JP6684730B2 - 複合個室群管理システム - Google Patents

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Description

本発明は、一又は二以上の個室が設けられた施設や場所(本願において、これらをまとめて「施設」という)において、各個室の利用状況や管理情報(本願において「個室情報」という)の確認や管理を行うことのできる複合個室群管理システムに関するものである。
個室の利用状況を可視化するシステムとして、個室に設置された無線センサーがドアの開閉を検知すると、IoTゲートウェイ機器を経由してクラウドサーバにデータがアップされるシステム(非特許文献1)が提案されている。このシステムでは、ウェブブラウザ画面上にトイレルームのレイアウト図が表示され、個室の利用状況がリアルタイムでウェブブラウザ画面上に反映されるように構成されている。
株式会社ファンブライトホームページ(http://www.fanbright.jp/iot/manage/toilet/)
前記システムではレイアウト図が不可欠であるが、個室の配置や数、形状等は施設ごとに異なるため、システムを導入する施設ごとに個別のレイアウト図を作成しなければならない。また、レイアウト図上に実際の個室の状況が表示されるようにするためには、レイアウト図上に個室の状況が表示される表示部を設定し、当該表示部と実際の個室とを対応付ける(関連付ける)必要があるが、個室の状況が表示される表示部の設定やレイアウト上の表示部個室と実際の個室とを対応付けるプログラミングには専門的な知識が必要であるため、システムの開発と導入に時間もコストもかかるという難点がある。
また、施設はリニューアル(改装)をすることがあるが、改装に伴ってレイアウトが変更された場合には、改めてレイアウト図の作成や前記プログラミング作業が必要であり、導入後にも多額のコストがかかることがある。
本発明は、従来に比して短期間且つ低コストでの導入が可能であり、プログラミングの知識がなくても導入しやすく、トイレブース以外の各種個室群の管理にも利用することのできる複合個室群管理システムを提供することにある。
本発明の複合個室群管理システムは、一又は二以上の個室が設置された個室設置領域の領域図を取り込む領域図取り込み手段と、前記領域図取り込み手段で取り込んだ領域図のオーバーレイ領域に個室の利用状況や管理情報(本願において「利用状況等」という)を表示する情報表示部を設定する情報表示部設定手段と、当該情報表示部設定手段で設定した情報表示部と前記各個室に設置される子機の固有IDとを対応付ける対応付け手段を備えたものであり、前記領域図取り込み手段での領域図の取込みと、前記情報表示部設定手段での情報表示部の設定と、前記対応付け手段での情報表示部と固有IDとの対応付けを、管理者が利用する端末装置のブラウザ上で行うことができるシステムである。
前記複合個室群管理システムで、個室群の管理者が利用する端末装置からの要求に応じて管理者が利用する管理者向けページを生成し、生成した管理者向けページを当該管理者が利用する端末装置のブラウザ上に表示できるようにし、前記領域図取り込み手段での領域図の取込みと、前記情報表示部設定手段での情報表示部の設定と、前記対応付け手段での情報表示部と固有IDとの対応付けを、管理者が利用する端末装置のブラウザに表示される管理者向けページ上で行うことができるようにすることもできる。
前記複合個室群管理システムにおいて、各個室に設置される子機に個室の利用状況等を表示する表示器を設け、管理者向けページに個室の利用状況等を管理するための管理ページを設け、当該管理ページに表示器に表示された利用状況等と連動する情報が表示されるようにすることもできる。
前記複合個室群管理システムにおいて、表示器に当該表示器が設置された個室に関する管理情報を表示する管理情報表示部を設け、当該管理情報表示部の表示を管理者が利用する管理者向けページから制御できるようにすることもできる。
前記複合個室群管理システムで利用者が利用する端末装置からの要求に応じて個室利用者が利用する利用者向けページを生成し、生成した利用者向けページを当該利用者が利用する端末装置のブラウザ上に表示できるようにし、当該利用者向けページに個室の利用状況を確認するための利用状況確認ページが設けることもできる。
前記複合個室群管理システムでは、端末装置で二次元コードを読み取ることで、当該端末装置のブラウザ上に利用状況確認ページが表示されるようにすることもできる。
前記複合個室群管理システムにおいて、利用者向けページに個室についての情報を提供するための情報提供ページを設け、当該情報提供ページから個室に関する情報を、当該個室を含む個室群の管理者に向けて提供できるようにすることもできる。
前記複合個室群管理システムで保守業者が利用する端末装置からの要求に応じて保守業者が利用する保守業者向けページを生成し、生成した保守業者向けページを当該保守業者が利用する端末装置のブラウザ上に表示できるようにし、当該保守業者向けページに保守作業報告をするための作業報告ページを設けて、当該作業報告ページから個室に関する作業報告を、当該個室を含む個室群の管理者に対して行えるようにすることもできる。
