JP6137415B2 - 触覚提示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、利用者に振動を伝えることで触覚フィードバックを与える触覚提示装置に関する。
近年、タッチパネル式のキーボード等において、利用者がキーをタッチした時に振動を伝えることで触覚フィードバックを与え、キーを「押した」と感じさせる触覚提示装置が提案されている。
例えば、特許文献1には、圧電セラミックス等からなる圧電バイモルフ素子の両端を低弾性体で保持し、当該圧電バイモルフの中央に被振動材を接続した構造が記載されている。特許文献1の構造では、圧電バイモルフ素子に交流信号を入力して振動させることにより、接続された被振動材を介して利用者に振動を伝える。
しかし、圧電セラミックスは割れやすいという問題がある。一方で、圧電性樹脂のような割れにくいものは、振動を伝える力が弱く、触覚提示装置に用いることが難しいという問題があった。そこで、これらの問題を解決する方法として、振動板をフィルム部材の存在する側とは反対側に突出する形状となるように湾曲させ、振動板の両端部をフィルム部材に接続(固定)した構成の触覚提示装置が提案されている。当該触覚提示装置は、振動板に曲げ応力が加わった状態でフィルム部材に接続(固定)される。このような触覚提示装置において、圧電性樹脂に交番電界を印加すると、圧電性樹脂に面方向の伸縮が生じ、これに伴って、面方向に垂直な厚み方向の撓み振動が、振動板に引き起こされる。
特開2005−303937号公報
しかし、上述の触覚提示装置では、振動板の両端部をフィルム部材に接続(固定)した構成であるため、振動する際に固定端である振動板の両端部は節となり、振動板の中央部は腹となる。したがって、振動板の中央部と両端部付近とでは、振幅の大きさが異なっており、振動板をタッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが異なっていた。
本発明の目的は、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することのない触覚提示装置を提供することにある。
(1)本発明の触覚提示装置は、電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材と、曲げ応力が発生する状態で前記フィルム部材に端部で接続された振動板と、タッチ操作を検出するタッチ検出部と、前記タッチ検出部がタッチ操作を検出したときに、前記フィルム部材に駆動信号を印加する駆動部と、を備え、前記振動板は、前記端部側に、相対的に剛性の低い低剛性部を有することを特徴とする。
この構成では、利用者がタッチ操作を行うと、電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材に駆動信号が印加され、当該フィルム部材が伸縮する。振動板はフィルム部材の伸縮により、主面に直交する方向に振動する。振動板には、曲げ応力が発生しているため、フィルム部材の伸縮に対して効率的に振動させることができる。また、振動板は、端部側に相対的に剛性の低い低剛性部を有しているため、相対的に端部側が変形しやすい。そのため、面方向に変形するフィルム部材に駆動信号が印加されて、振動板の端部側と振動板の中央部(低剛性部を有していない部分)とのなす角が変化することにより、振動板は正面方向および背面方向に沿って振動する。このとき、端部側にある低剛性部は屈曲(湾曲)するのに対し、振動板の中央部(低剛性部を有していない部分)は、振動する前の形状を維持したまま変位する。したがって、振動板の中央部(低剛性部を有していない部分)では、タッチする位置によって振幅の大きさが異なることを抑制できるため、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することを抑制できる。
(2)前記低剛性部は、前記端部側に、溝が設けられることにより構成できる。
(3)前記低剛性部は、前記端部側に、複数の前記溝が設けられることにより構成できる。
(4)前記低剛性部は、前記端部側が薄肉部となっていることにより構成できる。
(5)前記低剛性部は、前記端部側に、両主面を貫通する孔が設けられることにより構成することができる。
(6)前記低剛性部は、前記端部側に、複数の前記孔が設けられることにより構成できる。
(7)前記振動板は、弾性率の大きい第1部材と、弾性率の小さい第2部材と、からなり、前記第2部材は、前記低剛性部を構成し、前記フィルム部材に接続されることが好ましい。この構成では、弾性率の小さい第2部材により前記低剛性部が構成されるため、振動板は、相対的に前記低剛性部を有する端部側が変形しやすい。そのため、面方向に変形するフィルム部材に駆動信号が印加されて、振動板の端部側と振動板の中央部とのなす角が変化することにより、振動板は正面方向および背面方向に沿って振動する。このとき、端部側にある低剛性部は屈曲(湾曲)するのに対し、振動板の中央部(低剛性部を有していない部分)は、振動する前の形状を維持したまま変位する。したがって、振動板の中央部(低剛性部を有していない部分)は、タッチする位置によって振幅の大きさが異なることを抑制できるため、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することを抑制できる。
(8)前記第1部材の主面は、前記第2部材の主面よりも小さい面積であり、前記第2部材の主面に接続されることが好ましい。この構成では、前記第1部材の主面が前記第2部材の主面よりも小さく、前記第2部材の弾性率が前記第1部材の弾性率よりも小さいため、前記第2部材により前記低剛性部が構成される。また、弾性率の大きい前記第1部材の主面が、前記第2部材の主面に接続された部分は、相対的に剛性の高い部分(振動板の低剛性部を有していない部分)となる。つまり、振動板が振動する際、端部側にある低剛性部は大きく屈曲するのに対し、振動板の低剛性部を有していない部分は、振動する前の形状を維持したまま変位する。したがって、振動板の低剛性部を有していない部分は、タッチする位置によって振幅の大きさが異なることを抑制できるため、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することを抑制できる。
(9)前記振動板は、前記低剛性部を有していない部分に平面を備えることが好ましい。この構成では、振動板がフィルム部材の主面に対して直交する方向に湾曲された状態でフィルム部材に接続されている場合と比べて、薄型化ができる。また、利用者がタッチする部分が平坦であるため、利用者にとってキー操作がしやすいタッチパネルを実現できる。
(10)前記タッチ検出部は、前記振動板に装着されるタッチパネルにより実現できる。なお、タッチ検出部は、振動板に対するタッチ操作を検出する態様であってもよいし、振動板に装着されるタッチパネルに対するタッチを検出する態様であってもよい。
(11)前記フィルム部材は、両主面に電極が形成された圧電性樹脂を備える構成できる。
(12)前記圧電性樹脂は、ポリフッ化ビニリデンを材料とすることができる。
(13)前記圧電性樹脂は、キラル高分子を材料とすることができる。
