JP7371357B2 - 移動体外部環境認識装置 - Google Patents

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Description

ここに開示する技術は、車両やロボット等の移動体の外部環境を認識する装置に関するものであり、特に、イベントが発生した時の外部環境を表すデータを記録する技術に関する。
特許文献1,2は、いわゆるドライブレコーダに関する技術を開示している。特許文献1は、車載用動画像データ記録装置を開示している。この構成では、通常走行時は、カメラが撮像した動画像データを通常画質によって記録し、一方、事故発生直前直後は、高画質によって動画像データを記録する。特許文献2は、車両の周辺から収集されるマルチメディアデータを保存する装置に用いるFAT(File Allocation Table)ファイルシステムについて、開示している。
特開2013-80518号公報 特表2017-503300号公報
例えば、車両の自動運転システムでは、一般に、車両に設けられたカメラによって車両周辺の状況を映す映像データを取得し、取得した映像データに基づいて、車両の外部環境を認識する装置が設けられる。車両以外でも、例えばロボット等のような自律移動体では、移動体に設けられたカメラの出力から、外部環境を認識する装置が設けられる。
このような装置では、イベントが発生した際に映像データを記録することによって、ドライブレコーダとしての機能を実現することができる。しかしながら、ただ単に、多数のカメラの映像データを長い時間記録することは、大容量の記録媒体が必要になってしまい、好ましくない。
ここに開示する技術はかかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、移動体外部環境認識装置において、イベント発生時の外部環境の検証を、簡易な構成によって、実現することにある。
具体的にここに開示する技術は、移動体の外部環境を認識する装置であって、当該移動体に設置されたカメラの出力に対して画像処理を実行し、当該移動体の外部環境を映す映像データを生成する画像処理部と、前記画像処理部によって生成された映像データを用いて、当該移動体の外部環境を認識する処理を行い、当該移動体の外部環境を表す3Dマップデータを生成する認識処理部と、前記認識処理部によって生成された3Dマップデータを基にして、当該移動体の周囲の物標を示す2Dマップデータを生成し、生成した2Dマップデータを基にして、当該移動体の走行経路を生成する制御部と、前記制御部に連結して設けられており、前記2Dマップデータを記録可能に構成された記録装置とを備え、前記制御部は、走行経路を生成する処理の中で、所定のイベント発生を検出したとき、生成した2Dマップデータを前記記録装置に記録する。
この構成によると、移動体外部環境認識装置において、当該移動体の外部環境を映す映像データが生成され、この映像データを用いて、当該移動体の外部環境を表す3Dマップデータが生成され、この3Dマップデータを基にして、当該移動体の周囲の物標を示す2Dマップデータが生成される。制御部は、走行経路を生成する処理の中で、所定のイベント発生を検出したとき、生成された2Dマップデータを、制御部に連結して設けられた記録装置に記録する。これにより、イベント発生時の移動体の外部環境を、記録装置に記録された2Dマップデータによって検証することが可能になる。そして、2Dマップデータは、映像データと比べて格段にデータ量が少ないので、イベント検証のためにデータを記録する記録装置の記憶容量を削減することができる。
そして、上述の移動体外部環境認識装置は、タイムスタンプを生成するタイムスタンプ生成部を備え、前記タイムスタンプ生成部は、前記記録装置に記録される2Dマップデータに、生成したタイムスタンプを付与する、としてもよい。
この構成によると、記録される2Dマップデータにタイムスタンプが付与されるので、イベント発生時の検証について、信頼性を向上させることができる。
さらに、前記タイムスタンプ生成部は、当該移動体に設けられたアクチュエータの制御クロックと同期して、前記タイムスタンプを生成する、としてもよい。
この構成によると、記録される2Dマップデータに付与されるタイムスタンプが、アクチュエータの制御クロックと同期して生成されるので、イベント発生時の検証について、さらに信頼性を向上させることができる
