JP7092992B2 - Document management program, document management device and document management method - Google Patents
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Description
本発明は文書管理プログラム、文書管理装置および文書管理方法に関する。 The present invention relates to a document management program, a document management device and a document management method.
情報処理技術により、ユーザによる文書の作成を支援することが考えられている。例えば、文書中の文字列を部品文字列として登録し、その後、当該部品文字列を文書中の複数箇所で引用する場合、その中の1箇所の部品文字列に対してなされた修正を別の箇所に引用されている同一部品文字列に反映する文書作成支援装置の提案がある。 Information processing technology is considered to support the creation of documents by users. For example, when a character string in a document is registered as a part character string and then the part character string is quoted in multiple places in the document, the correction made to the part character string in one place in the document is different. There is a proposal for a document creation support device that reflects in the same part character string cited in the section.
また、文書作成を効率化する文書編集装置の提案もある。文書編集装置は、文書中から一定の条件によって修正が必要と思われる部分を検出し、それらの部分について、文書内の位置情報と正解候補などの情報を修正候補バッファに格納する。文書編集装置は、修正候補バッファから文書中の位置と修正候補を読み込み、ユーザへの提示を行い、ユーザの指示に基づいて修正の実行を行う。 There is also a proposal for a document editing device that streamlines document creation. The document editing device detects parts of the document that need to be corrected under certain conditions, and stores information such as position information and correct answer candidates in the document in the correction candidate buffer for those parts. The document editing device reads the position in the document and the correction candidate from the correction candidate buffer, presents the correction candidate to the user, and executes the correction based on the user's instruction.
ある文書の一部を変更した場合に、別の文書の関連箇所の変更を要することがある。しかし、管理対象の文書の数が多いと、関連する別の文書、および、当該別の文書の修正すべき箇所をユーザが探すのは容易ではない。このため、文書の変更漏れが生じる可能性があるという問題がある。 If you change a part of one document, you may need to change the relevant part of another document. However, when the number of documents to be managed is large, it is not easy for the user to find another related document and a part to be corrected in the other document. Therefore, there is a problem that the document may be overlooked.
1つの側面では、本発明は、複数の文書における変更漏れを防止することを目的とする。 In one aspect, the invention aims to prevent omission of changes in multiple documents.
1つの態様では、文書管理プログラムが提供される。文書管理プログラムは、キーワードとキーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じてキーワードに対応づけられる値とを含む複数の文書のうちの第1の文書に含まれる第1のキーワードに対応する第1の値の変更を受け付け、複数の文書のうちの第1のキーワードを含む第2の文書から、第2の文書における第1のキーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じて第1のキーワードに対応する第2の値を検索し、第1の値と第2の値との類似度に応じて、第2の値を変更後の第1の値に変更する、または、第2の値が変更対象の候補であることを示す情報を表示する、処理をコンピュータに実行させる。 In one aspect, a document management program is provided. The document management program corresponds to the first keyword contained in the first document among a plurality of documents including the keyword and the value associated with the keyword according to the convention of sentence expression or expression expression for the keyword. Accepting a change in the value of 1, from the second document containing the first keyword among the plurality of documents, the first keyword according to the convention of sentence expression or expression expression for the first keyword in the second document. The second value corresponding to is searched, and the second value is changed to the changed first value or the second value is changed according to the similarity between the first value and the second value. Causes the computer to perform a process that displays information that indicates that is a candidate for change.
また、1つの態様では、文書管理装置が提供される。
また、1つの態様では、コンピュータが実行する文書管理方法が提供される。
Also, in one aspect, a document management device is provided.
Also, in one aspect, a computer-executed document management method is provided.
1つの側面では、複数の文書における変更漏れを防止できる。 On one side, it is possible to prevent omission of changes in multiple documents.
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。
[第1の実施の形態]
第1の実施の形態を説明する。
Hereinafter, the present embodiment will be described with reference to the drawings.
[First Embodiment]
The first embodiment will be described.
図1は、第1の実施の形態の文書管理装置の処理を説明するための図である。
文書管理装置10は、複数の文書20を記憶する。ここで、文書は、テキストの情報を含む電子データである。例えば、文書は、ファイル、データセット、文書ファイルまたは文書データなどと呼ばれてもよい。文書管理装置10は、複数の文書20に含まれる各文書の変更を管理する。また、文書管理装置10は、画像を表示する表示装置30と接続されている。
FIG. 1 is a diagram for explaining the processing of the document management device according to the first embodiment.
The
なお、複数の文書20は、文書管理装置10の外部の記憶装置(例えば、文書管理装置に外付けされた記憶装置や文書管理装置10とネットワーク経由で接続された記憶装置)に格納されてもよい。
Even if the plurality of
文書管理装置10は、記憶部11および処理部12を有する。
記憶部11は、RAM(Random Access Memory)などの揮発性記憶装置でもよいし、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの不揮発性記憶装置でもよい。処理部12は、CPU(Central Processing Unit)、DSP(Digital Signal Processor)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)などを含み得る。処理部12はプログラムを実行するプロセッサであってもよい。「プロセッサ」は、複数のプロセッサの集合(マルチプロセッサ)を含み得る。
The
The
記憶部11は、複数の文書20を記憶する。複数の文書20に含まれる文書は、キーワードとキーワードに対応する値とを含む。「キーワード」は、文書の中で修正対象となり得る箇所を特定するための索引であり、単語、数値、文字列、数値列、数式および文章などである。キーワードに対応する「値」は、修正対象の候補であり、単語、数値、文字列、数値列、数式および文章などである。キーワードを特定するための情報および値を特定するための情報は、記憶部11に予め設定される。また、1つのキーワードは、複数の値に対応していてもよい。1つの値は、複数のキーワードに対応していてもよい。
The
例えば、複数の文書20は、第1の文書21および第2の文書22を含む。第1の文書21は、キーワード「K1」と、キーワード「K1」に対応する値「V1」とを含む。また、第1の文書21は、キーワード「K2」と、キーワード「K2」に対応する値「作業XY」とを含む。第2の文書22は、キーワード「K1」と、キーワード「K1」に対応する値「V1」とを含む。また、第2の文書22は、キーワード「K2」と、キーワード「K2」に対応する値「作業XZ」とを含む。
For example, the plurality of
ここで、文書中におけるキーワードと値とは、文書中の文章表現や式表現などの規約に応じて対応づけられる。例えば、第1の文書21では、キーワード「K1」と値「V1」とは、コロン記号(“:”)によって対応づけられている(例えば、コロンの直前をキーワード、コロンの直後を値とする)。また、例えば、第1の文書21では、キーワード「K2」と値「作業XY」とは、同一文章における文章構造によって対応づけられている(例えば、当該文章の主格の名詞または名詞句をキーワード、目的格の名詞または名詞句を値とする)。
Here, the keywords and values in the document are associated with each other according to the rules such as sentence expression and expression expression in the document. For example, in the
