JP6141240B2 - 印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム - Google Patents

印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6141240B2
JP6141240B2 JP2014165084A JP2014165084A JP6141240B2 JP 6141240 B2 JP6141240 B2 JP 6141240B2 JP 2014165084 A JP2014165084 A JP 2014165084A JP 2014165084 A JP2014165084 A JP 2014165084A JP 6141240 B2 JP6141240 B2 JP 6141240B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
control unit
storage device
processing apparatus
information
information processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014165084A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016041470A (ja
Inventor
松本 昭浩
昭浩 松本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2014165084A priority Critical patent/JP6141240B2/ja
Priority to US14/820,054 priority patent/US10075609B2/en
Publication of JP2016041470A publication Critical patent/JP2016041470A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6141240B2 publication Critical patent/JP6141240B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/21Intermediate information storage
    • H04N1/2166Intermediate information storage for mass storage, e.g. in document filing systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00891Switching on or off, e.g. for saving power when not in use
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06KGRAPHICAL DATA READING; PRESENTATION OF DATA; RECORD CARRIERS; HANDLING RECORD CARRIERS
    • G06K15/00Arrangements for producing a permanent visual presentation of the output data, e.g. computer output printers
    • G06K15/40Details not directly involved in printing, e.g. machine management, management of the arrangement as a whole or of its constitutive parts
    • G06K15/4055Managing power consumption, e.g. standby mode
    • G06K15/406Wake-up procedures
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00413Display of information to the user, e.g. menus using menus, i.e. presenting the user with a plurality of selectable options
    • H04N1/00437Intelligent menus, e.g. anticipating user selections
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/00885Power supply means, e.g. arrangements for the control of power supply to the apparatus or components thereof
    • H04N1/00888Control thereof
    • H04N1/00896Control thereof using a low-power mode, e.g. standby
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Power Sources (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、印刷装置の制御技術に関する。
最近の印刷装置は、待機時電力削減のための省電力モード機能を備えているのが一般的である。印刷装置が起動状態で一定期間使用されないと、通常モードから省電力モードに自動的に移行することで待機時の電力削減を行う。この省電力モードは、待機時電力の削減が図れる反面、印刷処理に即時に対応することができないため、ユーザの利便性とトレードオフの関係にある。すなわち、省電力モードでは、次回ユーザ利用時に省電力モードから通常モードに復帰する必要があり、復帰時間だけユーザは待たされるというデメリットがある。特に、省電力モードからの復帰にハードディスク装置の起動が絡む場合、物理的構造を持つ記録部(ディスク)が所定の回転速度に安定するまでの時間や、書き込み及び読み出し処理チェックなどの自己診断処理の時間が入る。そのため、ハードディスク装置の起動時間だけでも数秒〜10数秒間の時間を要してしまう。
この点、省電力モードからの復帰時に、ハードディスク装置がアクセス可能になるまでの無駄なアクセス時間を排除する提案がなされている(例えば、特許文献1)。この特許文献1の手法は、以下のとおりである。
・省電力モードへの移行時に、次回復帰時に以前と同じ状態に復元するために必要な情報(状態情報)を取得して2つに分割し、読み出し可能となるまでの時間が異なる2種類の不揮発性ストレージデバイスにそれぞれ保存する。
・省電力モードからの復帰時に、先に読み出し可能となる方のストレージデバイスから順に保存しておいた分割後の状態情報を取得し、各種リソースに再設定することにより省電力モード移行前の状態に復元する。
この手法では、2種類の不揮発性ストレージデバイスの一方をハードディスク装置、他方を高速に起動可能なFlashメモリにすることで、起動に時間の掛かるハードディスク装置の起動を待たずに、Flashメモリから起動処理を進めることが可能となる。
