JP7273626B2 - 切断装置および切断方法 - Google Patents

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本発明は、切断装置および切断方法に関する。
移動手段で支持した切断手段を回転移動させて切断対象物に切込を形成する切断装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2007-62004号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来の切断装置15(切断装置)では、切断する接着シートSの径(切込の径)を変更するためには、ロボット本体62(移動手段)の動作を特殊なプログラミング作業で変更しなければならないので、当該切断装置を取り扱う使用者には専門的な知識が必要となり、限定的な使用者でしか取り扱うことができないという不都合を発生する。
本発明の目的は、専門的な知識がなくても切込の径を変更することができる切断装置および切断方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、切断部材と被支持部との設定間隔が相互に異なる第1切断手段または第2切断手段を選択して支持し、1つの駆動機器のみを駆動させて切断対象物に切込を形成するので、専門的な知識がなくても切込の径を変更することができる。
また、支持アームに対する切断部材の支持位置が変更可能に設けられていれば、第1切断手段と第2切断手段との共通化を行うことができる。
さらに、支持アームに対する被支持部材の支持位置が変更可能に設けられていれば、第1切断手段と第2切断手段との共通化を行うことができる。
(A)~(C)は、本発明の実施形態に係る切断装置の説明図。(D)は、変形例の説明図。
以下、本発明の一実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
本発明の切断装置EAは、切断対象物としての接着シート基材ABを切断可能な切断手段10と、切断手段10を支持し、所定の回転軸RCを中心として当該切断手段10を回転移動させ、接着シート基材ABに円形の切込CUを形成する移動手段20とを備え、被着体WKに接着シート基材ABを貼付するシート貼付手段30とでシート貼付装置EA1を形成している。
切断手段10は、接着シート基材ABを切り込む切断部材としての切断刃11と、当該切断刃11を一端側で支持する支持アーム12と、当該支持アーム12の他端側に支持され、移動手段20によって支持される被支持部材13とを備えるとともに、切断刃11と被支持部材13との設定間隔DTが第1間隔DT1とされた第1切断手段10Aと、設定間隔DTが第2間隔DT2とされた第2切断手段10Bとを備えている。
本実施形態の場合、支持アーム12は、長穴12Bが形成されたアーム部材12Aと、下面で切断刃11を支持し、長穴12Bの延出方向(図1(A)の状態におけるX軸方向)に移動可能に設けられた刃支持台12Cと、アーム部材12Aに対する刃支持台12Cの移動を抑制可能なロックハンドル12Dとを備え、切断刃11は、支持アーム12に対する支持位置が変更可能に設けられている。
移動手段20は、各々が図示しない駆動機器で駆動される複数のアームによって構成され、その作業範囲内において、作業部である先端アーム21Aで支持したものを何れの位置、何れの角度にでも変位可能な駆動機器としての所謂多関節ロボット21と、先端アーム21Aに支持され、チャックアーム22Aで被支持部材13を支持する駆動機器としてのチャックシリンダ22とを備えている。なお、先端アーム21Aは、図1(A)中実線で示した状態で、駆動機器としての回動モータ21Bによって、Z軸と平行な回転軸RCを中心として回転可能に設けられている。このような構成により、移動手段20は、第1切断手段10Aまたは第2切断手段10Bを選択して支持し、単一の駆動機器としての回動モータ21Bのみを駆動させて接着シート基材ABに切込CUを形成する構成となっている。
本実施形態の場合、移動手段20は、所定の位置に配置されている第1切断手段10Aまたは第2切断手段10Bを選択して支持するとともに、接着シート基材ABに切込CUを形成する所定の位置に、支持した第1切断手段10Aまたは第2切断手段10Bを配置するようになっている。
シート貼付手段30は、接着シート基材ABが帯状の剥離シートRLに仮着された原反RSを支持する支持ローラ31と、原反RSを案内するガイドローラ32と、剥離縁33Aで剥離シートRLを折り返し、当該剥離シートRLから接着シート基材ABを剥離する剥離手段としての剥離板33と、被着体WKに接着シート基材ABを押圧して貼付する押圧手段としての押圧ローラ34と、駆動機器としての回動モータ35Aの図示しない出力軸に支持され、ピンチローラ35Bとで剥離シートRLを挟み込む駆動ローラ35と、図示しない駆動機器の出力軸に支持され、シート貼付装置EA1の自動運転が行われている間、ピンチローラ35Bとの間に存在する剥離シートRLに常に所定の張力を付与し、当該剥離シートRLを回収する回収手段としての回収ローラ36と、駆動機器としてのリニアモータ37と、リニアモータ37のスライダ37Aに支持された支持テーブル38とを備えている。