キーワードと値との対応関係は、例示した以外の方法で特定されてもよい。例えば、キーワードと値とは、等号(“=”)や不等号(“<”や“>”)などの他の記号によって対応づけられてもよい。あるいは、キーワードと値とは、連続する異なる2つの文章に属するという文章間の関係によって対応づけられてもよい。更に、文書管理装置10は、文書毎のキーワードと値との対応を示す管理テーブルを記憶部11に記憶し、当該管理テーブルに基づいて、文書毎のキーワードと値との対応関係を管理してもよい。
The correspondence between the keyword and the value may be specified by a method other than the example. For example, keywords and values may be associated with other symbols such as the equal sign (“=”) and the inequality sign (“<” and “>”). Alternatively, the keyword and the value may be associated with each other by the relationship between sentences that belong to two consecutive different sentences. Further, the
処理部12は、複数の文書20のうちの第1の文書21に含まれる第1のキーワードに対応する第1の値の変更を受け付ける。第1の文書21の変更は、ユーザにより文書管理装置10に入力される。例えば、ユーザは、文書管理装置10に接続された入力デバイス(図示を省略している)を操作して、第1の文書21における第1の値の変更を、文書管理装置10に入力する。
The
処理部12は、複数の文書のうちの第1のキーワードを含む第2の文書22から、第1のキーワードに対応する第2の値を検索する。処理部12は、第1の値と第2の値との類似度に応じて、第2の値を変更後の第1の値に変更する、または、第2の値が変更対象の候補であることを示す情報を表示する。
The
例えば、類似度は、数値によって表され、数値が大きいほど、類似する度合いも高いものとする。類似度は、例えば、第1の値および第2の値に含まれる文字(数値や記号を含む)の総数のうち、第1,第2の値の間で互いに一致する文字数の割合である(類似度の最大値は1で最低値は0である)。より具体的には、第1の値の文字数をJ、第2の値の文字数をK、第1の値に含まれる文字のうち、第2の値にも含まれる文字の数をj、第2の値に含まれる文字のうち、第1の値にも含まれる文字の数をkとする。この場合、類似度は、(j+k)/(J+K)である。
For example, the degree of similarity is represented by a numerical value, and the larger the numerical value, the higher the degree of similarity. The similarity is, for example, the ratio of the number of characters (including numerical values and symbols) contained in the first value and the second value that match each other between the first and second values (the degree of similarity). The maximum value of similarity is 1 and the minimum value is 0). More specifically, the number of characters of the first value is J, the number of characters of the second value is K, the number of characters included in the first value is j, and the number of characters included in the second value is j. Of the characters included in the
例えば、処理部12は、第1の値と第2の値との類似度が所定の閾値以上の場合に、第2の値を変更後の第1の値に変更する。一方、例えば、処理部12は、第1の値と第2の値との類似度が所定の閾値よりも小さい場合に、第2の値が変更対象の候補であることを示す情報を表示する。ここで、処理部12は、表示装置30を用いて、当該情報の表示を行える。処理部12は当該情報を表示装置30に表示させるとも言える。
For example, when the similarity between the first value and the second value is equal to or higher than a predetermined threshold value, the
図1(A)は、処理部12による第1の文書21および第2の文書22の変更例1を示す。例えば、処理部12は、第1の文書21のキーワード「K1」に対する値「V1」を、値「V2」に変更する入力を受け付ける。処理部12は、入力に応じて、第1の文書21のキーワード「K1」に対応する値「V1」を、値「V2」に変更する。第1の文書21aは第1の文書21の変更後の内容を示す。この場合、処理部12は、複数の文書20から、キーワード「K1」を含む第2の文書22を検索する。そして、処理部12は、第1の文書21のキーワード「K1」に対応する値「V1」と、第2の文書22のキーワード「K1」に対応する値「V1」とを比較し、両者の類似度を求める。この場合、処理部12は、両者の類似度を1とする。上記の所定の閾値を、例えば、0.9とすると、類似度1は、閾値0.9以上なので、処理部12は、第2の文書22のキーワード「K1」に対応する値「V1」を値「V2」に変更する。第2の文書22aは、第2の文書22の変更後の内容を示す。
FIG. 1A shows
図1(B)は、処理部12による第1の文書21および第2の文書22の変更例2を示す。例えば、処理部12は、第1の文書21のキーワード「K2」に対する値「作業XY」を、値「作業AA」に変更する入力を受け付ける。処理部12は、入力に応じて、第1の文書21のキーワード「K2」に対応する値「作業XY」を、値「作業AA」に変更する。第1の文書21bは第1の文書21の変更後の内容を示す。この場合、処理部12は、複数の文書20から、キーワード「K2」を含む第2の文書22を検索する。そして、処理部12は、第1の文書21のキーワード「K2」に対応する値「作業XY」と、第2の文書22のキーワード「K2」に対応する値「作業XZ」とを比較し、両者の類似度を求める。この場合、処理部12は、両者の類似度を0.75とする。類似度0.75は、閾値0.9よりも小さいので、処理部12は、第2の文書22のキーワード「K2」に対応する値「作業XZ」が変更対象の候補であることを示す情報を表示装置30により表示する。
FIG. 1B shows
例えば、処理部12は、第2の文書22のキーワード「K2」に該当する箇所を表示し、キーワード「K2」に対応する値「作業XZ」を含む所定範囲(文章や文節など)を強調表示することが考えられる。強調表示の方法としては、文字の大きさや文字の線幅の変更、文字の書体の変更、文字色の変更、文字の背景色の変更、文字の表示方法の変更(例えば、下線追加や点滅表示)など(または、これらの2以上の組み合わせ)が考えられる。第2の文書22bでは、一例として、第2の文書22におけるキーワード「K2」に対する値「作業XZ」の箇所を太字および下線追加により強調表示した状態を示している。なお、処理部12は、第2の文書22の内容を当該強調表示するように更新することで第2の文書22b(あるいは第2の文書22bの内容を表示するための画面情報)を作成し、記憶部11に格納してもよい。この場合、第2の文書22b(あるいは当該画面情報)は、第2の文書22のキーワード「K2」に対応する値「作業XZ」が変更対象の候補であることを示す情報に相当する。
For example, the
文書管理装置10によれば、キーワードとキーワードに対応する値とを含む複数の文書のうちの第1の文書に含まれる第1のキーワードに対応する第1の値の変更が受け付けられる。そして、複数の文書のうちの第1のキーワードを含む第2の文書から、第1のキーワードに対応する第2の値が検索される。第1の値と第2の値との類似度に応じて、第2の値が変更後の第1の値に変更される、または、第2の値が変更対象の候補であることを示す情報が表示される。
According to the
これにより、複数の文書における変更漏れを防止できる。
ここで、例えば、ユーザがある文書の一部を変更した場合に、別の文書の関連箇所の変更を要することがある。しかし、関連する別の文書、および、当該別の文書の変更すべき箇所をユーザが探すのは容易ではない。管理対象の文書の数が増すほど、当該ユーザによる探索は困難になる。このため、文書の変更漏れが生じる可能性がある。
This makes it possible to prevent omission of changes in a plurality of documents.
Here, for example, when a user changes a part of a document, it may be necessary to change the relevant part of another document. However, it is not easy for the user to find another related document and the part to be changed in the other document. As the number of documents to be managed increases, it becomes more difficult for the user to search. Therefore, there is a possibility that the document may not be changed.
そこで、文書管理装置10は、ある文書の値が変更されると、キーワードに基づいて、別の文書の関連箇所の値を特定し、両文書における該当の値の類似度に応じて該当の値を自動的に変更する(自動変更する)、または、変更候補として表示することで、変更漏れを防止する。
Therefore, when the value of a certain document is changed, the
このとき、文書管理装置10は、キーワードを用いて、他の文書の関連箇所を検索することで、変更候補の値を適切に特定できる。また、文書管理装置10は、ある文書における変更された値と別の文書における変更候補の値との類似度に応じて、自動変更するか、自動変更せずに、ユーザの確認を促すかを選択する。このように、類似度の判定に応じて自動変更を行うことで、複数の文書を効率的に変更可能になる。
At this time, the
また、自動変更による誤編集を抑制できる。例えば、全て自動変更してしまうと、誤編集の頻度が高まり、誤編集された値をユーザが再修正する手間が却って増える可能性がある。そこで、文書管理装置10は、変更前の第1の値と、第2の値との類似度を判定する。類似度が比較的大きければ、第1の値と第2の値との関連性は比較的高く、第1の値の変更とともに、第2の値も変更すべき可能性が高いと推定される。一方、類似度が比較的小さければ、第1の値と第2の値との関連性は比較的低く、第1の値の変更とともに、第2の値も変更すべき可能性が低いと推定される。よって、文書管理装置10は、類似度の判定により、変更すべき可能性の高い箇所を自動変更し、変更すべき可能性の低い箇所の自動変更を制限する。変更の可能性の低い箇所に対する自動変更を制限することで、自動変更を無闇に行うよりも誤編集を減らし、効率的な文書の変更を支援できる。
In addition, erroneous editing due to automatic change can be suppressed. For example, if all are automatically changed, the frequency of erroneous editing increases, and the user may have to re-correct the erroneously edited value. Therefore, the
[第2の実施の形態]
次に、第2の実施の形態を説明する。
図2は、第2の実施の形態の管理装置のハードウェア例を示す図である。
[Second Embodiment]
Next, a second embodiment will be described.
FIG. 2 is a diagram showing a hardware example of the management device according to the second embodiment.
