JP6030402B2 - 通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、テザリング機能を備えた通信端末において親機の消費電力の低減を図ることが可能な通信システムを提供することを目的としている。
近年、携帯電話に代表される通信端末は高機能化の一途を辿っている。以前は広域無線通信網に接続するだけの通信機能しか持たなかったところ、BlueTooth(登録商標)、無線LAN(IEEE802.11b,g,a,n)などの近距離無線通信の機能を搭載するようになってきている。そして近年では、近距離無線通信を通じて接続した他の端末を、広域無線通信網にルーティングしてインターネットに接続させる、いわゆるテザリング機能が普及し始めている。以下、テザリング機能を利用してルーティング機能を提供している端末を親機、テザリング経由でインターネットに接続している端末を子機と呼ぶ。
ここで広域無線通信網とは、UMTS(WCDMA)、CDMA、LTE、TD−LTE、WiMAX、GSM(登録商標)等である。近距離無線とは、現時点では無線LANが主流であるが、BlueTooth(登録商標)や赤外線通信(IrDA)も使用されている。
なお、赤外線通信から接続したラップトップコンピュータをインターネットに接続させるモデム機能は、PDC(FDD−TDMAを用いる第二世代携帯電話)の頃から一部の機種では実装されていた。テザリング機能がモデム機能と異なる点は、モデム機能では子機側が親機を周辺機器としてのモデムとして制御するのに対し、テザリング機能では親機に無線LANのアクセスポイントとして接続する点である。すなわち子機側ではモデムを制御するような特殊な処理が必要なく、固定設置のアクセスポイントと全く同様に親機に接続可能である。この意味において、テザリング機能をパーソナルホットスポット機能と呼ぶ場合もある。
特許文献1には、通信端末(親機)によってラップトップコンピュータなどのデータデバイス(子機)をネットワークに接続させるテザリング機能が記載されている。なお特許文献1では、どのような子機がテザリング機能によって接続されているのかをネットワーク(サービスプロバイダ)に通知する方法が提案されている。
一方、携帯端末の高機能化の1つとして、RFIDを用いた技術が採用されている。RFIDも近距離無線通信(非接触通信)の一つであり、電子マネーやID認証のために利用されている(テザリングには利用されない)。特許文献2には、携帯電話に搭載されたRFIDタグによって入室時のセキュリティ認証を行う構成が記載されている。
特表2011−520383号公報 特開2006−127135号公報
テザリング機能では、消費電力が高いことが知られている。これは、広域無線通信網用と近距離無線用の両方のICの駆動電力と、それぞれの電波を出力するための電力、それぞれの受信電波をゲインアップするためのアンプの消費電力、およびパケットのルーティングのためのCPUおよびメモリの駆動電力が必要となるためである。テザリング機能を実行しているときの消費電力の増大は顕著であり、バッテリーの持ち時間が如実に短縮される。このことは、手に持った端末の温度が明らかに上昇することからも伺い知ることができる。
さらに、通信端末が建物や乗物などの施設の中に入ったとき、広域無線通信網の通信状況が悪いために、消費電力が増大するおそれがある。例えば建物に遮蔽されて電波強度が弱くなっているとき、親機はできるかぎりゲインアップしようとするので、消費電力が増大する。また建物内で電波が反射して輻輳したり、施設内で他の無線が走っていたりするためにノイズが多いとき、パケットエラーが生じるためにデータの再送が生じ、通信速度が低下すると共に消費電力が増大する。
上記のように通信状況が悪い場合において、例えばUMTSの電波状態が悪いとしても、WiMAXやGSM(登録商標)の電波状況はさほど悪くない場合もある。これは、窓に対する基地局の位置や、使用する周波数帯の混雑具合、ある通信方式の中継局(リピータやリレーノード、ピコセル)の有無など、複数の要因がある。このため、広域無線通信網を変更することによって消費電力の増大を抑えられる可能性がある。しかしながら、代替となる広域無線通信網があったとしても、使用者がそれを察知することは難しく、過度のエラーによって通信が切断されてから初めて他の広域無線通信網を試すことが行われる。
ここでテザリング機能を用いていない場合であれば、単に電波が弱いと判断してピクト表示(アンテナのアイコンで電波強度を表示する)するだけである。しかしながらテザリング機能を実行しているときは、バックグラウンドで継続的にデータが送受信されており、しかも送受信されるデータ量は子機次第であるために親機側で調整することはできない。
そこで本発明は、テザリング機能を備えた通信端末において親機の消費電力の低減を図ることが可能な通信システムを提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる通信システムの代表的な構成は、施設に設置され近距離無線を通じて端末に情報を送信する情報提供装置と、無線LANに接続された端末を広域無線通信網に接続させると共に近距離無線を通じて情報提供装置から情報を受信する親機と、無線LANを介してインターネット網に接続する子機とからなり、情報提供装置は、施設内で利用可能な広域無線通信網に関する通信環境情報を親機に送信し、親機は、自機に接続された子機による負荷に応じて広域無線通信網を選択して切り替えることを特徴とする。
