JP7181711B2 - 衣類処理装置 - Google Patents

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    • D06F25/00Washing machines with receptacles, e.g. perforated, having a rotary movement, e.g. oscillatory movement, the receptacle serving both for washing and for centrifugally separating water from the laundry and having further drying means, e.g. using hot air 

Description

本明細書に開示する技術は、衣類処理装置に関する。
特許文献1には、携帯端末と通信可能な洗濯機が開示されている。特許文献1の洗濯機は、ユーザが洗濯機の予約待機中ボタンを押して設定したときのみ、宅外から携帯端末による遠隔制御ができるように構成されている。
特開2004-350930号公報
洗濯機が複数の運転を実行可能に構成されていることがある。この場合に、複数の運転のうちの1つの運転(第1運転)の予約設定が行われることがある。また、設定された運転の予約が変更されることがある。すなわち、設定された第1運転の予約から、第1運転とは異なる第2運転の予約に設定変更されることがある。また、洗濯機と通信可能な携帯端末から遠隔制御で予約変更が行われることもある。このような予約変更が行われた場合に不都合が生じることがある。
例えば、まず少量の洗剤のみを必要とする運転(第1運転)の予約設定が行われたとする。その後に、設定された第1運転の予約から、多量の洗剤を必要とする運転(第2運転)の予約に設定変更されたとする。この場合は、予約変更後の第2運転で洗剤が不足するので、洗濯機で良好な洗濯を行うことができない。また、この場合と反対に、まず多量の洗剤を必要とする運転(第1運転)の予約設定が行われたとする。その後に、設定された第1運転の予約から、少量の洗剤のみを必要とする運転(第2運転)の予約に設定変更されたとする。この場合は、予約変更後の第2運転で洗剤が超過するので、余分な洗剤によって生じた泡が洗濯機外に溢れ出ることがある。更に、洗濯機と通信可能な携帯端末から遠隔制御で予約変更が行われた場合は、洗濯機の近くにユーザが存在しないので、予約変更によって生じる不都合に即座に対応することができない。そこで、本明細書は、予約変更によって不都合が生じる可能性があることをユーザに知らせることができる技術を提供する。
本明細書に開示する衣類処理装置は、携帯端末と通信可能である。前記衣類処理装置は、衣類処理運転の予約設定を受け付ける第1操作部を備えており、第1衣類処理運転と、前記第1衣類処理運転とは運転条件が異なる第2衣類処理運転とを実行可能である。前記携帯端末は、前記衣類処理装置の衣類処理運転の予約変更を受け付ける第2操作部と、表示部と、を備えている。前記携帯端末の前記表示部は、前記衣類処理装置の前記第1操作部が前記第1衣類処理運転の予約設定を受け付けた場合であって、前記携帯端末の前記第2操作部が前記第1衣類処理運転の予約から前記第2衣類処理運転の予約への予約変更を受け付けた場合に、所定の条件に基づいて前記第1衣類処理運転の予約から前記第2衣類処理運転の予約への変更が不適切である状態と判断された場合は注意喚起情報を表示する。
実施例に係る衣類処理システムの概略構成を示す図である。 実施例に係る衣類処理システムのブロック図である。 実施例に係る洗濯乾燥機が実行する運転の一例を示す図である。 実施例に係る洗濯乾燥機が実行する運転の運転条件の一例を示す図である。 実施例に係る洗濯乾燥機が実行する運転で推奨される洗剤量の一例を示す図である。 実施例に係る洗濯乾燥機の第1の運転選択画面の一例を示す図である。 実施例に係る洗濯乾燥機の第2の運転選択画面の一例を示す図である。 実施例に係る洗濯乾燥機の予約設定画面の一例を示す図である。 実施例に係る衣類処理システムで実行される予約設定処理のフローチャートである。 実施例に係る携帯端末の予約変更画面の一例を示す図である。 第1実施例に係る衣類処理システムで実行される予約変更処理のフローチャートである。 実施例に係る衣類処理システムで実行される表示処理のフローチャートである。 予約変更不適切である状態と判断された場合の表示画面の一例を示す図である。 第2実施例に係る衣類処理システムで実行される予約変更処理のフローチャートである。 第3実施例に係る衣類処理システムで実行される予約変更処理のフローチャートである。 第3実施例に係る洗濯乾燥機が実行する運転の運転条件の一例を示す図である。 第4実施例に係る衣類処理システムで実行される予約変更処理のフローチャートである。 第5実施例に係る衣類処理システムで実行される運転条件設定処理のフローチャートである。 第6実施例に係る衣類処理システムで実行される運転条件設定処理のフローチャートである。
(第1実施例)
実施例に係る衣類処理システム1について図面を参照して説明する。図1及び図2に示すように、実施例に係る衣類処理システム1は、洗濯乾燥機10(衣類処理装置の一例)と、携帯端末30とを備えている。洗濯乾燥機10と携帯端末30とは、ネットワーク50を介して通信可能に接続されている。ネットワーク50は、例えばインターネットやVPN(Virtual Private Network)である。
洗濯乾燥機10は、例えばドラム式又は縦型の洗濯乾燥機である。洗濯乾燥機10は、例えばシャツやズボン等の衣類を洗濯運転によって洗濯することができる。また、洗濯乾燥機10は、乾燥運転によって衣類を乾燥させることができる。
