JP6534549B2 - アダプタ及び採血システム - Google Patents

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Description

本発明は、血液を採取する際に用いられる採血管外筒に取付けるアダプタ、及び該アダプタを採血管外筒に取付けて血液を採取する採血システムに関するものである。
従来、医療機関においては、患者から採取された血液を試験管等の容器に収容し、検査内容を記載した検査依頼書と共に検査を行う検査機関に搬送していた。そして、検査機関においては、検査依頼書に記載されている検査内容に基づいて検査を行っていた。
ここで、医療機関においては、血液がどの患者から採取されたものであるかを識別するため、患者の氏名や、患者毎に付与されている患者ID等を血液を収容した容器に付していた。例えば、患者の氏名や、患者毎に付与されている患者IDを容器に直接記載したり、又は、患者の氏名等を記載したラベルを容器に貼り付けていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−272916号公報
ところで、血液を採取した後に、採取された血液を収容した容器に患者氏名や患者IDを直接記載したり、又は、患者氏名や患者IDを記載したラベルを貼り付けている場合には、患者氏名の記載を誤ってしまい、患者の取り違えや血液の取り違え事故が生じる可能性がある。また、血液を採取する前に、予め容器に患者氏名を記載等している場合にも、採取した血液を収容する容器を取り違え、患者又は血液の取り違え事故が生じる可能性がある。更に、記載されている患者氏名等の一部が消え、記載されている文字が読みにくくなる場合もある。
ここで、容器に血液を採取する際には、注射針を装着する注射針装着部を一方の端部に有する筒状の採血ホルダーが使用される。なお注射針装着部には、注射針の両端部がそれぞれ採血ホルダー内外に位置するように、注射針が貫通して装着される。採血の具体的な手順としては、まず注射針を患者の血管に刺した状態で、管内が減圧された容器を採血ホルダー内に挿入する。次に、注射針の採血ホルダー内の端部を容器の開口部を塞ぐ栓に貫通させることにより、容器内に患者の血液が採取される。
採血ホルダーを用いて採血を行う場合、従来は容器に血液を採取し終った後に採血ホルダーの注射針を交換し、採血ホルダーを再使用して別の患者の血液を新たな容器に採取することが行われていた。しかし近年、注射針を交換して採血を行った場合、使用済みの注射針を取り外した際に注射針装着部に前の患者の血液等が付着する可能性があるため、採血ホルダーの汚染を原因とする血液媒介感染が発生する可能性が否定し得ないとの見解が示されている。具体的には、注射針を新たなものと交換して採血ホルダーに容器を挿入し別の患者から採血を行った場合、注射針装着部に付着した前の患者の血液が注射針を介して別の患者の血管内に逆流するようなことが考えられる。
この可能性は極めて低いと考えられるが、血液媒介感染が発生する可能性が完全に否定しきれないことから採血ホルダーの再使用が禁止され、採血ホルダーを使い捨てにすることが義務付けられた。
本発明の目的は、使い捨ての採血ホルダーを用いる場合においても採血を行った患者等を確実に識別できる採血システム、及び該採血システムにおいて採血管外筒に接続されるアダプタを提供することである。
請求項1記載のアダプタは、一端に閉部を有し他端に開口部を有する筒状の採血管挿入部と、前記閉部に装着された注射針とを備える採血管外筒に接続される筒状のアダプタであって、 前記アダプタの筒状の壁部の内側に形成された空間を介して前記採血管挿入部に挿入される採血管に備えられたICタグに対して情報の送受信を行うためのアンテナを前記筒状の壁部に備え、前記筒状の壁部の内壁に前記採血管外筒の前記開口部の周囲または前記開口部近傍に形成されたフランジと係合する係合部を有することを特徴とする。
また、請求項記載のアダプタは、前記アンテナが前記筒状の壁部に埋め込まれていることを特徴とする。
