JP6147037B2 - 建設機械制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、建設機械、例えばバケットを有する建設機械で土木作業を行う場合に、掘削面に対してバケットの誘導を行うガイダンス画面を有する建設機械制御システムに関するものである。
建設機械を用いて土木作業を実行する場合、例えば掘削機により掘削、或は法面の形成等の土木作業を実行する場合、特許文献2に示される様に、表示装置に表示されたガイダンス画面により作業者が施工データを把握し、ガイダンス画面の誘導に従って概略作業を完了させ、その後実測しつつ掘削、法面を形成し、施工データに合致させることが行われている。
図18は、表示装置(図示せず)に表示された特許文献2のガイダンス画面51を示したものであり、該ガイダンス画面51は施工データ52に対するバケット54の位置、姿勢を前記表示装置に3次元表示したものである。
前記ガイダンス画面51のうち、ウインドウ55には前記バケット54を目標高さに誘導する為の誘導情報である前記施工データ52に対する前記バケット54の位置、姿勢が表示され、ウインドウ56には前記バケット54を掘削面に正対させる為の誘導情報である方位が表示され、ウインドウ57,58には前記バケット54を目標勾配に誘導する為の誘導情報である移動方向が表示され、更にウインドウ59には前記施工データ52が立体的に表示されている。
作業者は、前記ウインドウ56〜59に表示された各種誘導情報を基に現況を把握しつつ、誘導に従って前記バケット54の位置、姿勢、方位、移動方向等を制御して掘削作業を行う。
然し乍ら、特許文献2に示された前記ガイダンス画面51は、前記ウインドウ56〜59に各種誘導情報が個別に表示されている為、作業者が自ら各種情報を結合し、誘導情報を把握する必要があった。
尚、特許文献1には、土木作業用の建設機械にGPSアンテナを2個使用し、アームの旋回中心位置の3次元位置座標を演算し、該3次元位置座標とアームの方向角とを基に、バケットの刃先の3次元座標を求める構成が開示されている。
特開2002−181538号公報 特開2012−255286号公報
本発明は斯かる実情に鑑み、土木作業に於いて、施工位置に作業具を誘導する為の各種誘導情報を容易に把握可能な建設機械制御システムを提供するものである。
本発明は、建設機械が作業具と、該作業具を支持し、該作業具に所要の作動をさせる作業アームと、該作業アームを支持し旋回可能な機体と、該機体に設けられた旋回方向取得装置と、記憶部を有する制御装置と、表示装置とを具備し、前記作業アームが屈曲可能に連結され、既知の長さを有する複数の節で構成され、前記機体に水平を検出する2軸傾斜センサが設けられ、前記作業アームの各節の傾斜を検出する作業アーム傾斜センサが設けられ、前記作業具の傾斜を検出する作業具傾斜センサが設けられ、前記制御装置は前記記憶部に格納され施工位置及び設計勾配が設定された施工データ、前記旋回方向取得装置から得られた前記機体の方向と前記2軸傾斜センサ、前記作業アーム傾斜センサ、前記作業具傾斜センサの検出結果を基に前記表示装置にガイダンス画面を表示し、該ガイダンス画面に表示された誘導情報に従って前記作業具を施工位置に誘導する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記旋回方向取得装置が前記機体の絶対座標を取得する位置取得手段を更に具備し、前記機体の作業位置が前記位置取得手段により取得される建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記位置取得手段が前記機体に設けられ、前記位置取得手段により絶対座標を取得しつつ前記機体を旋回させ、旋回の際の取得した絶対座標を基に旋回中心の絶対座標を取得し、該旋回中心の絶対座標と前記位置取得手段の絶対座標とにより前記機体の方向を取得する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記位置取得手段が、前記機体の所定箇所に設けられたプリズムと、既知の位置に設けられたトータルステーションとにより構成された建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記ガイダンス画面に誘導情報として所定の形状の施工位置マークとバケットマークとが表示され、該バケットマークの形状の変化と前記施工位置マークに対する位置の相違とにより施工位置に対する前記作業具の状態を示し、前記施工位置マークと前記バケットマークの形状及び位置が一致する様前記作業具を施工位置に誘導する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記バケットマークは、設計勾配と前記作業具の勾配との差異を前記施工位置マークに対する形状の変化で示し、前記作業具の位置と前記施工位置との差異を前記施工位置マークに対する前記バケットマークの位置の相違によって表示する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記施工位置マークと前記バケットマークとは多角形であり、該バケットマークの2点が移動可能に制御され、該2点間の距離により設計勾配に対する前記作業具の勾配を表示する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記施工位置マークと前記バケットマークとは円形又は楕円形であり、該バケットマークは径の1つの長さが一定、該径と直交する径の長さが可変に制御され、該直交する径の長さにより設計勾配に対する前記作業具の勾配を表示する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記ガイダンス画面が、数値情報を更に表示する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記ガイダンス画面が、施工位置の方向と設計勾配迄の回転方向を示す矢印を更に表示する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記ガイダンス画面が、前記作業具の方向と、前記作業具の高さと、前記作業具の勾配とを更に表示する建設機械制御システムに係るものである。
又本発明は、前記ガイダンス画面が、GPS状態を更に表示する建設機械制御システムに係るものである。
更に又本発明は、前記ガイダンス画面が、施工データを更に表示する建設機械制御システムに係るものである。
本発明によれば、建設機械が作業具と、該作業具を支持し、該作業具に所要の作動をさせる作業アームと、該作業アームを支持し旋回可能な機体と、該機体に設けられた旋回方向取得装置と、記憶部を有する制御装置と、表示装置とを具備し、前記作業アームが屈曲可能に連結され、既知の長さを有する複数の節で構成され、前記機体に水平を検出する2軸傾斜センサが設けられ、前記作業アームの各節の傾斜を検出する作業アーム傾斜センサが設けられ、前記作業具の傾斜を検出する作業具傾斜センサが設けられ、前記制御装置は前記記憶部に格納され施工位置及び設計勾配が設定された施工データ、前記旋回方向取得装置から得られた前記機体の方向と前記2軸傾斜センサ、前記作業アーム傾斜センサ、前記作業具傾斜センサの検出結果を基に前記表示装置にガイダンス画面を表示し、該ガイダンス画面に表示された誘導情報に従って前記作業具を施工位置に誘導するので、該作業具を目標位置迄誘導する為の誘導情報を容易に把握することができ、作業性を向上させることができる。