また、前記制御部は、当該移動体に設けられたセンサから受信したセンサ信号、および、当該移動体の外部から受信したGPSデータのうち少なくともいずれか一方を、前記2Dマップデータとともに、前記記録装置に記録する、としてもよい。
この構成によると、2Dマップデータとともにセンサ信号やGPSデータが記録されるので、イベント発生時の検証について、信頼性を向上させることができる。
本開示によると、イベント発生時の移動体の外部環境を、映像データと比べて格段にデータ量が少ない2Dマップデータによって検証可能になる。したがって、簡易な構成によって、イベント検証を行うことができる。
実施形態に係る移動体外部環境認識装置のシステム構成例 (a)は映像データの例、(b)は3Dマップの例、(c)は2Dマップの例 図1の装置のイベント発生時における動作例 図1の装置のイベント発生時における動作例
図1は実施形態に係る車両走行制御装置のシステム構成の一例を示すブロック図である。図1の車両走行制御装置1は、車両に関する各種の信号やデータを入力とし、これらの信号やデータを基にして、例えば深層学習によって生成した学習済みモデルを利用して、演算処理を実行し、車両の走行経路を生成する。図1の車両走行制御装置1は、本開示に係る移動体外部環境認識装置の一例である。
図1の車両走行制御装置1は、画像処理部10、AIアクセラレータ20、および制御部30を備えている。画像処理部10は、車両に設置されたカメラの出力を受ける入力ポート11と、カメラ出力に対して所定の画像処理を行うプロセッサ12と、プロセッサ12によって生成された画像信号等を記憶するメモリ13とを備える。画像処理部10は、車両に設置されたカメラの出力から、車両の外部環境を映す映像データを生成する。ここでは、4台のカメラA~Dが車両に設置されている。カメラAは車両前部に設置され、車両前方を撮像する。カメラBは車両後部に設置され、車両後方を撮像する。カメラC,Dは車両両側部にそれぞれ設置され、車両側方を撮像する。画像処理部10によって生成された映像データは、例えばPCIExpressを介してAIアクセラレータ20に転送される。また、生成された映像データは、メモリ13に一時的に格納される。メモリ13には、映像データが常時書き込まれ、古いデータから順に廃棄され、最新のデータが上書きされる。
AIアクセラレータ20は、画像処理部10から転送された映像データに対して、例えば深層学習によって生成した学習済みモデルを利用して、演算処理を実行する。AIアクセラレータ20は、例えば、車両の外部環境を表す3D(3次元)マップを生成する。3Dマップでは、例えば、車両周囲に存在する他の車両、自転車、歩行者等の移動物体や、信号機、標識等の固定物、道路形状、白線等が表されている。生成された3Dマップのデータは、例えばPCIExpressを介して制御部30に転送される。AIアクセラレータ20は、車両の外部環境を認識する処理を行う認識処理部の一例である。
制御部30は、プロセッサ31と、メモリ32とを備えている。制御部30は、車両に設けられたレーダや車速センサ等のセンサ類5から出力された信号と、GPS(Global Positioning System)6から送信されたGPSデータとが入力される。制御部30は、AIアクセラレータ20から転送された3Dマップデータを基にして、2D(2次元)マップを生成する。制御部30は、生成した2Dマップを基にして、当該車両の走行経路を生成する。そして、生成した走行経路について当該車両の目標運動を決定し、決定した目標運動を実現するための、駆動力、制動力および操舵角を算出する。また、生成された2Dマップデータは、少なくとも走行経路が生成されるまでの間、メモリ32に一時的に格納される。メモリ32には、2Dマップデータが常時書き込まれ、古いデータから順に廃棄され、最新のデータが上書きされる。
図2は図1の走行経路制御装置1が生成するデータの例を表すイメージ図であり、(a)は画像処理部10が生成する映像データの例、(b)はAIアクセラレータ20が生成する3Dマップの例、(c)は制御部30が生成する2Dマップの例である。図2(a)の映像データは、車両前部に設置されたカメラAの出力から生成された映像データであり、車道50を走行する車両61,62,63が映っている。図2(b)の3Dマップでは、車道50および車両61,62,63を含めて、各画像領域の属性データが付与されている。図2(c)の2Dマップでは、車道50を走行する車両61,62,63と、自車両100とが示されている。なお、2Dマップデータは、映像データに対して、データ量が格段に少なくなっている。2Dマップデータは、車両周囲の物標を示す物標データの一例である。
