JP6958985B2 - 共有車両管理装置 - Google Patents

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本発明は、複数の利用者によって共同で利用される共用車両を管理する技術に関し、特に、利用者にカーステーション(貸出、返却場所)を案内する技術に関する。
近年、利用者が料金を支払うことで、車両を一定期間借りるレンタカーシステム、または、複数の車両を予め登録された複数の会員が共同して使用するカーシェアリングシステム等、自分の車両を持たずに、必要な時に必要な時間分だけ借りるという車両の利用形態が普及してきている。
このような共用車両のシステムとしては、一のカーステーションから借り出した共用車両を、他のカーステーションへ返却することが可能である。このシステムは、カーシェアリングでは、乗り捨て型のワンウェイ・カーシェアリングシステムと呼ばれている。このワンウェイ・カーシェアリングシステムでは、利用者による、共用車両の貸出を希望する駐車場(乗車ステーション)、および利用後の共用車両を返却するための駐車場(返却ステーション)を設定する必要がある。つまり、利用者は、実際の出発地および目的地の近傍に存在するカーステーションを見つけて予約を行うことになる。このワンウェイ・カーシェアリングシステムに係る技術として、例えば、目的地に関する情報を設定し、その目的地近傍の中で、最も近くに位置するカーステーションを返却ステーションに設定して、返却ステーションへの経路を案内するというものがある(特許文献1)。
特開2013−030194
乗り捨て型のワンウェイ・カーシェアリングシステムの形態は、共用車両を提供する会社ごとのカーステーションを用いて、貸出および返却することになる。つまり、出発時に、会社Aのカーステーションから共用車両を借りた場合は、その会社Aが運営しているカーステーションに共用車両を返却しなくてはならず、別の会社Bが運営しているカーステーションに返却することはできない。これにより、利用者が出発地近傍にカーステーションを持つ会社の共用車両を利用すると、返却時のカーステーションが目的地からは離れた位置に立地している場合がある。逆に、利用者が目的地近傍にカーステーションを持つ会社の共用車両を予約すると、出発地からは離れた位置にカーステーションが立地している場合もある。
つまり、上述した特許文献1に記載の発明では、自動的に目的地の最も近くにカーステーションを持つ会社のサービスを利用することに決定することになる。しかし、状況によっては、出発地の最も近くにカーステーションを持つ会社のサービスを利用した方がよい場合もある。また、利用者に選択させるようにしても、利用者自身、会社毎のカーステーションの位置関係を把握しておらず、現状では、出発地に近い会社のサービスを利用すべきか、目的地に近い会社のサービスを利用すべきかを適切に判断して提供する術がなかった。
本発明は、このような問題を解決するために成されたものであり、利用者に対して、状況に応じた最適なカーステーションを案内できる共用車両管理装置を提供することを目的とする。
本発明に係る共用車両管理装置は、複数の利用者に共用される共用車両の管理を行う共用車両管理装置であって、少なくとも出発地および目的地を含む共用車両を予約するための予約情報を取得する取得手段と、前記取得した出発地および目的地の各地点における共用車両の貸出および返却可能な1つまたは複数のステーションを探索する探索手段と、前記出発地および目的地の気象情報を取得する気象情報取得手段と、前記気象情報に基づき前記探索したステーションの中から利用するステーションを決定する決定手段と、前記決定したステーションの利用を推奨情報として出力する出力手段とを備える。
ある実施態様では、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、出発地または目的地の天候の悪い地点から先にステーションを決定する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地が悪天候である場合に、出発地に最も近いステーションを決定する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記目的地が悪天候である場合に、目的地に最も近いステーションを決定する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地と目的地の降水確率が高い方の地点に最も近いステーションを先に決定する。