JPH01135142A - 受信データ検出方式 - Google Patents

受信データ検出方式

Info

Publication number
JPH01135142A
JPH01135142A JP62291822A JP29182287A JPH01135142A JP H01135142 A JPH01135142 A JP H01135142A JP 62291822 A JP62291822 A JP 62291822A JP 29182287 A JP29182287 A JP 29182287A JP H01135142 A JPH01135142 A JP H01135142A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
bit
phase
circuit
reception
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP62291822A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0368580B2 (ja
Inventor
Kazu Moriyama
森山 和
Osamu Naruse
鳴瀬 修
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kokusai Electric Corp
Original Assignee
Kokusai Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kokusai Electric Corp filed Critical Kokusai Electric Corp
Priority to JP62291822A priority Critical patent/JPH01135142A/ja
Publication of JPH01135142A publication Critical patent/JPH01135142A/ja
Publication of JPH0368580B2 publication Critical patent/JPH0368580B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (発明の属する技術分野) 本発明は、固定局と複数移動局または移動局相互がHF
(短波)回線によってデータ伝送を行う場合のダイバー
シティ受信の同期補正をビット単位で行う受信データ検
出方式に関するものである。
(従来の技術) 固定局と複数移動局または移動局相互間がHF回線によ
ってデータ伝送を行う場合、従来はダイバーシティ受信
方式の受信側でその都度、時間。
場所などによってモニターした上で最適とみなした受信
系を選んで受信を行っているが、HF回線特有のフェー
ジング、マルチパルス等の雑音によって同期がずれ、同
期位相の補正を行っても同期のずれに追従する有効な方
法がないため誤りのデータが多く符号歪も大きいため、
連続して良品質のデータを受信することが困難であった
(発明の目的) 本発明の目的は、上述のような欠点を除くため、自動的
にS/Nの良好な受信系を選び、HF回線特有のフェー
ジング、マルチパル等の雑音による同期ずれや同期補正
の乱れを追従補正することにより連続して良好な回線品
質を確保した受信データ検出方式を提供することにある
(発明の構成と動作) 本発明は、HF回線によってデータ伝送を行う場合、受
信側の移動局が地理的にどのように散在していても、複
数波中の最適1波を選択して偏波面入射角・スペースダ
イバーシティの受信方式で常にビット単位に複数受信系
のS/Nを比較して良い方の受信系を選んでデータを出
力し、かつ良好な受信系側のビット同期追従補正を可能
にして、ビット誤り率を改善するとともにHF回線で発
生するフェージング、マルチパス等による雑音障害を防
止し、しかも短時間の雑音発生に対しても有効なビット
同期の受信データを検出することを特徴とするものであ
る。しかもこの方式はいがなる変復調方式の受信装置に
も適用でき、特に広い地域の複数移動局に対して連続し
て良品質回線を確保してデータ受信が行われることを実
現したものである。
以下図面により本発明の詳細な説明する。
第1図は、本発明を適用しようとする固定局Aと移動局
BI、B2 、B2・・・BfiがHF帯の無線周波f
+、fz・・・fゎにてディジタルデータを送受信する
場合、第2図は移動局B、、B、、B、。
B4・・・B7が相互に同様の送受信を行う場合の通信
系の系統図である。
第3図は固定局あるいは移動局の送信側ハードウェア構
成例で、31はコンピュータ又はテレタイプライタ等の
送信端末、32は送信端末31がらのディジタル符号を
無線周波で送信するための変調器(MOD)で、送信機
TX、アンテナ33により送信される。通常FSX (
周波数偏移)又はPSK(位相偏移)変調方式が採用さ
れ、かつ、伝送路途中での混信、マルチパス、フェージ
ング等による影響を避けるために、伝送帯域内に1チャ
