JP6314834B2 - 情報端末装置、情報端末制御方法及びプログラム - Google Patents

情報端末装置、情報端末制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、実行中の複数のアプリケーション機能について限定的にロック機能を解除する情報端末装置、情報端末制御方法及びプログラムに関する。
スマートフォン等の多機能型情報端末装置(以下、情報端末装置)は、数多くのアプリケーション機能を使用でき利便性が高い反面、第三者の手に渡った際の個人情報の悪用や、プライバシーの問題が深刻化している。
このような観点から、近年の一般的な情報端末装置は、例えば一定時間入力操作がない場合に一切のアプリケーション機能を発揮させない状態(以下、「ロック状態」)に自動的に遷移する機能を有している。そして、当該ロック状態からアプリケーション機能を普通に利用できる状態に戻すためには、ユーザ認証のための解除用情報の入力(ロック解除操作)を要求する仕様となっている情報端末装置もある。
またユーザは上記ロック解除操作に際し、ロック解除を目的とするロック解除用画面を一旦表示部に表示させる操作を行ってから、さらに当該ロック解除用画面に対し秘匿性が求められる解除用情報を入力する、という手順を求められる場合が多い。しかしながら、このような複数の入力ステップを要する認証処理は操作が煩雑である上に、第三者の目視による解除用情報の漏えいリスクを高めることにつながっていた。
なお、上記ロック機能に関連する技術として、ロック機能解除のための認証処理において、予め登録された所定の音楽を再生し、当該再生される音楽のリズムパターンに応じた所定の操作を入力することで認証を行う情報端末装置が提案されている(特許文献1)。
このようにすることで、ユーザはより簡易かつ秘匿性を確保しつつ暗証情報を入力することができる。また特許文献1には、上記リズムパターンによる認証処理に基づき、情報端末装置における特定の機能のみを限定的に利用可能とする機能も提案されている。
特開2007−235867号公報
ところで上述したようなロック機能は、通常、未入力の状態が所定の期間継続した場合は、ユーザがいくつかのアプリケーション機能を実行中であったか否かに関わらず、当該情報端末装置をロック状態に遷移させるのが一般的な仕様である(動画アプリケーションによる動画の再生中など、特定の状況下ではロック状態に遷移しない場合もある)。
このような時にユーザがこのロック状態を解除する第一の目的は、当該ロック状態に遷移した際に実行中であったアプリケーション機能を再度使用したい場合といえる。例えば、ユーザが地図アプリケーション機能(以下、単に地図アプリと呼ぶ)を実行しながら目的地に向かっているような状況において、歩いている途中で情報端末装置が当該地図アプリを実行中のままロック状態に遷移してしまう場合がある。そうすると、ユーザは少し地図を確認したいだけにもかかわらず、その都度、認証のためのロック解除操作を実施する必要性が生じる。
このように、ロック解除後に使用したいアプリケーション機能が明確であるにもかかわらず、その度に通常通りの認証処理を行うのではユーザの操作が煩雑となる。さらに、そのロック解除後においては、使用する意図がないアプリケーション機能についてまでも操作可能となるため、解除用情報が漏えいした際には、全てのアプリケーション機能が使用されてしまうというリスクが生じる。ここで特許文献1に記載の情報端末装置では、ロック状態遷移前に実行中であったアプリケーション機能についての限定的なロック解除を柔軟に行うことまでは想定されていない。
また、指定されたリズムパターンに基づいてスマートフォンの表示部をタップする場合であっても、予め定められたタップ操作では第三者の目視によるリズムパターンの解読も可能である。したがって、認証処理の秘匿性確保の面で改善し得るものの、その効果は不十分といえる。
そこでこの発明は、上述の問題を解決することのできる情報端末装置、情報端末操作方法及びプログラムを提供することを目的としている。
本発明は、上述の課題を解決すべくなされたもので、ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得するタップ情報取得部と、自装置にて実行される複数のアプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得するロック解除情報取得部と、所定の条件を満たした場合に、自装置を通常状態から、前記アプリケーション機能について操作不能となるロック状態に遷移させるとともに、自装置が前記ロック状態にあって、かつ、前記タップ情報取得部にて取得したタップ情報と、前記ロック解除情報の前記解除用タップ情報のうちいずれか一つとが合致した場合には、自装置を前記ロック状態から、少なくとも当該解除用タップ情報と関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる限定的ロック解除状態に遷移させる状態変更部と、を備え、前記状態変更部は、自装置が前記限定的ロック解除状態にある場合において、操作可能なアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置を前記ロック状態に遷移させる情報端末装置を提供する。
また本発明は、ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得するステップと、情報端末装置にて実行される複数のアプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得するステップと、所定の条件を満たした場合に、前記情報端末装置を通常状態から、前記アプリケーション機能について操作不能となるロック状態に遷移させるとともに、当該情報端末装置が前記ロック状態にあって、かつ、取得した前記タップ情報と、前記ロック解除情報の前記解除用タップ情報のうちいずれか一つとが合致した場合には、前記情報端末装置を前記ロック状態から、少なくとも当該解除用タップ情報と関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる限定的ロック解除状態に遷移させるステップと自装置が前記限定的ロック解除状態にある場合において、操作可能なアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置を前記ロック状態に遷移させるステップと、を有する情報端末制御方法も提供する。