洗濯乾燥機10は、例えば、筐体19、回転槽15、モータ16、ヒータ17及びファン18を備えている。洗濯乾燥機10の筐体19内に、回転槽15、モータ16、ヒータ17及びファン18が配置されている。回転槽15は、有底筒状に構成されている。回転槽15内には、洗濯又は乾燥用の衣類が収容される。回転槽15は、筐体19に対して回転可能に支持されている。モータ16は、洗濯運転中及び乾燥運転中に回転槽15を回転させる。ヒータ17は、乾燥運転中に回転槽15内の衣類を乾燥させるための空気を加熱する。ファン18は、乾燥運転中にヒータ17によって加熱された空気を回転槽15に送風する。また、洗濯乾燥機10は、洗剤投入口29を備えている。洗剤投入口29は、筐体19の上部に設けられている。洗剤投入口29から洗濯用の洗剤が投入される。
また、洗濯乾燥機10は、制御部11と、表示部12と、操作部13(第1操作部の一例)とを備えている。制御部11は、CPU21と、メモリ22と、RTC23とを備えている。CPU21は、メモリ22に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ22は、例えばROMとRAM(図示省略)を備えている。メモリ22は、様々な情報を記憶する。RTC23は、時計としての機能を有しており、時刻を計ることができる。洗濯乾燥機10の制御部11が実行する処理については後述する。
洗濯乾燥機10の表示部12と操作部13とは、タッチパネルとして一体に構成されている。表示部12は、例えば液晶パネルを備えている。表示部12は、洗濯乾燥機10の各機能や各動作に関する情報を表示する。例えば、表示部12は、洗濯乾燥機10における洗濯運転や乾燥運転に関する予約情報等を表示する。また、操作部13は、例えば洗濯乾燥機10の各機能や各動作を実行するための複数のタッチボタンを備えている。操作部13は、洗濯乾燥機10のユーザによる入力操作を受け付ける。洗濯乾燥機10のユーザが操作部13のボタンを操作することによって様々な情報が入力される。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが、洗濯乾燥機10における洗濯運転や乾燥運転に関する予約情報等を操作部13から入力する。洗濯乾燥機10のユーザが操作部13のボタンを操作すると、操作されたボタンに従った信号が操作部13から制御部11に送信される。表示部12と操作部13とは、例えば筐体19の上面の配置されている。表示部12と操作部13とは、別体に構成されていてもよい。なお、洗濯乾燥機10のハードウェアの構成は特に限定されるものではない。
衣類処理システム1の携帯端末30は、例えばスマートフォンやタブレットPCである。携帯端末30は、制御部31と、表示部32と、操作部33(第2操作部の一例)とを備えている。制御部31は、CPU41と、メモリ42と、RTC43とを備えている。CPU41は、メモリ42に記憶されているプログラムに従って様々な処理を実行する。メモリ42は、例えばROMとRAM(図示省略)を備えている。メモリ42は、様々な情報を記憶する。RTC43は、時計としての機能を有しており、時刻を計ることができる。携帯端末30の制御部31が実行する処理については後述する。
携帯端末30の表示部32と操作部33とは、タッチパネルとして一体に構成されている。表示部32は、例えば液晶パネルを備えている。表示部32は、上記の洗濯乾燥機10の各機能や各動作に関する情報を表示する。例えば、表示部12は、洗濯乾燥機10における洗濯運転や乾燥運転に関する予約情報等を表示する。また、操作部33は、上述した洗濯乾燥機10の各機能や各動作を実行するための複数のタッチボタンを備えている。操作部33は、洗濯乾燥機10のユーザによる入力を受け付ける。洗濯乾燥機10のユーザが操作部33のボタンを操作することによって様々な情報が入力される。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが、洗濯乾燥機10における洗濯運転や乾燥運転に関する予約情報等を携帯端末30の操作部33から入力する。洗濯乾燥機10のユーザが操作部33のボタンを操作すると、操作されたボタンに従った信号が操作部33から制御部31に送信される。なお、携帯端末30の表示部32と操作部33とは、別体に構成されていてもよい。
次に、洗濯乾燥機10が実行する運転について説明する。上記の洗濯乾燥機10は、図3に示すように、例えば、洗濯運転、乾燥運転、及び洗濯乾燥運転を実行可能に構成されている。洗濯運転は、上記の回転槽15内に収容されている衣類を洗濯する運転である。乾燥運転は、回転槽15内に収容されている衣類を乾燥させる運転である。洗濯乾燥運転は、洗濯運転と乾燥運転の両方を実行する運転である。
また、洗濯乾燥機10は、洗濯運転、乾燥運転、及び洗濯乾燥運転のそれぞれにおいて、複数のコース運転を実行可能に構成されている。例えば、洗濯乾燥機10は、洗濯運転及び洗濯乾燥運転では、標準コース運転、スピードコース運転、つけおきコース運転等を実行可能である。
図4に示すように、洗濯乾燥運転の標準コース運転では、例えば、14分間の洗い工程、2回のすすぎ工程、5分間の脱水工程、及び、衣類の重量に応じて80~285分間の乾燥工程が実行される。また、洗濯乾燥運転のスピードコース運転では、衣類の重量に応じて8~9分間の洗い工程、1回のすすぎ工程、5分間の脱水工程、及び、衣類の重量に応じて55~220分間の乾燥工程が実行される。また、洗濯乾燥運転のつけおきコース運転では、つけおき時間を含めて6時間の洗い工程、4回のすすぎ工程、5分間の脱水工程、及び、衣類の重量に応じて80~195分間の乾燥工程が実行される。洗濯乾燥機10が実行可能な複数の運転では互いに運転条件が異なっている。例えば、標準コース運転では2回のすすぎ工程が実行されるが、スピードコース運転では1回のすすぎ工程のみが実行される。