ネル当りの変調速度が10(1〜150 bps(bi
t/s)程度の複数のサブチャネルを設ける。
第4図は受信系の系統図で、(1)は1台のアンテナ4
1と受信機RXで受信する場合、(2)は本発明を適用
する2系統のアンテナ44.45と受信機RX、。
RX2を設けた偏波面入射角・スペースダイバーシティ
受信方式によるブロック図である。(1)の42は受信
信号を復調検波する復調器(DEM) 、43はコンピ
ュータ、プリンタ等の受信端末である。
(2)の受信機RX、、RX2の出力は、復調器(DE
M)46に入力される。この場合、RX、とRX。
のどちらの受信系が良好かを受信データのビット単位に
S/Nを比較検出して受信系を切替え、受信端末47へ
出力する。データ伝送の変復調方式には各種の方式があ
るが、以下FSK方式の場合について説明する。
第5図は、本発明の第1の実施例として第4図(2)の
復調器46の篩細を示すもので、無線周波fl+f2・
・・fアのそれぞれの伝送帯域の中にサブチャネルを1
チヤネルだけ割当てられた場合のダイバーシティ受信方
式によるFSK変調波の受信復調検波回路の構成例図を
示す。アンテナ51と受信機RX、に接続されたサブチ
ャネルCHIの復調部、アンテナ52と受信機RX、に
接続されたサブチャネルCH21の復調部、及び2つの
受信系RX、、RX2に共通な同期回路部から構成され
ている。
第7図は、本発明の第2の実施例として第4図(2)の
復調器46の詳細を示すもので、第6図に示す伝送帯域
Δfの中に複数のサブチャネルCHI(f+。)〜CH
n(fan)を配置し、各サブチャネルごとに100〜
150bpsのFSK変調されたマルチチャネルのデー
タを受信復調するための受信復調検波回路の構成例図で
ある。
第8図はFSX変調波のサブチャネル当りの信号スペク
トラムで、縦軸はレベルの高さを示し、foImはマー
ク周波数、f018はスペース周波数である。入力され
る2進ディジタル信号によって変調器はマーク、スペー
スの周波数に変換して変調信号を作り出ず。foI は
f。−とftN’Jの中心周波数で、受信側のS/Nが
悪化すればfol□とf。Is共通の雑音領域にあるf
。1成分が増加し、スペクトラムは第8図の(1)から
(2)のように変化する。従って受信側ではS/Nの判
定にfoo、とf。+sの信号成分(S)とf。1の雑
音成分(N)の差を積分しS/N信号として用いる。こ
のS/N信号によりビット単位のダイバーシティ切替及
びビット同期補正を行うか否かの同期制御を行う。但し
、雑音による誤動作を防止するためS/N信号の値が一
定値以上のときのみビット同期補正をするものとする。
本発明の第1の実施例として伝送帯域Δfの中にサブチ
ャネルとして1チヤネルのみを設定した低速FSKデー
タ伝送の受信装置の構成と動作を第5図によって詳しく
説明する。
第5図の受信機RX、にはCHIの1チヤネルの復調検
波回路が接続されており、ダイバーシティ受信のもう一
方の受信機RX2にはCH21の1チヤネルの復調検波
回路が接続されている。CH21の復調検波回路はCH
Iと同様の回路構成を有するので詳細図は省略する。R
X、受信系の53は共通増幅器、54,55.56はそ
れぞれマーク周波数fil□、中心周波数f01.スペ
ース周波数f。、Sの各成分を取り出す帯域フィルタで
ある。伝送帯域Δfの中に1チヤネルのみの低速データ
伝送の場合、HF回線のフェージング幅を考え中心周波
数f01に対し一例として±200Hz程度のシフト幅
でマーク周波数f0111+ スペース周波数furs
が設定される。
この場合のマーク周波数fol□、スペース周波数fO
I@を取り出す帯域フィルタの帯域幅Δfm、Δfsは
、それぞれ約50〜75Hz程度にとる。57,58.
59は増幅器、501,502,503はダイオード検
波器で、ここで入力は直流成分に変換され、それぞれマ
ーク信号、中心周波数成分、スペース信号の検波出力が
得られる。504は差動増幅器で、マーク、スペース信
号成分を取り出し増幅器505を経て積分器506に送
られ、ここで信号成分を1ビットずつ積分する。507
はサンプリング回路で、積分器506からの信号を検出
する役目をもっている。また508はマーク、スペース
両信号fo+m、fo+sの加算器で、この加算器50
8の出力(信号成分)と中心周波数f。1のダイオード
検波器502の出力(雑音成分)との差を加算器509
でとり、これをS/N信号成分として増幅器510にて
増幅後、積分器511にて1ビットずつのS/N信号を
積分し、サンプリング回路512によってS/N信号を
取り出す。
513は比較回路で、サンプリング回路512からのR
X 1受信系CHI (7)S/N信号と、RX2受信
系CH21のS/N信号を比較して良い方の受信系を選
択し、切替器514にS/Nの良い方の受信系のデータ
出力をビット単位に切替信号として出力する。このよう
にビット単位のS/N信号を比較して受信系を切替える
ダイバーシティの受信方式が実現できる。
RX I、 RX 2両受信系に共通して設けられた1
つの同期回路には、水晶発振器5163分周器517.