また本発明は、情報端末装置のコンピュータを、ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得するタップ情報取得手段、前記情報端末装置にて実行される複数のアプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得するロック解除情報取得手段、所定の条件を満たした場合に、前記情報端末装置を通常状態から、前記アプリケーション機能について操作不能となるロック状態に遷移させるとともに、前記情報端末装置が前記ロック状態にあって、かつ、前記タップ情報取得手段にて取得したタップ情報と、前記ロック解除情報の前記解除用タップ情報のうちいずれか一つとが合致した場合には、前記情報端末装置を前記ロック状態から、少なくとも当該解除用タップ情報と関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる限定的ロック解除状態に遷移させる状態変更手段、として機能させ、前記状態変更手段は、更に、自装置が前記限定的ロック解除状態にある場合において、操作可能なアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置を前記ロック状態に遷移させることを特徴とするプログラムも提供する。
本発明によれば、利便性を損なうことなく、情報漏えいのリスクを最小限に軽減するロック機能を有する情報端末装置を提供することができる効果が得られる。
本発明の第一の実施形態による情報端末装置の最小構成を示す図である。 同第一の実施形態による情報端末装置の具体的な機能構成を示す図である。 同第一の実施形態による情報端末装置の取り得る状態の遷移を示す図である。 同第一の実施形態によるロック解除情報の一覧を示す図である。 同第一の実施形態による状態変更部の処理フローを示す第一の図である。 同第一の実施形態による状態変更部の処理フローを示す第二の図である。 本発明の第二の実施形態による情報端末装置の具体的な機能構成を示す図である。 同第二の実施形態によるロック解除キー生成部の機能を説明する図である。 同様に、同第二の実施形態によるロック解除キー生成部の機能を説明する図である。
<第一の実施形態>
以下、本発明の第一の実施形態による情報端末装置を、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の第一の実施形態による情報端末装置の最小構成を示す図である。この図において、符号1は情報端末装置である。図1に示す通り、情報端末装置1は少なくとも、ロック解除情報取得部101、状態変更部102及びタップ情報取得部120を備えている。
ここでタップ情報取得部120は、ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得する機能部である。タップ情報取得部120は、例えば一般的なスマートフォン等に採用されているようなタッチパネルディスプレイなどである。
このようなタッチパネルディスプレイは通常、その表示部面上に静電容量(又は抵抗)変化によるユーザのタップ操作(タッチ操作)を検知可能なタッチセンサを備えている。ただし本実施形態においては、このようなタップ情報を取得する手段はこの態様に限定されない。タップ情報取得部120は、例えば通常の押下式ボタンであってもよく、当該押下式ボタンが押下されるタイミングのリズムパターンに基づいて当該タップ情報を取得してもよい。さらに、ユーザのタップ操作に基づいて上下動等する情報端末装置1本体の姿勢の動きを検知する加速度センサを用いて取得しても構わない。
また「タップ操作」とは、通例、当該タッチパネルに指で軽く触れてすぐに離す操作を指すが、本実施形態においてはこの態様に限定されず、このような操作に準ずるもの全てを含むものとする。例えば、タップ情報取得部120が上記押下式のボタンで構成される場合は、所定のボタンを実際に押下してすぐに離すような操作を指すものとする。また、タッチパネルディスプレイが、実際に触れていない指の位置まで検出できるような高感度のものである場合、上記「タップ操作」には、当該非接触入力をも含むものとする。
またロック解除情報取得部101は、自装置(情報端末装置1)にて実行される各種アプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得する。
ロック解除情報とは、所定のアプリケーション機能を示す識別子とそのアプリケーション機能に対応する解除用タップ情報を関連付けてまとめた情報テーブルである。解除用タップ情報とは、ユーザから入力される種々のタップ情報のうち、ロック状態となった情報端末装置1において、所定のアプリケーションについて限定的にロックを解除するロック解除キーとして機能するタップ情報である。
状態変更部102は、所定の条件を満たした場合に、自装置を「通常状態」から、あらゆるアプリケーション機能について操作不能となる「ロック状態」に遷移させる。また、自装置が当該ロック状態にある場合には、タップ情報取得部120にて取得したタップ情報が解除用タップ情報のいずれかと合致するか否かを判定する機能を有する。
なお後述で詳細に説明するが、「通常状態」とは、利用可能なアプリケーション機能についてユーザが自由に操作可能な状態を指す。
