JP6449571B2 - 経口組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ナットウキナーゼを含む経口組成物。より具体的には、ナットウキナーゼの活性低下を抑制でき、優れたフィブリン分解作用を発揮できる経口組成物に関する。
血栓症は、血管内に血栓が形成され、循環系における血流が閉塞する病態であり、脳梗塞、心筋梗塞、肺梗塞等の重篤な疾患を発症させる要因になっていることが知られている。従来、血栓症の予防又は治療には、抗血小板剤、抗血液凝固剤、血栓溶解剤等の薬剤の投与によって、血栓の形成を妨げたり、血栓を溶解させたりする方法が用いられている。しかしながら、このような薬剤は、副作用を伴ったり、医師の管理下での服用が必要であったりするため、簡易且つ日常的に摂取できるものではない。
一方、日本の伝統食品の1つである納豆は、血栓溶解活性を有するナットウキナーゼが含まれていることが報告されて以来、納豆の健康食品としての価値が見直されている。しかしながら、納豆は、独特の臭いや粘りがあり、納豆を食さない人も多く存在しているのが実情である。そこで、従来、ナットウキナーゼを容易に摂取できるようにするために、ナットウキナーゼをカプセル剤や錠剤等の経口組成物に製剤化したものが開発されている。このようなナットウキナーゼを含む製剤は、医師の管理下での服用を必要とせず、簡易且つ日常的に摂取できるので、セルフメディケーションの上でも有益である。
従来、ナットウキナーゼを経口組成物に製剤化する技術について種々報告されている。例えば、特許文献1には、凍結乾燥した乳発酵産物、ナットウキナーゼ、及び食品に使用可能な担体を含む食品組成物は、摂取し易く、乳発酵産物とナットウキナーゼに由来する有益な健保効果が得られることが報告されている。また、特許文献2には、大豆粉末40〜80質量%と、ナットウキナーゼ粉末0.5〜15質量%と、オリゴ糖3〜30質量%を含む粉末混合物を造粒してなる平均粒径100〜500μmの顆粒状大豆加工食品は、納豆臭がなく、液状やクリーム状食品に対する分散性が良好になることが報告されている。
しかしながら、従来、ナットウキナーゼの活性に着目して経口組成物に製剤化する技術については殆ど検討されていない。
国際公開第02/76240号 特開2005−130727号公報
本発明者は、ナットウキナーゼを経口組成物に製剤化すると、活性の低下が不可避的に生じるという欠点があることを見出した。このような製剤化に伴うナットウキナーゼの活性低下は、フィブリン分解作用の低減をきたすため、ナットウキナーゼの製剤化において活性低下を見越したナットウキナーゼの配合量の増大が必要になり、ひいては服用量やコストの増加によって摂取者に負担を強いることになる。
そこで、本発明は、ナットウキナーゼの活性低下を抑制でき、優れたフィブリン分解作用を発揮できる経口組成物を提供することを目的とする。
本発明者は、前記課題を解決すべく鋭意検討を行ったところ、ナットウキナーゼと共に、野菜粉砕物、並びにエイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を組み合わせて経口組成物に製剤化することによって、ナットウキナーゼの活性低下を抑制でき、優れたフィブリン分解作用を発揮させ得ることを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて更に検討を重ねることにより完成したものである。
本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
項1. (A)ナットウキナーゼ、(B)野菜粉砕物、並びに(C)エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を含有することを特徴とする、経口組成物。
項2. 前記(C)成分として、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含有する、項1に記載の経口組成物。
項3. 前記(C)成分として、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含有する魚油を使用する、項1又は2に記載の経口組成物。
項4. 前記(B)成分が、野菜の乾燥粉末である、求項1〜3のいずれかに記載の経口組成物。
