JP6951458B2 - システム情報を伝送する方法、基地局及び端末 - Google Patents

システム情報を伝送する方法、基地局及び端末 Download PDF

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Description

本発明は、通信技術の分野に関し、特にシステム情報を伝送する方法、基地局及び端末に関する。
ロングタームエボリューション(Long Term Evolution、略称LTE)システムでは、システム情報(System Information、略称SI)は周期的に送信され、端末がリンク状態であってもアイドル状態であっても、いずれもシステム情報を受信することができる。システム情報ブロック(System Information Block、略称SIB)1により、すべてのシステム情報のスケジューリング周期を指示することはできる。このような周期的な送信手段がシステム情報の冗長送信を引き起こす可能性があるため、例えば、システム情報SIBxが送信される場合、既存システムにおける端末が既に当該システム情報を取得し又は当該システム情報を必要とせず場合、SIBxの送信はリソースの浪費を引き起こす。
従って、第5世代移動通信技術(5th Generation、略称5G)であるニューラジオ(New Radio、略称NR)システムのような新しい無線通信システムを設計する場合、システム情報を必要システム情報と不必要システム情報に分けられることができる。必要システム情報に対し、例えばアクセス等の情報を含むシステム情報を基地局によって従来の放送手段で送信することができる。不必要システム情報に対し、基地局は端末が要求する時に送信してもよい。ただし、どの手段で送信するほうが最適であるかについて、依然として解決されていない課題である。
本発明の実施例は、システム情報を伝送する方法、基地局及び端末を提供し、端末のニーズに応じてシステム情報の送信を行い、システムの効率を最適化するために有利である。
本発明の実施例の第1の態様にて提供されるシステム情報を伝送する方法は、
端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータはPRACH occasionの数及び端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信することとを含む。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局は前記端末へ上りスケジューリング情報を送信し、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
1つの可能な実施形態において、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって前記端末の前記アクセス目的に応じて設定され且つ前記端末に送信されるか、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
1つの可能な実施形態において、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例の第2の態様にて提供されるシステム情報を伝送する方法は、
端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信することと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信することとを含む。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局は前記端末へ上りスケジューリング情報を送信し、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
1つの可能な実施形態において、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
1つの可能な実施形態において、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例の第3の態様にて提供される基地局は、
端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信するために用いられ、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータはPRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる受信ユニットと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信するために用いられる送信ユニットとを含む。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記送信ユニットは、さらに前記端末へ上りスケジューリング情報を送信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
1つの可能な実施形態において、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって前記端末の前記アクセス目的に応じて設定され且つ前記端末に送信されるか、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
1つの可能な実施形態において、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例の第4の形態にて提供される基地局は、
プロセッサ、メモリ、トランシーバ及びバスを含み、前記プロセッサ、メモリ及びトランシーバはバスを介して接続され、ここで、前記トランシーバは信号の送受信、端末との通信に用いられ、前記メモリは1セットのプログラムコードを記憶するために用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出すために用いられ、
前記トランシーバを介して端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータはPRACH occasionの数及び端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記トランシーバを介して前記端末へシステム情報を送信することとを実行する。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記プロセッサは、さらに前記トランシーバを介して前記端末へ上りスケジューリング情報を送信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
1つの可能な実施形態において、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって前記端末の前記アクセス目的に応じて設定され且つ前記端末に送信されるか、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
1つの可能な実施形態において、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例の第5の態様にて提供される端末は、
アクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択するために用いられ、ここで、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる処理ユニットと、
