JP7368271B2 - 通信装置および通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、通信ネットワークにおいて受信した信号を復号する通信装置、および、その通信装置において用いられる通信方法に関する。
光ディスク、磁気ディスクなどの記録媒体から読み出された信号を復号する方式として、パーシャルレスポンス最尤復号方式(PRML:Partial Response Maximum Likelihood)が用いられている。パーシャルレスポンス最尤復号方式においては、特定の符号間干渉を許容するパーシャルレスポンス等化を行うことにより、等化時に発生する雑音の増幅を抑制することができる。
下記特許文献1,2は、記録再生装置において、2種類のパーシャルレスポンス等化を行うことにより、信号を復号している。
特開2011-227970号公報 特開2006-121285号公報
パーシャルレスポンス最尤復号方式を用いることで、等化時に発生する雑音を抑制し、符号誤り率を低減させることができる。しかし、チャネルの雑音増幅特性は様々であり、パーシャルレスポンス等化を利用する場合であっても、更なる符号誤り率の低減に対する要求がある。特に高速通信技術の分野においては、符号誤り率の低減に対する要求が大きい。
本発明の目的は、パーシャルレスポンス等化を利用する復号方式において、更なる符号誤り率の低減を図ることである。
本発明の一局面に従う通信装置は、受信信号を入力し、受信信号に対してゼロフォーシング等化を実行するゼロフォーシング等化部と、受信信号を入力し、受信信号に対してパーシャルレスポンス等化を実行するパーシャルレスポンス等化部と、ゼロフォーシング等化部において算出された受信信号の信号品質に基づいて、第1の重み付け値を算出する第1重み付け値算出部と、パーシャルレスポンス等化部において算出された受信信号の信号品質に基づいて、第2の重み付け値を算出する第2重み付け値算出部と、ゼロフォーシング等化部の出力に基づく状態遷移に第1の重み付け値を与えるとともに、パーシャルレスポンス等化部の出力に基づく状態遷移に第2の重み付け値を与えることにより、最尤系列推定を行う推定部とを備える。
ゼロフォーシング等化部は、ゼロフォーシング等化スライサを含み、パーシャルレスポンス等化部は、パーシャルレスポンス等化スライサを含み、第1重み付け値算出部は、ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比に基づいて第1の重み付け値を算出し、第2重み付け値算出部は、パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比に基づいて第2の重み付け値を算出してもよい。
第1の重み付け値は、ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比と正の相関関係に、ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比およびパーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比の和と負の相関関係にあり、第2の重み付け値は、パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比と正の相関関係に、ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比および前記パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比の和と負の相関関係にあってもよい。
受信信号は、PAM4マッピングされた信号であり、パーシャルレスポンス等化スライサは、受信信号を7値の符号として出力してもよい。
ゼロフォーシング等化部は、ディシジョンフィードバックイコライザを含んでもよい。
パーシャルレスポンス等化部は、ディシジョンフィードバックイコライザを含んでもよい。
本発明の他の局面に従う通信方法は、受信信号に対してゼロフォーシング等化を実行するゼロフォーシング等化ステップと、受信信号に対してパーシャルレスポンス等化を実行するパーシャルレスポンス等化ステップと、ゼロフォーシング等化ステップにおいて算出された受信信号の信号品質に基づいて、第1の重み付け値を算出する第1重み付け値算出ステップと、パーシャルレスポンス等化部において算出された受信信号の信号品質に基づいて、第2の重み付け値を算出する第2重み付け値算出ステップと、ゼロフォーシング等化ステップの出力に基づく状態遷移に第1の重み付け値を与えるとともに、パーシャルレスポンス等化ステップの出力に基づく状態遷移に第2の重み付け値を与えることにより、最尤系列推定を行う推定ステップとを備える。