(14)前記キラル高分子は、少なくとも一軸方向に延伸処理を行ったポリ乳酸とすることができる。PLAは、焦電性が無いため、周囲温度の変化によって影響を受けない。したがって、温度変化等により振動の大きさが変わることなく、利用者は温度に関わらず安定した触覚フィードバックを得ることができる。また、他の構成とともに透光性を有する材質とすることで、正面視した略全面が高い透光性を有する触覚提示装置を実現できる。この場合、触覚提示装置の内部にライトを配置することによりキーを光らせることができ、デザイン性が向上する。更に、製造時に触覚提示装置の内部状態を外側から視認できるため、完成品(または完成品に近い状態)の目視検査をすることができる。
本発明によれば、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することのない触覚提示装置を実現できる。
図1は、第1の実施形態に係る触覚提示装置10の外観斜視図である。 図2(A)は触覚提示装置10の正面透視図であり、図2(B)は側面図である。 図3は、触覚提示装置101の部分拡大側面図である。 図4は、触覚提示装置101の構成を示すブロック図である。 図5(A)は振動板41を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図5(B)は振動板41を接続した後の状態を示す構造説明図である。 図6(A)は駆動信号によりフィルム部材10が縮んだタイミングでの状態を示し、図6(B)は駆動信号が印加されていない、または駆動信号の振幅が0の状態を示し、図6(C)は駆動信号によりフィルム部材10が伸びたタイミングでの状態を示す。 図7(A)は振動板42を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図7(B)は振動板42を接続した後の状態を示す構造説明図である。 図8(A)は振動板43を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図8(B)は振動板43を接続した後の状態を示す構造説明図である。 図9(A)は第4の実施形態に係る触覚提示装置104Aの正面図であり、図9(B)は触覚提示装置104Bの正面図であり、図9(C)は触覚提示装置104Cの正面図であり、図9(D)は触覚提示装置104Dの正面図である。 図10(A)は触覚提示装置104Eの正面図であり、図10(B)は振動板44Eを接続する前の状態を示す構造説明図であり、図10(C)は振動板44Eを接続した後の状態を示す構造説明図である。 図11は、触覚提示装置104Fの正面図である。 図12(A)は第5の実施形態に係る触覚提示装置105の正面図であり、図12(B)は振動板45を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図12(C)は振動板45を接続した後の状態を示す構造説明図である。 図13は、第5の実施形態に係る触覚提示装置106の正面図である。 図14(A)は第7の実施形態に係る触覚提示装置107Aの正面図であり、図14(B)は触覚提示装置107Bの正面図であり、図14(C)は触覚提示装置107Cの正面図であり、図14(D)は触覚提示装置107Dの正面図である。 図15(A)は第7の実施形態に係る触覚提示装置104Eの正面図であり、図15(B)は触覚提示装置107Fの正面図である。 図16(A)は第8の実施形態に係る触覚提示装置108の正面図であり、図16(B)は振動板48を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図16(C)は振動板48を接続した後の状態を示す構造説明図である。 図17(A)は第9の実施形態に係る触覚提示装置109の正面図であり、図17(B)は振動板49を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図17(C)は振動板49を接続した後の状態を示す構造説明図である。
以降、図を参照していくつかの具体的な例を挙げて、本発明を実施するための複数の形態を示す。各図中には同一箇所に同一符号を付している。各実施形態は例示であり、異なる実施形態で示した構成の部分的な置換または組み合わせが可能であることは言うまでもない。
《第1の実施形態》
図1は、第1の実施形態に係る触覚提示装置101の外観斜視図である。図2(A)は触覚提示装置101の正面透視図であり、図2(B)は側面図である。図3は、触覚提示装置101の部分拡大側面図である。
触覚提示装置101は、フィルム部材10、振動板41、およびタッチパネル50を備えている。触覚提示装置101は、いわゆるキーボードであり、タッチパネル50には、キー配列に対応した位置に複数のタッチセンサ80が設けられている。タッチセンサ80が本発明のタッチ検出部に相当する。タッチセンサ80は、利用者のタッチ操作を検出する機能であればどの様な方式であってもよく、メンブレン式、静電容量式、圧電フィルム式、等の様々な方式を用いることができる。図2では、図および原理を分かりやすくするために、触覚提示装置101の構造を簡略化して図示している。なお、図2(B)において、各部の厚みは誇張して図示している。以降の各実施形態における側面図についても同様である。
タッチパネル50は、振動板41の一方の主面(正面)に装着されている。振動板41は、平面視して矩形状である。振動板41は、他方の主面(背面)の短手方向(図2(A)中のY方向)の両端部が、フィルム部材10に接続(固定)されている。振動板41は、例えばアクリル樹脂PMMAで構成されている。振動板41の他方の主面(背面)には、短手方向(Y方向)の端部側に沿って溝71が設けられている。振動板41の溝71が設けられた部分は、溝71が設けられていない部分と比べて相対的に剛性が低いため、相対的に変形しやすい。つまり、本実施形態では、端部側に溝71が設けられることにより、端部側の溝71に沿って低剛性部700(図2(A)中の破線部を参照)が構成される。
このように、振動板41の端部側は低剛性部700を有する。図3に示すように、低剛性部700は、振動板41の中央部との境界に沿って構成されている。一方、振動板41の中央部は低剛性部700を有していない。この振動板41の中央部が、本発明における振動板41の「低剛性部を有していない部分」に相当する。
なお、本実施形態では、図2(B)および図3に示すように、振動板41の他方の主面(背面)に側面から見てV字型の溝71が形成されているが、この構成に限るものではなく、溝の断面形状は任意に変更可能である。また、振動板41は、金属板、PET、ポリカーボネイト(PC)、ガラス等の他の材料を用いてもよい。
なお、タッチパネル50は、必須ではない。例えば、振動板41の正面において、キー配列に対応した位置に複数のタッチセンサ80を設ける態様とすることも可能である。
