JP7097693B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

本発明は、ゴルフボールに関し、より詳しくは、耐久性を維持しつつドライバーショット時の飛距離をより改善したゴルフボールに関する。
ドライバーショットでのゴルフボールの飛距離を向上させるためには、ドライバーショット時のゴルフボールのスピン量を下げることが有利である。スピン量を下げるためのゴルフボールの構造として、例えば、特開2013-220353号公報には、ゴルフボールのカバーやコアとカバーの間の中間層の一材料として所定のアイオノマー樹脂を用いることで、カバーや中間層の反発性が向上し、よって、ドライバーショットでのゴルフボールのスピン量を抑制できることが記載されている。
一方、特開平11-76458号公報には、ゴルフボールのコアの中心から17mm以上離れた位置であって、コアとカバーの間または複数のカバー層の間に重量が0.2~4.0gの金属層を設けることで、ゴルフボールの慣性モーメントを増大させて、ドライバーショットでの低スピン化を図ることができることが記載されている。
特開2013-220353号公報 特開平11-76458号公報
特開2013-220353号公報に記載されているような、現在、ゴルフボールに使用されている所定のアイオノマー樹脂は反発性および耐久性に優れた材料であるが、更なる低スピン化を求めて、より高い反発性のアイオノマー樹脂を使用すると、耐久性の面で大きく劣り、実用困難という問題が生じた。一方、特開平11-76458号公報のように金属層を設けると、慣性モーメントの観点からは確かにスピン量は低下するが、ゴルフボールのショット時の曲げに対する強度も増し、ゴルフボールとしては非常に硬くなり過ぎ、スピン量の大きな低下までは得られず、打感も悪いという問題がある。
そこで、本発明は、上記の問題点に鑑み、高い耐久性を維持しつつ、ドライバーショットにおけるスピン量の更なる低下を図り、飛距離をより向上させることができるゴルフボールを提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係るゴルフボールは、ゴルフボールの中心に位置するコアと、このコアの外側に位置し、表面に複数のディンプルを有するカバーと、前記コアと前記カバーとの間に位置する金属メッシュ層とを備え、前記金属メッシュ層は、線径が0.01~0.5mmの範囲で、メッシュ数が16~1000の範囲である。
前記金属メッシュ層は、前記線径をd、前記メッシュ数をMとした場合のd×Mの関係が5~12の範囲であることが好ましい。
本発明に係るゴルフボールは、前記コアと前記カバーとの間に位置する中間層を更に備えてもよく、この場合、前記金属メッシュ層は、前記中間層と前記カバーとの間に位置することが好ましい。
前記カバーの硬度は、ショアDにて56以下であることが好ましい。
前記ゴルフボールのμ硬度は、2.0mm以上であることが好ましい。
このように本発明によれば、コアとカバーとの間に所定の線径およびメッシュ数を有する金属メッシュ層を設けることによって、ゴルフボールが適度にたわみ、ゴルフボールに必要な曲げ方向に対する弾性力と、引っ張り方向に対する剛性とを有することとなるので、ドライバーショットにおけるスピン量の更なる低下を達成することができるとともに、高い耐久性も維持することができる。
本発明に係るゴルフボールの一実施の形態を模式的に示す断面図である。 図1のゴルフボールに用いる金属メッシュ層の一例を示す拡大図である。 本発明に係るゴルフボールの作成過程において金属メッシュ層で中間層を覆った状態を示す写真である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係るゴルフボールの一実施の形態について説明する。
図1に示すように、本実施の形態のゴルフボール1は、ボールの中心に位置するコア10と、このコア10の外周を包囲するカバー20と、このコア10とカバー20の間に位置する金属メッシュ層30とを主に備える。カバー20の表面には、複数のディンプル22が形成されている。また、本実施の形態のゴルフボール1は、コア10と金属メッシュ層30との間に、中間層40を備える。なお、本実施の形態では、コア10、中間層40、カバー20のスリーピース構造のゴルフボールについて説明するが、本発明はこれに限定されず、コア10とカバー20のツーピース構造でもよいし、中間層40を更にコア的及び/又はカバー的な機能を有する複数層構造にしてもよいし、コア10を複数層構造にしてもよい。