又本発明によれば、前記旋回方向取得装置が前記機体の絶対座標を取得する位置取得手段を更に具備し、前記機体の作業位置が前記位置取得手段により取得されるので、前記機体が移動する場合であっても該機体の絶対座標を取得することができる。
又本発明によれば、前記位置取得手段が前記機体に設けられ、前記位置取得手段により絶対座標を取得しつつ前記機体を旋回させ、旋回の際の取得した絶対座標を基に旋回中心の絶対座標を取得し、該旋回中心の絶対座標と前記位置取得手段の絶対座標とにより前記機体の方向を取得するので、前記位置取得手段のみにより前記機体の方向を検出する必要がなく、構成を簡易化させることができる。
又本発明によれば、前記位置取得手段が、前記機体の所定箇所に設けられたプリズムと、既知の位置に設けられたトータルステーションとにより構成されたので、該トータルステーションにより前記プリズムを追尾させることで容易に前記機体の絶対座標を取得することができる。
又本発明によれば、前記ガイダンス画面に誘導情報として所定の形状の施工位置マークとバケットマークとが表示され、該バケットマークの形状の変化と前記施工位置マークに対する位置の相違とにより施工位置に対する前記作業具の状態を示し、前記施工位置マークと前記バケットマークの形状及び位置が一致する様前記作業具を施工位置に誘導するので、個別に表示されていた誘導情報を1つの画面で表示することで、各誘導情報を作業者が結合させて掘削作業を行う必要がなくなり、容易に誘導情報を把握して作業性を向上させることができる。
又本発明によれば、前記バケットマークは、設計勾配と前記作業具の勾配との差異を前記施工位置マークに対する形状の変化で示し、前記作業具の位置と前記施工位置との差異を前記施工位置マークに対する前記バケットマークの位置の相違によって表示するので、誘導情報を容易に把握することができる。
又本発明によれば、前記施工位置マークと前記バケットマークとは多角形であり、該バケットマークの2点が移動可能に制御され、該2点間の距離により設計勾配に対する前記作業具の勾配を表示するので、誘導情報を容易に把握することができる。
又本発明によれば、前記施工位置マークと前記バケットマークとは円形又は楕円形であり、該バケットマークは径の1つの長さが一定、該径と直交する径の長さが可変に制御され、該直交する径の長さにより設計勾配に対する前記作業具の勾配を表示するので、誘導情報を容易に把握することができる。
又本発明によれば、前記ガイダンス画面が、数値情報を更に表示するので、施工位置迄の誘導情報をより容易に把握することができる。
又本発明によれば、前記ガイダンス画面が、施工位置の方向と設計勾配迄の回転方向を示す矢印を更に表示するので、施工位置迄の誘導情報をより容易に把握することができる。
又本発明によれば、前記ガイダンス画面が、前記作業具の方向と、前記作業具の高さと、前記作業具の勾配とを更に表示するので、施工位置迄の誘導情報と前記作業具の現状とを同時に把握することができる。
又本発明によれば、前記ガイダンス画面が、GPS状態を更に表示するので、誘導情報と共に誘導情報の精度を把握することができる。
更に又本発明によれば、前記ガイダンス画面が、施工データを更に表示するので、施工位置迄の誘導情報と現況とを同時に把握することができるという優れた効果を発揮する。
本発明が掘削機に適用された実施例を示す斜視図である。 本発明が掘削機に適用された実施例を示す概略構成図である。 本発明の実施例に係る制御装置を示すブロック図である。 本発明の実施例の作用を示すフローチャートである。 本発明の第1の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配と一致している場合を示している。 本発明の第1の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、設計勾配が作業具の勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第1の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第2の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配と一致している場合を示している。 本発明の第2の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、設計勾配が作業具の勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第2の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第3の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配と一致している場合を示している。 本発明の第3の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、設計勾配が作業具の勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第3の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第4の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配と一致している場合を示している。 本発明の第4の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、設計勾配が作業具の勾配よりも大きい場合を示している。 本発明の第4の実施例に係るガイダンス画面の表示例であり、作業具の勾配が設計勾配よりも大きい場合を示している。 (A)〜(E)は、ガイダンス画面の他の表示例を示している。 特許文献2のガイダンス画面を示す説明図である。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施例を説明する。
図1は、本発明が建設機械である掘削機に実施された場合を示している。
走行駆動体1に機体2が設けられ、該機体2は前記走行駆動体1に対して鉛直軸心を中心に旋回可能となっている。前記機体2は運転室3を有し、該運転室3は前記機体2の旋回中心からオフセットされており、前記機体2の旋回中心にはブーム4が起伏可能に設けられている。該ブーム4の起伏中心(回転中心)は、前記鉛直軸心上にあると共に、該鉛直軸心と直交する水平軸心を中心に回転可能となっている。前記ブーム4の先端にはアーム5が軸6を中心に回転可能に設けられ、前記アーム5の先端には作業具であるバケット7が軸(図示せず)を中心に回転自在に設けられている。