ある実施態様では、前記気象情報はさらに、前記出発地と目的地の積雪量を含む移動困難性に関する情報を含み、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、移動が困難な地点に最も近いステーションを先に決定する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地と目的地のどちらか一方の気温が所定範囲を超える場合、当該所定範囲を超えた方の地点に最も近いステーションを先に決定する。ある実施態様では、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地と目的地の両地点とも気温が所定範囲を超える場合において、当該所定範囲を高温側へ超えた際は両地点の内、気温の高い方の地点に最も近いステーションを先に決定し、当該所定範囲を低温側へ超えた際は両地点の内、気温の低い方の地点に最も近いステーションを先に決定する。ある実施態様では、前記ステーションは、共用車両サービス会社を識別する識別情報を含んでおり、前記決定手段は、前記出発地および目的地において同一の識別情報を有するステーションを決定する。ある実施態様では、前記決定手段が同一の識別情報を有するステーションを決定することができないとき、前記探索手段は、探索するエリアを拡張してステーションの再探索を行う。
本発明によれば、出発地および目的地の気象情報を取得し、当該気象情報に基づき貸出または返却のためのカーステーションを決定するようにしたので、利用者に最適なカーステーションを案内することが可能となる。
本発明の実施例に係るカーシェアリングシステムのシステム構成図である。 本発明の実施形態に係るカーシェアリングシステムの構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る利用ステーション決定プログラム500の機能的な構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る共用車両管理装置の動作を説明するフローチャートである。 本実施例を説明するための具体例である。 利用者端末装置と共用車両管理装置のシーケンス図である。 利用者端末装置と車載装置のシーケンス図である。 本発明の実施形態に係る利用者端末装置における表示例を示す図である。 許容範囲によるカーステーションの決定方法を説明するための図である。
以下、本発明の実施形態に係る共用車両管理装置について説明する。本実施形態では、共用車両管理装置を、複数の利用者が、複数のカーステーションに配置された複数の共用車両を共用するカーシェアリングシステムに適応した例を用いて説明する。なお、本実施形態におけるカーステーションとは、カーシェアリングシステムを運営する会社ごとに所持している、共用車両の貸出・返却を行うことのできる駐車場所のことであり、カーシェアリングシステムのために予め用意した駐車場などが挙げられる。また、本実施形態では、上述した乗り捨て型のワンウェイ・カーシェアリングを想定しており、共用車両の貸出を行うカーステーションを乗車ステーションと称し、利用後の共用車両の返却を行うカーステーションを返却ステーションと称す。
まず、本発明の実施形態に係るカーシェアリングシステムのシステム構成について説明する。図1は、本発明の実施形態に係るカーシェアリングシステムのシステム構成図である。カーシェアリングシステム10は、1つまたは複数の利用者端末装置100、共用車両管理装置200を含んで構成される。また、カーシェアリングシステム10は、車載装置300を含むことも可能である。利用者端末装置100、共用車両管理装置200、車載装置300は、例えば、インターネットなどのネットワーク900を介して情報の送受信を行う。利用者端末装置100は、利用者からユーザー入力を介してカーシェアリングシステムの予約情報を受け取り、予約情報を共用車両管理装置200にネットワーク900を介して送信することが可能である。利用者端末装置100は、例えば、スマートフォンのような多機能型携帯電話やパソコンなどの情報端末機器などであって、予約に必要な各種情報を入力する。