図1の車両走行制御装置1は、さらに、ストレージ(記録装置)15,35と、タイムスタンプ生成部40とを備えている。ストレージ15は、画像処理部10に連結して設けられており、画像処理部10によって生成された映像データを記録可能に構成されている。画像処理部10のプロセッサ12は、制御部30からの指示を受けて、メモリ13に格納されている映像データをストレージ15に格納する。ストレージ35は、制御部30に連結して設けられており、制御部30によって生成された2Dマップデータを記録可能に構成されている。制御部30のプロセッサ31は、所定のイベントが発生したとき、メモリ32に格納されている2Dマップデータをストレージ35に格納する。ストレージ15,35は、例えば、ハードディスクやフラッシュメモリ等によって構成される。
タイムスタンプ生成部40は、制御部30からの指示を受けて、タイムスタンプを生成する。タイムスタンプ生成部40は、例えば、車両に設けられたアクチュエータの制御に用いられるクロックと同期させて、タイムスタンプを生成する。生成されたタイムスタンプは、ストレージ15に格納される映像データや、ストレージ35に格納される2Dマップに付与される。
ここで、所定のイベントとは、例えば、当該車両に対する他の車両の接近、急ブレーキの実施、衝撃の検出等である。所定のイベントの発生は、例えば、当該車両に設けられたセンサ類5、例えば、レーダ、衝撃センサ、ブレーキ検出センサ等の出力から検出される。あるいは、制御部30が、走行経路を生成する処理の中で、イベントの発生を検出する場合もある。あるいは、路肩や交差点等の車外に設置されたセンサの出力から、イベントの発生を検出する場合もある。また、他車との通信によって、イベントの発生を検出する場合もある。
画像処理部10、AIアクセラレータ20、および、制御部30は、例えば、それぞれ独立した半導体チップによって実現される。ただし、画像処理部10、AIアクセラレータ20、および、制御部30のうちの2個以上が、単一のチップによって実現されてもよい。例えば、画像処理部10およびAIアクセラレータ20が、認識処理用の単一の半導体チップによって実現されてもかまわない。また、タイムスタンプ生成部40は、制御部内に設けられ、制御部30の機能の一部として実現されてもよい。あるいは、タイムスタンプ生成部40は、制御部30と別個に設けてもよい。また、ストレージ15,35は、別々のハードウェアとして設けてもよいし、共通のハードウェアにおいて記録領域を分けて実現してもよい。
以下、図1の車両走行制御装置1において、所定のイベントが発生したときの動作例について説明する。
<動作例1>
図3は本実施形態に係る車両走行制御装置1におけるイベント発生時の動作例を示すフローチャートである。図3に示すように、所定のイベントが発生すると、制御部30は、生成した2Dマップデータをストレージ35に格納する(S11)。具体的には、制御部30は、経路生成のためにメモリ32に一時的に保存されている2Dマップデータを、ストレージ35に出力する。これにより、イベント発生より少し前のタイミングから、2Dマップデータを記録することができる。そして、タイムスタンプ生成部40は、制御部30からの指示を受けて、タイムスタンプを生成する。生成されたタイムスタンプは、ストレージ35に保存された2Dマップデータに付与される(S12)。
2Dマップデータの記録とタイムスタンプの付与は、イベントが発生してから所定時間が経過するまで、繰り返し実行される(S13)。この結果、所定のイベントの発生前後の2Dマップデータを、タイムスタンプとともにストレージ35に記録することができる。
なお、この動作例1では、画像処理部10によって生成される映像データの記録は行われないので、ストレージ15は装置構成から省いてもかまわない。
<動作例2>