フィルム部材10は、平面視して矩形状であり、電圧を加えることで面方向に変形する機能を備える。この機能を実現するため、この例のフィルム部材10では、エキサイタフィルム30および圧電フィルム20を備えている。より具体的には、この例のフィルム部材10は、エキサイタフィルム30の一方の主面に圧電フィルム20が装着された構成である。なお、本発明のフィルム部材10において、エキサイタフィルム30は必須の構成ではない。後に詳述するように(《その他の実施形態》参照)、エキサイタフィルム30を用いず、例えば、振動板41の両端部に圧電フィルムを直接接続する構成であってもよい。
フィルム部材10を構成するエキサイタフィルム30は、平面視して矩形状である。エキサイタフィルム30は、例えばポリエチレンテレフタレート(PET)で構成されている。なお、エキサイタフィルム30は、ポリエチレンナノフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)等の他の材料を用いてもよい。また、圧電フィルム20と同じ材料であってもよい。エキサイタフィルム30の厚みは、伸縮性を阻害しないような厚み(例えば0.02〜0.5mm程度)が望ましい。
フィルム部材10を構成する圧電フィルム20は、図3に示すように、平面視して矩形状のベースフィルム200と、ベースフィルム200の対向する両主面に形成された電極201Aおよび電極201Bを備える。
ベースフィルム200は、圧電性樹脂であり、例えばポリフッ化ビニリデン(PVDF)である。
なお、ベースフィルム200は、キラル高分子等の材料を用いることもできる。ベースフィルム200にキラル高分子の材料を用いる場合には、透光性の高いポリ乳酸(PLA)を用いることが望ましい。PLAを用いる場合、他の構成も透光性の高い材料を用いることにより、正面視した略全面が高い透光性を有する触覚提示装置101を実現することができる。特にPLLAは、焦電性がなく、周囲温度の変化によって影響されない。したがって、PLLAでベースフィルム200が構成される場合には、気温の変化、電子機器の発熱、または指が接触したことによる温度変化等によっても振動の強さが変わらないため、安定した触覚フィードバックを得ることができる。この場合、触覚提示装置の内部にライトを配置することによりキーを光らせることができ、デザイン性が向上する。また、製造時に触覚提示装置の内部状態を外側から視認できるため、完成品(または完成品に近い状態)の目視検査をすることができる。
ベースフィルム200が、PLLAで構成される場合には、図2(A)に示すように、ベースフィルム200は、延伸方向に対して各外周辺が略45°となるように裁断することで、矩形状を形成して、圧電性を持たせる。
電極201Aおよび電極201Bは、ベースフィルム200の両主面の略全面に形成されている。電極201Aおよび電極201Bは、酸化インジウムスズ(ITO)、酸化亜鉛(ZnO)、ポリチオフェンを主成分とすることが好ましい。なお、電極201Aおよび電極201Bには、銀ナノワイヤ電極を用いることも可能であるし、透光性が低くてよい使用態様であれば、アルミ蒸着電極や銅箔電極等、導電率の高い材料を用いることが好ましい。電極201Aおよび電極201Bには、図示しない引き出し用の配線導体が接続されており、駆動信号が当該配線導体を介して電極201Aおよび電極201Bへ印加されるようになっている。エキサイタフィルム30側に配置される電極201Aは、接着層60を介してエキサイタフィルム30に装着される。
図4は、触覚提示装置101の構成を示すブロック図である。図4に示すように、タッチパネル50に設けられたタッチセンサ80を利用者がタッチすると、駆動部81がフィルム部材(圧電フィルム20の電極201Aおよび電極201B)に駆動信号を印加する。これによりフィルム部材10(圧電フィルム20)が伸縮する。
図1および図2(B)に示すように、振動板41は、フィルム部材10の存在する側(振動板41の背面側)とは反対側(振動板41の正面側)に湾曲して突出する形状となるように、フィルム部材10に接続されている。このとき、振動板41は、短手方向(Y方向)の両端部にある低剛性部700が大きく屈曲した状態で、フィルム部材10に接続される。この構成により、振動板41とフィルム部材10との間には、中空領域300が形成される。そして、この振動板41のある側が触覚提示装置101の正面側となり、フィルム部材10がある側が触覚提示装置101の背面側となる。
ただし、本実施形態において、振動板41の端部側の屈曲状態は、説明のために誇張して記載しており、実際には、振動板41の主面とフィルム部材10の主面は、より平行に近く、中空領域300は、できるだけ少ないほうが望ましい。
次に、振動板41の接続方法を説明する。図5(A)は振動板41を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図5(B)は振動板41を接続した後の状態を示す構造説明図である。振動板41は、図5(A)の白抜き矢印St901に示すように、短手方向(Y方向)の両端に曲げ力を加えながら、図5(B)に示すように、図示しない接着層を介してフィルム部材10に接続する。そのため、振動板41は、図1および図2(B)に示すように、フィルム部材10の存在する側(振動板41の背面側)とは反対側(振動板41の正面側)に湾曲して突出する形状となる。このとき、振動板41は、塑性変形ではなく、弾性変形している。したがって、振動板41は、図2(B)の白抜き矢印F901のように、元の形状の戻ろうとする曲げ応力が定常的に加わった状態でフィルム部材10に接続されている。
また、既に説明したように、端部側の溝71に沿って低剛性部700が構成されるため、振動板41をフィルム部材10に接続する際に、短手方向(Y方向)の端部側にある低剛性部700は大きく屈曲する。これに対して、振動板41の中央部は、低剛性部700を有していない部分であり、振動板41を接続する前の状態(平面形状)を維持したまま接続される。したがって、触覚提示装置101は、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)に平面を備える構成となる。
このように、振動板41は、弾性変形によって平板面の両端部側が屈曲した状態でフィルム部材10に接続されるため、図2(B)の白抜き矢印F901のように、曲げ応力が加わった状態でフィルム部材10に接続される。また、フィルム部材10には、図2(B)の白抜き矢印S901に示すように、フィルム部材10の主面における短手方向(Y方向)に引張力が係った状態となる。
図6は、触覚提示装置101の動作説明図である。図6(A)は駆動信号によりフィルム部材10が縮んだタイミングでの状態を示し、図6(B)は駆動信号が印加されていない、または駆動信号の振幅が0の状態を示し、図6(C)は駆動信号によりフィルム部材10が伸びたタイミングでの状態を示す。