共用車両管理装置200は、カーシェアリングシステムに関する各種処理を実行するサーバ群である。例えば、会員などの利用者情報の管理、予約管理を含めた車両管理などを行う。車載装置300は、例えば、出発地から目的地までの経路案内を行うナビゲーション機能を有する。ある実施態様では、車載装置300は、ユーザー入力を介して利用者からカーシェアリングシステムの予約情報を受け取り、予約情報を共有車両管理装置200にネットワーク900を介して送信することが可能であり、共用車両管理装置200より算出された乗車ステーションから返却ステーションまでの経路を探索し案内することが可能である。また、車載装置300は、利用者端末装置100と有線または無線による接続が可能であり、利用者端末装置100を介してネットワーク900にアクセスするようにしてもよい。
図2は、本発明の実施形態に係るカーシェアリングシステムの各部の構成を示すブロック図である。まず、利用者端末装置100の構成について説明する。利用者端末装置100は、記憶部110、入力部120、出力部130、制御部140、位置情報取得部150、通信部160を含んで構成される。記憶部110には、端末装置の動作を制御するプログラムや各種データが記憶されている。入力部120は、利用者からの指示を入力する。入力部120は、タッチパネルや入力キーデバイス、音声入力等を含む。出力部130は、画面への表示や音声による出力を行う。制御部140は、マイクロコントローラまたは中央プロセッサ等を含み、記憶部に記憶された制御プログラムに基づいて所定の処理を実行する。
位置情報取得部150は、利用者端末機器の現在位置を測定する。位置情報取得部150は、例えば、GPS測位による絶対位置検出やネットワーク900を介して位置情報配信サイトや配信サーバにアクセスして現在地の取得を行ってもよい。その際のネットワークとの通信は通信部160を介して行われる。なお、本実施形態では、現在地情報を用いて共用車両の予約を行うために位置情報取得部150を設けているが、別の実施態様では、現在地情報を用いずに出発地を利用者により設定させるような場合には、位置情報取得部150は無くてもよい。通信部160は、外部機器や外部ネットワーク等との間で有線または無線によるデータの送受信を行うことが可能であり、WiFi、LAN、赤外線通信、電話回線などを利用した有線または無線によるデータ通信が可能である。通信部160は、入力部120により入力された各種予約情報を共用車両管理装置200に送信することができる。
次に共用車両管理装置200の構成について説明する。共用車両管理装置200は、記憶部220、制御部240、通信部260を含んで構成される。記憶部220は、制御部240を実行する際に必要な各種情報を記憶する。ある実施形態では、記憶部220は、地図データベースを含む。地図データベースは、地図データ(リンクデータおよびノードデータ等)を格納する。リンクデータは、ノードとノード間を結ぶ道路情報であり、一般道路や高速道路種別、リンクの始点および終点の座標、リンクの方位などを含む。ノードデータは、交差点や分岐点などの位置座標や交差点の属性などを表す情報である。
また、記憶部220は、カーステーション情報を記憶している。カーステーション情報は、例えば、カーステーションのID(識別情報)、カーステーションの地図上の位置、カーステーションに配置されている共有車両の台数、共用車両の車種などを有する。さらに、本実施形態では、カーシェアリングサービスを提供している会社(事業者)が所有しているカーステーションの情報を、IDにより会社ごとに識別して記憶している。これにより、利用者により利用が決定したカーステーションが、どの会社が所有しているカーステーションなのか把握することができるようになる。さらに、記憶部220は、会員情報などの利用者の各種情報を記憶している。会員情報は、例えば、利用者のID情報、過去の利用履歴などを有する。
制御部240は、マイクロコントローラまたは中央プロセッサ等を含み、記憶部に記憶された情報および制御プログラムに基づいて所定の処理を実行する。本実施形態に係る制御プログラムには、利用ステーション決定プログラム500が含まれる。通信部260は、外部機器や外部ネットワーク等との間で情報の送受信を行うことが可能であり、WiFi、LAN、赤外線通信、電話回線などを利用した有線または無線によるデータ通信が可能である。本実施形態では、通信部260は、利用者端末装置100からの予約情報の受信、制御部240により算出された推奨情報の送信および車載装置300への利用者情報の送信や、気象情報の取得等に用いられる。
