JP6424791B2 - 無線通信装置、無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置およびその無線通信装置を複数備える無線通信システムに関し、特に、無線通信装置が送信する信号の衝突を回避する技術に関する。
無線通信装置が送信する信号の衝突を回避する技術としては、CSAMA/CAが広く用いられている。なお、CSAMA/CAは、Carrier Sense Multiple Access/Collision Avoidanceの略語である。
また、隠れ端末問題と呼ばれて広く知られているように、CSAMA/CAの技術を用いても、信号が衝突してしまう場合がある。特許文献1では、自端末がパケット送信中、そのパケットが、他端末が送信したパケットと衝突したかを監視しており、パケット衝突を検出したときは、自端末はパケット送信を停止する。
特開2007−96902号公報
特許文献1の技術は、送信した信号の衝突を検出したときに送信を停止する技術であり、 信号の衝突を回避することはできない。複数の信号が衝突してしまうと、衝突した複数の信号は、いずれも受信機で復号することができないので、送信した信号は無駄になる。よって、当然、信号の衝突を検出して送信を停止するよりも、信号が衝突しないようにすることが望まれる。
本発明は、この事情に基づいて成されたものであり、その目的とするところは、信号が衝突することを少なくできる無線通信装置および無線通信システムを提供することにある。
上記目的は独立請求項に記載の特徴の組み合わせにより達成され、また、下位請求項は、発明の更なる有利な具体例を規定する。特許請求の範囲に記載した括弧内の符号は、一つの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
上記目的を達成するための本発明は、電波を送信する送信部(21A)と、周期的に繰り返す送信時間帯内に、送信時間帯の開始時刻を基準として定まる送信タイミングで、送信部から、繰り返し送信する必要がある繰り返し信号を電波として送信し、かつ、送信時間帯が繰り返されることで繰り返し信号を繰り返し送信する送信制御部(223)と、電波を受信する受信部(21B)と、送信制御部が繰り返し信号を送信しているときに受信部が受信した電波に基づいて、送信部から送信した繰り返し信号が、他の装置が送信した信号と衝突しているか否かを判断する信号衝突判断部(225)とを備え、送信制御部は、信号衝突判断部が、繰り返し信号が衝突していると判断したことに基づいて、繰り返し信号の送信タイミングを変更することを特徴とする無線通信装置である。
この発明の無線通信装置は、信号衝突判断部を備える。信号衝突判断部は、送信制御部が繰り返し信号を送信しているときに、その繰り返し信号が、他の装置が送信した信号と衝突しているか否かを判断する。繰り返し信号と衝突している信号が、他の装置が送信している繰り返し信号であれば、次回の送信時間帯でも、他の装置は同じ送信タイミングで信号を送信する可能性が高い。そこで、送信制御部は、信号衝突判断部が繰り返し信号が衝突していると判断したことに基づいて、繰り返し信号の送信タイミングを変更する。これにより、次回、繰り返し信号を送信するときは、他の装置も繰り返し信号を送信しているとしても、他の装置が送信する繰り返し信号と衝突しない可能性が高くなるので、信号が衝突することを少なくできる。
第1実施形態の無線通信システム1の構成図である。 図1の路側機2の構成を示すブロック図である。 図2の路側制御部22の機能を示すブロック図である。 CCH通信制御部223が生成するWSAの構成を例示する図である。 路側通信部21の通信チャネルの時間変化を示す図である。 図1の車載機3の構成を示すブロック図である。 図6の制御部31の機能を示すブロック図である。 図2の路側制御部22が実行するCCH処理を示すフローチャートである。 図2の路側制御部22が実行するSCH処理を示すフローチャートである。 図8のステップS7でWSA衝突と判断する状況を例示する図である。 図9のステップS25で決定するWSA送信タイミングを説明する図である。 第2実施形態の無線通信システム100の構成図である。 路側機2の無線通信エリアの広さとWSAの送信タイミング初期値との関係を示す図である。 路側機2の無線通信エリアの広さとWSAの送信タイミング最小値との関係を示す図である。 第2実施形態においてWSAが送信される時間帯を例示する図である。 第2実施形態においてWSAが送信される時間帯を例示する図である。
<第1実施形態>
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。図1に示すように、第1実施形態に係る無線通信システム1は、路側機2と、車載機3とを備える。路側機2は請求項の無線通信装置に相当し、車載機3は請求項のサービス享受端末に相当する。
[無線通信システム1の概要構成]
図1には、2つの路側機2A、2Bを示しているが、路側機2は3台以上であってもよい。複数の路側機2A、2Bを区別しないときは、路側機2と表記する。また、図1には、車載機3を1台のみ示しているが、車載機3も複数台であってもよい。路側機2と車載機3はWAVEの規格に準拠して相互に通信する。なお、WAVEは、Wireless Access in Vehicular Environmentsの略語である。
WAVEの規格に準拠しているため、無線通信システム1は、1つのコントロールチャネルと、複数のサービスチャネルを通信チャネルとして設定している。コントロールチャネル、複数のサービスチャネルは、互いに異なる予め定められた周波数チャネルに設定されている。これらコントロールチャネルとサービスチャネルは、いずれも、5.8GHz帯や5.9GHz帯に属する。
