JP7459850B2 - 制御装置、システム、及び制御方法 - Google Patents

制御装置、システム、及び制御方法 Download PDF

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Description

本開示は、制御装置、システム、及び制御方法に関する。
特許文献1には、自動車の管理履歴データを記録するための情報処理技術が開示されている。
特開2010-9572号公報
車両の状態をモニタして得られる車両データを第三者に開示する際に、個人情報保護の観点から、車両データの開示について当該車両の所有者からの同意が必要となる場合がある。特に、車両の売却等により車両の所有者が変わった場合に、所有者の変更後に得られる車両データを第三者に開示する際には、新たな所有者から改めて同意を得る必要がある。特許文献1に記載の技術では、車両データの管理者は、車両の所有者が変わったことを検知できないため、新たな所有者に対して車両データの提供についての同意を求めることができない。新たな所有者からの同意が得られないと第三者に車両データを提供することができず、車両データを有効に活用することができない。
本開示の目的は、車両データを有効に活用しやすくすることである。
本開示に係る制御装置は、
車両の状態をモニタして得られる第1車両データであって、前記車両の所有者の同意を得て開示される第1車両データが、あるユーザに閲覧されたことが検知されると、前記ユーザに対し、前記第1車両データが閲覧された時点より後に前記車両の状態をモニタして得られる第2車両データを開示することについての同意を促す第1情報及び前記車両の所有者が変更するかどうかを問い合わせる第2情報のいずれか一方を通知する制御部を備える。
本開示に係る制御方法は、
車両の状態をモニタして得られる第1車両データであって、前記車両の所有者の同意を得て開示される第1車両データが、あるユーザにより端末装置を介して閲覧されると、前記端末装置により、前記第1車両データが閲覧されたことを示す閲覧情報を制御装置に送信することと、
前記制御装置により前記閲覧情報が受信されると、前記制御装置により、前記端末装置に対し、前記第1車両データが閲覧された時点より後に前記車両の状態をモニタして得られる第2車両データを開示することについての同意を促す第1情報及び前記車両の所有者が変更するかどうかを問い合わせる第2情報のいずれか一方を送信することと
を含む。
本開示によれば、車両データを有効に活用しやすくなる。
本開示の実施形態に係るシステムの構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る制御装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る端末装置の構成を示すブロック図である。 本開示の実施形態に係る制御装置の動作を示すフローチャートである。 本開示の実施形態に係る第1端末装置の画面の例を示す模式図である。 本開示の実施形態に係る第2端末装置の画面の例を示す模式図である。 本開示の実施形態の一変形例に係る端末装置の画面の例を示す模式図である。
以下、本開示の一実施形態について、図を参照して説明する。
各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付している。本実施形態の説明において、同一又は相当する部分については、説明を適宜省略又は簡略化する。
図1を参照して、本実施形態に係るシステム10の構成を説明する。
本実施形態に係るシステム10は、制御装置20と、2台以上の端末装置Tとを備える。制御装置20は、ネットワーク50を介して、各端末装置Tと通信可能である。
制御装置20は、データセンタなどの施設に設置される。制御装置20は、クラウドコンピューティングシステム又はその他のコンピューティングシステムに属するサーバなどのコンピュータである。制御装置20には、車両の状態をモニタして得られる車両データVDが記録されている。制御装置20は、ネットワーク50を介して、端末装置Tに車両データVD又は他の情報を送信することが可能である。制御装置20は、例えば、システム10の管理者、あるいは、車両データVDの提供を行う任意のシステムを運営する企業により管理されている。
端末装置Tは、例えば、携帯電話機、スマートフォン、又はタブレットなどのモバイル機器である。端末装置Tは、システム10のユーザUに利用される。端末装置Tは、車両データVDを利用する車両販売店に設置されたコンピュータであってもよい。システム10のユーザUには、車両の所有者が含まれる。システム10のユーザUは、端末装置Tを介して、制御装置20に記録されている車両データVDにアクセスし、車両データVDを閲覧することができる。すなわち、車両データVDは端末装置Tを介して閲覧可能である。
車両データVDは、一般に、主に次のような場合に閲覧されると考えられる。例えば、ある車両Vの所有者Pが車両Vを売却しようとする場合に、車両データVDとして、車両Vの状態をモニタして得られたデータを閲覧する。このデータは、車両Vの販売価格を決定する評価データとして利用できるからである。あるいは、ある車両Wを購入しようとする潜在的な買主が、車両データVDとして、車両Wの状態をモニタして得られたデータを閲覧する。潜在的な買主は、このデータから、車両Wの状態、性能、又はメンテナンス履歴等を知ることができるため、安心して車両Wを購入することができる。
ネットワーク50は、インターネット、少なくとも1つのWAN、少なくとも1つのMAN、又はこれらの任意の組合せを含む。「WAN」は、wide area networkの略語である。「MAN」は、metropolitan area networkの略語である。ネットワーク50は、少なくとも1つの無線ネットワーク、少なくとも1つの光ネットワーク、又はこれらの任意の組合せを含んでもよい。無線ネットワークは、例えば、アドホックネットワーク、セルラーネットワーク、無線LAN、衛星通信ネットワーク、又は地上マイクロ波ネットワークである。「LAN」は、local area networkの略語である。
図1を参照して、本実施形態の概要を説明する。
本実施形態では、車両の状態をモニタすることにより得られるデータが車両データVDとして取得される。取得された車両データVDは、例えばクラウドサーバに蓄積され、車両の売買すなわち取引が行われる場合などに、取引対象の車両の所有者の同意を得て潜在的な買主である第三者に提供される。