前記ブーム4、前記アーム5、前記バケット7は同一平面(以下回転平面と称す)内で回転する様になっており、前記ブーム4はブームシリンダ9によって起伏され、前記アーム5はアームシリンダ11によって回転され、前記バケット7はバケットシリンダ12によって回転される様になっている。従って、前記ブーム4の前記機体2に対する回転、前記アーム5の前記ブーム4に対する回転、前記バケット7の前記アーム5に対する回転の協働で、前記バケット7は前後動、上下動、掬上げ等種々の動作が可能であり、前記バケット7の動作は前記回転平面内で行われる。又、該バケット7の下端面7aは平面となっており、該下端面7aを施工面に押付け、或は押付けた状態でスライドさせることで、均し作業が行われる。
ここで、前記ブーム4、前記アーム5は屈曲可能に連結され、作業アームを構成し、作業アームは前記バケット7を支持し、該バケット7に所要の動作をさせる。尚、上記掘削機では作業アームは前記ブーム4、前記アーム5の2節を屈曲可能に連結した構成となっているが、更に3節で屈曲可能に構成されてもよい。
前記機体2には、該機体2の絶対座標を取得する位置取得手段として、又前記機体2の方向を検出する方向検出手段として、2台の第1GPS装置13、第2GPS装置14が所定の位置、好ましくは前記機体2の旋回中心を通過する直線に沿って設けられる。尚、GPS装置は3以上設けられてもよい。前記第1GPS装置13、前記第2GPS装置14が設けられることで、前記機体2の絶対座標及び該機体2の向き(方位)、即ち前記バケット7の方向が測定される。
又、前記機体2には水平2方向の傾斜を検知する2軸傾斜センサ15(図3参照)が設けられ、前記ブーム4にブーム傾斜センサ16(図3参照)、前記アーム5にアーム傾斜センサ17(図3参照)、前記バケット7にバケット傾斜センサ18(図3参照)がそれぞれ設けられている。又、図示しないが、前記機体2の旋回角を検出する旋回角検出器が設けられる。尚、前記ブーム傾斜センサ16、前記アーム傾斜センサ17、前記バケット傾斜センサ18は、それぞれ回転角を検出する回転角検出器としてもよい。又、前記ブーム傾斜センサ16と前記アーム傾斜センサ17とにより、作業アーム傾斜センサが構成される。
前記第1GPS装置13、前記第2GPS装置14は前記機体2の機械中心に対して既知の位置に設けられ、前記運転室3の位置も既知となっている。機械中心としては、例えば前記ブーム4の回転中心が採用される。又、前記ブーム4の長さ、前記アーム5の長さ、前記バケット7の回転中心から先端迄の長さ及び前記バケット7の回転中心から該バケット7の中心位置迄の距離はそれぞれ既知となっている。
前記ブームシリンダ9の伸縮、前記アームシリンダ11の伸縮、前記バケットシリンダ12の伸縮の協働により、前記バケット7を上下移動、前後移動、更に回転させ、所望の掘削作業が行える。
次に、図2、図3を参照して、前記走行駆動体1に於ける制御装置21について説明する。
該制御装置21は、機体姿勢センサ部22、演算部23、音声入力装置24、記憶部25、表示装置26から構成される。
更に、前記機体姿勢センサ部22は、前記第1GPS装置13、前記第2GPS装置14、前記2軸傾斜センサ15、前記ブーム傾斜センサ16、前記アーム傾斜センサ17、前記バケット傾斜センサ18から構成される。
前記記憶部25は、プログラム格納部27とデータ格納部28を有し、前記プログラム格納部27には前記機体姿勢センサ部22からの信号の取得、前記表示装置26への画像の表示を制御するシーケンスプログラム、画像処理プログラム、前記表示装置26に画像を表示させる為の画像表示プログラム、マイク等の前記音声入力装置24から入力された音声を前記ブームシリンダ9、前記アームシリンダ11、前記バケットシリンダ12への駆動命令へと変換する音声入力プログラム等のプログラムが格納され、前記データ格納部28には土木作業に必要な施工データ等のデータが格納される。尚、施工データは、掘削作業を行う施工位置の絶対座標、掘削作業を行う際の前記バケット7の下端面7aの勾配や高さを示す設計勾配、設計高さ等から構成される。
尚、本実施例に於ける前記表示装置26は、例えば3D眼鏡となっており、掘削作業を行う際には、作業者が前記3D眼鏡をかけることで、該3D眼鏡に後述する誘導情報が表示されたガイダンス画面が表示される様になっている。
次に、図4のフローチャートを参照し、本実施例に於けるバケットガイダンス表示システムを用いた掘削作業について説明する。
STEP:01 処理が開始されると、先ず前記演算部23が前記第1GPS装置13と前記第2GPS装置14から前記機体2の絶対座標を取得すると共に、前記2軸傾斜センサ15、前記ブーム傾斜センサ16、前記アーム傾斜センサ17、前記バケット傾斜センサ18から前記機体2の傾斜、前記ブーム4の傾斜、前記アーム5の傾斜、前記バケット7の傾斜を取得する。
STEP:02 次に、前記演算部23は、取得した前記機体2の絶対座標、該機体2の傾斜、前記ブーム4の傾斜、前記アーム5の傾斜、前記バケット7の傾斜を基に、該バケット7の刃先の絶対座標及び該バケット7の前記下端面7aの勾配(以下、単に勾配と称す)を演算すると共に、前記データ格納部28に格納された施工データを基に施工位置に対する前記バケット7の方向を演算する。
STEP:03 該バケット7の刃先の絶対座標を演算すると、前記演算部23は、前記バケット7の刃先座標と施工データを基に、前記バケット7の刃先座標直下の設計高さ及び設計勾配を演算する。
STEP:04 前記演算部23は、STEP:02にて演算した前記バケット7の刃先の高さと、STEP:03にて演算した該バケット7の刃先直下の設計高さを基に、前記バケット7の刃先の高さと設計高さとの差を演算する。
STEP:05 次に、前記演算部23は、STEP:02にて演算した前記バケット7の勾配及び方向と、STEP:03にて演算した該バケット7の刃先直下の設計勾配(施工位置の設計勾配)を基に、前記バケット7の勾配と設計勾配との差、及び該バケット7の方向と施工位置の方向との差を演算する。
STEP:06 前記演算部23は、STEP:04にて演算した前記バケット7の刃先の高さと設計高さとの差と、STEP:05にて演算した該バケット7の勾配と設計勾配との差と、該バケット7の方向と施工位置の方向との差に基づき、例えば図5〜図7に示される様な、該バケット7を施工位置迄導く為のガイダンス画面31を作成し、前記表示装置26に表示する。
尚、上記したSTEP:01〜STEP:06は掘削作業中逐次実行されており、前記機体2や前記バケット7の現在の状態、即ち該バケット7の方向、及び該バケット7の高さや勾配がリアルタイムで前記表示装置26に表示される様になっている。
図5〜図7は、本発明の第1の実施例に係る前記ガイダンス画面31を示している。該ガイダンス画面31としては、例えば後述する該ガイダンス画面31Aa〜31Ai,31Ba〜31Bi,31Ca〜31Ciのうちの何れか1つが表示される様になっている。
