JP6996985B2 - 磁気共鳴イメージング装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、磁気共鳴イメージング装置に関する。
膝軟骨の損傷度合いを評価する方法として、スピン格子緩和時定数であるT1ρの情報を用いる方法がある。T1ρの情報を反映したT1ρ画像は、例えば、スピンロックパルスと呼ばれる所定のパルスを印加したのちデータ収集を行うことで、生成することができる。
しかしながら、T1ρ画像に係るパルスシーケンスの実行には、一般に長時間の撮像時間が必要となる。
特開2011-24722号公報 特表2014-502910号公報
本発明が解決しようとする課題は、撮像時間を短縮することである。
実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置は、抽出部と、シーケンス制御部とを備える。抽出部は、被検体の軟骨領域を含んで実行された第1のスキャンより得られた画像に基づいて、前記軟骨領域を抽出する。シーケンス制御部は、前記抽出部が抽出した前記軟骨領域に対して、T1ρ画像を生成するための第2のスキャンを実行する。
図1は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置を示す図である。 図2は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が実行するパルスシーケンスの一例である。 図3は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が行う処理の手順を示したフローチャートである。 図4は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が行う処理について説明した図である。 図5は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が行う処理について説明した図である。 図6は、第1の実施形態に磁気共鳴イメージング装置が実行するパルスシーケンスについて説明した図である。 図7は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が行う処理の手順を示したフローチャートである。 図8は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が実行するパルスシーケンスの一例である。 図9は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が行う処理の一例を示した図である。 図10は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が生成する画像の一例を示した図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。ここで、互いに同じ構成には共通の符号を付して、重複する説明は省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100を示すブロック図である。図1に示すように、磁気共鳴イメージング装置100は、静磁場磁石101と、静磁場電源(図示しない)と、傾斜磁場コイル103と、傾斜磁場電源104と、寝台105と、寝台制御回路106と、送信コイル107と、送信回路108と、受信コイル109と、受信回路110と、シーケンス制御回路120と、コンピューター130(「画像処理装置」とも称される)とを備える。なお、磁気共鳴イメージング装置100に、被検体P(例えば、人体)は含まれない。また、図1に示す構成は一例に過ぎない。例えば、シーケンス制御回路120及びコンピューター130内の各部は、適宜統合若しくは分離して構成されてもよい。
静磁場磁石101は、中空の略円筒形状に形成された磁石であり、内部の空間に静磁場を発生する。静磁場磁石101は、例えば、超伝導磁石等であり、静磁場電源から電流の供給を受けて励磁する。静磁場電源は、静磁場磁石101に電流を供給する。別の例として、静磁場磁石101は、永久磁石でもよく、この場合、磁気共鳴イメージング装置100は、静磁場電源を備えなくてもよい。また、静磁場電源は、磁気共鳴イメージング装置100とは別に備えられてもよい。
傾斜磁場コイル103は、中空の略円筒形状に形成されたコイルであり、静磁場磁石101の内側に配置される。傾斜磁場コイル103は、互いに直交するX、Y、及びZの各軸に対応する3つのコイルが組み合わされて形成されており、これら3つのコイルは、傾斜磁場電源104から個別に電流の供給を受けて、X、Y、及びZの各軸に沿って磁場強度が変化する傾斜磁場を発生する。傾斜磁場コイル103によって発生するX、Y、及びZの各軸の傾斜磁場は、例えば、スライス用傾斜磁場Gs、位相エンコード用傾斜磁場Ge、及びリードアウト用傾斜磁場Grである。傾斜磁場電源104は、傾斜磁場コイル103に電流を供給する。
