JP6315000B2 - ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法 - Google Patents

ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6315000B2
JP6315000B2 JP2016017320A JP2016017320A JP6315000B2 JP 6315000 B2 JP6315000 B2 JP 6315000B2 JP 2016017320 A JP2016017320 A JP 2016017320A JP 2016017320 A JP2016017320 A JP 2016017320A JP 6315000 B2 JP6315000 B2 JP 6315000B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
storage device
address
storage
data
target data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2016017320A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017138668A (ja
Inventor
悠子 茅根
悠子 茅根
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2016017320A priority Critical patent/JP6315000B2/ja
Publication of JP2017138668A publication Critical patent/JP2017138668A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6315000B2 publication Critical patent/JP6315000B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、データを管理する技術に関する。
情報の電子化が進み、膨大な量の情報を保護する技術が重要視されている。例えば、特許文献1には、2台のストレージ装置で、ペア構成を組み、メインサイトのストレージ装置のみでなく、リモートサイトのストレージ装置でリード/ライトを受信できる技術が記載されている。
また、特許文献2には、新たなNAS(Network Attached Storage)ユニットを既存のNASユニットを含むシステムに追加する際、該新たなNASユニットと、既存のNASユニットとをループ接続することによって、ストレージシステムを拡張する技術が記載されている。
また、特許文献3には、ノード装置から送信されるメッセージの種別を識別し、識別結果に応じてメッセージの転送先を変更する技術が記載されている。
また、特許文献4には、複数のボリュームのうち、電源制御特性が同一、または類似するボリュームが同じアレイグループに集まるように、候補のボリュームを抽出し、画面に表示する技術が記載されている。
特許第5620614号公報 特開2007−334764号公報 特開2003−044421号公報 特開2010−128899号公報
ユーザが書き込みや読み込みの要求(指示)を送信した後、応答を受信するまでの時間(レスポンスタイム)は、短い方が好ましい。
しかしながら、特許文献1に記載の技術は、セカンダリーボリュームに対するライト指示を受領した場合においても、プライマリーボリュームに対して書き込みを行い、その後セカンダリーボリュームに書き込み処理を実行する。よって、特許文献1に記載の技術は、セカンダリーボリュームに対する書き込み処理の実行に時間がかかり、これにより、セカンダリーボリュームに対するライト指示の応答までの時間(レスポンスタイム)がかかる。
また、特許文献2に記載の技術は、サブのNASシステムからデータを読み込む際には、マスタのNASシステムおよびFC(Fibre Channel)スイッチを介してデータの読み込み要求を送信する必要があり、データの読み込みに時間がかかる。よって、特許文献2に記載の技術は、レスポンスタイムがかかる。
また、特許文献3に記載の技術は、ノード装置が送信するメッセージであって、データに対する指示またはデータとデータに対する指示とが含まれる該メッセージの種別を識別して、メッセージの識別結果に応じて転送先を変更し、その後、メッセージに含まれる指示に従った処理を行う。例えば、データ書き込みまたはデータ読み出しを示すデータ転送系メッセージの場合、特許文献3に記載の技術は、データ転送系メッセージを、特定の外部装置へ送信する。そして、特定の外部装置は、データ転送系メッセージを受信し、受信したデータ転送系メッセージをドライバに送信する。その後、ドライバはデータ転送系メッセージを受信し、ディスクに対して、受信した転送系メッセージに含まれる指示を実行する。よって、特許文献3に記載の技術は、データ書き込みまたはデータ読み出しが行われるまでに時間がかかる。つまり、特許文献3に記載の技術は、レスポンスタイムがかかる。
また、特許文献4に記載の技術は、ホストから、ライト要求を受領した場合、書き込み処理を行う前に、正ストレージ装置に格納されている全てのデータを副ストレージ装置にコピーする。つまり、特許文献4に記載の技術は、書き込み処理を行うまでに時間がかかる。よって、特許文献4に記載の技術は、レスポンスタイムがかかる。
そこで、本発明は上記課題を鑑みて発明されたものであって、レスポンスタイムを短くする技術を提供することを目的とする。
本発明の一形態に係るストレージ管理システムは、第1ストレージ装置と、第2ストレージ装置とを含み、前記第1ストレージ装置は、マスターデータを格納する第1記憶手段と、前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置に格納されているデータのアドレスに関する情報を示すアドレス情報を管理する第1制御手段を備え、前記第2ストレージ装置は、バックアップデータを格納する第2記憶手段と、前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置とは異なる外部装置から、前記第2ストレージ装置が受信した要求に応じた処理を行う第2制御手段とを備え、第2制御手段は、前記第2ストレージ装置が受信した要求が書き込み要求の場合、前記第2記憶手段に、前記書き込み要求に含まれる書き込みデータの書き込みを行い、該書き込みデータのアドレスを、前記第1制御手段に送信し、前記第1制御手段は、前記書き込みデータのアドレスに基づき、前記アドレス情報を更新し、前記アドレス情報を更新した旨を、前記第2制御手段に通知し、前記第2制御手段は、前記通知に基づいて、前記外部装置に、前記書き込み要求に対する応答を送信する。