項5. 前記(B)成分を乾燥重量換算で1.7〜33.3重量%含有する、項1〜4のいずれかに記載の経口組成物。
項6. 前記(A)成分10000FU当たり、前記(B)成分を0.08g以上含有する、項1〜5のいずれかに記載の経口組成物。
項7. 前記(A)成分10000FU当たり、前記(C)成分を総量で0.063〜4.43g含有する、項1〜6のいずれかに記載の経口組成物。
項8. エイコサペンタエン酸100重量部当たり、ドコサヘキサエン酸を4.2〜2667重量部含有する、項2〜7のいずれかに記載の経口組成物。
項9. 血栓溶解剤として使用される、項1〜8のいずれかに記載の経口組成物。
項10. ソフトカプセル剤である、項1〜9のいずれかに記載の経口組成物。
項11. (A)ナットウキナーゼ、(B)野菜粉砕物、並びに(C)エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を含有することを特徴とする、血栓溶解用の食品添加剤。
本発明の経口組成物によれば、ナットウキナーゼと共に、野菜粉砕物とエイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸とを組み合わせて使用することによって、これらの相乗的な作用により、ナットウキナーゼの活性低下を効果的に抑制でき、優れたフィブリン分解作用を発揮させることが可能になる。
また、本発明の経口組成物は、カプセル剤、錠剤、顆粒剤、散剤、液剤等に製剤化でき、ナットウキナーゼを容易に摂取できる剤型に調製できるので、血栓症の予防又は治療目的のセルフメディケーションを日常的且つ簡易に行うことも可能になる。
1.経口組成物
本発明の経口組成物は、ナットウキナーゼ(以下、(A)成分と表記することもある)、野菜粉砕物(以下、(B)成分と表記することもある)、並びにエイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸(以下、(C)成分と表記することもある)を含有することを特徴とする。以下、本発明の経口組成物について詳述する。
(A)成分
本発明の経口組成物にはナットウキナーゼが含まれる。ナットウキナーゼは、納豆菌が産生するキナーゼであり、フィブリン分解作用を有する酵素である。
本発明で使用されるナットウキナーゼは、公知の製造方法で得ることができる。具体的には、ナットウキナーゼの製造方法としては、納豆菌を培養する方法、ナットウキナーゼをコードする遺伝子を組み込んだ形質転換体から得る方法、化学合成によって合成する方法等が挙げられる。本発明で使用されるナットウキナーゼは、いずれの製造方法で得られたものであってもよいが、製造コストの低減等の観点から、納豆菌を培養する方法で得られたものが好ましい。
また、本発明で使用されるナットウキナーゼは、精製品であってもよいが、経口組成物に添加可能であることを限度として、精製されていない状態であってもよい。例えば、納豆菌を培養することにより得られたナットウキナーゼを使用する場合であれば、納豆菌の培養物を、イオン交換クロマトグラフィー、ゲルろ過クロマトグラフィー、疎水クロマトグラフィー等に供してナットウキナーゼを精製したものであってもよいが、納豆菌の培養物を必要に応じて固液分離等の粗精製処理に供した後に、水分の除去又は乾燥させたもの等であってもよい。
また、ナットウキナーゼは、賦形剤等を添加した粉末品、粗精製品、精製品等として市販されており、本発明では、ナットウキナーゼとして、これらの市販品を使用することもできる。
本発明の経口組成物において、ナットウキナーゼの含有量については、該経口組成物の製剤形態、用途、服用量等に応じて適宜設定できるが、例えば、166666〜1333333FU/100g、好ましくは200000〜1333333FU/100g、更に好ましくは333333〜1333333FU/100gが挙げられる。
なお、本明細書において、ナットウキナーゼの活性を示す「FU」は、財団法人日本健康・栄養食品協会が2003年1月15日に公示したナットウ菌培養エキス食品の規格基準に従うフィブリン分解活性単位であり、具体的には、実施例の欄に記載するナットウキナーゼの活性測定方法において、酸不溶性物質を除いた反応液の275nmにおける吸光度を1分間に0.01増加させる酵素量が1FUに該当する。なお、本明細書において、ナットウキナーゼの含有量、及びナットウキナーゼと他の成分の比率に関しして使用するナットウキナーゼの活性単位「FU」は、本発明の経口組成物の調製時に配合されるナットウキナーゼの含有量及び比率であり、本発明の経口組成物の調製後に残存する活性に基づいて求められるナットウキナーゼの含有量及び比率を示すものではない。
