JP6079266B2 - 制御装置、ログ格納方法及び制御プログラム - Google Patents

制御装置、ログ格納方法及び制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、制御装置、ログ格納方法及び制御プログラムに関する。
従来、ストレージ装置やサーバなどの装置では、障害発生時の解析を支援するためにログの採取が行われている。ログはディスク装置などの不揮発性記憶装置に格納されるが、ログの格納に使用できる領域には制限があり、全てのログを格納することはできない。
そこで、例えば、ストレージ装置では、ログに優先度を設け、優先度の高いログだけを格納することが行われている。すなわち、ストレージ装置では、障害発生時のエラーに関するログは優先度が高く全て格納されるが、ユーザのオペレーションに関するログのうち優先度が低いログは格納されない。
また、電子計算機システムでは、収集すべき情報の項目及び収集すべきタイミングを指定する情報を格納した収集情報指定ファイルを参照して障害発生状況情報などを記録する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照。)。また、録画装置では、イベント情報を重要なイベント情報と通常のイベント情報に分類し、重要なイベント情報を上書きが禁止された一方向書込領域に記録する技術が開発されている(例えば、特許文献2参照。)。
特開平8−50555号公報 特開2008−287423号公報
しかしながら、全てのログが格納されていないと、障害発生時の調査に時間がかかるという問題がある。例えば、ストレージ装置では、障害調査には、エラーログだけでなく、その前後のオペレーションログが重要であり、オペレーションログのうち優先度の低いログが格納されていないと、障害調査に時間がかかる。
本発明は、1つの側面では、限られた格納領域を有効に利用して障害調査に必要な全てのログを格納し、障害調査の時間を短縮することを目的とする。
本願の開示する制御装置は、1つの態様において、ログの格納を制御する制御装置である。制御装置は、調査の対象となるイベントである調査対象イベントと該調査対象イベントと関連してログ格納の対象となるイベントである格納対象イベントとを対応付けて記憶する定義情報記憶部を有する。また、制御装置は、先頭から順にログが書込まれて最後までログが書込まれると先頭に戻ってログが上書きされるログ記憶部を有する。また、制御装置は、発生した全てのイベントについてのログを前記ログ記憶部に格納し、前記定義情報記憶部が記憶する調査対象イベントが発生した後は、対応する格納対象イベントについてのログだけを前記ログ記憶部に格納するログ格納制御部とを有する。
1実施態様によれば、障害調査の時間を短縮することができる。
図1は、実施例に係るストレージ装置の機能構成を示すブロック図である。 図2は、装置管理部によるログ格納方法を説明するための図である。 図3は、障害調査専用ログ格納領域へのログ格納方法を説明するための図である。 図4は、終端ポインタを説明するための図である。 図5は、調査対象イベント前情報及び調査対象イベント後情報に基づくログ格納を説明するための図である。 図6Aは、選択条件が「優先」である場合のログ格納方法を説明するための図である。 図6Bは、選択条件が「非優先」である場合のログ格納方法を説明するための図である。 図7は、装置管理部による障害調査用ログ格納処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、制御プログラムを実行するCMのハードウェア構成を示すブロック図である。
以下に、本願の開示する制御装置、ログ格納方法及び制御プログラムの実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例は開示の技術を限定するものではない。
まず、実施例に係るストレージ装置の機能構成について説明する。図1は、実施例に係るストレージ装置の機能構成を示すブロック図である。図1に示すように、ストレージ装置1は、CM(Control Module)100と、保守PC(Personal Computer)200と、システムディスク300と、一般ディスク400とを有する。
CM100は、ホスト2からの指示に基づいてストレージ装置1を制御し、ディスク装置へのデータの書込み及びディスク装置からのデータの読出しを行う。保守PC200は、ストレージ装置1のユーザが、ストレージ装置1の状態監視、構成変更、保守に用いるパソコンである。
