JP6180594B1 - 訓練情報取得システム - Google Patents

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Abstract

【課題】 訓練時における人間の生体的および環境的な情報を取得すること。【解決手段】 実施形態の訓練情報取得システムは、訓練中、訓練参加者の生体情報を、訓練参加者の識別情報、訓練区域内の各占位位置の位置情報、および時刻情報と関連付けて取得する生体情報取得手段と、各占位位置における環境情報を、占位位置の位置情報および時刻情報と関連付けて取得する環境情報取得手段と、訓練参加者のうち指揮官から操作員に対してなされた命令を、指揮官および操作員の識別情報および時刻情報と関連付けて取得する伝達情報取得手段と、命令に対して操作員によってなされた操作に関する情報を、時刻情報と関連付けて取得する操作情報取得手段と、生体情報取得手段、環境情報取得手段、伝達情報取得手段、および操作情報取得手段によって取得された各情報を、同一の時間軸上で表示させる表示手段と、を備える。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、自衛訓練時に得られる種々の情報を取得するための訓練情報取得システムに関する。
自衛のための訓練が常に行われている。
この種の訓練は、単なる実戦のための演習であることにとどまらず、指揮官による命令伝授から始まり、その命令に対する任務を遂行すべく操作員がどのように行動したか、その結果はどうであったか、命令伝授や任務の遂行方法に問題点はなかったか、改善点はないかといった分析を行うための様々な情報の取得のためにも重要な機会である。
そして、訓練後は、これらの情報を用いて種々の分析がなされ、この分析結果は、任務遂行に関するノウハウの蓄積や、改善すべき点の発掘、およびその解決案の策定、訓練内容の改善等のために活用される。
このため、訓練を通じて、実に様々な種類の情報が取得される。
これら種々の情報の中でも、指揮官がいつどのような命令を下し、それがいつどのようにして操作員に伝わり、それに応じて操作員がどのような行動を起こし、その結果、首尾よく任務が遂行されたか否かのような客観的事実に基づく情報は取得が比較的容易である。
たとえば、指揮官が命令時にインカムに発声した声をボイスレコーダで録音することによって、命令の内容や、命令時刻に関する情報が得られる。また、操作員の行動をカメラで録画しておけば、操作員が、命令に対していつどのように行動したのかの情報も得られる。また、火器のような機器にセンサを備えることによって、機器がどのように操作されたか(どの方向に向けられたか等)の情報も得られる。また、機器をカメラで録画することによって、機器がどのように作動したか(例えば、機器から模擬弾がいつどのようにして発射されたのか)の情報も取得される。さらにまた、標的機にセンサやカメラを備えておけば、動作結果(例えば、模擬弾が標的機に衝突したか、あるいは模擬弾が予定通りの地点を通過したか等)の情報も取得される。
特開2003−166800号公報
このように、現在、訓練を通じて、様々な種類の情報が取得されている。
しかしながら、前述した情報は、何れも表に現れる客観的事実に関するものである。実際、訓練の成功や失敗を決める要因は、このような表に現れる客観的な事実の分析からだけでは把握しきれない。なぜなら、訓練の成功や失敗は、訓練に参加する人間である指揮官や操作員の、訓練時における生体的状況および環境的状況のような人間的要因にも左右されるからである。なお、生体的状況は、心理的状況も含んでいる。たとえば、緊張すると、生体的現象として、心拍数が上がることが知られている。
しかしながら、現在、訓練時における指揮官や操作員の生体情報および環境情報を取得する手段はない。このため、訓練の成功/失敗と、生体的状況および環境的状況との相関性に関する知見はない。
仮にそのような相関性を訓練結果から把握しようとしても、現在は、訓練時における指揮官や操作員の生体的状況や環境的状況は、訓練全体を評価する評価者の目視や、五感により感じ取った感覚をもとに推測することしかできない。
しかしながら、五感により感じ取られたことは記録することができない。したがって、後日になされる、訓練の成否の分析は、前述したような客観的事実と、指揮官や操作員や評価者による記憶と、その他の僅かな客観性に乏しい記録(たとえば、書き留められたメモ等)のみによってなされることになる。つまり、訓練の成否の分析には、挙動や心理的状況に影響を与える生体的状況や、訓練結果に直接的な影響をもたらさない操作や、伝達ミス等は考慮されていない。その結果、訓練練度向上のための効果的な知見を得るには限界がある。また、五感に基づく推測結果は、評価者による個人差が生じやすく、客観的な信頼性にも欠ける。