管理装置100は、ユーザによって作成された複数の文書を管理する。文書は、テキストの情報を含む電子データである。電子データは、管理装置100のファイルシステムによりファイルの単位で管理される。文書は、例えば、エディタ、文書作成ソフトウェア、表計算ソフトウェアおよびプレゼンテーション作成ソフトウェアなどのアプリケーションにより作成される。文書は、ファイル、データセット、文書ファイルまたは文書データなどと呼ばれてもよい。文書は、管理装置100に内蔵の記憶装置に格納されてもよいし、外部の記憶装置(管理装置100に外付けされた記憶装置またはネットワークを介して管理装置100からアクセス可能な記憶装置)に格納されてもよい。管理装置100は、第1の実施の形態の文書管理装置10の一例である。
The
管理装置100は、ユーザによる文書の編集の操作を受け付けて、文書の内容を変更し、変更後の文書を保存する。管理装置100は、ユーザによる複数の文書の効率的な編集を支援する機能を提供する。
The
管理装置100は、CPU101、RAM102、HDD103、画像信号処理部104、入力信号処理部105、媒体リーダ106および通信インタフェース107を有する。なお、CPU101は、第1の実施の形態の処理部12に対応する。RAM102またはHDD103は、第1の実施の形態の記憶部11に対応する。
The
CPU101は、プログラムの命令を実行するプロセッサである。CPU101は、HDD103に記憶されたプログラムやデータの少なくとも一部をRAM102にロードし、プログラムを実行する。なお、CPU101は複数のプロセッサコアを含んでもよい。また、管理装置100は複数のプロセッサを有してもよい。以下で説明する処理は複数のプロセッサまたはプロセッサコアを用いて並列に実行されてもよい。また、複数のプロセッサの集合を「マルチプロセッサ」または単に「プロセッサ」と言うことがある。
The
RAM102は、CPU101が実行するプログラムやCPU101が演算に用いるデータを一時的に記憶する揮発性の半導体メモリである。なお、管理装置100は、RAM以外の種類のメモリを備えてもよく、複数個のメモリを備えてもよい。
The
HDD103は、OS(Operating System)やミドルウェアやアプリケーションソフトウェアなどのソフトウェアのプログラム、および、データを記憶する不揮発性の記憶装置である。なお、管理装置100は、フラッシュメモリやSSD(Solid State Drive)などの他の種類の記憶装置を備えてもよく、複数の不揮発性の記憶装置を備えてもよい。
The
画像信号処理部104は、CPU101からの命令に従って、管理装置100に接続されたディスプレイ111に画像を出力する。ディスプレイ111としては、CRT(Cathode Ray Tube)ディスプレイ、液晶ディスプレイ(LCD:Liquid Crystal Display)、プラズマディスプレイ、有機EL(OEL:Organic Electro-Luminescence)ディスプレイなど、任意の種類のディスプレイを用いることができる。
The image
入力信号処理部105は、管理装置100に接続された入力デバイス112から入力信号を取得し、CPU101に出力する。入力デバイス112としては、マウス・タッチパネル・タッチパッド・トラックボールなどのポインティングデバイス、キーボード、リモートコントローラ、ボタンスイッチなどを用いることができる。また、管理装置100に、複数の種類の入力デバイスが接続されていてもよい。
The input
媒体リーダ106は、記録媒体113に記録されたプログラムやデータを読み取る読み取り装置である。記録媒体113として、例えば、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク(MO:Magneto-Optical disk)、半導体メモリなどを使用できる。磁気ディスクには、フレキシブルディスク(FD:Flexible Disk)やHDDが含まれる。光ディスクには、CD(Compact Disc)やDVD(Digital Versatile Disc)が含まれる。
The
媒体リーダ106は、例えば、記録媒体113から読み取ったプログラムやデータを、RAM102やHDD103などの他の記録媒体にコピーする。読み取られたプログラムは、例えば、CPU101によって実行される。なお、記録媒体113は可搬型記録媒体であってもよく、プログラムやデータの配布に用いられることがある。また、記録媒体113やHDD103を、コンピュータ読み取り可能な記録媒体と言うことがある。
The
通信インタフェース107は、ネットワーク40に接続され、ネットワーク40を介して他のコンピュータと通信を行うインタフェースである。通信インタフェース107は、例えば、スイッチやルータなどの通信装置とケーブルで接続される。
The
図3は、管理装置の機能例を示す図である。
管理装置100は、文書記憶部120、管理情報記憶部130、UI(User Interface)部140および変更制御部150を有する。文書記憶部120および管理情報記憶部130は、RAM102またはHDD103の記憶領域を用いて実現される。UI部140および変更制御部150は、RAM102に記憶されたプログラムがCPU101により実行されることで実現される。
FIG. 3 is a diagram showing a functional example of the management device.
The
文書記憶部120は、複数の文書を記憶する。文書は、キーワードと値とを含む。「キーワード」は、文書の中で修正対象となり得る箇所を特定するための索引であり、単語、数値、文字列、数値列、数式および文章などである。キーワードに対応する「値」は、修正対象の候補であり、単語、数値、文字列、数値列、数式および文章などである。
The
管理情報記憶部130は、文書記憶部120に記憶された複数の文書それぞれに含まれるキーワードと値との対応関係を管理するための管理情報を記憶する。管理情報は、文書名と、文書に含まれるキーワードと、文書に含まれる値とを対応づける管理テーブルである。1つのキーワードは、複数の値に対応していてもよい。1つの値は、複数のキーワードに対応していてもよい。
The management
UI部140は、GUI(Graphical User Interface)をディスプレイ111に表示させる。また、UI部140は、GUIを用いてユーザにより入力された情報を変更制御部150に提供する。
The
変更制御部150は、ユーザから受け付けた文書の変更情報に応じて、文書の変更を行う。変更制御部150は、ある文書の変更を行った場合に、当該変更に関連する他の文書の関連箇所を検索し、自動修正、または、ユーザへの修正候補箇所の提供を行う。変更制御部150は、変更部151、修正候補検索部152および修正候補処理部153を有する。
The
変更部151は、変更情報で指示された文書の変更を行う。変更情報は、ユーザにより管理装置100に入力される。変更情報は、変更対象の文書の文書名、当該文書名で示される文書に含まれるキーワード、および、当該キーワードに対する変更後の値を示す情報を含む。変更部151は、管理情報記憶部130に記憶された管理テーブルを参照して、当該文書名で示される文書に含まれる当該キーワードに対応する現在の値を取得する。そして、変更部151は、文書記憶部120を参照して、該当の文書名で示される文書を読み出し、当該文書に含まれるキーワードを検索する。変更部151は、当該キーワードに対応する現在の値を、変更情報で指示された変更後の値に変更する。
The
修正候補検索部152は、変更部151により文書の変更が行われると、他の文書における修正候補を検索する。具体的には、修正候補検索部152は、管理情報記憶部130に記憶された管理テーブルを参照して、変更部151による変更対象となったキーワードを含む他の文書を特定する。修正候補検索部152は、特定された他の文書に含まれる該当のキーワードと現在の値とを検索する。検索されたキーワードに対応する現在の値が修正候補となる。
When the document is changed by the
修正候補処理部153は、修正候補検索部152により検索された修正候補に関して、ユーザにより入力された変更情報に応じた自動修正、または、ユーザへの修正候補箇所の提供を行う。具体的には、修正候補処理部153は、変更情報によって指定された文書における変更前の値(第1の値)と、修正候補における現在の値(第2の値)との類似度を求める。修正候補処理部153は、当該類似度に応じて、自動修正を行うか、または、修正候補箇所の提供を行うかを決定する。
The correction
ここで、類似度は、数値によって表され、数値が大きいほど、類似する度合いも高いものとする。類似度は、例えば、第1の値に含まれる文字のうち第2の値にも含まれる文字の数と第2の値に含まれる文字のうち第1の値にも含まれる文字の数との和の、第1の値および第2の値に含まれる文字の総数に対する割合である。より具体的には、第1の値の文字数をJ、第2の値の文字数をK、第1の値に含まれる文字のうち、第2の値にも含まれる文字の数をj、第2の値に含まれる文字のうち、第1の値にも含まれる文字の数をkとする。この場合、類似度は、(j+k)/(J+K)である。
Here, the degree of similarity is represented by a numerical value, and the larger the numerical value, the higher the degree of similarity. The similarity is, for example, the number of characters included in the second value among the characters included in the first value and the number of characters included in the first value among the characters included in the second value. Is the ratio of the sum of the characters to the total number of characters contained in the first and second values. More specifically, the number of characters of the first value is J, the number of characters of the second value is K, the number of characters included in the first value is j, and the number of characters included in the second value is j. Of the characters included in the
例えば、修正候補処理部153は、第1の値と第2の値との類似度が閾値以上の場合に、第2の値を変更後の第1の値に自動修正する。一方、修正候補処理部153は、第1の値と第2の値との類似度が閾値よりも小さい場合に、第2の値が修正候補であることを示す情報を表示するようUI部140に指示する。UI部140は、指示に応じて、他の文書の該当の修正候補箇所(修正候補の値を含む部分)を表示させるためのGUIをディスプレイ111により表示する(当該GUIをディスプレイ111に表示させるとも言える)。
For example, the correction
このとき、修正候補箇所は、強調表示される。強調表示の方法としては、文字の大きさや文字の線幅の変更、文字の書体の変更、文字色の変更、文字の背景色の変更、文字の表示方法の変更(例えば、下線追加や点滅表示)など(または、これらの2以上の組み合わせ)が考えられる。 At this time, the correction candidate portion is highlighted. The highlighting method includes changing the size and line width of characters, changing the typeface of characters, changing the color of characters, changing the background color of characters, and changing the display method of characters (for example, adding underlining or blinking display). ) Etc. (or a combination of two or more of these).