システムディスク300は、ストレージ装置1の管理に用いられる情報を記憶するディスク装置であり、キャッシュデータ、構成情報、ログデータなどを記憶する。キャッシュデータは、CM100に記憶されたデータを停電時に一時的に記憶するデータであり、構成情報は、ストレージ装置1の構成に関する情報である。ログデータは、ストレージ装置1に発生したエラーや保守PC200を用いたユーザのオペレーションなどのイベントを記録したデータである。
一般ディスク400は、ホスト2からの指示に基づいて読書きされるデータを記憶するディスク装置である。すなわち、一般ディスク400は、ストレージ装置のユーザが使用するデータを記憶する。
CM100は、I/O制御部110と、装置管理部120と、記憶部130とを有する。I/O制御部110は、ホスト2からの指示に基づいて一般ディスク400へのデータの書込み、一般ディスク400からのデータの読出しを制御する。装置管理部120は、保守PC200からの指示に基づいてストレージ装置1の状態監視、構成変更、保守などを行う。
記憶部130は、ホスト2が読書きするデータを一時的に記憶する。また、記憶部130は、ストレージ装置1の管理に用いられるデータを記憶する。記憶部130が記憶するデータには、キャッシュデータ131、ログデータ132、終端ポインタ133、格納先ポインタ134、構成情報135、処理中イベント番号136が含まれる。
キャッシュデータ131は、ホスト2が読書きするデータを一時的に記憶するデータであり、ログデータ132は、システムディスク300に格納されるログデータを一時的に記憶するデータである。終端ポインタ133及び格納先ポインタ134は、ログデータ132の格納に用いられるポインタである。
構成情報135はストレージ装置1の構成に関する情報であり、システムディスク300が記憶する構成情報と同じ情報である。処理中イベント番号136は、現在ログの格納が行われている調査対象イベントの番号である。処理中イベント番号136は、調査対象イベント数より大きな値に初期化される。なお、終端ポインタ133、格納先ポインタ134及び処理中イベント番号136の詳細については後述する。
次に、装置管理部120によるログ格納方法について説明する。図2は、装置管理部120によるログ格納方法を説明するための図である。図2に示すように、ログデータ132のサイズは44MBであり、ログデータ132は、サイズが40MBのログ採取用ログ格納領域132aとサイズが4MBの障害調査専用ログ格納領域132bに分けられる。
ログ採取用ログ格納領域132aは、優先度に基づいてログが格納される領域であり、優先度の高いログが格納される。優先度には、「高」、「中」及び「低」があり、ログ採取用ログ格納領域132aには、優先度が「高」又は「中」であるログが格納される。
エラーログの優先度は「高」である。また、オペレーションログの優先度には「中」と「低」があり、優先度が「低」であるオペレーションログはログ採取用ログ格納領域132aに格納されない。ログ採取用ログ格納領域132aは、CM100のファームウェアを更新した場合の確認などに用いられる。
障害調査専用ログ格納領域132bは、障害調査専用のログ格納領域であり、構成情報135に含まれる障害ログ調査用定義135aで定義されるイベントに関するログだけが格納される。障害ログ調査用定義135aは、障害調査用にログが格納されるイベントすなわち調査対象イベントを定義する情報であり、選択条件と、n個の調査対象イベントに関する情報とを含む。ここで、nは正の整数である。処理中イベント番号136は、例えば、「n+1」に初期化される。
選択条件は、調査対象イベントの格納優先条件を指定する情報であり、「優先」又は「非優先」である。「優先」は、調査対象イベント番号i(1≦i≦n)が小さいイベント(若番のイベント)のログを優先的に格納することを指定する。
例えば、装置管理部120は、選択条件が「優先」の場合、調査対象イベント1で指定されるイベントが発生してログを採取しているときに調査対象イベント2で指定されるイベントが発生したとしても、調査対象イベント2に関するログの採取は行わない。
「非優先」は、障害ログ調査用定義135aに定義されている調査対象イベント全てのログを格納することを指定する。例えば、装置管理部120は、選択条件が「非優先」の場合、調査対象イベント1で指定されるイベントが発生してログを採取している時に調査対象イベント2で指定されるイベントが発生すると、調査対象イベント1及び調査対象イベント2に関するログの採取を行う。
調査対象イベントに関する情報には、調査対象イベントと調査対象イベント前情報と調査対象イベント後情報とがある。調査対象イベントは、調査対象となるイベントのイベントIDを指定する。調査対象イベントのログは、障害の原因となったイベントのログである。
