JP6481402B2 - Ledモジュール及びled照明装置 - Google Patents

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Description

本発明は、LEDモジュール及びLED照明装置に関する。
特許文献1は、自動点滅回路を備えるLED照明装置を開示する。このLED照明装置は、整流回路の出力側に接続されるLED集合体と、LED集合体への通電を制御するLED駆動手段と、検出されるLED照度及び入力電圧に基づいてLED駆動手段に通電する電流値を制限する入力制御手段とを備える。更に、LED照明装置には、LED照明装置内部の温度異常を検出することによってLED集合体の点灯を停止するように構成された保護素子及び保護スイッチング素子からなる保護回路が設けられる。保護素子には、高温になると電気抵抗が上昇するPTCサーミスタ等が利用される。LED照明装置内の温度が異常に上昇した際に、保護素子の抵抗値が上昇すると、保護スイッチング素子がOFFからONに切り替わり、LED電流が保護スイッチング素子に分流され、LED駆動手段によるLED部の点灯がOFFされるように構成される。
特開2012−139971号公報
しかし、特許文献1の構成によると、LED部を構成するLED回路と、LED駆動手段を構成する点灯回路と、これらを保護するための保護回路とが一体的に形成されている。そのため、LEDモジュールと点灯装置(電源装置)とが別置されるような構成に上記の保護回路を適用しようとすると、LEDモジュールと点灯装置との間に多数の複雑な配線が必要となり、現実的な実施とはならない。また、既存の点灯装置に後から接続されるLEDモジュールに上記の保護回路を適用することはできない。また更に、保護動作において、LED電流が保護スイッチング用のトランジスタに分流されるため、このトランジスタでの損失のために装置全体の効率が低下するという問題があった。
そこで、本発明は、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュール及びLED照明装置において、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール又は点灯装置の異常保護を可能とし、かつ異常保護状態での損失を低減することを課題とする。
本発明の第1の形態による、第1及び第2の端子を有するLEDモジュールは、第1の端子と第2の端子の間に直列接続されたLED及びスイッチング素子と、LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合にスイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路とを備える。
上記構成によると、LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に、LEDに直列接続されたスイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路が設けられる。これにより、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュールにおいて、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール又はLEDモジュールに接続される点灯装置の異常保護が可能となる。また、異常保護動作において、PWM制御回路によってLED及びスイッチング素子がPWM駆動により間欠的に通電されるため、異常保護状態での損失低減が可能となる。
本発明の第2の形態によるLED照明装置は、第1の端子を有するLEDモジュール及び第2の端子を有するPWMモジュールを備える。LED照明装置は、LEDモジュールに含まれ、第1の端子にアノード端が接続されたLEDと、PWMモジュールに含まれ、LEDのカソード端と第2の端子の間に接続されたスイッチング素子と、温度検出素子を有し、LEDモジュールの温度を検出するように構成され、温度検出素子がLEDモジュールに含まれ、残余の部分がPWMモジュールに含まれた温度検出回路と、PWMモジュールに含まれ、温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合にスイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路とを備える。
上記構成によると、LED及び温度検出素子が含まれるLEDモジュールと、LEDに接続されたスイッチング素子が含まれるPWMモジュールが設けられる。そして、温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合にスイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路が、PWMモジュールに実装される。これにより、点灯装置から独立して構成されたLEDモジュールを含むLED照明装置において、点灯装置との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール又はLEDモジュールに接続される点灯装置の異常保護が可能となる。また、LEDだけが実装された既存のLEDモジュールに対しても、簡素な付加構成によって上記の効果が得られる。また、異常保護動作において、PWM制御回路によってLED及びスイッチング素子がPWM駆動により間欠的に通電されるため、異常保護状態での損失低減が可能となる。
上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置において、PWM駆動のオンデューティが検出温度の増加に対して減少するように温度検出回路及びPWM制御回路が構成される。これにより、検出温度が高くなるほどLED及びスイッチング素子の通電量が低減され、夜間点灯用のLEDモジュールが昼間に誤点灯された場合等のように高温でかつ照度不要な状況に、より消費電力を低下させて好適な保護状態を得ることができる。
また、検出温度が異常閾値よりも高い上限閾値以上である場合に、スイッチング素子がオフ状態となるように構成される。これにより、LEDモジュールの温度がより高い場合に、スイッチング素子及びLEDがオフ状態となるように構成されるので、異常保護機能が強化される。
また、上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置のPWMモジュールが、検出温度が異常閾値以下の待機閾値未満である場合にPWM制御回路の動作を停止させる制御停止回路と、PWM制御回路の動作停止状態においてスイッチング素子をオン状態に維持するための回路とを更に備えるようにしてもよい。これにより、LEDの通常点灯時にはPWM制御回路が停止され、省電力化が可能となる。
また、上記第1の形態のLEDモジュール又は第2の形態のLED照明装置のPWMモジュールが、検出温度が異常閾値よりも高い待機閾値を超える場合にPWM制御回路の動作を停止させる制御停止回路と、PWM制御回路の動作停止状態においてスイッチング素子をオフ状態に維持するための回路とを更に備えるようにしてもよい。これにより、LEDの消灯時又はLEDモジュールの高温時にはPWM制御回路が停止され、更なる省電力化及び保護の強化が可能となる。
