JP6607091B2 - 電子カルテプログラム、電子カルテ装置、及び電子カルテ処理方法 - Google Patents

電子カルテプログラム、電子カルテ装置、及び電子カルテ処理方法 Download PDF

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本発明は、電子カルテプログラム、電子カルテ装置、及び電子カルテ処理方法に関する。
従来、病院等において、パソコンによりカルテを作成する電子カルテシステムが使用されている。
この電子カルテシステムでは、医師等のユーザが、処方や注射のために使用する薬品のオーダを出す際、薬品名をパソコンの画面上で選択する。この場合、ユーザは、例えば、薬品名の一覧から所望の薬品名を選択する、または薬品名に含まれる文字を入力し、当該文字に基づいて検索された候補の一覧から所望の薬品名を選択する。
ユーザが所望の薬品名を選択する際、名称が類似する他の薬品名を選択してしまう可能性がある。そのため、各薬品名に対し、名称が類似する他の薬品名を予め登録しておき、所望の薬品名が選択された際、当該薬品名と名称が類似する他の薬品名が登録されている場合、ユーザに注意喚起を行う技術が知られている(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開2009−069943号公報 特開2006−025839号公報 国際公開第2005−022432号 特開2006−163541号公報
しかしながら、従来技術では、例えば薬品名の数が多い場合等において、名称が類似する他の薬品名を予め登録することが困難であり、十分な注意喚起を行えない場合があるという問題があった。
そこで、一側面では、薬品名の類似に基づく薬品の誤発注を防止することを目的とする。
一つの案では、コンピュータに、登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する処理と、電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致し、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示し、
選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合、及び前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合は、前記旨を表示しない処理と、を実行させる。

一側面によれば、薬品名の類似に基づく薬品の誤発注を防止することが可能となる。
実施形態における電子カルテシステムの構成例を示す図である。 実施形態における情報端末のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態における情報端末の機能ブロック図である。 類似薬品名チェックマスタ作成処理の一例を示すフローチャートである。 薬品マスタのデータの一例を示す図である。 類似薬品名チェックマスタのデータの一例を示す図である。 類似薬品名抽出処理の一例を示すフローチャートである。 類似薬品名抽出処理の他の一例を示すフローチャートである。 薬品オーダ処理の一例を示すフローチャートである。 検索用文字列の入力を受け付ける際の画面表示例である。 検索によりヒットした薬品を選択候補として表示する際の画面表示例である。 選択候補の中からオーダする薬品を選択する操作を受け付けた際の画面表示例である。 類似薬品警告処理が行われた際の画面表示例である。 患者データの一例を示す図である。 類似薬品警告処理の一例を示すフローチャートである。
以下、図面に基づいて本発明の実施形態を説明する。図1は、本発明の実施形態における電子カルテシステムの構成例を示す図である。図1において、電子カルテシステム1は、情報端末(電子カルテ装置)10、及びサーバ装置20を含む。
情報端末10とサーバ装置20とは、LAN(Local Area Network)やインターネット等の通信回線によって通信可能に接続される。
情報端末10は、例えば、PC(Personal Computer)、タブレット型端末、スマートフォン等の端末である。
サーバ装置20は、情報端末10にてオーダされた薬品の情報等を管理する。
図2は、実施の形態における情報端末10のハードウェア構成例を示す図である。図2の情報端末10は、それぞれバスBで相互に接続されているドライブ装置100、補助記憶装置102、メモリ装置103、CPU104、インタフェース装置105、表示装置106、及び入力装置107等を有する。
情報端末10での処理を実現する電子カルテプログラムは、記録媒体101によって提供される。電子カルテプログラムを記録した記録媒体101がドライブ装置100にセットされると、電子カルテプログラムが記録媒体101からドライブ装置100を介して補助記憶装置102にインストールされる。但し、電子カルテプログラムのインストールは必ずしも記録媒体101より行う必要はなく、ネットワークを介して他のコンピュータよりダウンロードするようにしてもよい。補助記憶装置102は、インストールされた電子カルテプログラムを格納すると共に、必要なファイルやデータ等を格納する。
