JP6926804B2 - 四肢動物の故障検出装置、四肢動物の故障検出方法および四肢動物の故障検出プログラム - Google Patents

四肢動物の故障検出装置、四肢動物の故障検出方法および四肢動物の故障検出プログラム Download PDF

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Description

本発明は、四肢動物の故障検出装置、四肢動物の故障検出方法および四肢動物の故障検出プログラムに関する。
例えば競走馬は、能力向上のために管理者である調教師によって、心身に負荷をかけるトレーニングが行われる。しかし、競走馬を含めて馬も生物であるため体調が日々変動し、不調になることがある。馬の身体的な不調としては、跛行と呼ばれる異常歩様状態が挙げられる。跛行は、怪我の初期段階で発生する場合が多く、早期発見は馬を守るために重要なことである。従来、跛行は馬の管理者が経験と勘に基づいて発見することが行われてきたが、軽微な跛行は健常状態と見分けがつかず見逃してしまう場合がある。これに対し、馬の肢等に各種のセンサを取り付けて、跛行を検出することが提案されている。ところが、実際には、繊細な競走馬の肢にセンサを取り付けることは難しい。また、馬の胴体等に各種のセンサを取り付けて、速歩(trot)時のデータから跛行を検出することが提案されている。
特表2008−500046号公報 特開2016−096758号公報
しかしながら、跛行を検出するために、馬を速歩で歩かせると、常歩(walk)で歩かせた場合よりも馬に大きな負荷がかかる。このため、馬に身体的負担をかけることで、場合によっては跛行を悪化させてしまうことがある。
一つの側面では、身体的負担をかけずに故障を検出できる四肢動物の故障検出装置、四肢動物の故障検出方法および四肢動物の故障検出プログラムを提供することにある。
一つの態様では、四肢動物の故障検出装置は、受付部と、第1判定部と、第2判定部とを有する。受付部は、四肢動物の歩様に基づく測定データであって、上下方向の加速度と前後方向の加速度とを含む前記測定データを受け付ける。第1判定部は、受け付けた前記測定データの前記上下方向の加速度から肢の着地タイミングを判定する。第2判定部は、判定された前記肢の着地タイミングに対応する前記前後方向の加速度の値に基づいて、肢の故障の有無を判定する。
身体的負担をかけずに故障を検出できる。
図1は、実施例の故障検出システムの構成の一例を示すブロック図である。 図2は、胸前センサおよび測定データの成分の一例を示す図である。 図3は、常歩における四肢の着地順の一例を示す図である。 図4は、常歩における四肢の着地および離地の順番の一例を示す図である。 図5は、常歩における測定データの一例を示す図である。 図6は、分析データ記憶部の一例を示す図である。 図7は、分析データ記憶部の他の一例を示す図である。 図8は、常歩における各肢の離着地のタイミングの一例を示す図である。 図9は、常歩における測定データに各肢の離着地のタイミングを付加した一例を示す図である。 図10は、常歩における各肢の離着地のタイミングと前後加速度との関係の一例を示す図である。 図11は、着地タイミングに対応する前後加速度の一例を示す図である。 図12は、各肢の着地タイミングに対応する面積の分類の一例を示す図である。 図13は、跛行肢判定表の一例を示す図である。 図14は、前後加速度の波形の比較の一例を示す図である。 図15は、実施例の故障検出処理の一例を示すフローチャートである。 図16は、四肢動物の故障検出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
以下、図面に基づいて、本願の開示する四肢動物の故障検出装置、四肢動物の故障検出方法および四肢動物の故障検出プログラムの実施例を詳細に説明する。なお、本実施例により、開示技術が限定されるものではない。また、以下の実施例は、矛盾しない範囲で適宜組みあわせてもよい。
図1は、実施例の故障検出システムの構成の一例を示すブロック図である。図1に示す故障検出システム1は、胸前センサ10と、故障検出装置100とを有する。図1では、システムが1つの胸前センサ10および故障検出装置100を有する場合を示したが、胸前センサ10および故障検出装置100の数は限定されない。すなわち、故障検出システム1は、任意の数の胸前センサ10および故障検出装置100を有してもよい。
胸前センサ10および故障検出装置100の間は、例えば、図示しない無線LAN(Local Area Network)アクセスポイントを経由して、相互に通信可能に接続される。また、胸前センサ10および故障検出装置100の間は、例えば、Wi−Fi Direct(登録商標)等のように、アクセスポイントを経由せず、直接通信を行うものを用いてもよい。なお、胸前センサ10および故障検出装置100の間は、有線で接続されるようにしてもよい。
故障検出システム1は、例えば、馬の胸前の位置に取り付けられた胸前センサ10で測定した測定データを故障検出装置100が受け付けて分析を行うシステムの一例である。胸前センサ10は、例えば、馬の歩様に基づく上下方向の加速度、左右方向の加速度、前後方向の加速度およびヨー軸の角速度を測定して測定データを生成する。胸前センサ10は、生成した測定データを故障検出装置100に送信する。なお、以下の説明では、上下方向の加速度、左右方向の加速度、前後方向の加速度およびヨー軸の角速度を、それぞれ、上下加速度、左右加速度、前後加速度およびヨー軸角速度と表現する場合がある。
故障検出装置100は、例えば、競走馬の管理者である調教師や厩舎の厩務員が用いる情報処理装置である。故障検出装置100は、胸前センサ10から受信して受け付けた測定データに基づいて、競走馬の跛行の有無を判定する。すなわち、故障検出装置100は、四肢動物の歩様に基づく測定データであって、上下方向の加速度と前後方向の加速度とを含む測定データを受け付ける。故障検出装置100は、受け付けた測定データの上下方向の加速度から肢の着地タイミングを判定する。故障検出装置100は、判定された肢の着地タイミングに対応する前後方向の加速度の値に基づいて、肢の故障の有無を判定する。これにより、故障検出装置100は、身体的負担をかけずに故障を検出できる。