前記複合個室群管理システムでは、端末装置で個室に設けられた二次元コードを読み取ることで、当該端末装置のブラウザ上に当該個室についての情報提供ページ又は作業報告ページが表示され、情報提供ページから当該個室についての情報を提供することができ、作業報告ページから当該個室についての作業報告を行うことができるようにすることもできる。
本発明の複合個室群管理システムは、領域図を取り込む領域図取り込み手段と、取り込んだ領域図のオーバーレイ領域に情報表示部を設定する情報表示部設定手段と、情報表示部と各個室に設置される子機の固有IDとを対応付ける対応付け手段を備えており、領域図取り込み手段での領域図の取込み、情報表示部設定手段での情報表示部の設定、及び対応付け手段での情報表示部と固有IDとの対応付けを、管理者が利用する端末装置のブラウザ上で行うことができるため、従来必要であった専門的な知識を要する作業が不要であり、従来よりも短期間且つ低コストで導入することができる。
本発明の複合個室群管理システムの概要説明図。 (a)は本発明における子機の構成の説明図、(b)は子機の設置場所の説明図。 本発明における無線通信手段と処理装置の説明図。 本発明におけるサーバの構成の説明図。 編集ページの説明図。 図5に示す編集ページにレイアウト図を読み込んだ状態の説明図。 (a)は始点と終点をクリックすることによって情報表示部の範囲を指定する場合の説明図、(b)は任意点をクリックすることで自動的に情報表示部の範囲が指定される場合の説明図。 (a)はログデータを用いて情報表示部と実際の個室を対応付ける場合の説明図、(b)はIDを直接入力することによって情報表示部と実際の個室を対応付ける場合の説明図。 管理者向けページの確認ページの説明図。 (a)は利用状況管理ページに表示される累計利用時間の一例を示すもの、(b)は利用状況管理ページに表示される利用割合の一例を示すもの、(c)は利用状況管理ページに表示される個室の利用回数の一覧を示すもの。 (a)はチェックボックス付きのリストをチェックして送信することで作業報告できるようにした作業報告ページの説明図、(b)は項目別二次元コードを読み込むことで作業報告できるようにした作業報告ページの説明図。 利用状況確認ページの説明図。 (a)はチェックボックス付きのリストをチェックして送信することで情報提供できるようにした情報提供ページの説明図、(b)は項目別二次元コードを読み込むことで情報提供できるようにした情報提供ページの説明図。 (a)遊園地の園内マップ上にトイレ情報が表示されるようにした場合の利用状況確認ページの説明図、(b)は(a)の園内マップ上の任意のトイレルームを選択したときに表示される利用状況確認ページの説明図。 (a)オフィスビルのフロアマップ上にトイレ情報が表示されるようにした場合の利用状況確認ページの説明図、(b)は(a)のフロアマップ上の任意のトイレルームを選択したときに表示される利用状況確認ページの説明図。 (a)はサーバとしてローカルサーバを用いる場合の説明図、(b)はサーバを省略して処理装置で各種処理が行われるようにした場合の説明図。 (a)は喫茶店のレイアウト図、(b)は当該喫茶店にあるトイレルームの説明図。
(実施形態)
本発明の複合個室群管理システム(以下「本システム」という)の実施形態を、図面を参照して説明する。本システムは、各種個室Bの管理システムとして利用することができるが、ここでは、個室Bがトイレルームに設けられたトイレブースの場合を一例として説明する。図1に本発明の実施形態の概要を示す。図1において、1は子機、2は無線通信手段、3は処理装置、4はサーバ、Xは利用者の使用する端末装置、Yは基地局である。なお、本願では、一又は二以上の個室が設置された領域(この実施形態ではトイレルーム)を個室設置領域Aといい、この個室設置領域Aに設けられた一又は二以上の個室の集合を「個室群」という)。
[子機]
前記子機1はいわゆるセンサー機器(センサーノード)であり、個室(トイレブース)Bの扉Dの開閉や、個室B内の人の有無(人の出入り)を検知するものである。一例として図2(a)に示す子機1は、人感センサー5と、扉センサー6と、タイマー7と、通信部8と、制御部(マイコン)9と、表示器10と、電源11を備えている。図2(b)に示すように、子機1は、各トイレルームに設けられた複数の個室Bに一つずつ設置される。それぞれの子機1には個別のアドレス(本願において「固有ID」という)が割り当てられている。
前記人感センサー5は個室B内の人を検知するものであり、人から放射される遠赤外線を検知するとONとなり、人を検知しなくなるとOFFとなる。この実施形態では、人感センサー5として受動赤外線検知器(パッシブセンサー)を用いる場合を一例としているが、人感センサー5はパッシブセンサー式以外のものであってもよい。人感センサー5は個室Bに入った人を検知できるように個室B内に取り付けてある。
前記扉センサー6は個室Bの扉Dの開閉を検知するものである。扉センサー6は扉Dが閉じている場合にONとなり、扉Dが開くとOFFとなる。この実施形態では、扉センサー6として磁気センサーを用いているが、扉センサー6はこれ以外であってもよく、例えば、リードスイッチや三軸デジタルコンパスなどを用いることもできる。この実施形態では、扉センサー6を個室Bの扉Dの上面と扉DのフレームFに取り付けて、扉Dの開閉によりON、OFFするようにしてある。扉センサー6は個室Bの扉Dに設けてある錠前の開閉により作動する錠前センサーであってもよい。
