JP6540796B2 - 圧電素子およびこれを備える超音波センサ - Google Patents

圧電素子およびこれを備える超音波センサ Download PDF

Info

Publication number
JP6540796B2
JP6540796B2 JP2017509910A JP2017509910A JP6540796B2 JP 6540796 B2 JP6540796 B2 JP 6540796B2 JP 2017509910 A JP2017509910 A JP 2017509910A JP 2017509910 A JP2017509910 A JP 2017509910A JP 6540796 B2 JP6540796 B2 JP 6540796B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
piezoelectric element
main surface
ultrasonic sensor
piezoelectric
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017509910A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2016158762A1 (ja
Inventor
恒介 渡辺
恒介 渡辺
浩司 南部
浩司 南部
章雄 藤田
章雄 藤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Murata Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Manufacturing Co Ltd filed Critical Murata Manufacturing Co Ltd
Publication of JPWO2016158762A1 publication Critical patent/JPWO2016158762A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6540796B2 publication Critical patent/JP6540796B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B06GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS IN GENERAL
    • B06BMETHODS OR APPARATUS FOR GENERATING OR TRANSMITTING MECHANICAL VIBRATIONS OF INFRASONIC, SONIC, OR ULTRASONIC FREQUENCY, e.g. FOR PERFORMING MECHANICAL WORK IN GENERAL
    • B06B1/00Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency
    • B06B1/02Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy
    • B06B1/06Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction
    • B06B1/0607Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements
    • B06B1/0611Methods or apparatus for generating mechanical vibrations of infrasonic, sonic, or ultrasonic frequency making use of electrical energy operating with piezoelectric effect or with electrostriction using multiple elements in a pile
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04RLOUDSPEAKERS, MICROPHONES, GRAMOPHONE PICK-UPS OR LIKE ACOUSTIC ELECTROMECHANICAL TRANSDUCERS; DEAF-AID SETS; PUBLIC ADDRESS SYSTEMS
    • H04R17/00Piezoelectric transducers; Electrostrictive transducers
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/101Piezoelectric or electrostrictive devices with electrical and mechanical input and output, e.g. having combined actuator and sensor parts
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/87Electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/871Single-layered electrodes of multilayer piezoelectric or electrostrictive devices, e.g. internal electrodes
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10NELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10N30/00Piezoelectric or electrostrictive devices
    • H10N30/80Constructional details
    • H10N30/87Electrodes or interconnections, e.g. leads or terminals
    • H10N30/875Further connection or lead arrangements, e.g. flexible wiring boards, terminal pins

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transducers For Ultrasonic Waves (AREA)
  • Investigating Or Analyzing Materials By The Use Of Ultrasonic Waves (AREA)
  • Ultra Sonic Daignosis Equipment (AREA)