支持テーブル38の上面には、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段(保持手段)によって吸着保持が可能とされた内側支持面38Aと、当該内側支持面38Aの外側に、上方から見下した平面視で円環状の第1凹溝38Bと第2凹溝38Cとが形成された外側支持面38Dとが形成されている。なお、第1、第2凹溝38B、38Cの中心は、支持テーブル38の中心38Eと一致している。
以上の切断手段の切断装置EAが採用されたシート貼付装置EA1の動作を説明する。
初めに、先端アーム21Aで第1切断手段10Aを支持して回動モータ21Bのみを駆動した際、接着シート基材ABに形成される切込CUの半径が第1半径RD1となるように、第1間隔DT1の間隔をシート貼付装置EA1の使用者(以下、単に「使用者」という)が調整しておく。また、同様にして、切込CUの半径が第2半径RD2となるように、第2間隔DT2の間隔も使用者が調整しておく。
次いで、図1(A)中実線で示す初期位置に各部材が配置されたシート貼付装置EA1に対し、使用者が同図のように原反RSをセットした後、操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して、接着シート基材ABに形成する切込CUの半径を第1半径RD1とすることを選択して自動運転開始の信号を入力する。すると、移動手段20が多関節ロボット21およびチャックシリンダ22を駆動し、第1切断手段10Aの被支持部材13にチャックアーム22Aを差し込み、当該チャックアーム22Aを離間させて第1切断手段10Aを支持する。その後、シート貼付手段30が回動モータ35Aを駆動し、原反RSを繰り出し、先頭の接着シート基材ABの繰出方向先端部が剥離板33の剥離縁33Aで所定長さ剥離されると、回動モータ35Aの駆動を停止する。
次に、使用者または多関節ロボットやベルトコンベア等の図示しない搬送手段が、図1(A)に示すように、第1凹溝38Bの内側に収まるように被着体WKを支持テーブル38上に載置すると、シート貼付手段30が図示しない減圧手段を駆動し、当該内側支持面38Aでの被着体WKの吸着保持を開始する。そして、シート貼付手段30がリニアモータ37を駆動し、支持テーブル38を左方に移動させ、当該支持テーブル38が所定の位置に到達すると、回動モータ35Aを駆動し、当該支持テーブル38の移動速度に合わせて原反RSを繰り出す。これにより、接着シート基材ABが剥離シートRLから剥離され、当該剥離シートRLから剥離された接着シート基材ABは、図1(A)中二点鎖線で示すように、押圧ローラ34によって、外側支持面38Dおよび被着体WKの上面に押圧されて貼付される。次いで、先頭の接着シート基材ABに次ぐ次の接着シート基材ABの繰出方向先端部が、剥離板33の剥離縁33Aで所定長さ剥離されると、シート貼付手段30が回動モータ35Aの駆動を停止する。
その後、外側支持面38Dおよび被着体WKに接着シート基材AB全体が貼付され、支持テーブル38が移動手段20の作業範囲内に到達すると、シート貼付手段30がリニアモータ37の駆動を停止する。次に、移動手段20が多関節ロボット21を駆動し、支持テーブル38の中心38Eを通るZ軸と平行な軸線と、回転軸RCとを合致させた状態で、第1切断手段10Aを下降させ、図1(B)中実線で示すように、切断刃11を接着シート基材ABに突き刺す。この際、切断刃11の切っ先側は、第1凹溝38B内に収まるように設定されている。そして、移動手段20が多関節ロボット21の回動モータ21Bのみを駆動し、切断刃11を360度または360度以上回転移動させ、接着シート基材ABに第1半径RD1の切込CUを形成し、同半径の接着シートASが被着体WKに貼付された一体物を形成する。
次いで、移動手段20が多関節ロボット21を駆動し、先端アーム21Aを初期位置に復帰させると、シート貼付手段30が図示しない減圧手段の駆動を停止し、内側支持面38Aでの被着体WKの吸着保持を解除する。その後、使用者または図示しない運搬手段が、一体物を支持テーブル38上から取り去り、当該一体物を次工程に搬送した後、使用者または図示しないシート剥離手段が、接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを外側支持面38D上から剥離して破棄する。次に、シート貼付手段30がリニアモータ37を駆動し、支持テーブル38を初期位置に復帰させ、以降上記同様の動作が繰り返される。