メモリ装置103は、プログラムの起動指示があった場合に、補助記憶装置102からプログラムを読み出して格納する。CPU104は、メモリ装置103に格納されたプログラムに従って情報端末10に係る機能を実現する。インタフェース装置105は、ネットワークに接続するためのインタフェースとして用いられる。表示装置106はプログラムによるGUI(Graphical User Interface)等を表示する。入力装置107はキーボード及びマウス等、またはタッチパネル及びボタン等で構成され、様々な操作指示を入力させるために用いられる。
なお、記録媒体101の一例としては、CD−ROM、DVDディスク、又はUSBメモリ等の可搬型の記録媒体が挙げられる。また、補助記憶装置102の一例としては、HDD(Hard Disk Drive)又はフラッシュメモリ等が挙げられる。記録媒体101及び補助記憶装置102のいずれについても、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に相当する。
サーバ装置20のハードウェア構成は、サーバ用のコンピュータのハードウェア構成であり、図2に示す情報端末10のハードウェア構成例と同様である。
次に、図3を参照し、情報端末10の機能構成について説明する。図3は、情報端末10の機能ブロック図である。情報端末10は、通信部11、作成部13、電子カルテ処理部14、判定部15、表示制御部16、及び管理部17を有する。これら各部は、情報端末10にインストールされた1以上のプログラムが、情報端末10のCPU104に実行させる処理により実現される。
また、情報端末10は、薬品マスタ記憶部121、類似薬品名チェックマスタ記憶部122、及び患者データ記憶部123を有する。これらの記憶部は、例えば、補助記憶装置102等を用いて実現される。なお、情報端末10は、薬品マスタ記憶部121、類似薬品名チェックマスタ記憶部122、及び患者データ記憶部123に記憶される各データを、例えば情報端末10の起動時等の際に、サーバ装置20から取得(ダウンロード)して記憶してもよい。その場合、情報端末10は、情報端末10にて当該各データを更新した等の際に、サーバ装置20に記憶されているデータも合わせて更新してもよい。
通信部11は、サーバ装置20等との通信を行う。
作成部13は、薬品マスタ記憶部121に記憶される薬品マスタが新規に登録された際や更新(追加)された際に、薬品マスタに基づいて類似薬品名チェックマスタを作成し、作成した類似薬品名チェックマスタを、類似薬品名チェックマスタ記憶部122に記憶する。
電子カルテ処理部14は、医師等のユーザからの入力操作に基づき、電子カルテを作成したり、処方や注射のために使用する薬品のオーダを受けたりする。
判定部15は、ユーザから所望の薬品が選択された際に、類似薬品名チェックマスタ等に基づいて、類似薬品名の有無等を判定し警告を行う。
表示制御部16は、判定部15の指示に応じ、ユーザに警告(注意喚起)を行うためのメッセージ等の表示を制御する。
管理部17は、医師や管理者等からの入力操作に基づき、薬品マスタ記憶部121に記憶されている薬品マスタ等の更新を行う。
<類似薬品名チェックマスタ作成>
次に、図4を参照して、作成部13による類似薬品名チェックマスタを作成する処理の詳細例について説明する。図4は、類似薬品名チェックマスタ作成処理の一例を示すフローチャートである。
まず、ステップS101において、作成部13は、薬品マスタ記憶部121に記憶されている薬品マスタが管理部17により更新されたことを検知する。なお、薬品マスタの更新は、電子カルテシステム1を有する病院等において使用可能な薬品が追加されたり、削除されたりする際に行われる。
ここで、図5を参照し、薬品マスタ記憶部121に記憶されている薬品マスタについて説明する。図5は、薬品マスタのデータの一例を示す図である。
薬品マスタには、薬品名、病名(症状)、使用禁止種別が含まれる。薬品名は、薬品の名称である。病名(症状)は、当該薬品の効能がある病名または症状を示す情報である。病名(症状)には、例えば癌、下痢、高熱等がある。使用禁止種別は、当該薬品を原則として使用してはいけない患者の種別を示す情報である。使用禁止種別には、例えば妊婦、授乳婦、アレルギー等がある。
続いて、作成部13は、薬品マスタに登録されている各薬品名について、類似薬品名抽出処理を行う(ステップS102)。なお、類似薬品名抽出処理では、薬品マスタに登録されている各薬品名について、当該各薬品名と類似している他の薬品名を薬品マスタから抽出する。
続いて、作成部13は、各薬品名に対応付けて、ステップS102で抽出された、当該各薬品名と類似している他の薬品名を類似薬品名チェックマスタに登録し(ステップS103)、処理を終了する。
ここで、図6を参照し、類似薬品名チェックマスタ記憶部122に記憶される類似薬品名チェックマスタについて説明する。図6は、類似薬品名チェックマスタのデータの一例を示す図である。
類似薬品名チェックマスタには、薬品名、類似薬品名、選択回数が含まれる。類似薬品名は、「薬品名」の薬品と名称が類似する他の薬品(類似薬品)の名称である。選択回数は、「薬品名」に係る薬品が選択され、オーダ(注文、発注)された回数である。
<<類似薬品名抽出処理>>