Description

本発明は、圧電素子およびこれを備える超音波センサに関するものである。
一般的な超音波センサは、ケースの内底面に圧電素子を接合することによりユニモルフ構造体を構成し、ケースの底部をベンディング振動させることで超音波を送受信する。特開2002−204497号公報(特許文献1)には、積層型の圧電素子を備えた超音波センサが開示されている。
特開2002−204497号公報
ケースの内底面に接合した圧電素子の上面には複数の電極が設けられている。この圧電素子の上面に対してFPCなどを接合する際には、一般的に複数の電極にそれぞれ個別に電気的接続がなされるが、実際には、圧電素子の上面の1つの電極に付着すべき導電材料、たとえばはんだが所望の領域に収まらずに溢れて隣の別の電極にまで接してしまうことによって短絡が生じる場合があった。
そこで、本発明は、接合に用いられる導電材料があふれることによる短絡が発生する確率を減じた圧電素子および超音波センサを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に基づく圧電素子は、複数の圧電体層を積層したものであり、積層方向に沿って互いに逆を向く第1主面および第2主面を有する積層体を備え、上記積層体は、送信部、受信部、および上記送信部と上記受信部とを互いに隔てる分離部を含み、上記第1主面のうち上記送信部に対応する領域を覆うように送信電極が配置されており、上記第1主面のうち上記受信部に対応する領域を覆うように受信電極が配置されており、上記送信電極は、上記積層体の内部または第2主面に配置された導体膜と共に上記複数の圧電体層のうちの少なくとも一部を挟み込んでおり、上記受信電極は、上記積層体の内部または第2主面に配置された導体膜と共に上記複数の圧電体層のうちの少なくとも一部を挟み込んでおり、上記第1主面のうち上記分離部に対応する領域の少なくとも一部は、上記第1主面のうち上記送信電極が配置されている領域および上記受信電極が配置されている領域に比べて凹または凸となっている。
上記発明において好ましくは、上記送信部および上記受信部は、内部に圧電体層と導体膜とが交互に配置された構造を含んでおり、上記分離部は、上記積層方向に沿って平面視したときに、内部に導体膜が含まれていない部分を含む。
上記発明において好ましくは、有底筒状のケースと、上記ケースの内底面に対して、上記第2主面が対向するように接合された上述の圧電素子と、複数の配線を含み、上記複数の配線が上記受信電極および上記送信電極に対して個別に電気的接続がなされるように、上記第1主面に対して接合された配線引出部品とを備える。
上記発明において好ましくは、上記配線引出部品は、上記第1主面に対して異方性導電性接着剤によって接合されている。
上記発明において好ましくは、上記異方性導電性接着剤は、はんだを含む。
本発明によれば、接合に用いられる導電材料があふれることによる短絡が発生する確率を減じた圧電素子および超音波センサを実現することができる。
本発明に基づく実施の形態1における超音波センサを備えるセンサ装置の機能ブロック図である。 本発明に基づく実施の形態1における超音波センサの断面図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子にFPCを接合した状態を示す平面図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子の平面図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子の斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子の内部構造も示した斜視図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子に備えられる各種電極の組合せの説明図である。 図4におけるVIII−VIII線に関する矢視断面図である。 図4におけるIX−IX線に関する矢視断面図である。 図4におけるX−X線に関する矢視断面図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子の平面図において第1主面が凹となっている領域にハッチングを付した説明図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子とFPCとの接合界面近傍の第1の部分断面図である。 本発明に基づく実施の形態1における圧電素子とFPCとの接合界面近傍の第2の部分断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における圧電素子の第1の断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における圧電素子の第2の断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における圧電素子の第3の断面図である。 本発明に基づく実施の形態2における圧電素子とFPCとの接合界面近傍の部分断面図である。 本発明に基づく実施の形態3における圧電素子の断面図である。 本発明に基づく実施の形態4における圧電素子の断面図である。 本発明に基づく圧電素子の電極同士の間隙の第1の説明図である。 本発明に基づく圧電素子の電極同士の間隙の第2の説明図である。 3端子型の圧電素子の一例の斜視図である。 図22に示した状態から圧電素子を裏返した状態の斜視図である。 3端子型の圧電素子の一例の模式的断面図である。 4端子型の圧電素子の一例の斜視図である。 図25に示した状態から圧電素子を裏返した状態の斜視図である。 4端子型の圧電素子の一例の模式的断面図である。 本発明に基づく実施の形態5における超音波センサを備えるセンサ装置の機能ブロック図である。
本発明に基づいた実施の形態について、以下、図面を参照しながら説明する。個数および量などに言及する場合、特に記載がある場合を除き、本発明の範囲は必ずしもその個数および量などに限定されない。同一の部品および相当部品には同一の参照番号を付し、重複する説明は繰り返さない場合がある。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1における超音波センサ100を備えたセンサ装置1の機能ブロックを示す図である。センサ装置1は、超音波センサ100、マイコン101、メモリ102、検出回路103、信号生成回路104、電源105、および受信アンプ106を備える。超音波センサ100は、圧電素子50を備え、この圧電素子50は電極10,20,30からなる3端子構造を有している。
