JP6276878B1 - 音声通話制御システム、音声通話制御方法、及び音声通話処理設定プログラム - Google Patents

音声通話制御システム、音声通話制御方法、及び音声通話処理設定プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】業務の細かなニーズに合わせて自動音声による電話応答の様々な処理を容易な操作性かつ高い自由度で設定することができる音声通話制御システム、音声通話制御方法、及び音声通話処理設定プログラムを提供する。【解決手段】テンプレートデータに用いる複数のセクションデータの登録を受け付けてテンプレートを作成するアウトバウンドテンプレート管理機能部31およびインバウンドテンプレート管理機能部41と、前記セクションデータの飛び先の入力を受け付ける飛び先設定部185、他の場合飛び先設定部186、タイムアウト時飛び先設定部187、および飛び先設定部214を備え、わかりやすく簡単な操作で高い自由度でのテンプレート作成をユーザ自身が行えるようにした。【選択図】図4

Description

この発明は、例えば、複数の電話番号に発信するアウトバウンド、又は/及び電話受信時の応答を行うインバウンドにおける音声通話を制御するような音声通話制御システム、音声通話制御方法、及び音声通話処理設定プログラムに関する。
顧客への電話対応業務を専門としているコールセンタには、主な業務として、消費者からの商品・サービスに関する各種問い合わせや注文等を電話で受け付けるインバウンドと、世論調査や企業からのセールス等のために電話をかけるアウトバウンドがある。
アウトバウンドにおいては、予め登録されている電話番号に自動発信するシステムが提案されている。
例えば、特許文献1では、通話を行っているオペレータの目標数である理想オペレータ数および実際の通話オペレータの数に基づいて、実際の通話オペレータ数が理想オペレータ数に接近するようシステム全体の単位時間あたりの自動発信の回数を制御する電話の自動発信方法が開示されている。
また、特許文献2では、不特定多数の顧客に対してアウトバウンドを実行する場合に、同一顧客や同一世帯に対して複数回架電しないような顧客情報管理システムが開示されている。
ここで、このようなシステムにおいては、並列して処理できる件数を増やすためにはオペレータ数を増加させなければならず、人件費がかかるという問題点や、同じ説明を異なる顧客に何度も行わなければならないためにオペレータの精神的肉体的負担が大きいという問題点がある。このため、オペレータに接続せずともできるだけ自動音声等により処理することが好ましい。
しかしながら、求められる自動音声による処理内容は、このようなシステムを利用したいシステム利用者別に異なっており、さらに同じシステム利用者においても案件毎に異なっている。このため、自動音声により処理を行おうとすると、システム利用者毎かつ案件毎にプログラミングをするなど個別にシステムを組まなければならないという問題点があった。そして、上述した特許文献1,2のようなシステムは、このような問題点を解消できるものではなかった。
特開平8−70354号公報 特開2005−244687号公報
この発明は、上述の問題点に鑑みて、業務の細かなニーズに合わせて自動音声による電話応答の様々な処理を容易な操作性かつ高い自由度で設定することができる音声通話制御システム、音声通話制御方法、及び音声通話処理設定プログラムを提供し、システム利用者の満足度を向上させることを目的とする。
この発明は、対象通話端末との音声による双方向の通話ができるように前記対象通話端末と回線の接続を行う回線接続手段と、前記通話に用いる音声データを取得する通話用音声データ取得手段と、前記通話用音声データ取得手段により取得した前記音声データを再生して前記回線を通じて前記対象通話端末へ送信する音声再生手段と、前記対象通話端末により入力されたプッシュ信号を受信するプッシュ信号受信手段と、前記通話用音声データ取得手段により前記音声データを取得して前記音声再生手段により再生する再生内容を示す再生処理データと、前記プッシュ信号受信手段により受信したプッシュ信号に応じて次の動作を決定する応答処理データの少なくとも1つを含むテンプレートデータを記憶するテンプレート記憶手段と、前記回線接続手段による前記対象通話端末との回線接続が確立した後に、前記テンプレートデータに従って、前記通話用音声データ取得手段による音声データの取得、前記音声再生手段による再生、および前記プッシュ信号受信手段により受信したプッシュ信号に応じた次の動作の決定を実行する通話制御手段とを備え、前記テンプレートデータは、前記再生処理データと前記応答処理データの少なくとも1つを含むセクションデータが複数種類存在できる構成であり、前記テンプレートデータに用いる複数の前記セクションデータの新規登録と削除とを受け付けて該セクションデータを用いたテンプレートデータを管理するテンプレート管理機能部と、前記セクションデータの個別の設定を受け付けるセクション登録機能部を有し、前記テンプレート管理機能部は、前記セクション登録機能部により登録された前記セクションデータを示す複数のセクション表示部が一列に表示される構成であり、前記セクション表示部に、前記セクションデータの繋がりの指定を受け付けるセクション繋がり登録手段備えた音声通話制御システムであることを特徴とする。
この発明により、業務の細かなニーズに合わせて自動音声による電話応答の様々な処理を容易な操作性かつ高い自由度で設定することができる音声通話制御システム、音声通話制御方法、及び音声通話処理設定プログラムを提供することができる。
コンタクトセンタシステムのシステム構成を示すブロック図。 テンプレートデータを作成する機能の機能ブロック図。 ログイン画面等の画面構成の説明図。 再生セクション追加画面等の画面構成の説明図。 数値認証セクション追加画面等の画面構成の説明図。 転送セクション追加画面等の画面構成の説明図。 カウントセクション追加画面等の画面構成の説明図。 タイムアウトセクション追加画面等の画面構成の説明図。 発信リスト詳細画面等の画面構成の説明図。 スケジュール一覧画面等の画面構成の説明図。 発信履歴詳細画面等の画面構成の説明図。 新規登録画面等の画面構成の説明図。
以下、この発明の一実施形態を図面と共に説明する。
<システム構成>
図1は、コンタクトセンタシステム1のシステム構成を示すブロック図である。
コンタクトセンタシステム1は、WEBサーバ2、アウトバウンドサーバ3、インバウンドサーバ4、ゲートウェイ(GW)5、及びSMSサーバ9を備えており、インターネット6及び電話網7に接続されている。
また、インターネット6には、音声合成サーバ8、SMSサーバ9、及び設定用PC10が接続され、電話網7には、アウトバウンドサーバ3やインバウンドサーバ4と電話網7とを接続するゲートウェイ5、転送先のオペレータが使用するオペレータ電話機11、及び顧客の電話機である対象者通話端末12が接続されている。
WEBサーバ2、アウトバウンドサーバ3、インバウンドサーバ4、音声合成サーバ8、およびSMSサーバ9は、いずれもサーバコンピュータで構成されており、共通の「ハードウェア要素として、CPUとROMとRAM等で構成されて各種演算や制御動作を実行する制御部2a,3a,4a,8a,9a、ハードディスクやフラッシュメモリ等で構成されて情報のリードライトを許容する記憶部2b,3b,4b,8b,9b、タッチパネル、キーボード、マウス、押下ボタン、又はこれらの複数で構成されて接触操作による入力を受け付ける入力部2i,3i,4i,8i,9i、液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等で構成されて文字や図等の画像を表示する表示部2j,3j,4j,8j,9j、及びLANボードやWiFiユニット等で構成されて有線または無線での通信を実行する通信部2k,3k,4k,8k,9kを備えている。さらに、アウトバウンドサーバ3、およびインバウンドサーバ4には、電話網7に接続して音声通話を実行する回線接続部3m,4mが設けられている。
WEBサーバ2の記憶部2bには、アウトバウンドやインバウンドの処理手順をテンプレートとして設定する設定プログラム2c、設定されたテンプレートを記憶する設定データベース2d、アウトバウンドの処理を実行するアウトバウンドプログラム2e、およびインバウンドの処理を実行するインバウンドプログラム2fが記憶されている。
音声合成サーバ8には、音声データベース8dの音データを用いて文字列を音声データにする音声合成プログラム8cと、音データを記憶している音声データベース8dが記憶されている。
アウトバウンドサーバ3には、発信リストの電話番号に順次架電しテンプレートに従った音声通話を実行する発信プログラム3cと、発信リスト等が登録された発信データベース3dが記憶されている。
インバウンドサーバ4には、着信リストに登録されている電話番号から着信した場合にテンプレートに沿って音声通話を行う着信プログラム4cと、着信リスト等のデータが登録されている着信データベース4dが記憶されている。
SMSサーバ9には、携帯電話番号にショートメールを配信する配信プログラム9cと、電話番号等のユーザのデータで構成されたユーザデータ9dが記憶されている。