本発明の一形態に係るストレージ管理方法は、マスターデータを格納する第1記憶手段を含む第1ストレージ装置と、バックアップデータを格納する第2記憶手段を含む第2ストレージ装置とを備えるストレージ管理システムのストレージ管理方法であって、前記第1ストレージ装置は、前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置に格納されているデータのアドレスに関する情報を示すアドレス情報を管理し、前記第2ストレージ装置は、前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置とは異なる外部装置から受信した要求に応じた処理を行い、前記要求が書き込み要求の場合、前記書き込み要求に含まれる書き込みデータの書き込みを行い、該書き込みデータのアドレスを、前記第1ストレージ装置に送信し、前記第1ストレージ装置は、前記書き込みデータのアドレスに基づき、前記アドレス情報を更新し、前記アドレス情報を更新した旨を、前記第2ストレージ装置に通知し、前記第2ストレージ装置は、前記通知に基づいて、前記外部装置に、前記書き込み要求に対する応答を送信する。
本発明によれば、レスポンスタイムを短くすることができる。
本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの構成の一例を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムのハードウェア構成の一例を示す図である。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 アドレス情報を説明するための例示的概念図である。 アドレス情報を説明するための例示的概念図である。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 本発明の第2実施形態に係るストレージ管理システムの構成の一例を示すブロック図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は、本発明の第1実施形態におけるストレージ管理システム1の構成の一例を示すブロック図である。図1において、ストレージ管理システム1は、第1ホスト計算機10と、第1ストレージ装置20と、第2ホスト計算機30と、第2ストレージ装置40とを備える。
第1ホスト計算機10は、第1ストレージ装置20および第2ホスト計算機30と、有線または無線のネットワークによって相互に接続されている。また、第1ホスト計算機10は、第1ストレージ装置20に対して、データの書き込み要求(以下、書き込み要求)またはデータの読み込み要求(以下、読み込み要求)を送信する。なお、書き込み要求には、書き込みを行うデータ(以下、書き込みデータ)が含まれる。また、読み込み要求には、読み込みを行う対象のデータ(以下、読み込み対象データ)を特定する情報が含まれる。そして、第1ストレージ装置20は、第1ホスト計算機10から書き込み要求または読み込み要求を受信し、受信した書き込み要求または読み込み要求に基づき、処理を行う。
また、第1ストレージ装置20は、第1通信部21と、第1制御部22と、管理部23と、アドレス記憶部24と、第1記憶部25とを備える。そして、第1ストレージ装置20は、第1ホスト計算機10および第2ストレージ装置40と、有線または無線のネットワークによって相互に接続されている。また、アドレス記憶部24と、第1記憶部25とを合わせて1つの記憶部とする構成でもよい。また、第1記憶部25は複数でもよい。
なお、第1ストレージ装置20が行う具体的な処理および第1ストレージ装置20が備える各部の具体的な動作は、図3〜図8を用いて説明する。
第2ホスト計算機30は、第1ホスト計算機10および第2ストレージ装置40と、有線または無線のネットワークによって相互に接続されている。また、第2ホスト計算機30は、第2ストレージ装置40に対して、書き込み要求または読み込み要求を送信する。第2ストレージ装置40は、第2ホスト計算機30から書き込み要求または読み込み要求を受信し、受信した書き込み要求または読み込み要求に基づき、処理を行う。
また、第2ストレージ装置40は、第2通信部41と、第2制御部42と、第2記憶部43とを備える。なお、第2記憶部43は複数でよい。第2ストレージ装置40は、第1ストレージ装置20および第2ホスト計算機30と、有線または無線のネットワークによって相互に接続されている。なお、第2ストレージ装置40が行う具体的な処理および第2ストレージ装置40が備える各部の具体的な動作は、図3〜図8を用いて説明する。
図2は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システム1のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
ストレージ管理システム1の各装置は、CPU(Central Processing Unit)91と、ROM(Read Only Memory)92と、ネットワークインタフェース93と、RAM(Random Access Memory)94と、記憶装置95とによって構成される。
ホスト計算機10およびホスト計算機30のおのおのは、例えば、ネットワークインタフェース93と、ROM92および記憶装置95に記憶されたコンピュータプログラムをRAM94に書き込み、書き込まれたコンピュータプログラムを実行するCPU91を備えたコンピュータ装置によって実現可能である。
第1通信部21および第2通信部41のおのおのは、ネットワークインタフェース93によって構成される。
第1制御部22および管理部23と、第2制御部42とは、それぞれROM92および記憶装置95に記憶されたコンピュータプログラムをRAM94に書き込み、書き込まれたコンピュータプログラムを実行するCPU91によって構成される。
アドレス記憶部24および第1記憶部25と、第2記憶部43とは、それぞれ記憶装置95によって構成される。
なお、上述したハードウェア構成は一例であり、上述した構成には限定されない。