寝台105は、被検体Pが載置される天板105aを備え、寝台制御回路106による制御の下、天板105aを、被検体Pが載置された状態で、傾斜磁場コイル103の空洞(撮像口)内へ挿入する。通常、寝台105は、長手方向が静磁場磁石101の中心軸と平行になるように設置される。寝台制御回路106は、コンピューター130による制御の下、寝台105を駆動して天板105aを長手方向及び上下方向へ移動する。送信コイル107は、傾斜磁場コイル103の内側に配置され、送信回路108からRFパルスの供給を受けて、高周波磁場を発生する。送信回路108は、対象とする原子の種類及び磁場強度で定まるラーモア(Larmor)周波数に対応するRFパルスを送信コイル107に供給する。
受信コイル109は、傾斜磁場コイル103の内側に配置され、高周波磁場の影響によって被検体Pから発せられる磁気共鳴信号(以下、必要に応じて、「MR信号」と呼ぶ)を受信する。受信コイル109は、磁気共鳴信号を受信すると、受信した磁気共鳴信号を受信回路110へ出力する。
なお、上述した送信コイル107及び受信コイル109は一例に過ぎない。送信機能のみを備えたコイル、受信機能のみを備えたコイル、若しくは送受信機能を備えたコイルのうち、1つ若しくは複数を組み合わせることによって構成されればよい。
受信回路110は、受信コイル109から出力される磁気共鳴信号を検出し、検出した磁気共鳴信号に基づいて磁気共鳴データを生成する。具体的には、受信回路110は、受信コイル109から出力される磁気共鳴信号をデジタル変換することによって磁気共鳴データを生成する。また、受信回路110は、生成した磁気共鳴データをシーケンス制御回路120へ送信する。なお、受信回路110は、静磁場磁石101や傾斜磁場コイル103等を備える架台装置側に備えられてもよい。
シーケンス制御回路120は、コンピューター130から送信されるシーケンス情報に基づいて、傾斜磁場電源104、送信回路108及び受信回路110を駆動することによって、被検体Pの撮像を行う。ここで、シーケンス情報は、撮像を行うための手順を定義した情報である。シーケンス情報には、傾斜磁場電源104が傾斜磁場コイル103に供給する電流の強さや電流を供給するタイミング、送信回路108が送信コイル107に供給するRFパルスの強さやRFパルスを印加するタイミング、受信回路110が磁気共鳴信号を検出するタイミング等が定義される。例えば、シーケンス制御回路120は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路、CPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)等の電子回路である。なお、シーケンス制御回路120が実行するパルスシーケンスの詳細については、後述する。シーケンス制御回路120は、シーケンス制御部の一例である。
さらに、シーケンス制御回路120は、傾斜磁場電源104、送信回路108及び受信回路110を駆動して被検体Pを撮像した結果、受信回路110から磁気共鳴データを受信すると、受信した磁気共鳴データをコンピューター130へ転送する。
コンピューター130は、磁気共鳴イメージング装置100の全体制御や、画像の生成等を行う。コンピューター130は、メモリ132、入力インタフェース134、ディスプレイ135、処理回路150を備える。処理回路150は、インタフェース機能131、制御機能133、画像生成機能136、抽出機能137を備える。
第1の実施形態では、インタフェース機能131、制御機能133、画像生成機能136、抽出機能137にて行われる各処理機能は、コンピューター130によって実行可能なプログラムの形態でメモリ132へ記憶されている。処理回路150はプログラムをメモリ132から読み出し、実行することで各プログラムに対応する機能を実現するプロセッサである。換言すると、各プログラムを読み出した状態の処理回路150は、図1の処理回路150内に示された各機能を有することになる。なお、図1においては単一の処理回路150にて、インタフェース機能131、制御機能133、画像生成機能136、抽出機能137にて行われる処理機能が実現されるものとして説明するが、複数の独立したプロセッサを組み合わせて処理回路150を構成し、各プロセッサがプログラムを実行することにより機能を実現するものとしても構わない。換言すると、上述のそれぞれの機能がプログラムとして構成され、1つの処理回路150が各プログラムを実行する場合であってもよい。別の例として、特定の機能が専用の独立したプログラム実行回路に実装される場合であってもよい。なお、制御機能133は、画像生成機能136は、それぞれ制御部、画像生成部の一例である。