また、請求項記載の採血システムは、一端が閉じ他端に開口部を有する筒状の収容部と、前記収容部を減圧した状態で前記開口部を閉じる蓋部と、ICタグとを備える採血管と、一端に閉部を有し他端に開口部を有する筒状の採血管挿入部と、前記閉部に装着された注射針とを備える採血管外筒と、前記ICタグに対して情報の送受信を行うためのアンテナを筒状の壁部に有し、前記筒状の壁部の内壁に前記採血管外筒の前記開口部の周囲または前記開口部近傍に形成されたフランジと係合する係合部を有し、前記採血管外筒に接続されるアダプタと、前記アダプタが接続された前記採血管外筒の前記採血管挿入部に前記アダプタの前記筒状の壁部の内側に形成された空間を介して前記採血管が挿入された際に、前記アダプタの前記筒状の壁部に備えられた前記アンテナから前記採血管に備えられた前記ICタグに対して情報を送信し、前記ICタグに書き込むICタグライタを備え、前記注射針の前記採血管挿入部側の端部を前記採血管の蓋部に貫通させることにより血液を採取することを特徴とする。
また、請求項記載の採血システムは、バーコードに記録されている情報を読み取るバーコードリーダと、前記アダプタが接続された前記採血管外筒の採血管挿入部に前記アダプタの筒状の壁部の内側に形成された空間を介して前記採血管が挿入された際に、前記バーコードリーダにより読み取られた情報を、前記アダプタの前記筒状の壁部に備えられた前記アンテナを介して前記採血管の収容部内に備えられた前記ICタグに書き込むICタグライタとを備えることを特徴とする。
また、請求項記載の採血システムは、血液を採取した各機関において用いられている識別情報を、前記血液の検査を依頼された検査機関において用いられる検査機関用識別情報に変換するための変換パターンを記憶する変換パターンテーブルと、前記変換パターンテーブルを参照して、前記バーコードリーダにより読み取られた前記識別情報を前記検査機関用識別情報に変換する識別情報変換手段とを更に備え、前記ICタグライタは、前記識別情報変換手段により変換された前記検査機関用識別情報を前記アダプタの前記筒状の壁部に備えられた前記アンテナを介して前記採血管の収容部内に備えられたICタグに書き込むことを特徴とする。
また、請求項記載の採血システムは、前記ICタグが、前記収容部に収容される血液の性状に影響を与えることがない素材によりコーティングされていることを特徴とする。
また、請求項記載の採血システムは、前記素材が、前記収容部を形成する素材と同一の素材であることを特徴とする。
また、請求項記載の採血システムが、前記アンテナが、前記アダプタの前記筒状の壁部に埋め込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、使い捨ての採血ホルダーを用いる場合においても採血を行った患者等を確実に識別できる採血システム、及び該採血システムにおいて採血管外筒に接続されるアダプタを提供することができる。
第1の実施の形態に係る採血管の外観構成を示す図である。 第1の実施の形態に係るICタグの概略構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る採血管外筒とアダプタの外観構成を示す図である。 第1の実施の形態に係る採血システムのブロック構成図である。 第1の実施の形態に係る採血システムによる処理を説明するためのフローチャートである。 第1の実施の形態に係る採血システムによる採血の状態を示す図である。 第2の実施の形態に係る採血管外筒とアダプタの外観構成を示す図である。 第2の実施の形態に係る採血管外筒にアダプタを取付けた状態を示す図である。 第2の実施の形態に係る採血システムによる採血の状態を示す図である。
以下、図面を参照して、第1の実施の形態に係る採血システムについて説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る採血管の一例を示す図である。図1に示すように、採血管2は、一端が閉じ他端に開口部を有する円筒状の収容部4と、収容部4内を減圧した状態で開口部を閉じる蓋部6を備えている。また、収容部4の内部には、採取された血液がどの患者から採取されたものであるかを識別するための情報を記録するICタグ8が収容されている。
図2は、第1の実施の形態に係るICタグの一例を示す図である。図2に示すように、ICタグ8は、ICタグ本体12を備え、このICタグ本体12は、採血管2の収容部4を形成する素材と同一の素材からなるシート10によりコーティングされている。例えば、採血管2の収容部4が、ポリエステルにより形成されている場合には、ポリエステルからなるシート10によりICタグ本体12がコーティングされている。また、収容部4がポリエチレンにより形成されている場合にはポリエチレンからなるシート10により、ポリプロピレンにより形成されている場合にはポリプロピレンからなるシート10によりICタグ本体12がコーティングされている。