図3は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、第2ホスト計算機30が、第2ストレージ装置40に対し、書き込み要求を送信した際の動作の一例を示すフローチャートである。図3では、第1ストレージ装置20の処理を左側に、第2ストレージ装置40の処理を中央に、第2ホスト計算機30の処理を右側に示す。
なお、第1ストレージ装置20の処理と第2ストレージ装置40の処理との間と、第2ストレージ装置40の処理と第2ホスト計算機30の処理との間にある破線の矢印は、情報の流れを示している。
まず、第2ホスト計算機30が、第2ストレージ装置40に対し、書き込み要求を送信する(ステップS101)。
そして、第2ストレージ装置40の第2通信部41が、第2ホスト計算機30から、書き込み要求を受信する(ステップS102)。その後、第2通信部41は、書き込み要求を第2制御部42に送信する。そして、第2制御部42は、第2通信部41から書き込み要求を受信し、受信した書き込み要求に基づき、第2記憶部43に書き込みデータを格納する。つまり、第2制御部42は、第2記憶部43に格納されている、書き込みデータに対応するデータを更新するまたは第2記憶部43に書き込みデータを追加する(ステップS103)。さらに、第2制御部42は、ステップS103で、第2記憶部43に書き込んだ書き込みデータの位置(アドレス)を第2通信部41に送信する。そして、第2通信部41は、第2制御部42から書き込みデータのアドレスを受信し、受信した書き込みデータのアドレスを、第1ストレージ装置20に送信する(ステップS104)。
ステップS104の終了後、第1ストレージ装置20の第1通信部21は、第2ストレージ装置40から、書き込みデータのアドレスを受信し(ステップS105)、受信した書き込みデータのアドレスを第1制御部22に送信する。そして、第1制御部22は、第1通信部21から書き込みデータのアドレスを受信する。
第1制御部22は、第1通信部21から情報(データ)を受信すると、受信した情報が、例えば第1記憶部25に格納するような、データに関する情報か、アドレスに関する情報かを判定し、判定の結果に基づいた動作を行う。なお、第1制御部22は、第1通信部21から受信した情報が、書き込み要求、読み込み要求またはアドレス確認要求の場合は、アドレスに関する情報と判定する。受信した情報がアドレスに関する情報の場合、第1制御部22は、管理部23に対して、受信した情報を送信する。今回受信した書き込みデータのアドレスは、アドレスに関する情報であるため、第1制御部22は、受信した情報がアドレスに関する情報であると判定する。そして、第1制御部22は、受信した書き込みデータのアドレスを管理部23に送信する。
その後、管理部23は、第1制御部22から書き込みデータのアドレスを受信し、受信した書き込みデータのアドレスを用いて、アドレス記憶部24に格納されているアドレス情報を更新する(ステップS106)。
ここで、図4を用いて、アドレス情報について詳細に説明する。
図4に示すように、アドレス情報は、書き込まれたデータを識別するファイル名と、データの更新日時と、データがどの装置に格納されているのかを示す装置識別子と、第1記憶部25または第2記憶部43に格納されているデータのアドレスと、が夫々対応づけられている。なお、書き込まれたデータの識別子は、ファイル名には限定されない。
また、図4に示す4行目のファイル名「File1」の行は、ステップS106によって更新された情報を示す。File1の更新日時は、File1が記憶部に追加された(またはFile1が更新された)日時である。図4に示す例では、File1が第1記憶部25および第2記憶部43の何れにも格納されていない、新しいデータであるとする。したがって、図4に示すFile1の更新日時は、File1が第2記憶部43に追加された日時を示す。また、File1の装置識別子は、File1が格納されている装置を示す。File1のアドレスは、File1が格納されている記憶部の場所を示す。
図3に戻り、管理部23は、第1制御部22に、アドレス情報を更新したことを示す通知(以下、アドレス更新通知)を送信する。また、第1制御部22は、管理部23から、アドレス更新通知を受信し、受信したアドレス更新通知を第1通信部21に送信する。次に、第1通信部21は、第1制御部22からアドレス更新通知を受信し、受信したアドレス更新通知を、第2ストレージ装置40に送信する(ステップS107)。
上記動作によって、第2ストレージ装置40は、受信した書き込み要求に基づいて、第2記憶部43にデータの書き込みを行い、書き込んだデータのアドレスのみを第1ストレージ装置20に送信する。これによって、書き込み要求を第1ストレージ装置20に送信する場合と比較すると、ストレージ管理システム1は、データ転送の時間を削減することが可能となる。
そして、第2通信部41は、第1ストレージ装置20からアドレス更新通知を受信し(ステップS108)、受信したアドレス更新通知に基づいて、書き込み要求に対する応答を第2ホスト計算機30に送信する(ステップS109)。その後、第2ホスト計算機30は、第2ストレージ装置40から応答を受信する(ステップS110)。
そして、第2制御部42は、第2記憶部43から、書き込みデータを取り出し、取り出した書き込みデータを第2通信部41に送信する。その後、第2通信部41は、第2制御部42から書き込みデータを受信し、受信した書き込みデータを第1ストレージ装置20に送信する(ステップS111)。なお、ステップS110とステップS111は順不同である。
その後、第1通信部21は、第2ストレージ装置40から書き込みデータを受信し、受信した書き込みデータを第1制御部22に送信する。そして、第1制御部22は、第1通信部21から書き込みデータを受信し、受信した書き込みデータを第1記憶部25に格納する。つまり、第1制御部22は、第1記憶部25に書き込みデータに対応するデータが存在する場合、該対応するデータを書き込みデータに更新、または第1記憶部25に書き込みデータに対応するデータがない場合、書き込みデータを追加する(ステップS113)。
ステップS113の終了後、第1制御部22は、ステップS113にて、第1記憶部25に書き込んだデータの位置(アドレス)を管理部23に送信する。その後、管理部23は、第1制御部22から、書き込んだデータの位置(アドレス)を受信し、受信した書き込んだデータの位置(アドレス)を用いて、アドレス記憶部24に格納されているアドレス情報を更新する(ステップS114)。なお、ステップS113と、ステップS114とは、ステップS112の終了後、任意のタイミングで行われてもよい。