このように、従来は、生体的状況や環境的状況が、訓練の成否にどのように影響を及ぼしているのかを分析することはできない。したがって、訓練の成功/失敗と、生体的状況や環境的状況といった人間的要因との相関性に関する信頼性の高い知見はこれまでなく、訓練練度向上のための効果的な計画立案を実施できなかったという問題がある。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、訓練の成功/失敗と、人間的要因との相関性に関する信頼性の高い知見を得るために、訓練時における人間の生体的および環境的な情報を取得するための訓練情報取得システムを提供することを目的とする。
実施形態の訓練情報取得システムは、訓練時に得られる種々の情報を取得するための訓練情報取得システムであって、訓練中、訓練参加者の生体情報を、訓練参加者の識別情報、訓練区域内の各占位位置の位置情報、および時刻情報と関連付けて取得する生体情報取得手段と、訓練中、各占位位置における環境情報を、占位位置の位置情報および時刻情報と関連付けて取得する環境情報取得手段と、訓練中、訓練参加者のうち指揮官から操作員に対してなされた命令を、指揮官および操作員の識別情報および時刻情報と関連付けて取得する伝達情報取得手段と、訓練中、命令に対して操作員によってなされた操作に関する情報を、時刻情報と関連付けて取得する操作情報取得手段と、生体情報取得手段、環境情報取得手段、伝達情報取得手段、および操作情報取得手段によって取得された各情報を、同一の時間軸上で表示させる表示手段と、を備えている。
実施形態の訓練情報取得システムはさらに、生体情報取得手段、環境情報取得手段、伝達情報取得手段、および操作情報取得手段によって取得された各情報を、訓練毎に関連付けて記憶する記憶手段と、記憶手段から、異なる訓練毎に記憶された各情報を取得し、取得した各情報を、訓練毎の比較のために、表示手段から表示させる比較手段と、を備える。
生体情報取得手段は、訓練参加者に備えられた生体センサである。
操作情報取得手段は、操作の画像を取得するカメラを備える。
生体情報は、心拍数、血圧、脳波、呼吸数、体温、目の動き、視線方向、手の動き、足の動き、および頭の動き、のうちの少なくとも何れかを含む。
環境情報は、天候、気温、湿度、赤外線強度、太陽方位、太陽高度、クラッタレベル、明るさ、および騒音、のうちの少なくとも何れかを含む。
本実施形態の訓練情報取得システムを説明するための図である。 生体センサの装着例を示すための図である。 表示部からの表示例を示すための図である。 視点の移動画像の一例を示す図である。 模擬弾と標的機との位置関係図の一例を示す図である。 イベント時間遷移図と生体情報変化図とを同一時間軸上に示す図の例である。 図6におけるイベント時間遷移図74を拡大して示す図である。 図6における生体情報変化図76aを拡大して示す図である。 図6における生体情報変化図76bを拡大して示す図である。 本実施形態の訓練情報取得システムの動作例を示すフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態の訓練情報取得システムを、図面を参照して説明する。
図1は、本実施形態の訓練情報取得システム10を説明するための図である。
本実施形態の訓練情報取得システム10は、指令施設20に設けられた制御部22によって制御されるシステムであって、制御部22によって制御される通信部24、記憶部26、比較部28、および表示部30を備えている。
通信部24は、訓練区域40内に展開している訓練参加者である指揮官42および操作員44に装備されている生体センサ46から無線で送信される生体情報aを受信し、制御部22へ送る。
生体センサ46は、例えば図2のように、訓練参加者の胸の回りに巻かれたベルト45に固定された心拍センサ46a、リストバンドタイプの多機能生体センサ46b(血圧センサ、体温センサ、呼吸センサ、およびGPSを兼ね備える)、手の動きを検知するハンドセンサ46c、足の動きを検知するレッグセンサ46d、脳波センサ(図示せず)を内蔵するヘルメット46e、小型CCDカメラ(図示せず)を備えているとともに、装着されると訓練参加者の目の動きおよび頭の動きを検知するセンシング機能付きゴーグル46f、およびマイク兼イヤホン46gを含む。
これら生体センサ46は、訓練参加者各個人に割り当てられるものであって、訓練参加者の識別情報(たとえば、ID番号)が付されている。また、時計機能も備えている。そして、これら生体センサ46は、訓練中、訓練参加者の生体情報a(心拍センサ46aにより検知された心拍数、多機能生体センサ46bによって検知された血圧、呼吸数、および体温、脳波センサによって検知された脳波、センシング機能付きゴーグル46fによって検知された目の動き、視線方向、および頭の動き、ハンドセンサ46cによって検知された手の動き、レッグセンサ46dによって検知された足の動き)を、訓練区域40内の各占位位置の位置情報(多機能生体センサ46bのGPS機能によって得られる)、および時刻情報(時計機能によって得られる)と関連付けて、常時取得するとともに、取得した生体情報aを、訓練参加者の識別情報(たとえば、ID番号)とともに無線で通信部24へ送信する。通信部24はこれら情報を受信し、制御部22へ送る。