本実施形態において、車両データVDは任意の手順で取得されてよいが、例えば以下の手順で取得される。車両データVDは、車両に搭載された各種ECUとCANを介して通信を行う車載通信機により取得され、車載通信機からアップロードされてクラウドサーバに蓄積される。「ECU」は、Electronic Control Unitの略語である。「CAN」は、Controller Area Networkの略語である。制御装置20は、クラウドサーバと通信を行い、クラウドサーバに蓄積された車両データVDを取得する。あるいは、制御装置20が、そのクラウドサーバであってもよい。すなわち、車両データVDは、制御装置20に蓄積されてもよい。
本実施形態において、車両データVDは、車両から送信された車両の走行に関する情報及び車両の状態に関する情報を含む。車両データVDは、更に、車両の走行に関する情報及び車両の状態に関する情報を加工して得られる情報を含んでもよい。
車両の走行に関する情報は、車両の走行に伴って変化する値を記録したデータである。車両の走行に関する情報には、車両の衝突履歴、使用履歴、又は走行距離を示すデータが含まれる。衝突履歴は、車両の障害物等の任意の物体への衝突の記録である。車両の衝突は任意の手順で検出されてよいが、例えば、車両に搭載された衝突検知センサにより検出される。車両の衝突は、車両に搭載された振動センサからの信号に基づいて検出されてもよい。あるいは、車両の衝突は、車両に搭載されたドライブレコーダ等の車載撮像装置により撮影された画像を解析することにより検出されてもよい。車両に搭載された各種センサにより得られたセンサデータは、ECUにより取得される。ECUは、取得されたセンサデータをCANを介して車載通信機に転送する。センサデータは車載通信機からアップロードされて、車両データVDとしてクラウドサーバに蓄積される。使用履歴は、車両の使用状況の記録である。例えば、車両の走行履歴に基づいて算出された燃費値、単位期間当たりの平均運転日数、又は単位走行当たりの平均走行距離が使用履歴として記録される。走行距離は、例えば、車両に搭載された走行距離計から取得される。あるいは、走行距離は、例えば、車両の走行履歴に基づいて算出されてもよい。車両の走行履歴に基づいて算出された走行距離との差分が閾値以上であった場合に、走行距離計の巻き戻しがあったと判定されてもよい。
車両の状態に関する情報には、車両に搭載された部品又はシステムの状況に関するデータが含まれる。車両に搭載された部品に関するデータには、車両のエンジン、モータシステム、トランスミッション、ブレーキ、又はバッテリ等の稼働状態を示すデータが含まれる。車両に搭載されたシステムの状況に関するデータには、車両の整備履歴を示すデータ又は車両の故障診断用のデータが含まれる。車両の整備履歴には、例えば、車両に対して行われた各種点検の種類、点検が行われた時期、又はタイヤ、エンジンオイル、オイルフィルタ、若しくはブレーキパッド等の消耗部品の交換の記録が含まれる。車両の故障診断用のデータは、例えば、CAN等の車載ネットワークを介して行われるECU間通信で送受信されるデータを利用して故障診断を行う「ダイアグ通信」により取得されるデータである。
車両の走行及び車両の状態に関する情報を加工して得られる情報には、例えば、車両の走行及び車両の状態に関する情報を、車両の種類及び形式等を示す基本情報と統合し、車両カルテとして加工された情報が含まれる。車両カルテは、車両の使用状況、又は車両の修理若しくは点検の記録等、車両の価値及び評価に関連する種々の情報を含む。
本実施形態において、車両データVDは、例えば、システム10の管理者により管理される。システム10の管理者は、例えば、車両データVDの取得対象である車両の生産を行う車両メーカーである。あるいは、車両データVDは、車両データVDの提供を行う任意のシステムを運営する企業により管理されてもよい。
本実施形態において、「車両データVDを第三者に開示する」には、車両の状態をモニタすることにより得られた車両データVDを第三者に閲覧させることが含まれる。「第三者」には、システム10のユーザUが含まれ得る。
車両データVDの開示には、個人情報保護の観点から、車両データVDが得られた車両の所有者の同意が必要である。特に、車両の売却等によって所有者が変更した場合には、同一の車両について得られた車両データであっても、所有者の変更後に得られた車両データの提供については、新たな所有者の同意が必要となる。例えば、第1ユーザU1が車両Vを所有していたが、車両Vを第2ユーザU2に売却したとする。売却前に得られた車両データの提供については車両Vの所有者Pである第1ユーザU1の同意が得られていたとする。その場合であっても、車両Vの売却後に得られる車両データの提供については、車両Vの新たな所有者である第2ユーザU2の同意が必要とされる。上述の通り、車両データVDは、車両に搭載された各種ECUとCANを介して通信を行う車載通信機により取得され、車載通信機からアップロードされてクラウドサーバに蓄積される。よって、例えば、車両の取引がシステム10の管理者である車両メーカーの正規販売店で行われた場合には、車両メーカーは、車載通信機が取り付けられた車両の販売時に、その正規販売店を介して、当該車載通信機により得られる車両データVDの開示について、車両の新たな所有者である購入者から同意を得ることができる。なぜなら、正規販売店で行われた車両の取引は車両メーカーに通知されるからである。一方、車両の取引が、正規販売店を介さずに、例えば、中古車販売店又はオークションサイトなどの非正規販売店を経由して行われた場合あるいは個人間で行われた場合には、当該取引は車両メーカーに通知されない。よって、車両メーカーは、車両の取引による所有者の変更を検知することができないため、新たな所有者である購入者から車両データVDの開示についての同意を得ることができない。この場合、車両メーカーは車両データVDを第三者に閲覧させることができず、車両データVDを有効に活用することができない。また、所有者の同意がないため本来開示すべきでない車両データVDが誤って開示されてしまうおそれがある。
本実施形態に係るシステム10では、第1車両データVD1が、あるユーザUにより端末装置Tを介して閲覧されると、端末装置Tより、第1車両データVD1が閲覧されたことを示す閲覧情報が制御装置20に送信される。第1車両データVD1は、車両Vの状態をモニタして得られるデータであって、車両Vの所有者Pの同意を得て開示されるデータである。制御装置20は、端末装置Tから閲覧情報を受信する。制御装置20は、端末装置Tに対し、第1情報RD1及び第2情報RD2のいずれか一方を送信する。第1情報RD1は、第2車両データVD2を開示することについての同意を促す情報である。第2車両データVD2は、第1車両データVD1が閲覧された時点より後に車両Vの状態をモニタして得られるデータである。第2情報RD2は、車両Vの所有者が変更するかどうかを問い合わせる情報である。