調査対象イベント前情報は、調査対象となるイベントの前に記録されているイベントのイベントIDを指定し、調査対象イベント後情報は、調査対象となるイベントが発生した後に記録するイベントのイベントIDを指定する。調査対象イベント前情報と調査対象イベント後情報は複数のイベントを指定することができる。
図2において、調査対象イベント1は、調査対象イベント番号が「1」であり、イベントIDが「00000001」であるイベントが調査対象であることを指定する。また、調査対象イベント1は、調査対象イベント前情報としてイベントIDがそれぞれ「00001001」、「00001002」及び「00001003」であるイベントを指定する。また、調査対象イベント1は、調査対象イベント後情報としてイベントIDがそれぞれ「00001004」及び「00001005」であるイベントを指定する。
なお、障害ログ調査用定義135aは、保守PC200からのGUI操作によるオペレーションで作成される。また、ログ採取用ログ格納領域132aと障害調査専用ログ領域132bの比率は、障害調査に必要なログは1日分あれば十分であるため4Mバイトとすると、10(ログ採取用ログ格納領域:40Mバイト)対1(障害調査専用ログ領域:4Mバイト)とする。ただし、この比率は、システムディスク300のサイズや障害調査に用いられるログの量に基づいて変更可能である。
次に、障害調査専用ログ格納領域132bへのログ格納方法について図3〜図6Bを用いて説明する。図3は、障害調査専用ログ格納領域132bへのログ格納方法を説明するための図である。
図3に示すように、装置管理部120は、障害ログ調査用定義135aに定義されている調査対象イベントが発生するまでは、全てのイベントについてのログを障害調査専用ログ格納領域132bへ格納する。すなわち、装置管理部120は、優先度が「低」であるオペレーションログも障害調査専用ログ格納領域132bへ格納する。
ここで、装置管理部120は、障害調査専用ログ格納領域132bの先頭から順番にログを格納していき、障害調査専用ログ格納領域132bの最後までログを格納すると、以降のログは先頭に戻って上書きする。すなわち、装置管理部120は、障害調査専用ログ格納領域132bをリングバッファとして用いる。図3では、イベント「00001001」、イベント「00001002」、・・・、イベント「00000002」のログが順に格納され、次のログは先頭のイベント「00001001」のログに上書きされる。
そして、装置管理部120は、調査対象イベントが発生すると、調査対象イベントを格納した障害調査専用ログ格納領域132bの領域を終端ポインタ133の値として決定する。そして、装置管理部120は、調査対象イベント後情報で指定されたイベントが発生すると、ログを終端ポインタ133で指定される障害調査専用ログ格納領域132bの領域の1つ前の領域まで順に格納していく。そして、装置管理部120は、終端ポインタ133で指定される領域の1つ前の領域までログを格納すると、それ以降に発生するイベントについてはログの格納を行わない。
図4は、終端ポインタ133を説明するための図である。図4では、調査対象イベント「00000001」が発生すると、障害調査専用ログ格納領域132bのうち調査対象イベント「00000001」のログが格納された領域のアドレスが終端ポインタ133の値として設定される。
なお、格納先ポインタ134は、次にログを格納する領域を指し、ログが格納されると次の領域を指すように更新される。格納先ポインタ134の初期値は、障害調査専用ログ格納領域132bの先頭を指す。また、ログの採取の指定、終端ポインタ133のクリア、格納先ポインタ134の初期化、ログのクリアはGUIを介して保守PC200から行われる。
ログを格納する際、装置管理部120は、障害ログ調査用定義135aの調査対象イベント前情報と調査対象イベント後情報により、格納の有無を決める。終端ポインタ133の設定後、装置管理部120は、調査対象イベント後情報に定義されているイベントのログと調査対象イベントのログのみ格納していく。
また、装置管理部120は、格納先のログが調査対象イベント前情報に定義されているイベントのログ又は調査対象イベントのログの場合はログを上書きしないようにする。すなわち、装置管理部120は、格納先ポインタ134が指す領域に調査対象イベント前情報に定義されているイベントのログ又は調査対象イベントのログが格納されている場合には、上書きを行わない。
図5は、調査対象イベント前情報及び調査対象イベント後情報に基づくログ格納を説明するための図である。図5に示すように、終端ポインタ133の設定後、装置管理部120は、調査対象イベント後情報で指定されたイベント「00001004」及び「00001005」のログだけを障害調査専用ログ格納領域132bに格納する。また、装置管理部120は、調査対象イベント前情報で指定されたイベント「00001001」及び「00001002」が格納された領域についてはログを上書きしない。