次に、胸前センサ10の構成について説明する。図1に示すように、胸前センサ10は、通信部11と、センサ部12と、記憶部13と、制御部14とを有する。なお、胸前センサ10は、図1に示す機能部以外にも、例えば各種の入力デバイスや出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部11は、例えば、無線LAN等の通信モジュール等によって実現される。通信部11は、例えば、無線LANにより故障検出装置100と無線で接続され、故障検出装置100との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部11は、制御部14から入力された測定データを故障検出装置100に送信する。
センサ部12は、馬の歩様に基づく上下加速度、左右加速度、前後加速度およびヨー軸角速度を検出するデバイスである。センサ部12は、例えば、加速度を測定するデバイスとして、互いに直交するX軸方向、Y軸方向、Z軸方向の3軸方向の加速度を測定する3軸加速度センサを有する。つまり、3軸加速度センサは、例えば、左右方向をX軸、前後方向をY軸、上下方向をZ軸とすることで、左右加速度、前後加速度および上下加速度を測定できる。また、センサ部12は、例えば、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の角速度を測定するデバイスとして、ジャイロセンサを有する。なお、加速度センサとしては、例えば、ピエゾ抵抗型や静電容量型等の3軸加速度センサを用いることができる。また、ジャイロセンサとしては、例えば振動型のジャイロセンサを用いることができる。センサ部12は、測定した上下加速度、左右加速度、前後加速度およびヨー軸角速度の各データに基づいて測定データを生成し、生成した測定データを制御部14に出力する。
記憶部13は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子等の記憶装置によって実現される。記憶部13は、センサ部12で測定した測定データを記憶する。また、記憶部13は、制御部14での処理に用いる情報を記憶する。なお、記憶部13は、例えばSDメモリカード等の可搬型記録媒体を用いて取り外し可能としてもよい。この場合には、故障検出装置100に可搬型記録媒体の読み取り装置を設けて、測定データを故障検出装置100に移してもよい。
制御部14は、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部14は、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現されるようにしてもよい。
制御部14は、センサ部12から入力される測定データを記憶部13に記憶する。また、制御部14は、故障検出装置100と接続された際に、記憶部13に記憶された測定データを読み出し、通信部11を介して、測定データを故障検出装置100に送信する。なお、測定データは、よそ見やノイズの影響を抑えるため、例えば、1分から2分程度の測定データであればよいが、さらに長時間の測定データであっても構わない。
ここで、図2から図5を用いて測定データについて説明する。図2は、胸前センサおよび測定データの成分の一例を示す図である。図2に示すように、胸前センサ10は、馬の胸前と呼ばれる位置に取り付けられる。胸前センサ10で測定される測定データは、馬の上下方向、左右方向および前後方向の3軸について、それぞれ、上下加速度成分、左右加速度成分および前後加速度成分を有する。また、上下方向の軸の回転方向であるヨー軸角速度成分を有する。上下加速度成分は、馬の上方向をプラスとし、馬の下方向をマイナスとする。左右加速度成分は、馬の進行方向に対して右方向をプラスとし、馬の進行方向に対して左方向をマイナスとする。前後加速度成分は、馬の進行方向をプラスとし、馬の進行方向と反対方向をマイナスとする。ヨー軸角速度成分は、馬の上下方向の上向きの軸に対して右回り方向をプラスとし、馬の上下方向の上向きの軸に対して左回り方向をマイナスとする。
図3は、常歩における四肢の着地順の一例を示す図である。図3に示すように、馬の常歩における四肢の着地順は、1完歩において、例えば、右前、左後、左前、右後の順となる。馬は、常歩で歩行すると、この順番を繰り返すことになる。なお、速歩や駈歩等では、四肢の着地順が異なってくる。なお、右前、左後、左前および右後は、それぞれ、右前肢、左後肢、左前肢および右後肢を表す。また、以下の説明では、各肢を表す際に、肢を省略して上記のように表す場合がある。
図4は、常歩における四肢の着地および離地の順番の一例を示す図である。図4に示すように、常歩では、例えば、右後が離地している状態から右前が離地し、次に右後が着地する。次に、左後が離地して右前が着地し、左前が離地して左後が着地する。次に、右後が離地して左前が着地する。常歩では、四肢の着地と離地との順番は、この順番を繰り返すことになる。
図5は、常歩における測定データの一例を示す図である。図5のグラフ20は、測定データのうち、左右加速度成分、上下加速度成分および前後加速度成分をプロットしたものである。グラフ20に示すように、各加速度成分は、一定の周期を持って繰返していることがわかる。図5の例では、各加速度成分は40ms間隔で測定されたデータである。なお、測定データは、馬の個体差によって、プロットされる各値、振れ幅、周期、波形等が異なる。
続いて、故障検出装置100の構成について説明する。図1に示すように、故障検出装置100は、通信部110と、表示部111と、操作部112と、記憶部120と、制御部130とを有する。なお、故障検出装置100は、図1に示す機能部以外にも既知のコンピュータが有する各種の機能部、例えば各種の入力デバイスや音声出力デバイス等の機能部を有することとしてもかまわない。