次に、図7を参照して、図4のステップS102の詳細な例を説明する。図7は、類似薬品名抽出処理の一例を示すフローチャートである。なお、図7では、薬品マスタに登録されている各薬品名のうちの一の薬品名(対象の薬品名)についての処理を説明する。そのため、作成部13は、図7の処理を、薬品マスタに登録されている各薬品名に対して行う。
ステップS201において、作成部13は、薬品マスタに登録されている一の薬品名以外の各薬品名(以下で「他の薬品名」とも称する。)について、当該一の薬品名との類似度を算出する(ステップS201)。
ここで、作成部13は、例えば、文字コードの一致率に基づいて、2つの文字列の間の類似度を算出してもよい。
また、作成部13は、2つの文字列の間の類似度を、例えば、編集距離に基づいて算出してもよい。この場合、作成部13は、編集距離が大きい程、低い類似度とする。なお、編集距離は、ステップS203で抽出した文字列に、挿入・削除・置換を何回すると、ステップS204で抽出した文字列に一致するかに基づいて算出される。例えば、「サクセゾン100mg」と「サクセン40mg」の場合について説明する。この場合、「サクセゾン100mg」という文字列を、「サクセン40mg」という文字列に一致させるためには、「ゾ」と「1」を削除し、「0」を「4」に変換する必要がある。そのため、2つの文字列の間の編集距離は3となる。
また、作成部13は、例えばHOG(Histograms of Oriented Gradients)やSIFT(Scale-Invariant Feature Transform)等の、各文字列の画像の類似度に基づいて、2つの文字列の間の類似度を算出してもよい。それにより、一の薬品名と類似薬品名の違いが、例えば「シ」と「ソ」等の外見が似ている文字の場合等に、間違われやすいものを類似であると判定できる。
図7の説明に戻る。
続いて、作成部13は、算出した類似度が、所定の閾値以上であるか判定する(ステップS202)。なお、当該所定の閾値は、ユーザ(病院)毎に変更できるようにしてもよい。
算出した類似度が、所定の閾値以上でない場合(ステップS202でNO)、処理を終了する。
算出した類似度が、所定の閾値以上である場合(ステップS202でYES)、作成部13は、類似薬品名チェックマスタに、当該一の薬品名に対応付けて、算出した類似度が所定の閾値以上である他の薬品名を、類似薬品名の項目に登録する(ステップS203)。
<<類似薬品名抽出処理の変形例>>
次に、図8を参照して、図4のステップS102の他の詳細な例を説明する。図8は、類似薬品名抽出処理の他の一例を示すフローチャートである。なお、図8では、薬品マスタに登録されている各薬品名のうちの一の薬品名(対象の薬品名)についての処理を説明する。そのため、作成部13は、図8の処理を、薬品マスタに登録されている各薬品名に対して行う。
ステップS211において、作成部13は、一の薬品名から、電子カルテシステム1において薬品を検索するためにユーザから指定される文字列(例えば薬品名の先頭または途中の3文字。以下「検索用文字列」とも称する)を抽出する。
続いて、作成部13は、薬品マスタに登録されている当該一の薬品名以外の薬品名(以下で「他の薬品名」とも称する。)の中から、検索用文字列により、オーダする薬品名の候補として検索されるものを検索する(ステップS212)。なお、一致する他の薬品名が複数ある場合は、当該複数の薬品名の各々について以下の処理を行う。
続いて、作成部13は、当該一の薬品名のうち、検索用文字列以外の部分の文字列(例えば、先頭の3文字が検索のために指定される場合は、4文字目以降の文字列)を抽出する(ステップS213)。
続いて、作成部13は、ステップS213で検索した他の薬品名のうち、検索文字列以外の部分の文字列を抽出する(ステップS214)。
続いて、作成部13は、ステップS213で抽出した文字列と、ステップS214で抽出した文字列との間の類似度を算出する(ステップS215)。
ここで、作成部13は、ステップS213で抽出した文字列と、ステップS214で抽出した文字列において、所定の文字数(例えば先頭から8文字目)までの文字列をそれぞれ抽出し、抽出した2つの文字列の間の類似度を算出してもよい。それにより、例えば長い薬品名の場合や、薬品名として用量も含まれる場合等に、間違われやすいものを類似であると判定できる。
続いて、作成部13は、算出した類似度が、所定の閾値以上であるか判定する(ステップS216)。なお、当該所定の閾値は、ユーザ(病院)毎に変更できるようにしてもよい。
算出した類似度が、所定の閾値以上でない場合(ステップS216でNO)、処理を終了する。
算出した類似度が、所定の閾値以上である場合(ステップS216でYES)、作成部13は、類似薬品名チェックマスタに、当該一の薬品名に対応付けて、算出した類似度が所定の閾値以上である他の薬品名を、類似薬品名の項目に登録する(ステップS217)。
<薬品オーダ処理>
次に、図9を参照し、電子カルテ処理部14による、ユーザからの処方や注射のために使用する薬品のオーダを受ける薬品オーダ処理の詳細例について説明する。図9は、薬品オーダ処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS301において、電子カルテ処理部14は、患者に対する電子カルテを作成する画面において、ユーザから、検索用文字列(例えば薬品名の先頭または途中の3文字)の入力を受け付ける。