図6Aは、選択条件が「優先」である場合のログ格納方法を説明するための図であり、図6Bは、選択条件が「非優先」である場合のログ格納方法を説明するための図である。図6Aに示すように、選択条件が「優先」である場合には、装置管理部120は、調査対象イベント1及び調査対象イベント2で指定されるイベントの両方が発生すると、調査対象イベント1のログを優先して採取する。すなわち、装置管理部120は、調査対象イベント1の調査対象イベント後情報で指定されるイベントのログを優先して上書きし、調査対象イベント1の調査対象イベント前情報で指定されるイベントのログが格納されていると上書きしないようにする。
また、装置管理部120は、調査対象イベント2が最初に発生すると、処理中イベント番号136に「2」を設定し、その後、調査対象イベント1が最初に発生すると、処理中イベント番号136を「1」に更新する。
一方、図6Bに示すように、選択条件が「非優先」である場合には、装置管理部120は、調査対象イベント番号に関係なく、障害ログ調査用定義135aの調査対象イベント及び調査対象イベント後情報で定義されている全イベントのログを格納する。また、装置管理部120は、調査対象イベント番号に関係なく、障害ログ調査用定義135aの調査対象イベント前情報で定義されているイベントのログ又は調査対象イベントのログが格納されていると上書きしない。
なお、装置管理部120は、障害調査専用ログを新たに記録する場合は、保守PC200からの指示に基づいてログ削除を行った契機で、記憶部130を初期化して各イベントに対するログの格納を再開する。初期化としては、装置管理部120は、障害調査専用ログ格納領域132b、終端ポインタ133をクリアし、格納先ポインタ134、処理中イベント番号136の初期設定を行う。
また、装置管理部120は、保守PC200からの指示に基づいて、障害調査専用ログ格納領域132bに格納したログを時系列の古い順にマージして表示装置に表示する。また、装置管理部120は、障害調査専用ログ格納領域132bに格納したログをプリンタに出力することもできる。
次に、装置管理部120による障害調査用ログ格納処理の処理手順について説明する。図7は、装置管理部120による障害調査用ログ格納処理の処理手順を示すフローチャートである。
なお、障害調査用ログ格納処理は、ログが格納されるイベントが発生するごとに起動される。また、調査対象イベントが発生する前は、装置管理部120は、障害調査専用ログ格納領域132bにログを順次格納していくだけなので、ここでは、調査対象イベントが発生した時点からの処理手順について説明する。
図7に示すように、装置管理部120は、終端ポインタ133が既に設定されているか否かを判定し(ステップS1)、終端ポインタ133が設定されていない場合には、終端ポインタ133を設定し(ステップS2)、ステップS10へ進む。装置管理部120は、調査対象イベントが最初に発生したときに、このパスで処理を行う。
一方、終端ポインタ133が設定されている場合には、装置管理部120は、ログの格納先の領域が終端ポインタ133が設定された領域であるか否かを判定し(ステップS3)、終端ポインタ133が設定された領域である場合には、処理を終了する。装置管理部120は、以降のログを格納しない。
一方、ログの格納先の領域が終端ポインタ133が設定された領域でない場合には、装置管理部120は、発生したイベントが調査対象イベント又は調査対象イベント後情報で指定されたイベントであるか否かを判定する(ステップS4)。その結果、調査対象イベントでも調査対象イベント後情報で指定されたイベントでもない場合には、装置管理部120は、ログを格納することなく処理を終了する。
一方、調査対象イベント又は調査対象イベント後情報で指定されたイベントである場合には、装置管理部120は、格納先のログが調査対象イベントのログ又は調査対象イベント前情報で指定されたログであるか否かを判定する(ステップS5)。すなわち、装置管理部120は、格納先ポインタ134が指す領域が記憶するログが調査対象イベントのログ又は調査対象イベント前情報で指定されたイベントのログであるか否かを判定する。
その結果、格納先ポインタ134が指す領域が記憶するログが調査対象イベントのログ又は調査対象イベント前情報で指定されたイベントのログである場合には、格納先ポインタ134を次の領域を指すように更新し(ステップS6)、ステップS5に戻る。なお、格納先ポインタ134が障害調査専用ログ格納領域132bの最後の領域を超えた場合には、装置管理部120は、格納先ポインタ134を障害調査専用ログ格納領域132bの先頭を指すように更新する。
