JP6766837B2 - 衛星電波受信装置、電子時計及び測位制御方法 - Google Patents

衛星電波受信装置、電子時計及び測位制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、衛星電波受信装置、電子時計及び測位制御方法に関する。
測位衛星からの電波を受信して測位演算を行い、現在位置を定する測位装置がある。現在位置を取得するには、少なくとも3衛星又は4衛星からの電波受信が必要とされる。通常では、受信されて測位演算に用いられる電波信号の数(測位衛星数)が増えるほど測位の精度が高まる。一方で、多数の測位衛星からの電波を受信する場合、当該測位衛星からの電波の捕捉動作に係る負荷や当該多数の測位衛星からの電波を捕捉するまでに必要な時間が増大し、電力消費量が増加する。
特許文献1には、連続的な測位動作時に所定数の測位衛星からの電波を捕捉した場合には、更なる測位衛星からの電波の捕捉動作を停止して捕捉済みの測位衛星からの電波信号による測位演算を行い、捕捉している電波の数が所定数に満たなくなった場合に捕捉動作を再開する技術が開示されている。
特開2014−66550号公報
しかしながら、捕捉した測位衛星の数だけでは、捕捉されている測位衛星の位置やその分布によって、測位の精度が十分に得られない場合がある。すなわち、従来、現在位置の取得精度と電力消費の抑制との両立が適切になされていない場合があるという課題がある。
この発明の目的は、電力消費の増大を抑制しつつより確実に精度の高い現在位置を取得することのできる衛星電波受信装置、電子時計及び測位制御方法を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明は、
測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部と、
前記受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記受信部に受信動作を開始させて現在位置を算出して一時記憶し、当該受信部が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、一時記憶した前記現在位置を最適結果として記憶するか否かを決定し、
所定時間ごとに前記受信部の受信動作を開始させ、前記所定時間未満の受信上限時間内に前記現在位置を前記最適結果として記憶する決定を行わなかった場合には、前記受信上限時間以内に算出された現在位置のうち最も位置精度が高かったものを前記最適結果として記憶して、前記受信動作を停止させる
ことを特徴とする衛星電波受信装置である。
本発明に従うと、衛星電波受信による電力消費の増大を抑制しつつより確実に精度の高い現在位置を取得することができるという効果がある。
実施形態の電子時計の機能構成を示すブロック図である。 精度算出方法について説明する図である。 測位衛星から受信される電波のSNRと、このSNRで受信される測位衛星の測距精度との関係の例を示す図である。 測位制御処理の制御手順を示すフローチャートである。 間欠位置取得処理の制御手順を示すフローチャートである。 間欠位置取得処理の変形例のフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施形態の電子時計1の機能構成を示すブロック図である。
電子時計1は、マイコン40と、衛星電波受信処理部50及びアンテナA1と、操作受付部61と、表示部62と、ROM63(Read Only Memory)と、電力供給部70などを備える。
マイコン40は、電子時計1の制御動作、記憶動作及び日時の計数動作などに係る各種処理を行う。マイコン40は、ホスト制御部41と、発振回路45と、分周回路46と、計時回路47(計時部)などを備える。
ホスト制御部41は、電子時計1の全体動作を統括制御する。ホスト制御部41は、CPU411(Central Processing Unit)と、RAM412(Random Access Memory)などを備える。
CPU411は、各種演算処理を行って制御動作を行う。制御動作としては、通常の日時表示動作に加え、電子時計1が有する各種機能に応じた動作、例えば、アラーム報知機能が含まれてもよい。また、CPU411は、衛星電波受信処理部50による測位動作や日時取得動作などの結果を取得し、取得内容に基づく表示動作や報知動作などに係る制御処理を行う。
RAM412は、CPU411に作業用のメモリ空間を提供し、一時データを記憶する。一時データには、現在位置などの設定された世界の地域における現在日時(地方時)を表示、利用する際のタイムゾーン設定や夏時間設定を含む地方時設定に係る情報などが含まれる。これらの地方時設定は、測位動作により得られた現在位置の情報に従って更新されてよい。RAM412は、マイコン40に対して外付けされてもよい。このRAM412には、DRAMに加えて書き換え可能な不揮発性メモリが含まれていてもよい。
発振回路45は、所定周波数、ここでは、例えば、32.768kHzの信号(クロック信号)を生成して出力する。クロック信号の生成には、例えば、水晶発振子などが用いられる。この水晶発振子は、マイコン40に対して外付けされてよい。この発振回路45から出力されるクロック信号の周波数には、電子時計1で定められた許容範囲内の誤差が含まれ得る。
分周回路46は、発振回路45から入力されたクロック信号を設定された分周比で分周した分周信号を出力する。分周回路46は、複数の周波数の分周信号を出力してよい。また、分周比の設定は、CPU411により変更されてよい。
計時回路47は、分周回路46から入力された所定の周波数の信号(クロック信号と同一周波数であってもよい)を計数することで現在の日時(時刻及び日付)を計数、保持する。計時回路47による日時の計数精度は、発振回路45からのクロック信号の精度に依存し、正確な日時からの誤差を含み得る。CPU411は、衛星電波受信処理部50が取得した現在日時に基づいて、計数されている日時を修正することが可能である。