図10は、図9のステップS301で、検索用文字列の入力を受け付ける際の画面表示例である。薬品名を入力する欄501に、検索用文字列を入力する。その後、例えばエンターキーの入力を受ける。
続いて、電子カルテ処理部14は、薬品マスタに登録されている薬品名の中から、当該検索用文字列を含む薬品名を検索する(ステップS302)。
続いて、電子カルテ処理部14は、検索によりヒットした薬品名を、選択候補として表示する(ステップS303)。
図11は、図9のステップS303で、検索によりヒットした薬品名を選択候補として表示する際の画面表示例である。例えばリスト502に、選択候補の複数の薬品名が表示される。
続いて、電子カルテ処理部14は、ユーザから、選択候補の中からオーダする薬品名を選択する操作を受け付ける(ステップS304)。
図12は、図9のステップS304で、選択候補の中からオーダする薬品名を選択する操作を受け付けた際の画面表示例である。例えば薬品名を入力する欄501に、選択候補の中から選択された薬品名が表示される。
続いて、電子カルテ処理部14は、選択された薬品名と、現在作成している電子カルテに対応付けられた患者IDを出力し、類似薬品警告処理を判定部15に実行させる(ステップS305)。
図13は、図9のステップS305で、類似薬品警告処理が行われた際の画面表示例である。例えばポップアップウィンドウに、注意喚起のメッセージを表示する。
続いて、電子カルテ処理部14は、選択された薬品名に対する決定操作をユーザから受ける(ステップS306)。
続いて、電子カルテ処理部14は、類似薬品名チェックマスタにおいて、選択された薬品名に対応付けられた選択回数の値を1つ増加させる(ステップS307)。
続いて、電子カルテ処理部14は、選択された薬品名に係る薬品のオーダを、サーバ装置20に通知し(ステップS308)、処理を終了する。
<<類似薬品警告処理>>
次に、図15を参照し、図9のステップS305の詳細例について説明する。図15は、類似薬品警告処理の一例を示すフローチャートである。
まず、判定部15は、ユーザにより選択された薬品名と、患者IDを、電子カルテ処理部14から取得する(ステップS401)。
続いて、判定部15は、類似薬品名チェックマスタを参照し、選択された薬品名に対応付けられて、類似薬品名が登録されているか判定する(ステップS402)。
選択された薬品名に対応付けられて、類似薬品名が登録されていない場合(ステップS402でNO)、処理を終了する。
選択された薬品名に対応付けて、類似薬品名が登録されている場合(ステップS402でYES)、表示制御部16は、選択された薬品名、及び類似薬品名を含む、注意喚起のメッセージを表示する(ステップS403)。例えば、『名称が類似する「マイタタン錠5mg」が当院の薬品マスタに登録されておりますが、選択された「マイタリー錠10mg」でよろしいですか?』等のメッセージを表示する。
続いて、判定部15は、類似薬品名チェックマスタを参照し、選択された薬品名も選択回数と、当該類似薬品名として登録されている薬品名の選択回数とを取得する(ステップS404)。
続いて、判定部15は、選択された薬品名の選択回数と、当該類似薬品名の選択回数の比が、所定の閾値(例えば1/10)以下であるか判定する(ステップS405)。
選択された薬品名の選択回数と、当該類似薬品名の選択回数の比が、所定の閾値以下でない場合(ステップS405でNO)、後述するステップS407の処理に進む。
選択された薬品名の選択回数と、当該類似薬品名の選択回数の比が、所定の閾値以下である場合(ステップS405でYES)、表示制御部16は、選択された薬品名、選択された薬品名の選択回数、類似薬品名、及び類似薬品名の選択回数を含む、注意喚起のメッセージを表示する(ステップS406)。例えば、『選択された「マイタリー錠10mg」は、名称が類似する「マイタタン錠5mg」と比較して、オーダされた頻度がかなり低い(5回/50回)ですが、間違いでなければ確定ボタンを押して下さい。』等のメッセージを表示する。
続いて、判定部15は、薬品マスタを参照し、選択された薬品名、及び類似薬品名に対応付けられた病名(症状)、及び使用禁止種別をそれぞれ取得する(ステップS407)。
続いて、判定部15は、患者データ記憶部123に記憶されている患者データを参照し、電子カルテ処理部14から取得した患者IDに対応付けられた病名(症状)、及び使用禁止種別を取得する(ステップS408)。
図14は、患者データ記憶部123に記憶されている患者データの一例を示す図である。患者データには、患者ID、病名(症状)、使用禁止種別が含まれる。患者IDは、患者を識別する情報である。病名(症状)は、図4の薬品マスタのものと同様である。種別は、患者の種別を示す情報である。種別には、例えば妊婦、授乳婦、アレルギー等がある。
続いて、判定部15は、選択された薬品名に対応付けられた病名(症状)と、患者IDに対応付けられた病名(症状)とが一致するか判定する(ステップS409)。
選択された薬品名に対応付けられた病名(症状)と、患者IDに対応付けられた病名(症状)とが一致する場合(ステップS409でYES)、後述するステップS412の処理に進む。