特開2010-124076号公報
しかしながら、上記特許文献1の手法では、復帰に必要な状態情報を2つに分割し、その片方を起動の遅いハードディスク装置にも保存するため、結局のところハードディスク装置の起動時間に復帰時間が引きずられる可能性がある。
本発明に係る情報処理装置は、ストレージデバイスを備える情報処理装置であって、前記情報処理装置を制御する制御手段と、前記ストレージデバイスに関する少なくとも一つの情報を記憶し、前記ストレージデバイスを制御するストレージ制御手段と、を備え、前記ストレージデバイスは、前記ストレージ制御手段から通信の開始要求を受信すると当該開始要求に対する応答を自身の起動処理が完了した後に前記ストレージ制御手段に送信し、 前記ストレージ制御手段は、前記制御手段から通信の開始要求を受信すると当該開始要求に対する応答を前記ストレージデバイスからの応答よりも前に前記制御手段に送信し、当該送信後に前記制御手段から情報の取得要求を受信すると、前記少なくとも一つの情報のうち当該取得要求に係る情報を前記ストレージデバイスからの応答よりも前に前記制御手段に送信することを特徴とする。
本発明によれば、復帰までに比較的長い時間を要するストレージデバイスの起動を待つことなく高速に復帰又は起動を行うことが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
印刷システムの構成例を示す図である。 暗号化処理装置の内部構成例を示した図である。 省電力モードからの復帰処理の流れを示すフローチャートである。 操作部の構成例を示した図である。 省電力モードから通常モードに復帰する過程の復帰シーケンスを時系列に表現した図である。 HDDの情報を内部記憶手段に格納する処理の流れを示すフローチャートである。 暗号化処理装置におけるリンク確立処理の流れを示すフローチャートである。 メインコントローラ側における起動からコマンド発行までの処理の流れを示すフローチャートである。 メインコントローラ側における、暗号化処理装置及びHDDの状態を取得する処理の流れを示すフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明を好適な実施例に従って詳細に説明する。なお、以下の実施例において示す構成は一例にすぎず、本発明は図示された構成に限定されるものではない。
図1は、本実施例に係る、印刷システムの構成例を示す図である。印刷システムは、印刷装置100とホストコンピュータ120とで構成され、これらがLAN等のネットワーク130を介して接続されている。
印刷装置100は、メインコントローラ101、スキャナ部114、印刷部115、操作部116、SATA-Flashメモリ117、暗号化処理装置118、HDD119で構成される。以下、詳しく説明する。
メインコントローラ101は、印刷装置全体を制御する制御部である。メインコントローラ内のCPU102は、ROM104に記憶されたプログラムを読み出して、各部の制御や各種演算処理を行う。メモリ制御部103は、各種メモリデバイスへの入出力制御やDMA(ダイレクト・メモリ・アクセス)制御を行う。ROM104は、Flashメモリに代表されるリード専用メモリであり、BIOS(Basic Input/Output System)プログラムや制御パラメータ等が格納される。Flashメモリを接続すれば、オンボードでの書き換えも可能である。RAM105は、DDRメモリに代表される書き換え専用メモリであり、プログラムの作業領域や印刷データの格納領域等の用途に用いられる。LAN-IF106は、印刷装置100に接続されるLAN130とのインタフェースであり、一般的にはTCP/IPプロトコルに対応する。ネットワークケーブルを介して外部のホストコンピュータ120などのネットワーク対応機器と接続され、ネットワーク経由での印刷処理を行うことができる。また、ルーターを介してインターネットに接続することも可能である。スキャナ部IF107は、スキャナ部114との通信制御を行うインタフェースで、スキャナ部114でのスキャンによって取得した画像データを印刷することでコピー機能を実現する。画像処理部108は、LAN-IF106、スキャナ部IF107を介して取り込んだ画像データに対して、各種画像処理を行う。操作部IF109は、操作部116との通信制御を行うインタフェースで、不図示の操作パネル上の液晶画面表示やボタン等を操作することにより印刷装置100の各種設定及び状態の確認ができる。印刷部IF110は、印刷部115とのコマンド/ステータスの通信制御や印刷データの転送を行うインタフェースである。印刷部115は、不図示のプリントエンジンと給紙系及び排紙系から構成され、主に印刷部IF110からのコマンド情報に従い、印刷データを紙等に印刷する。システムバス111は、制御バス、データバス及び任意ブロック間のローカルバスを便宜的にまとめて表現したもので、代表例としてPCIe(PCI Express)などがある。
第1SATA-IF112及び第2SATA-IF113は、SATA(Serial Advanced Technology Attachment)規格に準拠した不揮発性ストレージデバイスとのデータ入出力制御を行うインタフェースである。第1SATA-IF112には、SATA-Flashメモリ117が接続される。SATA-Flashメモリ117は、プライマリ・ストレージデバイスであり、起動プログラム、各種アプリケーションプログラム及び各種パラメータ等が格納されている。CPU102のブート処理は、プライマリ・ストレージデバイスであるSATA-Flashメモリ117から起動処理が実行される。第2SATA-IF113には、暗号化処理装置118及びHDD(ハードディスク装置)119が接続される。HDD119は、セカンダリ・ストレージデバイスであり、アプリケーションプログラムの設定パラメータや印刷処理時の一時的な作業領域及びユーザデータの格納場所として利用される。暗号化処理装置118は、第2SATA-IF113とHDD119との中間に位置するSATA-SATAブリッジ装置の一種であり、ストレージデバイスを制御するストレージ制御手段としての機能に加え、データの暗号化処理機能も併有する。すなわち、SATA-Hostである第2SATA-IF113からの入出力データに暗号/復号化処理を行い、HDD119への書き込み及び読み出し処理を実行する。
なお、ここでは暗号化処理装置118をメインコントローラ101に接続される外部装置として構成しているが、当然ながら暗号化処理装置118の機能をメインコントローラ101の内部に組み込んだ構成でも構わない。
また、HDD119を印刷装置100本体の外部装置として構成しても構わない。
図2は、暗号化処理装置118の内部構成例を示した図である。暗号化処理装置118は、CPU201、メモリ制御部202、Flashメモリ203、RAM204、SATA-Device制御部205、SATA-Host制御部206、SATA-IF_H207、SATA-IF_D208、暗号/復号化部209、システムバス210で構成される。