駆動部81が、フィルム部材10(圧電フィルム20)に駆動信号を印加し、フィルム部材10(圧電フィルム20)の第一方向の電界を印加すると、図6(A)の白抜き矢印S911に示すように、フィルム部材10(圧電フィルム20)は、振動板41およびフィルム部材10の固定端に直交する方向(Y方向)に沿って収縮する。この例において、圧電フィルム20は、エキサイタフィルム30の背面に装着されているため、圧電フィルム20の収縮にともなってエキサイタフィルム30の背面側が収縮する。そして、振動板41は、フィルム部材10(エキサイタフィルム30)に接続されている箇所(Y方向の端部)から中央方向に引っ張られる。溝71で構成される低剛性部700は、相対的に屈曲しやすい。そのため、図6(A)に示すように、フィルム部材10に接続されている箇所から中央方向に向かって振動板41が引っ張られることにより、低剛性部700が屈曲し、振動板41の端部側と振動板41の中央部とのなす角(劣角)は小さくなる。
これにより、振動板41は、図6(A)の白抜き矢印F911に示すように、前方へより突出するように変形する。このとき、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)は、駆動信号が印加されていない状態の形状を維持しているのに対して、短手方向(Y方向)の端部側にある低剛性部700は大きく変形する。
一方、駆動部81が、フィルム部材10(圧電フィルム20)に駆動信号を印加し、第一方向とは逆の第二方向の電界を印加すると、図6(C)の白抜き矢印S912に示すように、フィルム部材10(圧電フィルム20)は、振動板41およびフィルム部材10の固定端に直交する方向(Y方向)に沿って伸張する。この例において、圧電フィルム20は、エキサイタフィルム30の背面に装着されているため、圧電フィルム20の伸長にともなってエキサイタフィルム30の背面側が伸張する。そして、振動板41は、中央方向からフィルム部材10(エキサイタフィルム30)に接続されている箇所(Y方向の端部)に引っ張られる。図6(C)に示すように、中央方向からフィルム部材10が接続されている箇所に向かって振動板41が引っ張られることにより、低剛性部700が屈曲し、振動板41の端部側と振動板41の中央部とのなす角(劣角)は大きくなる。
これにより、振動板41は、図6(C)の白抜き矢印F912に示すように、前方への突出量が低下した変形状態となる。このとき、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)は、駆動信号が印加されていない状態の形状を維持しているのに対して、短手方向(Y方向)の端部側にある低剛性部700は大きく変形する。
このように、振動板41は、駆動信号の振幅に応じて、図6(B)の状態を基準に、図6(A)の状態や図6(C)の状態に遷移する。そのため、面方向に変形するフィルム部材10に駆動信号が印加されて、振動板41の端部側と振動板41の中央部とのなす角(劣角)が変化することにより、振動板41は正面方向および背面方向(Z方向)に沿って振動する。そのため、駆動信号に応じた振動が振動板41を介してタッチパネル50に伝達され、タッチパネル50をタッチした利用者に伝達される。したがって、利用者は、タッチパネル50のタッチセンサ80をタッチすると、振動がフィードバックされるため、キーを「押した」と感じることができる。このとき、端部側にある低剛性部700は屈曲するのに対し、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)は、振動する前の形状を維持したまま変位する。
このように、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)では、タッチする位置によって振幅の大きさが異なることを抑制できるため、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することを抑制することができる。また、この構成により、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)では、振動する際に、振動板の曲率(湾曲形状)が経時的に変化することが抑制されるため、振動板から指先に加わる力の向きが経時的に変化することが抑制される。そのため、利用者にタッチした位置が変化したような違和感を与えることを抑制することができる。
そして、振動板41には、非動作状態で定常的な曲げ応力が与えられているため、圧電フィルム20およびエキサイタフィルム30の伸張時に振動板41に与えられる力は、当該曲げ応力と同じ方向となる。したがって、触覚提示装置101は、振動板41を効率的に振動させることができ、フィルム部材10に圧電フィルムを用いた場合であってもある程度強い振動を伝えることができる。
また、振動板41の中央部(低剛性部700を有していない部分)に平面を備える構成により、利用者がタッチする部分が平坦であり、利用者にとってキー操作がしやすいタッチパネルを実現できる。また、振動板がフィルム部材の主面に対して直交する方向に屈曲(湾曲)させた状態でフィルム部材に接続されている場合と比べて、薄型化ができる。
なお、中空領域300には、シリコーンゲル等の柔らかい樹脂を充填し、フィルム部材10および振動板41が振動することにより生じる音を抑制することが望ましい。
なお、本願において端部側(本願発明における”端部側”)とは、振動板の端部近傍のみを言うものではなく、振動板のいずれかの辺において、振動板の一辺の半分以下の長さの幅を言うものとする。例えば、図5(A)に示すように、振動板の短手方向(Y方向)の辺において、端部側の幅の長さをW1およびW2とし、振動板の中央部(低剛性部を有していない部分)の長さをW3とした場合に、W3>(W1+W2)が成り立つ関係であればよい。
本実施形態では、電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材10を、エキサイタフィルム30(圧電性を有しない樹脂フィルム)の一方の主面の略全面に圧電フィルム20を装着して実現させた例を示したが、この構成に限るものではない。後に詳述する第2の実施形態のように、フィルム部材10は、エキサイタフィルム30の背面に圧電フィルム20を装着させる構成であってもよい。また、後に詳述する第3の実施形態のように、フィルム部材10は、エキサイタフィルム30の正面側および背面側の両面に圧電フィルム20を装着させる構成であってもよい。
更に、圧電フィルム20は、エキサイタフィルム30の主面の略全面に装着させる必要はない。電圧を加えることで面方向に変形する機能を有するのであれば、圧電フィルム20の主面は、エキサイタフィルム30の主面よりも小さくして、エキサイタフィルム30の主面の一部に装着させる構成であってもよい。
なお、上述の実施形態では、圧電フィルム20にPLLAを用いた例を示したが、この構成に限るものではない。圧電フィルム20には、PDLA、ポリ−γ−メチルグルタメート、ポリ−γ−ベンジルグルタメート、セルロース、コラーゲン、ポリ−D−プロピレンオキシドを用いることもできる。
《第2の実施形態》
次に、第2の実施形態に係る触覚提示装置について説明する。図7は、第2の実施形態に係る触覚提示装置102の構造説明図である。図7(A)は振動板42を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図7(B)は振動板42を接続した後の状態を示す構造説明図である。