図4は、文書の例を示す図である。
文書記憶部120は、文書121,122,123,124,125を記憶する。
文書121の文書名は「A」である。文書121は、キーワード「設定値α」と、当該キーワードに対応する値「1」とを含む。
FIG. 4 is a diagram showing an example of a document.
The
The document name of the
文書122の文書名は「B」である。文書122は、キーワード「設定値β」と、当該キーワードに対応する値「P処理」とを含む。
文書123の文書名は「X」である。文書123は、キーワード「設定値α」と、当該キーワードに対応する値「1」とを含む。
The document name of the
The document name of the
文書124の文書名は「Y」である。文書124は、キーワード「設定値α」と、当該キーワードに対応する値「1の場合・・・」とを含む。
文書125の文書名は「Z」である。文書125は、キーワード「設定値α」と、当該キーワードに対応する値「P処理を行う」とを含む。文書125は、キーワード「設定値β」と、当該キーワードに対応する値「P処理を行う」とを含む。
The document name of
The document name of
文書121,122,123,124,125におけるキーワードと値との対応関係は、管理テーブルに予め登録される。
図5は、管理テーブルの例を示す図である。
The correspondence between the keyword and the value in the
FIG. 5 is a diagram showing an example of a management table.
管理テーブル131は、管理情報記憶部130に格納される。管理テーブル131は、文書名、キーワード、値、更新時刻、強調レベル、修正開始時刻、修正終了時刻および修正順番の項目を含む。
The management table 131 is stored in the management
文書名の項目には、文書の識別情報である文書名が登録される。文書名は、該当の文書のファイル名である。ファイル名は、ファイル名を含むパス(例えば、絶対パス)やURI(Uniform Resource Identifier)などで表されてもよい。ここで、パスは、当該文書が格納されたディレクトリを示す情報である。キーワードの項目には、当該文書に含まれるキーワードが登録される。値の項目には、キーワードに対応する値が登録される。更新時刻の項目には、該当の文書の最終の更新時刻が登録される。強調レベルの項目には、該当のキーワードおよび値に関する修正候補としての強調レベルが登録される。一例では、強調レベルは、2種類ある。1つ目は、「必ず修正」である。2つ目は、(修正の)「可能性あり」である。「必ず修正」は、「可能性あり」よりも高い強調レベルである。修正開始時刻の項目には、該当の文書に関する修正開始時刻が登録される。修正終了時刻の項目には、該当の文書に関する修正終了時刻が登録される。修正順番の項目には、1つの文書について、複数の修正候補がある場合に、複数の修正候補それぞれの修正順番を示す番号(番号の昇順に修正を行うことを示す)が登録される。 The document name, which is the identification information of the document, is registered in the item of the document name. The document name is the file name of the corresponding document. The file name may be represented by a path including the file name (for example, an absolute path), a URI (Uniform Resource Identifier), or the like. Here, the path is information indicating the directory in which the document is stored. Keywords included in the document are registered in the keyword item. The value corresponding to the keyword is registered in the value item. The last update time of the corresponding document is registered in the update time item. In the item of emphasis level, the emphasis level as a correction candidate for the corresponding keyword and value is registered. In one example, there are two levels of emphasis. The first is "always correct". The second is (corrective) "possible". "Make sure to fix" is a higher level of emphasis than "possible". In the item of correction start time, the correction start time related to the corresponding document is registered. In the item of correction end time, the correction end time related to the corresponding document is registered. In the correction order item, when there are a plurality of correction candidates for one document, a number indicating the correction order of each of the plurality of correction candidates (indicating that the correction is performed in ascending order of numbers) is registered.
ここで、管理テーブル131は、図4で例示した文書121,122,123,124,125の情報が登録された状態を示している。図4の段階では、文書121,122,123,124,125は、最後の更新時点から未変更である。このため、管理テーブル131における強調レベル、修正開始時刻、修正終了時刻および修正順番の項目は、何れも設定なし(ハイフン「-」により設定なしを示す)である。
Here, the management table 131 shows a state in which the information of the
例えば、管理テーブル131には、文書名が「A」、キーワードが「設定値α」、値が「1」、更新時刻が「2017/8/15 15:50:00」であり、強調レベル、修正開始時刻、修正終了時刻および修正順番が何れも設定なし「-」というレコードが登録されている。このレコードは、文書名「A」の文書121がキーワード「設定値α」、および、キーワード「α」に対応する値「1」を含み、文書121の最終の更新時刻が2017年8月15日15時50分00秒であることを示す。
For example, in the management table 131, the document name is "A", the keyword is "setting value α", the value is "1", the update time is "2017/8/15 15:50:00", and the emphasis level is set. The correction start time, correction end time, and correction order are not set. The record "-" is registered. In this record, the
管理テーブル131には、文書122,123,124,125に関するレコードも同様に登録されている。
図6は、変更入力画面の例を示す図である。
Records related to
FIG. 6 is a diagram showing an example of a change input screen.
変更入力画面210は、ユーザによる文書の編集を受け付けるためのGUIであり、ディスプレイ111に表示される。変更入力画面210は、文書名、キーワードおよび値の列それぞれに対応するテキストボックスを含む。例えば、テキストボックス211,212,213は、1行目のテキストボックス群であり、それぞれ文書名、キーワードおよび値の列に対応する。テキストボックス211は、ユーザが編集する文書の文書名を入力するための入力欄である。テキストボックス212は、当該文書に含まれるキーワードを入力するための入力欄である。テキストボックス213は、当該キーワードに対応する変更後の値を入力するための入力欄である。
The
テキストボックス211には、文書を選択するためのダイアログを表示させる参照ボタン214が設けられている。また、テキストボックス212には、テキストボックス211に入力された文書名の文書に含まれるキーワードを選択するためのプルダウンボタンが設けられてもよい。例えば、UI部140は、管理テーブル131を参照して、該当の文書に含まれるキーワードを特定し、プルダウンリストに表示させることができる。更に、UI部140は、テキストボックス212に入力されたキーワードに対する現在の値を、変更入力画面210の中に表示してもよい。
The
変更入力画面210は、2行目のテキストボックス群も含む。ユーザは、複数のテキストボックス群に、同一文書の異なるキーワードを入力することで、同一文書の各キーワードに対する変更を入力できる。また、ユーザは、複数のテキストボックス群に、異なる文書の異なるキーワードを入力することで、異なる文書の各キーワードに対する変更を入力できる。
The
変更入力画面210は、更に、ボタン215,216を有する。ボタン215は、テキストボックス群の行を追加するためのボタンである。ボタン216は、各行のテキストボックス群に対する入力内容を確定して、文書の変更の実行を、管理装置100に指示するためのボタンである。
The
ユーザは、入力デバイス112を用いて、ポインタM1を移動させ、入力を行いたいテキストボックスまたはボタンを選択し、テキストボックスまたはボタンに対する入力を行える。
The user can use the
図7は、文書の変更例を示す図である。
図7(A)は、ユーザによる1回目の変更を示す。ユーザによる1回目の変更は、文書121に対する変更である。図7(B)は、ユーザによる2回目の変更を示す。ユーザによる2回目の変更は、文書122に対する変更である。
FIG. 7 is a diagram showing a modified example of the document.
FIG. 7A shows the first change by the user. The first change by the user is a change to document 121. FIG. 7B shows the second change by the user. The second change by the user is a change to document 122.