衛星電波受信処理部50は、本発明の実施形態の衛星電波受信装置であり、米国のGPS(Global Positioning System)といった全地球測位システム(GNSS;Global Navigation Satellite System)やその補完システムに係る測位衛星からの送信電波を受信可能であり、受信したこれらの電波を処理する受信動作を行って現在日時や現在位置の情報を取得し、ホスト制御部41(CPU411)から要求された情報を所定のフォーマットでホスト制御部41に出力する。衛星電波受信処理部50は、受信部51と、モジュール制御部52(制御部)と、記憶部53などを備える。
受信部51は、受信対象の測位衛星からの送信電波の受信動作を行う。受信部51は、受信動作として、測位衛星が送信している信号(航法メッセージ)を含む電波を受信、検出してその測位衛星の識別及び航法メッセージの位相を定する捕捉処理を行い、また、捕捉した測位衛星の識別情報及び位相に基づいて当該測位衛星からの送信電波を追尾して継続的に信号を復調、取得する。
モジュール制御部52は、CPUとRAMなどを備え、衛星電波受信処理部50の動作に係る各種制御を行う。モジュール制御部52は、ホスト制御部41からの指示に従って適切なタイミング、期間に測位衛星からの電波受信を受信部51により行わせる。モジュール制御部52は、起動制御部521、演算部522、取得判定部523及び停止制御部524として機能し、受信部51が受信した電波から必要な情報を取得して必要な演算処理を行い、現在日時や現在位置を取得する。モジュール制御部52は、各種演算処理を行う構成として専用のハードウェア回路を有していてもよい。測位結果の出力は、例えば、NMEA−0183などの共通フォーマットに従ってなされてもよいし、電子時計1に独自のフォーマットであってもよい。また、ハードウェア回路が出力した所定のフォーマットのデータをCPUが適宜加工して処理し、また、出力してもよい。RAMは、モジュール制御部52の制御チップ(基板)上に設けられるが、制御チップに対して外付けされてもよい。モジュール制御部52は、現在日時及び現在位置の取得時に、現在位置の移動速度や加速度、各測位衛星からの電波のSNR(シグナルノイズ比、ここではC/N比と同義)、現在位置からの各測位衛星の視線方向(仰角、方位角)、DOP(Dilution of Precision)及び後述の位置精度に係る値を算出可能である。
記憶部53には、各種設定データや受信情報などの受信制御情報531と、衛星電波受信処理部50においてモジュール制御部52が実行する制御に係るプログラムなどが記憶される。設定データとしては、例えば、各測位衛星の航法メッセージのフォーマットデータなどが含まれる。また、受信情報としては、例えば、取得されている各測位衛星の予測軌道情報(アルマナック)や精密軌道情報(エフェメリス)などが含まれる。記憶部53は、不揮発性メモリなどであり、モジュール制御部52の制御チップ(基板)に対して外付けされてもよい。
操作受付部61は、ユーザ操作などの外部からの入力操作を受け付ける。操作受付部61は、押しボタンスイッチやりゅうずなどを備え、押しボタンスイッチの押下動作や、りゅうずの引き出し、回転及び押し戻しの各動作に応じた操作信号をホスト制御部41(CPU411)に出力する。あるいは、操作受付部61は、表示部62の表示画面621に重ねて設けられたタッチパネルなどを有していてもよい。
表示部62は、ホスト制御部41の制御に基づいて各種情報の表示を行う。表示部62は、表示ドライバ622と、表示画面621などを備える。表示画面621は、例えば、セグメント方式若しくはドットマトリクス方式又はこれらの組み合わせによる液晶表示画面(LCD)などによりデジタル表示を行う。あるいは、表示部62として、表示画面621によるデジタル表示に代えて、指針及びこれを回転動作させるステッピングモータなどによる表示が可能な構成を有していてもよい。表示ドライバ622は、CPU411からの制御信号に基づいて、表示画面621に表示を行わせるための駆動信号を表示画面621に出力する。表示部62により表示可能な内容には、少なくとも計時回路47により計数される日時に応じた日時情報(特に、現在日時)が含まれ、また、電子時計1が有する他の機能、例えば、アラーム報知機能に係る設定時刻の情報が含まれていてよい。また、測位動作に応じて得られた現在位置に係る情報や地方時設定などが表示可能であってよい。
ROM63は、ホスト制御部41やモジュール制御部52が制御動作を実行するためのプログラム631や初期設定データなどを格納する。ROM63としては、マスクROMに加えて又は代えてデータの書き換え更新が可能なフラッシュメモリなどの不揮発性メモリを有していてもよい。ROM63は、ホスト制御部41及びモジュール制御部52のいずれからも読み書きアクセスが可能に設けられており、スロットなどの取り付け部に対して着脱可能であってもよい。
プログラム631には、現在日時の取得や測位動作に係る制御プログラムが含まれる。また、ROM63には、衛星電波受信処理部50による電波受信強度と当該電波受信強度に応じた測距精度、すなわち、測位された現在位置と電子時計1(自機)の実際の位置との間に見込まれるずれとの対応関係を示す測距精度/SNR換算データ632が記憶されている。この測距精度/SNR換算データ632は、複数のSNRに対して各々測距精度の値が対応付けられたテーブルデータであってもよいし、SNRから測距精度を算出する計算式(近似式を含む)であってもよい。測距精度/SNR換算データ632は、衛星電波受信処理部50の記憶部53に記憶されていてもよい。
電力供給部70は、電子時計1のマイコン40や衛星電波受信処理部50などの各部に所定の駆動電圧でバッテリ71から電力供給を行う。ここでは、衛星電波受信処理部50への電力供給有無は、ホスト制御部41の制御によりマイコン40への電力供給とは別に制御されてよい。バッテリ71としては、ここでは、着脱可能な乾電池や充電池などが用いられるが、電力供給部70がバッテリ71としてソーラパネルと充電部(蓄電部)などを備えていてもよい。
次に、本実施形態の電子時計1における測位動作について説明する。
電子時計1では、衛星電波受信処理部50が3機以上の複数の測位衛星からの電波を受信して取得された航法メッセージとそのタイミングに基づいて測位演算を行う。また、電子時計1では、測位演算の際に、測位結果の精度(位置精度)を算出する。