第2の実施形態に係る触覚提示装置102は、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、振動板42の中央部(低剛性部700を有していない部分)が湾曲した形状である点で異なる。このような形状は、例えば、平坦な主面を有する振動板を熱処理等により屈曲させることで実現できる。また、図7(A)に示すように、振動板42の一方の主面(正面)には、溝71が設けられている。本実施形態では、図7(A)および図7(B)に示すように、溝71の断面形状が、側面から見てU字型である。更に、フィルム部材10を構成する圧電フィルム20は、エキサイタフィルム30の正面側に装着されている。その他の構成は、触覚提示装置101と同じである。
次に、振動板42の接続方法を説明する。振動板42は、図7(A)の白抜き矢印St901に示すように、両端に曲げ力を加えながら、図7(B)に示すように、図示しない接着層を介してフィルム部材10(エキサイタフィルム30)に接続する。振動板42は、このような状態でフィルム部材10に接続されることにより、第1の実施形態と同様に曲げ応力が発生した状態となる。また、図7(B)の白抜き矢印S901に示すように、フィルム部材10は、主面に平行で振動板42を接続する両端辺に対して直交する方向の中心から固定端の方向に向かって引っ張られる。
なお、第1の実施形態の場合と同様に、端部側の溝71に沿って低剛性部700が構成されるため、振動板42をフィルム部材10に接続する際に、端部側にある低剛性部700は大きく屈曲する。これに対して、振動板42の中央部(低剛性部700を有していない部分)は、振動板42に接続する前の形状(湾曲した形状)を維持したまま接続される。
このような構成であっても、振動板42の中央部(低剛性部700を有していない部分)は、タッチする位置によって振幅の大きさが異なることを抑制できるため、タッチする位置によって利用者に伝わる振動の大きさが変化することを抑制することができる。
《第3の実施形態》
次に、第3の実施形態に係る触覚提示装置について説明する。図8は、第3の実施形態に係る触覚提示装置103の構造説明図である。図8(A)は振動板43を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図8(B)は振動板43を接続した後の状態を示す構造説明図である。
第3の実施形態に係る触覚提示装置103は、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、振動板43の一方の主面(正面)および他方の主面(背面)の両主面に、複数の溝71が設けられている点で異なる。本実施形態では、図8(A)および図8(B)に示すように、溝71の断面形状が、側面から見てコ字型である。更に、フィルム部材10を構成する圧電フィルム20は、エキサイタフィルム30の正面側および背面側の両面に装着されている。その他の構成は、触覚提示装置101と同じである。
なお、第1の実施形態の場合と同様に、端部側の溝71に沿って低剛性部700が構成されるため、振動板43をフィルム部材10に接続する際に、端部側にある低剛性部700は大きく屈曲する。これに対して、振動板43の中央部(低剛性部700を有していない部分)は、振動板43に接続する前の形状(平面形状)を維持したまま接続される。
このように、低剛性部700は、長手方向の端部側に複数の溝が設けられていることにより構成することができる。このような構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
《第4の実施形態》
次に、第4の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図9(A)は第4の実施形態に係る触覚提示装置104Aの正面図であり、図9(B)は触覚提示装置104Bの正面図であり、図9(C)は触覚提示装置104Cの正面図であり、図9(D)は触覚提示装置104Dの正面図である。図10は、第4の実施形態に係る触覚提示装置104Eの構造説明図である。図10(A)は触覚提示装置104Eの正面図であり、図10(B)は振動板44Eを接続する前の状態を示す構造説明図であり、図10(C)は振動板44Eを接続した後の状態を示す構造説明図である。図11は、触覚提示装置104Fの正面図である。
図9(A)に示す触覚提示装置104Aは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、溝71が、振動板44Aの他方の主面(背面)に、且つ長手方向の端部側に沿って直列に2本設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。振動板44Aの溝71が設けられている部分は、溝71が設けられていない部分と比べて相対的に剛性が低い。したがって、溝71が振動板44Aの長手方向の端部側に沿って直列に2本設けられている触覚提示装置104Aは、相対的に長手方向の端部側の剛性が低く、変形しやすい。つまり、振動板44Aの両端部側の溝71に沿って低剛性部700が構成される(図9(A)中の破線部を参照)。
このように、低剛性部700は、端部側に、複数の溝が設けられることにより構成することができる。また、図9(A)に示すように、振動板41の短手方向の一方の端部と他方の端部とが、長手方向に沿って溝71が繋がっていなくても、低剛性部700が構成できる。
図9(B)に示す触覚提示装置104Bは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、溝71が、振動板44Bの一方の主面(正面)に、且つ長手方向の端部側に沿って直列に3本設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。このように、振動板44Bに設けられる溝71の個数が異なる構成であっても、低剛性部700が振動板44Bの両端部側の溝71に沿って構成できる(図9(B)中の破線部を参照)。
図9(C)に示す触覚提示装置104Cは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、触覚提示装置104Cを正面から見て、円形状の複数の溝71が、振動板44Cの一方の主面(正面)に、且つ長手方向の端部側に沿って直列に設けられている点で異なる。その他の構成は、触覚提示装置101と同じである。このように、溝71の形状が異なる構成であっても、溝71の個数および配置等を適宜変更することにより、低剛性部700が振動板44Cの両端部側の溝71に沿って構成できる(図9(C)中の破線部を参照)。
図9(D)に示す触覚提示装置104Dは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、溝71が、振動板44Aの他方の主面(背面)に、且つ長手方向の端部側に沿って、平行に2本設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。このように、溝71が長手方向の端部側に沿って、平行に2本設けられている場合には、低剛性部700が振動板44Dの端部側の溝71に沿って平行に2つずつ構成できる(図9(D)中の破線部を参照)。