上記説明において用いた「プロセッサ」という文言は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、GPU(Graphical Processing Unit)或いは、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit:ASIC)、プログラマブル論理デバイス(例えば、単純プログラマブル論理デバイス(Simple Programmable Logic Device:SPLD)、複合プログラマブル論理デバイス(Complex Programmable Logic Device:CPLD)、及びフィールドプログラマブルゲートアレイ(Field Programmable Gate Array:FPGA))等の回路を意味する。プロセッサはメモリ132に保存されたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。
また、メモリ132にプログラムを保存する代わりに、プロセッサの回路内にプログラムを直接組み込むよう構成しても構わない。この場合、プロセッサは回路内に組み込まれたプログラムを読み出し実行することで機能を実現する。なお、寝台制御回路106、送信回路108、受信回路110等も同様に、上記のプロセッサ等の電子回路により構成される。
処理回路150は、インタフェース機能131により、シーケンス情報をシーケンス制御回路120へ送信し、シーケンス制御回路120から磁気共鳴データを受信する。また、磁気共鳴データを受信すると、インタフェース機能131を有する処理回路150は、受信した磁気共鳴データをメモリ132に格納する。
メモリ132に格納された磁気共鳴データは、制御機能133によってk空間に配置される。この結果、メモリ132は、k空間データを記憶する。
メモリ132は、インタフェース機能131を有する処理回路150によって受信された磁気共鳴データや、制御機能133を有する処理回路150によってk空間に配置されたk空間データ、画像生成機能136を有する処理回路150によって生成された画像データ等を記憶する。例えば、メモリ132は、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスク、光ディスク等である。
入力インタフェース134は、操作者からの各種指示や情報入力を受け付ける。入力インタフェース134は、例えば、マウスやトラックボール等のポインティングデバイス、モード切替スイッチ等の選択デバイス、あるいはキーボード等の入力デバイスである。ディスプレイ135は、制御機能133を有する処理回路150による制御の下、撮像条件の入力を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)や、画像生成機能136を有する処理回路150によって生成された画像等を表示する。ディスプレイ135は、例えば、液晶表示器等の表示デバイスである。ディスプレイ135は、表示部の一例である。
処理回路150は、制御機能133により、磁気共鳴イメージング装置100の全体制御を行い、撮像や画像の生成、画像の表示等を制御する。例えば、制御機能133を有する処理回路150は、撮像条件(撮像パラメータ等)の入力をGUI上で受け付け、受け付けた撮像条件に従ってシーケンス情報を生成する。また、制御機能133を有する処理回路150は、生成したシーケンス情報をシーケンス制御回路120へ送信する。
処理回路150は、画像生成機能136により、k空間データをメモリ132から読み出し、読み出したk空間データにフーリエ変換等の再構成処理を施すことで、画像を生成する。また、抽出機能137については後述する。
続いて、実施形態に係る背景について、簡単に説明する。
膝軟骨の損傷度合いを評価する方法として、スピン格子緩和時定数であるT1ρの情報を用いる方法がある。シーケンス制御回路120は、例えば、スピンロックパルスと呼ばれる所定のパルスを印加したのちデータ収集を行うことで、T1ρの情報を反映したT1ρ画像を生成することができる。
図2に、T1ρ画像の生成にかかるパルスシーケンスの一例が示されている。図2は、実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100が実行するパルスシーケンスの一例である。
はじめに、シーケンス制御回路120は、90度パルス1を例えば領域非選択的に印加する。この結果、静磁場方向をz軸とすると、磁化はy軸方向に倒される。続いて、シーケンス制御回路120は、低出力のRFパルスであるスピンロックパルス2aを、y軸方向に倒された磁化に加え続ける。スピンロックパルス2aが印加され続けられる時間はTSL(Time Of Spin Lock)と呼ばれる。スピンロックパルス2aが印加されている間、磁化には、回転座標系で考えたとき、スピン格子緩和の時定数T1ρに従って、スピン格子緩和が起こる。続いて、シーケンス制御回路120は、90度パルス3を再び印加し、y軸方向に倒された磁化を再びz軸方向に戻す。この段階で、シーケンス制御回路120は、データ収集シーケンスを実行し、データ収集4を行う。なお、ここで実行されるデータ収集シーケンスの種類については特に制限はなく、撮像の目的に応じた様々なデータ収集シーケンスが実行される。