図5を参照して、ステップS114の処理の具体例を説明する。File1は、上述した通り、第2記憶部43に新たに追加されたデータであるとする。図5に示す通り、ステップS114の処理によって、「File1」の装置識別子に、「第1ストレージ装置」が追加され、アドレスに、第1記憶部25のアドレスを示す「第1記憶部」および「0x0000000A」が追加されている。なお、アドレス情報における、第1記憶部と第2記憶部とのアドレスは同じでもよい。なお、更新日時は、第2記憶部43に書き込んだ時刻のまま更新されていないが、第1記憶部25に書き込んだ時刻に更新されてもよい。
このように、第2ストレージ装置40が第2ホスト計算機30に書き込み要求に対する応答を送信した後、第1ストレージ装置20は、データの更新または追加と、アドレス情報の更新とを行う。
なぜなら、第1ストレージ装置20が、第1ストレージ装置20および第2ストレージ装置40に格納されているデータのアドレスを、一元管理しているため、第1ストレージ装置20と第2ストレージ装置40との間のデータ転送を非同期で行うことが可能になるからである。
本実施形態において、第2ストレージ装置40は書き込み要求を受信した場合、データの更新または追加を行った後、更新または追加を行ったデータのアドレスのみを第1ストレージ装置20に送信する。そして、第1ストレージ装置20は、更新または追加を行ったデータのアドレスに基づいてアドレス情報を更新し、アドレス更新通知を第2ストレージ装置40に送信する。その後、第2ストレージ装置40は、該アドレス更新通知に基づいて、書き込み要求に対する応答を、第2ホスト計算機30に送信することができる。
これにより本実施形態の動作は、例えば、第1ストレージ装置20が、データの更新または追加と、アドレス情報の更新とを行った場合に比較すると、第2ホスト計算機30は、より早く書き込み要求に対する応答を取得することが可能となる。また、書き込み要求に対する応答によって、ユーザは書き込み要求が正しく処理されたことを知ることが可能である。よって、本実施形態におけるストレージ管理システム1は、レスポンスタイムを短くすることが可能となる。
図6は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、第1ホスト計算機10が、第1ストレージ装置20に対し、書き込み要求を送信した際の動作の一例を示すフローチャートである。なお、図6において、左側にある第1ホスト計算機10の処理と、右側にある第1ストレージ装置20の処理との間にある破線の矢印は、情報の流れを示している。
まず、第1ホスト計算機10は、第1ストレージ装置20に、書き込み要求を送信する(ステップS201)。そして、第1通信部21は、第1ホスト計算機10から、書き込み要求を受信し(ステップS202)、受信した書き込み要求を第1制御部22に送信する。第1制御部22は、第1通信部21から書き込み要求を受信する。上述した通り、第1制御部22は、受信した情報の判定を行う。今回、第1制御部22が受信した情報は書き込み要求であるため、第1制御部22は、受信した書き込み要求を管理部23に送信する。
そして、管理部23は、第1制御部22から、書き込み要求を受信し、受信した書き込み要求に基づいて、アドレス記憶部24を参照し、書き込みデータに対応するデータのアドレスを検索する(ステップS203)。対応するデータは、例えば、書き込みデータと同じファイル名を持つデータを示す。なお、対応するデータは、書き込みデータと同じファイル名を持つデータに限定されず、同じ識別子を有するデータであればよい。
そして、管理部23は、アドレス記憶部24から書き込みデータに対応するデータのアドレスがあるか否か判定する(ステップS204)。書き込みデータに対応するデータのアドレスがある場合(ステップS204にてYES)、管理部23は、取得した書き込みデータのアドレスを、第1制御部22に送信する。
その後、第1制御部22は、管理部23から書き込みデータのアドレスを受信し、受信した書き込みデータのアドレスと、書き込み要求とに基づいて、第1記憶部25に格納されている、書き込みデータに対応するデータを更新する(ステップS205)。
ステップS204にて、書き込みデータに対応するデータのアドレスがない場合、つまり、書き込みデータが新しく第1記憶部25に格納されるデータの場合、管理部23は、該アドレスがないことを示す通知を、第1制御部22に送信する。その後、第1制御部22は、管理部23から、該通知を受信する。そして、第1制御部22は、該通知を受信したことを契機に、書き込み要求に基づいて、第1記憶部25に書き込みデータを追加する(ステップS206)。
さらに第1制御部22は、データを更新または追加したことを示す通知(以下、書き込み完了通知)を第1通信部21に送信する。また、第1制御部22は、ステップS206にて、第1記憶部25に書き込んだデータの位置(アドレス)を管理部23に送信する。その後、第1通信部21は、第1制御部22から書き込み完了通知を受信し、受信した書き込み完了通知に基づいて、書き込み要求に対する応答を第1ホスト計算機10に送信する(ステップS207)。
ステップS205の終了後、第1ホスト計算機10は、第1ストレージ装置20から、応答を受信する(ステップS208)。そして、管理部23は、第1制御部22から、書き込んだデータの位置(アドレス)を受信し、受信した書き込んだデータの位置(アドレス)に基づいて、アドレス記憶部24に格納されているアドレス情報を更新する(ステップS209)。なお、第1記憶部25に書き込みデータに対応するデータが格納されている場合、アドレス記憶部24は、アドレス情報の更新日時も更新する。なお、ステップS208およびステップS209は順不同である。
上述のように、第1ストレージ装置20は、書き込み要求を受信した場合、書き込むデータに対応するデータのアドレスを確認してから書き込みデータの書き込みを行う。これによって、第1ストレージ装置20は、書き込み要求に含まれる書き込みデータに対応するデータが、第1記憶部25に格納されているデータか否か判定することが可能となる。よって、第1ストレージ装置20は、第1記憶部25にデータの書き込みを行う際に、第1記憶部25に格納されたデータを上書きするか、第1記憶部25にデータを追加するかの判断が可能となる。したがって、第1記憶部25は余分なデータを保持することを減らすことができる。
図7は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、第2ホスト計算機30が、第2ストレージ装置40に対し、読み込み要求を送信した際の動作の一例を示すフローチャートである。