本実施形態によれば、車両の売却等により車両の所有者が変更した場合でも、新たな所有者に対して同意を求めることができる。よって、新たな所有者からの同意がないために第三者に車両データVDを開示することができなくなるという事態を避けやすい。したがって、車両データVDを有効に活用しやすくなる。
図2を参照して、本実施形態に係る制御装置20の構成を説明する。
制御装置20は、制御部21と、記憶部22と、通信部23と、入力部24と、出力部25とを備える。
制御部21は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのプログラマブル回路、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの任意の組合せを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。「CPU」は、central processing unitの略語である。「GPU」は、graphics processing unitの略語である。プログラマブル回路は、例えば、FPGAである。「FPGA」は、field-programmable gate arrayの略語である。専用回路は、例えば、ASICである。「ASIC」は、application specific integrated circuitの略語である。制御部21は、制御装置20の各部を制御しながら、制御装置20の動作に関わる処理を実行する。
記憶部22は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらの任意の組合せを含む。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。「RAM」は、random access memoryの略語である。「ROM」は、read only memoryの略語である。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。「SRAM」は、static random access memoryの略語である。「DRAM」は、dynamic random access memoryの略語である。ROMは、例えば、EEPROMである。「EEPROM」は、electrically erasable programmable read only memoryの略語である。記憶部22は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部22には、制御装置20の動作に用いられるデータと、制御装置20の動作によって得られたデータとが記憶される。本実施形態において、記憶部22には、車両データVDが記憶されてもよい。
通信部23は、少なくとも1つの通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、LANインタフェースである。通信部23は、制御装置20の動作に用いられるデータを受信し、また制御装置20の動作によって得られるデータを送信する。本実施形態において、通信部23は、第1端末装置30及び第2端末装置40と通信を行う。
入力部24は、少なくとも1つの入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又はマイクである。入力部24は、制御装置20の動作に用いられるデータを入力する操作を受け付ける。入力部24は、制御装置20に備えられる代わりに、外部の入力機器として制御装置20に接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。「USB」は、Universal Serial Busの略語である。「HDMI(登録商標)」は、High-Definition Multimedia Interfaceの略語である。
出力部25は、少なくとも1つの出力用インタフェースを含む。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカである。ディスプレイは、例えば、LCD又は有機ELディスプレイである。「LCD」は、liquid crystal displayの略語である。「EL」は、electro luminescenceの略語である。出力部25は、制御装置20の動作によって得られるデータを出力する。出力部25は、制御装置20に備えられる代わりに、外部の出力機器として制御装置20に接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
制御装置20の機能は、本実施形態に係る制御プログラムを、制御部21としてのプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、制御装置20の機能は、ソフトウェアにより実現される。制御プログラムは、制御装置20の動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータを制御装置20として機能させる。すなわち、コンピュータは、制御プログラムに従って制御装置20の動作を実行することにより制御装置20として機能する。
プログラムは、非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体に記憶しておくことができる。非一時的なコンピュータ読取り可能な媒体は、例えば、フラッシュメモリ、磁気記録装置、光ディスク、光磁気記録媒体、又はROMである。プログラムの流通は、例えば、プログラムを記憶したSDカード、DVD、又はCD-ROMなどの可搬型媒体を販売、譲渡、又は貸与することによって行う。「SD」は、Secure Digitalの略語である。「DVD」は、digital versatile discの略語である。「CD-ROM」は、compact disc read only memoryの略語である。プログラムをサーバのストレージに格納しておき、サーバから他のコンピュータにプログラムを転送することにより、プログラムを流通させてもよい。プログラムをプログラムプロダクトとして提供してもよい。
