JP6397863B2 - 認証システム及び認証方法 - Google Patents

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Description

本発明は、イベント会場における入場時の認証に関する携帯端末、認証システム、認証方法、及び認証用プログラムに関する。
イベント等のチケットの転売を防止するために、チケットに生体情報を付加しておき、イベント会場において当該生体情報に基づいて認証することが行われている。例えば、特許文献1には、チケット購入時に指紋データを示すバーコードを付与したチケットを発行し、イベント会場に入場する際に、指紋入力装置によって入場者から読み取った指紋データと、バーコードリーダによって入場者のチケットから読み取った指紋データとに基づいて認証を行う認証システムが開示されている。
特開2003−67798号公報
イベント会場において従来の認証システムを利用する場合、会場に設けられたゲートに少なくとも一組の指紋入力装置及びバーコードリーダを設置しておき、入場者のそれぞれの指紋データの読み取り、チケットに付されたバーコードの読み取り、読み取った指紋データに基づく認証を行う必要がある。指紋データの読み取り及び認証には一定の時間がかかることから、特に大規模なイベントにおいて、入場者が会場に入場する際の待ち時間が長くなるという問題がある。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、入場者がイベント会場に入場する際の待ち時間を短くすることができる携帯端末、認証システム、認証方法、及び認証用プログラムを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に係る携帯端末は、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定部と、現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定部と、前記第1判定部が、自身の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、認証に用いられる生体認証情報を取得する認証情報取得部と、前記認証情報取得部が取得した前記生体認証情報に基づいて前記認証に関する処理を行う認証処理部と、を備える。
前記認証情報取得部は、前記第1判定部が、自身の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、第1時間にわたって前記生体認証情報の入力を受け付け、入力された前記生体認証情報を取得してもよい。
前記携帯端末は、撮像部をさらに備え、前記認証情報取得部は、前記撮像部により撮像された撮像画像に含まれる顔に対応する情報を前記生体認証情報として取得してもよい。
前記第1判定部は、自身の位置が前記開催場所から所定の範囲内であるかを判定することにより、自身の位置が前記開催場所に対応する位置であるかを判定してもよい。
前記第2判定部は、現在時刻が前記開催時間の前の所定の範囲内の時刻であるかを判定することにより、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であるかを判定してもよい。
本発明の第2の態様に係る認証システムは、認証装置と携帯端末とを備え、イベントの会場において認証を行う認証システムであって、前記認証装置は、前記携帯端末のユーザが前記イベントのチケットを購入すると、前記イベントに関連する情報と、前記認証に用いられる前記ユーザの生体認証情報とを取得して記憶部に記憶させる記憶制御部を有し、前記携帯端末は、前記携帯端末の位置が前記イベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定部と、現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定部と、前記第1判定部が、前記携帯端末の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報を取得する認証情報取得部とを有し、前記認証装置又は前記携帯端末は、前記記憶部に記憶されている前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報と、前記認証情報取得部が取得した前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報とに基づいて認証を行う認証処理部を有する。
前記認証システムは、イベントの会場への入場用のゲートの近傍に設けられた表示部を制御するゲート制御装置をさらに備え、前記ゲート制御装置は、近距離無線通信を行う通信部と、前記会場への入場が許可されていることを示す入場許可情報を受信すると前記ゲートに設けられた表示部を介して前記入場が許可されていることを通知する通知制御部とを有し、前記認証装置は、前記入場許可情報を前記携帯端末に送信する許可情報送信部をさらに有し、前記携帯端末は、前記認証処理部における前記認証が成功すると前記入場許可情報を取得する許可情報取得部と、前記通信部との近距離無線通信により前記入場許可情報を前記ゲート制御装置に送信する送信部とをさらに有してもよい。
前記ゲート及び前記ゲート制御装置は、前記会場に複数設置されており、前記許可情報取得部は、前記認証処理部における前記認証が成功すると、前記携帯端末のユーザに通過させる前記ゲートを指定するゲート指定情報を取得し、前記送信部は、前記近距離無線通信により前記ゲート制御装置から前記ゲートを識別するゲート識別情報を受信し、当該ゲート識別情報と、前記許可情報取得部が取得した前記ゲート指定情報とが一致する場合に、前記入場許可情報を前記ゲート制御装置に送信してもよい。
前記ゲート及び前記ゲート制御装置は、前記会場に複数設置されており、前記携帯端末は、表示部と、前記認証処理部において前記認証に成功した場合に、前記携帯端末のユーザに通過させる前記ゲートの位置を示す情報を前記携帯端末の前記表示部に表示させる表示制御部とをさらに有してもよい。
前記送信部は、前記認証処理部において前記認証に成功してから第2時間以内に前記通信部と前記近距離無線通信が可能になると、前記入場許可情報を前記ゲート制御装置に送信してもよい。
前記入場許可情報には、前記携帯端末のユーザが前記ゲートを通過可能な時間を示す時間情報が含まれており、前記通知制御部は、現在時刻が、受信した前記入場許可情報に含まれている前記時間情報に対応している場合に前記入場が許可されていることを通知してもよい。
前記携帯端末は複数存在し、前記認証処理部は、前記認証が成功すると、複数の前記携帯端末に、それぞれ異なる時刻を示す前記時間情報を含む前記入場許可情報を生成してもよい。
前記認証システムは、イベントの会場への入場用のゲートの近傍に設けられた表示部を制御するゲート制御装置をさらに備え、前記記憶制御部は、前記携帯端末のユーザが前記イベントのチケットを購入すると、前記イベントに関連する情報と、前記携帯端末を識別する端末識別情報と、前記認証に用いられる前記ユーザの生体認証情報とを取得して前記記憶部に記憶させ、前記認証処理部は、前記認証に成功すると、前記イベントに関連する情報と、前記端末識別情報とを前記ゲート制御装置に送信し、前記ゲート制御装置は、近距離無線通信により前記携帯端末から前記イベントに関連する情報と、前記端末識別情報とを受信する通信部と、前記通信部が受信した前記イベントに関連する情報及び前記端末識別情報と、前記認証処理部から受信した前記イベントに関連する情報及び前記端末識別情報とに基づいて、前記ゲートの近傍に設けられた表示部を介して前記会場への入場が許可されていることを通知する通知制御部とを有し、前記携帯端末は、前記通信部との前記近距離無線通信により前記イベントに関連する情報と前記携帯端末を識別する端末識別情報とを前記ゲート制御装置に送信する送信部とをさらに有していてもよい。
前記記憶制御部は、新規の前記イベントに関連する情報と新規の前記生体認証情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる場合において、新規の前記生体認証情報が前記記憶部に記憶されている複数の前記生体認証情報のいずれかとも一致しないとき、新規の前記イベントに関連する情報と新規の前記生体認証情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させてもよい。
本発明の第3の態様に係る認証方法は、コンピュータが実行する、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定ステップと、現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定ステップと、前記第1判定ステップにおいて自身の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定されるとともに、前記第2判定ステップにおいて現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定されると、認証に用いられる生体認証情報を取得する認証情報取得ステップと、前記認証情報取得ステップにおいて取得された前記生体認証情報に基づいて前記認証に関する処理を行う認証処理ステップと、を備える。
本発明の第4の態様に係る認証用プログラムは、コンピュータを、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定部、現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定部、前記第1判定部が、自身の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、認証に用いられる生体認証情報を取得する認証情報取得部、及び、前記認証情報取得部が取得した前記生体認証情報に基づいて前記認証に関する処理を行う認証処理部、として機能させる。
本発明によれば、入場者がイベント会場に入場する際の待ち時間を短くすることができるという効果を奏する。
本実施形態に係る認証システムの概要を示す図である。 本実施形態に係る認証装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る携帯端末の構成を示す図である。 本実施形態に係るゲート制御装置の構成を示す図である。 本実施形態に係る認証システムのチケット購入に係る処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係る認証システムのイベント会場における認証に係る処理の流れを示すシーケンス図である。 本実施形態に係る認証システムのゲートにおける入場許可通知に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
以下、本発明の実施形態について説明する。
[認証システムSの概要]
図1は、本実施形態に係る認証システムSの概要を示す図である。認証システムSは、認証装置1と、携帯端末2と、ゲート制御装置3と、ゲート4とを備えており、イベント会場への入場者の生体認証を行うシステムである。
認証装置1は、イベントのチケットを購入した入場者の認証を行うサーバである。携帯端末2は、イベントへの入場者が所持するスマートフォン等のコンピュータである。ゲート制御装置3は、例えば、ゲート4に隣接して設置されている。なお、図1では、携帯端末2は1台のみ表示されているが、複数存在するものとする。また、図1では、ゲート制御装置3及びゲート4は1台のみ表示されているが、イベント会場の複数の入場口のそれぞれに設けられているものとする。ゲート制御装置3は、複数のゲート4のそれぞれに対応して設けられる。なお、以下の説明では、携帯端末2のユーザは、イベント会場への入場者であるものとする。また、携帯端末2のユーザを単にユーザともいう。
本実施形態において、認証装置1は、ユーザがイベントのチケットを購入した際に、当該ユーザから、ユーザの顔に対応する顔情報と、イベントに関連する情報としての、当該チケットを識別するチケット番号とを取得して、記憶部に記憶させる(図1の(1))。
携帯端末2は、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるか否か、及び、現在時刻がイベントの開催時間に対応しているか否かを判定する(図1の(2))。携帯端末2は、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であると判定するとともに、現在時刻がイベントの開催時間に対応していると判定すると、ユーザの顔情報及びチケット番号を取得して、当該顔情報及びチケット関連情報を認証装置1に送信する(図1の(3))。
認証装置1は、記憶部に予め記憶されている顔情報及びチケット番号と、携帯端末2から取得した顔情報及びチケット番号とに基づいて認証を行い(図1の(4))、認証に成功すると、ユーザがイベント会場への入場を許可されていることを示す入場許可情報を携帯端末2に送信する(図1の(5))。
ゲート制御装置3は、近距離無線通信を行う通信部を備える。携帯端末2のユーザが携帯端末2をゲート制御装置3の通信部に近接させることにより、携帯端末2が通信部との近距離無線通信が可能になると(図1の(6))、携帯端末2は、認証装置1から受信した入場許可情報をゲート制御装置3に送信する(図1の(7))。ゲート制御装置3は、入場許可情報を受信するとゲート4の表示部を介して入場が許可されている旨を通知する(図1の(8))。
このようにすることで、認証システムSは、ゲート4とは異なる位置でチケットを購入したユーザの認証を行うことができる。さらに、ゲート制御装置3は、入場許可情報を受信した際に生体認証をすることなくゲート4において入場が許可されている旨を通知することができるので入場許可情報を受信してから短時間で入場が許可されている旨を通知することができる。よって、認証システムSは、ユーザがイベント会場に入場する際の待ち時間を短くすることができる。
以下、認証システムSの詳細な構成について説明する。
[認証装置1の構成]
まず、認証装置1の構成を説明する。図2は、本実施形態に係る認証装置1の構成を示す図である。
認証装置1は、記憶部11と制御部12とを備える。
記憶部11は、例えば、ROM及びRAM等である。記憶部11は、認証装置1を機能させるための各種プログラムを記憶する。また、記憶部11は、携帯端末2のユーザの顔情報と、当該ユーザが購入したチケットのチケット番号とを関連付けて記憶する。
制御部12は、例えばCPUである。制御部12は、記憶部11に記憶されている各種プログラムを実行することにより、認証装置1に係る機能を制御する。制御部12は、記憶制御部121と、認証処理部122と、許可情報送信部123とを備える。これらの機能の詳細については後述する。
[携帯端末2の構成]
続いて、携帯端末2の構成を説明する。図3は、本実施形態に係る携帯端末2の構成を示す図である。
携帯端末2は、表示部21と、入力部22と、撮像部23と、記憶部24と、制御部25とを備える。
表示部21は、例えば、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等により構成される。
入力部22は、例えば、表示部21に対応して配置される接触センサ等により構成されるタッチパネルやボタンであり、携帯端末2のユーザから操作入力を受け付ける。
撮像部23は、レンズ及びCCD(Charge Coupled Device:電荷結合素子)を備えるカメラである。撮像部23は、被写体の画像を撮像して、撮像画像を生成する。
記憶部24は、例えば、ROM及びRAMである。記憶部24は、携帯端末2を機能させるための各種プログラムを記憶する。例えば、記憶部24は、制御部25を、登録部251、第1判定部252、第2判定部253、認証情報取得部254、認証処理部255、許可情報取得部256、表示制御部257、及び送信部258として機能させる認証用プログラムを記憶する。
制御部25は、例えばCPUである。制御部25は、記憶部24に記憶されている各種プログラムを実行することにより、携帯端末2に係る機能を制御する。制御部25は、登録部251と、第1判定部252と、第2判定部253と、認証情報取得部254と、認証処理部255と、許可情報取得部256と、表示制御部257と、送信部258として機能する。これらの機能の詳細については後述する。
[ゲート制御装置3の構成]
続いて、ゲート制御装置3の構成を説明する。図4は、本実施形態に係るゲート制御装置3の構成を示す図である。
ゲート制御装置3は、通信部31と、表示部32と、通知制御部33とを備える。
通信部31は、自身との距離が所定距離以内の携帯端末2と近距離無線通信を行う。所定距離は、例えば10cmであり、携帯端末2が通信部31に接触させることにより、携帯端末2は、通信部31と近距離無線通信を行うことができる。
表示部32は、例えば、ランプやディスプレイであり、通知制御部33の制御に応じて、ゲート4において待機しているイベント会場の係員や携帯端末2のユーザに、当該ユーザが入場が許可されていることを通知する。なお、表示部32は、ゲート制御装置3が備えることとしたが、ゲート4に設けられていたり、ゲート制御装置3及びゲート4とは別にゲート4の近傍に設けられていてもよい。
通知制御部33は、携帯端末2から、携帯端末2が認証装置1から取得した入場許可情報を受信すると、表示部32を介して入場が許可されていることを通知する。例えば、表示部32がランプである場合、通知制御部33は、ランプを点灯させることにより、入場が許可されていることを通知する。なお、ゲート4は開閉式であってもよく、ゲート制御装置3は、通信部31が入場許可情報を受信したことに応じて、ゲート4にゲート開信号を送信することにより、ゲート4を開かせるようにしてもよい。
[チケット購入時の処理の流れ]
続いて、認証装置1及び携帯端末2が有する各機能について、チケット購入からゲート通過までの認証システムSにおける処理の流れを参照しながら説明する。まず、チケット購入時の処理の流れについて説明する。図5は、本実施形態に係る認証システムSのチケット購入に係る処理の流れを示すシーケンス図である。なお、携帯端末2は、本シーケンスに係る処理前に認証用プログラムがインストールされているものとする。
まず、携帯端末2の登録部251は、チケット番号及び顔情報を取得する(S10)。例えば、携帯端末2のユーザがチケット販売サイト等においてイベントのチケットを購入すると、チケットが発行され、当該チケットを識別するチケット番号がユーザに通知される。チケット番号には、イベントを識別するイベント識別情報が含まれているものとする。携帯端末2の制御部25は、ユーザの操作によって認証用プログラムを実行し、メニュー画面を表示部21に表示させる。メニュー画面には、チケット番号及び顔情報の登録を受け付ける登録画面へのリンクが設けられている。登録部251は、登録画面へのリンクが選択されると、チケット番号の入力画面を表示部21に表示させる。登録部251は、当該画面を介してチケット番号の入力を受け付けることにより、チケット番号を取得する。
登録部251は、チケット番号の入力が完了すると、撮像部23を制御して、ユーザの顔の撮像操作を受け付ける。登録部251は、撮像部23により撮像された撮像画像に含まれる顔に対応する特徴情報を顔情報として取得する。なお、登録部251は、撮像部23が撮像したユーザの顔を含む撮像画像を顔情報として取得してもよい。また、登録部251は、撮像部23が撮像した撮像画像に含まれる顔の大きさに基づいて、当該顔に係る顔情報が認証に適しているか否かを判定するようにしてもよい。このようにすることで、認証に適していない顔情報が認証装置1に登録されることを防止することができ、認証精度を向上させることができる。
続いて、登録部251は、チケット番号と顔情報とを認証装置1に送信する。
続いて、認証装置1の記憶制御部121は、携帯端末2のユーザがイベントのチケットを購入すると、イベントに関連する情報としてのチケット番号と、ユーザの顔情報とを認証に用いられる情報として取得して記憶部11に記憶させる。
まず、記憶制御部121は、携帯端末2からチケット番号と顔情報とを受信すると、チケット番号が正確か否かを判定する(S20)。例えば、認証装置1は、チケットの販売元から予めチケット番号を取得して記憶部11に記憶しており、記憶制御部121は、携帯端末2から受信したチケット番号と一致するチケット番号が記憶部11に記憶されているか否かを判定することにより、チケット番号が正確か否かを判定する。記憶制御部121は、チケット番号が正確であると判定すると、S30に処理を移す。記憶制御部121は、チケット番号が不正確と判定すると、チケット番号が不正確である旨を示すエラー情報を携帯端末2に送信する。
続いて、記憶制御部121は、顔情報が登録されているか否かを判定する(S30)。例えば、記憶制御部121は、受信したチケット番号に基づいてイベント識別情報を特定する。そして、記憶制御部121は、携帯端末2から受信した顔情報が、当該イベント識別情報を含むチケット番号に関連付けて既に記憶されているか否かを判定することにより、顔情報が登録されているか否かを判定する。記憶制御部121は、顔情報が登録されていると判定すると、顔情報が登録されている旨を示すエラー情報を携帯端末2に送信する。また、記憶制御部121は、顔情報が登録されていないと判定すると、S40に処理を移し、受信したチケット番号と顔情報とを関連付けて記憶部11に記憶させる。
このように、記憶制御部121は、新規のチケット番号と新規の顔情報とを関連付けて記憶部11に記憶させる場合において、新規の顔情報が記憶部11に記憶されている複数の顔情報のいずれかとも一致しないとき、新規のチケット番号と新規の顔情報とを関連付けて記憶部11に記憶させる。これにより、認証システムSは、同一のユーザが複数のチケットを購入して、自身の顔情報を登録することを防止することができる。
また、記憶制御部121は、チケットが購入されてから所定時間以内であることを条件に、新規のチケット番号と新規の顔情報とを記憶部11に記憶させるようにしてもよい。チケットの購入から、イベント会場における認証に用いる顔情報の登録までの時間を短くすることにより、認証システムSは、チケットの購入者が、チケットを転売することを抑制することができる。
記憶制御部121は、チケット番号と顔情報とを関連付けて記憶部11に記憶させると、チケット番号と顔情報との登録が完了した旨を示す登録完了情報を携帯端末2に通知する。登録完了情報には、イベントの開催場所に対応するイベント位置情報と、イベント会場への入場時間を示すイベント時間情報とが含まれているものとする。登録部251は、登録完了情報を受信すると、表示部21に、チケット番号と顔情報との登録が完了した旨を示す情報を表示させる。また、登録部251は、登録完了情報に含まれているイベント位置情報及びイベント時間情報を記憶部24に記憶させる(S50)。
[入場時の認証処理の流れ]
続いて、イベント会場への入場時の処理の流れについて説明する。図6は、本実施形態に係る認証システムSのイベント会場における認証に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
まず、第1判定部252は、携帯端末2の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する(S110)。具体的には、第1判定部252は、認証用プログラムを実行中、所定の時間ごとに、携帯端末2の位置を示す位置情報を取得し、取得した位置情報が示す位置が、記憶部24に記憶されているイベント位置情報が示す開催場所の位置から所定の範囲内である場合に、携帯端末2の位置がイベントの開催場所に対応する位置であると判定する。第1判定部252は、携帯端末2の位置がイベントの開催場所に対応する位置であると判定すると、S120に処理を移す。
続いて、第2判定部253は、現在時刻がイベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する(S120)。具体的には、第2判定部253は、現在時刻が、記憶部24に記憶されているイベント時間情報が示すイベント会場の開催時間の前の所定の範囲内の時刻であるか否かを判定することにより、現在時刻がイベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する。第2判定部253は、現在時刻がイベントの開催時間に対応する時刻であると判定すると、S130に処理を移す。
続いて、認証情報取得部254は、携帯端末2の位置がイベントの開催場所に対応する位置であると第1判定部252が判定するとともに、現在時刻がイベントの開催時間に対応する時刻であると第2判定部253が判定すると、メニュー画面に、認証画面へのリンクを表示させ、認証に係る情報を取得可能にする。認証情報取得部254は、認証画面を介して、認証に用いられる顔情報と、チケット番号とを取得する(S130)。具体的には、認証情報取得部254は、S120において現在時刻がイベントの開催時間に対応する時刻であると判定してから第1時間にわたって、認証画面へのリンクを表示させ、認証画面を介して顔情報及びチケット番号との入力を受け付け、入力された顔情報及びチケット番号を取得する。第1時間は、例えば、顔画像及びチケット番号の入力操作の準備に対して十分な時間であり、例えば5分程度の時間である。このようにすることで、認証システムSは、携帯端末2のユーザに認証操作を速やかに行わせて、多数のユーザが認証前にゲート4前に集合する等の混雑の要因となる行動を抑制することができる。
より具体的には、認証情報取得部254は、チケット番号の入力画面を表示部21に表示させ、当該画面を介してチケット番号の入力を受け付けることにより、チケット番号を取得する。認証情報取得部254は、チケット番号を取得すると、撮像部23を制御して、ユーザの顔の撮像操作を受け付ける。認証情報取得部254は、撮像部23により撮像された撮像画像に含まれる顔に対応する顔情報を取得する。なお、認証情報取得部254は、撮像部23が撮像したユーザの顔を含む撮像画像を顔情報として取得してもよい。
続いて、認証処理部255は、認証情報取得部254が取得したチケット番号と顔情報とに基づいて、認証に関する処理を行う。具体的には、認証処理部255は、チケット番号と顔情報とを認証装置1に送信することにより、認証装置1に認証要求を行う。
続いて、認証装置1の認証処理部122は、認証情報取得部254が取得したチケット番号及び顔情報と、記憶部11に記憶されているチケット番号及び顔情報とに基づいて認証を行う。
まず、認証装置1の認証処理部122は、携帯端末2からチケット番号と顔情報とを受信すると、受信したチケット番号が正確であるか否かを判定する(S140)。具体的には、認証処理部122は、受信したチケット番号と一致するチケット番号が記憶部11に記憶されているか否かを判定することにより、受信したチケット番号が正確であるか否かを判定する。認証処理部122は、受信したチケット番号が正確であると判定すると、S150に処理を移す。また、認証処理部122は、受信したチケット番号が不正確であると判定すると、チケット番号が不正確であり、認証に失敗した旨を示すエラー情報を携帯端末2に通知する。
続いて、認証処理部122は、受信した顔情報が登録されているか否かを判定する(S150)。具体的には、認証処理部122は、受信した顔情報が、受信したチケット番号と関連付けて記憶部11に記憶されているか否かを判定することにより、顔情報が登録されているか否かを判定する。認証処理部122は、顔情報が登録されていると判定すると、S160に処理を移す。また、認証処理部122は、顔情報が登録されていないと判定すると、顔情報が登録されておらず、認証に失敗した旨を示すエラー情報を携帯端末2に通知する。
続いて、認証処理部122は、チケット番号及び顔情報が記憶部11に記憶されていたことに応じて入場許可情報を生成する(S160)。具体的には、認証処理部122は、携帯端末2のユーザがゲート4を通過可能な時間を決定し、当該時間を示す時間情報を含む入場許可情報を生成する。ここで、認証処理部122は、複数の携帯端末2のユーザがゲート4を通過可能な時間が分散するように、ゲート4を通過可能な時間を決定する。例えば、認証処理部122は、複数の携帯端末2のユーザがゲート4を通過可能な時間がそれぞれ異なるように、ゲート4を通過可能な時間を決定してもよい。このようにすることで、認証システムSは、ゲート4の設置位置に多数の携帯端末2のユーザが同じ時刻に集合して混雑することを抑制することができる。
また、認証処理部122は、チケット番号に基づいて携帯端末2のユーザに通過させるゲート4を特定し、ユーザが通過するゲート4を指定するゲート指定情報と、当該ゲート4の位置を示すゲート位置情報とを特定する(S170)。
続いて、許可情報送信部123は、生成された入場許可情報と、特定されたゲート指定情報と、ゲート位置情報とを携帯端末2に送信する。
携帯端末2の許可情報取得部256は、認証処理部122における認証が成功すると、認証装置1から、入場許可情報と、ゲート指定情報と、ゲート位置情報とを受信する。許可情報取得部256は、受信した入場許可情報及びゲート指定情報を記憶部24に記憶させる(S180)。
続いて、表示制御部257は、認証処理部122における認証が成功すると、携帯端末2のユーザに通過させるゲート4の位置を示す情報を表示部21に表示させる。具体的には、表示制御部257は、認証装置1から受信したゲート位置情報と、入場許可情報とに基づいて、ゲート4の位置を示す情報と、ゲート4を通過可能な時間帯を示す情報と、携帯端末2のユーザにゲート4の通過を促す情報とを表示部21に表示させる。これにより、ユーザは、自身が通過すべきゲート4の位置及び通過可能な時間を把握し、適切な時間にゲート4の設置位置に移動することができる。
[ゲート通過時の処理の流れ]
続いて、ゲート4における入場許可通知に係る処理の流れについて説明する。図7は、本実施形態に係る認証システムSのゲート4における入場許可通知に係る処理の流れを示すシーケンス図である。
携帯端末2の送信部258は、認証処理部122において認証が成功してから第2時間以内にゲート制御装置3の通信部31と近距離無線通信が可能になると、入場許可情報をゲート制御装置3に送信する。第2時間は、例えば、認証が成功してからユーザがゲートを通過するまでにかかる時間であり、例えば、5分程度である。このようにすることで、認証システムSは、認証に成功した多くのユーザがゲート前で集合して混雑することを防止することができる。
まず、携帯端末2の送信部258は、ゲート制御装置3の通信部31と近距離無線通信が可能か否かを判定する(S210)。送信部258は、近距離無線通信が可能と判定すると、S220に処理を移す。
続いて、送信部258は、入場許可情報を受信してから第2時間以内か否かを判定する(S220)。送信部258は、入場許可情報を受信してから第2時間以内であると判定すると、S230に処理を移す。なお、携帯端末2は、入場許可情報を受信してから所定時間経過した後に近距離無線通信が可能となった場合には、図6に示す認証処理を再び行うようにしてもよい。
続いて、送信部258は、近距離無線通信によりゲート制御装置3からゲート4を識別するゲート識別情報を受信する。そして、送信部258は、受信したゲート識別情報と、許可情報取得部256が取得したゲート指定情報とが一致するか否かを判定することにより、ゲート4がユーザに通過させるゲートであるかを判定する(S230)。送信部258は、ユーザに通過させるゲートであると判定すると、入場許可情報をゲート制御装置3に送信する。
ゲート制御装置3の通知制御部33は、携帯端末2から入場許可情報を受信すると、入場許可情報に含まれている、携帯端末2のユーザがゲート4を通過可能な時間を示す時間情報に基づいて、現在時刻が、ゲート4をユーザが通過可能な時間か否かを判定する(S240)。通知制御部33は、ゲート4をユーザが通過可能な時間であると判定すると、S250に処理を移し、ゲート4の表示部32を介して入場が許可されていることを通知する。これにより、ゲート4において待機しているイベント会場の係員は、携帯端末2のユーザが入場が許可されたユーザであることを確認することができる。そして、イベント会場は、当該ユーザにゲート4を通過させて会場の内部に入場させることができる。
[本実施形態における効果]
以上のとおり、本実施形態に係る認証システムSでは、携帯端末2が、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であると判定するとともに、現在時刻がイベントの開催時間に対応する時刻であると判定すると、認証に用いられる生体認証情報を取得し、当該生体認証情報に基づいて認証に関する処理を行う。このように、認証システムSは、携帯端末2側でチケットを購入したユーザの認証を行うので、ゲート4とは異なる位置で当該認証を行うことができる。これにより、認証システムSは、ゲート4の付近で認証を行う場合に比べて、ユーザがゲート4の前で並ぶ時間が少なくなる。よって、認証システムSは、ユーザ(チケットを購入した入場者)がイベント会場に入場する際の待ち時間を短くすることができる。
また、認証システムSでは、チケット購入時に記憶された顔情報と、イベントの会場において取得した顔情報とに基づいて認証を行うので、チケットを購入した人物が、他のユーザに当該チケットを転売することを抑制することができる。
以上、本発明を実施の形態を用いて説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施の形態に記載の範囲には限定されない。上記実施の形態に、多様な変更又は改良を加えることが可能であることが当業者に明らかである。そのような変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
例えば、上記の実施形態において、認証システムSは、ユーザがチケットを購入した後に、顔情報を認証装置1に登録することとしたが、これに限らない。例えば、認証システムSは、ユーザがチケットを購入する際に顔情報を認証装置1に登録させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、認証システムSは、ゲート制御装置3において、ゲート4をユーザが通過可能な時間か否かを判定させるようにしたが、これに限らない。認証システムSは、携帯端末2において、ゲート4をユーザが通過可能な時間か否かを判定させるようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、認証システムSでは、認証装置1が、イベントの会場において取得したチケット番号及び顔情報が、チケット購入時に登録されているチケット番号及び顔情報と一致するか否かに基づいて認証を行うこととしたが、これに限らない。例えば、携帯端末2が、チケット購入時に、チケット番号及び顔情報を携帯端末2に記憶させておき、イベントの会場において取得したチケット番号及び顔情報が、チケット購入時に記憶したチケット番号及び顔情報と一致するか否かに基づいて認証を行うようにしてもよい。また、携帯端末2は、イベントの会場において取得したチケット番号及び顔情報が、チケット購入時に記憶したチケット番号及び顔情報と一致する場合に、入場許可情報を生成するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、認証システムSは、チケット番号と、顔情報とに基づいて認証を行ったが、これに限らない。認証システムSは、チケット購入時に携帯端末2を識別する端末識別情報と、チケット番号と、顔情報との登録を受け付け、イベントの会場において端末識別情報と、チケット番号と、顔情報とを取得してもよい。そして、認証システムSは、登録された端末識別情報、チケット番号、顔情報登録と、イベントの会場において取得された端末識別情報、チケット番号、顔情報登録とに基づいて認証を行うようにしてもよい。
また、認証装置1が、携帯端末2から受信したチケット番号及び顔情報と、記憶部11に記憶されているチケット番号及び顔情報とに基づいて、当該携帯端末2のユーザの入場を許可すると判定すると、入場許可情報を携帯端末2に送信したが、これに限らない。認証装置1の認証処理部122は、認証に成功したことに応じて、当該チケット番号と、チケット購入時に受け付けた端末識別情報とをゲート制御装置3に送信し、ゲート制御装置3の記憶部に記憶させるようにしてもよい。この場合において、携帯端末2の送信部258は、ゲート制御装置3の通信部31と近距離無線通信が可能となった場合に、チケット番号と、端末識別情報とをゲート制御装置3に送信する。そして、ゲート制御装置3の通知制御部33は、通信部31が受信したチケット番号と、端末識別情報とが、認証処理部122から受信し、ゲート制御装置3の記憶部に記憶されているチケット番号と、端末識別情報とに基づいて、表示部32を介して入場が許可されていることを通知する。例えば、ゲート制御装置3の通知制御部33は、通信部31が受信したチケット番号と、端末識別情報とがゲート制御装置3の記憶部に記憶されている場合に、表示部32を介して入場が許可されていることを通知する。
また、上述の実施形態において、認証システムSは、生体認証情報として顔情報を取得したが、これに限らず、指紋や虹彩等の顔情報以外の生体認証情報を取得するようにしてもよい。
また、上述の実施形態において、認証システムSでは、携帯端末2がゲート制御装置3と近距離無線通信を行うことにより、ゲート制御装置3に入場許可情報を送信したが、これに限らない。例えば、ゲート制御装置3が所定距離以内の携帯端末2が受信可能なビーコン信号を所定時間おきに発信する発信部を備えていてもよい。そして、携帯端末2は、ビーコン信号を受信したことに応じて、ゲート制御装置3に入場許可情報を送信するようにしてもよい。
1・・・認証装置、11・・・記憶部、12・・・制御部、121・・・記憶制御部、122・・・認証処理部、123・・・許可情報送信部、2・・・携帯端末、21・・・表示部、22・・・入力部、23・・・撮像部、24・・・記憶部、25・・・制御部、251・・・登録部、252・・・第1判定部、253・・・第2判定部、254・・・認証情報取得部、255・・・認証処理部、256・・・許可情報取得部、257・・・表示制御部、258・・・送信部、3・・・ゲート制御装置、31・・・通信部、32・・・表示部、33・・・通知制御部、4・・・ゲート、S・・・認証システム

Claims (14)

  1. 認証装置と、携帯端末と、イベントの会場への入場用のゲートの近傍に設けられた表示部を制御するゲート制御装置とを備え、前記会場において認証を行う認証システムであって、
    前記ゲート制御装置は、
    近距離無線通信を行う通信部と、
    前記会場への入場が許可されていることを示す入場許可情報を受信すると前記表示部を介して前記入場が許可されていることを通知する通知制御部とを有し、
    前記認証装置は、
    前記携帯端末のユーザが前記イベントのチケットを購入すると、前記イベントに関連する情報と、前記認証に用いられる前記ユーザの生体認証情報とを取得して記憶部に記憶させる記憶制御部を有し、
    前記携帯端末は、
    前記携帯端末の位置が前記イベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定部と、
    現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定部と、
    前記第1判定部が、前記携帯端末の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報を取得する認証情報取得部とを有し、
    前記認証装置又は前記携帯端末は、
    前記記憶部に記憶されている前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報と、前記認証情報取得部が取得した前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報とに基づいて認証を行う認証処理部を有し、
    前記認証装置は、
    前記認証処理部における前記認証が成功すると前記入場許可情報を前記携帯端末に送信する許可情報送信部をさらに有し、
    前記携帯端末は、
    前記認証処理部における前記認証が成功すると前記入場許可情報を取得する許可情報取得部と、
    前記通信部との前記近距離無線通信により前記入場許可情報を前記ゲート制御装置に送信する送信部とをさらに有する、
    認証システム。
  2. 認証装置と、携帯端末と、イベントの会場への入場用のゲートの近傍に設けられた表示部を制御するゲート制御装置とを備え、前記会場において認証を行う認証システムであって、
    前記認証装置は、
    前記携帯端末のユーザが前記イベントのチケットを購入すると、前記イベントに関連する情報と、前記携帯端末を識別する端末識別情報と、前記認証に用いられる前記ユーザの生体認証情報とを取得して記憶部に記憶させる記憶制御部を有し、
    前記携帯端末は、
    前記携帯端末の位置が前記イベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定部と、
    現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定部と、
    前記第1判定部が、前記携帯端末の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報を取得する認証情報取得部と、
    近距離無線通信により前記イベントに関連する情報と前記端末識別情報とを前記ゲート制御装置に送信する送信部とを有し、
    前記認証装置又は前記携帯端末は、
    前記記憶部に記憶されている前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報と、前記認証情報取得部が取得した前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報とに基づいて認証を行い、前記認証に成功すると、前記イベントに関連する情報と、前記端末識別情報とを前記ゲート制御装置に送信する認証処理部を有し、
    前記ゲート制御装置は、
    前記近距離無線通信により前記携帯端末から前記イベントに関連する情報と、前記端末識別情報とを受信する通信部と、
    前記通信部が受信した前記イベントに関連する情報及び前記端末識別情報と、前記認証処理部から受信した前記イベントに関連する情報及び前記端末識別情報とに基づいて、前記表示部を介して前記会場への入場が許可されていることを通知する通知制御部とを有する、
    認証システム。
  3. 前記認証情報取得部は、前記第1判定部が、前記携帯端末の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定するとともに、前記第2判定部が、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定すると、第1時間にわたって前記生体認証情報の入力を受け付け、入力された前記生体認証情報を取得する、
    請求項1又は2に記載の認証システム
  4. 前記携帯端末は撮像部をさらに備え、
    前記認証情報取得部は、前記撮像部により撮像された撮像画像に含まれる顔に対応する情報を前記生体認証情報として取得する、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の認証システム
  5. 前記第1判定部は、前記携帯端末の位置が前記開催場所から所定の範囲内であるかを判定することにより、前記携帯端末の位置が前記開催場所に対応する位置であるかを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の認証システム
  6. 前記第2判定部は、現在時刻が前記開催時間の前の所定の範囲内の時刻であるかを判定することにより、現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であるかを判定する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の認証システム
  7. 前記ゲート及び前記ゲート制御装置は、前記会場に複数設置されており、
    前記許可情報取得部は、前記認証処理部における前記認証が成功すると、前記携帯端末のユーザに通過させる前記ゲートを指定するゲート指定情報を取得し、
    前記送信部は、前記近距離無線通信により前記ゲート制御装置から前記ゲートを識別するゲート識別情報を受信し、当該ゲート識別情報と、前記許可情報取得部が取得した前記ゲート指定情報とが一致する場合に、前記入場許可情報を前記ゲート制御装置に送信する、
    請求項1に記載の認証システム。
  8. 前記ゲート及び前記ゲート制御装置は、前記会場に複数設置されており、
    前記携帯端末は、
    表示部と、
    前記認証処理部において前記認証に成功した場合に、前記携帯端末のユーザに通過させる前記ゲートの位置を示す情報を前記携帯端末の前記表示部に表示させる表示制御部とをさらに有する、
    請求項7に記載の認証システム。
  9. 前記送信部は、前記認証処理部において前記認証に成功してから第2時間以内に前記通信部と前記近距離無線通信が可能になると、前記入場許可情報を前記ゲート制御装置に送信する、
    請求項7又は8に記載の認証システム。
  10. 前記入場許可情報には、前記携帯端末のユーザが前記ゲートを通過可能な時間を示す時間情報が含まれており、
    前記通知制御部は、現在時刻が、受信した前記入場許可情報に含まれている前記時間情報に対応している場合に前記入場が許可されていることを通知する、
    請求項7から9のいずれか1項に記載の認証システム。
  11. 前記携帯端末は複数存在し、
    前記認証処理部は、前記認証が成功すると、複数の前記携帯端末に、それぞれ異なる時刻を示す前記時間情報を含む前記入場許可情報を生成する、
    請求項10に記載の認証システム。
  12. 前記記憶制御部は、新規の前記イベントに関連する情報と新規の前記生体認証情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる場合において、新規の前記生体認証情報が前記記憶部に記憶されている複数の前記生体認証情報のいずれかとも一致しないとき、新規の前記イベントに関連する情報と新規の前記生体認証情報とを関連付けて前記記憶部に記憶させる、
    請求項から11のいずれか1項に記載の認証システム。
  13. 認証装置が、携帯端末のユーザがイベントのチケットを購入すると、前記イベントに関連する情報と、前記イベントの会場における認証に用いられる前記ユーザの生体認証情報とを取得して記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
    前記携帯端末が、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定ステップと、
    前記携帯端末が、現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定ステップと、
    前記携帯端末が、前記第1判定ステップにおいて自身の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定されるとともに、前記第2判定ステップにおいて現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定されると、前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報を取得する認証情報取得ステップと、
    前記認証装置又は前記携帯端末が、前記記憶部に記憶されている前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報と、前記認証情報取得ステップにおいて取得された前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報とに基づいて認証を行う認証処理ステップと、
    前記携帯端末が、前記認証処理ステップにおいて認証が成功すると、前記会場への入場が許可されていることを示す入場許可情報を取得する許可情報取得ステップと、
    前記携帯端末が、近距離無線通信により前記許可情報取得ステップにおいて取得された前記入場許可情報をゲート制御装置に送信する許可情報送信ステップと、
    前記ゲート制御装置が、前記携帯端末から前記入場許可情報を受信すると、前記会場への入場用のゲートの近傍に設けられた表示部を介して前記入場が許可されていることを通知する通知ステップと、
    を備える認証方法。
  14. 認証装置が、携帯端末のユーザがイベントのチケットを購入すると、前記イベントに関連する情報と、前記携帯端末を識別する端末識別情報と、前記イベントの会場における認証に用いられる前記ユーザの生体認証情報とを取得して記憶部に記憶させる記憶制御ステップと、
    前記携帯端末が、自身の位置がイベントの開催場所に対応する位置であるかを判定する第1判定ステップと、
    前記携帯端末が、現在時刻が前記イベントの開催時間に対応する時刻であるかを判定する第2判定ステップと、
    前記携帯端末が、前記第1判定ステップにおいて自身の位置が前記開催場所に対応する位置であると判定されるとともに、前記第2判定ステップにおいて現在時刻が前記開催時間に対応する時刻であると判定されると、前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報を取得する認証情報取得ステップと、
    前記認証装置又は前記携帯端末が、前記記憶部に記憶されている前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報と、前記認証情報取得ステップにおいて取得された前記イベントに関連する情報及び前記ユーザの生体認証情報とに基づいて認証を行い、前記認証に成功すると、前記イベントに関連する情報と、前記端末識別情報とをゲート制御装置に送信する認証処理ステップと、
    前記携帯端末が、近距離無線通信により前記イベントに関連する情報と前記端末識別情報とを前記ゲート制御装置に送信する送信ステップと、
    前記ゲート制御装置が、前記近距離無線通信により前記携帯端末から受信した前記イベントに関連する情報及び前記端末識別情報と、前記認証装置又は前記携帯端末から受信した前記イベントに関連する情報及び前記端末識別情報とに基づいて、前記会場への入場用のゲートの近傍に設けられた表示部を介して前記会場への入場が許可されていることを通知する通知ステップと、
    を備える認証方法。
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