JP6542955B1 - 測定装置及び測定方法 - Google Patents

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Abstract


【課題】 状況に応じた効率的なキャリブレーションを実施可能であり、十分な精度の測定を短時間に低コストで実施可能な測定装置及び測定方法を提供する。
【解決手段】 工作機械の移動体20に取り付けられ、移動体20の動作により測定位置または測定方向を変更可能な測定器4と、測定器4が取得したローカル座標をワールド座標に変換し、ローカル座標からワールド座標への変換のキャリブレーションを行う制御部6と、を備え、 制御部6が、要求される測定精度、または測定器4及び移動体20の間のインターフェイスとなる被拘束部10の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定め、定められたキャリブレーションクラスに基づいて、キャリブレーションに関する制御処理を行う測定装置2、及び測定方法を提供する。
【選択図】図2

Description

本発明は、被測定物を測定する測定装置、特に、測定器が工作機械の移動体に取り付けられた測定装置、及びこの測定装置を用いた測定方法に関する。
工作機械に載置された被測定物を工作機上で測定する3次元測定器が提案されている。このような3次元測定器では、基準球を用いてキャリブレーションを行う場合が多いが、基準球の面を測定するため、基準球に加えて、ダイヤルゲージ等の測定具を別途用いる必要がある。
これに対処するため、工作機械の移動体に測定器を取りつけて、被測定物を測定する測定装置が提案されている提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許5595798号
特許文献1に記載の測定装置では、工作機械の移動体の機能を有効利用することにより、基準球を工作機上の任意の位置に設置するだけで、ダイヤルゲージ等の測定具を別途用いることなく、測定器の3次元オフセットを取得して、測定装置のキャリブレーションを行うことができる。
しかし、特許文献1に記載の測定装置において、測定器の3次元オフセットを取得するには、長時間を要する。一方、時間的制約でキャリブレーションを行わないまま測定すると、不十分な測定結果しか得られない可能性がある。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、状況に応じた効率的なキャリブレーションを実施可能であり、十分な精度の測定を短時間に低コストで実施可能な測定装置及び測定方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の1つの実施態様に係る測定装置は、
工作機械の移動体に取り付けられ、前記移動体の動作により測定位置または測定方向を変更可能な測定器と、
前記測定器が取得したローカル座標をワールド座標に変換し、前記ローカル座標から前記ワールド座標への変換のキャリブレーションを行う制御部と、
を備え、
前記制御部が、
要求される測定精度、または前記測定器及び前記移動体の間のインターフェイスとなる被拘束部の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定め、
定められた前記キャリブレーションクラスに基づいて、前記キャリブレーションに関する制御処理を行う。
本発明の1つの実施態様に係る測定方法は、
工作機械の移動体に取り付けられ、前記移動体の動作により測定位置及び測定方向を変更可能な測定器を用いて、
前記測定器が取得したローカル座標をワールド座標に変換し、前記ローカル座標から前記ワールド座標への変換のキャリブレーションを行う測定方法であって、
要求される測定精度、または前記測定器及び前記移動体との間のインターフェイスとなる被拘束部の種類を定めるステップと、
定められた前記測定精度または前記被拘束部の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定めるステップと、
定められた前記キャリブレーションクラスがキャリブレーション実施のクラスであると判別した場合、前記キャリブレーションクラスに応じた内容のキャリブレーションを行い、定められた前記キャリブレーションクラスがキャリブレーション不実施のクラスであると判別した場合、キャリブレーションを実施しないステップと、
を含む。