コンピュータは、例えば、可搬型媒体に記憶されたプログラム又はサーバから転送されたプログラムを、一旦、主記憶装置に格納する。そして、コンピュータは、主記憶装置に格納されたプログラムをプロセッサで読み取り、読み取ったプログラムに従った処理をプロセッサで実行する。コンピュータは、可搬型媒体から直接プログラムを読み取り、プログラムに従った処理を実行してもよい。コンピュータは、コンピュータにサーバからプログラムが転送される度に、逐次、受け取ったプログラムに従った処理を実行してもよい。サーバからコンピュータへのプログラムの転送は行わず、実行指示及び結果取得のみによって機能を実現する、いわゆるASP型のサービスによって処理を実行してもよい。「ASP」は、application service providerの略語である。プログラムは、電子計算機による処理の用に供する情報であってプログラムに準ずるものを含む。例えば、コンピュータに対する直接の指令ではないがコンピュータの処理を規定する性質を有するデータは、「プログラムに準ずるもの」に該当する。
制御装置20の一部又は全ての機能が、制御部21としてのプログラマブル回路又は専用回路により実現されてもよい。すなわち、制御装置20の一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図3を参照して、本実施形態に係る端末装置Tの構成を説明する。
端末装置Tは、制御部31と、記憶部32と、通信部33と、入力部34と、出力部35とを備える。
制御部31は、少なくとも1つのプロセッサ、少なくとも1つのプログラマブル回路、少なくとも1つの専用回路、又はこれらの組合せを含む。プロセッサは、CPU若しくはGPUなどの汎用プロセッサ、又は特定の処理に特化した専用プロセッサである。プログラマブル回路は、例えば、FPGAである。専用回路は、例えば、ASICである。制御部31は、端末装置Tの各部を制御しながら、端末装置Tの動作に関わる処理を実行する。
記憶部32は、少なくとも1つの半導体メモリ、少なくとも1つの磁気メモリ、少なくとも1つの光メモリ、又はこれらのうち少なくとも2種類の組合せを含む。半導体メモリは、例えば、RAM又はROMである。RAMは、例えば、SRAM又はDRAMである。ROMは、例えば、EEPROMである。記憶部32は、例えば、主記憶装置、補助記憶装置、又はキャッシュメモリとして機能する。記憶部32には、端末装置Tの動作に用いられるデータと、端末装置Tの動作によって得られたデータとが記憶される。
通信部33は、少なくとも1つの通信用インタフェースを含む。通信用インタフェースは、例えば、LTE、4G、若しくは5Gなどの移動通信規格に対応したインタフェース、Bluetooth(登録商標)などの近距離無線通信規格に対応したインタフェース、又はLANインタフェースである。「LTE」は、Long Term Evolutionの略語である。「4G」は、4th generationの略語である。「5G」は、5th generationの略語である。通信部33は、端末装置Tの動作に用いられるデータを受信し、また端末装置Tの動作によって得られるデータを送信する。
入力部34は、少なくとも1つの入力用インタフェースを含む。入力用インタフェースは、例えば、物理キー、静電容量キー、ポインティングデバイス、ディスプレイと一体的に設けられたタッチスクリーン、又はマイクである。入力部34は、端末装置Tの動作に用いられるデータを入力する操作を受け付ける。入力部34は、端末装置Tに備えられる代わりに、外部の入力機器として端末装置Tに接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
出力部35は、少なくとも1つの出力用インタフェースを含む。出力用インタフェースは、例えば、ディスプレイ又はスピーカである。ディスプレイは、例えば、LCD又は有機ELディスプレイである。出力部35は、端末装置Tの動作によって得られるデータを出力する。出力部35は、端末装置Tに備えられる代わりに、外部の出力機器として端末装置Tに接続されてもよい。接続方式としては、例えば、USB、HDMI(登録商標)、又はBluetooth(登録商標)などの任意の方式を用いることができる。
端末装置Tの機能は、本実施形態に係る端末プログラムを、制御部31としてのプロセッサで実行することにより実現される。すなわち、端末装置Tの機能は、ソフトウェアにより実現される。端末プログラムは、端末装置Tの動作をコンピュータに実行させることで、コンピュータを端末装置Tとして機能させる。すなわち、コンピュータは、端末プログラムに従って端末装置Tの動作を実行することにより端末装置Tとして機能する。
端末装置Tの一部又は全ての機能が、制御部31としてのプログラマブル回路又は専用回路により実現されてもよい。すなわち、端末装置Tの一部又は全ての機能が、ハードウェアにより実現されてもよい。
図4を参照して、本実施形態に係るシステム10の動作を説明する。この動作は、本実施形態に係る制御方法に相当する。図4は、本実施形態に係るシステム10における制御装置20の動作を示している。
図1に示したように、本実施形態において、2台以上の端末装置Tには、第1端末装置T1及び第2端末装置T2が含まれる。端末装置Tの数は、2台に限定されず、1台又は3台以上等、任意に定められてよい。
ステップS1において、制御装置20の制御部21は、車両Vの状態をモニタして得られる第1車両データVD1であって、車両Vの所有者Pの同意を得て開示される第1車両データVD1が、あるユーザUに閲覧されたことを検知する。具体的には、第1車両データVD1が、ユーザUによりいずれかの端末装置Tを介して閲覧されると、端末装置Tの制御部31は、第1車両データVD1が閲覧されたことを示す閲覧情報を生成する。このとき、端末装置Tの制御部31は、閲覧情報に、端末装置Tの識別情報を含める。端末装置Tの識別情報は、例えば、端末IDである。「ID」は、identifierの略語である。制御部31は、生成した閲覧情報を通信部33を介して制御装置20に送信する。制御装置20は、通信部23を介して、端末装置Tから送信された閲覧情報を受信することにより、第1車両データVD1が閲覧されたことを検知する。
本実施形態において、車両Vの所有者Pは、複数の車両販売店Sのうち少なくとも1つの車両販売店と対応付けられている。一例として、複数の車両販売店Sは、それぞれ、システム10の管理者である車両メーカーの正規販売店である。車両Vの所有者Pがどの車両販売店と対応付けられるかは任意に定められてよいが、例えば、所有者Pは、所有者Pが日頃使う車両販売店に対応付けられる。あるいは、所有者Pは、所有者Pが車両Vを購入した車両販売店に対応付けられてもよい。制御装置20の制御部21は、車両Vの所有者Pと対応付けられた車両販売店を示す販売店情報を取得する。販売店情報は任意の手順で取得されてよいが、例えば、次のような手順で取得される。制御装置20の記憶部22には、例えば、車両販売店と車両の所有者との組の情報が事前に登録されたデータベースDB1が構築されている。制御装置20の制御部21は、所有者Pの識別情報を検索キーとして、データベースDB1を検索する。所有者Pの識別情報は、例えば、所有者IDである。制御部21は、得られた検索結果に基づいて、所有者Pが対応付けられている車両販売店を選択する。データベースDB1はクラウド上に構築されていてもよい。あるいは、データベースDB1は、外部のストレージに構築され、制御装置20に接続されてもよい。一例として、所有者Pが車両販売店S1に対応付けられているとする。よって、制御部21は、所有者Pと対応付けられた車両販売店として、車両販売店S1を選択する。すなわち、制御部21は、販売店情報として、車両販売店S1を示す情報を取得する。