また、PWM制御回路が、PWM駆動におけるスイッチング周波数として、PWM駆動によるLEDの点滅を視認可能とする低速点滅周波数を適用するように構成されていてもよい。このように、PWM駆動時において、LEDが低速点滅周波数によって点滅される構成によって、ユーザへの異常報知が可能となる。
更に、PWM制御回路が、PWM駆動におけるスイッチング周波数として、検出温度が所定の切換閾値未満である場合に、PWM駆動によるLEDの点滅を視認不能とする高速点滅周波数を適用し、検出温度が切換閾値以上の場合に、低速点滅周波数を適用するように構成されることが好ましい。これにより、LEDモジュールがより高温となった場合に、低速点滅周波数によるLEDの点滅によって異常が報知される。したがって、ユーザはLEDモジュール等の異常を適時に把握することができる。
ここで、上記の低速点滅周波数は0.2Hz以上10Hz以下であればよい。これにより、LEDのPWM駆動、すなわち点滅による異常報知が適正化される。
本発明の第1の実施形態によるLEDモジュールを示すブロック図である。 実施形態1AにおけるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1AにおけるLEDモジュールの動作を説明する図である。 実施形態1BによるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1BによるLEDモジュールの動作を説明する図である。 実施形態1CによるLEDモジュールの回路構成を示す図である。 実施形態1CによるLEDモジュールの動作を説明する図である。 実施形態1DによるLEDモジュールの動作を説明する図である。 本発明の第2の実施形態によるLED照明装置を示すブロック図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の一構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の他の構成例を示す図である。 第2の実施形態におけるLED照明装置の他の構成例を示す図である。 本発明の変形例によるLEDモジュールの動作を説明する図である。
<第1の実施形態>
図1に、本発明の第1の実施形態によるLEDモジュール1のブロック図を示す。LEDモジュール1は点灯装置(電源装置又は安定器)5と別置される。LEDモジュール1は高電位側の端子T1及び低電位側の端子T2を有し、端子T1及びT2はそれぞれ点灯装置5の高電位出力端子T3及び低電位出力端子T4に配線W1及びW2を介して接続される。点灯装置5は、商用電源等の交流電源が入力されて所望の直流電流(LED電流)を出力するAC/DCコンバータであってもよいし、バッテリ等の直流電源が入力されて所望の直流電流(LED電流)を出力するDC/DCコンバータであってもよい。すなわち、点灯装置5からの直流電流がLEDモジュール1に供給される。
LEDモジュール1は、端子T1−T2間に、少なくともLED10、スイッチング素子20、温度検出回路30及びPWM制御回路40を備える。これらの回路要素は、例えば同一の基板に実装される。各回路素子がどの回路に属するかについての分類は説明の便宜上のものである。以下に、本実施形態の代表的な実施形態1A〜1Dを説明する。
<実施形態1A>
図2に、LEDモジュール1の回路構成を示す。以降において、端子T1と同電位の回路配線をラインL1といい、端子T2と同電位の回路配線をラインL2というものとする。また、端子T1及びT2は、配線W1及びW2がLEDモジュール1に接続されるノードを意味し、コネクタ、ソケット等で構成されていてもよいし、基板上に配置されたノードであってもよい。
LED10は、複数のLED素子11が直列接続されたLEDアレイからなり、LED10のアノード端は端子T1、すなわちラインL1に接続される。なお、上記のLEDアレイは、複数のLED素子11が直並列接続されたものであってもよい。
スイッチング素子20はLED10に直列接続され、本実施形態ではNPN型のMOSFETからなる。具体的には、スイッチング素子20のドレイン端子(入力端子)はLED10のカソード端に接続され、ソース端子(出力端子)は端子T2、すなわちラインL2に接続され、ゲート端子(制御端子)は後述するPWM制御回路40に接続される。なお、スイッチング素子20は、IGBT等であってもよく、この場合は、入力端子がコレクタ端子であり、出力端子がエミッタ端子となる。また、スイッチング素子20としてPNP型のMOSFETが用いられてもよい。この場合、端子T2にLED10のカソードが接続され、LED10のアノードと第1の端子の間にスイッチング素子20が接続され、対応するPWM制御回路40が適宜設定される。以降において、スイッチング素子20を、必要に応じてFET20ともいう。
温度検出回路30は、本実施形態では、温度検出素子であるPTC(正特性)サーミスタ31及び抵抗32の直列回路からなる。PTCサーミスタ31がラインL1に接続され、抵抗32がラインL2に接続され、ラインL1−L2間電圧のPTCサーミスタ31と抵抗32による分圧値がPWM制御回路40に入力される。周囲温度(本体温度)が上昇するとPTCサーミスタ31の抵抗値及び両端電圧が上昇することにより抵抗32の両端電圧(検出電圧)が減少し、これによりLEDモジュール1の温度上昇が検出される。すなわち、PWM制御回路40には、温度の増加に対して減少する検出電圧が入力される。
なお、温度検出回路30の構成は、図2に示すものに限られない。例えば、PTCサーミスタ31の代わりに、周囲温度(本体温度)が上昇すると抵抗値が減少するNTC(負特性)サーミスタを用いてもよい。この場合、PWM制御回路40には、温度の増加に対して増加する検出電圧が入力される。また、図2において、抵抗32の位置にPTCサーミスタ又はNTCサーミスタが接続され、PTCサーミスタ31の位置に抵抗が接続される構成としてもよい。要は、検出温度とPWM制御回路40の入力である検出電圧との間に相関関係があればよい。
LEDモジュール1の温度は、回路基板の温度であってもよいし、LED10の近傍の雰囲気温度であってもよい。また、LEDモジュール1が筐体に含まれる場合には、LEDモジュール1の温度は、その筐体内部又は外面のいずれかの箇所の温度であればよい。
ここで、LEDモジュール1(特に、LED10)において検出温度が異常閾値以上となる原因として、(1)LEDモジュール1が夜間のみに点灯される設定であるにもかかわらず、点灯装置5に別途接続される自動点滅器の誤作動又は故障により日中にLED10が点灯されてしまった場合が主に想定される。また、(2)点灯装置5の出力電流制御(例えば、定電流制御)に異常が発生し、LED10の定格電流を超える出力電流がLED10に投入されている場合、(3)LEDモジュール1の端子T1又はT2(あるいは、配線W1又はW2)が点灯装置5の出力端子に正しく接続されない場合(例えば、点灯装置5の入力端子に接続された場合等)に、LED10の定格を超える電流又は電圧がLED10に投入されている場合、(4)LEDモジュール1が、それに適合しない点灯装置(HID用安定器、銅鉄安定器、定格電流、定格電圧又は定格電力の過大なLED電源装置等)に接続された場合に、LED10の定格を超える電流、電圧又は電力がLED10に投入されている場合等も想定される。なお、上記のような異常が発生した状態においては、LEDモジュール1若しくは点灯装置5又はその両方が故障する可能性がある。