(B)成分
本発明の経口組成物には、更に野菜粉砕物が含まれる。本発明の経口組成物で使用される野菜粉砕物の種類については、特に制限されず、葉類、根菜類、芋類、豆類等のいずれの野菜であってもよい。具体的には、野菜粉砕物に含まれる野菜の種類として、人参、キャベツ、ニンニク、大麦若葉、ブロッコリー、生姜、玉葱、ウコン、ムラサキイモ、ケール、赤キャベツ、セロリ、南瓜、トマト、モロヘイヤ、ほうれん草、パセリ,ボタンボウフウ、明日葉、イチョウ葉、梅、オリーブ、杜仲、シソ、桑葉等が挙げられる。これらの野菜は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
また、本発明で使用される野菜粉砕物は、野菜が粉砕された状態であればよく、乾燥粉末、ペースト状等のいずれであってもよい。保存安定性、製剤化の容易性等の観点から、野菜粉砕物として、好ましくは野菜の乾燥粉末が挙げられる。野菜の乾燥粉末は、公知の方法によって製造することができ、例えば、野菜を、フリーズドライ、スプレードライ、真空乾燥、熱風乾燥、ドラムドライ等の乾燥工程と、粉砕工程に供することによって得ることができる。
本発明の経口組成物において、前記(A)成分に対する野菜粉砕物の比率としては、特に制限されないが、ナットウキナーゼの活性低下をより効果的に抑制するという観点から、前記(A)成分10000FU当たり、野菜粉砕物の総量が乾燥重量換算で0.08g以上、好ましくは0.08〜2g、更に好ましくは0.13〜2gが挙げられる。
本発明の経口組成物において、野菜粉砕物の含有量については、該経口組成物の製剤形態、用途、服用量、充足させるべき(A)成分と(B)成分の比率等に応じて適宜設定できるが、例えば、野菜粉砕物の総量が乾燥重量換算で1.7〜33.3重量%、好ましくは4〜33.3重量%、更に好ましくは4〜27重量%が挙げられる。
(C)成分
本発明の経口組成物には、前記(A)及び(B)成分に加えて、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を含む。このように、(A)〜(C)成分を一体不可分の関係で含有させることによって、ナットウキナーゼの活性低下を抑制することが可能になる。
本発明において、(C)成分として、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸のいずれか一方が単独で含まれていてもよく、またこれらの双方含んでいてもよい。ナットウキナーゼの活性低下をより効果的に抑制するという観点から、(C)成分として、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸の双方を含んでいることが好ましい。
(C)成分として、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を組み合わせて使用する場合、これらの比率については特に制限されないが、例えば、エイコサペンタエン酸100重量部当たり、ドコサヘキサエン酸が4.2〜2667重量部、好ましくは42〜2667重量部、更に好ましくは500〜2667重量部が挙げられる。
また、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸の由来については、特に制限されず、天然から得られるもの(魚類由来、魚卵由来、水産動物由来、藻類由来等)であってもよく、また化学的に合成したものであってもよい。
また、本発明において、(C)成分は、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸の精製品を使用しもよいが、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を含む油脂を使用してもよい。特に、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸の双方を含む油脂は、より一層効果的にナットウキナーゼの活性低下を抑制できるため、(C)成分として好適に使用される。
エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含む油脂としては、具体的には、イワシ油、マグロ油、サンマ油、カツオ油、タラ肝油等の魚油;イクラ油、タラコ油等の魚卵油;アザラシ油等の水産動物油;藻油等が挙げられる。これらの油脂は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。これらの油脂の中でも、ナットウキナーゼの活性低下をより効果的に抑制するという観点から、好ましくは魚油が挙げられる。
本発明の経口組成物において、前記(A)成分に対するエイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸の比率としては、特に制限されないが、ナットウキナーゼの活性低下をより効果的に抑制するという観点から、前記(A)成分10000FU当たり、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸の総量が0.063〜4.43g、好ましくは0.072〜2.449g、更に好ましくは0.202〜2.007gが挙げられる。
本発明の経口組成物において、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸の含有量については、該経口組成物の製剤形態、用途、服用量、充足させるべき(A)成分と(C)成分の比率等に応じて適宜設定できるが、例えば、エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸の総量が8〜73.8重量%、好ましくは9.6〜46.3重量%、更に好ましくは12.5〜35.9重量%が挙げられる。
他の含有成分
本発明の経口組成物は、前記(A)〜(C)成分の他に、必要に応じて、他の栄養成分や薬理成分を含有していてもよい。このような栄養成分や薬理成分としては、飲食品や医薬品に使用可能なものであれば特に制限されないが、例えば、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンD、ビタミンE、ビタミンK、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチン、リコペン等のビタミン類;塩酸ベタイン、塩化カルニチン、塩化ベタネコール等の健胃剤;カルシウム、イオウ、マグネシウム、亜鉛、セレン、鉄等のミネラル類;大豆タンパク、卵白粉末、乳清タンパク等のタンパク質;グリシン、アラニン、アルギニン、アスパラギン酸、シスチン、フェニルアラニン、タウリン、トリプトファン等のアミノ酸;リノール酸、γ−リノレン酸、α−リノレン酸等の脂肪酸類;カラメル色素、クチナシ色素、アントシアニン色素、アナトー色素、パプリカ色素、紅花色素、紅麹色素、フラボノイド色素、コチニール色素、アマランス、エリスロシン、アルラレッドAC、ニューコクシン、フロキシン、ローズベンガル、アシッドレッド、タートラジン、サンセットイエローFCF、ファストグリーンFCF、ブリリアントブルーFCF、インジゴカルミン等の色素;各種フルーツのフレーバーやエッセンス等の香料;クエン酸及びその塩、リンゴ酸及びその塩、酒石酸及びその塩、酢酸及びその塩、乳酸及びその塩、食塩、グルタミン酸及びその塩、みりん、食酢、天然果汁、植物抽出エキス、果実・海産物等の裁断物又は粉末化物等の調味剤;アガリクス、シイタケエキス、レイシ、ヤマブシタケ等のキノコ類又はそのエキス;食物繊維、ローヤルゼリー、プロポリス、ハチミツ、コンドロイチン硫酸、グルコサミン、セラミド、ヒアルロン酸等のその他機能性素材等が挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの添加成分の含有量については、使用する添加成分の種類や経口組成物の用途等に応じて適宜設定される。
更に、本発明の経口組成物は、所望の製剤形態に調製するために、必要に応じて、基剤や添加剤等が含まれていてもよい。このような基剤及び添加剤としては、食品や医薬品に使用可能なものであれば特に制限されないが、例えば、水、油脂類、ロウ類、炭化水素類、脂肪酸類、高級アルコール類、エステル類、水溶性高分子、界面活性剤、金属石鹸、低級アルコール類、多価アルコール、pH調整剤、緩衝剤、酸化防止剤、紫外線防止剤、防腐剤、香料、粉体、増粘剤、色素、キレート剤等が挙げられる。これらの添加成分は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。また、これらの基剤や添加剤の含有量については、使用する添加成分の種類や経口組成物の用途等に応じて適宜設定される。