図4は本実施形態に係る車両走行制御装置1におけるイベント発生時の他の動作例を示すフローチャートである。図4に示すように、所定のイベントが発生すると、制御部30は、生成した2Dマップデータをストレージ35に格納する。またこのとき、制御部30は、センサ類5から受信したセンサ信号や、GPS6から受信したGPSデータを、2Dマップデータとともに、ストレージ35に保存する(S21)。タイムスタンプ生成部40は、制御部30からの指示を受けて、タイムスタンプを生成する。生成されたタイムスタンプは、ストレージ35に保存された2Dマップデータ、センサ信号およびGPSデータに付与される(S22)。
また、制御部30は、画像処理部10に対して、ストレージ35に記録された2Dマップデータに対応する映像データの記録を指示する。このとき、制御部30は、映像データ中の、記録対象となる部分を指定する(S23)。すなわち、この動作例2では、映像データから、検証に必要となる重要な情報に関する部分を切り出して、ストレージ15に記録するものとする。重要な情報に関する部分とは、例えば、他の車両、歩行者や自転車等を映す部分、あるいは、信号機や標識を映す部分等である。映像データの記録部分の決定は、例えば、AIアクセラレータ20によって生成された3Dマップデータを参照して行えばよい。例えば、他の車両を映す部分を記録する場合は、3Dマップデータから他の車両が占める領域を特定し、映像データにおいてその特定した領域に対応する座標の範囲を、記録部分として決定する。
画像処理部10は、制御部30からの指示を受けて、生成した映像データをストレージ15に保存する(S24)。具体的には、画像処理部10は、メモリ13に一時的に保存されている映像データのうち、制御部30から指定された部分をストレージ15に保存する。これにより、イベント発生より少し前のタイミングから、映像データを記録することができる。タイムスタンプ生成部40は、制御部30からの指示を受けて、ストレージ35に記録した2Dマップデータに付与したものと同一のタイムスタンプを、ストレージ15に記録した映像データに付与する(S25)。
2Dマップデータ、センサ信号、GPSデータおよび映像データの記録とタイムスタンプの付与は、イベントが発生してから所定時間が経過するまで、繰り返し実行される(S26)。この結果、所定のイベントの発生前後の2Dマップデータ、センサ信号、GPSデータおよび映像データが、タイムスタンプとともに、ストレージ15,35に記録される。
なお、動作例2において、センサ信号およびGPSデータのいずれか一方のみを、2Dマップデータとともに記録するようにしてもよい。
本実施形態によると、車両走行制御装置1において、車両の外部環境を映す映像データが生成され、この映像データを用いて、車両の外部環境を表す2Dマップデータが生成される。所定のイベントが発生したとき、制御部30が、生成した2Dマップデータを、制御部30に連結して設けられたストレージ35に記録する。これにより、イベント発生時の車両の外部環境を、ストレージ35に記録された2Dマップデータによって検証することが可能になる。そして、2Dマップデータは、映像データと比べて格段にデータ量が少ないので、イベント検証のためにデータを記録するストレージ35の記憶容量を削減することができる。
(他の動作例)
動作例1では、ストレージ35に記録した2Dマップデータにタイムスタンプを付与し、動作例2では、ストレージ15に記録した映像データ、並びに、ストレージ35に記録した2Dマップデータ、センサ信号およびGPSデータにタイムスタンプを付与した。ただし、ストレージ15,35に記録したデータに、タイムスタンプを付与しないようにしてもかまわない。この場合は、タイムスタンプ生成部40を省いてもかまわない。
また、動作例2では、映像データからその一部を切り出してストレージ15に記録するものとしたが、これに限られるものではなく、映像データ全体を記録するようにしてもよい。この場合は、映像データ中の記録対象となる部分を指定する動作は不要になる。ただし、映像データの一部を記録することによって、ストレージ15の記録容量を削減することができる。
また、車両に設けられた全てのカメラの映像データを記録する必要は必ずしもなく、制御部30が、記録対象となるカメラを指定するようにしてもよい。例えば、車両前方を映すカメラAの映像データのみを記録するようにしてもよいし、車両前方を映すカメラAと車両後方を映すカメラBの映像データのみを記録するようにしてもよい。すなわち、制御部30は、画像処理部10に対して映像データの記録を指示する際に、複数のカメラのうち記録対象となるカメラを指定し、画像処理部10は、制御部30に指定されたカメラの映像データをストレージ15に記録する、というようにしてもよい。これにより、ストレージ15の記録容量を削減することができる。