PWM制御回路40は、マイコン400及びその周辺回路並びに三端子レギュレータ410及びその周辺回路を備える。PWM制御回路40は、温度検出回路30によって検出される検出温度が異常閾値未満である場合にはFET20のオン状態を維持して通常点灯を行い、検出電圧が異常閾値以上である場合にFET20をPWM駆動するように構成される。PWM制御回路40では、三端子レギュレータ410によって制御電源Vcc(必要に応じて制御電圧Vccともいう)が生成され、マイコン400及びその周辺回路は制御電源Vccの供給を受けて動作する。
三端子レギュレータ410及びその周辺回路は、ラインL1−L2間の電圧から制御電源Vccを生成する定電圧生成回路を構成する。具体的には、入力端子INがラインL1に接続され、出力端子OUTが制御電源Vccとなり、グランド端子GNDはラインL2に接続される。入力端子INとグランド端子GND間にはコンデンサ411が接続され、出力端子OUTとグランド端子GND間にはコンデンサ412が接続される。なお、出力端子OUTと入力端子INの間に、出力端子OUTから入力端子INに向かう方向を順方向としてダイオードが接続されていてもよい。また、本実施形態では、制御電源Vccを生成する定電圧生成回路として、三端子レギュレータ410を用いる構成を示すが、定電圧生成回路はシリーズレギュレータ、シャントレギュレータ、リンギングレギュレータ等の他の形態の回路であってもよい。
マイコン400は、少なくとも電源端子Vs、グランド端子GND、入力端子P1及び出力端子P2を有する。マイコン400の周辺回路は、少なくともトランジスタ401、抵抗402及びダイオード403を含む。電源端子Vsは制御電源Vccに接続される。グランド端子GNDはラインL2に接続され、マイコン400はラインL2を基準電位として動作する。入力端子P1は、温度検出回路30の出力点、すなわちPTCサーミスタ31と抵抗32の接続点に接続され、検出電圧が入力される。入力端子P1と電源端子Vsの間にはマイコン保護用のダイオード403が接続される。出力端子P2はトランジスタ401の制御端子に接続される。トランジスタ401の入力端子はFET20のゲート端子に接続されるとともに、抵抗402を介して制御電源Vccに接続される。トランジスタ401の出力端子はラインL2に接続される。
なお、本明細書において、「トランジスタ」としてMOSFET又はバイポーラトランジスタのいずれかが適宜採用されるものとする。そして、トランジスタの「制御端子」、「入力端子」及び「出力端子」は、MOSFETについては、それぞれゲート端子、ドレイン端子及びソース端子を意味し、バイポーラトランジスタについては、それぞれベース端子、コレクタ端子及びエミッタ端子を意味するものとする。
マイコン400は、入力端子P1に入力される検出電圧(検出温度)に応じたオンデューティのPWM信号を生成し、そのPWM信号を出力端子P2から出力してトランジスタ401及びFET20を動作させる。なお、説明の便宜上、マイコン400で生成されて出力端子P2から出力されるPWM信号をPWM生成信号といい、トランジスタ401によって生成されてFET20のゲート電圧となるPWM信号をPWM駆動信号といい、これらを総称してPWM信号というものとする。図2から分かるように、本実施形態では、PWM駆動信号はPWM生成信号を反転したものとなる。マイコン400は、検出電圧に対するPWM駆動信号のオンデューティを、内部メモリに格納した参照テーブルに基づいて決定するように構成されていてもよいし、所定の演算式によって検出電圧からPWM駆動信号のオンデューティを演算するように構成されていてもよい。なお、マイコン400の出力端子P2からFET20を直接駆動できる場合には、トランジスタ401を省略して出力端子P2をFET20のゲート端子に接続し、出力端子P2からPWM駆動信号が出力されるようにすればよい。
なお、本実施形態においては、PWM駆動におけるスイッチング周波数、すなわちPWM信号の周波数は、100Hz以上100kHz以下程度であるものとする。スイッチング周波数が100Hz以上であれば、PWM駆動によるLED10の点滅が人間の視覚において視認されない。また、スイッチング周波数の上限値はPWM制御回路40(マイコン400)の能力、LEDモジュール1からの輻射ノイズ等を考慮して決定される。
図3(a)に、検出温度(横軸)に対するPWM駆動信号のオンデューティ(縦軸)の関係を示し、図3(b)に、例えば、オンデューティが75%の場合のLED10及びFET20に流れるLED電流波形を示す。図3(a)の実線Pに示すように、検出温度が異常閾値T1未満である場合にはPWM駆動信号のオンデューティは100%に制御される。すなわち、FET20のオン状態が維持され、LED10の通常点灯が行われる。検出温度が異常閾値T1以上で上限閾値T2未満の場合、PWM駆動信号のオンデューティは、検出温度の増加に対して減少するように構成される。検出温度が上限閾値T2以上の場合、PWM駆動信号のオンデューティは0%に制御される。すなわち、FET20のオフ状態が維持され、LED10は消灯される。なお、破線Qに示すようにPWM駆動信号のオンデューティの下限値は0%でなくてもよいし、点線Rに示すように上限閾値T2付近においてオンデューティが所定値から0%に急峻に低減されるようにしてもよい。図3(b)に示すように、PWM駆動時のLED電流は、ピーク値を定格値(点灯装置5の出力電流値)として、オンデューティをスイッチング周期に乗じたオン幅の矩形波となる。
ここで、例えば、自動点滅器の誤作動により昼間にLEDモジュール1が点灯されてしまった場合を想定する。LEDモジュール1が点灯すると、検出温度が徐々に上昇し、異常閾値T1を超えるとPWM制御回路40によってPWM駆動が開始される。本来点灯予定でない昼間の点灯であるので、PWM駆動によってLED10の平均照度が低下しても問題はない。PWM駆動によってLED10の通電が制限されることによって検出温度の上昇は所定温度(例えば、上限閾値T2未満の温度)で安定し得る。すなわち、LEDモジュール1の点灯状態は、異常閾値T1と上限閾値T2の間のいずれかの検出温度において、その検出温度に対応するオンデューティでの点灯に収束する。その後、夕刻となり、外気温度の低下に伴って検出温度が低下するにつれてオンデューティが上昇し、LED10の平均照度も増加していく。夜間となり、外気温度が本来想定されていた温度まで低下すると、検出温度が異常閾値T1未満となり、オンデューティ100%の通常点灯が行われる。
以上のように、本実施形態によるLEDモジュール1は、端子T1と端子T2の間に直列接続されたLED10及びFET20と、LEDモジュール1の温度を検出する温度検出回路30と、温度検出回路30によって検出される検出温度が異常閾値T1以上である場合にFET20をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路40を備える。これにより、点灯装置5から独立して構成されたLEDモジュール1において、点灯装置5との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール1又は点灯装置5の異常保護が可能な構成が提供される。また、異常保護動作として、PWM制御回路40によってLED10及びFET20がPWM駆動(すなわち、間欠通電)されるため、異常保護状態での損失低減が可能となる。