マイコン101は、メモリ102に格納されているデータを読み出し、制御信号を信号生成回路104に出力する。信号生成回路104は、制御信号に基づいて直流電圧から交流電圧を生成する。交流電圧は、超音波センサ100に供給され、超音波センサ100から気中などに向けて超音波が送信(送波)される。超音波センサ100が物標からの反射波を受信した際、超音波センサ100にて発生した受波信号は電圧値として受信アンプ106に送られ、検出回路103を通してマイコン101に入力される。マイコン101により、物標の有無や移動に関する情報を把握することが可能となる。
(超音波センサ100)
図2は、実施の形態1における超音波センサ100を示す断面図である。超音波センサ100は、圧電素子50、ケース60、吸音材63、接着剤64、接合剤65、充填剤71,72、およびFPC(Flexible Printed Circuits)80を備える。ケース60は、導電性を有し、有底筒状に形成される。ケース60は、たとえば、高い弾性を有し且つ軽量なアルミニウムからなる。ケース60は、このようなアルミニウムをたとえば鍛造または切削加工をすることによって作製される。
ケース60は、円板状の底部62と、底部62の周縁に沿って設けられた円筒状の筒状部61とを含む。底部62は、内底面62Sおよび外面62Tを有する。圧電素子50は、たとえばチタン酸ジルコン酸鉛系セラミックスからなる。圧電素子50は、底部62の内底面62S上に配置され、接着剤64を用いて内底面62Sに接合される。接着剤64は、たとえばエポキシ系接着剤である。超音波センサ100が駆動している際には、圧電素子50は、底部62とともにベンディング振動する。
圧電素子50は、図示しない3つの電極(図1における電極10〜30に相当する部位。詳細は後述する)を有している。図3に示すように、FPC80の先端部80TはたとえばT字形状を有する。FPC80は、接合剤65を介してこれらの電極に電気的に接合される。接合剤65としては、たとえば金属が添加された樹脂材料が用いられる。FPC80のうちの圧電素子50に接合された部分とは反対側の部分は、ケース60の外に取り出され、信号生成回路104(図1)および受信アンプ106(図1)などに電気的に接続されている。
(圧電素子50)
図3は、圧電素子50およびFPC80を示す平面図である。図4は、圧電素子50(FPC80を取り外した状態)を示す平面図である。図5は、圧電素子50を示す斜視図である。図6は、圧電素子50およびその内部構造を示す斜視図である。図7は、圧電素子50に備えられる電極10,20,30の組合せの説明図である。図8は、図4中のVIII−VIII線に沿った矢視断面図である。図9は、図4中のIX−IX線に沿った矢視断面図である。図10は、図4中のX−X線に沿った矢視断面図である。
図3〜図10においては、説明上の便宜のため矢印X,Y,Zを示している。矢印X,Y,Zは、互いに直交する関係を有する。以下、圧電素子50の各構成について矢印X,Y,Zを参照しつつ説明する場合があるが、各構成の配置関係(直交および平行に関する特徴)は、必ずしも矢印X,Y,Zに示す配置関係に限定されるものではない。これらについては、後述する図11〜図16においても同様である。
図3〜図10に示すように、圧電素子50は、積層型の圧電素子であり、接着剤64を用いてケース60の内底面62Sに貼り付けられる。圧電素子50は、長手方向と短手方向とを備える直方体状の形状を有する。具体的には、圧電素子50は、圧電体層40(図3〜図6,図8〜図10)と、電極10(図7)と、電極20(図7)と、電極30(図7)とを含む。圧電体層40の外形形状は略直方体であり(図5,図6参照)、圧電体層40は、上面41、側面42〜45、および下面46を有している。
上面41は、圧電素子50の積層方向に沿った一方向を向く主面であって、圧電体層40のうちの矢印Z方向の側に位置する表面であり、下面46は、圧電体層40のうちの矢印Z方向とは反対方向の側に位置する表面である。側面42,44は、圧電体層40のうちの矢印X方向に対して直交する表面であり、互いに対向する位置関係を有している。側面43,45は、圧電体層40のうちの矢印Y方向に対して直交する表面であり、互いに対向する位置関係を有している。
(電極10(受信電極))
電極10は、円板部11および延出部12を含む(図7参照)。電極10は、受信電極として機能する。延出部12は、円板部11の外縁から外方に向かって延出する形状を有する。延出部12は、円板部11が位置している側から圧電体層40の側面42が位置している側に向かって延びるように配置される。図3に示すように、FPC80に設けられた配線パターン81と電極10の延出部12との間の部分(接続箇所10C)において、電極10とFPC80(配線パターン81)とは電気的に接続される(図4,図5も参照)。
(電極20(送信電極))
電極20は、端面部21、上面部22、および中間部23,24を含む(図7参照)。電極20は、送信電極として機能する。すなわち、電極20,30間に交流電圧が印加されることで、電極20は電極30との間に電位差を形成する。端面部21は、圧電体層40の側面42(図5)に対向し、側面42に接する。端面部21の端部21Tは、電極20のうちの接着面の側(接着剤64の側)に位置する部位である。端部21Tは、圧電素子50の長手方向における側面42の下端部の一部に沿って延びる形状を有している。
電極20の上面部22は、端面部21の矢印Z方向の側の端部に連設され、圧電体層40の上面41上に配置される。中間部23,24は、電極20のうちの圧電体層40の内部に配置される部位であり、圧電素子50が完成した状態ではこれらは視認されない(図5参照)。中間部23と中間部24との間には、電極30の中間部33が配置される(図8〜図10など参照)。なお、ここで図示した例においては、中間部23,24は圧電素子50の外部からは視認できない構成として説明したが、中間部23,24の一方または両方が外部から視認されうるような構成であってもよい。