タイミングパルス発生器518と、RX を受信系のC
Hlのサンプリング回路507の出力を受けて微分する
微分回路515、RX2受信系のCH21の同様のサン
プリング回路の出力を受けて微分する微分回路520、
及びそれぞれの微分回路515,520 カら得られる
変換点パルス1.2のいずれかを選ぶ切替器519があ
り、選ばれた変換点パルスがタイミングパルス発生器5
18を動作させてクエンチパルスCKLCK21及びサ
ンプリングパルスCK2. CK22を取り出す。この
クエンチパルスCK2. CK21及びサンプリングパ
ルスCK2. CK22はそれぞれCHL CH21の
積分器、サンプリング回路に供給される。
次に本発明の第2の実施例として、第6図の伝送帯域Δ
fの中に複数のサブチャネルCHI (f、、)〜CH
n(f+7)を配置しサブチャネル毎に復調検波回路を
もつ低速FSXデータ伝送の受信装置を第7図によって
詳しく説明する。第7図の受信機RxIには受信データ
をサブチャネル毎に分配する分配器721を介してCH
I〜CHnの各サブチャネルの復調検波回路が分岐接続
されており、ダイバーシティ受信のもう一方の受信機R
X2には同様に分配器722を介してCH21〜CH2
nの各サブチャネルの復調検波回路が分岐接続されてい
る。
各サブチャネルの復調検波回路の構成と動作は、第5図
の第1の実施例の場合と同様であるが、RX、、RX2
の両受信系のS/N信号によるダイバーシティ判定は、
それぞれの受信系のサブチャネルの内1つのサブチャネ
ル、例えばCHIとCH21を選び受信データのビット
単位でS/N信号を比較回路713で比較し、良い方の
受信系を選択し切替器714で切替えて出力信号を取り
出している。
サブチャネルの設定として例えば伝送帯域Δf=3 k
Hzの中に110Hz間隔で16チヤネル(n = 1
5)のサブチャネルを設けるときは、各サブチャネルの
中心周波数f111(但しn = O〜15)に対して
±45.5Hzのシフト幅でマーク、スペース周波数が
決められ、これらの帯域フィルタ74,75.76の帯
域幅はそれぞれ約f1..±10Hz程度にとる。
CHI、CH21の積分器、サンプリング回路に供給す
るクエンチパルスCKL CK21及びサンプリングパ
ルスCK2. CK22は、第5図の場合と同様に微分
回路715,720 、切替器719及び水晶発振器7
16、分周器717.タイミングパルス発生器718か
らなる同期回路部分からとり出される。723,724
はCH1〜CHn及びCH21〜CH2nのサブチャネ
ル毎に復調検波されたディジタル信号を切替器714に
並直列変換して出力するための符号処理回路である。
第9図は、第5図及び第7図の実施例についての受信デ
ータのタイムチャートであるが、動作はいずれの実施例
の場合も同じなので第5図の場合について説明する。図
中の(1)と(2)は2つの受信系RXLRX、で同時
にそれぞれ受信したサブチャネルの復調検波出力波形で
(1)はRX、受信系の差動増幅器504の出力、(2
)はRX2受信系の同様の回路出力で1ビット長をTと
すればサブチャネル当りのシンボルレートが75bps
の場合T=1/75=13.3ms (50bpsでは
20m5)  となる。(3)はRX、受信系の受信デ
ータを積分器506で積分した後の波形、(4)はS/
N信号を積分器511で積分した後の波形である。また
(7)、 (8)はRX、受信系の同じ積分器の出力波
形である。この積分時間及び(3)の積分結果からデー
タの“1”、“0”をサンプルトリガするクロックにつ
いてはRX、、RX2の受信系毎にビット単位で同期が
とれていることが本発明の重要な特徴の一つである。す
なわち(5)は1ビット当りの積分時間を決定するため
のクエンチパルスCKIで、(6)は1ビット毎に“1
″、“0″の符号検出またはS/Nを判定するために用
いるサンプリングパルスCK2である。なおRX、受信
系ではCKIはCK21、CK2はCK22に相当する
(9)はサンプリング回路507から取出されたR X
 +受信系のCHIのデータ信号波形で、出力データと
して切替器514に入力されると同時に同期補正に用い
るために微分回路515に入力される。0口)は微分回
路515から得られた変換点パルス1の波形であり切替
器519に入力される。RX、受信系もRX、受信系と
同様にしてCH21のデータ信号の積分器出力波形(7
)がサンプリング回路を経て(9)に相当する波形とな
ってCH21データとして切替器514に入力されると
当時に微分回路520にも人力され、00)の波形に相
当する変換点パルス2を取出して切替器519に入力さ
れる。切替器519で選ばれたS/Nの良い方の変換点
パルスは前に説明したように同期回路のタイミングパル
ス発生器518を作動させクエンチパルスCKL CK
21とサンプリングパルスCK2. CK22を作り出
す。すなわち受信した検波出力データ信号(9)からビ
ットの変換点を抽出し、第9図(5)のクエンチパルス
CKI と(6)のサンプリングパルスCK2の位相補
正を常時RχI、RX2の受信系毎に実施するもので、
第5図のCKl、 CK2. CK2L  CK22が
これに相当する。RX1とRX2のどちらのビットを採
用するかは、前述のように両受信系のS/N信号を比較
回路513で判定し、その結果の切替選択信号にてビッ
ト毎に切替器514を作動させ、どちらかの受信系のデ
ータ信号を出力させる。これらをさらに詳しく次に説明
する。
第9図の(4)と(8)で示した各受信系のS/N積分
出力をサンプリング回路512でサンプリングクロック
のタイミングでサンプリングして出力させ、S/N比較
回路513で比較判定し、その良好な方の受信系の出力
を選択出力とするための切替信号を切替器514に送る
。一方微分回路515,520からの変換点パルスによ
るクロック系の位相修正も、ビット毎にS/Nの良好な
系によってビット同期が行われるように、切替器519
においてS/N良好な系の変換点パルスを選択出力して
ビット位相補正が行われる。このようにRX、、RX2
の両受信系に共通する1つのビット同期回路を設けてダ
イバーシティ受信によってビット単位に出力を切替えて
も、ビット幅の差は小さく符号歪も少ないため、回路構
成上きわめて経済的である。
次に、本発明の大きな特徴であるビット同期補正につい
て説明する。
本発明のビット同期補正は、受信入力信号を復調検波し
た後のデータ符号を微分回路を通すことによって、デー