ここで状態変更部102は、当該判定処理にあたり、上記ロック解除情報取得部101が取得したロック解除情報を参照する。なお上記「所定の条件」とは、例えば「一定時間、情報端末装置1に対する入力操作がない場合」としてもよい。
また本実施形態においては、状態変更部102は、ユーザによる所定の設定操作に基づいてロック状態に遷移させても構わない。
そして、タップ情報取得部120にて取得したタップ情報が、ロック解除情報に含まれる解除用タップ情報のいずれかと合致した場合、状態変更部102は、自装置を「ロック状態」から、少なくとも当該解除用タップ情報に関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる「限定的ロック解除状態」に遷移させる。
なお、情報端末装置1がとり得る状態である上記「通常状態」、「ロック状態」及び「限定的ロック解除状態」については後で詳述する。
図2は、本発明の第一の実施形態による情報端末装置の具体的な機能構成を示す図である。なお図1と同一の機能部には同一の符号を付して説明する。
図2に示す通り、情報端末装置1は、制御部10、通信部11、表示部12及び記憶部13を備えている。
ここで制御部10は、例えば記憶部13に格納されたアプリケーションプログラムを読み出して、当該プログラムに応じた種々の機能を発揮する機能部である。特に他の機能部との電気信号による通信を通じて、ユーザの要求に対する様々な処理を実施し、ユーザに向けて出力する。
制御部10は、例えば汎用のCPU(Central Process Unit:中央演算装置)等が所定のプログラムを読み出して構成される機能部であっても構わない。
通信部11は、携帯電話回線網(例えば、3G回線等と称する無線通信回線網、又はこれに準ずるもの)との無線による情報通信を行うインターフェイス(アンテナ及びその周辺回路)で構成される機能部である。情報端末装置1は、この通信部11及び当該回線網を介して、様々な情報端末との情報通信を行う。
表示部12は、液晶ディスプレイ、有機ELディスプレイ等を備え、これらを通じて情報端末装置1における状態又は処理の結果を映像としてユーザに認識させるものである。
また、本実施形態による表示部12は、上述した通り、いわゆるタッチパネルディスプレイとして、表示画面上にタッチセンサであるタップ情報取得部120を有しているものとする。
ただし本実施形態においては、このようなタッチパネルディスプレイの態様に限定するものではない。例えば、表示部12が通常の液晶パネルで構成され、タップ情報取得部120は、一般的な押下式ボタンで構成される態様であっても構わない。
記憶部13は、OS(Operation System)プログラムや、種々のアプリケーションプログラム、各種データ(電話番号、アドレス帳、電子コンテンツ等)を格納し、記憶する機能部である。また本実施形態においてはさらに、登録された上記ロック解除情報を記憶する記憶領域であってもよい。
上述した制御部10はさらに、アプリケーション機能実行部100、ロック解除情報取得部101、状態変更部102、及び表示指示部103を備えている。
ここでアプリケーション機能実行部100は、記憶部13等に格納された所定のアプリケーションプログラムを読み出して当該プログラムに準じた処理を実行することで、実際にそのアプリケーション機能を発揮する機能部となるものである。
例えば、メール用アプリケーションプログラムを読み出した場合、アプリケーション機能実行部100は、メール機能を発揮する機能部となる。アプリケーション機能実行部100は、一つのアプリケーション機能を実行中のまま、さらに別のアプリケーションプログラムを読み込んで、異なる複数のアプリケーション機能を並列して実行することもできる。
また表示指示部103は、所定の表示画像を表示部12に表示させる機能部である。具体的には、表示指示部103は、アプリケーション機能実行部100にて所定のアプリケーション機能が実行中である時、その処理の状況をユーザに視認させるため、アプリケーション機能が生成した画像の画像表示を行う。
例えば表示指示部103は、メール用アプリケーション機能を実行中、メール作成のための画像を表示部12に表示させたり、メールを受信したことの通知アイコンを表示させたりする。また、地図アプリケーション機能実行中には、当該地図と自分の居場所を示すアイコン等を表示部12に表示させ、ユーザに自分の居場所を認知させる。
また表示指示部103はさらに、情報端末装置1における状態の遷移に伴って、所定の画像を表示部に表示させるようにしてもよい。この具体例については後述する。
なお、マルチタスク機能等により、実行中のアプリケーション機能が画像表示を生成しない場合もあるが、その場合であっても、ユーザから実行中アプリを確認するために実行状況の出力指示を受けた場合、表示指示部103は、当該指示に基づき、所定の画像を表示部に表示させることが可能である。
図3は、本第一の実施形態による情報端末装置の取り得る状態の遷移を示す図である。
次に、本実施形態による情報端末装置1にて取り得る状態について説明する。本実施形態による情報端末装置1は、図3に示す通り、少なくとも「通常状態」(A1)、「ロック状態」(A2)、「限定的ロック解除状態」(A3)の三つの状態を取り得るものとする。
ただし本実施形態による情報端末装置1は、上記以外に取り得る状態を有していても構わない。
ここで「通常状態」(A1)とは、本実施形態においては、アプリケーション機能実行部100が実行する種々のアプリケーション機能について、ユーザが何らの制約を受けることなく自由に操作可能である状態をいう。
すなわち、情報端末装置1が通常状態A1にある場合、ユーザはアプリケーション機能実行部100が実行する全てのアプリケーション機能について操作することができる。
また「ロック状態」(A2)とは、アプリケーション機能実行部100が実行するあらゆるアプリケーション機能について、ユーザが操作不能となる状態である。すなわちユーザは、情報端末装置1がロック状態A2にあるとき、アプリケーション機能について操作することができない。このような「ロック状態」に遷移する機能は、主に誤動作の防止及びセキュリティの面で一般的に採用されている機能である。
