JP7466750B1 - 情報処理装置及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンを販売所に出品する手間を軽減できるようにする。【解決手段】本発明の一実施形態に係る情報処理装置1は、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知する検知部132と、トークンとユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた、トークンの出品を開始するための出品開始条件を取得する取得部131と、ユーザがトークンの保有者になったことを検知部が検知したことを条件として、トークンとユーザとの少なくとも一方が出品開始条件を満たすか否かを判定する判定部133と、出品開始条件が満たされたと判定部が判定したことを条件として、ユーザがトークンを所定の販売所に出品するための情報を出力する出力部134と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、ブロックチェーン上で管理されるトークンの取引に関する情報を処理するための情報処理装置及び情報処理方法に関する。
特許文献1には、ユーザから作品の出品リクエストが行われたことに応じて、当該作品の所有権を示すトークンを発行し、発行したトークンをブロックチェーン上で販売する発明が記載されている。
特開2023-72号公報
特許文献1に記載された発明では、ユーザは作品の名称、価格等の情報を作品ごとに設定して出品リクエストをする必要がある。そのため、ユーザが複数の作品に対応する複数のトークンを販売する場合に、ユーザが複数のトークンそれぞれに対して情報を設定して出品リクエストをする手間が発生するという問題があった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンを販売所に出品する手間を軽減できるようにすることを目的とする。
本発明の第1の態様の情報処理装置は、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知する検知部と、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた、前記トークンの出品を開始するための出品開始条件を取得する取得部と、前記ユーザが前記トークンの保有者になったことを前記検知部が検知したことを条件として、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方が前記出品開始条件を満たすか否かを判定する判定部と、前記出品開始条件が満たされたと前記判定部が判定したことを条件として、前記ユーザが前記トークンを所定の販売所に出品するための情報を出力する出力部と、を有する。
前記出力部は、前記出品開始条件が満たされたと前記判定部が判定したことを条件として、前記ユーザが利用する情報端末に、前記トークンを前記販売所に出品するための情報を表示させてもよい。
前記取得部は、前記出力部が前記トークンを前記販売所に出品するための情報を表示させた前記情報端末から、前記ユーザが前記トークンの出品を許可することを示す許可情報を取得し、前記出力部は、前記取得部が前記許可情報を取得したことを条件として、前記トークンの出品を開始させる情報を前記販売所に送信してもよい。
前記出力部は、前記出品開始条件が満たされたと前記判定部が判定したことを条件として、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた取引条件で前記トークンの出品を開始させる情報を前記販売所に送信してもよい。
前記取引条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ユーザが利用する情報端末において指定された、前記トークンを販売する条件であってもよい。
前記取引条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ブロックチェーンにおいて前記トークンに関連付けられた、前記トークンを販売する条件であってもよい。
前記取引条件は、前記トークンの発行者又は前記トークンの過去の保有者によって前記トークンと関連付けて指定された条件であってもよい。
前記検知部は、前記ブロックチェーンにおいて前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報に前記トークンが関連付けられたことを条件として、前記ユーザが前記トークンの保有者になったことを検知してもよい。
前記出品開始条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ユーザが利用する情報端末において指定された、前記販売所において前記トークンの出品を開始する条件であってもよい。
前記出品開始条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ブロックチェーンにおいて前記トークンに関連付けられた、前記販売所に前記トークンの出品を開始する条件であってもよい。