タが“1”から“O″、又は“0″から1”に変わるの
際の変換点(ビットの区切り)パルスを抽出し、その変
換点パルスを基準として受信側のクロックパルスの位相
補正を行うという方法を提供するものである。
受信側のクロックパルスは原振の水晶発振器516の出
力を分周器517で分周して得られる。例えば、サブチ
ャネルの伝送速度が75bpsの場合は75)1z(周
期T =1/75=13.3m5) 、50bpsの場
合は50Hz(T=20ms)である。このクロックパ
ルスは、最終的には前述の積分時間を決定するクエンチ
パルスCKL CK2L、及びデータとS/N信号をサ
ンプル検出する(1,0の判定)サンプリングパルスC
K2. CK22となり、その位相タイミングは変換点
パルスによりビット毎に補正される。
また変換点パルスと受信側の同期用クロックの進み、遅
れの位相関係が大きくずれている場合と僅かの場合があ
るが、前者の場合には粗調補正、すなわち受信側の同期
用クロックの引込み幅(又は補正幅)を大きくシ(本発
明では例として1変換点パルスで75bpsO時0.8
33m5.50bpsの時1.25msの補正)、後者
の場合には逆に微調補正ずなわち補正幅を小さく(粗調
時の1724すなわち75bpsで0.052 ms 
、50bpsで0.078m5の補正幅)する。
従って、受信側の同期用クロック(75bpsでは75
Hz、5Qbpsでは50Hz )に対して、受信デー
タ符号から抽出した変換点パルスの位相が進んでいるか
、遅れているかを判定すると同時にこの位相進み/遅れ
幅がどの程度か(粗調領域か微調領域か)によって以後
の位相補正処理が行われる。
第10図は、同期用クロックに対し、変換点パルスがど
のような条件にあるかによって、位相補正の同期用クロ
ックの処理方法をまとめたものである。このように粗調
/微調の切替は、ある時は補正速度を上げ、またある時
は補正速度を減少させて位相遅れ/進の補正を行うこと
により常に早く正確なタイミングで受信データ検出を実
施することができる。
またS/Nが悪く雑音成分が大きい時、雑音の変換点が
抽出されて位相補正を行うという誤動作を防止するため
、S/Nが規定値以下のときは位相補正が行われないよ
うに設定されている。
通常は、最初に受信データが入力すると粗調動作によっ
て速く位相補正を行い、−旦同期引込みがある程度行わ
れると以後は微調動作による安定した同期補正になる。
またこのように安定した位相補正を行うために、粗調同
期補正については受信データからの変換点パルスが1〜
2個程度到来してもずくに微調から粗調動作に移らない
で微調動作を続け、いくつか連続して粗調用の変換点パ
ルスが来た時のみ粗調動作を始め、微調引込みの領域ま
で追い込んでいくように考慮されている。
以下受信データ伝送速度が75bpsΦ場合について説
明する。但しく )内は50bpsの場合の数値を示す
第11図は、受信データ符号と受信側の同期用クロック
の位相のずれと補正について説明するだめのタイムチャ
ートを示す。(11)はサンプリング回路507または
707の出力で、到来受信データ符号が〔o 1011
010・・・〕の場合の符号配列である。(12)はこ
れを微分回路515,520 、または715゜720
で微分した後のビットの変換点パルスP、〜P6である
。 (13)、(14)、(15)は同期用クロック周
波数に対して、(13)は変換点パルスがt、だけ進ん
でいる場合、(14)は位相の遅れ、進みが理想的に0
0時、(15)は変換点パルスがt2だけ遅れているこ
とを示すものである。また、A、B、Cは変換点パルス
P3に対して、同期用クロ・ツクの位相のずれがどのス
リット(領域)にあるかを示すもので、Bは微調領域、
A、  Cは粗調領域と判定して以後の位相補正が行わ
れる。第11図の例では(13)は微調引込み、(15
)は粗鋼引込みとなる。
第12図は、第5図及び第7図のタイミングパルス発生
器518及び718のさらに詳しいブロック図で、本発
明による位相補正の動作を説明するための回路ブロック
図を示す。
第12図の121はタイミングパルスを作り出すための
原振の水晶発振器で、(第5図の516、第7図の71
6に相当) 2457.6kHz(1638,4kHz
)を発振し分周器122によってタイミングパルスを作
り出し最終のビット同期の安定度を確保する。分周器1
22は1/2’ = 1/128分周をし■のクロック
周波数は2457.6 X 1/27= 19.2kH
z (12,8kHz)となる。切替器124、は■の
繰り返しクロックパルスが次の分周器125に入力する
際に、微調補正の進み検出の場合にはクロックパルスを
1個付加する制御をし、又微調補正の遅れ検出の場合に
はクロックパルスを1個消去する制御をして出力する。
このようにすれば次の分周器125以後のクロックパル
スの位相が前者の場合には進み、後者の場合には遅れる
(これは第13図、第15図のタイムチャートでさらに
詳しく説明する) 125は1/24の分周器で、■では19.2kHzX
1/2’−1,2k)lz(80011z)の繰り返し
周波数となる。切替器126は、切替器124と同様に
クロックパルスを1個付加したり消去したりする機能を
もつ粗調用の回路である。
即ち、補正するためのパルス付加あるいは消去を、繰り
返し周波数の高い領域でする場合と低い領域でする場合
では最終の同期用クロックの位相補正の幅が異なり、前
者は補正幅の少ない微調補正、後者は補正幅の大きい粗
調補正となる。127は最終の75bps (50bp
s)ビットタイミングパルスを作り出すための分周器で
、1724分周され、■にはビット同期補正するための
同期用クロック75Hz(50Hz)が出力される。
一方、ライン■からはS/N検出後、規定値以上の良好
時のみ変換点パルスが到来し、進み検出回路128.遅
れ検出回路129に入力し、■のラインから入力される
同期用クロックとの位相関係を判定する。すなわち、第
11図(13) 、 (15)で示した位相の進み、遅
れのどちらの条件にあるかを判定するもので、(13)
の条件では進み検出回路128が作動し、パルス付加回
路1201により1パルスを付加して以後の分周器のク
ロックパルスの位相を進ませる。また、第11図(15
)の条件では遅れ検出回路129が作動し、パルス消去
回路1202により1パルスを消去し、以後の分周器の
クロック周波数の位相を遅らせる。付加回路1201.