通信部110は、例えば、無線LAN等の通信モジュール等によって実現される。通信部110は、例えば、無線LANにより胸前センサ10と無線で接続され、胸前センサ10との間で情報の通信を司る通信インタフェースである。通信部110は、胸前センサ10から測定データを受信する。通信部110は、受信した測定データを制御部130に出力する。
表示部111は、各種情報を表示するための表示デバイスである。表示部111は、例えば、表示デバイスとして液晶ディスプレイ等によって実現される。表示部111は、制御部130から入力された表示画面等の各種画面を表示する。
操作部112は、故障検出装置100のユーザから各種操作を受け付ける入力デバイスである。操作部112は、例えば、入力デバイスとして、キーボードやマウス等によって実現される。操作部112は、ユーザによって入力された操作を操作情報として制御部130に出力する。
記憶部120は、例えば、RAM、フラッシュメモリ等の半導体メモリ素子、ハードディスクや光ディスク等の記憶装置によって実現される。記憶部120は、測定データ記憶部121と、分析データ記憶部122とを有する。また、記憶部120は、制御部130での処理に用いる情報を記憶する。
測定データ記憶部121は、測定データを記憶する。測定データ記憶部121は、例えば、上下加速度、左右加速度、前後加速度およびヨー軸角速度のそれぞれの値をデータ番号と対応付けて記憶する。データ番号は、一意に付される番号であり、各測定データを識別する識別子である。なお、各加速度および角速度は、例えば40ms間隔で測定され、同じタイミングで測定された各加速度および角速度は、同じデータ番号と対応付けられる。
分析データ記憶部122は、各肢の着地タイミングに対応する前後加速度の値に基づいて、各着地タイミングを複数のグループに分類した分析データを記憶する。図6は、分析データ記憶部の一例を示す図である。図6に示すように、分析データ記憶部122は、横軸が、A,B,Cの3つのグループに分類した左右それぞれのグループを示す。分析データ記憶部122は、縦軸が四肢の別を示す。図6の1行目の例では、右前肢の着地タイミングの数は、右Aグループが「0」、右Bグループが「3056」、右Cグループが「18」となっている。なお、図6の1行目の例では、右前肢の着地タイミングの数であるので、左Aクループから左Cグループは「0」となる。
図7は、分析データ記憶部の他の一例を示す図である。図7に示す分析データ記憶部122aは、図6に示す分析データ記憶部122を百分率で表したものである。このように、分析データ記憶部122は、着地タイミングの数を肢ごとに割合で表すようにしてもよい。なお、図6および図7の説明における着地タイミングの数は、例えば、着地タイミング間の面積を始点側の着地タイミングに対応付けるとすると、着地タイミング間の数と表すこともできる。
図1の説明に戻って、制御部130は、例えば、CPUやMPU等によって、内部の記憶装置に記憶されているプログラムがRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部130は、例えば、ASICやFPGA等の集積回路により実現されるようにしてもよい。制御部130は、受付部131と、第1判定部132と、第2判定部133とを有し、以下に説明する情報処理の機能や作用を実現または実行する。なお、制御部130の内部構成は、図1に示した構成に限られず、後述する情報処理を行う構成であれば他の構成であってもよい。
受付部131は、通信部110を介して、胸前センサ10から測定データを受信して受け付ける。受付部131は、受け付けた測定データを測定データ記憶部121に記憶する。なお、受付部131は、測定データが記録された可搬型記録媒体を図示しない読み取り装置で読み込んで受け付けるようにしてもよい。受付部131は、測定データを測定データ記憶部121に記憶すると、着地タイミング判定指示を第1判定部132に出力する。
すなわち、受付部131は、四肢動物の歩様に基づく測定データであって、上下方向の加速度と前後方向の加速度とを含む測定データを受け付ける。また、受付部131は、歩様が常歩である測定データを受け付ける。また、受付部131は、さらに、ヨー軸の角速度を含む測定データを受け付ける。
第1判定部132は、受付部131から着地タイミング判定指示が入力されると、測定データ記憶部121を参照し、測定データに基づいて、各肢の着地タイミングおよび肢の左右を求める。第1判定部132は、まず、上下加速度に基づいて、前肢の着地タイミングを判定する。第1判定部132は、例えば、上下加速度成分の正負が反転するタイミングを前肢の着地タイミングと判定する。これは、前肢の着地により、胸の位置にある胸前センサ10が上方向に引き上がり、上下加速度成分の正負が反転するためである。第1判定部132は、前肢の着地タイミングの間隔の半分の位置に後肢の着地タイミングがあると判定する。
第1判定部132は、次に、ヨー軸角速度に基づいて、前肢の離地タイミング、および、肢の左右を判定する。第1判定部132は、例えば、ヨー軸角速度成分の正負がプラス側に反転するタイミングを右前肢の離地タイミングと判定する。また、第1判定部132は、例えば、ヨー軸角速度成分の正負がマイナス側に反転するタイミングを左前肢の離地タイミングと判定する。なお、ヨー軸角速度成分の正負は、図2に示すように上下加速度成分の軸のどちら回りをプラスとするかによって変化する。
次に、第1判定部132は、右前肢の離地タイミングと、左前肢の離地タイミングとの間隔の半分の位置に、左後肢の離地タイミングがあると判定する。また、第1判定部132は、左前肢の離地タイミングと、右前肢の離地タイミングとの間隔の半分の位置に、右後肢の離地タイミングがあると判定する。
第1判定部132は、各肢の離地タイミングに基づいて、前肢の着地タイミングおよび後肢の着地タイミングについて、肢の左右を判定する。すなわち、第1判定部132は、四肢それぞれの着地タイミングを判定する。第1判定部132は、判定した各肢の着地タイミングの情報を第2判定部133に出力する。