また、発生したイベントの内容に応じて、映像データを記録するカメラを選択するようにしてもよい。例えば、車両前方に接近する物体がある場合は、車両前方を映すカメラAの映像データを記録し、車両後方から接近する物体がある場合は、車両後方を映すカメラBの映像データを記録する、というようにしてもよい。また、発生したイベントの内容に応じて、映像データから切り出す部分を切り替えるようにしてもよい。
また、動作例2において、2Dマップデータを保存する期間と映像データを保存する期間とを変えてもかまわない。例えば、イベント発生における重要な期間のみ(例えば前後3秒間)映像データを記録するようにし、それよりも前の期間や後の期間は、映像データは記録しないで、2Dマップデータのみを記録する、というようにしてもよい。すなわち、ストレージ15に記録する映像データの時間範囲を、ストレージ35に記録する2Dマップデータの時間範囲よりも短くしてもよい。これにより、ストレージ15の記録容量を削減することができる。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、車両の走行経路を生成する車両走行制御装置1を例にとって説明を行ったが、本開示は、走行制御を行う装置に限られるものではない。例えば、カメラ出力から映像データを生成し、この映像データから2Dマップデータを生成する装置であればよい。この場合、別の装置が、生成された2Dマップデータを用いて、車両の走行制御を行ってもよい。
また、上述の実施形態において、2Dマップデータは、車両周囲の物標を示す物標データの一例であり、2Dマップデータ以外の物標データを記録するようにしてもかまわない。例えば、AIアクセラレータ20によって生成される3Dマップデータを、イベント発生時に記録してもよい。
また、上述の実施形態では、車両に適用されるものとしたが、車両以外の移動体、例えば、ロボット、航空機、船舶等にも、本開示は適用可能である。
1 車両走行制御装置(移動体外部環境認識装置)
10 画像処理部
15 ストレージ(記録装置)
20 AIアクセラレータ(認識処理部)
30 制御部
35 ストレージ(記録装置)
40 タイムスタンプ生成部

Claims (4)

  1. 移動体の外部環境を認識する装置であって、
    当該移動体に設置されたカメラの出力に対して画像処理を実行し、当該移動体の外部環境を映す映像データを生成する画像処理部と、
    前記画像処理部によって生成された映像データを用いて、当該移動体の外部環境を認識する処理を行い、当該移動体の外部環境を表す3Dマップデータを生成する認識処理部と、
    前記認識処理部によって生成された3Dマップデータを基にして、当該移動体の周囲の物標を示す2Dマップデータを生成し、生成した2Dマップデータを基にして、当該移動体の走行経路を生成する制御部と、
    前記制御部に連結して設けられており、前記2Dマップデータを記録可能に構成された記録装置とを備え、
    前記制御部は、走行経路を生成する処理の中で、所定のイベント発生を検出したとき、生成した2Dマップデータを前記記録装置に記録する
    ことを特徴とする移動体外部環境認識装置。
  2. 請求項1記載の移動体外部環境認識装置において、
    タイムスタンプを生成するタイムスタンプ生成部を備え、
    前記タイムスタンプ生成部は、前記記録装置に記録される2Dマップデータに、生成したタイムスタンプを付与する
    ことを特徴とする移動体外部環境認識装置。
  3. 請求項2記載の移動体外部環境認識装置において、
    前記タイムスタンプ生成部は、当該移動体に設けられたアクチュエータの制御クロックと同期して、前記タイムスタンプを生成する
    ことを特徴とする移動体外部環境認識装置。
  4. 請求項1~3のうちいずれか1項記載の移動体外部環境認識装置において、
    前記制御部は、当該移動体に設けられたセンサから受信したセンサ信号、および、当該移動体の外部から受信したGPSデータのうち少なくともいずれか一方を、前記2Dマップデータとともに、前記記録装置に記録する
    ことを特徴とする移動体外部環境認識装置。
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