なお、図2に示す生体センサ46の装着イメージは、一例であって、訓練参加者の心拍数、血圧、脳波、呼吸数、体温、目の動き、視線方向、手の動き、足の動き、および頭の動きを示す情報を通信部24へ送信できるのであれば、センサの型式や、装着場所は限定されない。
また、通信部24は、訓練区域40内の各占位位置に配置されている環境センサ50から無線で送信される環境情報bを受信し、制御部22へ送る。
環境センサ50は、固定式であっても、あるいは、訓練車両に搭載されることによって移動式であってもよい。環境センサ50は、天候、気温、湿度、赤外線強度、太陽方位、太陽高度、クラッタレベル、明るさ、および騒音といった環境情報bを検出する。また、環境センサ50は、GPS機能および時計機能も備えている。このような環境センサ50は、前述した種々の環境情報b毎に個別に準備された複数の環境センサでもよいし、前述した種々の環境情報bのうちのいくつかをまとめて検出する多機能タイプの環境センサでも良い。また、各環境センサ50には、固有の識別情報が与えられている。環境センサ50は、訓練中、各占位位置において検出した環境情報bを、自己の識別情報、占位位置の位置情報(GPS機能によって得られる)および時刻情報(時計機能によって得られる)と関連付けて無線で通信部24へ送信する。通信部24はこれら情報を受信し、制御部22へ送る。
さらに、通信部24は、訓練区域40内に配置されている伝達情報取得部52から無線で送信される伝達命令cを受信し、制御部22へ送る。
訓練中は、指揮官42から操作員44に対して、通常は有線によって、様々な命令が伝達される。伝達情報取得部52は、指揮官42から操作員44に対してなされた伝達命令cをピックアップするとともに、命令を下した指揮官42の識別情報と、命令された操作員44の識別情報とを把握する。なお、図1では、1つの伝達情報取得部52しか例示されていないが、伝達情報取得部52の数は、1つに限らず、2つ以上あっても良い。伝達情報取得部52は、固有の識別情報を与えられており、時計機能も備えている。伝達情報取得部52は、指揮官42から操作員44に対してなされた伝達命令cをピックアップすると、この伝達命令cを、この命令を下した指揮官42の識別情報、この命令を受けた操作員44の識別情報、および時刻情報とともに、無線で通信部24へ送信する。通信部24はこれら情報を受信し、制御部22へ送る。
さらにまた、通信部24は、訓練中、指揮官42から操作員44に対してなされた伝達命令cに従って操作員44によってなされた操作に関する情報を、操作情報取得部54から無線で受信し、制御部22へ送る。
操作情報取得部54は、好適には、伝達命令cに従って操作員44によってなされる操作や、例えば火器等のような機器である操作対象の動作を撮影するためのカメラである。これらカメラには、固有の識別情報が与えられており、GPS機能および時計機能も備えている。
例えば、カメラは、操作員44が装着しているセンシング機能付きゴーグル46fに搭載された小型CCDカメラであっても良い。この場合、操作員44の目線からの動作を撮影する。
また、カメラは、例えば、操作対象である模擬弾60に搭載されたカメラのように、操作対象自体に搭載されたカメラであっても良い。この場合、カメラは、模擬弾60の飛行状態や、模擬弾60が標的機62に接近する状態を撮影する。
あるいは、カメラは、模擬弾60の標的機62に搭載されたカメラ54aであっても良い。この場合、カメラは、標的機62の飛行状態や、標的機62に模擬弾60が接近する状態を撮影する。
カメラは、撮影した画像を、自己の識別情報、位置情報、および時刻情報とともに、無線で通信部24へ送信する。通信部24はこれら情報を受信し、制御部22へ送る。
制御部22は、このようにして通信部24から送られた生体情報a、環境情報b、伝達命令c、および動作情報dを、訓練毎に関連付けて例えばハードディスクのような記憶部26に記憶させるとともに、例えばディスプレイのような表示部30から、様々な形式で表示させる。
図3は、表示部30からの表示例を示す図である。
図3に例示されるように、表示部30からは、センシング機能付きゴーグル46fに搭載された小型CCDカメラによって撮影された視点の移動画像70、模擬弾60と標的機62との位置関係図72、イベント時間遷移図74、および生体情報変化図76が表示される。
位置関係図72、イベント時間遷移図74、および生体情報変化図76のためのデータは、記憶部26に記憶された生体情報a、環境情報b、伝達命令c、および動作情報dに基づいて、制御部22が適切に処理することによって得られる。
なお、表示部30は、カーソル移動部78、カーソル79、および時刻表示部80をも表示する。これらは、イベント時間遷移図74と生体情報変化図76との時間的な相関性の確認を容易にするために設けられているものであり、詳細は後述する。