ここで、使用者が図示しない操作手段を介して、接着シート基材ABに形成する切込CUの半径を第2半径RD2とすることを選択した場合は、移動手段20が多関節ロボット21およびチャックシリンダ22を駆動し、上記と同様にして当該多関節ロボット21で第2切断手段10Bを支持する。そして、使用者または図示しない搬送手段が、図1(B)中二点鎖線で示すように、第2凹溝38Cの内側に収まるように別の被着体WKを支持テーブル38上に載置すると、シート貼付手段30が図示しない減圧手段を駆動し、当該内側支持面38Aでの別の被着体WKの吸着保持を開始する。この際、第1凹溝38Bと第2凹溝38Cとの間でも別の被着体WKの吸着保持を行ってもよい。以降は、上記と同様の動作が行われ、図1(B)中二点鎖線で示すように、接着シート基材ABに第2半径RD2の切込CUが形成され、同半径の接着シートASが形成される。なお、第2切断手段10Bの切断刃11を接着シート基材ABに突き刺した際、当該切断刃11の切っ先側は、第2凹溝38C内に収まるように設定されている。
以上のような実施形態によれば、切断刃11と被支持部材13との設定間隔が相互に異なる第1切断手段10Aまたは第2切断手段10Bを選択して支持し、1つの回動モータ21Bのみを駆動させて接着シート基材ABに切込CUを形成するので、専門的な知識がなくても切込CUの径を変更することができる。
本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、移動手段は、切断手段を支持し、所定の回転軸を中心として当該切断手段を回転移動させ、切断対象物に円形の切込を形成するものであって、第1切断手段または第2切断手段を選択して支持し、単一の駆動機器のみを駆動させて切断対象物に切込を形成可能なものであれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
切断手段10は、3体以上であってもよいし、図1(C)に示すように、長穴12Fが形成されたアーム部材12Eと、長穴12Fの延出方向(同図の状態におけるX軸方向)に移動可能とされた被支持部材13の移動を抑制可能なロックハンドル12Gとを備えた支持アーム12を採用し、被支持部材13が、支持アーム12に対する支持位置が変更可能な構成としてもよいし、切断刃11および被支持部材13の両方が、支持アーム12に対する支持位置が変更可能な構成としてもよいし、駆動機器としての直動モータの本体側で被支持部材13を支持し、当該直動モータの出力軸側で切断刃11を支持する構成を採用し、当該駆動機器の駆動によって設定間隔DTの調整が行えるようにしてもよいし、図1(D)に示すように、切断刃11の角度を変更可能な角度変更手段14を備えていてもよく、このような角度変更手段14は、人手で切断刃11の角度を変更してもよいし、その出力軸で切断刃11を支持する駆動機器としての回動モータを採用し、当該起導機器の駆動によって切断刃11の角度を変更してもよい。
切断手段10は、切断対象物に切込CUを形成可能なものであればどのようなものが採用されてもよく、例えば、切断刃11の延出方向(図1(A)の状態におけるZ軸方向)に対して峰が平行で刃先が傾斜した切断刃11が採用されてもよいし、切断刃11の延出方向に対して刃先が平行で峰が傾斜した切断刃11が採用されてもよいし、切断刃11の延出方向に対して刃先および峰の両方が傾斜した切断刃11が採用されてもよいし、本来峰にあたる側にも刃先が形成された所謂両刃の切断刃11が採用されてもよいし、丸刃や鋸刃等のその他の形状の切断刃11が採用されてもよいし、支持アーム12に対する支持位置が変更できない切断刃11が採用されてもよいし、支持アーム12に対する支持位置が変更できない被支持部材13が採用されてもよいし、支持アーム12に対する支持位置が変更できない切断刃11および被支持部材13が採用されてもよい。
移動手段20は、3体以上の切断手段10の中から、切断手段10を選択して支持してもよいし、図1(D)に示すように、回転軸RCから偏心した位置でチャックシリンダ22を支持する偏心アーム23を備えていてもよいし、図1(B)に示すように、切断刃11の切っ先側が被着体WKから遠ざかる方向に当該切断刃11を傾斜させて接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、同切っ先側が被着体WKに接近する方向に当該切断刃11を傾斜させて接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、同切っ先側が被着体WKから遠ざかる方向または接近する方向にも傾斜させることなく接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、被着体WKの外縁に切断刃11を押し当てるようにして接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、被着体WKの外縁と同形状となるように接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