中間部23,24の内側には、くり抜き部23H,24H(図7)と、切欠き部23T,24Tとがそれぞれ設けられる。図7および図9に示すように、中間部23,24の矢印Xとは反対方向における端部(具体的には、端面部21が位置している側の端部)は、端面部21に接続している。一方で、中間部23,24の矢印X方向における端部は、後述する電極30の端面部31に接続しておらず、端面部31から離れている。図3に示すように、FPC80に設けられた配線パターン82と電極20の上面部22との間の部分(接続箇所20C)において、電極20とFPC80(配線パターン82)とは電気的に接続される(図4,図5も参照)。
(電極30)
接地電極としての電極30は、端面部31、上面部32、中間部33および下面部34を含む(図7参照)。電極30は、共通電極として機能する。端面部31は、圧電体層40の側面44(図5)に対向し、側面44に接する。下面部34は、圧電体層40の下面46に対向し、下面46に接する。上面部32は、端面部31の矢印Z方向の側の端部に連設され、圧電体層40の上面41上に配置される。中間部33は、電極30のうちの圧電体層40の内部に配置される部位であり、圧電素子50が完成した状態では中間部33は視認されない(図5参照)。なお、ここで図示した例においては、中間部33は圧電素子50の外部からは視認できない構成として説明したが、中間部33は外部から視認されうるような構成であってもよい。
上面部32および中間部33の内側には、くり抜き部32H,33H(図7)がそれぞれ設けられる。くり抜き部32Hの内側に、電極10の円板部11が配置される(図5参照)。上面部32および中間部33の内側には、切欠き部32T,33Tもそれぞれ設けられる。切欠き部32Tの内側に、電極10の延出部12が配置される(図5参照)。上面部32のうちの矢印Yとは反対方向における部分には、後退部32Fが設けられる。後退部32Fは、電極20の上面部22の配置を許容するための部位である。
図7および図9に示すように、上面部32、中間部33および下面部34の矢印X方向における端部は、端面部31に接続している。一方で、上面部32、中間部33および下面部34の矢印Xとは反対方向における端部は、電極20の端面部21に接続しておらず、端面部21から離れている。図3に示すように、FPC80に設けられた配線パターン83と電極30の上面部32との間の部分(接続箇所30C)において、電極30とFPC80(配線パターン83)とは電気的に接続される(図4,図5も参照)。
(送信部および受信部)
図8〜図10を参照して、圧電体層40の内部には、送信部40Nおよび受信部40Mが形成される。送信部40Nは、第1単位圧電体層N1〜N4からなる4層構造を有している。第1単位圧電体層N1〜N4は、ケース60の底部62から遠ざかる方向に積層され、電極20および電極30によって電気的に並列接続される。図8〜図10中の白色矢印は、各圧電体層の分極方向を示している。一方で、受信部40Mは、第2単位圧電体層M1の1層構造を有している。
電極30の下面部34は、送信部40Nおよび受信部40Mの双方に及んで広がる形状を有している。電極20の上面部22は、第1単位圧電体層N1〜N4を含む送信部40Nを間に挟んで電極30の下面部34に対向している。電極10の円板部11は、第2単位圧電体層M1を含む受信部40Mを間に挟んで電極30の下面部34に対向している。
すなわち、圧電体層40のうち、電極20の上面部22と電極30の下面部34との間に位置する領域、電極20の中間部23と電極30の上面部32との間に位置する領域、および電極20の中間部23と電極30の下面部34との間に位置する領域が、送信部40Nとして機能する。一方で、圧電体層40のうち、電極10の円板部11と電極30の下面部34との間に位置する領域が受信部40Mとして機能する。
図8および図10に示すように、送信部40Nと受信部40Mとは、ケース60の底部62の内底面62Sの表面方向(X−Y面方向)において互いに隣り合う位置に形成されている。具体的には、圧電体層40の中心部に受信部40Mが設けられており、受信部40Mを囲むように、受信部40Mよりも径方向の外側である周辺部に、送信部40Nが設けられている。
図9および図10に示すように、圧電素子50においては、圧電素子50の接着面の側(圧電素子50のうちのケース60の底部62に接着される面の側)に、電極30の下面部34と、電極20の端面部21の端部21Tとが位置している。電極30の下面部34は、接着剤64によりケース60の底部62(内底面62S)に貼り付けられている。上述のとおり、電極20,30間に交流電圧が印加されることで、電極20は電極30との間に電位差を形成する。これにより、超音波センサ100は超音波を送波することが可能となる。超音波を送波している間は電極30には交流電圧が印加されるが、超音波を受波している間は電極30の電位は0ボルトとなる。これにより、超音波センサ100は超音波を受波することが可能となる。
図8および図10に示すように、圧電体層40の上面41のうち電極10と電極30との間で露出している部分は凹んでいる。積層体のうち受信部40Mと送信部40Nとを互いに隔てる部分は分離部に相当する。上面41が凹んでいる領域は、分離部に対応する領域の少なくとも一部である。図8〜図10における圧電体層40の上面が「第1主面」に相当し、下面が「第2主面」に相当する。
本実施の形態における圧電素子50は、複数の圧電体層を積層したものであり、積層方向に沿って互いに逆を向く第1主面としての上面41および第2主面としての下面46を有する積層体を備える。この積層体は、送信部40N、受信部40M、および送信部40Nと受信部40Mとを互いに隔てる分離部を含む。第1主面(上面41)のうち送信部40Nに対応する領域を覆うように送信電極としての電極30が配置されている。第1主面(上面41)のうち受信部40Mに対応する領域を覆うように受信電極としての電極10が配置されている。送信電極(電極30)は、積層体の内部または第2主面(下面46)に配置された導体膜と共に複数の圧電体層のうちの少なくとも一部を挟み込んでいる。受信電極(電極10)は、積層体の内部または第2主面(下面46)に配置された導体膜と共に複数の圧電体層のうちの少なくとも一部を挟み込んでいる。第1主面(上面41)のうち分離部に対応する領域の少なくとも一部は、第1主面のうち送信電極(電極30)が配置されている領域および受信電極(電極10)が配置されている領域に比べて凹または凸となっている。ここでは、「凹または凸」としたが、図8および図10に示した例では、前述の分離部に対応する領域の少なくとも一部が凹となっている。圧電素子50の平面図は既に図4に示しているが、平面図において第1主面が凹となっている領域にハッチングを付したものを図11に示す。電極10と電極30との間の領域が凹となっている。これは、分離部に対応する領域である。一方、電極20と電極30との間の領域においては、第1主面は凹とはなっていない。