選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信するために用いられる送信ユニットと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信するために用いられる受信ユニットとを含む。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記受信ユニットは、さらに前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
1つの可能な実施形態において、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
1つの可能な実施形態において、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例の第6の態様にて提供される端末は、
プロセッサ、メモリ、トランシーバ及びバスを含み、前記プロセッサ、メモリ及びトランシーバはバスを介して接続され、ここで、前記トランシーバは信号の送受信、基地局との通信に用いられ、前記メモリは1セットのプログラムコードを記憶するために用いられ、前記プロセッサは前記メモリに記憶されたプログラムコードを呼び出すために用いられ、
アクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
選択したPRACHパラメータを用いて前記トランシーバを介して基地局へランダムアクセス要求を送信することと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記トランシーバを介して前記基地局から送信されたシステム情報を受信することとを実行する。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
1つの可能な実施形態において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記プロセッサは、さらに前記トランシーバを介して前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
1つの可能な実施形態において、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
1つの可能な実施形態において、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例の第7の態様にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、1セットのプログラムコードを含み、本発明の実施例における第1の態様のいずれか1つの実施形態に記載の方法を実行するために用いられる。
本発明の実施例の第8の態様にて提供されるコンピュータ記憶媒体は、1セットのプログラムコードを含み、本発明の実施例における第2の態様のいずれか1つの実施形態に記載の方法を実行するために用いられる。
基地局は端末のアクセス目的に応じて端末のためにPRACHパラメータを設定することができ、端末は自らのアクセス目的に応じて適切なPRACHパラメータを選択して基地局へランダムアクセス要求を送信することができる。前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信してもよく、それによってシステム情報の伝送を実現する。PRACHパラメータには、PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔が含まれ、端末のニーズに応じて柔軟に設定することができ、端末のニーズを十分に満たすだけでなく、通信システムの互換性も満たされ、システムの効率向上に有利である。
本発明の実施例又は従来技術における技術的解決手段をより明確に説明するために、以下、実施例に使用すべき図面を簡単に説明し、明らかに、以下、説明される図面は本発明の一部の実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的な労働をせずに、これらの図面から他の図面を得ることができる。
本発明の実施例における通信システムのアーキテクチャを示す概略図である。 本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例1を示すフローチャートである。 本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例2を示すフローチャートである。 本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例3を示すフローチャートである。 本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例4を示すフローチャートである。 本発明における基地局の実施例1の構成を示す概略図である。 本発明における基地局の実施例2の構成を示す概略図である。 本発明における端末の実施例1の構成を示す概略図である。 本発明における端末の実施例2の構成を示す概略図である。
本発明の明細書及び特許請求の範囲並びに上記図面における用語「含む」及び「有する」並びにそれらの任意の変形は、非排他的な包含を意図し、例えば、一連のステップ又はユニットを包む過程、方法、システム、製品又は装置は、明確に列挙されたステップ又はユニットに限定されず、明確に列挙されていないステップ又はユニット又はこれらの過程、方法、製品又は装置に固有の他のステップ又はユニットを含んでいてもよい。
人々の通信に対するニーズが益々多くなるにつれて、通信技術が迅速に発展しており、ユーザにより広い帯域、より速い上りと下り伝送スペード等を提供することができる。例えば、5Gシステムにおいて、200MHzに達する高いシステム帯域を提供できる。しかしながら、ユーザ数の増加に伴い、システムの動作効率が益々重要になっている。通信システムの高効率的な動作を保証するために、基地局による一部の情報の冗長な送信を減少することが期待されている。従って、本発明の実施例は、システム情報を伝送する方法を提供し、基地局が端末から送信されたランダムアクセス要求を受信した後、端末のアクセス目的を知り、それによって端末のアクセス目的に応じて柔軟に返信し、これでシステムの効率を最適化させ、且つ基地局又はシステムはPRACH occasionを送信する数及びランダムアクセス要求を再送信する時間間隔等のような、端末がランダムアクセス要求を送信するための物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel、略称PRACH)パラメータを予め設定することができ、それによってシステム情報の高効率な伝送及び正常な動作を保証する。説明の便宜上、本発明の実施例において5Gシステムを例として説明し、当業者であれば、本発明の実施例における実施形態も同様に既存の通信システム及び未来の6G、7G等のより上等な通信システムに適用でき、本発明の実施例において限定しない。
以下、図面と合わせて本発明の実施例におけるシステム情報を伝送する方法及び機器について詳細に説明する。
図1に示すとおり、本発明の実施例における通信システムのアーキテクチャを示す概略図である。ここで基地局及び少なくとも1つの端末を含んでもよく、端末はユーザ機器(User Equipment、略称UE)とも呼ばれることができる。