、被着体WKの外縁よりも被着体WKから離れた位置で接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、被着体WKの外縁よりも内側で接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、被着体WKの外縁の形状とは関係なく接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、接着シート基材ABのみに切込CUを形成してもよいし、接着シート基材ABおよび被着体WKの両方に切込CUを形成してもよいし、被着体WKに貼付されていない接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、接着シート基材ABを介して被着体WKが内側支持面38Aに支持されたものに対し、当該接着シート基材ABに切込CUを形成してもよいし、接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABをチャックシリンダ22で支持し、当該接着シートASが切り抜かれた接着シート基材ABを外側支持面38D上から剥離するシート剥離手段として機能するように、多関節ロボット21を構成してもよい。
移動手段20は、切断刃11の回転方向の厚みによって回転前に形成される切込CUの長さを考慮し、切断刃11を360度以下となるように回転移動させ、接着シート基材ABに円形の切込CUを形成してもよい。この場合、切断刃11の回転方向の厚みが大きいほど切断刃11の回転移動角度は小さくなる。
シート貼付手段30は、剥離シートRLに仮着された帯状接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込が形成されることで、その切込で仕切られた所定の領域が接着シート基材ABとされた原反を繰り出してもよいし、帯状接着シート基材が剥離シートRLに仮着された原反を採用し、帯状接着シート基材に閉ループ状または短寸幅方向全体の切込を切断手段で形成し、その切込で仕切られた所定の領域を接着シート基材ABとしてもよいし、帯状接着シート基材を被着体WKに貼付する構成でもよいし、接着シート基材ABを剥離シートRLから剥離する際、原反RSに所定の張力が付与されるように回動モータ35Aのトルク制御を行ってもよいし、支持ローラ31やガイドローラ32等の各ローラの代わりに板状部材やシャフト部材等で原反RSや剥離シートRLを支持したり案内したりしてもよいし、原反RSを巻回することなく例えばファンフォールド折りにして支持してもよいし、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で接着シート基材ABを保持し、当該保持部材で保持した接着シート基材ABを被着体WKに押圧して貼付する構成の押圧手段を採用してもよいし、剥離シートRLを巻回することなく例えばファンフォールド折りにしたり、シュレッダ等で切り刻んだりして回収してもよいし、巻回したりファンフォールド折りにしたりすることなく単に集積して剥離シートRLを回収してもよいし、剥離シートRLを回収しなくてもよいし、支持テーブル38を移動させずにまたは移動させつつ、剥離板33、押圧ローラ34、駆動ローラ35等を移動させて被着体WKに接着シート基材ABを貼付してもよいし、剥離シートRLが仮着されていない接着シート基材ABを繰り出して被着体WKに貼付してもよいし、第1、第2凹溝38B、38Cの中心が支持テーブル38の中心38Eと一致していなくてもよいし、支持テーブル38に第1凹溝38Bや第2凹溝38Cが形成されていなくてもよいし、本発明の切断装置EAやシート貼付装置EA1に備わっていてもよいし、備わっていなくてもよい。
本発明の切断装置EAは、半径基準でなく直径基準で切込CUを形成するものでもよいし、シート貼付装置EA1以外に、例えば、接着シートASを積層するシート積層装置や、接着シートASに印字や塗布を行う印刷装置等の他の装置に用いられてもよいし、シート貼付装置EA1や他の装置等に用いられることなく、単独で用いられてもよい。
切断対象物としては、接着シート基材AB以外に、例えば、紙、樹脂、ゴム、木材、金属、板材、土類、硝子、食品、衣類等何でもよい。
切込CUは、切断対象物を貫通していてもよいし、切断対象物を貫通していなくてもよいし、切断対象物に連続して形成されてもよいし、切断対象物に断続して形成さてもよいし、平面視で閉ループ状でなくてもよい。