具体的には、まず、1回目の変更で、変更部151は、文書121におけるパラメータ「設定値α」に対応する値「1」を「2」に変更する。この変更に応じて、修正候補検索部152は、管理テーブル131を参照して、パラメータ「設定値α」を含む文書123,124,125を特定する。そして、修正候補検索部152は、管理テーブル131を参照して、文書123,124,125それぞれにおいて、パラメータ「設定値α」に対応する値を検索する。
Specifically, first, in the first change, the
修正候補処理部153は、ユーザにより変更された値(変更前の値)と、修正候補検索部152により検索された値とを比較し、類似度を求める。ここで、一例として、修正候補処理部153が自動変更を行うと判定する類似度の閾値を0.7とする。
The correction
文書121におけるパラメータ「設定値α」に対応する変更前の値「1」と、文書123におけるパラメータ「設定値α」に対応する値「1」との類似度は1である(一致する)。類似度1>閾値0.7なので、修正候補処理部153は、文書123の「設定値α」に対応する値「1」を「2」に修正する(自動修正)。修正候補処理部153は、自動修正により、文書記憶部120に記憶された文書123を文書123aに更新する。
The degree of similarity between the value "1" before the change corresponding to the parameter "set value α" in the
また、文書121におけるパラメータ「設定値α」に対応する変更前の値「1」と、文書124におけるパラメータ「設定値α」に対応する値「1の場合・・・」との類似度は、0.25である。類似度0.25<閾値0.7なので、修正候補処理部153は、文書124の値「1の場合・・・」の箇所を強調表示する修正候補画面51の画面情報を生成する。画面情報は、例えば、HTML(HyperText Markup Language)形式やXML(eXtensible Markup Language)形式のデータでもよい。UI部140は、当該画面情報に基づいて、修正候補画面51をディスプレイ111に表示させる。
Further, the degree of similarity between the value "1" before the change corresponding to the parameter "set value α" in the
更に、文書121におけるパラメータ「設定値α」に対応する変更前の値「1」と、文書125におけるパラメータ「設定値α」に対応する値「P処理を行う」との類似度は、0である。類似度0<閾値0.7なので、修正候補処理部153は、文書125に基づいて、値「P処理を行う」の箇所を強調表示する修正候補画面52の画面情報を生成する。このとき、修正候補処理部153は、該当の修正候補箇所において、パラメータ「設定値α」と、値「P処理を行う」との対応関係を明確にするために、修正候補画面52では、パラメータ「設定値β」を含む文節を削除する。UI部140は、修正候補処理部153により生成された画面情報に基づいて、修正候補画面52をディスプレイ111に表示させる。
Further, the similarity between the value "1" before the change corresponding to the parameter "set value α" in the
その後、ユーザにより文書125が修正されずに、文書122に対してユーザによる2回目の変更が行われたとする。2回目の変更では、変更部151は、文書122におけるパラメータ「設定値β」に対応する値「P処理」を「Q処理」に変更する。この変更に応じて、修正候補検索部152は、管理テーブル131を参照して、パラメータ「設定値β」を含む文書125を特定する。そして、修正候補検索部152は、文書125において、パラメータ「設定値β」に対応する値「P処理を行う」を検索する。
After that, it is assumed that the
修正候補処理部153は、文書122におけるパラメータ「設定値β」に対応する変更前の値「P処理」と、文書125におけるパラメータ「設定値β」に対応する値「P処理を行う」とを比較し、両値の類似度を求める。この場合の両値の類似度は、0.67である。類似度0.67<閾値0.7なので、修正候補処理部153は、文書125に基づいて、値「P処理を行う」の箇所を強調表示する修正候補画面53の画面情報を生成する。このとき、該当の修正候補箇所において、パラメータ「設定値β」と、値「P処理を行う」との対応関係を明確にするために、修正候補画面53ではパラメータ「設定値α」を含む文節を削除する。例えば、UI部140は、修正候補処理部153により生成された画面情報に基づいて、修正候補画面53をディスプレイ111に表示させる。例えば、UI部140は、修正候補画面52により示される修正候補箇所の次の修正候補を示す情報として、修正候補画面53をディスプレイ111に表示させる。
The correction
ここで、修正候補処理部153は、変更対象のキーワードを含む文書を検出すると、検出した文書をコピー(複製)するとともに、当該文書が修正候補(変更対象)になった時刻(すなわち、修正開始時刻)を検出した文書に対応づけて記憶する。例えば、修正候補処理部153は、変更対象のキーワードを含む文書123を検出すると、文書123の複製を生成して、文書記憶部120に格納する。また、修正候補処理部153は、文書123の修正開始時刻を記録する。例えば、文書123の複製は、文書123aの生成元の情報として利用される。すると、自動修正前の文書123をバックアップとして残せる。また、例えば、修正候補処理部153は、変更対象のキーワードを含む文書124を検出すると、文書124の複製を生成して、文書記憶部120に格納する。また、修正候補処理部153は、文書124の修正開始時刻を記録する。文書124の複製は、修正候補画面51の画面情報の生成元の情報として利用される。同様に、修正候補処理部153は、変更対象のキーワードを含む文書125を検出すると、文書125の複製を生成して、文書記憶部120に格納する。また、修正候補処理部153は、文書125の修正開始時刻を記録する。文書125の複製は、修正候補画面52,53の画面情報の生成元の情報として利用される。
Here, when the correction
管理装置100は、ユーザが文書の変更を行い、それに伴って自動修正や修正候補箇所の特定が行われた場合に、上記のように自動修正や修正候補箇所の特定の結果をユーザに提示するGUIを提供する。次に、このようなGUIの一例を説明する。
When the user changes the document and the automatic correction or correction candidate location is specified, the
図8は、修正結果の表示例を示す図である。
修正文書一覧画面220は、変更入力画面210による変更に応じて自動修正された文書の一覧、および、修正候補の文書の一覧を提示するための画面である。例えば、図7の1回目、2回目の変更が順に行われた直後の修正文書一覧画面220を示す。修正文書一覧画面220は、自動修正された文書として、文書123を示す「文書名:X」の表示を含む(表示される文書名は、例えば、当該文書のファイル名である)。また、修正文書一覧画面220は、修正候補の文書として、文書124を示す「文書名:Y」、および、文書125を示す「文書名:Z」の表示を含む。例えば、「文書名:X」、「文書名:Y」および「文書名:Z」の表示箇所は、該当の文書の格納先を示すリンク情報(ディレクトリのパスやURIなど)に対応している。UI部140は、各文書名の表示箇所がポインタM1により選択されたことを受け付けると、当該リンク情報を基に、文書記憶部120から該当の文書を読み出し、該当の文書の内容をディスプレイ111に表示させる。
FIG. 8 is a diagram showing a display example of the correction result.
The modified
図8の例では、ポインタM1により「文書名:Z」が選択された場合を例示している。UI部140は、当該選択を受け付けると、文書記憶部120から文書125を読み出して、文書125の内容を示す文書画面230をディスプレイ111に表示させる。文書125が特定のアプリケーション(例えば、エディタや表計算ソフトウェアなど)で使用されるファイル形式の場合、UI部140は、当該アプリケーションを起動して、文書125の内容を表示させる。このとき、UI部140は、文書画面230のうち、文書125の修正候補箇所に対応する部分を表示するようにアプリケーションを制御してもよい。また、UI部140は、修正候補処理部153により生成された画面情報に基づいて、修正候補画面240をディスプレイ111に表示させる。UI部140は、文書画面230および修正候補画面240の両方を、ディスプレイ111により表示させた状態とすることができる。また、修正候補画面240は、サブ画面241,242を含む。
In the example of FIG. 8, the case where "document name: Z" is selected by the pointer M1 is illustrated. Upon receiving the selection, the
サブ画面241は、文書125に対して順番に修正が行われた場合の1回目の修正候補箇所を表示する画面である。サブ画面242は、文書125に対して順番に修正が行われた場合の2回目の修正候補箇所を表示する画面である。修正候補画面240は、サブ画面241,242の順番での修正を指示する画像(例えば、その旨を示すメッセージやサブ画面241からサブ画面242へ向かう矢印など)を含む。
The
ユーザは、修正候補画面240を確認しながら、文書画面230に表示された文書125の内容を編集することができる。
なお、上記の例において、「文書名:X」がポインタM1により選択された場合、UI部140は、自動修正後の文書123aの内容を表示する文書画面230をディスプレイ111に表示させる。また、「文書名:Y」がポインタM1により選択された場合、UI部140は、文書124の内容を示す文書画面と、文書124の修正候補箇所を示す修正候補画面51とをディスプレイ111に表示させる。ただし、修正候補箇所が文書124の内容を示す文書画面の中に表示されてもよい。例えば、UI部140は、修正候補箇所が強調表示されるように、文書124を扱うアプリケーションを制御してもよい(この場合、文書124の修正候補画面を表示させなくてもよい)。
The user can edit the contents of the
In the above example, when "document name: X" is selected by the pointer M1, the
次に、管理装置100による文書変更管理の手順を説明する。
図9は、文書変更管理の処理例を示すフローチャートである。
(S10)UI部140は、変更入力画面210により、文書の変更情報を受け付ける。変更情報は、変更対象の文書の文書名、キーワードおよび変更後の値を含む。
Next, the procedure of document change management by the
FIG. 9 is a flowchart showing a processing example of document change management.