CPU201は、システム制御や各種演算処理を行う。メモリ制御部202は、各種メモリデバイスへの入出力制御やDMA制御を行う。Flashメモリ203は、書き換え可能な不揮発性メモリであり、制御プログラムや暗号/復号化プログラム及び制御パラメータ等が格納される。RAM204は、書き換え可能で高速にアクセスできる揮発性メモリであり、Flashメモリ203に格納されたプログラムの一部のロードやその作業領域、データのバッファ領域として用いられる。SATA-Device制御部205は、SATA規格に準拠したインタフェースSATA-IF_H207を介してSATA-Hostである第2SATA-IF113(以下、「ホスト」と呼ぶ)と接続され、ホストからのデータ入出力要求に対する制御処理を行う。SATA-Host制御部206は、SATA規格に準拠したインタフェースSATA-IF_D208を介してSATA-DeviceであるHDD119と接続され、HDD119とのデータ入出力制御を行う。すなわち、暗号化処理装置118は、“ホスト”である第2SATA-IF113から“デバイス”であるHDD119へのデータ入出力要求に対してSATA-SATAブリッジ装置としての機能を持つ。暗号/復号化部209は、ホストからのデータ書き込み要求に対しては暗号化処理、データ読み出し要求に対しては復号化処理を行う。システムバス210は、制御バス、データバス及び任意ブロック間のローカルバスを便宜的にまとめて表現したものである。
<省電力モード>
次に、省電力モードの概要並びに省電力モードからの復帰処理について説明する。
省電力モードとは、ユーザが印刷装置を利用していない待機時間の電力削減を目的とする動作モードであり、即時に各種機能が利用可能な動作モードである通常モードに相対する概念である。前述したように省電力モードは、ユーザの利便性とトレードオフの関係にあるため、通常モードへの復帰に要する時間の違いに応じて幾つかのレベルを持つのが一般的である。例えば、電力削減に大きな効果を発揮する反面、復帰までに長時間を要する最も深いレベルの省電力モードでは、RAM105とその制御に関わる一部の機能を残すのみで、それ以外の部分への電力供給が遮断される。つまり、この場合には、プライマリ・ストレージデバイスであるSATA-Flashメモリ117やセカンダリ・ストレージデバイスであるHDD119のへ電源供給も停止状態となる。
図3は、メインコントローラ101における、上述の最も深いレベルの省電力モードからの復帰処理の流れを示すフローチャートである。ここでは、復帰処理の大まかな流れを説明し、本発明に関わる部分は別途図を用いて詳細を説明することとする。
ステップ301において、電力の供給を開始されたCPU102は、RAM105に保持されたデータを用いて起動処理を開始する。
ステップ302において、CPU102は、プライマリ・ストレージであるSATA-Flashメモリ117の接続確認を実施する。この場合において、SATA-Flashメモリ117は、半導体デバイスで構成されるため高速に起動可能である。なお、この接続確認に併せて必要に応じ所定の処理が実行されるが、本発明とは関係しないので説明を省略する。
ステップ303において、CPU102は、HDD119の接続確認を実施する。この場合において、HDD119は、そのディスクサイズや容量に依存して数秒〜10数秒の起動時間を要する。また、この接続確認に併せて必要に応じ所定の処理が実行される。ここでの所定の処理は、本発明において重要な要素である代理応答に関係する。その詳細については後述する。
ステップ304において、CPU102は、復帰処理の前半部分に関する各種起動処理を実施する。この各種起動処理は、本発明には関係しないので説明を省略する。
ステップ305において、CPU102は、操作部116の液晶画面に各種機能ボタンを表示する。例えば、印刷装置100の基本機能であるコピーボタンをユーザが押下可能な状態に遷移させる。この時点で、印刷装置100を利用するユーザは、コピー機能等を利用するための操作を開始することが可能となる。図4は、操作部116の構成例を示した図である。液晶パネル401には、印刷装置100で利用可能な各種機能に対応したアイコンが表示される。図4の例では、最も基本的な機能であるコピーアイコン402の他、機能A〜Cにそれぞれ対応するアイコン403〜405が表示されている。Startボタン406は、上述の各アイコン402〜405を選択し、各種設定をした上で、当該選択されたアイコンの処理の開始を確定するボタンである。例えば、ユーザがコピーアイコン402を選択し、必要な設定をした後にStartボタン406を押下することでコピー処理が開始される。電源ボタン407は、ファームウェアで制御されるLED内蔵のボタンである。印刷装置100が省電力モードの状態から通常モードに移行させる場合や省電力モードに強制的に移行させたい場合に利用する。通常、省電力モードの有効及び無効の状態は、緑色や橙色などのLEDが点灯することでユーザに通知される。その他のボタン類408は、テン・キーなどユーザ操作のための補助的役割を担っている。
ステップ306において、CPU102は、復帰処理の後半部分に関する各種起動処理を実施する。この各種起動処理も、本発明には関係しないので説明を省略する。
以上が、メインコントローラ101における、省電力モードからの復帰処理の概要である。
<代理応答>
次に、上述の代理応答について説明する。ここで「省電力モードから通常モードへの復帰」或いは「電源スイッチ・オンによる通常起動時の起動確定まで」を、ユーザが上記アイコン402〜405を選択してStartボタン406を押下可能な状態(ステップ705参照)に移行するまで、と定義する。この時、このように定義される状態に移行するまでの時間を如何に短時間に抑え、ユーザに体感上及び実質的にストレスを感じさせないようにするには、HDD119の起動時間の問題解決が鍵となる。
図5は、第2SATA-IF113(メインコントローラ101)、暗号化処理装置118及びHDD119間の、省電力モードから通常モードに復帰する過程の復帰シーケンスを時系列に表現した図である。SATA規格によれば、まず電源オン時に所定のシーケンス処理を経て各IF間のリンク(通信)を確立することが必要である。以下にリンク確立までの過程を時系列に説明する。
まず、電源がオンされた後、ホストである第2SATA-IF113は、次段の暗号化処理装置118に対して通信確立要求としてのComReset信号(SATA規格で定義された固有名称)501を発行する。そして、ComReset信号501を受信した暗号化処理装置118は、さらに次段のHDD119に対して同様に通信確立要求としてのComReset信号502を発行する。SATA規格によれば、基本的にリンク確立の起点はSATA-Hostインタフェース側からのComReset信号の発行である。そして、順次OOB(Out of Band)処理やスピードネゴシエーション処理を経て最終的にSATA-Deviceインタフェース側からのRegDH(Register Device to Host)信号の受信を持ってリンク確立完了となる。この一連の流れをOOBシーケンス処理と呼ぶことにする。なお、SATA規格によれば、SATA-Deviceインタフェース側から発行のComInit信号を起点としてリンク確立を行うこともできる。続いて、暗号化処理装置118からのComReset信号502によって、HDD119間とのOOBシーケンス処理503が開始される。以後、経過時間Th509を経て、HDD119からのRegDH信号504を暗号化処理装置118が受信することでリンク確立(HDD119が起動完了して上位ホストからアクセス可能となる状態)が完了する。そして、上記経過時間Th509として、数秒〜10数秒の時間を要することになる。
一方、第2SATA-IF113と暗号化処理装置118間もComReset信号501を起点としてOOBシーケンス処理505が開始され、暗号化処理装置118からのRegDH信号506の発行をもってリンク確立が完了する。