なお、情報端末装置1に別途ハードキー(例えば押下式或いはスライド式のボタン)が設けられている場合には、情報端末装置1は、ロック状態にあっても当該ハードキーを介して所定の操作を受け付けるものであってもよい。
そして、本実施形態における「限定的ロック解除状態」(A3)とは、上記「ロック状態」から、一部のアプリケーション機能について限定的にロックが解除された状態を指す。すなわち、情報端末装置1がこの限定的ロック解除状態A3にある場合、ユーザは、特定のアプリケーション機能のみを操作可能となるが、それ以外の機能はロック状態A2と同等に操作不能の状態を維持する。
なお当該限定的ロック解除状態A3に遷移する際は、限定的に操作可能とするアプリケーション機能を特定するための所定の情報(後述)を別途得て遷移する。
ここで図3に示す各状態の遷移条件について説明する。
状態変更部102は、自装置が通常状態A1にあって、かつ、遷移条件T1を満たした時に、情報端末装置1を通常状態A1からロック状態A2へ遷移させる。
ここで遷移条件T1とは、例えば、ユーザによってロック状態A2に遷移すべき指示である操作が入力されたこと、或いは、操作部であるタップ情報取得部120において、一定の期間何らの操作入力がないこと、等としてもよい。
また状態変更部102は、自装置がロック状態A2にあって、かつ、遷移条件T2を満たした時に、情報端末装置1をロック状態A2から通常状態A1へ遷移させる。
ここで遷移条件T2とは、例えば、ユーザが所定の「ロック解除操作」に基づく認証処理を実施して当該認証が成立したこと、としてもよい(具体的な「ロック解除操作」については後述する)。
そして本実施の形態における状態変更部102は、自装置がロック状態A2にあって、かつ、遷移条件T3を満たした時に、情報端末装置1をロック状態A2から限定的ロック解除状態A3へ遷移させる。
ここで遷移条件T3とは、例えば、ユーザが上記ロック解除操作とは異なる別の「ロック解除操作」に基づく認証処理を実施して当該認証が成立したこと、としてもよい。
本実施形態における状態変更部102はさらに、自装置が限定的ロック解除状態A3にある場合において、当該限定的ロック解除状態A3において操作可能となっているアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置をロック状態A2に遷移させることを特徴とする。すなわち、状態変更部102は、遷移条件T4として、限定的ロック解除状態A3においてユーザが操作可能となっているアプリケーション機能が終了すると、自動的にロック状態A2に戻るようにしてもよい。
このようにすることで、状態変更部102は、限定的に操作可能としていたアプリケーション機能の対象がなくなった際に、当該終了したアプリケーション機能以外のアプリケーション機能について、引き続き操作不能である状態を自動的に継続することができる。
また、他の遷移条件T4としては、ユーザによってロック状態A2に遷移すべき指示である操作が入力されたこと、或いは、操作部であるタップ情報取得部120において、一定の期間何らの操作入力がないこと、等としてもよい。
また、図示しないが、本実施形態における状態変更部102は、通常状態A1から直接、限定的ロック解除状態A3に遷移できるような態様であっても構わないし、同様に限定的ロック解除状態A3から直接、通常状態A1に遷移できるような態様であっても構わない。
次に、上述した「ロック解除操作」について詳細に説明する。通常の情報端末装置における一般的な「ロック解除操作」とは、例えば認証画面にてユーザが予め登録しておいたパスワードを入力する操作等が挙げられる。一方、本実施形態においては、ユーザによるタップ操作を複数回繰り返しての入力もこの「ロック解除操作」に含まれるものとする。
そして本実施形態による状態変更部102は、その複数回のタップ操作のリズムパターン(以下、タップパターン)に基づくタップ情報が、所定の「解除用タップ情報」と合致するか否かに基づいて認証処理を行い、その結果合致していた場合には、自装置をロック状態A2から通常状態A1または限定的ロック解除状態A3に遷移させることとする。
図4は、本第一の実施形態によるロック解除情報の一覧を示す図である。
状態変更部102は、ロック解除情報取得部101が取得したロック解除情報を参照して、所定の「解除用タップ情報」と合致するか否かに基づく認証処理を行う。
ここでロック解除情報とは、例えば図4に示すようなロック解除情報テーブルであり、情報端末装置1で利用可能な各種アプリケーション機能と、その各々に対応する所定の解除用タップ情報を関連付けて登録した情報テーブルである。
状態変更部102はこのロック解除情報テーブルに登録された「解除用タップ情報」を参照して、遷移条件T2またはT3を満たすための認証処理を行う。
ここで、ロック解除情報テーブルに登録された解除用タップ情報は、情報端末装置1で利用可能な各種アプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる。すなわち、ユーザのタップ操作に基づくタップ情報が、ロック解除情報テーブルに登録された解除用タップ情報のいずれかと合致した場合には、状態変更部102は、ロック解除情報テーブルにおいて当該解除用タップ情報に関連付けられたアプリケーション機能を限定的に操作可能とする限定的ロック解除状態A3へと遷移させる。
例えば図4の例で説明すると、ユーザが「タップパターンB」をタップ情報取得部120から入力したとき、状態変更部102は、情報端末装置1をロック状態A2から限定的ロック解除状態A3へと遷移させる。そして、状態変更部102は当該限定的ロック解除状態A3では、タップパターンBに関連付けられた「地図アプリケーション」のみが使用可能となる。