図7では、第1ストレージ装置20の処理を左側に、第2ストレージ装置40の処理を中央に、第2ホスト計算機30の処理を右側に示す。なお、第1ストレージ装置20の処理と第2ストレージ装置40の処理との間と、第2ストレージ装置40の処理と第2ホスト計算機30の処理との間にある破線の矢印は、情報の流れを示している。
まず、第2ホスト計算機30は、第2ストレージ装置40に、読み込み要求を送信する(ステップS301)。第2通信部41は、第2ホスト計算機30から読み込み要求を受信し(ステップS302)、受信した読み込み要求を、第2制御部42に送信する。そして、第2制御部42は、第2通信部41から読み込み要求を受信し、受信した読み込み要求に含まれる読み込み対象データを特定する情報に基づいて、第2通信部41に読み込み対象データのアドレスを確認する要求(以下、アドレス確認要求)を送信する。その後、第2通信部41は、第2制御部42から、読み込み対象データのアドレス確認要求を受信し、受信した読み込み対象データのアドレス確認要求を、第1ストレージ装置20に送信する(ステップS303)。
ステップS303の終了後、第1通信部21は、第2ストレージ装置40から読み込み対象データのアドレス確認要求を受信し(ステップS304)、受信した読み込み対象データのアドレス確認要求を第1制御部22に送信する。その後、第1制御部22は、第1通信部21から読み込み対象データのアドレス確認要求を受信する。第1制御部22は、受信した情報(読み込み対象データのアドレス確認要求)の判定を行い、受信した読み込み対象データのアドレス確認要求を管理部23に送信する。
そして、管理部23は、第1制御部22から読み込み対象データのアドレス確認要求を受信し、受信した読み込み対象データのアドレス確認要求に基づいて、アドレス記憶部24を参照し、読み込み対象データのアドレスがあるか否か判定する(ステップS305)。読み込み対象データのアドレスがない場合(ステップS305にてNO)、管理部23は、第1制御部22を介して、第1通信部21にエラーを送信する。そして、第1通信部21は、第1制御部22を介して、管理部23からエラーを受信し、受信したエラーを、読み込み要求の応答として第1ホスト計算機10に送信する(ステップS306)。その後、第1ホスト計算機10は、第1ストレージ装置20からエラーを受信し、受け付けたエラーを第2ホスト計算機30に送信する。そして、第2ホスト計算機30は、読み込み要求の応答として、エラーを受け付ける。なお、第2ホスト計算機30は、受け付けたエラーをユーザに通知してもよい。例えば、第2ホスト計算機30は、図示しない表示部に、読み込み対象データのアドレスがない旨を表示し、ユーザに対してエラーを通知してもよい。なお、第1ストレージ装置20は、第2ストレージ装置40を介して、第2ホスト計算機30にエラーを送信してもよい。そして、第2ホスト計算機30は、第2ストレージ装置40を介して、第1ストレージ装置20からエラーを受信してもよい。
また、読み込み対象データのアドレスがある場合(ステップS305にてYES)、管理部23は該アドレスを取得し、取得したアドレスを第1制御部22に送信する。このとき、管理部23は、最新の読み込み対象データのアドレスを取得する。例えば、図5に示すアドレス情報において、読み込み対象データが「Test3」である場合、管理部23は、最新のデータである第1ストレージ装置のアドレスを取得する。また、図5に示すアドレス情報において、読み込み対象データが「File1」である場合、管理部23は、第1ストレージ装置のアドレスおよび第2ストレージ装置のアドレスを取得する。なお、最新のデータが「File1」のように、第1ストレージ装置および第2ストレージ装置の両方である場合、管理部23は、アドレス確認要求の送信元(この場合、第2ストレージ装置)のアドレスのみを取得してもよい。
その後、第1制御部22は、管理部23からアドレスを受信し、受信したアドレスに基づき、読み込み対象データが第2ストレージ装置40にあるか否か判定する(ステップS307)。読み込み対象データが、第2ストレージ装置40にない場合(ステップS307にてNO)、つまり、読み込み対象データが第1ストレージ装置20にある場合、第1制御部22は、読み込み対象データのアドレスに基づいて、第1ストレージ装置20の第1記憶部25から読み込み対象データを取得する(ステップS308)。そして、第1制御部22は、取得した読み込み対象データを第1通信部21に送信する。そして、第1通信部21は、第1制御部22から読み込み対象データを受信し、受信した読み込み対象データを、第2ストレージ装置40に送信する(ステップS309)。
また、読み込み対象データが、第2ストレージ装置40にある場合(ステップS307にてYES)、第1制御部22は、読み込み対象データのアドレスを、第1通信部21に送信する。そして、第1通信部21は、第1制御部22から読み込み対象データのアドレスを受信し、受信した読み込み対象データのアドレスを第2ストレージ装置40に送信する(ステップS310)。
その後、第2通信部41は、第1ストレージ装置20から、読み込み対象データまたは読み込み対象データのアドレスを受信する(ステップS311)。そして、第2通信部41は、受信した読み込み対象データまたは読み込み対象データのアドレスを、第2制御部42に送信する。第2制御部42は、第2通信部41から読み込み対象データまたは読み込み対象データのアドレスを受信する。そして、第2制御部42は、受信した情報が、読み込み対象データか否か判定する(ステップS312)。受信した情報が、読み込み対象データでない場合、つまり、受信した情報が読み込み対象データのアドレスである場合、第2制御部42は、受信した読み込み対象データのアドレスに基づいて、第2記憶部43から読み込み対象データを取得する(ステップS313)。
受信した情報が、読み込み対象データである場合(ステップS312にてYES)、または、ステップS313終了後、第2制御部42は、受信したまたは取得した読み込み対象データを第2通信部41に送信する。そして、第2通信部41は、第2制御部42から、読み込み対象データを受信し、受信した読み込み対象データを、第2ホスト計算機30に送信する(ステップS314)。その後、第2ホスト計算機30は、第2ストレージ装置40から読み込み対象データを受信する(ステップS315)。