図3に例示する表示画面のレイアウトはあくまで一例であり、別のレイアウト形式で表示されても良い。また、これら表示内容も、あくまで一例であり、表示部30からは、記憶部26に記憶された生体情報a、環境情報b、伝達命令c、および動作情報dに基づいて得られる他の項目を表示するようにしても良い。
図4は、視点の移動画像70を拡大表示した図である。この画像は、指揮官42から操作員44に対して、操作ボタン114を押すような命令がなされた場合、操作員44の視線が、視線112a→112b→112c→112d→112eのように移動したことを示している。したがって、このような画像を見ることによって、操作員44の操作が、適切に行われたか否かを確認することができる。
図5は、位置関係図72を拡大表示した図である。このような位置関係図72は、模擬弾60および標的機62にそれぞれ搭載されたセンサによって取得された模擬弾60および標的機62の位置情報および時刻情報を用いて、制御部22によってなされた計算結果に基づく。
図5中に示す座標Xは、模擬弾60の発射位置から見た北方向の距離に対応し、座標Yは、模擬弾60の発射位置から見た東方向の距離に対応する。図5は、2つのイベント、すなわちイベント1とイベント2との結果を、オーバレイして表示している。ライン82は、設定時刻に対する標的機62の位置情報データの時間推移を表示しており、ポイント83は、イベント1が開始された時点を示しており、ポイント84は、その後、イベント2が開始された時点を示しており、ポイント85は、その後、イベント2が終了した時点を示しており、ポイント86は、その後、イベント1が終了した時点を示しており、ポイント88は、その後、工程が終了した時点を示している。ライン90は、射線中央を示す。射線中央とは、模擬弾を発射できる発射可能領域の中心線である。また、ライン92は、発射禁止区域(安全確保のため、標的機がこの線より近い位置にある場合発射してはいけない区域)である。なお、イベントとは命令を含むものであるが、本実施形態では、簡略のために、イベント=命令と解釈しても良い。
図5のような位置関係図72を見ることによって、標的機の飛行航跡に対するイベント発生が正しく行われたかどうかが分かる。
図6は、イベント時間遷移図74と生体情報変化図76とを同一時間軸上に示す図の例である。
図7は、図6におけるイベント時間遷移図74を拡大して示す図である。
図8は、図6における生体情報変化図76aを拡大して示す図である。
図9は、図6における生体情報変化図76bを拡大して示す図である。 イベント時間遷移図74は、横軸が時間であり、縦軸は、一例として、車両のための入力電圧(以下、「車両入力電圧」と称する)74a、制御電源入力電流74b、制御負荷電流74c、駆動負荷電流74d、制御電源入力電流74e、制御電源出力電圧74f、および駆動電源出力電圧74gの大きさを示している。なお、データの項目は、これらに限定されるものではなく、さらに別の項目をも加えて表示することも可能である。
図6および図7でもまた、図5と同様に、イベント1が開始されたポイント83、イベント2が開始されたポイント84、イベント2が終了したポイント85、イベント1が終了したポイント86、および工程が終了したポイント88が示されている。
これによって、ポイント83において駆動電源出力電圧74gが急激に上昇していることから、イベント1の開始時に、車両の駆動電源出力電圧を加えられたことが分かる。また、ポイント84において制御電源入力電流74bが急激に上昇していることから、イベント2の開始時に、車両の制御電源入力電流を加えられたことが分かる。さらに、ポイント85において制御電源入力電流74bが急激に降下していることから、イベント2の終了時に、車両の制御電源入力電流の供給が停止されたことが分かる。さらにまた、ポイント86において、駆動電源出力電圧74gが急激に降下していることから、イベント1の終了時に、車両の駆動電源出力電圧の供給が停止されたことが分かる
生体情報変化図76は、指揮官42や操作員44のような訓練参加者の呼吸数101、血圧102、心拍数103、脳波104、および体温105の値の時間推移を示している。なお、これら項目は一例であり、他の項目の値の時間推移を示すようにしても良い。
また、図6では、生体情報変化図76として、1人の指揮官42と、1人の操作員44との計2人の値を比較した例を示している。生体情報変化図76aは、指揮官42のものであり、指揮官42の識別情報(s100606)と、占位位置(A1)とも示している。これらは、指揮官42の生体センサ46が取得する。一方、生体情報変化図76bは、操作員44のものであり、操作員44の識別情報(m123943)と、占位位置(B2)とが示されている。これらは、操作員44の生体センサ46が取得する。
なお、図6では、2人の生体情報変化図76を比較表示する例を示しているが、生体情報変化図76によって、3人以上の値を比較するようにしても良い。また、指揮官42と、操作員44とにも限定されず、複数の操作員44の値を比較したり、複数の指揮官42の値を比較したり、比較対象の組合せに限定はない。