本発明によれば、パーシャルレスポンス等化を利用する復号方式において、更なる符号誤り率の低減を図ることができる。
実施の形態に係る通信装置を含む通信システムを示す図である。 実施の形態に係る通信装置を示す概略図である。 通信装置が備える送信部および受信部の構成を示すブロック図である。 チャネルを介して受信する信号の周波数特性を示す図である。 等化器の特性を示す図である。 フィードフォワードイコライザ(FFE)を示す回路図である。 ディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)を示す回路図である。 クラスPR1のパーシャルレスポンスの信号系列を示す図である。 最尤系列推定部が参照するトレリス図である。 実施の形態に係る通信装置と従来の通信装置における受信特性を比較した実験結果を示す図である。
(1)通信システムの構成
以下、本発明の実施の形態に係る通信装置および通信方法について図面を用いて詳細に説明する。図1は、実施の形態に係る通信装置1を含む通信システム10を示す図である。通信システム10は、複数の通信装置1およびイーサネット2を備える。複数の通信装置1は、イーサネット2を介して相互に通信可能に接続される。イーサネット2は、IEE802.3において規定された通信規格であり、LAN(ローカルエリアネットワーク)を構成している。イーサネット2としては、例えば、2.5GBASE-T、5GBASE-Tまたは10GBASE-Tなどが用いられる。イーサネット2の物理層としては、2.5G/5GBASE-Tの場合、カテゴリー5e/6のツイストペアケーブルが、10GBASE-Tの場合、カテゴリー6Aのツイストペアケーブルが用いられる。
通信装置1およびイーサネット2を含む通信システム10は、オフィス、商業施設、駅などの各種施設に設置される。または、通信システム10は、家屋やマンションなどの個人利用にも用いられる。または、通信システム10は、電車や自動車などの車両内で用いられても良い。
(2)通信装置の概略構成
図2は、通信装置1の構成を示す概略図である。通信装置1は、送信部3および受信部4を備える。送信部3は、信号を符号化し、通信相手となる通信装置1に対して符号化された信号を送信する。送信部3から送信された信号は、イーサネット2を介して通信相手の通信装置1に送信される。受信部4は、イーサネット2を介して通信相手の通信装置1から送信された信号を受信する。
図3は、通信装置1が備える送信部3および受信部4の構成を示すブロック図である。図3に示すように、ある通信装置1が備える受信部4は、他の通信装置1の送信部3が送信した信号をチャネル20を介して受信する。チャネル20は、送信部3と受信部4との間の伝送路である。本実施の形態においては、イーサネット2を経由する伝送路がチャネル20となる。
図3に示すように、送信部3は、4値パルス振幅変調マッピング部31(以下、PAM4マッピング部31と略す。)を備える。PAM4マッピング部31は、送信信号を、“00”、“01”、“10”、“11”の4値にマッピングする。そして、送信部3は、PAM4マッピング部31においてマッピングされた4値の信号を、4値の電圧レベルを使用して送信する。ここでは、一例として、送信部3は、4値の信号を、{-1,-1/3,1/3,1}の4値の信号レベルに変調するものとする。送信部3は、例えば、IEEE802.3chで規定された符号化方式に従って、信号を符号化および変調する。
図3に示すように、受信部4は、ゼロフォーシング等化部4Aおよびパーシャルレスポンス等化部4Bを備える。ゼロフォーシング等化部4Aは、受信系列の符号間干渉を排除するゼロフォーシング(ZF:Zero Focing)と呼ばれる通常の等化処理を実行する。ゼロフォーシング等化部4Aは、フィードフォワードイコライザ(以下、FFEと略す。)41A、加算器42A、ゼロフォーシング等化スライサ43Aおよびディシジョンフィードバックイコライザ(以下、DFEと略す。)44Aを備える。