前記出品開始条件は、前記トークンが前記ユーザによって予め指定された特性を有することを含んでもよい。
前記出品開始条件は、前記トークンの発行者又は前記トークンの過去の保有者が所定の人物又は組織であることと、前記ユーザが前記トークンを入手した手段が所定の手段であることと、の少なくとも一方を含んでもよい。
前記出品開始条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に、前記ユーザが利用する情報端末において前記ユーザが前記トークンの出品を許可したことを含んでもよい。
前記出品開始条件は、前記ユーザが所定の特性を有することを含んでもよい。
本発明の第2の態様の情報処理方法は、プロセッサが実行する、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知するステップと、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた、前記トークンの出品を開始するための出品開始条件を取得するステップと、前記ユーザが前記トークンの保有者になったことを前記検知するステップにおいて検知したことを条件として、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方が前記出品開始条件を満たすか否かを判定するステップと、前記出品開始条件が満たされたと前記判定するステップにおいて判定したことを条件として、前記ユーザが前記トークンを所定の販売所に出品するための情報を出力するステップと、を有する。
本発明によれば、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンを販売所に出品する手間を軽減できるという効果を奏する。
実施形態に係る情報処理システムの模式図である。 実施形態に係る情報処理システムのブロック図である。 ユーザが出品開始条件及び取引条件を指定するための条件指定画面を表示しているユーザ端末の模式図である。 情報処理装置が、ユーザがトークンを保有したことを検知する処理を説明するための模式図である。 出品情報を表示するための出品情報画面を表示しているユーザ端末の模式図である。 情報処理装置が自動的に販売所においてトークンの出品を開始させる処理を説明するための模式図である。 実施形態に係る情報処理装置が実行する例示的な情報処理方法のフローチャートを示す図である。
[情報処理システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る情報処理システムSの模式図である。情報処理システムSは、情報処理装置1と、ユーザ端末2と、販売所サーバ3と、を含む。情報処理システムSは、その他のサーバ、端末等の機器を含んでもよい。
情報処理装置1は、ブロックチェーン上で管理されるトークンの取引に関する処理を行うコンピュータである。トークンは、ブロックチェーン上に記憶される情報であり、いずれかのユーザによって保有される。トークンは、ユーザ間で売買可能である。トークンは、例えば、画像、音楽等の所定のデジタルデータの所有権を示す情報である。トークンは、例えば、NFT(Non-Fungible Token)である。
トークンは、例えば、情報処理装置1の記憶部又は情報処理装置1とは異なる装置の記憶部に構築されたブロックチェーンによって、保有者であるユーザを識別するためのユーザ識別情報(ユーザID:Identifier)と関連付けて記憶される。ブロックチェーンは複数のデータのブロックを含み、各ブロックはトークンが移転されたこと(トークンの保有者が変更されたこと)を示す一又は複数のトランザクションを含む。ブロックチェーン内の各ブロックには所定の規則で生成されたハッシュ値が含まれており、ブロック間のハッシュ値の整合性を確認することによりブロックチェーン全体の正しさが担保される。
ユーザ端末2は、ユーザが利用する情報端末である。ユーザは、例えば、ブロックチェーン上でトークンを保有する人間又は組織である。ユーザ端末2は、例えば、スマートフォン、タブレット端末又はパーソナルコンピュータ等のコンピュータである。ユーザ端末2は、操作を受け付けるためのタッチパネル又はキーボード等の操作部と、情報を表示するための液晶ディスプレイ等の表示部と、を有する。ユーザ端末2は、ネットワークを介して情報処理装置1及び販売所サーバ3と通信可能である。
販売所サーバ3は、ブロックチェーン上でユーザがトークンを売買するための処理を行うコンピュータである。販売所サーバ3は、あるユーザが出品したトークンを、他のユーザに販売する。また、販売所サーバ3は、トークンの売買時に、トークンの価格に対応する資産(暗号資産又は法定通貨)を、トークンを購入したユーザからトークンを販売したユーザに移転させる。ユーザ端末2は、ネットワークを介して情報処理装置1及びユーザ端末2と通信可能である。