上記の実施態様の測定装置及び測定方法によれば、状況に応じた効率的なキャリブレーションを実施可能であり、十分な精度の測定を短時間に低コストで実施可能な測定装置及び測定方法を提供することができる。
本発明の1つの実施形態に係る測定装置を備えた工作機械を模式的に示す斜視図である。 本発明の1つの実施形態に係る測定装置の制御構成を示すブロック図である。 工作機械に取りつけられた測定器を用いて被測定物の測定を行う一般的な測定方法の作業フローを示すフローチャートである。 本発明の1つの実施形態に係る測定装置におけるキャリブレーションのための制御処理を示すフローチャートである。 キャリブレーションクラスの判定を行うためのテーブルの一例を示す図である。 定められたキャリブレーションクラスに基づいてキャリブレーションに関する制御処理を行う実施例1を示す図である。 図6Aに示す制御処理において、画像プローブが取得した画像の一例を示す図である。
以下、図面を参照しながら、本発明を実施するための実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の技術思想を具体化するためのものであって、特定的な記載がない限り、本発明を以下のものに限定しない。
各図面中、同一の機能を有する部材には、同一符号を付している場合がある。要点の説明または理解の容易性を考慮して、便宜上実施形態を分けて示す場合があるが、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせは可能である。後述の実施形態では前述の実施形態と共通の事柄についての記述を省略し、異なる点についてのみ説明する。特に、同様の構成による同様の作用効果については、実施形態ごとには逐次言及しないものとする。各図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張して示している場合もある。
(1つの実施形態に係る測定装置)
始めに、図1及び図2を参照しながら、本発明の1つの実施形態に係る測定装置の概要を説明する。図1は、本発明の1つの実施形態に係る測定装置を備えた工作機械を模式的に示す斜視図である。図2は、本発明の1つの実施形態に係る測定装置の制御構成を示すブロック図である。
図1に、物体が移動する6つの自由度:X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向、並びに各軸周りの回転方向であるA方向、B方向及びC方向を矢印で示す。本実施形態に係る工作機械100では、工具が取り付けられる主軸頭30の主軸20が、X軸、Y軸及びZ軸方向に移動し、更にY軸周りのB方向に首振り(回転)可能になっている。また、被測定物Sを載置した回転テーブル40が、Z軸周りのC方向に回転可能になっている。
図2に示すように、本実施形態に係る測定装置2は、測定器4及び測定器4に電気的に繋がった制御部6から構成される。
測定器4は、シャンク10を介して主軸頭30の主軸20に取り付けられる。シャンクはツールホルダとも称される。通常、工具は刃先及びシャンクから構成され、シャンクが主軸20に設けられた穴部に挿入されて固定されることにより、工具が主軸20に取り付けられる。本実施形態では、測定器4がシャンク10に接合され、工具の場合と同様に、シャンク10を主軸20の穴部に挿入して固定することにより、測定器4が主軸20の先端部に取り付けられる。これにより、測定器4は、主軸20の動作により測定位置または測定方向を変更することができ、被測定物Sの3次元の測定を行うことができる。
なお、測定器4が取りつけられる主軸20を、移動体と称することができ、測定器4及び主軸(移動体)20の間のインターフェイスとなるシャンクを、被拘束部と称することができる。
測定器4及び制御部6の間は、有線で繋ぐこともできるし、無線で繋ぐことできる。制御部6は、工作機械100の制御装置とは個別に備えられる場合もあり得るし、工作機械100の制御装置の内部に組み込まれている場合もあり得る。
制御部6は、測定器4により取得したローカル座標をワールド座標に変換する。また、被測定物Sの測定に当たり、ローカル座標からワールド座標への変換のキャリブレーションを行うことができる。
ここで、ローカル座標とは、測定器4を基準とした相対的な座標である。ワールド座標は、測定器4が取り付けられた工作機械が存在する空間の絶対的な座標である。測定器4を主軸20に取り付けるごとに、測定器4の主軸20に対する相対的な位置、姿勢は一定ではない。つまり、測定器4を主軸20に取り付ける場合、取り付けの基準位置からのオフセットが生じる。よって、測定器4が測定したローカル座標の測定値をワールド座標に変換するとき、オフセット分を補正する必要があり、これをキャリブレーションと称する。