剤型・用途・製剤形態
本発明の経口組成物の剤型については、経口摂取又は経口投与が可能であることを限度として特に制限されず、固体状、半固体状、又は液体状のいずれであってもよく、該経口組成物の種類や用途に応じて適宜設定すればよい。
本発明の経口組成物は、ナットウキナーゼの活性低下が抑制されており、優れたフィブリン分解作用を発揮できるので、血栓溶解剤として血栓症の予防又は治療目的で使用することができる。
本発明の経口組成物の製剤形態については、経口摂取又は経口投与が可能であることを限度として特に制限されないが、具体的には、飲食品及び内服用医薬品が挙げられる。
本発明の経口組成物を飲食品の製剤形態にする場合、前記(A)〜(C)成分を、そのまま又は他の食品素材や添加成分と組み合わせて所望の形態に調製すればよい。このような飲食品としては、一般の飲食品の他、特定保健用食品、栄養補助食品、機能性食品、病者用食品等が挙げられる。これらの飲食品の形態として、特に制限されないが、具体的にはカプセル剤(ソフトカプセル剤、ハードカプセル剤)、錠剤、顆粒剤、粉剤、ゼリー剤等のサプリメント;栄養ドリンク、果汁飲料、炭酸飲料、乳酸飲料等の飲料;団子、アイス、シャーベット、グミ、キャンディー等の嗜好品等が例示される。これらの飲食品の中でも、好ましくはサプリメント、より好ましくはカプセル剤、錠剤、顆粒、粉剤、更に好ましくはカプセル剤、特に好ましくはソフトカプセル剤が挙げられる。これらの飲食品は、血栓溶解用の飲食品、血栓症の予防又は治療用の飲食品として好適に使用される。
本発明の経口組成物を内服用の医薬品の製剤形態にする場合、前記(A)〜(C)成分を、そのまま又は他の添加成分と組み合わせて所望の形態に調製すればよい。このような内服用の医薬品としては、具体的には、カプセル剤(ソフトカプセル剤、ハードカプセル剤)、錠剤、顆粒剤、粉剤、ゼリー剤、シロップ剤等が挙げられる。これらの内服用の医薬品の中でも、好ましくは、カプセル剤、錠剤、顆粒、粉剤、更に好ましくはカプセル剤、特に好ましくはソフトカプセル剤が挙げられる。これらの内服用の医薬品は、血栓溶解用途や血栓症の予防又は治療用途に好適に使用される。
本発明の経口組成物の摂取又は服用量については、特に制限されず、該経口組成物の製剤形態、用途、(A)〜(C)成分の含有量等に応じて適宜設定されるが、例えば、1日当たりの摂取又は服用量として、前記(A)成分量換算で、500〜200000FU程度となる量が挙げられる。
2.血栓溶解用の食品添加剤
本発明の血栓溶解用の食品添加剤は、(A)ナットウキナーゼ、(B)野菜粉砕物、並びに(C)エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を含有することを特徴とする。
本発明の血栓溶解用の食品添加剤は、血栓溶解作用や血栓症の予防又は治療作用を備えることが求められている飲食品に対して、添加剤として添加して使用される。
本発明の血栓溶解用の食品添加剤において、前記(A)〜(C)成分の種類、これらの比率、これらの食品中への添加量、添加される食品の形態等については、前記「1.経口組成物」の欄に記載の通りである。
3.ナットウキナーゼの活性低下の抑制方法
本発明の抑制方法は、ナットウキナーゼの活性低下を抑制する方法であって、(A)ナットウキナーゼに、(B)野菜粉砕物、並びに(C)エイコサペンタエン酸及び/又はドコサヘキサエン酸を共存させることを特徴とする。
本発明の抑制方法において、前記(A)〜(C)成分の種類、共存させる際のこれらの比率や添加量等については、前記「1.経口組成物」の欄に記載の通りである。
以下、本発明を実施例により具体的に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
なお、以下に示す実施例、比較例及び製剤例において、使用した成分の入手元、組成等については、以下の通りである。
ナットウキナーゼ粉末:「納豆菌培養エキス末BNK4000」(株式会社日本生物化学研究所製);1g当たりのナットウキナーゼの活性は43300FU