また、PWM駆動のオンデューティが検出温度の増加に対して減少するように温度検出回路30及びPWM制御回路40が構成され、検出温度が高くなるほどLED10及びFET20の平均通電量が低減される。したがって、LEDモジュール1が昼間に誤点灯された場合等のように、高温でかつ照度不要な期間には、消費電力を低下させて好適な保護状態を得ることができる。また更に、検出温度が異常閾値T1よりも高い上限閾値T2以上である場合に、FET20及びLED10をオフ状態(消灯)とするように構成されるので、異常保護機能が強化される。
<実施形態1B>
上記実施形態1Aでは、通常点灯時(オンデューティ100%時)にもPWM制御回路40が動作する構成を示したが、本実施形態では、通常点灯時にはPWM制御回路40の動作を停止させて省電力化を図る構成を示す。
図4に、本実施形態によるLEDモジュール1の回路構成を示す。図2に示した実施形態1Aと類似の構成には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施形態のLEDモジュール1は、LED10、FET20、温度検出回路30及びPWM制御回路40に加えて、制御停止回路45及びゲートオン回路46を備える。
温度検出回路30は、実施形態1Aと同様に、検出温度の増加に対して検出電圧が減少するように構成される。したがって、図4に図示する構成の他、抵抗32の代わりにNTCサーミスタが接続され、PTCサーミスタ31の代わりに抵抗が接続される構成が採用されてもよい。
制御停止回路45は、トランジスタ451及びツェナーダイオード452を含む。トランジスタ451の制御端子はツェナーダイオード452を介して温度検出回路30の出力点に接続され、出力端子はラインL2に接続され、入力端子は三端子レギュレータ410の制御端子Contに接続される。温度検出回路30の出力点とツェナーダイオード452のカソードの接続点と、マイコン400の入力端子P1との間には抵抗404が接続される。温度検出回路30の検出電圧とツェナーダイオード452のツェナー電圧の合計がトランジスタ451の動作閾値を超えると、トランジスタ451がオンし、三端子レギュレータ410の制御端子Contがグランド端子GNDに短絡される。
三端子レギュレータ410(例えば、新日本無線株式会社製のNJM2865)は、その制御端子Contがグランド端子GNDに短絡されると出力端子OUTからの出力を停止するように構成される。すなわち、トランジスタ451のオン状態においては、制御電源Vccは生成されず、マイコン400は非動作状態となる。なお、三端子レギュレータ410の制御端子Contと入力端子INの間には抵抗413が接続される。
したがって、異常閾値T1未満の検出温度に対応する検出電圧において、トランジスタ451がオンするように構成されることにより、LEDモジュール1の通常点灯時においてはPWM制御回路40の動作が停止される。そして、PWM制御回路40(マイコン400)が非動作状態である場合に、FET20は、後述のゲートオン回路46によってオン状態とされる。
ゲートオン回路46は、抵抗461及び462並びにツェナーダイオード463を含む。ラインL1−L2間に抵抗461及び462の分圧回路が接続され、その接続点がFET20のゲート端子に接続される。これにより、トランジスタ401がオフ状態である場合、抵抗462に発生する電圧(ツェナーダイオード463によってクランプされる場合にはその電圧)がFET20のゲート端子に入力される。すなわち、FET20は、トランジスタ401がオフの場合には抵抗462に発生する電圧によってオンされ、トランジスタ401がオンの場合にはオフされる。言い換えると、FET20は、マイコン400が動作している場合にはPWM信号に応じて駆動され、マイコン400が動作していない場合にはオン状態に維持される。
図5に、検出温度(横軸)に対するPWM制御回路40の動作(下段)状態及びPWM駆動信号のオンデューティ(上段)の関係を示す。検出温度が待機閾値Ta未満である場合には、トランジスタ451がオンしてPWM制御回路40の動作が停止され、ゲートオン回路46によってPWM駆動信号のオンデューティは100%に維持される。すなわち、PWM制御回路40の動作が停止された状態で、FET20のオン状態が維持され、LED10の通常点灯が行われる。待機閾値Taは異常閾値T1以下の任意の温度であればよい。検出温度が待機閾値Ta以上の場合の動作は実施形態1Aの場合と同様である。すなわち、検出温度が待機閾値Taで異常閾値T1未満の場合には、PWM駆動信号のオンデューティが100%に維持され、検出温度が異常閾値T1以上で上限閾値T2未満の場合には、PWM駆動信号のオンデューティは、検出温度の増加に対して減少するように構成される。検出温度が上限閾値T2以上の場合においては、PWM駆動信号のオンデューティは0%又は他の下限値に維持される。
以上のように、本実施形態によると、検出温度が待機閾値Ta(Ta≦T1)未満である場合にはPWM制御回路40の動作を停止させる制御停止回路45、及びPWM制御回路40の動作停止状態においてFET20をオン状態に維持するゲートオン回路46を備える。したがって、実施形態1Aにおける効果とともに、LED10の通常点灯時におけるPWM制御回路40の動作停止により、省電力化が実現される。
<実施形態1C>
上記実施形態1Aでは、消灯時(オンデューティ0%時)にもPWM制御回路40が動作する構成を示したが、本実施形態では、消灯時にPWM制御回路40の動作を停止させて省電力化及び保護の強化を図る構成を示す。
図6に、本実施形態によるLEDモジュール1の回路構成を示す。図2に示した実施形態1Aと類似の構成には同様の符号を付し、その詳細な説明を省略する。本実施形態のLEDモジュール1は、LED10、FET20、温度検出回路30及びPWM制御回路40に加えて、制御停止回路45及びゲートオフ回路47を備える。
温度検出回路30は、本実施形態では、NTCサーミスタ36及び抵抗37の直列回路からなる。NTCサーミスタ36がラインL1に接続され、抵抗37がラインL2に接続され、ラインL1−L2間電圧のNTCサーミスタ36と抵抗37による分圧値がPWM制御回路40に入力される。したがって、検出温度の増加に対して検出電圧も増加する。図6に図示する構成の他、抵抗37の代わりにPTCサーミスタが接続され、NTCサーミスタ36の代わりに抵抗が接続される構成が採用されてもよい。なお、PWM制御回路40が検出温度の上昇に対してPWM駆動信号のオンデューティを減少させる点では実施形態1Aと同様であるが、マイコン400における入力端子P1に入力される検出電圧の増減と出力端子P2からのPWM生成信号のオンデューティの増減と関係(論理)が実施形態1Aの場合と逆になる。