ここで、暗号化処理装置118がリンク確立を示すRegDH信号506を発行するタイミングは、図5で示されるように、一般的にHDD119からのRegDH信号504を受信した後である。なぜならば、RegDH信号504を受信した後でなければHDD119へはアクセスできない(未だアクセス不能な状態にある)からである。
本発明では、HDD119からのRegDH信号504を待たずに、暗号化処理装置118は第2SATA-IF113に対してRegDH信号506’を即座に発行する。すなわち、HDD119の起動状態の如何に関わらず(結果的にHDD119の正常・異常に関わらず)、メインコントローラ101からの通信確立要求であるComReset信号501に対してRegDH信号506’を発行する。そのため、その間の経過時間Td508は非常に短時間で済み、リンク確立が完了することになる。具体的には、経過時間Th509が数秒〜10数秒であるのに対して、経過時間Td508は1〜2ms程度である。ここで、HDD119の真の起動に応答したものではないという意味でダミーの応答と言えるRegDH信号506’の発行(送信)を、「第1の代理応答」と呼ぶこととする。そして、この第1の代理応答以降は擬似的にリンク確立が完了していることになるため、ホストである第2SATA-IF113からの各種コマンドの発行が許可されることになる。そして、省電力モードからの復帰や起動処理の過程においては、上記第1の代理応答以降に、HDD119に関する情報を取得するための例えば以下のような特定のコマンドがシステムの必須要件として発行される。
・接続状態を調査する目的や接続されたHDD119が期待するデバイスであることを確認するための、シリアル番号や性能及び設定値などの情報を取得するためのIdentifyコマンド
・パーティション・テーブル作成のためにセカンダリ・ストレージであるHDD119からMBR(Master Boot Record)を読み出すReadコマンド
本明細書では、復帰や起動時に必要となる、第1の代理応答以降になされる第2SATA-IF113から発行された特定コマンドに対する暗号化処理装置118の応答を総称して「第2の代理応答」と呼ぶこととする。
次に、上述の復帰シーケンスについて、第2SATA-IF113及び暗号化処理装置118における内部での制御フローについてそれぞれ詳しく説明する。
まず、暗号化処理装置118内部での制御フローについて説明する。
図6は、印刷装置100の初回起動時に、ストレージ制御手段としての暗号化処理装置118においてなされる、HDD119の情報を内部記憶手段としてのFlashメモリ203に格納する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ601において、CPU201は、HDD119とのOOBシーケンス処理503を実施し、リンクの確立を行なう。
ステップ602において、CPU201は、第2の代理応答に必要な特定のコマンドを発行してHDD119の情報を取得する。
ステップ603において、CPU201は、ステップ602で取得したHDD119の情報を暗号化処理装置118内のFlashメモリ203に格納する。
ステップ604において、CPU201は、第2の代理応答に必要な情報の取得が完了したかどうかを判定する。未取得の必要な情報がある場合は、ステップ602に戻ってHDD119の情報の取得処理を繰り返す。一方、必要な情報をすべて取得していた場合は本処理を終える。
以上が、暗号化処理装置118における、HDD119の情報を内部記憶手段に格納する処理の内容である。なお、この処理は、第2の代理応答に必要な情報が更新された場合(例えば、新規のハードディスク装置が装着された場合)、必ず初回起動時に一度だけ実行される。
図7は、本実施例に係る、暗号化処理装置118におけるリンク確立処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ701において、CPU201は、印刷装置100への電源投入直後の初期状態時に、HDD119の接続状態を示すHDD接続OKフラグを“OFF”に設定する。この際、HDD119との通信が確立されていない未接続の状態であることを意味するOFFを表す設定値(例えば“0”)がFlashメモリ203に保存される。
ステップ702において、CPU201は、ホストである第2SATA-IF113からComReset信号501を受信したかどうかを判定する。第2SATA-IF113からComReset信号501を受信した場合は、ステップ703に進む。一方、第2SATA-IF113からComReset信号501を受信していない場合は、ComReset信号501の受信待ち状態を継続する。
ステップ703において、CPU201は、第2SATA-IF113との間のOOBシーケンス処理505を実施する。そして、OOBシーケンス処理505の最後に、前述の第1の代理応答として、RegDH信号506’を即座に発行する。これにより、第2SATA-IF113と暗号化処理装置118間のリンクが擬似的に確立される。
ステップ704において、CPU201は、HDD119からRegDH信号504を受信したかどうかを判定する。HDD119からRegDH信号504を受信していない場合は、ステップ705に進む。一方、HDD119からRegDH信号504を受信した場合は、ステップ708に進む。
ステップ705において、CPU201は、第2SATA-IF113からコマンドを受信したかどうかを判定する。第2SATA-IF113からコマンドを受信した場合は、ステップ706に進む。一方、第2SATA-IF113からコマンドを受信していない場合は、RegDH信号504の受信待ち状態を継続する(ステップ704に戻る)。
ステップ706において、CPU201は、第2SATA-IF113から受信したコマンドが、前述の特定コマンド(IdentifyコマンドやReadコマンド等)であるかどうかを判定する。受信したコマンドが特定コマンドであった場合は、ステップ707に進む。一方、受信したコマンドが特定コマンド以外のコマンドであった場合は、RegDH信号504の受信待ち状態を継続する(ステップ704に戻る)。
ステップ707において、CPU201は、第2SATA-IF113から受信した特定コマンドに対応する応答処理を実行する。特定コマンドに対応する応答処理が終了するとステップ704に戻り、RegDH信号504の受信待ち状態を継続する。こうして、全ての特定コマンドの処理が完了するまで、ステップ704〜ステップ707の処理が繰り返される。
ステップ708において、CPU201は、HDD119の状態が正常かどうかを判定する。具体的には、ステップ704で受信したRegDH信号504に付随するレジスタ値にエラーがないかどうかを確認し、ハードディスク装置としていつでもアクセス可能なReady状態にあるのか、何等かの理由でアクセス不可能なBusy状態にあるのかの判定を行う。HDD119の状態が正常である場合は、ステップ709に進む。一方、HDD119の状態が正常でない場合は、ステップ710に進む。
ステップ709において、CPU201は、上述のHDD接続OKフラグを“ON”に設定する。この際、ONを表す設定値(例えば“1”)がFlashメモリ203に保存される。この時点で、暗号化処理装置118とHDD119間の真性のリンク確立が完了し、かつHDD119の状態も正常であることが確認されたことになる。そして、CPU201は、例えばステートを1段階進める等の処理を必要に応じて実行して、HDD119への通常のアクセス処理を開始可能にし、本処理を終了する。
