JP6885056B2 - Information processing system, information processing device, and information processing method - Google Patents
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Description
本発明は、情報処理システム、情報処理装置、及び情報処理方法に関する。 The present invention relates to an information processing system, an information processing device, and an information processing method.
近年、クラウドコンピューティング等により多種多様な外部サービスが提供されるようになった。例えば、ユーザにより指定された電子データを外部のストレージに保管する外部サービス等が知られている。 In recent years, a wide variety of external services have come to be provided by cloud computing and the like. For example, an external service that stores electronic data specified by a user in an external storage is known.
また、予め定義された事務フローモデルに基づき、各種処理を実行するコンポーネントを制御するための事務フローを生成する技術が知られている（例えば特許文献１参照）。このような技術では、生成された事務フローによりコンポーネントが組み合わされて、事務処理を実現する一連の処理が実行される。 Further, there is known a technique for generating a business flow for controlling a component that executes various processes based on a predefined business flow model (see, for example, Patent Document 1). In such a technique, components are combined by a generated business flow to execute a series of processes for realizing paperwork.
しかしながら、上記の従来技術では、一連の処理において、１以上の処理の繰り返し（反復）が含まれる場合には、当該一連の処理を実行することができない場合があった。例えば、あるコンポーネントの処理結果に応じて、当該１以上の処理の繰り返し回数が動的に異なるようにすることはできなかった。 However, in the above-mentioned prior art, when a series of processes includes repetition (repetition) of one or more processes, the series of processes may not be executed. For example, it is not possible to dynamically change the number of repetitions of the one or more processes according to the processing result of a certain component.
本発明の一実施形態は、上記の点に鑑みてなされたもので、反復が含まれる一連の処理を実行することを目的とする。 One embodiment of the present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to execute a series of processes including repetition.
上記目的を達成するため、本発明の一実施形態は、１以上の情報処理装置を含み、所定の処理をそれぞれ実行する複数のプログラムを有する情報処理システムであって、電子データを用いた一連の処理毎に、該一連の処理のそれぞれの処理を実行する１以上の前記プログラムを識別する第１のプログラム識別情報と、１以上の前記プログラムの第１の実行順とが定義されたフロー情報を、該フロー情報を識別するフロー識別情報とを関連付けて記憶する記憶手段と、前記情報処理システムに接続される１以上の機器のうちの一の機器から、前記一連の処理に用いられる電子データに関する情報と、前記フロー識別情報とを受信する受信手段と、前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手段により受信された前記フロー識別情報と関連付けて記憶されているフロー情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された前記フロー情報に定義されている前記第１のプログラム識別情報により識別される前記プログラムそれぞれを、前記フロー情報に定義されている前記第１の実行順に従って実行させることで、前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた一連の処理を実行する実行手段とを有し、前記実行手段は、前記一連の処理に１以上の処理の繰り返しが含まれる場合、該繰り返しの条件に応じて、前記１以上の処理を繰り返し実行する。 In order to achieve the above object, one embodiment of the present invention is an information processing system including one or more information processing devices and having a plurality of programs that execute predetermined processes, respectively, and is a series of information processing systems using electronic data. For each process, the flow information in which the first program identification information that identifies one or more programs that execute each process of the series of processes and the first execution order of one or more programs are defined. The electronic data used in the series of processes from the storage means for storing the flow identification information for identifying the flow information in association with the flow identification information and one of the one or more devices connected to the information processing system. Acquires the flow information stored in association with the flow identification information received by the receiving means among the receiving means for receiving the information and the flow identification information and the flow information stored in the storage means. The acquisition means to be processed and the program identified by the first program identification information defined in the flow information acquired by the acquisition means are respectively defined in the first execution order defined in the flow information. By executing according to the above, the execution means has an execution means for executing a series of processes using the electronic data based on the information about the electronic data, and the execution means includes the repetition of one or more processes in the series of processes. In the case, the above-mentioned one or more processes are repeatedly executed according to the repeating conditions.
本発明の実施の形態によれば、反復が含まれる一連の処理を実行することができる。 According to embodiments of the present invention, a series of processes including iterations can be performed.
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。 Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
［第一の実施形態］
＜システム構成＞
まず、本実施形態に係る情報処理システム１のシステム構成について、図１を参照しながら説明する。図１は、本実施形態に係る情報処理システム１の一例のシステム構成を示す図である。
[First Embodiment]
<System configuration>
First, the system configuration of the
図１に示す情報処理システム１は、サービス提供システム１０と、機器２０と、外部ストレージシステム３０とを含み、インターネット等の広域的なネットワークＮ１を介して通信可能に接続されている。
The
サービス提供システム１０は、一台以上の情報処理装置で実現され、ネットワークＮ１を介して、クラウドサービス等の外部サービスと連携した一連の処理により実現される各種のサービスを提供する。
The
本実施形態に係るサービス提供システム１０が提供するサービスの具体例については後述する。なお、以降では、一連の処理を「処理フロー」とも表す。
A specific example of the service provided by the
なお、本実施形態では、外部サービスの具体例としてクラウドサービスを採用して説明するが、これに限られない。本実施形態は、例えば、ＡＳＰ（Application Service Provider）によって提供されるサービスやＷｅｂサービス等のネットワークを介して提供される各種の外部サービスに関して適用されても良い。 In the present embodiment, a cloud service will be adopted as a specific example of the external service, but the description is not limited to this. This embodiment may be applied to, for example, various external services provided via a network such as a service provided by an ASP (Application Service Provider) or a Web service.
機器２０は、ユーザが使用する各種の電子機器である。すなわち、機器２０は、例えば、ＭＦＰ（Multifunction Peripheral）等の画像形成装置、ＰＣ（パーソナルコンピュータ）、プロジェクタ、電子黒板、デジタルカメラ等である。ユーザは、機器２０を用いて、サービス提供システム１０が提供する各種のサービスを利用することができる。
The
なお、以降では、複数の機器２０について、各々を区別するときは、「機器２０１」、「機器２０２」等と添え字を用いて記載する。
In the following, a plurality of
外部ストレージシステム３０は、ネットワークＮ１を介してストレージサービス（又はオンラインストレージ）と呼ばれるクラウドサービスを提供するコンピュータシステムである。ストレージサービスとは、外部ストレージシステム３０のストレージの記憶領域を貸し出すサービスである。
The
なお、以降では、複数の外部ストレージシステム３０について、各々を区別するときは、「外部ストレージシステム３０１」、「外部ストレージシステム３０２」等と添え字を用いて記載する。また、外部ストレージシステム３０１により提供されるストレージサービスの名称を「ストレージＡ」、外部ストレージシステム３０１により提供されるストレージサービスの名称を「ストレージＢ」等とする。
In the following, when distinguishing each of the plurality of
なお、外部ストレージシステム３０は、複数台の情報処理装置によって実現されるシステムであっても良い。
The
また、図１に示す情報処理システム１の構成は一例であって、他の構成であっても良い。例えば、本実施形態に係る情報処理システム１には、電子データの入力及び出力の少なくとも一方を行う各種機器が含まれ、これらの機器がサービス提供システム１０により提供される各種サービスを利用しても良い。
Further, the configuration of the
＜ハードウェア構成＞
次に、本実施形態に係る情報処理システム１に含まれるサービス提供システム１０のハードウェア構成について、図２を参照しながら説明する。図２は、本実施形態に係るサービス提供システム１０の一例のハードウェア構成を示す図である。
<Hardware configuration>
Next, the hardware configuration of the
図２に示すサービス提供システム１０は、入力装置１１と、表示装置１２と、外部Ｉ／Ｆ１３と、ＲＡＭ（Random Access Memory）１４とを有する。また、サービス提供システム１０は、ＲＯＭ（Read Only Memory）１５と、ＣＰＵ（Central Processing Unit）１６と、通信Ｉ／Ｆ１７と、ＨＤＤ（Hard Disk Drive）１８とを有する。これらの各ハードウェアは、それぞれがバスＢで接続されている。
The
入力装置１１は、キーボードやマウス、タッチパネル等を含み、ユーザが各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置１２は、ディスプレイ等を含み、サービス提供システム１０による処理結果を表示する。なお、入力装置１１及び表示装置１２の少なくとも一方は、必要なときにサービス提供システム１０に接続して利用する形態であっても良い。
The
通信Ｉ／Ｆ１７は、サービス提供システム１０をネットワークＮ１に接続するインタフェースである。これにより、サービス提供システム１０は、通信Ｉ／Ｆ１７を介して通信を行うことができる。
The communication I /
ＨＤＤ１８は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。ＨＤＤ１８に格納されるプログラムやデータには、サービス提供システム１０全体を制御する基本ソフトウェアであるＯＳ（Operating System）、ＯＳ上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェア等がある。
The
なお、サービス提供システム１０は、ＨＤＤ１８に代え、記憶媒体としてフラッシュメモリを用いるドライブ装置（例えばソリッドステートドライブ：ＳＳＤ）を利用するものであっても良い。また、ＨＤＤ１８は、格納しているプログラムやデータを所定のファイルシステム及び／又はＤＢにより管理している。
The
外部Ｉ／Ｆ１３は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体１３ａ等がある。これにより、サービス提供システム１０は、外部Ｉ／Ｆ１３を介して記録媒体１３ａの読み取りや書き込みを行うことができる。記録媒体１３ａには、フレキシブルディスク、ＣＤ、ＤＶＤ、ＳＤメモリカード、ＵＳＢメモリ等がある。
The external I /
ＲＯＭ１５は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリである。ＲＯＭ１５には、サービス提供システム１０の起動時に実行されるＢＩＯＳ（Basic Input/Output System）、ＯＳ設定、及びネットワーク設定等のプログラムやデータが格納されている。ＲＡＭ１４は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
The
ＣＰＵ１６は、ＲＯＭ１５やＨＤＤ１８等の記憶装置からプログラムやデータをＲＡＭ１４上に読み出し、処理を実行することで、サービス提供システム１０全体の制御や機能を実現する演算装置である。
The
本実施形態に係るサービス提供システム１０は、図２に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
By having the hardware configuration shown in FIG. 2, the
次に、本実施形態に係る情報処理システム１に含まれる機器２０が画像形成装置である場合のハードウェア構成について、図３を参照しながら説明する。図３は、本実施形態に係る機器２０の一例のハードウェア構成を示す図である。
Next, a hardware configuration when the
図３に示す機器２０は、コントローラ２１と、操作パネル２２と、外部Ｉ／Ｆ２３と、通信Ｉ／Ｆ２４と、プリンタ２５と、スキャナ２６とを有する。また、コントローラ２１は、ＣＰＵ３１と、ＲＡＭ３２と、ＲＯＭ３３と、ＮＶＲＡＭ３４と、ＨＤＤ３５とを有する。
The
ＲＯＭ３３は、各種プログラムやデータを格納している不揮発性の半導体メモリである。ＲＡＭ３２は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。ＮＶＲＡＭ３４は、例えば設定情報等を格納している。また、ＨＤＤ３５は、各種プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。
The
ＣＰＵ３１は、ＲＯＭ３３やＮＶＲＡＭ３４、ＨＤＤ３５等からプログラムやデータ、設定情報等をＲＡＭ３２上に読み出し、処理を実行することで、機器２０全体の制御や機能を実現する演算装置である。
The
操作パネル２２は、ユーザからの入力を受け付ける入力部と、表示を行う表示部とを備えている。外部Ｉ／Ｆ２３は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体２３ａ等がある。これにより、機器２０は、外部Ｉ／Ｆ２３を介して記録媒体２３ａの読み取り及び／又は書き込みを行うことができる。なお、記録媒体２３ａには、例えば、ＩＣカード、フレキシブルディスク、ＣＤ、ＤＶＤ、ＳＤメモリカード、ＵＳＢメモリ等がある。
The
通信Ｉ／Ｆ２４は、機器２０をネットワークに接続するインタフェースである。これにより、機器２０は、通信Ｉ／Ｆ２４を介して通信を行うことができる。プリンタ２５は、印刷データを印刷する印刷装置である。スキャナ２６は、原稿を読み取って電子ファイル（画像ファイル）を生成する読取装置である。
The communication I /
本実施形態に係る機器２０は、図３に示すハードウェア構成を有することにより、後述するような各種処理を実現できる。
The
＜サービス提供システムが提供するサービス＞
ここで、本実施形態に係るサービス提供システム１０が提供するサービスについて説明する。なお、以降では、機器２０が画像形成装置であるものとして説明する。
<Services provided by the service provision system>
Here, the service provided by the
本実施形態に係るサービス提供システム１０は、例えば、外部ストレージシステム３０における電子ファイルの格納先リストを取得した上で、当該リストに基づいて取得した電子ファイルをＯＣＲ（Optical Character Recognition）処理して、メール配信するサービスを提供する。
The
本実施形態に係るサービス提供システム１０は、上述したサービス（以降では、「ＯＣＲ配信１」サービス、又は、単に「ＯＣＲ配信１」とも表す。）を提供するものとして説明する。
The
ただし、サービス提供システム１０により提供されるサービスは、これに限られない。例えば、サービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０における電子ファイルの格納先リストを取得した上で、当該リストに基づいて取得した電子ファイルを編集（例えば、所定の情報の追加や削除等）して、メール配信するサービスを提供しても良い。