図2は、WEBサーバ2の制御部2aが設定プログラム2cに従ってアウトバウンドおよびインバウンドのテンプレートデータを作成して設定データベース2dに登録するための各種機能部を示す機能ブロック図である。
WEBサーバ2の制御部2aは、ログイン機能部21、メニュー機能部22、アウトバウンドテンプレート管理機能部31、発信リスト管理機能部32、発信NGリスト管理機能部33、スケジュール管理機能部34、利用状況表示機能部35、インバウンドテンプレート管理機能部41、着信リスト管理機能部42、着信拒否リスト管理機能部43、着信設定管理機能部44、着信状況表示機能部45、再生セクション登録機能部51、質問セクション登録機能部52、数値認証セクション登録機能部53、番号入力セクション登録機能部54、転送セクション登録機能部55、録音セクション登録機能部56、カウントセクション登録機能部57、切断セクション登録機能部58、タイムアウトセクション登録機能部59、および文字列認証セクション登録機能部60として機能する。
また、これらの機能部が使用するデータとして、WEBサーバ2の設定データベース2d(図1参照)には、ユーザデータ71、アウトバウンドテンプレートデータ72、発信リストデータ73、発信NGリストデータ74、スケジュールデータ75、アウトバンド実行履歴データ76、インバウンドテンプレートデータ77、着信リストデータ78、着信拒否リストデータ79、着信設定データ80、および着信履歴データ81が記憶されている。
各機能部は、WEBサーバ2にインターネット6を介してアクセスした設定用PC10により入力された入力データに応じて、WEBサーバ2が各種動作を実行するとともに各種画面のデータを設定用PC10へ送信する形で動作する。各機能部の個別の動作については、図3〜図12に示す画面構成図とともに説明する。
<<<全体機能>>>
全体に関する機能部として、ログイン機能部21、およびメニュー機能部22が設けられている。以下、詳細に説明する。
<ログイン機能>
図3(A)は、ログイン機能部21(図2参照)は、設定用PC10(図1参照)に表示させるログイン画面111の画面構成図を示す。
ログイン画面111は、ユーザIDの入力を受け付けるユーザID入力部112と、パスワードの入力を受け付けるパスワード入力部113を有している。ログイン機能部21(図2参照)は、入力されたユーザIDとパスワードを設定データベース2d(図1参照)に登録されているユーザデータ71とを照合し、ユーザデータ71に登録されているユーザIDおよびパスワードと一致すればメニュー機能部22に処理を渡し、一致しなければログインエラーとして次の処理に進めない。
<メニュー機能>
図3(B)は、メニュー機能部22(図2参照)が設定用PC10(図1参照)に表示させるメニュー画面121の画面構成図を示す。
メニュー画面121は、各機能部を呼び出すための項目名が一覧表示された項目選択部122を有している。項目選択部122には、アウトバウンドの項目として、アウトバウンドテンプレート管理機能部31を呼び出すテンプレート、発信リスト管理機能部32を呼び出す発信リスト、発信NGリスト管理機能部33を呼び出す発信NGリスト、及びスケジュール管理機能部34を呼び出すスケジュールが表示され、インバウンドの項目として、インバウンドテンプレート管理機能部41を呼び出すテンプレート、着信リスト管理機能部42を呼び出す着信リスト、着信設定管理機能部44を呼び出す着信設定、及び着信拒否リスト管理機能部43を呼び出す着信拒否リストが表示され、その他の項目として各種データのダウンロードを行うダウンロードを有している。
<<<アウトバウンド関連機能>>>
アウトバウンドに関連する機能部として、アウトバウンドテンプレート管理機能部31、発信リスト管理機能部32、発信NGリスト管理機能部33、スケジュール管理機能部34、および利用状況表示機能部35が設けられており、さらにアウトバウンドテンプレート管理機能部31が用いる機能部として、再生セクション登録機能部51、質問セクション登録機能部52、数値認証セクション登録機能部53、番号入力セクション登録機能部54、転送セクション登録機能部55、録音セクション登録機能部56、カウントセクション登録機能部57、切断セクション登録機能部58、およびタイムアウトセクション登録機能部59が設けられている。以下、詳細に説明する。
<テンプレートの作成機能>
図3(C)は、アウトバウンドテンプレート管理機能部31(図2参照)が設定用PC10(図1参照)に表示させるテンプレート一覧画面131の画面構成図である。
テンプレート一覧画面131は、クリックされるとテンプレート作成画面141(図3(D)参照)をセクションの無い状態で表示する新規登録ボタン132と、クリックされるとテンプレートインポート画面(図示省略)を表示してアウトバウンドテンプレートデータ72に登録済みのテンプレートを取り込むインポートボタン133と、クリックされるとチェックボックス135にチェックされているデータを削除する削除ボタン134を有している。
また、テンプレート一覧画面131は、登録されているアウトバウンドテンプレートデータ72を一覧表示するテンプレート一覧表示部139が設けられ、各テンプレートの名称、説明、作成日時、および作成者が表示されている。また、テンプレート毎に、テンプレートの削除に用いるチェックボックス135、テンプレート作成画面141(図3(D)参照)を表示してテンプレートを編集するテンプレート編集ボタン136、そのテンプレートを複製するテンプレート複製ボタン137、およびそのテンプレートデータをエクスポートするエクスポートボタン138が設けられている。
図3(d)は、アウトバウンドテンプレート管理機能部31(図2参照)が設定用PC10(図1参照)に表示させるテンプレート作成画面141の画面構成図である。
テンプレート作成画面141は、テンプレート名の入力を受け付けるテンプレート名入力部142、テンプレートの説明の入力を受け付ける説明入力部143、表示中のテンプレートを構成する各セクションの設定内容をセクション表示部161に全て表示する全て開くボタン144、および、セクション表示部161において各セクションの設定内容を非表示にする閉じるボタン145と、追加画面171を表示するセクション追加ボタン146と、表示している内容のテンプレートを保存する保存ボタン147を備えている。
また、テンプレート作成画面141は、セクション追加ボタン146や保存ボタン147の下方領域(図示省略)に、登録されたセクションの内容を示すセクション表示部161が縦一列に整列表示される。これにより、処理を進める順に沿ってセクションが並んで表示され、そのテンプレートの動作を全体的に表示することができる。なお、登録されたテンプレートデータは、設定データべース2d(図1参照)に記憶される。
図3(E)は、アウトバウンドテンプレート管理機能部31(図2参照)が設定用PC10(図1参照)に表示させるセクション表示部161の一例を示す画面構成図である。
セクション表示部161は、セクション種別と説明を表示する横長のセクションタイトル部148と、その下に続いて表示されるセクション内容部149とで構成されている。
セクションタイトル部148は、セクション種別(図示の例では「再生」)と説明(図示の例では「挨拶メッセージ」)を表示するとともに、そのセクションを編集する編集ボタン162、そのセクションを削除する削除ボタン163セクション内容部149を表示しない最小化とセクション内容部149を表示する最大化を選択する最小化/最大化選択ボタン164と、そのセクション表示部161の位置を上下方向に移動して並び替える位置移動ボタン165が設けられている。
セクション内容部149は、このセクションが終了したときに次に処理するセクションを示すとび先表示部151と、再生する音声の内容を示す音声内容表示部152とが設けられている。
<セクションの追加機能>
アウトバウンドで使用するセクションには、再生、質問、数値認証、番号入力、転送、録音、カウント、切断、及びタイムアウト(51〜59)の9つのセクションを準備している(図2参照)。尚、インバウンドで使用するセクションには、上述の他にさらに文字列認証のセクションを準備している(図2参照)。
アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、テンプレートに、案件に応じて選択された幾つかのセクションを設定する。尚、セクションの組み合わせは自由に設定できる。ただし、アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、転送と録音、切断、タイムアウトのセクション(55,56,58,59)については、1つのアウトバウンドテンプレートデータ72内で1つのみの設定しか受け付けない。アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、タイムアウトのセクションの設定については、同じテンプレート内に質問、数値認証、番号入力のセクションが存在する場合には必須として要求する。また、アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、切断のセクションの設定も必須として要求する。
≪再生セクション設定機能≫
再生のセクションは、音声の再生のみを行う場合に使用するセクションである。