図6に示す例において、イベント時間遷移図74と、2つの生体情報変化図76とは、時間軸が一致している。したがって、イベント時間遷移図74に示されるイベントの遷移状態に応じて、生体情報変化図76から、どの生体情報が、どのように変化しているのかを把握することができる。また、生体情報変化図76の対象者を変えて表示することによって、任意の訓練参加者について、イベントの遷移状態に応じた生体情報の変化を把握できるようにしている。
また、図示していないが、生体情報変化図76の中に、環境センサ50によって取得された気温情報や、天候情報といった環境情報を併記するようにしても良い。
カーソル移動部78、カーソル79、および時刻表示部80は、イベント時間遷移図74と生体情報変化図76との対応関係をより明確にするためのツールである。
すなわち、カーソル79は、イベント時間遷移図74および生体情報変化図76の縦軸と平行な直線である。したがって、イベント時間遷移図74および生体情報変化図76においてカーソル79が横切る時刻は一致する。これによって、ポイント83、84、85、86のように状態がステップ状に変化した瞬間における生体情報aの値を正確に把握することができるようにしている。
ポイント83は、図6および図7中の吹き出し表示に示すように、イベント1が開始されたタイミングに相当する。さらに、この吹き出し表示は、イベント1は命令Iであることと、発令者の識別番号(s100606)と、受令者の識別番号(m123943)とを明記している。
なお、イベントは、命令にしたがって、操作員によってなされる操作も含んでおり、図示は省略しているが、操作がなされたタイミングを、イベントとして図示するようにしても良い。
カーソル移動部78は、カーソル79の時間軸上における場所を移動させるためのツールであり、マウス等によって右矢印78aがクリックされると、カーソル79が右側に移動(時刻を進行)し、左矢印78bがクリックされると、カーソル79が左側に移動(時刻を後退)する。時刻表示部80は、カーソル79が現在示している時間軸上の場所に対応する時刻を表示する。ユーザは、カーソル移動部78を用いてカーソル79を適宜移動させることによって、例えば、イベントの発生(例えば、命令の発令時)のタイミングにおける生体情報の変化を正確に把握することができる。
なお、図6は、同一訓練におけるイベント時間遷移図74および2人の生体情報変化図76a、76bを示している。しかしながら、比較部28が、記憶部26から、異なる複数の(たとえば2つの)訓練において記憶されたデータを取得し、制御部22が、図3の表示のために行った処理と同様の処理を行った後に、表示部30から図3のような表示をさせることによって、複数の訓練時のデータを比較することも可能としている。これによって、例えば、同一内容の訓練が2回行われた場合、1回目の訓練で得られたデータと、2回目の訓練で得られたデータとを比較することによって、イベントの開始(例えば、命令発令時)から、イベントの終了(例えば、命令完了)までの時間がより短縮化されたとか、1回目の訓練時よりも2回目の訓練時の方が呼吸の乱れが少なくなったとかを、比較できるようにしている。
次に、以上のように構成した本実施形態の訓練情報取得システム10の動作を図10のフローチャートを用いて説明する。
訓練情報取得システム10を利用する場合、指揮官42や操作員44を含む訓練参加者に、生体センサ46が装着される。
生体センサ46には、例えば図2のように、ベルト45に固定された心拍センサ46a、リストバンドタイプの多機能生体センサ46b(血圧センサ、体温センサ、呼吸センサ、およびGPSを兼ね備える)、手の動きを検知するハンドセンサ46c、足の動きを検知するレッグセンサ46d、脳波センサ(図示せず)を内蔵するヘルメット46e、小型CCDカメラ(図示せず)、センシング機能付きゴーグル46f、およびマイク兼イヤホン46gが含まれる。
また、生体センサ46には、訓練参加者の識別情報(たとえば、ID番号)も付されている。また、時計機能も備えられている。そして、訓練中、生体センサ46によって、各訓練参加者の生体情報a(心拍センサ46aにより検知された心拍数、多機能生体センサ46bによって検知された血圧、呼吸数、および体温、脳波センサによって検知された脳波、センシング機能付きゴーグル46fによって検知された目の動き、視線方向、および頭の動き、ハンドセンサ46cによって検知された手の動き、レッグセンサ46dによって検知された足の動き)が、多機能生体センサ46bのGPSセンサによって検出された位置情報、および時計機能によって計時された時刻情報と関連付けられながら、常時取得される。
これら取得された生体情報aは、生体センサ46から、訓練参加者の識別情報(たとえば、ID番号)とともに無線で通信部24へ送信される。そして、通信部24によって受信され、通信部24から制御部22へ送られる(S1)。
