JP6578717B2 - 端末装置、プログラム、役割判定方法及び情報処理システム - Google Patents

端末装置、プログラム、役割判定方法及び情報処理システム Download PDF

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Description

本発明は端末装置、プログラム、役割判定方法及び情報処理システムに関する。
従来、通信機能を有する複数の情報処理装置間において、リアルタイムで表示画面を共有する画面共有サービス提供システムがある。
同一コンテンツが画面に表示された複数の情報処理装置が所定のデータ伝送路で接続される画面共有サービス提供システムであって、情報処理装置が、利用者からの切り換え指示に従って、情報処理装置間における同一コンテンツが表示された共有画面上の入力操作の操作権を切り換える操作権切換手段と、入力操作の操作情報を含む送信データを生成する送信データ生成手段と、画面上に表示オブジェクトを描画する描画手段と、を有し、操作権切換手段により切り換えられ操作権を保有した情報処理装置は、描画手段により、利用者による入力操作の操作情報に従って、表示オブジェクトを描画し、送信データ生成手段により、利用者による入力操作の操作情報に基づき、送信データを生成し、他の情報処理装置へと送信し、送信データを受信した情報処理装置は、描画手段により、受信データに含まれる操作情報に従って、表示オブジェクトを描画する画面共有サービス提供システムは従来から知られている(例えば特許文献1参照)。
表示画面を共有する従来の画面共有システムでは共有画面に対して操作を行える役割(例えば発表者など)を画面共有システムで一つ用意し、その役割を共有する端末装置間で切り替えて利用する場合がある。しかしながら、従来の画面共有システムでは、操作を行える役割を保有した端末装置の操作者が不慣れな場合や不測の事態が起きた場合などに、操作を行える役割を保有していない端末装置の操作者がフォローできないという問題があった。
本発明の実施の形態は、上記の点に鑑みなされたもので、共有画面に対して操作を行える第1の役割とは異なる第2の役割により、第1の役割が実行可能な操作の少なくとも一部を実行できる端末装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本願請求項1は、同一の会議に参加している他の端末装置と対象コンテンツの表示を共有する端末装置であって、情報処理装置へ前記会議の参加要求を送信し、前記情報処理装置から前記会議の会議情報を受信する会議情報受信手段と、対象コンテンツに対して行った操作を前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映可能な第1の役割または前記第1の役割が行える他の端末装置に対して反映可能な操作の少なくとも一部を行える第2の役割のうち、自装置の役割を判定する役割判定手段と、前記判定された自装置の役割が前記第2の役割である場合に、前記第1の役割が行える前記操作の少なくとも一部の操作を操作者から受け付け、前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して前記受け付けた操作を反映させる処理手段と、前記判定された自装置の役割が前記第1の役割でない場合に、前記第1の役割の端末装置から送信された情報に基づいて前記第1の役割の端末装置における操作を自装置が有する対象コンテンツに対して反映して表示させる対象コンテンツ表示手段と、を有し、前記役割判定手段は、前記会議情報に含まれる前記第2の役割の識別情報と、前記第1の役割が付与された前記端末装置において会議中に実行可能な複数の操作を示す第1の役割情報と、前記複数の異なる操作のうち前記第2の役割が付与された前記端末装置において実行可能な第1の操作及び実行可能でない第2の操作をそれぞれ示す第2の役割情報とのうち、前記第2の役割の識別情報と、自装置を識別するための機器識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していれば自装置の役割が前記第2の役割である判定すること、を特徴とし、前記対象コンテンツ表示手段は、自装置に前記第1の役割が付与された場合に、前記第1の役割情報に基づいて前記複数の異なる操作を自装置において実行し、自装置に前記第2の役割が付与された場合に、前記第2の役割情報に基づいて前記第1の役割が付与された前記他の端末装置に代わって前記第1の操作を実行することで、前記会議に参加している前記端末装置の間で共有される表示画面を変更すること、を特徴とする。
本発明の実施の形態によれば、共有画面に対して操作を行える第1の役割とは異なる第2の役割により、第1の役割が実行可能な操作の少なくとも一部を実行できる。
本実施形態に係る会議システムの一例の構成図である。 本実施形態に係る会議システムを構成するコンピュータの一例のハードウェア構成図である。 会議クライアント装置の一例の機能ブロック図である。 会議サーバ装置の一例の機能ブロック図である。 会議情報の一例の構成図である。 資料情報の一例の構成図である。 アンケート情報の一例の構成図である。 役割情報の一例の構成図である。 会議参加処理の一例のフローチャートである。 会議クライアント装置が受信するアンケート情報の一例の構成図である。 役割判定処理の一例のフローチャートである。 役割テーブルの一例の構成図である。 アンケート開始処理の一例のフローチャートである。 アンケート一覧が表示された発表者の会議画面の一例のイメージ図である。 アンケート一覧が表示されたオペレータの会議画面の一例のイメージ図である。 参加者の会議画面の一例のイメージ図である。 アンケート開始命令の一例の構成図である。 アンケート表示処理の一例のフローチャートである。 アンケート回答画面の一例のイメージ図である。 アンケート結果を会議サーバ装置12に送信したあとのアンケート回答画面の一例のイメージ図である。 アンケート集計画面の一例のイメージ図である。 アンケート結果集計処理の一例のシーケンス図である。 役割判定情報の一例の構成図である。 役割判定処理の他の例のフローチャートである。 役割に応じたUI部分を持つ会議画面の一例のイメージ図である。
次に、本発明の実施の形態について、詳細に説明する。以下では発表者、参加者及びオペレータが役割である例を説明する。オペレータは発表者が行うことができる操作の少なくとも一部を行うことができる役割である。なお、発表者、参加者、オペレータといった役割の名称はあくまで一例であって、他の名称であってもよい。
[第1の実施形態]
<システム構成>
図1は本実施形態に係る会議システムの一例の構成図である。図1の会議システム1は複数の会議クライアント装置10、会議サーバ装置12、会議ディスプレイ装置14がLANなどのネットワークN1に接続される構成を一例として示している。
会議サーバ装置12は会議情報、会議資料等の管理を行うと共に、会議の開催や参加制御、参加中の会議クライアント装置10に対して発表者、オペレータの入力操作をリアルタイムに配信する機能等を有する。
会議サーバ装置12は1つのコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスにより実現できる。また、会議サーバ装置12は複数のコンピュータ上で動作するソフトウェアやサービスであってもよい。また、会議サーバ装置12は例えば所謂クラウドサービスの形態をとることもできる。なお、会議サーバ装置12は会議サーバ機能を備えていればよく、様々なハードウェア構成により実現できる。
会議クライアント装置10は、会議情報、会議資料等を会議サーバ装置12から取得して会議の発表者、オペレータや参加者などの操作者から会議の進行に必要な操作を受け付けたり、会議資料を閲覧させたりする機能等を有する。会議の発表者、オペレータや参加者などの操作者は会議クライアント装置10から会議に参加できる。
会議クライアント装置10はPCやタブレット端末、スマートフォンや携帯電話、PDAなどの携帯情報端末、会議専用端末、電子ホワイトボード、MFPやプリンタなどの画像形成装置であってもよい。会議クライアント装置10は会議への参加中、会議サーバ装置12から発表者、オペレータの入力操作をリアルタイムに受信し、他の会議クライアント装置10と表示画面の共有を行う。