制御停止回路45及び三端子レギュレータ410の周辺の構成は、上記実施形態1Bと同様である。すなわち、温度検出回路30の検出電圧とツェナーダイオード452のツェナー電圧の合計がトランジスタ451の動作閾値を超えると、トランジスタ451がオンし、三端子レギュレータ410の制御端子Contがグランド端子GNDに短絡される。そして、三端子レギュレータ410の制御端子Contがグランド端子GNDに短絡されると出力端子OUTからの出力が停止する。このようにトランジスタ451がオンすると、制御電源Vccが生成されず、マイコン400は非動作状態となる。
したがって、上限閾値T2以上の検出温度に対応する検出電圧において、トランジスタ451がオンするように構成されることにより、LEDモジュール1がより高温となる消灯時においてはPWM制御回路40の動作が停止される。そして、PWM制御回路40(マイコン400)が非動作状態である場合に、FET20は、後述のゲートオフ回路47によってオフ状態とされる。
ゲートオフ回路47は、FET20のゲート端子とラインL2の間に接続された抵抗からなる(以下、「抵抗47」ともいう)。FET20は、トランジスタ401がオンの場合にはオフされ、トランジスタ401がオフの場合には抵抗402を介した制御電源Vccの供給によりオンされる。そして、マイコン400の非動作状態においては、トランジスタ401はオフ状態となるが、抵抗402を介した制御電源Vccの供給もなくなるため、FET20はオフ状態となる。すなわち、FET20は、マイコン400が動作している場合にはPWM信号に応じて駆動され、マイコン400が動作していない場合にはオフ状態に維持される。なお、抵抗47はなくても上記と同様の動作が期待される。この場合、本実施形態におけるゲートオフ回路47は、単に、FET20のゲート端子とトランジスタ401及び抵抗402との接続点までの配線によって構成される。ただし、マイコン400の動作停止時にFET20のゲート端子をオープン状態とせずに確実にラインL2の電位とするために、抵抗47が接続されていることが好ましい。
図7に、検出温度(横軸)に対するPWM制御回路40の動作(下段)状態及びPWM駆動信号のオンデューティ(上段)の関係を示す。本実施形態では、トランジスタ451がオンする待機閾値Tbは上限閾値T2以上であるものとする。検出温度が待機閾値Tb以下の場合の動作は実施形態1Aの場合と同様である。すなわち、検出温度が異常閾値T1未満である場合には、PWM駆動信号のオンデューティは100%に維持され、LED10の通常点灯が行われる。検出温度が異常閾値T1以上で上限閾値T2未満の場合、PWM駆動信号のオンデューティが、検出温度の増加に対して低減される。検出温度が上限閾値T2以上の場合には、PWM駆動信号のオンデューティは0%となり、LED10は消灯される。そして、検出温度が待機閾値Tbを超えると、トランジスタ451がオンしてPWM制御回路40は動作を停止する。PWM制御回路40が停止しても、ゲートオフ回路47により、PWM駆動信号のオンデューティは0%に維持される。
なお、本実施形態では、待機閾値Tbを上限閾値T2以上としたが、待機閾値Tbは上限閾値T2より低くてもよい(図7の点線参照)。これは、オンデューティが非常に小さい状態での減光点灯は、視覚的には消灯しているのと大差はなく、むしろLED10の消灯及びPWM制御回路40の動作停止により、省電力化を図った方がよい場合があることによる。また、極論すると、待機閾値Tbは異常閾値T1よりも高ければよい。これは、PWM駆動による低出力点灯を実行してもLEDモジュール1の温度が下がらない場合には、LED10の点灯及びPWM制御回路40の動作を早期に停止して、保護機能を強化した方がよいとの考え方に基づく。
以上のように、本実施形態のLEDモジュール1は、検出温度が待機閾値Tb(T1<Tb)を超える場合にPWM制御回路40の動作を停止させる制御停止回路45と、PWM制御回路40の動作停止状態においてFET20をオフ状態に維持するゲートオフ回路47とを備える。したがって、実施形態1Aにおける効果とともに、LED10の消灯時又はLEDモジュール1の高温時におけるPWM制御回路40の動作停止により、更なる省電力化及び保護の強化が実現される。
<実施形態1D>
上記実施形態1A〜1Cでは、PWM駆動におけるスイッチング周波数として、LED10の点滅を視認不能とする周波数が利用される構成を示したが、本実施形態では、LED10の点滅を視認可能とする周波数が利用される構成を示す。以降において、LED10の点滅を視認不能とする周波数を高速点滅周波数fHといい、LED10の点滅を視認可能とする周波数を低速点滅周波数fLという。本実施形態では、低速点滅周波数fLによるLED10の点滅により、異常状態がユーザに報知される。
本実施形態のLEDモジュール1の回路構成は、実施形態1A(図2)、実施形態1B(図4)又は実施形態1C(図6)の回路構成とは、マイコン400の動作が異なる以外は同様である。以降においては、説明の便宜上、実施形態1A(図2)と同様の回路構成に基づいて本実施形態を説明するが、本実施形態は、実施形態1B及び1Cにも同様に適用可能である。
本実施形態では、マイコン400は、検出温度が切換温度Tc未満である場合には、高速点滅周波数fHのPWM信号を生成し、検出温度が切換温度Tc以上である場合には、低速点滅周波数fLのPWM信号を生成する。なお、検出温度とPWM駆動信号のオンデューティとの関係は上記各実施形態1A〜1Cのいずれかと同様であればよい。
高速点滅周波数fHは概ね50Hz以上であればよい。このような周波数の点滅では、人間の視覚においては、光出力は平均化され、減光された連続光に見える。特に、100Hz以上の周波数では、光出力のちらつきが視認されず、ユーザにおいて違和感のない照明が得られる。したがって、高速点滅周波数fHは、100Hz以上であることが好ましい。また、前述したように高速点滅周波数fHの上限はPWM制御回路40の能力又はLEDモジュール1からの輻射ノイズを考慮して決定され、概ね100kHz以下であればよい。
低速点滅周波数fLは、LED10の点滅による異常の報知に適した周波数であればよい。具体的には、低速点滅周波数fLは、概ね、10Hz以下、好ましくは5Hz以下、より好ましくは2Hz以下である。例えば、低速点滅周波数fLが10Hz〜5Hz程度の範囲でのLED10の点滅は、一般のユーザには視認され難いが、意識的にLED10の点灯状態を観察する点検要員等には視認され得る。また、低速点滅周波数fLが5Hz〜2Hz程度の範囲でのLED10の点滅は、50%に比較的近いデューティ比では一般のユーザにも視認され得るが、それ以外のデューティ比ではユーザに視認されない可能性がある。低速点滅周波数fLが2Hz以下程度では、どのようなデューティ比でもユーザに視認され易い。また、低速点滅周波数fLは、概ね、0.2Hz以上、好ましくは0.5Hz以上である。0.2Hz未満の点滅では、ユーザが点滅を認識するのに時間を要してしまうため(0.2Hzで点滅サイクル5秒)、低速点滅周波数fLは0.2Hz以上であることが好ましい。また、PWM制御の応答性を考慮すると低速点滅周波数fLは0.5Hz以上であることが好ましい。このように低速点滅周波数fLの適切な設定により、LED10のPWM駆動、すなわち点滅による異常報知が適正化される。