(S10) The
(S11)変更部151は、管理情報記憶部130に記憶された管理テーブル131に、変更対象の文書に関する変更対象のキーワードおよび変更後の値を含む新たなレコードを追加し、変更情報を登録する。管理テーブル131に対する変更情報の登録の具体例は後述される。
(S11) The
(S12)変更部151は、変更情報により指定された文書を変更する。具体的には、変更部151は、管理テーブル131を参照して、変更情報で指定された文書に含まれる該当のキーワードに対応する値(変更前の値)を特定する。そして、変更部151は、文書記憶部120から変更情報で指定された文書を取得し、当該文書から変更情報で指定されたキーワードを検索する。変更部151は、検索したキーワードに対応する変更前の値を、変更情報で指定された変更後の値に変更する。なお、変更部151は、各文書において該当のキーワードに対応する変更前の値を、管理テーブル131から特定する。
(S12) The
(S13)修正候補検索部152は、管理テーブル131を参照して、変更した文書の変更前情報(今回変更したキーワードに対応する変更前の値)を特定する。
(S14)修正候補検索部152は、管理テーブル131を参照して、今回変更情報で指定されたキーワードを含む他の文書があるか否かを判定する。該当のキーワードを含む他の文書がある場合、ステップS15に処理が進む。該当のキーワードを含む他の文書がない場合、文書変更管理の処理が終了する。
(S13) The correction
(S14) The correction
(S15)修正候補検索部152は、該当のキーワードを含む他の文書を1つ選択し、当該キーワードに対応する値を、管理テーブル131から取得する。
(S16)修正候補処理部153は、ステップS12で今回変更された値(変更前の値)と、ステップS15で修正候補検索部152により取得された値との類似度を求め、当該類似度が閾値以上であるか否かを判定する。類似度が閾値以上である場合、ステップS17に処理が進む。類似度が閾値よりも小さい場合、ステップS18に処理が進む。
(S15) The correction
(S16) The correction
(S17)修正候補処理部153は、自動修正を実行する。自動修正の詳細は後述される。そして、ステップS19に処理が進む。
(S18)修正候補処理部153は、修正候補設定を実行する。修正候補設定の詳細は後述される。
(S17) The correction
(S18) The correction
(S19)修正候補検索部152は、ステップS14において特定された他の文書を全て選択済であるか否かを判定する。全て選択済の場合、ステップS20に処理が進む。全て選択済でない場合、ステップS15に処理が進む。
(S19) The correction
(S20)UI部140は、修正文書一覧画面220を表示する。UI部140は、修正文書一覧画面220に対するユーザの操作入力に応じて、文書画面230や修正候補画面240により、自動修正した文書の内容や、修正候補の文書における修正候補箇所を表示する。そして、文書変更管理の処理が終了する。
(S20) The
ここで、ステップS16において類似度と比較される閾値は、運用に応じて予め定められる(閾値の範囲は、0より大きく1以下である)。例えば、閾値を1とすると、修正候補処理部153は、ステップS12で今回変更された値(変更前の値)と、ステップS15で修正候補検索部152により取得された値とが完全一致する場合に自動修正を行う。一方、修正候補処理部153は、両値が完全一致しない場合に、自動修正を行わずに修正候補設定を行う。
Here, the threshold value to be compared with the similarity in step S16 is predetermined according to the operation (the threshold range is larger than 0 and 1 or less). For example, assuming that the threshold value is 1, the correction
このように、管理装置100は、複数の文書それぞれに含まれるキーワードと値との対応を示す管理テーブル131(管理情報)を参照して、他の文書に含まれる指定されたキーワードに対応する値を検索する。これにより、管理装置100は、各文書を参照して検索するよりも、指定されたキーワードに対応する値を高速に検索することができる。
As described above, the
ただし、管理装置100は、文書記憶部120に記憶された各文書を参照して、指定されたキーワードに対応する値を検索してもよい。この場合、キーワードおよび当該キーワードに対応する値を特定するためのルールを示す情報が管理情報記憶部130に予め格納される。例えば、文書中におけるキーワードと値とは、文書中の文章表現や式表現などの規約に応じて対応づけることができる。より具体的には、キーワードと値とを、コロン(“:”)、等号(“=”)および不等号(“<”や“>”)などの記号によって対応づけることが考えられる。また、文章構造によって同一文章内のキーワードと値とを対応づけることも考えられる(例えば、文章の主格の名詞または名詞句をキーワード、目的格の名詞または名詞句を値とするなど)。あるいは、キーワードと値とを、連続する異なる2つの文章に属するという文章間の関係によって対応づけられることも考えられる。
However, the
図10は、自動修正の処理例を示すフローチャートである。自動修正は、ステップS17で実行される。
(S30)修正候補処理部153は、管理テーブル131において、ステップS15で選択された他の文書のレコードの強調レベルを「必ず修正」に設定する。
FIG. 10 is a flowchart showing an example of automatic correction processing. The automatic correction is executed in step S17.
(S30) The correction
(S31)修正候補処理部153は、他の文書の修正箇所を自動修正する。修正候補処理部153は、文書記憶部120に記憶された当該他の文書に含まれる変更対象のキーワードの値を、変更後の値(変更情報で指定された値)に修正する。
(S31) The correction
(S32)修正候補処理部153は、自動修正の修正開始/終了時刻を管理テーブル131における当該他の文書のレコード(変更前に対応するレコード)に記録する。
(S33)修正候補処理部153は、管理テーブル131に他の文書に対応するレコードを追加し、当該レコードに自動修正の内容(ステップS31の修正内容)を管理テーブル131における当該他の文書のレコードに登録する。追加されたレコードの文書名の項目には、自動修正対象の他の文書の文書名が登録される。また、当該レコードのキーワードの項目には、該当のキーワードが、値の項目には変更後の値がそれぞれ登録される。更に、当該レコードの更新時刻の項目には、ステップS32で記録された終了時刻が登録される。当該レコードの強調レベル、修正開始時刻、修正終了時刻および修正順番の項目は設定なしである。そして、自動修正の処理が終了する。
(S32) The correction
(S33) The correction
図11は、修正候補設定の処理例を示すフローチャートである。修正候補設定は、ステップS18で実行される。
(S40)修正候補処理部153は、管理テーブル131において、ステップS15で選択された他の文書のレコードの強調レベルを「可能性あり」に設定する。
FIG. 11 is a flowchart showing a processing example of correction candidate setting. The modification candidate setting is executed in step S18.
(S40) The modification
(S41)修正候補処理部153は、他の文書の修正候補箇所を強調表示するための画面情報を生成する。修正候補処理部153は、生成した画面情報を、当該他の文書に関連づけて文書記憶部120に格納する。
(S41) The correction
(S42)修正候補処理部153は、管理テーブル131において、該当する他の文書のレコードに修正開始時刻を記録する。
(S43)修正候補処理部153は、該当する他の文書について、修正開始時刻が過去の時刻(ステップS42で記録された修正開始時刻よりも過去の時刻)、かつ、修正終了時刻が未登録のレコードが管理テーブル131にあるか否かを判定する。ある場合、ステップS44に処理が進む。ない場合、修正候補設定の処理が終了する。
(S42) The correction
(S43) The correction
(S44)修正候補処理部153は、修正開始時刻の古い順に修正順番を決定し、該当する各レコードに修正順番を登録する。そして、修正候補設定の処理が終了する。
このように、管理装置100は、他の文書に含まれる他のキーワードに対応する値(今回の変更対象の値、または、当該値とは別の値)が変更対象の他の候補(他の修正候補箇所)であると過去に判定されたことを検出する。すると、管理装置100は、他の修正候補箇所を示す情報と今回の修正候補箇所を示す情報とを時系列の順に表示する。時系列の順に表示する方法として、図8で例示したように、時系列に沿って並べて表示する方法が考えられる。あるいは、時系列の順に表示する方法は、時系列の順に、ある画面領域に各修正候補箇所を切り替えて表示する(ある修正候補箇所を表示中の場合、他の修正候補箇所を非表示とする)方法でもよい。後者の方法は、3以上の修正候補箇所を表示する際などに、表示領域の省スペース化を図れる。
(S44) The correction
As described above, in the
また、管理装置100は、自動修正や修正候補箇所の提示に応じて、ユーザによる他の文書の変更が完了すると、当該変更の完了を示す変更完了情報を他の文書に対応づけて記憶する。具体的には、管理装置100は、変更完了情報として、当該他の文書に対して修正終了時刻を、管理テーブル131に記録する。これにより、他の文書に対する修正完了を適切に管理することができる。例えば、管理装置100は、管理テーブル131は、修正開始時刻が登録されており、修正終了時刻が未登録のレコードについて、修正開始時刻から所定時間が経過した場合に、当該レコードに対応する修正候補箇所の修正をユーザに通知してもよい。
Further, when the user completes the change of the other document in response to the automatic correction or the presentation of the correction candidate portion, the
次に、以上の手順を用いた管理テーブル131の更新例を説明する。
図12は、管理テーブルの更新例(その1)を示す図である。
管理テーブル132は、文書121に含まれるキーワード「設定値α」に対応する値「1」が値「2」に変更された場合に、管理テーブル131に対して新たなレコードが追加された結果(太線で囲われた箇所)を示す。具体的には、管理テーブル132には、当該変更に応じて、文書名「A」、キーワード「設定値α」、値「2」、更新時刻「2017/9/10 14:25:00」を含むレコードが登録されている。なお、当該レコードの強調レベル、修正開始時刻、修正終了時刻および修正順番の項目は設定なしである。
Next, an example of updating the management table 131 using the above procedure will be described.