なお、会議クライアント装置10のうちの一台は発表者が操作し、会議の開始、会議の終了を会議サーバ装置12に要求できる。会議クライアント装置10は共有モード・個人モードという2種類のモードに切り替え可能である。例えば共有モードでは発表者、オペレータの会議の進行に沿って参加者の会議クライアント装置10の画面上の会議資料が発表者の会議クライアント装置10の画面上の会議資料と同期表示される。同期される表示は、例えば会議資料のページ表示、会議資料に対する書き込み(手書きメモ)の表示、会議資料に対するポインターの表示、を含む。
また、個人モードでは発表者、オペレータの会議の進行によらず、画面上の会議資料を発表者の会議クライアント装置10の画面上の会議資料と同期することなく自由に表示(非同期表示)できる。会議資料は、発表者、オペレータからの入力操作(例えば表示ページの変更や手書きメモの追加など)を受け付ける対象コンテンツの一例である。
会議ディスプレイ装置14は例えば会議室に設置され、会議資料を大画面で閲覧させるための出力装置の一例である。会議ディスプレイ装置14は電子ホワイトボード等の表示装置やプロジェクタ等の投影装置等であってもよい。
なお、図1の会議システム1は一例であって、必ずしも図1に示した全ての装置を必要とするものではない。例えば会議システム1は、会議サーバ装置12の機能を一台以上の会議クライアント装置10が代わりに行う構成であってもよい。また、会議システム1は会議ディスプレイ装置14が無い構成であってもよい。
さらに、会議システム1は、会議サーバ装置12の一部の機能を他の装置で実現してもよい。例えば図1の会議システム1は会議サーバ装置12のアンケートに関する機能を実現するアンケートサーバ装置を有する構成であってもよい。
<ハードウェア構成>
会議クライアント装置10、会議サーバ装置12は、例えば図2に示すハードウェア構成により実現される。
図2は本実施形態に係る会議システムを構成するコンピュータの一例のハードウェア構成図である。図2の会議クライアント装置10は、入力装置501、表示装置502、外部I/F503、RAM504、ROM505、CPU506、通信I/F507、HDD508等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、会議クライアント装置10はカメラ、マイク、スピーカなどを有する構成であってもよい。
入力装置501はキーボードやマウス、タッチパネルなどを含み、会議クライアント装置10に各操作信号を入力するのに用いられる。また、表示装置502はディスプレイ等を含み、会議クライアント装置10による処理結果を表示する。通信I/F507は会議クライアント装置10をネットワークN1に接続するインタフェースである。会議クライアント装置10は通信I/F507を介して会議サーバ装置12とデータ通信を行うことができる。
HDD508はプログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには会議クライアント装置10全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD508は格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。
外部I/F503は外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体503aなどがある。これにより、会議クライアント装置10は外部I/F503を介して記録媒体503aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体503aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
ROM505は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM505には、会議クライアント装置10の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM504は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU506は、ROM505やHDD508などの記憶装置からプログラムやデータをRAM504上に読み出し、処理を実行することで、会議クライアント装置10全体の制御や機能を実現する演算装置である。
会議クライアント装置10は、例えば上記ハードウェア構成でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
図2に示した会議サーバ装置12は、入力装置601、表示装置602、外部I/F603、RAM604、ROM605、CPU606、通信I/F607、HDD608等を備え、それぞれがバスBで相互に接続されている。なお、入力装置601及び表示装置602は必要なときに接続して利用する形態であってもよい。
入力装置601はキーボードやマウスなどを含み、会議サーバ装置12に各操作信号を入力するのに用いられる。表示装置602はディスプレイ等を含み、会議サーバ装置12による処理結果を表示する。
通信I/F607は会議サーバ装置12をネットワークN1に接続するインタフェースである。会議サーバ装置12は、通信I/F607を介して会議クライアント装置10とデータ通信を行うことができる。
HDD608は、プログラムやデータを格納している不揮発性の記憶装置である。格納されるプログラムやデータには、会議サーバ装置12全体を制御する基本ソフトウェアであるOS、及びOS上において各種機能を提供するアプリケーションソフトウェアなどがある。また、HDD608は格納しているプログラムやデータを、所定のファイルシステム及び/又はDBにより管理している。
外部I/F603は、外部装置とのインタフェースである。外部装置には、記録媒体603aなどがある。これにより、会議サーバ装置12は外部I/F603を介して、記録媒体603aの読み取り及び/又は書き込みを行うことができる。記録媒体603aにはフレキシブルディスク、CD、DVD、SDメモリカード、USBメモリ等がある。
ROM605は、電源を切ってもプログラムやデータを保持することができる不揮発性の半導体メモリ(記憶装置)である。ROM605には、会議サーバ装置12の起動時に実行されるBIOS、OS設定、及びネットワーク設定などのプログラムやデータが格納されている。RAM604は、プログラムやデータを一時保持する揮発性の半導体メモリである。
CPU606は、ROM605やHDD608などの記憶装置からプログラムやデータをRAM604上に読み出し、処理を実行することで、会議サーバ装置12全体の制御や機能を実現する演算装置である。
会議サーバ装置12は、例えば上記ハードウェア構成でプログラムを実行することにより、後述するような各種処理を実現できる。
<ソフトウェア構成>
本実施形態に係る会議システム1の会議クライアント装置10、会議サーバ装置12は例えば以下のような機能ブロックにより実現される。なお、以下に示す機能ブロックは説明に必要な構成を示したものであり、説明に不要な構成について適宜省略している。
《会議クライアント装置》
会議クライアント装置10は例えば図3に示すような機能ブロックで実現される。図3は会議クライアント装置の一例の機能ブロック図である。図3に示した会議クライアント装置10はプログラムを実行することで、会議画面表示部51、アンケート命令送受信部52、アンケート画面表示部53、役割判定部54を実現する。また、会議クライアント装置10はプログラムを実行することで、会議情報記憶部55、資料情報記憶部56、アンケート情報記憶部57、役割情報記憶部58を実現する。会議クライアント装置10で実行されるプログラムは例えば会議クライアント装置10に搭載されたアプリケーションである。
会議画面表示部51は会議サーバ装置12から取得した会議情報、会議資料等を利用して会議資料を表示する。会議画面表示部51は会議の発表者、オペレータや参加者などの操作者から各種操作を受け付け、操作に応じた会議画面の表示を行う。
アンケート命令送受信部52はアンケート開始権限を持つ操作者、オペレータからアンケートの開始を指示された場合にアンケート開始命令を生成し、そのアンケート開始命令を会議サーバ装置12に送信する。会議サーバ装置12に送信されたアンケート開始命令はアンケート開始命令を送信した会議クライアント装置10と同一の会議に参加している他の会議クライアント装置10に配信される。アンケート命令送受信部52は会議サーバ装置12から配信されたアンケート開始命令を受信する。