なお、本実施形態においては、ロック解除情報テーブルが記憶部13に記憶され、ロック解除情報取得部101は当該記憶部13に記憶されたロック解除情報テーブルを参照することで、ロック解除情報を取得する態様であってもよい。
また図4に示すロック解除情報テーブルは、さらに自装置にて実行される各種アプリケーション機能が、アプリケーション機能実行部100において実行中であるか否かを示す情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて記憶する(図4に示す表の三列目)。
そして、ユーザ操作によりあるアプリケーション機能の実行が開始された際には、アプリケーション機能実行部100は当該アプリケーション機能が「実行中」であることをロック解除情報テーブルに登録する。また、ユーザ操作により当該アプリケーション機能の実行が終了されたときは、アプリケーション機能実行部100は当該アプリケーション機能が「非実行中」であることをロック解除情報テーブルに登録する。
そして本実施形態による状態変更部102は、タップ情報取得部120にて取得したタップ情報が図4に示す解除用タップ情報のいずれか一つと合致した場合において、さらに以下の遷移条件T3を満たした場合に、自装置をロック状態A2から、少なくとも当該アプリケーション機能については操作可能とする限定的ロック解除状態A3に遷移させる。
状態変更部102は、遷移条件T3として、さらに当該解除用タップ情報に関連付けられたアプリケーション機能が、ロック状態A2に遷移した際に実行中であったことを条件とする。ここで状態変更部102は、当該アプリケーション機能が、ロック状態A2に遷移した際に実行中であったか否かを、図4のロック解除情報テーブルを参照することで判断する。
すなわち状態変更部102は、ユーザがロック解除操作を行ったとき、そのロックを解除しようとするアプリケーション機能が、ロック状態A2に遷移する前に使用していたアプリケーション機能であった場合のみ、当該アプリケーション機能について限定的にロック解除する。
このようにすることで、情報端末装置1は、限定的にロック解除できるアプリケーション機能そのものを制限することができる。
以上のような制限をかけない場合、ロック解除情報テーブルに登録されたアプリケーション機能の数が多いと、第三者による無作為なタップ操作により、各々に関連付けられた解除用タップ情報の何れかにたまたま合致してしまう可能性が高くなる。しかし上述したとおり、限定的にロック解除できるアプリケーション機能を、そもそもユーザがロック状態A2に遷移する前に実行していたアプリケーション機能のみに制限すれば、第三者の無作為なタップ操作によってロックが解除される可能性は大幅に低減する。
また、ユーザがロック解除操作を行う目的の大半は、既に実行中のアプリケーション機能を再度利用することであることがわかっている。したがって、限定的にロック解除できるアプリケーション機能をロック状態A2に遷移する前に実行していたアプリケーション機能のみに制限しても、ユーザ自身に大きな不都合を生じさせることはない。
なお、図4に示す通り、本実施形態によるロック解除情報テーブルは、アプリケーション機能を限定的に解除する解除用タップ情報のみならず、全ロック解除用の(ロック状態A2から通常状態A1に遷移するための)解除用タップ情報が別途登録されていてもよい。
図4の例で説明すると、ユーザがタップパターンDをタップ情報取得部120から入力したとき、状態変更部102は、情報端末装置1をロック状態A2から通常状態A1へと遷移させる。
図5は、本第一の実施形態による状態変更部の処理フローを示す第一の図である。ここで、情報端末装置1がロック状態A2から、限定的ロック解除状態A3または通常状態A1に遷移する過程について図5に示す処理フローを用いて説明する。
まず当該処理フローの前提条件として、情報端末装置1が通常状態A1にあって、さらにタップ情報取得部120において何らユーザによる入力操作がないまま、所定の期間が経過した時点を考える。すると状態変更部102は、情報端末装置1をロック状態A2に遷移させる(ステップS1)。
ロック状態A2に遷移した情報端末装置1は、ユーザによる一切のアプリケーション機能について操作不能となる。次にユーザは、所定のアプリケーション機能を利用すべく、タップ情報取得部120を介してタップ操作を入力する。タップ情報取得部120は、ユーザ操作に基づくタップ情報を取得する(ステップS2)。
次に状態変更部102は、ステップS1にてロック状態A2に遷移する前に、アプリケーション機能実行部100にて実行中のアプリケーション機能があったか否かを判定する(ステップS3)。
ここで状態変更部102は、ロック解除情報取得部101が別途取得したロック解除情報テーブルを参照して、ステップS3における判定を行う。
ステップS3において、全てのアプリケーション機能についての「実行中」、「非実行中」を参照した結果、実行中のアプリケーション機能があると判定した場合、状態変更部102は、ステップS2で取得したタップ情報と、実行中のアプリケーション機能に関連付けられた解除用タップ情報とを照合し、認証処理を行う(ステップS4)。
ここで実行中のアプリケーション機能が複数あった場合は、状態変更部102はステップS2で取得したタップ情報と、実行中のアプリケーション機能に関連付けられた全ての解除用タップ情報と照合する。
ここで状態変更部102は、ロック解除情報取得部101が取得したロック解除情報テーブルを参照してステップS4における認証処理を行う。
ここで、ステップS4にて状態変更部102が行う認証処理について詳細に説明する。
まず、タップ情報取得部120が取得するタップ情報は、例えばユーザのタップ操作に基づいて、タップ回数やタップごとの時間間隔およびその配列を情報として取得する。一方、ロック解除情報取得部101が取得するロック解除情報テーブルには、解除用タップ情報として、当該タップ回数、タップごとの時間間隔およびその配列が予め記憶されている。