図4(A)は、再生セクション登録機能部51が設定用PC10に表示させる再生セクション追加画面171の画面構成図を示す。
再生セクション登録機能部51は、種類タブ172がクリックされると再生等のセクションの種類名をプルダウンメニューで表示し、プルダウンメニューから「再生」が選択されると、種類タブ172に「再生」を表示し、再生のセクションに必要な設定画面を続けて表示する。なお、この種類タブ172は、再生、質問、数値認証、番号入力、転送、録音、カウント、切断、及びタイムアウト(51〜59)の9つのセクションを選択できるように構成されており、選択される毎に、選択された種類のセクションの機能部(51〜59)に処理が切り替えられ、表示される画面もそのセクションに応じた画面に切り替えられる。
再生セクション登録機能部51は、タイトル入力部173に、セクションのタイトルを任意で入力することを要求する。尚、入力された場合、再生セクション登録機能部51は、後述する利用状況画面360(図10(C)参照)の履歴DLや有効DLデータのヘッダにセクションの種類名ではなく、入力されたタイトルを出力する。
再生セクション登録機能部51は、種類タブ172で再生が選択されると、音声に関する設定を受け付ける。ここでは、音声設定部174により、音声ファイル174aまたは音声合成174bの内どちらを使用した音声の設定を受け付ける。尚、この実施例では音声ファイル174aまたは音声合成174bの2択としたが、音声合成174bをさらに音声合成(男性)と音声合成(女性)の2つに分けて、「音声ファイル」「音声合成(男性)」「音声合成(女性)」の3択にしてもよい。この場合、男性の音声による音声合成か女性の音声による音声合成かを選択でき、テンプレート作成における自由度をさらに高めることができる。
再生セクション登録機能部51は、音声ファイル174aが選択された場合には、さらにファイル選択ボタン174cのクリックを受け付け、設定データベース2dに記憶されている音声ファイルの中から、読み上げたい音声の音声ファイルを選択することを求める。
一方、音声合成174bが選択された場合には、再生セクション登録機能部51は、図4(B)に示すように、テキストボックス174dを表示し、作成したい音声のメッセージの入力を求める。テキストボックス174dに入力されたメッセージは、アウトバンド実行時に、音声合成サーバ8(図1参照)で音声に変換されて音声合成ファイルが作成され、この音声合成ファイルによる音声通話が行われる。
なお、再生のセクションは、発信リストデータ73内の項目(電話番号、郵便番号、住所、名前等)を読み上げるように設定することも可能である。例えば、名前の読み上げを設定する場合には、図4(C)に示すように、再生セクション登録機能部51は、音声合成174bが選択されており、テキストボックス174dへのテキスト入力を受け付け、項目のプルダウン174eにて名前の選択を受け付けて、挿入ボタン174fがクリックされるとテキストボックス174dのカーソル位置に「名前」を嵌め込むためのコードが挿入される。これにより、「名前」部分は、発信リストデータ73を参照して通話中の通話対象者の名前を自動で挿入して音声通話するといったことができる。なお、「名前」ではなく「電話番号」を指定したような場合には、発信リストデータ73に記憶されている「電話番号」から音声が合成されて合成音声による電話番号の案内ができるようになる。
再生セクション登録機能部51は、保存ボタン176がクリックされると、アウトバウンドテンプレートデータ72に上述の再生のセクションのデータを追加設定する。閉じるボタン175がクリックされると、追加設定せずに画面を閉じる。
このように登録されたセクションのデータは、アウトバウンドテンプレート管理機能部31により、図3(E)に示したセクション表示部161のようにしてテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示される。
≪質問セクション設定機能≫
質問のセクションは、ボタン入力によりデータを取得する場合に使用するセクションである。
図4(D)は、質問セクション登録機能部52が設定用PC10に表示させる質問セクション追加画面180の画面構成図である。なお、これ以降の画面構成図による説明に関して、既に説明した画面の構成要素と同じ構成要素については、同一符号を付してその詳細な説明を省略する。
質問セクション登録機能部52は、有効質問チェックボックス181がチェックされると、有効な質問として取り扱い、回答番号設定部183の有効チェックボックス183aへのチェックを可能にする。質問セクション登録機能部52は、繰り返し設定部182により、ボタン回答がなかった場合に音声設定部174で設定された音声を繰り返す回数の入力を受け付ける。例えば、なしと設定されると繰り返しを行わず、1回と設定されると1回だけ音声を繰り返す。回答番号設定部183の有効チェックボックス183aにチェックが入ると、質問セクション登録機能部52は、当該回答番号設定部183の回答を有効として取り扱い、アウトバウンド実行時に有効回答としてカウントする。また、質問セクション登録機能部52は、回答番号設定部183のテキスト入力部183bに、回答番号設定部183に対する説明の入力を任意で求める。
図4(E)は、上述の質問のセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。
アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、回答番号設定部183毎に飛び先設定部185での飛び先の設定を受け付ける。他の場合飛び先設定部186は、飛び先設定部185の設定が無い番号や回答番号設定部183に無い番号が選択された場合の飛び先の設定を受け付ける。タイムアウト時飛び先設定部187は、回答番号が入力されずにタイムアウトした時の飛び先の設定を受け付ける。これにより、アウトバウンド実行時に、入力された回答番号に応じて飛び先のセクションへ処理を進められるようにしている。なお、タイムアウト時飛び先設定部187が設定されていない場合は、アウトバウンド実行時にタイムアウトすると、タイムアウトセクション登録機能部59で設定されている処理を実行する。
≪数値認証セクション設定機能≫
数値認証のセクションは、ボタン入力により入力された値を、発信リストデータ73(図1参照)のデータと比較し、比較後の判断パターン毎に飛び先を設定する場合に使用するセクションである。
図5(A)は、数値認証セクション登録機能部53が設定用PC10に表示させる数値認証セクション追加画面190の画面構成図である。
数値認証セクション登録機能部53は、認証項目入力部191により、認証に使用する発信リストデータ73内の項目を、プルダウンメニューから選択することを受け付け、桁数192により、認証で使用する桁数の入力を受け付ける。有効質問チェックボックス181がチェックされると、数値認証セクション登録機能部53は、回答番号設定部193の有効チェックボックス193aへのチェックを可能にする。
回答番号設定部193の有効チェックボックス193aにチェックが入ると、数値認証セクション登録機能部53は、当該回答番号設定部193の回答を有効として取り扱い、アウトバウンド実行時に有効回答としてカウントする。また、数値認証セクション登録機能部53は、回答番号設定部193のテキスト入力部193bに、回答番号設定部193に対する判断パターン毎の説明の入力を任意で求める。
図5(B)は、繰返確認チェックボックス194にチェックが入った場合に下方領域に追加表示される確認用音声設定部195と正番号指定部196を示す。数値認証セクション登録機能部53は、確認用音声設定部195により、音声ファイルの指定もしくは自動読み上げをする文字列の入力を受け付け、正番号指定部196により正番号の設定入力を受け付ける。この設定により、アウトバウンド実行時に、正番号以外の番号が押されると、数値認証のセクションを最初から繰り返して番号の再入力を受け付け、正番号が入力されると数値認証を実行することができる。
図5(C)は、上述の数値認証のセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。
アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、項目198毎に飛び先設定部199による飛び先の設定入力を受け付ける。また、質問のセクションと同じ機能を有する他の場合飛び先設定部186およびタイムアウト時飛び先設定部187が設けられている。
≪番号入力セクション設定機能≫
番号入力のセクションは、複数桁入力したデータを取得したい場合に使用するセクションである。
図5(D)は、番号入力セクション登録機能部54が設定用PC10に表示させる番号入力セクション追加画面210の画面構成図である。
番号入力セクション登録機能部54は、桁数入力部212により、桁数の上限の入力を受け付け、入力された値以下の桁数が有効となるように設定する。
図5(E)は、上述の番号入力のセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。
アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、この番号入力のセクションが完了した後の飛び先の入力を受け付ける飛び先設定部214と、タイムアウト時飛び先設定部187を備えている。また、アウトバウンドテンプレート管理機能部31は、セクション表示部161に、番号入力セクション追加画面210(図5(D)参照)で設定された音声の内容、桁数、および繰返確認の有無も表示する。
≪転送セクション設定機能≫
転送のセクションは、オペレータに転送を行いたい場合に使用するセクションである。
図6(A)は、転送セクション登録機能部55が設定用PC10に表示させる転送セクション追加画面220の画面構成図を示す。
転送セクション登録機能部55は、転送呼び出し音声設定部174(1)により転送時の呼び出し音声の設定入力を受け付け、転送タイムアウト音声設定部174(2)によりタイムアウト時の音声の設定入力を受け付ける。転送呼び出し音声設定部174(1)および転送タイムアウト音声設定部174(2)の動作は、上述した音声設定部174と同一である。
転送セクション登録機能部55は、転送先電話番号入力部224により、転送先の電話番号の入力を受け付け、席数入力部225により、転送先の席数の入力を受け付ける。これにより、自動応答を終えてオペレータに転送することを可能にし、また、転送先のオペレータの席数を超えないように同時並行での並列通話を実行する数(転送数)を制御することを可能としている。
空き席数無し時発信停止チェックボックス226は、転送先の席数が埋まりそうになるか、あるいは埋まった場合にアウトバウンドサーバ3から発信先(顧客)への発信を停止する設定を行うか否かを受け付ける。この実施例では、アウトバウンドプログラム2eにより動作する制御部2aは、アウトバウンド実行時に、オペレータに転送して同時並行での並列通話を実行しているオペレータ通話数が席数に対して所定量に到達すると、発信リストデータ73に基づく順次の発信(架電)を一時的に中断し、オペレータ通話数が減って上記所定量に余裕ができると中断した位置から発信(架電)を再開する処理を実行する。所定量は、オペレータ通話数と席数が同一数、オペレータ通話数が席数より1つ少ない数、あるいは、オペレータ通話数が席数の所定割合(8割や9割など)とするなど、適宜の量に設定しておくことができる。
タイムアウト設定部227は、転送先を呼び出す際のタイムアウトの秒数の入力を受け付ける。
図6(B)は、上述の転送のセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。
セクション表示部161には、設定された音声の内容、転送先電話番号、転送先席数、および転送タイムアウト秒数が表示される。なお、オペレータに転送すると自動応答の処理が終了するため、飛び先の設定は不要となっている。
≪録音セクション機能≫
録音のセクションは、発信先(顧客)の音声を録音する場合に使用するセクションである。
図6(C)は、録音セクション登録機能部56が設定用PC10に表示させる録音セクション追加画面230の画面構成図を示す。
録音セクション登録機能部56は、秒数入力部232により、上限秒数(例えば30秒)以内で録音したい秒数の入力を受け付け、#ボタン終了入力部233により、#ボタンの押下で録音を終了するか否かの設定入力を受け付ける。これにより、アウトバウンド実行時に、音声設定部174にて設定された音声を再生した後に録音を受け付け、秒数入力部232で入力された秒数に到達するか通話相手である対象利用者により電話機にて#ボタンが入力されると録音を終了することができる。ここで、発信先(顧客)の音声が録音された録音ファイルの再生は、利用状況画面360(図10(C)参照)の詳細画面の操作により実行翌日から可能である。
図6(D)は、上述の録音のセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。
セクション表示部161には、録音のセクションが完了した後に実行するセクションの入力を飛び先設定部214により受け付ける。また、セクション表示部161のセクション内容部149には、設定された音声、秒数、および#ボタン終了の有無が表示される。
≪カウントセクション設定機能≫
カウントのセクションは、セクションとセクションの間に通過した回数をカウントする場合に使用するセクションである。
図7(A)は、カウントセクション登録機能部57が設定用PC10に表示させるカウントセクション追加画面240の画面構成図を示す。
カウントセクション登録機能部57は、種類タブ172とタイトル入力部173を表示し、テンプレートの任意の位置を通過した回数をカウントすることを可能にする。
図7(B)は、上述のカウントのセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。
セクション表示部161には、カウントのセクションが完了した後に実行するセクションの入力を飛び先設定部214により受け付ける。
≪切断セクション設定機能≫
切断のセクションは、通話を切断する場合に使用するセクションである。尚、この切断のセクションは、必須の設定項目となっている。
図7(C)は、切断セクション登録機能部58が設定用PC10に表示させる切断セクション追加画面250の画面構成図を示す。
切断セクション登録機能部58は、種類タブ172とタイトル入力部173を表示し、テンプレートの任意の位置で通話している回線を切断することを可能にする。
図7(D)は、上述の切断のセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。尚、切断のセクションは、回線を切断してそのテンプレートでの処理を終了するものであるから、次に処理をする飛び先の設定は求められない。
≪タイムアウトセクション設定機能≫
タイムアウトのセクションは、対象者通話端末12でのボタン入力を要求するセクションで、ダイヤル回答(ボタン入力)が得られなかった場合に使用するセクションである。尚、制御部2aは、同じアウトバウンドテンプレートデータ72に質問、数値認証、または番号入力のセクションがある場合は、タイムアウトのセクションを必須の設定項目とする。
図8(A)は、タイムアウトセクション登録機能部59が設定用PC10に表示させるタイムアウトセクション追加画面260の画面構成図を示す。
タイムアウトセクション登録機能部59は、タイトル入力部173と音声設定部174を備えている。
図8(B)は、上述のタイムアウトのセクションが保存されたときにテンプレート作成画面141(図3(D)参照)の下方領域に表示するセクション表示部161の内容を示す画面構成図である。タイムアウトのセクションの次に処理をする飛び先の設定は求められない。
<発信リストの作成機能>
図8(C)は、発信リスト管理機能部32が発信リストデータ73に登録されている発信リストを設定用PC10に表示させる発信リスト一覧画面270の画面構成図である。
発信リスト管理機能部32は、新規登録ボタン272がクリックされると、発信リスト新規登録画面280(図8(D)参照)を表示して、新規登録作業を行うことを可能にし、選択項目削除ボタン273がクリックされると、発信先データ一覧表示部275に表示されている発信先データのうちチェックボックス276にチェックされたデータを削除する。また、発信リスト管理機能部32は、選択項目DLボタン274がクリックされると、発信先データ一覧表示部275に表示されている発信先データのうちチェックボックス276にチェックされているデータをダウンロードする。
発信リスト管理機能部32は、編集ボタン277がクリックされると、発信リスト詳細画面290(図9(A)参照)を表示する。
図8(D)は、発信リスト管理機能部32が設定用PC10に表示させる発信リスト新規登録画面280の画面構成図である。
発信リスト管理機能部32は、リスト名入力部282により、発信リストデータ73のリスト名の入力を受け付け、ファイルを選択ボタン284がクリックされると、別途ファイル選択画面(図示省略)を開いて任意のファイル(発信リストデータ73に登録する発信リストのファイル)の選択を受け付け、選択されたファイルのファイル名をファイル名入力部283に表示する。このとき、ヘッダに電話番号が入力されているファイルでなければエラー表示して受け付けない。
発信リスト管理機能部32は、テストリストチェックボックス285により、テスト発信用のテストリストとして登録するか否かの選択を受け付ける。
発信リスト管理機能部32は、ファイルが選択された後、アップロードデータ表示部286にデータの一部を表示する。発信リスト管理機能部32は、インポート先項目指定部287で、インポートするデータの各項目をどの項目に取り込むのかをプルダウン形式によって選択させる。尚、発信リスト管理機能部32は、選択されない項目をインポート対象から除外する。
発信リスト管理機能部32は、閉じるボタン288がクリックされるとデータを登録せずに終了し、保存ボタン289がクリックされると、設定した内容で発信リストデータ73に登録する。
図9(A)は、発信リスト管理機能部32が設定用PC10に表示させる発信リスト詳細画面290の画面構成図である。
尚、発信リスト管理機能部32は、発信リストデータ73が実行中のスケジュール(詳細は後述する)で使用されている場合には、無効チェックボックス297bによる無効の反映(詳細は後述)以外の編集を受け付けない。