本実施形態では、制御部240は、利用ステーション決定プログラム500を実行する。図3は、本発明の実施形態に係る利用ステーション決定プログラム500の機能的な構成を示す図である。利用ステーション決定プログラム500は、予約情報取得部510、時刻推定部520、近傍ステーション探索部530、気象情報取得部540、利用ステーション決定部550、推奨情報出力部560を備えている。
予約情報取得部510は、利用者端末装置100より入力された出発地および目的地などの予約情報を取得する。時刻推定部520は、出発時刻と目的地到着時刻の推定を行う。まず、出発時刻は、予約情報からすぐに出発する場合は現在時刻を取得し、利用者による出発時刻の指定がある場合は、その時刻情報を用いる。次に、到着時刻は、利用者による到着時刻の指定がある場合は、その時刻情報を用いる。特に指定がない場合は、出発地から目的地までの経路を生成し、算出した走行時間を出発時刻に足し合わせた時間を到着時刻と推定するなどしてもよい。
近傍ステーション探索部530は、出発地に最も近いカーステーションと、目的地に最も近いカーステーションとをそれぞれ探索する。気象情報取得部540は、時刻推定部520により推定された出発時刻および到着時刻における、出発地と目的地の気象情報を外部の配信サイトなどから通信部260を介して取得する。
利用ステーション決定部550は、気象情報取得部540により取得した気象情報に基づき、出発地に最も近いカーステーションを利用させるか、目的地に最も近いカーステーションを利用させるかを決定する。推奨情報出力部560は、利用ステーション決定部550により決定したカーステーションの利用に関する情報を、利用者に推奨情報として出力する。
本発明の実施形態に係る共用車両管理装置の動作について、図4のフローチャートと、図5に示す具体例を参照して説明する。まず、共用車両管理装置100は、利用者端末装置200を介して利用者により入力された、共用車両の予約情報を予約情報取得部510により取得する(S100)。予約情報は、利用者の会員情報、利用日時(利用開始希望時刻)、出発地および目的地などを含む。利用者による返却希望時刻に関する情報は含まれていなくてもよい。また、出発地は、利用者によって指定された場所であってもよいし、利用者の現在位置を出発地に設定することも可能である。
次に、取得した予約情報を基に、出発時刻と目的地の到着時刻を時刻推定部520より推定する(S102)。出発時刻は、利用者からの利用開始希望時刻の情報、または、すぐに利用する場合には現在時刻を出発時刻として推定する。到着時刻は、利用者からの返却希望時刻の情報を取得した場合は、その時刻を到着時刻と推定する。返却希望時刻の情報がなかった場合は、例えば、出発地と目的地の情報から経路を生成して、走行予定時間を算出し、出発時刻に足し合わせて到着時刻を算出する等の方法で、到着時刻の推定を行う。この際の経路探索を行うナビゲーション機能は、共用車両管理装置200が有していてもよいし、外部にナビゲーションサーバを設けて、そこに情報を送信して探索させるようにしてもよい。
次に、取得した予約情報を基に、近傍ステーション探索部530より出発地の最も近くに位置するカーステーションと、目的地の最も近くに位置するカーステーションとを探索する(S104)。ある実施態様では、出発地の最も近くに位置するカーステーションの探索の方法として、まず、取得した予約情報から地図上の出発地の位置情報を取得する。そして、記憶部220に記憶されている地図データ、および、カーステーションの位置情報に基づいて、出発地の最も近くに位置するカーステーションを探索する。そして、その探索されたカーステーションを所有している会社を特定し、その会社が所有しているカーステーションの中で、目的地に最も近いカーステーションを探索する。
これを図5の例を用いて説明する。出発地の最も近くに位置しているカーステーションは、会社Aが運営している会社AステーションSA−1であり、その探索結果に連動して、目的地の最も近くに位置する会社Aが運営しているステーションの探索を行い、会社AステーションSA−2が検出される。つまり、出発地の最も近くに位置するカーステーションを探索すると、会社AステーションSA−1と会社AステーションSA−2の組み合わせが探索結果として出力される。よって、会社AステーションSA−1が乗車ステーションになり、会社AステーションSA−2が返却ステーションになる。