一方、格納先ポインタ134が指す領域が記憶するログが調査対象イベントでも調査対象イベント前情報で指定されたイベントでもない場合には、装置管理部120は、選択条件が「優先」か否かを判定する(ステップS7)。
その結果、選択条件が「優先」である場合には、装置管理部120は、発生したイベントが調査対象イベントであり、発生した調査対象イベントの番号が、処理中の調査対象イベントの番号以下であるか否かを判定する(ステップS8)。その結果、発生した調査対象イベントの番号が、処理中の調査対象イベントの番号以下でない場合には、発生したイベントは優先度の低いイベントであるので、ログを格納することなく処理を終了する。
一方、発生した調査対象イベントの番号が、処理中の調査対象イベントの番号以下である場合には、装置管理部120は、処理中イベント番号136を発生したイベントの番号で更新する(ステップS9)。
そして、装置管理部120は、格納先ポインタ134が指定する領域にログを格納し、格納先ポインタ134を更新する(ステップS10)。また、選択条件が「優先」でない場合には、装置管理部120は、格納先ポインタ134が指定する領域にログを格納し、格納先ポインタ134を更新する(ステップS10)。
このように、装置管理部120が、障害ログ調査用定義135aに基づいてログを格納することで、障害調査専用ログ格納領域132bを有効に利用して、障害の調査に有用な全てのログを格納することができる。
なお、ここでは、選択条件が「優先」の場合、装置管理部120は、調査対象イベントのログ又は調査対象イベント前情報に指定されたイベントのログに対して上書きを行わないとした。しかしながら、装置管理部120は、調査対象イベント前情報に指定されたイベントのログに対してのみ上書きを行わないこともできる。
上述してきたように、本実施例では、調査対象イベント、調査対象イベント後情報及び調査対象イベント前情報を障害ログ調査用定義135aとして記憶部130が記憶する。そして、装置管理部120は、調査対象イベントが発生すると、調査対象イベント及び調査対象イベント後情報で指定されたイベントのログを障害調査専用ログ格納領域132bに格納する。したがって、装置管理部120は、限られた領域である障害調査専用ログ格納領域132bを有効に利用して障害調査に有用な情報を全て格納することができ、障害発生時の調査時間を短縮することができる。
また、装置管理部120は、障害調査専用ログ格納領域132bを循環バッファとして使用し、調査対象イベントが発生するまでは全てのログを障害調査専用ログ格納領域132bに格納する。そして、装置管理部120は、調査対象イベントが発生してログを障害調査専用ログ格納領域132bに格納するときに格納先の領域に調査対象イベント前情報で指定されたイベントのログが格納されているか否かを判定する。
そして、装置管理部120は、調査対象イベント前情報で指定されたイベントのログが格納されている場合には、ログの上書きを行わない。したがって、装置管理部120は、調査対象イベントが発生する前のイベントのログを障害調査専用ログ格納領域132bに残すことができ、障害発生時の調査時間を短縮することができる。
また、記憶部133は、障害ログ調査用定義135aとして選択条件と複数の調査対象イベントを優先度付けして記憶する。そして、装置管理部120は、選択条件で「優先」が指定されると、優先度が高い調査対象イベントのログを優先して障害調査専用ログ格納領域132bに格納する。したがって、装置管理部120は、複数の調査対象イベントが発生した場合に、より重要なイベントに関するログを障害調査専用ログ格納領域132bに格納することができ、より重大な障害についての調査を優先させることができる。
なお、実施例では、CM100について説明したが、CM100が有する機能をソフトウェアによって実現することで、同様の機能を有する制御プログラムを得ることができる。そこで、制御プログラムを実行するCMのハードウェア構成について説明する。
図8は、制御プログラムを実行するCMのハードウェア構成を示すブロック図である。図8に示すように、CM500は、メモリ501と、CPU502と、ホストインタフェース503と、ディスクインタフェース504とを有する。
メモリ501は、プログラムやプログラムの実行途中結果などを記憶する。また、メモリ501は、図1に示した記憶部130としても機能する。CPU502は、メモリ501からプログラムを読み出して実行する中央処理装置である。
ホストインタフェース503は、ホスト2とのインタフェースであり、ホスト2からデータの読出し要求やデータ書込み要求などを受け付けるとともに、ホスト2との間でデータの送受信を行う。