ここで、基地局は、発展型ノードB(evolved Node B、略称eNB)、ノードB(Node B、略称NB)、基地局コントローラ(Base Station Controller、略称BSC)、基地局トランシーバステーション(Base Transceiver Station、略称BTS)、ホーム基地局(例えば、Home evolved NodeB、又はHome Node B、略称HNB)、ベースバンドユニット(BaseBand Unit、略称BBU)等であってもよい。それは当業者に基地局トランシーバ、無線基地局、無線トランシーバ、トランシーバ機能、基地局サブシステム(Base Station Sub system、略称BSS)又は他の適切な用語と呼ばれてもよい。それらはMSG1−MSG4を介して端末とランダムアクセスプロセスを完了でき、端末と無線リソース制御(Radio Resource Control、略称RRC)接続を構築することができると同時に、さらに端末にPRACHパラメータを設定することができ、端末のアクセス目的に応じて端末に対応する情報を送信し、端末のニーズを満たすように保証し、システムの効率を最適化させる。
ここで、端末は携帯電話、スマートフォン、セッション開始プロトコル(Session Initiation Protocol、略称SIP)電話、ノート型パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(Personal Digital Assistant、略称PDA)、衛星ラジオ、全地球測位システム、マルチメディア機器、ビデオ機器、デジタルオーディオプレーヤ(例えば、MP3プレーヤ)、カメラ、ゲームコンソール、又は同様の機能を有する他の装置を含んでもよい。端末は、当業者に移動局、加入者局、移動ユニット、加入者ユニット、無線ユニット、遠隔ユニット、移動装置、無線装置、無線通信装置、遠隔装置、移動加入者局、アクセス端末、移動端末、無線端末、遠隔端末、ハンドヘルドデバイス、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、又はその他の適切な用語と呼ばれることもある。それは自分のアクセス目的を基地局に知らせ、自分が欲しい情報を得るために、適切なPRACHパラメータを選択してランダムアクセス要求を送信することができる。
以下、図2から図5を参照しながら本発明のシステム情報を伝送する方法について詳細に説明する。
図2に示すとおり、本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例1を示すフローチャートであり、本実施例において、前記システム情報を伝送する方法はステップS201からS203を含む。
S201において、基地局は端末のアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを設定し且つ前記端末に送信する。
選択的に、端末のアクセス目的はシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含んでもよいけど、これらに限定されない。
又は、前記アクセス目的はさらにシステム情報及び初期アクセスを同時に要求することであってもよい。
端末の異なるアクセス目的を満たすために、基地局は各異なるアクセス目的に対応するPRACHパラメータを設定することができる。例えば、アクセス目的は3つであれば、基地局は端末に少なくとも3つの異なるPRACHパラメータを設定することができる。
選択的に、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる。
選択的に、前記PRACHパラメータは前記基地局によって設定され且つ放送メッセージで前記端末に送信されてもよく、又は前記PRACHパラメータはさらにシステムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存されて、基準パラメータとして使用されてもよい。本発明の実施例において限定しない。
以上のPRACHパラメータに対する設定は、端末の異なるアクセス目的に基づいて行われたものである。例えば、端末のアクセス目的が正常な初期アクセスであれば、端末は1回のランダムアクセスプロセスにおいて1つのPRACH occasionのみを選択してもよく、ランダムアクセス要求を再送信する時間間隔はT1であってもよい(すなわち現在時刻で1回目のランダムアクセスが成功しなければ、端末がT1時間後にランダムアクセスをもう1回開始してもよい)。しかしながら、端末がランダムアクセス要求を送信する目的がシステムにシステム情報(System Information、略称SI)を送信するように要求することであれば、端末は1回のランダムアクセスプロセスにおいて複数のPRACH occasionを選択することができ、ランダムアクセス要求を再送信する時間間隔はT2であってもよく、一般的には、T2>T1である。
上記異なる設定を行う理由は、システムがSIを複数の端末に対して送信する可能性があるため、ある端末のSI要求に直ちに応答しないことがあり、またSIの送信には一定の周期があることである。端末がランダムアクセス要求を送信する目的がSIを要求することである場合、前後2回でランダムアクセス要求を送信する時間間隔はシステムがSIを送信する周期より長くすべきで、そうでなければ、端末が2つのSIの間に送信し繰り返した複数のランダムアクセス要求はシグナリングリソースの浪費を引き起こすようになる。ただし、端末が1回のランダムアクセス要求に成功しなければ、端末が長く待つ必要があり、そうすれば端末が1回のランダムアクセス要求の時に複数のPRACH occasionを用いることができ、基地局の複数の受信ビームに対応するに用いられてもよい。これにより、1回のランダムアクセスプロセスにおいて基地局に検出される確率を高め、SIを取得する成功率を高めることができる。反面、端末がランダムアクセスを送信する目的が正常な初期アクセスである場合、端末は1回目のランダムアクセスが成功しなかった後、ランダムアクセス要求を再送信する時に異なるPRACH occasionを選択することができる。異なるPRACH occasionが異なるPRACHリソースに対応し、前記PRACHリソースは時間領域リソース、周波数領域リソース及びコード領域リソース(例えばプリアンブル)の様々な組み合わせであってもよい。
端末に選択されるように、前記PRACHパラメータにおけるPRACH occasionの数を固定の数値に設定することができ、例えば、3に設定してもよく、この時、端末が当該パラメータを選択する場合、PRACHを1回送信する時に3つのPRACH occasionを用いてもよい。又は端末が自らのニーズに応じて柔軟に選択するように、1つの最大の選択可能な値又は1つの選択可能な区間を設定することができ、例えば最大の選択可能な値を4に設定してもよく、この時、端末がより長い時間間隔内でシステム情報を取得する成功率を向上させる必要がある時、3つ又は4つのPRACH occasionを用いることができる。端末がより短い時間間隔内でシステム情報を取得する場合、2つのPRACH occasionを用いることができる。区間選択を用いる時に[2,4]のような区間内で2つから4つのPRACH occasionを選択して使用できる。
選択的に、前記アクセス目的はシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含む。
又は、前記アクセス目的はさらにシステム情報及び初期アクセスを同時に要求することであってもよい。この時、基地局は端末のニーズに応じてシステム情報及び上りスケジューリング情報を端末に返送してもよい。
