JP6604060B2 - 情報処理装置、情報処理方法及びプログラム - Google Patents

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本発明は、システム同定技術に関する。
自動制御などの分野において線形システムの同定という課題がある。例えば、図1に示すような線形の常微分方程式で表される物理的なシステムに対し、アナログの入力u(t)及び出力y(t)が与えられたとき、以下に示すような関係が成り立つように微分演算子P(d/dt)の微分係数P1乃至Prを決定することが課題となる。
Figure 0006604060
ところが、近年用いられる加速度センサなどのセンサ値は、アナログではなくディジタル(離散値)となっている。よって、図2に示すように、ディジタルの入力u0,u1,...,u2nと、出力y0,y1,...,y2nとが与えられたときに、常微分方程式で表される物理的なシステムの微分方程式P(d/dt)y(t)=u(t)が成り立つように、微分演算子P(d/dt)の微分係数P1乃至Prを決定する方法を考えることになる。
そうすると、これを実現するためにはディジタルデータをアナログに変換することになるが、その手法としてフィッティング法がある。従来の有名なフィッティング法としてはスプライン法があるが、スプライン曲線は例えば微分が数回までしか可能ではないため、微分演算子の次数rが大きい場合に適用できない。また、別のフィッティング法を採用したとしても、微分演算をすべての時間において計算することは計算量の観点から現実的ではない。
また、システムが有するアナログ入力の数及びアナログ出力の数が2以上である場合もある(以下では、このようなシステムのことを多入出力のシステムと呼ぶ)。この場合、与えられた2以上のディジタル入力及びディジタル出力からシステム同定を行うことになるが、この際のシステム同定の方法については従来技術において検討されていない。
特開2005−25651号公報 特開2011−128675号公報 特開2015−22463号公報 特開2014−96027号公報
従って、本発明の目的は、一側面によれば、多入出力のシステムの同定をディジタルデータによって行うための技術を提供することである。
本発明に係る情報処理装置は、複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部と、データ格納部に格納された、複数のディジタル入力の各々及び複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する生成部と、生成部によって生成されたフィッティング曲線を連立微分方程式に反映させることで複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から複数の未知の係数の値を算出する算出部とを有する。
多入出力のシステムの同定をディジタルデータによって行う。
図1は、1入力1出力のシステムの一例を模式的に示す図である。 図2は、1入力1出力のシステムの一例を模式的に示す図である。 図3は、多出力のシステムの一例を模式的に示す図である。 図4は、多出力のシステムの一例を模式的に示す図である。 図5は、多入出力のシステムの一例を模式的に示す図である。 図6は、本実施の形態に係るシステムの概要を示す図である。 図7は、本実施の形態に係る情報処理装置の機能ブロック図である。 図8は、メインの処理フローを示す図である。 図9は、学習処理を実行する際の状況を説明するための図である。 図10は、学習処理の処理フローを示す図である。 図11は、予測処理を実行する際の状況を説明するための図である。 図12は、予測処理の処理フローを示す図である。 図13は、RNNの一例を示す図である。 図14は、RNNの一例を示す図である。 図15は、コンピュータの機能ブロック図である。
まず、図3に示すような多出力の連続系システムを考える。このシステムは、係数x11,・・・,xmm(mは2以上の自然数)を用いて以下の連立微分方程式によって表されるとする。
Figure 0006604060
ここで、式(2)で表されるシステムに対して、図4に示すように時系列の離散データy1,0,y1,1,・・・,y1,2n,y2,0,y2,1,・・・,y2,2n,ym,0,ym,1,・・・,ym,2nがディジタル出力として与えられた場合(nは自然数)に、連立微分方程式の係数x11,・・・,xmmの最適値を決定するというシステム同定を考える。
まず、離散データyj,0,yj,1,・・・,yj,2nに対し、以下のように離散データベクトルΨjを定義する。
Figure 0006604060
次に、離散データベクトルΨjに対して離散フーリエ変換(DFT:Discrete Fourier Transform)を実行して周波数Yj,0,Yj,1,・・・,Yj,nを算出する。周波数Yj,0,Yj,1,・・・,Yj,nは以下の式によって表される。