選択された薬品名に対応付けられた病名(症状)と、患者IDに対応付けられた病名(症状)とが一致しない場合(ステップS409でNO)、判定部15は、類似薬品名に対応付けられた病名(症状)と、患者IDに対応付けられた病名(症状)とが一致するか判定する(ステップS410)。
類似薬品名に対応付けられた病名(症状)と、患者IDに対応付けられた病名(症状)とが一致しない場合(ステップS410でNO)、後述するステップS412の処理に進む。
類似薬品名に対応付けられた病名(症状)と、患者IDに対応付けられた病名(症状)とが一致する場合(ステップS410でYES)、表示制御部16は、選択された薬品名、類似薬品名、及び患者IDに対応付けられた病名(症状)と一致する類似薬品名に対応付けられた病名(症状)を含む、注意喚起のメッセージを表示する(ステップS411)。例えば、『名称が類似する「マイタタン錠5mg」の方は、患者様の病名(症状)に適合していますが、適合しない「マイタリー錠10mg」でよろしいですか?』等のメッセージを表示する。
続いて、判定部15は、選択された薬品名の使用禁止種別と、患者IDに対応付けられた種別とが一致するか判定する(ステップS412)。
選択された薬品名に対応付けられた使用禁止種別と、患者IDに対応付けられた種別とが一致しない場合(ステップS412でNO)、処理を終了する。
選択された薬品名に対応付けられた使用禁止種別と、患者IDに対応付けられた種別とが一致する場合(ステップS412でYES)、判定部15は、類似薬品名に対応付けられた使用禁止種別と、患者IDに対応付けられた種別とが一致するか判定する(ステップS413)。
類似薬品名に対応付けられた使用禁止種別と、患者IDに対応付けられた種別とが一致する場合(ステップS413でYES)、処理を終了する。
類似薬品名に対応付けられた使用禁止種別と、患者IDに対応付けられた種別とが一致しない場合(ステップS413でNO)、表示制御部16は、選択された薬品名、類似薬品名、及び患者IDに対応付けられた種別と一致する類似薬品名に対応付けられた使用禁止種別を含む、注意喚起のメッセージを表示する(ステップS414)。例えば、『名称が類似する「マイタタン錠5mg」の方は、患者様の種別(妊婦に使用可)に適合していますが、適合しない「マイタリー錠10mg」でよろしいですか?』等のメッセージを表示する。
<変形例>
図15のステップS405にて、薬品名を選択した医師(ユーザ)の属性に応じて、選択された薬品名の選択回数と、当該類似薬品名の選択回数とに基づき、警告を行うかを判定してもよい。その場合例えば、次のような処理を行うようにしてもよい。医師が薬品をオーダした際、類似薬品名チェックマスタに、当該医師の属性(例えば内科や外科)毎に、選択回数を記憶する。そして、図15のステップS405にて、当該医師の属性毎の、選択された薬品名の選択回数、及び類似薬品名の選択回数に基づき、警告を行うかを判定する。
薬品の成分同士の相互作用チェックに基づいて、注意喚起のメッセージを表示するようにしてもよい。その場合、例えば、次のような処理を行うようにしてもよい。今回の診療にて、既にオーダ(選択)している他の薬品がある場合、ユーザが選択した薬品名に係る薬品の成分と、既にオーダしている他の薬品の成分との相互作用チェックを行い、同時に使用可能であるか否か判定する。同時に使用可能でない場合、ユーザが選択した薬品名の類似薬品名に係る薬品の成分と、既にオーダしている他の薬品の成分との相互作用チェックを行い、同時に使用可能であるか否か判定する。同時に使用可能である場合、選択した薬品は相互作用チェックで不適合、類似薬品は相互作用チェックで適合する旨の注意喚起のメッセージを表示する。
作成部13は、予め類似薬品名チェックマスタを作成する代わりに、例えば図9のステップS304で選択候補の中からオーダする薬品名を選択する操作を受け付けた際に、当該薬品の類似薬品を抽出し、類似薬品名チェックマスタに記憶してもよい。
類似薬品名チェックマスタにおいて、所定の強調表示を行う薬品名を予め設定しておき、図9のステップS304で、当該薬品名が選択された場合、表示制御部16が所定の協調表示を行う構成としてもよい。それにより、例えば、劇薬等の危険度が高い薬品名や、特に間違われやすい薬品名について、赤字や太字で表示することができる。
<まとめ>
従来技術では、例えば薬品名の数が多い場合等において、名称が類似する他の薬品名を予め登録することが困難であり、十分な注意喚起を行えない場合があるという問題があった。
上述した実施形態によれば、名称が類似する他の薬品名を自動で登録することにより、名称が類似する他の薬品を誤ってオーダしないような注意喚起を行うことができる。また、オーダするために選択された薬品名や、それに名称が類似する薬品名等に応じた注意喚起を行うことができる。それにより、単に妊婦等に処方できない旨を表示する場合と比較して、選択した薬品名に間違いがあることを気付かせることができる。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は斯かる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