端末はランダムアクセス要求を送信するPRACHパラメータを選択することによって基地局にこれらの異なるアクセス目的を通知してもよい。
PRACHパラメータが基地局によって設定された後、端末のアクセス目的とデフォルトマッピング関係になり、当該デフォルトマッピング関係は多対一マッピングであってもよく、一対一マッピングであってもよい。且つ前記デフォルトマッピング関係は前記基地局によって放送メッセージで前記端末へ通知されてもよく、又はPRACHパラメータがシステムに設定されて基準パラメータとして使用される場合、PRACHパラメータとアクセス目的とのデフォルトマッピング関係はシステムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存され、システム基準として用いられてもよく、本発明の実施例において限定しない。
端末は異なるアクセス目的に応じて、対応するPRACHパラメータを選択してランダムアクセス要求を送信することができる。且ついずれもMSG1を送信する手段によって行われてもよい。それによってシグナリング消費を節約し、システムの効率を高めるために有利である。
S202において、端末がアクセス目的に応じてPRACHパラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信する。
選択的に、端末がMSG1を送信することによって基地局に対してランダムアクセス要求を開始し、当然のことながら、ここでのランダムアクセス要求は通常の4G通信システムにおけるランダムアクセス要求と類似するが区別があり、本願におけるランダムアクセス要求は端末が自らのアクセス目的に応じて対応するPRACHパラメータを選択した後に開始したもので、ここで、通常のランダムアクセス要求情報を含んで、初期アクセスを要求するほか、さらにシステム情報要求を含んでもよく又はシステム情報要求のみを含んでもよい。それによってMSG1の機能を拡大する。当然のことながら、端末はPRACHパラメータを搭載する他のメッセージを使用して基地局へ自分のアクセス目的を知らせてもよく、本発明の実施例において限定しない。MSG1が用いられる場合、通常の4G通信システムと互換性があり、シグナリングリソースを節約することができる。
S203において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信する。
すなわち、端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、基地局からシステム情報を端末に送信してもよい。具体的には、端末が要求するシステム情報を搭載し、又は前記システム情報に対応するスケジューリング情報を搭載するMSG2を送信してもよく、端末はスケジューリング情報を受信した後、スケジューリング情報に基づき、要求したシステム情報を取得することができる。ここで、MSG2を用いてシステム情報を送信し、新しいシグナリングを構築する必要がなく、MSG2の機能を拡大した。端末の目的がシステム情報及び初期アクセスを同時に要求することである場合、MSG2にさらにMSG3に対応する上りスケジューリング情報が含めるだけでよく、端末はMSG3における上りスケジューリング情報に基づき基地局に対してRRC接続要求を開始することができ、且つ基地局から送信されたMSG4を受信し、ランダムアクセスを完了する。そしてMSG1にさらにシステム情報要求が含まれているため、基地局が同時にMSG2に端末が要求するシステム情報を搭載することができ、それによってシステム情報の伝送及び初期アクセスを完了する。
従って、基地局が端末からのシステム情報及び/又は初期アクセスに対する要求を区別できる場合、端末の様々なニーズを満たすために、基地局はMSG2を送信することによって異なる情報内容を搭載でき、新しいシグナリングを構築する必要がなく、且つ2つのプロセスが同時に行われることができ、それによってシグナリングを節約するだけでなく、システムの効率を向上させることができる。
本発明の実施例において、基地局は端末のアクセス目的に応じて端末のためにPRACHパラメータを設定することができ、端末は自らのアクセス目的に応じて適切なPRACHパラメータを選択して基地局へランダムアクセス要求を送信することができる。前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信してもよく、それによってシステム情報の伝送を実現する。PRACHパラメータには、PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔が含まれ、端末のニーズに応じて柔軟に設定することができ、端末のニーズを十分に満たすだけでなく、通信システムの互換性も満たされ、システムの効率向上に有利である。
当然のことながら、端末は送信されるランダムアクセス要求にアクセス目的の識別情報を添付してもよく、当該識別情報は基地局と予め約束したものであってもよくシステムによってデフォルトで設定されたものであってもよい。基地局は当該ランダムアクセス要求を受信した後、当該識別情報に基づき端末のアクセス目的を知り、その後対応する情報を端末へ返送してもよく、本発明の実施例において限定しない。
図3に示すとおり、本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例2を示すフローチャートであり、本実施例において、前記方法は、ステップS301からS304を含む。
S301において、基地局は端末のアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを設定し且つ前記端末に送信する。
S302において、基地局は端末から送信されたランダムアクセス要求を受信する。
前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる。
前記アクセス目的はシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含む。
S303において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信する。
前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
端末がシステム情報を取得する成功率を高めるために、一般的には、2つ以上のPRACH occasionを選択できる。
S304において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局は前記端末へ上りスケジューリング情報を送信する。
前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
選択的に、端末が要求する以上の情報はいずれもMSG2によって搭載されることができる。
前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
選択的に、PRACHパラメータを設定する時、さらにシステム情報に対応する放送周期又はトラフィックタイムラグニーズ(重要で端末が迅速に取得しようとするシステム情報又は重要性が低くて端末がより遅く取得してもよいシステム情報のようなSIのタイプと理解することができる)に応じて設定することができ、例えば、ブイツーエックス(Vehicle to X、略称V2X)タイプの端末に対し、情報の迅速な伝送を必要とし、システム情報の放送周期が短く、トラフィック伝送のタイムラグが短く、それのSIを送信する周期はモノのインターネットにおける道路半自動車道料金収受システム(Manual Toll Collection system、略称MTC)タイプの端末がSIを送信する周期より短い可能性がある。それに対応し、V2Xを要求するSIに対して設定された1回送信のPRACH occasionの数はN1であり、2回のランダムアクセス要求の間隔はT1である。MTCを要求するSIに対して設定された1回送信のPRACH occasionの数はN2であり、2回のPRACH要求の間隔はT2である。この場合、N1<N2且つT1<T2である。