第1の実施例に於いては、誘導情報として前記バケット7の目標位置である施工位置を示す施工位置マーク32が前記ガイダンス画面31の中央に破線の正方形で表示され、前記バケット7の状態を示すバケットマーク33が二重線の四角形で前記ガイダンス画面31に表示される。尚、該バケットマーク33は上辺の長さが常に一定であり、下辺の長さ、即ち隣接する2点間の距離が可変となっており、該バケットマーク33の標準形状は正方形となっている。
図5は、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合の前記ガイダンス画面31の表示例である、ガイダンス画面31Aa〜31Aiを示している。ここで、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合は、前記バケットマーク33は、標準形状の正方形として表される。
図5に示される様に、前記バケット7の刃先が施工データに於ける設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面31Aa〜31Acでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が施工データに於ける設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面31Ad〜31Afでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合には、即ち前記ガイダンス画面31Ag〜31Aiでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面31Aa,31Ad,31Agでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面31Ab,31Ae,31Ahでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面31Ac,31Af,31Aiでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも右側に表示される。
尚、前記ガイダンス画面31に表示される前記バケットマーク33の左右方向の位置は、前記バケット7を施工位置に正対させる為に必要な旋回量が少ない方向が選択される様になっている。即ち、前記機体2を右に旋回する場合の旋回量が左に旋回する場合の旋回量よりも少なければ、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも左側に表示され、前記機体2を左に旋回する場合の旋回量が右に旋回する場合の旋回量よりも少なければ、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも右側に表示される。
図6は、施工データに於ける設計勾配が、前記バケット7の勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面31の表示例である、ガイダンス画面31Ba〜31Biを示している。この場合、前記バケットマーク33の標準形状は、下辺の長さが上辺よりも長い等脚台形形状として表される。
図6に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面31Ba〜31Bcでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面31Bd〜31Bfでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面31Bg〜31Biでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面31Ba,31Bd,31Bgでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面31Bb,31Be,31Bhでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面31Bc,31Bf,31Biでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも右側に表示される。
図7は、前記バケット7の勾配が、施工データに於ける設計勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面31の表示例である、ガイダンス画面31Ca〜31Ciを示している。この場合、前記バケットマーク33の標準形状は下辺の長さが上辺よりも短い倒立等脚台形形状として表される。
図7に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面31Ca〜31Ccでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面31Cd〜31Cfでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面31Cg〜31Ciでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面31Ca,31Cd,31Cgでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面31Cb,31Ce,31Chでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面31Cc,31Cf,31Ciでは、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32よりも右側に表示される。
STEP:07 作業者は、前記ガイダンス画面31に示された前記バケットマーク33の上下方向の位置、左右方向の位置、形状を基に、前記機体2を旋回させ、前記バケット7を移動させる。
例えば、前記表示装置26に前記ガイダンス画面31Baが表示された場合には、前記バケットマーク33の下辺の長さが上辺の長さと一致する様前記バケット7を起こし、前記バケットマーク33の左右方向の位置が前記施工位置マーク32と一致する様前記機体2を右方へと旋回させた後、前記バケットマーク33の上下方向の位置が前記施工位置マーク32と一致する様前記バケット7を下降させる。これにより、前記ガイダンス画面31Aeに示される様に、前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と合致し、前記バケット7が施工位置へと誘導される。前記バケットマーク33が前記施工位置マーク32と合致した状態で掘削作業を行い、掘削作業が終了することで一連の処理が終了する。
上述の様に、第1の実施例に於いては、特許文献2の様に、個別の画面に表示されていた施工位置に対する前記バケット7の方向、該バケット7の勾配、該バケット7の高さという3つの情報を、四角形で表示された前記バケットマーク33の形状の変化、及び前記施工位置マーク32に対する位置の相違により1つの画面にて表示可能としている。
従って、前記バケット7を目標位置迄誘導する為の情報を作業者が結合させて掘削作業を行う必要がないので、容易に誘導情報を把握することができ、掘削作業に於ける作業性を向上させることができる。