また、訓練区域40内には、定められた場所に、天候、気温、湿度、赤外線強度、太陽方位、太陽高度、クラッタレベル、明るさ、および騒音といった環境情報bを検出するための固定式の環境センサ50が適宜設けられている。また、環境センサ50は、固定式のものに限定されず、例えば訓練車両に搭載された移動式ものであっても良い。これら環境センサ50にも、固有の識別情報が与えられているとともに、GPS機能および時計機能が備えられている。
このような環境センサ50によって、訓練中、各占位位置において検出した環境情報bが取得される。取得された環境情報bはさらに、環境センサ50の識別情報、環境センサ50によって取得された位置情報および時刻情報と関連付けられて、無線で通信部24へ送信される。そして、通信部24によって受信され、通信部24から制御部22へ送られる(S2)。
また、訓練中は、指揮官42から操作員44に対して、通常は有線によって、様々な伝達命令cが送られる。伝達命令cは、伝達情報取得部52によってピックアップされる。伝達情報取得部52にもまた、固有の識別情報が与えられ、時計機能が備えられている。
伝達情報取得部52では、ピックアップした伝達命令cから、この命令を下した指揮官42の識別情報と、この命令を受けた操作員44の識別情報とが把握される。把握された指揮官42および操作員44の識別情報は、時刻情報とともに、無線で通信部24へ送信される。そして、通信部24によって受信され、通信部24から制御部22へ送られる(S3)。
さらには、例えばカメラである操作情報取得部54によって、伝達命令cに従って操作員44によってなされる操作や、例えば火器等のような機器である操作対象の動作が撮影される。カメラには、固有の識別情報が与えられ、時計機能も備えられている。撮影された画像は、カメラの識別情報および時刻情報とともに、動作情報dとして、無線で通信部24へ送信される。通信部24は動作情報dが受信され、制御部22へ送られる(S4)。
上述したステップS1〜S4の動作は、並行してなされる。
このようにして通信部24から送られた生体情報a、環境情報b、伝達命令c、および動作情報dは、制御部22によって、訓練毎に関連付けられて、ハードディスクのような記憶部26に記憶される(S5)。
記憶部26に記憶されたこれら情報は、制御部22によって適宜取り出され、処理されることによって、表示部30から例えば図3のように一元的に表示される(S6)。
図3には、カメラによって撮影された操作員44の視点の移動画像70、模擬弾60と標的機62との位置関係図72、イベント時間遷移図74、および生体情報変化図76が表示部30から一元的に表示された例が示されている。
位置関係図72、イベント時間遷移図74、および生体情報変化図76は、生体情報a、環境情報b、伝達命令c、および動作情報dに基づいて、制御部22によって適宜なされるデータ処理によって得られたデータを用いて表示される。
図4には、指揮官42から操作員44に対して、操作ボタン114を押す命令がなされた場合、操作員44の視線が、視線112a→112b→112c→112d→112eのように移動したことが示されている。したがって、画像は、操作員44の操作が、適切に行われたか否かを確認するために利用される。
図5は、位置関係図72を拡大表示した図である。このような位置関係図72は、模擬弾60および標的機62にそれぞれ搭載されたセンサによって取得された模擬弾60および標的機62の位置情報および時刻情報を用いて、制御部22によってなされた計算結果に基づいて生成される。
図5のような位置関係図72を見ることによって、標的機の飛行航跡に対するイベント発生が正しく行われたかどうかが分かる。
図6は、イベント時間遷移図74と生体情報変化図76とを同一時間軸上に示す図の例である。また、図7は、図6におけるイベント時間遷移図74を拡大して示す図であり、図8は、図6における生体情報変化図76aを拡大して示す図であり、図9は、図6における生体情報変化図76bを拡大して示す図である。
図6および図7でもまた、図5と同様に、イベント時間遷移図74には、イベント1が開始されたポイント83、イベント2が開始されたポイント84、イベント2が終了したポイント85、イベント1が終了したポイント86、および工程が終了したポイント88が示されている。
特に、図6および図7から明らかなように、イベント時間遷移図74によれば、例えば、ポイント83において駆動電源出力電圧74gが急激に上昇していることから、イベント1の開始時に、車両の駆動電源出力電圧を加えられたことが分かる。また、ポイント84において制御電源入力電流74bが急激に上昇していることから、イベント2の開始時に、車両の制御電源入力電流を加えられたことが分かる。さらに、ポイント85において制御電源入力電流74bが急激に降下していることから、イベント2の終了時に、車両の制御電源入力電流の供給が停止されたことが分かる。さらにまた、ポイント86において、駆動電源出力電圧74gが急激に降下していることから、イベント1の終了時に、車両の駆動電源出力電圧の供給が停止されたことが分かる