上述したように、第1ストレージ装置20は、第2ストレージ装置40への読み込み要求に対応するデータのアドレスが、アドレス情報から取得できる場合、まず、第2ストレージ装置40にデータがあるか否かを判定する。そして、第2ストレージ装置40にデータがある場合、第1ストレージ装置20は、データが第2ストレージ装置40にある旨の通知を第2ストレージ装置40に送信し、第2ストレージ装置40は、該通知に基づき、データを第2ホスト計算機30に送信する。
例えば、第1ストレージ装置20が、まず第1記憶部25にデータがあるかを判定する場合、第1記憶部25は、マスターデータを格納しているため、第2記憶部43に格納されているデータは、第1記憶部25にも格納されている。したがって、この場合、第1ストレージ装置20は、常にデータを第2ストレージ装置40に送信することとなる。
よって、第1ストレージ装置20が第2ストレージ装置40にデータがあるか否かを判定することは、第1ストレージ装置20が第2ストレージ装置40にデータがあるか否かを判定するより前に第1記憶部25にデータがあるか否かを判定することに比べ、データ転送の時間を削減できる。
図8は、本発明の第1実施形態に係るストレージ管理システムの動作の一例を示すフローチャートである。具体的には、第1ホスト計算機10が、第1ストレージ装置20に対し、読み込み要求を送信した際の動作の一例を示すフローチャートである。
図8では、第1ホスト計算機10の処理を左側に、第1ストレージ装置20の処理を右側に示す。なお、第1ホスト計算機10の処理と第1ストレージ装置20の処理との間にある破線の矢印は、情報の流れを示している。
まず、第1ホスト計算機10は、読み込み要求を第1ストレージ装置20に送信する(ステップS401)。そして、第1通信部21は、第1ホスト計算機10から、読み込み要求を受信し(ステップS402)、受信した読み込み要求を第1制御部22に送信する。そして、第1制御部22は、第1通信部21から読み込み要求を受信し、受信した情報(読み込み要求)の判定を行い、受信した読み込み要求を管理部23に送信する。
次に、管理部23は、第1制御部22から読み込み要求を受信し、受信した読み込み要求に基づき、アドレス記憶部24を参照し、読み込み対象データのアドレスがあるか否か判定する(ステップS403)。読み込み対象データのアドレスがない場合、管理部23は、第1通信部21にエラーを送信する。そして、第1通信部21は、管理部23からエラーを受信し、受信したエラーを、第1ホスト計算機10に送信する(ステップS404)。
一方で、読み込み対象データのアドレスがある場合、管理部23は、受信した読み込み要求に基づき、アドレス記憶部24から、読み込み対象データのアドレスを取得する。その後、管理部23は、取得した読み込み対象データのアドレスを第1制御部22に送信する。
そして、第1制御部22は、管理部23から読み込み対象データのアドレスを受信し、受信した読み込み対象データのアドレスに基づき、第1記憶部25から読み込み対象データを取得する(ステップS405)。そして、第1制御部22は、取得した読み込み対象データを第1通信部21に送信する。その後、第1通信部21は、第1制御部22から読み込み対象データを受信し、受信した読み込み対象データを第1ホスト計算機10に送信する(ステップS406)。
ステップS406の終了後、第1ホスト計算機10は、第1ストレージ装置20から、読み込み対象データを受信する(ステップS407)。
上述のように、第1ストレージ装置20は、読み込み要求を受信した場合、読み込み対象データのアドレスが、アドレス情報にあるか否かを確認してから、データの読み込みを行う。こうすることで、データが格納されている位置を取得してから、データの読み込みを行うため、読み込み時間を削減することが可能となる。
<第2実施形態>
次に、本発明の第2の実施形態について、図9を参照して説明する。本実施の形態は、本発明の課題を解決する最小の構成であるストレージ管理システム2について説明を行う。
図9は、第2実施形態に係るストレージ管理システム2の構成の一例を示すブロック図である。ストレージ管理システム2は、第1ストレージ装置50と、第2ストレージ装置60とを有する。
第1ストレージ装置50は、第1制御部52と、第1記憶部55とを備える。第1制御部52は、第1通信部21と、第1制御部22と、管理部23との機能を有する。また、第1記憶部55は、アドレス記憶部24と、第1記憶部25との機能を有する。
第1制御部52は、第1ストレージ装置50および第2ストレージ装置60に格納されているデータのアドレスに関する情報を示すアドレス情報を管理する。また、第1記憶部55は、マスターデータを格納している。
第2ストレージ装置60は、第2制御部62と、第2記憶部63とを備える。第2制御部62は、第2通信部41と、第2制御部42との機能を有する。第2記憶部63は、第2記憶部43の機能を有する。
第2制御部62は、第1ストレージ装置50および第2ストレージ装置60とは異なる外部装置から、第2ストレージ装置60が受信した要求に応じた処理を行う。また、第2記憶部63は、バックアップデータを格納している。第2制御部62は、第2ストレージ装置60が受信した要求が書き込み要求の場合、第2記憶手段63に、書き込み要求に含まれる書き込みデータの書き込みを行い、該書き込みデータのアドレスを、第1制御手段52に送信する。
そして、第1制御手段52は、書き込みデータのアドレスに基づき、アドレス情報を更新し、アドレス情報を更新した旨を、第2制御手段62に通知する。
第2制御手段62は、該通知に基づいて、外部装置に、書き込み要求に対する応答を送信する。
上述のように、第2ストレージ装置60は書き込み要求を受信した場合、データの更新または追加を行った後、更新または追加を行ったデータのアドレスのみを第1ストレージ装置50に送信する。そして、第1ストレージ装置50は、更新または追加を行ったデータのアドレスに基づいてアドレス情報を更新し、アドレス更新通知を第2ストレージ装置60に送信する。その後、第2ストレージ装置60は、該アドレス更新通知に基づいて、書き込み要求に対する応答を、外部装置に送信する。
これにより、例えば、第1ストレージ装置50が、データの更新または追加と、アドレス情報の更新とを行った場合に比較すると、外部装置は、より早く書き込み要求に対する応答を取得することが可能となる。また、書き込み要求に対する応答によって、ユーザは書き込み要求が正しく処理されたことを知ることが可能である。よって、本実施形態におけるストレージ管理システム2は、レスポンスタイムを短くすることが可能となる。