又、第1の実施例では、前記表示装置26として3D眼鏡を使用しているので、前記バケット7と前記ガイダンス画面31とを同時に見ながら掘削作業を行うことができ、より作業性を向上させることができる。
尚、第1の実施例に於いては、前記ガイダンス画面31として、ガイダンス画面31Aa〜31Ai,31Ba〜31Bi,31Ca〜31Ciの何れか1つを表示する様にしているが、図5〜図7に示される様な、設計位置に対する前記バケット7の向き、設計勾配に対する該バケット7の状態等を同時に表示させる様にしてもよい。
次に、図8〜図10に於いて、本発明の第2の実施例に係るガイダンス画面34について説明する。該ガイダンス画面34としては、例えば後述するガイダンス画面34Aa〜34Ai,34Ba〜34Bi,34Ca〜34Ciのうちの何れか1つが表示される様になっている。
第2の実施例に於いては、誘導情報としてバケット7の目標位置である施工位置を示す施工位置マーク35が前記ガイダンス画面34の中央に破線の円形で表示される。又、前記バケット7の状態を示すバケットマーク36が二重線の円形で表示され、該バケットマーク36の標準形状は前記施工位置マーク35に合致する形状、即ち円である。尚、該バケットマーク36は、上下方向の径の長さが常に一定であり、左右方向の径の長さが可変となっている。
図8は、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合の前記ガイダンス画面34の表示例である、ガイダンス画面34Aa〜34Aiを示している。ここで、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合は、前記バケットマーク36は標準形状の円として表される。
図8に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面34Aa〜34Acでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面34Ad〜34Afでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面34Ag〜34Aiでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面34Aa,34Ad,34Agでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面34Ab,34Ae,34Ahでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面34Ac,34Af,34Aiでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも右側に表示される。
図9は、施工データに於ける設計勾配が、前記バケット7の勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面34の表示例である、ガイダンス画面34Ba〜34Biを示している。この場合、前記バケットマーク36の標準形状は、左右方向の径が上下方向の径よりも長い楕円形状で表される。
図9に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面34Ba〜34Bcでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面34Bd〜34Bfでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面34Bg〜34Biでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面34Ba,34Bd,34Bgでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面34Bb,34Be,34Bhでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面34Bc,34Bf,34Biでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも右側に表示される。
図10は、前記バケット7の勾配が、施工データに於ける設計勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面34の表示例である、ガイダンス画面34Ca〜34Ciを示している。この場合、前記バケットマーク36の標準形状は、左右方向の径が上下方向の径よりも短い楕円形状として表される。
図10に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面34Ca〜34Ccでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面34Cd〜34Cfでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面34Cg〜34Ciでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面34Ca,34Cd,34Cgでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面34Cb,34Ce,34Chでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面34Cc,34Cf,34Ciでは、前記バケットマーク36が前記施工位置マーク35よりも右側に表示される。
尚、第2の実施例に於いては、上下方向の径の長さが一定、左右方向の径の長さが可変としているが、左右方向の径の長さが一定、上下方向の径の長さが可変としてもよいのは言う迄もない。
次に、図11〜図13に於いて、本発明の第3の実施例に係るガイダンス画面37について説明する。該ガイダンス画面37としては、例えば後述するガイダンス画面37Aa〜37Ai,37Ba〜37Bi,37Ca〜37Ciのうちの何れか1つが表示される様になっている。
第3の実施例に於いては、誘導情報としてバケット7の目標位置である施工位置を示す施工位置マーク38が前記ガイダンス画面37の中央に破線の二等辺三角形で表示される。又、前記バケット7の状態を示すバケットマーク39が二重線の二等辺三角形で表示され、該バケットマーク39の標準形状は前記施工位置マーク38と同一形状の二等辺三角形となっている。尚、該バケットマーク39は、高さが常に一定であり、底辺の長さが可変、即ち隣接する2点間の距離が可変となっている。
図11は、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合の前記ガイダンス画面37の表示例である、ガイダンス画面37Aa〜37Aiを示している。ここで、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合、表示される前記バケットマーク39は標準形状の二等辺三角形として表される。