本実施の形態における圧電素子50において、上面にFPC80を接合した状態の、界面近傍の部分断面図を図12に示す。圧電体層の積層体の第1主面には電極10および電極30が配置されている。積層体の第1主面のうち電極10と電極30との間の領域には凹部が形成されている。FPC80の表面には配線パターン81,83が設けられている。圧電素子50の上面とFPC80との接合は、異方性導電性接着剤によって行なわれる。異方性導電性接着剤は、接着剤としての樹脂の中にはんだ粒が混在しているものであり、接合を行なうことにより、はんだ粒が金属からなる電極の近傍に凝集して電気的接続がなされるものである。図12に示した例では、2ヶ所にはんだ接合部67が形成されているのが見えている。はんだ接合部67はそれぞれはんだ粒が凝集して溶融することによって形成されたものである。はんだ接合部67によって、電極10は配線パターン81と電気的に接続され、電極30は配線パターン83と電気的に接続されている。電極10と電極30との間には凹部が形成されているので、積層体の表面に沿った距離は凹部がない場合に比べて長くなっている。これにより、はんだ接合部67が隣の不所望な電極にまで達する確率が減じられている。
また、図13に示すように、はんだ粒68が電極10に付着しきれずに側方に溢れたとしても、はんだ粒68が凹部に収容されるので、はんだ粒が隣の電極30にまで到達する確率が減じられる。
(実施の形態2)
実施の形態2における超音波センサ100が備える圧電素子50Aの構成は、実施の形態1で説明したものと基本的には共通するが、以下の点で異なる。
本実施の形態における圧電素子50Aにおいて、実施の形態1の図8〜図10に相当する断面図を図14〜図16にそれぞれ示す。
本実施の形態では、第1主面(上面41)のうち分離部に対応する領域の少なくとも一部は、第1主面のうち送信電極(電極30)が配置されている領域および受信電極(電極10)が配置されている領域に比べて凸となっている。第1主面のうち図11においてハッチングを付して示した領域が凸となっている。すなわち、電極10と電極30との間の領域が凸となっている。これは、分離部に対応する領域である。一方、電極20と電極30との間の領域においては、第1主面は凸とはなっていない。
本実施の形態における圧電素子50Aにおいて、上面にFPC80を接合した状態の、界面近傍の部分断面図を図17に示す。積層体の第1主面のうち電極10と電極30との間の領域には凸部が形成されている。電極10と電極30との間にこのように凸部が形成されているので、積層体の表面に沿った距離は凸部がない場合に比べて長くなっている。これにより、はんだ接合部67が隣の不所望な電極にまで達する確率が減じられている。また、図17に示すように、はんだが電極10に付着しきれずに側方に溢れたとしても、はんだが凸部によってせき止められるので、はんだが隣の電極30にまで到達する確率が減じられる。
なお、実施の形態1,2において示した凹部または凸部は、任意の方法によって形成してよい。たとえば予め凹凸が設けられた型を用いて型押し加工することによって積層体の上面に凹凸を形成してもよい。あるいは、上面に対して何らかの除去加工を施すことによって凹部を形成してもよい。
なお、実施の形態1,2では、FPC80との間の電気的接続のために用いられる導電材料がはんだであるものとして説明したが、これはあくまで一例である。導電材料ははんだに限らず、他の材料であってもよい。
(実施の形態3)
実施の形態3における超音波センサ100が備える圧電素子50Bの構成は、実施の形態1で説明したものと基本的には共通するが、以下の点で異なる。
本実施の形態における圧電素子50Bでは、図18に示すように、積層体の第1主面としての上面41のうち分離部に対応する領域においては凹部が形成されており、受信部40Mにおいて、内部電極75,76,77が配置されている。内部電極75,76,77はダミー電極であってもよく、何らかの機能を有する電極であってもよい。
(実施の形態4)
実施の形態4における超音波センサ100が備える圧電素子50Cの構成は、実施の形態2で説明したものと基本的には共通するが、以下の点で異なる。
本実施の形態における圧電素子50Cでは、図19に示すように、積層体の第1主面としての上面41のうち分離部に対応する領域においては凸部が形成されており、受信部40Mにおいて、内部電極75,76,77が配置されている。内部電極75,76,77はダミー電極であってもよく、何らかの機能を有する電極であってもよい。
実施の形態3,4に関しては、以下のように表現することができる。圧電素子における送信部40Nおよび受信部40Mは、内部に圧電体層と導体膜とが交互に配置された構造を含んでおり、分離部は、積層方向(第1主面(上面41)に対して垂直な方向)に沿って平面視したときに、内部に導体膜が含まれていない部分を含む。
実施の形態3,4では、内部電極の有無によってもたらされる変形現象を利用して、積層体の第1主面としての上面41のうち分離部に対応する領域において凹または凸を形成することができる。実施の形態3,4においては、このようにして凹または凸を形成することにより、実施の形態1または2で説明した効果を得ることができる。