なお、触覚提示装置104Dのように、端部側に複数の低剛性部700を有する場合でも、振動板44Dの最も中央寄りに位置する低剛性部700が、振動板44Dの中央部との境界に沿って構成されている。
このように、触覚提示装置104A,触覚提示装置104B,触覚提示装置104C,および触覚提示装置104D等の構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図10(A)に示す触覚提示装置104Eは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、溝71が、振動板44Eの他方の主面(背面)に、且つ端部側の広範囲にわたって設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。この場合、溝71が端部側の広範囲にわたって設けられているため、低剛性部700が端部側の短手方向(Y方向)に沿って広い範囲に構成される(図10(A)および図10(B)を参照)。したがって、振動板44Eの端部側は、振動板44Eをフィルム部材10に接続する際に、短手方向(Y方向)の広い範囲にわたって屈曲(湾曲)した状態となる(図10(C)を参照)。
図11に示す触覚提示装置104Fは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、複数の溝71が、振動板44Fの他方の主面(背面)に、且つ端部側の広範囲にわたって設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。この場合も、触覚提示装置104Eと同様に、溝71が振動板44Fの端部側に広範囲にわたって設けられているため、低剛性部700が端部側の短手方向(Y方向)に沿って広い範囲に構成される(図11を参照)。したがって、振動板44Fの端部側は、振動板44Fをフィルム部材10に接続する際に、短手方向(Y方向)の広い範囲にわたって屈曲(湾曲)した状態となる。
このように、触覚提示装置104E,および触覚提示装置104F等のように、低剛性部700が振動板の端部側の短手方向(Y方向)の広い範囲にわたり構成される場合であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本実施形態において列挙した構成は、あくまで例示であって、これら構成に限定されるものではない。例えば、第2の実施形態に係る触覚提示装置102の場合と同様に、振動板の一方の主面(正面)に溝71を設けて低剛性部を構成してもよいし、第3の実施形態に係る触覚提示装置103の場合と同様に、振動板の両面に溝71を設けて低剛性部を構成してもよい。また、振動板の端部側に低剛性部700を構成できるのであれば、振動板の端部側に設けられる溝71の形状、大きさ、個数、配置等は、適宜変更可能である。
《第5の実施形態》
次に、第5の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図12は、第5の実施形態に係る触覚提示装置105の構造説明図である。図12(A)は第5の実施形態に係る触覚提示装置105の正面図であり、図12(B)は振動板45を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図12(C)は振動板45を接続した後の状態を示す構造説明図である。
第5の実施形態に係る触覚提示装置105は、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、薄肉部72が、振動板45の端部側に設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。振動板45の薄肉部72が設けられている部分は、薄肉部72が設けられていない部分と比べて相対的に剛性が低い。つまり、図12の例では、振動板45の短手方向(Y方向)の両端部側の剛性が低く、変形しやすい。
なお、図12の例では、薄肉部72が短手方向(Y方向)の端部側の広範囲(全体)にわたり設けられているため、低剛性部700が端部側の短手方向(Y方向)に沿って広い範囲(全体)に構成される(図12(A)を参照)。このように、低剛性部700は、振動板45の端部側が薄肉部72となっていることにより構成することができる。
このような構成であっても、触覚提示装置104E,および触覚提示装置104Fの場合と同様に、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、触覚提示装置105のように、低剛性部700が端部側全体に設けられている場合でも、低剛性部700は、振動板45の中央部との境界に沿って構成される。
《第6の実施形態》
次に、第6の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図13は、第5の実施形態に係る触覚提示装置106の正面図である。
第6の実施形態に係る触覚提示装置106は、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、振動板46の両主面を貫通する孔73が、振動板44Aの長手方向の端部側に沿って設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。振動板46の孔73が設けられる部分は、孔73が設けられていない部分と比べて相対的に剛性が低い。したがって、孔73が振動板46の短手方向(Y方向)の端部側に沿って設けられている触覚提示装置106は、相対的に短手方向(Y方向)の端部側が変形しやすい。つまり、振動板46の両主面を貫通する孔73に沿って低剛性部700が構成される(図13中の破線部を参照)。このように、低剛性部700は、振動板46の端部側に、両主面を貫通する孔73が設けられることにより構成することができる。
このような構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
《第7の実施形態》
次に、第7の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図14(A)は第7の実施形態に係る触覚提示装置107Aの正面図であり、図14(B)は触覚提示装置107Bの正面図であり、図14(C)は触覚提示装置107Cの正面図であり、図14(D)は触覚提示装置107Dの正面図である。図15(A)は第7の実施形態に係る触覚提示装置104Eの正面図であり、図15(B)は触覚提示装置107Fの正面図である。
図14(A)に示す触覚提示装置107Aは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、孔73が、振動板47Aの短手方向(Y方向)の端部側に沿って直列に2本設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。上述の通り、振動板47Aの孔73が設けられる部分は、孔73が設けられていない部分と比べて相対的に剛性が低い。したがって、孔73が振動板47Aの短手方向(Y方向)の端部側に沿って直列に2本設けられている触覚提示装置107Aは、相対的に短手方向(Y方向)の端部側が変形しやすい。つまり、振動板47Aの両端部側の孔73に沿って低剛性部700が構成される(図14(A)中の破線部を参照)。このように、低剛性部700は、端部側に、複数の孔73が設けられることにより構成することができる。