アンケート開始命令を受信した会議クライアント装置10のアンケート画面表示部53は後述するように、操作者の役割(例えば発表者、オペレータや参加者など)に応じたアンケート画面を表示する。役割判定部54は操作者の役割を判定する。
会議情報記憶部55は会議サーバ装置12から受信した会議情報を記憶する。資料情報記憶部56は会議サーバ装置12から受信した資料情報を記憶する。アンケート情報記憶部57は会議サーバ装置12から受信したアンケート情報を記憶する。また、役割情報記憶部58は会議サーバ装置12から受信した役割情報を記憶する。なお、会議情報、資料情報、アンケート情報、役割情報の詳細は後述する。
《会議サーバ装置》
会議サーバ装置12は例えば図4に示すような機能ブロックで実現される。図4は会議サーバ装置の一例の機能ブロック図である。会議サーバ装置12はプログラムを実行することで、会議制御部61、アンケート画面生成部62、アンケート画面送信部63、情報管理部64、会議情報記憶部65、資料情報記憶部66、アンケート情報記憶部67、役割情報記憶部68を実現する。
会議制御部61は会議の開催や参加制御、参加中の会議クライアント装置10に対して発表者、オペレータの入力操作をリアルタイムに配信する機能等を提供する。アンケート画面生成部62は会議クライアント装置10の操作者の役割に応じたアンケート画面を生成する。アンケート画面送信部63は会議クライアント装置10の操作者の役割に応じたアンケート画面を会議クライアント装置10に送信する。情報管理部64は会議情報、資料情報、アンケート情報、役割情報などの管理を行う。
また、会議情報記憶部65は会議情報を記憶する。資料情報記憶部66は資料情報を記憶する。アンケート情報記憶部67はアンケート情報を記憶する。また、役割情報記憶部68は役割情報を記憶する。なお、会議情報、資料情報、アンケート情報、役割情報の詳細は後述する。
《データ構成》
図5は会議情報の一例の構成図である。図5の会議情報は項目として会議識別子、会議名、開催時刻、オペレータ識別子、開催パスワードを有する。会議識別子は会議を一意に識別する識別情報である。例えば会議IDは会議識別子の一例である。会議名は会議の名称である。開催時刻は会議を開始する日時である。
オペレータ識別子は会議クライアント装置10において操作者がオペレータであるか否かを判定するために利用する識別情報である。例えばオペレータIDはオペレータ識別子の一例である。開催パスワードは会議の開催や参加に必要な認証情報の一例である。
図6は資料情報の一例の構成図である。図6の資料情報は項目として資料識別子、会議識別子、資料名、種類、URIを有する。資料識別子は会議資料を一意に識別する識別情報である。例えば資料IDは資料識別子の一例である。会議識別子は会議を一意に識別する識別情報である。資料名は会議資料の名称である。種類は会議資料のデータ形式である。URIは会議資料のデータの保存場所の情報である。
図7は、アンケート情報の一例の構成図である。図7のアンケート情報は項目としてアンケート識別子、資料識別子、アンケート名、回答画面URI、集計画面URIを有している。
アンケート識別子はアンケートを一意に識別する識別情報である。例えばアンケートIDはアンケート識別子の一例である。資料識別子は会議資料を一意に識別する識別情報である。アンケート名はアンケートの名称である。回答画面URI及び集計画面URIは会議クライアント装置10の操作者の役割に応じたアンケート画面を表示する場合の接続先を表している。例えば回答画面URIは操作者の役割が参加者である場合にアンケートの回答を行うアンケート回答画面を表示する場合の接続先である。集計画面URIは操作者の役割が発表者、オペレータである場合にアンケートの集計を行うアンケート集計画面を表示する場合の接続先である。
図8は役割情報の一例の構成図である。図8の役割情報は項目として役割名、役割識別子、ページ同期、手書きメモ同期、アンケート開始終了、アンケート接続先を有する。
役割名は役割の名称である。図8の役割情報では役割として、発表者、参加者及びオペレータを設けている。役割識別子は役割を一意に識別する識別情報である。例えば役割IDは役割識別子の一例である。
ページ同期、手書きメモ同期及びアンケート開始終了は、その役割の操作者が行うことができる操作(権限)を表している。例えば役割が発表者の操作者はページ同期、手書きメモ同期及びアンケート開始終了の操作を行うことができる。また、役割が参加者の操作者はページ同期、手書きメモ同期及びアンケート開始終了の操作を行えない。役割がオペレータの操作者はアンケート開始終了の操作を行うことができる。
図8では発表者が行うことのできるページ同期、手書きメモ同期及びアンケート開始終了の操作の一部であるアンケート開始終了の操作をオペレータが行える場合の役割情報を一例として示している。むろん、オペレータは発表者が行うことのできる操作の全てを行えてもよい。
アンケート接続先は操作者の役割に応じたアンケート画面がアンケート回答画面であるかアンケート集計画面であるかを表す情報である。図8の役割情報では操作者の役割が発表者かオペレータである場合に操作者の役割に応じたアンケート画面がアンケート集計画面となる。また、図8の役割情報では操作者の役割が参加者である場合に操作者の役割に応じたアンケート画面がアンケート回答画面となる。このように、役割情報は操作者の役割とアンケート画面を表示する場合の接続先とを対応付けている。
図5及び図6に示すように、会議情報及び資料情報は会議識別子により関連付けられている。したがって、会議で利用する会議資料は、会議情報及び資料情報により特定することができる。
また、図6及び図7に示すように、資料情報及びアンケート情報は資料識別子により関連付けられている。したがって、会議資料が表示されているときに利用するアンケート情報は資料情報及びアンケート情報により特定できる。
さらに、図7及び図8に示すように、会議クライアント装置10の操作者の役割に応じたアンケート画面を表示する場合の接続先はアンケート情報及び役割情報により特定することができる。
なお、図7のアンケート情報では操作者の役割に応じたアンケート画面を表示する場合の接続先が2つの例を示したが、3つ以上であってもよい。また、図8の役割情報では操作者の役割が3つの例を示したが、4つ以上であってもよい。
例えば操作者の役割の他の例としては、会議の進行役、発表者、参加者を役割として設ける例が考えられる。会議の進行役は会議の発表者や会議資料を決める操作を行うことができる他、発表者が可能な操作の少なくとも一部を行うことができる。
また、発表者は資料のページ送り(ページ同期)や手書きメモ(手書きメモ同期)や拡大縮小(拡大縮小同期)などの操作を行うことができる。参加者は会議資料の閲覧を行うことができる。
以下、本実施形態の会議システム1では発表者、参加者及びオペレータの3つの役割がある例について説明する。なお、発表者及び参加者の役割は会議中に交代が可能であるものとする。また、会議システム1では、同じ会議に複数の会議クライアント装置10が参加している場合に、複数の会議クライアント装置10のうち、一台の会議クライアント装置10が発表者の役割を持ち、一台以上の会議クライアント装置10がオペレータ、参加者の役割を持つ。例えば会議中に発表者及び参加者の役割が交代した場合は、これまで発表者の役割を持っていた会議クライアント装置10の役割が参加者となり、新たに発表者の役割を持つ会議クライアント装置10の役割が発表者となる。
例えば参加者が後述する図16の画面に示される発表者ボタンを選択することによって、参加者から発表者へ役割を変更するようにしてもよいし、発表者が次の発表者となる参加者または参加者の会議クライアント装置10を指定することによって参加者から発表者へ役割を変更させてもよい。
<処理の詳細>
以下では、本実施形態に係る会議システム1の処理の詳細について説明する。
《会議参加処理》
図9は、会議参加処理の一例のフローチャートである。会議の発表者、オペレータや参加者は会議クライアント装置10を操作し、会議サーバ装置12の会議参加画面へのアクセスを要求する。会議クライアント装置10の会議画面表示部51は例えば会議サーバ装置12の会議参加画面のURI等にアクセスすることで会議情報取得要求を行う。