本実施形態では、測定器4が取りつけられる移動体として、主軸頭30の主軸20が例示されているが、これに限られるものではなく、工具または被測定物を取りつけて移動させる任意の機構、例えば、軸頭、回転テーブル、台座等を採用できる。移動体が動く自由度にしても、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向、A方向、B方向及びC方向の6つの自由度のうち、任意の自由度について移動させることができる。
(被測定物の測定方法)
次に、図3を参照しながら、工作機械に測定器を取りつけて被測定物の測定を行う場合の一般的な測定方法の説明を行う。図3は、工作機械に取りつけられた測定器を用いて被測定物の測定を行う一般的な測定方法の作業フローを示すフローチャートである。
図3に示すように、始めに、工作機械に測定器を取り付けて通電し、温度的に平衡させる(ステップS10)。そして、測定装置のキャリブレーションを行う(ステップS12)。測定器を移動体に取り付ける精度はおのずと限界があり、特に、シャンクの種類によって異なる。よって、測定の再現性を保つため、取り付けられた測定器の基準位置からの3次元オフセットを取得して、測定器により得られた測定値を補正するキャリブレーションを行う必要がある。このキャリブレーションにより、被測定物の正確な測定が実現できる。
次に、ステップ12で行ったキャリブレーション結果を用いて、被測定物Sの測定点、測定パスを定めたティーチングを作成する(ステップS14)。そして、ティーチングで規定された測定パスに沿って、測定器が取り付けられた移動体を動かして、所定の測定点の測定データを取得する(ステップ16)。測定データから得られたローカル座標に基づいて、キャリブレーションされたワールド座標を算出して、測定結果を出力する(ステップS18)。
工作機械に測定器を取りつけて被測定物の測定を行う場合、工作機械の移動体の機能を有効利用することにより、別途、測定具を使用することなくキャリブレーションを実施できる。しかし、キャリブレーションの精度を高めようとすると、キャリブレーションの点数を増やしたり、 計算精度を上げたりするため、キャリブレーションに長時間を要することになる。更に、図3の作業フローでは、ティーチングの作成と測定を順次行う例であるが、ティーチングと測定が測定器のつけ外しを挟む場合には、キャリブレーションを2回行うことになり、更に時間を要することになる。
(本実施形態に係るキャリブレーション)
そこで、本実施形態に係る測定装置2では、下記に示すようなキャリブレーションのための制御処理を行う。
具体的には、制御部6が、要求される測定精度、または測定器4及び主軸(移動体)20の間のインターフェイスとなるシャンク(被拘束部)10の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定める制御処理を行う。そして、定められたキャリブレーションクラスに基づいて、キャリブレーションに関する制御処理を行う。
ここで、「要求される測定精度」には、最終製品の検査における要求測定精度、つまり設計図面上の公差だけでなく、中途工程での要求測定精度、例えば、工程図面、工程指示書に記載された要求公差、オペレータがインプットした要求公差等も含まれる。例えば、最終製品の要求精度が厳しくない場合については、最終製品の要求精度が厳しい場合に比べて、より少ない項目について補正するキャリブレーションクラスを選択することができる。
また、工程図面、工程指示書、オペレータの入力において、各工程、例えば、測定パス作成工程、粗加工工程に応じた必要公差(測定精度)が規定されている場合には、規定された必要公差(測定精度)に応じた項目について補正するキャリブレーションクラスを選択することができる。例えば、測定パスを作る場合には、1mm程度の誤差は許容できるため、非常にラフなキャリブレーションでよいので、それに合ったキャリブレーションクラスを選択する。また、粗加工後の測定では、比較的低精度の測定値が出せればよいので、それに合ったキャリブレーションクラスを選択する。