言い換えると、第1判定部132は、受け付けた測定データの上下方向の加速度から肢の着地タイミングを判定する。また、第1判定部132は、ヨー軸の角速度に基づいて肢の左右を判定し、上下方向の加速度に基づいて肢の前後を判定し、左右の前肢の着地タイミングに基づいて、左右の後肢の着地タイミングを判定する。
ここで、図8および図9を用いて、各肢の離着地タイミングについて説明する。図8は、常歩における各肢の離着地のタイミングの一例を示す図である。図8に示すグラフ21は、ある馬の常歩における測定データについて、各肢の離着地タイミングを表したものである。グラフ21の例では、上下加速度成分の正負がマイナス側からプラス側に反転したタイミングを前肢の着地タイミングと判定され、前肢の着地タイミングの間隔の半分の位置に後肢の着地タイミングがあると判定される。グラフ21の例では、次に、ヨー軸角速度成分の正負が反転するタイミングに基づいて、左右の前肢の離地タイミングが判定され、前肢の離地タイミングの間隔の半分の位置に後肢の離地タイミングがあると判定される。グラフ21の例では、各肢の離地タイミングに基づいて、前肢および後肢の着地タイミングの肢の左右が判定される。
図9は、常歩における測定データに各肢の離着地のタイミングを付加した一例を示す図である。図9は、図5の測定データのグラフ20に、第1判定部132で判定した各肢の離着地タイミング群22を付加したものである。なお、図9の例では、ヨー軸角速度に代えて、左右加速度を用いて肢の左右を判定した場合のグラフである。この場合、例えば、右後肢着地では、馬体が右に傾いているので左右加速度成分は着地の前後においてプラス側の値となり、左後肢着地では、馬体が左に傾いているので左右加速度成分は着地の前後においてマイナス側の値となる。なお、左右加速度成分は、馬の個体差により着地のタイミングとずれる場合がある。また、図9のグラフ20の測定データでは、上下加速度成分がマイナス側からプラス側への反転するタイミングで左前肢着地を判定している。また、右前肢着地は、上下加速度成分がプラス側からマイナス側へ反転するタイミングとなっているが、馬の個体差によるものと考えられるため、この場合には、例えば、左前肢着地の間隔の半分の位置を右前肢着地のタイミングであると判定することができる。
図1の説明に戻って、第2判定部133は、第1判定部132から各肢の着地タイミングの情報が入力されると、測定データ記憶部121を参照し、各肢の着地タイミングに対応する前後加速度に基づく値を算出する。第2判定部133は、前後加速度に基づく値として、例えば、着地タイミング間における前後加速度のグラフの所定範囲の面積や、プロット数を用いることができる。前後加速度のグラフの所定範囲の面積は、例えば、前肢であれば、前肢の前後加速度最高点から前後加速度最低点まで、後肢であれば、後肢の前後加速度最低点から前後加速度最高点までとすることができる。
また、前後加速度のグラフの所定範囲のプロット数は、例えば、前肢であれば、前肢の着地タイミングから前後加速度最高点までと、前後加速度がプラス側からマイナス側に反転したタイミングから前後加速度最低点までとを用いることができる。同様に、後肢であれば、所定範囲のプロット数は、後肢の着地タイミングから前後加速度最低点までと、前後加速度がマイナス側からプラス側に反転したタイミングから前後加速度最高点までとを用いることができる。
ここで、図10および図11を用いて着地タイミングと前後加速度との関係について説明する。図10は、常歩における各肢の離着地のタイミングと前後加速度との関係の一例を示す図である。図10のグラフ20aは、図9のグラフ20から前後加速度のグラフを抜き出したものである。なお、各肢の離着地タイミング群22は、図9と同様である。グラフ20aでは、前肢が着地したら前後加速度が下がる、つまり馬の後方向の加速度(以下、後方加速度ともいう。)が発生することがわかる。また、グラフ20aでは、後肢が着地したら前後加速度が上がる、つまり馬の前方向の加速度(以下、前方加速度ともいう。)が発生することがわかる。この様な着地タイミングにおける前後加速度は、例えば、跛行が発生していると、グラフの傾きが正常な状態より大きくなったり、最高点と最低点との差が正常な状態より大きくなったりする。なお、前後加速度のグラフの正常時と跛行時との差は、馬の個体差や体調によって異なる。
図11は、着地タイミングに対応する前後加速度の一例を示す図である。図11に示すように、前肢の着地タイミングに対応する前後加速度のグラフの所定範囲の面積は、例えば、前肢の着地タイミングから後肢の着地タイミングまでの間における前後加速度のグラフの領域31aおよび領域31bに基づいて算出する。図11の例では、前肢の着地タイミングに対応する前後加速度のグラフの所定範囲の面積は、例えば、(領域31aの面積)−(領域31bの面積)で求められる。つまり、当該面積は、着地タイミング間の前後加速度のグラフにおける(山側の面積)−(谷側の面積)で求められる。これをプロットの間隔である40msを用いて式で表すと、面積=Σ(0.04×前後加速度の各プロット値)となる。これは、馬がどれだけ前後に揺れているかを見るためである。
同様に、後肢の着地タイミングに対応する前後加速度のグラフの所定範囲の面積は、例えば、後肢の着地タイミングから次の前肢の着地タイミングまでの間における前後加速度のグラフの領域32aおよび領域32bに基づいて算出する。図11の例では、後肢の着地タイミングに対応する前後加速度のグラフの面積は、例えば、(領域32aの面積)−(領域32bの面積)で求められる。すなわち、本実施例では、前後加速度のグラフにおいて、前肢着地から次の後肢着地までの区間が前肢の影響が出る加速度とし、後肢着地から次の前肢着地までの区間が後肢の影響が出る加速度であると仮定している。