Figure 0006604060
jは1≦j≦mを満たす自然数であり、qは1≦q≦nを満たす自然数である。
算出された周波数を用いてn次のフーリエ級数yj,tを算出すると、以下のようになる。
Figure 0006604060
但し、バー付きのYj,qはYj,qの共役複素数である。また、λは以下の値である。
Figure 0006604060
このフーリエ級数は、離散データベクトルΨjの各点を通るフィッティング曲線に相当し、指数関数の線型和によって表される。
ここで、式(2)は以下の式と同値である。
Figure 0006604060
式(7)の左辺を式(5)のフーリエ級数を使用して計算すると以下のようになる。
Figure 0006604060
また、式(7)の右辺を式(5)のフーリエ級数を使用して計算すると以下のようになる。
Figure 0006604060
式(8)及び式(9)について、ネイピア数の指数が同じである項の係数を比較することによって、以下の式を得ることができる。
Figure 0006604060
式(7)が成り立てば式(10)が成り立ち、逆に式(10)が成り立てば式(7)が成り立つので、式(7)と式(10)とは同値である。
式(10)はm*m個の未知数x11,・・・,xmmを含む連立方程式であり、式の数がm*(2n+1)である。m≦2n+1が成り立てば式の数が未知数の数以上になるので、線形回帰(例えば最小二乗法)を使って未知数x11,・・・,xmmの最適値を求めることができる。
ここまでは連立微分方程式が非線形項を含まない線形システムの同定について説明をした。次に、連立微分方程式が非線形項を含む非線形システムの同定について説明する。ここでは、図4に示したシステムが以下の連立微分方程式によって表されるとする。
Figure 0006604060
この式においては、下線が付された部分が非線形項に相当する。k及びlは1≦k,l≦mを満たす自然数である。
フーリエ級数を求めるまでの計算は線形システムの場合と同じである。そして、式(11)の左辺を式(5)のフーリエ級数を使用して計算すると以下のようになる。
Figure 0006604060
式(11)の右辺の第1項を式(5)のフーリエ級数を使用して計算すると以下のようになる。
Figure 0006604060
式(11)の右辺の第2項(すなわち非線形項)を式(5)のフーリエ級数を使用して計算すると以下のようになる。
Figure 0006604060
ここで、p1は1≦p1≦nを満たす整数であり、p2は1≦p2≦nを満たす整数である。このようなp1及びp2を導入することによってeλqtの係数を式(14)のように整理することができる。但し、式(14)においてはp1+p2の値、p1−p2の値、−p1+p2の値、及び−p1−p2の値がnより大きくなる場合及び−nより小さくなる場合が発生する。その場合には、以下の変換規則に従って値を変換するものとする。
Figure 0006604060
一例として、式(14)において下線が付された項に対する計算を以下に示す。
Figure 0006604060
式(12)、式(13)及び式(14)について、ネイピア数の指数が同じである項の係数を比較することによって、以下の式を得ることができる。
Figure 0006604060
Figure 0006604060
式(11)が成り立てば式(17)及び式(18)が成り立ち、逆に式(17)及び式(18)が成り立てば式(11)が成り立つので、式(11)と式(17)及び式(18)とは同値である。
この場合においても、条件を満たすようにnの値を定めれば式の数が未知数の数以上になるので、線形回帰(例えば最小二乗法)を使って未知数xi,j及びxi,k,lの最適値を求めることができる。
また、システムが、微分方程式を含まない以下のような式で表される場合においても、式(11)のケースの方法と同様の方法にてシステム同定を行うことができる。
Figure 0006604060
また、式(11)の右辺に入力項gi(t)を追加した場合においても、上で述べた方法と同様の方法で計算を行うことができる。すなわち、システムが以下のような式で表されてもよい。
Figure 0006604060
式(20)で表されるシステムの模式図を図5に示す。図5のシステムは多入出力のシステムであり、図5においてはディジタル入力g1,t,g2,t,・・・,gm,tと、ディジタル出力y1,t,y2,t,・・・,ym,tとが与えられている。以下では、図5のシステムのような多入出力システムについて上記計算に基づきシステム同定を行う方法をより具体的に説明する。