そして、状態変更部102は、タップ回数やタップごとの時間間隔およびその配列の合致度を算出し、当該合致度が所定の閾値を超えた場合に、両者は「合致」したものとして、認証処理を完了する。
なお本実施形態においては、同等の目的を達成できる手段であれば、上述した認証処理以外の態様であっても構わない。また、合致度を算出するアルゴリズムも、認証処理として機能すべき目的が達成できるものであれば、いかなるアルゴリズムを用いてもよい。
次に状態変更部102は、ステップS4における照合の結果、ステップS2で取得したタップ情報が、実行中のアプリケーション機能に関連付けられたいずれかの解除用タップ情報と合致したか否かを判定する(ステップS5)。
そして状態変更部102は、ステップS2で取得したタップ情報が、いずれかの解除用タップ情報と合致した場合には、情報端末装置1を当該合致した解除用タップ情報に関連付けられたアプリケーション機能のみを操作可能とする限定的ロック解除状態A3に遷移させる(ステップS6)。
状態変更部102は、以上のようにして、ユーザのタップ操作による認証処理を実行し、ロック状態A2に遷移する前にユーザが使用していたアプリケーション機能について、当該タップ操作に基づく所定のアプリケーション機能のみを限定的に操作可能とすることができる。
一方、ステップS3にて実行中のアプリケーション機能が無いと判定した場合、及び、ステップS5にて、ステップS2で取得したタップ情報が、実行中のアプリケーション機能に関連付けられた解除用タップ情報のいずれにも合致しなかった場合について説明する。
この場合、状態変更部102はステップS2で取得したタップ情報と、全ロック解除用の解除用タップ情報(タップパターンD(図4))とを照合する(ステップS7)。
そして、状態変更部102は、ステップS2で取得したタップ情報が、全ロック解除用の解除用タップ情報と合致しているか否かを判定する(ステップS8)。
そして状態変更部102は、ステップS2で取得したタップ情報が、全ロック解除用の解除用タップ情報と合致した場合には、情報端末装置1を、全てのアプリケーション機能について操作可能とする通常状態A1に遷移させる(ステップS9)。
状態変更部102は、以上のようにして、ユーザのタップ操作による認証処理の結果、当該タップ操作が全ロック解除用の解除用タップ情報と合致した場合には当該ロック機能を解除して、通常の操作が可能となる。
なお、状態変更部102は、ステップS2で取得したタップ情報が、全ロック解除用の解除用タップ情報と合致しなかった場合には、当該入力されたタップ情報は無効であるとして、何ら状態を変更することなく処理を終了する。
上述のとおり、情報端末装置1は、利用できる機能を限定してロック解除する機能(限定的ロック解除状態)を有している。したがって、認証操作において秘匿性が求められるタップ情報が漏えいしたとしても、利用できるアプリケーション機能が限定されているので、漏えいのリスクを最小限に抑えられる。
また、ユーザは本実施形態による情報端末装置1の利用にあたり、タップ操作により認証を行うため、通常のパスワード入力等による認証よりも操作が容易である。
さらに限定的ロック解除状態において利用可能なアプリケーション機能を、そのタップパターンにより任意に選択することができるので、ユーザが操作を望むアプリケーション機能について限定的にロックを解除する際にもその操作の容易性は損なわれることはない。
図6は、本第一の実施形態による状態変更部の処理フローを示す第二の図である。
次に、情報端末装置1が限定的ロック解除状態A3から、ロック状態A2に遷移する過程について図6に示す処理フローを用いて説明する。
まず当該処理フローの前提条件として、情報端末装置1は限定的ロック解除状態A3にある。このとき状態変更部102は、限定的ロック解除状態A3において操作可能となっている実行中のアプリケーション機能が終了したか否かを判定する(ステップS10)。その結果、当該アプリケーション機能がユーザ操作によって終了していない場合には、ステップS10にて当該判定を繰り返す。
そして、限定的ロック解除状態A3において操作可能となっているアプリケーション機能が終了したと判定した場合には、状態変更部102は情報端末装置1をロック状態A2に遷移させる(ステップS11)。
このように、ユーザが、限定的にロックが解除されたアプリケーション機能を終了させた際には、情報端末装置1は直ちにロック状態に戻る。したがって、ユーザは改めてロック機能を有効にするための操作を要することなく、他のアプリケーション機能についてのロック機能を維持することができる。
以上、本実施形態による情報端末装置1によれば、利便性を損なうことなく、情報漏えいのリスクを最小限に軽減するロック機能を有する情報端末装置を提供することができる。
また本実施形態による情報端末装置1はさらに以下の機能を有している。
すなわち表示指示部103は、状態変更部102が情報端末装置1を限定的ロック解除状態に遷移させると同時に、当該状態遷移に伴い操作可能となったアプリケーション機能に関する表示画像を表示部12に表示させる機能を有している。
情報端末装置1がロック状態A2にあった場合、一般的な情報端末装置と同様、表示指示部103は表示部12に、当該情報端末装置1がロック状態A2にあることを示す専用の表示画面(ロック画面)を表示させる。
ここで、例えばユーザが所定のタップ操作(タップパターンB)を入力し、地図アプリケーション機能についてのロックを限定的に解除したとする。このとき表示指示部103は、表示させていたロック画面を切り替えて、当該地図アプリケーション機能に関する表示画像(例えばユーザの位置を示す地図情報等)を表示部12に表示させる。
このようにすれば、ユーザは、認証が意図した通りに成立したことを視認できるとともに、当該利用しようとするアプリケーション機能を、限定的ロック解除後直ちに利用することができる。