測位演算は、4機以上(3機の場合には予め現在位置の高度を固定値として設定)の測位衛星から受信される航法メッセージ中に含まれる精密軌道情報(エフェメリス)に基づく各機の現在位置と、各測位衛星からの受信タイミングの差(擬似距離)とを用いて、電子時計1の現在位置3成分(高度を固定する場合には2成分)と現在日時の合計4つ(高度を固定する場合には3つ)の未知数を求めることで行われる。この演算は、所定の初期値から数値的に収束させていく反復計算(逐次近似)、例えば、ニュートン・ラフソン法(ニュートン法)により行われる。このとき、電波が受信された複数の測位衛星の位置関係、及び受信された電波の各受信状態を考慮して、現在位置の誤差範囲に応じた値を位置精度として算出することができる。
図2は、本実施形態の電子時計1における精度算出方法について説明する図である。
電波受信が可能な測位衛星は、仰角φ(現在位置から測位衛星への線分の水平面Eに対する角度。水平面Eに垂直な鉛直方向をx方向とする)及び方位角λ(ここでは、上記線分の水平面E内成分の北極方向Nとの角度。北極方向をx方向、水平面E内でx方向に直交する方向をx方向とする)を用いて現在位置に対する相対方向が特定される。このとき、電波が受信される複数の測位衛星が適切に分散した位置関係であれば、現在位置の3成分及び時間成分が精度よく得られる。反対に、複数の測位衛星が現在位置に対して一方向に偏在している場合には、得られる精度が低くなる。偏在の方向によっては、例えば、水平位置精度はよいが垂直位置(高度)精度はあまりよくない場合などもある。
測位の精度に係る指標に用いられるDOPは、各測位衛星s(i=1〜n;nは測位に用いられる測位衛星の機数)の現在位置からの方向3成分(xij;j=1〜3)及び時間成分(xi4;ここでは、xi4=1)からなるn行4列行列A(x)について、D=A・A、すなわち、jk成分がDjk=Σ(i=1〜n)(xij・xik)で表される4行4列の行列Dの逆行列D−1=Uの対角成分を用いて表される。すなわち、DOPは、各測位衛星sの配置にのみ依存して定まる。i番目の測位衛星の方向3成分は、(xi1、xi2、xi3)=(cosλ・cosφ、sinλ・cosφ、sinφ)により長さ1で求められる。これにより、水平方向に係るHDOPは行列Uの対角成分uiiにより(|u11|+|u22|)1/2と表され、鉛直方向に係るVDOPは(|u33|)1/2と表され、また、位置座標に係るPDOPは(Σ(i=1〜3)|uii|)1/2と表される。これらDOPの各値は、最良の状態で1程度となり、値が大きくなるほど精度が低下する。
本実施形態の電子時計1では、各測位衛星の配置(現在位置からの相対方向)を更に当該測位衛星からの電波受信強度(ここではSNR)にそれぞれ応じた測距精度で重み付けした精度指標値を算出する。
図3は、測位衛星から受信される電波のSNRと、このSNRで受信される測位衛星の測距精度との関係の例を示す図である。
SNR[dBHz]が低下すると擬似距離の同定精度(測距精度e[km])が悪化(値が増加)し、すなわち、測位により求められる位置に見込まれる最大ずれ量が増加する。ここでは、実線(a)に示すように、SNRが上昇するにつれて指数関数に従って測距精度eが改善(値が減少)するものとされている。このような関係は、実測値(検査値)などに基づいて得られたテーブルデータ又は計算式が予め製品出荷前にROM63に測距精度/SNR換算データ632として記憶保持される。測距精度/SNR換算データ632がテーブルデータの場合、当該テーブルに含まれるSNRの値の中間値に対応する測距精度eは、適宜線形補間されて求められればよい。計算式の場合には、必要な精度が維持される限りで近似式であってよく、例えば、破線(b)に示すように、複数の直線の組み合わせで容易に表現、算出されてよい。
上述のように、測位は複数の測位衛星からの受信電波を用いて行われるので、各測位衛星のSNR、すなわち、測距精度eの組み合わせによって最終的に測位結果に含まれ得る最大ずれ量が変化する。ここでは、行列Dの各成分Djk=Σ(i=1〜n)(xij・xik)の各要素(xij・xik)に対し、測位衛星sごとにそれぞれSNRに対応する測距精度eを用いてe −2の重み付けを行う。すなわち、対角成分wii=e −2となるn行n列の重み付け行列W(非対角成分は全て「0」)を用いて、D=A・W・A(各成分Djk=Σ(i=1〜n)(xij・wii・xik))の逆行列D−1=Uにより受信強度で重み付けされた位置精度値Δxが算出される。上述のように、最良の状態でのDOPは、ほぼ1となるので、得られる位置精度値Δx(HDOPに対応するΔh及びVDOPに対応するΔzなど)は、測距精度eの二乗の平方根、すなわち、測距精度eと同じオーダーの値となる。あるいは、位置精度値Δxは、適宜所定の係数倍されてもよい。このようにして、測位衛星の配置だけではなく電波受信状態を考慮した位置精度に係る精度指標が得られる。
次に、本実施形態の電子時計1(衛星電波受信装置)における間欠測位動作について説明する。
電子時計1では、所定時間ごとに一回、ここでは、毎分一回測位結果を取得する。受信部51による受信動作は、所定時間の経過ごと(一分)に一回開始されて、毎秒測位演算が行われる。衛星電波受信処理部50では、電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度の値が所定の精度条件を満たしたか否かが判別され、精度条件を満たした場合にその現在位置(測位結果)取得が決定されて当該現在位置を取得する。その後、当該測位演算終了され、受信部51の受信動作も停止される。精度条件を満たさない場合には、引き続き受信動作と測位演算を継続して繰り返す。所定時間未満の受信上限時間、ここでは30秒以内に精度条件を満たす測位結果が得られなかった場合には、当該30秒以内に得られた最善の結果(最も位置精度の高かったもの)を取得する。
図4は、本実施形態の電子時計1で実行される測位制御処理のモジュール制御部52による制御手順を示すフローチャートである。
この測位制御処理は、操作受付部61が所定の入力操作を受け付けることによって開始される。あるいは、電子時計1の起動時に自動的に起動されてもよい。