図2(a)に示す例では、人感センサー5と扉センサー6の双方を備えている場合を一例としているが、人感センサー5と扉センサー6のいずれか一方のみとするともできる。また、人感センサー5と扉センサー6に加え、距離センサー、温度センサー、音センサー、気体センサー、温度センサー、湿度センサー等の他のセンサーを追加することもできる。
前記タイマー7は時間を設定するものであり、人感センサー5が人を検知してから検知状態を持続する時間を設定するものであり、例えば、5分、10分といったように設定することができる。このタイマー7には既存のタイマーを用いることができる。前記通信部8は、人感センサー5や扉センサー6での検知信号を無線通信手段2に送信し、或いはサーバ4から無線通信手段2を介して送信される信号を受信するものである。前記制御部9は、人感センサー5、扉センサー6、タイマー7、通信部8、表示器10等を制御するものである。制御部9にはマイコンを利用することができる。前記電源11には商用電源を利用することもできるが、この実施形態では電池を利用している。
前記表示器10は、個室Bの利用状況や管理情報(利用状況等)を表示するものである。本願において、利用状況とは、例えば、当該個室Bが空いていることや利用中であること、利用が所定時間よりも長時間にわたっていること、個室B内で異常が発生している可能性があること等、子機1内で取得或いは処理される情報をいい、管理情報とは、例えば、個室B内の設備(便座、扉D等)に何らかの故障が生じていること、清掃が必要であること、必要品(例えば、トイレットペーパー)の補充が必要であること、修理が必要であること等、サーバ4で取得或いは処理される情報をいう。
この実施形態では、一つの表示器10に利用状況表示部10aと管理情報表示部10bを設けてあり、利用状況表示部10aに利用状況が、管理情報表示部10bに管理情報が表示されるようにしてある。利用状況表示部10aと管理情報表示部10bを備えた表示器10を用いる代わりに、利用状況表示用の表示器と管理情報用の表示器を別々に設けることもできる。表示器10は必要に応じて設ければよく、不要な場合には省略することもできる。
なお、人感センサー5や扉センサー6、表示器10などは物理的には別々の機器であるが、本願では、個室Bに設置するこれらの機器群のことを子機1と称する。
[無線通信手段]
前記無線通信手段2は、子機1から送られる信号を受信するものである。この実施形態では、無線通信手段2としてモノワイヤレス株式会社のMoNoSTICK(モノワイヤレス社の出願商標)を用いている。この実施形態では、無線通信手段2を処理装置3に接続してある。無線通信手段2には個別のアドレス(本願において「通信機ID」という)が割り当てられている。無線通信手段2は、無線マイコンやアンテナ、USBコネクタ等を備えている。前記無線マイコンには、無線回路やメモリ、マイコン部を備えたTWE−Liteを用いている。無線通信手段2には、MoNoSTICKに代えて、同社のTWE−LiteDIP等を用いることもできる。図3に仮想線で示すように、無線通信手段2は、一つの処理装置3に二以上(例えば、二〜八個程度)接続するのが好ましい。
[処理装置]
前記処理装置3は無線通信手段2で受信した信号を処理するものである。処理装置3には、例えば、小型コンピュータ(シングルボードコンピュータ)を用いることができる。この実施形態では、小型コンピュータとして、英国ラズベリーパイ財団が開発したラズベリーパイを用いている。小型コンピュータには、株式会社フィックスターズのOlive、ぷらっとホーム株式会社のOpenBlocks等を用いることもできる。
この実施形態の処理装置3は、図3に示すように、CPU13やメモリ14、プロトコル変換手段(ゲートウェイ)15等を備えている。この実施形態では、処理装置3が、いわゆるゲートウェイ機器として機能する。具体的には、無線通信手段2が受信した電気信号は、処理装置3のプロトコル変換手段15においてインターネットプロトコル(IP)に変換される。処理装置3には送受信手段16が接続されており、プロトコルが変換された信号が、当該送受信手段16で前記サーバ4に送信される。送受信手段16には、例えば、3G・LTEドングル等の各種無線通信ドングルや無線通信モジュールを用いることができる。個室の状況を同時に受信可能な無線通信モジュールを二つ以上に増やすこともできる。通信モジュールは個室の数に応じて受信チャンネルが重ならないように設定し個数を決定して搭載することができる。例えば、個室数が8室までの場合には無線通信モジュールは1つとし、9室を超える場合にはそれぞれの個室をAグループ、Bグループという2つのグループに分ける。それぞれのグループの個室からのデータを送信する通信モジュールA、通信モジュールBに分けることで無線通信のパケットの衝突を極力回避し、安定した無線通信経路を確保することを可能にする。
また、デジタルサイネージ表示機用に無線通信用のWi−Fiモジュールを追加することもできる。本モジュールによりHTTP通信を用いてデジタルサイネージの色、文章、画像、音楽、ゲームなどのメディアを個室群表示用デジタルサイネージ表示機に送信し利用者に提示することができる。デジタルサイネージ表示機とは個室郡の情報をまとめてLEDによる表示ができる機器又はマルチメディアを映像転送できるディスプレイ出力を搭載した機器により表示するものである。さらにルーム中継器の無線通信にタブレット端末等を接続し、ルーム中継器から直接あるいはルーム中継器と連携するクラウドサーバの情報をブラウザで参照してデータを取得することができる。