図6に、本実施の形態に係るシステムの一例を示す。例えば、車両1000は、検出装置100を有する。検出装置100は、車両1000の加速度を測定する加速度センサ101と、車両1000の速度を測定する速度センサ102と、通信部103とを有する。加速度センサ101は3軸の加速度センサであり、測定される加速度は3次元の加速度である。速度センサ102は例えば3軸の速度センサであるが、測定された速度は或る3次元方向(C1,C2,C3)にどれくらいの速度成分が含まれているかを表す値(以下、速度成分量と呼ぶ)に変換される。
車両1000の検出装置100の通信部103は、インターネットなどのネットワーク200を介して、例えばデータセンタやクラウド内の情報処理装置300へ加速度の時系列データ、3次元方向のデータ、及び速度成分量の時系列データを送信する。車両1000は、連立微分方程式で表される物理的なシステムである。また、車両1000は、1台だけではなく、複数台の場合もある。
情報処理装置300の構成例を図7に示す。
情報処理装置300は、通信部310と、入出力データ格納部320と、学習処理部330と、予測処理部340とを有する。
通信部310は、車両1000における検出装置100からデータを受信し、入出力データ格納部320に格納する。学習処理部330は、ディジタル入力及びディジタル出力から車両1000を表す連立微分方程式を同定するための処理を実行する。学習処理部330は、第1フィッティング曲線生成部331と、第1データ格納部332と、第1演算部333と、第2データ格納部334とを有する。
第1フィッティング曲線生成部331は、離散フーリエ変換を行って、入出力データ格納部320に格納されたディジタル入力についてのフィッティング曲線と、入出力データ格納部320に格納されたディジタル出力についてのフィッティング曲線とを生成し、それらの曲線のデータを第1データ格納部332に格納する。
第1演算部333は、第1データ格納部332に格納されているフィッティング曲線のデータに基づき連立微分方程式の係数の最適値を決定し、第2データ格納部334に格納する。
また、予測処理部340は、同定された連立微分方程式及び新たなディジタル入力からディジタル出力を予測する処理を実行する。予測処理部340は、第2フィッティング曲線生成部341と、第3データ格納部342と、第2演算部343と、第4データ格納部344とを有する。
第2フィッティング曲線生成部341は、第1フィッティング曲線生成部331と同様の処理を行い、入出力データ格納部320に格納されたディジタル入力についてのフィッティング曲線を生成し、その曲線のデータを第3データ格納部342に格納する。
第2演算部343は、第2データ格納部334に格納されている連立微分方程式の係数の最適値と、第3データ格納部342に格納されているフィッティング曲線のデータとから、ディジタル出力の予測値を表す式を生成し、生成された式から算出したディジタル出力の予測値を第4データ格納部344に格納する。
次に、図8乃至図12を用いて、情報処理装置300が実行する処理について説明する。まず、情報処理装置300の学習処理部330は、以下で述べる学習処理を実行する(図8:ステップS1)。学習処理については、図9及び図10を用いて詳細に説明する。その後、予測処理部340は、学習処理部330の学習結果に基づき、予測処理を実行する(ステップS3)。予測処理については、図11及び図12を用いて詳細に説明する。
まず、学習処理について図9及び図10を用いて説明する。ここでは、図9に示すような状況を考える。具体的には、ディジタル入力として、Ψ1軸方向の加速度の時系列離散データΨ1が与えられ、Ψ2軸方向の加速度の時系列離散データΨ2が与えられ、Ψ3軸方向の加速度の時系列離散データΨ3が与えられ、3次元方向のデータ(C1,C2,C3)を時系列データに変換したデータが与えられる。y1乃至y7はアナログの入出力を表す。時系列離散データΨ1乃至Ψ3は以下のように表される。
Figure 0006604060
また、ディジタル出力として、速度成分量の時系列離散データZが与えられる。時系列離散データZは以下のように表される。
Figure 0006604060
図9においては、破線内のデータに対して離散フーリエ変換が実行される。なお、車両1000の検出装置100の通信部103は、ディジタル入力(Ψ1,Ψ2,Ψ3)及び3次元方向のデータ(C1,C2,C3)とディジタル出力Zとを任意のタイミングで情報処理装置300に送信しており、情報処理装置300の通信部310は、車両1000からの受信データを入出力データ格納部320に格納しているものとする。
この場合、学習処理部330の第1フィッティング曲線生成部331は、入出力データ格納部320から、加速度の時系列離散データ(Ψ1,Ψ2,Ψ3)を読み出す(図10:ステップS11)。
第1フィッティング曲線生成部331は、入出力データ格納部320から、3次元方向のデータ(C1,C2,C3)を読み出し、3次元方向の時系列データを生成する(ステップS13)。図9に示したように、各時点におけるΨ1軸方向の値がC1であり、各時点におけるΨ2軸方向の値がC2であり、各時点におけるΨ3軸方向の値がC3であるように、3次元方向の時系列データが生成される。