続いて、次の収集を開始するまでの待ち時間10の経過後、シーケンス制御回路120は、90度パルス1を印加し、TSLを変化させてスピンロックパルス2bを印加し、以下同様にデータ収集4を行う。これら複数のTSLにおいて得られたデータに基づいて、処理回路150は、画像生成機能136により、T1ρ画像を生成する。
ひざ軟骨をT1ρ画像を用いて撮像する場合、例えばスライス枚数を増やすことにより、良好なコントラストを得ることができる。また、撮像領域を複数のセグメントに分割し、1回の収集範囲を減らして収集回数を増やすことにより、良好なコントラストを得ることができる。
しかしながら、これらの場合、T1ρ画像を生成するためには、一般に撮像時間が長時間に及ぶこともある。例えば、撮像時間が数十分以上必要になることもあり、検査スループットの負担になる場合もある。
かかる背景に鑑み、実施形態において、処理回路150は、抽出機能137により、被検体Pの軟骨領域を含んで実行された第1のスキャンにより得られた画像に基づいて、軟骨領域を抽出し、シーケンス制御回路120は、抽出した軟骨領域に対して、T1ρ画像を生成するための第2のスキャンを実行する。
図3~図6を用いて、かかる処理の詳細について説明する。図3は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100が行う処理の手順を示したフローチャートである。図4及び図5は、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100が行う処理について説明した図である。図6は、第1の実施形態に磁気共鳴イメージング装置100が実行するパルスシーケンスについて説明した図である。
はじめに、シーケンス制御回路120は、第1のスキャンを実行する(ステップS100)。ここで、第1のスキャンは、被検体Pの軟骨領域を含んで実行され、例えば膝全体が撮像範囲に含まれているようなスキャンである。第1のスキャンとしては、例えば3次元のT2強調画像やT2*強調画像等、骨と軟骨を区別することのできる画像を得るためのスキャンが挙げられる。なお、T1ρ画像を生成するための本スキャンである第2のスキャンに対する予備スキャンが第1のスキャンとして実行される場合でもよいし、別の目的や方法で膝全体を撮像したスキャンを第1のスキャンとして使用してもよい。例えば、シーケンス制御回路120は、膝の撮像において通常デフォルトで実行されるスキャンを、第1のスキャンとして使用してもよい。
続いて、処理回路150は、抽出機能137により、第1のスキャンにより収集された画像から、軟骨領域を抽出する(ステップS110)。例えば、処理回路150は、抽出機能137により、第1のスキャンにより収集された画像から特徴点を抽出し、抽出した特徴点を用いて、軟骨領域を抽出する。また、処理回路150は、抽出機能137により、抽出された軟骨領域に基づいて、T1ρ画像を生成するための第2のスキャンにおける関心領域(FOV(Field Of View))を設定する。例えば、処理回路150は、抽出機能137により、抽出された軟骨領域を完全に含む長方形領域を、第2のスキャンにおける関心領域として設定する。
図4に、かかる関心領域の例が示されている。図4において、領域8は、予備スキャン(第1のスキャン)における撮像範囲を示し、関心領域9は、抽出された軟骨領域を含む、第2のスキャンにおける関心領域を示している。すなわち、処理回路150は、抽出機能137により、被検体Pの軟骨領域を含んで、領域8に対して実行された第1のスキャンにより収集された画像から、軟骨領域を抽出し、抽出した軟骨領域に基づいて、T1ρ画像を生成するための第2のスキャンにおける関心領域9を設定する。なお、関心領域9は、領域8と同じ向きでなくともよく、例えば関心領域9は、狭い面積で効率よく軟骨領域を撮像可能となるように、領域8に対して斜めに傾いていても良い。すなわち、処理回路150は、抽出機能137により、第1のスキャンのスキャン方向とは異なる方向で第2のスキャンを実行するように、関心領域9を設定してもよい。
図4からもわかるように、第1のスキャンにおいてスキャンされた領域8と比較して、第2のスキャンにおける関心領域9は、大幅に小さな領域となっている。従って、第2のスキャンにおける関心領域9を領域8から抽出することにより、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100においては、撮像時間を大幅に短縮することが可能となる。