消去回路1202の出力は切替器123で、粗調/微調
判定回路1208からの■のラインを介して入力される
制御信号によって、微調の場合は切替器124を経て分
周器125へ、粗調の場合は切替器126を経て分周器
127へ入力される。
次に粗調/微調の判定について説明する。1203〜1
208は、その判定を行うための回路構成で、変換点パ
ルスはライン■を経て、オールカウンタ1205、■粗
調スリット1203およびO粗調スリット1204に入
力される。同時にライン■を経て入力される同期用クロ
ック75Hz (50Hz)とつき合わせて第11図で
説明したように変換点パルスP3がAのスリットにある
場合には■粗調スリット1203を、Cのスリットにあ
る場合にはe粗調スリッ) 1204を通過してそれぞ
れスリットカウンタ1206.1207に入力される。
オールカウンタ1205、スリットカウンタ1206.
1207では、各々予めカウンタに設定しである数まで
カウントされた時に制御信号として■。
■、■のラインを経て粗調/微調判定回路1208に出
力され、粗調/微調のいずれに該当するかを判定する。
従って、同期用クロック75Hz (50Hz)に対し
て変換点パルスP3がいかなる位置にあってもオールカ
ウンタ1205はカウント作動をし、また第11図Aの
位置に変換点パルスP3があればスリットカウンタ12
06が、Cの位置にあればスリットカウンタ1207が
カウント作動する。この2つのスリットカウンタ120
6、または1207のカウント数が多いと粗調判定とな
り、受信した変換点パルスに対して受信クロック75H
z (50Hz)の位相を大幅に進ませるか、遅らせる
動作を行う。2つのスリットカウンタで同じ数だけ変換
点パルスをカウントした時は直ちに制御信号が出てオー
ルカウンタをリセットするため変換点パルスがBの位置
に集中してこない限り微調とはならない。また、A、C
のスリットに変換点パルスが1〜2個程度の時は2つの
スリットカウンタから制御信号が出ないように設定され
ている。すなわち、1度微ml fJ域に入り込むとオ
ールカウンタの出力のみがセットされ、それによって粗
調/微調判定回路1208により3つのカウンタ120
5〜1207が再びリセットされるため、微調の進み/
遅れ判定のみで位相補正され安定領域に入る。
以上のような位相補正を行えば、データ受信開始時には
同期引込みが速くなされ、また混信等による1〜2ビッ
トの誤った受信データの変換点パルスでは簡単に粗調作
動をして大幅な同期補正を行うことはない。また、連続
データ受信の状態では、微調作動は安定領域の内で微調
の進み遅れ補正を行い、常に正しいデータを出力するこ
とができる。これらの動作が同期補正されたクエンチパ
ルスCKL CK21及びサンプリングパルスCK2゜
CK22により正しいタイミングで実行される。
次に具体的なビット同期補正の方法を説明する。
第13図は、第11図(15)の遅れ検出がなされた場
合で位相補正を粗調する時の動作を説明するタイムチャ
ートで、1ビット分だけを拡大して示しである。すなわ
ち第11図の受信側の同期用クロック(15)に対し受
信データ符号の変換点パルスP3が遅れている場合の同
期引込みによる粗調補正について説明する。第13図(
21−1)は補正前の同期用クロックパルス75Hz 
(50Hz)で繰り返し周期Tは、T= 13.3ms
 (20ms)となる。(21−2)は(21−1)を
πラジアン位相を反転した75Hz (50Hz)のク
ロックパルスで、周期Tは(21−1)と等しく 13
.3msである。第12図の回路ブロック図では最終の
分周器127の出力である。第12図■のラインは、(
21−1) 、 (21−2)の両方のクロックパルス
が、進み検出回路128.遅れ検出回路129に入力す
るように接続され、受信データ符号を微分波形成形して
得られる変換点パルス(22)の■との位相関係を判別
して進み、遅れ検出のいずれかを決定する。第13図の
例では変換点パルス■の点で(23)に示すように遅れ
検出回路129が立上る。
第14図は、第12図の遅れ検出回路129と、消去回
路1202の部分の動作を説明するための回路構成図で
(22)の変換点パルス■と同期用クロックパルス(2
1−1) 、 (21−2)から遅れ検出器141によ
って出力波形(23)が得られ、(24)とのNAND
回路142の出力Oのラインには、そのNAND出力C
1″と“1″で“O”)がDタイプの1パルス発生器1
43に入力される。ここで第13図(24)は、説明を
わかりやすくするために示した(21−1)と同じ75
Hz (50Hz)のクロックパルスである。
一方、第12図の水晶発振器1215分周器122.1
25によって作られたタイミングクロックパルス600
Hz (400Hz)をさらにπ/2ラジアン位相を遅
らせた第13図(25)のクロックパルス600Hz 
(400Hz) −π/2を○のラインへ入力すると、
第13図(26)のタイムチャートで示したように1パ
ルスが発生し■のラインに出力する。このパルス幅は(