However, the service provided by the
また、例えば、サービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０における電子ファイルの格納先リストを取得した上で、当該リストに基づいて取得した電子ファイルを圧縮して、メール配信するサービスを提供しても良い。
Further, for example, the
このように、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０と連携した各種のサービスを提供する。
As described above, the
＜機能構成＞
次に、本実施形態に係る情報処理システム１の機能構成について、図４を参照しながら説明する。図４は、本実施形態に係る情報処理システム１の一例の機能構成を示す図である。
<Functional configuration>
Next, the functional configuration of the
図４に示す機器２０は、例えばＣＰＵ３１等により実行されるブラウザ２１０を有する。機器２０のユーザは、ブラウザ２１０を介して、サービス提供システム１０が提供するサービスを利用することができる。このように、本実施形態に係る機器２０は、ブラウザ２１０が搭載されていれば良い。
The
図４に示すサービス提供システム１０は、入出力サービス処理部１１０と、Ｗｅｂサービス処理部１２０と、ドキュメントサービス部１３０と、外部サービス連携部１４０とを有する。これら各部は、サービス提供システム１０にインストールされた１以上のプログラムが、ＣＰＵ１６に実行させる処理により実現される。
The
また、図４に示すサービス提供システム１０は、アプリ情報記憶部１５０と、画面情報記憶部１６０と、リソース管理情報記憶部１７０とを有する。これら各記憶部は、ＨＤＤ１８により実現可能である。なお、アプリ情報記憶部１５０、画面情報記憶部１６０、及びリソース管理情報記憶部１７０の少なくとも１つの記憶部が、サービス提供システム１０とネットワークＮ１を介して接続される記憶装置等により実現されていても良い。
Further, the
入出力サービス処理部１１０は、サービス提供システム１０が提供するサービスに関する処理を行う。ここで、入出力サービス処理部１１０は、アプリ管理部１１１と、ロジック処理部１１２と、データＩ／Ｆ部１１３とを有する。
The input / output
アプリ管理部１１１は、アプリ情報記憶部１５０に記憶されているアプリ情報１０００を管理する。なお、アプリ情報１０００とは、各種のサービスを提供するアプリケーションである。すなわち、サービス提供システム１０が提供する各種のサービスは、アプリ情報１０００により提供される。
The
また、アプリ管理部１１１は、ロジック処理部１１２からの要求に応じて、アプリ情報１０００に含まれる処理フロー情報１１００を返信する。なお、処理フロー情報１１００は、アプリ情報１０００により提供されるサービスを実現する一連の処理（以降では、一連の処理を「処理フロー」とも表す。）が定義された情報である。
Further, the
ロジック処理部１１２は、Ｗｅｂサービス処理部１２０からの要求に応じて、アプリ管理部１１１から処理フロー情報１１００を取得する。そして、ロジック処理部１１２は、取得した処理フロー情報１１００に基づいて、サービスを実現する処理フローを実行する。これにより、本実施形態に係る情報処理システム１では、サービス提供システム１０により各種のサービスが提供される。なお、ロジック処理部１１２の詳細については後述する。
The
データＩ／Ｆ部１１３は、Ｗｅｂサービス処理部１２０やロジック処理部１１２からの要求に応じて、外部サービス連携部１４０のデータ処理部１４２に各種の要求を行う。例えば、データＩ／Ｆ部１１３は、外部サービス連携部１４０のデータ処理部１４２に、電子ファイルの格納先の一覧（すなわち、電子ファイルの格納先リスト）を示すファイル一覧の取得要求を行う。
The data I /
Ｗｅｂサービス処理部１２０は、ブラウザ２１０からの要求に応じて、画面情報記憶部１６０に記憶されている画面情報２０００を返信する。なお、画面情報２０００は、ブラウザ２１０に表示される画面を定義した情報であり、例えばＨＴＭＬ（HyperText Markup Language）やＣＳＳ（Cascading Style Sheets）等の形式で定義されている。
The Web
これにより、機器２０の操作パネル２２には、ブラウザ２１０により、サービス提供システム１０が提供するサービスを選択するためのサービス一覧画面や、サービスを利用するためのサービス画面等が表示される。
As a result, the
また、Ｗｅｂサービス処理部１２０は、ブラウザ２１０からの要求に応じて、入出力サービス処理部１１０に各種の要求を行う。例えば、Ｗｅｂサービス処理部１２０は、ブラウザ２１０からの要求に応じて、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローの実行要求を、入出力サービス処理部１１０のロジック処理部１１２に行う。
Further, the Web
ドキュメントサービス部１３０は、処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（処理フロー）に含まれる処理を実行する。ここで、ドキュメントサービス部１３０は、メール配信部１３１と、ＯＣＲ処理部１３２とを有する。
The
メール配信部１３１は、電子ファイルを添付したメールを作成して、当該メールを指定されたメールアドレス宛に配信する。ＯＣＲ処理部１３２は、電子ファイルをＯＣＲ処理する。
The
なお、ドキュメントサービス部１３０は、例えば、電子ファイルのデータ形式を所定のデータに変換するデータ変換部、電子ファイルを圧縮又は解凍する圧縮・解凍部等を有していても良い。
The
このように、ドキュメントサービス部１３０には、一連の処理（処理フロー）に含まれる処理を実行する種々の機能部が含まれる。したがって、ドキュメントサービス部１３０は、これら種々の機能を提供するプログラム（モジュール）群により実現される。
As described above, the
外部サービス連携部１４０は、ロジック処理部１１２やデータＩ／Ｆ部１１３からの要求に応じて、外部ストレージシステム３０に各種の要求を行う。
The external
本実施形態に係るサービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０毎に、当該外部ストレージシステム３０に対応する外部サービス連携部１４０を有する。すなわち、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０１に各種の要求を行うための外部サービス連携部１４０１、外部ストレージシステム３０２に各種の要求を行うための外部サービス連携部１４０２等を有する。
The
このように、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、当該サービス提供システム１０と連携して処理を行う外部ストレージシステム３０毎に、それぞれ対応する外部サービス連携部１４０を有する。なお、以降では、複数の外部サービス連携部１４０について、各々を区別するときは、上記のように、「外部サービス連携部１４０１」、「外部サービス連携部１４０２」等と添え字を用いて記載する。
As described above, the
ここで、外部サービス連携部１４０は、ロジック処理部１１２からの要求を受信するファイル処理部１４１と、データＩ／Ｆ部１１３からの要求を受信するデータ処理部１４２とを有する。
Here, the external
ファイル処理部１４１は、外部ストレージシステム３０に保存されている電子ファイルに対する操作（例えば、取得、保存、編集等）を行うためのＡＰＩ（Application Programming Interface）が定義された共通Ｉ／Ｆ１４１１及び固有Ｉ／Ｆ１４１２を有する。
The
共通Ｉ／Ｆ１４１１は、複数の外部ストレージシステム３０間で共通に利用できるＡＰＩであり、例えば図５（ａ）に示すＡＰＩが挙げられる。すなわち、ファイル処理部１４１の共通Ｉ／Ｆ１４１１は、全ての外部ストレージシステム３０が利用できるファイル操作に関する機能（例えば、電子ファイルの取得、保存等）を利用するためのＡＰＩ群である。
The common I /
一方、固有Ｉ／Ｆ１４１２は、特定の外部ストレージシステム３０において利用できるＡＰＩであり、例えば図５（ｂ）に示すＡＰＩが挙げられる。すなわち、ファイル処理部１４１の固有Ｉ／Ｆ１４１２は、特定の外部ストレージシステム３０において利用できるファイル操作に関する機能（例えば、電子ファイルの編集等）を利用するためのＡＰＩ群である。
On the other hand, the unique I /
したがって、共通Ｉ／Ｆ１４１１は、全ての外部サービス連携部１４０に対して同様に定義される。一方で、固有Ｉ／Ｆ１４１２は、当該固有Ｉ／Ｆ１４１２で定義されるＡＰＩが利用可能な特定の外部ストレージシステム３０に対応する外部サービス連携部１４０に対して定義される。
Therefore, the common I /
また、データ処理部１４２は、外部ストレージシステム３０に保存されている電子ファイルの書誌情報等のメタデータ（例えば、ファイル一覧やフォルダ一覧等）を取得等するためのＡＰＩが定義された共通Ｉ／Ｆ１４２１及び固有Ｉ／Ｆ１４２２を有する。
Further, the
共通Ｉ／Ｆ１４２１は、複数の外部ストレージシステム３０間で共通に利用できるＡＰＩであり、例えば図５（ｃ）に示すＡＰＩが挙げられる。すなわち、データ処理部１４２の共通Ｉ／Ｆ１４２１は、全ての外部ストレージシステム３０で利用できるメタデータ取得等の機能（例えば、ファイル一覧やフォルダ一覧の取得等）を利用するためのＡＰＩ群である。
The common I /
一方、固有Ｉ／Ｆ１４２２は、特定の外部ストレージシステム３０において利用できるＡＰＩであり、例えば図５（ｄ）に示すＡＰＩが挙げられる。すなわち、データ処理部１４２の固有Ｉ／Ｆ１４２２は、特定の外部ストレージシステム３０において利用できるメタデータ取得等の機能（例えば、画像ファイル一覧の取得等）を利用するためのＡＰＩ群である。
On the other hand, the unique I /
したがって、共通Ｉ／Ｆ１４２１は、全ての外部サービス連携部１４０に対して同様に定義される。一方で、固有Ｉ／Ｆ１４２２は、当該固有Ｉ／Ｆ１４２２で定義されるＡＰＩが利用可能な特定の外部ストレージシステム３０に対応する外部サービス連携部１４０に対して定義される。
Therefore, the common I /
このように、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、当該サービス提供システム１０と連携して処理を行う外部ストレージシステム３０毎に、それぞれの外部ストレージシステム３０に対応する外部サービス連携部１４０を有する。このため、例えば、サービス提供システム１０の連携先となる外部ストレージシステム３０を追加や削除（以降、「追加等）と表す。）する場合には、この外部ストレージシステム３０に対応する外部サービス連携部１４０を追加等すれば良い。
As described above, the
したがって、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、連携先となる外部ストレージシステム３０の追加等に伴う影響を局所化することができる。換言すれば、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、他の機能構成（例えば、入出力サービス処理部１１０やＷｅｂサービス処理部１２０等）に影響を与えることなく、連携先となる外部ストレージシステム３０の追加等を行うことができる。
Therefore, in the
このため、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、当該サービス提供システム１０の連携先となる外部ストレージシステム３０を追加等した場合における開発工数を削減することができる。なお、外部サービス連携部１４０の追加等は、ＳＤＫ（Software Development Kit）を用いて行うことができる。
Therefore, in the
また、外部サービス連携部１４０は、共通Ｉ／Ｆ１４１１と固有Ｉ／Ｆ１４１２とを異なるモジュール等により実現している。また、共通Ｉ／Ｆ１４１１と固有Ｉ／Ｆ１４１２で定義されるＡＰＩは、外部サービス名（ストレージサービス名）を指定することで利用することができる（すなわち、「外部サービス名」が可変部分となっている。）。
Further, the external
したがって、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、当該サービス提供システム１０の連携先となる外部ストレージシステム３０を追加する場合には、他の外部サービス連携部１４０に含まれる共通Ｉ／Ｆ１４１１を再利用することができる。換言すれば、連携先となる外部ストレージシステム３０を追加する場合には、固有Ｉ／Ｆ１４１２のみ開発すれば良い。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、連携先となる外部ストレージシステム３０を追加する場合における開発工数をさらに削減することができる。なお、このことは共通Ｉ／Ｆ１４２１と固有Ｉ／Ｆ１４２２に関しても同様である。
Therefore, in the
アプリ情報記憶部１５０は、アプリ情報１０００を記憶する。アプリ情報１０００は、当該アプリ情報１０００（アプリケーション）を一意に識別するアプリＩＤと関連付けてアプリ情報記憶部１５０に記憶されている。
The application
ここで、アプリ情報１０００には、処理フロー情報１１００が含まれる。例えば、「ＯＣＲ配信１」サービスを提供するアプリ情報１０００には、当該サービスを実現する一連の処理（処理フロー）が定義された処理フロー情報１１００が含まれる。なお、アプリ情報１０００には、２以上の処理フロー情報１１００が含まれていても良い。
Here, the
処理フロー情報１１００は、上述したように、アプリ情報１０００により提供されるサービスを実現する一連の処理（処理フロー）が定義された情報である。なお、処理フロー情報１１００の詳細については後述する。
As described above, the
画面情報記憶部１６０は、画面情報２０００を記憶する。画面情報２０００は、上述したように、ブラウザ２１０に表示される画面を定義した情報である。なお、アプリ情報１０００により提供されるサービスを利用するためのサービス画面の画面情報２０００は、当該アプリ情報１０００のアプリＩＤと関連付けて画面情報記憶部１６０に記憶されている。
The screen
リソース管理情報記憶部１７０は、処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（処理フロー）に含まれる各処理の処理結果等を管理するリソース管理情報１７０Ｄを記憶する。なお、リソース管理情報１７０Ｄの詳細については後述する。
The resource management
ここで、ロジック処理部１１２の詳細な機能構成について、図６を参照しながら説明する。図６は、本実施形態に係るロジック処理部１１２の一例の機能構成を示す図である。
Here, the detailed functional configuration of the
図６に示すロジック処理部１１２は、フロー実行部３０１と、コンポーネント管理部３０２と、コンポーネント群３０３と、型変換管理部３０４と、型変換群３０５と、リソース管理部３０６とを有する。また、ロジック処理部１１２は、型変換情報テーブル３０００を有する。
The
フロー実行部３０１は、Ｗｅｂサービス処理部１２０を介して、ブラウザ２１０から処理実行要求を受信すると、アプリ情報１０００に含まれる処理フロー情報１１００をアプリ管理部１１１から取得する。そして、フロー実行部３０１は、取得した処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（処理フロー）を実行する。
When the
ここで、処理フロー情報１１００に基づく一連の処理は、当該一連の処理に含まれる各処理を実行するためのコンポーネントを組み合わせることにより実行される。なお、コンポーネントは、所定の機能を提供するプログラムやモジュール等により実現され、例えばクラスや関数等で定義される。
Here, a series of processes based on the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントを管理する。コンポーネント管理部３０２は、フロー実行部３０１からの要求に応じて、コンポーネントを生成すると共に、生成したコンポーネントをフロー実行部３０１に返信する。なお、コンポーネントの生成とは、例えばクラスや関数等で定義されたコンポーネントを、メモリ（例えばＲＡＭ１４）上に展開することである。
The
コンポーネント群３０３は、コンポーネントの集合である。コンポーネント群３０３には、反復コンポーネント４０１と、リスト取得コンポーネント４０２と、メール配信コンポーネント４０３と、ファイル取得コンポーネント４０４と、ＯＣＲコンポーネント４０５とが含まれる。
The
反復コンポーネント４０１は、１以上の処理の反復を実現するためのコンポーネントである。すなわち、反復コンポーネント４０１は、１以上の処理を含む他の処理フローを繰り返し実行させることで、当該１以上の処理の反復を実現する。
The
リスト取得コンポーネント４０２は、指定された外部ストレージシステム３０から電子ファイルの格納先リストを取得するためのコンポーネントである。メール配信コンポーネント４０３は、指定されたメールアドレス宛にメール配信するためのコンポーネントである。
The
ファイル取得コンポーネント４０４は、外部ストレージシステム３０から電子ファイルを取得（ダウンロード）するためのコンポーネントである。ＯＣＲコンポーネント４０５は、電子ファイルをＯＣＲ処理するためのコンポーネントである。
The
なお、コンポーネント群３０３には、これら以外にも、例えば、電子ファイルの圧縮するための圧縮コンポーネント、電子ファイルのデータ形式を変換するためのコンポーネント等の各種のコンポーネントが含まれる。
In addition to these, the
また、コンポーネント群３０３に含まれる各コンポーネントは、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００を有する。コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００は、各コンポーネントに対して共通に定義されたＡＰＩであり、コンポーネントを生成するためのＡＰＩと、コンポーネントの処理を実行するためのＡＰＩとが含まれる。
Further, each component included in the
このように、各コンポーネントがコンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００を有することで、コンポーネントの追加等に伴う影響を局所化することができる。すなわち、例えば、フロー実行部３０１やコンポーネント管理部３０２等に影響を与えることなく、コンポーネントの追加等を行うことができる。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、所定の機能の追加等（すなわち、当該機能を実現する処理を実行するためのコンポーネントの追加等）に伴う開発工数を削減することができる。
In this way, since each component has a component common I /
なお、コンポーネント管理部３０２は、例えば、サービス提供システム１０の起動時に、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００により、コンポーネント群３０３に含まれる各コンポーネントを生成しても良い。
The
型変換管理部３０４は、データ型の型変換を管理する。ここで、各コンポーネントは、自身が扱えるデータ型が予め決まっている。したがって、型変換管理部３０４は、コンポーネントからの要求に応じて、例えば図７に示す型変換情報テーブル３０００を参照して、型変換群３０５に含まれる型変換を生成する。
The type
そして、型変換管理部３０４は、生成された型変換に型変換処理の実行を要求する。なお、型変換は、データ型の型変換処理を実行するプログラムやモジュール等により実現され、例えばクラスや関数等で定義される。また、型変換の生成とは、例えばクラスや関数等で定義された型変換を、メモリ（例えばＲＡＭ１４上）に展開することである。
Then, the type
なお、データ型には、例えば、ストリームデータを示すデータ型「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」、記憶装置等に格納されている電子ファイルのパス（アドレス）を示す「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」、及び電子ファイルの実体を示す「Ｆｉｌｅ」等が挙げられる。 The data types include, for example, the data type "InputStream" indicating stream data, "LocalFilePath" indicating the path (address) of an electronic file stored in a storage device, and "File" indicating the substance of the electronic file. And so on.