FIG. 12 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 1).
The management table 132 is the result of adding a new record to the management table 131 when the value "1" corresponding to the keyword "setting value α" included in the
ここで、類似度と比較される閾値は、一例として、0.7であるとする。
修正候補検索部152は、文書121のキーワード「設定値α」の値がユーザにより更新されたので、キーワード「設定値α」を含む文書121以外の他の文書を管理テーブル132から特定する。管理テーブル132によれば、キーワード「設定値α」を含む文書の文書名は「X」、「Y」、「Z」である。
Here, the threshold value to be compared with the similarity is assumed to be 0.7 as an example.
Since the value of the keyword "setting value α" of the
修正候補検索部152は、文書名「X」の文書123に含まれるキーワード「設定値α」に対応する値「1」を検索する。修正候補検索部152は、管理テーブル132を参照して、文書名「A」である文書121のキーワード「設定値α」に対応する変更前の値「1」を特定する。
The correction
そして、修正候補処理部153は、当該変更前の値「1」と、文書123のキーワード「設定値α」に対応する値「1」とを比較し、両値の類似度を算出する。両値の類似度は1である。類似度1≧閾値0.7なので、修正候補処理部153は、管理テーブル132の文書名「X」のレコードの強調レベルを「必ず修正」に設定する。
Then, the correction
図13は、管理テーブルの更新例(その2)を示す図である。
管理テーブル133は、管理テーブル132に対して、図12で説明した1つのレコードの更新が行われた結果(太線で囲われた箇所)を示す。
FIG. 13 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 2).
The management table 133 shows the result (the part surrounded by the thick line) of the update of one record described with reference to FIG. 12 with respect to the management table 132.
そして、修正候補処理部153は、文書記憶部120に記憶された文書123に含まれるキーワード「設定値α」に対応する値「1」を、値「2」に修正する(自動修正)。
更に、修正候補処理部153は、文書名「X」、キーワード「設定値α」、値「1」のレコードの修正開始時刻および修正終了時刻に、自動修正に応じた時刻を管理テーブル133の文書名「X」のレコードに設定する。
Then, the correction
Further, the correction
更に、修正候補処理部153は、文書名「X」、キーワード「設定値α」、値「2」のレコードを管理テーブル133に追加する(更新時刻を自動修正の修正終了時刻とし、文書名、キーワード、値および更新時刻以外の項目を設定なしとする)。
Further, the correction
図14は、管理テーブルの更新例(その3)を示す図である。
管理テーブル134は、管理テーブル133に対して、図13で説明した1つのレコードの更新および1つのレコードの追加が行われた結果(太線で囲われた箇所)を示す。
FIG. 14 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 3).
The management table 134 shows the result (the part surrounded by the thick line) of the update of one record and the addition of one record described with reference to FIG. 13 with respect to the management table 133.
続いて、修正候補検索部152は、文書名「Y」の文書124に含まれるキーワード「設定値α」に対応する値「1の場合・・・」を検索する。修正候補検索部152は、管理テーブル134を参照して、文書名「A」である文書121のキーワード「設定値α」に対応する変更前の値「1」を特定する。
Subsequently, the correction
そして、修正候補処理部153は、当該変更前の値「1」と、文書124のキーワード「設定値α」に対応する値「1の場合・・・」とを比較し、両値の類似度を算出する。両値の類似度は0.25である。類似度0.25<閾値0.7なので、修正候補処理部153は、管理テーブル134の文書名「Y」のレコードの強調レベルに「可能性あり」を設定する。更に、修正候補処理部153は、当該レコードの修正開始時刻に現在時刻を設定する。
Then, the correction
次に、修正候補検索部152は、文書名「Z」の文書125に含まれるキーワード「設定値α」に対応する値「P処理を行う」を検索する。
修正候補処理部153は、文書121のキーワード「設定値α」に対応する変更前の値「1」と、文書125のキーワード「設定値α」に対応する値「P処理を行う」とを比較し、両値の類似度を算出する。両値の類似度は0である。類似度0<閾値0.7なので、修正候補処理部153は、管理テーブル134の文書名「Z」、キーワード「設定値α」のレコードの強調レベルに「可能性あり」を設定する。更に、修正候補処理部153は、当該レコードの修正開始時刻に現在時刻を設定する。
Next, the correction
The correction
図15は、管理テーブルの更新例(その4)を示す図である。
管理テーブル135は、管理テーブル134に対して、図14で説明した2つのレコードの更新が行われた結果(太線で囲われた箇所)を示す。
FIG. 15 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 4).
The management table 135 shows the result (the part surrounded by the thick line) of the update of the two records described with reference to FIG. 14 with respect to the management table 134.
修正候補処理部153は、管理テーブル135に基づいて、強調レベル「必ず修正」の文書123の文書名を、自動修正された文書として、UI部140によりディスプレイ111に表示させることができる。
The correction
また、修正候補処理部153は、管理テーブル135に基づいて、強調レベル「可能性あり」の文書124,125および文書124,125の修正候補箇所を、UI部140によりディスプレイ111に表示させることができる。
Further, the correction
図16は、管理テーブルの更新例(その5)を示す図である。
ユーザによる文書121の変更後、更に、ユーザにより、文書122に含まれるキーワード「設定値β」に対応する値「処理」が値「Q処理」に変更される場合を考える。管理テーブル136は、当該変更に応じて、管理テーブル135に対して新たなレコードが追加された結果(太線で囲われた箇所)を示す。具体的には、管理テーブル136には、当該変更に応じて、文書名「B」、キーワード「設定値β」、値「Q処理」、更新時刻「2017/9/10 17:50:00」を含むレコードが登録されている。なお、当該レコードの強調レベル、修正開始時刻、修正終了時刻および修正順番の項目は設定なしである。
FIG. 16 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 5).
After the user changes the
修正候補検索部152は、文書122のキーワード「設定値β」の値がユーザにより変更されたので、キーワード「設定値β」を含む文書122以外の他の文書を管理テーブル136から特定する。管理テーブル136によれば、キーワード「設定値β」を含む文書の文書名は「Z」である。
Since the value of the keyword "setting value β" of the
修正候補検索部152は、管理テーブル136を参照して、文書名「Z」の文書125に含まれるキーワード「設定値β」に対応する値「P処理を行う」を検索する。修正候補検索部152は、管理テーブル136を参照して、文書名「B」である文書122のキーワード「設定値β」に対応する変更前の値「P処理」を特定する。
The correction
そして、修正候補処理部153は、当該変更前の値「P処理」と、文書122のキーワード「設定値β」に対応する値「P処理を行う」とを比較し、両値の類似度を算出する。両値の類似度は0.67である。類似度0.67<閾値0.7なので、修正候補処理部153は、管理テーブル136の文書名「Z」のレコードの強調レベルに「可能性あり」を設定する。また、修正候補処理部153は、当該レコードの修正開始時刻に現在時刻を設定する。
Then, the correction
図17は、管理テーブルの更新例(その6)を示す図である。
管理テーブル137は、管理テーブル136に対して、図16で説明した1つのレコードの更新が行われた結果(太線で囲われた箇所)を示す。
FIG. 17 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 6).