ステップS2において、制御装置20の制御部21は、ユーザUが第1車両データVD1をどこから閲覧したかを判定する。具体的には、制御部21は、端末装置Tが、第1端末装置T1であるか、第2端末装置T2であるかを判定する。第1端末装置T1は、車両Vの所有者Pと対応付けられた車両販売店S1とは異なる車両販売店の端末装置Tである。第2端末装置T2は、車両Vの所有者Pと対応付けられた車両販売店S1の端末装置Tである。
端末装置Tの判定は任意の方法で行われてよいが、本実施形態では、制御部21は、ステップS1で受信された閲覧情報に含まれる端末IDに基づいて、端末装置Tを特定する。端末装置Tが第1端末装置T1であると判定された場合、すなわち、第1端末装置T1を介して第1車両データVD1がユーザUに閲覧されたことが検知された場合にはステップS3の処理が行われる。
ステップS3において、制御装置20の制御部21は、端末装置Tに対し、第1情報RD1を送信する。第1情報RD1は、第1車両データVD1が閲覧された時点より後に車両Vの状態をモニタして得られる第2車両データVD2を開示することについての同意を促す情報である。具体的には、制御部21は、ステップS2において端末装置Tとして判定された第1端末装置T1に、第1情報RD1を通信部23を介して送信する。
本実施形態では、第1情報RD1として、「車両データの提供に同意しますか?」というメッセージが問い合わせとして送信される。図5の例では、第1端末装置T1の制御部31は、通信部33を介して制御装置20からメッセージを受信し、受信されたメッセージをディスプレイなどの出力部35に出力させる。本実施形態では、第1端末装置T1の制御部31は、第1情報RD1の内容を、出力部35に相当するディスプレイに表示させるが、制御部31は、第1情報RD1の内容を、出力部35に相当するスピーカから音声で出力させてもよい。第1車両データVD1が第1端末装置T1から閲覧された場合に、第1情報RD1として「車両データの提供に同意しますか?」というメッセージを送信するのは、次のような理由による。車両Vの所有者Pが日頃使う車両販売店以外からの閲覧が検知された場合、所有者Pが車両Vを手放した可能性が高く、車両Vの新たな所有者の同意が必要であると考えられるからである。
ステップS4において、問い合わせに対する回答を入力する操作がユーザUにより行われた場合には、第1端末装置T1の制御部31は、その操作を入力部34で受け付ける。図5の例では、第1端末装置T1の入力部34としてのタッチスクリーン上で、表示された「はい」又は「いいえ」をタッチする操作がユーザUにより行われる。第1端末装置T1の制御部31は、「はい」をタッチする操作を、ユーザUが、問い合わせへの回答として同意を与える操作として受け付ける。ユーザUは、タッチスクリーンをタッチする代わりに、第1端末装置T1の入力部34としてのマイクを介して音声による入力を行ってもよい。第1端末装置T1の制御部31は、ユーザUが同意を与えたことを示す回答データAD1を生成する。第1端末装置T1の制御部31は、生成した回答データAD1を、通信部33を介して制御装置20に送信する。そして、ステップS5の処理が行われる。一方、第1端末装置T1の制御部31は、「いいえ」をタッチする操作を、ユーザUが、問い合わせへの回答として同意を与えない操作として受け付ける。この場合には、図4のフローが終了する。
ステップS5において、制御装置20の制御部21は、第2車両データVD2を第三者に対して開示する制御を行う。具体的には、制御装置20の制御部21は、ステップS4において第1端末装置T1から送信された回答データAD1を、通信部23を介して受信すると、第2車両データVD2を第三者に対して開示する制御を行う。第2車両データVD2の第三者に対する開示は任意の方法で行われてよい。例えば、制御装置20の制御部21は、第2車両データVD2をウェブサーバにインターネット上で公開させることにより、第2車両データVD2の第三者に対する開示を実施する。
ステップS2において、端末装置Tが第2端末装置T2であると判定された場合、すなわち、第2端末装置T2を介して第1車両データVD1がユーザUに閲覧されたことが検知された場合にはステップS6の処理が行われる。
ステップS6において、制御装置20の制御部21は、端末装置Tに対し、第2情報RD2を送信する。第2情報RD2は、車両Vの所有者が変更するかどうかを問い合わせる情報である。具体的には、制御部21は、第2情報RD2を、ステップS2において端末装置Tとして判定された第2端末装置T2に、通信部23を介して送信する。
本実施形態では、第2情報RD2として、「車両を売却しますか?」というメッセージが問い合わせとして送信される。図6の例では、第2端末装置T2の制御部31は、通信部33を介して制御装置20からメッセージを受信し、受信されたメッセージをディスプレイなどの出力部35に出力させる。本実施形態では、第2端末装置T2の制御部31は、第2情報RD2の内容を、出力部35に相当するディスプレイに表示させるが、制御部31は、第2情報RD2の内容を、出力部35に相当するスピーカから音声で出力させてもよい。第1車両データVD1が第2端末装置T2から閲覧された場合に、第2情報RD2として「車両を売却しますか?」というメッセージを送信するのは、次のような理由による。車両Vの所有者Pが日頃使う車両販売店からの閲覧が検知された場合、第1車両データVD1は、例えば、車両Vの販売価格等の評価情報を得たい所有者Pにより閲覧されていると考えられる。よって、所有者Pが車両Vを手放す可能性が高いと考えられるからである。