コア10は、主成分としてゴムを含むゴム組成物により形成することができる。この主成分となるゴム(基材ゴム)としては、広く合成ゴムおよび天然ゴムを用いることができ、これに限定されないが、ポリブタジエンゴム(BR)、スチレンブタジエンゴム(SBR)、天然ゴム(NR)、ポリイソプレンゴム(IR)、ポリウレタンゴム(PU)、ブチルゴム(IIR)、ビニルポリブタジエンゴム(VBR)、エチレンプロピレンゴム(EPDM)、ニトリルゴム(NBR)、シリコーンゴムを用いることができる。ポリブタジエンゴム(BR)としては、例えば、1,2-ポリブタジエンやシス1,4-ポリブタジエン等を用いることができる。
コア10には、このような基材ゴムの他、任意に、例えば、共架橋材、架橋開始剤、充填材、老化防止剤、異性化剤、素練り促進剤、硫黄、及び有機硫黄化合物を添加することができる。また、主成分として、ゴムに代えて、樹脂を使用してもよく、例えば、熱可塑性エラストマーや、アイオノマー樹脂、またはこれらの混合物を用いることもできる。
共架橋材としては、これに限定されないが、例えば、α、β-不飽和カルボン酸またはその金属塩を用いることが好ましい。α、β-不飽和カルボン酸またはその金属塩としては、例えば、アクリル酸、メタクリル酸、およびこれらの亜鉛塩、マグネシウム塩、カルシウム塩などがある。共架橋材の配合は、これに限定されないが、例えば、基材ゴムを100重量部として、約5重量部以上が好ましく、約10重量部以上がより好ましい。また、共架橋材の配合は、約70重量部以下が好ましく、約50重量部以下がより好ましい。
架橋開始剤としては、これに限定されないが、有機過酸化物を用いることが好ましく、例えば、ジクミルパーオキサイド、t-ブチルパーオキシベンゾエート、ジ-t-ブチルパーオキサイド、1,1-ビス(t-ブチルパーオキシ)3,3,5-トリメチルシクロヘキサン等がある。架橋開始剤の配合は、これに限定されないが、例えば、基材ゴムを100重量部として、約0.10重量部以上が好ましく、約0.15重量部以上がより好ましく、約0.30重量部以上が更に好ましい。また、架橋開始剤の配合は、約8重量部以下が好ましく、約6重量部以下がより好ましい。
充填材としては、これに限定されないが、例えば、銀、金、コバルト、クロム、銅、鉄、ゲルマニウム、マンガン、モリブデン、ニッケル、鉛、白金、スズ、チタン、タングステン、亜鉛、ジルコニウム、硫酸バリウム、酸化亜鉛、酸化マンガンなどを用いることができる。充填材は、粉末形状が好ましい。充填材の配合は、これに限定されないが、例えば、基材ゴムを100重量部として、約1重量部以上が好ましく、約2重量部以上がより好ましく、約3重量部以上が更に好ましい。また、充填材の配合は、約100重量部以下が好ましく、約80重量部以下がより好ましく、約70重量部以下が更に好ましい。
老化防止剤としては、これに限定されないが、例えば、ノクラックNS-6(大内新興化学工業社製)等の市販品を用いることができる。老化防止剤の配合については、これに限定されないが、基材ゴムを100重量部として、約0.1重量部以上が好ましく、約0.15重量部以上がより好ましい。また、老化防止剤の配合は、約1.0質量部以下が好ましく、約0.7質量部以下がより好ましい。
有機硫黄化合物(しゃっかい材)を添加することで、コア30の反発性を向上させることができる。有機硫黄化合物としては、チオフェノール類、チオカルボン酸類及びそれらの金属塩から選ばれる。チオフェノール類、チオカルボン酸類としては、ペンタクロロチオフェノール、4-t-ブチル-o-チオフェノール、4-t-ブチルチオフェノール、2-ベンズアミドチオフェノール等のチオフェノール類、チオ安息香酸等のチオカルボン酸類がある。また、これらの金属塩としては、亜鉛塩などが好ましい。有機硫黄化合物の配合は、これに限定されないが、基材ゴムを100重量部として、約0.05重量部以上が好ましく、約0.1重量部以上がより好ましい。また、有機硫黄化合物の配合は、約2重量部以下が好ましく、約1重量部以下がより好ましい。
コア10のたわみ硬度は、当該コアに対して初期荷重10kgf(約98N)を負荷した状態から終荷重130kgf(約1275N)を負荷したときまでの、荷重方向での当該コアの変形量(mm)を指す。コア10のたわみ硬度の値が高いほど、コアが軟らかいことを意味する。コア10のたわみ硬度は、2.5~4.5の範囲が好ましく、3.0~4.0の範囲が更に好ましい。