ステップS22において、会議サーバ装置12の会議制御部61は会議クライアント装置10からの会議情報取得要求を受け付ける。ステップS23に進み、情報管理部64は会議クライアント装置10からの会議情報取得要求に基づき、開催又は参加できる会議の会議情報を会議情報記憶部65から取得する。そして、ステップS24において、会議制御部61は現在、開催又は参加できる会議の会議情報を会議クライアント装置10に送信する。
ステップS25において、会議クライアント装置10の会議画面表示部51は受信した会議情報に基づき、会議参加画面を表示装置502などに表示させる。会議参加画面には開催又は参加できる会議の会議情報に基づく会議一覧が含まれる。
ステップS26に進み、会議の発表者、オペレータや参加者は会議参加画面の会議一覧から開催又は参加する会議を選択する。会議クライアント装置10の会議画面表示部51は会議の発表者、オペレータや参加者により選択された会議への参加要求を会議サーバ装置12に対して行う。
ステップS27において、会議サーバ装置12の会議制御部61は会議クライアント装置10からの参加要求に基づき、会議クライアント装置10との通信路(セッション)を確立する。会議サーバ装置12と会議へ参加している会議クライアント装置10とは、確立した通信路(セッション)を利用して、会議画面の共有に必要な情報の授受を行う。
このように、会議サーバ装置12と会議へ参加している会議クライアント装置10とは確立した通信路(セッション)により、会議サーバ装置12を介して発表者、オペレータの会議クライアント装置10への入力操作を示すメッセージをリアルタイムに配信し、会議画面の共有を実現している。このような通信路(セッション)を利用してリアルタイムにメッセージを配信するためのプロトコルの代表例としてはXMPPと呼ばれるプロトコルがある。発表者の会議クライアント装置10への入力操作は例えば資料のページ送り、アンケートの開始指示、アンケートの終了指示などである。なお、後述のアンケート画面の表示のための通信路の代表例としてはHTTPS(Hypertext Transfer Protocol Secure)のプロトコルがある。なお、アンケート画面はHTML(HyperText Markup Language)で記載されている。
XMPPは、IETFでRFC3920(Extensible Messaging and Presence Protocol: Core)、RFC3921(Extensible Messaging and Presence Protocol: Instant Messaging and Presence)として標準化され、また、拡張仕様がXEPとして文書化されている。
XMPPでは、グループチャット(Multi-User Chat [XEP-0045])というサービスを提供できる。グループチャットとは、XMPPが提供する会議室(room)に参加している会議クライアント装置10が会議サーバ装置12にメッセージを送信すると、そのメッセージが会議サーバ装置12から会議室に参加しているすべての会議クライアント装置10に対して配信される機能である。このような通信路としてはXMPP以外にも、例えばXMPPの拡張であるBOSH、WebSocketなどのプロトコルやCommetなどの手法が利用できる。
BOSH(Bidirectional-streams Over Synchronous HTTP)[XEP-0206]はXMPPにおいてHTTPでメッセージを送受信するための技術である。これらのプロトコルは会議サーバ装置12からのPush機能を実現できるものである。Push機能とは、会議クライアント装置10からリクエストを受けて情報を送るのではなく、会議サーバ装置12から会議クライアント装置10に非同期に情報を送信し、会議クライアント装置10で情報を受信する機能である。なお、一般的なHTTP通信でも、会議クライアント装置10から定期的に情報を取りに行くことにより同様な機能を実現することもできる。
ステップS28において、会議サーバ装置12の会議制御部61は参加要求に対する応答として、前述した資料情報、アンケート情報及び役割情報を会議クライアント装置10に送信する。開催後の会議の場合はステップS28において、現在表示中の会議資料の情報やページの情報、発表者の情報などが含まれていてもよい。
ステップS29において、会議クライアント装置10の会議画面表示部51は前述した資料情報、アンケート情報及び役割情報を受信する。ステップS30に進み、会議画面表示部51は会議参加処理を行う。会議参加処理は、参加する会議の会議資料のデータを資料情報のURIが示す会議資料のデータの保存場所から取得し、会議画面に表示する処理である。
なお、ステップS28において、アンケート情報は例えば図10に示すような構成で会議サーバ装置12から会議クライアント装置10に送信される。図10は会議クライアント装置が受信するアンケート情報の一例の構成図である。アンケート情報はアンケート画面の表示に必要な情報が含まれている。
例えば図10では2つの会議資料にそれぞれ対応付けられたアンケート画面の表示に必要な情報として、アンケート数、一つ以上のアンケート詳細情報が記載されている部分1000が含まれる。アンケート詳細情報は、アンケート識別子、タイトル、アンケート回答URI、アンケート集計URIを含む。
なお、アンケート詳細情報のアンケート識別子、タイトル、アンケート回答URI、アンケート集計URIは、図7のアンケート情報のアンケート識別子、アンケート名、回答画面URI、集計画面URIに対応している。このように、図10のアンケート情報の部分1000は図7のアンケート情報に基づき生成できる。
また、図10では会議クライアント装置10の役割と、アンケート集計URI及びアンケート回答URIと、を対応付ける部分1002が含まれる。なお、会議クライアント装置10の役割と、アンケート集計URI及びアンケート回答URIとは、図8の役割情報の役割と、集計画面URI及び回答画面URIとに対応している。このように、図10のアンケート情報の部分1002は図8の役割情報に基づき生成できる。
《会議クライアント装置における役割判定》
それぞれの会議クライアント装置10の役割判定部54は図11に示すような役割判定処理を行い、自機(自装置)の役割を判定する。なお、役割判定処理は会議への参加時、自機の端末名に変化があった時、または会議中に役割の変更指示を受信したときに行われる。
図11は役割判定処理の一例のフローチャートである。ステップS41において会議クライアント装置10の役割判定部54は、図5の会議情報に含まれるオペレータ識別子と自機の端末名とを比較する。
ステップS42において、図5の会議情報に含まれるオペレータ識別子と自機の端末名とが一致すれば、役割判定部54はステップS43に進み、自機にオペレータの役割を付与したあと、ステップS44に進む。また、会議情報に含まれるオペレータ識別子と自機の端末名とが一致しなければ、役割判定部54はステップS43をスキップしてステップS44に進む。役割判定部54はステップS44において発表者か否かの役割判定を行い、自機に発表者又は参加者の役割を付与する。
なお、役割判定部54は判定した自機の役割を例えば図12のような役割テーブルにより管理する。図12は役割テーブルの一例の構成図である。図12の役割テーブルは自機がオペレータであるか否かを示す情報と、自機が発表者であるか参加者であるかを示す情報と、により構成される。
図12の役割テーブルに示すように、それぞれの会議クライアント装置10は自機がオペレータであるか否かを示す情報と、自機が発表者であるか参加者であるかを示す情報とにより自機の役割を管理している。
図12の役割テーブルでは、自機がオペレータであるか否かを示す情報(オペレータ役割)が「1」であるとき、自機が発表者であるか参加者であるかを示す情報(発表者/参加者役割)に拘わらず、役割がオペレータとなる。また、図12の役割テーブルではオペレータ役割が「0」であるとき、発表者/参加者役割により、役割が発表者又は参加者となる。
なお、会議中、会議クライアント装置10は役割を変更するXMPPメッセージを会議サーバ装置12に送信することで、発表者の役割を付与できる。会議サーバ装置12は会議クライアント装置10からの役割を変更するXMPPメッセージを会議に参加している会議クライアント装置10に配信し、各会議クライアント装置10の役割テーブルを更新させる。