続いて、処理回路150は、抽出機能137により、ステップS120により抽出された軟骨領域及び設定された関心領域9に基づいて、第2のスキャンにおけるスライス方向を決定する(ステップS120)。例えば、処理回路150は、抽出機能137により、第2のスキャンにおけるスライス枚数が最小となるように、第2のスキャンにおけるスライス方向を決定する。一例として、関心領域9が長方形である場合、処理回路150は、抽出機能137により、関心領域9の短辺に対応する方向がスライス方向となるように、スライス方向を決定する。
かかる状況が、図5に示されている。まず、図5(a)の場合のように、関心領域9が横長の場合、すなわち、辺9aの長さより辺9bの長さが大きい場合を考える。かかる場合、辺9aが短辺となる。このような場合、処理回路150は、抽出機能137により、辺9aの方向を、第2のスキャンにおけるスライス方向に設定する。スライス方向をこのような方向にすることで、シーケンス制御回路120は、第2のスキャンにおけるスライス枚数を最小にすることができ、従って、第2のスキャンに係る撮像時間を短縮することができる。
また、図5(b)の場合のように関心領域9が縦長の場合、すなわち、辺9bの長さより辺9aの長さが大きい場合を考える。かかる場合、辺9bが短辺となる。このような場合、処理回路150は、抽出機能137により、辺9bの方向を、第2のスキャンにおけるスライス方向に設定する。スライス方向をこのような方向にすることで、シーケンス制御回路120は、第2のスキャンにおけるスライス枚数を最小にすることができ、従って、第2のスキャンに係る撮像時間を短縮することができる。
続いて、シーケンス制御回路120は、ステップS110で抽出機能137により抽出された軟骨領域に対して、抽出機能137により決定された関心領域9及びステップS120で抽出機能137により決定されたスライス方向で、T1ρ画像を生成するための第2のスキャンを実行する(ステップS130)。一例として、シーケンス制御回路120は、抽出機能137により抽出された軟骨領域に対して、抽出機能137により決定されたスライス方向で、図2に示されたパルスシーケンスを実行する。すなわち、シーケンス制御回路120は、90度パルス1を印加し、スピンロックパルス2a、2b等を印加し、90度パルス3を印加した後、データ収集シーケンスを実行してデータ収集4を実行する。ここで、シーケンス制御回路120は、第2のスキャンとして、TSL(Time Of Spin Lock)の異なる複数のスキャンを実行する。
続いて、処理回路150は、画像生成機能136により、ステップS130で実行された第2のスキャンにより得られたデータに基づいて、スピン格子緩和時定数であるT1ρの情報を反映した画像であるT1ρ画像を生成する(ステップS140)。すなわち、シーケンス制御回路120は、画像生成機能136により、TSLの異なる複数のスキャンにより得られた画像に基づいて、T1ρ画像を生成する。
なお、実施形態はこれに限られない。
ステップS110及びステップS120において、処理回路150が抽出機能137により、第2のスキャンにおける関心領域を自動抽出する場合について説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、ステップS110及びステップS120において、処理回路150は、ユーザからの入力を受け付けて手動で第2のスキャンにおける関心領域を抽出してもよい。
かかる場合、ステップS110において処理回路150が抽出機能137により第2のスキャンにおける関心領域9を自動抽出する代わりに、処理回路150は、制御機能133により、第1のスキャンにより生成された画像を、ディスプレイ135に表示させ、入力インタフェース134を通じて、ユーザから、軟骨領域の入力または関心領域9の入力を受け付ける。処理回路150は、制御機能133により、ユーザから受け付けた入力に基づいて、第2のスキャンにおける関心領域9等の設定を行う。
また、ステップS120において処理回路150が抽出機能137によりスライス方向を自動決定する代わりに、処理回路150は、制御機能133により、ユーザからスライス方向の入力を受け付けても良い。
ステップS100において、第2のスキャンを実行する磁気共鳴イメージング装置100が、第1のスキャンを実行し、軟骨領域を抽出するための画像を生成する場合について説明したが、実施形態はこれに限られない。例えば、軟骨領域を抽出するための画像は、磁気共鳴イメージング装置100とは異なる磁気共鳴イメージング装置が実行するスキャンにより生成された画像であってもよい。また、軟骨領域を抽出するための画像は、X線CT装置等、磁気共鳴イメージング装置100とは異なるモダリティが実行するスキャンにより生成された画像であってもよい。処理回路150は、制御機能133により、例えばDICOM(Digital Imaging and Communications in Medicine)等のフォーマットにより、PACS(Picture Archiving and Communication System)等を用いて、異なる磁気共鳴イメージング装置や異なるモダリティにて生成された画像を取得することができる。