ステップS7において、問い合わせに対する回答を入力する操作がユーザUにより行われた場合には、第2端末装置T2の制御部31は、その操作を入力部34で受け付ける。図6の例では、第2端末装置T2の入力部34としてのタッチスクリーン上で、表示された「はい」又は「いいえ」をタッチする操作がユーザUにより行われる。第2端末装置T2の制御部31は、「はい」をタッチする操作を、ユーザUが、問い合わせへの回答として車両Vの所有者が変更することを入力する操作として受け付ける。ユーザUは、タッチスクリーンをタッチする代わりに、第2端末装置T2の入力部34としてのマイクを介して音声による入力を行ってもよい。第2端末装置T2の制御部31は、車両Vの所有者が変更することを示す回答データAD2を生成する。第2端末装置T2の制御部31は、生成した回答データAD2を、通信部33を介して制御装置20に送信する。そして、ステップS8の処理が行われる。一方、第2端末装置T2の制御部31は、「いいえ」をタッチする操作を、ユーザUが、問い合わせへの回答として車両Vの所有者が変更しないことを入力する操作として受け付ける。この場合には、図4のフローが終了する。
ステップS8において、制御装置20の制御部21は、車両Vの所有者が変更することを示す情報を、システム10の管理者に通知する。具体的には、制御装置20の制御部21は、ステップS7において第2端末装置T2から送信された回答データAD2を通信部23を介して受信する。制御部21は、システム10の管理者の施設に設置されたサーバなどの管理装置に、受信された回答データAD2を送信する。これは、システム10の管理者に対して、車両が売却されるかどうか、すなわち所有者が変更するかどうかについて情報を収集する契機を与えるためである。更に、制御部13は、第2端末装置T2に対して、車両Vの新たな所有者を確認するためのメッセージを送信してもよい。
本実施形態によれば、車両データVDの閲覧履歴から車両の所有者の変更が検知される。よって、車両が、システム10の管理者である車両メーカーの正規販売店を介さずに売却された場合であっても、車両メーカーは車両の売却による所有者の変更を検知しやすくなる。したがって、新たな所有者から車両データVDの開示に関する同意が得られやすくなり、車両データVDを更に有効に活用しやすくなる。
以上述べたように、制御装置20の制御部21は、車両Vの状態をモニタして得られる第1車両データVD1であって、車両Vの所有者Pの同意を得て開示される第1車両データVD1が、あるユーザUに閲覧されたことを検知する。制御部21は、ユーザUに対し、第1車両データVD1が閲覧された時点より後に車両Vの状態をモニタして得られる第2車両データVD2を開示することについての同意を促す第1情報RD1及び車両Vの所有者が変更するかどうかを問い合わせる第2情報RD2のいずれか一方を通知する。
本実施形態によれば、第1車両データVD1がユーザUに閲覧されたことを契機として、ユーザUに対して問い合わせが送信されるので、車両Vの売却等により車両Vの所有者が変更した場合でも、新たな所有者に対して同意を求めることができる。よって、新たな所有者からの同意がないために第三者に第2車両データVD2を開示することができなくなるという事態を避けやすい。
本実施形態によれば、車両データVDを有効に活用しやすくなる。
本実施形態の一変形例として、制御装置20の制御部21は、ユーザUが第1車両データVD1を閲覧する目的を示す目的情報を取得し、取得された目的情報で示される目的に応じて、第1情報RD1及び第2情報RD2のいずれを通知するかを決定してもよい。具体的には、ステップS2において、制御部21は、第1車両データVD1がどこから閲覧されたかを判定する代わりに、ユーザUが第1車両データVD1を閲覧する目的を判定してもよい。本変形例では、制御部21は、ユーザUが第1車両データVD1を閲覧する目的が、車両Vの買取であるか売却であるかを判定する。
目的の判定は任意の方法で行われてよいが、本変形例では次の方法により行われる。制御装置20の制御部21は、ステップS1で、第1車両データVD1があるユーザUに閲覧されたことを検知する。制御部21は、閲覧情報を送信した端末装置Tに対して、閲覧の目的を問い合わせるためのメッセージを送信する。図7の例では、閲覧の目的を問い合わせるためのメッセージとして、「閲覧目的を選択してください」というメッセージが送信される。端末装置Tの制御部31は、通信部33を介して制御装置20からメッセージを受信し、受信されたメッセージをディスプレイなどの出力部35に出力させる。本変形例では、端末装置Tの制御部31は、メッセージを、出力部35に相当するディスプレイに表示させるが、制御部31は、メッセージを、出力部35に相当するスピーカから音声で出力させてもよい。
メッセージに対する回答を入力する操作がユーザUにより行われた場合には、端末装置Tの制御部31は、その操作を入力部34で受け付ける。図7の例では、端末装置Tの入力部34としてのタッチスクリーン上で、表示された「売却」及び「買取」のいずれかをタッチする操作がユーザUにより行われる。端末装置Tの制御部31は、この操作を、第1車両データVD1を閲覧する目的をユーザUが入力する操作として受け付ける。ユーザUは、タッチスクリーンをタッチする代わりに、端末装置Tの入力部34としてのマイクを介して音声による入力を行ってもよい。端末装置Tの制御部31は、ユーザUにより入力された第1車両データVD1を閲覧する目的を示す目的情報を生成する。端末装置Tの制御部31は、生成した目的情報を、通信部33を介して制御装置20に送信する。
制御装置20の制御部21は、端末装置Tから送信された目的情報を、通信部23を介して受信する。受信された目的情報で示される目的が車両Vの買取である場合に、ステップS3の処理が行われる。具体的には、制御部21は、目的情報で示される目的が「買取」であると判定された場合に、ユーザUに対し第1情報RD1を通知する。一方、受信された目的情報で示される目的が車両Vの売却である場合に、ステップS7の処理が行われる。具体的には、制御部21は、目的情報で示される目的が「売却」であると判定された場合に、ユーザUに対し第2情報RD2を通知する。本変形例において、ステップS2以外の処理は、上述した実施形態における処理と同様であるため、説明を省略する。
本変形例によれば、第1車両データVD1の閲覧目的が判定される。よって、例えば、第1車両データVD1の閲覧が、車両販売店に設置された端末装置を介してではなく、ユーザU自身の所持する端末装置を介して行われた場合でも、車両Vの所有者の変更が検知される。また、閲覧目的に応じてユーザUに対する問い合わせの内容を変えるので、新たな所有者から車両データの開示に関する同意が得られやすくなる。
本変形例によれば、車両データVDを更に有効に活用しやすくなる。
本実施形態の一変形例として、制御装置20の制御部21は、ユーザUが車両Vの所有者Pであるかどうかに応じて、第1情報RD1及び第2情報RD2のいずれを通知するかを決定してもよい。具体的には、ステップS2において、制御装置20の制御部21は、第1車両データVD1がどこから閲覧されたかを判定する代わりに、第1車両データVD1を閲覧したユーザUが車両Vの所有者Pであるかどうかを判定してもよい。