シャンク(被拘束部)10の種類については、代表的なものとして、BT(JIS規格)、HSK(DIN規格)、CAPTO(登録商標)等が挙げられる。シャンク(被拘束部)10の種類によって、取り付け精度が異なる。例えば、測定器4を主軸(移動体)20に取り付けた後の誤差が、BT(JIS規格)に比べ、CAPTO(登録商標)では抑えられており、限定された項目だけを補正するキャリブレーションクラスが選択される。
更に、測定精度及びシャンク(被拘束部)10の種類の組み合わせに基づいてキャリブレーションクラスを定めることもできる。例えば、誤差の少ないシャンク(被拘束部)10を用いて、要求精度が厳しくない粗加工工程後の測定を行う場合には、非常に限定的なキャリブレーションのみを行うキャリブレーションクラスが選択される場合や、後述するように、キャリブレーションを行なわないキャリブレーションクラスが選択される場合もあり得る。
以上のように、本実施形態では、測定精度または被拘束部の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定め、定められたキャリブレーションクラスに基づいて、キャリブレーションに関する制御処理を行うので、不要な補正項目を省いた効率的なキャリブレーションを実施可能であり、十分な精度の測定を短時間に低コストで実施可能である。
「定められたキャリブレーションクラスに基づいて、キャリブレーションに関する制御処理を行う」ことについて、更に詳細に述べれば、キャリブレーションクラスに対応した内容のキャリブレーションを行う場合だけでなく、キャリブレーションを行わない場合も含まれる。
更に、「キャリブレーションクラスに対応した内容のキャリブレーション」には、主軸(移動体)20に取り付けられた測定器4が主軸(移動体)20に対して動く可能性のある6つの自由度(X軸、Y軸、Z軸、A、B及びC方向)のうち、キャリブレーションクラスに対応した自由度に関してキャリブレーションを行うことが考えられる。
キャリブレーションクラスに対応した自由度に関してキャリブレーションを行うことにより、十分な精度の測定を短時間に低コストで確実に実施可能である。
なお、測定精度やシャンク(被拘束部)10の種類によって、上記の6つの自由度のうち少なくとも3つの自由度(例えば、X、Y及びZ軸方向、X、Y軸及びB方向)に関してキャリブレーションを行えば、多くの場合、十分な精度の測定を効率的に実現できると考えられる。
例えば、被拘束部の長軸をZ軸とし、測定平面がそれに直交するXY面とする。シャンク(被拘束部)10がX軸、Y軸方向及びZ軸(長軸)周りのC方向(回転方向)に遊びがある場合には、6つの自由度のうち、X、Y軸及びC方向の3つの自由度に関してキャリブレーションを行うことが好ましい。
更なる例としては、3次元の測定を測定器4において、例えば、シャンク(被拘束部)10の長軸をZ軸とすると、長軸に直交する面(例えば、測定器4の検出面)を構成するX軸、Y軸、及びX、Y、Z軸廻りのA、B、C方向の6つの自由度がある。シャンク(被拘束部)10及び検出点の間の間隔が長い場合、シャンク(被拘束部)10での振れ(A、B方向の移動(回転))により、検出点のX、Y軸方向のズレが大きくなる可能性がある。例えば、取り付け面から測定点までの距離が200mmの場合、取り付けの振れは20μm程度になることがある。その場合には、6つの自由度のうち、X、Y軸方向の2つの自由度に関してキャリブレーションを行う必要がある。
更に、2次元以上の測定範囲を持つ測定器4においては、回転方向の誤差も測定誤差となる。主軸にとりつけるシャンクの形状によっては、回転誤差は測定誤差換算で数十μmになる場合もある。例えば、シャンク(被拘束部)10が、HSK−A(DIN規格)の場合、XY面内の誤差は小さく、X軸及びY軸方向のキャリブレーションは不要である。一方、Z軸周りのC方向の振れは大きく、C方向のキャリブレーションは必要である。よって、6つの自由度のうち、1つの自由度に関してキャリブレーションを行う必要がある。
以上のように、各自由度における必要な測定精度を考慮して、キャリブレーションが必要な自由度を抽出し、必要な測定精度に影響を与えない自由度については、キャリブレーションを行わないようにキャリブレーションクラスを定めることが好ましい。また、被測定物の測定面の形状や向きによって、限定された方向の自由度に関してキャリブレーションを行えば良い場合もあり得る。