なお、図12、図13、図17に示した例では、積層体の第1主面に配置された電極同士の間の間隙の全体が凹または凸となっている状態を示したが、必ずしも間隙の全体が凹または凸となっている必要はない。たとえば図20および図21に示すように、間隙の一部が凹または凸となっている構成であってもよい。このような場合にも、実施の形態1〜4で説明したのと同様の効果を得ることができる。図20および図21では、内部電極76,77の端の位置と電極10の端の位置とが異なっている。内部電極の有無を利用して積層体の第1主面に凹凸を形成する場合には、内部電極がない領域に凹または凸が形成される傾向がある。この現象により凹または凸が形成される領域は、第1主面に配置された電極同士の間の間隙として見える領域と一致していない場合がある。このような位置関係にあると結果的に、図20および図21にそれぞれ示したように、間隙の一部が凹または凸となった構成が得られる場合がある。このような構成であっても実施の形態1〜4で説明したのと同様の効果を得ることができる。
本発明は、以下に示すようなさまざまな形式の圧電素子にも適用することができる。
図22〜図24に、3端子型の圧電素子の一例として圧電素子50Dを示す。3端子型の圧電素子とは、図22に示すように、圧電素子50Dの上面すなわち第1主面に電極10、電極20Dの一部、電極30Dの一部が配置されている形式のものをいう。図22では、電極20Dの端面部21Dおよび電極30Dの上面部32Dが示されている。図22に示した状態から裏返した様子を図23に示す。図23に示すように下面すなわち第2主面のほとんどの領域は電極20Dによって覆われている。図23では、電極20Dの下面部22Dおよび電極30Dの端面部31Dが示されている。さらに、圧電素子50Dの擬似的な断面図を図24に示す。ただし、図24は、図22のいずれかの箇所でまっすぐ切ることによって実際に現れる断面図ではなく、説明の便宜のために、図22に示されている電極10、電極20D、電極30Dの真下の部分の断面を同じ幅ずつ並べて擬似的に表示したものである。図24においては、電極10と電極20Dとの間の分離部も示されている。電極10と電極30Dとの間の分離部も示されている。図24に示した例では、これらの分離部において凹または凸が形成されている。
ここでは3端子型である圧電素子を例示したが、圧電素子は3端子型には限らない。3以上の端子を有する型であってもよい。
図25〜図26に、4端子型の圧電素子の一例として圧電素子50Eを示す。4端子型の圧電素子とは、図25に示すように、圧電素子50Eの上面に電極10、電極20Aの一部、電極20Bの一部、電極30Aの一部が配置されている形式のものをいう。図25に示した状態から裏返した様子を図26に示す。図26に示すように下面すなわち第2主面のほとんどの領域は電極0Aによって覆われている。さらに圧電素子50Eの擬似的な断面図を図27に示す。図27は図24と同様に、3通りの部分を並べて便宜的に表示した断面図である。この圧電素子50Eにおいては、電極20A,20Bがそれぞれ送信電極に相当する。電極10が受信電極に相当する。
(実施の形態5)
本発明に基づく実施の形態5における超音波センサ200について説明する。図28は、超音波センサ200を備えたセンサ装置1Lの機能ブロックを示す図であり、実施の形態1における図1に対応している。超音波センサ200は、圧電素子50Eを備えており、この圧電素子50Eは電極10,20A,20B,30Aを備える4端子構造を有している。電極20A,20Bは、信号生成回路104に接続されている。電極10は、受信アンプ106に接続されており、電極30Aは接地されている。
図2に示すように、本実施の形態における超音波センサ100は、ケース60と、圧電素子50と、FPC80とを備える。ケース60は有底筒状である。圧電素子50は、ケース60の内底面62Sに対して、第2主面が対向するように接合されている。FPC80は複数の配線を含む。FPC80は、複数の配線が受信電極および送信電極に対して個別に電気的接続がなされるように、第1主面に対して接合された配線引出部品である。ここでいう圧電素子50は、これまでのいずれかの実施の形態で説明した構成の圧電素子である。
本実施の形態における超音波センサ100は、この構成を採用することにより、圧電素子と配線引出部品との接合箇所で導電材料があふれることによる短絡が発生する確率を減じた超音波センサとすることができる。
配線引出部品は、第1主面(積層体の上面41)に対して異方性導電性接着剤によって接合されていることが好ましい。このように接合に異方性導電性接着剤を用いる場合には、短絡が発生する確率を減じるという効果を特に顕著に享受することができる。図2では、配線引出部品がFPC80である例が示されているが、配線引出部品が他の種類の部品であっても同様である。
異方性導電性接着剤は、はんだを含むことが好ましい。このように異方性導電性接着剤が導電材料としてはんだを含む場合には、短絡が発生する確率を減じるという効果を特に顕著に享受することができる。
なお、上記実施の形態のうち複数を適宜組み合わせて採用してもよい。
なお、今回開示した上記実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではない。本発明の範囲は上記した説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1,1L センサ装置、10 電極(受信電極)、10C,20C,30C 接続箇所、11 円板部、20,20A,20B,20D,30D,30 電極、21,21D,31D 端面部、21T 端部、22,32D 上面部、22D 下面部、23,24 中間部、23H,24H くり抜き部、23T,24T 切欠き部、30A 電極(接地電極)、31 端面部、32H,33H くり抜き部、32T,33T 切欠き部、33 中間部、40 圧電体層、40M 受信部、40N 送信部、41 (圧電体層の)上面、42,44 (圧電体層の)側面、46 下面、50,50A,50B,50C,50D,50E 圧電素子、60 ケース、61 筒状部、62 底部、62S 内底面、62T 外面、63 吸音材、64 接着剤、65 結合剤、67 はんだ接合部、68 はんだ粒、69 樹脂部、71,72 充填剤、75,76,77 内部電極、80 FPC、81,82,83 配線パターン、100,200 超音波センサ、101 マイコン、102 メモリ、103 検出回路、104 信号生成回路、105 電源、106 受信アンプ、N1〜N4 第1単位圧電体層、M1 第2単位圧電体層。

