伸体の端部からのすり抜けが防止でき、構成素材で
あるポリオキシメチレンの高強力を実用上利用する事が
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は離脱強力を測定する為の試料の形態を示す斜視
図であり、1はポリオキシメチレン超延伸体、2はポリ
オキシメチレン、3は金属パイプ、4は樹脂あるいは合
金である。 特許出願人  旭化成工業株式会社

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 高強度、高弾性率ポリオキシメチレン超延伸体を端止め
    するにあたり、ポリオキシメチレン超延伸体の端部に熱
    可塑性樹脂を溶融状態で付着させ、ただちにその上に金
    属パイプをかしめた後、樹脂または合金にて包埋、端止
    め部を形成する事を特徴とするポリオキシメチレン超延
    伸体の端止め方法
JP63089222A 1988-04-13 1988-04-13 ポリオキシメチル超延伸体の端止め方法 Pending JPH01262121A (ja)

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