更に、「キャリブレーションクラスに対応した内容のキャリブレーション」に関し、キャリブレーションクラスに応じて、ローカル座標を取得するポイント数や測定位置及び測定方向を定めることもできる。例えば、測定パス作成前のキャリブレーションや、粗加工後の測定前のキャリブレーションであれば、最終加工後の測定前のキャリブレーションほどの精度は要求されないので、キャリブレーションのためにローカル座標を取得するポイント数や測定位置及び測定方向を減らすことが可能である。
以上のように、測定精度やシャンク(被拘束部)10の種類に応じて、ローカル座標を取得するポイント数や測定位置及び測定方向を定めるので、各状況において十分な精度の測定を効率的に実現できる。
本実施形態に係る測定器4として、光切断方式の光切断プローブや、位相シフト方式の位相シフトプローブや、画像方式の画像プローブを採用することができる。
光切断方式は、光源からスリット状の光を被測定物に投射して、その反射光を受光素子で検出し、三角測距することで、スリット状の光の3次元データが取得できる。このスリット状の光を走査することによって、被測定物の3次元測定形状を得ることができる。
位相シフト方式は、時間縞回折法とも呼ばれ、正弦波縞パターンの位相をずらして撮影した画像を解析することにより距離を計測する方法である。位相の異なる最低3枚の正弦波縞パターンの画像を取得することにより、被測定物の3次元測定形状を得ることができる。
画像方式は、カメラ等の画像取得手段で得られた被測定物の画像から2次元測定形状を得る方法である。
何れの方式の測定器4を用いた場合であっても、不要な補正項目を省いた効率的なキャリブレーションを実施可能であり、十分な精度の測定を短時間に低コストで実施可能である。
(キャリブレーションのための制御処理)
次に、図4及び図5を参照しながら、本発明の1つ実施形態に係る測定装置2の制御部6によって行われるキャリブレーションのための制御処理について説明する。図4は、本発明の1つの実施形態に係る測定装置におけるキャリブレーションのための制御処理を示すフローチャートである。図5は、キャリブレーションクラスの判定を行うためのテーブルの一例を示す図である。
図4に示すように、始めに、記憶部に保管されている測定器4に関するデータAを読み出す(ステップS20)。この場合、予め制御部6の記憶部に保管されているデータAを読み出す場合もあり得るし、オペレータによりインプットされて記憶部に一時的に保管されたデータAを読み出す場合もあり得る。
データAには、測定器4の測定方式、測定器4が取り付けられた移動体の情報等が含まれる。データAにより、キャリブレーションを行う可能性のある自由度が画定できる。
次に、記憶部に保管されている要求測定精度に関するデータBを読み出す(ステップS22)。この場合も、予め制御部6の記憶部に保管されているデータBを読み出す場合もあり得るし、オペレータによりインプットされて記憶部に一時的に保管されたデータBを読み出す場合もあり得る。
データBには、上記のように、最終製品の検査における要求測定精度、中途工程での要求測定精度等が含まれるし、各工程(測定パス作成工程、粗加工工程等)に応じた必要公差(測定精度)も含まれる。
次に、記憶部に保管されているシャンク(被拘束部)に関するデータCを読み出す(ステップS24)。この場合も、予め制御部6の記憶部に保管されているデータCを読み出す場合もあり得るし、オペレータによりインプットされて記憶部に一時的に保管されたデータCを読み出す場合もあり得る。
データCには、シャンク(被拘束部)の種類の情報、例えば、BT(JIS規格)、BBT(企業規格)、HSK−A(DIN規格)、HSK−T(DIN規格)、CAPTO(登録商標)等の情報や、各シャンク(被拘束部)についての各自由度における取り付け精度の情報が含まれる。
次に、読み出したデータAからデータCに基づいて、キャリブレーションクラスを定める制御処理を行う(ステップS26)。本実施形態では、図5に示すようなテーブルを用いて、キャリブレーションクラスを定める。データAに対応する測定器4の測定方式に応じて、個々のテーブルが備えられている。テーブルの縦列にデータBに対応する要求測定精度が示され、横列にデータCに対応する取り付け可能なシャンク(被拘束部)の種類が示されている。このようなマトリックスの個々の欄にキャリブレーションクラスが設定されている。つまり、ステップS26では、測定精度及びシャンク(被拘束部)の種類の組み合わせに基づいてキャリブレーションクラスを定めている。