処理装置3及び無線通信手段2は、子機1と無線通信可能な範囲に設置する。この実施形態では、トイレルームの壁面や手洗い場の下側のスペースに設置してあるが、子機1との無線通信が可能であれば、他の場所に設置することもできる。処理装置3は必要に応じて二以上設けることもできる。トイレルーム内に個室B数が数個(例えば三つ)程度であれば一つでよいが、サービスエリアのようにトイレルーム内の個室B数が数十以上であるような場合には、複数の処理装置3を設けるのが好ましい。
[サーバ]
前記サーバ4は、利用者からの要求を受けて処理を行い、要求されたデータや処理結果を利用者の端末装置Xへ送信するものであり、本システムにおけるソフトウェア(以下「処理ソフト」という)が実行される部分である。
一例として図4に示すサーバ4は、送受信部(フロントエンド)17と処理部18と記憶部19を備えている。送受信部17は各種端末装置からの信号を受信し、それら端末装置に信号を返す(送信する)もの、処理部18は送受信部17が受信した要求信号に基づいて処理ソフトを実行し、その処理結果を送受信部17へ返すもの、記憶部19は送受信部17に送信された信号や処理部18での処理結果等を保持しておくものである。
前記処理部18では、個室Bの連続利用時間や累積利用時間、平均利用時間、複数の個室Bの利用率等の算出、管理者向けページや保守業者向けページ、利用者向けページといった各種ページの生成、表示部制御命令の発行、保守業者への通知イベントの生成等の処理が行われる。連続利用時間、累積利用時間、平均利用時間、利用率等は、人感センサー5や扉センサー6等での検知情報に基づいて算出される。処理部18での算出結果は記憶部19に保存されるようにしてある。
この実施形態では、処理部18において、サーバ4に送信される作業報告情報や提供情報に基づく処理が行われるようにしてある。また、この実施形態では、処理部18において、予め所定条件を満たしたときにイベントを生成できるようにしてある。具体的には、直近に清掃をした時刻から所定時間が経過したときに保守業者(清掃業者)にメールが発せられるようにするとか、個室利用時間が長時間にわたっているときに警備員にメールが発せられるようにするとか、直近にトイレットペーパーを補充した時刻から所定時間が経過したときに保守業者(補充業者)にメールが発せられるようにすることができる。病院の各病室の管理を行うような場合には、看護師にメールが発せられるようにすることもできる。
前記管理者向けページは、本システムを導入する際に必要な個室情報を設定する設定ページ20や個室Bの利用状況等を閲覧するための管理ページ21等で構成され、保守業者向けページは、個室Bの清掃や備品補充等、個室Bの保守を行う保守業者が当該個室Bについて行った作業の報告をするための作業報告ページ22等で構成され、利用者向けページは、個室Bの利用状況を閲覧するための利用状況確認ページ23や個室Bの利用者が当該個室Bについての情報を提供するための情報提供ページ24等で構成されている。
管理者は、前記設定ページ20において、地図やレイアウト図(本願において、これら図を「領域図」と言うことがある。)の読み込み、情報表示部25の設定、情報表示部25に表示する表示情報の設定等を行うことができる。一例として図5に示す設定ページ20は、識別情報表示部26と、画像表示部27と、領域設定部28、ログデータ表示部(コンソールフィールド)29を備えている。識別情報表示部26は、個室Bが設けられた領域(Area)情報や親機IP(通信機IP)、エリアID等の各種識別情報が表示される領域、画像表示部27は個室Bが設けられた個室設置領域Aのレイアウト図や個室設置領域Aのある施設の領域図が表示される領域、領域設定部28はレイアウト図の範囲を指定して情報表示部25を設定する部分、ログデータ表示部29は子機1の人感センサー5や扉センサー6での検出履歴(ログデータ)が表示される領域である。
地図やレイアウト図を読み込むには、領域設定部28にある「ファイルを選択」ボタン30をクリックし、読み込みたいレイアウト図を選択する。選択したのち「ファイルを選択」ボタン30の下にある「ルーム情報更新」ボタン31をクリックすると、選択したレイアウト図が読み込まれ、画像表示部27に当該レイアウト図が表示される(図6)。レイアウト図には、jpeg、png、svg、bmp、pdfといった各種形式のファイルを用いることもできる。場合によっては紙面に印刷されたものをスキャナで読み込んだデータなどを用いることもできる。なお、読み込むものはレイアウト図に限らず、フロアマップや施設全体のマップ等であってもよい。
レイアウト図を読み込んだのち、情報表示部25を設定する。情報表示部25は画像表示部27に表示されたレイアウト図のオーバーレイ領域で設定する。情報表示部25を設定するには、領域設定部28にある指定ボタン32をクリックし、読み込んだ地図やレイアウト図のオーバーレイ領域の任意領域を指定する。指定方法は特に限定されないが、例えば、図7(a)(b)に示す二つの方法で指定することができる。
図7(a)に示す方法は、レイアウト図のオーバーレイ領域の任意位置をクリックして始点Sとし、次いで、同オーバーレイ領域の任意位置をクリックして終点Gとすることで、範囲を指定する方法である。具体的には、図7(a)のように、任意の個室Bの隅(図7(a)の例では左上)をクリックして始点Sとし、次いで個室Bの他の隅(図7(a)の例では右下)をクリックして終点Gとする。これにより、始点Sと終点Gを対角点とする四角形の領域が指定される。