コア10は、実質的に球状の形状を有している。コア10の外径は、上限として、42mm以下が好ましく、41mm以下がより好ましく、40mm以下がさらに好ましい。また、コア10の外径は、下限として、5mm以上が好ましく、15mm以上がより好ましく、25mm以上が最も好ましい。コア10は、図1では中実のコアを示したが、これに限定されず、中空のコアであってもよい。また、コア10は、図1では一層として示したが、これに限定されず、例えば、センターコアとその包囲層などの複数の層からなるコアとしてもよい。
コア10の成形法は、ゴルフボールのコアの公知の成形法を採用することができる。例えば、これに限定されないが、基材ゴムを含む材料を混練機で混練した後、この混練物を丸型金型で加圧加硫成形して得ることができる。また、複数の層を有するコアの成形法は、多層構造のソリッドコアの公知の成形法を採用することができる。例えば、センターコアを、材料を混練機で混練し、この混練物を丸型金型で加圧加硫成形して得た後、包囲層として、材料を混練機で混練し、この混練物をシート状に成形し、このシートでセンターコアを覆ったものを丸型金型で加圧加硫成形することで、複数層のコアを得ることができる。
金属メッシュ層30は、図2に示すように、金属線32が網状に構成された層であり、複数の縦線32aと複数の横線32bとが互いに直交するメッシュ構造を有している。メッシュ構造は、一般的な規格として、金属線32の線径dと、1インチ(25.4mm)当たりの網目の数であるメッシュ数Mで表される。金属メッシュ層30の線径dは0.01~0.5mmの範囲で、メッシュ数Mは16~1000の範囲である。線径d及びメッシュ数Mをこの範囲にすることで、ゴルフボール1に必要な曲げ方向に対する弾性力と、引っ張り方向に対する剛性とを与えることができる。線径dは、0.02~0.40mmの範囲が好ましく、0.04~0.20mmの範囲がより好ましい。メッシュ数Mは、20~250の範囲が好ましく、50~200の範囲がより好ましい。
また、金属メッシュ層30は、線径をd、メッシュ数をMとした時のd×Mの関係が、5~12の範囲であることが好ましい。このd×Mの関係を5以上にすることで、ゴルフボール1に必要な引っ張り方向に対する剛性を十分に与えることができる。また、このd×Mの関係を12以内にすることで、ゴルフボール1に必要な曲げ方向に対する弾性を十分に与えることができる。d×Mの関係は、8~12の範囲がより好ましい。
また、金属線32間の距離である目開きAは、線径をd、メッシュ数をMとすると以下の式で表すことができる。目開きAは、0.05~1.10mmの範囲が好ましく、0.07~0.60mmの範囲がより好ましく、0.10~0.20mmの範囲が更に好ましい。
Figure 0007097693000001
金属線32の金属材料としては、ステンレス鋼や、鋼、ニッケル合金、アルミニウム、アルミニウム合金、銅、銅合金など用いることができ、その中でも錆びにくい特性のため、ステンレス鋼が特に好ましい。
金属メッシュ層30をコア10または中間層の表面に形成する方法としては、例えば、平面でひょうたん形状を有する金属メッシュ材を2枚作成し、一方の金属メッシュ材のくびれ部分に、他方の金属メッシュ材の両端部分をつながるように2枚の金属メッシュ材を組み合わせることで、球状の金属メッシュ層30を形成することができる。金属メッシュ材は、コア10または中間層の表面に、加熱しながら圧着することが好ましい。
カバー20を形成する材料としては、これらに限定されないが、熱可塑性ポリウレタンや、アイオノマー樹脂、またはこれらの混合物を使用して形成することができる。また、カバー20には、上記の主成分の他に、他の熱可塑性エラストマーや、ポリイソシアネート化合物、脂肪酸又はその誘導体、塩基性無機金属化合物、充填材などを添加することができる。
熱可塑性ポリウレタン材料の構造は、高分子ポリオール(ポリメリックグリコール)からなるソフトセグメントと、ハードセグメントを構成する鎖延長剤及びポリイソシアネートからなる。ここで、原料となる高分子ポリオールとしては、特に限定されるものではないが、本発明では、ポリエステル系ポリオール及びポリエーテル系ポリオールが好ましい。ポリエステル系ポリオールとしては、具体的には、ポリエチレンアジペートグリコール、ポリプロピレンアジペートグリコール、ポリブタジエンアジペートグリコール、ポリヘキサメチレンアジペートグリコール等のアジペート系ポリオールやポリカプロラクトンポリオール等のラクトン系ポリオールが挙げられる。ポリエーテルポリオールとしては、ポリ(エチレングリコール)、ポリ(プロピレングリコール)及びポリ(テトラメチレングリコール)等が挙げられる。