玉葱乾燥粉末1:「さらさらレッドパウダー(タマネギ乾燥粉末)」(こだま食品株式会社製);玉葱の乾燥粉末
玉葱乾燥粉末2:「玉葱パウダーS」(こだま食品株式会社製);玉葱の乾燥粉末
野菜ミックス乾燥粉末:「野菜ミックスパウダー」(こだま食品株式会社製);人参、キャベツ、ニンニク、大麦若葉、ブロッコリー、生姜、玉葱、ウコン、ムラサキイモ、ケール、赤キャベツ、セロリ、南瓜、トマト、モロヘイヤ、ほうれん草、及びパセリの乾燥粉末の混合物
サツマイモ乾燥粉末:「アヤムラサキパウダー」(こだま食品株式会社製);アヤムラサキの乾燥粉末
魚油1:「精製魚油 EPA−28」(日本水産株式会社製);イワシから得られた魚油、エイコサペンタエン酸26.74重量%及びドコサヘキサエン酸11.8重量%含有
魚油2:「DDオイル DHA−46」(日本水産株式会社製);マグロの頭部から得られた魚油、エイコサペンタエン酸5.12重量%及びドコサヘキサエン酸41.56重量%含有
魚油3:「TUNA OIL 25DHA」(Polaris nutritional lipids製);マグロから得られた魚油、エイコサペンタエン酸5.12重量%及びドコサヘキサエン酸25.51重量%含有
魚油4:「OMEGAVIE DHA70TG」(Polaris nutritional lipids製);マグロから得られた魚油を精製し得られた魚油。エイコサペンタエン酸5.35重量%及びドコサヘキサエン酸65.52重量%含有
魚油5:「OMEGAVIE EPA70TG」(Polaris nutritional lipids製);イワシ、サバから得られた魚油を精製し得られた魚油。エイコサペンタエン酸62.49重量%及びドコサヘキサエン酸4.98重量%含有
試験例1
表1及び2に示す組成の経口組成物を調製し、各経口組成物1g当たりのナットウキナーゼの活性値(FU/g)を以下の方法で測定した。測定したナットウキナーゼの活性値から、以下の算出式に従って、ナットウキナーゼの活性維持率(%)、及びナットウキナーゼの活性向上率(%)を算出した。
Figure 0006449571
Figure 0006449571
<ナットウキナーゼの活性値の測定方法>
1.試薬
(1)ホウ砂緩衝液
0.05モル/Lのホウ砂及び0.15モル/Lの塩化ナトリウムを含有する緩衝液(pH8.5)
(2)トリクロロ酢酸溶液
0.2モル/Lのトリクロロ酢酸を含有する水溶液
(3)フィブリノーゲン溶液
前記ホウ砂緩衝液に、牛血漿由来フィブリノーゲン(シグマ社製)を0.7重量%となるように溶解した溶液
(4)トロンビン溶液
前記ホウ砂緩衝液に、牛血漿由来トロンビン(シグマ社製)を20U/mlとなるように溶解した溶液
(5)希釈緩衝液
2ミリモル/Lの硫酸カルシウム、10モル/Lの塩化ナトリウム、2ミリモル/Lの酢酸ナトリウム、0.005重量%のTriton X−100を含む水溶液(pH6.0)
2.試料溶液の調製
希釈緩衝液約8mLに各経口組成物1g添加してスパテールでよく撹拌した後に、4000×g、20分間遠心分離して上清を回収し、希釈緩衝液で10mLに調整して試料溶液とした。なお、各試料溶液は測定時の吸光度差が0.04〜0.08(活性値が活性値は0.67〜1.33FU/mL)の範囲内となるように調整した。
3.ナットウキナーゼの活性値の測定操作
試験管にホウ砂緩衝液1.4mL及びフィブリノーゲン溶液0.4mLを量り取り、37℃の恒温水槽で5分間加温した後、トロンビン溶液0.1mLを加えて撹拌した。この液を37℃で10分間静置した後、試料溶液0.1mLを加え撹拌し、37℃で静置した。試料溶液を添加してから一定時間毎に撹拌し、60分後にトリクロロ酢酸溶液2mLを加えて撹拌し、更に20分間37℃で加温しながら静置した。この液(反応液)をマイクロテストチューブに入れ、15000×g、5分間遠心した。次いで、パスツールピペットを用いて慎重に遠心上清1mLを回収し、275nmにおける吸光度(Aγ)を測定した。
別の試験管にホウ酸緩衝液1.4mL及びフィブリノーゲン溶液0.4mLを量り取り、37℃の恒温水槽で5分間静置した後、トロンビン溶液0.1mLを加え撹拌した。この液を37℃で10分静置した後、トリクロロ酢酸溶液2mLを加えて撹拌し、更に試料溶液0.1mLを加え撹拌した。この液を37℃で20分間静置した。この液(反応液)をマイクロテストチューブに入れ、15000×g、5分間遠心した。パスツールピペットを用いて遠心上清1mLを回収し、275nmにおける吸光度(Aβ)を測定した。
測定した吸光度Aγ及びAβを用いて、以下の算出式に従って、各経口組成物のナットウキナーゼの活性値を算出した。
Figure 0006449571
得られた結果を表1及び2に示す。この結果、野菜粉砕物、並びにエイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含まない経口組成物では、ナットウキナーゼの活性値が著しく低下していた(比較例1〜3)。また、ナットウキナーゼと野菜粉砕物を組み合わせた場合(比較例4及び5)、並びにナットウキナーゼと共にエイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を組み合わせた場合(比較例6)でも、ナットウキナーゼの活性値の著しい低下が認められた。
これに対して、ナットウキナーゼと共に、野菜粉砕物、並びにエイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を共存させた経口組成物では、ナットウキナーゼの活性低下を十分に抑制できていた(実施例1〜10)。とりわけ実施例5〜7及び9〜10の経口組成物では、ナットウキナーゼの活性低下を格段顕著に抑制できていた。
Figure 0006449571
Figure 0006449571
製剤例(ソフトカプセル剤)
下記組成の内容液及び剤皮を用いて、ソフトカプセル剤(1剤当たり、内容液300mg、剤皮150mg含有)を調製した(製剤例1〜14)。得られたソフトカプセル剤を前記試験例1と同様の方法で試験したところ、いずれも、ナットウキナーゼの活性低下を十分に抑制できていた。
Figure 0006449571
Figure 0006449571
製剤例(錠剤及び顆粒剤)
下記組成の錠剤(1錠当たり700mg、製剤例15〜17)及び顆粒剤(製剤例18〜20)を製造した。得られた錠剤及び顆粒剤を前記試験例1と同様の方法で試験したところ、いずれも、ナットウキナーゼの活性低下を十分に抑制できていた。
Figure 0006449571
製剤例(ドリンク剤及びゼリー剤)
下記組成のドリンク剤(製剤例21)及びゼリー剤(製剤例22)を製造した。得られたドリンク剤及びゼリー剤を前記試験例1と同様の方法で試験したところ、いずれも、ナットウキナーゼの活性低下を十分に抑制できていた。
Figure 0006449571

Claims (9)

  1. (A)ナットウキナーゼ、(B)野菜粉砕物、並びに(C)エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含有し、
    前記(A)成分が納豆菌の培養物の精製品又は粗精製品であり、
    前記(B)成分を乾燥重量換算で1.7〜33.3重量%含有することを特徴とする、経口組成物。
  2. 前記(C)成分として、エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含有する魚油を使用する、請求項1に記載の経口組成物。
  3. 前記(B)成分が、野菜の乾燥粉末である、求項1又は2に記載の経口組成物。
  4. 前記(A)成分10000FU当たり、前記(B)成分を0.08g以上含有する、請求項1〜のいずれかに記載の経口組成物。
  5. 前記(A)成分10000FU当たり、前記(C)成分を総量で0.063〜4.43g含有する、請求項1〜のいずれかに記載の経口組成物。
  6. エイコサペンタエン酸100重量部当たり、ドコサヘキサエン酸を4.2〜2667重量部含有する、請求項のいずれかに記載の経口組成物。
  7. 血栓溶解剤として使用される、請求項1〜のいずれかに記載の経口組成物。
  8. ソフトカプセル剤である、請求項1〜のいずれかに記載の経口組成物。
  9. (A)ナットウキナーゼ、(B)野菜粉砕物、並びに(C)エイコサペンタエン酸及びドコサヘキサエン酸を含有し、
    前記(A)成分が納豆菌の培養物の精製品又は粗精製品であり、
    前記(B)成分を乾燥重量換算で1.7〜33.3重量%含有することを特徴とする、血栓溶解用の食品添加剤。
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