ここで、型変換情報テーブル３０００について、図７を参照しながら説明する。図７は、型変換情報テーブルの一例を示す図である。 Here, the type conversion information table 3000 will be described with reference to FIG. 7. FIG. 7 is a diagram showing an example of the type conversion information table.
図７に示す型変換情報テーブル３０００は、データ項目として、変換前のデータ型と、変換後のデータ型と、生成する型変換とを有する。すなわち、型変換情報テーブル３０００に格納されている型変換情報は、変換前のデータ型及び変換後のデータ型毎に、当該変換前のデータ型を、当該変換後のデータ型に変換するための型変換が関連付けられた情報である。 The type conversion information table 3000 shown in FIG. 7 has a data type before conversion, a data type after conversion, and a type conversion to be generated as data items. That is, the type conversion information stored in the type conversion information table 3000 is used to convert the data type before conversion into the data type after conversion for each of the data type before conversion and the data type after conversion. Information associated with type conversion.
型変換群３０５は、型変換の集合である。型変換群３０５には、データ型「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」を「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」に変換するための第１の型変換５０１が含まれる。なお、型変換群３０５には、これ以外にも、例えば、データ型「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」を「Ｆｉｌｅ」に変換するための第２の型変換等が含まれる。
The
また、型変換群３０５に含まれる各型変換は、型変換共通Ｉ／Ｆ５００を有する。型変換共通Ｉ／Ｆ５００は、各型変換に対して共通に定義されたＡＰＩであり、型変換を生成するためのＡＰＩと、型変換の型変換処理を実行するためのＡＰＩとが含まれる。
Further, each type conversion included in the
このように、各型変換が型変換共通Ｉ／Ｆ５００を有することで、型変換の追加等に伴う影響を局所化することができる。すなわち、例えば、型変換管理部３０４等に影響を与えることなく、型変換の追加等を行うことができる。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、型変換の追加等に伴う開発工数を削減することができる。
As described above, since each type conversion has the common I /
リソース管理部３０６は、リソース管理情報記憶部１７０に記憶されたリソース管理情報１７０Ｄを管理する。すなわち、リソース管理部３０６は、各コンポーネントからの要求に応じて、当該コンポーネントの処理結果を、リソース管理情報１７０Ｄとしてリソース管理情報記憶部１７０に記憶させる。
The
ここで、「ＯＣＲ配信１」サービスを提供するアプリ情報１０００に含まれる処理フロー情報１１００について、図８を参照しながら説明する。図８は、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローが定義された処理フロー情報１１００の一例を示す図である。
Here, the
図８に示す処理フロー情報１１００は、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する一連の処理（処理フロー）が定義された情報である。
The
図８に示す処理フロー情報１１００には、処理フロー情報１１００を一意に識別する識別情報を示すフローＩＤ１１０１と、処理フローに含まれる各処理の処理内容が定義されたフロー詳細１１０２とが含まれる。
The
フロー詳細１１０２には、処理フローに含まれる各処理をそれぞれ定義した処理定義１１１１〜１１１３が含まれる。各処理定義１１１１〜１１１３には、処理を実行するためのコンポーネントを示す「"component"」と、当該コンポーネントに対するパラメータを示す「"parameters"」とが含まれる。 The flow details 1102 includes process definitions 1111 to 1113 that define each process included in the process flow. Each process definition 1111-1113 includes "" component "" indicating a component for executing a process and "" parameters "" indicating a parameter for the component.
具体的には、処理定義１１１１の「"component"」には、リスト取得コンポーネント４０２により処理を実行することを示す「"getFileList"」が定義されている。また、「"parameters"」には、リスト取得コンポーネント４０２に対するパラメータ「"storage"」が定義されておいる。なお、パラメータ「"storage"」は、電子ファイルの格納先リストを取得する外部ストレージシステム３０の識別情報が定義されるパラメータである。
Specifically, in the "" component "" of the process definition 1111, a "" getFileList "" indicating that the process is executed by the
同様に、処理定義１１１３の「"component"」には、メール配信コンポーネント４０３により処理を実行することを示す「"sendMail"」が定義されている。また、「"parameters"」には、メール配信コンポーネント４０３に対するパラメータ「"to"」が定義されている。なお、パラメータ「"to"」は、メールの配信先となるメールアドレスが定義されるパラメータである。
Similarly, in the "" component "" of the
同様に、処理定義１１１２の「"component"」には、反復コンポーネント４０１により処理を実行することを示す「"iterate"」が定義されている。また、「"parameters"」には、反復コンポーネント４０１に対するパラメータ１１２１〜パラメータ１１２３が定義されている。
Similarly, in the "" component "" of the
ここで、パラメータ１１２１は、反復コンポーネント４０１が繰り返し実行させる他の処理フローのフローＩＤが定義されたパラメータである。また、パラメータ１１２２は、当該他の処理フローに含まれる各処理をそれぞれ定義した処理定義１１３１及び１１３２を含むフロー詳細が定義されたパラメータである。さらに、パラメータ１１２３は、当該他の処理フローを繰り返し実行させる回数（反復回数）が定義されたパラメータである。
Here, the
このように、反復コンポーネント４０１による処理を定義した処理定義１１１２には、繰り返し実行させる他の処理フローのフロー詳細と、当該他の処理フローを繰り返し実行させる回数とが定義されている。これにより、後述するように、反復コンポーネント４０１により、他の処理フローが繰り返し実行され、１以上の処理の反復を実現することができる。
As described above, in the
なお、図８に示す処理フロー情報１１００に定義された各処理の実行順は、上から順に実行される。すなわち、図８に示す処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（処理フロー）では、処理定義１１１１に定義された処理、処理定義１１１２に定義された処理、及び処理定義１１１３に定義された処理の順で実行される。ただし、これに限られず、処理フロー情報１１００には、例えば、各処理の実行順を示す情報が定義されていても良い。
The execution order of each process defined in the
ここで、図８に示す処理フロー情報１１００に基づく処理フロー（すなわち、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フロー）を、図９に示す。図９は、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローの一例を説明するための図である。なお、以降では、処理フロー情報１１００に基づく処理フローを「親フロー」、反復コンポーネント４０１により繰り返し実行させる他の処理フローを「子フロー」とも表す。
Here, a processing flow based on the
図９に示すように、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローでは、まず、リスト取得コンポーネント４０２により、外部ストレージシステム３０に格納されている電子ファイルの格納先リストが取得される。
As shown in FIG. 9, in the processing flow for realizing the “
次に、反復コンポーネント４０１により、格納先リストに含まれる格納先毎に、ファイル取得コンポーネント４０４による処理と、ＯＣＲコンポーネント４０５による処理とを繰り返し実行させる。これにより、格納先リストに含まれる格納先毎に、電子ファイルの取得（ダウンロード）及び当該電子ファイルのＯＣＲ処理が行われる。
Next, the
最後に、メール配信コンポーネント４０３により、ＯＣＲ処理後の電子ファイルがメール配信される。
Finally, the
このように、「ＯＣＲ配信１」サービスでは、親フローの反復コンポーネント４０１が子フロー（他の処理フロー）を繰り返し実行させることで、１以上の処理の反復を実現している。なお、子フローに反復コンポーネント４０１が含まれる場合には、他の処理フロー（孫フロー）を繰り返し実行させれば良い。
As described above, in the "
＜処理の詳細＞
次に、本実施形態に係る情報処理システム１の処理の詳細について説明する。
<Details of processing>
Next, the details of the processing of the
以降では、機器２０のユーザＵが、ブラウザ２１０を用いて、サービス提供システム１０により提供される「ＯＣＲ配信１」サービスを利用する場合の処理について、図１０を参照しながら説明する。図１０は、本実施形態に係る「ＯＣＲ配信１」サービスを利用する場合の全体処理の一例を示すシーケンス図である。
Hereinafter, the processing when the user U of the
ユーザＵは、機器２０のブラウザ２１０を用いて、アプリ情報１０００により提供されるサービスの一覧を表示させるための表示操作を行う（ステップＳ１００１）。
The user U uses the
機器２０のブラウザ２１０は、サービスの一覧を表示させるための表示操作を受け付けると、サービス一覧画面の取得要求を、サービス提供システム１０のＷｅｂサービス処理部１２０に送信する（ステップＳ１００２）。
When the
Ｗｅｂサービス処理部１２０は、サービス一覧画面の取得要求を受信すると、当該サービス一覧画面の画面情報２０００を画面情報記憶部１６０から取得する（ステップＳ１００３）。そして、Ｗｅｂサービス処理部１２０は、サービス一覧画面の画面情報２０００をブラウザ２１０に返信する。
When the Web
なお、サービス一覧画面の画面情報２０００には、サービス毎に、当該サービスを提供するアプリ情報１０００のアプリＩＤと、当該アプリ情報１０００に含まれる処理フロー情報１１００のフローＩＤとが含まれる。
The
機器２０のブラウザ２１０は、サービス一覧画面の画面情報２０００を受信すると、当該画面情報２０００に基づいて、例えば図１１（ａ）に示すサービス一覧画面４１００を操作パネル２２に表示させる（ステップＳ１００４）。
When the
図１１（ａ）に示すサービス一覧画面４１００には、サービス提供システム１０により提供されるサービス名の一覧であるサービス名一覧４１０１が含まれる。
The
次に、ユーザＵは、サービス一覧画面４１００のサービス名一覧４１０１から「ＯＣＲ配信１」を選択して、サービスの選択操作を行う（ステップＳ１００５）。
Next, the user U selects "
機器２０のブラウザ２１０は、サービスの選択操作を受け付けると、サービス画面の取得要求をＷｅｂサービス処理部１２０に送信する（ステップＳ１００６）。なお、当該取得要求には、ユーザＵにより選択された「ＯＣＲ配信１」サービスを提供するアプリ情報１０００のアプリＩＤが含まれる。
When the
Ｗｅｂサービス処理部１２０は、サービス画面の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるアプリＩＤに関連付けて画面情報記憶部１６０に記憶されている画面情報２０００（サービス画面の画面情報２０００）を取得する（ステップＳ１００７）。そして、Ｗｅｂサービス処理部１２０は、取得した画面情報２０００をブラウザ２１０に返信する。
When the Web
機器２０のブラウザ２１０は、サービス画面の画面情報２０００を受信すると、当該画面情報２０００に基づいて、例えば図１１（ｂ）に示すサービス画面４２００を操作パネル２２に表示させる（ステップＳ１００８）。
When the
図１１（ｂ）に示すサービス画面４２００は、ユーザＵにより選択された「ＯＣＲ配信１」サービスを利用するための画面である。図１１（ｂ）に示すサービス画面４２００には、ストレージ指定欄４２０１と、メールアドレス指定欄４２０２と、実行ボタン４２０３とが含まれる。
The
ここで、ストレージ指定欄４２０１は、電子ファイルの格納先リストを取得する外部ストレージシステム３０のストレージサービス名を指定する欄である。メールアドレス指定欄４２０２は、ＯＣＲ処理された電子ファイルをメール送信する宛先（メールアドレス）を指定する欄である。なお、サービス画面４２００には、例えば、ＯＣＲ処理された電子ファイルをＣＣやＢＣＣでメール送信する宛先を指定するためのＣＣ指定欄やＢＣＣ指定欄等が含まれていても良い。
Here, the
次に、ユーザＵは、サービス画面４２００において、ストレージ指定欄４２０１に所望のストレージサービス名を指定すると共に、メールアドレス指定欄４２０２に所望のメールアドレスを指定した上で、実行ボタン４２０３を押下する（ステップＳ１００９）。
Next, on the
ここで、以降では、ユーザＵにより、ストレージ指定欄４２０１に「ストレージＡ」が指定されると共に、メールアドレス指定欄４２０２にメールアドレス「ｈｏｇｅ＠ｆｕｇａ．ｃｏｍ」が指定された上で、実行ボタン４２０３が押下されたものとして説明する。
Here, thereafter, the user U specifies "storage A" in the
機器２０のブラウザ２１０は、実行ボタン４２０３の押下操作を受け付けると、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローの実行要求をＷｅｂサービス処理部１２０に送信する（ステップＳ１０１０）。
When the
なお、当該実行要求には、「ＯＣＲ配信１」サービスを提供するアプリ情報１０００のアプリＩＤと、当該サービスを実現するための処理フロー情報１１００のフローＩＤとが含まれる。また、当該実行要求には、サービス画面４２００においてユーザＵにより入力された入力情報（すなわち、ストレージサービス名及びメールアドレス）が含まれる。
The execution request includes an application ID of
Ｗｅｂサービス処理部１２０は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求を、入出力サービス処理部１１０のロジック処理部１１２に送信する（ステップＳ１０１１）。
When the Web
入出力サービス処理部１１０のロジック処理部１１２は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれるアプリＩＤ及びフローＩＤに対応する処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（すなわち、親フロー）を実行する（ステップＳ１０１２）。
When the
そして、ロジック処理部１１２は、当該一連の処理の処理結果を、Ｗｅｂサービス処理部１２０を介して、機器２０のブラウザ２１０に返信する。
Then, the
これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０において、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する一連の処理が実行され、機器２０に対して当該サービスが提供される。
As a result, in the
ここで、上記のステップＳ１０１２の処理フローの実行処理（親フローの実行処理）の詳細について、図１２を参照しながら説明する。図１２は、本実施形態に係る親フローの実行処理の一例を示すシーケンス図である。 Here, the details of the execution process (execution process of the parent flow) of the process flow in step S1012 will be described with reference to FIG. FIG. 12 is a sequence diagram showing an example of execution processing of the parent flow according to the present embodiment.