測位制御処理が開始されると、モジュール制御部52は、受信部51を起動し、受信動作を開始させる(ステップS101)。モジュール制御部52は、受信部51による測位衛星からの電波捕捉動作を行わせ、電波が捕捉され次第順次追尾動作を開始させる(ステップS102)。モジュール制御部52は、必要な測位衛星数の電波が取得されると、測位演算を行って初期位置を取得する(ステップS103)。
モジュール制御部52は、測位動作の終了命令が取得されたか否かを判別する(ステップS104)。測位動作の終了命令は、例えば、操作受付部61が所定の入力操作を受け付けた場合、又は、電力供給部70からの供給電力が不足して測位動作を停止させる電力セーブモードでの動作に移行する場合などにホスト制御部41から入力される。終了命令が取得されたと判別された場合には(ステップS104で“YES”)、モジュール制御部52は、測位終了処理を行い(ステップS108)、測位制御処理を終了する。
測位動作の終了命令が取得されていないと判別された場合には(ステップS104で“NO”)、モジュール制御部52は、間欠位置取得処理に係る処理タイミングであるか否かを判別する(ステップS105)。この処理タイミングは、例えば、毎秒一回であり、計時回路47が計数する日時の正秒のタイミングに同期してもよいし、任意のタイミングから1秒周期のタイミングであってもよい。処理タイミングではないと判別された場合には(ステップS105で“NO”)、モジュール制御部52は、ステップS105の処理を繰り返す。
処理タイミングであると判別された場合には(ステップS105で“YES”)、モジュール制御部52は、間欠位置取得処理を呼び出して実行する(ステップS106)。間欠位置取得処理が終了すると、モジュール制御部52は、出力設定データを適切なタイミングで出力する(ステップS107)。出力先は、記憶部53の位置履歴情報532及びホスト制御部41である。なお、ホスト制御部41への出力は、ホスト制御部41からの要求に基づいて行われてもよい。それから、モジュール制御部52の処理は、ステップS104に戻る。
図5は、測位制御処理で呼び出される間欠位置取得処理のモジュール制御部52による制御手順を示すフローチャートである。
間欠位置取得処理が呼び出されると、モジュール制御部52は、周期カウンタ値NmをRAMから読み出す(ステップS151)。この周期カウンタ値Nmは、間欠測位の実行頻度に係る1分周期を計数するためのものである。モジュール制御部52は、周期カウンタ値Nmに「1」を加算する(ステップS152)。モジュール制御部52は、受信部51の受信動作中であるか否かを判別する(ステップS153)。
受信動作中ではないと判別された場合には(ステップS153で“NO”)、モジュール制御部52は、周期カウンタ値Nmが「60」であるか否かを判別する(ステップS154)。「60」ではないと判別された場合には(ステップS154で“NO”)、モジュール制御部52は、間欠位置取得処理を終了して処理を測位制御処理に戻す。
周期カウンタ値Nmが「60」であると判別された場合には(ステップS154で“YES”)、モジュール制御部52は、受信部51を起動させて、受信動作及び測位演算処理を開始する(ステップS155;起動制御部、起動制御ステップ)。モジュール制御部52は、周期カウンタ値Nmを「0」に初期化する(ステップS156)。モジュール制御部52は、精度指標最小値Δhmを初期化して、記憶されている最適結果を消去する(ステップS157)。精度指標最小値Δhmの初期値は、初期値として処理内で認識される固定値又は位置精度指標Δhとしての第2基準値H2などである。第2基準値H2としては、例えば、100(メートル)である。
モジュール制御部52は、受信部51が受信した内容に基づいて測位演算を行い、測位結果を記憶する。記憶される測位結果は、毎回上書き更新されてよい。また、モジュール制御部52は、精度指標値として上述の位置精度値Δx(=(Δh、Δz))を算出して記憶する(ステップS158;演算部、演算ステップ)。そして、モジュール制御部52は、間欠位置取得処理を終了して処理を測位制御部に戻す。
ステップS153の判別処理で、受信部51が受信動作中であると判別された場合には(ステップS153で“YES”)、モジュール制御部52は、周期カウンタ値Nmが受信上限時間に対応する値、ここでは、「30」であるか否かを判別する(ステップS161)。周期カウンタ値Nmが「30」であると判別された場合には(ステップS161で“YES”)、ステップS171の処理に移行する。周期カウンタ値Nmが「30」ではないと判別された場合には(ステップS161で“NO”)、モジュール制御部52は、記憶されている水平方向についての位置精度指標ΔhをRAMから読み出す(ステップS162)。
モジュール制御部52は、位置精度指標Δhが第2基準値H2以下であり、かつ記憶されている精度指標最小値Δhm以下である(位置精度が第1の基準を満たす)か否かを判別する(ステップS163)。上述のように精度指標最小値Δhmの初期値が第2基準値H2である場合には、精度指標最小値Δhmが必ず第2基準値H2以下であるので、第2基準値H2との比較は不要である。少なくともいずれかではないと判別された場合には(ステップS163で“NO”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158に移行する。
位置精度指標Δhが第2基準値H2以下であり、かつ精度指標最小値Δhm以下であると判別された場合には(ステップS163で“YES”)、モジュール制御部52は、位置精度指標Δhを精度指標最小値Δhmとして設定する。また、モジュール制御部52は、記憶されている測位結果を最適結果としてRAMに別途更新記憶させる(ステップS164)。
モジュール制御部52は、位置精度指標Δhが第1基準値H1以下であるか否かを判別する(ステップS165)。第1基準値H1は、通常の衛星測位で得られる十分な位置精度の下限値であり、例えば、15(メートル)である。位置精度指標Δhが第1基準値H1以下ではない(より大きい)と判別された場合には(ステップS165で“NO”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158に移行する。