本実施形態に係る情報処理システムSが実行する処理の概要を以下に説明する。情報処理装置1は、トークンの出品開始条件及び取引条件を取得する。出品開始条件及び取引条件は、例えば、ユーザがトークンの保有者になる前に、ユーザ端末2において指定され、又はトークンに予め関連付けられている。出品開始条件は、販売所においてトークンの出品を開始するための条件であり、例えばトークンの特性が所定の特性であることを含む。取引条件は、トークンを他のユーザに販売するための条件であり、例えばトークンの価格を含む。
情報処理装置1は、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知する。情報処理装置1は、例えば、ブロックチェーンにおいてユーザのユーザIDにトークンが関連付けられたことを条件として、ユーザがトークンの保有者になったことを検知する。
情報処理装置1は、ユーザがトークンの保有者になったことを検知したことを条件として、トークンとユーザとの少なくとも一方が出品開始条件を満たすか否かを判定する。情報処理装置1は、出品開始条件が満たされたと判定したことを条件として、ユーザがトークンを所定の販売所に出品するための出品情報を出力する。出品情報は、トークンを販売所に出品するための情報をユーザ端末2に表示させる情報、又は販売所においてトークンの出品を開始させる情報である。
このように、情報処理システムSは、ユーザがトークンの保有者になったことを検知したことに応じてトークンが出品開始条件を満たしているか否かを判定し、トークンが出品開始条件を満たしていると判定したことに応じて販売所へのトークンの出品に関する情報を出力する。これにより、情報処理システムSは、ユーザ自身がトークンを1つ1つ確認することを必要とせずにトークンの出品を支援できるため、ユーザがトークンを販売所に出品する手間を軽減することができる。
[情報処理システムSの構成]
図2は、本実施形態に係る情報処理システムSのブロック図である。図2において、矢印は主なデータの流れを示しており、図2に示したもの以外のデータの流れがあってもよい。図2において、各ブロックはハードウェア(装置)単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。そのため、図2に示すブロックは単一の装置内に実装されてもよく、あるいは複数の装置内に分かれて実装されてもよい。ブロック間のデータの授受は、データバス、ネットワーク、可搬記憶媒体等、任意の手段を介して行われてもよい。
情報処理装置1は、通信部11と、記憶部12と、制御部13と、を有する。情報処理装置1は、2つ以上の物理的に分離した装置が有線又は無線で接続されることにより構成されてもよい。また、情報処理装置1は、コンピュータ資源の集合であるクラウドによって構成されてもよい。
通信部11は、ネットワークを介してユーザ端末2及び販売所サーバ3との間でデータを送受信するための通信コントローラを有する。通信部11は、ユーザ端末2及び販売所サーバ3からネットワークを介して受信したデータを制御部13に通知する。また、通信部11は、ネットワークを介して、制御部13から出力されたデータをユーザ端末2及び販売所サーバ3に送信する。
記憶部12は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、ハードディスクドライブ等を含む記憶媒体である。記憶部12は、制御部13が実行するプログラムを予め記憶している。記憶部12は、情報処理装置1の外部に設けられてもよく、その場合にネットワークを介して制御部13との間でデータの授受を行ってもよい。
制御部13は、取得部131と、検知部132と、判定部133と、出力部134と、を有する。制御部13は、例えばCPU(Central Processing Unit)等のプロセッサであり、記憶部12に記憶されたプログラムを実行することにより、取得部131、検知部132、判定部133及び出力部134として機能する。
以下、情報処理システムSが実行する処理について詳細に説明する。まず、トークンの出品を開始するための出品開始条件及びトークンを販売するための取引条件について説明する。情報処理装置1において、取得部131は、ユーザ端末2から、ユーザによって指定された出品開始条件及び取引条件を取得する。取得部131は、例えば、ユーザが出品開始条件及び取引条件を指定するための条件指定画面を表示するための表示情報を、ユーザが利用するユーザ端末2に送信する。ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した表示情報に従って、条件指定画面を表示部上に表示する。
図3は、ユーザが出品開始条件及び取引条件を指定するための条件指定画面を表示しているユーザ端末2の模式図である。条件指定画面は、例えば、出品開始条件を指定するための領域と、取引条件を指定するための領域と、を含む。
出品開始条件を指定するための領域は、例えば、トークンの出品を許可するか否かと、出品対象とするトークンの特性と、の指定を受け付ける。トークンの特性は、例えば、トークンが所有権を示すデジタルデータの種類(画像、音楽等)と、当該デジタルデータの内容(作者、モチーフ、ジャンル等)と、を含む。ユーザによりトークンの特性が指定されない場合には、全てのトークンが出品対象とされてもよい。