鎖延長剤としては、特に限定されるものではないが、本発明では、イソシアネート基と反応し得る活性水素原子を分子中に2個以上有し、かつ分子量が2,000以下である低分子化合物を用いることができ、その中でも炭素数2~12の脂肪族ジオールが好ましい。具体的には、1,4-ブチレングリコール、1,2-エチレングリコール、1,3-ブタンジオール、1,6-ヘキサンジオール、2,2-ジメチル-1,3-プロパンジオール等を挙げることができ、その中でも特に1,4-ブチレングリコールが好ましい。
ポリイソシアネート化合物としては、特に限定されるものではないが、本発明では、例えば、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート、2,4-トルエンジイソシアネート、2,6-トルエンジイソシアネート、p-フェニレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ナフチレン1,5-ジイソシアネート、テトラメチルキシレンジイソシアネート、水添キシリレンジイソシアネート、ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、テトラメチレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネート、ノルボルネンジイソシアネート、トリメチルヘキサメチレンジイソシアネート、ダイマー酸ジイソシアネートからなる群から選択された1種又は2種以上を用いることができる。ただし、イソシアネート種によっては射出成形中の架橋反応をコントロールすることが困難なものがあり、よって、本発明では、生産時の安定性と発現される物性とのバランスとの観点から、芳香族ジイソシアネートである4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネートが好ましい。
アイオノマー樹脂としては、これに限定されないが、以下の(a)成分及び/又は(b)成分をベース樹脂とするものを用いることができる。また、このベース樹脂には、任意に、以下の(c)成分を添加することができる。(a)成分は、オレフィン-不飽和カルボン酸-不飽和カルボン酸エステル3元ランダム共重合体及び/又はその金属塩、(b)成分は、オレフィン-不飽和カルボン酸2元ランダム共重合体及び/又はその金属塩、(c)成分は、ポリオレフィン結晶ブロック、ポリエチレン/ブチレンランダム共重合体を有する熱可塑性ブロックコポリマーである。
また、カバー20には、上記の熱可塑性ポリウレタンまたはアイオノマー樹脂の主成分の他に、熱可塑性ポリウレタン以外の熱可塑性樹脂又はエラストマーを配合することができる。具体的には、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー、アイオノマー樹脂、スチレンブロックエラストマー、水添スチレンブタジエンゴム、スチレン-エチレン・ブチレン-エチレンブロック共重合体又はその変性物、エチレン-エチレン・ブチレン-エチレンブロック共重合体又はその変性物、スチレン-エチレン・ブチレン-スチレンブロック共重合体又はその変性物、ABS樹脂、ポリアセタール、ポリエチレン及びナイロン樹脂から選ばれ、その1種又は2種以上を用いることができる。特に、生産性を良好に維持しつつ、イソシアネート基との反応により、反発性や耐擦過傷性が向上することなどの理由から、ポリエステルエラストマー、ポリアミドエラストマー及びポリアセタールを採用することが好適である。上記成分を配合する場合、その配合量は、カバー材の硬度の調整、反発性の改良、流動性の改良、接着性の改良などに応じて適宜選択され、特に制限されるものではないが、熱可塑性ポリウレタン成分100質量部に対して、好ましくは5質量部以上とすることができる。また、配合量の上限も特に制限されないが、熱可塑性ポリウレタン成分100質量部に対して、好ましくは100質量部以下、より好ましくは75質量部以下、更に好ましくは50質量部以下とすることができる。その他、ポリイソシアネート化合物、脂肪酸又はその誘導体、塩基性無機金属化合物、充填材などを添加することができる。