発信リスト管理機能部32は、リスト名入力部295によりリスト名の入力を受け付け、テストリストチェックボックス296にチェックが入ると、このリストをテストリストとして扱い、テストリストチェックボックス296からチェックが外れると、テストリストとして扱わないように設定する。発信リスト管理機能部32は、選択項目削除ボタン293がクリックされると、チェックボックス297aにチェックの入ったデータを削除し、無効項目反映ボタン294がクリックされると、無効チェックボックス297bにチェックの入ったデータを発信無効に設定する。尚、発信最中にチェックが入った場合、発信前であれば該当番号を発信無効に設定できる。編集ボタン297cがクリックされると、発信リスト管理機能部32は、データ編集画面を表示して、クリックされた発信先データの電話番号、郵便番号、住所、および名前等のデータ編集を可能にする。保存ボタン298は、選択されるとそれまで作成していたデータが保存される。
<発信NGリストの作成機能>
図9(B)は、発信NGリスト管理機能部33が設定用PC10に表示させる発信NGリスト一覧画面300の画面構成図を示す。
発信NGリスト管理機能部33は、新規登録ボタン302がクリックされると、発信NGリスト新規登録画面310(図9(C)参照)を表示して、新規登録作業を可能にし、選択項目削除ボタン303がクリックされると、チェックボックス305にチェックの入ったデータを削除する。また、選択項目DLボタン304がクリックされると、発信NGリスト管理機能部33は、チェックボックス305にチェックの入ったデータをダウンロードする。
発信NGリスト管理機能部33は、編集ボタン306がクリックされると、発信NGリスト詳細画面320(図9(D)参照)を表示する。
図9(C)は、発信NGリスト管理機能部33が設定用PC10に表示させる発信NGリスト新規登録画面310の画面構成図である。発信NGリスト管理機能部33は、リスト名入力部312により、発信NGリストデータ74のリスト名の入力を受け付ける。ファイル選択ボタン316がクリックされると、発信NGリスト管理機能部33は、別途ファイル選択画面(図示省略)を開いて任意のファイル(発信NGリストデータ74に登録する発信NGリストのファイル)の選択を受け付け、選択されたファイルのファイル名をファイル名入力部313に表示する。尚、発信NGリストデータ74は、ヘッダは不要であるが、電話番号以外の付加情報が1個のみ登録可能でメモとして登録される。発信NGリストデータ74は、有効期限入力部314,315により、発信NGリストデータを有効とする期間を任意で設定することを受け付ける。尚、設定されない場合は無期限で有効となる。発信NGリスト管理機能部33は、閉じるボタン317がクリックされるとそのまま閉じ、保存ボタン318がクリックされると、設定した内容で発信NGリストデータ74の登録を行う。尚、発信NGリスト管理機能部33は、登録した発信NGリストデータ74を、設定データベース2dに保存する。
図9(D)は、発信NGリスト管理機能部33が設定用PC10に表示させる発信NGリスト詳細画面320の画面構成図である。
発信NGリスト管理機能部33は、リスト名入力部323によりリスト名の変更を受け付け、有効期限入力部324a,324bにより有効期限の変更を受け付ける。テキスト登録ボタン327がクリックされると、発信NGリスト管理機能部33は、テキストボックス325に入力された電話番号等のデータを追加登録する。追加登録ボタン321がクリックされると、発信NGリスト管理機能部33は、追加登録画面(図示省略)を表示して、ファイルアップロードにより電話番号等のデータの追加登録を受け付ける。選択項目削除ボタン322がクリックされると、発信NGリスト管理機能部33は、チェックボックス329にチェックの入ったデータを削除する。
発信NGリスト表示部328は、発信NGの電話番号として登録されている電話番号等のデータが一覧表示されている。発信NGリスト管理機能部33は、テキストボックス325にデータが入力されてテキスト登録ボタン327がクリックされたとき、および、追加登録ボタン321により電話番号のデータの追加登録を受け付けた時に、これらの追加された電話番号等のデータを発信NGリスト表示部328に追加表示する。
尚、発信NGリスト管理機能部33は、実行中のスケジュールデータ75で使用されているデータの削除はしない。また、発信NGリスト管理機能部33は、発信NGリストが予定されているスケジュールデータ75、または実行中のスケジュールデータ75で使用されている場合は、データの追加登録以外の編集を受け付けない。
<スケジュール機能>
図10(A)は、スケジュール管理機能部34が設定用PC10に表示させるスケジュール一覧画面330の画面構成図である。このスケジュール一覧画面330は、アウトバウンドを実行するために登録されているスケジュールの一覧を示している。
スケジュール管理機能部34は、この画面を介して、スケジュールデータ75の登録や編集、ステータス確認を可能にする。尚、スケジュール管理機能部34は、スケジュール未実行の場合にのみ、スケジュール内容の編集を受け付ける。
スケジュール管理機能部34は、新規登録ボタン331がクリックされると、スケジュール新規登録画面340(図10(B)参照)を表示して、新規登録作業を可能にし、選択項目削除ボタン332がクリックされると、チェックボックス334aにチェックの入ったデータを削除する。また、選択項目結果DLプルダウン333がクリックされると、スケジュール管理機能部34は、チェックボックス334aにチェックの入ったデータをダウンロードする。尚、選択できる項目は、未発信、全ての発信履歴、有効回答のみの3種類である。
スケジュール管理機能部34は、自動更新プルダウン336により、スケジュール一覧表示部334の一覧表示を何分毎に自動更新するかの選択を受け付ける。尚、選択できる項目は任意に設定できるが、この実施形態では1分、2分、5分、10分、15分、20分の6種類に設定されている。
スケジュール管理機能部34は、スケジュール一覧表示部334に一行ずつ表示している各スケジュールの背景色を、ステータス設定表示部335に示す色により区別して表示する。尚、ステータス設定表示部335に示されるように、ステータスの種類には、未実行、実行中、停止中、手動停止、停止、リダイヤル待ち、及び終了がある。また、スケジュール一覧表示部334は、各内容に応じて、使用可能なアクションボタン(334b〜334e)を各スケジュールに表示する。
アクションボタン(334b〜334e)には、編集ボタン334b、複製ボタン334c、状況を見るボタン334d、停止ボタン334e、および再開ボタン(図示省略)がある。
編集ボタン334bがクリックされると、スケジュール管理機能部34は、対象のスケジュールデータ75のスケジュール編集画面を表示する。ただし、スケジュール管理機能部34は、ステータス設定表示部335においてステータスが未実行の時にのみ、スケジュール内容の編集を受け付ける。
複製ボタン334cがクリックされると、スケジュール管理機能部34は、対象のスケジュールデータ75のスケジュール複製画面を表示する。尚、スケジュール名以外を元データのまま出力する複製も可能である。
状況を見るボタン334dがクリックされると、スケジュール管理機能部34は、対象のスケジュールデータ75の利用状況を示す利用状況画面360(図10(C)参照)を表示する。
停止ボタン334eがクリックされると、スケジュール管理機能部34は、アウトバウンドサーバ3に、対象のスケジュール(スケジュールデータ75)に基づく発信を停止するよう送信する。尚、これにより、スケジュール管理機能部34は、そのスケジュールのステータスを実行中から停止中に変更し、数分後、アウトバウンドサーバ3が発信を完全に停止すると、ステータスを手動停止に変更する。
再開ボタン(図示省略)がクリックされると、スケジュール管理機能部34は、対象のスケジュールの発信を再開する。尚、スケジュール管理機能部34は、再開時に実行時間帯とチャンネル数の再度の指定を求める。
図10(B)は、スケジュール管理機能部34が設定用PC10に表示させるスケジュール新規登録画面340の画面構成図である。スケジュール管理機能部34は、スケジュール名341に、スケジュール名の入力を求め、発信日342に、発信予定日の入力を求める。尚、即時発信の場合には入力は不要である。スケジュール管理機能部34は、時間帯指定部343により、発信予定の時間帯の1または複数の指定を受け付ける。尚、即時発信の場合には入力は不要である。スケジュール管理機能部34は、番号通知選択部344で、発信先へ発信番号345の電話番号を通知するか、非通知にするかの選択を求め、発信NGリスト指定部346に、発信から除外したい発信NGリスト(発信NGリストデータ74)の設定を任意で求め、テンプレート指定部347に、事前に登録されているアウトバウンドテンプレートデータ72の中から使用するテンプレートの指定を求め、発信リスト指定部348に、事前に登録済みの発信リストデータ73から使用する発信リストの指定を求め、チャンネル数椎底部349に、使用するチャンネル数(回線数)の指定を求める。尚、チャンネル数が多いほど、発信件数は増加する。