取引条件を指定するための領域は、例えば、トークンの価格の指定を受け付ける。ユーザにより価格が指定されない場合(図3の「都度指定」が選択された場合等)には、トークンの出品が開始されるタイミングでユーザによりトークンの価格が指定されてもよい。
ユーザ端末2は、ユーザにより所定の操作(例えば、「送信」ボタンの選択)が行われたことに応じて、条件指定画面においてユーザにより指定された、トークンの出品を許可するか否か及びトークンの特性を含む出品開始条件と、トークンの価格を含む取引条件と、を示す情報を、情報処理装置1に送信する。情報処理装置1において、取得部131は、ユーザ端末2から受信した情報が示す出品開始条件及び取引条件を受け付け、受け付けた出品開始条件及び取引条件をユーザのユーザIDと関連付けて記憶部12に記憶させる。
次に、情報処理装置1が、ユーザがトークンを保有したことを検知する処理について説明する。図4は、情報処理装置1が、ユーザがトークンを保有したことを検知する処理を説明するための模式図である。
取得部131は、ブロックチェーンにおいてユーザのユーザIDに関連付けられた情報を取得する。図4に例示したユーザのウォレットは、ユーザIDに関連付けられた情報の集まりである。
検知部132は、取得部131が取得した情報に基づいて、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知する。検知部132は、例えば、ブロックチェーンにおいてユーザのユーザIDにトークン(例えば、トークンを識別するためのトークンID)が関連付けられたことを条件として、ユーザがトークンの保有者になったことを検知する。検知部132は、ブロックチェーンにおいてユーザIDに複数のトークンが関連付けられた場合に、ユーザが当該複数のトークンの保有者になったことを検知してもよい。情報処理装置1は、ユーザが保有者になったことを検知部132が検知した一又は複数のトークンそれぞれに対して以降の処理を行う。
取得部131は、検知部132が検知したトークンとユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた出品開始条件を取得する。取得部131は、トークンの保有者になる前にユーザがユーザ端末2において指定した出品開始条件を取得する。取得部131は、例えば、記憶部12においてユーザのユーザIDに関連付けられた出品開始条件(図3の条件指定画面で指定された出品開始条件)を取得する。
また、取得部131は、ユーザがトークンの保有者になる前にブロックチェーンにおいてトークンに関連付けられた出品開始条件を取得してもよい。取得部131は、例えば、ブロックチェーンにおいてトークン(トークンID)に関連付けられた出品開始条件を取得する。この場合に、出品開始条件は、トークンの発行者又はトークンの過去の保有者によってトークンと関連付けて予め指定され、ブロックチェーンに記憶されている。
出品開始条件は、以下に説明する条件のうち少なくとも1つを含む。出品開始条件は、例えば、図3に例示したユーザ端末2に表示された条件指定画面において、ユーザがトークンの出品を許可したことを含む。これにより、情報処理システムSは、ユーザが希望した場合のみトークンを販売所に出品するか否かを自動的に判定できる。
出品開始条件は、例えば、トークンが、図3に例示したユーザ端末2に表示された条件指定画面において指定された特性を有することを含む。この場合に、取得部131は、ブロックチェーンにおいてトークンを参照することにより、トークンの特性を特定する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが希望した特性を有するトークンを販売所に出品しやすくすることができる。
出品開始条件は、例えば、トークンの発行者又はトークンの過去の保有者が所定の人物又は組織であることを含む。この場合に、取得部131は、ブロックチェーンにおいてトークンのトランザクションを取得することにより、トークンの発行者又はトークンの過去の保有者を特定する。これにより、情報処理システムSは、特定の発行者により発行され又は特定の保有者に保有されたトークンを販売所に出品しやすくすることができる。
出品開始条件は、例えば、ユーザがトークンを入手した手段が所定の手段であることを含む。ユーザがトークンを入手した手段は、例えば、特定の販売所でトークンを購入したこと、特定の特典としてトークンを取得したこと、有償又は無償でトークンを取得したこと等を含む。この場合に、取得部131は、ブロックチェーンにおいてトークンのトランザクションを取得することにより、ユーザがトークンを入手した手段を特定する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが特定の手段で入手したトークンを販売所に出品しやすくすることができる。
出品開始条件は、例えば、ユーザが所定の特性を有することを含む。ユーザの特性は、例えば、ユーザの性別、年齢、居住地、出身地、職業等を含む。この場合に、取得部131は、記憶部12又は情報処理装置1とは異なる装置からユーザの特性を含むユーザ情報を取得することにより、ユーザの特性を特定する。これにより、情報処理システムSは、特定の特性を有するユーザに保有されたトークンを販売所に出品しやすくすることができる。