Claims (5)

  1. 複数の圧電体層を積層したものであり、積層方向に沿って互いに逆を向く第1主面および第2主面を有する積層体を備え、
    前記積層体は、送信部、受信部、および前記送信部と前記受信部とを互いに隔てる分離部を含み、
    前記第1主面のうち前記送信部に対応する領域を覆うように送信電極が配置されており、
    前記第1主面のうち前記受信部に対応する領域を覆うように受信電極が配置されており、
    前記送信電極は、前記積層体の内部または第2主面に配置された導体膜と共に前記複数の圧電体層のうちの少なくとも一部を挟み込んでおり、
    前記受信電極は、前記積層体の内部または第2主面に配置された導体膜と共に前記複数の圧電体層のうちの少なくとも一部を挟み込んでおり、
    前記第1主面のうち前記分離部に対応する領域の少なくとも一部は、前記第1主面のうち前記送信電極が配置されている領域および前記受信電極が配置されている領域に比べて凸となっている、圧電素子。
  2. 前記送信部および前記受信部は、内部に圧電体層と導体膜とが交互に配置された構造を含んでおり、
    前記分離部は、前記積層方向に沿って平面視したときに、内部に導体膜が含まれていない部分を含む、請求項1に記載の圧電素子。
  3. 有底筒状のケースと、
    前記ケースの内底面に対して、前記第2主面が対向するように接合された請求項1または2に記載の圧電素子と、
    複数の配線を含み、前記複数の配線が前記受信電極および前記送信電極に対して個別に電気的接続がなされるように、前記第1主面に対して接合された配線引出部品とを備える、超音波センサ。
  4. 前記配線引出部品は、前記第1主面に対して異方性導電性接着剤によって接合されている、請求項3に記載の超音波センサ。
  5. 前記異方性導電性接着剤は、はんだを含む、請求項4に記載の超音波センサ。
JP2017509910A 2015-03-31 2016-03-25 圧電素子およびこれを備える超音波センサ Active JP6540796B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015071943 2015-03-31
JP2015071943 2015-03-31
PCT/JP2016/059652 WO2016158762A1 (ja) 2015-03-31 2016-03-25 圧電素子およびこれを備える超音波センサ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2016158762A1 JPWO2016158762A1 (ja) 2017-12-21
JP6540796B2 true JP6540796B2 (ja) 2019-07-10