図7(b)に示す方法は、レイアウト図のオーバーレイ領域の任意の位置(選択点)Pをクリックし、その選択点Pを起点として自動的に範囲指定されるようにする方法である。具体的には、図7(b)のように、任意の個室B内の任意の位置を選択点Pとしてクリックすると、当該選択点Pを含む一定の領域(図7(b)の例では四角形の領域)が自動認識され、当該領域が範囲指定される。図7(a)(b)のいずれの方法の場合も、範囲指定が行われると、領域設定部28にある座標表示部34内に指定した領域の座標が表示される。
情報表示部25を範囲指定したのち、「個室を追加する」ボタン33をクリックすると、指定した領域が情報表示部25として設定される。なお、一度追加した個室について修正が必要な場合、指定ボタン32の横にある修正ボタン50をクリックして修正画面を開き、その修正画面で修正をすることができる。
情報表示部25を設定したのち、当該情報表示部25に表示させる情報の設定を行う。表示させる情報の設定方法は特に限定されないが、例えば、図8(a)(b)に示す二つの方法で設定することができる。
図8(a)に示す方法は、ログデータ表示部29に表示されるログデータを利用する方法である。この方法で設定を行う場合には、タブレット等の携帯型の端末装置Xを子機1が設置された個室設置領域へ持って行き、当該個室設置領域において作業を行う。具体的には、前記オーバーレイ領域上の個室Bに対応する実際の個室Bの扉Dを開け閉めし、編集画面上のログデータ表示部29に当該個室Bに設置された子機1のログデータ(扉センサー6の検出データ)を表示させる。次いで、扉Dを開け閉めしたときにログデータ表示部29に表示されたログデータのIDを確認して当該ログデータを選択し、選択したログデータを情報表示部25として指定した範囲内にドラッグすると、画像表示部27上の選択領域と子機1とが対応付けられ、子機1が設置された個室Bの状況が当該情報表示部25に表示されるようになる。同様の作業を全個室Bについて繰り返すことによって、対応付け作業が完了する。
図8(b)に示す方法は、子機1の固有IDをブラウザ上で手入力する方法である。具体的には、情報表示部25として指定した領域をクリックして、固有ID入力部35を表示させ、当該固有ID入力部35に実際の個室Bに設置されている子機1の固有IDを入力する。これにより、画像表示部27上の選択領域と子機1とが対応付けられ、子機1が設置された個室Bの状況が当該選択領域に表示されるようになる。
本システムでは、既存のレイアウト図をそのまま利用できるため、レイアウト図の作成やレイアウト図上の個室Bと実際の個室Bとを対応付けるためのプログラミングが、専門的な知識を持たない人でも容易に導入することができる。また、仮に子機1が故障したとしても、当該子機1を交換して前記対応付け作業を行うだけで修復できるため、故障によって利用ができないという時間を最小限にとどめることができる。さらに、施設を改装してレイアウトが変わったような場合にも、一からプログラミングをしなおす必要がなく、容易に、かつ短期間で再設定を行うことができる。
図9は前記管理ページ21の一例を示したものである。管理ページ21は管理者のみが閲覧することのできるページである。この管理ページ21には前記設定ページ20で読み込んだレイアウト図のほか、設定ページ20で設定した情報表示部25が表示されるようにしてある。この情報表示部25の表示は、実際の個室Bの状況に合わせてリアルタイムで変化するようにしてあり、管理者はこのページを見るだけで、個室Bの利用状況を確認することができる。
管理ページ21は複数ページで構成することができる。例えば、利用状況管理ページ、ログデータ表示ページ、提供情報管理ページ、作業状況管理ページ、表示部管理ページ等で構成することができる。利用状況管理ページは処理部18で算出された所定期間(例えば、1日、1週間、1カ月)あたりの扉Dの開閉回数、所定期間あたりの稼働率、所定期間あたりの平均利用時間、所定期間あたりの1時間ごとの稼働率、所定期間あたりの故障率等の管理情報の表示や管理をするページ、ログデータ表示ページは人感センサー5や扉センサー6の検知の有無や検知時刻等のログデータの表示や管理をするページ、提供情報管理ページは一般利用者から提供される情報の表示や管理をするページ、作業状況管理ページは、保守業者への作業指示や保守業者からの作業報告等の表示や管理をするページ、表示部管理ページは子機1の表示器10の表示や管理をするページである。
図10(a)〜(c)は、利用状況管理ページの一例を示すものである。図10(a)は各個室Bの累計利用時間を棒グラフで表示した場合の一例を示すもの、図10(b)は営業時間あたりの利用時間を棒グラフで表示した場合の一例を示すもの、図10(c)は累計扉開閉回数を棒グラフで表示した場合の一例を示すものである。図10(a)の累計利用時間は1日当たりの累計利用時間、1週間当たりの累計利用時間、1カ月当たりの累計利用時間など、任意期間の累計利用時間が表示されるようにすることもできる。管理ページ21では、サーバ4に送られる各種データ(いわゆるビッグデータ)に基づいて算出可能な各種数値を表示することができる。