次に、目的地の最も近くに位置するカーステーションの探索の方法として、まず、目的地の最も近くに位置するカーステーションの探索の方法について説明する。取得した予約情報から、地図上の目的地の位置情報を取得する。そして、記憶部220に記憶されている地図データおよびカーステーションの位置情報に基づいて、近傍ステーション探索部530は、目的地の最も近くに位置するカーステーションを探索する。そして、その探索されたカーステーションを所有している会社を特定し、その会社が所有しているカーステーションの中で、出発地に最も近いカーステーションを探索する。
これを図5の例を用いて説明する。目的地の最も近くに位置しているカーステーションは、会社Bが運営している会社BステーションSB−2であり、その探索結果に連動して、出発地の最も近くに位置する会社Bが運営しているステーションの探索を行い、会社BステーションSB−1が検出される。つまり、目的地の最も近くに位置するカーステーションを探索すると、会社BステーションSB−2と会社BステーションSB−1の組み合わせが探索結果として出力される。よって、会社BステーションSB−1が乗車ステーションになり、会社BステーションSB−2が返却ステーションになる。
以上より、出発地の最も近くに位置するカーステーションの組み合わせと、目的地の最も近くに位置するカーステーションの組み合わせを、探索結果として取得し、次のステップへ進む。
次に、気象情報取得部540より、気象情報の取得を行う(S106)。気象情報取得部540は、出発地の出発時刻における気象情報と、目的地の到着時刻における気象情報とを取得する。なお、出発時刻と到着時刻における時刻のピンポイントの気象情報を取得してもよいし、その時刻から所定時間の間の気象情報を取得するようにしてもよい。この気象情報の取得は、通信部260を介して取得を行う。
気象情報とは、晴れ、曇、雨、強風、雷雨、降雪、霧、竜巻、気温、降水確率、雨量、積雪量などに関する情報であり、これに今後の予想される天候に関する情報も含む。好ましくは、外部の配信センター、道路上に設置された路側機、放送等などから取得することができる。さらには、車車間通信により取得してもよい。
次に、利用ステーション決定部550により、今回利用すべきカーステーションを決定する(S108)。まず、利用ステーション決定部550は、先ほど取得した、出発地の出発時刻における気象情報と、目的地の到着時刻における気象情報に基づき、出発地と目的地において、悪天候か否かを検出する。そして、近傍カーステーション探索部540により探索されたカーステーションの組み合わせの内、悪天候である地点(出発地または目的地)の最も近くにカーステーションを運営しているカーシェアサービス会社を利用ステーションに決定する。なお、悪天候とは、任意に定義することができるが、例えば、雨、強風、降雪、霧等である。
例えば、図5(a)のように、出発地の出発時刻における天候が雨で、目的地の到着時刻における天候が晴れの場合、出発地の悪天候が優先され、出発地に最も近い位置に存在する会社AステーションSA−1の利用を推奨情報として決定する。また、近傍カーステーション探索部540の探索結果から、乗車ステーションを会社AステーションSA−1としたときの組み合わせとして、返却ステーションは、同会社が運営している目的地の最も近くに存在する会社AステーションSA−2なので、自動的に目的地における返却ステーションとして、会社AステーションSA−2を利用ステーションに決定する。
次に、図5(b)のように、出発地の出発時刻における天候が晴れで、目的地の到着時刻における天候が雨の場合、目的地の悪天候が優先され、目的地に最も近い位置に存在する会社BステーションSB−2の利用を推奨情報として決定する。また、近傍カーステーション探索部540の探索結果から、返却ステーションを会社BステーションSB−2としたときの組み合わせとして、乗車ステーションは、同会社が運営している出発地の最も近くに存在する会社BステーションSB−1なので、自動的に出発地における乗車ステーションとして、会社BステーションSB−1を利用ステーションに決定する。利用ステーションが決定したら、次のステップへ以降する。
なお、利用ステーション決定部550にて、両地点とも悪天候ではない場合は、例えば、悪天候でないという情報のみ出力し、利用するカーステーションは、利用者に選択させるようにしてもよい。また、両地点とも悪天候の場合は、例えば、両地点の降水量の情報を取得して比較し、降水量が多い地点の最も近くに位置するカーステーションを利用させるようにしてもよい。そして、利用すべきカーステーションの決定に基づき、推奨情報出力部560より、利用者への推奨情報出力を行う(S110)。