図8に、検出温度(横軸)に対するPWM駆動信号のスイッチング周波数(下段)状態及びPWM駆動信号のオンデューティ(上段)の関係を示す。切換温度Tcは、異常閾値T1より高く上限閾値T2より低いものとする。切換温度Tc未満においては、実施形態1Aと同様の動作が行われる。すなわち、検出温度が異常閾値T1未満である場合には、PWM駆動信号のオンデューティは100%に維持され、LED10の通常点灯が行われる。検出温度が異常閾値T1以上で切換閾値Tc未満の場合、高速点滅周波数fHにおいて、PWM駆動のオンデューティが検出温度の増加に対して低減される。そして、検出温度が切換閾値Tc以上で上限閾値T2未満の場合、低速点滅周波数fLにおいて、PWM駆動のオンデューティが検出温度の増加に対して更に低減される。検出温度が上限閾値T2以上の場合においては、オンデューティは0%(消灯)又は他の下限値(点滅)に維持される。
このように、本実施形態では、PWM制御回路40は、PWM駆動におけるスイッチング周波数として、LED10の点滅を視認不能とする高速点滅周波数fHと、LED10の点滅を視認可能とする低速点滅周波数fLとを切り換えるように構成される。そして、検出温度が異常閾値T1以上で切換閾値Tc未満である場合には高速点滅周波数fHが適用され、検出温度が切換閾値Tc以上である場合には低速点滅周波数fLが適用される。これにより、LEDモジュール1がより高温となった場合に、低速点滅周波数fLによるLED10の点滅によって異常が報知される。したがって、実施形態1A乃至1Cにおける効果とともに、ユーザはLEDモジュール1等の異常を適時に把握することができるという効果も得られる。
なお、本実施形態では、スイッチング周波数として、切換温度Tcを境に高速点滅周波数fHと低速点滅周波数fLが切り換えられる構成を示したが、低速点滅周波数fLのみが使用されるようにしてもよい。このように、PWM駆動期間中に、スイッチング周波数の切換を行うことなく常に低速点滅周波数fLが適用される構成によって、PWM制御回路40における異常報知構成の簡素化が可能となる。
<第2の実施形態>
上記第1の実施形態ではLEDモジュール内にLED10、スイッチング素子20、温度検出回路30及びPWM制御回路40が含まれる構成を示したが、本実施形態では、上記構成要素がLEDモジュール及びPWMモジュールに分散されて配置される構成を示す。図9に、本実施形態によるLEDモジュール2及びPWMモジュール3を含むLED照明装置4のブロック図を示す。なお、本実施形態において、第1の実施形態と実質的に同じ構成要素には同じ符号を付し、その詳細な説明を省略する。
LEDモジュール2は高電位側の端子T1を有し、端子T1は点灯装置5の高電位出力端子T3に配線W1を介して接続される。PWMモジュール3は低電位側の端子T2を有し、端子T2は点灯装置5の低電位出力端子T4に配線W2を介して接続される。このように、LED照明装置4は点灯装置5から別置される。本実施形態では、LEDモジュール2とPWMモジュール3とは、後述する各配線によって相互に接続される。あるいは、LEDモジュール2とPWMモジュール3とがコネクタ等によって接続され、一体形成されるようにしてもよい。
LEDモジュール2は、LED10、及び温度検出回路30の温度検出素子、すなわち、PTCサーミスタ31又はNTCサーミスタ36を含む部分(以下、「温度検出回路30´」ともいう)を含む。LEDモジュール2の基板B1には、LED10及び温度検出回路30´が実装される。PWMモジュール3は、FET20、温度検出回路30の温度検出回路30´以外の部分(すなわち、抵抗32又は37)、及びPWM制御回路40を含む。PWMモジュール3の基板B2には、FET20及びPWM制御回路40が実装される。なお、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)は基板B1に対して半田付けされて固定されていてもよいし、半田付けされずに固定されていてもよい。
図10、図11A及び図11Bに、LED照明装置4の構成例を示す。これらの構成例に示すように、基板B1には、LED10及びPTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)が実装され、基板B2には、FET20、抵抗32(抵抗37)及びPWM制御回路40が実装される。基板B1において、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)は、いずれの回路とも電気的には接続されていないが、部品本体が基板B1上に実装又は配置される。そして、LEDモジュール2に含まれるPTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)及びPWMモジュール3に含まれる抵抗32(抵抗37)によって検出されるLEDモジュール2の検出温度がPWM制御回路40に入力される。
図10に示す例では、LEDモジュール2は配線W3〜W5によってPWMモジュール3に接続される。LED10のカソード端が端子T31−配線W3−端子T32を介してFET20のドレイン端子に接続され、ラインL1が端子T41−配線W4−端子T42を介して三端子レギュレータ410の入力端子INに接続される。そして、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)の低電位側端子が端子T51−配線W5−端子T52を介して抵抗32(抵抗37)に接続される。
図11Aに示す例では、LEDモジュール2は配線W3〜W6によってPWMモジュール3に接続される。図11Aの例においては、配線W4は、端子T1と端子T42(三端子レギュレータ410の入力端子IN)の間に、例えばLEDモジュール2の外部に(すなわち、内部を通らずに)直接接続される。この場合、端子T41が不要となる。そして、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)の高電位側端子が端子T61−配線W6−端子T62を介して三端子レギュレータ410の入力端子INに接続され、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)の低電位側端子が端子T51−配線W5−端子T52を介して抵抗32(抵抗37)に接続される。なお、端子T42と端子T62とは一体化されていてもよい。
図11Bに示す例では、温度検出素子、すなわちPTCサーミスタ31又はNTCサーミスタ36がラインL2側に接続される例を示す。本例でも、LEDモジュール2は配線W3〜W6によってPWMモジュール3に接続される。配線W4は、図11Aの例と同様に、端子T1と端子T42(三端子レギュレータ410の入力端子IN)の間に、例えばLEDモジュール2の内部を通らずに接続される。そして、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)の高電位側端子が端子T61−配線W6−端子T62を介して抵抗32(抵抗37)及びマイコン400の入力端子P1に接続され、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)の低電位側端子が端子T51−配線W5−端子T52を介してラインL2に接続される。