図11に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面37Aa〜37Acでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面37Ad〜37Afでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面37Ag〜37Aiでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面37Aa,37Ad,37Agでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面37Ab,37Ae,37Ahでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面37Ac,37Af,37Aiでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも右側に表示される。
図12は、施工データに於ける設計勾配が、前記バケット7の勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面37の表示例である、ガイダンス画面37Ba〜37Biを示している。この場合、前記バケットマーク39の標準形状は前記施工位置マーク38よりも底辺の長さが長い二等辺三角形形状で表される。
図12に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面37Ba〜37Bcでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面37Bd〜37Bfでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面37Bg〜37Biでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面37Ba,37Bd,37Bgでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面37Bb,37Be,37Bhでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面37Bc,37Bf,37Biでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも右側に表示される。
図13は、前記バケット7の勾配が、施工データに於ける設計勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面37の表示例である、ガイダンス画面37Ca〜37Ciを示している。この場合、前記バケットマーク39の標準形状は、前記施工位置マーク38よりも底辺の長さが短い二等辺三角形形状で表される。
図13に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面37Ca〜37Ccでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面37Cd〜37Cfでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面37Cg〜37Ciでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面37Ca,37Cd,37Cgでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面37Cb,37Ce,37Chでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面37Cc,37Cf,37Ciでは、前記バケットマーク39が前記施工位置マーク38よりも右側に表示される。
次に、図14〜図16に於いて、本発明の第4の実施例に係るガイダンス画面41について説明する。該ガイダンス画面41としては、例えば後述するガイダンス画面41Aa〜41Ai,41Ba〜41Bi,41Ca〜41Ciのうちの何れか1つが表示される様になっている。
第4の実施例に於いては、誘導情報としてバケット7の目標位置である施工位置を示す施工位置マーク42が前記ガイダンス画面41の中央に破線の台形で表示される。又、前記バケット7の状態を示すバケットマーク43が二重線の等脚台形形状で表示され、該バケットマーク43の標準形状は前記施工位置マーク42と同形状の等脚台形形状である。
尚、該バケットマーク43は上辺の長さが常に一定であり、下辺の長さは左右方向に変化可能、即ち下辺の隣接する2点間の距離が可変となっている。
図14は、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合の前記ガイダンス画面41の表示例である、ガイダンス画面41Aa〜41Aiを示している。ここで、前記バケット7の勾配と、施工データに於ける設計勾配とが一致している場合、表示される前記バケットマーク43は標準形状の等脚台形として表される。
図14に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面41Aa〜41Acでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面41Ad〜41Afでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面41Ag〜41Aiでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面41Aa,41Ad,41Agでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面41Ab,41Ae,41Ahでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面41Ac,41Af,41Aiでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも右側に表示される。
図15は、施工データに於ける設計勾配が、前記バケット7の勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面41の表示例である、ガイダンス画面41Ba〜41Biを示している。この場合、前記バケットマーク43の標準形状は前記施工位置マーク42よりも下底の長さが長い台形形状で表される。
図15に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面41Ba〜41Bcでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面41Bd〜41Bfでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面41Bg〜41Biでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面41Ba,41Bd,41Bgでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面41Bb,41Be,41Bhでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面41Bc,41Bf,41Biでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも右側に表示される。