ステップ710において、CPU201は、HDD119が正常でないことを示す情報(エラー情報)をFlashメモリ203に保存する。この場合、Flashメモリ203に保存されたエラー情報は、印刷装置100のCPU102によって第2SATA-IF113を介して取得され、適切なエラー処理が実施される。その間、暗号化処理装置118は、HDD119へのアクセス処理を停止して待機状態に入る。
以上が、暗号化処理装置118におけるリンク確立処理の内容である。
次に、メインコントローラ101側(第2SATA-IF113)におけるリンク確立の制御フローについて説明する。
図8は、起動からコマンド発行までの処理の流れを示すフローチャートである。
ステップ801において、第2SATA-IF113は、ComReset信号501を発行し、暗号化処理装置118との間のOOBシーケンス処理505を開始する。
ステップ802において、CPU102は、暗号化処理装置118からRegDH信号506’(すなわち、第1の代理応答)を受信したかどうかを判定する。暗号化処理装置118からRegDH信号506’を受信していない場合、受信待ち状態を継続する。暗号化処理装置118からRegDH信号506’を受信した場合、ステップ803に進む。
ステップ803において、CPU102は、コマンド発行要求の有無を判定する。コマンド発行要求がない場合、コマンド発行要求の待ち状態を継続する。コマンド発行要求があった場合、ステップ804に進む。
ステップ804において、CPU102は、要求されたコマンド(特定コマンドを含む)を暗号化処理装置118に対して発行する処理を実行する。
ステップ805において、CPU102は、ステップ804で行なったコマンド発行処理の結果が正常か(例えば、発行した特定コマンドに対して正しく暗号化処理装置118から第2の代理応答があったか)どうかを判定する。コマンド発行処理の結果が正常である場合は、ステップ806に進む。一方、コマンド発行処理の結果が正常でない場合は、ステップ807に進む。
ステップ806において、CPU102は、HDD119へのアクセスを終了する旨の要求の有無を判定する。HDD119へのアクセスを終了する旨の要求があった場合は、本処理を終了する。具体的には、例えば通常モードから省電力モードへ移行するための準備として暗号化処理装置118やHDD119の電源をOFFするためのシャットダウン処理を実行し、HDD119へのアクセスを終了する。一方、HDD119へのアクセスを終了する旨の要求がない場合は、ステップ803に戻り、コマンド発行要求の待機状態に入る。
ステップ807において、CPU102は、適切なエラー処理を実行する。エラー処理内容については本発明とは関係しないため省略する。
以上が、メインコントローラ101側における起動からコマンド発行までの処理の内容である。上記のとおり、ステップ802におけるRegDH信号506’の受信が上述の第1の代理応答に対応し、ステップ803及びステップ804でのコマンド発行処理のうち特定のコマンドに関する部分が上述の第2の代理応答に対応することになる。
図9は、メインコントローラ101側における、暗号化処理装置118及びHDD119の状態を取得する処理の流れを示すフローチャートである。この処理は、上述の図8で示した「起動からコマンド発行までの処理」と並行して実行される。
ステップ901において、CPU102は、暗号化処理装置118からRegDH信号506’(すなわち、第1の代理応答)を受信したかどうかを判定する。暗号化処理装置118からRegDH信号506’を受信していない場合、受信待ち状態を継続する。暗号化処理装置118からRegDH信号506’を受信した場合、ステップ902に進む。なお、本ステップは前述の図8のフローチャートにおけるステップ802と同一の処理を指している。
ステップ902において、CPU102は、ホストである第2SATA-IF113を介してGetStatusコマンドを暗号化処理装置118に対して発行する。ここで、GetStatusコマンドとは、暗号化処理装置118及びHDD119の各種ステータス情報を取得するためのコマンドである。このGetStatusコマンドは、SATA規格でベンダーユニークコマンド(空コマンド)に定義されたものに、そのシステム独自の意味(内容)を持たせた拡張コマンドのひとつである。このGetStatusコマンドを発行することによって、CPU102は、暗号化処理装置118及びHDD119の現在の状態や状況に関する情報を取得することができる。そして、各種ステータス情報の中には、HDD接続OKフラグの情報(設定内容)の他、HDD119の状態が正常か否かを示す情報などが含まれる。
ステップ903において、CPU102は、ステップ902で取得した各種ステータス情報に含まれるHDD接続OKフラグの情報から、HDD119の接続状態を判定する。すなわち、HDD119が暗号化処理装置118とリンク確立状態にあるかどうかの判定を行う。HDD119が暗号化処理装置118とリンク確立状態にない場合(HDD接続OKフラグ=OFFの場合)は、ステップ902に戻ってGetStatusコマンドを再び発行する。つまり、少なくともHDD119と暗号化処理装置118間のリンク確立が完了するまで、所定の時間間隔でポーリング処理が実行され、GetStatusコマンドの発行が繰り返されることになる。一方、HDD119が暗号化処理装置118とリンク確立状態にある場合(HDD接続OKフラグ=ONの場合)は、ステップ904に進む。
ステップ904において、CPU102は、ステップ902で取得した各種ステータス情報に含まれるHDD119の状態に関する情報を参照して、HDD119の状態が正常か否かを判定する。HDD119の状態が正常である場合は、HDD119への通常アクセスが可能な状態にあることが確認されたことになり、本処理を終了する。一方、HDD119の状態が正常でない場合は、ステップ905に進む。
ステップ905において、CPU102は、適切なエラー処理を実施する。エラー処理内容については本発明とは関係しないため省略する。
以上が、メインコントローラ101側における、暗号化処理装置118及びHDD119の状態を取得する処理の内容である。このように印刷装置100のCPU102は、暗号化処理装置118の第1及び第2の代理応答によって復帰に必要な処理を進めつつ、他方でHDD119の状態を監視し、真にHDD119へのアクセスが可能となったかどうかを判断している。
なお、ステップ904における判定結果は、ステップ905のエラー処理以外にも利用される。具体的には、復帰処理に必要な第1の代理応答及び第2の代理応答の処理以後に、メインコントローラ101側の各アプリケーションプログラムから本格的にHDD119にアクセスを開始しても問題ないかどうかの判定などに利用される。そして、本格的にHDD119にアクセスを開始しても問題ない場合、HDD119にアクセス可能なことを示すフラグ(HDD起動OKフラグ)を“ON”に設定するといった処理が必要に応じて実行される。
本実施例では、主に省電力モードから通常モードへの復帰処理を中心に説明してきたが、印刷装置100の電源スイッチ・オンによる通常起動時にも適用可能である。この場合、起動プログラムを格納したプライマリ・ストレージからのブート処理から開始(図3のステップ302を参照)される点が異なるだけで、以後の処理は基本的に変わらない。