位置精度指標Δhが第1基準値H1以下であると判別された場合には(ステップS165で“YES”)、モジュール制御部52は、測位演算に用いた電波信号の数が基準数Ns(下限設定数)以上であるか否かを判別する(ステップS166)。上述のように、3次元測位演算には電波信号の数が4以上であることが必要であるが、より安定して高い位置精度を得るには電波信号の数がより多いほうがよい。ここでは、基準数Nsとして「6」が設定される。基準数Ns以上であると判別された場合には(ステップS166で“YES”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS171に移行する。
測位演算に用いた電波信号の数が基準数Ns以上ではない(未満である)と判別された場合には(ステップS166で“NO”)、モジュール制御部52は、高さ方向についての位置精度に係る情報、ここでは、受信電波中における高仰角衛星の有無及び高さ方向についての位置の精度指標Δzを考慮して現在位置取得可否を決定する。モジュール制御部52は、所定の仰角(例えば、60度)以上から電波が送信されている高仰角衛星からの電波信号を測位演算に用いたか否かを判別する(ステップS167)。用いたと判別された場合には(ステップS167で“YES”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158に移行する。
高仰角衛星からの電波信号を測位演算に用いていないと判別された場合には(ステップS167で“NO”)、モジュール制御部52は、高さ方向についての位置の精度指標Δzが高さ基準値Z1以上であるか否かを判別する(ステップS168)。高さ基準値Z1以上であると判別された場合には(ステップS168で“YES”)、モジュール制御部52の処理はステップS158に移行する。高さ基準値Z1以上ではない(未満である)と判別された場合には(ステップS168で“NO”)、モジュール制御部52の処理はステップS171に移行する。
上述のステップS165、S166の各処理が本実施形態の衛星電波受信処理部50における取得判定部(測位制御方法における取得判定ステップ)を構成する。取得判定部(取得判定ステップ)には、さらに、ステップS158、S161〜S164、S167、S168の各処理が含まれてよい。
ステップS161、S166、S168の各判別処理からステップS171の処理に移行すると、モジュール制御部52は、現在記憶されている最適結果を出力データとして設定する。モジュール制御部52は、受信部51の動作を停止させ、今回の1分間における現在位置の取得に係る処理を停止する(ステップS171;停止制御部、停止制御ステップ)。そして、モジュール制御部52は、間欠位置取得処理を終了して処理を測位制御処理に戻す。
なお、受信動作を停止させる精度条件や受信上限時間などは、固定される必要はなく、測位結果の用途、具体的には、要求元のアプリケーションソフトウェアの種別や動作モード(高精度モードや省電力モードなど)といったものに応じて各々異なる値に設定されてよい。また、操作受付部61が受け付けた所定の入力操作に基づいてこれらの値が変更設定されてもよい。
[変形例]
図6には、間欠位置取得処理の変形例のフローチャートを示す。
上記実施の形態では、測位衛星の位置関係と受信状態に係るパラメータとの両方を考慮した精度指標値算出されて用いられることとしたが、位置関係に係る指標と受信状態に係る指標と別個に評価されてもよい。ここでは、DOPとSNRとそれぞれ別個に評価されている。
この変形例の間欠位置取得処理では、上記実施の形態の間欠位置取得処理におけるステップS158、S162〜S164、S168の処理がそれぞれステップS158a、S162a〜S164a、S168aに置きかえれ、また、ステップS165の処理がステップS165a及びステップS165bの2つの処理に置き換えられている。その他の処理については同一であり、同一の処理内容については同一の符号を用いて示し、詳しい説明を省略する。
ステップS161の処理で“NO”に分岐すると、モジュール制御部52は、求められているHDOP、VDOP及びSNRの各値を取得する(ステップS162a)。モジュール制御部52は、HDOPの値が第2基準値と対応する第4基準値H4以下であり、かつ精度指標最小値Δhm(ここでは、ステップS164aで設定されるHDOPの最小値)以下であるか否かを判別する(ステップS163a)。上述の場合と同様に、精度指標最小値Δhmの初期値が第4基準値H4である場合には、前者の比較は不要である。いずれかに当てはまらないと判別された場合には(ステップS163aで“NO”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158aに移行する。
HDOPの値が第4基準値H4以下でありかつ精度指標最小値Δhm以下であると判別された場合には(ステップS163aで“YES”)、モジュール制御部52は、現在のHDOPの値を精度指標最小値Δhmとして設定し、対応する測位結果を最適結果として別途記憶する(ステップS164a)。モジュール制御部52は、HDOPの値が第1基準値H1に対応する第3基準値H3(<第4基準値H4)以下であるか否かを判別する(ステップS165a)。第3基準値H3以下ではないと判別された場合には(ステップS165aで“NO”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158aに移行する。
HDOPの値が第3基準値H3以下であると判別された場合には(ステップS165aで“YES”)、モジュール制御部52は、SNRの値が基準値L1以上であるか否かを判別する(ステップS165b)。基準値L1は、十分な測距精度が得られる値であり、例えば、図3で15mの測距精度に対応する値として、35〜40(dBHz)程度の値が設定される。基準値L1以上ではないと判別された場合には(ステップS165bで“NO”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158aに移行する。基準値L1以上であると判別された場合には(ステップS165bで“YES”)、モジュール制御部52の処理はステップS166に移行する。