ここで、本実施形態に係る共用車両管理システムのシーケンス図を用いて、システム間の情報の送受信について説明する。まず、図6は、利用者端末装置100と共用車両管理装置200のシーケンス図である。利用者は、利用者端末装置100において、カーシェアの予約を行うため、サイトにアクセスし、利用者認証を実行する(S200)。また、サイトでなく、アプリケーションソフトウェアであってもよい。利用者認証が完了すると、所定の記載項目(図示しない)に沿って予約情報を入力させ、その予約情報を共用車両管理装置200へ配信する(S202)。配信が完了すると、制御部140は、通信部160を介して共用車両管理装置200に対し、推奨情報の配信を要求する(S204)。好ましくは、利用者からの指示に応じて実行される。
共用車両管理装置200が予約情報および推奨情報の要求を通信部260を介して受け取ると(S206)、その予約情報を基に上記のようなプログラムを、制御部240で実行して推奨情報を取得し、利用者端末装置100へ送信し(S208)、利用者端末装置100は、受信した推奨情報を出力部130より出力する(S210)。
図7は、利用者端末装置100と車載装置300のシーケンス図である。利用者端末装置100は、車載装置300に対して、通信部160を介して接続要求を送信する(S300)。この際の通信方式は、有線であっても無線であってもよい。車載装置300にて、接続が認証されたことに応答して、利用者端末装置100は、共用車両管理装置200より取得した、乗車ステーションと返却ステーションの位置情報を含む推奨情報を車載装置300へ配信する(S302)。共用車両管理装置200は、推奨情報から乗車ステーションから返却ステーションまでの経路を生成し(S304)、経路の案内を行う(S306)。好ましくは、乗車ステーションから返却ステーションまでの経路生成を行うが、利用者により、目的地の変更、および、経由地の追加等を行ってもよい。
次に、推奨情報の表示例を図8に示す。図8は、利用者端末装置100の表示画面に出発地701および目的地702の周辺地図を表示し、その地図上に、利用を推奨されているカーステーションが表示されている例である。図8の説明においては、気象情報は、出発地701は雨、目的地702は晴れとする。また、乗車ステーションとして、会社Aが運営している会社AステーションSA−1と会社Bが運営している会社BステーションSB−1が立地しており、返却ステーションとしては、会社Aが運営している会社AステーションSA−2と会社Bが運営している会社BステーションSB−2が立地している。
ここで、天候が、出発地701は雨、目的地702は晴れの予報なので、出発地701に最も近いステーションである、会社AステーションSA−1が乗車ステーションとして、利用ステーションに決定され、同時に同会社の運営する、会社AステーションSA−2が返却ステーションに決定される。表示画面には、会社AステーションSA−1と会社AステーションSA−2を強調表示し、他方、利用を推奨しない、会社BステーションSB−1と会社BステーションSB−2は表示しないか、破線などで目立たないように表示すると、混合しなくなるため好ましい。また、好ましくは、文字または音声より推奨した理由を利用者に通知するようにする。そして、各地点から各ステーションへの移動時間や移動方法を同時に通知するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の共用車両管理装置によれば、利用者に対して、気象情報から悪天候であるか否かを検出し、悪天候である地点(出発地または目的地)に最も近いカーステーションを利用させるようにしたので、利用者は、天候による被害を最小限に抑えることができる。また、会社毎のカーステーションの位置関係を把握していなくても、状況に合わせた利便性の高い推奨情報を提供できる。
なお、本実施形態では、悪天候の地点(出発地または目的地)の最も近くに位置するカーステーションの利用を決定し、もう一方の地点(出発地または目的地)は、同会社が運営するカーステーションに自動的に決定していたが、もう一方の地点からかなり離れた位置に立地している場合もある。それを考慮して、利用者が移動できる許容範囲を設定し、どちらか一方が許容範囲から外れた場合は、探索対象の地点において、次に近いカーステーションを探索し、他方で同会社の運営するカーステーションがないかを探索していく。