また、ICタグ本体12は、メモリを備えたICチップ(図示せず)を備え、このICチップには、ICタグ8に対して送信された情報の受信を行うと共に、メモリに記録されている情報の送信を行うアンテナ(図示せず)が接続されている。なお、ICタグ本体12には、非接触で情報の読み取り及び書き込みを行うことができるもの、例えば、RFID(Radio Frequency Identification)タグ等が用いられる。
図3は、第1の実施の形態に係る採血管外筒、及び採血時に採血管外筒に接続されるアダプタの一例を示す図である。図3に示すように、採血管外筒20は、一端に閉部を有し他端に開口部を有する円筒状の採血管挿入部22を備えている。採血管挿入部22の閉部には、注射針26が装着された注射針装着部24が設けられており、採血管外筒20の開口部側には、複数のねじ山20aが採血管外筒20の外壁に沿って螺旋状に形成されている。
なお、注射針26は、注射針26の一方の端部が注射針装着部24を貫通して、採血管挿入部22内に位置するように採血管外筒20に装着される。
アダプタ27は、筒状の壁部を有しており、筒状の壁部の一方の端部の側の内壁にねじ山20aと螺合する複数のラグ27aが形成され、筒状の壁部の他方の端部に採血時に指を掛けるための略円環状のフランジ27bが形成されている。
また、アダプタ27の筒状の壁部の対向する2箇所には、ICタグ8に対して情報の送受信を行うコイル状のアンテナ28が埋め込まれている。
ここで、アンテナ28がICタグ8に対して情報の送受信を行うことができる通信可能距離は、一定の範囲に調整されている。即ち、採血管外筒20にアダプタ27を接続し、アダプタ27の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して採血管挿入部22に採血管2が挿入された場合に、採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に対して情報の送受信を行うことができる程度に通信距離が調整されている。
なお、採血は、採血管外筒20にアダプタ27を接続した状態で、採血管外筒20に装着された注射針26の採血管外筒の外部側の端部を患者の血管に刺した後、アダプタ27の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して採血管挿入部22に採血管2を挿入することにより行われる。
図4は、第1の実施の形態に係る採血システムのブロック構成図である。図4に示すように、採血システムはタグ書込装置30とICタグ8に対して情報の送受信を行うアンテナ28を備えている。なお、アンテナ28は、アダプタ27の筒状の壁部に埋め込まれている(図3参照)。
また、図4に示すように、タグ書込装置30は、このタグ書込装置30におけるデータの制御を行うデータ制御部32を備えている。このデータ制御部32には、バーコードに記録されている情報を読み取るバーコードリーダ34、バーコードリーダ34を介して読み取られた情報をICタグ8に書き込むICタグライタ36が接続されている。また、データ制御部32には、バーコードリーダ34を介して読み取られた情報等を記憶するデータ記憶部38及び患者ID(識別情報)を、検査センタ用ID(検査機関用識別情報)に変換するためのID変換パターンを記憶したID変換テーブル40が接続されている。
ID変換テーブル40には、各医療機関において用いられている患者IDを検査センタにおいて用いられる検査センタ用IDに変換するためのID変換パターンが記憶されている。即ち、各医療機関においては、採取された血液を識別するための情報として、それぞれの医療機関において用いられている患者IDを用いている。従って、検査を依頼された血液が複数の医療機関から搬入される検査センタにおいては、搬入された血液を適切に管理するために、医療機関において血液を識別するために用いられている患者IDに代えて検査センタにおいて用いられる検査センタ用IDを付与する必要がある。そのため、患者IDを検査センタ用IDに変換するためのID変換パターンがID変換テーブル40に記憶されている。なお、ID変換テーブル40に記憶される変換パターンには、患者IDに医療機関毎に付与されている施設番号及び受付日を付加する変換パターン等が含まれている。