ステップS167の判別処理で“NO”に分岐した場合、モジュール制御部52は、VDOPの値が高さ基準値Z1に対応する高さ基準値Z2以上であるか否かを判別する(ステップS168a)。高さ基準値Z2以上であると判別された場合には(ステップS168aで“YES”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS158aに移行する。VDOPの値が高さ基準値Z2以上ではないと判別された場合には(ステップS168aで“NO”)、モジュール制御部52の処理は、ステップS171に移行する。
ステップS167の判別処理で“YES”に分岐すると、モジュール制御部52の処理は、ステップS158aに移行する。
ステップS157、S163a、S165a、S165b、S167、S168aの各処理からステップS158aの処理に移行すると、モジュール制御部52は、新たに算出した測位結果を更新記憶し、また、HDOP、VDOP及びSNRの各値を算出して記憶する(ステップS158a)。それから、モジュール制御部52は、間欠位置取得処理を終了して処理を測位制御処理に戻す。
以上のように、本施形態の衛星電波受信装置である衛星電波受信処理部50は、測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部51と、受信部51が受信した電波に基づいて現在位置を算出するモジュール制御部52と、を備える。モジュール制御部52は、起動制御部として、受信部51に受信動作を開始させ、演算部として、現在位置を算出する。モジュール制御部52は、取得判定部として、受信部51が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、現在位置を取得するか否かを決定し、停止制御部として、現在位置を取得した場合には、受信動作を停止させ、取得しない場合には、受信動作を継続させて現在位置の算出を繰り返す。
このように、電波を受信した測位衛星の数だけでなく、所望の位置精度が得られる電波受信状態であったか否かを考慮して適切な測位結果を取得するので、測位衛星の配置としては適切であっても、建築構造物や地形などに応じて受信状態が悪い場合や、受信状態がよいとしても測位衛星の数がぎりぎりであって、誤った収束位置が適正に補正されない場合などを考慮して、継続的な受信及び再度の測位演算を行わせることにより、必要以上には受信動作を継続させないようにしつつ、より確実に精度の高い位置情報を取得することができる。
また、モジュール制御部52は、各測位衛星からの電波受信状態を考慮して位置精度を求める。電波が受信された測位衛星の数及び位置以外で、求められる位置精度の低下要因としては、電波受信状態の影響が大きいので、この電波受信状態(特に、SNR)を考慮に含めて位置精度を算出することで、より測位精度の確実性を向上させて、精度のよい位置情報を取得することができる。
また、モジュール制御部52は、所定時間ごとに受信部51の受信動作を開始させる。すなわち、間欠測位を行う場合に、上述のように位置精度に基づいて測位結果を取得していくので、受信動作時間を適切に制御しつつ精度のよい現在位置情報を継続的に取得することができる。
また、モジュール制御部52は、所定時間(1分)未満の受信上限時間(30秒)内に現在位置を取得する決定を行わなかった場合には、受信上限時間(30秒)以内に算出された現在位置のうち最も位置精度が高かったものを取得して、受信動作を停止させる。
すなわち、あまり長い時間受信動作を継続させるよりは、ある程度の精度で現在位置が取得されているのであれば、適宜な受信動作時間で打ち切って、受信時間内で最適な現在位置を取得することで、電力消費と測位精度とのバランスを適切に保って両立させることができる。
また、モジュール制御部52は、水平方向についての位置精度が第1の基準を満たし、かつ電波を受信した測位衛星の数が下限設定数(5機)以上の場合に現在位置を取得する。すなわち、水平位置精度に影響を及ぼしやすい低仰角測位衛星の可視状態の方が短時間で変化しやすいので、これらを優先的に考慮して受信動作及び測位演算の継続有無を判断していくことで、より柔軟かつ適切に電力消費と測位精度のバランスを調節することができ、より安定して精度のよい現在位置を取得することができる。
また、モジュール制御部52は、水平方向についての位置精度が第1の基準を満たし、かつ電波を受信した測位衛星の数が下限設定数(5機)未満の場合に、高さ方向についての位置精度に係る情報(高仰角衛星の数及び高さ方向についての位置の精度指標Δz)を考慮して現在位置を取得するか否かを決定する。すなわち、測位演算に用いた測位衛星の数が少ない場合には、水平方向についての位置精度が基準を満たしていても、演算が正しく収束しない可能性を排除しきれないので、現在位置の高さ方向成分についても正確に求められているか否かの情報を併せて考慮することで、正しい収束演算がなされたか否かの判定をより正確に行うことができる。
また、本実施形態の電子時計1は、上述の衛星電波受信処理部50と、計時回路47とを備える。このような電子時計で適切に電力消費を抑制しつつより精度の高い現在位置を取得していくことができるので、必要なバッテリを小型化することができ、時計の大型化や重量化を抑制しつつ正確な現在位置の取得を行って利用したり、ユーザに報知(表示)可能としたりすることができる。
また、本実施形態の衛星電波受信処理部50の測位制御方法は、受信部51に受信動作を開始させる起動制御ステップ、受信部51が受信した電波に基づいて現在位置を算出する演算ステップ、受信部51が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、現在位置を取得するか否かを決定する取得判定ステップ、現在位置を取得した場合には、受信動作を停止させ、取得しない場合には、受信動作を継続させて現在位置の算出を繰り返す停止制御ステップ、を含む。
このような測位制御方法により、電波を受信した測位衛星の数だけでなく、所望の位置精度が得られる電波受信状態であったか否かを考慮して適切な測位結果を取得するので、測位衛星の配置としては適切であっても、建築構造物や地形などに応じて受信状態が悪い場合や、受信状態がよいとしても測位衛星の数がぎりぎりであって、誤った収束位置が適正に補正されない場合などを考慮して、継続的な受信及び再度の測位演算を行わせることにより、必要以上には受信動作を継続させないようにしつつ、より確実に精度の高い位置情報を取得することができる。