このような部品の分配により、LED10及びPTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)を含むLEDモジュール2と、FET20、抵抗32(抵抗37)及びPWM制御回路40を含むPWMモジュール3とが比較的少ない配線及び端子で接続される。また、LED10が実装されただけの既存のLEDモジュールに対しても、簡素な構成を付加するだけでLEDモジュール2乃至はLED照明装置4を構成することができる。特に、PTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)が基板B1に半田付けされず、かつ配線W4が端子T1に直接接続される構成の場合(図11A又は図11B)には、LED10のみが実装された既存のLEDモジュールの基板において配線パターンを変更する必要がなく、基板のコスト管理上好ましい。
なお、上記の端子T31〜T62の各々は、関連する配線が各モジュールに接続されるノードを意味し、コネクタ、ソケット等で構成されていてもよいし、各モジュールに設けられた挿通孔であってもよいし、各基板上に設けられたノードであってもよい。
LED照明装置4の動作について、LED照明装置4の回路構成は第1の実施形態(実施形態1A)のLEDモジュール1の回路構成と同一であるから、その動作も実施形態1Aに関して説明したLEDモジュール1の動作と同様である。
以上のように、本実施形態によるLED照明装置4は、LED10及びPTCサーミスタ31(NTCサーミスタ36)が含まれるLEDモジュール2と、LED10に接続されたFET20が含まれるPWMモジュール3を備え、温度検出回路30によって検出される検出温度が異常閾値T1以上である場合にFET20をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路40がPWMモジュール3に実装される。これにより、点灯装置5から独立して構成されたLEDモジュール2を含むLED照明装置4において、点灯装置5との間に別途の配線を要することなくLEDモジュール2又は点灯装置5の異常保護が可能な構成が提供される。また、LEDだけが実装された既存のLEDモジュールに対しても、簡素な付加構成によって上記の効果が得られる。また、異常保護動作として、PWM制御回路40によってLED10及びFET20がPWM駆動(すなわち、間欠通電)されるため、異常保護状態での損失を低減することができる。なお、上記では、PWMモジュール3が実施形態1Aに基づいて構成される例を示したが、PWMモジュール3が実施形態1B、1C又は1Dに基づいて構成される場合も、上記効果とともに、各実施形態における効果と同様の効果が併せて得られる。
<変形例>
以上に本発明の好適な実施形態を示したが、本発明は、例えば以下に示すように種々の態様に変形可能である。
(1)PWM駆動のオンデューティに関する変形
上記各実施形態においては、PWM駆動信号のオンデューティが検出温度の増加に対して連続的に低減される構成を示したが、オンデューティの変化は段階的であってもよい。例えば、PWM駆動において適用されるオンデューティの1値のみであっても、本発明の効果はある程度得られる。この場合、マイコン400の代わりにV/FコンバータIC(例えば、新日本無線株式会社製のNJM4151)を用いる等して回路の小型化を図ることができる。例えば、実施形態1Bにおいて、待機閾値Ta=異常閾値T1として、検出温度が異常閾値T1未満の場合にPWM制御回路40の動作停止によって通常点灯(オンデューティ100%)が実行され、検出温度が異常閾値T1以上の場合にPWM制御回路40の動作によってオンデューティが所定値(例えば、50%)となるPWM駆動が実行されるようにすればよい。
PWM制御回路40にV/FコンバータICが用いられる場合には、PWM駆動のスイッチング周波数は、V/FコンバータICへの入力電圧が検出温度に応じて決定される。ここで、PWM駆動のスイッチング周波数は、高速点滅周波数fHであってもよいし、低速点滅周波数fLであってもよい。また、V/FコンバータICへの入力電圧が検出温度に応じて切り換えられるようにして、上記実施形態1Dに示したように両周波数が切り換えられるようにしてもよい。図12に、スイッチング周波数が切り換えられる場合の検出温度(横軸)に対するPWM制御回路40の動作(下段)状態、PWM駆動信号のスイッチング周波数(中段)及びPWM駆動信号のオンデューティ(上段)の関係を示す。図12に示すように、検出温度が異常閾値T1未満の範囲では、PWM制御回路40の動作停止により、PWM駆動のオンデューティが100%に維持される(実施形態1Bのゲートオン回路46参照)。検出温度が異常閾値T1以上で切換閾値Tc未満の範囲では、高速点滅周波数fHにおいてオンデューティDが適用され、検出温度が切換温度Tc以上の場合には低速点滅周波数fLにおいてオンデューティDが適用される。
(2)PWM制御回路40の回路構成の変形
上記各実施形態においては、PWM制御回路40をマイコン400によって構成する例を示したが、マイコンに代えてアナログ回路が採用されてもよい。例えば、第1のコンパレータ、トランジスタ及び積分回路によって鋸波又は三角波の基準波が生成され、第2のコンパレータにおける検出電圧と基準波との比較結果に応じてPWM波が生成される周知のPWM波生成回路が採用されてもよい。より具体的には、第1のコンパレータによって積分回路の積分出力と固定電圧が比較され、この比較結果に基づいてトランジスタがオン・オフされ、このトランジスタのオン・オフによって積分回路が充放電され、この積分出力が基準波となる。第1及び第2のコンパレータは制御電源Vccの給電を受けてラインL2を基準電位として動作し、必要に応じて、基準波のピーク値又はボトム値が調整される(オフセットされる)。また、上記積分回路の時定数によって、基準波の周波数、すなわちPWM信号のスイッチング周波数が決まる。したがって、この時定数を切り換えることによってスイッチング周波数を高速点滅周波数fHと低速点滅周波数fLの間で切り換えることができる。
1、2 LEDモジュール
3 PWMモジュール
4 LED照明装置
10 LED
20 FET(スイッチング素子)
30 温度検出回路
31 PTCサーミスタ(温度検出素子)
36 NTCサーミスタ(温度検出素子)
40 PWM制御回路
45 制御停止回路
46 ゲートオン回路
47 ゲートオフ回路
T1、T2 端子

Claims (14)

  1. 第1及び第2の端子を有するLEDモジュールであって、
    前記第1の端子と前記第2の端子の間に直列接続されたLED及びスイッチング素子と、
    前記LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に前記スイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路と、
    前記検出温度が前記異常閾値以下の待機閾値未満である場合に前記PWM制御回路の動作を停止させる制御停止回路と、
    前記PWM制御回路の動作停止状態において前記スイッチング素子をオン状態に維持するための回路と
    を備えたLEDモジュール。
  2. 第1及び第2の端子を有するLEDモジュールであって、