次に、図5のフローチャートを参照して第1の実施の形態に係る採血システムにおける処理について説明する。
まず、図6に示すように、採血管外筒20の開口部側にアダプタ27を接続する。ここで、アダプタ27の接続は、採血管外筒20の外壁に沿って形成されたねじ山20aに、アダプタ27の筒状の壁部の内壁に形成されたラグ27aを螺合させることによって行われる。
次に、採血管外筒20にアダプタ27が接続された状態で、採血管外筒20に装着された注射針26の外部側の端部を患者の血管に刺す。そして、バーコードに記録されている患者IDを読み取り(ステップS10)、読み取った患者IDをデータ記憶部38に記憶する(ステップS11)。例えば、採血が行われる患者の手首に、患者を識別するための患者IDを記録したバーコードを付したリストバンドが巻かれている場合には、患者の腕に巻かれているリストバンドに付されたバーコードに記録されている患者IDをバーコードリーダ34を介して読み取り、データ記憶部38に記憶する。
次に、患者IDを検査センタ用IDに変換するために、ID変換テーブル40に記憶されている変換パターンを参照する(ステップS12)。例えば、医療機関Aにおいては患者IDとして、A123のような4桁のコードを用いており、検査センタ用IDとして、医療機関毎に付与されている施設番号及び血液の受付日を含む12桁のコードを用いているとする。従って、このような場合には、ID変換テーブル40に記憶されている変換パターンの中で、4桁のコードからなる患者IDを12桁のコードからなる検査センタ用IDに変換する変換パターンを参照する。
次に、ステップS12において参照された変換パターンに基づいて、データ記憶部38に記憶されている患者IDを検査センタ用IDに変換する(ステップS13)。即ち、参照されたID変換パターンに基づいて、例えば、医療機関Aの4桁のコードからなる患者IDに医療機関Aを表す4桁のコードからなる施設番号及び4桁のコードで表される血液の受付日を付加し、12桁のコードからなる検査センタ用IDに変換する。
次に、ステップS13において変換された検査センタ用IDを、ICタグライタ36からアンテナ28を介して送信する(ステップS14)。即ち、アンテナ28を介してアダプタ27の筒状の壁部の内側に形成された空間29に検査センタ用IDのデータを送信し、アダプタ27が接続された採血管外筒20の採血管挿入部22に採血管2が挿入された際には、採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に検査センタ用IDを書き込める状態とする。
次に、アダプタ27の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して採血管外筒20の採血管挿入部22に採血管2を挿入し、患者から血液を採取する。即ち、採血管外筒20の採血管挿入部22に、採血管挿入部22の内部側の注射針26の端部が蓋部6を貫通するまで採血管2を挿入する。ここで、採血管2の収容部4は、減圧した状態で蓋部6により開口部が閉じられている。従って、採血管挿入部22の内部側の注射針26の端部を蓋部6に貫通させることによって、圧力差により患者から血液が採取される。
また、採血を行うためにアダプタ27が接続された採血管外筒20の採血管挿入部22に採血管2が挿入された場合には、変換された検査センタ用IDが採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に書き込まれる(ステップS15)。即ち、アンテナ28の通信可能距離は、採血管外筒20にアダプタ27が接続され、アダプタ27の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して採血管挿入部22に採血管2が挿入された場合に、採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に対して情報の送受信を行うことができる程度に調整されている。そのため、採血管挿入部22に採血管2が挿入された際に、アダプタ27の筒状の壁部に埋め込まれたアンテナ28を介してICタグ8に対して検査センタ用IDのデータが送信され、検査センタ用IDが書き込まれる。