また、シーケンス制御回路120は、ステップS130において、複数のセグメントに分けて、第2のスキャンを実行してもよい。ここで、セグメント数を増やした場合、1回のスピンロックパルスの印加に対して収集される領域は減少するが、画像のコントラストは増加する。一方、セグメント数を増やした場合、撮像時間は増加する。
かかる状況が、図6に示されている。図6(a)は、分割するセグメント数が少ない場合、例えば、セグメント数が「2」である場合にステップS130においてシーケンス制御回路120が実行するパルスシーケンスの例を示す。また、図6(b)は、分割するセグメント数が多い場合、例えば、セグメント数が「4」である場合にステップS130においてシーケンス制御回路120が実行するパルスシーケンスの例を示す。
図6(a)のように、分割するセグメント数が少ない場合、1回のスピンロックパルスあたり、より多くの領域のデータを収集する必要があるので、データ収集5の時間は長くなる。一方、図6(b)のように、分割するセグメント数が大きい場合、1回のスピンロックパルスあたりデータ収集する必要がある領域は小さくなる。よって、データ収集6の時間は短くなる。
ここで、データ収集が行われる時刻が、90度パルス3の印加時刻から長時間経過してしまうと、収集されるデータに、T1ρ成分以外の要素が大きく含まれてしまう。よって、かかるデータの質は低下してしまう。従って、例えばデータ収集5において期間11に収集されたデータ及びデータ収集6において期間13に収集されたデータの質は、90度パルス3の印加時刻から長時間系経過していないため大きくは低下しないが、例えばデータ収集5において期間12に収集されたデータの質は、90度パルス3の印加時刻から長時間経過しているため、低下してしまう。従って、分割するセグメント数が少ない場合、画像のコントラストは低下し、逆に分割するセグメント数が多い場合、画像のコントラストは向上する。
一方、例えばセグメント数が「4」の場合、セグメント数が「2」の場合と比較して、1回のスピンロックパルスの印加あたりに収集されるデータの量は半分になるので、スピンロックパルスの印加回数は2倍になり、撮像時間は増加する。従って、分割するセグメント数が少ない場合、撮像時間は減少し、逆に分割するセグメント数が多い場合、撮像時間は増加する。
従って、シーケンス制御回路120は、ユーザから予め指定されたセグメント数で、ステップS130において、複数のセグメントに分けて、第2のスキャンを実行してもよい。
例えば、シーケンス制御回路120は、ステップS100の実行前に、分割するセグメント数を変えて、複数のセグメント数で、それぞれT1ρ画像を生成するための試験的なスキャンを実行してもよい。例えば、シーケンス制御回路120は、セグメント数が「2」、「4」及び「8」で、合計3回、試験的なスキャンを実行する。処理回路150は、画像生成機能136により、当該複数のセグメント数それぞれで実行されたスキャンごとに、T1ρ画像を生成する。例えば、処理回路150は、画像生成機能136により、セグメント数が「2」に対応するT1ρ画像、セグメント数が「4」に対応するT1ρ画像、セグメント数が「8」に対応するT1ρ画像を生成する。処理回路150は、制御機能133により、それらのT1ρ画像をディスプレイ135に表示させ、入力インタフェース134を通じて、ユーザから、ステップS130において第2のスキャンが実行されるセグメント数の値の入力を受け付ける。シーケンス制御回路120は、処理回路150がユーザから受け付けたセグメント数で、ステップS130において第2のスキャンを実行する。
なお、セグメント数を決定するための試験的なスキャンや、セグメント数の決定は、患者ごと、撮影ごとに行われる必要はなく、ユーザは例えば一度決定されたセグメント数で、多数の患者の撮影をおこなってもよい。
以上のように、第1の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置によれば、膝軟骨の撮像において、撮像時間を短縮することができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態では、図7~図10を用いて、T1ρ画像に係るスキャン(第2のスキャン)の待ち時間に、別の種類のスキャンを実行する場合や、T1ρ画像を、他の種類の画像と合成し合成画像を生成する場合について説明する。
図7は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100が行う処理の手順を示したフローチャートである。
はじめに、図3で説明したステップS100からステップS120までの処理が、必要に応じて実行される。続いて、図3のステップS130及びステップS140の代わりに、図7のステップS200~ステップS230の処理が実行される。