図5に示すように、標準コース運転とスピードコース運転では、例えば、9~11kgの衣類に対して、1.1杯の洗剤が推奨されている。標準コース運転とスピードコース運転で推奨されている洗剤の量は同じである。一方、つけおきコース運転では、例えば、9~11kgの衣類に対して、2.0杯の洗剤が推奨されている。つけおきコース運転で推奨されている洗剤の量は、標準コース運転とスピードコース運転で推奨されている洗剤の量と異なっている。
(予約設定処理)
次に、衣類処理システム1で実行される処理について説明する。衣類処理システム1では、まず洗濯乾燥機10の制御部11が、図6に示すように、所定の第1の運転選択画面S1を表示部12に表示する。第1の運転選択画面S1は、洗濯運転、乾燥運転、及び洗濯乾燥運転を選択可能な画面である。洗濯乾燥機10のユーザが、第1の運転選択画面S1に表示された洗濯運転、乾燥運転、及び洗濯乾燥運転のいずれかを選択する。洗濯乾燥機10のユーザは、タッチパネルとして構成されている操作部13をタッチ操作することによっていずれかの運転を選択する。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが洗濯乾燥運転を選択する。
続いて、洗濯乾燥機10の制御部11は、図7に示すように、所定の第2の運転選択画面S2を表示部12に表示する。第2の運転選択画面S2は、複数のコース運転を選択可能な画面である。第2の運転選択画面S2は、例えば、標準コース運転、つけおきコース運転、及びスピードコース運転等を選択可能な画面である。洗濯乾燥機10のユーザが、第2の運転選択画面S2に表示された標準コース運転、つけおきコース運転、及びスピードコース運転等のいずれかを選択する。洗濯乾燥機10のユーザは、タッチパネルとして構成されている操作部13をタッチ操作することによっていずれかの運転を選択する。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが標準コース運転を選択する。
続いて、洗濯乾燥機10の制御部11は、図8に示すように、所定の予約設定画面S3を表示部12に表示する。予約設定画面S3は、洗濯乾燥機10が実行する運転の予約設定を受け付ける画面である。洗濯乾燥機10のユーザが、予約設定画面S3に表示された複数の予約方法(例えば、おはよう予約、おかえり予約、外から運転)のいずれかを選択する。洗濯乾燥機10のユーザは、タッチパネルとして構成されている操作部13をタッチ操作することによっていずれかの予約方法を選択する。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが、予約設定画面S3に表示された「外から運転」を選択する。「外から運転」は、後述する携帯端末30からの予約変更を受け付けるための予約方法である。また、予約設定画面S3では、終了予定時刻の設定を受け付けることもできる。洗濯乾燥機10の操作部13が、洗濯乾燥機10のユーザによる予約設定操作を受け付ける。
操作部13がユーザによる予約設定操作を受け付けると、予約設定情報が操作部13から制御部11に送信される。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが、図6に示す第1の運転選択画面S1で洗濯乾燥運転を選択し、図7に示す第2の運転選択画面S2で標準コース運転を選択した場合は、洗濯乾燥運転の標準コース運転が予約されたことを示す予約設定情報が操作部13から制御部11に送信される。
次に、衣類処理システム1で実行される予約設定処理について説明する。図9に示すように、予約設定処理のS11では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約設定情報を取得したか否かを判断する。制御部11が予約設定情報を取得した場合(S11でYES)はS12に進む。上述したように、操作部13が予約設定操作を受け付けると、予約設定情報が操作部13から制御部11に送信される。この場合は、制御部11がS11でYESと判断する。一方、制御部11は、予約設定情報を取得しない場合は、S11でNOと判断して待機する。
続くS12では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約設定を行う。制御部11は、上記のS11で取得した予約設定情報に基づいて予約設定を行う。例えば、制御部11は、洗濯乾燥運転の標準コース運転が洗濯乾燥機10で実行されるように予約設定を行う。その後、S12の処理が終了すると、予約設定処理が終了する。
S12で予約設定が行われると、その後に予約変更が行われない限り、洗濯乾燥機10が予約設定された運転を実行する。例えば、所定の時刻が到来したときに、洗濯乾燥機10が洗濯乾燥運転の標準コース運転を実行する。
(予約変更処理)
上記の衣類処理システム1では、上記の予約設定処理が終了した後に、洗濯乾燥機10のユーザが設定された予約を変更することを望む場合が考えられる。例えば、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約が設定された後に、洗濯乾燥機10のユーザがその予約をスピードコース運転又はつけおきコース運転の予約に変更することを望む場合が考えられる。
