JPH01184691A - 電子カセット装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はカセットパッケージを利用した１例えばカセッ
トテープレコーダやディスク装置に係わり、゛特にカセ
ットパッケージの構造及び構成、記録再生デツキの構成
に関する。

（従来の技術〕 カセッ１−パッケージを使用した記録再生装置には、音
声信号を記録再生するカセットテープレコーダや、映像
信号を記録再生するビデオテープレコーダなどがある。

これら装置はカセットテープパッケージと記録再生デツ
キからなる。カセットテープパッケージは２つのリール
にテープを巻付けたものであり、記録再生デツキはカセ
ットテープパッケージのリール間のテープにヘッドを当
てこのようなカセットパッケージを利用した記録再生装
置は、記録容量が大きい反面アクセス速度が遅いという
共通の欠点がある。例えばビデオテープレコーダのアク
セスは、早送り再生やテープ巻き取り再生の繰り返しに
より行うのが通常である。早送り再生は、テープを引出
しシリングに巻き付けている関係上テープ送り負荷が大
きく１通常再生の１０倍程度が限度でありアクセス時間
が長くなる。

一方、テープ巻き取り再生の繰り返しによる方法では、
目的位置を検出するまでに上記操作を何回も繰り返す必
要があり、アクセス時間が長くな上記問題点を解決する
ために、本発明の電子カセット装置では、カセットパッ
ケージの内部およびその表面上に、メモリ、演算素子等
の能動素子とバックアップ用電源と記録再生デツキとの
間で信号及び電源を接続する手段を具備し、記録再生デ
ツキには記録再生装置とメモリ、演算素子等の能動素子
と主電源とカセットパッケージの能動素子及びバックア
ップ用電源と記録再生デツキとの間で信号及び電源を接
続する手段と前記力セラ１−パッケージと記録再生デツ
キの能動素子を制御する為の信号入力端子とを具備する
。

〔作用〕

本発明は上記構成により、カセットパッケージの能動素
子及びバックアップ用電源と記録再生デツキの能動素子
及び主電源との間で信号および電源を人出することで、
前記問題を解決する。例えばビデオテープレコーダがご
とき装置においては、前記能動素子の中のメモリにカセ
ットテープに録画した番組の代表的画面と対応したテー
プアドレスを記憶させる。このとき、特定の番組を高速
アクセス可能な前記能動素子に記憶した画面で選び、前
記テープアドレス位置をリールの巻き取りにより頭出し
すればよい、テープの巻き取り時の負荷は早送り再生時
の負荷に比べ非常に小さいため、早送り再生の何倍かの
速度でテープを送ることができ、その結果アクセス時間
を大巾に短縮できる。

〔実施例〕

以下、図面を用いて本発明装置の実施例を説明する。第
１図（ａ）は本発明装置のカセットテープパッケージｌ
の構造を示す図である。以後パッケージｌと省略して呼
ぶ。２はメモリや演算素子等からなる能動素子で、テー
プ走行の妨げにならないように例えばパッケージｌのま
わりに低く配置する。３は能動素子２のメモリ内容を一
時的に保持させるためのバックアップ用電源であり、同
様にテープ走行の妨げにならないように例えばパッケー
ジ１の隔部分に配置する。不揮発性メモリを使用する場
合は、バックアップ用電源３は特に必要ない、４ａはパ
ッケージ１と記録再生デツキの間で、信号および電源を
接続するための端子であり、記録再生デツキ側の接続端
子４ｂと接触するため、パッケージｌの接続端子４ａ部
分は補助板を張合わせるなど物理的強度を高める必要が
ある。５は能動素子２とバックアップ用電源３と接続端
子４ａとを電気的に接続するための配線であり、これは
パッケージ１にプリント配線する。