パーシャルレスポンス等化部4Bは、特定の符号間干渉が残留していることを前提に、出力が特定のパーシャルレスポンス特性となるように等化処理を実行する。パーシャルレスポンス等化部4Bは、FFE41B、加算器42B、パーシャルレスポンス等化スライサ43BおよびDFE44Bを備える。
受信部4は、さらに、重み付け値算出部45A、重み付け値算出部45Bおよび最尤系列推定部(MLSE:Maximum Likelihood Sequence Estimation)46を備える。重み付け値算出部45Aは、本発明における第1重み付け値算出部の例である。また、重み付け値算出部45Bは、本発明における第2重み付け値算出部の例である。また、最尤系列推定部46は、本発明における推定部の例である。
(3)ゼロフォーシング等化処理およびパーシャルレスポンス等化処理
次に、本実施の形態の受信部4が実行するゼロフォーシング等化処理およびパーシャルレスポンス等化処理について説明する。図4および図5は、ゼロフォーシング等化処理とパーシャルレスポンス等化処理を説明する図である。図4は、チャネルを介して受信する信号の周波数特性を示す図である。図4において、縦軸は受信信号の損失(dB)、横軸は受信信号の周波数(MHz)を示す。図4において、グラフC1は、チャネルにおいてインサーションロスを受けた受信信号の周波数特性であり、グラフC2は、パーシャルレスポンスチャネルを通過した受信信号の周波数特性を示す。
図5は、等化器の特性を示す図である。図5において、縦軸は信号の増幅値(dB)、横軸は増幅する信号の周波数(MHz)を示す。図5において、グラフE1は、インサーションロスを受けた受信信号を、ゼロフォーシング等化するための等化器特性であり、グラフE2は、インサーションロスを受けた受信信号を、パーシャルレスポンス等化するための等化器特性である。
チャネルを介して信号がインサーションロスを受けると、受信信号の周波数特性は、図4のグラフC1のような特性となる。ゼロフォーシング等化処理は、グラフC1の特性を有する受信信号に、図5のグラフE1の特性を有する等化処理を実行することで、ゼロフォーシング等化処理を実行する。ゼロフォーシング等化処理後の受信信号は、全ての周波数帯域において損失が0(dB)に近づくように増幅される。
これに対して、パーシャルレスポンス等化処理は、グラフC1の特性を有する受信信号に、図5のグラフE2の特性を有する等化処理を実行する。パーシャルレスポンス等化処理後の受信信号は、図4のグラフC2のような特性となる。つまり、インサーションロスを受けた受信信号の特性は、パーシャルレスポンス等化処理されることにより、パーシャルレスポンスチャネルを通過した状態の特性となる。
(4)受信部の具体的な構成および処理の流れ
次に、再び図3を参照しながら、受信部4の具体的な構成について説明する。FFE41AおよびFFE41Bは、チャネル20を通過した信号を受信する。受信信号には、加算性白色ガウスノイズ(AWGN)が加算されている。FFE41AおよびFFE41Bは、FIR(有限インパルス応答)フィルタを用いて、チャネル20のISI(Intersymbol Interference)ジッタを補償する。例えば、FFE41AおよびFFE41Bとして、2タップまたは3タップなどのFIRフィルタを用いることができる。図6は、FFE41AおよびFFE41Bとして用いられるFIRフィルタの回路構成の一例を示す。図6で示すFFE41AおよびFFE41Bは、3タップのFIRフィルタであり、遅延器61,62、乗算器63,64,65および加算器66を備える。乗算器63において現信号に、乗算器64,65において遅延信号に、それぞれ所定のフィルタ係数が乗算される。フィルタ係数を乗算された現信号および遅延信号は、加算器66において加算される。
加算器42Aは、FFE41Aの出力信号およびDFE44Aの出力信号を加算する。加算器42Aにおいて加算された信号は、ゼロフォーシング等化スライサ43Aに入力される。加算器42Bは、FFE41Bの出力信号およびDFE44Bの出力信号を加算する。加算器42Bにおいて加算された信号は、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bに入力される。
ゼロフォーシング等化スライサ43Aは、FFE41Aの出力およびDFE44Aの出力の加算信号を入力する。ゼロフォーシング等化スライサ43Aは、4値のスライサであり、受信信号の信号値を、閾値と比較することで4値の符号として出力する。上述したように、例えば送信部3が送信する信号を{-1,-1/3,1/3,1}の4値の信号レベルに変調している場合、ゼロフォーシング等化スライサ43Aは、受信信号の信号値を、{-1,-1/3,1/3,1}の4値の符号として出力する。