このような設定により、ニーズがより切迫的な端末がより迅速な応答を得るように確保することができ、システム全体の効率向上に有利である。
また、設定の具体的な形態において、ランダムアクセス要求を1回送信するために用いられるoccasionの数Nと前後2回のランダムアクセス要求の時間間隔Tとは一定の関わりが存在するため、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られることができる。
例えば、前記PRACH occasionの数がN=n+uに設定されてもよく、前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔がT=t+uに設定され、ここで、n及びtはいずれもデフォルト常数であり、uは正の整数の変数であり、且つuの値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
この説明は、ランダムアクセス要求を1回送信するために用いられるPRACH occasionの数が多いほど、前後2回でランダムアクセス要求を送信する時間間隔が長くなることを示す。このように、異なるタイプのSI要求に対して、システムは異なるu値を設定することによって実現することができる。この時、n、tという2つのデフォルト常数はシステム基準に固定され、システム情報によって異なるシステム情報に対応するトラフィックタイムラグニーズ(すなわちSIタイプ)とuとの間の対応関係を設定する。
当然のことながら、以上の式はNとTとの間の関連を例示的に説明するものに過ぎない。N及びTの変数uによる具体的な説明形態はこれらに限定されず、例えば、Nは3*uにイコールしてもよく、T=4*u又はT=4*u+1等であってもよく、本発明の実施例において限定しない。
且つ、ここに記載の正の相関は、端末が要求するシステム情報に対応するトラフィック伝送のタイムラグが短いほど、uの値が小さくなり、端末が要求するシステム情報に対応するトラフィック伝送のタイムラグが長いほど、uの値が大きくなり、NとTの値もそれに対応して大きくなることを示す。例えば、ブイツーエックス端末はN1=n+u1、T1=t+u1であり、モノのインターネット端末はN2=n+u2、T2=t+u2である。ブイツーエックス端末が要求するシステム情報に対応するトラフィック伝送のタイムラグが短いため、自動車が走行中に情報を迅速に取得することを満たすことができ、従ってu1がu2より小さく、それによってN1<N2且つT1<T2である。
本実施例において、具体的には、端末がランダムアクセス要求を送信するアクセス目的に応じて基地局がいかに柔軟に返信するかを説明し、且つPRACHパラメータの具体的な設定について拡大及び最適化し、本実施例における拡大及び最適化により、端末のシステム情報に対するニーズの切迫さに応じて柔軟に設定することができ、且つ1つの変数でPRACHパラメータを説明し、さらにシステムの動作効率を向上させることができる。
なお、PRACHパラメータが基地局によって設定される場合、フロー全体は、以下の1から4を含む。
1、基地局が端末のアクセス目的に応じてPRACHパラメータを設定し且つ端末に送信する。
2、端末が自らのアクセス目的に応じて対応するPRACHパラメータを選択してランダムアクセス要求を送信し、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
3、基地局は前記端末がランダムアクセス要求を送信する時に用いた物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータに基づき前記端末のアクセス目的を確定し又は他のアクセス目的指示情報に基づき端末のアクセス目的を確定することができる。
4、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信する。前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局が前記端末へ上りスケジューリング情報を送信する。前記端末のアクセス目的がシステム情報及び初期アクセスを同時に要求することである場合、前記基地局が前記端末へシステム情報及び上りスケジューリング情報を送信する。
且つ以上のフローにおいて、端末が基地局へ送信するランダムアクセス要求をMSG1によって搭載することができ、基地局が端末に端末が取得を要求した情報を送信する時、MSG2によって搭載することができ、それによって、通常のランダムアクセスプロセスと互換する目的を達成し、シグナリングリソースを節約し、システムの効率を向上させる。
図4に示すとおり、本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例3を示すフローチャートであり、本実施例において、前記方法はステップS401からS403を含む。
S401において、端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択する。
前記アクセス目的はシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる。
S402において、選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信する。
S403において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信する。
前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
図4は端末側の実施例についての説明であり、その具体的なプロセスは図2に示す基地局側の実施例についての説明を参考とすることができ、ここでは重複説明を省略する。
図5に示すとおり、本発明のシステム情報を伝送する方法における実施例4を示すフローチャートであり、本実施例において、前記方法はステップS501からS504を含む。
S501において、端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択する。
前記アクセス目的はシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる。
S502において、選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信する。
S503において、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信する。
前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
S504において、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信する。
前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
図5は端末側の実施例についての説明であり、その具体的なプロセスは図3に示す基地局側の実施例についての説明を参考とすることができ、ここでは重複説明を省略する。