図16は、前記バケット7の勾配が、施工データに於ける設計勾配よりも大きい場合の前記ガイダンス画面41の表示例である、ガイダンス画面41Ca〜41Ciを示している。この場合、前記バケットマーク43の標準形状は、前記施工位置マーク42よりも下底の長さが短い台形形状で表される。
図16に示される様に、前記バケット7の刃先が設計高さよりも高い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面41Ca〜41Ccでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも上側に表示される。前記バケット7の刃先が設計高さと一致している場合、即ち前記ガイダンス画面41Cd〜41Cfでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42と上下方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の刃先が設計高さよりも低い位置にある場合、即ち前記ガイダンス画面41Cg〜41Ciでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも下側に表示される。
又、前記バケット7の方向が施工位置よりも左方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面41Ca,41Cd,41Cgでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも左側に表示される。前記バケット7の方向が施工位置と一致している場合、即ち前記ガイダンス画面41Cb,41Ce,41Chでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42と左右方向の位置が一致した状態で表示される。前記バケット7の方向が施工位置よりも右方を向いている場合、即ち前記ガイダンス画面41Cc,41Cf,41Ciでは、前記バケットマーク43が前記施工位置マーク42よりも右側に表示される。
第2の実施例〜第4の実施例に於いても、特許文献2の様に、別の画面に表示されていた施工位置に対する前記バケット7の方向、該バケット7の勾配及び高さという3つの情報を、円形、三角形、台形等所定の形状で表示された前記バケットマーク36,39,43の形状の変化、及び前記施工位置マーク35,38,42に対する位置の相違により1つの画面にて表示可能としているので、作業者は目標位置迄の誘導情報を容易に把握することができ、掘削作業に於ける作業性を向上させることができる。
尚、第1の実施例〜第4の実施例に於いては、前記表示装置26として3D眼鏡を使用し、前記バケット7と前記ガイダンス画面31,34,37,41とを同時に見ながら掘削作業を行う様にしているが、前記運転室3内に別途モニタ等の表示装置を設け、該表示装置に前記ガイダンス画面31,34,37,41を表示させる様にしてもよい。
又、第1の実施例〜第4の実施例では、前記施工位置マーク32,35,38,42及び前記バケットマーク33,36,39,43を、四角形、円形、三角形、台形にて表現しているが、形状及び位置により前記機体2の向き、前記バケット7の勾配及び高さを表現できれば他の形状、例えば三角形、四角形以外の多角形や楕円形であってもよいのは言う迄もない。
又、第1の実施例、第3の実施例、第4の実施例では、1辺の長さを可変、即ち隣接する2点間の距離を可変としているが、例えばバケットマークを五角形、六角形とし、隣接しない2点間の距離を可変とすることで前記バケットマークの形状を変化させてもよい。
又、第1の実施例〜第4の実施例では、前記バケットマーク33,36,39,43を二重線にて表示しているが、例えば該バケットマーク33,36,39,43を前記施工位置マーク32,35,38,42と異なった色の太線で表示する等、該施工位置マーク32,35,38,42と前記バケットマーク33,36,39,43が重なった際に、両者が区別できれば他の形式で表示してもよい。
更に、第1の実施例〜第4の実施例に於いては、前記機体2の向き、前記バケット7の勾配及び高さを、前記バケットマーク33,36,39,43の形状、及び前記施工位置マーク32,35,38,42に対する位置のみにより表現しているが、以下に示す様に、文字や矢印等の他のデータを組合わせて表示させてもよい。
図17(A)〜(E)は、施工位置マーク44及びバケットマーク45と、他のデータ等を組合わせた場合のガイダンス画面46の他の表示例を示している。
図17(A)では、目標位置迄の誘導情報を、前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45との組合わせに加え、目標位置迄の距離等の数値情報を文字48によっても表示した場合を示している。前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45だけではなく、前記文字48によっても誘導を行うことで、目標位置迄の誘導情報をより容易に把握することができる。
図17(B)では、目標位置迄の誘導情報を、前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45との組合わせに加え、目標位置への方向を示す矢印47によっても表示した場合を示している。前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45だけではなく、前記矢印47によっても誘導を行うことで、目標位置迄の誘導情報をより容易に把握することができる。尚、目標位置迄の距離が遠ければ前記矢印47を大きくし、目標位置迄の距離が近ければ該矢印47を小さくする等、該矢印47の形状の変化で目標位置迄の距離を把握できる様にしてもよい。
図17(C)では、前記ガイダンス画面46に、前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45だけではなく、施工データと受信している衛星の数を示すGPS状態を共に表示した場合を示している。前記ガイダンス画面46に、前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45に加えて、施工データとGPS状態を同時に表示することで、誘導情報と現況とを同時に把握することができると共に、誘導情報の精度を把握することができる。