第1フィッティング曲線生成部331は、入出力データ格納部320から、速度成分量の時系列離散データZを読み出す(ステップS15)。
第1フィッティング曲線生成部331は、加速度の時系列離散データ(Ψ1,Ψ2,Ψ3)及び3次元方向の時系列データを含むディジタル入力について、フィッティング曲線を表すフーリエ級数を離散フーリエ変換によって生成する(ステップS17)。第1フィッティング曲線生成部331は、生成されたフーリエ級数のデータを第1データ格納部332に格納する。
第1フィッティング曲線生成部331は、速度成分量の時系列離散データZを含むディジタル出力について、フィッティング曲線を表すフーリエ級数を離散フーリエ変換によって生成する(ステップS19)。第1フィッティング曲線生成部331は、生成されたフーリエ級数のデータを第1データ格納部332に格納する。
第1演算部333は、解くべき連立微分方程式及び第1データ格納部332に格納されたフーリエ級数のデータから、連立方程式を生成する(ステップS21)。解くべき連立微分方程式は式(20)に相当する式であり、生成される連立方程式は式(17)及び式(18)に相当する式である。生成方法については上で説明したとおりである。
第1演算部333は、ステップS21において生成された連立方程式の係数xi,j及びxi,k,lの最適値を、線形回帰(例えば最小二乗法)によって算出する(ステップS23)。そして、第1演算部333は、算出した係数xi,j及びxi,k,lの最適値を第2データ格納部334に格納する。そして呼び出し元の処理に戻る。最小二乗法はよく知られた方法であるので、説明を省略する。
結果として、以下のような式で表されるシステムとして同定されたものとする。
Figure 0006604060
式(23)の右辺は、時系列離散データ(Ψ1,Ψ2,Ψ3)と3次元方向のデータ(C1,C2,C3)との内積を表すので、この内積を計算することによって(C1,C2,C3)の方向に加速度センサ101の加速度成分がどの程度含まれているか把握できる。また、(C1,C2,C3)の方向に含まれる、加速度センサ101の加速度成分を積分することによって(すなわち、式(23)の微分方程式を計算することによって)、速度成分y7(t)を得ることができる。
以上のような処理を実行すれば、多入出力のシステムであってもディジタルデータによって同定を行うことができるようになる。
次に、予測処理について図11及び図12を用いて説明する。ここでは、図11に示すような状況を考える。具体的には、ディジタル入力として、Ψ1軸方向の加速度の時系列離散データΩ1が与えられ、Ψ2軸方向の加速度の時系列離散データΩ2が与えられ、Ψ3軸方向の加速度の時系列離散データΩ3が与えられ、3次元方向のデータ(C1,C2,C3)を時系列データに変換したデータが与えられる。y1乃至y7はアナログの入出力を表す。図11においては、破線内のデータに対して離散フーリエ変換が実行される。
なお、学習処理の後、車両1000の検出装置100は、加速度センサ101の測定データ及び3次元方向のデータ(C1,C2,C3)(すなわち、ディジタル入力)のみを通信部103から情報処理装置300に送信する。これによって情報処理装置300への送信データ量が削減される。ここでは、学習処理で用いた加速度の時系列離散データ(Ψ1,Ψ2,Ψ3)ではなく、別のディジタル入力として新たに加速度の時系列離散データ(Ω1,Ω2,Ω3)を取得する。3次元方向のデータ(C1,C2,C3)は学習処理の場合と同じである。
そして、情報処理装置300の通信部310は、ディジタル入力のデータを、車両1000から受信すると、入出力データ格納部320に格納する。
この場合、予測処理部340の第2フィッティング曲線生成部341は、入出力データ格納部320から、加速度の時系列離散データ(Ω1,Ω2,Ω3)を読み出す(図12:ステップS31)。
第2フィッティング曲線生成部341は、入出力データ格納部320から、3次元方向のデータ(C1,C2,C3)を読み出し、3次元方向の時系列データを生成する(ステップS33)。図11に示したように、各時点におけるΨ1軸方向の値がC1であり、各時点におけるΨ2軸方向の値がC2であり、各時点におけるΨ3軸方向の値がC3であるように、3次元方向の時系列データが生成される。
第2フィッティング曲線生成部341は、加速度の時系列離散データ(Ω1,Ω2,Ω3)及び3次元方向の時系列データを含むディジタル入力について、フィッティング曲線を表すフーリエ級数を離散フーリエ変換によって生成する(ステップS35)。第2フィッティング曲線生成部341は、生成されたフーリエ級数のデータを第3データ格納部342に格納する。