図6に示すとおり、本発明における基地局の実施例1の構成を示す概略図である。本実施例において、前記基地局は、処理ユニット100、受信ユニット200及び送信ユニット300を含む。
処理ユニット100は、端末のアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを設定し且つ前記端末に送信するために用いられ、ここで、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる。
受信ユニット200は、端末がアクセス目的に応じてPRACHパラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信するために用いられる。
送信ユニット300は、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記端末へシステム情報を送信するために用いられる。
選択的に、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
選択的に、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記送信ユニット300は、さらに前記端末へ上りスケジューリング情報を送信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
選択的に、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信されるほか、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
選択的に、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
図7に示すとおり、本発明における基地局の実施例2の構成を示す概略図であり、本実施例において、前記基地局は、
プロセッサ110、メモリ120、トランシーバ130及びバス140を含み、前記プロセッサ110、メモリ120及びトランシーバ130はバス140を介して接続され、ここで、前記トランシーバ130は信号の送受信、端末との通信に用いられ、前記メモリ120は1セットのプログラムコードを記憶するために用いられ、前記プロセッサ110は前記メモリ120に記憶されたプログラムコードを呼び出すために用いられ、
端末のアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを設定し且つ前記トランシーバ130を介して前記端末に送信し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
前記トランシーバ130を介して端末がアクセス目的に応じてPRACHパラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信することと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記トランシーバ130を介して前記端末へシステム情報を送信することとを実行する。
選択的に、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
選択的に、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記プロセッサ110は、さらに前記トランシーバ130を介して前記端末へ上りスケジューリング情報を送信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
選択的に、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
選択的に、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
図8に示すとおり、本発明における端末の実施例1の構成を示す概略図であり、本実施例において、前記端末は、処理ユニット400、送信ユニット500及び受信ユニット600を含む。
処理ユニット400は、アクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択するために用いられ、ここで、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる。
送信ユニット500は、選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信するために用いられる。
受信ユニット600は、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信するために用いられる。
選択的に、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
選択的に、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記受信ユニット600は、さらに前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
選択的に、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
選択的に、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
図9に示すとおり、本発明における端末の実施例2の構成を示す概略図であり、本実施例において、前記端末は、
プロセッサ210、メモリ220、トランシーバ230及びバス240を含み、前記プロセッサ210、メモリ220及びトランシーバ230はバス240を介して接続され、ここで、前記トランシーバ230は信号の送受信、基地局との通信に用いられ、前記メモリ220は1セットのプログラムコードを記憶するために用いられ、前記プロセッサ210はメモリ220に記憶されたプログラムコードを呼び出すために用いられ、
アクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
選択したPRACHパラメータを用いて前記トランシーバ230を介して基地局へランダムアクセス要求を送信することと、
前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、トランシーバ230を介して前記基地局から送信されたシステム情報を受信することとを実行する。
選択的に、前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記PRACH occasionの数は少なくとも1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い。
選択的に、前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記プロセッサは、さらに前記トランシーバを介して前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短い。
選択的に、前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存される。
選択的に、前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になる。
本発明の実施例において説明した基地局は、本発明における図2から図3に示す方法の実施例における一部又はすべてのフローを実施するために用いられることができ、且つ本発明における図6に示す装置の実施例における一部又はすべての機能を実行するために用いられることができ、本発明の実施例において説明した端末は、本発明における図4から図5に示す方法の実施例における一部又はすべてのフローを実施するために用いられることができ、且つ本発明における図8に示す装置の実施例における一部又はすべての機能を実行するために用いられることができ、ここでは重複説明を省略する。