25)のクロックパルス幅と等しく、1/600 ’i
1.67m5(1/400′:2.5m5)である。こ
の1パルスは、■′のラインを経て遅れ検出器141に
人力されリセットされる。
■のラインには分周器125で分周して作り出されたタ
イミングクロックパルス(27−1)が入力され、これ
を(26)の1パルスとAND回路144でANDをと
って、(27−2)で示すように(27−1)のaの1
パルスを消去した(27−1)のクロックパルス120
0Hz(800Hz)が■のラインに出力され切替器1
23に人力される。以上が第12図の遅検出回路129
.消去回路1202の機能である。
■の出力(27−2)が切替器123を経て粗調制御の
ラインへ出力され、切替器126を通して波形(27−
1)に示すaの1パルスだけ消去された波形(27−’
2)1200Hz (800Hz )によって以後の分
周を行い分周器・127テ分周しテ(28)(7)60
0H2(’400Hz)、 (29)(7) 300t
lz (2001(z) 、 (30)の150Hz 
(100Hz)を順次作り出し、最終的に、(31)に
示す補正後の同期用クロックパルス75Hz (50)
iz)が得られる。
すなわち第13図の(21−1)と(31)の波形を比
較すると判るように、(22)の変換点パルス■により
(21−1)の位相をt21だけ遅らせることができる
。t21は粗調の場合、0.833m5 (1,25m
5)となる。すなわち1つの変換点パルスで粗調時は0
.833m5 (1,25m5)の遅れ又は進みの補正
を行うことが出来る。
次に第15図は、第11図(13)の進み検出がなされ
た時第12図の回路によって微調による位相進みの補正
を行う場合のタイムチャートで、1ビット分だけ拡大し
て示しである。すなわち第11図の受信側の同期用のク
ロック(13)に対して受信データ符号の変換点パルス
P3が進んでいる場合の同期引込みによる微調補正につ
いて説明する。第15図(41)は補正前の同期用クロ
ックパルスで、繰り返し周期Tは、T=13.3ms 
(20ms)となる。第12図の回路ブロック図ではラ
イン■のクロック波形である。(42)の■は第12図
■のラインの受信データ符号による変換点パルスで、そ
の変換点パルス■と(41)の同期用クロックの位相条
件を検出すると、ディジタル符号で両方とも“1″であ
るから進み検出回路128が動作し第15図(43)の
タイムチャートで示すように立上る。(44)は同期用
クロック(41)をπラジアンだけ位相をずらしたクロ
ックであり、後に記述するように1パルス発生の条件ク
ロックとして用いる。第15図の(45)〜(51)の
タイムチャートは、説明をわかりやすくするために(4
1)〜(44)の場合より時間軸の範囲を拡大して記述
しである。(45)は38.4kHz(25,6kHz
)の繰り返しクロックで、第12図の水晶発振器121
で発振させた2457.6kHz (1638,4kH
z)の出力を分周器122によって分周して得られたク
ロック周波数である。これをさらに同じ分周器122で
2分周して(46)の19.2(12,8)kHzが得
られる。(47)は(46)をπ/2ラジアン位相を遅
らせたクロックで19.2(12,8)kHz −π/
2となる。
第16図は、第12図の進検出回路128.付加回路1
20fの部分の動作を説明するための回路構成図である
。進検出器161の入力には変換点パルス(42)と同
期用の75Hzのクロック(42)が入力され、両者の
位相条件を判断して変換点パルス■の時点で、進検出器
161が作動し、その出力には第15図(43)で示す
出力波形が得られる。この出力(43)と(44)の7
5Hz(50)1z) −rcクロックをNAND回路
162(“1#と“1″で出力“0”)に入力すると、
その出力■のラインに第16図で矢印で示すクロック波
形が現れ、Dタイ1フ991フ091回路からなる1パ
ルス発生器163のD入力となる。1パルス発生器16
3の入力Cに第15図(47)の19.2kllz (
12,8kHz) −rc /2のクロックが入力され
ると、出力■には第15図の(48)に示すパルス幅1
/19.2(12,8)k)1z#0.052(0,0
78) msの1パルスが得られる。進み検出器161
は、1パルス発生器163のQ出力からライン■に出力
される(48)と逆位相のパルスが出力し、リセットラ
イン■“を経て元の状態にリセットされる。ライン■に
出力される1パルス(48)と、19.2(12,8)
k)Izのクロック(46)をEXCLUSTVE N
OR回路164(真理値表では入力が“1”、“1”又
はθ″、“O”のとき出力が“0”、入力が“ド、“0
”又は“0″、“1″のとき出力が“l”)を通すと1
パルス発生の前後で第15図(49)b、cに示すよう
に1パルスが付加されたクロックが得られる。これが第
16図■のラインへ出力され、切替器123.124を
経て以後の分周器125゜127のクロックの位相補正
が行われる。即ち第15図(49)のbクロック以後の