スケジュール管理機能部34は、呼び出し時間指定部350に、発信先へコールする呼び出し時間の設定を求める。尚、この時間は自由に設定でき、この実施形態では25秒、30秒、40秒、50秒、60秒の5種類が用意されている。これにより、設定秒数が経過しても応答がない場合は、切断して次の番号を発信することができる。
スケジュール管理機能部34は、回答待ち時間指定部351に、アウトバウンドテンプレートデータ72内のセクション(質問や数値認証、番号入力)での回答タイムアウト時間の設定を求める。設定可能な時間は、適宜の設定としておくと良いが、この実施形態では、10秒、20秒、30秒、40秒、50秒、60秒の6種類としている。
スケジュール管理機能部34は、自動停止有効回答数指定部352に、有効回答数で発信を停止する場合の、有効回答数の設定を求める。これにより、アウトバウンド実行時に、設定された自動停止有効回答数に到達した段階で停止処理を始めることができる。最終的には自動停止有効回答数よりも実際の有効回答数は多くなる。
スケジュール管理機能部34は、自動停止接続数指定部353に、接続数で発信を停止する場合の、接続数の設定を求める。これにより、アウトバウンド実行時に、設定された自動停止接続数に到達した段階で停止処理を始めることができる。最終的には自動停止接続数より実際の接続数が多くなる。
スケジュール管理機能部34は、リダイヤル回数指定部354に、未接続だった電話番号に対してリダイヤルする場合のリダイヤル回数の設定を求め、リダイヤル間隔指定部355に、指定された発信リストの全ての電話番号への発信が終わってからリダイヤルするまでの間隔を分数で設定するよう求める。尚、ここでリダイヤル間隔の分数がどのように設定されても、アウトバウンドを実行するときは、時間帯指定部343により指定された時間帯以外では、リダイヤルによる発信を行わない。即時発信ボタン358がクリックされると、スケジュール管理機能部34は、発信確認画面(図示省略)を表示し、発信する時間帯の入力を求める。スケジュール管理機能部34は、閉じるボタン356がクリックされると保存せずに画面を閉じ、保存ボタン357がクリックされると、設定した内容のスケジュールをスケジュールデータ75(図2参照)の一部として設定データベース2d(図1参照)に保存する。なお、スケジュールを編集する場合、スケジュール管理機能部34は、スケジュール新規登録画面340と同じ画面を表示して、表示されている内容の変更を受け付ける。
<利用状況表示機能>
図10(C)は、利用状況表示機能部35が設定用PC10に表示させる利用状況画面360の画面構成図である。この利用状況画面360は、スケジュール一覧画面330(図330参照)において状況を見るボタン334dがクリックされると表示される画面であり、状況を見るボタン334dのクリックにより選択されたスケジュールの発信状況を示す。
利用状況画面360は、件数状況表示部367、リスト状況表示部368、及び質問毎件数表示部369を備えている。
件数状況表示部367は、選択されているスケジュールのリスト件数(発信先件数)を示すリスト件数表示部367a、発信した件数を示す発信件数表示部367b、接続した件数を示す接続件数表示部367c、発信した件数のうち接続された件数の率(接続率)を示す接続率表示部367d、及び有効回答の件数を示す有効回答数表示部367eを備えている。
リスト状況表示部368は、回答状況を集計して示す帯グラフであり、有効回答の件数を示す有効回答表示部と、接続されたが無効回答であった件数を示す接続・無効回答表示部と、未接続であった件数を示す未接続表示部を備えている。
質問毎件数表示部369は、質問に対する回答番号毎の件数を回答番号の横に表示し、また回答番号の割合を円グラフで表示する。
利用状況表示機能部35は、詳細ボタン361がクリックされると、発信履歴データを一覧表示する発信履歴詳細画面380(図11(B)参照)を表示し、未処理DLボタン362がクリックされると、そのスケジュールで使用した発信リスト(発信リストデータ73)から発信済みのデータを除外した未発信データをダウンロードし、履歴DLボタン363がクリックされると、そのスケジュールで実行した発信履歴の全データをダウンロードし、有効DLボタン364がクリックされると、そのスケジュールで実行した発信履歴のうち有効回答があったデータのみをダウンロードする。尚、これらの画面表示またはダウンロードする発信履歴関連のデータのデータ項目は、発信日時、発信先電話番号、接続時間、回答有無などのステータス、および質問に対する回答等で構成されている。
利用状況表示機能部35は、自動更新プルダウン365がクリックされると、利用状況画面360を自動で更新する分数の選択を受け付ける。尚、選択できる項目は適宜の設定とすることができるが、この実施形態では1分、2分、5分、10分、15分、20分の6種類を設定している。
図11(A)は、現在操作中のスケジュールのステータスが、停止、手動停止、あるいはリダイヤル待ちの時に表示する利用状況画面370の一部である。利用状況表示機能部35は、これらのステータスの時には、再開ボタン371と終了ボタン372とをさらに表示する。利用状況表示機能部35は、再開ボタン371がクリックされると、対象のスケジュールデータ75の発信の再開に際して、再度実行時間帯とチャンネル数の指定を求め、終了ボタン372がクリックされると、対象のスケジュールデータ75のステータスを終了に変更する(図10(A)参照)。
<<<インバウンド関連機能>>>
インバウンドに関連する機能部として、インバウンドテンプレート管理機能部41、着信リスト管理機能部42、着信拒否リスト管理機能部43、着信設定管理機能部44、および着信状況表示機能部45が設けられており、さらにインバウンドテンプレート管理機能部41が用いる機能部として、再生セクション登録機能部51、質問セクション登録機能部52、数値認証セクション登録機能部53、番号入力セクション登録機能部54、転送セクション登録機能部55、録音セクション登録機能部56、カウントセクション登録機能部57、切断セクション登録機能部58、タイムアウトセクション登録機能部59、および文字列認証セクション登録機能部60が設けられている。これらは、インバウンドに関連する機能部と共通する部分が多く、同一の要素には同一の符号を付してその詳細な説明を省略する。以下、アウトバウンドと異なるインバウンドに関連する機能について詳細に説明する。
<テンプレートの作成機能>
インバウンドテンプレート管理機能部41は、アウトバウンドテンプレート管理機能部31と同じ構成及び動作により、インバウンド用のテンプレートを作成する。具体的には、テンプレート一覧画面131(図3(C)参照)、テンプレート作成画面141(図3(D)参照)、およびセクション表示部161(図3(E)参照)を用いたテンプレートの作成や編集といった管理、および、それぞれのセクション登録機能部(51〜59)による各種セクションの登録を実行する。アウトバウンドには無かったセクションとして、文字列認証セクション登録機能部60を備えている。
≪文字列認証セクション機能≫
文字列認証のセクションは、入力された文字列を認証する場合に使用するセクションである。
図11(C)は、文字列認証セクション登録機能部60が設定用PC10に表示させる文字列認証セクション追加画面390の画面構成図を示す。
文字列認証セクション登録機能部60は、種類タブ172、タイトル入力部173、音声設定部174を備えている。ここで、種類タブ172は、選択可能な項目として、インバウンドのときと同じ項目に「文字列認証」が追加されている。それ以外の構成はインバウンドのときと同じである。
文字列認証セクション登録機能部60は、有効質問チェックボックス391により、有効な質問として扱いたいか否かの選択を受け付け、チェックが入れられると回答番号の有効チェックボックス設定を可能とする。
文字列認証セクション登録機能部60は、認証項目指定部393により、認証に用いる項目を着信リストに登録されたことのある項目をプルダウン表示していずれか1つの選択を受け付け、桁数指定部394により認証に用いる桁数の指定を受け付ける。
文字列認証セクション登録機能部60は、回答番号設定部395により、判断パターン毎の説明のテキストの入力をテキストボックス395bにて受け付け、有効チェックボックス395aへの有効か否かのチェックを受け付ける。判断パターンとしては、一致または不一致、あるいは大きいか小さいかなど、認証項目指定部393で選択された項目に応じて適宜設定される。有効質問チェックボックス391にチェックが入れられていた場合、文字列認証セクション登録機能部60は、回答番号設定部395にて複数の項目の入力を受け付ける。繰返確認チェックボックス396は、図5(B)に示した繰返確認チェックボックス194と同一の動作を実行するものである。
<着信リストの作成機能>