Family

ID=57006777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017509910A Active JP6540796B2 (ja) 2015-03-31 2016-03-25 圧電素子およびこれを備える超音波センサ

Country Status (4)

Country Link
EP (1) EP3280156B1 (ja)
JP (1) JP6540796B2 (ja)
CN (1) CN107211221B (ja)
WO (1) WO2016158762A1 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7006017B2 (ja) * 2017-03-10 2022-01-24 Tdk株式会社 振動デバイス
CN212725369U (zh) 2018-03-08 2021-03-16 株式会社村田制作所 压电致动器
TWI684367B (zh) * 2018-09-14 2020-02-01 美律實業股份有限公司 揚聲器以及其微機電致動器
WO2021171819A1 (ja) * 2020-02-26 2021-09-02 株式会社村田製作所 超音波センサ

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01270499A (ja) * 1988-04-22 1989-10-27 Hitachi Metals Ltd 超音波素子
JP3536876B2 (ja) * 1995-12-15 2004-06-14 Necトーキン株式会社 空中超音波送波器,空中超音波受波器,及びそれらを備えた空中超音波送受波器
EP2073283B1 (en) * 2006-09-28 2014-12-17 Kyocera Corporation Laminated piezoelectric element, injection apparatus and fuel injection system using the laminated piezoelectric element, and method for manufacturing laminated piezoelectric element
JP5332056B2 (ja) * 2008-12-25 2013-11-06 本多電子株式会社 超音波センサ
CN104025621B (zh) * 2011-10-31 2017-04-05 株式会社村田制作所 超声波传感器
JP5878033B2 (ja) * 2012-02-07 2016-03-08 住友電気工業株式会社 フッ素樹脂フィルム製圧電素子
WO2013150667A1 (ja) * 2012-04-05 2013-10-10 Necトーキン株式会社 圧電素子、圧電振動モジュールおよびそれらの製造方法
KR101579121B1 (ko) * 2012-05-14 2015-12-21 쿄세라 코포레이션 압전 액추에이터, 압전 진동 장치 및 휴대 단말

Also Published As

Publication number Publication date
CN107211221B (zh) 2019-11-05
EP3280156A1 (en) 2018-02-07
EP3280156B1 (en) 2021-05-26
JPWO2016158762A1 (ja) 2017-12-21
CN107211221A (zh) 2017-09-26
EP3280156A4 (en) 2018-10-10
WO2016158762A1 (ja) 2016-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6540796B2 (ja) 圧電素子およびこれを備える超音波センサ
CN107799651B (zh) 振动装置
JP6409881B2 (ja) 超音波センサ
JP4717062B2 (ja) ベアチップの実装構造と実装方法
CN107409262B (zh) 超声波传感器
JP6418315B2 (ja) 超音波センサ
JP6717222B2 (ja) 振動デバイス
JP6549001B2 (ja) 超音波プローブ
KR101893055B1 (ko) 초음파 센서
JP6162764B2 (ja) 半導体装置、および、半導体装置の実装構造
US20110024171A1 (en) Multilayer laminated circuit
JP5511221B2 (ja) 超音波プローブ及び超音波診断装置
KR102163037B1 (ko) 적층 세라믹 커패시터 조립체
JP6044745B2 (ja) モジュール部品
JP2945980B2 (ja) 超音波探触子
JP4496922B2 (ja) 電気配線板及びこれの製造方法
JP6105634B2 (ja) 電子部品装置
JP2008226512A (ja) フラットケーブル及びその製造方法
JP2005109109A (ja) 積層形コンデンサ
JP2005152364A (ja) 二次元アレイ型超音波探触子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170906

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20180925

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181109

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6540796

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150