採血が終了し、ICタグ8に検査センタ用IDが書き込まれると、採血管外筒20から採血管2が取り外される。採血管外筒20は、更にアダプタ27から取り外されて廃棄される。また、アダプタ27は、次の患者の採血を行う際に用いられる。
なお、採取された血液は、検査の依頼内容を記載した検査依頼書と共に検査センタに搬送される。検査センタにおいては、搬入された血液とその血液の検査依頼内容を記載した検査依頼書とが存在することを確認した後に、受付処理を行い、その後、検査依頼書に記載されている依頼内容に基づいて血液の検査を行う。
この第1の実施の形態によれば、採血が行われている患者のリストバンド等から読み取られた患者IDを変換した検査センタ用IDが、採血管の収容部に収容されているICタグに書き込まれている。従って、血液を採取された患者を識別するための情報を記録したICタグが、採取された血液と共に採血管の収容部に収容されているため、患者又は採取された血液の取り違え事故等を適切に防止することができる。
また、この第1の実施の形態によれば、複数回の使用が可能なアダプタ27にアンテナ28を備え、アダプタ27に備えられたアンテナ28とICタグ8との間で情報の送受信を行うため、使い捨ての採血管外筒20を用いても採血を行った患者等を確実に識別することができる。
また、この第1の実施の形態によれば、採血管の収容部にICタグが収容されているため、検査が行われた後に、採血管からICタグを取り出し、必要な洗浄滅菌を施すことにより、容易にICタグを再利用することができる。
また、この第1の実施の形態によれば、採血管の収容部に収容されているICタグが、採血管の収容部を形成している素材と同一の素材によりコーティングされている。そのため、血液の性状に影響を与えることがなく、従来の検査体制を変更せずに容易にこの実施の形態に係る採血システムを導入することができる。
また、この第1の実施の形態によれば、アダプタの筒状の壁部に埋め込まれているアンテナは、採血管外筒の採血管挿入部に採血管が挿入された際に、採血管の収容部に収容されているICタグに対して情報の送受信が可能となるように通信距離が調整されている。従って、採血管外筒の周辺に用意されている採血管のICタグに対しては、情報の送受信が行われることがない。そのため、採血を行うために採血管外筒の採血管挿入部に挿入された採血管のICタグに対してのみ情報の書き込みを行うことができる。
また、この第1の実施の形態によれば、各医療機関において患者に付されている患者IDを、検査センタ用IDに変換してICタグに書き込んでいる。従って、血液を搬入された検査センタにおいては、ICタグを用いて迅速、かつ、容易に血液の管理を行うことができる。
また、この発明に係る採血システムによれば、採血管外筒の採血管挿入部に採血管を挿入した際に、バーコードリーダにより読み取られた情報が採血管の収容部内に備えられたICタグに書き込まれている。従って、採血を行う際に、採取された血液を識別するための情報を、採取された血液が収容される採血管の収容部内に備えられたICタグに書き込むことができ、患者又は血液の取り違え事故を確実に防止することができる。
また、アダプタの壁部に備えられているアンテナは、採血管外筒の採血管挿入部に採血管が挿入された場合に、採血管の収容部内に備えられているICタグに対して情報の送受信が可能となる。そのため、患者から採取される血液を収容する採血管の収容部内に備えられているICタグにのみ、血液を識別するための情報を書き込むことができる。
また、血液を採取する機関において用いられる識別情報を検査機関において用いられる検査機関識別情報に変換し、採血管の収容部内に備えられているICタグに書き込んでいる。従って、検査機関においては、複数の機関から血液が搬入された場合であっても、統一的な検査機関識別情報に基づいて迅速、かつ、容易に血液の管理を行うことができる。
次に、第2の実施の形態に係る採血システムについて説明する。この第2の実施の形態に係る採血管外筒は、第1の実施の形態のように、外壁に形成されたねじ山を用いてアダプタに接続することに代えて、採血管外筒の端部に設けられたフランジを用いてアダプタに接続できるようにしたものである。従って、第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なる部分について詳細に説明し、重複する部分については適宜説明を省略する。