上記の衣類処理システム1では、携帯端末30の制御部31が、図10に示すように、所定の予約変更画面S4を表示部32に表示する。制御部31は、例えば、上記の予約設定処理が終了した後に、ユーザによって携帯端末30が操作された場合に予約変更画面S4を表示する。予約変更画面S4は、洗濯運転、及び洗濯乾燥運転を選択可能な画面である。なお、図示しないが、予約変更画面S4では乾燥運転を選択可能であってもよい。また、予約変更画面S4は、複数のコース運転を選択可能な画面である。予約変更画面S4は、例えば、標準コース運転、つけおきコース運転(図10では図示省略)、及びスピードコース運転(図10では図示省略)等を選択可能な画面である。洗濯乾燥機10のユーザが、予約変更画面S4に表示された洗濯運転、及び洗濯乾燥運転のいずれかを選択する。また、洗濯乾燥機10のユーザが、予約変更画面S4に表示された標準コース運転、つけおきコース運転(図10では図示省略)、及びスピードコース運転(図10では図示省略)等のいずれかを選択する。洗濯乾燥機10のユーザは、タッチパネルとして構成されている操作部13をタッチ操作することによっていずれかの運転を選択する。
洗濯乾燥機10のユーザは、図10に示す予約変更画面S4において、上記の予約設定処理で予約した運転と異なる運転を選択する。例えば、洗濯乾燥機10のユーザは、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約を設定した場合であって、その予約を洗濯乾燥運転のスピードコース運転の予約に変更したい場合は、洗濯乾燥運転のスピードコース運転を選択する。あるいは、洗濯乾燥機10のユーザは、洗濯乾燥運転のつけおきコース運転の予約に変更したい場合は、洗濯乾燥運転のつけおきコース運転を選択する。
洗濯乾燥機10のユーザは、図10に示す予約変更画面S4で新たな運転を選択した後に予約確定ボタンB1をタッチする。そうすると、携帯端末30の操作部33がユーザによる予約変更操作を受け付ける。操作部33がユーザによる予約変更操作を受け付けると、予約変更情報が操作部33から制御部31に送信される。例えば、洗濯乾燥機10のユーザが、図10に示す予約変更画面S4で洗濯乾燥運転のスピードコース運転を選択した場合は、洗濯乾燥運転のスピードコース運転の予約に変更されたことを示す予約変更情報が操作部33から制御部31に送信される。携帯端末30の制御部31は、その予約変更情報を、ネットワーク50を介して洗濯乾燥機10の制御部11に送信する。
次に、衣類処理システム1で実行される予約変更処理について説明する。図11に示すように、予約変更処理のS21では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更情報を取得したか否かを判断する。制御部11が予約変更情報を取得した場合(S21でYES)はS22に進む。上述したように、携帯端末30の操作部33が予約変更操作を受け付けると、携帯端末30の制御部31から洗濯乾燥機10の制御部11に予約変更情報が送信される。この場合は、洗濯乾燥機10の制御部11がS21でYESと判断する。一方、制御部11は、予約変更情報を取得しない場合は、S21でNOと判断して待機する。
続くS22では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更の前後で推奨される洗剤の量が同じであるか否かを判断する。例えば、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約からスピードコース運転の予約に変更される場合を考える。すなわち、予約変更前の運転が標準コース運転であり、予約変更後の運転がスピードコース運転である場合を考える。図5に示すように、洗濯乾燥運転の標準コース運転とスピードコース運転では、推奨される洗剤の量が同じである。この場合は、S22で制御部11がYESと判断してS23に進む。
これに対して、例えば、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約からつけおきコース運転の予約に変更される場合を考える。すなわち、予約変更前の運転が標準コース運転であり、予約変更後の運転がつけおきコース運転である場合を考える。図5に示すように、洗濯乾燥運転の標準コース運転とつけおきコース運転では、推奨される洗剤の量が異なる。この場合は、S22で制御部11がNOと判断してS31に進む。
S22でYESと判断された後のS23では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更が可能であると判断する。続くS24では、制御部11が、変更可能情報を携帯端末30に送信する。変更可能情報は、例えば、標準コース運転の予約からスピードコース運転の予約に変更できる状態であることを示す情報である。
続くS25では、洗濯乾燥機10の制御部11が、設定されている予約を変更する。例えば、制御部11は、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約が設定されている場合は、その予約をスピードコース運転の予約に変更する。続くS26では、制御部11が、予約変更後の設定に基づいて洗濯乾燥機10の運転処理を実行する。したがって、洗濯乾燥機10が予約変更後の運転を実行する。例えば、所定の時刻が到来したときに、洗濯乾燥機10が予約変更後のスピードコース運転を実行する。その後、S26の処理が終了すると、予約設定処理が終了する。
これに対して、上記のS22でNOと判断された後のS31では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更が不適切であると判断する。続くS32では、制御部11が、変更不適切情報を携帯端末30に送信する。変更不適切情報は、例えば、標準コース運転の予約からつけおきコース運転の予約に変更できない状態であることを示す情報である。その後、S32の処理が終了すると、予約設定処理が終了する。