フロー実行部３０１は、処理フローの実行要求を受信すると、処理フロー情報の取得要求をアプリ管理部１１１に送信する（ステップＳ１２０１）。なお、当該取得要求には、Ｗｅｂサービス処理部１２０から受信した処理フローの実行要求に含まれるアプリＩＤと、フローＩＤとが含まれる。
When the
アプリ管理部１１１は、処理フロー情報の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるアプリＩＤ及びフローＩＤに対応する処理フロー情報１１００をアプリ情報記憶部１５０から取得する（ステップＳ１２０２）。そして、アプリ管理部１１１は、取得した処理フロー情報１１００をフロー実行部３０１に返信する。これにより、フロー実行部３０１には、図８に示す処理フロー情報１１００が返信される。
When the
フロー実行部３０１は、アプリ管理部１１１から処理フロー情報１１００を受信すると、当該処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ１２０３）。
When the
すなわち、フロー実行部３０１は、図８に示す処理フロー情報１１００の処理定義１１１１に含まれる「"component"」に定義されている「"getFileList"」に対応するリスト取得コンポーネント４０２の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、リスト取得コンポーネント４０２を生成する（ステップＳ１２０４）。なお、リスト取得コンポーネント４０２の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したリスト取得コンポーネント４０２をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、リスト取得コンポーネント４０２が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をリスト取得コンポーネント４０２に送信する（ステップＳ１２０５）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、データは、データ型「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」として、ブラウザ２１０から受信した入力情報（すなわち、ストレージサービス名「ストレージＡ」）である。すなわち、フロー実行部３０１は、ブラウザ２１０からデータ型「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」として渡された入力情報に含まれるストレージサービス名を、単に「データ」として（データ型を意識することなく）、リスト取得コンポーネント４０２に渡して処理の実行を要求する。本実施形態では、このようにデータ型を意識しない各種の情報（例えば、入力情報や電子ファイル等）を、単に「データ」と表す。
Here, the data is the input information (that is, the storage service name "storage A") received from the
また、パラメータ情報は、図８に示す処理フロー情報１１００の処理定義１１１１に含まれる「"parameters"」に定義されている「"storage":null」である。
Further, the parameter information is "" storage ": null" defined in "" parameters "" included in the processing definition 1111 of the
リスト取得コンポーネント４０２は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ１２０６）。そして、リスト取得コンポーネント４０２は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。
Upon receiving the component execution request, the
なお、ここで返信されるデータには、例えば、リスト取得コンポーネント４０２の実行処理が正常に終了したことを示す情報が含まれる。
The data returned here includes, for example, information indicating that the execution process of the
ここで、リスト取得コンポーネント４０２の実行処理について、図１３を参照しながら説明する。図１３は、本実施形態に係るリスト取得コンポーネント４０２の実行処理の一例を示すシーケンス図である。
Here, the execution process of the
まず、リスト取得コンポーネント４０２は、型変換要求を型変換管理部３０４に送信する（ステップＳ１３０１）。なお、当該型変換要求には、データと、リスト取得コンポーネント４０２が扱うことができるデータ型を示す「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」の指定とが含まれる。
First, the
型変換管理部３０４は、型変換要求を受信すると、当該型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するか否かをチェックする（ステップＳ１３０２）。
Upon receiving the type conversion request, the type
ここで、受信した型変換要求に含まれるデータのデータ型は「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」である一方、指定されたデータ型は「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」である。したがって、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致しないものと判断する。
Here, the data type of the data included in the received type conversion request is "InputStream", while the specified data type is "LocalFilePath". Therefore, the type
すると、型変換管理部３０４は、型変換情報テーブル３０００を参照して、「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」を「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」に変換するための第１の型変換５０１を特定して、当該特定した第１の型変換５０１を生成する（ステップＳ１３０３）。なお、第１の型変換５０１の生成は、型変換共通Ｉ／Ｆ５００に定義されたＡＰＩを用いて行うことができる。
Then, the type
次に、型変換管理部３０４は、生成された第１の型変換５０１に対して、型変換要求を送信する（ステップＳ１３０４）。なお、当該型変換要求には、データが含まれる。
Next, the type
第１の型変換５０１は、型変換要求を受信すると、当該要求に含まれるデータのデータ型を「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」から「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」に変換する（ステップＳ１３０５）。そして、第１の型変換５０１は、当該変換後のデータを、型変換管理部３０４を介して、リスト取得コンポーネント４０２に返信する。
Upon receiving the type conversion request, the
リスト取得コンポーネント４０２は、型変換後のデータを受信すると、パラメータ情報を用いて処理を実行する（ステップＳ１３０６）。すなわち、リスト取得コンポーネント４０２は、パラメータ情報に含まれるパラメータ「"storage"」に、データに含まれる「ストレージＡ」を指定して、リスト取得処理を実行する。
When the
より具体的には、リスト取得コンポーネント４０２は、データＩ／Ｆ部１１３を介して、外部サービス連携部１４０１のデータ処理部１４２に対して、図５（ｃ）に示すＡＰＩ「／外部サービス名／ｄａｔａ／ｆｉｌｅｓ」を用いて、ファイル一覧を取得する。これにより、リスト取得コンポーネント４０２により、ストレージＡにおける電子ファイルの格納先リストが取得される。
More specifically,
次に、リスト取得コンポーネント４０２は、処理を実行すると、処理結果の保存要求をリソース管理部３０６に送信する（ステップＳ１３０７）。なお、当該保存要求には、リスト取得コンポーネント４０２の処理の結果を示すデータ（すなわち、電子ファイルの格納先リスト）が含まれる。
Next, when the
リソース管理部３０６は、処理結果の保存要求を受信すると、当該保存要求に含まれるデータに基づいて、リソース管理情報記憶部１７０に記憶されているリソース管理情報１７０Ｄに処理結果を保存する（ステップＳ１３０８）。そして、リソース管理部３０６は、保存結果をリスト取得コンポーネント４０２に返信する。
When the
ここで、リソース管理情報１７０Ｄに保存されたリスト取得コンポーネント４０２の処理結果について、図１４を参照しながら説明する。図１４は、リソース管理情報１７０Ｄの一例を示す図である。
Here, the processing result of the
図１４に示すように、リソース管理情報１７０Ｄには、リスト取得コンポーネント４０２の処理結果１７１が保存されている。すなわち、処理結果１７１には、電子ファイルの格納先ＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を示す「"url[0]"」〜「"url[N-1]"」と、格納先リストのサイズ（すなわち、格納先ＵＲＬの数）を示す「"size"」とが含まれる。換言すれば、処理結果１７１には、電子ファイルの格納先ＵＲＬがそれぞれ格納された配列「"url[0]"」〜「"url[N-1]"」と、当該配列の個数「"size"」とが含まれる。
As shown in FIG. 14, the
また、配列「"url[0]"」〜「"url[N-1]"」には、電子ファイルの作成日の降順に、これら電子ファイルの格納先ＵＲＬが格納されている。これにより、配列「"url[0]"」には、最新の電子ファイルの格納先ＵＲＬが格納されている一方で、配列「"url[N-1]"」には、最も古い電子ファイルの格納先ＵＲＬが格納されている。 Further, in the arrays "" url [0] "" to "" url [N-1] "", the storage destination URLs of these electronic files are stored in descending order of the creation date of the electronic files. As a result, the array "" url [0] "" stores the URL where the latest electronic file is stored, while the array "" url [N-1] "" contains the oldest electronic file. The storage destination URL is stored.
このように、リソース管理情報１７０Ｄには、一連の処理に含まれる各処理を実行するためのコンポーネントの処理結果が保存される。
In this way, the
図１２に戻る。フロー実行部３０１は、コンポーネントの実行処理の処理結果を示すデータを受信すると、処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ１２０７）。
Return to FIG. When the
すなわち、フロー実行部３０１は、図８に示す処理フロー情報１１００の処理定義１１１２に含まれる「"component"」に定義されている「"iterate"」に対応する反復コンポーネント４０１の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、反復コンポーネント４０１を生成する（ステップＳ１２０８）。なお、反復コンポーネント４０１の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成した反復コンポーネント４０１をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、反復コンポーネント４０１が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求を反復コンポーネント４０１に送信する（ステップＳ１２０９）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、パラメータ情報は、図８に示す処理フロー情報１１００の処理定義１１１２に含まれる「"parameters"」に定義されているパラメータ１１２１〜パラメータ１１２３である。
Here, the parameter information is the
反復コンポーネント４０１は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ１２１０）。そして、反復コンポーネント４０１は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。なお、反復コンポーネント４０１の実行処理の詳細については後述する。
Upon receiving the component execution request, the
以降では、反復コンポーネント４０１の実行処理により、電子ファイルの格納先ＵＲＬを示す「"url[0]"」〜「"url[N-1]"」に基づいて、それぞれ、電子ファイルが取得されて、ＯＣＲ処理が行われたものとして説明する。
After that, by the execution process of the
なお、ここで返信されるデータには、例えば、反復コンポーネント４０１の実行処理が正常に終了したことを示す情報と、ＯＣＲ処理後のＮ個（Ｎは、格納先リストのサイズ）の電子ファイルとが含まれる。
The data returned here includes, for example, information indicating that the execution processing of the
フロー実行部３０１は、コンポーネントの実行処理の処理結果を示すデータを受信すると、処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ１２１１）。
When the
すなわち、フロー実行部３０１は、図８に示す処理フロー情報１１００の処理定義１１１３に含まれる「"component"」に定義されている「"sendMail"」に対応するメール配信コンポーネント４０３の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、メール配信コンポーネント４０３を生成する（ステップＳ１２１２）。なお、メール配信コンポーネント４０３の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したメール配信コンポーネント４０３をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、メール配信コンポーネント４０３が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をメール配信コンポーネント４０３に送信する（ステップＳ１２１３）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、データには、入力情報に含まれるメールアドレス「ｈｏｇｅ＠ｆｕｇａ．ｃｏｍ」が含まれる。 Here, the data includes the e-mail address "hoge@fuga.com" included in the input information.
また、パラメータ情報は、図８に示す処理フロー情報１１００の処理定義１１１３に含まれる「"parameters"」に定義されている「"to":null」である。
Further, the parameter information is "" to ": null" defined in "" parameters "" included in the
メール配信コンポーネント４０３は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ１２１４）。そして、メール配信コンポーネント４０３は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。
Upon receiving the component execution request, the
なお、ここで返信されるデータには、例えば、メール配信コンポーネント４０３の実行処理が正常に終了したことを示す情報が含まれる。
The data returned here includes, for example, information indicating that the execution process of the
ここで、メール配信コンポーネント４０３の実行処理について、図１５を参照しながら説明する。図１５は、本実施形態に係るメール配信コンポーネント４０３の実行処理の一例を示すシーケンス図である。
Here, the execution process of the
まず、メール配信コンポーネント４０３は、型変換要求を型変換管理部３０４に送信する（ステップＳ１５０１）。なお、当該型変換要求には、データと、メール配信コンポーネント４０３が扱うことができるデータ型を示す「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」の指定とが含まれる。
First, the
型変換管理部３０４は、型変換要求を受信すると、当該型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するか否かをチェックする（ステップＳ１５０２）。
Upon receiving the type conversion request, the type
ここで、受信した型変換要求に含まれるデータのデータ型は「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」であり、指定されたデータ型も「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」である。したがって、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するものと判断する。
Here, the data type of the data included in the received type conversion request is "LocalFilePath", and the designated data type is also "LocalFilePath". Therefore, the type
すると、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータを、メール配信コンポーネント４０３に返信する。このように、データ型のチェックにおいてデータ型が一致するものと判断された場合、型変換管理部３０４は、型変換の生成を行わない。
Then, the type
メール配信コンポーネント４０３は、データを受信すると、パラメータ情報を用いて処理を実行する（ステップＳ１５０３）。すなわち、メール配信コンポーネント４０３は、まず、パラメータ情報に含まれるパラメータ「"to"」に、データに含まれるメールアドレス「ｈｏｇｅ＠ｆｕｇａ．ｃｏｍ」を指定する。そして、メール配信コンポーネント４０３は、データに含まれる電子ファイルを添付したメールを作成した上で、指定されたメールアドレス宛にメールを送信する。なお、メール配信コンポーネント４０３は、ドキュメントサービス部１３０のメール配信部１３１により、メールの作成及び送信処理を実行する。
When the
ここで、上記のステップＳ１２１０における反復コンポーネント４０１の実行処理について、図１６を参照しながら説明する。図１６は、本実施形態に係る反復コンポーネント４０１の実行処理の一例を示すシーケンス図である。
Here, the execution process of the
まず、反復コンポーネント４０１は、型変換要求を型変換管理部３０４に送信する（ステップＳ１６０１）。なお、当該型変換要求には、データと、反復コンポーネント４０１が扱うことができるデータ型を示す「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」の指定とが含まれる。
First, the
型変換管理部３０４は、型変換要求を受信すると、当該型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するか否かをチェックする（ステップＳ１６０２）。
Upon receiving the type conversion request, the type
ここで、受信した型変換要求に含まれるデータのデータ型は「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」であり、指定されたデータ型も「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」である。したがって、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するものと判断する。
Here, the data type of the data included in the received type conversion request is "LocalFilePath", and the designated data type is also "LocalFilePath". Therefore, the type
すると、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータを、反復コンポーネント４０１に返信する。このように、データ型のチェックにおいてデータ型が一致するものと判断された場合、型変換管理部３０４は、型変換の生成を行わない。
Then, the type
反復コンポーネント４０１は、データを受信すると、子フローを実行させた回数（実行済回数）を示す変数「index」を「０」に設定する（ステップＳ１６０３）。
When the
次に、反復コンポーネント４０１は、実行済回数を示す変数「index」が、パラメータ情報に含まれるパラメータ１１２３に定義された反復回数「"numberOfIterations"」より小さい間、ステップＳ１６０４〜ステップＳ１６０６の処理を実行する。なお、本実施形態では、「"numberOfIterations"」には、リスト取得コンポーネント４０２の処理結果１７１に含まれる格納先リストのサイズ（すなわち、「"result.getFileList.size"」）を参照することが定義されている。したがって、この場合、反復回数（numberOfIterations）は「Ｎ」である。
Next, the
すなわち、反復コンポーネント４０１は、まず、処理フローの実行要求をフロー実行部３０１に送信する（ステップＳ１６０４）。なお、当該実行要求には、パラメータ１１２１に定義されたフローＩＤと、型変換管理部３０４から受信したデータと、パラメータ情報とが含まれる。
That is, the
ここで、パラメータ情報は、反復コンポーネント４０１に対するパラメータ情報に含まれていたパラメータ１１２２である。すなわち、反復コンポーネント４０１は、子フローのフロー詳細が定義されたパラメータ１１２２を、パラメータ情報として、フロー実行部３０１に送信する。
Here, the parameter information is the
次に、フロー実行部３０１は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれるフロー詳細に基づく一連の処理（すなわち、子フロー）を実行する（ステップＳ１６０５）。
Next, when the
そして、フロー実行部３０１は、当該一連の処理の処理結果を示すデータを反復コンポーネント４０１に返信する。
Then, the
その後、反復コンポーネント４０１は、子フローの処理結果を示すデータをフロー実行部３０１から受信すると、実行済回数を変数「index」に「１」を加算する（ステップＳ１６０４）。
After that, when the
このように、反復コンポーネント４０１は、処理フロー（子フロー）の実行要求を繰り返しフロー実行部３０１に送信することで、当該子フローを繰り返し実行させる。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、反復コンポーネント４０１により、処理フローに含まれる１以上の処理の反復を実現することができる。
In this way, the
ここで、上記のステップＳ１６０５における子フローの実行処理について、図１７を参照しながら説明する。図１７は、本実施形態に係る子フローの実行処理の一例を示すシーケンス図である。 Here, the execution process of the child flow in step S1605 will be described with reference to FIG. FIG. 17 is a sequence diagram showing an example of execution processing of the child flow according to the present embodiment.