図7は、第2の実施の形態に係る採血管外筒、及び採血時に採血管外筒に接続されるアダプタの一例を示す図である。図7に示すように、この採血管外筒42は、一端に閉部を有し、他端に開口部を有する円筒状の採血管挿入部22を備えている。採血管挿入部22の閉部には、注射針26を装着することができる注射針装着部24が設けられており、開口部側の他端には、採血時に指を掛けるための略円環状のフランジ42aが設けられている。また、注射針26は、一方の端部が注射針装着部24を貫通して、採血管挿入部22内に位置するように採血管外筒42に装着されている。
アダプタ47は、採血管外筒42よりも大きな口径を有する筒状の部材である。アダプタ47の一方の開口部の近傍の筒状の壁部の内壁には、フランジ42aと螺合する複数のねじ山47aが形成されている。また、アダプタ47の筒状の壁部の対向する2箇所には、ICタグ8に対して情報の送受信を行うコイル状のアンテナ28が埋め込まれている。
ここで、アンテナ28がICタグ8に対して情報の送受信を行うことができる通信可能距離は、一定の範囲に調整されている。即ち、採血管外筒42にアダプタ47を接続し、アダプタ47の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して採血管挿入部22に採血管2が挿入された場合に、採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に対して情報の送受信を行うことができる程度に通信距離が調整されている。
なお、採血は、採血管外筒42にアダプタ47を接続した状態で、採血管外筒42に装着された注射針26の採血管外筒の外部側の端部を患者の血管に刺した後、アダプタ47の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して採血管挿入部22に採血管2を挿入することにより行われる。
次に、図5のフローチャートを参照して第2の実施の形態に係る採血システムにおける処理について説明する。
まず、図7に示す採血管外筒42のフランジ42aの位置に、アダプタ47の内壁に形成されたねじ山47aの位置を合わせる。次に、アダプタ47を筒の中心軸(図示せず)周りに回動させ、図8に示すように、フランジ42aにねじ山47aを螺合させて採血管外筒42にアダプタ47を接続する。
次に、採血管外筒42にアダプタ47が接続された状態で、採血管外筒42に装着された注射針26の外部側の端部を患者の血管に刺す。そして、バーコードに記録されている患者IDを読み取り(ステップS10)、読み取った患者IDをデータ記憶部38に記憶する(ステップS11)。
次に、患者IDを検査センタ用IDに変換するために、ID変換テーブル40に記憶されている変換パターンを参照し(ステップS12)、参照された変換パターンに基づいて、データ記憶部38に記憶されている患者IDを検査センタ用IDに変換する(ステップS13)。
次に、ステップS13において変換された検査センタ用IDを、ICタグライタ36からアンテナ28を介して送信する(ステップS14)。即ち、アンテナ28を介してアダプタ47の筒状の壁部の内側に形成された空間29に検査センタ用IDのデータを送信し、アダプタ47が接続された採血管外筒42の採血管挿入部22に採血管2が挿入された際には、採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に検査センタ用IDを書き込める状態とする。
次に、図8に示すように、フランジ42aに取付けられたアダプタ47の筒状の壁部の内側に形成された空間29を介して、採血管外筒42の採血管挿入部22に採血管2を挿入する。採血管2は、図9に示すように、採血管挿入部22の内部側の注射針26の端部が蓋部6を貫通するまで採血管挿入部22に挿入する。
ここで、採血管2の収容部4は、減圧した状態で蓋部6により開口部が閉じられているため、採血管挿入部22の内部側の注射針26の端部を蓋部6に貫通させることによって、圧力差により患者から血液が採取される。