ただし本実施形態においては、上記の態様に限定されることはない。例えば、音楽再生アプリケーション機能について限定的にロック解除した際、当該アプリケーション機能の操作にあたり、表示部12に表示させる必要がない場合は、当該アプリケーション機能に関する表示画像を表示させなくともよい。
<第二の実施形態>
図7は、本発明の第二の実施形態による情報端末装置の具体的な機能構成を示す図である。
次に、第二の実施形態による情報端末装置を以下に説明する。
第二の実施形態による情報端末装置1の制御部10は、第一の実施形態による制御部10が備えるアプリケーション機能実行部100、ロック解除情報取得部101、状態変更部102、表示指示部103に加え、さらに実行中のアプリケーション機能の実行状態に応じて、当該アプリケーション機能についてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を時々刻々と生成し更新するロック解除キー生成部104を備えている。
そして第二の実施形態によるロック解除情報取得部101は、ロック解除キー生成部104により時々刻々と生成し更新される解除用タップ情報に基づいて、ロック解除情報を取得することを特徴とする。
図8Aおよび8Bは、本発明の第二の実施形態によるロック解除キー生成部の機能を説明する図である。
まずロック解除キー生成部104は情報端末装置1がロック状態A2にある場合において、ユーザが実行中であったアプリケーション機能のうち、当該機能の実行状態に応じてロック解除キーが生成可能なアプリケーション機能があるか否かを判定する。
例えば、本実施形態においては「音楽再生アプリケーション」が、以下の態様で当該アプリケーション機能の実行状態に応じてロック解除キーが生成可能であるとする。そして当該音楽再生アプリケーション機能がユーザによって実行中であったとする。
するとロック解除キー生成部104は、情報端末装置1がロック状態A2にあるときに、音楽再生アプリケーション機能が実行中であると判定する。
次にロック解除キー生成部104は、アプリケーション機能実行部100が再生する音楽のリズム情報を取得する。具体的には、ロック解除キー生成部104は、アプリケーション機能実行部100が当該音楽の再生のために出力する音楽信号を入力し、特定の周波数信号を抽出する抽出手段等によりリズム情報を取得する(図8A)。
そして、ロック解除キー生成部104は取得したリズム情報に基づく解除用タップ情報を時々刻々と生成し更新していく(図8B)。ここで「時々刻々と生成し更新する」とは、ロック解除キー生成部104が、時々刻々と再生される音楽に合わせてリアルタイムで生成され続けることを意味している。
すなわちロック解除キー生成部104は、再生される音楽に合わせてその瞬間ごとに異なる解除用タップ情報を生成する。ロック解除情報取得部101は、再生される音楽から逐次生成される解除用タップ情報を参照して、ロック解除情報を取得する。
なお状態変更部102は、本実施形態における認証処理の具体的態様として、以下のように認証処理を実施してもよい。
すなわち状態変更部102は、時々刻々と生成し更新される解除用タップ情報と、ユーザが再生される音楽に合わせてタップ情報取得部120より入力するタップ情報とを時々刻々と比較・判定し、所定の期間連続して合致度を満たした時点でロック状態A2から限定的ロック解除状態A3へと遷移させることとしてもよい。
なお、ロック解除情報取得部101は、このようにして生成される解除用タップ情報を、当該音楽再生アプリケーション機能に関連付けて取得するものとする。
例えば、ロック解除キー生成部104が再生中の音楽に連動して生成した解除用タップ情報は、図4における“タップパターンC”として記録される。
ただし本実施形態によるロック解除情報取得部101は、再生中の音楽に連動して生成された解除用タップ情報を、音楽再生アプリケーション以外の他のアプリケーション機能に適用しても構わない。
以上、第二の実施形態についての説明は、音楽再生アプリケーション機能を例に説明したが、当該音楽再生アプリケーション機能とは異なる機能について同様の機能を実行してもよい。ロック解除情報取得部101は、例えば歩数計アプリケーション機能については、ユーザの歩調から当該歩調のリズム情報を取得し、当該リズム情報に基づいてロック解除用タップ情報を生成してもよい。
本実施形態による情報端末装置1は、このようにすることで、認証のためのタップ操作を第三者に視認されていたとしても、当該解除用タップ情報は音楽に合わせて逐次変化するため、ロック解除用タップ情報の漏えいリスクをさらに軽減することができる。
なお、上述の情報端末装置1は、内部にコンピュータシステムを有している。
そして、上述した情報端末装置1の各処理の過程は、プログラムの形式でコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記憶されており、このプログラムをコンピュータが読み出して実行することによって、上記処理が行われる。
ここで、コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、DVD−ROM、半導体メモリ等をいう。また、このコンピュータプログラムを通信回線によってコンピュータに配信し、この配信を受けたコンピュータが当該プログラムを実行するようにしても良い。
この出願は、2012年12月14日に出願された日本出願特願2012−273907号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明によれば、利便性を損なうことなく、情報漏えいのリスクを最小限に軽減するロック機能を有する情報端末装置を提供することができる。
1・・・情報端末装置
10・・・制御部
100・・・アプリケーション機能実行部
101・・・ロック解除情報取得部
102・・・状態変更部
103・・・表示指示部
104・・・ロック解除キー生成部
11・・・通信部
12・・・表示部