情報端末10の各機能部は、例えば1以上のコンピュータにより構成されるクラウドコンピューティングにより実現されていてもよい。
以上の説明に関し、更に以下の項を開示する。
(付記1)
コンピュータに、
登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する処理と、
電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名が前記類似薬品情報に登録された前記複数の薬品名のいずれかに一致する場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する処理と、
を実行させることを特徴とする電子カルテプログラム。
(付記2)
前記薬品名群に更に薬品名が追加登録され、追加登録される薬品名が、前記薬品名群に含まれる他の薬品名と前記所定の類似基準を満たす場合に、該追加登録される薬品名と該他の薬品名を対応付けて、前記類似薬品情報に追加する処理、
を実行させることを特徴とする付記1記載の電子カルテプログラム。
(付記3)
前記表示する処理は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名が登録された回数と、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名が登録された回数との比が所定の閾値以下の場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記1または2記載の電子カルテプログラム。
(付記4)
前記表示する処理は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致する場合に、
選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
(付記5)
前記表示する処理は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合に、
選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記1乃至4のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
(付記6)
前記作成する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、所定の文字列以外の部分について、類似度が所定の類似基準を満たすか否かを判定し、前記複数の薬品名を特定し、
前記表示する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、前記所定の文字列を含む薬品名を、前記電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示する、
ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
(付記7)
前記作成する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の画像としての類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定する、
ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
(付記8)
登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する作成部と、
電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名が前記類似薬品情報に登録された前記複数の薬品名のいずれかに一致する場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する表示制御部と、
を備えることを特徴とする電子カルテ装置。
(付記9)
前記作成部は、
前記薬品名群に更に薬品名が追加登録され、追加登録される薬品名が、前記薬品名群に含まれる他の薬品名と前記所定の類似基準を満たす場合に、該追加登録される薬品名と該他の薬品名を対応付けて、前記類似薬品情報に追加する、
ことを特徴とする付記8記載の電子カルテ装置。
(付記10)
前記表示制御部は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名が登録された回数と、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名が登録された回数との比が所定の閾値以下の場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記8または9記載の電子カルテ装置。
(付記11)
前記表示制御部は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致する場合に、
選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記8乃至10のいずれか一項に記載の電子カルテ装置。
(付記12)