    前記第1の端子と前記第2の端子の間に直列接続されたLED及びスイッチング素子と、
    前記LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に前記スイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路と、
    前記検出温度が前記異常閾値よりも高い待機閾値を超える場合に前記PWM制御回路の動作を停止させる制御停止回路と、
    前記PWM制御回路の動作停止状態において前記スイッチング素子をオフ状態に維持するための回路と
    を備えたLEDモジュール。
  3. 第1及び第2の端子を有するLEDモジュールであって、
    前記第1の端子と前記第2の端子の間に直列接続されたLED及びスイッチング素子と、
    前記LEDモジュールの温度を検出する温度検出回路と、
    前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に前記スイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路と
    を備え、
    前記PWM制御回路が、前記PWM駆動におけるスイッチング周波数として、前記PWM駆動による前記LEDの点滅を視認可能とする低速点滅周波数を適用するように構成された、LEDモジュール。
  4. 請求項3に記載のLEDモジュールにおいて、
    前記PWM制御回路が、前記PWM駆動におけるスイッチング周波数として、前記検出温度が所定の切換閾値未満である場合に、前記PWM駆動による前記LEDの点滅を視認不能とする高速点滅周波数を適用し、前記検出温度が前記切換閾値以上の場合に、前記低速点滅周波数を適用するように構成された、LEDモジュール。
  5. 請求項3又は4に記載のLEDモジュールにおいて、前記低速点滅周波数が0.2Hz以上10Hz以下である、LEDモジュール。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載のLEDモジュールにおいて、前記PWM駆動のオンデューティが前記検出温度の増加に対して減少するように前記温度検出回路及び前記PWM制御回路が構成された、LEDモジュール。
  7. 請求項1から6のいずれか一項にLEDモジュールにおいて、前記検出温度が前記異常閾値よりも高い上限閾値以上である場合に、前記スイッチング素子がオフ状態となるように構成された、LEDモジュール。
  8. 第1の端子を有するLEDモジュール及び第2の端子を有するPWMモジュールを備えたLED照明装置であって、
    前記LEDモジュールに含まれ、前記第1の端子にアノード端が接続されたLEDと、
    前記PWMモジュールに含まれ、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に接続されたスイッチング素子と、
    温度検出素子を有し、前記LEDモジュールの温度を検出するように構成され、前記温度検出素子が前記LEDモジュールに含まれ、残余の部分が前記PWMモジュールに含まれた温度検出回路と、
    前記PWMモジュールに含まれ、前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に前記スイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路と
    を備え、
    前記PWMモジュールが、
    前記検出温度が前記異常閾値以下の待機閾値未満である場合に前記PWM制御回路の動作を停止させる制御停止回路と、
    前記PWM制御回路の動作停止状態において前記スイッチング素子をオン状態に維持するための回路と
    を更に備えたLED照明装置。
  9. 第1の端子を有するLEDモジュール及び第2の端子を有するPWMモジュールを備えたLED照明装置であって、
    前記LEDモジュールに含まれ、前記第1の端子にアノード端が接続されたLEDと、
    前記PWMモジュールに含まれ、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に接続されたスイッチング素子と、
    温度検出素子を有し、前記LEDモジュールの温度を検出するように構成され、前記温度検出素子が前記LEDモジュールに含まれ、残余の部分が前記PWMモジュールに含まれた温度検出回路と、
    前記PWMモジュールに含まれ、前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に前記スイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路と
    を備え、
    前記PWMモジュールが、
    前記検出温度が前記異常閾値よりも高い待機閾値を超える場合に前記PWM制御回路の動作を停止させる制御停止回路と、
    前記PWM制御回路の動作停止状態において前記スイッチング素子をオフ状態に維持するための回路と
    を更に備えたLED照明装置。
  10. 第1の端子を有するLEDモジュール及び第2の端子を有するPWMモジュールを備えたLED照明装置であって、
    前記LEDモジュールに含まれ、前記第1の端子にアノード端が接続されたLEDと、
    前記PWMモジュールに含まれ、前記LEDのカソード端と前記第2の端子の間に接続されたスイッチング素子と、
    温度検出素子を有し、前記LEDモジュールの温度を検出するように構成され、前記温度検出素子が前記LEDモジュールに含まれ、残余の部分が前記PWMモジュールに含まれた温度検出回路と、
    前記PWMモジュールに含まれ、前記温度検出回路によって検出される検出温度が異常閾値以上である場合に前記スイッチング素子をPWM駆動するように構成されたPWM制御回路と
    を備え、前記PWM制御回路が、前記PWM駆動におけるスイッチング周波数として、前記PWM駆動による前記LEDの点滅を視認可能とする低速点滅周波数を適用するように構成されたLED照明装置。
  11. 請求項10に記載のLED照明装置において、
    前記PWM制御回路が、前記PWM駆動におけるスイッチング周波数として、前記検出温度が所定の切換閾値未満である場合に、前記PWM駆動による前記LEDの点滅を視認不能とする高速点滅周波数を適用し、前記検出温度が前記切換閾値以上である場合に、前記低速点滅周波数を適用するように構成されたLED照明装置。
  12. 請求項10又は11に記載のLED照明装置において、前記低速点滅周波数が0.2Hz以上10Hz以下である、LED照明装置。
  13. 請求項8から12のいずれか一項に記載のLED照明装置において、前記PWM駆動のオンデューティが前記検出温度の増加に対して減少するように前記温度検出回路及び前記PWM制御回路が構成された、LED照明装置。
  14. 請求項8から13のいずれか一項にLED照明装置において、前記検出温度が前記異常閾値よりも高い上限閾値以上である場合に、前記スイッチング素子をオフ状態とするように構成された、LED照明装置。

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