シーケンス制御回路120は、T1ρ画像に係るスキャンを実行するとともに、待ち時間に別のスキャンを実行する(ステップS200)。かかる状況が、図8に示されている。図8は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が実行するパルスシーケンスの一例である。
第1の実施形態と同様に、シーケンス制御回路120は、90度パルス1を印加したのち、スピンロックパルス2a、2b等を印加し、90度パルス3を再び印加した後データ収集4を行うことにより、TSLの異なる複数のスキャンを行う。ここで、データ収集4が終了する直後は、縦磁化は緩和しておらず、このタイミングで次の90度パルス1を印加すると正しいデータが得られない場合がある。従って、データ収集4の終了から次の90度パルス1の印加まで、TSLの異なる複数のスキャンが実行されていない時間である待ち時間10が必要となる。第2の実施形態において、シーケンス制御回路120は、TSLの異なるスキャンが実行されていない時間である待ち時間10に、第2のスキャンとは異なるスキャンである第3のスキャン7を実行する。第3のスキャン7としては、例えば、T1ρ撮像前後に通常実施するであろう種類のスキャンが選ばれる。例えば、シーケンス制御回路120は、待ち時間10に、プロトン密度(PD)強調画像を生成するためのスキャンやT2強調画像を生成するためのスキャンを、第3のスキャン7として実行する。第3のスキャン7としては、例えば小さなフリップ角で撮像が可能な種類のスキャンが、例えば選択される。シーケンス制御回路120は、第2のスキャンとして、TSLの異なる複数のスキャンを実行するので、待ち時間10に実行される第3のスキャン7も、複数のスキャンから構成される。これらの複数のスキャンは、同一の撮像条件で行われる同じ種類のスキャンであってもよいし、撮像条件を少しずつ変えながら実行される同じ種類のスキャンであってもよいし、違う種類のスキャンから構成されてもよい。
なお、シーケンス制御回路120は、TSLに応じて、待ち時間10の間に実施する第3のスキャン7に含まれる各スキャンを実行してもよい。例えば、シーケンス制御回路120は、TSLに応じて、分解能や関心領域の大きさを変化させながら、第3のスキャン7に含まれる各スキャンを実行する。一例として、TSLが小さい場合には、次の90度パルス1の印加までの待ち時間10は大きくなることから、第3のスキャン7としては、高分解能での撮影が可能になる。従って、シーケンス制御回路120は、TSLが小さい場合には、待ち時間10に実行する第3のスキャン7を高分解能のスキャンとし、TSLが大きい場合には、待ち時間10に実行する第3のスキャン7を低分解能のスキャンとする。また、例えば、シーケンス制御回路120は、TSLが小さい場合には、待ち時間10に実行する第3のスキャン7の関心領域の大きさを大きくし、TSLが大きい場合には、待ち時間10に実行する第3のスキャン7の関心領域の大きさを小さくしてもよい。
続いて、処理回路150は、画像生成機能136により、T1ρ画像に係るスキャンである第2のスキャンにより得られたデータに基づいて、第1の画像を生成する(ステップS210)。例えば、図9のパネル20に示されているように、処理回路150は、画像生成機能136により、TSLの異なる複数のスキャンである第2のスキャンに基づいて得られたデータから、異なるTSLそれぞれに対応する第1の画像20a~20dを生成する。
また、処理回路150は、画像生成機能136により、待ち時間10に実行されたスキャンである第3のスキャン7により得られたデータに基づいて、第2の画像を生成する(ステップS220)。例えば、図9のパネル30に示されているように、処理回路150は、画像生成機能136により、待ち時間10に実行された第3のスキャン7に含まれる各スキャンに基づいて得られたデータから、第2の画像30a~30dを生成する。
続いて、処理回路150は、画像生成機能136により、ステップS210において生成された第1の画像及びステップS220において生成された第2の画像に基づいて、合成画像を生成する(ステップS230)。例えば、図9に示されているように、処理回路150は、第2のスキャンにより得られた画像である第1の画像20a~20dと第3のスキャンにより得られた画像である第2の画像30a~30dとを合成して、合成画像40を生成する。
また、処理回路150は、画像生成機能136により、第1のスキャンにより得られた画像と、第2のスキャンにより得られた画像を合成して、合成画像を生成してもよい。例えば、処理回路150は、画像生成機能136により、第1のスキャンにより得られた画像である画像25と、第2のスキャンにより得られた画像である第1の画像20a~20bとを合成して、合成画像40を生成してもよい。
かかる合成画像40の例が、図10に示されている。図10は、第2の実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置が生成する画像の一例を示した図である。合成画像40は、膝全体の画像と、膝軟骨部のT1ρ画像が合成された合成画像であるため、ユーザは、膝全体の情報と、膝軟骨部分のT1ρの情報とを、1画像内で同時に参照することができる。その結果、ユーザの利便性が向上する。
また、例えば、処理回路150は、画像生成機能136により、第1のスキャンにより得られた画像である画像25と、第3のスキャン7により得られた画像である第2の画像30a~30dとを合成して、合成画像40を生成してもよい。
また、例えば、処理回路150は、画像生成機能136により、第1のスキャンにより得られた画像である画像25と、第2のスキャンにより得られた画像である第1の画像20a~20dとを合成して、合成画像40を生成してもよく、更に第3のスキャン7により得られた画像である第2の画像30a~30dとを合成して、合成画像40を生成してもよい。
なお、実施形態はこれに限られない。
ステップS200において、シーケンス制御回路120は、第3のスキャンの実行のため、必要に応じて、脂肪抑制パルスや反転パルス等を、スピンロックパルス2a等の前後で印加してもよい。
また、ステップS200において、シーケンス制御回路120が、第3のスキャンに含まれる各スキャンを同一のスキャンする場合、処理回路150が画像生成機能136により、それら各スキャンのデータを積算(アベレージング)して、画像を生成してもよい。これにより、画像のSN比を向上させることができる。
以上のように、第2の実施形態においては、待ち時間10に別のスキャンが行われることで、トータルでの撮像時間を短縮することができる。また、合成画像40が生成されることで、一つの画像に多くの情報量が含まれることになることから、ユーザは画像診断をより簡便に行うことができる。
以上、少なくとも一つの実施形態に係る磁気共鳴イメージング装置100によれば、撮像時間を短縮することができる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
137 抽出機能
120 シーケンス制御回路

Claims (9)

  1. 被検体の軟骨領域を含んで実行された第1のスキャンにより得られた画像に基づいて、前記軟骨領域を抽出する抽出部と、
    前記抽出部が抽出した前記軟骨領域に対して、T1ρ画像を生成するための第2のスキャンを実行するシーケンス制御部と
    を備える磁気共鳴イメージング装置。
  2. 前記抽出部は、前記画像から特徴点を抽出し、抽出した前記特徴点を用いて、前記軟骨領域を抽出する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  3. 前記第1のスキャンは、3次元のT2強調画像を生成するためのスキャンである、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  4. 前記抽出部は、抽出した前記軟骨領域に基づいて、前記第2のスキャンにおけるスライス方向を決定し、
    前記シーケンス制御部は、前記抽出部が決定した前記スライス方向で前記第2のスキャンを実行する、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  5. 前記第1のスキャンにより得られた画像と、前記第2のスキャンにより得られた画像とを合成して合成画像を生成する画像生成部を備える、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  6. 前記シーケンス制御部は、前記第2のスキャンとして、TSL(Time Of Spin Lock)の異なる複数のスキャンを実行し、
    前記TSLの異なる複数のスキャンにより得られた画像に基づいて、前記T1ρ画像を生成する画像生成部を更に備える、請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  7. 前記シーケンス制御部は、前記TSLの異なる複数のスキャンが実行されていない時間である待ち時間に、第3のスキャンを実行する、請求項6に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  8. 前記シーケンス制御部は、前記TSLに応じて、前記第3のスキャンに含まれる各スキャンを実行する、請求項7に記載の磁気共鳴イメージング装置。
  9. 前記画像生成部は、前記第1のスキャンにより得られた画像と、前記第2のスキャンにより得られた画像のうち少なくとも一方と、前記第3のスキャンにより得られた画像とを合成して合成画像を生成する、請求項7に記載の磁気共鳴イメージング装置。
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