JP6507758B2 - 通信モジュール及び通信制御方法 - Google Patents
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Description
第1の通信規格で、第1の周波数帯域を使用して第1の通信を行う第1の通信回路と、
前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で、前記第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域を使用して第2の通信を行う第2の通信回路と、
前記第1の通信と前記第2の通信とに共用される単一のアンテナと、
前記第1の通信による通信信号が通過する第1の配線と、
前記第2の通信による通信信号が通過する第2の配線と、
を有し、
前記第1の通信回路又は前記第2の通信回路は、前記第1の配線と前記第2の配線との間の容量カップリングが、前記第2の配線を通信信号が通過しているときに、前記第1の配線に、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知可能な大きさの特定信号が誘起される値となるように互いに近接された近接領域を有することを特徴とする。
複数の互いに異なる通信規格で通信を行うときの通信制御方法であって、
第1の通信規格で、第1の周波数帯域を使用して第1の通信を行う第1の通信回路、及び、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で、前記第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域を使用して第2の通信を行う第2の通信回路と、前記第1の通信と前記第2の通信とで共有する単一のアンテナと、を用いて前記第1の通信と前記第2の通信とを行う際に、
前記第1の通信による通信信号が通過する第1の配線と、前記第2の通信による通信信号が通過する第2の配線と、の間の容量カップリングにより、前記第2の配線を通信信号が通過しているときに前記第1の配線に誘起される特定信号に基づいて、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知することを特徴とする。
(通信モジュール)
図1は、本発明に係る通信モジュールの一実施形態を示す概略ブロック図である。
図2は、本実施形態に係る通信モジュールに適用されるAFH変調処理を説明するための概略図である。図2(a)は、BT通信と無線LAN通信における典型的な周波数スペクトラムを示す図であり、図2(b)は、AFH変調処理により生成された使用チャネルのホッピングパターンを示す周波数スペクトラムである。
図3は、本実施形態に係る通信モジュールに適用される配線パターンの一例を示す概略構成図である。図3(a)は、本実施形態に適用される配線パターンを示す図であり、図3(b)は、比較例となる配線パターンを示す図である。
次に、本実施形態に係る通信モジュールにおける通信制御方法(通信制御処理)について説明する。ここでは、上述した通信モジュールの構成、及び、BT通信と無線LAN通信間の干渉検知方法を適宜参照しながら説明する。
図5は、本実施形態に係る通信モジュールにおける通信制御方法の一例を示すフローチャートである。
図6は、本実施形態に係る通信モジュールを適用した電子機器の適用例を示す概略構成図である。
上述した実施形態に示した通信モジュール100は、接続対象となっている外部機器と直接、あるいは、ネットワーク等を介して、各種のデータや信号の送受信を行うための複数の通信規格に対応した無線通信機能を備えた電子機器に良好に搭載することができる。具体的には、例えば図6(a)に示すようなスマートフォンやタブレット端末等の電子機器200Aや、図6(b)に示すようなスポーツウォッチ等のウェアラブル端末200B、その他、図示を省略したノートパソコンやデジタルカメラ等の、携帯型や可搬型であって実装スペースの制約を受ける電子機器に良好に適用することができる。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]
第1の通信規格で、第1の周波数帯域を使用して第1の通信を行う第1の通信回路と、
前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で、前記第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域を使用して第2の通信を行う第2の通信回路と、
前記第1の通信と前記第2の通信とに共用される単一のアンテナと、
前記アンテナで受信された前記第1の通信による受信信号が通過する受信用配線と、
前記アンテナに供給する前記第2の通信における送信信号が通過する送信用配線と、
を有し、
前記第1の通信回路又は前記第2の通信回路は、前記受信用配線と前記送信用配線との間の容量カップリングが、前記送信用配線を送信信号が通過しているときに、前記受信用配線に、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知可能な大きさの特定信号が誘起される値となるように互いに近接された近接領域を有することを特徴とする通信モジュール。
前記第1の通信回路又は前記第2の通信回路と前記アンテナとの接続を切り替える切替回路を有し、
前記第1の通信回路と前記第2の通信回路と前記切替回路は、単一の基板上に搭載され、
前記受信用配線は、前記第1の通信回路と前記切替回路とを接続する信号配線であり、前記送信用配線は、前記第2の通信回路と前記切替回路とを接続する信号配線であることを特徴とする[1]に記載の通信モジュール。
前記近接領域における前記容量カップリングの値は、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉により、前記第1の通信で使用する周波数帯域の全域で当該通信ができなくなる値よりも小さく、かつ、前記第2の通信で使用する周波数帯域を回避するように、前記第1の通信で使用する周波数帯域を設定することができなくなる値よりも大きい値に設定されることを特徴とする[1]又は[2]に記載の通信モジュール。
前記第1の通信回路は、前記特定信号を、前記受信用配線を介して受信することにより前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知して、少なくとも前記第2の通信で使用する周波数帯域を回避するように、前記第1の通信で使用する周波数帯域を調整することを特徴とする[1]乃至[3]のいずれかに記載の通信モジュール。