また、所定範囲のプロット数は、例えば、前肢の着地タイミングから前後加速度最高点までの区間33のプロット数と、前後加速度がプラス側からマイナス側に反転したタイミングから前後加速度最低点までの区間34のプロット数とを用いることができる。図11の例では、前肢の着地タイミングに対応する前後加速度のグラフの所定範囲のプロット数は、例えば、(区間33のプロット数)−(区間34のプロット数)で求められる。プロット数を用いた場合は、プロット数が少ないほど、馬が急激に動いたことを示す。なお、プロット数がマイナスになる場合には、例えば区間33のプロット数に補正値を加算する等して、補正を行ってもよい。
続いて、第2判定部133は、各肢の着地タイミングに対応する前後加速度に基づく値、すなわち、着地タイミング間における前後加速度のグラフの所定範囲の面積やプロット数を求めると、これらの値を肢ごとに、例えばA,B,Cの各グループに分類する。つまり、第2判定部133は、グループの分類について、例えばABC分析を応用して分類を行う。なお、分類するグループの数は、3つに限られず、任意の複数のグループとしてもよい。この場合、最大値側がAグループに相当し、最小値側がCグループに相当する。
第2判定部133は、まず、A,B,Cの3つのグループに分類するためのAB間およびBC間の閾値を求める。第2判定部133は、AB間およびBC間の閾値を求めるために、各肢の着地タイミング間(区間)における前後加速度のグラフの所定範囲の面積に基づいて、平均、分散および標準偏差を求める。第2判定部133は、標準偏差を±3倍、つまり±3σまで範囲を広げて、AB間の閾値を(3×標準偏差)、BC間の閾値を(−3×標準偏差)とする。なお、第2判定部133は、プロット数を用いる場合についても同様に、各肢の着地タイミング間(区間)における前後加速度のグラフの所定範囲のプロット数に基づいて、平均、分散および標準偏差を求める。第2判定部133は、求めたAB間およびBC間の閾値を用いて、測定データの全区間について、各肢の着地タイミングに対応する面積またはプロット数をA,B,Cの各グループに分類する。なお、AB間およびBC間の閾値は、過去の測定データに基づいて、予め馬ごとに求めておいてもよい。第2判定部133は、分類した各グループの面積またはプロット数、つまり、着地タイミングの数または着地タイミングの割合を、分析データとして分析データ記憶部122に記憶する。
第2判定部133は、各肢の着地タイミングに対応する面積またはプロット数を各グループに分類すると、AグループおよびCグループの各グループに属する数に基づいて、第1条件または第2条件を満たすグループを肢ごとに抽出する。ここで、第1条件は、グループに属する数(グループに分類された数)が、グループ単独で所定値(例えば「16〜18」)以上であることである。第2条件は、グループに属する数(グループに分類された数)が、AグループおよびCグループのうち、いずれかのグループが第1の値(例えば「0〜2」)以下であり、他方のグループが第2の値(例えば「10」)以上であることである。なお、第1条件および第2条件は、割合(百分率)で規定してもよく、例えば、第1条件の所定値は「1.00%」、第2条件の第1の値は「0.06%」、第2の値は「0.33%」とすることができる。
ここで、図12を用いて各肢の着地タイミングに対応する面積の分類について説明する。図12は、各肢の着地タイミングに対応する面積の分類の一例を示す図である。第2判定部133は、測定データの全区間について、各肢の着地タイミングに対応する面積を、AB間の閾値(+3σ)およびBC間の閾値(−3σ)を用いて、ABCの3つのグループのいずれかに分類する。図12の例では、AB間の閾値は「50」、BC間の閾値は「15」とする。第2判定部133は、面積が「50」より大きいとAグループに分類し、面積が「15」より小さいとCグループに分類する。また、第2判定部133は、面積が「15」以上「60」以下であればBグループに分類する。
第2判定部133は、測定データの全区間について、面積の各グループへの分類が完了すると、肢ごとに各グループに属する着地タイミングの数を求める。表35では、右前肢は、右Aグループ「0」、右Bグループ「3056」、右Cグループ「18」であり、左A〜左Cグループは「0」である。左前肢は、左Aグループ「9」、左Bグループ「3310」、左Cグループ「15」であり、右A〜右Cグループは「0」である。左後肢は、左Aグループ「1」、左Bグループ「3105」、左Cグループ「41」であり、右A〜右Cグループは「0」である。右後肢は、右Aグループ「16」、右Bグループ「3082」、右Cグループ「0」であり、左A〜左Cグループは「0」である。なお、第2判定部133は、分類した結果を分析データとして分析データ記憶部122に記憶する。
第2判定部133は、表35の例では、左後肢の左Cグループであるグループ36を、第1条件を満たすグループとして抽出する。また、第2判定部133は、表35の例では、右前肢のグループ37a,37cと、左後肢のグループ38a,38cと、右後肢のグループ39a,39cとを第2条件を満たすグループとして抽出する。
次に、第2判定部133は、第1条件または第2条件を満たすグループを抽出したか否かを判定する。第2判定部133は、第1条件または第2条件を満たすグループを抽出していないと判定した場合には、跛行肢は未検出と判定し、未検出である判定結果を表示部111に表示する。
第2判定部133は、第1条件または第2条件を満たすグループを抽出したと判定した場合には、抽出した肢ごとのグループと、跛行肢判定表とに基づいて、跛行肢を判定する。第2判定部133は、跛行肢の判定結果を表示部111に表示する。