図14(B)に示す触覚提示装置107Bは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、孔73が、振動板47Bの短手方向(Y方向)の端部側に沿って直列に3本設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。このように、振動板47Bに設けられる孔73の個数が異なる構成であっても、低剛性部700が振動板47Bの両端部側の孔73に沿って構成できる(図14(B)中の破線部を参照)。
図14(C)に示す触覚提示装置107Cは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、触覚提示装置107Cを正面から見て、円形状の複数の孔73が、振動板47Cの短手方向(Y方向)の端部側に沿って直列に設けられている点で異なる。他の構成は、触覚提示装置101と同じである。このように、孔73の形状が異なる構成であっても、孔73の個数および配置等を適宜変更することにより、低剛性部700が振動板47Cの両端部側の孔73に沿って構成できる(図14(C)中の破線部を参照)。
図14(D)に示す触覚提示装置107Dは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、触覚提示装置107Cを正面から見て、振動板47Dの短手方向(Y方向)の端部側に沿って直列に配置された円形状の複数の孔73が、平行に2本設けられている点で異なる。他の構成は、触覚提示装置101と同じである。この例のように、振動板47Dの短手方向(Y方向)の端部側に沿って直列に配置された円形状の複数の孔73が、平行に2本設けられている場合には、低剛性部700が直列に配置された円形状の複数の孔73に沿って、平行に2つずつ構成できる(図14(D)中の破線部を参照)。このような構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
図15(A)に示す触覚提示装置107Eは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、孔73が、振動板47Eの短手方向(Y方向)の端部側に広範囲にわたって設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。この場合、孔73が端部側の広範囲にわたって設けられているため、低剛性部700が振動板47Eの端部側の短手方向(Y方向)に沿って広い範囲に構成される(図15(A)参照)。したがって、振動板47Eの端部側は、振動板47Eをフィルム部材10に接続する際に、短手方向(Y方向)の広い範囲にわたって屈曲(湾曲)した状態となる。
図15(B)に示す触覚提示装置107Fは、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、複数の孔73が、振動板47Fの端部側に広範囲にわたって設けられている点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。この場合も、触覚提示装置107Eと同様に、低剛性部700が振動板47Fの端部側の短手方向(Y方向)に沿って広い範囲に構成される(図15(B)参照)。したがって、振動板47Fの端部側は、振動板47Fをフィルム部材10に接続する際に、短手方向(Y方向)の広い範囲にわたって屈曲し(湾曲)た状態となる。
触覚提示装置107E,および触覚提示装置107F等のように、低剛性部700が振動板の端部側の短手方向(Y方向)に沿って広い範囲に構成される場合であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、本実施形態において列挙した構成は、あくまで例示であって、これら構成に限定されるものではない。低剛性部700を構成できるのであれば、振動板の端部側に設けられる孔73の形状、大きさ、個数、配置等は、適宜変更可能である。
《第8の実施形態》
次に、第8の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図16は、第8の実施形態に係る触覚提示装置108の構造説明図である。図16(A)は第8の実施形態に係る触覚提示装置108の正面図であり、図16(B)は振動板48を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図16(C)は振動板48を接続した後の状態を示す構造説明図である。
第8の実施形態に係る触覚提示装置108は、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、弾性率の大きい第1部材74Aと、弾性率の小さい第2部材74Bとからなる振動板48を備える点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。
第1部材74Aの短手方向(Y方向)の両端部には、第1部材74Aの他方の主面(背面)側に第2部材74Bの一端が装着されている。つまり、振動板48は、短手方向(Y方向)の両端部に第2部材74Bを備える構造である。そして、振動板48は、他方の主面の(背面)において短手方向(Y方向)の両端部が、フィルム部材10に接続されている。つまり、振動板48において、第2部材74Bの他端が、フィルム部材10に接続されている。タッチパネル50は、振動板48(第1部材74A)の一方の主面(正面)に装着されている。
第2部材74Bは、第1部材74Aと比べて弾性率が小さい。したがって、第2部材74Bのみが振動板48の短手方向(Y方向)の両端部に備えられる触覚提示装置108は、相対的に短手方向(Y方向)の端部側が変形しやすい。つまり、相対的に弾性率の小さい第2部材74Bは、振動板48の端部側に低剛性部700を構成する(図15(A)および図15(B)を参照)。これに対して、第1部材74Aが備えられた部分は、振動板48の中央部(低剛性部700を有していない部分)を構成する。
このような構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
《第9の実施形態》
次に、第9の実施形態に係る触覚提示装置について、図を参照して説明する。図17は、第9の実施形態に係る触覚提示装置109の構造説明図である。図17(A)は第9の実施形態に係る触覚提示装置109の正面図であり、図17(B)は振動板49を接続する前の状態を示す構造説明図であり、図17(C)は振動板49を接続した後の状態を示す構造説明図である。
第9の実施形態に係る触覚提示装置109は、第1の実施形態に示した触覚提示装置101に対して、振動板49は、第2部材74Bの主面よりも主面の面積が小さい第1部材74Aに、第2部材74Bの主面を接続している点で異なり、他の構成は、触覚提示装置101と同じである。