以上、実施形態を参照して本発明を説明したが、本発明は上記実施形態に限定されものではない。本発明の構成や詳細には、本発明のスコープ内で当業者が理解し得る様々な変更をすることができる。
1 ストレージ管理システム
2 ストレージ管理システム
10 第1ホスト計算機
20 第1ストレージ装置
21 第1通信部
22 第1制御部
23 管理部
24 アドレス記憶部
25 第1記憶部
30 第2ホスト計算機
40 第2ストレージ装置
41 第2通信部
42 第2制御部
43 第2記憶部
50 第1ストレージ装置
52 第1制御部
55 第1記憶部
60 第2ストレージ装置
62 第2制御部
63 第2記憶部
91 CPU
92 ROM
93 ネットワークインタフェース
94 RAM
95 記憶装置

Claims (8)

  1. 第1ストレージ装置と、第2ストレージ装置とを含み、
    前記第1ストレージ装置は、
    マスターデータを格納する第1記憶手段と、
    前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置に格納されているデータのアドレスに関する情報を示すアドレス情報を管理する第1制御手段を備え、
    前記第2ストレージ装置は、
    バックアップデータを格納する第2記憶手段と、
    前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置とは異なる外部装置から、前記第2ストレージ装置が受信した要求に応じた処理を行う第2制御手段とを備え、
    第2制御手段は、前記第2ストレージ装置が受信した要求が書き込み要求の場合、前記第2記憶手段に、前記書き込み要求に含まれる書き込みデータの書き込みを行い、該書き込みデータのアドレスを、前記第1制御手段に送信し、
    前記第1制御手段は、前記書き込みデータのアドレスに基づき、前記アドレス情報を更新し、前記アドレス情報を更新した旨を、前記第2制御手段に通知し、
    前記第2制御手段は、前記通知に基づいて、前記外部装置に、前記書き込み要求に対する応答を送信するストレージ管理システム。
  2. 前記第2制御手段は、前記外部装置に前記応答を送信した後、前記受信した書き込み要求に含まれる前記書き込みデータを前記第1制御手段に送信し、
    前記第1制御手段は、前記書き込みデータを前記第1記憶手段に書き込み、該第1記憶手段への書き込みに基づいて、前記アドレス情報を更新する請求項1に記載のストレージ管理システム。
  3. 前記第2制御手段は、前記第2ストレージ装置が受信した要求が読み込み要求の場合、前記読み込み要求に含まれる読み込み対象データが格納された位置を示す、前記読み込み対象データのアドレスを確認する指示を、前記第1制御手段に送信し、
    前記第1制御手段は、前記指示に基づいて、前記アドレス情報から、前記読み込み対象データのアドレスを確認し、該読み込み対象データのアドレスに基づき、最新の前記読み込み対象データが前記第2ストレージ装置にあるか否か判定し、
    前記読み込み対象データが前記第2ストレージ装置にない場合、前記読み込み対象データを前記第1記憶手段から取得して、前記第2制御手段に送信し、
    前記読み込み対象データが前記第2ストレージ装置にある場合、前記読み込み対象データのアドレスを、前記第2制御手段に送信し、
    前記第2制御手段は、前記第1制御手段から前記読み込み対象データのアドレスを受信した場合、該読み込み対象データのアドレスに基づき、前記第2記憶手段から、前記読み込み対象データを取得し、
    前記第2制御手段は、前記第1制御手段から受信した読み込み対象データまたは前記第2記憶手段から取得した読み込み対象データを、前記外部装置に送信する請求項1または2に記載のストレージ管理システム。
  4. 前記第1制御手段は、前記読み込み対象データのアドレスの確認の結果、該読み込み対象データのアドレスが前記アドレス情報に存在しない場合、前記外部装置または前記第2制御手段に、エラーを送信する請求項3に記載のストレージ管理システム。
  5. マスターデータを格納する第1記憶手段を含む第1ストレージ装置と、バックアップデータを格納する第2記憶手段を含む第2ストレージ装置とを備えるストレージ管理システムのストレージ管理方法であって、
    前記第1ストレージ装置は、前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置に格納されているデータのアドレスに関する情報を示すアドレス情報を管理し、
    前記第2ストレージ装置は、前記第1ストレージ装置および前記第2ストレージ装置とは異なる外部装置から受信した要求に応じた処理を行い、
    前記要求が書き込み要求の場合、前記書き込み要求に含まれる書き込みデータの書き込みを行い、該書き込みデータのアドレスを、前記第1ストレージ装置に送信し、
    前記第1ストレージ装置は、前記書き込みデータのアドレスに基づき、前記アドレス情報を更新し、前記アドレス情報を更新した旨を、前記第2ストレージ装置に通知し、
    前記第2ストレージ装置は、前記通知に基づいて、前記外部装置に、前記書き込み要求に対する応答を送信するストレージ管理方法。
  6. 前記第2ストレージ装置は、前記外部装置に前記応答を通知した後、前記受信した書き込み要求に含まれる前記書き込みデータを前記第1ストレージ装置に送信し、
    前記第1ストレージ装置は、前記書き込みデータを前記第1記憶手段に書き込み、該第1記憶手段への書き込みに基づいて、前記アドレス情報を更新する請求項5に記載のストレージ管理方法。
  7. 前記第2ストレージ装置は、前記第2ストレージ装置が受信した要求が読み込み要求の場合、前記読み込み要求に含まれる読み込み対象データが格納された位置を示す、前記読み込み対象データのアドレスを確認する指示を、前記第1ストレージ装置に送信し、
    前記第1ストレージ装置は、前記指示に基づいて、前記アドレス情報から、前記読み込み対象データのアドレスを確認し、該読み込み対象データのアドレスに基づき、最新の前記読み込み対象データが前記第2ストレージ装置にあるか否か判定し、
    前記読み込み対象データが前記第2ストレージ装置にない場合、前記読み込み対象データを、前記第1記憶手段から取得して、前記第2ストレージ装置に送信し、
    前記読み込み対象データが前記第2ストレージ装置にある場合、前記読み込み対象データのアドレスを、前記第2ストレージ装置に送信し、
    前記第2ストレージ装置は、前記第1ストレージ装置から前記読み込み対象データのアドレスを受信した場合、該読み込み対象データのアドレスに基づき、前記第2記憶手段から、前記読み込み対象データを取得し、