ここで、図13を用いて跛行肢判定表について説明する。図13は、跛行肢判定表の一例を示す図である。図13に示す跛行肢判定表40は、各跛行肢に対応するように、跛行肢の着地時に各肢への影響の有無を示す表41と、跛行肢と他の肢の着地時の挙動変化を示す表42とを有する。跛行肢判定表40は、前後方向の加速度の増加または減少傾向と跛行肢との関係を表す判定表の一例である。例えば、跛行肢判定表40の1列目では、跛行肢が右前である場合に、着地時に影響のある肢は、右後は影響無し、左前および左後は影響ありである。また、跛行肢判定表40の1列目では、跛行肢である右前着地時には、通常発生する後方加速度が減少する。右後着地時には、通常の前方加速度が発生する。左前着地時には、影響はあるが軽微であるので通常の後方加速度が発生する。左後着地時には、左後が跛行肢(右前)の次に着地する肢であり、痛む肢を庇うため急いで肢を着地するので、通常発生する前方加速度が減少する。跛行肢判定表40は、以下、2列目〜4列目も同様に、それぞれ跛行肢と着地時の挙動変化が現れる肢との関係を示している。
例えば、図12で抽出したグループ36,37a,37c,38a,38c,39a,39cを、図13に示す跛行肢判定表40に当てはめてみる。第2判定部133は、第1条件を満たすグループ36が左後着地時のCグループであり、着地タイミングに対応する面積が小さい、つまり前後加速度が通常より減少していることを示すので、跛行肢は右前または左後であると判定する。第2条件を満たすグループ37a,37cは、右前着地時のAおよびCグループであり、着地タイミングに対応する面積がAB間の閾値より大きい場合がなくBC間の閾値より小さい場合が通常の範囲であることを示す。従って、第2判定部133は、グループ37a,37cから、跛行肢は右前であると判定する。
グループ38a,38cは、左後着地時のAおよびCグループであり、着地タイミングに対応する面積がAB間の閾値より大きい場合が少なくBC間の閾値より小さい場合が多いことを示す。従って、第2判定部133は、グループ38a,38cから、跛行肢は右前または左後であると判定する。なお、グループ38cは、グループ36と同じグループであるが、第2条件の判定ではグループ38a,38cの組で判定するため、別の符号としている。
グループ39a,39cは、右後着地時のAおよびCグループであり、着地タイミングに対応する面積がAB間の閾値より大きい場合が通常の範囲でありBC間の閾値より小さい場合がないことを示す。従って、第2判定部133は、グループ39a,39cから、前方加速度が減少している場合がないので、右後および左前は跛行肢ではないと判定する。第2判定部133は、グループ36,37a,37c,38a,38c,39a,39cの判定結果のうち、最も判定結果の数が多い右前を跛行肢と判定する。
なお、図13に示す跛行肢判定表40の2列目の右前着地時、および、4列目の左前着地時には、通常では後方加速度が発生するところ、前方加速度が発生している。この条件に当てはまる場合、第2判定部133は、右前着地時の前方加速度の発生は、右後が跛行肢と判定し、左前着地時の前方加速度発生は、左後が跛行肢と判定してもよい。また、跛行肢判定表40の1列目では、右前着地時および左後着地時のうち、1つまたは複数の条件を満たす場合に、右前肢が跛行肢であると判定してもよい。また、跛行肢判定表40の3列目では、右後着地時および左前着地時のうち、1つまたは複数の条件を満たす場合に、左前肢が跛行肢であると判定してもよい。
言い換えると、第2判定部133は、判定された肢の着地タイミングに対応する前後方向の加速度の値に基づいて、肢の故障の有無を判定する。また、第2判定部133は、判定された各肢の着地タイミングに対応する前後方向の加速度の値に基づいて、各肢の故障の有無を判定する。また、第2判定部133は、複数の着地タイミング間における、前後方向の加速度のグラフの各面積を、肢ごとに複数のグループに分類し、最大値側および最小値側のグループに分類された着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する。また、第2判定部133は、複数の着地タイミング間における、前後方向の加速度のグラフの各プロット値の数を、肢ごとに複数のグループに分類し、最大値側および最小値側のグループに分類された着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する。また、第2判定部133は、前後方向の加速度の増加または減少傾向と跛行肢との関係を表す判定表を用いて、着地タイミング間の数で表される前後方向の加速度の増加または減少傾向から、跛行肢を判定する。
ここで、図14を用いて前後加速度の波形の比較について説明する。図14は、前後加速度の波形の比較の一例を示す図である。図14の例では、怪我をしていない馬のグラフ50は、一定のリズムで繰り返すような波形であるのに対し、怪我をしている馬のグラフ51は、一定のリズムが崩れている波形となっている。このように、馬が怪我をしている場合には、前後加速度の波形が乱れることになる。なお、図14の例では、グラフ50の馬とグラフ51の馬は別の個体であるので、前後加速度の数値の範囲が異なるのは個体差である。
次に、実施例の故障検出装置100の動作について説明する。図15は、実施例の故障検出処理の一例を示すフローチャートである。
受付部131は、胸前センサ10から測定データを受信して受け付ける(ステップS1)。受付部131は、受け付けた測定データを測定データ記憶部121に記憶する。受付部131は、測定データを測定データ記憶部121に記憶すると、着地タイミング判定指示を第1判定部132に出力する。
第1判定部132は、受付部131から着地タイミング判定指示が入力されると、測定データ記憶部121を参照し、測定データに基づいて、各肢の着地タイミングおよび肢の左右を求める(ステップS2)。第1判定部132は、各肢の着地タイミングの情報を第2判定部133に出力する。
第2判定部133は、第1判定部132から各肢の着地タイミングの情報が入力されると、測定データ記憶部121を参照し、各肢の着地タイミングに対応する前後加速度に基づく値を算出する。第2判定部133は、各肢の着地タイミングに対応する前後加速度に基づく値を肢ごとにA,B,Cの各グループに分類する(ステップS3)。
第2判定部133は、各肢の着地タイミングに対応する前後加速度に基づく値を各グループに分類すると、AグループおよびCグループの各グループに属する数に基づいて、第1条件または第2条件を満たすグループを肢ごとに抽出する(ステップS4)。第2判定部133は、第1条件または第2条件を満たすグループを抽出したか否かを判定する(ステップS5)。