また、暗号化処理装置118のインタフェース(SATA-IF_H207及びSATA-IF_D208)は、SATA-IFに限定されるものではなく、例えばPCIe(PCI Express)などの他のインタフェースであってもよい。
そして、ストレージ制御手段としての暗号化処理装置118に接続されるストレージデバイスもハードディスク装置に限定されるものではなく、SSD(Solid State Drive)などの他のストレージデバイスであっても構わない。
さらに、SATA-Device制御部205及びSATA-Host制御部206は、それぞれ複数備えていても構わない。たとえば、ミラーリングのためハードディスク装置を複数設置する場合は、各ハードディスク装置に対応付けられたSATA-Host制御部206が複数設けられることになる。この場合、SATA-Host制御部206とハードディスク装置との間のデータ入出力のためのSATA-IF_D208も複数設けられることになる。SATA-Device制御部205と第2SATA-IF113とを複数設けた場合も同様である。
本発明によれば、省電力モードから通常モードへの復帰時又は電源スイッチ・オンによる通常起動時に、ストレージ制御手段による代理応答によって疑似的にホストとのリンク確立状態に移行させることができる。従って、ストレージデバイスの起動を待つことなく高速に復帰又は起動を行うことが可能となり、ユーザの利便性を向上させることができる。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (13)

  1. ストレージデバイスを備える情報処理装置であって、
    前記情報処理装置を制御する制御手段と、
    前記ストレージデバイスに関する少なくとも一つの情報を記憶し、前記ストレージデバイスを制御するストレージ制御手段と、
    を備え、
    前記ストレージデバイスは、前記ストレージ制御手段から通信の開始要求を受信すると当該開始要求に対する応答を自身の起動処理が完了した後に前記ストレージ制御手段に送信し、
    前記ストレージ制御手段は、前記制御手段から通信の開始要求を受信すると当該開始要求に対する応答を前記ストレージデバイスからの応答よりも前に前記制御手段に送信し、当該送信後に前記制御手段から情報の取得要求を受信すると、前記少なくとも一つの情報のうち当該取得要求に係る情報を前記ストレージデバイスからの応答よりも前に前記制御手段に送信する
    ことを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記ストレージ制御手段は、前記ストレージデバイスに関する少なくとも一つの情報を、当該情報が更新された後の前記情報処理装置の初回起動時に前記ストレージデバイスにアクセスして取得することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記制御手段は、通信の開始要求に対する応答を前記ストレージ制御手段から受信した後、前記ストレージデバイスの状態を確認するためのステータス情報を取得する、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  4. 前記ステータス情報には、前記ストレージデバイスと前記ストレージ制御手段との間で通信が確立しているかどうかを示す情報及び前記ストレージデバイスが正常な状態かどうかを示す情報が含まれることを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  5. 前記通信は、SATA規格に準拠したインタフェースによって実現されることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  6. 前記ストレージデバイスは、ハードディスク装置又はSSDであることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記通信の開始要求を、前記情報処理装置の起動時又は省電力モードからの復帰時に実行することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  8. 用紙に画像を印刷する印刷手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記情報の取得要求は、前記ストレージデバイスのシリアル番号、性能又は設定値を取得するための要求である、ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記情報の取得要求は、前記ストレージデバイスのMBRを取得するための要求である、ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  11. 前記通信の開始要求及び前記情報の取得要求は、SATA規格に準拠したコマンドである、ことを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  12. ストレージデバイスを備える情報処理装置の制御方法であって、
    前記情報処理装置は、当該情報処理装置を制御する制御手段と、前記ストレージデバイスに関する少なくとも一つの情報を記憶して前記ストレージデバイスを制御するストレージ制御手段と、を備え、
    前記ストレージデバイスに、前記ストレージ制御手段から通信の開始要求を受信すると当該開始要求に対する応答を自身の起動処理が完了した後に前記ストレージ制御手段に送信させ、
    前記ストレージ制御手段に、前記制御手段から通信の開始要求を受信すると当該開始要求に対する応答を前記ストレージデバイスからの応答よりも前に前記制御手段に送信させ、当該送信後に前記制御手段から情報の取得要求を受信すると、前記少なくとも一つの情報のうち当該取得要求に係る情報を前記ストレージデバイスからの応答よりも前に前記制御手段に送信させる、
    ことを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  13. コンピュータを、請求項1乃至11のいずれか1項に記載の情報処理装置として機能させるためのプログラム。
JP2014165084A 2014-08-14 2014-08-14 印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム Active JP6141240B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014165084A JP6141240B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
US14/820,054 US10075609B2 (en) 2014-08-14 2015-08-06 Information processing apparatus and control method thereof for reducing transition time from a power-save mode