カバー20の硬度は、アプローチスピンの確保及び金属メッシュの効果が発揮されるため、ショアDにて、56以下とすることが好ましい。カバー20の硬度は、上限として、53以下がより好ましく、48以下が更に好ましい。また、カバー20の硬度は、下限として、ショアDにて、30以上が好ましく、40以上がより好ましい。
カバー20の厚さは、これに限定されないが、下限として、0.2mm以上が好ましく、0.4mm以上がより好ましい。また、カバー20の厚さは、上限として、4mm以下が好ましく、3mm以下がより好ましく、2mm以下が更に好ましい。カバー20の表面には、複数のディンプル22が形成されている。ディンプル22の大きさ、形状、数などは、ゴルフボール1の所望する空気力学的特性に応じて、適宜、設計することができる。
カバー20の形成法は、ゴルフボールのカバーの公知の成形法を採用することができる。例えば、特に限定されないが、カバー20は、金型内にカバー用の材料を射出成形することによって形成する。このカバー成型用の金型はカバーを成型するためのキャビティを有し、このキャビティの壁面にはディンプルを形成するための複数の凸部を有する。キャビティの中央にコア10を配置することで、コア10を覆うようにカバー20が形成される。
中間層40の材料としては、上述したカバー20と同様の材料、すなわち、熱可塑性ポリウレタンや、アイオノマー樹脂、またはこれらの混合物を使用して形成することができる。また、中間層40には、上記の主成分の他に、他の熱可塑性エラストマーや、ポリイソシアネート化合物、脂肪酸又はその誘導体、塩基性無機金属化合物、充填材などを添加することができる。
中間層40の材料硬度は、これに限定されないが、下限として、ショアDで、50以上が好ましく、55以上が更に好ましい。また、中間層40の硬度は、上限として、ショアDで、70以下が好ましく、65以下が更に好ましい。
中間層40の厚さは、これに限定されないが、0.5mm以上が好ましく、1mm以上がより好ましい。また、中間層40の厚さは、10mm以下が好ましく、5mm以下がより好ましく、3mm以下が更に好ましい。
上記の構成によって得られるゴルフボール1は、2.0mm以上のμ硬度を有するものが好ましい。ゴルフボールのμ硬度とは、ゴルフボールを、初期荷重98N(10kgf)から1275N(130kgf)まで荷重を負荷した時の圧縮変形量(たわみ量)のことをいう。μ硬度の単位はmmで表す。このμ硬度は、数値が低い方が硬く、高い方が軟らかい。μ硬度の下限は、1.5mm以上がより好ましく、2.3mm以上が更に好ましい。また、μ硬度の上限は、5.0mm以下が好ましく、4.0mm以下がより好ましく、3.2mm以下が更に好ましい。
表1に示す構成の実施例および比較例のゴルフボールをそれぞれ作製し、ゴルフボールの各性能を測定する試験を行った。表1に示すコアの材料の配合内容については表2に示し、中間層およびカバーの材料の配合内容については表3に示す。なお、表2及び表3中の各成分の配合量は、質量部で表した。実施例の金属メッシュ層は、いずれも同一の金属としてステンレス鋼を用いた。また、いずれの実施例および比較例も同じディンプル配置を有するカバーを形成した。また、たわみ硬度2.5mm、外径42.7mm、重量45.4g、USGA初速77m/sになるようにコア配合を調整して作製した。
Figure 0007097693000002
Figure 0007097693000003
コアの材料の配合を示す表2中の各成分は、以下のものを使用した。
過酸化物(1)は、日本油脂社製のジクミルパーオキサイドである商品名パークミルD。
過酸化物(2)は、日本油脂社製の1,1-ジ(t-ブチルパーオキシ)シクロヘキサンとシリカの混合物である商品名パーヘキサC-40。
老化防止剤は、大内新興化学工業社製の商品名ノクラックNS-6。
Figure 0007097693000004
カバー及び中間層の材料の配合を示す表3中の各成分は、以下のものを使用した。
サーリンS8150は、デュポン社製のアイオノマー樹脂。
ハイミラン1706、ハイミラン1557、ハイミラン1605、ハイミラン1601は、三井デュポンポリケミカル社製の2元共重合体のアイオノマー樹脂。
T-8290、T-8283は、DICBayerPolymer社製の商標パンデックス、MDI-PTMGタイプ熱可塑性ポリウレタン。
ハイトレル4001は、東レ・デュポン株式会社製の熱可塑性ポリエーテルエステルエラストマー。
ポリエチレンワックスは、三洋化成社製の商品名サンワックス161P。
イソシアネート化合物は、4,4’-ジフェニルメタンジイソシアネート。