判定部133は、ユーザがトークンの保有者になったことを検知部132が検知したことを条件として、トークンとユーザとの少なくとも一方が、取得部131が取得した出品開始条件を満たすか否かを判定する。判定部133は、上述の出品開始条件が含む一又は複数の条件それぞれが満たされているか否かを判定する。
取得部131は、出品開始条件が満たされたと判定部133が判定したことを条件として、トークンとユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた取引条件を取得する。取得部131は、トークンの保有者になる前にユーザがユーザ端末2において指定した取引条件を取得する。取得部131は、例えば、記憶部12においてユーザのユーザIDに関連付けられた取引条件(図3の条件指定画面で指定された取引条件)を取得する。
また、取得部131は、ユーザがトークンの保有者になる前にブロックチェーンにおいてトークンに関連付けられた取引条件を取得してもよい。取得部131は、例えば、ブロックチェーンにおいてトークン(トークンID)に関連付けられた取引条件を取得する。この場合に、取引条件は、トークンの発行者又はトークンの過去の保有者によってトークンと関連付けて予め指定され、ブロックチェーンに記憶されている。
取引条件は、例えば、図3に例示したユーザ端末2に表示された条件指定画面において指定された価格を含む。これにより、情報処理システムSは、ユーザが予め希望した価格で販売所にトークンを出品することができる。
出力部134は、出品開始条件が満たされたと判定部133が判定したことを条件として、ユーザがトークンを所定の販売所に出品するための出品情報を出力する。出品情報は、トークンを販売所に出品するための情報をユーザ端末2に表示させる情報、又は自動的に販売所においてトークンの出品を開始させる情報である。
トークンを出品するための情報をユーザ端末2に表示させる場合に、出力部134は、例えば、ユーザがトークンを所定の販売所に出品するための出品情報を、ユーザ端末2に送信する。ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した出品情報を含む出品情報画面を表示部上に表示する。
図5は、出品情報を表示するための出品情報画面を表示しているユーザ端末2の模式図である。出品情報は、例えば、トークンの情報(トークンが所有権を示すデジタルデータの種類、内容等)と、取得部131が取得した取引条件(価格等)と、を含む。図3の条件指定画面においてユーザにより取引条件が指定されていない場合には、出品情報は取引条件を含まなくてもよい。
出品情報画面は、取引条件の指定を受け付ける。図3の条件指定画面において指定された取引条件が出品情報画面に表示されている場合には、出品情報画面は、表示されている取引条件の変更を受け付けてもよい。出品情報画面は、表示されている取引条件に加えて、追加の取引条件(図5の例では出品期間)の指定を受け付けてもよい。
ユーザ端末2は、ユーザにより所定の操作(例えば、「出品する」ボタンの選択)が行われたことに応じて、トークンの出品を許可することを示す許可情報を、情報処理装置1に送信する。情報処理装置1において、取得部131は、ユーザ端末2から許可情報を取得する。
出力部134は、取得部131が許可情報を取得したことを条件として、トークンの出品を開始させる情報を、販売所サーバ3に送信する。出品を開始させる情報は、例えば、出品対象のトークンのトークンIDと、ユーザのユーザIDと、取得部131が取得した取引条件と、を関連付けた情報である。販売所サーバ3は、情報処理装置1から受信した情報に従って、ブロックチェーン上でトークンの出品を開始する。これにより、情報処理システムSは、出品開始条件を満たしたトークンの出品をユーザに提案することができるため、ユーザがトークンの出品を開始する手間を削減できる。
自動的に販売所においてトークンの出品を開始させる場合に、出力部134は、例えば、トークンとユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた取引条件でトークンの出品を開始させる出品情報を、販売所サーバ3に送信する。
図6は、情報処理装置1が自動的に販売所においてトークンの出品を開始させる処理を説明するための模式図である。出品情報は、例えば、出品対象のトークンのトークンIDと、ユーザのユーザIDと、取得部131が取得した取引条件と、を関連付けた情報である。販売所サーバ3は、情報処理装置1から受信した出品情報に従って、ブロックチェーン上でトークンの出品を開始する。これにより、情報処理システムSは、出品開始条件を満たしたトークンを販売所において自動的に出品を開始させることができるため、ユーザがトークンの出品を開始する手間を大幅に削減できる。
出力部134は、トークンの出品を開始させる出品情報を、複数の販売所に対応する複数の販売所サーバ3に送信してもよい。複数の販売所サーバ3それぞれは、情報処理装置1から受信した出品情報に従って、ブロックチェーン上でトークンの出品を開始する。これにより、情報処理システムSは、ユーザが追加の手間を掛けずに複数の販売所にトークンの出品を開始することを可能にできる。