パーシャルレスポンス等化スライサ43Bは、FFE41Bの出力およびDFE44Bの出力の加算信号を入力する。パーシャルレスポンス等化スライサ43Bは、7値のスライサであり、受信信号の信号値を、閾値と比較することで7値の符号として出力する。上述したように、例えば送信部3が送信する信号を{-1,-1/3,1/3,1}の4値の信号レベルに変調している場合、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bは、受信信号の信号値を、{-2,-4/3,-2/3,0,2/3,4/3,2}の7値の符号として出力する。
パーシャルレスポンス等化スライサ43Bが、受信信号の信号値を、{-2,-4/3,-2/3,0,2/3,4/3,2}の7値の符号として出力する意味について説明する。図8は、クラスPR1のパーシャルレスポンスにおける信号系列を示す図である。つまり、(1+D)の周波数特性の劣化が生じる伝送路における信号系列を示す図である。送信部3は、信号を{-1,-1/3,1/3,1}の4値の信号レベルに変調して送信する。従って、送信部3が送信する信号系列{Sn-1},{Sn}は、いずれも{-1,-1/3,1/3,1}の4値の信号レベルを有する。この信号系列のクラスPR1におけるパーシャルレスポンス{Pn}は、(1+D)の特性を有するため、{-2,-4/3,-2/3,0,2/3,4/3,2}の7値の信号となる。つまり、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bが、受信信号を7値の符号として出力することは、インサーションロスを受けた受信信号の特性を、パーシャルレスポンスの特性に等化する。
DFE44Aは、ゼロフォーシング等化スライサ43Aの出力を入力し、チャネル20のISIジッタを補償する。DFE44Bは、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bの出力を入力し、チャネル20のISIジッタを補償する。DFE44A,44Bは、多段(2タップ、3タップなど)の遅延器を備え、各遅延信号に係数を乗算する回路である。DFE44AおよびDFE44Bの回路構成の一例を図7に示す。本実施の形態においては、DFE44A,44Bは、図7に示すように、2タップのDFEであり、遅延器71,72、乗算器73,74および加算器75を備える。乗算器73,74において遅延信号に所定のフィルタ係数が乗算される。フィルタ係数を乗算された遅延信号は、加算器75において加算される。
重み付け値算出部45Aは、ゼロフォーシング等化部4Aから出力された信号に対する重み付け値を算出する。重み付け値算出部45Bは、パーシャルレスポンス等化部4Bから出力された信号に対する重み付け値を算出する。以下に重み付け値算出部45A,45Bによる重み付け値の算出例を示す。
ゼロフォーシング等化スライサ43Aが入力する信号値をSn、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bが入力する信号値をPnとする。ゼロフォーシング等化スライサ43Aによって決定された出力信号をQ(Sn)、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bによって決定された出力信号をQ(Pn)とする。このとき、ゼロフォーシング等化スライサ43Aが入力した信号Snの雑音をSe、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bが入力した信号Pnの雑音をPeとすると、雑音Se,Peは、数1式、数2式のように表される。
Figure 0007368271000001
Figure 0007368271000002
ゼロフォーシング等化スライサ43Aが入力した信号Snの信号対雑音比をSNRs、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bが入力した信号Pnの信号対雑音比をSNRpとすると、信号対雑音比SNRs,SNRpは、数3式、数4式のように表される。数3式、数4式に示すように、信号対雑音比SNRsは、雑音Seの二乗を時間方向に積算した値に対する、信号Snの二乗を時間方向に積算した値の比である。信号対雑音比SNRpは、雑音Peの二乗を時間方向に積算した値に対する、信号Pnの二乗を時間方向に積算した値の比である。