(表示処理)
次に、衣類処理システム1で実行される表示処理について説明する。図12に示すように、表示処理のS41では、携帯端末30の制御部31が、変更可能情報又は変更不適切情報を取得したか否かを判断する。制御部31が変更可能情報又は変更不適切情報を取得した場合(S41でYES)はS42に進む。上述したように、洗濯乾燥機10の運転について、予約変更可能な場合(S23)は、変更可能情報が洗濯乾燥機10から携帯端末30に送信される(S24)。また、予約変更不適切な場合(S31)は、変更不適切情報が洗濯乾燥機10から携帯端末30に送信される(S32)。これらの場合は、携帯端末30の制御部31がS41でYESと判断する。一方、携帯端末30の制御部31は、変更可能情報又は変更不適切情報を取得しない場合は、S41でNOと判断して待機する。
続くS42では、携帯端末30の制御部31が、S41で取得した情報が変更可能情報であるか否かを判断する。S41で取得した情報が変更可能情報である場合は、S42で制御部31がYESと判断してS43に進む。一方、S41で取得した情報が変更可能情報でない場合(すなわち、S41で取得した情報が変更不適切情報である場合)は、S42で制御部31がNOと判断してS51に進む。
S42でYESと判断された後のS43では、携帯端末30の制御部31が、変更可能情報を表示部32に表示する。制御部31は、例えば、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約からスピードコース運転の予約に変更できる状態であることを示す情報を表示部32に表示する。
これに対して、S42でNOと判断された後のS51では、携帯端末30の制御部31が、注意喚起情報を表示部32に表示する。制御部31は、図13に示すように、所定の注意喚起画面S5を表示部32に表示する。注意喚起画面S5は、注意喚起情報をユーザに報知する画面である。注意喚起情報は、予約が変更されると不都合が生じる可能性があることを報知する情報である。注意喚起情報は、例えば、標準コース運転の予約からつけおきコース運転の予約に変更されると、推奨される洗剤量が異なるため、効果が十分に得られない場合があることを示す情報である。また、注意喚起情報は、ユーザが予約変更を承認するか否かを確認するための情報である。その後、S43又はS51の処理が終了すると、予約設定処理が終了する。
洗濯乾燥機10のユーザは、携帯端末30の表示部32に表示された注意喚起画面S5(図13参照)を視たうえで運転の予約変更を実行したい場合は決定ボタンB2をタッチする。そうすると、携帯端末30の操作部33がユーザによる変更承認操作を受け付ける。操作部33がユーザによる変更承認操作を受け付けると、変更承認情報が操作部33から制御部31に送信される。携帯端末30の制御部31は、その変更承認情報を、ネットワーク50を介して洗濯乾燥機10の制御部11に送信する。洗濯乾燥機10の制御部11は、変更承認情報を受信すると、運転の予約変更が可能であると判断する。制御部11は、図11に示すS31で予約変更が不適切であると判断した場合であっても、変更承認情報を受信した場合は、予約変更が可能であると判断する。一方、洗濯乾燥機10のユーザは、運転の予約変更を実行しない場合は、表示部32に表示されたキャンセルボタンB3をタッチする。そうすると、運転の予約変更が実行されない。
以上、第1実施例に係る衣類処理システム1について説明した。上記の説明から明らかなように、衣類処理システム1は、洗濯乾燥機10と、洗濯乾燥機10と通信可能な携帯端末30とを備えている。洗濯乾燥機10は、予約設定を受け付ける操作部13を備えている。洗濯乾燥機10は、例えば、洗濯乾燥運転の標準コース運転、スピードコース運転、及び、つけおきコース運転等を実行可能に構成されている。携帯端末30は、予約変更を受け付ける操作部33と、表示部32とを備えている。この衣類処理システム1では、例えば、洗濯乾燥機10の操作部13が、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約設定を受け付けた場合であって、携帯端末30の操作部33が標準コース運転の予約からつけおきコース運転の予約への予約変更を受け付けた場合に、予約変更の前後で推奨される洗剤の量に基づいて、標準コース運転の予約からつけおきコース運転の予約への変更が可能であるか否かを判断する。予約変更が不適切である状態と判断された場合は(図11のS22でNO、S31、S32参照)、携帯端末30の表示部32が注意喚起情報を表示する(図12のS41でYES、S42でNO、S51、図13参照)。
この構成によれば、例えば、予約変更前の標準コース運転では推奨される洗剤の量が少なく、予約変更後のつけおきコース運転では推奨される洗剤の量が多いので、注意喚起情報が携帯端末30の表示部32に表示される。これによって、予約変更後のつけおきコース運転で洗剤の量が不足する状態であっても、ユーザに注意喚起情報を報知することができる。また、例えば、予約変更前の運転がつけおきコース運転であり、予約変更後の運転が標準コース運転である場合は、予約変更後の標準コース運転で洗剤が超過する状態になるが、そのような状態であっても、ユーザに注意喚起情報を報知することができる。そのため、予約変更によって不都合が生じる可能性があることをユーザに知らせることができる。