1つ又は複数の例において、説明された機能はハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又は他のいずれかの組み合わせで実施することができる。ソフトウェアで実施される場合、機能は、1つ又は複数の命令又はコードとしてコンピュータ読み取り可能な媒体に記憶され、又はコンピュータ読み取り可能な媒体を介して送信され、且つハードウェアベースの処理ユニットによって実行されることができる。コンピュータ読み取り可能な媒体は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体(それはデータ記憶媒体等のような有形媒体に対応する)又は通信媒体を含んでもよい。通信媒体は、(例えば)通信プロトコルに従ってある場所から別の場所へコンピュータプログラムの転送を容易にする任意の媒体を含む。このように、コンピュータ読み取り可能な媒体は大体的に、(1)非一時的有形コンピュータ読み取り可能な記憶媒体、又は(2)信号もしくは搬送波等のような通信媒体に対応することができる。データ記憶媒体は、本発明で説明される技術を実施するように、命令、コード、及び/又はデータ構造を検索するために1つ又は複数のコンピュータもしくは1つ又は複数のプロセッサによってアクセスできる、任意の使用可能な媒体であってもよい。コンピュータプログラム製品はコンピュータ読み取り可能な媒体を含むことができる。
限定ではなく例として、一部のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM又は他の光ディスクメモリ、ディスクメモリ又は他の磁気記憶装置、フラッシュメモリ、もしくは命令又はデータ構造の形で示される目的のプログラムコードを記憶するために用いられ且つコンピュータによってアクセスできるその他の媒体を含む。そして、任意の接続がコンピュータ読み取り可能な媒体と適切に称されることができる。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペアケーブル、デジタル加入者線(DSL)又はワイヤレス技術(赤外線、ラジオ、マイクロ波等)を使用してウェブサイト、サーバ又はその他のリモートソースから命令を送信する場合、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペアケーブル、DSL技術又はワイヤレス技術(赤外線、ラジオ、マイクロ波等)は媒体の定義には含まれる。しかしながら、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体及びデータ記憶媒体は、接続、搬送波、信号又は他の一時的な媒体を含まず、非一時的な有形の記憶媒体に係ることを理解されたい。本明細書で使用するように、磁気ディスク及び光ディスクは、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタルビデオディスク(DVD)、フレキシブルディスク及びブルーレイディスクを含み、ここで、磁気ディスクは通常磁気的にデータを複写し、光ディスクはレーザによってデータを光学的に複写する。上記の各要素の組み合わせはさらにコンピュータ読み取り可能な媒体の範囲内に含まれるべきである。
例えば、1つ又は複数のデジタル信号プロセッサ(DSP)、汎用マイクロプロセッサ、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルロジックアレイ(FPGA)又は他の同等の集積又は個別論理回路等の1つ又は複数のプロセッサによって命令を実行することができる。従って、本明細書で使用される用語「プロセッサ」は、前述した構造又は本明細書に記載の技術を実装するために適した他の任意の構造を指すことができる。さらに、いくつかの態様では、本明細書で説明されている機能は、符号化及び復号のために構成された専用ハードウェア及び/又はソフトウェアモジュール内に提供され、又は組み合わせ式コーデックに組み込まれることができる。且つ、前記技術は、1つ又は複数の回路もしくは論理素子内に完全に実施されることができる。
本発明の技術は様々な装置又は機器によって幅広く実施することができ、前記装置又は機器が、無線ハンドセット、集積回路(IC)、又はICセット(例えば、チップセット)を含む。本発明において、設定されて開示された技術を実行する装置の機能を強調するように、様々な構成要素、モジュール又はユニットが説明されているが、必ずしも異なるハードウェアユニットによって実施される必要はない。むしろ、上述のように、様々なユニットをコーデックハードウェアユニットに組み合わせることができ、又は相互運用可能なハードウェアユニット(上述のもののうちの1つ又は複数のプロセッサを含む)のセットと適切なソフトウェア及び/又はファームウェアとの組み合わせによって提供することができる。
この明細書全文での「1つの実施例」又は「一実施例」は、該実施例に記載の特定の特徴、構造又は特性が本発明の少なくとも1つの実施例に含まれることを指すと理解すべきである。従って、この明細書全文の各位置に出現した「1つの実施例」又は「一実施例」は、必ずしも同じ実施例を指さない。また、特定の特徴、構造又は特性は、1つ又は複数の実施例において、任意の適切な方式で組み合わせることができる。
理解すべきことは、本発明の様々な実施例において、上記の各プロセスの番号の大きさは実行順序の先後を意味するものではなく、各プロセスの実行順序はその機能と固有のロジックによって決められるものであり、本発明の実施例に係る実施プロセスを限定するものではないことである。
また、本明細書において、用語「システム」及び「ネットワーク」はよく交換的に使用される。本明細書において、用語「及び/又は」は、関連対象の関連関係を説明するだけのもので、3つの関係があり得ることを表すと理解すべきであり、例えば、A及び/又はBは、Aだけある場合、AとB両方ともある場合、Bだけある場合という3つの場合を表す。また、本明細書において、符号「/」は、一般的にコンテキストオブジェクトが「又は」という関係であることを示す。
理解すべきことは、本願の実施例において、「Aに対応するB」はBがAと関連することを示し、Aに基づいてBを決定することができることである。さらに理解すべきことは、Aに基づいてBを決定することとはAのみに基づいてBを決定することを意味せず、さらにA及び/又は他の情報に基づいてBを決定することもできることである。
当業者であれば、本明細書に開示された実施例で説明した各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア又は両者の組み合わせを用いて実現することができ、ハードウェアとソフトウェアの互換性を明確に説明するため、以上の説明によって機能に応じて各例の組成及びステップを一般的に説明した。これらの機能がハードウェアで実行されるかソフトウェア方式で実行されるかは、技術的解決手段の特定のアプリケーションと設計上の制約によって決定される。当業者は、各特定のアプリケーションについて異なる方法を用いて前述の効果を実現することができるが、ただしこの実現は、本発明の範囲を逸脱するものではない。
当業者であれば明らかに認識できるように、説明を容易且つ簡潔にするために、上記説明するシステム、装置及びユニットの具体的な動作過程は、前述の方法の実施例における対応する過程を参照することができ、ここではこれ以上説明しない。