なお、本発明は、上記実施の形態に限られるものではなく、様々な変更が可能である。
例えば、継続的に測位が行われている場合、過去の移動履歴に基づいて次の測位での現在位置がある程度推測可能な場合がある。測位演算と別に、このような推測位置を求めて、測位結果として得られた測位位置と推測位置との差分を位置精度の指標として用いてもよい。
例えば、直近の複数回(少なくとも2回)取得された位置情報から得られる位置の変化に量に基づいて、移動速度や移動加速度が得られる。大きな加速度やその変化が生じていない場合には、位置の変化や必要に応じて移動速度の変化に基づいて、電子時計1(自機)の移動速度が算出され、この移動速度と前回の測位位置とに基づいて次の位置が推測される。
また、このような予測からの実測のずれ量に基づく位置精度指標の算出時に、前回の測位位置のずれを考慮して当該測位位置の値をそのまま用いずに、前回の測位位置と前回の予測位置とを利用して、よりもっともらしい前回の推定位置を求めて次の位置の推測に利用してもよい。位置の推定には、適宜な方法、例えば、カルマンフィルタなどを用いてもよい。また、カルマンフィルタを用いない場合であっても、当該カルマンフィルタにおける誤差の共分散行列と同様に、予測位置と測位位置とのずれ量に基づく両者の適度な重み付けにより推定位置が求められてもよい。
また、このような推測位置に基づいて得られる位置精度指標と上述の位置精度指標Δhとを併用してもよい。併用の方法としては、例えば、単純に両者を求めて大きい方を用いることとしてもよい。
また、上記実施の形態では、位置精度として水平方向の位置精度を主に考慮し、特定の場合のみ高さ方向の位置精度を考慮することとしたが、最初から三次元方向の位置精度を考慮してもよい。あるいは、反対に高さ方向の位置精度を考慮しないこととしてもよい。また、高さ方向の位置情報の重要さの度合によっては、ステップS167のYESとNOの分岐を入れ替えてもよい。
あるいは、上記以外の種々の方法で求められた位置精度を基準として測位結果(現在位置)の取得可否及び受信動作の停止有無の判断を行ってもよい。
また、上記実施の形態では、1分間に1回測位結果を取得する間欠受信の場合を例に挙げて説明したが、単一回の測位結果を取得する場合にも同様に測位衛星数と位置精度の条件を満たすまで測位演算を繰り返すこととしてもよい。また、間欠受信の場合にも、均一周期で受信部51が起動されなくてもよい。他の条件、例えば、加速度センサなどによる自機の移動状態などに応じて受信部51による受信動作の開始間隔が変更されてもよい。また、前回最終的に測位結果が取得されたタイミングから1分後に受信部51による受信動作が開始されてもよい。
また、上記実施の形態では、モジュール制御部52が測位演算及び受信動作の継続可否について決定を行ったが、ホスト制御部41が決定を行ってもよい。この場合、位置精度の情報や電波受信衛星数の情報をモジュール制御部52からホスト制御部41に出力して当該情報に基づいてモジュール制御部52が決定を行ってもよいし、ホスト制御部41が位置精度の算出を行ってもよい。
また、上記実施の形態では、ホスト制御部41及びモジュール制御部52をそれぞれ別個に備えるものとして説明したが、単一の制御部を有する電子時計1(衛星電波受信装置)であってもよい。また、プロセッサとしてのモジュール制御部52は、CPUを備え、ソフトウェア的に制御動作を行うこととしたが、専用のハードウェア回路などを備えて一部の処理が当該ハードウェア回路により行われてもよい。あるいは、モジュール制御部52は、一部のソフトウェア処理を専用に行うCPUやRAMを更に有していてもよい。
また、以上の説明では、測位制御や表示設定に係るプログラム631を記憶するコンピュータ読み取り可能な媒体としてフラッシュメモリなどの不揮発性メモリやマスクROMなどからなるROM63を例に挙げて説明したが、これに限定されない。その他のコンピュータ読み取り可能な媒体として、HDD(Hard Disk Drive)、CD−ROMやDVDディスクなどの可搬型記録媒体を適用することが可能である。また、本発明に係るプログラムのデータを通信回線を介して提供する媒体として、キャリアウェーブ(搬送波)も本発明に適用される。
その他、上記実施の形態で示した構成、制御手順や表示例などの具体的な細部は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明の範囲は、上述の実施の形態に限定するものではなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲とその均等の範囲を含む。
以下に、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲に記載した発明を付記する。付記に記載した請求項の項番は、この出願の願書に最初に添付した特許請求の範囲の通りである。
[付記]
<請求項1>
測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部と、
前記受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記受信部に受信動作を開始させて現在位置を算出し、当該受信部が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、現在位置を取得するか否かを決定し、現在位置を取得した場合には、前記受信動作を停止させ、取得しない場合には、前記受信動作を継続させて現在位置の算出を繰り返す
ことを特徴とする衛星電波受信装置。
<請求項2>
前記制御部は、各測位衛星からの電波受信状態を考慮して前記位置精度を求めることを特徴とする請求項1記載の衛星電波受信装置。
<請求項3>
前記制御部は、所定時間ごとに前記受信部の受信動作を開始させることを特徴とする請求項1又は2記載の衛星電波受信装置。
<請求項4>
前記制御部は、前記所定時間未満の受信上限時間内に現在位置を取得する決定を行わなかった場合には、前記受信上限時間以内に算出された現在位置のうち最も位置精度が高かったものを取得して、前記受信動作を停止させることを特徴とする請求項3記載の衛星電波受信装置。