生体情報変化図76には、特に、図6、図8、および図9から明らかなように、指揮官42や操作員44のような訓練参加者の呼吸数101、血圧102、心拍数103、脳波104、および体温105の値の時間推移が示されている。また、図3および図6に示されるように、生体情報変化図76には、1人の指揮官42と、1人の操作員44との計2人の生体情報の値が比較されている。生体情報変化図76aは、指揮官42のものであり、指揮官42の識別情報(s100606)と、占位位置(A1)とが示されている。これら情報は、指揮官42の生体センサ46によって取得される。一方、生体情報変化図76bは、操作員44のものであり、操作員44の識別情報(m123943)と、占位位置(B2)とが示されている。これらは、操作員44の生体センサ46によって取得される。
図6に示す例において、イベント時間遷移図74と、2つの生体情報変化図76とは、時間軸が一致されている。したがって、イベント時間遷移図74に示されるイベントの遷移状態に応じて、生体情報変化図76から、どの生体情報が、どのように変化しているのかが把握される。また、生体情報変化図76の対象者を変えて表示することによって、任意の訓練参加者について、イベントの遷移状態に応じた生体情報の変化も把握されるようになる。
また、生体情報変化図76の中に、環境センサ50によって取得された気温情報や、天候情報といった環境情報bを併記するようにすれば、環境情報bと生体情報との相関関係をも把握されるようになる。
また、カーソル79を利用することによって、ポイント83、84、85、86のように状態がステップ状に変化した瞬間であっても、それに応じた生体情報aの変化のタイミングが、正確に把握される。
イベント時間遷移図74におけるイベントの開始および終了に対応するポイント83、84、85、86にはそれぞれ吹き出し表示がなされる。図6および図7では、簡略のために、ポイント83にのみ吹き出し表示がなされている。この吹き出し表示によれば、例えばポイント83は、イベント1が開始されたタイミングであり、イベント1は命令Iであることと、発令者の識別番号は「s100606」であり、受令者の識別番号は「m123943」であることが把握される。
なお、図6では、一例として、同一訓練におけるイベント時間遷移図74および2人の生体情報変化図76a、76bが示されている。しかしながら、比較部28が、記憶部26から、異なる複数の(たとえば2つの)訓練において記憶されたデータを取得し、制御部22が、図3の表示のために行った処理と同様の処理を行った後に、表示部30から図3のような表示をさせることによって、複数の訓練時のデータを比較することもできる。これによって、例えば、同一内容の訓練が2回行われた場合、1回目の訓練で得られたデータと、2回目の訓練で得られたデータとを比較することによって、イベントの開始(例えば、命令発令時)から、イベントの終了(例えば、命令完了)までの時間がより短縮化されたとか、1回目の訓練時よりも2回目の訓練時の方が呼吸の乱れが少なくなったとかを、比較できるようになる。
上述したように、本実施形態の訓練情報取得システム10においては、上記のような作用により、訓練中、生体センサ46を用いて、例えば指揮官42や操作員44といった訓練参加者の生体情報aを、指揮官42や操作員44といった訓練参加者の識別情報、訓練区域40内の各占位位置の位置情報、および時刻情報と関連付けて取得することができる。
また、訓練中、環境センサ50を用いて、環境情報bを、位置情報および時刻情報と関連付けて取得することができる。
さらに、訓練中、伝達情報取得部52を用いて、指揮官42から操作員44に対してなされた伝達命令cを、指揮官42および操作員44の識別情報および時刻情報と関連付けて取得することができる。
さらにまた、例えばカメラである操作情報取得部54を用いて、訓練中、命令に対して操作員44によってなされた操作に関する動作情報dを、時刻情報と関連付けて取得することができる。
そして、制御部22によって、記憶部26からこれら情報が取り出され、適宜処理されることによって、例えば図6のように、表示部30から、生体情報a、環境情報b、伝達命令c、および動作情報d、あるいはこれらに由来する情報を、同一の時間軸上に表示することができる。
これによって、関連する情報の変化を、時間軸上で追うことができるようになり、命令から操作までの時間差や、機器の表示変化から、操作員44の操作や情報伝達までの時間、操作や口頭による情報伝達までの順番などを測定し分析することが可能となる。
また、複数の訓練結果を比較することもできるため、同様の複数の訓練結果を比較することによって、良い結果を得ることができた場合の命令、操作、環境、訓練指導者や支援者の動き等と、良い結果が得られなかった場合とを比較分析することが可能となる。これにより、過去の操作ミスとの差を比較したり、分析したりすることが可能となる。