図11のフローチャートではオペレータ識別子と自機の端末名とを比較する例を説明したが、端末名に限らずMACアドレス、IPアドレス、機番、ユーザ名などの機器固有情報を用いるようにしてもよい。ただし、変更が可能な(可変である)端末名やユーザ名を用いることにより、会議クライアント装置10はオペレータである状態とオペレータでない状態とを自由に切り替えることができるようになる。なお、オペレータ識別子は正規表現を用いてもよい。また、変更が可能でない(可変でない)MACアドレスや機番を用いる場合、オペレータの役割判定は会議への参加時に行えばよい。
また、本実施形態ではオペレータ識別子を会議情報に含める例を示したが、アンケート情報や会議に対応付いたその他の情報に含ませてもよい。オペレータ識別子をどの情報に含ませるかは例えばオペレータに代行させる発表者の操作の範囲によって決めるようにしてもよい。
《アンケート開始処理》
図13はアンケート開始処理の一例のフローチャートである。図13のアンケート開始処理は例えば会議クライアント装置10に表示されている会議画面のアンケート開始ボタン等を操作者が押下することにより開始される。
ステップS61において、アンケート命令送受信部52は図12に示す役割テーブルを参照して自機の操作者がアンケート開始権限を持つか否かを判定する。アンケート命令送受信部52は自機の役割が発表者であるか、オペレータであるときに、アンケート開始権限を持つと判定する。
操作者がアンケート開始権限を持っていれば、アンケート命令送受信部52はステップS62に進み、図7のアンケート情報を参照し、会議画面に表示されている会議資料に紐付けられたアンケート一覧を表示する。図14はアンケート一覧が表示された発表者の会議画面の一例のイメージ図である。なお、図14は発表者の会議画面1010に3つのアンケート名を含むアンケート一覧1012が表示された例を表している。
なお、会議クライアント装置10の操作者がオペレータである場合、アンケート命令送受信部52は図15に示すようにアンケート一覧1022が表示されたオペレータの会議画面1020を表示する。図15はアンケート一覧が表示されたオペレータの会議画面の一例のイメージ図である。図15の会議画面1020は発表者ボタン1024が選択状態となっていない点が図14の会議画面1010と異なる。
ステップS61において操作者がアンケート開始権限を持っていなければ、アンケート命令送受信部52はアンケート開始命令を送信することなく、図13のフローチャートの処理を終了する。このようにアンケート開始権限を持っていない操作者はアンケートを開始できない。なお、アンケート開始権限を持っていない会議クライアント装置10は図16の会議画面1030のようにアンケート開始ボタン1032を押下できない状態にしておいてもよい。
ステップS63においてアンケート開始権限を持つ操作者は図14のアンケート一覧1012等から開始したいアンケートを選択する。ステップS64に進み、アンケート命令送受信部52はアンケート一覧1012等から選択されたアンケートのアンケート識別子に基づき、図17に示すようなアンケート開始命令を生成する。
図17はアンケート開始命令の一例の構成図である。図17のアンケート開始命令はアンケート識別子「123」を含んでいる例である。ステップS65において、アンケート命令送受信部52は生成したアンケート開始命令を会議サーバ装置12に送信し、図13のフローチャートの処理を終了する。
図17のアンケート開始命令を受信した会議サーバ装置12は会議に参加している会議クライアント装置10にアンケート開始命令を配信する。そして、会議サーバ装置12からアンケート開始命令を受信した会議クライアント装置10は図18に示すアンケート表示処理を実行する。
図18はアンケート表示処理の一例のフローチャートである。ステップS81において会議クライアント装置10はアンケート開始命令を受信する。ステップS82において会議クライアント装置10の役割判定部54は図12の役割テーブルを参照し、自機の役割を判定する。そして、アンケート画面表示部53は図8の役割情報を参照し、操作者の役割がアンケート集計画面を開く役割かアンケート回答画面を開く役割かを判定する。
操作者の役割がアンケート回答画面を開く役割であれば、アンケート画面表示部53はステップS83に進み、図7のアンケート情報を参照し、アンケート回答画面を表示する場合の接続先である回答画面URIを取得する。そして、アンケート画面表示部53はステップS85に進み、回答画面URIに接続してアンケート回答画面を表示する。
一方、操作者の役割がアンケート集計画面を開く役割であればアンケート画面表示部53はステップS84に進み、図7のアンケート情報を参照し、アンケート集計画面を表示する場合の接続先である集計画面URIを取得する。そして、アンケート画面表示部53はステップS85に進み、集計画面URIに接続してアンケート集計画面を表示する。
図19はアンケート回答画面の一例のイメージ図である。図19のアンケート回答画面1050は回答欄1051と回答ボタン1052とを有する。役割が参加者である操作者は回答欄1051からアンケート結果を入力し、回答ボタン1052を押下することによりアンケート結果を会議サーバ装置12に送信できる。また、図20はアンケート結果を会議サーバ装置12に送信したあとのアンケート回答画面の一例のイメージ図である。
図21はアンケート集計画面の一例のイメージ図である。図21のアンケート集計画面1060は役割が参加者である会議クライアント装置10から送信されたアンケート結果を集計したものである。例えば図21のアンケート集計画面はアンケート集計結果のグラフを動的に表示するのに例えばブラウザ上で動作するスクリプトなどを用いて実現することができる。
図22はアンケート結果集計処理の一例のシーケンス図である。ステップS101において役割が参加者であるアンケート回答者はアンケート回答画面1050の回答欄1051にアンケート結果を入力し、回答ボタン1052を押下する。
ステップS102において、参加者の操作する会議クライアント装置10のアンケート画面表示部53はアンケート結果を会議サーバ装置12に送信する。ステップS103において会議サーバ装置12の情報管理部64は受信したアンケート結果でアンケート集計結果を更新する。
ステップS104において発表者やオペレータの操作する会議クライアント装置10のアンケート画面表示部53は定期的に集計画面URIに接続し、アンケート集計結果を取得する。アンケート画面表示部53はアンケート集計結果に変更があれば、表示しているアンケート集計画面1060を更新する処理を行う。
図22のシーケンス図に示した処理により、会議クライアント装置10に表示されたアンケート集計画面1060のアンケート集計結果をリアルタイム又は定期的に更新することができる。
なお、アンケート集計画面1060は役割が発表者やオペレータの会議クライアント装置10の他、会議ディスプレイ装置14に表示させるようにしてもよい。本実施形態では会議システム1を例として説明したが、クライアント装置を操作する操作者の役割に応じて表示するコンテンツを変化させるシステムに適用できる。
例えば本実施形態は役割に売り手と買い手がある競りシステムや、役割に講師と生徒がある学習システム、役割に出題者と回答者とがあるクイズシステムなど、様々なシステムに適用できる。また、本実施例は役割に部外者と部内者があるプレゼンテーションシステムなどにおいて、見せる資料を変化させたい場合にも適用できる。
<まとめ>
本実施形態の会議システム1は、アンケートが会議資料のページ送り操作及び会議資料のページ番号に紐付けられているものではないため、アンケートの順番を変えられないという問題や、ページ送りを行わずにアンケートを開始できないという問題が生じない。
また、本実施形態の会議システム1は、ページ切り替え(任意のページへの移動)や前のページへ戻ったときにもアンケートが開始されてしまうという問題も生じない。さらに本実施形態の会議システム1は、会議の進捗に応じてアンケートを省略することも可能となる。このように、本実施形態の会議システム1は同一の会議資料に紐付けられた一つ以上のアンケートを任意のタイミング、任意の順番に、開始及び終了できる。
さらに、本実施形態の会議システム1はアンケート開始命令を受信後に会議クライアント装置10の役割を判定し、その役割に応じて表示するアンケート画面を変更することができる。したがって、本実施形態の会議システム1は会議の開始後に役割が動的に変化する場合であっても、役割に応じたアンケート画面を表示できる。