<請求項5>
前記制御部は、水平方向についての位置精度が第1の基準を満たし、かつ電波を受信した測位衛星の数が下限設定数以上の場合に現在位置を取得することを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の衛星電波受信装置。
<請求項6>
前記制御部は、前記水平方向についての位置精度が前記第1の基準を満たし、かつ電波を受信した測位衛星の数が下限設定数未満の場合に、高さ方向についての位置精度に係る情報を考慮して現在位置を取得するか否かを決定することを特徴とする請求項5記載の衛星電波受信装置。
<請求項7>
測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部と、
前記受信部に受信動作を開始させる起動制御部と、
前記受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出する演算部と、
当該受信部が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、現在位置を取得するか否かを決定する取得判定部と、
前記取得判定部が現在位置を取得すると決定した場合には、前記受信動作を停止させ、取得しないと決定した場合には、前記受信動作を継続させて前記演算部に現在位置の算出を繰り返させる停止制御部と、
を備えることを特徴とする衛星電波受信装置。
<請求項8>
請求項1〜7のいずれか一項に記載の衛星電波受信装置と、
現在日時を計数する計時部と、
を備えることを特徴とする電子時計。
<請求項9>
測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部を備える衛星電波受信装置の測位制御方法であって、
前記受信部に受信動作を開始させる起動制御ステップ、
当該受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出する演算ステップ、
当該受信部が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、現在位置を取得するか否かを決定する取得判定ステップ、
現在位置を取得した場合には、前記受信動作を停止させ、取得しない場合には、前記受信動作を継続させて現在位置の算出を繰り返す停止制御ステップ
を含むことを特徴とする測位制御方法。
1 電子時計
40 マイコン
41 ホスト制御部
411 CPU
412 RAM
45 発振回路
46 分周回路
47 計時回路
50 衛星電波受信処理部
51 受信部
52 モジュール制御部
53 記憶部
531 受信制御情報
532 位置履歴情報
61 操作受付部
62 表示部
621 表示画面
622 表示ドライバ
63 ROM
631 プログラム
632 測距精度/SNR換算データ
70 電力供給部
71 バッテリ

Claims (6)

  1. 測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部と、
    前記受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記受信部に受信動作を開始させて現在位置を算出して一時記憶し、当該受信部が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、一時記憶した前記現在位置を最適結果として記憶するか否かを決定し、
    所定時間ごとに前記受信部の受信動作を開始させ、前記所定時間未満の受信上限時間内に前記現在位置を前記最適結果として記憶する決定を行わなかった場合には、前記受信上限時間以内に算出された現在位置のうち最も位置精度が高かったものを前記最適結果として記憶して、前記受信動作を停止させる
    ことを特徴とする衛星電波受信装置。
  2. 前記制御部は、前記現在位置を前記最適結果として記憶した場合には、前記受信動作を停止させ、前記現在位置を前記最適結果として記憶しない場合には、前記受信動作を継続させて現在位置の算出を繰り返す
    ことを特徴とする請求項1に記載の衛星電波受信装置。
  3. 前記制御部は、各測位衛星からの電波受信状態を考慮して前記位置精度を求めることを
    特徴とする請求項1記載の衛星電波受信装置。
  4. 測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部と、
    前記受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、水平方向についての位置精度が第1の基準を満たし、かつ電波を受信した測位衛星の数が下限設定数以上の場合に前記現在位置を最適結果として記憶し、
    前記水平方向についての位置精度が前記第1の基準を満たし、かつ電波を受信した測位衛星の数が下限設定数未満の場合に、高さ方向についての位置精度に係る情報を考慮して前記現在位置を前記最適結果として記憶するか否かを決定することを特徴とする衛星電波受信装置。
  5. 請求項1〜のいずれか一項に記載の衛星電波受信装置と、
    現在日時を計数する計時部と、
    を備えることを特徴とする電子時計。
  6. 測位衛星からの電波の受信動作を行う受信部を備える衛星電波受信装置の測位制御方法
    であって、
    前記受信部に受信動作を開始させる起動制御ステップ、
    当該受信部が受信した電波に基づいて現在位置を算出して一時記憶する演算ステップ、
    当該受信部が電波を受信した測位衛星の数及び算出した現在位置の位置精度に基づいて、前記現在位置を最適結果として記憶するか否かを決定する記憶判定ステップ、
    所定時間ごとに前記受信部の受信動作を開始させ、前記所定時間未満の受信上限時間内に前記現在位置を前記最適結果として記憶する決定を行わなかった場合には、前記受信上限時間以内に算出された現在位置のうち最も位置精度が高かったものを前記最適結果として記憶して、前記受信動作を停止させる停止制御ステップ、
    を含むことを特徴とする測位制御方法。
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