路側機2は、Wave Service Advertisementを意味するWSAをコントロールチャネルで通知する。このWSAはサービス開始情報に相当しており、サービスを開始するために車載機3が取得する必要がある種々の情報が含まれている。たとえばWSAには、サービスチャネルを指定するチャネル情報が含まれている。さらに、路側機2は、WSAで指定したサービスチャネルでサービス実行情報を送信する。路側機2は、路側に固定されていてもよいし、移動型でもよい。
サービス実行情報は、サービスを実行するために路側機2と車載機3が通信する必要がある情報であり、路側機2が送信する情報と、車載機3が送信する情報がある。ただし、たとえば、道路交通情報の配信サービスなど、一部のサービスについては、サービス実行情報は、路側機2が送信する情報のみである。
車載機3は、車両4に搭載される。したがって、車載機3は移動型である。車載機3は、WSAやサービス実行情報を受信し、また、他の車載機3と車々間通信を行うこともできる。
[路側機2の構成]
路側機2は、路側機2が形成する無線通信エリア6に存在する車載機3と路車間通信を実施し、種々の情報を車載機3に送信したり、車載機3から種々の情報を取得したりすることで所定のサービスを実行する。無線通信エリアは、車載機3が検出可能な所定の強度以上で路側機2が送信する信号が届くエリアであり、請求項の送信範囲に相当する。
路側機2は、路側機2が提供するサービスに適した位置に設けられている。たとえば、路側機2は、交差点や、交差点と交差点とを接続する道路の途中、特定の施設(たとえば駐車場や店舗、有料道路)への出入口等に設けられている。路側機2の無線通信エリア6は、路側機2が提供するサービスに応じて設定可能である。換言すれば、路側機2が送信する電波の出力は、路側機2が提供するサービスに応じて設定可能である。設定されている無線通信エリア6が広い場合、他の路側機2の無線通信エリア6と重複することもある。
図1には、路側機2Aの無線通信エリア6Aと、路側機2Bの無線通信エリア6Bも示している。これら2つの無線通信エリア6A、6Bは、図1に示すように、部分的に重複しており、図1の例では、路側機2Bは、路側機2Aの無線通信エリア6Aに含まれている。一方、路側機2Aの位置は路側機2Bの無線通信エリア6Bの外である。なお、これら2つの無線通信エリア6A、6Bは、指向性のあるエリアとなっているが、もちろん、無線通信エリア6は、無指向性のエリアすなわち真円形のエリアでもよい。
路側機2は、図2に示すように路側通信部21と、路側制御部22とを備える。路側通信部21と路側制御部22は相互通信可能に接続されている。
路側通信部21は、狭域通信により、路側機2が形成する無線通信エリア6に存在する車載機3と路車間通信を実施する。狭域通信は、中継装置を介さないで直接通信を行う通信方式である。路側機2が形成する無線通信エリア6は、半径数百メートルである場合が多いが、路側機2が提供するサービスにより異なり、半径十メートル程度のこともあり、また、半径1km程度のこともある。
路側通信部21は、コントロールチャネルを用いて通信するモードと、サービスチャネルを用いて通信するモードの2つの動作モードを備える。つまり、車載機3とのコントロールチャネルを用いた通信、および、サービスチャネルを用いた通信の両方ともが、この路側通信部21により行われる。
路側通信部21は、路側送信部21Aと、路側受信部21Bと、サーキュレータ21cと、アンテナ21dを備える。路側送信部21Aは、コントロールチャネルおよび複数のサービスチャネルから1つのチャネルを選択して、電波を送信する周波数チャネルである送信チャネルを設定できる。路側送信部21Aは、路側制御部22から入力されたデータを変調し、さらに送信チャネルの周波数の電波に変換して送信する。この路側送信部21Aが請求項の送信部に相当する。
路側受信部21Bは、電波を受信する周波数チャネルである受信チャネルを、送信チャネルと同じチャネルに設定し、設定した受信チャネルで、車載機3から送信される電波を受信する。そして、受信した電波を復調して信号を取り出し、その信号を路側制御部22に出力する。この路側受信部21Bが請求項の受信部に相当する。
サーキュレータ21cは、路側送信部21Aからの信号はアンテナ21dへ導き、アンテナ21dが受信した電波を表す信号は路側受信部21Bへ導く。サーキュレータ21cが備えられているので、路側通信部21は、路側送信部21Aから信号を送信中に、路側受信部21Bで受信することができる。
路側制御部22は、通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリ、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインなどを備えている。
路側制御部22が備える路側メモリ22Mは、不揮発性の記憶媒体であって、たとえばフラッシュメモリによって実現される。路側メモリ22Mには、種々の処理を実行するためのプログラムモジュールやデータ、路側機2に割り当てられている端末ID等が格納されている。また、WSAを生成するための情報やサービス実行情報を生成するための情報も、この路側メモリ22Mに格納されている。さらに、路側受信部21Bが受信した信号の受信信号強度も、路側メモリ22Mに一時的に記憶される。
路側制御部22は、上述のプログラムモジュールを実行することによって実現する機能ブロックとして、図3に示すように、時刻同期部221、路側通信制御部222、信号衝突判断部225、サービス処理部226を備える。なお、路側制御部22が実行する機能の一部又は全部は、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