例えば本実施形態の会議システム1は会議の開始後にオペレータ識別子と同じ端末名に変更した会議クライアント装置10の役割がオペレータに変化する。また、本実施形態の会議システム1は役割を変更するXMPPメッセージを利用することで会議クライアント装置10の役割が参加者から発表者、又は、発表者から参加者に変化する。
本実施形態の会議システム1では役割を変更するXMPPメッセージにより切り替え可能な発表者、参加者の役割とは別に、XMPPメッセージにより切り替えできない役割としてオペレータを設けている。そして、本実施形態の会議システム1では発表者が可能な操作の少なくとも一部を、オペレータが行えるようにしている。
したがって、本実施形態の会議システム1では発表者が不慣れな場合や不測の事態が起きた場合などに、オペレータの会議クライアント装置10から操作を代行することで発表者をフォローできる。
本実施形態の会議システム1では、会議に参加する前に会議クライアント装置10が役割情報を取得しておくことで、役割に応じたアンケート画面の種類(アンケート集計画面又はアンケート回答画面)を判定できる。また、本実施形態の会議システム1では会議に参加する前に会議クライアント装置10がアンケート情報を取得しておくことで、会議資料に対応付けられたアンケート毎にアンケート画面の種類に応じた接続先を判定することができる。
したがって、本実施形態の会議システム1は会議開始後に役割が動的に変化する会議クライアント装置10であっても、役割に応じたアンケート集計画面又はアンケート回答画面を各々が表示できる。
[第2の実施形態]
第1の実施形態では会議に参加している会議クライアント装置10の操作者であれば発表者の役割(発表権)を取得できる。例えば座談会方式の会議を行う会議システム1では予め決められている複数の会議クライアント装置10の操作者が順番に発表権を取得して発表を行う。しかし、座談会方式の会議を行う会議システム1では、決められた会議クライアント装置10の操作者以外に発表権を取得させたくない場合がある。
そこで、第2の実施形態の会議システム1では発表者の役割(発表権)を取得できる会議クライアント装置10の操作者を、以下のように特定の会議クライアント装置10の操作者に制限している。なお、以下では第1の実施形態と同一部分についての説明を適宜省略している。
第2の実施形態において図5の会議情報はオペレータ識別子の替わりに、発表者限定の会議であるか否かを示す属性情報を有する。この発表者限定の会議であるか否かを示す属性情報により会議クライアント装置10は、参加している会議が発表者限定の会議であるか否かを判定できる。
なお、第2の実施形態では図5の会議情報に含まれるオペレータ識別子による役割判定処理に替えて、図23の役割判定情報による役割判定処理を行う。図23は役割判定情報の一例の構成図である。
図23の役割判定情報はオペレータや発表者などの役割名と、端末名とを対応付けるものである。例えば図23では端末名「operater」の会議クライアント装置10の役割が「オペレータ」であり、端末名「一郎」の会議クライアント装置10の役割が初期の「発表者」であることを示している。なお、端末名「operater」は複数台の会議クライアント装置10に設定可能である。
それぞれの会議クライアント装置10の役割判定部54は図24に示す役割判定処理を行い、自機(自装置)の役割を判定する。なお、役割判定処理は会議への参加時、自機の端末名に変化があった時、または会議中に役割の変更指示を受信したときに行われる。
図24は役割判定処理の他の例のフローチャートである。ステップS201において会議クライアント装置10の役割判定部54は、図23の役割判定情報に含まれていたオペレータの役割名に対応する端末名と自機の端末名とを比較する。
ステップS202において、役割判定部54は図23の役割判定情報に含まれていたオペレータの役割名に対応する端末名と、自機の端末名とが一致するか判定する。図23の役割判定情報に含まれていたオペレータの役割名に対応する端末名と、自機の端末名とが一致すれば、役割判定部54はステップS203に進み、自機にオペレータの役割を付与したあと、ステップS204に進む。
なお、ステップS202において図23の役割判定情報に含まれていたオペレータの役割名に対応する端末名と、自機の端末名とが一致しなければ、役割判定部54はステップS204に進む。役割判定部54はステップS204において発表者か否かの役割判定を行い、自機に発表者又は参加者の役割を付与する。
図24の役割判定処理により、第2の実施形態の会議システム1では自機の端末名がオペレータの役割名に対応する端末名「operater」である会議クライアント装置10であれば何台でもオペレータの役割が付与される。なお、役割判定部54は判定した自機の役割を例えば図12に示した役割テーブルにより管理する。
第2の実施形態では、図12の役割テーブルにより、それぞれの会議クライアント装置10を自機がオペレータであるか否かを示す情報と、自機が発表者であるか参加者であるかを示す情報とにより自機の役割を以下のように管理している。
図12の役割テーブルにより管理される自機の役割には「オペレータかつ発表者」「オペレータかつ参加者」「オペレータでなく且つ発表者」「オペレータでなく且つ参加者」がある。
自機の役割が「オペレータかつ発表者」「オペレータかつ参加者」である会議クライアント装置10は発表者の役割(発表権)を取得でき、会議中に発表権を取得したり手放したりすることができる。
一方、自機の役割が「オペレータでなく且つ発表者」である会議クライアント装置10は発表者の役割(発表権)を会議中に手放すことができない。自機の役割が「オペレータでなく且つ参加者」である会議クライアント装置10は発表者の役割(発表権)を会議中に取得できない。
会議画面表示部51は発表者限定の会議であるか否かを示す属性情報により、参加している会議が発表者限定の会議か否かを判定する。参加している会議が発表者限定の会議でなければ、会議画面表示部51は図12の役割テーブルにより会議クライアント装置10の操作者の役割を判定し、第1の実施形態に示した役割に応じた会議画面1010、1020及び1030を表示する。
一方、参加している会議が発表者限定の会議であれば、会議画面表示部51は図12の役割テーブルにより管理されている上記の自機の役割により図25に示すUI部分を持つ会議画面を表示する。図25は役割に応じたUI部分を持つ会議画面の一例のイメージ図である。
図25(A)は役割が「オペレータかつ発表者」であるときの会議画面のUI部分の一例を示している。また、図25(B)は役割が「オペレータかつ参加者」であるときの会議画面のUI部分の一例を示している。図25(A)及び図25(B)に示すUI部分を持つ会議画面では、発表者ボタン1024を押下することで発表者の交代が可能となっている。
図25(C)は役割が「オペレータでなく且つ発表者」であるときの会議画面のUI部分の一例を示している。また、図25(D)は役割が「オペレータでなく且つ参加者」であるときの会議画面のUI部分の一例を示している。図25(C)及び図25(D)に示すUI部分を持つ会議画面では、発表者ボタン1024を押下することができず、発表者の交代ができなくなっている。
<まとめ>
第2の実施形態の会議システム1では、オペレータの役割を有する会議クライアント装置10しか発表者を交代する操作を行えないため、決められた会議クライアント装置10の操作者以外が発表権を取得することがない。このため、第2の実施形態の会議システム1では参加者が誤って発表権を取得して会議を混乱させることがない。
本発明は、具体的に開示された上記の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲から逸脱することなく、種々の変形や変更が可能である。例えば会議サーバ装置12は情報処理装置の一例である。会議クライアント装置10は端末装置の一例である。会議画面表示部51は対象コンテンツ表示手段の一例である。役割判定部54は役割判定手段の一例である。アンケート命令送受信部52は処理手段の一例である。会議制御部61は制御手段の一例である。会議資料は対象コンテンツの一例である。オペレータは代行者の一例である。会議システム1は情報処理システムの一例である。