ディスクインタフェース504は、システムディスク300及び一般ディスク400とのインタフェースである。ディスクインタフェース504は、システムディスク300及び一般ディスク400からのデータの読出し及びシステムディスク300及び一般ディスク400へのデータの書込みを制御する。
なお、本実施例では、ストレージ装置のログを格納する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えばサーバやプリンタなど、他の装置のログを格納する場合にも同様に適用することができる。
1 ストレージ装置
2 ホスト
100 CM
110 I/O制御部
120 装置管理部
130 記憶部
131 キャッシュデータ
132 ログデータ
132a ログ採取用ログ格納領域
132b 障害調査専用ログ格納領域
133 終端ポインタ
134 格納先ポインタ
135 構成情報
135a 障害ログ調査用定義
200 保守PC
300 システムディスク
400 一般ディスク
500 CM
501 メモリ
502 CPU
503 ホストインタフェース
504 ディスクインタフェース

Claims (6)

  1. ログの格納を制御する制御装置において、
    調査の対象となるイベントである調査対象イベントと該調査対象イベントと関連してログ格納の対象となるイベントである格納対象イベントとを対応付けて記憶する定義情報記憶部と、
    先頭から順にログが書込まれて最後までログが書込まれると先頭に戻ってログが上書きされるログ記憶部と、
    発生した全てのイベントについてのログを前記ログ記憶部に格納し、前記定義情報記憶部が記憶する調査対象イベントが発生した後は、対応する格納対象イベントについてのログだけを前記ログ記憶部に格納するログ格納制御部と
    を有することを特徴とする制御装置。
  2. 前記ログ記憶部の複数の領域のうち次にログが書込まれる領域に以前に書込まれたログが、上書き不可のログであるか否かを判定する判定部をさらに有し、
    前記ログ格納制御部は、前記定義情報記憶部が記憶する調査対象イベントが発生した後は、前記判定部により上書き不可のログであると判定された領域を除いてログを格納することを特徴とする請求項1に記載の制御装置。
  3. 前記定義情報記憶部は、ログが上書き不可となるイベントである上書き不可イベントを前記調査対象イベントと対応付けてさらに記憶し
    前記判定部は、前記ログ記憶部のうち次にログが書込まれる領域に以前に書込まれたログが、上書き不可のログであるか否かを前記定義情報記憶部に基づいて判定することを特徴とする請求項2に記載の制御装置。
  4. ログの格納を制御する制御装置において、
    調査の対象となるイベントである調査対象イベントと該調査対象イベントと関連してログ格納の対象となるイベントである格納対象イベントとを対応付けて記憶するとともに、複数の調査対象イベントをログ格納の優先度を示す優先度情報とともに記憶する定義情報記憶部と、
    前記定義情報記憶部が記憶する調査対象イベントが発生したときに、対応する格納対象イベントについてのログを格納するとともに、複数の調査対象イベントが発生した場合には、発生した調査対象イベントの中で最も優先度の高い調査対象イベントの格納対象イベントについてのログを格納するログ格納制御部と
    を有することを特徴とする制御装置。
  5. コンピュータが、
    調査の対象となるイベントである調査対象イベントと該調査対象イベントと関連してログ格納の対象となるイベントである格納対象イベントとを対応付けて定義情報記憶部に記憶し、
    発生した全てのイベントについてのログをログ記憶部に先頭から順に書込み最後までログを書込むと先頭に戻ってログを上書きし、
    前記定義情報記憶部が記憶する調査対象イベントが発生した後は、対応する格納対象イベントについてのログだけを前記ログ記憶部に格納する
    処理を実行することを特徴とするログ格納方法。
  6. コンピュータに、
    調査の対象となるイベントである調査対象イベントと該調査対象イベントと関連してログ格納の対象となるイベントである格納対象イベントとを対応付けて定義情報記憶部に記憶し、
    発生した全てのイベントについてのログをログ記憶部に先頭から順に書込み最後までログを書込むと先頭に戻ってログを上書きし、
    前記定義情報記憶部が記憶する調査対象イベントが発生した後は、対応する格納対象イベントについてのログだけを前記ログ記憶部に格納する
    処理を実行させることを特徴とする制御プログラム。
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