[情報処理方法のフロー]
図7は、本実施形態に係る情報処理装置1が実行する例示的な情報処理方法のフローチャートを示す図である。取得部131は、ブロックチェーンにおいてユーザのユーザIDに関連付けられた情報を取得する。検知部132は、取得部131が取得した情報に基づいて、ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知する(S11)。検知部132は、例えば、ブロックチェーンにおいてユーザのユーザIDにトークンが関連付けられたことを条件として、ユーザがトークンの保有者になったことを検知する。
取得部131は、検知部132が検知したトークンとユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた出品開始条件を取得する(S12)。取得部131は、例えば、記憶部12においてユーザのユーザIDに関連付けられた出品開始条件を取得する。取得部131は、例えば、ブロックチェーンにおいてトークン(トークンID)に関連付けられた出品開始条件を取得する。
判定部133は、ユーザがトークンの保有者になったことを検知部132が検知したことを条件として、トークンとユーザとの少なくとも一方が、取得部131が取得した出品開始条件を満たすか否かを判定する(S13)。
出品開始条件が満たされていないと判定部133が判定した場合に(S14のNO)、情報処理装置1は処理を終了する。出品開始条件が満たされたと判定部133が判定した場合に(S14のYES)、取得部131は、トークンとユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた取引条件を取得する。(S15)。取得部131は、例えば、記憶部12においてユーザのユーザIDに関連付けられた取引条件を取得する。取得部131は、例えば、ブロックチェーンにおいてトークン(トークンID)に関連付けられた取引条件を取得する。
出力部134は、出品開始条件が満たされたと判定部133が判定したことを条件として、ユーザがトークンを所定の販売所に出品するための出品情報を出力する(S16)。出品情報は、トークンを販売所に出品するための情報をユーザ端末2に表示させる情報、又は自動的に販売所においてトークンの出品を開始させる情報である。
ユーザ端末2は、情報処理装置1から受信した出品情報を含む出品情報画面を表示部上に表示する。販売所サーバ3は、情報処理装置1から受信した出品情報に従って、ブロックチェーン上でトークンの出品を開始する。
[実施形態の効果]
本実施形態に係る情報処理システムSによれば、情報処理装置1は、ユーザがトークンの保有者になったことを検知したことに応じてトークンが出品開始条件を満たしているか否かを判定し、トークンが出品開始条件を満たしていると判定したことに応じて販売所へのトークンの出品に関する情報を出力する。これにより、情報処理システムSは、ユーザ自身がトークンを1つ1つ確認することを必要とせずにトークンの出品を支援できるため、ユーザがトークンを販売所に出品する手間を軽減することができる。
なお、本発明により、国連が主導する持続可能な開発目標(SDGs)の目標9「産業と技術革新の基盤をつくろう」に貢献することが可能となる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。例えば、装置の全部又は一部は、任意の単位で機能的又は物理的に分散・統合して構成することができる。また、複数の実施の形態の任意の組み合わせによって生じる新たな実施の形態も、本発明の実施の形態に含まれる。組み合わせによって生じる新たな実施の形態の効果は、もとの実施の形態の効果を併せ持つ。
S 情報処理システム
1 情報処理装置
11 通信部
12 記憶部
13 制御部
131 取得部
132 検知部
133 判定部
134 出力部
2 ユーザ端末
3 販売所サーバ

Claims (15)

  1. ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知する検知部と、
    前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた、前記トークンの出品を開始するための出品開始条件を取得する取得部と、
    前記ユーザが前記トークンの保有者になったことを前記検知部が検知したことを条件として、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方が前記出品開始条件を満たすか否かを判定する判定部と、
    前記出品開始条件が満たされたと前記判定部が判定したことを条件として、前記ユーザが前記トークンを所定の販売所に出品するための情報を出力する出力部と、
    を有する、情報処理装置。