第2演算部343は、ステップS35において生成したフーリエ級数のデータ、及び、学習処理において同定されたシステムを表す式(本式は、第2データ格納部334に格納された係数xi,j及びxi,k,lの最適値から特定される)から、ディジタル出力の予測値を表す関数に相当するy7(t)を生成する(ステップS37)。学習処理において同定されたシステムを表す式は式(23)に相当する。
第2演算部343は、生成されたy7(t)に基づきディジタル出力の予測値(例えば、y(0),y(1),・・・,y(2n))を算出する(ステップS39)。第2演算部343は、算出したディジタル出力の予測値を第4データ格納部344に格納する。そして呼び出し元の処理に戻る。
このようにすれば、学習処理によって得られた係数を用いて速度成分量を推定し、出力することが可能となる。
また、本実施の形態のシステム同定によれば、リカレントニューラルネットワーク(RNN:Recurrent Neural Networks)の結線の学習を行うことができるようになる。図13にリカレントニューラルネットワークの一例を示す。図13において、二重丸の図形はニューロンを表し、結線に付された値は重み係数を表す。このリカレントニューラルネットワークは、図5のシステムにおけるmが3である場合に相当する。従って、m=3である場合に図5のシステムについてシステム同定を行うことは、図13のリカレントニューラルネットワークの結線の学習を行うことに相当する。
図14に、リカレントニューラルネットワークの他の例を示す。図14において、二重丸の図形はニューロンを表し、結線上の値は重み係数を表す。図14のリカレントニューラルネットワークは、1又は複数の通常結線と、1又は複数の双一次結線とを含む。図14のリカレントニューラルネットワークは以下の式によって表される。
Figure 0006604060
式(24)の右辺の第1項は通常結線を表し、右辺の第2項は双一次結線を表す。従って、式(24)で表されるシステムについてシステム同定を行うことは、図14のリカレントニューラルネットワークの結線の学習をすることに相当する。これを応用することで、あらゆるニューラルネットワークの結線学習を、式(7)、式(19)及び式(20)の少なくともいずれかを組み合わせることによって表現されるシステムの同定によって行うことが可能になる。
以上本発明の実施の形態を説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、車両1000に設けた加速度センサ101及び速度センサ102を前提にした説明を行ったが、同定を行うべきシステムの入力及び出力に応じた他のセンサによって測定されるデータであっても良い。
また、図6及び図7に示した機能ブロック図は一例であって、プログラムモジュール構成とは一致しない場合もある。さらに処理フローについても、処理結果が変わらない限り、処理順番を入れ替えたり、複数ステップを並列実行するようにしても良い。
さらに、図6及び図7では、検出装置100と情報処理装置300とが分けて実装されていたが、用途によっては一体化された装置を実装する場合もある。さらに、検出装置100は、例えば携帯電話機やカーナビゲーション装置などの装置に組み込まれる場合もある。
なお、上で述べた情報処理装置300は、コンピュータ装置であって、図15に示すように、メモリ2501とCPU(Central Processing Unit)2503とハードディスク・ドライブ(HDD:Hard Disk Drive)2505と表示装置2509に接続される表示制御部2507とリムーバブル・ディスク2511用のドライブ装置2513と入力装置2515とネットワークに接続するための通信制御部2517とがバス2519で接続されている。オペレーティング・システム(OS:Operating System)及び本実施例における処理を実施するためのアプリケーション・プログラムは、HDD2505に格納されており、CPU2503により実行される際にはHDD2505からメモリ2501に読み出される。CPU2503は、アプリケーション・プログラムの処理内容に応じて表示制御部2507、通信制御部2517、ドライブ装置2513を制御して、所定の動作を行わせる。また、処理途中のデータについては、主としてメモリ2501に格納されるが、HDD2505に格納されるようにしてもよい。本技術の実施例では、上で述べた処理を実施するためのアプリケーション・プログラムはコンピュータ読み取り可能なリムーバブル・ディスク2511に格納されて頒布され、ドライブ装置2513からHDD2505にインストールされる。インターネットなどのネットワーク及び通信制御部2517を経由して、HDD2505にインストールされる場合もある。このようなコンピュータ装置は、上で述べたCPU2503、メモリ2501などのハードウエアとOS及びアプリケーション・プログラムなどのプログラムとが有機的に協働することにより、上で述べたような各種機能を実現する。
以上述べた本実施の形態をまとめると、以下のようになる。