時刻同期部221は、路側制御部22が持つ時刻情報を基準時刻に同期させる処理を行う。路側制御部22が持つ時刻情報は、CPUのクロック信号に基づいて計測するが、クロック信号に基づいて時刻を計測すると、次第に基準時刻からずれていく恐れがある。そこで、この時刻同期部221で、路側制御部22が持つ時刻情報を、基準時刻に同期させるのである。基準時刻は、たとえば、全地球型航法衛星システム(以降、GNSS:Global Navigation Satellite System)で用いられる時刻(以降、GNSS時刻)とする。時刻同期部221は、外部に設けられたサーバと通信して、基準時刻を取得する。あるいは、路側機2がGNSS受信機を備え、そのGNSS受信機がGNSS時刻を含む信号をGNSS人工衛星から受信し、時刻同期部221は、このGNSS受信機からGNSS時刻を取得してもよい。
路側通信制御部222は、路側通信部21の動作を制御し、コントロールチャネルによる通信と、サービスチャネルによる通信との切り替えを行う。路側通信制御部222は、路側通信部21の動作モードに応じた、路側通信部21から送信するべき情報を生成して、路側通信部21から送信させる。また、路側通信部21が受信したデータを取得してサービス処理部226に提供する。
路側通信制御部222は、より細かい機能ブロックとして、CCH通信制御部223と、SCH通信制御部224を備える。なお、各部の名称中のCCHは、コントロールチャネル(Control Channel)を意味し、SCHは、サービスチャネル(Service Channel)を意味している。
CCH通信制御部223は、コントロールチャネルを用いた通信の制御を担当する。CCH通信制御部223は、WSAを生成し、路側通信部21の送信チャネルをコントロールチャネルに設定して、生成したWSAを路側通信部21にブロードキャスト方式で送信させる。また、CCH通信制御部223は、路側通信部21がコントロールチャネルを用いた通信により受信したデータを取得して、サービス処理部226に提供する。
図4に、CCH通信制御部223が生成するWSAの構成を例示している。図4に示すように、WSAは、ヘッダ、PSID、優先度、チャネル情報を含む。ヘッダは、受信側の装置である車載機3において、受信データがWSAであると認識するための情報である。ヘッダには、たとえば、WAVE規格のバージョンを示す情報や、WSAをサービス実行情報などの他の情報と区別するための情報などが含まれている。
PSIDは、サービスプロバイダーが路側機2を通じて提供するサービスの種類が定まる情報である。優先度は、種々の路側機2が提供する種々のサービスの中で、PSIDにより特定されるサービスの優先度が定まる情報である。チャネル情報は、複数のサービスチャネルのうち、この路側機2がサービスの提供に利用するサービスチャネルのチャネル番号である。なお、提供されるサービスに応じてサービスチャネルは定まればよく、複数のサービスが同じサービスチャネルに対応付けられていてもよい。
CCH通信制御部223がWSAを送信させる時間は、コントロールチャネル時間帯である。路側通信制御部222は、時刻をコントロールチャネル時間帯と、サービスチャネル時間帯に分けている。
図5は、路側通信部21の通信チャネルの時間変化を例示している。なお、路側通信部21の通信チャネルは、路側送信部21Aの送信チャネルおよび路側受信部21Bの受信チャネルを意味する。これらの送信チャネルおよび受信チャネルは、常に互いに同じ周波数チャネルに設定される。
図5の例では、コントロールチャネルとサービスチャネルが交互に設定されている。通信チャネルがコントロールチャネルに設定されている時間帯をコントロールチャネル時間帯とし、サービスチャネルに設定されている時間帯をサービスチャネル時間帯とする。
コントロールチャネル時間帯とサービスチャネル時間帯の長さは、互いに同じ時間であり、たとえば50ミリ秒毎である。また、コントロールチャネル時間帯、サービスチャネル時間帯の開始時刻は、基準時刻系で定まる時刻とされている。コントロールチャネル時間帯およびサービスチャネル時間帯は、いずれも周期的に繰り返す時間帯であり、コントロールチャネル時間帯は請求項の送信時間帯に相当する。
CCH通信制御部223は、WSAを、コントロールチャネル時間帯毎に繰り返し送信する。したがってWSAは請求項の繰り返し信号に相当し、WSAの送信を制御するCCH通信制御部223は請求項の送信制御部に相当する。
SCH通信制御部224は、所定のサービスチャネルを用いた通信の制御を担当する。SCH通信制御部224は、サービス実行情報を生成し、路側通信部21の送信チャネルをサービスの種類に応じて定まるサービスチャネルに設定して、生成したサービス実行情報を路側通信部21に送信させる。SCH通信制御部224がサービス実行情報を送信させる時間は、サービスチャネル時間帯である。送信方式は、ブロードキャスト、ユニキャスト、マルチキャストのいずれでもよく、いずれの通信方式を用いるかは、サービスの種類に応じて定まる。また、SCH通信制御部224は、路側通信部21がサービスチャネルを用いた通信により受信したデータを取得して、サービス処理部226に提供する。
信号衝突判断部225は、CCH通信制御部223が路側送信部21Aを制御して、路側送信部21AからWSAを送信しているときに、そのWSAが、他の装置が送信した信号と衝突してしまっているか否かを判断する。判断方法は、図8に示すフローチャートにおいて説明する。
サービス処理部226は、路側通信制御部222から提供されるデータに基づいて、車載機3に対して所定のサービスを提供する。提供するサービスは、たとえば、有料道路走行時の料金自動収集サービス、駐車時の駐車料金自動集取サービス、交通情報配信サービス、位置情報通知サービス、広告配信サービスなどである。
[車載機3の構成]
次に、車載機3の構成を説明する。車載機3は、図6に示すように、制御部31、狭域通信部32、GNSS受信機33を備える。制御部31は、狭域通信部32、GNSS受信機33と相互通信可能に接続されている。