Figure 0007368271000003
Figure 0007368271000004
信号対雑音比SNRsは、本発明におけるゼロフォーシング等化部において算出された受信信号の信号品質の例であり、信号対雑音比SNRpは、本発明におけるパーシャルレスポンス等化部において算出された受信信号の信号品質の例である。
そして、ゼロフォーシング等化スライサ43Aの出力信号に対する重み付け値をW(Sn)、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bの出力信号に対する重み付け値をW(Pn)とすると、W(Sn)、W(Pn)は、数5式、数6式のように表される。
Figure 0007368271000005
Figure 0007368271000006
数5式に示すように、重み付け値W(Sn)は、ゼロフォーシング等化スライサ43Aの信号対雑音比SNRsと正の相関関係に、ゼロフォーシング等化スライサ43Aの信号対雑音比SNRsおよびパーシャルレスポンス等化スライサ43Bの信号対雑音比SNRpの和と負の相関関係にある。また、数6式に示すように、重み付け値W(Pn)は、パーシャルレスポンス等化スライサ43Bの信号対雑音比SNRpと正の相関関係に、ゼロフォーシング等化スライサ43Aの信号対雑音比SNRsおよびパーシャルレスポンス等化スライサ43Bの信号対雑音比SNRpの和と負の相関関係にある。
重み付け値算出部45A,45Bは、それぞれ重み付け値W(Sn),W(Pn)を算出し、算出した重み付け値W(Sn),W(Pn)を、最尤系列推定部46に与える。最尤系列推定部46は、重み付け値算出部45A,45Bから与えられた重み付け値W(Sn),W(Pn)に基づいて、最尤系列を推定する。
図9は、最尤系列推定部46が参照するトレリス図を示す。図9に示すように、送信部3が送信する信号Snは、PAM4マッピングされた信号であり、{-1,-1/3,1/3,1}の4値の信号である。そして、パーシャルレスポンス等化された信号Pnは、{-2,-4/3,-2/3,0,2/3,4/3,2}の7値の信号である。
ここで、最尤系列推定部46による推定の結果、Sn=1となる尤度が、尤度L(Sn)=kで表されるとする。また、Pn=2となる尤度が、尤度L(Pn)=m1、Pn=4/3となる尤度が、尤度L(Pn)=m2、Pn=2/3となる尤度が、尤度L(Pn)=m3、Pn=0となる尤度が、尤度L(Pn)=m4で表されるとする。なお、図8を参照すれば分かるように、Pn=2となる系列は、Sn-1=1,Sn=1である場合であり、Pn=4/3となる系列は、Sn-1=1/3,Sn=1である場合であり、Pn=2/3となる系列は、Sn-1=-1/3,Sn=1である場合であり、Pn=0となる系列は、Sn-1=-1,Sn=1である場合である。
このとき、Pn=2となる遷移の重み付け尤度LW(Pn)は、重み付け値W(Sn),W(Pn)を用いて数7式のように表される。同様に、Pn=4/3,2/3,0となる遷移の重み付け尤度LW(Pn)は、重み付け値W(Sn),W(Pn)を用いて数8式~数10式のように表される。
Figure 0007368271000007
Figure 0007368271000008
Figure 0007368271000009
Figure 0007368271000010
最尤系列推定部46は、重み付け値W(Sn),W(Pn)を用いてトレリス図における各遷移について重み付け尤度LW(Pn)を算出する。そして、最尤系列推定部46は、重み付け尤度LW(Pn)が最も大きい値を取る遷移を、最尤系列として推定する。最尤系列推定部46は、例えば、ビタビアルゴリズムなどのアルゴリズムを用いて、最尤系列を推定する。上記の例では、Sn=1となる尤度が、尤度L(Sn)=kで表される場合を例に説明したが、Sn=1/3,-1/3,-1のときも同様の方法により、重み付け尤度LW(Pn)が算出され、最尤系列が推定される。