なお、会議クライアント装置10、会議サーバ装置12及び会議ディスプレイ装置14を有する会議システム1は一例であって、用途や目的に応じて様々なシステム構成例があることは言うまでもないことである。
1 会議システム
10 会議クライアント装置
12 会議サーバ装置
14 会議ディスプレイ装置
51 会議画面表示部
52 アンケート命令送受信部
53 アンケート画面表示部
54 役割判定部
55 会議情報記憶部
56 資料情報記憶部
57 アンケート情報記憶部
58 役割情報記憶部
61 会議制御部
62 アンケート画面生成部
63 アンケート画面送信部
64 情報管理部
65 会議情報記憶部
66 資料情報記憶部
67 アンケート情報記憶部
68 役割情報記憶部
501、601 入力装置
502、602 表示装置
503、603 外部I/F
503a、603a 記録媒体
504、604 RAM(Random Access Memory)
505、605 ROM(Read Only Memory)
506、606 CPU(Central Processing Unit)
507、607 通信I/F
508、608 HDD(Hard Disk Drive)
N1 ネットワーク
特開2012−108872号公報

Claims (14)

  1. 同一の会議に参加している他の端末装置と対象コンテンツの表示を共有する端末装置であって、
    情報処理装置へ前記会議の参加要求を送信し、前記情報処理装置から前記会議の会議情報を受信する会議情報受信手段と、
    対象コンテンツに対して行った操作を前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映可能な第1の役割または前記第1の役割が行える他の端末装置に対して反映可能な操作の少なくとも一部を行える第2の役割のうち、自装置の役割を判定する役割判定手段と、
    前記判定された自装置の役割が前記第2の役割である場合に、前記第1の役割が行える前記操作の少なくとも一部の操作を操作者から受け付け、前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して前記受け付けた操作を反映させる処理手段と、
    前記判定された自装置の役割が前記第1の役割でない場合に、前記第1の役割の端末装置から送信された情報に基づいて前記第1の役割の端末装置における操作を自装置が有する対象コンテンツに対して反映して表示させる対象コンテンツ表示手段と、
    を有し、
    前記役割判定手段は、前記会議情報に含まれる前記第2の役割の識別情報と、前記第1の役割が付与された前記端末装置において会議中に実行可能な複数の操作を示す第1の役割情報と、前記複数の異なる操作のうち前記第2の役割が付与された前記端末装置において実行可能な第1の操作及び実行可能でない第2の操作をそれぞれ示す第2の役割情報とのうち、前記第2の役割の識別情報と、自装置を識別するための機器識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していれば自装置の役割が前記第2の役割である判定すること、
    を特徴とし、
    前記対象コンテンツ表示手段は、自装置に前記第1の役割が付与された場合に、前記第1の役割情報に基づいて前記複数の異なる操作を自装置において実行し、自装置に前記第2の役割が付与された場合に、前記第2の役割情報に基づいて前記第1の役割が付与された前記他の端末装置に代わって前記第1の操作を実行することで、前記会議に参加している前記端末装置の間で共有される表示画面を変更すること、
    を特徴とする端末装置。
  2. 前記役割判定手段は、前記第1の役割または前記第1の役割の端末装置において実行された対象コンテンツに対する操作を反映して表示する第3の役割のうち、自装置の役割を判定し、判定された自装置の役割が前記第3の役割の場合であって、かつ、前記第2の役割でない場合に、自装置において実行された対象コンテンツに対する操作を他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映できないこと
    を特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記第1及び第3の役割は、複数の前記端末装置の間で送受信される前記第1の役割の前記端末装置を変更する命令に基づき、前記対象コンテンツの表示を共有開始してから終了するまでの間に動的に変化すること
    を特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記第2の役割は、自装置の前記機器識別情報が可変である場合、前記対象コンテンツの画面共有が開始されたあとも前記機器識別情報の変更により動的に変化すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項に記載の端末装置。
  5. 前記役割判定手段は、自装置の前記機器識別情報が可変である場合、共有開始時及び前記機器識別情報の変化時に自装置の役割を判定し、自装置の前記機器識別情報が可変でない場合、前記共有開始時に自装置の役割を判定すること
    を特徴とする請求項1乃至3何れか一項に記載の端末装置。
  6. 前記役割判定手段は、前記他の端末装置との間で送受信される前記対象コンテンツに対する操作情報の通信を制御する前記情報処理装置から前記第2の役割の識別情報を受信すること
    を特徴とする請求項1乃至5何れか一項に記載の端末装置。
  7. 前記第1の役割になることのできる前記端末装置を制限する設定である場合、前記第2の役割を有する前記端末装置であれば、複数の前記端末装置の間で送受信される前記第1の役割の前記端末装置を変更する命令に基づき、前記対象コンテンツの表示を共有開始してから終了するまでの間に動的に変化できること
    を特徴とする請求項2に記載の端末装置。
  8. 前記第1の役割は発表者であり、前記第2の役割は前記発表者の操作を代行する代行者であり、第3の役割は参加者であること
    を特徴とする請求項1乃至7何れか一項に記載の端末装置。
  9. 前記機器識別情報は、自装置の端末名であること
    を特徴とする請求項1乃至8何れか一項に記載の端末装置。
  10. 前記第1の操作は、アンケートの開始終了の操作であり、前記アンケートの情報は前記会議の資料情報と対応付けられていること
    を特徴とする請求項1乃至9何れか一項に記載の端末装置。
  11. コンピュータを、
    情報処理装置へ会議の参加要求を送信し、前記情報処理装置から前記会議の会議情報を受信する会議情報受信手段、
    対象コンテンツに対して行った操作を同一の会議に参加している他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映可能な第1の役割または前記第1の役割が行える他の端末装置に対して反映可能な操作の少なくとも一部を行える第2の役割のうち、自装置の役割を判定する役割判定手段、
    前記判定された自装置の役割が前記第2の役割である場合に、前記第1の役割が行える前記操作の少なくとも一部の操作を操作者から受け付け、前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して前記受け付けた操作を反映させる処理手段、
    前記判定された自装置の役割が前記第1の役割でない場合に、前記第1の役割の端末装置から送信された情報に基づいて前記第1の役割の端末装置における操作を自装置が有する対象コンテンツに対して反映して表示させる対象コンテンツ表示手段、
    として機能させ、
    前記役割判定手段は、前記会議情報に含まれる前記第2の役割の識別情報と、前記第1の役割が付与された前記端末装置において会議中に実行可能な複数の操作を示す第1の役割情報と、前記複数の異なる操作のうち前記第2の役割が付与された前記端末装置において実行可能な第1の操作及び実行可能でない第2の操作をそれぞれ示す第2の役割情報とのうち、前記第2の役割の識別情報と、自装置を識別するための機器識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していれば自装置の役割が前記第2の役割である判定すること、
    を特徴とし、