本実施の形態の第1の態様に係る情報処理装置は、(A)複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部と、(B)データ格納部に格納された、複数のディジタル入力の各々及び複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する生成部と、(C)生成部によって生成されたフィッティング曲線を連立微分方程式に反映させることで複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から複数の未知の係数の値を算出する算出部とを有する。
このようにすれば、指数関数の性質を利用して計算を容易に行えるので、多入出力のシステムであってもディジタルデータによってシステム同定を行えるようになる。
また、上で述べた連立微分方程式が非線形項を含んでもよい。そして、上で述べた算出部は、(c1)連立微分方程式にフィッティング曲線を反映させることで得られた式における、非線形項に相当する項の係数が、フーリエ級数の周波数同士の積で表される項と、フーリエ級数の周波数とフーリエ級数の周波数の共役複素数との積で表される項と、フーリエ級数の周波数の共役複素数同士の積で表される項との和で表されるように、非線形項に相当する項の指数関数の係数を算出してもよい。連立微分方程式が非線形項を含む場合であっても、連立方程式がシンプルな形になるので、後の計算を容易に行うことができるようになる。
また、上で述べた算出部は、(c2)連立微分方程式にフィッティング曲線を反映させることで得られた式の左辺と右辺との間において、指数関数部分が同じである項の係数を比較することによって、複数の未知の係数を含む連立方程式を生成してもよい。このようにすれば、解くべき連立方程式を適切に生成できるようになる。
また、上で述べた算出部は、(c3)線形回帰によって、生成された当該連立方程式から複数の未知の係数の値を算出してもよい。但し、他の方法を使用してもよい。
また、上で述べた生成部は、(b1)離散フーリエ変換によって、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成してもよい。但し、他の方法を使用してもよい。
また、本情報処理装置は、(D)物理的なシステムの複数の第2のディジタル入力について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する第2生成部と、(E)第2生成部によって生成されたフィッティング曲線、及び、算出部によって算出された複数の未知の係数の値が反映された連立微分方程式から、複数の第2のディジタル出力の予測値を表す曲線を生成し、生成された当該曲線から、複数の第2のディジタル入力に対応する、複数の第2のディジタル出力の予測値を算出する第2算出部とをさらに有してもよい。このようにすれば、ディジタル入力しか得られない場合であってもディジタル出力を推定することができるようになる。
本実施の形態の第2の態様に係る情報処理方法は、(F)複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部に格納された、複数のディジタル入力の各々及び複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成し、(G)生成部によって生成されたフィッティング曲線を連立微分方程式に反映させることで複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から複数の未知の係数の値を算出する処理を含む。
なお、上で述べたような処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを作成することができ、当該プログラムは、例えばフレキシブル・ディスク、CD−ROMなどの光ディスク、光磁気ディスク、半導体メモリ(例えばROM)、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体又は記憶装置に格納される。なお、処理途中のデータについては、RAM等の記憶装置に一時保管される。
以上の実施例を含む実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び前記物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部と、
前記データ格納部に格納された、前記複数のディジタル入力の各々及び前記複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する生成部と、
前記生成部によって生成された前記フィッティング曲線を前記連立微分方程式に反映させることで前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する算出部と、
を有する情報処理装置。
(付記2)