本発明における接着シート基材AB、接着シートASおよび被着体WKの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、接着シート基材ABや接着シートASは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の接着シート基材ABや接着シートASが採用された場合は、当該接着シート基材ABや接着シートASを加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような接着シート基材ABや接着シートASは、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、被着体WKとしては、例えば、食品、樹脂容器、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等の半導体ウエハ、回路基板、光ディスク等の情報記録基板、ガラス板、鋼板、陶器、木板または樹脂等の単体物であってもよいし、それら2つ以上で形成された複合物であってもよく、任意の形態の部材や物品なども対象とすることができる。なお、接着シート基材ABや接着シートASは、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、ローラの代わりに回転するまたは回転しないシャフトやブレード等の他の部材を採用してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材(被保持部材)を支持(保持)するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよい。
EA 切断装置
10 切断手段
10A 第1切断手段
10B 第2切断手段
11 切断刃(切断部材)
12 支持アーム
13 被支持部材
20 移動手段
21B 回動モータ(単一の駆動機器)
22 チャックシリンダ(支持部)
AB 接着シート基材(切断対象物)
CU 切込
DT 設定間隔
DT1 第1間隔
DT2 第2間隔
RC 回転軸

Claims (5)

  1. 切断対象物を切断可能な切断手段と、
    前記切断手段を支持し、所定の回転軸を中心として当該切断手段を回転移動させ、前記切断対象物に円形の切込を形成する移動手段とを備え、
    前記切断手段は、前記切断対象物を切り込む切断部材と、当該切断部材を一端側で支持する支持アームと、当該支持アームの他端側に支持され、前記移動手段によって支持される被支持部材とを備えるとともに、前記切断部材と前記被支持部材との設定間隔が第1間隔とされた第1切断手段と、前記設定間隔が第2間隔とされた第2切断手段とを備え、
    前記第1切断手段および前記第2切断手段は、互いに別体に設けられており、かつ、同種の前記切断対象物をそれぞれ異なる位置で切り込む目的の前記切断部材を予め前記設定間隔が異なる前記第1間隔および前記第2間隔にそれぞれ配置しており、
    前記移動手段は、前記第1切断手段または第2切断手段を選択して支持し、単一の駆動機器のみを駆動させて前記切断対象物に前記切込を形成することを特徴とする切断装置。
  2. 前記切断部材は、前記支持アームに対する支持位置が変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の切断装置。
  3. 前記被支持部材は、前記支持アームに対する支持位置が変更可能に設けられていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の切断装置。
  4. 前記移動手段は、所定の位置に配置されている前記第1切断手段または第2切断手段を選択して支持するとともに、前記切断対象物に前記切込を形成する所定の位置に、支持した前記第1切断手段または第2切断手段を配置することを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れかに記載の切断装置。
  5. 切断対象物を切断可能な切断手段を用意する用意工程と、
    前記切断手段を移動手段で支持し、回転軸を中心として当該切断手段を回転移動させ、前記切断対象物に円形の切込を形成する移動工程とを実施し、
    前記切断手段は、前記切断対象物を切り込む切断部材と、当該切断部材を一端側で支持する支持アームと、当該支持アームの他端側に支持され、前記移動手段によって支持される被支持部材とを備えるとともに、前記切断部材と前記被支持部材との設定間隔が第1間隔とされた第1切断手段と、前記設定間隔が第2間隔とされた第2切断手段とを備え、
    前記第1切断手段および前記第2切断手段は、互いに別体に設けられており、かつ、同種の前記切断対象物をそれぞれ異なる位置で切り込む目的の前記切断部材を予め前記設定間隔が異なる前記第1間隔および前記第2間隔にそれぞれ配置しており、
    前記移動工程では、前記第1切断手段または第2切断手段を選択して支持し、単一の駆動機器のみを駆動させて前記切断対象物に前記切込を形成することを特徴とする切断方法。
JP2019111226A 2019-06-14 2019-06-14 切断装置および切断方法 Active JP7273626B2 (ja)

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