    前記対象コンテンツ表示手段は、自装置に前記第1の役割が付与された場合に、前記第1の役割情報に基づいて前記複数の異なる操作を自装置において実行し、自装置に前記第2の役割が付与された場合に、前記第2の役割情報に基づいて前記第1の役割が付与された前記他の端末装置に代わって前記第1の操作を実行することで、前記会議に参加している前記端末装置の間で共有される表示画面を変更すること、
    を特徴とするプログラム。
  12. 同一の会議に参加している他の端末装置と対象コンテンツの表示を共有する端末装置において実行される役割判定方法であって、
    情報処理装置へ前記会議の参加要求を送信し、前記情報処理装置から前記会議の会議情報を受信する会議情報受信ステップと、
    対象コンテンツに対して行った操作を前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映可能な第1の役割または前記第1の役割が行える他の端末装置に対して反映可能な操作の少なくとも一部を行える第2の役割のうち、自装置の役割を判定する役割判定ステップと、
    前記判定された自装置の役割が前記第2の役割である場合に、前記第1の役割が行える前記操作の少なくとも一部の操作を操作者から受け付け、前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して前記受け付けた操作を反映させる処理ステップと、
    前記判定された自装置の役割が前記第1の役割でない場合に、前記第1の役割の端末装置から送信された情報に基づいて前記第1の役割の端末装置における操作を自装置が有する対象コンテンツに対して反映して表示させる対象コンテンツ表示ステップと、
    を有し、
    前記役割判定ステップは、前記会議情報に含まれる前記第2の役割の識別情報と、前記第1の役割が付与された前記端末装置において会議中に実行可能な複数の操作を示す第1の役割情報と、前記複数の異なる操作のうち前記第2の役割が付与された前記端末装置において実行可能な第1の操作及び実行可能でない第2の操作をそれぞれ示す第2の役割情報とのうち、前記第2の役割の識別情報と、自装置を識別するための機器識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していれば自装置の役割が前記第2の役割である判定すること、
    を特徴とし、
    前記対象コンテンツ表示ステップは、自装置に前記第1の役割が付与された場合に、前記第1の役割情報に基づいて前記複数の異なる操作を自装置において実行し、自装置に前記第2の役割が付与された場合に、前記第2の役割情報に基づいて前記第1の役割が付与された前記他の端末装置に代わって前記第1の操作を実行することで、前記会議に参加している前記端末装置の間で共有される表示画面を変更すること、
    を特徴とする役割判定方法。
  13. 情報処理装置と、前記情報処理装置を介して対象コンテンツの表示を共有する複数の端末装置と、を有する情報処理システムであって、
    前記情報処理装置は、
    表示共有の対象となる対象コンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記表示共有の対象となる対象コンテンツを前記端末装置に送信し、前記複数の端末装置間での前記対象コンテンツの表示共有のための命令の前記複数の端末装置への配信を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記端末装置は、
    情報処理装置へ会議の参加要求を送信し、前記情報処理装置から前記会議の会議情報を受信する会議情報受信手段と、
    対象コンテンツに対して行った操作を同一の会議に参加している他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映可能な第1の役割または前記第1の役割が行える他の端末装置に対して反映可能な操作の少なくとも一部を行える第2の役割のうち、自装置の役割を判定する役割判定手段と、
    前記判定された自装置の役割が前記第2の役割である場合に、前記第1の役割が行える前記操作の少なくとも一部の操作を操作者から受け付け、前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して前記受け付けた操作を反映させる処理手段と、
    前記判定された自装置の役割が前記第1の役割でない場合に、前記第1の役割の端末装置から送信された情報に基づいて前記第1の役割の端末装置における操作を自装置が有する対象コンテンツに対して反映して表示させる対象コンテンツ表示手段と、
    を有し、
    前記役割判定手段は、前記会議情報に含まれる前記第2の役割の識別情報と、前記第1の役割が付与された前記端末装置において会議中に実行可能な複数の操作を示す第1の役割情報と、前記複数の異なる操作のうち前記第2の役割が付与された前記端末装置において実行可能な第1の操作及び実行可能でない第2の操作をそれぞれ示す第2の役割情報とのうち、前記第2の役割の識別情報と、自装置を識別するための機器識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していれば自装置の役割が前記第2の役割である判定すること、
    を特徴とし、
    前記対象コンテンツ表示手段は、自装置に前記第1の役割が付与された場合に、前記第1の役割情報に基づいて前記複数の異なる操作を自装置において実行し、自装置に前記第2の役割が付与された場合に、前記第2の役割情報に基づいて前記第1の役割が付与された前記他の端末装置に代わって前記第1の操作を実行することで、前記会議に参加している前記端末装置の間で共有される表示画面を変更すること、
    を特徴とする情報処理システム。
  14. 複数の端末装置間で対象コンテンツの表示を共有する情報処理システムであって、
    表示共有の対象となる対象コンテンツを記憶する記憶手段と、
    前記表示共有の対象となる対象コンテンツを前記複数の端末装置に送信し、前記複数の端末装置間での前記対象コンテンツの表示共有のための命令の前記複数の端末装置への配信を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記複数の端末装置は、
    情報処理装置へ会議の参加要求を送信し、前記情報処理装置から前記会議の会議情報を受信する会議情報受信手段と、
    対象コンテンツに対して行った操作を同一の会議に参加している他の端末装置が有する対象コンテンツに対して反映可能な第1の役割または前記第1の役割が行える他の端末装置に対して反映可能な操作の少なくとも一部を行える第2の役割のうち、自装置の役割を判定する役割判定手段と、
    前記判定された自装置の役割が前記第2の役割である場合に、前記第1の役割が行える前記操作の少なくとも一部の操作を操作者から受け付け、前記他の端末装置が有する対象コンテンツに対して前記受け付けた操作を反映させる処理手段と、
    前記判定された自装置の役割が前記第1の役割でない場合に、前記第1の役割の端末装置から送信された情報に基づいて前記第1の役割の端末装置における操作を自装置が有する対象コンテンツに対して反映して表示させる対象コンテンツ表示手段と、
    を有し、
    前記役割判定手段は、前記会議情報に含まれる前記第2の役割の識別情報と、前記第1の役割が付与された前記端末装置において会議中に実行可能な複数の操作を示す第1の役割情報と、前記複数の異なる操作のうち前記第2の役割が付与された前記端末装置において実行可能な第1の操作及び実行可能でない第2の操作をそれぞれ示す第2の役割情報とのうち、前記第2の役割の識別情報と、自装置を識別するための機器識別情報とが一致するか否かを判定し、一致していれば自装置の役割が前記第2の役割である判定すること、
    を特徴とし、
    前記対象コンテンツ表示手段は、自装置に前記第1の役割が付与された場合に、前記第1の役割情報に基づいて前記複数の異なる操作を自装置において実行し、自装置に前記第2の役割が付与された場合に、前記第2の役割情報に基づいて前記第1の役割が付与された前記他の端末装置に代わって前記第1の操作を実行することで、前記会議に参加している前記端末装置の間で共有される表示画面を変更すること、
    を特徴とする情報処理システム。
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