前記連立微分方程式が非線形項を含み、
前記算出部は、
前記連立微分方程式に前記フィッティング曲線を反映させることで得られた式における、前記非線形項に相当する項の係数が、フーリエ級数の周波数同士の積で表される項と、フーリエ級数の周波数とフーリエ級数の周波数の共役複素数との積で表される項と、フーリエ級数の周波数の共役複素数同士の積で表される項との和で表されるように、前記非線形項に相当する項の指数関数の係数を算出する、
付記1記載の情報処理装置。
(付記3)
前記算出部は、
前記連立微分方程式に前記フィッティング曲線を反映させることで得られた式の左辺と右辺との間において、指数関数部分が同じである項の係数を比較することによって、前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成する、
付記1又は2記載の情報処理装置。
(付記4)
前記算出部は、
線形回帰によって、生成された前記連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する、
付記1乃至3のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記5)
前記生成部は、
離散フーリエ変換によって、前記指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する、
付記1乃至4のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記6)
前記物理的なシステムの複数の第2のディジタル入力について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する第2生成部と、
前記第2生成部によって生成されたフィッティング曲線、及び、前記算出部によって算出された前記複数の未知の係数の値が反映された前記連立微分方程式から、複数の第2のディジタル出力の予測値を表す曲線を生成し、生成された当該曲線から、前記複数の第2のディジタル入力に対応する、前記複数の第2のディジタル出力の予測値を算出する第2算出部と、
をさらに有する付記1乃至5のいずれか1つ記載の情報処理装置。
(付記7)
コンピュータが、
複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び前記物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部に格納された、前記複数のディジタル入力の各々及び前記複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成し、
前記生成部によって生成された前記フィッティング曲線を前記連立微分方程式に反映させることで前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する、
処理を実行する情報処理方法。
(付記8)
コンピュータに、
複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び前記物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部に格納された、前記複数のディジタル入力の各々及び前記複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成し、
前記生成部によって生成された前記フィッティング曲線を前記連立微分方程式に反映させることで前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する、
処理を実行させるプログラム。
100 検出装置
101 加速度センサ
102 速度センサ
103 通信部
200 ネットワーク
300 情報処理装置
310 通信部
320 入出力データ格納部
330 学習処理部
340 予測処理部
331 第1フィッティング曲線生成部
332 第1データ格納部
333 第1演算部
334 第2データ格納部
341 第2フィッティング曲線生成部
342 第3データ格納部
343 第2演算部
344 第4データ格納部

Claims (7)

  1. 複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び前記物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部と、
    前記データ格納部に格納された、前記複数のディジタル入力の各々及び前記複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する生成部と、
    前記生成部によって生成された前記フィッティング曲線を前記連立微分方程式に反映させることで前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する算出部と、