また、採血を行うためにアダプタ47が接続された採血管外筒42の採血管挿入部22に採血管2が挿入された場合には、変換された検査センタ用IDが採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に書き込まれる(ステップS15)。即ち、アンテナ28の通信可能距離は、採血管挿入部22に採血管2が挿入された場合に、採血管2の収容部4に収容されているICタグ8に対して情報の送受信を行うことができる程度に調整されている。そのため、採血管挿入部22に採血管2が挿入された際に、アダプタ47の筒状の壁部に埋め込まれたアンテナ28を介してICタグ8に対して検査センタ用IDのデータが送信され、検査センタ用IDが書き込まれる。
採血が終了し、ICタグ8に検査センタ用IDが書き込まれると、採血管外筒42から採血管2が取り外される。採血管外筒42は、更にアダプタ47から取り外されて廃棄される。また、アダプタ47は、次の患者の採血を行う際に用いられる。
なお、採取された血液は、検査の依頼内容を記載した検査依頼書と共に検査センタに搬送される。検査センタにおいては、搬入された血液とその血液の検査依頼内容を記載した検査依頼書とが存在することを確認した後に、受付処理を行い、その後、検査依頼書に記載されている依頼内容に基づいて血液の検査を行う。
この第2の実施の形態によれば、採血が行われている患者のリストバンド等から読み取られた患者IDを変換した検査センタ用IDが、採血管の収容部に収容されているICタグに書き込まれている。従って、血液を採取された患者を識別するための情報を記録したICタグが、採取された血液と共に採血管の収容部に収容されているため、患者又は採取された血液の取り違え事故等を適切に防止することができる。
また、複数回の使用が可能なアダプタ47にアンテナ28を備え、アダプタ47に備えられたアンテナ28とICタグ8との間で情報の送受信を行うため、市販されている使い捨ての採血管外筒42を用いた場合においても採血を行った患者等を確実に識別することができる。
なお、上述の各実施の形態に係る採血システムにおいては、バーコードに記録されている患者IDをバーコードリーダを介して読み取り、検査センタ用IDに変換してICタグに書き込んでいるが、その他の情報を更にICタグに書き込むようにしてもよい。例えば、タグ書込装置が通信を制御する通信制御部を更に備え、医療機関内に設置されている医療機関システムから送信される検査の依頼内容を示す検査依頼情報を受信し、受信した検査依頼情報をICタグに書き込むようにしてもよい。この場合には、検査依頼書に記載される内容がICタグに書き込まれているため、血液と検査依頼書とを一体として検査センタに搬送することができる。
また、上述の各実施の形態に係る採血管システムにおいては、患者のリストバンド等から読み取られた患者IDを変換した検査センタ用IDをICタグに書き込んでいるが、血液の検査内容が記載された検査依頼書のIDをICタグに書き込むようにしてもよい。例えば、検査依頼書に、検査依頼書を識別するための検査依頼書IDを記録したバーコードが付されている場合には、バーコードリーダを介して検査依頼書に付されたバーコードに記録されている検査依頼書IDを読み取り、ICタグに書き込むようにしてもよい。
また、上述の各実施の形態においては、採血管のICタグを採血管を形成する素材と同一の素材でコーティングしているが、同一の素材に限らず、採血管に収容される血液の性状に影響を与えない素材、例えば、PET(polyethylene terephthalate)等によりICタグをコーティングするようにしてもよい。
また、上述の第1の実施の形態において、必ずしもねじ山20aとラグ27aを螺合させて採血管外筒20とアダプタ27を接続する必要はない。例えば、採血管外筒20の外壁に溝を形成し、溝にラグ27aを係合させて採血管外筒20とアダプタ27を接続してもよい。
また、上述の第2の実施の形態において、フランジ42aにねじ山47aを螺合させて採血管外筒42にアダプタ47を接続せず、他の方法を用いて採血管外筒42にアダプタ47を接続してもよい。
また、上述の第2の実施の形態においては、採血管外筒42の開口部の周囲にフランジ42aが形成されている場合を例に説明しているが、フランジ42aは開口部の近傍に形成されていてもよい。