フロー実行部３０１は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれるパラメータ情報に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ１７０１）。
When the
すなわち、フロー実行部３０１は、パラメータ１１２２の処理定義１１３１に含まれる「"component"」に定義されている「"getFile"」に対応するファイル取得コンポーネント４０４の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、ファイル取得コンポーネント４０４を生成する（ステップＳ１７０２）。なお、ファイル取得コンポーネント４０４の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したファイル取得コンポーネント４０４をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、ファイル取得コンポーネント４０４が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をファイル取得コンポーネント４０４に送信する（ステップＳ１７０３）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、パラメータ情報は、パラメータ１１２２の処理定義１１３１に含まれる「"parameters"」に定義されている「"location":${result.getFileList.url[index]}」である。
Here, the parameter information is "" location ": $ {result.getFileList.url [index]}" defined in "" parameters "" included in the
ファイル取得コンポーネント４０４は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ１７０４）。すなわち、ファイル取得コンポーネント４０４は、リソース管理部３０６を介して、リソース管理情報１７０Ｄに保存されている処理結果１７１に含まれる配列「"url[index]"」から格納先ＵＲＬを取得する。そして、ファイル取得コンポーネント４０４は、パラメータ情報に含まれるパラメータ「"location"」に、当該格納先ＵＲＬを指定して、電子ファイルを取得（ダウンロード）する。なお、「index」は、上述したように、実行済回数を示す変数である。
Upon receiving the component execution request, the
そして、ファイル取得コンポーネント４０４は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。なお、ここで返信されるデータには、パラメータ「"location"」に指定された格納先ＵＲＬから取得（ダウンロード）された電子ファイルが含まれる。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、当該データを受信すると、反復コンポーネント４０１から受信した処理フローの実行要求に含まれるパラメータ情報に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ１７０５）。
Next, when the
すなわち、フロー実行部３０１は、パラメータ１１２２の処理定義１１３２に含まれる「"component"」に定義されている「"ocr"」に対応するＯＣＲコンポーネント４０５の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、ＯＣＲコンポーネント４０５を生成する（ステップＳ１７０６）。なお、ＯＣＲコンポーネント４０５の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したＯＣＲコンポーネント４０５をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、ＯＣＲコンポーネント４０５が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をＯＣＲコンポーネント４０５に送信する（ステップＳ１７０７）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、パラメータ情報は、パラメータ１１２２の処理定義１１３２に含まれる「"parameters"」に定義されている「"location":"English"」である。
Here, the parameter information is "" location ":" English "" defined in "" parameters "" included in the
ＯＣＲコンポーネント４０５は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ１７０５）。すなわち、ＯＣＲコンポーネント４０５は、データに含まれる電子ファイルにＯＣＲ処理を行う。なお、ＯＣＲコンポーネント４０５は、ドキュメントサービス部１３０のＯＣＲ処理部１３２により、電子ファイルにＯＣＲ処理を実行する。
Upon receiving the component execution request, the
そして、ＯＣＲコンポーネント４０５は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。なお、ここで返信されるデータには、ＯＣＲ処理後の電子ファイルが含まれる。
Then, the
以上のように、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、反復コンポーネント４０１により、他の処理フロー（子フロー）を繰り返し実行させる。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、１以上の処理の反復を実現することができる。
As described above, in the
しかも、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、処理フローに含まれる処理の処理結果（すなわち、他のコンポーネントの処理結果）に応じて、反復コンポーネント４０１が他の処理フローを繰り返し実行させる回数を動的に制御することができる。
Moreover, the
ここで、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローの他の例について、図１８を参照しながら説明する。図１８は、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローの他の例を説明するための図である。
Here, another example of the processing flow for realizing the "
図１８に示す処理フローは、反復コンポーネント４０１により子フローを実行させる毎に、異なるパラメータ情報を用いるものである。すなわち、図１８に示す処理フローでは、反復コンポーネント４０１は、１回目に子フローを実行させるときには、「パラメータ情報１」を用いる一方、２回目に子フローを実行させるときには、「パラメータ情報２」を用いる。
The processing flow shown in FIG. 18 uses different parameter information each time the child flow is executed by the
このように、図１８に示す処理フローでは、反復コンポーネント４０１は、実行済回数に応じたパラメータ情報を用いて子フローを実行させる。
As described above, in the processing flow shown in FIG. 18, the
ここで、図１８に示す処理フローの処理フロー情報１１００について、図１９を参照しながら説明する。図１９は、処理フロー情報１１００の他の例を示す図（その１）である。
Here, the
図１９に示すように、反復コンポーネント４０１の処理定義１１１２に含まれる「"parameters"」には、パラメータリスト１１２４が定義されている。また、パラメータリスト１１２４には、実行済回数が「０」であるときに用いるパラメータ１１２５と、実行済回数が「１」であるときに用いるパラメータ１１２６とが定義されている。
As shown in FIG. 19, the
すなわち、パラメータリスト１１２４に含まれるパラメータ１１２５及びパラメータ１１２６は、それぞれ１回目に子フロー実行させるときに用いるパラメータ及び２回目に子フローを実行させるときに用いるパラメータである。
That is, the
このように、パラメータリスト１１２４には、子フローの実行済回数毎に、パラメータが定義されている。これにより、反復コンポーネント４０１は、子フローの実行済回数毎に、異なるパラメータ情報を用いて子フローを実行させることができる。
As described above, in the
なお、図１９に示す処理フロー情報１１００には、処理定義１１１２に子フローに用いるデータを指定するパラメータ１１２７が定義されている。パラメータ１１２７の「"useOriginalFile"」が「"true"」である場合には、図１６に示す反復コンポーネントの実行処理で説明したように、反復コンポーネント４０１は、リスト取得コンポーネント４０２の実行処理の処理結果を示すデータを用いて、子フローを実行させる。一方、パラメータ１１２７の「"useOriginalFile"」が「"false"」である場合には、反復コンポーネント４０１は、実行済回数が１以上のときに、１つ前に実行された子フローの実行処理の処理結果を示すデータを用いて、次の子フローを実行させる。
In the
このように、反復コンポーネント４０１は、実行済回数が１以上である場合において、１つ前の子フローの実行処理の処理結果を示すデータを用いて、次の子フローの実行処理を行うようにすることができる。
In this way, when the number of executions is 1 or more, the
ここで、図１８に示す処理フローにおける反復コンポーネント４０１の実行処理について、図２０を参照しながら説明する。図２０は、本実施形態に係る反復コンポーネント４０１の実行処理の他の例を示すシーケンス図（その１）である。以降では、反復コンポーネント４０１が子フローを実行させる回数（反復回数）は「２」であるものとして説明する。なお、ステップＳ１６０１、ステップＳ１６０２、及びステップＳ１６０５の処理は、図１６と同様であるため、その説明を省略する。
Here, the execution processing of the
反復コンポーネント４０１は、型変換管理部３０４からデータを受信すると、処理フローの実行要求をフロー実行部３０１に送信する（ステップＳ２００１）。なお、当該実行要求には、パラメータ１１２１に定義されたフローＩＤと、当該データと、パラメータ情報１とが含まれる。
When the
ここで、パラメータ情報１は、反復コンポーネント４０１に対するパラメータ情報に含まれていたパラメータリスト１１２４のうちのパラメータ１１２５である。すなわち、反復コンポーネント４０１は、実行済回数が「０」であるときに用いるパラメータ１１２５を、パラメータ情報１として、フロー実行部３０１に送信する。
Here, the
これにより、フロー実行部３０１により、パラメータ情報１（パラメータ１１２５として定義されたフロー詳細）に基づく一連の処理が実行される。
As a result, the
また、反復コンポーネント４０１は、１回目の処理フロー（子フロー）の実行処理の処理結果を示すデータを受信すると、２回目の処理フロー（子フロー）の実行要求をフロー実行部３０１に送信する（ステップＳ２００２）。なお、当該実行要求には、パラメータ１１２１に定義されたフローＩＤと、当該データと、パラメータ情報２とが含まれる。
Further, when the
ここで、パラメータ情報１は、反復コンポーネント４０１に対するパラメータ情報に含まれていたパラメータリスト１１２４のうちのパラメータ１１２６である。すなわち、反復コンポーネント４０１は、実行済回数が「１」であるときに用いるパラメータ１１２６を、パラメータ情報２として、フロー実行部３０１に送信する。
Here, the
これにより、フロー実行部３０１により、パラメータ情報２（パラメータ１１２６として定義されたフロー詳細）に基づく一連の処理が実行される。
As a result, the
このように、反復コンポーネント４０１は、実行済回数毎に、異なるパラメータ情報を指定した子フローの実行要求をフロー実行部３０１に送信することができる。
In this way, the
ここで、「ＯＣＲ配信１」サービスを実現する処理フローの処理フロー情報１１００の他の例について、図２１を参照しながら説明する。図２１は、処理フロー情報１１００の他の例を示す図（その２）である。
Here, another example of the
図２１に示すように、反復コンポーネント４０１の処理定義１１１２に含まれる「"parameters"」には、次の子フローをスキップさせる否かを判定するためのパラメータ１１２８が定義されている。パラメータ１１２８には、次の子フローを実行させるための「"（条件式）"」（例えば、論理式）が定義されている。これにより、反復コンポーネント４０１は、「"（条件式）"」を満たす場合に次の子フローを実行させる一方で、「"（条件式）"」を満たさない場合には次の子フローの実行をスキップさせることができる。
As shown in FIG. 21, “parameters” included in the
なお、パラメータ１１２８には、例えば、子フローの繰り返し実行を中止させるか否かを示す「"breakCondition":"（条件式）"」が定義されていても良い。この場合、「"（条件式）"」には、子フローの繰り返し実行を中止させるための条件式が定義される。これにより、反復コンポーネント４０１は、パラメータ１１２８に定義された「"（条件式）"」を満たす場合に、子フローの繰り返し実行を中止させることができる。
Note that
ここで、図２１に示す処理フロー情報１１００における反復コンポーネント４０１の実行処理について、図２２を参照しながら説明する。図２２は、本実施形態に係る反復コンポーネント４０１の実行処理の他の例を示すシーケンス図（その２）である。なお、ステップＳ１６０１〜ステップＳ１６０３、ステップＳ１６０５〜ステップＳ１６０６の処理は、図１６と同様であるため、その説明を省略する。
Here, the execution processing of the
ステップＳ１６０３に続いて、反復コンポーネント４０１は、パラメータ１１２８に定義された「"（条件式）"」を満たすか否かを判定する（ステップＳ２２０１）。
Following step S1603, the
ステップＳ２２０１において、反復コンポーネント４０１は、「"（条件式）"」を満たすと判定した場合、ステップＳ１６０４及びステップＳ１６０５の処理を実行する。
If it is determined in step S2201 that the
一方で、ステップＳ２２０１において、反復コンポーネント４０１は、「"（条件式）"」を満たさないと判定した場合、ステップＳ１６０６の処理を実行する。すなわち、反復コンポーネント４０１は、子フローを実行させずに、実行済回数を示す変数「index」に「１」を加算する。
On the other hand, if it is determined in step S2201 that the
これにより、反復コンポーネント４０１は、例えば、実行済回数を示す変数「index」が「ｎ」である場合において、「"（条件式）"」を満たさないときは、ｎ＋１回目の子フローの実行をスキップすることができる。
As a result, the
以上のように、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、サービスを実現する一連の処理において、１以上の処理を反復実行することができる。
As described above, the
しかも、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、当該１以上の処理を反復実行させる回数を、他の処理の処理結果に応じて動的に異なるようにすることができる。また、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、当該１以上の処理に用いるデータやパラメータ等を、当該１以上の処理の実行回数に応じて動的に決定することができる。
Moreover, in the
これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、１以上の処理の反復により実現される種々のサービスを提供することができるようになる。
As a result, the
［第二の実施形態］
次に、第二の実施形態について説明する。従来技術では、一連の処理において、他の一連の処理を呼び出して実行することができなかった。したがって、当該一連の処理の各処理を実行するコンポーネントは、他の一連の処理が実行された際の処理結果を利用することができなかった。そこで、第二の実施形態では、他の一連の処理の呼び出しが含まれる一連の処理を実行することを目的とするものである。
[Second Embodiment]
Next, the second embodiment will be described. In the prior art, in a series of processes, it was not possible to call and execute another series of processes. Therefore, the component that executes each process of the series of processes cannot utilize the process result when the other series of processes is executed. Therefore, in the second embodiment, it is an object to execute a series of processes including a call of another series of processes.
なお、第二の実施形態では、主に、第一の実施形態との相違点について説明し、第一の実施形態と実質的に同一の機能を有する箇所及び実質的に同一の処理を行う箇所については同一の符号を付与し、その説明を省略する。 In the second embodiment, the differences from the first embodiment will be mainly described, and a portion having substantially the same function as the first embodiment and a portion performing substantially the same processing will be described. The same reference numerals are given to the above, and the description thereof will be omitted.
＜サービス提供システムが提供するサービス＞
まず、本実施形態に係るサービス提供システム１０が提供するサービスについて説明する。
<Services provided by the service provision system>
First, the service provided by the
本実施形態に係るサービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０における電子ファイルの格納先リストを取得した上で、当該リストに基づいて取得した最新の電子ファイルをＯＣＲ処理して、メール配信するサービスを提供する。
The
本実施形態に係るサービス提供システム１０は、上述したサービス（以降では、「ＯＣＲ配信２」サービス、又は、単に「ＯＣＲ配信２」とも表す。）を提供するものとして説明する。
The
ただし、サービス提供システム１０により提供されるサービスは、これに限られない。例えば、サービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０における電子ファイルの格納先リストを取得した上で、当該リストに基づいて取得した最新の電子ファイルを編集（例えば、所定の情報の追加等）して、メール配信するサービスを提供しても良い。
However, the service provided by the
また、例えば、サービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０における電子ファイルの格納先リストを取得した上で、当該リストに基づいて取得した最新の電子ファイルを圧縮して、メール配信するサービスを提供しても良い。
Further, for example, the
このように、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、外部ストレージシステム３０と連携した各種のサービスを提供する。
As described above, the
＜機能構成＞
次に、ロジック処理部１１２の詳細な機能構成について、図２３を参照しながら説明する。図２３は、本実施形態に係るロジック処理部１１２の一例の機能構成を示す図である。
<Functional configuration>
Next, the detailed functional configuration of the
図２３に示すロジック処理部１１２のコンポーネント群３０３には、フロー実行コンポーネント４０６が含まれる。フロー実行コンポーネント４０６は、他の処理フローを実行するためのコンポーネントである。
The
ここで、「ＯＣＲ配信２」サービスを提供するアプリ情報１０００に含まれる処理フロー情報１１００について、図２４を参照しながら説明する。図２４は、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フロー（親フロー）が定義された処理フロー情報１１００の一例を示す図である。なお、以降では、図２４に示す処理フロー情報１１００に基づく処理フローを「親フロー」、親フローから呼び出されることにより実行される他の処理フローを「子フロー」とも表す。
Here, the
図２４に示す処理フロー情報１１００は、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する一連の処理（処理フロー）が定義された情報である。
The
図２４に示す処理フロー情報１１００には、処理フロー情報１１００を一意に識別する識別情報を示すフローＩＤ１２０１と、処理フローに含まれる各処理の処理内容が定義されたフロー詳細１２０２とが含まれる。
The
フロー詳細１２０２には、処理フローに含まれる各処理をそれぞれ定義した処理定義１２１１〜１２１３が含まれる。
The flow details 1202 includes
処理定義１２１１の「"component"」には、リスト取得コンポーネント４０２により処理を実行することを示す「"getFileList"」が定義されている。また、「"parameters"」には、リスト取得コンポーネント４０２に対するパラメータ「"storage"」が定義されておいる。
In the "" component "" of the
同様に、処理定義１２１３の「"component"」には、メール配信コンポーネント４０３により処理を実行することを示す「"sendMail"」が定義されている。また、「"parameters"」には、メール配信コンポーネント４０３に対するパラメータ「"to"」が定義されている。
Similarly, in the "" component "" of the
同様に、処理定義１２１２の「"component"」には、フロー実行コンポーネント４０６により処理を実行することを示す「"execute"」が定義されている。また、「"parameters"」には、フロー実行コンポーネント４０６に対するパラメータ１２２１が定義されている。
Similarly, in the "" component "" of the
ここで、パラメータ１２２１は、フロー実行コンポーネント４０６が実行させる他の処理フローのフローＩＤが定義されたパラメータである。このように、フロー実行コンポーネント４０６による処理を定義した処理定義１２１２には、当該フロー実行コンポーネント４０６が実行させる他の処理フローのフローＩＤが定義されている。これにより、後述するように、フロー実行コンポーネント４０６により、他の処理フローを実行させることができる。
Here, the
ここで、図２４に示す処理フロー情報１１００に定義されたフロー実行コンポーネント４０６が実行させる他の処理フロー（子フロー）の処理フロー情報１１００について、図２５を参照しながら説明する。図２５は、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フロー（子フロー）が定義された処理フロー情報１１００の一例を示す図である。
Here, the
図２５に示す処理フロー情報１１００は、図２４に示す処理フロー情報１１００に基づく一連の処理から呼び出される他の処理フローを実行するための処理フロー情報１１００である。
The
図２５に示す処理フロー情報１１００には、処理フロー情報１１００を一意に識別する識別情報を示すフローＩＤ１３０１と、処理フローに含まれる各処理の処理内容が定義されたフロー詳細１３０２とが含まれる。
The
フロー詳細１３０２には、処理フローに含まれる各処理をそれぞれ定義した処理定義１３１２〜１３２２が含まれる。 The flow details 1302 includes process definitions 1312-1322 that define each process included in the process flow.