また、上記の衣類処理システム1では、予約変更の前後で推奨される洗剤の量に基づいて、例えば、標準コース運転の予約からスピードコース運転の予約への変更が可能である状態と判断された場合は、洗濯乾燥機10が変更に基づく処理を実行する。例えば、予約変更後のスピードコース運転で推奨される洗剤の量が予約変更前の標準コース運転で推奨される洗剤の量と同じであるので、洗濯乾燥機10が予約変更後のスピードコース運転を実行する。この構成によれば、予約変更によって不都合が生じる可能性が低い場合に予約変更後の運転を実行することができる。
(対応関係)
上記で説明した洗濯乾燥運転の標準コース運転が「第1衣類処理運転」の一例である。洗濯乾燥運転のスピードコース運転が「第2衣類処理運転」の一例である。洗濯乾燥運転のつけおきコース運転が「第2衣類処理運転」の他の一例である。予約変更の前後で推奨される洗剤の量が「所定の条件」の一例である。
以上、一実施例について説明したが、具体的な態様は上記実施例に限定されるものではない。以下の説明において、上記の説明における構成と同様の構成については、同一の符号を付して説明を省略する。
(第2実施例)
上記の第1実施例では、図11に示すS22において、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更の前後で推奨される洗剤の量が同じであるか否かを判断していたが、この構成に限定されるものではない。第2実施例では、図14に示すように、洗濯乾燥機10の制御部11が、S22に代えてS122の処理を実行してもよい。
S122では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更の前後で推奨される洗剤の質(所定の条件の他の一例)が同じであるか否かを判断する。例えば、洗濯乾燥運転の標準コース運転の予約からスピードコース運転の予約に変更される場合を考える。すなわち、予約変更前の運転が標準コース運転であり、予約変更後の運転がスピードコース運転である場合を考える。また、標準コース運転では、例えば、粉末洗剤が推奨されているとする。スピードコース運転では、例えば、液体洗剤が推奨されるとする。この場合は、予約変更の前後で推奨される洗剤の質が同じでないので、S122で制御部11がNOと判断してS31に進む。一方、予約変更の前後で推奨される洗剤の質が同じである場合は、S122で制御部11がYESと判断してS23に進む。
S122でYESと判断された後のS23では、洗濯乾燥機10の制御部11が、運転の予約変更が可能であると判断する。一方、S122でNOと判断された後のS31では、洗濯乾燥機10の制御部11が、運転の予約変更が不適切であると判断する。この構成によっても、上記の第1実施例と同様に、予約変更によって不都合が生じる可能性があることをユーザに知らせることができる。なお、不都合が生じる可能性があっても、ユーザによる変更承認操作が受け付けられた場合には、運転の予約変更が実行される。
(第3実施例)
上記の第1実施例では、図11に示すS22において、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更の前後で推奨される洗剤の量が同じであるか否かを判断していたが、この構成に限定されるものではない。第3実施例では、図15に示すように、洗濯乾燥機10の制御部11が、S22に代えてS222の処理を実行してもよい。
S222では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更の前後で運転の終了予定時刻(所定の条件の他の一例)が同じであるか否かを判断する。図16に示すように、例えば、洗濯運転の標準コース運転では、所要時間が80分であるとする。また、洗濯運転のおやすみコース運転でも、所要時間が80分であるとする。この状態で、例えば、洗濯運転の標準コース運転の予約からおやすみコース運転の予約に変更される場合を考える。すなわち、予約変更前の運転が標準コース運転であり、予約変更後の運転がおやすみコース運転である場合を考える。この場合は、予約変更の前後で運転の終了予定時刻が同じなので、S222で制御部11がYESと判断してS23に進む。一方、予約変更の前後で運転の終了予定時刻が同じでない場合は、S222で制御部11がNOと判断してS31に進む。例えば、予約変更前の運転が標準コース運転であり、予約変更後の運転が念入りコース運転である場合は(図16参照)、S222で制御部11がNOと判断する。
S222でYESと判断された後のS23では、洗濯乾燥機10の制御部11が、運転の予約変更が可能であると判断する。一方、S222でNOと判断された後のS31では、洗濯乾燥機10の制御部11が、運転の予約変更が不適切であると判断する。この構成によっても、上記の第1実施例と同様に、予約変更によって不都合が生じる可能性があることをユーザに知らせることができる。なお、不都合が生じる可能性があっても、ユーザによる変更承認操作が受け付けられた場合には、運転の予約変更が実行される。
(第4実施例)
上記の第1実施例では図11に示すS22の処理が実行され、第2実施例では図14に示すS122の処理が実行され、第3実施例では図15に示すS222の処理が実行されていたが、この構成に限定されるものではない。第4実施例では、図17に示すように、洗濯乾燥機10の制御部11が、S22、S122、及びS222の処理の全てを実行する。制御部11は、S22、S122、及びS222の処理の全てにおいてYESと判断した場合に、S23で予約変更が可能であると判断する。
また、更に他の実施例では、洗濯乾燥機10の制御部11が、図17に示すS22、S122、及びS222の処理のいずれか2つを実行する構成であってもよい(図示省略)。
(第5実施例)