酸化チタンは、石原産業社製のタイペークR-550。
トリメチロールプロパンTMPは、東洋ケミカルズ社製の低分子ポリオール。
USGA初速は、R&Aの承認する装置であるUSGAのドラム回転式の初速計と同方式の初速測定器を用いて計測したものである。ゴルフボールを23.9±1℃環境下で3時間以上温度調整した後、室温23±2℃の部屋でテストした。250ポンド(113.4kg)のヘッドを用いて打撃速度143.8ft/s(43.83m/s)にてボールを打撃し、各サンプルのボール30個を各々2回打撃して6.28ft(1.91m)の間を通過する時間を測定し、初速(m/s)を算出した。
表1のスピン量は、ドライバー(W♯1)をスウィングロボット(ミヤマエ社製)に装着して打撃した時の打撃直後のボールを、高速カメラを使用して撮影して、スピン量(rpm)を求めたものである。ドライバーは、ブリヂストンスポーツ社製のTourStage X-Drive Type455 9.5°を使用し、ヘッドスピード45m/sで打撃した。
表1の耐久性は、米国Automated Design Corporation製のADC Ball COR Durability Tester機を用いて、ゴルフボールの耐久性を評価したものである。この試験機は、ゴルフボールを空気圧で発射させた後、平行に設置した2枚の金属板に連続的に衝突させる機能を有する。金属板への入射速度は43m/sとした。そして、ゴルフボールが割れるまでに要した発射回数の平均値を求めた。平均値とは、各サンプルのボールを10個用意し、それぞれのボールを発射させてゴルフボールが割れるまでに要した発射回数を平均化した値である。評価は、◎は平均値が200回以上、○は100回以上、×はそれ未満である。
表1に示すように、所定の線径およびメッシュ数を有する金属メッシュ層をカバーの内側に設けた実施例1、2及び参考例3は、このような金属メッシュ層のない比較例1と比べて、ドライバーショットにおけるスピン量を大幅に低下させることができた。また、実施例1、2及び参考例3のゴルフボールの耐久性は、比較例1と同等に優れたものであった。一方、比較例1と比べて中間層の材料を変更して中間層の硬度を高くした比較例4は、このような中間層によってドライバーショットにおけるスピン量を大幅に低下させることができたものの、耐久性は実用に耐え得るものではなかった。
また、中間層を設けずにコアとカバーの間に所定の線径およびメッシュ数を有する金属メッシュ層を設けた実施例4は、実施例1、2及び参考例3と同等に、ドライバーショットにおけるスピン量を大幅に低下させることができた。耐久性についても問題はなかった。一方、金属メッシュ層に替えて、メッシュではない中実の金属層を設けた構造では、所定のμ硬度で作製することができず、更に打撃で変形して測定できなかった。金属メッシュ層の線径およびメッシュ数が所定の範囲ではなかった比較例2~3も、ドライバーショットにおけるスピン量を大幅には低下させることができなかった。
1 ゴルフボール
10 コア
20 カバー
22 ディンプル
30 金属メッシュ層
32 金属線
40 中間層

Claims (5)

  1. ゴルフボールの中心に位置するコアと、このコアの外側に位置し、表面に複数のディンプルを有するカバーと、前記コアと前記カバーとの間に位置する金属メッシュ層とを備えたゴルフボールであって、前記金属メッシュ層は、線径が0.01~0.5mmの範囲で、メッシュ数が100~1000の範囲であり、前記線径をd、前記メッシュ数をMとした場合のd×Mの関係が5~12の範囲であり、前記線径をd、前記メッシュ数をMとした場合の以下の式:
    Figure 0007097693000005
    で表される目開きAが0.05~1.10mmの範囲であるゴルフボール。
  2. 前記線径が0.04~0.20mmの範囲である請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 前記コアと前記カバーとの間に位置する中間層を更に備え、前記金属メッシュ層が、前記中間層と前記カバーとの間に位置する請求項1又は2に記載のゴルフボール。
  4. 前記カバーの硬度が、ショアDにて56以下である請求項1~3のいずれか一項に記載のゴルフボール。
  5. 前記ゴルフボールのμ硬度が、2.0mm以上である請求項1~4のいずれか一項に記載のゴルフボール。
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