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014165084A JP6141240B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017091768A Division JP6415633B2 (ja) 2017-05-02 2017-05-02 情報処理装置及びその制御方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016041470A JP2016041470A (ja) 2016-03-31
JP6141240B2 true JP6141240B2 (ja) 2017-06-07

Family

ID=55303077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014165084A Active JP6141240B2 (ja) 2014-08-14 2014-08-14 印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US10075609B2 (ja)
JP (1) JP6141240B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6949572B2 (ja) * 2016-07-22 2021-10-13 キヤノン株式会社 省電力を実現する画像形成装置とその制御方法
US10564700B2 (en) * 2016-07-22 2020-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus and power control method for image forming apparatus
JP2019061483A (ja) * 2017-09-26 2019-04-18 キヤノン株式会社 記憶制御装置、その制御方法、プログラム、及び情報処理装置
JP7022605B2 (ja) * 2018-01-26 2022-02-18 キヤノン株式会社 情報処理装置とその制御方法、及びプログラム
JP7070079B2 (ja) * 2018-05-18 2022-05-18 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 制御装置及びプログラム
JP6992142B2 (ja) * 2020-10-13 2022-01-13 キヤノン株式会社 電子機器及び電子機器の制御方法

Family Cites Families (35)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999053490A1 (fr) * 1998-04-10 1999-10-21 Sony Corporation Bibliotheque pour supports d'enregistrement et son procede de gestion
JP2002278705A (ja) * 2001-03-22 2002-09-27 Hitachi Ltd コンピュータシステム
JP2003085041A (ja) * 2001-09-10 2003-03-20 Ricoh Co Ltd ディスクキャッシュシステム
JP2004157961A (ja) * 2002-09-09 2004-06-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置、プログラム及び記録媒体
US7506078B2 (en) * 2004-10-29 2009-03-17 Intel Corporation Integrated circuit capable of assigning a unique identity to ATA/ATAPI devices
JP4260141B2 (ja) * 2005-06-27 2009-04-30 富士通株式会社 ストレージ装置およびストレージ装置のホスト接続処理方法
US8127059B1 (en) * 2005-09-02 2012-02-28 Pmc-Sierra Us, Inc. Apparatus for interconnecting hosts with storage devices
JP4661505B2 (ja) * 2005-09-30 2011-03-30 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム
US7752343B2 (en) * 2006-02-22 2010-07-06 Emulex Design & Manufacturing Corporation Method and apparatus for auto-protocol discrimination between fibre channel, SAS and SATA devices
JP4897387B2 (ja) * 2006-08-10 2012-03-14 株式会社日立製作所 ストレージ装置およびこれを用いたデータの管理方法
US7738502B2 (en) * 2006-09-01 2010-06-15 Intel Corporation Signal noise filtering in a serial interface
US7814245B2 (en) * 2006-10-05 2010-10-12 Lsi Corporation Apparatus and methods for improved SATA device interaction without a SAS expander
JP2008159003A (ja) * 2006-12-26 2008-07-10 Toshiba Corp 情報処理装置
JP4881172B2 (ja) * 2007-01-25 2012-02-22 聰 山竹 ファイル格納システム
JP2009271594A (ja) * 2008-04-30 2009-11-19 Fujitsu Ltd 記憶装置
JP5206347B2 (ja) 2008-11-17 2013-06-12 株式会社リコー 画像処理装置、画像処理装置の制御方法およびそのプログラム
US8671258B2 (en) * 2009-03-27 2014-03-11 Lsi Corporation Storage system logical block address de-allocation management
JP5349114B2 (ja) * 2009-03-31 2013-11-20 株式会社バッファロー 記憶装置
JP5235768B2 (ja) * 2009-04-23 2013-07-10 キヤノン株式会社 制御装置、その制御方法、及びプログラム
JP4799670B2 (ja) * 2010-03-12 2011-10-26 株式会社東芝 通信装置及び通信方法
KR20120082218A (ko) * 2011-01-13 2012-07-23 (주)인디링스 파티션 정보를 기초로 호스트의 요청에 대한 처리 기법을 적응적으로 결정하는 스토리지 장치 및 상기 스토리지 장치의 동작 방법
JP2013125451A (ja) * 2011-12-15 2013-06-24 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置、プログラム
JP2013178743A (ja) * 2012-01-31 2013-09-09 Ricoh Co Ltd 機器管理装置、機器管理システム、及びプログラム