このように、本実施の形態の通信装置1は、ゼロフォーシング等化部4Aにおいて算出された受信信号の信号品質に基づいて、重み付け値W(Sn)を算出する重み付け値算出部44Aと、パーシャルレスポンス等化部4Bにおいて算出された受信信号の信号品質に基づいて、重み付け値W(Pn)を算出する重み付け値算出部44Bとを備える。そして、通信装置1の最尤系列推定部46は、ゼロフォーシング等化部4Aの出力に基づく状態遷移に重み付け値W(Sn)を与えるとともに、パーシャルレスポンス等化部4Bの出力に基づく状態遷移に重み付け値W(Pn)を与えることにより、最尤系列推定を行う。これにより、本実施の形態の通信装置1は、ゼロフォーシング等化およびパーシャルレスポンス等化により得られる信号を、伝送路の特性に応じて重み付けして利用することができる。これにより、通信装置1における符号誤り率を低減させることができる。
図10は、実施の形態に係る通信装置1と従来の通信装置における受信特性を比較した実験結果を示す図である。図10において、グラフG1は、従来のゼロフォーシング等化処理を利用した場合の受信信号の信号対雑音比と符号誤り率との関係を示す。グラフG2は、従来のパーシャルレスポンス等化処理を利用した場合の受信信号の信号対雑音比と符号誤り率との関係を示す。グラフG3は、本実施の形態における通信装置1、つまり、ゼロフォーシング等化処理とパーシャルレスポンス等化処理のハイブリッド構成を利用した場合の受信信号の信号対雑音比と符号誤り率との関係を示す。グラフG1~G3は、いずれも10GBASE-Tの環境で取得されたデータである。図10に示すように、本実施の形態の通信装置1は、ゼロフォーシング等化処理に比べて2~3dB程度、パーシャルレスポンス等化処理に比べて1~2dB程度低い信号対雑音比であっても、同様の符号誤り率を実現することができる。
(5)その他の実施の形態
上記実施の形態においては、クラスPR1(1+D)の特性が、最もインサーションロスの特性に近いため、パーシャルレスポンス等化部4Bが、クラスPR1のパーシャルレスポンスに等化する場合を例に説明した。他の実施の形態として、パーシャルレスポンス等化部4Bが、他のクラス(PR2~PR5など)に対応するパーシャルレスポンス等化を行う構成としてもよい。
上記実施の形態においては、ゼロフォーシング等化部4AがDFE44Aを備え、パーシャルレスポンス等化部4BがDFE44Bを備える構成としている。他の実施の形態として、ゼロフォーシング等化部4AがDFEを備えない構成としてもよい。パーシャルレスポンス等化部4Bが、DFEを備えない構成としてもよい。
上記実施の形態においては、重み付け値算出部45A,45Bは、ゼロフォーシング等化スライサ43Aが入力した信号Snの信号対雑音比SNRsおよびパーシャルレスポンス等化スライサ43Bが入力した信号Pnの信号対雑音比SNRpに基づいて、都度重み付け値W(Sn),W(Pn)を算出した。その他の実施の形態としては、予めいくつかの想定値をテーブルに記憶しておき、伝送路の状態に応じて適切な想定値を重み付け値として設定するようにしてもよい。
上記実施の形態においては、送信信号がPAM4マッピングされる場合を例に説明した。本実施の形態の通信装置1は、他にもPAM2,3,5,8,16およびNRZなど他の変調方式にも適用可能である。
上記実施の形態において開示される要素の機能は、当該開示される要素を実行するように構成された、あるいは当該開示される機能を実行するようにプログラミングされた汎用プロセッサ、専用プロセッサ、集積回路、ASIC(「特定用途向け集積回路」)、従来の回路構成および/またはそれらの組み合わせを含む回路構成あるいは処理回路構成が用いられて実装されてもよい。プロセッサは、それが、その中にトランジスタおよび他の回路構成を含むとき、処理回路構成あるいは回路構成としてみなされる。本開示において、回路構成、ユニットあるいは手段は、挙げられた機能を実行するハードウェア、あるいは当該機能を実行するようプログラミングされた、あるいは当該機能を実行するように構成された、ここで開示されるいかなるハードウェアあるいは既知の他のものであってもよい。ハードウェアが、あるタイプの回路構成としてみなされるかもしれないプロセッサであるとき、回路構成、手段あるいはユニットは、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ハードウェアを構成するために用いられるソフトウェアおよび/またはプロセッサである。