図9を用いて詳細に説明する。図9は、許容範囲によるカーステーションの決定方法を説明するための図である。まず、出発地に最も近いのは、会社Aが運営するカーステーションAである、しかし、目的地に対して、会社Aが運営するカーステーションAは許容範囲外に存在している。そのような場合、出発地からカーステーションAの次に近いカーステーションを探索する。その結果、カーステーションBが検出され、目的地においても許容範囲内に立地しているため、出発地の最も近くに位置するカーステーションとして、カーステーションBが利用カーステーションとして決定することになる。
また、目的地に対しても同様に、本来、目的地に最も近いのはカーステーションCであるが、出発地の許容範囲外に存在しているため、次に近いカーステーションBが利用ステーションに決定する。これにより、地点とカーステーションが離れすぎてしまうことを防ぐことができる。なお、許容範囲は、予め設定されたものであってもよいし、利用者により設定できるようにしてもよい。また、どちらもの許容範囲内に同会社が運営するカーステーションが存在しない場合は、許容範囲を徐々に拡大して両地点に存在する、同会社が運営するカーステーションを検出するようにしてもよい。好ましくは、許容範囲を拡大した場合、その旨を利用者に通知する。
ある実施形態では、会社間で提携してカーステーションを共有している場合にも、適応可能である。その場合は、カーステーション情報を取得する際に、同時に、それに関する情報を取得したり、IDで紐づいていれば、IDにより識別を行うようにする。
別の実施形態では、利用ステーション決定部550は、降水確率に関する情報を取得して、降水確率が高い地点(出発地または目的地)の最も近くに位置するカーステーションを利用させるようにしてもよい。これにより、天候予報が変わっても対応することが可能になる。
また、別の実施形態では、利用ステーション決定部550は、積雪量に関する情報を取得して、積雪量が多い地点(出発地または目的地)の最も近くに位置するカーステーションを利用させるようにしてもよい。これにより、悪天候ではないが移動が困難な地点での、共用車両に乗らないで移動する区間を最小限に抑えることができる。
また、別の実施形態では、利用ステーション決定部550は、気温に関する情報を取得して、気温が所定範囲より高温(または低温)の地点(出発地または目的地)の最も近くに位置するカーステーションを利用させるようにしてもよい。これにより、気温が高温(または低温)の地点での、共用車両に乗らないで移動する区間を最小限に抑えることができる。
本実施例では、利用者端末装置100を車載装置300に接続することで、経路生成を行っていたが、共用車両管理装置200からネットワーク900を介して、直接、車載装置300へ情報を送信させるようにしてもよい。また、必ずしも車載装置へ経路生成をさせる必要はなく、その場合は、利用者端末装置100の方で、経路生成および案内を行うようにしてもよい。
本発明の好ましい実施の形態について詳述したが、本発明は、特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の要旨の範囲において、種々の変形、変更が可能である。
100 利用者端末装置
200 共用車両管理装置
300 車載装置
701 出発地
702 目的地
SA−1、SA−2 会社Aステーション
SB−1、SB−2 会社Bステーション

Claims (8)

  1. 複数の利用者に共用される共用車両の管理を行う共用車両管理装置であって、
    少なくとも出発地および目的地を含む前記共用車両を予約するための予約情報を取得する取得手段と、
    前記取得した出発地および目的地の各地点における共用車両の貸出および返却可能な1つまたは複数のステーションを探索する探索手段と、
    前記出発地および目的地の気象情報を取得する気象情報取得手段と、
    前記気象情報に基づき前記探索したステーションの中から利用するステーションを決定する決定手段と、
    前記決定したステーションの利用を推奨情報として出力する出力手段とを備え、
    前記ステーションは、共用車両サービス会社を識別する識別情報を含んでおり、前記決定手段は、前記出発地および目的地において同一の識別情報を有するステーションを決定し、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、出発地または目的地の天候の悪い地点から先にステーションを決定する、共用車両管理装置。
  2. 前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地が悪天候である場合に、出発地に最も近いステーションを決定する、請求項に記載の共用車両管理装置。