前記第1の通信回路おける、前記第1の通信で使用する周波数帯域を調整する機能は、AFH変調機能であることを特徴とする[4]に記載の通信モジュール。
前記第1の通信は、ブルートゥース通信であり、前記第2の通信は、無線LAN通信であり、
前記第1の通信及び前記第2の通信は、2.4GHzの周波数帯域を使用していることを特徴とする[1]乃至[5]のいずれかに記載の通信モジュール。
複数の互いに異なる通信規格で通信を行うときの通信制御方法であって、
第1の通信規格で、第1の周波数帯域を使用して第1の通信を行う第1の通信回路、及び、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で、前記第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域を使用して第2の通信を行う第2の通信回路と、前記第1の通信と前記第2の通信とで共有する単一のアンテナと、を用いて前記第1の通信と前記第2の通信とを行う際に、
前記アンテナで受信された前記第1の通信による受信信号が通過する受信用配線と、前記アンテナに供給される前記第2の通信における送信信号が通過する送信用配線と、の間の容量カップリングにより、前記送信用配線を送信信号が通過しているときに前記受信用配線に誘起される特定信号に基づいて、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知することを特徴とする通信制御方法。
110 アンテナ
120 FEM
130 BT IC
140 WLAN IC
150 演算回路部
200A、200B 電子機器
LN1、LN3 送信用配線
LN2、LN4 受信用配線
Claims (11)
- 第1の通信規格で、第1の周波数帯域を使用して第1の通信を行う第1の通信回路と、
前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で、前記第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域を使用して第2の通信を行う第2の通信回路と、
前記第1の通信と前記第2の通信とに共用される単一のアンテナと、
前記第1の通信による通信信号が通過する第1の配線と、
前記第2の通信による通信信号が通過する第2の配線と、
を有し、
前記第1の通信回路又は前記第2の通信回路は、前記第1の配線と前記第2の配線との間の容量カップリングが、前記第2の配線を通信信号が通過しているときに、前記第1の配線に、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知可能な大きさの特定信号が誘起される値となるように互いに近接された近接領域を有することを特徴とする通信モジュール。 - 前記第1の通信回路又は前記第2の通信回路と前記アンテナとの接続を切り替える切替回路を有し、
前記第1の配線は、前記第1の通信回路と前記切替回路とを接続する信号配線であり、前記第2の配線は、前記第2の通信回路と前記切替回路とを接続する信号配線であることを特徴とする請求項1に記載の通信モジュール。 - 前記近接領域における前記容量カップリングの値は、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉により、前記第1の通信で使用する周波数帯域の全域で当該通信ができなくなる値よりも小さく、かつ、前記第2の通信で使用する周波数帯域を回避するように、前記第1の通信で使用する周波数帯域を設定することができなくなる値よりも大きい値に設定されることを特徴とする請求項1又は2に記載の通信モジュール。
- 前記第1の通信回路は、前記特定信号を、前記第1の配線を介して通信することにより前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知して、少なくとも前記第2の通信で使用する周波数帯域を回避するように、前記第1の通信で使用する周波数帯域を調整することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の通信モジュール。
- 前記第1の通信回路おける、前記第1の通信で使用する周波数帯域を調整する機能は、AFH変調機能であることを特徴とする請求項4に記載の通信モジュール。
- 前記第1の通信は、ブルートゥース(登録商標)通信であり、前記第2の通信は、無線LAN通信であり、
前記第1の通信及び前記第2の通信は、2.4GHzの周波数帯域を使用していることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の通信モジュール。 - 前記第1の配線は、前記第1の通信による受信信号が通過する受信用の配線であることを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の通信モジュール。
- 前記第2の配線は、前記第2の通信による送信信号が通過する送信用の配線であることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の通信モジュール。
- 前記第1の通信回路と前記第2の通信回路とは、単一の基板上に搭載されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の通信モジュール。
- 前記第1の通信回路と前記第2の通信回路と前記切替回路とのうち、少なくともいずれか2つは、単一の基板上に搭載されることを特徴とする請求項2に記載の通信モジュール。
- 複数の互いに異なる通信規格で通信を行うときの通信制御方法であって、
第1の通信規格で、第1の周波数帯域を使用して第1の通信を行う第1の通信回路、及び、前記第1の通信規格とは異なる第2の通信規格で、前記第1の周波数帯域に含まれる第2の周波数帯域を使用して第2の通信を行う第2の通信回路と、前記第1の通信と前記第2の通信とで共有する単一のアンテナと、を用いて前記第1の通信と前記第2の通信とを行う際に、
前記第1の通信による通信信号が通過する第1の配線と、前記第2の通信による通信信号が通過する第2の配線と、の間の容量カップリングにより、前記第2の配線を通信信号が通過しているときに前記第1の配線に誘起される特定信号に基づいて、前記第1の通信と前記第2の通信との間の干渉を検知することを特徴とする通信制御方法。
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