前記表示制御部は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合に、
選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記8乃至11のいずれか一項に記載の電子カルテ装置。
(付記13)
前記作成部は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、所定の文字列以外の部分について、類似度が所定の類似基準を満たすか否かを判定し、前記複数の薬品名を特定し、
前記表示する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、前記所定の文字列を含む薬品名を、前記電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示する、
ことを特徴とする付記8乃至12のいずれか一項に記載の電子カルテ装置。
(付記14)
前記作成部は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の画像としての類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定する、
ことを特徴とする付記8乃至13のいずれか一項に記載の電子カルテ装置。
(付記15)
電子カルテ装置が、
登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する処理と、
電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名が前記類似薬品情報に登録された前記複数の薬品名のいずれかに一致する場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する処理と、
を実行することを特徴とする電子カルテ処理方法。
(付記16)
前記薬品名群に更に薬品名が追加登録され、追加登録される薬品名が、前記薬品名群に含まれる他の薬品名と前記所定の類似基準を満たす場合に、該追加登録される薬品名と該他の薬品名を対応付けて、前記類似薬品情報に追加する処理、
を実行させることを特徴とする付記15記載の電子カルテ処理方法。
(付記17)
前記表示する処理は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名が登録された回数と、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名が登録された回数との比が所定の閾値以下の場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記15または16記載の電子カルテ処理方法。
(付記18)
前記表示する処理は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致する場合に、
選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記15乃至17のいずれか一項に記載の電子カルテ処理方法。
(付記19)
前記表示する処理は、
前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合に、
選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
ことを特徴とする付記15乃至18のいずれか一項に記載の電子カルテ処理方法。
(付記20)
前記作成する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、所定の文字列以外の部分について、類似度が所定の類似基準を満たすか否かを判定し、前記複数の薬品名を特定し、
前記表示する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、前記所定の文字列を含む薬品名を、前記電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示する、
ことを特徴とする付記15乃至19のいずれか一項に記載の電子カルテ処理方法。
(付記21)
前記作成する処理は、
前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の画像としての類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定する、
ことを特徴とする付記15乃至20のいずれか一項に記載の電子カルテ処理方法。
10 情報端末
11 通信部
121 薬品マスタ記憶部
122 類似薬品名チェックマスタ記憶部
123 患者データ記憶部
13 作成部
14 電子カルテ処理部
15 判定部
16 表示制御部
20 サーバ装置

Claims (8)

  1. コンピュータに、
    登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する処理と、
    電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致し、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示し、