第2判定部133は、第1条件または第2条件を満たすグループを抽出していないと判定した場合には(ステップS5:否定)、跛行肢は未検出と判定する(ステップS6)。第2判定部133は、未検出である判定結果を表示部111に表示する(ステップS8)。
一方、第2判定部133は、第1条件または第2条件を満たすグループを抽出したと判定した場合には(ステップS5:肯定)、抽出した肢ごとのグループと、跛行肢判定表とに基づいて、跛行肢を判定する(ステップS7)。第2判定部133は、跛行肢の判定結果を表示部111に表示する(ステップS8)。これにより、故障検出装置100は、身体的負担をかけずに故障を検出できる。
なお、上記実施例では、馬の歩様に基づく上下加速度、左右加速度、前後加速度およびヨー軸角速度を用いて、跛行肢を判定して馬の肢の故障の有無を検出したが、これに限定されない。例えば、上下加速度および前後加速度を用いて、馬の前肢または後肢における故障の有無を検出するようにしてもよい。
また、上記実施例では、馬の常歩において肢の故障の有無を検出したが、これに限定されない。例えば、他の四肢動物であって馬の常歩と同様の四肢の着地順である動物であれば、当該動物の肢の故障の有無を検出することができる。
このように、故障検出装置100は、四肢動物の歩様に基づく測定データであって、上下方向の加速度と前後方向の加速度とを含む測定データを受け付ける。また、故障検出装置100は、受け付けた測定データの上下方向の加速度から肢の着地タイミングを判定する。また、故障検出装置100は、判定した肢の着地タイミングに対応する前後方向の加速度の値に基づいて、肢の故障の有無を判定する。その結果、故障検出装置100は、身体的負担をかけずに故障を検出できる。
また、故障検出装置100は、歩様が常歩である測定データを受け付ける。その結果、故障検出装置100は、身体的負担をかけない常歩において故障を検出できる。
また、故障検出装置100では、測定データは、さらに、ヨー軸の角速度を含む。また、故障検出装置100は、ヨー軸の角速度に基づいて肢の左右を判定し、上下方向の加速度に基づいて肢の前後を判定し、左右の前肢の着地タイミングに基づいて、左右の後肢の着地タイミングを判定する。また、故障検出装置100は、判定した各肢の着地タイミングに対応する前後方向の加速度の値に基づいて、各肢の故障の有無を判定する。その結果、故障検出装置100は、四肢のいずれの肢が故障しているかを判定できる。
また、故障検出装置100は、複数の着地タイミング間における、前後方向の加速度のグラフの各面積を、肢ごとに複数のグループに分類し、最大値側および最小値側のグループに分類された着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する。その結果、故障検出装置100は、四肢のいずれの肢が故障しているかを判定できる。
また、故障検出装置100は、複数の着地タイミング間における、前後方向の加速度のグラフの各プロット値の数を、肢ごとに複数のグループに分類する。また、故障検出装置100は、最大値側および最小値側のグループに分類された着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する。その結果、故障検出装置100は、四肢のいずれの肢が故障しているかを判定できる。
また、故障検出装置100は、前後方向の加速度の増加または減少傾向と跛行肢との関係を表す判定表を用いて、着地タイミング間の数で表される前後方向の加速度の増加または減少傾向から、跛行肢を判定する。その結果、故障検出装置100は、四肢のいずれの肢が故障しているかを判定できる。
また、図示した各部の各構成要素は、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各部の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況等に応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、受付部131と第1判定部132とを統合してもよい。また、図示した各処理は、上記の順番に限定されるものではなく、処理内容を矛盾させない範囲において、同時に実施してもよく、順序を入れ替えて実施してもよい。
さらに、各装置で行われる各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU(Micro Controller Unit)等のマイクロ・コンピュータ)上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよい。また、各種処理機能は、CPU(またはMPU、MCU等のマイクロ・コンピュータ)で解析実行されるプログラム上、またはワイヤードロジックによるハードウェア上で、その全部または任意の一部を実行するようにしてもよいことは言うまでもない。
ところで、上記の実施例で説明した各種の処理は、予め用意されたプログラムをコンピュータで実行することで実現できる。そこで、以下では、上記の実施例と同様の機能を有するプログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。図16は、四肢動物の故障検出プログラムを実行するコンピュータの一例を示す図である。
図16に示すように、コンピュータ200は、各種演算処理を実行するCPU201と、データ入力を受け付ける入力装置202と、モニタ203とを有する。また、コンピュータ200は、記憶媒体からプログラム等を読み取る媒体読取装置204と、各種装置と接続するためのインタフェース装置205と、他の情報処理装置等と有線または無線により接続するための通信装置206とを有する。また、コンピュータ200は、各種情報を一時記憶するRAM207と、ハードディスク装置208とを有する。また、各装置201〜208は、バス209に接続される。
ハードディスク装置208には、図1に示した受付部131、第1判定部132および第2判定部133の各処理部と同様の機能を有する四肢動物の故障検出プログラムが記憶される。また、ハードディスク装置208には、測定データ記憶部121、分析データ記憶部122、および、四肢動物の故障検出プログラムを実現するための各種データが記憶される。入力装置202は、例えば、コンピュータ200のユーザから操作情報等の各種情報の入力を受け付ける。モニタ203は、例えば、コンピュータ200のユーザに対して出力画面等の各種画面を表示する。媒体読取装置204は、記憶媒体から測定データを読み取る。インタフェース装置205は、例えば印刷装置等が接続される。通信装置206は、例えば、胸前センサ10と接続され、胸前センサ10と測定データ等の各種情報をやりとりする。
CPU201は、ハードディスク装置208に記憶された各プログラムを読み出して、RAM207に展開して実行することで、各種の処理を行う。また、これらのプログラムは、コンピュータ200を図1に示した受付部131、第1判定部132および第2判定部133として機能させることができる。
なお、上記の四肢動物の故障検出プログラムは、必ずしもハードディスク装置208に記憶されている必要はない。例えば、コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体に記憶されたプログラムを、コンピュータ200が読み出して実行するようにしてもよい。コンピュータ200が読み取り可能な記憶媒体は、例えば、CD−ROMやDVDディスク、USBメモリ等の可搬型記録媒体、フラッシュメモリ等の半導体メモリ、ハードディスクドライブ等が対応する。また、公衆回線、インターネット、LAN等に接続された装置にこの四肢動物の故障検出プログラムを記憶させておき、コンピュータ200がこれらから四肢動物の故障検出プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
1 故障検出システム
10 胸前センサ
11 通信部
12 センサ部
13 記憶部
14 制御部
100 故障検出装置
110 通信部
111 表示部
112 操作部
120 記憶部
121 測定データ記憶部
122 分析データ記憶部
130 制御部
131 受付部
132 第1判定部
133 第2判定部

Claims (6)

  1. 四肢動物の胸前の位置に取り付けられたセンサで測定された常歩に基づく測定データであって、前記四肢動物の胴体における上下方向の加速度と前後方向の加速度とヨー軸の角速度とを含む前記測定データを受け付ける受付部と、
    受け付けた前記測定データの前記上下方向の加速度に基づいて肢の着地タイミングおよび肢の前後を判定し、前記ヨー軸の角速度に基づいて肢の左右を判定し、左右の前肢の着地タイミングに基づいて、左右の後肢の着地タイミングを判定する第1判定部と、
    判定された肢の着地タイミングに基づいて、複数の着地タイミング間における、前記前後方向の加速度に基づく値を、肢ごとに複数のグループに分類し、最大値側および最小値側のグループに分類された前記着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する第2判定部と、
    を有することを特徴とする四肢動物の故障検出装置。
  2. 前記前後方向の加速度に基づく値は、前記前後方向の加速度のグラフの各面積である、
    ことを特徴とする請求項に記載の四肢動物の故障検出装置。
  3. 前記前後方向の加速度に基づく値は、前記前後方向の加速度のグラフの各プロット値の数である、
    ことを特徴とする請求項に記載の四肢動物の故障検出装置。
  4. 前記第2判定部は、前記前後方向の加速度の増加または減少傾向と跛行肢との関係を表す判定表を用いて、前記着地タイミング間の数で表される前記前後方向の加速度の増加または減少傾向から、前記跛行肢を判定する、
    ことを特徴とする請求項またはに記載の四肢動物の故障検出装置。
  5. 四肢動物の胸前の位置に取り付けられたセンサで測定された常歩に基づく測定データであって、前記四肢動物の胴体における上下方向の加速度と前後方向の加速度とヨー軸の角速度とを含む前記測定データを受け付け、
    受け付けた前記測定データの前記上下方向の加速度に基づいて肢の着地タイミングおよび肢の前後を判定し、前記ヨー軸の角速度に基づいて肢の左右を判定し、左右の前肢の着地タイミングに基づいて、左右の後肢の着地タイミングを判定し、
    判定された肢の着地タイミングに基づいて、複数の着地タイミング間における、前記前後方向の加速度に基づく値を、肢ごとに複数のグループに分類し、最大値側および最小値側のグループに分類された前記着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する、
    処理をコンピュータが実行することを特徴とする四肢動物の故障検出方法。
  6. 四肢動物の胸前の位置に取り付けられたセンサで測定された常歩に基づく測定データであって、前記四肢動物の胴体における上下方向の加速度と前後方向の加速度とヨー軸の角速度とを含む前記測定データを受け付け、
    受け付けた前記測定データの前記上下方向の加速度に基づいて肢の着地タイミングおよび肢の前後を判定し、前記ヨー軸の角速度に基づいて肢の左右を判定し、左右の前肢の着地タイミングに基づいて、左右の後肢の着地タイミングを判定し、
    判定された肢の着地タイミングに基づいて、複数の着地タイミング間における、前記前後方向の加速度に基づく値を、肢ごとに複数のグループに分類し、最大値側および最小値側のグループに分類された前記着地タイミング間の数に基づいて、各肢の故障の有無を判定する、
    処理をコンピュータに実行させることを特徴とする四肢動物の故障検出プログラム。
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