処理定義１３１２の「"component"」には、ファイル取得コンポーネント４０４により処理を実行することを示す「"getFile"」が定義されている。また、「"parameters"」には、ファイル取得コンポーネント４０４に対するパラメータ「"location"」が定義されておいる。なお、パラメータ「"location"」は、電子ファイルの格納先リストを示す情報が定義されるパラメータである。
In the "" component "" of the
同様に、処理定義１３２２の「"component"」には、ＯＣＲコンポーネント４０５により処理を実行することを示す「"ocr"」が定義されている。また、「"parameters"」には、ＯＣＲコンポーネント４０５に対するパラメータ「"language"」が定義されている。
Similarly, in the "" component "" of the
ここで、図２４に示す処理フロー情報１１００に基づく処理フロー（すなわち、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フロー）を、図２６に示す。図２６は、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フローの一例を説明するための図である。
Here, FIG. 26 shows a processing flow based on the
図２６に示すように、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フローでは、まず、リスト取得コンポーネント４０２により、外部ストレージシステム３０に格納されている電子ファイルの格納先リストが取得される。
As shown in FIG. 26, in the processing flow for realizing the “OCR distribution 2” service, first, the
次に、フロー実行コンポーネント４０６により、図２５に示す処理フロー情報１１００に基づく処理フローである子フローが実行される。すなわち、フロー実行コンポーネント４０６は、ファイル取得コンポーネント４０４による処理と、ＯＣＲコンポーネント４０５による処理とを実行させる。これにより、格納先リストに含まれる格納先のうち、最新の電子ファイルの格納先に基づいて、当該最新の電子ファイルが取得（ダウンロード）され、ＯＣＲ処理が行われる。
Next, the
最後に、メール配信コンポーネント４０３により、ＯＣＲ処理後の電子ファイルがメール配信される。
Finally, the
このように、「ＯＣＲ配信２」サービスでは、親フローのフロー実行コンポーネント４０６が子フロー（他の処理フロー）を実行させることで、処理フローにおいて他の処理フローの呼び出しを実現している。なお、子フローにフロー実行コンポーネント４０６が含まれる場合には、他の処理フロー（孫フロー）を実行させれば良い。
As described above, in the "OCR distribution 2" service, the
＜処理の詳細＞
次に、本実施形態に係る情報処理システム１の処理の詳細について説明する。
<Details of processing>
Next, the details of the processing of the
以降では、機器２０のユーザＵが、ブラウザ２１０を用いて、サービス提供システム１０により提供される「ＯＣＲ配信２」サービスを利用する場合の処理について、図２７を参照しながら説明する。図２７は、本実施形態に係る「ＯＣＲ配信２」サービスを利用する場合の全体処理の一例を示すシーケンス図である。なお、図２７のステップＳ１００１〜ステップＳ１００４は、図１０と同様であるため、その説明を省略する。
Hereinafter, the processing when the user U of the
ステップＳ１００４に続いて、ユーザＵは、サービス一覧画面４１００のサービス名一覧４１０１から「ＯＣＲ配信２」を選択して、サービスの選択操作を行う（ステップＳ２７０１）。
Following step S1004, the user U selects "OCR distribution 2" from the
機器２０のブラウザ２１０は、サービスの選択操作を受け付けると、サービス画面の取得要求をＷｅｂサービス処理部１２０に送信する（ステップＳ２７０２）。なお、当該取得要求には、ユーザＵにより選択された「ＯＣＲ配信２」サービスを提供するアプリ情報１０００のアプリＩＤが含まれる。
When the
Ｗｅｂサービス処理部１２０は、サービス画面の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるアプリＩＤに関連付けて画面情報記憶部１６０に記憶されている画面情報２０００（サービス画面の画面情報２０００）を取得する（ステップＳ２７０３）。そして、Ｗｅｂサービス処理部１２０は、取得した画面情報２０００をブラウザ２１０に返信する。
When the Web
機器２０のブラウザ２１０は、サービス画面の画面情報２０００を受信すると、当該画面情報２０００に基づいて、例えば図２８に示すサービス画面４３００を操作パネル２２に表示させる（ステップＳ２７０４）。
When the
図２８に示すサービス画面４３００は、ユーザＵにより選択された「ＯＣＲ配信２」サービスを利用するための画面である。図２８に示すサービス画面４３００には、ストレージ指定欄４３０１と、メールアドレス指定欄４３０２と、実行ボタン４３０３とが含まれる。
The
ここで、ストレージ指定欄４３０１は、電子ファイルの格納先リストを取得する外部ストレージシステム３０のストレージサービス名を指定する欄である。メールアドレス指定欄４３０２は、ＯＣＲ処理された電子ファイルをメール送信する宛先（メールアドレス）を指定する欄である。なお、サービス画面４３００には、例えば、ＯＣＲ処理された電子ファイルをＣＣやＢＣＣでメール送信する宛先を指定するためのＣＣ指定欄やＢＣＣ指定欄等が含まれていても良い。
Here, the storage designation field 4301 is a field for designating the storage service name of the
次に、ユーザＵは、サービス画面４３００において、ストレージ指定欄４３０１に所望のストレージサービス名を指定すると共に、メールアドレス指定欄４３０２に所望のメールアドレスを指定した上で、実行ボタン４３０３を押下する（ステップＳ２７０５）。
Next, on the
ここで、以降では、ユーザＵにより、ストレージ指定欄４３０１に「ストレージＡ」が指定されると共に、メールアドレス指定欄４３０２にメールアドレス「ｈｏｇｅ＠ｆｕｇａ．ｃｏｍ」が指定された上で、実行ボタン４３０３が押下されたものとして説明する。
Here, thereafter, after the user U specifies "storage A" in the storage designation field 4301 and the mail address "hoge@fuga.com" in the mail
機器２０のブラウザ２１０は、実行ボタン４３０３の押下操作を受け付けると、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フローの実行要求をＷｅｂサービス処理部１２０に送信する（ステップＳ２７０６）。
When the
なお、当該実行要求には、「ＯＣＲ配信２」サービスを提供するアプリ情報１０００のアプリＩＤと、当該サービスを実現するための処理フロー情報１１００のフローＩＤが含まれる。また、当該実行要求には、サービス画面４３００においてユーザＵにより入力された入力情報（すなわち、ストレージサービス名及びメールアドレス）が含まれる。
The execution request includes an application ID of
Ｗｅｂサービス処理部１２０は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求を、入出力サービス処理部１１０のロジック処理部１１２に送信する（ステップＳ２７０７）。
When the Web
入出力サービス処理部１１０のロジック処理部１１２は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれるアプリＩＤ及びフローＩＤに対応する処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（すなわち、親フロー）を実行する（ステップＳ２７０８）。
When the
そして、ロジック処理部１１２は、当該一連の処理の処理結果を、Ｗｅｂサービス処理部１２０を介して、機器２０のブラウザ２１０に返信する。
Then, the
これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０において、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する一連の処理が実行され、機器２０に対して当該サービスが提供される。
As a result, in the
ここで、上記のステップＳ２７０８の処理フローの実行処理（親フローの実行処理）の詳細について、図２９を参照しながら説明する。図２９は、本実施形態に係る親フローの実行処理の一例を示すシーケンス図である。 Here, the details of the execution process (execution process of the parent flow) of the process flow in step S2708 will be described with reference to FIG. 29. FIG. 29 is a sequence diagram showing an example of execution processing of the parent flow according to the present embodiment.
フロー実行部３０１は、処理フローの実行要求を受信すると、処理フロー情報の取得要求をアプリ管理部１１１に送信する（ステップＳ２９０１）。なお、当該取得要求には、Ｗｅｂサービス処理部１２０から受信した処理フローの実行要求に含まれるアプリＩＤと、フローＩＤとが含まれる。
When the
アプリ管理部１１１は、処理フロー情報の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるアプリＩＤ及びフローＩＤに対応する処理フロー情報１１００をアプリ情報記憶部１５０から取得する（ステップＳ２９０２）。そして、アプリ管理部１１１は、取得した処理フロー情報１１００をフロー実行部３０１に返信する。これにより、フロー実行部３０１には、図２４に示す処理フロー情報１１００が返信される。
When the
フロー実行部３０１は、アプリ管理部１１１から処理フロー情報１１００を受信すると、当該処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ２９０３）。
When the
すなわち、フロー実行部３０１は、図２４に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１１に含まれる「"component"」に定義されている「"getFileList"」に対応するリスト取得コンポーネント４０２の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、リスト取得コンポーネント４０２を生成する（ステップＳ２９０４）。なお、リスト取得コンポーネント４０２の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したリスト取得コンポーネント４０２をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、リスト取得コンポーネント４０２が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をリスト取得コンポーネント４０２に送信する（ステップＳ２９０５）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、データは、データ型「ＩｎｐｕｔＳｔｒｅａｍ」として、ブラウザ２１０から受信した入力情報（すなわち、ストレージサービス名「ストレージＡ」）である。
Here, the data is the input information (that is, the storage service name "storage A") received from the
また、パラメータ情報は、図２４に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１１に含まれる「"parameters"」に定義されている「"storage":null」である。
Further, the parameter information is "" storage ": null" defined in "" parameters "" included in the
リスト取得コンポーネント４０２は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ２９０６）。そして、リスト取得コンポーネント４０２は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。
Upon receiving the component execution request, the
なお、ここで返信されるデータには、例えば、リスト取得コンポーネント４０２の実行処理が正常に終了したことを示す情報が含まれる。リスト取得コンポーネント４０２の実行処理は、図１３を参照しながら説明した処理と同様である。
The data returned here includes, for example, information indicating that the execution process of the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネントの実行処理の処理結果を示すデータを受信すると、処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ２９０７）。
Next, when the
すなわち、フロー実行部３０１は、図２４に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１２に含まれる「"component"」に定義されている「"execute"」に対応するフロー実行コンポーネント４０６の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、フロー実行コンポーネント４０６を生成する（ステップＳ２９０８）。なお、フロー実行コンポーネント４０６の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したフロー実行コンポーネント４０６をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、フロー実行コンポーネント４０６が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をフロー実行コンポーネント４０６に送信する（ステップＳ２９０９）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、パラメータ情報は、図２４に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１２に含まれる「"parameters"」に定義されているパラメータ１２２１である。
Here, the parameter information is the
フロー実行コンポーネント４０６は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ２９１０）。そして、フロー実行コンポーネント４０６は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。なお、フロー実行コンポーネント４０６の実行処理の詳細については後述する。
Upon receiving the component execution request, the
以降では、フロー実行コンポーネント４０６の実行処理により、子フローが実行され、電子ファイルの格納先ＵＲＬを示す「"url[0]"」に基づいて、最新の電子ファイルが取得されて、当該電子ファイルに対してＯＣＲ処理が行われたものとして説明する。
After that, the child flow is executed by the execution process of the
なお、ここで返信されるデータには、例えば、フロー実行コンポーネント４０６の実行処理が正常に終了したことを示す情報と、ＯＣＲ処理後の電子ファイルとが含まれる。
The data returned here includes, for example, information indicating that the execution process of the
フロー実行部３０１は、コンポーネントの実行処理の処理結果を示すデータを受信すると、処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ２９１１）。
When the
すなわち、フロー実行部３０１は、図２４に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１３に含まれる「"component"」に定義されている「"sendMail"」に対応するメール配信コンポーネント４０３の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、メール配信コンポーネント４０３を生成する（ステップＳ２９１２）。なお、メール配信コンポーネント４０３の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したメール配信コンポーネント４０３をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、メール配信コンポーネント４０３が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をメール配信コンポーネント４０３に送信する（ステップＳ２９１３）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、データには、入力情報に含まれるメールアドレス「ｈｏｇｅ＠ｆｕｇａ．ｃｏｍ」が含まれる。 Here, the data includes the e-mail address "hoge@fuga.com" included in the input information.