位相が進む。これが第15図(50)、 (51)、(
52)及び(53)のタイムチャート波形である。但し
、(52) 、 (53)の横軸の時間間隔は(41)
〜(44)と等しい割合のタイムチャートである。(5
3)は補正後の同期用クロック75Hz (50Hz)
で、補正前の(41)に比べて1つの変換点パルス■に
よってt++ =0.052 ms (0,078ms
)の同期引込みをして位相の進み補正がなさている。こ
の補正後のクロックパルスによってサンプリングパルス
CK2. CK22、クエンチパルスCKl、 CK2
1の位相タイミングが決定される。
第14図、第16図の1パルス発生の出力は、第12図
の切替器123に入力されるが、ここで補正幅の大きい
時すなわち粗調の時は切替器126を経て分周器127
に入力し、補正幅の小さい時すなわち微調の時は切替器
124を経て分周器125に入力される。本例では粗調
時は600 (400) Hz、微調時は9.6(6,
4kHz)のクロックパルスの位相を補正することによ
って同期用クロックパルス75Hz (50Hz)が補
正され正常な受信データが得られる。
以上遅れ検出による粗調の場合と、進み検出による微調
の場合の2つの実施例について詳しく説明したように、
本発明は受信装置の内部の同期用クロックパルスを、受
信データから取り出した変換点パルスと、ビット毎に相
互の位相関係を比較し、第11図のスリット幅A、B、
Cのいずれであるかを検出して進み/遅れ及びずれ幅を
同時に判定し、かつ、ずれ幅を粗調/微調の2段階に分
けて補正することを最大の特徴とした受信データ検出方
式である。
本発明のビット同期補正の方法は、本例ではFSKの変
復調方式で説明したが、他のいかなる変復調方式でも復
調検波後に本発明を採用することができ、HF回線のよ
うに回線品質の悪い無線回線を用いても特に受信開始時
には比較的早く同期引込みができ、かつ受信途中では微
調作動による同期補正を続けることにより安定した受信
データ検出が可能である。またS/N信号検出制御を設
けであるため雑音によるビット同期補正の誤動作もない
。しかも複数の受信系をもつダイバーシティ受信の場合
でも1つのビット同期回路を切替えて共通使用出来るた
め、回路構成も経済的で、かつ最終出力の符号歪も少な
くすることができる。
(発明の効果) 本発明によれば、特に移動速度の早い航空機あるいは遠
距離に散在する船舶を含む移動体が、固定局からの一方
的に連続して複数の周波数で送信されるデータを受信す
る際に、最小の受信設備で良品質の無線伝送回線を構成
することが可能であす、また時々刻々受信電界が変化す
るため連続して良好な受信が困難であった従来の無線回
線の受信品質を大幅に改善すること、送受信設備を簡単
にすること、伝送効率を改善したこと等は本発明の著し
い効果である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した固定局と移動局の通信系統図
、第2図は本発明を実施した移動局相互の通信系統図、
第3図は送信系の構成図、第4図は受信系の構成図、第
5図は本発明の第1の実施例である復調検波回路概要図
、第6図は複数サブチャネルを有する変調信号スペクト
ラム何回、第7図は本発明の第2の実施例である複数サ
ブチャネルの受信装置の復調検波回路概要図、第8図は
FSX変調波の信号スペクトラム別図、第9図は第5図
の概要図における各部のタイムチャート、第10図は本
発明による同期位相補正処理の判断図、第11図は本発
明の詳細な説明するための受信データと同期用クロック
のタイムチャート、第12図は本発明の位相補正の方法
を説明する回路ブロック図、第13図は本発明による遅
れ位相の補正を説明するためのタイムチャート、第14
圓は第13図の遅れ位相の補正方法を説明するための回
路ブロック図、第15図は本発明による進み位相の補正
を説明するためのタイムチャート、第16図は第15図
の進み位相の補正方法を説明するための回路ブロック図
である。 A・・・固定局、 B、〜B11・・・移動局、f、、
f2〜fI。 ・・・送信周波数、 TX・・・送信機、 RX、RX
、。 RX2・・・受信機、 Δf・・・伝送帯域幅、flo
〜fl、l・・・サブチャネル周波数、A、 B、 C
・・・スリット(領域)、 31・・・送信端末、 3
2・・・変調器、33、41.44.45.51.52
.71.72・・・アンテナ、42、46・・・復調器
、 43.47・・・受信端末、 53゜73・・・共
通増幅器、 54.55.56.74.75.76・・
・帯域フィルタ、 57.58.59.505.510
゜77、78.79.705.708・・・増幅器、 
501.502゜503、701.702.703・・
・ダイオード検波器、504、704・・・差動増幅器
、 508.509.708.709・・・加算器、 
506.51L 706.711・・・積分器、507
 、512 、707.712・・・サンプリング回路
、513.713・・・比較回路、 514.519.