狭域通信部32は、路側機2の路側通信部21や、他の車載機3が備える狭域通信部32との間で狭域通信を行う。狭域通信部32の通信距離は、たとえば数百m程度である。また、本実施形態の狭域通信は、前述したコントロールチャネルあるいはサービスチャネルを使用する。狭域通信部32は、アンテナで受信した信号を復調して制御部31に出力する狭域受信部32Bと、制御部31から入力されたデータを変調し、さらに電波に変換して周囲に送信する狭域送信部32Aを備える。
狭域受信部32Bは、受信チャネルを、コントロールチャネルおよび複数のサービスチャネルから1つ選択して設定し、設定した受信チャネルで、路側機2から送信される電波を受信する。そして、受信した電波を復調して信号を取り出し、その信号を路側制御部22に出力する。
狭域送信部32Aは、送信チャネルを受信チャネルと同じ周波数チャネルに設定して、路側制御部22から入力されたデータを変調し、さらに送信チャネルの周波数の電波に変換して送信する。
GNSS受信機33は、GNSSで用いられる衛星からの電波を受信することで、GNSS受信機33の現在位置を計算する。GNSS受信機33が計算する現在位置は、たとえば緯度と経度で表される。GNSS受信機33が計算した現在位置を示す情報は逐次(たとえば100ミリ秒毎に)、制御部31に提供される。
また、GNSS受信機33は、GNSS衛星を捕捉している状態においては、1秒毎にPPS信号を出力する。なお、PPSはPulse Per Secondの略である。PPS信号は、整数秒のタイミング、言い換えれば、秒が切り替わるタイミングを示す信号として機能する。
制御部31は、通常のコンピュータとして構成されており、周知のCPU、ROMやフラッシュメモリなどの不揮発性メモリ、RAMなどの揮発性メモリ、I/O、およびこれらの構成を接続するバスラインなどを備えている。
制御部31が備えるメモリ31Mは、不揮発性の記憶媒体であって、たとえばフラッシュメモリやROMなどによって実現される。メモリ31Mには、種々の処理を実行するためのプログラムモジュールやデータ、車載機3に割り当てられている端末IDが格納されている。また、メモリ31Mには、狭域受信部32Bが受信したWSAが一時的に記憶される。
制御部31は、上述のプログラムモジュールを実行することによって実現する機能ブロックとして、図7に示すように、時刻同期部311、チャネル制御部312、サービス実行部313を備える。なお、制御部31が実行する機能の一部又は全部を、一つあるいは複数のIC等によりハードウェア的に構成してもよい。
時刻同期部311は、制御部31が持つ時刻情報を基準時刻に同期させる処理を行う。車載機3は、GNSS受信機33を備えているので、このGNSS受信機33がGNSS人工衛星から受信したGNSS時刻を含む信号を取得して同期処理を行う。
チャネル制御部312は、狭域通信部32の通信チャネルを、コントロールチャネルおよびサービスチャネルのいずれかに設定する。詳しくは、通信チャネルをコントロールチャネルとしてWSAを受信した場合、WSAを受信した後、最初のサービスチャネル時間帯の開始時刻から、通信チャネルをそのWSAから定まるサービスチャネルに切り替える。その後、サービス実行中は、サービスチャネル時間帯では、通信チャネルをサービスチャネルとし、コントロールチャネル時間帯では通信チャネルをコントロールチャネルとする。サービス実行中のサービスチャネル時間帯では、狭域通信部32は、サービスを実行するための情報を路側機2との間で送受信する。
サービスを実行するための情報の送受信が終了した場合には、チャネル制御部312は、通信チャネルをコントロールチャネルに固定する。ただし、サービス実行中に、実行中のサービスとは異なるサービスに関するWSAを受信した場合には、オープンするサービスチャネルを、そのWSAにより定まるサービスチャネルに変更する。そして、サービスチャネルとコントロールチャネルを交互にオープンする制御を継続する。
サービス実行部313は、チャネル制御部312が通信チャネルをコントロールチャネルとしている間に狭域受信部32BがWSAを受信した場合、そのWSAに基づいて、実行するサービスを決定する。また、チャネル制御部312が通信チャネルをサービスチャネルとしている間に狭域受信部32Bが受信したサービス実行情報を取得し、そのサービス実行情報に基づいて路側機2が要求するデータを決定する。そして、決定したデータを狭域送信部32Aから路側機2へ送信させる。
[路側制御部22の処理]
図8、図9は、路側制御部22が実行する処理を説明するフローチャートである。ただし、路側制御部22は、図8、図9に示す処理を実行することに加え、周期的に、時刻同期部221が同期処理を行う。
路側制御部22は、電源がオンである間、図8、図9に示す処理を繰り返し実行する。図8は、通信チャネルをコントロールチャネルに設定して行う処理であるのでCCH処理とする。図9は、通信チャネルをサービスチャネルに設定して行う処理であるので、SCH処理とする。
まず、図8に示すCCH処理から説明する。図8において、ステップS6、S7は、信号衝突判断部225が行う処理であり、その他のステップはCCH通信制御部223が行う処理である。
ステップS1では、コントロールチャネルをオープンする。すなわち、送信チャネルおよび受信チャネルをコントロールチャネルに設定する。
ステップS2では、WSAを送信する送信タイミングとなったか否かを判断する。WSA送信タイミングは、コントロールチャネル時間帯の開始時刻を基準として定まるタイミングである。ステップS2の判断がNOであれば、このステップS2の判断を繰り返し、YESであればステップS3に進む。
ステップS3では、キャリアセンスを実行する。ステップS4では、キャリアセンスの結果が、通信チャネルが空いているという結果であったか否かを判断する。通信チャネルが空いていないと判断した場合にはステップS4の判断がNOになる。ステップS4の判断がNOである場合には、ステップS3に戻りキャリアセンスを継続する。なお、ステップS3、S4の処理を繰り返しているうちにコントロールチャネル時間帯が経過してしまった場合には、図9へ進む。
ステップS3において、通信チャネルが空いていると判断した場合にはステップS4の判断がYESになる。ステップS3で実行するキャリアセンスは、公知のCSMA/CAと同様、一定の判断時間DIFS、通信チャネルが空いているか否かを判断した後、通信チャネルが空いていると判断した場合、さらに、ランダムなバックオフ時間を決定する。そのバックオフ時間の間も、通信チャネルが空いているか否かを判断する。そして、バックオフ時間が経過するまで継続して通信チャネルが空いていた場合にはステップS4の判断がYESになる。ステップS4の判断がYESになった場合にはステップS5に進む。
ステップS5では、WSAを路側送信部21Aから送信する。続くステップS6では、ステップS5でWSAを送信していた間に、路側受信部21Bが受信して、メモリ31Mに記憶されていた受信信号強度を取得する。ステップS7では、ステップS5で送信したWSAが、他の装置が送信した信号と衝突していたか否かを判断する。ステップS6で取得した受信信号強度が衝突を判断するために設定された信号強度閾値以上である期間があり、かつ、その期間の少なくとも一部が、WSAを送信していた期間と重複している場合に、WSAが衝突していたと判断する。
路側機2は、ステップS3でキャリアセンスを実行しており、他の路側機2も、同様にこのキャリアセンスを実行している。したがって、複数の路側機2が、互いに、他の路側機2が送信するWSAを受信できれば、複数の路側機2が送信するWSAが衝突してしまうことはない。しかし、図1に示す例では、路側機2Bは路側機2Aの無線通信エリア6Aに入っているが、路側機2Aは路側機2Bの無線通信エリア6Bに入っていない。そのため、路側機2Bは、路側機2AがWSAを送信している場合に、ステップS3におけるキャリアセンスにより、通信チャネルが使用されていると判断できる。しかし、路側機2Aは、路側機2BがWSAを送信していても、ステップS3におけるキャリアセンスで通信チャネルが使用されていると判断できない。
したがって、図10に示すように、路側機2BがWSAを送信している時間帯に含まれている時刻ta1から時刻ta2の間に、路側機2Aの路側制御部22が図8の処理を実行しても、ステップS4の判断はYESになる。その結果、図10に示すように、時刻ta2から、路側機2AはWSAを送信してしまうことがある。これにより、路側機2Bの路側制御部22は、時刻ta2から時刻ta3までの期間、WSAが衝突していたと判断することになる。なお、図10において、下向きの矢印は、路側機2Bが送信するWSAが路側機2Aには届かないことを概念的に示し、上向きの矢印は、路側機2Aが送信するWSAが路側機2Bに届くことを概念的に示している。WSAが衝突していたと判断した場合にはステップS7の判断はYESになり、ステップS8に進む。
ステップS8では、コントロールチャネル時間帯の残時間が、WSAを送信できる時間以上あるか否かを判断する。WSAを送信できる時間には、WSAを送信している時間と、キャリアセンスに要する時間の合計時間である。キャリアセンスには、ランダムに設定されるバックオフ時間があるので、バックオフ時間は最大値が設定されたとして、ステップS8の判断を行う。
ステップS8の判断がYESであれば、WSAを再送信するために、ステップS3に戻る。ステップS3に戻った場合、判断時間DIFSとバックオフ時間の間、キャリアセンスを行う。このときの判断時間DIFSおよびバックオフ時間は、請求項の待ち時間に相当する。
ステップS8の判断がNOであればステップS9に進む。また、ステップS7の判断がNO、すなわち、送信したWSAが衝突していないと判断した場合にもステップS9に進む。
ステップS9では、サービスチャネル時間帯となったか否かを判断する。この判断がNOであればステップS9の判断を繰り返し、YESであれば図9に示すSCH処理へ進む。
次に、図9に示すSCH処理を説明する。図9において、ステップS21、S23はSCH通信制御部224が行う処理であり、ステップS22はサービス処理部226が行う処理であり、ステップS24、S25はCCH通信制御部223が行う処理である。
ステップS21では、サービスチャネルをオープンする。続くステップS22では、サービス実行情報送受信処理を行う。サービス実行情報は、サービスを実行するために路側機2が車載機3へ送信する必要がある情報、および、サービスを実行するために車載機3が路側機2へ送信する必要がある情報の両方を意味する。
ステップS23では、コントロールチャネル時間帯になったか否かを判断する。この判断がNOであればステップS23の判断を繰り返し、YESであればステップS24に進む。
ステップS24では、CCH空き時間帯を決定する。CCH空き時間帯とは、直前のコントロールチャネル時間帯においてコントロールチャネルが使用されていない時間帯である。ステップS24の処理は、具体的には、直前のコントロールチャネル時間帯の受信信号強度を路側メモリ22Mから取得し、取得した受信信号強度が、前述した信号強度閾値よりも低くなっている時間帯をCCH空き時間帯に決定する。
ステップS25では、次回のコントロールチャネル時間帯におけるWSA送信タイミングを決定する。具体的には、ステップS24で決定したCCH空き時間帯のうち、最先の時間帯内のタイミングに、次回のコントロールチャネル時間帯におけるWSA送信タイミングを設定する。最先の時間帯は、CCH空き時間帯の最先の時刻から開始する時間帯であり、たとえば、CSA/CAにおいて用いられているSIFS程度の時間帯、あるいは、SIFSの数倍程度の時間帯である。
図11に、ステップS25で決定する次回のWSA送信タイミングを例示する。この図11の例において、時刻tbは、コントロールチャネル時間帯の開始時刻t0を基準とする時刻である。
図11の例では、今回の送信タイミングは時刻tb4であり、今回は、時刻tb4から時刻tb5までの時間で、WSAを送信する処理であるステップS3〜S5を実行している。また、ステップS24で決定したCCH空き時間帯が、時刻tb1以降であるとする。そのため、ステップS25では時刻tb2を次回のWSA送信タイミングに設定する。これにより、次回のCCH処理では、時刻tb2をWSA送信タイミングとし、時刻tb2からWSAを送信する処理を開始し、時刻tb3までWSAを送信する。なお、時刻tb3はランダムに設定されるバックオフ時間により変動する。
[第1実施形態のまとめ]
第1実施形態の路側機2は信号衝突判断部225を備える。信号衝突判断部225は、CCH通信制御部223がWSAを送信しているときに、そのWSAが他の装置が送信した信号と衝突しているか否かを判断する。コントロールチャネルの周波数は、WAVEの規格に準拠している路側機2であれば、どの路側機2も共通であり、かつ、どの路側機2も、コントロールチャネル時間帯ごとにWSAを送信する。したがって、図8の処理を実行した路側機2が送信したWSAと衝突した信号は、他の路側機2が送信したWSAである可能性が高い。そこで、CCH通信制御部223は、WSAが衝突していると判断された場合、次回のWSAの送信タイミングを変更する。これにより、次回、WSAを送信するときは、他の路側機2が送信するWSAと衝突しない可能性が高くなるので、WSAが衝突することを少なくできる。
また、本実施形態では、CCH通信制御部223は、WSAが衝突していると判断された場合、判断時間DIFSおよびバックオフ時間待機しても、コントロールチャネル時間帯の残時間がWSAを送信できる時間以上あると判断した場合、WSAを再送信する。これにより、車載機3は、再送信されたWSAを受信して、次のサービスチャネル時間帯からWSAにより定まるサービスチャネルをオープンすることができる。
ただし、次回以降のコントロールチャネル時間帯でも、再送信時と同じ送信タイミングでWSAを送信するとすれば、WSAが衝突したと判断する都度、WSAの送信タイミングがコントロールチャネル時間帯の中で遅い時間帯にずれていってしまう。その結果、WSAの送信タイミングが、コントロールチャネル時間帯の終了時刻付近になってしまう恐れもある。
WSAは、車載機3にサービスチャネルを指定する信号であり、車載機3はWSAを受信後に、WSAを復号する処理を行い、かつ、復号したWSAで指定されているサービスチャネルをオープンする処理を行う。これらの処理には、当然、ある程度の時間が必要になる。そのため、WSAの送信タイミングがコントロールチャネル時間帯の終了時刻付近であると、車載機3は、サービスチャネルのオープンが、サービスチャネル時間帯の開始時刻に間に合わない可能性が生じる。
そこで、本実施形態では、ステップS24、S25により、次回のコントロールチャネル時間帯において送信するWSA送信タイミングを、CCH空き時間帯のうち、最先の時間帯内のタイミングに設定する。これにより、WSA送信タイミングが、コントロールチャネル時間帯の中で早い時間帯に設定される。よって、車載機3のサービスチャネルのオープンが、サービスチャネル時間帯の開始時刻に間に合わなくなってしまうことを抑制できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態を説明する。この第2実施形態以下の説明において、それまでに使用した符号と同一番号の符号を有する要素は、特に言及する場合を除き、それ以前の実施形態における同一符号の要素と同一である。また、構成の一部のみを説明している場合、構成の他の部分については先に説明した実施形態を適用できる。
図12に示すように、第2実施形態における無線通信システム100は、路側機2L、2M、2Sを備える。これらの路側機2L、2M、2Sは固定型である。加えて、第2実施形態における無線通信システム100は、車両5に搭載される移動型の路側機2moも備える。
路側機2L、2M、2Sの無線通信エリア6L、6M、6Sの大きさは、図12に示すように、無線通信エリア6Lが最も広く、次いで無線通信エリア6Mが広く、無線通信エリア6Sが最も狭い。また、無線通信エリア6Lは、路側機2M、2Sの無線通信エリア6M、6Sを包含するエリアとなっている。無線通信エリア6M、6Sは一部が重複しており、路側機2Mは無線通信エリア6S内にあるが、路側機2Sは無線通信エリア6Mの外にある。路側機2moの無線通信エリア6moの大きさに特に制限はないが、たとえば、路側機2Sの無線通信エリア6Sと同じ程度の大きさである。
路側機2L、2M、2S、2moは、第1実施形態の路側機2と同じハードウェア構成である。また、これらの路側機2L、2M、2S、2moの路側制御部22が実行する処理も、図9のステップS25を除き第1実施形態と同じである。
また、第1実施形態では、WSAの送信タイミングの初期値については特に言及しておらず、初期値に特に制限はなかった。これに対して、第2実施形態では、固定型の路側機2L、2M、2Sについては、図13に概念的に示すように、路側機2の無線通信エリア6が広いほど、WSAの送信タイミングの初期値が早いタイミングに設定されている。
一方、移動型の路側機2moがWSAを送信するタイミングの初期値は、本実施形態では、無線通信エリア6moの広さによらない一定値である。また、路側機2moがWSAを送信するタイミングは、コントロールチャネル時間帯の半分よりも後の時点に設定されている。
さらに、第2実施形態では、コントロールチャネル時間帯内において、WSAの送信タイミングが設定可能な時間帯の最小値が定められている。ここでの最小値は、最も早い時刻を意味する。図14に概念的に示すように、固定型の路側機2L、2M、2S、移動型の路側機2moともに、本実施形態におけるこの最小値は、WSAの送信タイミングの初期値と同じである。
図13、図14に示したように、WSAの送信タイミングの初期値および最小値が設定されているため、第2実施形態におけるステップS25では、次回のWSAの送信タイミングを、CCH空き時間帯のうち、送信タイミング最小値よりも後において、最先の時間帯内のタイミングに設定する。
次に、図13、図14に示した初期値および最小値が設定されていることによる効果を説明する。路側機2L、2M、2Sは同時に設置されるとは限らず、順次、追加されることがある。ここでは、まず、路側機2M、2Sが設置され、後に、路側機2Lが追加された場合を考える。
前述したように、第2実施形態では、固定型である路側機2M、2SのWSAの送信タイミングの初期値は、無線通信エリア6の広さにより定まる。路側機2M、2SのWSAの送信タイミングの初期値を、図15に示すように時刻t1、t2とする。なお、図15に示す時刻tは、各コントロールチャネル時間帯の開始時刻t0を基準とする時刻である。
路側機2Mは、時刻t1からキャリアセンスを開始する。このとき、コントロールチャネルは使用されていないので、路側機2MはWSAを送信する。時刻t2になると、路側機2Sがキャリアセンスを開始する。このとき路側機2MがWSAを送信しているが、路側機2Sは、路側機2Mの無線通信エリア6Mの外に位置しているので、路側機2Mが送信するWSAを検出することができない。その結果、路側機2SもWSAを送信してしまうので、路側機2SがWSAの送信を開始してから、路側機2MがWSAの送信を終了する時刻t5までの間、2つのWSAが衝突する。
路側機2Mは、路側機2Sの無線通信エリア6S内に位置しているので、WSAが衝突したと判断することができ、また、路側機2Sが時刻t6においてWSAを送信し終えたことも検出できる。また、図15の例では、路側機2SがWSAを送信し終えた時刻は、まだ、コントロールチャネル時間帯内でWSAを送信する時間が残っている時刻である。そのため、路側機2Mは、時刻t7を新たなWSAの送信タイミングとして、WSAを再送信する。このWSAの再送信は時刻t10に終了する。
その次のコントロールチャネル時間帯では、路側機2Mは、時刻t7をWSAの送信タイミングとするので、路側機2Sが送信するWSAと路側機2Mが送信するWSAは衝突しない。
路側機2Lが設置されると、図15の路側機2L設置後の時間帯に示しているように、路側機2Lは、時刻t0からキャリアセンスを開始してWSAを送信する。路側機2LがWSAを送信し終える時刻は時刻t3である。そのため、路側機2Sは、路側機2Lが設置される前と同様に、時刻t2からキャリアセンスを開始すると、路側機2Lが送信しているWSAを検出して、コントロールチャネルが使用されていると判断できる。
路側機2の無線通信エリア6が広いほど、その路側機2が送信するWSAが他の路側機2に検出されやすい。換言すれば、路側機2の無線通信エリア6が狭いほど、その路側機2が送信するWSAは他の路側機2に検出されず、その結果、WSAの衝突が生じてしまう可能性が高くなる。
そのため、第2実施形態では、無線通信エリア6が広いほどWSAの送信タイミングを早くするために、初期値および最小値を、無線通信エリア6が広いほど早い時刻としているのである。
路側機2Sは、時刻t2からキャリアセンスを行うが、時刻t3まではコントロールチャネルが空いていると判断できない。そのため、路側機2SがWSAを送信するタイミングは時刻t4となり、時刻t8まで路側機2SはWSAを送信する。
路側機2Mも、路側機2Lが設置される前と同様、時刻t7からキャリアセンスを開始するが、時刻t8まではコントロールチャネルが空いていると判断できない。そのため、路側機2MがWSAを送信するタイミングは時刻t9となり、時刻t11まで路側機2MはWSAを送信する。
この図15の例では、まず、路側機2MがWSAの送信タイミングを変更しており、その後、路側機2Lが追加されると、路側機2S、路側機2Mが、WSAの送信タイミングを変更する。これにより、3つの路側機2L、2M、2Sがそれぞれ送信するWSAが互いに衝突しないようになる。
次に、路側機2moが路側機2Lの無線通信エリア6Lを通過するときを考える。路側機2moが路側機2Lの無線通信エリア6Lに進入する前は、図16に示すように、路側機2L、2M、2Sは、それぞれ時刻t0〜t3、t9〜t11、t4〜t8をWSAを送信する時間帯としている。そのため、路側機2L、2M、2Sがそれぞれ送信するWSAは互いに衝突しない。
固定型の路側機2L、2M、2SのWSAの送信タイミングは、CCH空き時間帯のうち、送信タイミング最小値よりも後において最先の時間帯内に設定される。そのため、固定型の路側機2L、2M、2SのWSAの送信タイミングは、コントロールチャネル時間帯の中で早い時間帯になっていく傾向にある。一方、移動型の路側機2moのWSAの送信タイミングの初期値および最小値は、コントロールチャネル時間帯の半分よりも後の時点に設定されている。そのため、図16の路側機2mo通過時の時間帯では、移動型の路側機2moがWSAを送信する時間帯は、時刻t12から時刻t13になっている。時刻t12は、路側機2MがWSAの送信を終了する時刻t11よりも後の時刻であるので、路側機2moが、無線通信エリア6L、6M、6Sを通過するとしても、路側機2L、2M、2Sは、WSAの送信タイミングを変更する必要がない。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、次の変形例も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施できる。
<変形例1>
たとえば、前述の実施形態では、WSAが衝突していないと判断した場合に、ステップS24でCCH空き時間帯を決定し、ステップS25において、そのCCH空き時間帯に基づいて、次回のWSAの送信タイミングを決定していた。しかし、WSAが衝突していないと判断した場合に、WSAの送信タイミングを維持するようにしてもよい。
<変形例2>
前述の実施形態では、路側機2は、サーキュレータ21cを備えることで、路側送信部21Aから信号を送信しているときに、アンテナ21dが受信した電波を路側受信部21Bが取得できるようにしていた。しかし、これに限られず、送信用のアンテナと受信用のアンテナとを別々に備えることで、路側送信部21Aが送信しているときに、路側受信部21Bが受信を行えるようにしてもよい。
<変形例3>
第2実施形態では、移動型の路側機2moがWSAを送信するタイミングは、コントロールチャネル時間帯の半分よりも後の時点に設定されていた。しかし、移動型の路側機2moがWSAを送信するタイミングを、コントロールチャネル時間帯の2/3よりも後も時点としてもよいし、コントロールチャネル時間帯の3/4よりも後の時点としてもよい。
1:無線通信システム 2:路側機 3:車載機 4:車両 5:車両 6:無線通信エリア 21:路側通信部 21A:路側送信部 21B:路側受信部 21c:サーキュレータ 21d:アンテナ 22:路側制御部 22M:路側メモリ 31:制御部 31M:メモリ 32:狭域通信部 32A:狭域送信部 32B:狭域受信部 33:GNSS受信機 100:無線通信システム 221:時刻同期部 222:路側通信制御部 223:CCH通信制御部 224:SCH通信制御部 225:信号衝突判断部 226:サービス処理部 311:時刻同期部 312:チャネル制御部 313:サービス実行部

Claims (7)

  1. 電波を送信する送信部(21A)と、
    周期的に繰り返す送信時間帯内に、前記送信時間帯の開始時刻を基準として定まる送信タイミングで、前記送信部から、繰り返し送信する必要がある繰り返し信号を電波として送信し、かつ、前記送信時間帯が繰り返されることで前記繰り返し信号を繰り返し送信する送信制御部(223)と、
    電波を受信する受信部(21B)と、
    前記送信制御部が前記繰り返し信号を送信しているときに前記受信部が受信した電波に基づいて、前記送信部から送信した前記繰り返し信号が、他の装置が送信した信号と衝突しているか否かを判断する信号衝突判断部(225)とを備え、
    前記送信制御部は、前記信号衝突判断部が、前記繰り返し信号が衝突していると判断したことに基づいて、前記繰り返し信号の前記送信タイミングを変更することを特徴とする無線通信装置。
  2. 請求項1において、
    前記送信制御部は、前記信号衝突判断部が、前記繰り返し信号が衝突していると判断した場合、前記送信時間帯内であって、待ち時間が経過した後の前記送信時間帯の残時間が前記繰り返し信号を送信できる時間以上であると判断したことに基づいて、前記繰り返し信号を再送信することを特徴とする無線通信装置。
  3. 請求項2において、
    前記送信部は、電波を送信する周波数チャネルである送信チャネルを、互いに異なる前記周波数チャネルであるコントロールチャネルおよび複数のサービスチャネルから選択して設定可能であり、
    前記送信制御部は、
    交互に繰り返すコントロールチャネル時間帯とサービスチャネル時間帯において、前記コントロールチャネル時間帯では、前記送信チャネルを前記コントロールチャネルとし、前記送信部から、前記繰り返し信号として、前記サービスチャネル時間帯となったときにオープンするべき前記サービスチャネルが定まる情報を含んでいるサービス開始情報を、サービスを享受するサービス享受端末(3)に送信し、
    前記サービスチャネル時間帯では、前記送信チャネルを前記サービスチャネルとし、前記サービスを実行するための情報であるサービス実行情報を送信し、
    かつ、前記信号衝突判断部が、前記サービス開始情報が衝突していると判断しなかった場合、次回の前記サービス開始情報の送信タイミングを、前記コントロールチャネル時間帯であって、前記送信タイミングを設定可能とされている時間帯内において、前記受信部が、前記コントロールチャネルが使用されていると判断する強度以上の電波を受信しなかった時間帯のうちで、最先の時間帯に設定することを特徴とする無線通信装置。
  4. 請求項3において、
    前記送信制御部は、前記送信部が前記サービス開始情報を送信する送信範囲が広いほど、前記送信タイミングの初期値が早いタイミングに設定されていることを特徴とする無線通信装置。
  5. 請求項3または4において、
    前記送信タイミングを設定可能とされている時間帯の開始時点は、前記送信部が前記サービス開始情報を送信する送信範囲が広いほど、早い時点になっていることを特徴とする無線通信装置。
  6. 請求項1または2において、
    前記送信制御部は、前記信号衝突判断部が、前記繰り返し信号が衝突していないと判断したことに基づいて、前記繰り返し信号の前記送信タイミングを維持することを特徴とする無線通信装置。
  7. 請求項3に記載の前記無線通信装置であって移動型の前記無線通信装置と、請求項3に記載の前記無線通信装置であって固定型の前記無線通信装置とを備える無線通信システムであって、
    移動型の前記無線通信装置は、前記送信タイミングを設定可能とされている時間帯が、前記コントロールチャネル時間帯が半分経過した時点以降であることを特徴とする無線通信システム。
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