第１図（ｂ）は記録再生デツキの構成を示すブロック図
である。４ｂは記録再生デツキとパッケージｌの間で、
信号および電源を接続するための端子である。１０はヘ
ッド、プリアンプ、等化器等からなる記録再生装置であ
る。１１はメモリや演算素子等からなる能動素子である
。１２は能動素子１１とパッケージｌ側の能動素子２の
駆動及び、バックアップ用電源３の充電に用いる主電源
である。１３は能動素子１１と主電源１２と接続端子４
ｂとを電気的に接続するための配線である。

次に、上記パッケージ１と記録再生デツキを用いた場合
の高速アクセス動作について説明を加える。

能動素子２にはパッケージｌに録画された番組の中で代
表的な静止画像とその番組の始まるテープアドレスを記
憶させる。能動素子２には第２図に示すごとく複数組の
静止画像２１ａ〜２ｎａとテープアドレス２１ｂ〜２ｎ
ｂが記憶できる。以後、何組目かを示すアドレス３０を
検索アドレスと呼ぶことにする。まず、静止画像の登録
動作について説明を加える。記録再生装置１０で記録ま
たは再生する画像の中で代表的な静止画像と対応したテ
ープアドレスは、接続端子４ｂ、４ａを介して能動素子
２の入力端子、１４ａで指定する検索アドレスに記憶す
る。ここで、テープアドレス２ｉｂ位置の画像と静止画
像２ｉａとは必ずしも一致しないため、静止画像２ｉａ
とテープアドレス２ｉｂの設定は独立に行なえるように
しておく。

静止画像２ｉａはパッケージ１に記憶された画像である
必要は特になく、もちろん記録再生装置１０に入力する
信号を記憶させてもよい。

高速アクセス時は、能動素子２に記憶された静止画像２
ｉａ〜２ｎａｓ対応したテープアドレス２ｉｂ〜２ｎｂ
の中で、入力端子１４ａで指定する検索アドレスｉの静
止画像２ｉａと対応したテープアドレス２ｉｂを読み出
す。静止画像２ｉａは記録再生装置１０に転送し、モニ
タに出力する。

ここで、検索アドレス２３を変えることで登録静止画像
２ｉａ〜２ｎａを全て見ることができ、その結果特定の
番組が選択できる。テープアドレス２ｉｂは能動素子１
１に転送し、記憶される。入力端子１４ｂは選択した番
組を指定するための信号入力端子であり、記録再生袋！
ｉ！１０ではこの信号に基づき能動素子１１に記憶され
たテープアドレスと記録再生装置１０で検出するパッケ
ージ１のテープアドレス２ｉｂとを一致させるようにテ
ープの巻き取りを制御する。テープアドレスが一致した
ら、記録再生装置１０を再生状態にする。

上記実施例は画像信号に対するものであったが。

音声信号に対しても同様のことが成立することは言うま
でもない。また、上記実施例はカセットテープレコーダ
に関するものであったが、ディスク装置においても同様
のことが成立することは言うまでもない。

〔発明の効果〕

本発明によれば、検索時間は能動素子のアクセス時間と
テープの巻き取り時間で済み、従来の通常再生あるいは
早送り再生による検索に比ベアクセス時間を大幅に短縮
することが出来る。

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ｂ）は本発明装置の基本構造を示す図
、第２図は第１図（ａ）の能動素子の記憶内容を示す図
である。 １・・・カセットテープパッケージ、２，１１・・・能
動素子、３，１２・・・電源、４ａ、４ｂ・・・接続端
子。 ５．１３・・・配線、１０・・・記録再生装置。 １７回　　　・ （ｇ） １２旧 忌文フｈ久

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、カセットパッケージに、メモリ、演算素子等の素子
   と、バックアップ用電源と、記録再生デッキとの間で信
   号及び電源を接続する手段とを具備し、記録再生デッキ
   には記録再生装置とメモリ、演算素子等の素子と主電源
   とカセットパッケージの素子及びバックアップ用電源と
   記録再生デッキとの間で信号及び電源を接続する手段と
   前記カセットパッケージと記録再生デッキの素子を制御
   する為の信号入力端子とを具備した電子カセット装置。