1…通信装置、2…イーサネット、3…送信部、4…受信部、4A…ゼロフォーシング等化部、4B…パーシャルレスポンス等化部、41A,41B…フィードフォワードイコライザ(FFE)、43A…ゼロフォーシング等化スライサ、43B…パーシャルレスポンス等化スライサ、44A,44B…ディシジョンフィードバックイコライザ(DFE)、45A,45B…重み付け値算出部、46…最尤系列推定部(MLSE)

Claims (7)

  1. 受信信号を入力し、前記受信信号に対してゼロフォーシング等化を実行するゼロフォーシング等化部と、
    前記受信信号を入力し、前記受信信号に対してパーシャルレスポンス等化を実行するパーシャルレスポンス等化部と、
    前記ゼロフォーシング等化部において算出された前記受信信号の信号品質に基づいて、第1の重み付け値を算出する第1重み付け値算出部と、
    前記パーシャルレスポンス等化部において算出された前記受信信号の信号品質に基づいて、第2の重み付け値を算出する第2重み付け値算出部と、
    前記ゼロフォーシング等化部の出力に基づく状態遷移に前記第1の重み付け値を与えるとともに、前記パーシャルレスポンス等化部の出力に基づく状態遷移に前記第2の重み付け値を与えることにより、最尤系列推定を行う推定部と、
    を備える通信装置。
  2. 前記ゼロフォーシング等化部は、ゼロフォーシング等化スライサを含み、
    前記パーシャルレスポンス等化部は、パーシャルレスポンス等化スライサを含み、
    前記第1重み付け値算出部は、前記ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比に基づいて前記第1の重み付け値を算出し、前記第2重み付け値算出部は、前記パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比に基づいて前記第2の重み付け値を算出する、請求項1に記載の通信装置。
  3. 前記第1の重み付け値は、
    前記ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比と正の相関関係に、
    前記ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比および前記パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比の和と負の相関関係にあり、
    前記第2の重み付け値は、
    前記パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比と正の相関関係に、
    前記ゼロフォーシング等化スライサの信号対雑音比および前記パーシャルレスポンス等化スライサの信号対雑音比の和と負の相関関係にある、請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記受信信号は、PAM4マッピングされた信号であり、前記パーシャルレスポンス等化スライサは、前記受信信号を7値の符号として出力する、請求項2または請求項3に記載の通信装置。
  5. 前記ゼロフォーシング等化部は、ディシジョンフィードバックイコライザを含む、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通信装置。
  6. 前記パーシャルレスポンス等化部は、ディシジョンフィードバックイコライザを含む、請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の通信装置。
  7. 受信信号に対してゼロフォーシング等化を実行するゼロフォーシング等化ステップと、
    前記受信信号に対してパーシャルレスポンス等化を実行するパーシャルレスポンス等化ステップと、
    前記ゼロフォーシング等化ステップにおいて算出された前記受信信号の信号品質に基づいて、第1の重み付け値を算出する第1重み付け値算出ステップと、
    前記パーシャルレスポンス等化ステップにおいて算出された前記受信信号の信号品質に基づいて、第2の重み付け値を算出する第2重み付け値算出ステップと、
    前記ゼロフォーシング等化ステップの出力に基づく状態遷移に前記第1の重み付け値を与えるとともに、前記パーシャルレスポンス等化ステップの出力に基づく状態遷移に前記第2の重み付け値を与えることにより、最尤系列推定を行う推定ステップと、
    を備える通信方法。

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