図5では、工作機械1として示したBT規格のシャンク(被拘束部)が取り付け可能な工作機械に適用するテーブル、工作機械2として示したNSK規格のシャンク(被拘束部)が取り付け可能な工作機械に適用するテーブル、及び工作機械3として示したCAPTOタイプのシャンク(被拘束部)が取り付け可能な工作機械に適用するテーブルをまとめて示してあるが、実際の制御処理では、工作機械1〜3の何れか1つのテーブルが用いられる。
また、図5のテーブルでは、要求測定精度ついて、具体的な許容上限値が規定されているが、これに限られるものではなく、例えば、各工程の内容、例えば、測定パス作成工程、粗加工工程等で規定することもできる。
次に、ステップS26で定められたキャリブレーションクラスに基づいて、キャリブレーションを実施するか否か判断する(ステップS28)。この判断で、もし、キャリブレーションを実施しない(NO)と判別したときには、そのままキャリブレーションに関する制御処理を終了する。ステップS28の判断で、もし、キャリブレーションを実施する(YES)と判別したときには、次に、キャリブレーションクラスに対応したローカル座標を取得するポイント数、測定位置及び測定方向を決定する(ステップS30)。そして、キャリブレーションクラスに対応したキャリブレーションを行う自由度を決定し(ステップS32)、ステップS30及びステップS32で設定した条件に基づいて、測定器4が取り付けられた移動体(例えば、主軸頭30の主軸20)を駆動して、実際のキャリブレーションを実行し(ステップS34)、一連のキャリブレーションのための制御処理を終了する。
以上のように、本実施形態に係る測定方法では、工作機械100の移動体(例えば、主軸頭30の主軸20)に取り付けられ、移動体の動作により測定位置及び測定方向を変更可能な測定器4を用いて、測定器4が取得したローカル座標をワールド座標に変換し、ローカル座標からワールド座標への変換のキャリブレーションを行う。
特に、本実施形態に係る測定方法では、
要求される測定精度、または測定器4及び移動体との間のインターフェイスとなるシャンク(被拘束部)10の種類を定めるステップと、
定められた測定精度またはシャンク(被拘束部)10の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定めるステップと、
定められたキャリブレーションクラスがキャリブレーション実施のクラスであると判別した場合、キャリブレーションクラスに応じた内容のキャリブレーションを行い、定められたキャリブレーションクラスがキャリブレーション不実施のクラスであると判別した場合、キャリブレーションを実施しないステップと、
を含む。
これにより、不要な補正項目を省いた効率的なキャリブレーションを実施可能であり、十分な精度の測定を短時間に低コストで実施可能である。
特に、工作機械100に被測定物Sが取り付けられた状態で、測定器4が被測定物Sから取得したローカル座標を用いて、キャリブレーションクラスの決定及びキャリブレーションを行うことができる。よって、キャリブレーション用の特別な部材を用いずに、加工中または加工直後の被測定物Sを用いて、キャリブレーションクラスの決定やキャリブレーションを実施できるので、十分な精度の測定を効率的に実施可能である。
次に、上記のキャリブレーションのための制御処理を行った具体的な実施例の説明を行う。
(実施例1)
始めに、図6A及び図6Bを参照しながら、実施例1について説明する。図6Aは、定められたキャリブレーションクラスに基づいてキャリブレーションに関する制御処理を行う実施例1を示す図である。図6Bは、図6Aに示す制御処理において、画像プローブが取得した画像の一例を示す図である。
実施例1では、測定器4として、視野40mm×40mmの画像プローブ(2次元プローブ)を用いた場合を示す。このときシャンク(被拘束部)10として、HSK−Aを用いた場合には、そのXY面内のオフセットの再現性は工具振れと同程度になり、5μm前後が期待できる。
一方、HSK−Aは回転方向の振れが大きく、20mm視野に対して100μm近くずれてしまう場合がある。よって、Z軸(長軸)周りのC方向のキャリブレーションを行う必要がある。
この場合、C方向のキャリブレーションだけでよいので、キャリブレーションターゲットTを回転テーブル40に載置し、回転テーブル40の中央を原点に設定して、測定器(画像プローブ)4を配置する。そして、X軸方向において−15mm位置から+15mm位置(図6AのPで示す位置からQで示す位置)まで、測定器(画像プローブ)4を移動させて、そのときのキャリブレーションターゲットTの2枚の画像を取得する。図6Bに示すように、取得した2枚の画像を重ねあわせて相関をとることにより、C方向のオフセットを取得して、キャリブレーションを行うことができる。