ユーザUが車両Vの所有者Pであるかどうかの判定は任意の方法で行われてよいが、本変形例では次の方法により行われる。ステップS1において、第1車両データVD1が、あるユーザUによりいずれかの端末装置Tを介して閲覧される。端末装置Tの制御部31は、第1車両データVD1が閲覧されたことを示す閲覧情報を生成する。このとき、端末装置Tの制御部31は、閲覧情報に、端末装置Tの識別情報の代わりに、第1車両データVD1を閲覧したユーザUの識別情報を含める。ユーザUの識別情報は、例えば、ユーザIDである。ユーザIDは、例えば、ユーザUが第1車両データVD1を閲覧するため端末装置Tへログインする際に入力される。制御部31は、生成した閲覧情報を通信部33を介して制御装置20に送信する。
ステップS2において、制御装置20の制御部21は、ステップS1で受信された閲覧情報に含まれるユーザIDに基づいて判定を行う。制御装置20の記憶部22には、例えば、車両と、車両ごとに登録された所有者との組の情報が事前に登録されたデータベースDB2が構築されている。すなわち、データベースDB2には、車両と、車両の所有者に付与された所有者IDとを相互に関連付けて含むレコードが格納されている。制御部21は、データベースDB2を参照し、車両Vの所有者Pに付与された所有者IDを特定する。制御部21は、特定された所有者IDと、受信された閲覧情報に含まれるユーザIDとが一致する場合、ユーザUが所有者Pであると判定する。ユーザUが所有者Pであると判定された場合にはステップS3の処理が行われる。一方、制御部21は、特定された所有者IDと、受信された閲覧情報に含まれるユーザIDとが異なる場合、ユーザUが所有者Pでないと判定する。ユーザUが所有者Pでないと判定された場合にはステップS6の処理が行われる。このようにして、制御装置20の制御部21は、ユーザUが所有者Pであるかどうかを判定する。制御部21は、判定結果に応じて、第1情報RD1及び第2情報RD2のいずれを送信するかを決定する。本変形例において、ステップS3からステップS8までの処理は、上述した実施形態における処理と同様であるため、説明を省略する。
本変形例によれば、ユーザIDに基づいてユーザUが車両Vの所有者Pであるかどうかが判定される。よって、車両Vの所有者Pではないユーザが、所有者Pに対応付けられた車両販売店の端末装置から、第1車両データVD1の閲覧を行った場合でも、車両Vの所有者の変更が検知される。したがって、新たな所有者から車両データVDの開示に関する同意が得られやすくなる。
本変形例によれば、車両データVDを更に有効に活用しやすくなる。
本開示は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、ブロック図に記載の2つ以上のブロックを統合してもよいし、又は1つのブロックを分割してもよい。フローチャートに記載の2つ以上のステップを記述に従って時系列に実行する代わりに、各ステップを実行する装置の処理能力に応じて、又は必要に応じて、並列的に又は異なる順序で実行してもよい。その他、本開示の趣旨を逸脱しない範囲での変更が可能である。
例えば、本実施形態の一変形例として、制御装置20の制御部21は、第1車両データVD1が第1端末装置T1及び第2端末装置T2のいずれを介して閲覧されたかを判定する代わりに、第1車両データVD1が、複数の車両販売店Sではない中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧されたかどうかを判定してもよい。制御部21は、第1車両データVD1が中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧されたと判定されたことをトリガとして、車両Vが売却されるかどうかについての情報、すなわち所有者が変更するかどうかについての情報を収集してもよい。具体的には、制御部21は、ステップS2において、第1車両データVD1が中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧されたかどうかを判定する。この判定は任意の手順で行われてよいが、例えば次のような手順で行われる。制御装置20の記憶部22には、複数の車両販売店Sにそれぞれ設置された端末装置Tの端末IDが予め記憶されている。制御部21は、ステップS1で受信された閲覧情報に含まれる端末IDと、記憶部22に記憶された端末IDとを照合する。制御部21は、記憶部22に記憶された端末IDの中に、受信された端末IDと一致する端末IDが存在しない場合に、第1車両データVD1が中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧されたと判定する。制御部21は、第1車両データVD1が中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧されたと判定すると、第1情報RD1又は第2情報RD2に代えて、車両Vの所有者が誰であるかを問い合わせるメッセージを、通信部23を介して送信する。これは、システム10の管理者が、車両Vの新たな所有者についての情報をより確実に取得できるようにするためである。第1車両データVD1が、車両販売店Sからではなく、中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧された場合、車両Vの取引が複数の車両販売店Sを介さずに発生していると考えられる。一般に、車両Vの取引が中古車販売店又はオークションサイト経由で行われた場合、車両販売店Sを介して取引が行われた場合とは異なり、車両Vの買主である新たな所有者についての情報がシステム10の管理者に通知されない場合が多い。本例では、第1車両データVD1が複数の車両販売店Sではない中古車販売店又はオークションサイト経由で閲覧された場合に、システム10の管理者に対し、車両Vの所有者についての情報を収集する機会を与えることができる。よって、システム10の管理者は、車両Vが複数の車両販売店Sを介さずに取引された場合でも、新たな所有者に対して同意を求めることができる。
本変形例によれば、車両データVDを更に有効に活用しやすくなる。
10 システム
20 制御装置
21 制御部
22 記憶部
23 通信部
24 入力部
25 出力部
31 制御部
32 記憶部
33 通信部
34 入力部
35 出力部
50 ネットワーク
T 端末装置
T1 第1端末装置
T2 第2端末装置
RD1 第1情報
RD2 第2情報

Claims (20)