図17(D)は、図17(B)に示す前記ガイダンス画面46と、図17(C)に示す前記ガイダンス画面46とを組合わせたものであり、誘導情報として前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45に加えて前記矢印47を表示すると共に、施工データとGPS状態を前記施工位置マーク44、前記バケットマーク45、前記矢印47と同時に前記ガイダンス画面46に表示している。これにより、目標位置迄の誘導情報をより容易に把握することができると共に、誘導情報と現況とを同時に把握でき、又誘導情報の精度を把握することができる。
又、図17(E)に示される様に、前記ガイダンス画面46に、前記施工位置マーク44と前記バケットマーク45だけではなく、施工データ、GPS状態、及び設計位置に対する前記バケット7の方向や傾斜指示の様な、特許文献2のガイダンス画面に表示されていた情報を共に表示させ、誘導情報と共に前記バケットの現在の状態を把握可能としてもよいのは言う迄もない。
尚、第1の実施例〜第4の実施例に於いては、前記機体2の絶対座標を取得する位置取得手段として、前記第1GPS装置13、前記第2GPS装置14(図1参照)の2台のGPS装置を用いているが、前記機体2が所定の位置に於いて移動することなく掘削作業を行う場合には、GPS装置は1台でもよい。
この場合、先ずGPS装置によりGPS測定を行いながら前記機体2を旋回させる。該機体2を旋回させることで、前記演算部23が水平面に対する旋回中心の絶対座標を演算し、演算結果に基づいて前記機体2の機械中心の絶対座標を演算し、該機体2の機械中心の絶対座標を取得することができる。
該機体2の機械中心の絶対座標と、前記GPS装置により取得された座標とにより、前記演算部23が前記機体2の旋回方向(方位)、即ち前記バケット7の方向を演算し、該バケット7の方向を取得することができる。この時、前記GPS装置と前記演算部23により前記機体2の旋回方向を取得する旋回方向取得装置が構成される。
又、前記GPS装置が前記機体2の機械中心に対して未知の位置に設けられている場合には、前記演算部23が前記機体2が旋回した際に前記GPS装置により形成される円の軌跡の式を求め、更に求めた式から前記機体2の旋回中心を求める様にしてもよい。求めた式に前記GPS装置により取得した座標を代入することで、前記演算部23が円の軌跡上の前記GPS装置の位置を特定し、前記機体2の旋回中心の座標と前記GPS装置の位置とにより該機体2の旋回方向を取得することができる。
更に、2台のGPS装置ではなく、前記機体2の機械中心に対して既知の位置に設けられた1台のトータルステーションを用いてもよい。前記機体2の所定の箇所にプリズムを設け、前記トータルステーションに前記プリズムを追尾させ、前記トータルステーションから前記プリズム迄の距離と回転角を求め、求めた距離と回転角とにより、前記演算部23が前記機体2の絶対座標を演算し、該機体2の絶対座標を取得することができる。この場合、前記トータルステーションと前記プリズムとにより前記機体2の絶対座標を取得する位置取得手段が構成される。
1 走行駆動体
2 機体
3 運転室
4 ブーム
5 アーム
7 バケット
13 第1GPS装置
14 第2GPS装置
15 2軸傾斜センサ
16 ブーム傾斜センサ
17 アーム傾斜センサ
18 バケット傾斜センサ
21 制御装置
22 機体姿勢センサ部
23 演算部
25 記憶部
26 表示装置
31 ガイダンス画面
32 施工位置マーク
33 バケットマーク
34 ガイダンス画面
35 施工位置マーク
36 バケットマーク
37 ガイダンス画面
38 施工位置マーク
39 バケットマーク
41 ガイダンス画面
42 施工位置マーク
43 バケットマーク
44 施工位置マーク
45 バケットマーク
46 ガイダンス画面

Claims (11)

  1. 建設機械が作業具と、該作業具を支持し、該作業具に所要の作動をさせる作業アームと、該作業アームを支持し旋回可能な機体と、該機体に設けられた旋回方向取得装置と、記憶部を有する制御装置と、表示装置とを具備し、前記作業アームが屈曲可能に連結され、既知の長さを有する複数の節で構成され、前記機体に水平を検出する2軸傾斜センサが設けられ、前記作業アームの各節の傾斜を検出する作業アーム傾斜センサが設けられ、前記作業具の傾斜を検出する作業具傾斜センサが設けられ、前記制御装置は前記記憶部に格納され施工位置及び設計勾配が設定された施工データ、前記旋回方向取得装置から得られた前記機体の方向と前記2軸傾斜センサ、前記作業アーム傾斜センサ、前記作業具傾斜センサの検出結果を基に前記表示装置にガイダンス画面を表示し、該ガイダンス画面に誘導情報として所定の形状の施工位置マークとバケットマークとが表示され、該バケットマークは設計勾配と前記作業具の勾配との差異を前記施工位置マークに対する形状の変化で示し、前記作業具の位置と前記施工位置との差異を前記施工位置マークに対する前記バケットマークの位置の相違によって表示し、前記施工位置マークと前記バケットマークの形状及び位置が一致する様前記作業具を施工位置に誘導することを特徴とする建設機械制御システム。
  2. 前記旋回方向取得装置が前記機体の絶対座標を取得する位置取得手段を更に具備し、前記機体の作業位置が前記位置取得手段により取得される請求項1の建設機械制御システム。
  3. 前記位置取得手段が前記機体に設けられ、前記位置取得手段により絶対座標を取得しつつ前記機体を旋回させ、旋回の際の取得した絶対座標を基に旋回中心の絶対座標を取得し、該旋回中心の絶対座標と前記位置取得手段の絶対座標とにより前記機体の方向を取得する請求項2の建設機械制御システム。
  4. 前記位置取得手段が、前記機体の所定箇所に設けられたプリズムと、既知の位置に設けられたトータルステーションとにより構成された請求項2の建設機械制御システム。
  5. 前記施工位置マークと前記バケットマークとは多角形であり、該バケットマークの2点が移動可能に制御され、該2点間の距離により設計勾配に対する前記作業具の勾配を表示する請求項1の建設機械制御システム。
  6. 前記施工位置マークと前記バケットマークとは円形又は楕円形であり、該バケットマークは径の1つの長さが一定、該径と直交する径の長さが可変に制御され、該直交する径の長さにより設計勾配に対する前記作業具の勾配を表示する請求項1の建設機械制御システム。
  7. 前記ガイダンス画面が、数値情報を更に表示する請求項1又は請求項5又は請求項6のうちいずれかの建設機械制御システム。
  8. 前記ガイダンス画面が、施工位置の方向と設計勾配迄の回転方向を示す矢印を更に表示する請求項1又は請求項5〜請求項7のうちいずれかの建設機械制御システム。
  9. 前記ガイダンス画面が、前記作業具の方向と、前記作業具の高さと、前記作業具の勾配とを更に表示する請求項1又は請求項5〜請求項8のうちいずれかの建設機械制御システム。
  10. 前記ガイダンス画面が、GPS状態を更に表示する請求項1又は請求項5〜請求項9のうちいずれかの建設機械制御システム。
  11. 前記ガイダンス画面が、施工データを更に表示する請求項1又は請求項5〜請求項10のうちいずれかの建設機械制御システム。
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