また、パラメータ情報は、図２４に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１３に含まれる「"parameters"」に定義されている「"to":null」である。
Further, the parameter information is "" to ": null" defined in "" parameters "" included in the
メール配信コンポーネント４０３は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ２９１４）。そして、メール配信コンポーネント４０３は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。
Upon receiving the component execution request, the
なお、ここで返信されるデータには、例えば、メール配信コンポーネント４０３の実行処理が正常に終了したことを示す情報が含まれる。メール配信コンポーネント４０３の実行処理は、図１５を参照しながら説明した処理と同様である。
The data returned here includes, for example, information indicating that the execution process of the
ここで、上記のステップＳ２９１０におけるフロー実行コンポーネント４０６の実行処理について、図３０を参照しながら説明する。図３０は、本実施形態に係るフロー実行コンポーネント４０６の実行処理の一例を示すシーケンス図である。
Here, the execution process of the
まず、フロー実行コンポーネント４０６は、型変換要求を型変換管理部３０４に送信する（ステップＳ３００１）。なお、当該型変換要求には、データと、フロー実行コンポーネント４０６が扱うことができるデータ型を示す「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」の指定とが含まれる。
First, the
型変換管理部３０４は、型変換要求を受信すると、当該型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するか否かをチェックする（ステップＳ３００２）。
Upon receiving the type conversion request, the type
ここで、受信した型変換要求に含まれるデータのデータ型は「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」であり、指定されたデータ型も「ＬｏｃａｌＦｉｌｅＰａｔｈ」である。したがって、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータのデータ型と、指定されたデータ型とが一致するものと判断する。
Here, the data type of the data included in the received type conversion request is "LocalFilePath", and the designated data type is also "LocalFilePath". Therefore, the type
すると、型変換管理部３０４は、型変換要求に含まれるデータを、フロー実行コンポーネント４０６に返信する。このように、データ型のチェックにおいてデータ型が一致するものと判断された場合、型変換管理部３０４は、型変換の生成を行わない。
Then, the type
フロー実行コンポーネント４０６は、データを受信すると、処理フローの実行要求をフロー実行部３０１に送信する（ステップＳ３００３）。なお、当該実行要求には、型変換管理部３０４から受信したデータと、パラメータ情報とが含まれる。ここで、パラメータ情報は、パラメータ１２２１に定義されたフローＩＤである。
Upon receiving the data, the
次に、フロー実行部３０１は、処理フローの実行要求を受信すると、当該実行要求に含まれるフローＩＤの処理フロー情報１１００に基づく一連の処理（すなわち、子フロー）を実行する（ステップＳ３００４）。
Next, when the
そして、フロー実行部３０１は、当該一連の処理の処理結果を示すデータをフロー実行コンポーネント４０６に返信する。
Then, the
このように、フロー実行コンポーネント４０６は、他の処理フロー（子フロー）の実行要求をフロー実行部３０１に送信することで、当該子フローを実行させる。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、フロー実行コンポーネント４０６により、他の処理フローの呼び出しを実現することができる。
In this way, the
ここで、上記のステップＳ３００４における子フローの実行処理について、図３１を参照しながら説明する。図３１は、本実施形態に係る子フローの実行処理の一例を示すシーケンス図である。 Here, the execution process of the child flow in step S3004 will be described with reference to FIG. 31. FIG. 31 is a sequence diagram showing an example of the execution process of the child flow according to the present embodiment.
フロー実行部３０１は、処理フローの実行要求を受信すると、処理フロー情報の取得要求をアプリ管理部１１１に送信する（ステップＳ３１０１）。なお、当該取得要求には、フロー実行コンポーネント４０６から受信した処理フローの実行要求に含まれるパラメータ情報が示すフローＩＤが含まれる。
When the
アプリ管理部１１１は、処理フロー情報の取得要求を受信すると、当該取得要求に含まれるフローＩＤに対応する処理フロー情報１１００をアプリ情報記憶部１５０から取得する（ステップＳ３１０２）。そして、アプリ管理部１１１は、取得した処理フロー情報１１００をフロー実行部３０１に返信する。これにより、フロー実行部３０１には、図２５に示す処理フロー情報１１００が返信される。
When the
フロー実行部３０１は、アプリ管理部１１１から処理フロー情報１１００を受信すると、当該処理フロー情報１１００に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ３１０３）。
When the
すなわち、フロー実行部３０１は、図２５に示す処理フロー情報１１００の処理定義１３１２に含まれる「"component"」に定義されている「"getFile"」に対応するファイル取得コンポーネント４０４の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、ファイル取得コンポーネント４０４を生成する（ステップＳ３１０４）。なお、ファイル取得コンポーネント４０４の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したファイル取得コンポーネント４０４をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、ファイル取得コンポーネント４０４が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をファイル取得コンポーネント４０４に送信する（ステップＳ３１０５）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、パラメータ情報は、図２５に示す処理フロー情報１１００の処理定義１２１２に含まれる「"parameters"」に定義されている「"location" : ${result.getFileList.url[0]}」である。
Here, the parameter information is "" location ": $ {result.getFileList.url [0]}" defined in "" parameters "" included in the
ファイル取得コンポーネント４０４は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ３１０６）。すなわち、ファイル取得コンポーネント４０４は、リソース管理部３０６を介して、リソース管理情報１７０Ｄに保存されている処理結果１７１に含まれる配列「"url[0]"」から格納先ＵＲＬを取得する。そして、ファイル取得コンポーネント４０４は、パラメータ情報に含まれるパラメータ「"location"」に、当該格納先ＵＲＬを指定して、電子ファイルを取得（ダウンロード）する。
Upon receiving the component execution request, the
そして、ファイル取得コンポーネント４０４は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。なお、ここで返信されるデータには、パラメータ「"location"」に指定された格納先ＵＲＬから取得（ダウンロード）された電子ファイルが含まれる。
Then, the
これにより、ファイル取得コンポーネント４０４により、配列「"url[0]"」が示す電子ファイル（すなわち、最新の電子ファイル）が取得される。
As a result, the
なお、上記では、ファイル取得コンポーネント４０４により、最新の電子ファイルが取得される場合について説明したが、これに限られない。例えば、処理定義１３１２に含まれる「"parameters"」において「"location":${result.getFileList.url[N-1]}」と定義することで、ファイル取得コンポーネント４０４により、配列「"url[N-1]"」が示す電子ファイル（すなわち、最も古い電子ファイル）を取得することもできる。
In the above description, the case where the latest electronic file is acquired by the
次に、フロー実行部３０１は、当該データを受信すると、フロー実行コンポーネント４０６から受信した処理フローの実行要求に含まれるパラメータ情報に基づくコンポーネントの取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する（ステップＳ３１０７）。
Next, when the
すなわち、フロー実行部３０１は、図２５に示す処理フロー情報１１００の処理定義１３２２に含まれる「"component"」に定義されている「"ocr"」に対応するＯＣＲコンポーネント４０５の取得要求をコンポーネント管理部３０２に送信する。
That is, the
コンポーネント管理部３０２は、コンポーネントの取得要求を受信すると、ＯＣＲコンポーネント４０５を生成する（ステップＳ３１０８）。なお、ＯＣＲコンポーネント４０５の生成は、コンポーネント共通Ｉ／Ｆ４００に定義されたコンポーネントを生成するためのＡＰＩを用いて行うことができる。
Upon receiving the component acquisition request, the
そして、コンポーネント管理部３０２は、生成したＯＣＲコンポーネント４０５をフロー実行部３０１に返信する。すなわち、コンポーネント管理部３０２は、例えば、ＯＣＲコンポーネント４０５が展開されたメモリ（例えばＲＡＭ１４）上のアドレスをフロー実行部３０１に返信する。
Then, the
次に、フロー実行部３０１は、コンポーネント実行要求をＯＣＲコンポーネント４０５に送信する（ステップＳ３１０９）。なお、当該実行要求には、データと、パラメータ情報とが含まれる。
Next, the
ここで、パラメータ情報は、図２５に示す処理フロー情報１１００の処理定義１３２２に含まれる「"parameters"」に定義されている「"location":"English"」である。
Here, the parameter information is "" location ":" English "" defined in "" parameters "" included in the
ＯＣＲコンポーネント４０５は、コンポーネント実行要求を受信すると、コンポーネントの実行処理を行う（ステップＳ３１１０）。すなわち、ＯＣＲコンポーネント４０５は、データに含まれる電子ファイルにＯＣＲ処理を行う。なお、ＯＣＲコンポーネント４０５は、ドキュメントサービス部１３０のＯＣＲ処理部１３２により、電子ファイルにＯＣＲ処理を実行する。
Upon receiving the component execution request, the
そして、ＯＣＲコンポーネント４０５は、当該実行処理の処理結果を示すデータをフロー実行部３０１に返信する。なお、ここで返信されるデータには、ＯＣＲ処理後の電子ファイルが含まれる。
Then, the
以上のように、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、フロー実行コンポーネント４０６により、他の処理フロー（子フロー）を実行させる。これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、他の処理フローの呼び出しを実現することができる。
As described above, in the
このため、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、処理フローにおいて、他の処理フローの処理結果を利用することができるようになる。
Therefore, in the
ここで、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フローの処理フロー情報１１００の他の例について、図３２を参照しながら説明する。図３２は、「ＯＣＲ配信２」サービスを実現する処理フロー（親フロー）が定義された処理フロー情報１１００の他の例を示す図である。
Here, another example of the
図３２に示すように、処理定義１２１２に含まれる「"parameters"」には、他の処理フローを実行させるか否かを判定するためのパラメータ１２２２が定義されている。パラメータ１２２２には、他の処理フローを実行させるための「"（条件式）"」（例えば、論理式）が定義されている。これにより、フロー実行コンポーネント４０６は、「"（条件式）"」を満たす場合に他の処理フローを実行させる一方で、「"（条件式）"」を満たさない場合には他の処理フローを実行させないようにすることができる。
As shown in FIG. 32, in the "" parameters "" included in the
ここで、図３２に示す処理フロー情報１１００におけるフロー実行コンポーネント４０６の実行処理について、図３３を参照しながら説明する。図３３は、本実施形態に係るフロー実行コンポーネント４０６の実行処理の他の例を示すシーケンス図である。なお、ステップＳ３００１〜ステップＳ３００４の処理は、図３０と同様であるため、その説明を省略する。
Here, the execution processing of the
ステップＳ３００２に続いて、フロー実行コンポーネント４０６は、パラメータ１２２３に定義された「"（条件式）"」を満たすか否かを判定する（ステップＳ３３０１）。
Following step S3002, the
ステップＳ３３０１において、フロー実行コンポーネント４０６は、「"（条件式）"」を満たすと判定した場合、ステップＳ３００３の処理を実行する。
If it is determined in step S3301 that the
一方で、ステップＳ３３０１において、フロー実行コンポーネント４０６は、「"（条件式）"」を満たさないと判定した場合、処理を終了させる。
On the other hand, if it is determined in step S3301 that the
これにより、フロー実行コンポーネント４０６は、「"（条件式）"」を満たさない場合は、子フローを実行させないようにすることができる。
As a result, the
以上のように、本実施形態に係るサービス提供システム１０は、サービスを実現する一連の処理において、他の一連の処理を実行することができる。このため、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、一連の処理において、他の一連の処理の処理結果を用いることができる。
As described above, the
これにより、本実施形態に係るサービス提供システム１０では、他の一連の処理を呼び出して、当該他の一連の処理の処理結果を用いる一連の処理により実現される種々のサービスを提供することができるようになる。
As a result, the
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。 The present invention is not limited to the above-described embodiment disclosed specifically, and various modifications and modifications can be made without departing from the scope of claims.
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
（付記１）
１以上の情報処理装置を含み、所定の処理をそれぞれ実行する複数のプログラムを有する情報処理システムであって、
電子データを用いた一連の処理毎に、該一連の処理のそれぞれの処理を実行する１以上の前記プログラムを識別するプログラム識別情報と、１以上の前記プログラムの実行順とが定義されたフロー情報を、該フロー情報を識別するフロー識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記情報処理システムに接続される１以上の機器のうちの一の機器から、電子データに関する情報と、第１のフロー識別情報とを受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手段により受信された前記第１のフロー識別情報と関連付けて記憶されている第１のフロー情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第１のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別されるプログラムそれぞれを、前記第１のフロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記受信手段により受信された前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた前記一連の処理を実行する実行手段と、を有し、
前記取得手段は、
他の一連の処理を呼び出す処理に係る前記所定の処理を実行するフロー実行プログラムを識別するプログラム識別情報が前記第１のフロー情報に定義されている場合、前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記第１のフロー情報に含まれる第２のフロー識別情報と関連付けて記憶されている第２のフロー情報を取得し、
前記実行手段は、
前記取得手段により取得された前記第２のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別されるプログラムそれぞれを、前記第２のフロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記一連の処理の実行中に、前記電子データを用いた前記他の一連の処理を呼び出して実行する、情報処理システム。
（付記２）
前記取得手段は、
前記フロー実行プログラムを識別するプログラム識別情報が前記第１のフロー情報に定義されている場合、前記フロー実行プログラムの実行に応じて、前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記第２のフロー情報を取得する、付記１に記載の情報処理システム。
（付記３）
前記実行手段は、
電子データに対して、該電子データのデータ型を所定のデータ型に変換する型変換手段を１以上有し、
前記電子データのデータ型を、前記型変換手段により前記プログラムが処理可能なデータ型に変換した後、前記プログラムに処理を実行させることにより、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、付記１又は２に記載の情報処理システム。
（付記４）
前記プログラムには、外部サービス毎に、外部サービスに関する処理を実行する外部サービスプログラムを含み、
前記外部サービスプログラムは、
外部サービスに格納されている電子データの格納先アドレスを取得する処理を実行するプログラムを少なくとも含む、付記１乃至３の何れか１項に記載の情報処理システム。
（付記５）
前記実行順は、前記フロー情報において前記プログラム識別情報が定義されている順である、請求項１乃至４の何れか１項に記載の情報処理システム。
（付記６）
前記フロー情報は、前記プログラム識別情報と、前記実行順と、前記プログラム識別情報により識別されるプログラムの実行に用いるパラメータとが定義され、
前記フロー実行プログラムの実行に用いるパラメータには、前記第２のフロー識別情報が含まれる、請求項１乃至５の何れか１項に記載の情報処理システム。
（付記７）
前記実行手段は、
前記他の一連の処理を実行が終了すると、前記第１のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別されるプログラムのうち、未実行のプログラムそれぞれを前記実行順に従って実行させることで、前記一連の処理に含まれる前記呼び出す処理の次の処理以降の処理を実行する、請求項１乃至６の何れか１項に記載の情報処理システム。
（付記８）
所定の処理をそれぞれ実行する複数のプログラムを有する情報処理装置であって、
電子データを用いた一連の処理毎に、該一連の処理のそれぞれの処理を実行する１以上の前記プログラムを識別するプログラム識別情報と、１以上の前記プログラムの実行順とが定義されたフロー情報を、該フロー情報を識別するフロー識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記情報処理装置に接続される１以上の機器のうちの一の機器から、電子データに関する情報と、第１のフロー識別情報とを受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手段により受信された前記第１のフロー識別情報と関連付けて記憶されている第１のフロー情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記第１のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別されるプログラムそれぞれを、前記第１のフロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記受信手段により受信された前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた前記一連の処理を実行する実行手段と、を有し、
前記取得手段は、
他の一連の処理を呼び出す処理に係る前記所定の処理を実行するフロー実行プログラムを識別するプログラム識別情報が前記第１のフロー情報に定義されている場合、前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記第１のフロー情報に含まれる第２のフロー識別情報と関連付けて記憶されている第２のフロー情報を取得し、
前記実行手段は、
前記取得手段により取得された前記第２のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別されるプログラムそれぞれを、前記第２のフロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記一連の処理の実行中に、前記電子データを用いた前記他の一連の処理を呼び出して実行する、情報処理装置。
（付記９）
１以上の情報処理装置を含み、所定の処理をそれぞれ実行する複数のプログラムを有する情報処理システムであって、電子データを用いた一連の処理毎に、該一連の処理のそれぞれの処理を実行する１以上の前記プログラムを識別するプログラム識別情報と、１以上の前記プログラムの実行順とが定義されたフロー情報を、該フロー情報を識別するフロー識別情報と関連付けて記憶する記憶手段を有する情報処理システムに用いられる情報処理方法において、
前記情報処理システムに接続される１以上の機器のうちの一の機器から、電子データに関する情報と、第１のフロー識別情報とを受信する受信手順と、
前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手順により受信された前記第１のフロー識別情報と関連付けて記憶されている第１のフロー情報を取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された前記第１のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別されるプログラムそれぞれを、前記第１のフロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記受信手順により受信された前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた前記一連の処理を実行する実行手順と、を有し、
前記取得手順は、
他の一連の処理を呼び出す処理に係る前記所定の処理を実行するフロー実行プログラムを識別するプログラム識別情報が前記第１のフロー情報に定義されている場合、前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記第１のフロー情報に含まれる第２のフロー識別情報と関連付けて記憶されている第２のフロー情報を取得し、
前記実行手順は、
前記取得手順により取得された前記第２のフロー情報に定義されている前記プログラム識別情報より識別されるプログラムそれぞれを、前記第２のフロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記一連の処理の実行中に、前記電子データを用いた前記他の一連の処理を呼び出して実行する、情報処理方法。
With respect to the above description, the following sections will be further disclosed.