    を有し、
    前記連立微分方程式が非線形項を含み、
    前記算出部は、
    前記連立微分方程式に前記フィッティング曲線を反映させることで得られた式における、前記非線形項に相当する項の係数が、フーリエ級数の周波数同士の積で表される項と、フーリエ級数の周波数とフーリエ級数の周波数の共役複素数との積で表される項と、フーリエ級数の周波数の共役複素数同士の積で表される項との和で表されるように、前記非線形項に相当する項の指数関数の係数を算出する、
    情報処理装置。
  2. 前記算出部は、
    前記連立微分方程式に前記フィッティング曲線を反映させることで得られた式の左辺と右辺との間において、指数関数部分が同じである項の係数を比較することによって、前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成する、
    請求項記載の情報処理装置。
  3. 前記算出部は、
    線形回帰によって、生成された前記連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する、
    請求項1又は2記載の情報処理装置。
  4. 前記生成部は、
    離散フーリエ変換によって、前記指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する、
    請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  5. 前記物理的なシステムの複数の第2のディジタル入力について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成する第2生成部と、
    前記第2生成部によって生成されたフィッティング曲線、及び、前記算出部によって算出された前記複数の未知の係数の値が反映された前記連立微分方程式から、複数の第2のディジタル出力の予測値を表す曲線を生成し、生成された当該曲線から、前記複数の第2のディジタル入力に対応する、前記複数の第2のディジタル出力の予測値を算出する第2算出部と、
    をさらに有する請求項1乃至のいずれか1つ記載の情報処理装置。
  6. コンピュータが、
    複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び前記物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部に格納された、前記複数のディジタル入力の各々及び前記複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成し、
    成された前記フィッティング曲線を前記連立微分方程式に反映させることで前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する、
    処理を実行し、
    前記連立微分方程式が非線形項を含み、
    前記複数の未知の係数の値を算出する処理において、
    前記連立微分方程式に前記フィッティング曲線を反映させることで得られた式における、前記非線形項に相当する項の係数が、フーリエ級数の周波数同士の積で表される項と、フーリエ級数の周波数とフーリエ級数の周波数の共役複素数との積で表される項と、フーリエ級数の周波数の共役複素数同士の積で表される項との和で表されるように、前記非線形項に相当する項の指数関数の係数を算出する、
    情報処理方法。
  7. コンピュータに、
    複数の未知の係数を含む連立微分方程式で表される物理的なシステムの複数のディジタル入力及び前記物理的なシステムの複数のディジタル出力を格納するデータ格納部に格納された、前記複数のディジタル入力の各々及び前記複数のディジタル出力の各々について、指数関数の線型和で表されるフィッティング曲線を生成し、
    成された前記フィッティング曲線を前記連立微分方程式に反映させることで前記複数の未知の係数を含む連立方程式を生成し、生成された当該連立方程式から前記複数の未知の係数の値を算出する、
    処理を実行させ
    前記連立微分方程式が非線形項を含み、
    前記複数の未知の係数の値を算出する処理において、
    前記連立微分方程式に前記フィッティング曲線を反映させることで得られた式における、前記非線形項に相当する項の係数が、フーリエ級数の周波数同士の積で表される項と、フーリエ級数の周波数とフーリエ級数の周波数の共役複素数との積で表される項と、フーリエ級数の周波数の共役複素数同士の積で表される項との和で表されるように、前記非線形項に相当する項の指数関数の係数を算出する、
    プログラム。
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