また、上述の各実施の形態においては、アダプタの筒状の壁部にアンテナ28が埋め込まれているが、アンテナ28は、壁部に貼り付けるなど他の方法でアダプタに備えられていてもよい。
また、上述の各実施の形態において、ICタグ8を収容部4の壁部に貼り付けてもよく、必ずしも収容部4の内部にICタグ8を収容する必要はない。
2…採血管、4…収容部、6…蓋部、8…ICタグ、10…シート、12…ICタグ本体、20…採血管外筒、20a…ねじ山、22…採血管挿入部、24…注射針装着部、26…注射針、27…アダプタ、27b…ラグ、28…アンテナ、30…タグ書込装置、32…データ制御部、34…バーコードリーダ、36…ICタグライタ、38…データ記憶部、40…ID変換テーブル、42…採血管外筒、42a…フランジ、47…アダプタ、47a…ラグ

Claims (8)

  1. 一端に閉部を有し他端に開口部を有する筒状の採血管挿入部と、前記閉部に装着された注射針とを備える採血管外筒に接続される筒状のアダプタであって、
    前記アダプタの筒状の壁部の内側に形成された空間を介して前記採血管挿入部に挿入される採血管に備えられたICタグに対して情報の送受信を行うためのアンテナを前記筒状の壁部に備え、
    前記筒状の壁部の内壁に前記採血管外筒の前記開口部の周囲または前記開口部近傍に形成されたフランジと係合する係合部を有することを特徴とするアダプタ。
  2. 前記アンテナが前記筒状の壁部に埋め込まれていることを特徴とする請求項記載のアダプタ。
  3. 一端が閉じ他端に開口部を有する筒状の収容部と、前記収容部を減圧した状態で前記開口部を閉じる蓋部と、ICタグとを備える採血管と、
    一端に閉部を有し他端に開口部を有する筒状の採血管挿入部と、前記閉部に装着された注射針とを備える採血管外筒と、
    前記ICタグに対して情報の送受信を行うためのアンテナを筒状の壁部に有し、前記筒状の壁部の内壁に前記採血管外筒の前記開口部の周囲または前記開口部近傍に形成されたフランジと係合する係合部を有し、前記採血管外筒に接続されるアダプタと、
    前記アダプタが接続された前記採血管外筒の前記採血管挿入部に前記アダプタの前記筒状の壁部の内側に形成された空間を介して前記採血管が挿入された際に、前記アダプタの前記筒状の壁部に備えられた前記アンテナから前記採血管に備えられた前記ICタグに対して情報を送信し、前記ICタグに書き込むICタグライタを備え、
    前記注射針の前記採血管挿入部側の端部を前記採血管の蓋部に貫通させることにより血液を採取することを特徴とする採血システム。
  4. バーコードに記録されている情報を読み取るバーコードリーダを備え、
    前記アダプタが接続された前記採血管外筒の採血管挿入部に前記アダプタの筒状の壁部の内側に形成された空間を介して前記採血管が挿入された際に、前記バーコードリーダにより読み取られた情報を、前記アダプタの前記筒状の壁部に備えられた前記アンテナを介して前記採血管に備えられた前記ICタグに書き込むことを特徴とする請求項3記載の採血システム。
  5. 血液を採取した各機関において用いられている識別情報を、前記血液の検査を依頼された検査機関において用いられる検査機関用識別情報に変換するための変換パターンを記憶する変換パターンテーブルと、
    前記変換パターンテーブルを参照して、前記バーコードリーダにより読み取られた前記識別情報を前記検査機関用識別情報に変換する識別情報変換手段と
    を更に備え、
    前記ICタグライタは、前記識別情報変換手段により変換された前記検査機関用識別情報を前記アダプタの前記筒状の壁部に備えられた前記アンテナを介して前記採血管に備えられたICタグに書き込むことを特徴とする請求項記載の採血システム。
  6. 前記ICタグは、前記収容部に収容される血液の性状に影響を与えることがない素材によりコーティングされていることを特徴とする請求項〜請求項の何れか一項に記載の採血システム。
  7. 前記素材は、前記収容部を形成する素材と同一の素材であることを特徴とする請求項記載の採血システム。
  8. 前記アンテナは、前記アダプタの前記筒状の壁部に埋め込まれていることを特徴とする請求項〜請求項の何れか一項に記載の採血システム。
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