第5実施例に係る衣類処理システム1について図面を参照して説明する。第5実施例に係る衣類処理システム1では、図18に示すように、運転条件設定処理が実行される。運転条件設定処理のS61では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約が変更されたか否かを判断する。例えば、図11、図14、図15、及び図17に示すS25で制御部11が予約を変更した場合は、予約が変更された場合に該当するので、図18に示すS61で制御部11がYESと判断してS62に進む。一方、予約が変更されない場合は、S61で制御部11がNOと判断して運転条件設定処理を終了する。
続くS62では、制御部11が、ユーザ設定の運転条件があるか否かを判断する。ユーザ設定の運転条件は、洗濯乾燥機10のユーザが設定した運転条件である。図4に示すように、例えば、洗濯乾燥運転のスピードコース運転では、メーカ出荷時のデフォルト設定では1回のすすぎ工程が実行される。洗濯乾燥機10のユーザは、例えば、スピードコース運転で1回ではなく2回のすすぎ工程が実行されるように運転条件を変更することができる。洗濯乾燥機10のユーザは、メーカ出荷時のデフォルト設定の運転条件から、ユーザ設定の運転条件に変更することができる。洗濯乾燥機10は、図4に示す複数の運転のそれぞれで運転条件が変更可能に構成されている。ユーザ設定の運転条件は、制御部11のメモリ22に記憶される。制御部11は、予約変更後の運転についてメモリ22に記憶されているユーザ設定の運転条件がある場合は、S62でYESと判断してS63に進む。例えば、予約変更後の運転がスピードコース運転である場合であって、2回のすすぎ工程が実行される運転条件がメモリ22に記憶されている場合は、S62で制御部11がYESと判断する。一方、制御部11は、ユーザ設定の運転条件がメモリ22に記憶されていない場合は、S62でNOと判断してS64に進む。
S62でYESと判断された後のS63では、制御部11が、メモリ22に記憶されているユーザ設定の運転条件をセットする。例えば、制御部11は、洗濯乾燥運転のスピードコース運転が実行される際に2回のすすぎ工程が実行されるように運転条件をセットする。
一方、S62でNOと判断された後のS64では、制御部11が、メーカ設定の運転条件をセットする。メーカ設定の運転条件は、洗濯乾燥機10のメーカが設定した運転条件である。メーカ設定の運転条件は、メーカ出荷時のデフォルト設定の運転条件である。例えば、洗濯乾燥運転のスピードコース運転では、1回のすすぎ工程が実行される運転条件がメーカ設定の運転条件である。その後、S63又はS64の処理が終了すると、運転条件設定処理が終了する。
上記のS63でユーザ設定の運転条件がセットされた場合は、洗濯乾燥機10の制御部11は、図11に示すS26の処理を実行する際に、ユーザ設定の運転条件に基づいて予約変更後の運転処理を実行する。したがって、洗濯乾燥機10がユーザ設定の運転条件にしたがった運転を実行する。例えば、洗濯乾燥機10が、2回のすすぎ工程が実行されるように予約変更後のスピードコース運転を実行する。
一方、上記のS64でメーカ設定の運転条件がセットされた場合は、洗濯乾燥機10の制御部11は、図11に示すS26の処理を実行する際に、メーカ設定の運転条件に基づいて予約変更後の運転処理を実行する。したがって、洗濯乾燥機10がメーカ設定の運転条件にしたがった運転を実行する。例えば、洗濯乾燥機10が、1回のすすぎ工程が実行されるように予約変更後のスピードコース運転を実行する。
以上、第5実施例に係る衣類処理システム1について説明した。上記の説明から明らかなように、第5実施例に係る衣類処理システム1では、予約変更後の運転(例えば、スピードコース運転)について予め設定されているユーザ設定の運転条件又はメーカ設定の運転条件に基づいて洗濯乾燥機10が予約変更後の運転を実行する。この構成によれば、予約変更後の運転に適した運転条件で運転を実行することができる。なお、ユーザ設定の運転条件又はメーカ設定の運転条件が「予め設定されている運転条件」の一例である。
(第6実施例)
第6実施例に係る衣類処理システム1について図面を参照して説明する。第6実施例に係る衣類処理システム1では、図19に示すように、運転条件変更処理が実行される。
運転条件変更処理のS81では、洗濯乾燥機10の制御部11が、つけおきコース運転の予約からその他のコース運転の予約へ変更されたか否かを判断する。つけおきコース運転の予約からその他のコース運転の予約へ変更された場合は、S81で制御部11がYESと判断してS91に進む。そうでない場合は、S81で制御部11がNOと判断してS82に進む。
S81でYESと判断された後のS91では、洗濯乾燥機10の制御部11が、予約変更後の他のコース運転におけるすすぎ回数を1回増加させる。例えば、予約変更後の運転が標準コース運転である場合は、すすぎ回数を2回から3回に変更する(図4参照)。
S81でNOと判断された後のS82では、洗濯乾燥機10の制御部11が、スピードコース運転以外の運転の予約からスピードコース運転の予約へ変更されたか否かを判断する。スピードコース運転以外の運転の予約からスピードコース運転の予約へ変更された場合は、S82で制御部11がYESと判断してS92に進む。そうでない場合は、S82で制御部11がNOと判断してS83に進む。
S82でYESと判断された後のS92では、制御部11が、予約変更後のスピードコース運転において、予約変更前の運転におけるすすぎ回数を適用する。例えば、予約変更前の運転がおやすみコース運転である場合は、制御部11は、予約変更後のスピードコース運転において2回のすすぎ工程を実行する(図4参照)。
S82でNOと判断された後のS83では、制御部11が、スピードコース運転の予約からその他のコース運転の予約へ変更されたか否かを判断する。スピードコース運転の予約からその他のコース運転の予約へ変更された場合は、S83で制御部11がYESと判断してS93に進む。そうでない場合は、S83で制御部11がNOと判断して運転条件変更処理を終了する。