(Appendix 1)
An information processing system including one or more information processing devices and having a plurality of programs that execute predetermined processes.
For each series of processes using electronic data, program identification information that identifies one or more programs that execute each process of the series of processes, and flow information that defines the execution order of one or more programs. With a storage means for storing the flow identification information in association with the flow identification information for identifying the flow information.
A receiving means for receiving information on electronic data and first flow identification information from one of one or more devices connected to the information processing system.
Of the flow information stored in the storage means, an acquisition means for acquiring the first flow information stored in association with the first flow identification information received by the receiving means, and
By executing each of the programs identified by the program identification information defined in the first flow information acquired by the acquisition means in accordance with the execution order defined in the first flow information. It has an execution means for executing the series of processes using the electronic data based on the information about the electronic data received by the receiving means.
The acquisition means
When the program identification information that identifies the flow execution program that executes the predetermined process related to the process of calling another series of processes is defined in the first flow information, the flow information stored in the storage means. Among them, the second flow information stored in association with the second flow identification information included in the first flow information is acquired, and the second flow information is acquired.
The execution means
By executing each of the programs identified by the program identification information defined in the second flow information acquired by the acquisition means in accordance with the execution order defined in the second flow information. An information processing system that calls and executes the other series of processes using the electronic data during the execution of the series of processes.
(Appendix 2)
The acquisition means
When the program identification information that identifies the flow execution program is defined in the first flow information, the second of the flow information stored in the storage means according to the execution of the flow execution program. The information processing system according to
(Appendix 3)
The execution means
It has one or more type conversion means for converting the data type of the electronic data into a predetermined data type for the electronic data.
After converting the data type of the electronic data into a data type that can be processed by the program by the type conversion means, the program is made to execute the process to execute the series of processes using the electronic data. The information processing system according to
(Appendix 4)
The program includes an external service program that executes processing related to the external service for each external service.
The external service program
The information processing system according to any one of
(Appendix 5)
The information processing system according to any one of
(Appendix 6)
The flow information defines the program identification information, the execution order, and parameters used for executing the program identified by the program identification information.
The information processing system according to any one of
(Appendix 7)
The execution means
When the execution of the other series of processes is completed, the unexecuted programs among the programs identified by the program identification information defined in the first flow information are executed in the execution order. The information processing system according to any one of
(Appendix 8)
An information processing device having a plurality of programs that execute predetermined processes.
For each series of processes using electronic data, program identification information that identifies one or more programs that execute each process of the series of processes, and flow information that defines the execution order of one or more programs. With a storage means for storing the flow identification information in association with the flow identification information for identifying the flow information.
A receiving means for receiving information on electronic data and first flow identification information from one of one or more devices connected to the information processing device.
Of the flow information stored in the storage means, an acquisition means for acquiring the first flow information stored in association with the first flow identification information received by the receiving means, and
By executing each of the programs identified by the program identification information defined in the first flow information acquired by the acquisition means in accordance with the execution order defined in the first flow information. It has an execution means for executing the series of processes using the electronic data based on the information about the electronic data received by the receiving means.
The acquisition means
When the program identification information that identifies the flow execution program that executes the predetermined process related to the process of calling another series of processes is defined in the first flow information, the flow information stored in the storage means. Among them, the second flow information stored in association with the second flow identification information included in the first flow information is acquired, and the second flow information is acquired.
The execution means
By executing each of the programs identified by the program identification information defined in the second flow information acquired by the acquisition means in accordance with the execution order defined in the second flow information. An information processing device that calls and executes the other series of processes using the electronic data during the execution of the series of processes.
(Appendix 9)
An information processing system including one or more information processing devices and having a plurality of programs for executing predetermined processes, and executing each process of the series of processes for each series of processes using electronic data. Information processing having a storage means for storing flow information in which one or more program identification information for identifying the program and one or more execution order of the program are defined in association with the flow identification information for identifying the flow information. In the information processing method used in the system
A receiving procedure for receiving information on electronic data and a first flow identification information from one of the one or more devices connected to the information processing system.
Of the flow information stored in the storage means, an acquisition procedure for acquiring the first flow information stored in association with the first flow identification information received by the reception procedure, and
By executing each of the programs identified by the program identification information defined in the first flow information acquired by the acquisition procedure in accordance with the execution order defined in the first flow information. It has an execution procedure for executing the series of processes using the electronic data based on the information about the electronic data received by the reception procedure.
The acquisition procedure is
When the program identification information that identifies the flow execution program that executes the predetermined process related to the process of calling another series of processes is defined in the first flow information, the flow information stored in the storage means. Among them, the second flow information stored in association with the second flow identification information included in the first flow information is acquired, and the second flow information is acquired.
The execution procedure is
By executing each program identified from the program identification information defined in the second flow information acquired by the acquisition procedure in accordance with the execution order defined in the second flow information. An information processing method for calling and executing the other series of processes using the electronic data during the execution of the series of processes.
１ 情報処理システム
１０ サービス提供システム
２０ 機器
３０ 外部ストレージシステム
１１０ 入出力サービス処理部
１１１ アプリ管理部
１１２ ロジック処理部
１１３ データＩ／Ｆ部
１２０ Ｗｅｂサービス処理部
１３０ ドキュメントサービス部
１３１ メール配信部
１３２ ＯＣＲ処理部
１４０ 外部サービス連携部
１４１ ファイル処理部
１４２ データ処理部
１５０ アプリ情報記憶部
１６０ 画面情報記憶部
１７０ リソース管理情報記憶部
２１０ ブラウザ
３０１ フロー実行部
３０２ コンポーネント管理部
３０３ コンポーネント群
３０４ 型変換管理部
３０５ 型変換群
３０６ リソース管理部
１０００ アプリ情報
１１００ 処理フロー情報
２０００ 画面情報
３０００ 型変換情報テーブル
1
Claims (7)
電子データを用いた一連の処理毎に、該一連の処理のそれぞれの処理を実行する１以上の前記プログラムを識別する第１のプログラム識別情報と、１以上の前記プログラムの第１の実行順とが定義されたフロー情報を、該フロー情報を識別するフロー識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記情報処理システムに接続される１以上の機器のうちの一の機器から、前記一連の処理に用いられる電子データに関する情報と、前記フロー識別情報とを受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手段により受信された前記フロー識別情報と関連付けて記憶されているフロー情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記フロー情報に定義されている前記第１のプログラム識別情報により識別される前記プログラムそれぞれを、前記フロー情報に定義されている前記第１の実行順に従って実行させることで、前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた一連の処理を実行する実行手段とを有し、
前記実行手段は、
前記一連の処理に１以上の処理の繰り返しが含まれる場合、１以上の前記プログラムのうちの特定のプログラムの処理結果に応じて決定される繰り返し条件を満たしている間、前記１以上の処理を繰り返し実行する、情報処理システム。 An information processing system including one or more information processing devices and having a plurality of programs that execute predetermined processes.
For each series of processes using electronic data, the first program identification information that identifies one or more programs that execute each process of the series of processes, and the first execution order of one or more programs. A storage means that stores the flow information in which is defined in association with the flow identification information that identifies the flow information, and
A receiving means for receiving information on electronic data used in the series of processes and the flow identification information from one of one or more devices connected to the information processing system.
Of the flow information stored in the storage means, an acquisition means for acquiring the flow information stored in association with the flow identification information received by the receiving means, and
By executing each of the programs identified by the first program identification information defined in the flow information acquired by the acquisition means in accordance with the first execution order defined in the flow information. , Has an execution means for executing a series of processes using the electronic data based on the information about the electronic data.
The execution means
When the series of processes includes the repetition of one or more processes, the one or more processes are performed while the repetition conditions determined according to the processing result of a specific program among the one or more programs are satisfied. An information processing system that runs repeatedly.
前記１以上の処理をそれぞれ実行する前記プログラムを識別する第２のプログラム識別情報と、前記１以上の処理をそれぞれ実行する前記プログラムの第２の実行順と、前記繰り返しの条件とが前記フロー情報に定義されている場合、該繰り返しの条件を満たしている間、前記フロー情報に定義されている前記第２のプログラム識別情報により識別される前記プログラムそれぞれを、前記第２の実行順に従って実行させることで、前記１以上の処理を繰り返し実行する、請求項１に記載の情報処理システム。 The execution means
The flow information includes a second program identification information that identifies the program that executes each of the one or more processes, a second execution order of the program that executes each of the one or more processes, and the repetition condition. When defined in, each of the programs identified by the second program identification information defined in the flow information is executed according to the second execution order while the repetition condition is satisfied. The information processing system according to claim 1, wherein the above-mentioned one or more processes are repeatedly executed.
前記１以上の処理を繰り返し実行させる反復プログラムを含み、
前記実行手段は、
前記反復プログラムを識別する第１のプログラム識別情報が前記フロー情報に定義されている場合、前記反復プログラムが、前記繰り返しの条件を満たしている間、前記１以上の処理を繰り返し実行させる、請求項１又は２に記載の情報処理システム。 The program includes
Includes an iterative program that repeatedly executes one or more of the above processes.
The execution means
A claim that, when the first program identification information for identifying the iterative program is defined in the flow information, the iterative program repeatedly executes the one or more processes while satisfying the conditions for the iterative program. The information processing system according to 1 or 2.
電子データに対して、該電子データのデータ型を所定のデータ型に変換する型変換手段を１以上有し、
前記電子データのデータ型を、前記型変換手段により前記プログラムが処理可能なデータ型に変換した後、前記プログラムが処理を実行することにより、前記電子データを用いた前記一連の処理を実行する、請求項１乃至３の何れか１項に記載の情報処理システム。 The execution means
It has one or more type conversion means for converting the data type of the electronic data into a predetermined data type for the electronic data.
After converting the data type of the electronic data into a data type that can be processed by the program by the type conversion means, the program executes the process to execute the series of processes using the electronic data. The information processing system according to any one of claims 1 to 3.
前記外部サービスに関する処理を実行するプログラムには、
外部サービスに格納されている電子データの格納先アドレスを取得する処理を実行する前記特定のプログラムを少なくとも含み、
前記繰り返し条件は、前記１以上の処理の繰り返し回数が、前記特定のプログラムが実行した処理によって取得された格納先アドレスの数未満であることを示す条件である、請求項１乃至４の何れか１項に記載の情報処理システム。 The program includes a program that executes processing related to an external service.
The program that executes the processing related to the external service includes
At least including the specific program that executes the process of acquiring the storage destination address of the electronic data stored in the external service.
The repetition condition is any of claims 1 to 4, which indicates that the number of repetitions of the one or more processes is less than the number of storage destination addresses acquired by the processing executed by the specific program. The information processing system according to item 1.
電子データを用いた一連の処理毎に、該一連の処理のそれぞれの処理を実行する１以上の前記プログラムを識別するプログラム識別情報と、１以上の前記プログラムの実行順とが定義されたフロー情報を、該フロー情報を識別するフロー識別情報と関連付けて記憶する記憶手段と、
前記情報処理装置に接続される１以上の機器のうちの一の機器から、前記一連の処理に用いられる電子データに関する情報と、前記フロー識別情報とを受信する受信手段と、
前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手段により受信された前記フロー識別情報と関連付けて記憶されているフロー情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された前記フロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別される前記プログラムそれぞれを、前記フロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた一連の処理を実行する実行手段とを有し、
前記実行手段は、
前記一連の処理に１以上の処理の繰り返しが含まれる場合、１以上の前記プログラムのうちの特定のプログラムの処理結果に応じて決定される繰り返し条件を満たしている間、前記１以上の処理を繰り返し実行する、情報処理装置。 An information processing device having a plurality of programs that execute predetermined processes.
For each series of processes using electronic data, program identification information that identifies one or more programs that execute each process of the series of processes, and flow information that defines the execution order of one or more programs. With a storage means for storing the flow identification information in association with the flow identification information for identifying the flow information.
A receiving means for receiving information on electronic data used in the series of processes and flow identification information from one of one or more devices connected to the information processing device.
Of the flow information stored in the storage means, an acquisition means for acquiring the flow information stored in association with the flow identification information received by the receiving means, and
Information about the electronic data by executing each of the programs identified by the program identification information defined in the flow information acquired by the acquisition means in accordance with the execution order defined in the flow information. Has an execution means for executing a series of processes using electronic data based on
The execution means
When the series of processes includes the repetition of one or more processes, the one or more processes are performed while the repetition conditions determined according to the processing result of a specific program among the one or more programs are satisfied. An information processing device that is repeatedly executed.
前記情報処理システムに接続される１以上の機器のうちの一の機器から、前記一連の処理に用いられる電子データに関する情報と、前記フロー識別情報とを受信する受信手順と、
前記記憶手段に記憶されているフロー情報のうち、前記受信手順により受信された前記フロー識別情報と関連付けて記憶されているフロー情報を取得する取得手順と、
前記取得手順により取得された前記フロー情報に定義されている前記プログラム識別情報により識別される前記プログラムそれぞれを、前記フロー情報に定義されている前記実行順に従って実行させることで、前記電子データに関する情報に基づく電子データを用いた一連の処理を実行する実行手順とを有し、
前記実行手順は、
前記一連の処理に１以上の処理の繰り返しが含まれる場合、１以上の前記プログラムのうちの特定のプログラムの処理結果に応じて決定される繰り返し条件を満たしている間、前記１以上の処理を繰り返し実行する、情報処理方法。 An information processing system including one or more information processing devices and having a plurality of programs for executing predetermined processes, and executing each process of the series of processes for each series of processes using electronic data. information having a one or more program identification information for identifying the program, one or more flow information execution order and is defined in the program, a storage means for storing in association with the flow identification information for identifying the flow information In the information processing method used in the system
A reception procedure for receiving information on electronic data used in the series of processes and flow identification information from one of one or more devices connected to the information processing system.
Of the flow information stored in the storage means, an acquisition procedure for acquiring the flow information stored in association with the flow identification information received by the reception procedure, and an acquisition procedure.
Information about the electronic data by executing each of the programs identified by the program identification information defined in the flow information acquired by the acquisition procedure in accordance with the execution order defined in the flow information. Has an execution procedure to execute a series of processes using electronic data based on
The execution procedure is
When the series of processes includes the repetition of one or more processes, the one or more processes are performed while the repetition conditions determined according to the processing result of a specific program among the one or more programs are satisfied. An information processing method that is executed repeatedly.
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