前記表示部管理ページでは、個室Bに設置された子機1の表示器10の表示を制御することができる。例えば、清掃が必要な個室Bの表示器10に赤色等のランプを点灯させ、当該個室Bの清掃が完了したとき(保守業者から作業報告がされたとき)に当該ランプを消灯させるとか、トイレットペーパーが切れている個室Bの表示器10に緑色等のランプを点灯させ、当該個室Bにトイレットペーパーが補充されたときに当該ランプを消灯させる等の制御を行うことができる。
図11(a)(b)は、端末装置Xのブラウザ上に表示される作業報告ページ22の一例を示したものである。この作業報告ページ22は、作業項目選択部36と送信ボタン37を備えている。作業項目選択部36には、作業項目をチェックボックス付きのリストとして表示してあり、該当する項目のチェックボックスをチェックして送信ボタン37をタッチするだけで作業報告を行えるようにしてある。なお、作業報告情報はサーバ4に送信され、この情報をもとに処理部18で処理が行われるようにしてある。
この実施形態では、個室B内に作業報告用コード38としてQRコード(登録商標)(二次元コード)を表示してあり、当該作業報告用コード38を端末装置Xで読み込むことで前記作業報告ページ22が表示されるようにしてあるが、この作業報告用コード38に代えて、作業項目別の二次元コード(作業項目別コード)39を複数表示し、該当する作業項目別コード39を読み込むだけで作業報告が完了するようにすることもできる。いずれの場合も、いたずら防止のために、作業報告に際してパスワードの入力を要求するようにすることもできる。二次元コードはバーコード等であってもよい。
図12は、端末装置Xのブラウザ上に表示される利用状況確認ページ23の一例を示したものである。この利用状況確認ページ23には、前記設定ページ20で設定を行ったレイアウト図及び情報表示部25並びに凡例一覧40が表示され、利用者が個室Bの利用状況を確認できるようにしてある。この実施形態では、利用状況として、「空室」「利用中」「長時間」「無反応」「入れ替り」「入室」「長時間2」「無反応2」が表示されるようにしてある。「入室」は個室B内に人が入ったことを示すものであり、扉Dが閉まった後、人感センサー5が人を検知したときに表示される。「利用中」は個室Bが利用されていることを示すものであり、入室が確定したのち、扉Dが開くことなく人感センサー5で人の動きが検知されるときに表示される。「長時間」は使用が長時間にわたっていることを示すものであり、入室が確定してから所定時間(例えば10分)以上扉Dが開かないときに表示される。「長時間2」は使用が「長時間」以上に長時間にわたっていることを示すものであり、入室が確定してから或いは「長時間」になってから所定時間(例えば入室確定から30分)以上扉Dが開かないときに表示される。「無反応」は個室B内で人の動きがないことを示すものであり、入室が確定してから所定時間(例えば10分)以上人感センサー5が人の動きを検知しないときに表示される。「無反応2」は「無反応」以上の長時間にわたって個室B内で人の動きがないことを示すものであり、入室が確定してから或いは「無反応」になってから所定時間(例えば入室確定から30分)以上人感センサー5が人の動きを検知しないときに表示される。「入れ替り」は、個室Bに人の出入りがあったことを示すものであり、閉まっていた扉Dが開いたのち、人感センサー5が人の動きを検知したときに表示される。「空室」は個室B内に人がいない状態を示すものであり、開いていた扉Dが閉まってから人感センサー5がONになることがない場合に表示される。なお、前記利用状況は一例であり、これ以外の状況が表示されるようにすることもできる。利用状況は、サーバ4に送信されるデータに基づいて処理部18で判断され、タイムリーに更新されるようにしてある。
図13(a)(b)は、端末装置Xのブラウザ上に表示される情報提供ページ24の一例を示したものである。この情報提供ページ24は、項目選択部41と送信ボタン42を備えている。項目選択部41には、情報提供の項目をチェックボックス付きのリストとして表示してあり、該当する項目のチェックボックスをチェックして送信ボタン42をタッチするだけで情報提供を行えるようにしてある。なお、提供された情報はサーバ4に送信され、この情報をもとに処理部18で処理が行われるようにしてある。
この実施形態では、個室B内に二次元コード(情報提供用コード)43を表示してあり、当該情報提供用コード43を端末装置Xで読み込むことで前記情報提供ページ24が表示されるようにしてあるが、この情報提供用コード43に代えて、提供項目別の二次元コード(提供項目別コード)44を複数表示し、該当する提供項目別コード44を読み込むだけで作業報告が完了するようにすることもできる。
本システムでは、ブラウザ上でURLを入力することによって前記各ページにアクセスできるようにすることも、施設の任意の場所に設置した二次元コードを読み込むことで前記各ページにアクセスできるようにすることもできる。二次元コードの表示場所は導入する施設に合わせて適宜決定することができ、例えば、遊園地の入場券の半券や飲食品店の卓上の呼び出しボタン、イベントで配布されるパンフレットやガイド、個室B内等に表示しておくことができる。
(その他の実施形態)