 714.719゜123、124.126・・・切替
器、  515.520.715゜720・・・微分回
路、 516.716.121・・・水晶発振器、 5
17.717.122.125.127・・・分周器、
51B 、’71B・・・タイミングパルス発生器、 
 721゜722・・・分配器、 723.724・・
・符号処理回路、12B・・・進み検出回路、 129
・・・遅れ検出回路、1201・・・付加回路、 12
02・・・消去回路、 1203・・・■粗調スリット
、 1204・・・○粗調スリット、1205・・・オ
ールカウンタ、 1206.1207・・・スリットカ
ウンタ、 1208・・・粗調/微調判定回路、141
・・・遅検出器、142.162・・・NANDAND
回路3.163・・・1パルス発生器、144・・・A
ND回路、164 ・EXCLUSIVE NOR回路
。 第1図 第2図 第3園 華8図 iolm  tol   fots 周破数□ 周破牧−−

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  固定局と複数移動局または移動局相互が短波回線によ
    ってデータ伝送を行い2系統受信のダイバーシティ方式
    による受信側で受信データを復調検波する場合、ビット
    単位に信号成分と雑音成分の差を積分して得られたS/
    N信号を両受信系について比較して良い方の受信系にビ
    ット単位で選んで出力切替するとともに、その選ばれた
    受信系の受信データ符号を微分して得られた変換点パル
    スの位相と前記2系統受信に共通する1つの原振クロッ
    クから少なくとも2段階の分周回路を経て得られた1ビ
    ット長の同期用クロックの位相とを前記変換点パルスが
    到来するごとに比較して前記同期用クロックの位相の前
    記変換点パルスの位相に対する進み、遅れおよび位相差
    の量を検出し、前記少なくとも2段階の分周回路に対し
    て進み判定時には1パルス発生、遅れ判定時には1パル
    ス消去の制御を行い、かつ、前記位相差の量が予め定め
    た範囲を超えた時には前記少なくとも2段階の分周回路
    の後段の分周回路に対して前記パルス発生と前記パルス
    消去を行い、前記位相差の量が前記予め定めた範囲に満
    たない時には前記少なくとも2段階の分周回路の前段の
    分周回路に対して前記パルス発生と前記パルス消去を行
    うことによってビット単位の位相補正を行うように構成
    されたことを特徴とする受信データ検出方式。
JP62291822A 1987-11-20 1987-11-20 受信データ検出方式 Granted JPH01135142A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62291822A JPH01135142A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 受信データ検出方式

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP62291822A JPH01135142A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 受信データ検出方式

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01135142A true JPH01135142A (ja) 1989-05-26
JPH0368580B2 JPH0368580B2 (ja) 1991-10-29

Family

ID=17773862

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP62291822A Granted JPH01135142A (ja) 1987-11-20 1987-11-20 受信データ検出方式

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH01135142A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295698A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nec Corp 選択受信方法及び受信装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006295698A (ja) * 2005-04-13 2006-10-26 Nec Corp 選択受信方法及び受信装置
JP4577074B2 (ja) * 2005-04-13 2010-11-10 日本電気株式会社 選択受信方法及び受信装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0368580B2 (ja) 1991-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6052406A (en) Frequency hopping synchronization and tracking in a digital communication system
US5144668A (en) Signal overlap detection in a communication system
US5784422A (en) Apparatus and method for accurate synchronization with inbound data packets at relatively low sampling rates
GB2293706A (en) Nested digital phase lock loop
JPH06261031A (ja) Tdmaシステムにおける記号とフレームの同期装置およびその方法
US4864641A (en) Radio data transmission system
US4993048A (en) Self-clocking system
US3484693A (en) Frequency shifted sliding tone sampled data communication system
JPS5938780B2 (ja) デジタル・モデムを同期する方式
US3493866A (en) Frequency stepped phase shift keyed communication system
US4488296A (en) Time division multiple access system for transmitting an analog signal by the use of bursts without substantial interruption
JPH01135142A (ja) 受信データ検出方式
JPH10190610A (ja) マルチキャリア方式の受信機
US3909527A (en) Frequency shift keying system and method
JPH01135143A (ja) データ通信の同期補正方式
JP3412558B2 (ja) クロック周波数制御方法及びこれに用いる受信装置
US4389643A (en) Multiplexed pulse tone signal receiving apparatus
US4011407A (en) Narrow-band eight-phase modem
JPS61101134A (ja) ダイバ−シテイ受信方法
US3577082A (en) Carrier frequency phase-readjustment device
JP2877177B2 (ja) 周波数分割多元接続通信方式における受信装置
SU403095A1 (ru) УСТРОЙСТВО ЦИКЛОВОЙ СИНХРОНИЗАЦИИ дл АДАПТИВНОЙ ЛИНИИ СВЯЗИ НА ОПТИМАЛЬНЫХ
JP2701745B2 (ja) シンボルクロック制御装置
SU1571781A2 (ru) Радиостанци
SU987834A1 (ru) Устройство поэлементной синхронизации

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees