JP6388434B2 - ネットワーク機器、通信方法、プログラム、記録媒体 - Google Patents

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Description

本発明は、ネットワーク機器(例えば、スイッチ)に係わるループの解消に関する。
ネットワーク機器を誤って接続すると、ループが生じる場合がある。
図11は、従来技術にかかる、ループが生じるネットワーク構成の一例を示す図であり、ループが生じる前のネットワーク構成の一例(図11(a))、ループが生じた後のネットワーク構成の一例(図11(b))を示す図である。
図11(a)を参照して、スイッチ100のポート101と、ハブ200のポート201とがローカルエリアネットワーク(LAN : Local Area Network)によって正しく接続されている。なお、スイッチ100は、ポート101の他に、ポート102、103を有し、ハブ200のポート201の他に、ポート202、203を有している。
しかし、図11(b)を参照して、誤って、スイッチ100のポート103と、ハブ200のポート203とをもローカルエリアネットワークによって接続してしまったとする。このような場合にループが発生する。
例えば、ポート101から出力(ブロードキャスト)されたフレームが、ポート201およびハブ200を経由して、ポート203から出力される。さらに、ポート203から出力されたフレームが、ポート103およびスイッチ100を経由して、ポート101から出力される。
例えば、ポート103から出力(ブロードキャスト)されたフレームが、ポート203およびハブ200を経由して、ポート201から出力される。さらに、ポート201から出力されたフレームが、ポート101およびスイッチ100を経由して、ポート103から出力される。
このようなループが発生すると、通信の妨げになる。そこで、LDF(ループ検出フレーム:Loop Detection Frame)によって、ループを検出して、ループを解消することが知られている。
図12は、従来技術にかかる、LDFによるループの検出原理を示す図であり、ポート101からLDFが出力された場合(図12(a))、ポート103からLDFが出力された場合(図12(b))を示す図である。
図12(a)を参照して、ポート101からLDFが出力されると、ポート201およびハブ200を経由して、ポート203からLDFが出力される。さらに、ポート203から出力されたLDFが、ポート103において受信される。
図12(b)を参照して、ポート103からLDFが出力されると、ポート203およびハブ200を経由して、ポート201からLDFが出力される。さらに、ポート201から出力されたLDFが、ポート101において受信される。
ここで、スイッチ100の各ポートからLDFを定期的(例えば、1秒間隔)に出力しておき、スイッチ100のいずれかのポートでLDFを検出したならば、ループが発生していると判定することができる。スイッチ100が、ループ発生と判定したならば、ループ発生にかかるポート(ポート101、103のいずれか一つ以上)における通信を遮断すれば、ループを解消することができる。
特開2009−194752号公報 特開2009−207028号公報 特開2009−117889号公報 特開2006−238305号公報 特開平11−191782号公報
しかしながら、図12に示すネットワーク構成において、LDFが検出される前に、スイッチ10およびハブ20の間でブロードキャストフレームが送受信される場合が考えられる。この場合、ブロードキャストストームが発生する可能性がある。
ブロードキャストストームが発生した場合、スイッチ10が、ループ検出フレームLDFを検出できない可能性がある。この場合、誤った接続にかかるポート13の通信を遮断できず、ループを解消できない。
そこで、本発明は、ブロードキャストストームによるLDF検出不能を回避することを課題とする。
本発明にかかるネットワーク機器は、ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであって、リンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートを有するネットワーク機器であって、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを備え、前記通信制御器が、前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出部と、前記リンクアップ検出部によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出部と、前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出部とを有し、前記通信遮断解除部が、前記ループ検出フレーム検出部によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除するように構成される。
上記のように構成されたネットワーク機器によれば、ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであって、リンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートを有するネットワーク機器が提供される。
通信制御器が、各ポートの通信を制御する。通信遮断解除部が、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する。前記通信制御器において、リンクアップ検出部が、前記各ポートのリンクアップを検出する。ループ検出フレーム送出部が、前記リンクアップ検出部によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出する。ループ検出フレーム検出部が、前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出する。前記通信遮断解除部が、前記ループ検出フレーム検出部によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する。
なお、本発明にかかるネットワーク機器は、前記通信遮断解除部が、前記ループ検出フレームの送出から所定の検出時間内に、前記ループ検出フレーム検出部によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除するようにしてもよい。
なお、本発明にかかるネットワーク機器は、前記所定時間は、前記ネットワーク機器の利用者により設定可能であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかるネットワーク機器は、前記所定時間が0であるようにしてもよい。
なお、本発明にかかるネットワーク機器は、前記ネットワーク機器には、他のネットワーク機器が接続されており、前記所定時間は、前記ネットワーク機器によるリンクアップの検出に要する時間と、前記他のネットワーク機器によるリンクアップの検出に要する時間との差よりも長いようにしてもよい。
本発明は、ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであってリンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートと、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを有するネットワーク機器によって通信を行う通信方法であって、前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出工程と、前記リンクアップ検出工程によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出工程と、前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出工程と、前記ループ検出フレーム検出工程によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する通信遮断解除工程とを備えた通信方法である。
本発明は、ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであってリンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートと、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを有するネットワーク機器による通信処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記通信処理が、前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出工程と、前記リンクアップ検出工程によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出工程と、前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出工程と、前記ループ検出フレーム検出工程によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する通信遮断解除工程とを備えたプログラムである。
本発明は、ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであってリンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートと、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを有するネットワーク機器による通信処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、前記通信処理が、前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出工程と、前記リンクアップ検出工程によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出工程と、前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出工程と、前記ループ検出フレーム検出工程によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する通信遮断解除工程とを備えた記録媒体である。
本発明の実施形態にかかるスイッチ10を、ハブ20と正しく接続した場合のネットワーク構成を示す図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10の構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10が有する通信制御器11aの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10が有する通信制御器12aの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10が有する通信制御器13aの構成を示す機能ブロック図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10の動作のタイミングを示す図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10を、ハブ20と正しく接続した場合のスイッチ10の動作を示す図である。 本発明の実施形態にかかるスイッチ10を、ハブ20と誤って接続した場合のスイッチ10の動作を示す図である。 所定時間Δtの好ましい例を示す図である。 従来技術にかかる、ループが生じるネットワーク構成の一例を示す図であり、ループが生じる前のネットワーク構成の一例(図11(a))、ループが生じた後のネットワーク構成の一例(図11(b))を示す図である。 従来技術にかかる、LDFによるループの検出原理を示す図であり、ポート101からLDFが出力された場合(図12(a))、ポート103からLDFが出力された場合(図12(b))を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10を、ハブ20と正しく接続した場合のネットワーク構成を示す図である。
本発明の実施形態にかかるスイッチ(ネットワーク機器)10は、複数のポート11、12、13を有する。スイッチ10には、ハブ(他のネットワーク機器)20が接続されている。ハブ20も、複数のポート21、22、23を有する。スイッチ10にはサーバ1が接続され、ハブ20にはPC(パーソナルコンピュータ)2が接続されている。
スイッチ10のポート11と、ハブ20のポート21とは、ローカルエリアネットワーク(LAN : Local Area Network)によって接続されている。例えば、両者は周知の通信ケーブル(例えば、1000BASE-Tのケーブル)によって接続されている。この接続により、サーバ1とPC2とが、スイッチ10およびハブ20を介して、正しく通信を行うことができる。ここで、ポート11とポート21との接続を「正しい接続」という。
このように、スイッチ10およびハブ20の各ポートは、ローカルエリアネットワークに接続されるものである。
なお、図1において、スイッチ10のサーバ1への接続ポートおよびハブ20のPC2への接続ポートは図示省略している。
図2は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10の構成を示す機能ブロック図である。
スイッチ10は、通信制御器11a、12a、13a、通信遮断解除部14、タイマ15を有する。
通信制御器11a、12a、13aは、スイッチ10の各ポート11、12、13の通信を制御する。通信制御器11aは、ポート11に接続されており、ポート11の通信を制御する。通信制御器12aは、ポート12に接続されており、ポート12の通信を制御する。通信制御器13aは、ポート13に接続されており、ポート13の通信を制御する。
通信遮断解除部14は、ポート11、12、13のいずれかの通信の遮断を解除する。ただし、ポート11、12および13の通信は、リンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている。
タイマ15は、通信制御器11a、12a、13aからループ検出フレームを送出した旨の通知を受けてから、所定の検出時間(例えば、図7を参照して、Δtd)を経過するとその旨(タイムアップ)を通信遮断解除部14に通知する。
なお、図2において、スイッチ10のサーバ1への接続ポートおよび通信制御器11a、12a、13a相互のデータのやりとりは図示省略している。
図3は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10が有する通信制御器11aの構成を示す機能ブロック図である。
通信制御器11aは、フレーム受信部110a、リンクアップ検出部112a、ループ検出フレーム検出部114a、ループ検出フレーム送出部116a、フレーム送信部118aを有する。
フレーム受信部110aは、ポート11を介して、フレームを受信する。なお、フレーム受信部110aは、フレームのあて先がサーバ1であれば、サーバ1に向けて、フレームを転送する。また、フレーム受信部110aは、フレームのあて先が通信制御器12aであれば、通信制御器12aに向けて、フレームを転送する。さらに、フレーム受信部110aは、フレームのあて先が通信制御器13aであれば、通信制御器13aに向けて、フレームを転送する。例えば、フレーム受信部110aが、ブロードキャストされたフレームを、ポート11を介して受信すると、サーバ1、通信制御器12aおよび通信制御器13aに向けて、フレームを転送する。
リンクアップ検出部112aは、ポート11のリンクアップを検出する。ポート11のリンクアップとは、ポート11が、他のネットワーク機器(例えば、ハブ20)と接続されて(例えば、1000BASE-Tのケーブルで接続される)、通信が可能な状態となることをいう。
リンクアップ検出部112aは、フレーム受信部110aにより受信されたフレームを、フレーム受信部110aから読みだして、読みだしたフレームが、リンクテストパルス(たとえば、ノーマルリンクパルス(NLP : Normal Link Pulse))であれば、ポート11がリンクアップしたと検出する。
ループ検出フレーム送出部116aは、リンクアップ検出部112aによってリンクアップが検出された時点から所定時間(例えば、図7を参照して、Δt)の後に、フレーム送信部118aを介して、リンクアップ検出ポートであるポート11から、ローカルエリアネットワークに、ループ検出フレーム(LDF : Loop Detection Frame)を送出する。ループ検出フレームは、ブロードキャストされるようにしてもよい。なお、ループ検出フレームの一例としてLDFを挙げたが、ループ検出フレームは、通常の通信に使用されるフレームと区別がつくようなものであればよい。
ただし、リンクアップ検出ポートは、リンクアップが検出されたポートである。リンクアップ検出部112aによってリンクアップが検出された場合は、ポート11がリンクアップ検出ポートとなる。
ループ検出フレーム検出部114aは、ポート11においてループ検出フレームを受信した場合に、ループ検出フレームを検出する。ループ検出フレームを検出した旨は、通信遮断解除部14に通知される。
ループ検出フレーム検出部114aは、フレーム受信部110aにより受信されたフレームを、フレーム受信部110aから読み出す。読み出されたフレームがループ検出フレームであれば、ループ検出フレーム検出部114aはループ検出フレームを検出する。
フレーム送信部118aは、ポート11を介して、フレーム(例えば、ループ検出フレーム)を送信する。なお、フレーム送信部118aは、サーバ1、通信制御器12aおよび通信制御器13aからフレームを受けると、そのフレームを、ポート11を介して送信する。
タイマ15は、ループ検出フレーム送出部116aからループ検出フレームを送出した旨の通知を受けてから、所定の検出時間(例えば、図7を参照して、Δtd)を経過するとその旨(タイムアップ)を通信遮断解除部14に通知する。
通信遮断解除部14は、ループ検出フレームの送出から所定の検出時間Δtd内に、ループ検出フレーム検出部116aによってループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、リンクアップ検出ポートであるポート11における通信の遮断を解除する。
たとえば、通信遮断解除部14は、タイマ15からタイムアップの通知を受けた時点で、ループ検出フレーム検出部114aからループ検出フレームを検出した旨の通知を受けていなければ、リンクアップ検出ポートであるポート11における通信の遮断を解除する。
なお、ポート11における通信の遮断とは、フレーム受信部110aによる受信を停止し、しかも、フレーム送信部118aによる送信をも停止することをいう。なお、フレーム受信部110aによる受信の停止は、フレーム受信部110aによってフレームを受信するものの、そのフレームを廃棄してしまうことを含む。
図4は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10が有する通信制御器12aの構成を示す機能ブロック図である。
通信制御器12aは、フレーム受信部120a、リンクアップ検出部122a、ループ検出フレーム検出部124a、ループ検出フレーム送出部126a、フレーム送信部128aを有する。
フレーム受信部120a、リンクアップ検出部122a、ループ検出フレーム検出部124a、ループ検出フレーム送出部126aおよびフレーム送信部128aは、それぞれ、フレーム受信部110a、リンクアップ検出部112a、ループ検出フレーム検出部114a、ループ検出フレーム送出部116aおよびフレーム送信部118aと同様である。
ただし、フレーム受信部120a、リンクアップ検出部122a、ループ検出フレーム検出部124a、ループ検出フレーム送出部126aおよびフレーム送信部128aは、ポート12に関する処理を行うものであり、その点が、ポート11に関する処理を行うフレーム受信部110a、リンクアップ検出部112a、ループ検出フレーム検出部114a、ループ検出フレーム送出部116aおよびフレーム送信部118aとは異なる。
また、フレーム受信部120aは、フレームのあて先が通信制御器11aであれば、通信制御器11aに向けて、フレームを転送する。例えば、フレーム受信部120aが、ブロードキャストされたフレームを、ポート12を介して受信すると、サーバ1、通信制御器11aおよび通信制御器13aに向けて、フレームを転送する。
さらに、フレーム送信部128aは、ポート12を介して、フレーム(例えば、ループ検出フレーム)を送信する。なお、フレーム送信部128aは、サーバ1、通信制御器11aおよび通信制御器13aからフレームを受けると、そのフレームを、ポート12を介して送信する。
タイマ15は、ループ検出フレーム送出部126aからループ検出フレームを送出した旨の通知を受けてから、所定の検出時間(例えば、図7を参照して、Δtd)を経過するとその旨(タイムアップ)を通信遮断解除部14に通知する。
通信遮断解除部14は、ループ検出フレームの送出から所定の検出時間Δtd内に、ループ検出フレーム検出部126aによってループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、リンクアップ検出ポートであるポート12における通信の遮断を解除する。
たとえば、通信遮断解除部14は、タイマ15からタイムアップの通知を受けた時点で、ループ検出フレーム検出部124aからループ検出フレームを検出した旨の通知を受けていなければ、リンクアップ検出ポートであるポート12における通信の遮断を解除する。
なお、ポート12における通信の遮断とは、フレーム受信部120aによる受信を停止し、しかも、フレーム送信部128aによる送信をも停止することをいう。なお、フレーム受信部120aによる受信の停止は、フレーム受信部120aによってフレームを受信するものの、そのフレームを廃棄してしまうことを含む。
図5は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10が有する通信制御器13aの構成を示す機能ブロック図である。
通信制御器13aは、フレーム受信部130a、リンクアップ検出部132a、ループ検出フレーム検出部134a、ループ検出フレーム送出部136a、フレーム送信部138aを有する。
フレーム受信部130a、リンクアップ検出部132a、ループ検出フレーム検出部134a、ループ検出フレーム送出部136aおよびフレーム送信部138aは、それぞれ、フレーム受信部110a、リンクアップ検出部112a、ループ検出フレーム検出部114a、ループ検出フレーム送出部116aおよびフレーム送信部118aと同様である。
ただし、フレーム受信部130a、リンクアップ検出部132a、ループ検出フレーム検出部134a、ループ検出フレーム送出部136aおよびフレーム送信部138aは、ポート13に関する処理を行うものであり、その点が、ポート11に関する処理を行うフレーム受信部110a、リンクアップ検出部112a、ループ検出フレーム検出部114a、ループ検出フレーム送出部116aおよびフレーム送信部118aとは異なる。
また、フレーム受信部130aは、フレームのあて先が通信制御器11aであれば、通信制御器11aに向けて、フレームを転送する。例えば、フレーム受信部120aが、ブロードキャストされたフレームを、ポート13を介して受信すると、サーバ1、通信制御器11aおよび通信制御器12aに向けて、フレームを転送する。
さらに、フレーム送信部138aは、ポート13を介して、フレーム(例えば、ループ検出フレーム)を送信する。なお、フレーム送信部138aは、サーバ1、通信制御器11aおよび通信制御器12aからフレームを受けると、そのフレームを、ポート13を介して送信する。
タイマ15は、ループ検出フレーム送出部136aからループ検出フレームを送出した旨の通知を受けてから、所定の検出時間(例えば、図7を参照して、Δtd)を経過するとその旨(タイムアップ)を通信遮断解除部14に通知する。
通信遮断解除部14は、ループ検出フレームの送出から所定の検出時間Δtd内に、ループ検出フレーム検出部136aによってループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、リンクアップ検出ポートであるポート13における通信の遮断を解除する。
たとえば、通信遮断解除部14は、タイマ15からタイムアップの通知を受けた時点で、ループ検出フレーム検出部134aからループ検出フレームを検出した旨の通知を受けていなければ、リンクアップ検出ポートであるポート13における通信の遮断を解除する。
なお、ポート13における通信の遮断とは、フレーム受信部130aによる受信を停止し、しかも、フレーム送信部138aによる送信をも停止することをいう。なお、フレーム受信部130aによる受信の停止は、フレーム受信部130aによってフレームを受信するものの、そのフレームを廃棄してしまうことを含む。
ただし、ループ検出フレームを検出した旨が、ループ検出フレーム検出部114a、124aまたは134aから通信遮断解除部14に通知された場合は、リンクアップ検出ポートの通信の遮断は解除されない。
次に、本発明の実施形態の動作を説明する。
図6は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10の動作を示すフローチャートである。図7は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10の動作のタイミングを示す図である。図8は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10を、ハブ20と正しく接続した場合のスイッチ10の動作を示す図である。図9は、本発明の実施形態にかかるスイッチ10を、ハブ20と誤って接続した場合のスイッチ10の動作を示す図である。なお、図8、図9においては、タイマ15を図示省略している。
図8に示すように正しく接続してから、図9に示すように誤って接続するまでについて、本発明の実施形態の動作を、図6および図7を参照して、説明する。
図6を参照して、まず、ポート11、12および13は、リンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている(S10)。リンクアップ検出部112a、122aおよび132aは、ポート11、12および13がリンクアップするまで待機する(S11、No)。ポート11、12または13がリンクアップすると、リンクアップ検出部112a、122aまたは132aはリンクアップを検出する(S11、Yes)。
リンクアップ検出から所定時間Δt経過後、リンクアップを検出したリンクアップ検出部112a、122aまたは132aが接続されているループ検出フレーム送出部116a、126aまたは136aが、フレーム送信部118a、128aまたは138aを介して、リンクアップ検出ポートであるポート11、12または13から、ループ検出フレームLDFを送出する(S12)。なお、ループ検出フレーム送出部116a、126aまたは136aは、ループ検出フレームを送出した旨の通知をタイマ15に送り、タイマ15が計時を開始する。
ループ検出フレーム検出部114a、124aおよび134aは、ループ検出フレームLDFを検出するまで待機する(S14、No)。しかし、ループ検出フレームLDFは検出されない。結局、ループ検出フレームの送出から所定の検出時間Δtdが経過した時点で、タイマ15が通信遮断解除部14にタイムアップを通知するが、通信遮断解除部14がループ検出フレームを検出した旨の通知を受けていないので、リンクアップ検出ポートであるポート11における通信の遮断を解除する(S16)。
例えば、図8に示すように、スイッチ10のポート11と、ハブ20のポート21とを、正しく接続したとする。すると、ハブ20のポート21から、スイッチ10のポート11へ、リンクテストパルスの一種であるノーマルリンクパルスNLPが送信される。ノーマルリンクパルスNLPは、通信制御器11aのリンクアップ検出部112aにより検出される(図6の「S11、Yes」参照)。図7および図8の「(1)リンクアップ検出」を参照されたい。この場合、ポート11がリンクアップ検出ポートである。
すると、リンクアップ検出から所定時間Δt経過後、通信制御器11aにおいてリンクアップを検出したリンクアップ検出部112aが接続されているループ検出フレーム送出部116aが、フレーム送信部118aを介して、リンクアップ検出ポートであるポート11から、ループ検出フレームLDFを送出する(図6の「S12」参照)。図7および図8の「(2)LDF送出」を参照されたい。
なお、所定時間Δtは、スイッチ10の利用者により設定可能であるようにしてもよい。ただし、所定時間Δtを、スイッチ10の出荷時に固定することも可能である。
図8を参照して、ループ検出フレームLDFを送出しても、ハブ20からスイッチ10に戻ることもないので、ループ検出フレームLDFの送出から検出時間Δtd経過しても、ループ検出フレーム検出部114a、124aおよび134aは、ループ検出フレームLDFを検出することはない(図6の「S14、No」参照)。図7および図8の「(3)LDF未検出」を参照されたい。そこで、リンクアップ検出ポートであるポート11の通信遮断が解除される(図6の「S16」参照)。図7および図8の「(4)通信遮断の解除」を参照されたい。
図6に戻り、ループ検出フレーム送出部116a、126aまたは136aが、ループ検出フレームLDFを検出すると(S14、Yes)、検出した旨を通信遮断解除部14に与える。すると、通信遮断解除部14による通信遮断の解除は行われず、リンクアップ検出(S11、Yes)を待機する。これにより、ループが未然に防止される。
例えば、図8に示すように正しく接続された状態において、誤って、スイッチ10のポート13と、ハブ20のポート23とをも接続してしまった(「誤った接続」という)とする。この誤った接続におけるスイッチ10の動作が、図9に図示されている。
すると、図9を参照して、ポート12および13は、リンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている(S10)。ただし、ポート11は、上述のとおり、すでに通信の遮断が解除されている。さらに、ハブ20のポート23から、スイッチ10のポート13へ、ノーマルリンクパルスNLPが送信される。ノーマルリンクパルスNLPは、通信制御器13aのリンクアップ検出部132aにより検出される(図6の「S11、Yes」参照)。図7および図9の「(5)リンクアップ検出」を参照されたい。この場合、ポート13がリンクアップ検出ポートである。
すると、リンクアップ検出から所定時間Δt経過後、通信制御器13aにおいてリンクアップを検出したリンクアップ検出部132aが接続されているループ検出フレーム送出部136aが、フレーム送信部138aを介して、リンクアップ検出ポートであるポート13から、ループ検出フレームLDFを送出する(図6の「S12」参照)。図7および図9の「(6)LDF送出」を参照されたい。
なお、所定時間Δtは、スイッチ10の利用者により設定可能であるようにしてもよいことは、先に説明したとおりである。ただし、所定時間Δtを、スイッチ10の出荷時に固定することも可能である。
図9を参照して、ポート13からループ検出フレームLDFが送出されると、ポート23およびハブ20を経由して、ポート21からループ検出フレームLDFが出力される。さらに、ハブ20のポート21から出力されたループ検出フレームLDFが、スイッチ10のポート11において受信される。そこで、ループ検出フレームLDFは、通信制御器11aのループ検出フレーム検出部114aにより検出される(図6の「S14、Yes」参照)。図7および図9の「(7)LDF検出」を参照されたい。
ループ検出フレーム検出部114aは、ループ検出フレームを検出した旨を、通信遮断解除部14に通知する。通信遮断解除部14は、この通知を受け、リンクアップ検出ポートであるポート13の通信の遮断を解除しない。
ポート13の通信の遮断を解除すれば、ループが発生し、通信の妨げとなる。しかし、ポート13による通信の遮断を解除せずに、遮断し続けることで、ループを未然に防止できる。
本発明の実施形態によれば、ポート13による通信が遮断され続けるため、ループを未然に防止できる。ループが未然に防止されるため、ブロードキャストストームも発生しない。このため、ブロードキャストストームによって、LDFが検出不能となることもない。
リンクアップ検出を契機として、ループ検出フレームLDFを送出するようにしているからこそ、上記のような効果を奏するのである。単に、定期的にループ検出フレームLDFを送出するようにしただけでは、上記のような効果を奏することは無い。なお、所定時間Δtを0とすることも考えられる。
なお、本発明の実施形態については、以下のような変形例が考えられる。
図10は、所定時間Δtの好ましい例を示す図である。
所定時間Δt(図7参照)は、スイッチ10によるリンクアップの検出に要する時間と、ハブ20によるリンクアップの検出に要する時間との差ΔtLよりも長くすることが好ましい。例えば、Δtを0.5秒とすることが考えられる。ただし、リンクアップの検出に要する時間とは、ポートを通信ケーブルにより物理的に接続してから、リンクアップを検出するまでに要する時間である。
一般的に、スイッチ10はハブ20よりも高速なデータ処理が可能なため、スイッチ10によるリンクアップの検出は、ハブ20によるリンクアップの検出よりも早く終わる。また、ハブ20においては、あるポート(例えば、ポート23)についてリンクアップを検出するまでは、そのポートによる通信を遮断する設定になっていることがある。
ここで、スイッチ10によるポート13のリンクアップの検出の直後に、ループ検出フレームLDFを送出してしまうと、ハブ20によるポート23のリンクアップの検出が未だ行われていないという事態が生じることがある。すると、ハブ20によって、ポート23に向けて送信されたループ検出フレームLDFが遮断されてしまい、スイッチ10がループ検出フレームLDFを検出できないこととなる。これでは、誤った接続にもかかわらず、通信の遮断が行われないので、ループの解消ができない。
そこで、ループ検出フレームLDFの送出を、ハブ20によるリンクアップの検出の後にすることが好ましい。そのために、所定時間Δt(図7参照)を、スイッチ10によるリンクアップの検出に要する時間と、ハブ20によるリンクアップの検出に要する時間との差ΔtLよりも長くすることが好ましいのである。
また、上記の実施形態は、以下のようにして実現できる。CPU、ハードディスク、メディア(フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROMなど)読み取り装置を備えたコンピュータに、上記の各部分、例えばスイッチ10の各部分を実現するプログラムを記録したメディアを読み取らせて、ハードディスクにインストールする。このような方法でも、上記の機能を実現できる。
10 スイッチ(ネットワーク機器)
11、12、13 ポート
11a、12a、13a 通信制御器
110a、120a、130a フレーム受信部
112a、122a、132a リンクアップ検出部
114a、124a、134a ループ検出フレーム検出部
116a、126a、136a ループ検出フレーム送出部
118a、128a、138a フレーム送信部
14 通信遮断解除部
20 ハブ(他のネットワーク機器)
Δt 所定時間
Δtd 検出時間
LDF ループ検出フレーム
NLP ノーマルリンクパルス

Claims (6)

  1. ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであって、リンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートを有するネットワーク機器であって、
    各ポートの通信を制御する通信制御器と、
    前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部と、
    を備え、
    前記通信制御器が、
    前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出部と、
    前記リンクアップ検出部によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出部と、
    前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出部と、
    を有し、
    前記通信遮断解除部が、
    前記ループ検出フレーム検出部によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除
    前記リンクアップは、前記各ポートにおいて送受信が可能な状態であり、
    前記ネットワーク機器には、他のネットワーク機器が接続されており、
    前記所定時間は、
    前記ネットワーク機器のポートを通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間と、前記ネットワーク機器と前記他のネットワーク機器とを前記通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間との差よりも長い、
    ネットワーク機器。
  2. 請求項1に記載のネットワーク機器であって、
    前記通信遮断解除部が、
    前記ループ検出フレームの送出から所定の検出時間内に、前記ループ検出フレーム検出部によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する、
    ネットワーク機器。
  3. 請求項1に記載のネットワーク機器であって、
    前記所定時間は、前記ネットワーク機器の利用者により設定可能である、
    ネットワーク機器。
  4. ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであってリンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートと、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを有するネットワーク機器によって通信を行う通信方法であって、
    前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出工程と、
    前記リンクアップ検出工程によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出工程と、
    前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出工程と、
    前記ループ検出フレーム検出工程によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する通信遮断解除工程と、
    を備え
    前記リンクアップは、前記各ポートにおいて送受信が可能な状態であり、
    前記ネットワーク機器には、他のネットワーク機器が接続されており、
    前記所定時間は、
    前記ネットワーク機器のポートを通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間と、前記ネットワーク機器と前記他のネットワーク機器とを前記通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間との差よりも長い、
    通信方法。
  5. ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであってリンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートと、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを有するネットワーク機器による通信処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
    前記通信処理が、
    前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出工程と、
    前記リンクアップ検出工程によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出工程と、
    前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出工程と、
    前記ループ検出フレーム検出工程によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する通信遮断解除工程と、
    を備え
    前記リンクアップは、前記各ポートにおいて送受信が可能な状態であり、
    前記ネットワーク機器には、他のネットワーク機器が接続されており、
    前記所定時間は、
    前記ネットワーク機器のポートを通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間と、前記ネットワーク機器と前記他のネットワーク機器とを前記通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間との差よりも長い、
    プログラム。
  6. ローカルエリアネットワークに接続される複数のポートであってリンクテストパルスおよびループ検出フレームの通信を除いて通信が遮断されている複数のポートと、各ポートの通信を制御する通信制御器と、前記ポートのいずれかの通信の遮断を解除する通信遮断解除部とを有するネットワーク機器による通信処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータによって読み取り可能な記録媒体であって、
    前記通信処理が、
    前記各ポートのリンクアップを検出するリンクアップ検出工程と、
    前記リンクアップ検出工程によってリンクアップが検出された時点から所定時間後に、前記リンクアップが検出されたポートであるリンクアップ検出ポートから、ループ検出フレームを前記ローカルエリアネットワークに送出するループ検出フレーム送出工程と、
    前記各ポートにおいて前記ループ検出フレームを受信した場合に、前記ループ検出フレームを検出するループ検出フレーム検出工程と、
    前記ループ検出フレーム検出工程によって前記ループ検出フレームが検出されなかった場合にのみ、前記リンクアップ検出ポートにおける通信の遮断を解除する通信遮断解除工程と、
    を備え
    前記リンクアップは、前記各ポートにおいて送受信が可能な状態であり、
    前記ネットワーク機器には、他のネットワーク機器が接続されており、
    前記所定時間は、
    前記ネットワーク機器のポートを通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間と、前記ネットワーク機器と前記他のネットワーク機器とを前記通信ケーブルにより物理的に接続してから送受信が可能な状態になるまでの時間との差よりも長い、
    記録媒体。
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