    選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合、及び前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合は、前記旨を表示しない処理と、
    を実行させることを特徴とする電子カルテプログラム。
  2. 前記薬品名群に更に薬品名が追加登録され、追加登録される薬品名が、前記薬品名群に含まれる他の薬品名と前記所定の類似基準を満たす場合に、該追加登録される薬品名と該他の薬品名を対応付けて、前記類似薬品情報に追加する処理、
    を実行させることを特徴とする請求項1記載の電子カルテプログラム。
  3. 前記表示する処理は、
    前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名が登録された回数と、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名が登録された回数との比が所定の閾値以下の場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
    ことを特徴とする請求項1または2記載の電子カルテプログラム。
  4. 前記表示する処理は、
    前記電子カルテシステムに登録する対象として選択された薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致せず、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた病名または症状が、前記患者を識別する情報に対応付けられた病名または症状と一致する場合に、
    選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
  5. 前記作成する処理は、
    前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、所定の文字列以外の部分について、類似度が所定の類似基準を満たすか否かを判定し、前記複数の薬品名を特定し、
    前記表示する処理は、
    前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、前記所定の文字列を含む薬品名を、前記電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
  6. 前記作成する処理は、
    前記薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の画像としての類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定する、
    ことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の電子カルテプログラム。
  7. 登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する作成部と、
    電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致し、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示し、
    選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合、及び前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合は、前記旨を表示しない表示制御部と、
    を備えることを特徴とする電子カルテ装置。
  8. コンピュータが、
    登録された薬品名群に含まれる薬品名のうち、薬品名の類似度が所定の類似基準を満たす複数の薬品名を特定し、前記複数の薬品名を対応付けた類似薬品情報を作成する処理と、
    電子カルテシステムに登録する対象として選択可能に提示した薬品名のうち、選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致し、前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合に、選択された薬品名と類似する他の薬品名が前記薬品名群に登録されている旨を表示し、
    選択された薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記電子カルテシステムにおける患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致しない場合、及び前記類似薬品情報において該薬品名に対応付けられた他の薬品名に対応付けられた薬品を使用できない患者の種別が、前記患者を識別する情報に対応付けられた患者の種別と一致する場合は、前記旨を表示しない処理と、
    を実行することを特徴とする電子カルテ処理方法。
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