さらに、良い結果が得られた際の訓練記録から、操作員44の挙動、操作、指揮官42の指示、操作員44の命令受領と操作手順などの順番、操作時間、指示と応答について、より良い機器運用や操作に関する知見を得ることも可能となる。
また、分析結果を用いることによって、例えば、訓練指導者や支援者のように実際には訓練に参加していない人であっても、訓練結果を客観的に評価できるようになるので、どのように指導や支援が行われた際の訓練が、より効果的な結果が得られるのかといった、次の訓練に繋がる知見を積み重ねていくことが可能となる。
それに加えて、過去には実施されていなかった操作や運用が、訓練結果にどのような効果や影響があるかを、訓練結果だけでなく、訓練参加者の生体情報や挙動に関する情報等も関連付けて推定することも可能となる。
このように、本実施形態の訓練情報取得システム10によれば、生体的状況や環境的状況が、訓練の成否にどのように影響を及ぼしているのかを分析することが可能となる。このような、訓練の成功/失敗と、生体的状況や環境的状況といった人間的要因との相関性に関する信頼性の高い知見に基づいて、訓練練度向上のための効果的な計画立案を実施することが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
10・・訓練情報取得システム、20・・指令施設、22・・制御部、24・・通信部、26・・記憶部、28・・比較部、30・・表示部、40・・訓練区域、42・・指揮官、44・・操作員、45・・ベルト、46・・生体センサ、46a・・心拍センサ、46b・・多機能生体センサ、46c・・ハンドセンサ、46d・・レッグセンサ、46e・・ヘルメット、46f・・センシング機能付きゴーグル、46g・・マイク兼イヤホン、50・・環境センサ、52・・伝達情報取得部、54・・操作情報取得部、54a・・カメラ、60・・模擬弾、62・・標的機、70・・視点の移動画像、72・・位置関係図、74・・イベント時間遷移図、74a・・車両入力電圧、74b・・制御電源入力電流、74c・・制御負荷電流、74d・・駆動負荷電流、74e・・制御電源入力電流、74f・・制御電源出力電圧、74g・・駆動電源出力電圧、76・・生体情報変化図、78・・カーソル移動部、78a・・右矢印、78b・・左矢印、79・・カーソル、80・・時刻表示部、101・・呼吸数、102・・血圧、103・・心拍数、104・・脳波、105・・体温、112・・視線、114・・操作ボタン。

Claims (6)

  1. 訓練時に得られる種々の情報を取得するための訓練情報取得システムであって、
    前記訓練中、訓練参加者の生体情報を、前記訓練参加者の識別情報、訓練区域内の各占位位置の位置情報、および時刻情報と関連付けて取得する生体情報取得手段と、
    前記訓練中、前記各占位位置における環境情報を、前記占位位置の位置情報および時刻情報と関連付けて取得する環境情報取得手段と、
    前記訓練中、前記訓練参加者のうち指揮官から操作員に対してなされた命令を、前記指揮官および操作員の識別情報および時刻情報と関連付けて取得する伝達情報取得手段と、
    前記訓練中、前記命令に対して操作員によってなされた操作に関する情報を、時刻情報と関連付けて取得する操作情報取得手段と、
    前記生体情報取得手段、前記環境情報取得手段、前記伝達情報取得手段、および前記操作情報取得手段によって取得された各情報を、同一の時間軸上で表示させる表示手段と、
    を備える訓練情報取得システム。
  2. 前記生体情報取得手段、前記環境情報取得手段、前記伝達情報取得手段、および前記操作情報取得手段によって取得された各情報を、訓練毎に関連付けて記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段から、異なる訓練毎に記憶された各情報を取得し、取得した各情報を、訓練毎の比較のために、前記表示手段から表示させる比較手段と、
    をさらに備える請求項1に記載の訓練情報取得システム。
  3. 前記生体情報取得手段は、前記訓練参加者に備えられた生体センサである、請求項1または2に記載の訓練情報取得システム。
  4. 前記操作情報取得手段は、前記操作の画像を取得するカメラを備える、請求項1乃至3のうち何れか1項に記載の訓練情報取得システム。
  5. 前記生体情報は、心拍数、血圧、脳波、呼吸数、体温、目の動き、視線方向、手の動き、足の動き、および頭の動き、のうちの少なくとも何れかを含む、請求項1乃至4のうちの何れか1項に記載の訓練情報取得システム。
  6. 前記環境情報は、天候、気温、湿度、赤外線強度、太陽方位、太陽高度、クラッタレベル、明るさ、および騒音、のうちの少なくとも何れかを含む、請求項1乃至5のうち何れか1項に記載の訓練情報取得システム。
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