本願の提供するいくつかの実施例において、開示するシステム、装置及び方法は、他の方式によって実現することができることを理解されたい。例えば、以上で説明する装置の実施例は例示的なものに過ぎず、例えば、前記ユニットの分割は、論理機能の分割に過ぎず、実際に実現する時に他の分割方式があってもよく、例えば複数のユニット又はアセンブリを組み合わせるか又は別のシステムに統合することができ、又はいくつかの特徴を無視することができ、又は実行しなくてもよい。また、表示又は議論された相互間の結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインタフェース、装置又はユニットの間接的な結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形式であってもよい。
分離部品として説明された前記ユニットは物理的に分離されるか又は物理的に分離されていないものであってもよく、ユニットとして表示された部品は物理的ユニットであってもよいか又は物理的ユニットでなくてもよく、即ち同じ場所に位置することができ、又は複数のネットワークユニットに分布することもできる。実際の必要に応じてそのうち一部又は全部のユニットを選択して本実施例の解決手段の目的を実現することができる。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットを1つの処理ユニットに統合することができ、各ユニットは独立して物理的に存在してもよく、また2つ又は2つ以上のユニットは1つのユニットに統合されてもよい。
以上は、本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はそれに限定されるものではなく、当業者によって本発明に開示された技術的範囲内において、本発明に対して行われた変形又は置換は、いずれも本発明の保護範囲内に含まれるべきである。従って、本発明の保護範囲は前記請求項の保護範囲を基準とすべきである。

Claims (9)

  1. システム情報を伝送する方法であって、
    基地局は、端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択して送信したランダムアクセス要求を受信し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータはPRACH occasionの数及び端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
    前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局は、前記端末へシステム情報を送信し、前記PRACH occasionの数は複数であり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長いことと、
    前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局は前記端末へ上りスケジューリング情報を送信し、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短いことと、を含むことを特徴とするシステム情報を伝送する方法。
  2. 前記PRACHパラメータは、前記基地局によって前記端末の前記アクセス目的に応じて設定され且つ前記端末に送信されるか、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存されることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になることを特徴とする請求項1又は2に記載の方法。
  4. システム情報を伝送する方法であって、
    端末がアクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択し、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なることと、
    選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信することと、
    前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信し、前記PRACH occasionの数は複数であり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長いことと、
    前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信し、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短いことと、を含むことを特徴とするシステム情報を伝送する方法。
  5. 前記PRACHパラメータは前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存されることを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になることを特徴とする請求項4又は5に記載の方法。
  7. 端末であって、
    アクセス目的に応じて物理ランダムアクセスチャネルPRACHパラメータを選択するために用いられ、ここで、前記アクセス目的がシステム情報を要求すること又は初期アクセスを要求することを含み、前記PRACHパラメータは物理ランダムアクセスチャネル時刻PRACH occasionの数及び前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔を含み、各PRACH occasionに対応するPRACHリソースが異なる処理ユニットと、
    選択したPRACHパラメータを用いて基地局へランダムアクセス要求を送信するために用いられる送信ユニットと、
    前記端末のアクセス目的がシステム情報を要求することである場合、前記基地局から送信されたシステム情報を受信するために用いられる受信ユニットであって、前記PRACH occasionの数は複数であり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記基地局がシステム情報を放送する周期より長い受信ユニットと、を含み、
    前記端末のアクセス目的が初期アクセスを要求することである場合、前記受信ユニットは、さらに前記基地局から送信された上りスケジューリング情報を受信するために用いられ、前記PRACH occasionの数は1つであり、且つ前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は前記端末がシステム情報を要求する時にランダムアクセス要求を再送信する時間間隔より短いことを特徴とする端末。
  8. 前記PRACHパラメータは、前記基地局によって設定され且つ前記端末に送信され、又は前記PRACHパラメータは、システムによって予め設定され且つ前記基地局及び前記端末に保存されることを特徴とする請求項に記載の端末。
  9. 前記PRACH occasionの数と前記端末がランダムアクセス要求を再送信する時間間隔は、同一の変数の値を設定することにより得られ、且つ前記変数の値と前記端末が要求するシステム情報に対応する放送周期とは正の相関になることを特徴とする請求項7又は8に記載の端末。
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