触覚提示装置109の振動板49は、第1部材74A,および第2部材74Bとからなる。振動板49の第1部材74Aの主面は、第2部材74Bの主面よりも小さい面積であり、第2部材74Bの主面に接続されている。このとき、第1部材74の他方の主面(背面)側が第2部材74Bの一方の主面(正面)に接続されており、振動板49は、図17に示すように、短手方向(Y方向)の両端部に第2部材74Bを備える構造である。したがって、第2部材74Bの短手方向(Y方向)の両端部が、フィルム部材10に接続されている。
第2部材74Bは、第1部材74Aと比べて弾性率の小さい。したがって、第2部材74Bのみが振動板49の短手方向(Y方向)の両端部に備えられる触覚提示装置109は、相対的に短手方向(Y方向)の端部側が変形しやすい。つまり、弾性率の小さい第2部材74Bは、振動板49の端部側に低剛性部700を構成する(図17(A),図17(B)および図17(C)を参照)。これに対して、第1部材74の主面が第2部材74Bの主面に接続されている部分は、第1部材74Aの弾性率が第2部材74Bの弾性率よりも大きいため、振動板49の中央部(低剛性部700を有していない部分)を構成する。
このような構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
《その他の実施形態》
上述の実施形態では、電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材10を、エキサイタフィルム30(圧電性を有しない樹脂フィルム)の主面に圧電フィルム20を装着することにより実現させた例を示したが、この構成に限るものではない。電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材10は、圧電セラミックスと、複数のエキサイタフィルムと、を用いることでも実現することができる。この場合、複数のエキサイタフィルムは、それぞれ一方の端部が圧電セラミックスに接続され、他方の端部が振動板に接続される。
また、電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材10において、エキサイタフィルム30(圧電性を有しない樹脂フィルム)は必須ではない。例えば、エキサイタフィルム30を用いず、フィルム部材10が圧電フィルムのみからなる構成とし、直接振動板に接続する態様とすることも可能である。この構成では、フィルム部材10をエキサイタフィルムの主面に圧電フィルムを装着することにより実現した場合と比べて、電圧を加えることで面方向に変形する力を大きくすることができるため、振動板に強い振動を伝えることができる。
また、フィルム部材10は、圧電フィルムを備えるものに限るものではない。例えば、電歪フィルム、エレクトレットフィルム、コンポジットフィルム、または電気活性フィルム等を用いることができる。電気活性フィルムとは、電気的駆動によって応力を発生するフィルム、または電気的駆動によって変形して変位を発生するフィルムである。具体的には、コンポジット材料(圧電セラミックスを樹脂モールドした材料)、電気駆動型エラストマー、または液晶エラストマー等がある。なお、電歪フィルム等を用いた場合においても、フィルム部材10は、エキサイタフィルム30(圧電性を有しない樹脂フィルム)の主面に電歪フィルム等を装着することにより実現が可能である。また、エキサイタフィルム30を用いず、フィルム部材10が電歪フィルム等からなる構成とし、直接振動板に接続する態様とすることも可能である。
10…フィルム部材
20…圧電フィルム
30…エキサイタフィルム
41,42,43,44A,44B,44C,44D,44E,44F,45,46,47A,47B,47C,47D,47E,47F,48,49…振動板
50…タッチパネル
60…接着層
71…溝
72…薄肉部
73…孔
74A…第1部材
74B…第2部材
80…タッチセンサ
81…駆動部
101,102,103,104A,104B,104C,104D,104E,104F,105,106,107A,107B,107C,107D,107E,107F,108,109…触覚提示装置
200…ベースフィルム
201A,201B…電極
300…中空領域
700…低剛性部

Claims (14)

  1. 電圧を加えることで面方向に変形するフィルム部材と、
    曲げ応力が発生する状態で前記フィルム部材に端部で接続された振動板と、
    タッチ操作を検出するタッチ検出部と、
    前記タッチ検出部がタッチ操作を検出したときに、前記フィルム部材に駆動信号を印加する駆動部と、を備え、
    前記振動板は、前記端部側に、相対的に剛性の低い低剛性部を有することを特徴とする触覚提示装置。
  2. 前記低剛性部は、前記端部側に、溝が設けられることにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の触覚提示装置。
  3. 複数の前記溝が設けられることを特徴とする請求項2に記載の触覚提示装置。
  4. 前記低剛性部は、前記端部側が薄肉部となっていることにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の触覚提示装置。
  5. 前記低剛性部は、前記端部側に、両主面を貫通する孔が設けられることにより構成されることを特徴とする請求項1に記載の触覚提示装置。
  6. 複数の前記孔が設けられることを特徴とする請求項5に記載の触覚提示装置。
  7. 前記振動板は、弾性率の大きい第1部材と、弾性率の小さい第2部材と、からなり、
    前記第2部材は、前記低剛性部を構成し、前記フィルム部材に接続されることを特徴とする請求項1に記載の触覚提示装置。
  8. 前記第1部材の主面は、前記第2部材の主面よりも小さい面積であり、前記第2部材の主面に接続されることを特徴とする請求項7に記載の触覚提示装置。
  9. 前記振動板は、前記低剛性部を有していない部分に平面を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の触覚提示装置。
  10. 前記タッチ検出部は、前記振動板に装着されるタッチパネルにより実現される請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の触覚提示装置。
  11. 前記フィルム部材は、両主面に電極が形成された圧電性樹脂を備えることを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の触覚提示装置。
  12. 前記圧電性樹脂は、ポリフッ化ビニリデンを材料とすることを特徴とする請求項11に記載の触覚提示装置。
  13. 前記圧電性樹脂は、キラル高分子を材料とすることを特徴とする請求項11に記載の触覚提示装置。
  14. 前記キラル高分子は、少なくとも一軸方向に延伸処理を行ったポリ乳酸であることを特徴とする請求項13に記載の触覚提示装置。
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