  1. 車両の状態をモニタして得られる第1車両データであって、前記車両の所有者の同意を得て開示される第1車両データが、あるユーザに閲覧されたことが検知されると、前記ユーザに対し、前記第1車両データが閲覧された時点より後に前記車両の状態をモニタして得られる第2車両データを開示することについての同意を促す第1情報及び前記車両の所有者が変更するかどうかを問い合わせる第2情報のいずれか一方を通知する制御部を備える、制御装置。
  2. 前記制御部は、前記ユーザが前記第1車両データをどこから閲覧したかに応じて、前記第1情報及び前記第2情報のいずれを通知するかを決定する、請求項1に記載の制御装置。
  3. 端末装置と通信する通信部を備え、
    前記所有者は、複数の車両販売店のうち少なくとも1つの車両販売店と対応付けられており、
    前記制御部は、前記所有者と対応付けられた車両販売店を示す販売店情報を取得し、取得された販売店情報で示される車両販売店とは異なる車両販売店の端末装置である第1端末装置を介して前記第1車両データが前記ユーザに閲覧されたことが検知されると、前記通信部を介して、前記第1端末装置に対し前記第1情報を送信する、請求項2に記載の制御装置。
  4. 端末装置と通信する通信部を備え、
    前記所有者は、複数の車両販売店のうちの少なくとも1つの車両販売店と対応付けられており、
    前記制御部は、前記所有者と対応付けられた車両販売店を示す販売店情報を取得し、取得された販売店情報で示される車両販売店の端末装置である第2端末装置を介して前記第1車両データが前記ユーザに閲覧されたことが検知されると、前記通信部を介して、前記第2端末装置に対し前記第2情報を送信する、請求項2に記載の制御装置。
  5. 前記制御部は、前記ユーザが前記第1車両データを閲覧する目的を示す目的情報を取得し、取得された目的情報で示される目的に応じて、前記第1情報及び前記第2情報のいずれを通知するかを決定する、請求項1に記載の制御装置。
  6. 前記制御部は、取得された目的情報で示される目的が前記車両の買取である場合に、前記ユーザに対し前記第1情報を通知する、請求項5に記載の制御装置。
  7. 前記制御部は、取得された目的情報で示される目的が前記車両の売却である場合に、前記ユーザに対し前記第2情報を通知する、請求項5に記載の制御装置。
  8. 前記制御部は、前記ユーザが前記所有者であるかどうかに応じて、前記第1情報及び前記第2情報のいずれを通知するかを決定する、請求項1に記載の制御装置。
  9. 前記制御部は、前記ユーザが前記所有者でない場合に、前記第1情報を通知する、請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記制御部は、前記ユーザが前記所有者である場合に、前記第2情報を通知する、請求項8に記載の制御装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の制御装置と、
    前記制御装置と通信を行う端末装置と、
    を備え、
    前記第1車両データは前記端末装置を介して閲覧可能であり、
    前記端末装置は、前記端末装置を介して前記第1車両データが閲覧された場合に、前記第1車両データが閲覧されたことを示す情報を前記制御装置に送信する、システム。
  12. 車両の状態をモニタして得られる第1車両データであって、前記車両の所有者の同意を得て開示される第1車両データが、あるユーザにより端末装置を介して閲覧されると、前記端末装置により、前記第1車両データが閲覧されたことを示す閲覧情報を制御装置に送信することと、
    前記制御装置により前記閲覧情報が受信されると、前記制御装置により、前記端末装置に対し、前記第1車両データが閲覧された時点より後に前記車両の状態をモニタして得られる第2車両データを開示することについての同意を促す第1情報及び前記車両の所有者が変更するかどうかを問い合わせる第2情報のいずれか一方を送信することと
    を含む制御方法。
  13. 前記制御装置により、前記ユーザが前記第1車両データをどこから閲覧したかに応じて、前記第1情報及び前記第2情報のいずれを送信するかを決定することを更に含む、請求項12に記載の制御方法。
  14. 前記所有者は、複数の車両販売店のうちの少なくとも1つの車両販売店と対応付けられており、
    前記決定することは、前記所有者と対応付けられている車両販売店を示す販売店情報を取得し、取得された販売店情報で示される車両販売店とは異なる車両販売店の端末装置である第1端末装置から前記閲覧情報が受信された場合に、前記制御装置により、前記第1端末装置に対し前記第1情報を送信すると決定することを含む、請求項13に記載の制御方法。
  15. 前記所有者は、複数の車両販売店のうちの少なくとも1つの車両販売店と対応付けられており、
    前記決定することは、前記所有者と対応付けられた車両販売店を示す販売店情報を取得し、取得された販売店情報で示される車両販売店の端末装置である第2端末装置から前記閲覧情報が受信された場合に、前記制御装置により、前記第2端末装置に対し前記第2情報を送信すると決定することを含む、請求項13に記載の制御方法。
  16. 前記端末装置により、前記ユーザが前記第1車両データを閲覧する目的を入力する操作を受け付けることと、
    前記端末装置により、入力された目的を示す目的情報を前記制御装置に送信することと、
    前記制御装置により、前記端末装置から送信された目的情報で示される目的に応じて、前記第1情報及び前記第2情報のいずれを送信するかを決定することと
    を更に含む、請求項12に記載の制御方法。
  17. 前記決定することは、前記目的情報で示される目的が前記車両の買取である場合に、前記第1情報を送信すると決定することを含む、請求項16に記載の制御方法。
  18. 前記決定することは、前記目的情報で示される目的が前記車両の売却である場合に、前記第2情報を送信すると決定することを含む、請求項16に記載の制御方法。
  19. 前記制御装置により、前記ユーザが前記所有者であるかどうかを判定することと、
    前記制御装置により、判定結果に応じて、前記第1情報及び前記第2情報のいずれを送信するかを決定することと
    を更に含む、請求項12に記載の制御方法。
  20. 前記決定することは、前記ユーザが前記所有者でないと判定された場合に、前記第1情報を送信すると決定し、前記ユーザが前記所有者であると判定された場合に、前記第2情報を送信すると決定することを含む、請求項19に記載の制御方法。
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