  2. 前記出力部は、前記出品開始条件が満たされたと前記判定部が判定したことを条件として、前記ユーザが利用する情報端末に、前記トークンを前記販売所に出品するための情報を表示させる、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記取得部は、前記出力部が前記トークンを前記販売所に出品するための情報を表示させた前記情報端末から、前記ユーザが前記トークンの出品を許可することを示す許可情報を取得し、
    前記出力部は、前記取得部が前記許可情報を取得したことを条件として、前記トークンの出品を開始させる情報を前記販売所に送信する、
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記出力部は、前記出品開始条件が満たされたと前記判定部が判定したことを条件として、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた取引条件で前記トークンの出品を開始させる情報を前記販売所に送信する、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記取引条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ユーザが利用する情報端末において指定された、前記トークンを販売する条件である、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記取引条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ブロックチェーンにおいて前記トークンに関連付けられた、前記トークンを販売する条件である、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. 前記取引条件は、前記トークンの発行者又は前記トークンの過去の保有者によって前記トークンと関連付けて指定された条件である、
    請求項6に記載の情報処理装置。
  8. 前記検知部は、前記ブロックチェーンにおいて前記ユーザを識別するためのユーザ識別情報に前記トークンが関連付けられたことを条件として、前記ユーザが前記トークンの保有者になったことを検知する、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  9. 前記出品開始条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ユーザが利用する情報端末において指定された、前記販売所において前記トークンの出品を開始する条件である、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  10. 前記出品開始条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に前記ブロックチェーンにおいて前記トークンに関連付けられた、前記販売所に前記トークンの出品を開始する条件である、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  11. 前記出品開始条件は、前記トークンが前記ユーザによって予め指定された特性を有することを含む、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  12. 前記出品開始条件は、前記トークンの発行者又は前記トークンの過去の保有者が所定の人物又は組織であることと、前記ユーザが前記トークンを入手した手段が所定の手段であることと、の少なくとも一方を含む、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  13. 前記出品開始条件は、前記ユーザが前記トークンの保有者になる前に、前記ユーザが利用する情報端末において前記ユーザが前記トークンの出品を許可したことを含む、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  14. 前記出品開始条件は、前記ユーザが所定の特性を有することを含む、
    請求項1から7のいずれか一項に記載の情報処理装置。
  15. プロセッサが実行する、
    ユーザがブロックチェーン上で管理されるトークンの保有者になったことを検知するステップと、
    前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方に予め関連付けられた、前記トークンの出品を開始するための出品開始条件を取得するステップと、
    前記ユーザが前記トークンの保有者になったことを前記検知するステップにおいて検知したことを条件として、前記トークンと前記ユーザとの少なくとも一方が前記出品開始条件を満たすか否かを判定するステップと、
    前記出品開始条件が満たされたと前記判定するステップにおいて判定したことを条件として、前記ユーザが前記トークンを所定の販売所に出品するための情報を出力するステップと、
    を有する、情報処理方法。
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