本システムでは、地図やレイアウト図を複数枚利用して、階層的に利用状況を確認できるようにすることもできる。例えば、遊園地や花火大会会場のように、ある施設内の複数個所(例えば五カ所)にトイレルームが設けられているような場合、図14(a)(b)のように、当該施設の全体マップ45と、各トイレルームのレイアウト図を読み込み、全体マップ45上でいずれかのトイレルームを選択すると、当該トイレルームのレイアウト図46が表示されるようにすることができる。なお、全体マップ45には緯度情報や経度情報を付加することもできる。このようにした場合、利用者はGPS等で得られる自身の位置情報をもとに、どのトイレルームが自身の位置から最も近いかを確認できるようにすることができる。
同様に、オフィスビルやショッピングモールのように、ワンフロアの複数個所(例えば三カ所)にトイレルームが設けられているような場合、図15(a)(b)のように、当該フロアのフロアマップ47と、トイレルームのレイアウト図48を読み込み、フロアマップ47上でいずれかのトイレルームを選択すると、当該トイレルームのレイアウト図48が表示されるようにすることができる。
複数の地図やレイアウト図を階層的に表示できるようにする場合、前記例における全体マップ45やフロアマップ47には、当該トイレルームにおける個室Bの混雑度(利用率)や空室率がパーセント表示されるようにすることができる。この場合、表示の仕方はパーセンテージ表示のほか、分数(利用個室数/当該トイレルームの個室総数)やグラフ(円グラフ)などとすることもできる。また、利用率が100%である時は赤等、50%未満であれば青等、それ以外は黄色等というように、予め基準を設定し、その基準に従って色が変わるようにしておくこともできる。利用率を表示する代わりに空室率を表示するようにしてもよい。この場合、利用率表示と空室率表示をボタン一つで切換えられるようにすることもできる。
前記実施形態では、個室Bがトイレブースの場合を一例としているが、個室Bはこれに限られず、フィットネスクラブの更衣室やシャワーブース、カラオケルームのカラオケブース、オフィスビルや官公庁ビルの会議室、衣料品店の試着室、商業施設の授乳室、病院や老人ホームの個室B等、トイレブース等であってもよい。また、本システムは、商業ビルやデパート、パーキングエリア、飲食品店などの屋内施設に設けられた個室Bに限らず、花火大会会場や野外コンサート会場、お祭り会場等のように屋外に臨時に(一時的に)設けられた個室Bの管理に用いることもできる。病院や老人ホームの個室B等を管理する場合、表示器10に保守員の呼び出し表示や看護師の呼び出し表示、お茶や薬、着替え、体温計といった必要品を持ってきてほしいことの表示がされるようにすることもできる。
前記実施形態では、サーバ4がいわゆるクラウドサーバの場合を一例としているが、サーバ4はLAN等で接続されたローカルサーバであってもよい(図16(a))。また、サーバ4で実行される処理ソフトが処理装置3で実行されるようにした場合には、サーバ4を省略することもできる。処理装置3で処理ソフトが実行されるようにする場合、処理装置3に直接モニタを接続してモニタリングできるようにすることができる(図16(b))。
前記実施形態と異なる形態として、図17(a)に示すような喫茶店では、図17(b)のように、個室B(外室)の中に個室B(内室)が設けられている構造のトイレルームがある。図17(a)は喫茶店の店舗図49の一例を示すもの、図17(b)は当該店舗図49のトイレルームのレイアウト図51の一例を示すものである。このような場合、外室と内室のそれぞれに子機1を設置し、外室と内室の双方がONのときに、外室に設けられた子機1の表示器10が利用中となるようにすることもできるが、外室と内室のいずれか一方がONのときに、外室に設けられた子機1の表示器10が利用中となるようにすることもできる。このようにするのは、内室を利用中に他人が外室に入ってくるのを嫌がる人に配慮するためである。
本システムは、遊園地のほか、商業ビルやオフィスビル、パーキングエリア、花火大会会場等の特設のイベント会場、試験会場、スポーツ会場、飲食店、病院、介護施設、学校、競技場等、多数の人が集まる場所や建物であって、複数の個室Bを備えているところで、特に好適に利用することができるほか、一人暮らしのお年寄りの安全確認システム等に応用することもできる。本システムは、個室Bの扉Dが常閉扉Dを備えた個室Bに限らず、常開扉Dを備えた個室Bにも適用することができる。
1 子機
2 無線通信手段
3 処理装置
4 サーバ
5 人感センサー
6 扉センサー
7 タイマー
8 無線通信部
9 制御部(マイコン)
10 表示器
10a 利用状況表示部
10b 管理情報表示部
11 電源
13 CPU
14 メモリ
15 プロトコル変換手段(ゲートウェイ)
16 送受信手段
17 送受信部
18 処理部
19 記憶部
20 設定ページ
21 管理ページ
22 作業報告ページ
23 利用状況確認ページ
24 情報提供ページ
25 情報表示部
26 識別情報表示部
27 画像表示部
28 領域設定部
29 ログデータ表示部(コンソールフィールド)
30 「ファイルを選択」ボタン
31 「ルーム情報更新」ボタン
32 指定ボタン
33 「個室を追加する」ボタン
34 座標表示部
35 固有ID入力部
36 作業項目選択部
37 送信ボタン
38 作業報告用コード
39 作業項目用コード
40 汎例一覧
41 項目選択部
42 送信ボタン
43 情報提供用コード
44 提供項目別コード
45 全体マップ
46 レイアウト図
47 フロアマップ
48 レイアウト図
49 店舗図
50 修正ボタン
51 レイアウト図
A 個室設置領域