JP2013156929A (ja) * 2012-01-31 2013-08-15 Toshiba Corp 記憶装置とその制御方法
JP2013206009A (ja) * 2012-03-28 2013-10-07 Mitsubishi Denki Information Technology Corp ドライブ制御装置及びストレージシステム及びドライブ制御方法
US8874829B2 (en) * 2012-03-30 2014-10-28 Hitachi, Ltd. Storage system and storage system control method
JP2014026373A (ja) * 2012-07-25 2014-02-06 Canon Inc 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP6128779B2 (ja) * 2012-08-27 2017-05-17 キヤノン株式会社 管理装置、制御方法及びコンピュータプログラム
JP5681689B2 (ja) * 2012-11-16 2015-03-11 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 省電力状態からの復帰時間を短縮する方法およびコンピュータ
JP6015429B2 (ja) * 2012-12-25 2016-10-26 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報処理システム
JP6397219B2 (ja) * 2013-06-28 2018-09-26 キヤノン株式会社 電子機器およびその制御方法、情報処理システム
US8943234B1 (en) * 2013-08-05 2015-01-27 Lsi Corporation Multi-protocol storage controller
US10102060B2 (en) * 2013-08-30 2018-10-16 Hitachi, Ltd. Storage apparatus and data control method of storing data with an error correction code
US9357102B2 (en) * 2013-09-25 2016-05-31 Lexmark International, Inc. Systems and methods of securing operational information associated with an imaging device
JP6365034B2 (ja) * 2014-07-09 2018-08-01 富士通株式会社 媒体制御装置、制御方法、及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US10075609B2 (en) 2018-09-11
US20160050335A1 (en) 2016-02-18
JP2016041470A (ja) 2016-03-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6141240B2 (ja) 印刷装置、印刷装置に接続されたストレージの制御装置、印刷装置の制御方法及びプログラム
JP4900760B2 (ja) Osイメージのデプロイメントマシン及び方法
US9952966B2 (en) Control apparatus and control method therefor
US10162649B2 (en) Information processing system, information processing apparatus and start up control method
WO2016173537A1 (en) Setting startup parameter and controlling startup of mainboard
JP5822527B2 (ja) 情報処理装置、その制御方法、および制御プログラム
EP3273326B1 (en) Control apparatus and power control method for control apparatus
JP2018116648A (ja) 情報処理装置、その制御方法、及びプログラム
US8924669B2 (en) Information processing apparatus, control method, and program
JP6597417B2 (ja) 電子機器、復旧方法およびプログラム
JP6415633B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法
CN107066072B (zh) 电子装置及其控制方法
JP5775367B2 (ja) 情報処理装置及びその制御方法と、ミラーリングシステム及びraid制御装置
US11095778B2 (en) Storing and outputting log for failure analysis in image forming apparatus equipped with SATA system, control method therefor, and storage medium
US20130191623A1 (en) Information processing apparatus, control method therefor, and storage medium
JP4900805B2 (ja) Osイメージのデプロイメントマシン及び方法
JP6532240B2 (ja) 情報処理装置およびその制御方法
US20230033484A1 (en) Information processing apparatus, method, and non-transitory recording medium
US20230100870A1 (en) Image control apparatus receiving shutdown instruction and method for controlling the same
JP6291983B2 (ja) リカバリデバイス、及びリカバリ方法
JP2019101972A (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法及びプログラム
JP2016115075A (ja) 処理システム、処理システムの制御方法
JP2016139206A (ja) 電子機器
JP2012101479A (ja) 画像形成装置、ハードディスク装置の起動方法、及びプログラム
JP2019159832A (ja) 情報処理装置と、記憶装置の制御方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160906

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20161104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170502

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6141240

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151