仮に、要求測定精度が0.01mm以下のとき、オフセットが5μmある場合、XY面内のオフセットも無視できなくなる。この場合には、図6AのP、Q、Rの3点の画像を取得して重ねあわせて相関をとることにより、X軸、Y軸方向のオフセットを取得して、キャリブレーションを行うことができる。
(実施例2)
次に、実施例2の説明を行う。実施例2では、測定器4として、視野40mm×40mm×20mmの位相シフトプローブ(3次元プローブ)を用いた場合を示す。このときシャンク(被拘束部)10として、CAPTO(登録商標)を用いた場合、X軸、Y軸、Z軸方向のオフセット、及びZ軸(長軸)周りのC方向ともに、5μm程度のズレがある。
仮に、要求測定精度として、動作モードが測定パス等を定めるティーチング作成のための測定の場合、誤差は無視できる範囲なので、キャリブレーションを実行しないキャリブレーションクラスが定められる。
本発明の実施の形態、実施の態様を説明したが、開示内容は構成の細部において変化してもよく、実施の形態、実施の態様における要素の組合せや順序の変化等は請求された本発明の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
2 測定装置
4 測定器
6 制御部
10 シャンク(被拘束部)
20 主軸(移動体)
30 主軸頭
40 回転テーブル
100 工作機械
S 被測定物
T キャリブレーションターゲット

Claims (7)

  1. 工作機械の移動体に取り付けられ、前記移動体の動作により測定位置または測定方向を変更可能な測定器と、
    前記測定器が取得したローカル座標をワールド座標に変換し、前記ローカル座標から前記ワールド座標への変換のキャリブレーションを行う制御部と、
    を備え、
    前記制御部が、
    要求される測定精度、または前記測定器及び前記移動体の間のインターフェイスとなる被拘束部の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定め、
    定められた前記キャリブレーションクラスに基づいて、前記キャリブレーションに関する制御処理を行うこと特徴とする測定装置。
  2. 前記移動体に取り付けられた前記測定器が前記移動体に対して動く可能性のある6つの自由度のうち、前記キャリブレーションクラスに対応した自由度に関してキャリブレーションを行うことを特徴とする請求項1に記載の測定装置。
  3. 前記6つの自由度のうちの少なくとも3つの自由度に関してキャリブレーションを行うことを特徴とする請求項2に記載の測定装置。
  4. 前記キャリブレーションクラスに応じて、前記ローカル座標を取得するポイント数や測定位置及び測定方向を定めることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の測定装置。
  5. 前記測定器が、光切断方式、位相シフト方式または画像方式によるものであることを特徴とする請求項1から4の何れか1項に記載の測定装置。
  6. 工作機械の移動体に取り付けられ、前記移動体の動作により測定位置及び測定方向を変更可能な測定器を用いて、
    前記測定器が取得したローカル座標をワールド座標に変換し、前記ローカル座標から前記ワールド座標への変換のキャリブレーションを行う測定方法であって、
    要求される測定精度、または前記測定器及び前記移動体との間のインターフェイスとなる被拘束部の種類を定めるステップと、
    定められた前記測定精度または前記被拘束部の種類に基づいて、キャリブレーションクラスを定めるステップと、
    定められた前記キャリブレーションクラスがキャリブレーション実施のクラスであると判別した場合、前記キャリブレーションクラスに応じた内容のキャリブレーションを行い、定められた前記キャリブレーションクラスがキャリブレーション不実施のクラスであると判別した場合、キャリブレーションを実施しないステップと、
    を含むことを特徴とする測定方法。
  7. 前記工作機械に被測定物が取り付けられた状態で、前記測定器が前記被測定物から取得したローカル座標を用いて、前記キャリブレーションクラスの決定及び前記キャリブレーションを行うことを特徴とする請求項6に記載の測定方法。
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