着信リスト管理機能部42は、インバウンドで説明した発信リスト一覧画面270(図8(C)参照)を用いて、着信リストの登録を受け付ける。内容は同じであるが、画面のタイトルを着信リスト一覧画面とすることが好ましい。そして、発信リスト一覧画面270にて新規登録ボタン272がクリックされると、着信リスト管理機能部42は、図11(A)に示す着信リスト新規登録画面400を表示する。この着信リスト新規登録画面400は、発信リスト新規登録画面280(図8(D)参照)と同じ項目(282〜289)を備えており、さらに、照合に用いる項目の指定を受け付ける照合項目指定部402を備えている。この照合項目指定部40では、着信元の情報と紐づく項目であり、任意で選択したファイル(着信リストが記憶されているファイル)の複数の項目(電話番号、名前、生年月日など)をプルダウン表示して1つの選択を受け付ける。また、発信リスト一覧画面270(図8(C)参照)にて編集ボタン277がクリックされたときに表示する着信リスト詳細画面は、発信リスト詳細画面290(図9(A)参照)から無効項目反映ボタン294と無効チェックボックス297bを除いた画面と同一であり、同一の機能を有している。
<着信拒否リストの作成機能>
着信拒否リスト管理機能部43は、発信NGリスト一覧画面300(図9(B)参照)と同一の画面により同一の機能を実行する。なお、画面のタイトルのみ着信拒否リスト一覧画面とすることが好ましい。発信NGリスト一覧画面300の新規登録ボタン302がクリックされると表示する発信NGリスト新規登録画面310(図9(C)参照)は、画面タイトルを着信拒否リスト新規登録画面とし、有効期限入力部314,315を除いて構成されている。また、発信NGリスト一覧画面300の編集ボタン306がクリックされると表示する発信NGリスト詳細画面320(図9(D)参照)は、画面タイトルを着信拒否リスト詳細画面とし、有効期限入力部324a,324bを除いて構成されている。
<着信設定の管理機能>
着信設定管理機能部44は、スケジュール一覧画面330(図10(A)参照)と同様の着信設定一覧画面(図示省略)を表示する。この着信設定一覧画面は、スケジュール一覧画面330の新規登録ボタン331、選択項目削除ボタン332、選択項目結果DLプルダウン333、スケジュール一覧表示部334、ステータス設定表示部335、自動更新プルダウン336、複製ボタン334c、および状況を見るボタン334dを備えており、編集ボタン334b、停止ボタン334e、および再開ボタン(図示省略)が備えられていない。スケジュール一覧表示部334には、表示項目が変わって、No.、電話番号、適用日、テンプレート、着信拒否リスト、着信リスト、作成日時、作成者、およびアクションが表示されている。その他の点は、スケジュール一覧画面330と同一である。
着信設定管理機能部44は、スケジュール一覧画面330の新規登録ボタン331がクリックされると、図12(B)に示す新規登録画面410を表示する。新規登録画面410には、着信先の電話番号を設定する電話番号指定部411と、登録済みのテンプレートを事前に指定するテンプレート指定部412と、着信先の電話番号を除外したい着信拒否リストを任意で設定する着信拒否リスト指定部413と、登録済みの着信リストを任意に指定する着信リスト指定部414と、保存せずに新規登録を終了する閉じるボタン415と、入力された内容を保存する保存ボタン416が設けられている。
<着信状況の表示機能>
着信状況表示機能部45は、図12(C)に示すように、着信状況画面420を表示する。着信状況画面420は、着信状況を一覧表示する着信状況一覧表示部421と、着信履歴をダウンロードする着信履歴DLボタン422と、着信履歴のうち有効回答のあったデータのみをダウンロードする有効DLボタン423を有している。着信状況一覧表示部421は、着信のあった日時を示す「日時」、着信先の電話番号を示す「着信先」、着信して接続した時間を示す「接続時間」、回答があったか否か等を示す「ステータス」、質問1に対する回答を示す「質問1」、質問2に対する回答を示す「質問2」、質問3に対する回答を示す「質問3」、オペレータへの転送の有無を示す「オペレータ転送」の各項目で構成されている。
<<<アウトバウンドの実行>>>
アウトバウンドの実行は、WEBサーバ2の制御部2aが、アウトバウンドプログラム2eを実行し、スケジュールデータ75に従って、発信する時間帯になると、その時間帯のスケジュールデータ75に登録されている発信リストデータ73に登録されている電話番号へ順次発信(架電)し、回線がつながった相手との通話をアウトバウンドテンプレートデータ72に従って処理する動作をアウトバウンドサーバ3に実行させる。この一連の処理において、WEBサーバ2の制御部2aは、音声合成サーバ8にアクセスしてアウトバウンドテンプレートデータ72の各セクションにて必要な音声の合成を実施して合成音声を取得しておき、アウトバウンドサーバ3に発信する電話番号のリストと音声データを含めたアウトバウンドテンプレートデータ72を送信する。アウトバウンドサーバ3は、電話番号のリストの順に電話網7を介した発信(架電)をし、回線がつながるとアウトバウンドテンプレートデータ72に沿った音声の再生と通話相手となる対象者通話端末12からの信号(プッシュ番号や録音する音声など)を受信して発信履歴として記録していく。また、アウトバウンドサーバ3は、この履歴データを適宜WEBサーバ2へ送信し、利用状況画面360(図10(C)参照)にて最新の状況および履歴を確認できるようにする。アウトバウンドサーバ3は、アウトバウンドテンプレートデータ72に従った処理にてオペレータへ転送するセクションになると、それまで通話していた対象者通話端末12との通話接続をオペレータ電話機11に転送し、以降はその対象者通話端末12に対してアウトバウンドサーバ3が関与しないオペレータ対応に移行する。アウトバウンドサーバ3は、通話回線を並列に接続する数が席数入力部225(図6(A)参照)で指定された席数未満になるように発信制御等を実施する。
<<<インバウンドの実行>>>
インバウンドの実行は、まず、WEBサーバ2の制御部2aが、インバウンドプログラム2fを実行し、着信を受け付ける着信先の着信設定データ80に設定されているインバウンドテンプレートデータ77を参照し、音声合成サーバ8にアクセスして必要な合成音声データを用意し、着信設定データ80およびインバウンドテンプレートデータ77とともにインバウンドサーバ4に送信する。
着信設定データ80に設定されている着信先への電話をインバウンドサーバ4が着信すると、インバウンドサーバ4は、その着信先に対する着信設定データ80のインバウンドテンプレートデータ77に沿った応答を実行する。その際、文字列認証や回答の受付などをインバウンドテンプレートデータ77の設定に応じて実行し、履歴データを記憶しておく。また、この履歴データを適宜WEBサーバ2へ送信し、着信状況画面420にて最新の状況および履歴を確認できるようにする。
以上の構成および動作により、アウトバウンドやインバウンドの処理を利用者が自由に設定できるコンタクトセンタシステム1を提供することができる。
各セクションは、転送セクションや切断セクションやタイムアウトセクションといった次の処理の存在しないセクションを除いて、次に実行するセクションを示す飛び先を登録する構成であるため、セクションの進行に関して様々な場合分けを含めた複雑な自動応答処理を簡単に設定することができる。
また、テンプレート作成画面141は、下方領域にセクション表示部161を一列に並べて全て配置する構成であるため、テンプレートに設定されているセクションを容易に確認することができる。
また、このテンプレート作成画面141において、登録された複数のセクションのセクション表示部161は、全て開くボタン144がクリックされると飛び先も含めた設定内容が表示されるため、このテンプレート作成画面141においてどのような場合にどのように処理が流れて行くかを容易に確認することができる。さらに、閉じるボタン145がクリックされると飛び先等の内容が表示されずにセクションの種類(再生や質問等)とタイトルが一行表示される状態になるため、セクション数が多くとも全体をざっと確認することができる。
また、テンプレートの作成作業に関して、テンプレートに対してはセクション追加ボタン146によってセクションを追加する処理でセクション数を随時追加でき、その際に表示される追加画面171において、種類タブ172によってセクションの種類が1つ指定される構成であるため、直観的にわかりやすい操作でセクションを選択してテンプレートを作成していくことができる。
また、飛び先の指定は、セクションの内容を登録する追加画面171ではなく、テンプレート作成画面141に追加されたセクション表示部161にて行うため、前後のセクションを確認しながら飛び先のセクションを指定できる。したがって、仮に追加画面171で飛び先を指定する構成であれば、表示をテンプレート作成画面141に切り替えてどのセクションが存在していえるか確認し、再度表示を追加画面171に戻して設定する操作が必要になるが、そのような煩わしい操作を防止することができる。
セクションとしては、アウトバウンドを実行するために必要な9種類のセクション(再生、質問、数値認証、番号入力、転送、録音、カウント、切断、タイムアウト)、およびインバウンドを実行するために必要な10種類のセクション(再生、質問、数値認証、番号入力、転送、録音、カウント、切断、タイムアウト、文字列認証)が用意されている。このため、ユーザは、これら用意されたセクションの中から実行予定のアウトバウンドやインバウンドに合ったセクションを選択し、そして、その順番を決定すればよく、新たな処理を創作する必要がないため、簡単に操作して高い自由度で所望のテンプレートを作成することができる。