S83でYESと判断された後のS93では、制御部11が、予約変更後の運転におけるすすぎ回数を1回に設定する。例えば、予約変更後の運転がおやすみ運転である場合は、制御部11は、すすぎ回数を2回から1回に変更する(図4参照)。その後、S93の処理が終了すると、運転条件変更処理が終了する。
以上のように、衣類処理システム1では、制御部11が予約変更を実行する際に、予約変更後の運転における運転条件を変更してもよい。この構成によれば、例えば、つけおきコース運転の予約から標準コース運転の予約に変更された場合には、予約変更の前後で推奨される洗剤の量が大きく異なる。そうすると、予約変更の標準コース運転が実行された場合に、洗剤の量が多くて十分なすすぎを行えないことが考えられる。しかしながら、上記の構成によれば、予約変更後の運転におけるすすぎ回数を変更することによって、十分なすすぎを行うことができる。また、例えば、スピードコース運転の予約へ変更された場合は、予約変更前の運転のために、スピードコース運転で推奨される洗剤の質(例えば、液体洗剤)と異なる質(例えば、粉末洗剤)の洗剤が投入されている可能性がある。この場合は、予約変更前の運転におけるすすぎ回数を適用することによって、十分なすすぎを行うことができる。また、スピードコース運転の予約からその他のコース運転の予約へ変更された場合は、すすぎ回数を1回にすることにより、余分な水やエネルギー使用を防ぐことができる。
(その他の実施例)
上記の実施例では、衣類処理装置の一例として洗濯乾燥機10について説明したが、この構成に限定されるものではない。衣類処理装置の他の一例としては、例えば、洗濯機又は乾燥機がある。
第1衣類処理運転及び第2衣類処理運転は特に限定されるものではない。例えば、第1衣類処理運転として、例えば、図3に示すつけおきコース運転、スピードコース運転等が選択されてもよい。また、例えば、第2衣類処理運転として、例えば、図3に示す標準コース運転、メモリコース運転等が選択されてもよい。
以上、本発明の具体例を詳細に説明したが、これらは例示に過ぎず、特許請求の範囲を限定するものではない。特許請求の範囲に記載の技術には、以上に例示した具体例を様々に変形、変更したものが含まれる。本明細書または図面に説明した技術要素は、単独であるいは各種の組合せによって技術的有用性を発揮するものであり、出願時請求項記載の組合せに限定されるものではない。また、本明細書または図面に例示した技術は複数目的を同時に達成し得るものであり、そのうちの一つの目的を達成すること自体で技術的有用性を持つものである。
1:衣類処理システム、10:洗濯乾燥機、11:制御部、12:表示部、13:操作部、15:回転槽、16:モータ、17:ヒータ、18:ファン、19:筐体、29:洗剤投入口、30:携帯端末、31:制御部、32:表示部、33:操作部、50:ネットワーク

Claims (3)

  1. 携帯端末と通信可能な衣類処理装置であって、
    前記衣類処理装置は、衣類処理運転の予約設定を受け付ける第1操作部を備えており、第1衣類処理運転と、前記第1衣類処理運転とは運転条件が異なる第2衣類処理運転とを実行可能であり、
    前記携帯端末は、前記衣類処理装置の衣類処理運転の予約変更を受け付ける第2操作部と、表示部と、を備えており、
    前記携帯端末の前記表示部は、前記衣類処理装置の前記第1操作部が前記第1衣類処理運転の予約設定を受け付けた場合であって、前記携帯端末の前記第2操作部が前記第1衣類処理運転の予約から前記第2衣類処理運転の予約への予約変更を受け付けた場合に、前記第2衣類処理運転における洗剤の量が前記第1衣類処理運転における洗剤の量と異なると判断された場合、または、前記第2衣類処理運転における洗剤の質が前記第1衣類処理運転における洗剤の質と異なると判断された場合は、前記予約変更を承認するか否かを確認するための注意喚起画面を表示し、
    前記携帯端末は、前記注意喚起画面において前記予約変更の承認操作を受け付けた場合は、変更承認情報を前記衣類処理装置に送信し、
    前記衣類処理装置は、前記変更承認情報を受信した場合は、前記予約変更が可能であると判断して前記予約変更に基づく処理を実行する、衣類処理装置。
  2. 前記衣類処理装置は、前記第1操作部が前記第1衣類処理運転の予約設定を受け付けた場合であって、前記携帯端末の前記第2操作部が前記第1衣類処理運転の予約から前記第2衣類処理運転の予約への予約変更を受け付けた場合に、前記第2衣類処理運転における洗剤の量が前記第1衣類処理運転における洗剤の量と同じであると判断された場合、または、前記第2衣類処理運転における洗剤の質が前記第1衣類処理運転における洗剤の質と同じであると判断された場合は、前記予約変更に基づく処理を実行する、請求項1に記載の衣類処理装置。
  3. 前記衣類処理装置は、前記第1操作部が前記第1衣類処理運転の予約設定を受け付けた場合であって、前記携帯端末の前記第2操作部が前記第1衣類処理運転の予約から前記第2衣類処理運転の予約への予約変更を受け付けた場合に、前記第2衣類処理運転における洗剤の量が前記第1衣類処理運転における洗剤の量と同じであると判断された場合、または、前記第2衣類処理運転における洗剤の質が前記第1衣類処理運転における洗剤の質と同じであると判断された場合は、前記第2衣類処理運転について予め設定されている運転条件に基づいて前記第2衣類処理運転を実行する、請求項2に記載の衣類処理装置。
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