    前記第2ストレージ装置は、前記第1ストレージ装置から受信した読み込み対象データまたは前記第2記憶手段から取得した読み込み対象データを、前記外部装置に送信する請求項5または6に記載のストレージ管理方法。
  8. 前記第1ストレージ装置は、前記読み込み対象データのアドレスの確認の結果、該読み込み対象データのアドレスが前記アドレス情報に存在しない場合、前記外部装置または前記第2ストレージ装置に、エラーを送信する請求項7に記載のストレージ管理方法。
JP2016017320A 2016-02-01 2016-02-01 ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法 Active JP6315000B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016017320A JP6315000B2 (ja) 2016-02-01 2016-02-01 ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2016017320A JP6315000B2 (ja) 2016-02-01 2016-02-01 ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017138668A JP2017138668A (ja) 2017-08-10
JP6315000B2 true JP6315000B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=59566035

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2016017320A Active JP6315000B2 (ja) 2016-02-01 2016-02-01 ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6315000B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5680640A (en) * 1995-09-01 1997-10-21 Emc Corporation System for migrating data by selecting a first or second transfer means based on the status of a data element map initialized to a predetermined state
JP2006011581A (ja) * 2004-06-23 2006-01-12 Hitachi Ltd ストレージシステム及びストレージシステムの制御方法
JP5099128B2 (ja) * 2007-04-20 2012-12-12 富士通株式会社 ストレージ管理プログラム、ストレージ管理装置およびストレージ管理方法
JP5620614B1 (ja) * 2014-04-21 2014-11-05 株式会社日立製作所 ストレージシステム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017138668A (ja) 2017-08-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007286860A (ja) データ転送方法及び情報処理装置
CN103902331A (zh) 信息处理装置和信息处理方法
CN106605217B (zh) 用于将应用从一个站点移动到另一站点的方法和系统
US9973440B2 (en) Resource notification method, device and system
JP2017004331A (ja) ゲートウェイおよびこれを用いた車載ソフトウェア更新システム
JP6315000B2 (ja) ストレージ管理システムおよびストレージ管理方法
JP2016143131A (ja) 携帯機器およびファームウェア管理プログラム
US9319350B2 (en) Virtual address for virtual port
CN106789304B (zh) 网络设备配置同步方法和装置
JP5887149B2 (ja) 仮想マシン配置装置、仮想マシン配置方法
JP2020035184A (ja) アプリケーションプログラムおよびデータ転送システム
JP5268597B2 (ja) アプリケーションプラットフォーム、情報処理装置、情報処理装置の制御方法、プログラム、及び記憶媒体
JP6500302B2 (ja) 中央装置、周辺装置、通信システム、通信方法およびプログラム
JP2018049570A (ja) データバックアップ方法及び情報処理システム
JP7442895B1 (ja) 情報処理方法及び情報処理装置
US20050132156A1 (en) Remote copy control method
JP2013097641A (ja) 医療情報管理システム及び医療情報管理方法
JPWO2014045369A1 (ja) スイッチ装置、制御プログラム及びゾーニング設定方法
JP2013152660A (ja) ファイル版数更新システムおよびファイル版数更新方法
JP6683160B2 (ja) ストレージシステム、および通信方法
JP5293213B2 (ja) 複製ボリュームの動的生成システム、および動的ペア設定方法
JP2010218235A (ja) アーカイブ装置、分散管理装置および分散管理プログラム
JP2012029159A (ja) 無線通信システム
AU2016201734B2 (en) Alarm assembly and programming key
JP2018180792A (ja) 情報処理システム、情報処理方法、プログラム及び情報処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170615

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20180214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6315000

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150