また、テンプレート作成画面141において、セクション148の位置を上下に移動するできるため、既に設定されているセクション148の処理の順番の変更が容易であり、わかりやすい順序に並べ替えることができる。
発信リスト新規登録画面280は、テストリストチェックボックス285にチェックが入ると、当該発信リストデータ73をテスト発信で使用するテストリストとして登録するようになっている。このため、ユーザは、当該発信リストデータ73を用いて、自身の設定したテンプレートの検証を自身で行うことができ、より満足度の高いテンプレートに仕上げることができる。また、テストを実施できることにより、実際にアウトバウンドやインバウンドの実行時に誤った内容で実行してしまうことを避けることができる。
発信NGリスト新規登録画面310の有効期限入力部314,315により、発信NGリストデータ74を有効とする期間を任意で設定でき、さらに、発信NGリスト詳細画面320の有効期限入力部324a,324bにより有効期限を入力できる。これにより、実行予定のアウトバウンドに合わせて、有効期間の異なる発信NGリストデータ74を作成することができ、また、当初設定した有効期間の変更も容易である。
スケジュール一覧画面330により、スケジュールデータ75の登録や編集、ステータス確認を可能にしており、ステータス設定表示部335においては、その示す内容に応じて、一覧の背景色により区別して表示する。このため、視覚によりステータスの把握が容易である。また、ステータス設定表示部335の示す内容に応じて、使用可能なアクションボタン(334b〜334e)を一覧右に表示する。これにより、例えば、状況を見るボタン334dをクリックして利用状況画面360で対象のスケジュールデータ75の発信状況を表示するといったことができる。したがって、ユーザは、簡単な操作で表示された対象のスケジュールデータ75の発信状況から、当該スケジュールデータ75が実行するテンプレートにバグ等が無いかどうかについても早急に判定することができる。
また、数値認証セクションや文字列認証セクションにより、通話相手の認証を実施するセクションを入れることができるため、本人以外に通知してはいけない内容や、本人が他人に知られることを避けたいと感じる内容を含めた自動応答も行うことができる。
この発明における音声通話制御システムは、実施形態のコンタクトセンタシステム1に対応し、以下同様に、
コンピュータは、WEBサーバ2に対応し、
音声通話処理設定プログラムは、設定プログラム2cに対応し、
着信拒否番号記憶手段、テンプレート記憶手段、発信リスト記憶手段、および発信NGリスト記憶手段は、設定データベース2dに対応し、
発信制御手段は、発信リストデータ73に従って発信するアウトバウンドサーバ3の制御部3aに対応し、
発信一時停止処理は、席数に応じた発信制限を行うアウトバウンドサーバ3の制御部3aに対応し、
回線接続手段は、回線接続部3m,4mに対応し、
音声再生手段は、セクションに登録されている音声を再生するアウトバウンドサーバ3の制御部3aおよびインバウンドサーバ4の制御部4aに対応し、
通話制御手段は、質問セクションに従って動作するアウトバウンドサーバ3の制御部3aおよびインバウンドサーバ4の制御部4aに対応し、
プッシュ信号受信手段は、対象者通話端末12からプッシュ信号を受信するアウトバウンドサーバ3の制御部3aおよびインバウンドサーバ4の制御部4aに対応し、
着信制御手段は、着信拒否リストデータ79に従って着信受けと着信拒否を制御するインバウンドサーバ4の制御部4aに対応し、
回線は、電話網7に対応し、
音声データは、合成データベース8dの音声データおよび設定データベース2dに登録された音声ファイルに対応し、
対象通話端末は、対象者通話端末12に対応し、
テンプレート作成手段は、アウトバウンドテンプレート管理機能部31およびインバウンドテンプレート管理機能部41に対応し、
状況表示手段は、利用状況表示機能部35および着信状況表示機能部45に対応し、
発信リストは、発信リストデータ73に対応し、
発信NGリストは、発信NGリストデータ74に対応し、
テンプレートデータは、アウトバウンドテンプレートデータ72およびインバウンドテンプレートデータ77に対応し、
着信拒否リストデータは、着信拒否リストデータ79に対応し、
通話用音声データ取得手段は、音声設定部174に対応し、
セクション繋がり登録手段は、飛び先設定部185、他の場合飛び先設定部186、タイムアウト時飛び先設定部187、および飛び先設定部214に対応し、
再生処理データは、再生セクションのデータに対応し、
応答処理データは、質問セクションのデータに対応するが、
この発明は本実施形態に限られず他の様々な実施形態とすることができる。
この発明は、多数の電話番号に架電して自動応答し、あるいは多数の電話番号から受電して自動応答するような産業に利用することができる。
1…コンタクトセンタシステム
2…WEBサーバ
2c…設定プログラム
2d…設定データベース
3…アウトバウンドサーバ
3a…制御部
3m,4m…回線接続部
4…インバウンドサーバ
4a…制御部
7…電話網
8d…合成データベース
12…対象者通話端末
31…アウトバウンドテンプレート管理機能部
35…利用状況表示機能部
41…インバウンドテンプレート管理機能部
45…着信状況表示機能部
72…アウトバウンドテンプレートデータ
73…発信リストデータ
74…発信NGリストデータ
77…インバウンドテンプレートデータ
79…着信拒否リストデータ
174…音声設定部
185…飛び先設定部
186…他の場合飛び先設定部
187…タイムアウト時飛び先設定部
214…飛び先設定部

Claims (5)

  1. 対象通話端末との音声による双方向の通話ができるように前記対象通話端末と回線の接続を行う回線接続手段と、
    前記通話に用いる音声データを取得する通話用音声データ取得手段と、
    前記通話用音声データ取得手段により取得した前記音声データを再生して前記回線を通じて前記対象通話端末へ送信する音声再生手段と、
    前記対象通話端末により入力されたプッシュ信号を受信するプッシュ信号受信手段と、
    前記通話用音声データ取得手段により前記音声データを取得して前記音声再生手段により再生する再生内容を示す再生処理データと、前記プッシュ信号受信手段により受信したプッシュ信号に応じて次の動作を決定する応答処理データの少なくとも1つを含むテンプレートデータを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記回線接続手段による前記対象通話端末との回線接続が確立した後に、前記テンプレートデータに従って、前記通話用音声データ取得手段による音声データの取得、前記音声再生手段による再生、および前記プッシュ信号受信手段により受信したプッシュ信号に応じた次の動作の決定を実行する通話制御手段とを備え、
    前記テンプレートデータは、前記再生処理データと前記応答処理データの少なくとも1つを含むセクションデータが複数種類存在できる構成であり、
    前記テンプレートデータに用いる複数の前記セクションデータの新規登録と削除とを受け付けて該セクションデータを用いたテンプレートデータを管理するテンプレート管理機能部と、
    前記セクションデータの個別の設定を受け付けるセクション登録機能部を有し、
    前記テンプレート管理機能部は、前記セクション登録機能部により登録された前記セクションデータを示す複数のセクション表示部が一列に表示される構成であり、
    前記セクション表示部に、前記セクションデータの繋がりの指定を受け付けるセクション繋がり登録手段備えた
    音声通話制御システム。
  2. 前記テンプレート管理機能部は、
    所望の前記セクション表示部の位置を移動して前記セクション表示部の並びを並べ替える手段を有する
    請求項1記載の音声通話制御システム。
  3. 前記セクション表示部は、セクション内容を表示しない最小化とセクション内容を表示する最大化を選択する最小化/最大化選択ボタンを有する
    請求項1または2記載の音声通話制御システム。
  4. 請求項1、2、または3記載の音声通話制御システムを用いて音声通話による相手先との応答処理を実行する
    音声通話制御方法。
  5. コンピュータを、
    音声データを再生する再生内容を示す再生処理データと、受信したプッシュ信号に応じて次の動作を決定する応答処理データの少なくとも1つを含むセクションデータが複数存在できるテンプレートデータを記憶するテンプレート記憶手段と、
    前記テンプレートデータに用いる複数の前記セクションデータの新規登録と削除とを受け付けて該セクションデータを用いたテンプレートデータを管理するテンプレート管理機能部と、
    前記セクションデータの個別の設定を受け付けるセクション登録機能部と、
    前記セクションデータの繋がりの指定を受け付けるセクション繋がり登録手段として機能させ
    前記テンプレート管理機能部は、前記セクション登録機能部により登録された前記セクションデータを示す複数のセクション表示部を一列に表示し、
    前記セクション表示部に、前記セクション繋がり登録手段が設けられた
    音声通話処理設定プログラム。
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