120・・・タップ情報取得部
13・・・記憶部

Claims (6)

  1. ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得するタップ情報取得部と、
    自装置にて実行される複数のアプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得するロック解除情報取得部と、
    所定の条件を満たした場合に、自装置を通常状態から、前記アプリケーション機能について操作不能となるロック状態に遷移させるとともに、自装置が前記ロック状態にあって、かつ、前記タップ情報取得部にて取得したタップ情報と、前記ロック解除情報の前記解除用タップ情報のうちいずれか一つとが合致した場合には、自装置を前記ロック状態から、少なくとも当該解除用タップ情報と関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる限定的ロック解除状態に遷移させる状態変更部と、
    を備え、
    前記状態変更部は、自装置が前記限定的ロック解除状態にある場合において、操作可能なアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置を前記ロック状態に遷移させ
    前記解除用タップ情報の一つが、音楽再生アプリケーションの実行によって再生される音楽のリズム情報に基づいて生成および更新される
    情報端末装置。
  2. 所定の表示画像を表示部に表示させる表示指示部を更に備え、
    前記表示指示部は、前記状態変更部が自装置を前記限定的ロック解除状態に遷移させると同時に、当該状態遷移に伴い操作可能となったアプリケーション機能に関する表示画像を表示部に表示させる
    ことを特徴とする請求項1に記載の情報端末装置。
  3. 前記ロック解除情報は、自装置にて実行される各種アプリケーション機能が実行中であるか否かを示す情報を含み、
    前記状態変更部は、前記タップ情報取得部にて取得したタップ情報が前記解除用タップ情報のいずれか一つと合致した場合において、さらに、当該解除用タップ情報に関連付けられたアプリケーション機能が、前記ロック解除情報において、前記ロック状態に遷移した際に実行中であることを示す情報が含まれている場合には、自装置を前記ロック状態から、少なくとも当該アプリケーション機能については操作可能とする限定的ロック解除状態に遷移させる
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の情報端末装置。
  4. 実行中のアプリケーション機能の実行状態に応じて前記解除用タップ情報を生成し更新するロック解除キー生成部を更に備え、
    前記ロック解除情報取得部は、前記ロック解除キー生成部により生成し更新される前記解除用タップ情報に基づいて、前記ロック解除情報を取得する
    ことを特徴とする請求項1から請求項3の何れか一項に記載の情報端末装置。
  5. ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得するステップと、
    情報端末装置にて実行される複数のアプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得するステップと、
    所定の条件を満たした場合に、前記情報端末装置を通常状態から、前記アプリケーション機能について操作不能となるロック状態に遷移させるとともに、当該情報端末装置が前記ロック状態にあって、かつ、取得した前記タップ情報と、前記ロック解除情報の前記解除用タップ情報のうちいずれか一つとが合致した場合には、前記情報端末装置を前記ロック状態から、少なくとも当該解除用タップ情報と関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる限定的ロック解除状態に遷移させるステップと、
    自装置が前記限定的ロック解除状態にある場合において、操作可能なアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置を前記ロック状態に遷移させるステップと、
    前記解除用タップ情報の一つが、音楽再生アプリケーションの実行によって再生される音楽のリズム情報に基づいて生成および更新されるステップと、
    を有する情報端末制御方法。
  6. 情報端末装置のコンピュータを、
    ユーザによるタップ操作のパターンに応じたタップ情報を取得するタップ情報取得手段、
    前記情報端末装置にて実行される複数のアプリケーション機能それぞれについてのロック解除キーとなる解除用タップ情報を、当該アプリケーション機能ごとに関連付けて定義したロック解除情報を取得するロック解除情報取得手段、
    所定の条件を満たした場合に、前記情報端末装置を通常状態から、前記アプリケーション機能について操作不能となるロック状態に遷移させるとともに、前記情報端末装置が前記ロック状態にあって、かつ、前記タップ情報取得手段にて取得したタップ情報と、前記ロック解除情報の前記解除用タップ情報のうちいずれか一つとが合致した場合には、前記情報端末装置を前記ロック状態から、少なくとも当該解除用タップ情報と関連付けられたアプリケーション機能については操作可能となる限定的ロック解除状態に遷移させる状態変更手段、
    として機能させ、
    前記状態変更手段は、更に、自装置が前記限定的ロック解除状態にある場合において、操作可能なアプリケーション機能の終了を検知した場合には、自装置を前記ロック状態に遷移させ
    前記解除用タップ情報の一つが、音楽再生アプリケーションの実行によって再生される音楽のリズム情報に基づいて生成および更新される
    ことを特徴とするプログラム。
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