The management table 137 shows the result (the part surrounded by the thick line) of the update of one record described with reference to FIG. 16 with respect to the management table 136.
ここで、管理テーブル137には、文書名「Z」、キーワード「設定値β」のレコードに設定した修正開始時刻「2017/9/10 17:50:00」よりも過去の修正開始時刻、かつ、修正終了時刻が未登録である文書名「Z」の他のレコードが存在する。 Here, in the management table 137, the correction start time that is earlier than the correction start time "2017/9/10 17:50:00" set in the record of the document name "Z" and the keyword "setting value β", and , There is another record with the document name "Z" whose modification end time is not registered.
修正候補処理部153は、管理テーブル137における文書名「Z」の2つのレコードについて、修正開始時刻の早い方から順に、修正順番「1」、「2」と決定する。この場合、修正開始時刻が早い方は、文書名「Z」、キーワード「設定値α」のレコードなので、修正候補処理部153は、当該レコードの修正順番に「1」を設定する。また、修正候補処理部153は、文書名「Z」、キーワード「設定値β」のレコードの修正順番に「2」を設定する。
The correction
図18は、管理テーブルの更新例(その7)を示す図である。
管理テーブル138は、管理テーブル137に対して、図17で説明した2つのレコードの更新が行われた結果(太線で囲われた箇所)を示す。
FIG. 18 is a diagram showing an example of updating the management table (No. 7).
The management table 138 shows the result (the part surrounded by the thick line) of the update of the two records described with reference to FIG. 17 with respect to the management table 137.
修正候補処理部153は、管理テーブル138に基づいて、強調レベル「可能性あり」の文書125を、修正候補の文書として、UI部140によりディスプレイ111に表示させることができる。特に、修正候補処理部153は、修正順番(修正候補として判定された時系列)に基づいて、文書125における修正候補の箇所の修正すべき順番を、UI部140によりディスプレイ111に表示させることができる。
The modification
以上で説明したように、管理装置100によれば、複数の文書における変更漏れを防止できる。管理装置100は、ある文書の値が変更されると、キーワードに基づいて、別の文書の関連箇所の値を特定し、両文書における該当の値の類似度に応じて該当の値を自動変更する、または、変更候補として表示することで、変更漏れを防止する。
As described above, according to the
このとき、管理装置100は、キーワードを用いて、他の文書の関連箇所を検索することで、変更候補の値を適切に特定できる。また、管理装置100は、ある文書における変更された値と別の文書における変更候補の値との類似度に応じて、自動修正するか、自動修正せずに、ユーザの確認を促すかを選択する。類似度の判定に応じて自動修正を行うことで、複数の文書を効率的に変更可能になる。また、自動修正による誤編集を抑制できる。例えば、全て自動修正してしまうと、誤編集の頻度が高まり、誤編集された値をユーザが再修正する手間が却って増える可能性がある。類似度の判定に応じて自動修正を制限することで、無闇に自動修正を行うよりも誤編集を減らし、効率的な文書の変更を支援できる。
At this time, the
更に、管理装置100は、ある文書に対して、未修正の修正候補箇所が複数存在する場合、複数の修正候補箇所を、修正候補として判定された時系列の順に表示する。これにより、ユーザは、修正の経緯を確認しながら、各修正候補箇所の修正を行える。このため、各修正候補箇所を効率的に修正可能になる。また、各修正箇所が適切に修正される可能性を高められる。
Further, when a plurality of uncorrected correction candidate parts exist for a certain document, the
なお、第1の実施の形態の情報処理は、処理部12にプログラムを実行させることで実現できる。また、第2の実施の形態の情報処理は、CPU101にプログラムを実行させることで実現できる。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体113に記録できる。
The information processing of the first embodiment can be realized by causing the
例えば、プログラムを記録した記録媒体113を配布することで、プログラムを流通させることができる。また、プログラムを他のコンピュータに格納しておき、ネットワーク経由でプログラムを配布してもよい。コンピュータは、例えば、記録媒体113に記録されたプログラムまたは他のコンピュータから受信したプログラムを、RAM102やHDD103などの記憶装置に格納し(インストールし)、当該記憶装置からプログラムを読み込んで実行してもよい。
For example, the program can be distributed by distributing the
10 文書管理装置
11 記憶部
12 処理部
20 複数の文書
21,21a,21b 第1の文書
22,22a,22b 第2の文書
30 表示装置
10
Claims (6)
前記複数の文書のうちの前記第1のキーワードを含む第2の文書から、前記第2の文書における前記第1のキーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じて前記第1のキーワードに対応する第2の値を検索し、
前記第1の値と前記第2の値との類似度に応じて、前記第2の値を変更後の前記第1の値に変更する、または、前記第2の値が変更対象の候補であることを示す情報を表示する、
処理をコンピュータに実行させることを特徴とする文書管理プログラム。 The first value corresponding to the first keyword contained in the first document among a plurality of documents including the keyword and the value associated with the keyword according to the convention of sentence expression or expression expression for the keyword. Accepting changes,
The second document containing the first keyword among the plurality of documents corresponds to the first keyword according to the rules of sentence expression or expression expression for the first keyword in the second document. Search for the second value,
Depending on the degree of similarity between the first value and the second value, the second value is changed to the changed first value, or the second value is a candidate to be changed. Display information indicating that there is,
A document management program characterized by having a computer perform processing.
処理を実行させることを特徴とする請求項1記載の文書管理プログラム。 When the second document is further detected in the computer, the second document is duplicated and the time when the second document is determined to be changed is stored in association with the second document. ,
The document management program according to claim 1, wherein the process is executed.
処理を実行させることを特徴とする請求項1または2記載の文書管理プログラム。 Further, when the change of the second value is completed, the computer stores information indicating the completion of the change in association with the second document.
The document management program according to claim 1 or 2, wherein the processing is executed.
ことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の文書管理プログラム。 In the display, it is detected that there is another candidate to be changed for the second document, and the information indicating the other candidate and the information indicating the candidate are displayed in chronological order of the time determined to be the change target. do,
The document management program according to any one of claims 1 to 3, wherein the document management program is characterized in that.
前記記憶部に記憶された前記複数の文書のうちの第1の文書における第1のキーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じて前記第1のキーワードに対応づけられる第1の値の変更を受け付け、前記複数の文書のうちの前記第1のキーワードを含む第2の文書から、前記第2の文書における前記第1のキーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じて前記第1のキーワードに対応する第2の値を検索し、前記第1の値と前記第2の値との類似度に応じて、前記第2の値を変更後の前記第1の値に変更する、または、前記第2の値が変更対象の候補であることを示す情報を表示装置に表示させる処理部と、
を有することを特徴とする文書管理装置。 A storage unit that stores a plurality of documents including a keyword and a value associated with the keyword according to the rules of sentence expression or expression expression for the keyword , and a storage unit.
The value of the first value associated with the first keyword according to the convention of sentence expression or expression expression for the first keyword in the first document among the plurality of documents stored in the storage unit. The change is accepted, and from the second document containing the first keyword among the plurality of documents, the first one according to the rules of sentence expression or expression expression for the first keyword in the second document. The second value corresponding to the keyword is searched, and the second value is changed to the changed first value according to the similarity between the first value and the second value, or , A processing unit that causes the display device to display information indicating that the second value is a candidate for change.
A document management device characterized by having.
キーワードと前記キーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じて前記キーワードに対応づけられる値とを含む複数の文書のうちの第1の文書に含まれる第1のキーワードに対応する第1の値の変更を受け付け、
前記複数の文書のうちの前記第1のキーワードを含む第2の文書から、前記第2の文書における前記第1のキーワードに対する文章表現または式表現の規約に応じて前記第1のキーワードに対応する第2の値を検索し、
前記第1の値と前記第2の値との類似度に応じて、前記第2の値を変更後の前記第1の値に変更する、または、前記第2の値が変更対象の候補であることを示す情報を表示する、
ことを特徴とする文書管理方法。 The computer
The first value corresponding to the first keyword contained in the first document among a plurality of documents including the keyword and the value associated with the keyword according to the convention of sentence expression or expression expression for the keyword. Accepting changes,
The second document containing the first keyword among the plurality of documents corresponds to the first keyword according to the rules of sentence expression or expression expression for the first keyword in the second document. Search for the second value,
Depending on the degree of similarity between the first value and the second value, the second value is changed to the changed first value, or the second value is a candidate to be changed. Display information indicating that there is,
A document management method characterized by that.
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