  3. 前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記目的地が悪天候である場合に、目的地に最も近いステーションを決定する、請求項1または2に記載の共用車両管理装置。
  4. 複数の利用者に共用される共用車両の管理を行う共用車両管理装置であって、
    少なくとも出発地および目的地を含む前記共用車両を予約するための予約情報を取得する取得手段と、
    前記取得した出発地および目的地の各地点における共用車両の貸出および返却可能な1つまたは複数のステーションを探索する探索手段と、
    前記出発地および目的地の気象情報を取得する気象情報取得手段と、
    前記気象情報に基づき前記探索したステーションの中から利用するステーションを決定する決定手段と、
    前記決定したステーションの利用を推奨情報として出力する出力手段とを備え、
    前記ステーションは、共用車両サービス会社を識別する識別情報を含んでおり、前記決定手段は、前記出発地および目的地において同一の識別情報を有するステーションを決定し、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地と目的地の降水確率が高い方の地点に最も近いステーションを先に決定する、共用車両管理装置。
  5. 複数の利用者に共用される共用車両の管理を行う共用車両管理装置であって、
    少なくとも出発地および目的地を含む前記共用車両を予約するための予約情報を取得する取得手段と、
    前記取得した出発地および目的地の各地点における共用車両の貸出および返却可能な1つまたは複数のステーションを探索する探索手段と、
    前記出発地および目的地の気象情報を取得する気象情報取得手段と、
    前記気象情報に基づき前記探索したステーションの中から利用するステーションを決定する決定手段と、
    前記決定したステーションの利用を推奨情報として出力する出力手段とを備え、
    前記ステーションは、共用車両サービス会社を識別する識別情報を含んでおり、前記決定手段は、前記出発地および目的地において同一の識別情報を有するステーションを決定し、前記気象情報はさらに、前記出発地と目的地の積雪量を含む移動困難性に関する情報を含み、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、移動が困難な地点に最も近いステーションを先に決定する、共用車両管理装置。
  6. 複数の利用者に共用される共用車両の管理を行う共用車両管理装置であって、
    少なくとも出発地および目的地を含む前記共用車両を予約するための予約情報を取得する取得手段と、
    前記取得した出発地および目的地の各地点における共用車両の貸出および返却可能な1つまたは複数のステーションを探索する探索手段と、
    前記出発地および目的地の気象情報を取得する気象情報取得手段と、
    前記気象情報に基づき前記探索したステーションの中から利用するステーションを決定する決定手段と、
    前記決定したステーションの利用を推奨情報として出力する出力手段とを備え、
    前記ステーションは、共用車両サービス会社を識別する識別情報を含んでおり、前記決定手段は、前記出発地および目的地において同一の識別情報を有するステーションを決定し、前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地と目的地のどちらか一方の気温が所定範囲を超える場合、当該所定範囲を超えた方の地点に最も近いステーションを先に決定する、共用車両管理装置。
  7. 前記決定手段は、前記気象情報に基づき、前記出発地と目的地の両地点とも気温が所定範囲を超える場合において、当該所定範囲を高温側へ超えた際は両地点の内、気温の高い方の地点に最も近いステーションを先に決定し、当該所定範囲を低温側へ超えた際は両地点の内、気温の低い方の地点に最も近いステーションを先に決定する、請求項に記載の共用車両管理装置。
  8. 前記決定手段が同一の識別情報を有するステーションを決定することができないとき、前記探索手段は、探索するエリアを拡張してステーションの再探索を行う、請求項1ないし7いずれか1つに記載の共用車両管理装置。
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