B 個室
D 扉
F フレーム
G 終点
P 選択点
S 始点
X 端末装置
Y 基地局

Claims (9)

  1. 一又は二以上の個室が設置された個室群を管理することのできる複合個室群管理システムであって、
    前記一又は二以上の個室が設置された個室設置領域の領域図を取り込む領域図取り込み手段と、前記領域図取り込み手段で取り込んだ領域図のオーバーレイ領域に個室の利用状況を表示するための情報表示部を設定する情報表示部設定手段と、前記情報表示部設定手段で設定したオーバーレイ領域上の情報表示部と実際の各個室に設置され子機の固有IDとを一対一の関係で対応付ける対応付け手段を備え、
    前記領域図取り込み手段での領域図の取込みと、前記情報表示部設定手段での情報表示部の設定と、前記対応付け手段での前記情報表示部と前記子機の固有IDとの対応付けを、管理者が利用する端末装置のブラウザ上で行うことができ、
    前記情報表示部と前記子機の固有IDとの対応付けは、管理者が利用する端末装置のブラウザ上に表示されるログデータの中から、オーバーレイ領域で選択した個室に対応する実際の個室に設置された子機のログデータを選択し、当該選択したログデータを前記オーバーレイ領域で情報表示部として指定した範囲にドラッグすることによって行うことができる、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  2. 請求項記載の複合個室群管理システムにおいて、
    各個室に設置され子機に個室の利用状況等を表示する表示器が設けられ、
    管理者向けページに個室の利用状況等を管理するための管理ページが設けられ、
    前記管理ページに前記表示器に表示された利用状況等と連動する情報が表示される、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  3. 請求項記載の複合個室群管理システムにおいて、
    表示器に当該表示器が設置された個室に関する管理情報を表示する管理情報表示部が設けられ、
    前記管理情報表示部の表示を管理者が利用する管理者向けページから制御することができる、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  4. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の複合個室群管理システムにおいて、
    前記複合個室群管理システムは、利用者が利用する端末装置からの要求に応じて個室利用者が利用する利用者向けページを生成し、生成した利用者向けページを当該利用者が利用する端末装置のブラウザ上に表示可能であり、
    利用者向けページに個室の利用状況を確認するための利用状況確認ページが設けられた、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  5. 請求項記載の複合個室群管理システムにおいて、
    端末装置で二次元コードを読み取ることで、当該端末装置のブラウザ上に利用状況確認ページが表示される、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  6. 請求項又は請求項記載の複合個室群管理システムにおいて、
    利用者向けページに個室についての情報を提供するための情報提供ページが設けられ、
    前記情報提供ページから個室に関する情報を、当該個室を含む個室群の管理者に向けて提供することができる、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  7. 請求項1から請求項のいずれか1項に記載の複合個室群管理システムにおいて、
    前記複合個室群管理システムは、保守業者が利用する端末装置からの要求に応じて保守業者が利用する保守業者向けページを生成し、生成した保守業者向けページを当該保守業者が利用する端末装置のブラウザ上に表示可能であり、
    前記保守業者向けページに保守作業報告をするための作業報告ページが設けられ、
    前記作業報告ページから個室に関する作業報告を、当該個室を含む個室群の管理者に対して行うことができる、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  8. 請求項又は請求項記載の複合個室群管理システムにおいて、
    端末装置で個室に設けられた二次元コードを読み取ることで、当該端末装置のブラウザ上に当該個室についての情報提供ページ又は作業報告ページが表示され、
    前記情報提供ページから当該個室についての情報を提供することができ、
    前記作業報告ページから当該個室についての作業報告を行うことができる、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
  9. 請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の複合個室群管理システムにおいて、
    ログデータは、子機が設置された実際の個室の扉を開け閉めすることによって管理者が利用する端末装置のブラウザ上に表示される、
    ことを特徴とする複合個室群管理システム。
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