上記の通信環境情報には広域無線通信網の複数の接続先の情報が含まれており、親機は、負荷をカバーでき、かつ最も消費電力が小さくなる接続先に切り替えることが好ましい。
上記の通信環境情報には施設内で利用されている無線LANのチャネルの混雑の程度を示すデータを含み、親機は、無線LANに接続された端末を広域無線通信網に接続させるテザリング機能を備え、自機のテザリング機能に用いるチャネルを干渉の少ないチャネルに変更することが好ましい。
上記の通信環境情報には施設内で利用可能な無線LANのアクセスポイントの設定情報を含み、親機は子機に設定情報を送信し、子機は設定情報を用いてアクセスポイントに接続先を切り替えることが好ましい。
上記の情報提供装置は、親機の施設に対する入退場を管理する認証機能を備え、親機が施設に入場する際に、近距離無線を通じて親機の認証用IDを取得して認証すると共に、通信環境情報を親機に送信することが好ましい。
上記課題を解決するために、本発明にかかる通信システムの他の代表的な構成は、近距離無線を通じて端末と情報を送受信する情報提供装置、および端末と無線LAN接続してこれをインターネット網に接続させるアクセスポイント、を備えた施設と、自機に無線LAN接続した端末を広域無線通信網に接続させるテザリング機能を備えると共に、近距離無線を通じて情報提供装置と情報を送受信する親機と、無線LANを介してインターネット網に接続する子機とからなり、情報提供装置は親機からテザリング機能に用いている無線LAN接続情報であるテザリング設定情報を取得し、テザリング設定情報をアクセスポイントに設定し、親機はテザリング機能を無効化し、親機に接続していた子機は接続先がアクセスポイントに切り替わることを特徴とする。
上記の親機はさらに、テザリング機能が無効化されると自らもアクセスポイントに接続し、アクセスポイントの電波強度を監視し、電波強度が所定値以下になるとテザリング機能を再び有効化することが好ましい。
上記のアクセスポイントは子機からのアクセスが所定時間以上ない場合にテザリング設定情報に基づく動作を停止することが好ましい。
上記の情報提供装置はさらに、親機の施設に対する入退場を管理する認証機能を備え、情報提供装置は親機が施設に入場する際に近距離無線を通じて親機の認証用IDを取得して認証すると共に、テザリング設定情報を取得し、親機は施設に入場する際にテザリング機能を無効化し、親機に接続していた子機は接続先がアクセスポイントに切り替わることが好ましい。
上記の情報提供装置はさらに、親機が施設から退場する際に、アクセスポイントのテザリング設定情報に基づく動作を停止し、親機は施設から退場する際にテザリング機能を有効化し、アクセスポイントに接続していた子機は接続先が親機に切り替わることが好ましい。
本発明によれば、テザリング機能を備えた通信端末において親機の消費電力の低減を図ることが可能な通信システムを提供することができる。
本実施形態にかかる通信システムの構成を説明する図である。 図1の通信システムの動作を表したフローチャートである。 本発明の他の実施形態にかかる通信システムの構成を説明する図である。 図3の通信システムの動作を表したフローチャートである。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。
かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は本実施形態にかかる通信システムの構成を説明する図である。通信システム100は、施設110と、親機200と、子機300から構成される。
施設110は図1では建物として描いているが、建物内の一画でもよく、また建物を含む敷地であってもよい。また施設は、電車やバスなどの乗物であってもよい。施設110には、近距離無線を通じて端末に情報を送信する情報提供装置120と、広域無線通信網を中継する中継局130、無線LANのアクセスポイント140が設置されている。
情報提供装置120の近距離無線とは、本実施形態では双方向RFIDであって、後述する親機200の第2近距離無線通信部と情報のやりとりを行う。情報提供装置120には、認証部122、認証データベース124(図1では認証DBと略記している)、および通信環境情報が記憶された記憶部126が接続されている。
広域無線通信網とは、UMTS(WCDMA)、CDMA、LTE、TD−LTE、WiMAX、GSM(登録商標)等である。中継局130は、リピータやリレーノード、ピコセルなどであって、広域無線通信の方式に応じたものが設置されている。なお中継局130はその施設110に属するものでなくともよく、近隣に設けられた共用の(公共の)設備であってもよい。
アクセスポイント140は、光通信やADSLなどの有線ブロードバンド回線に接続されている。アクセスポイント140は、施設110内の機器に対して無線LANのインフラを提供するために設置されている。
情報提供装置120は、2つの機能(役割)がある。1つめの機能は、認証部122が親機200の認証用IDを読み取って、認証データベース124にあらかじめ登録されているユーザIDと照合し、親機200を所持している者の施設110への入場を認証する機能である。また親機200を所持している者が施設110から退場するときにも認証を行うことにより、入退場を管理することができる。
2つめの機能は、記憶部126に記憶されている通信環境情報を、情報提供装置120を介して親機200に送信する(読み取らせる)機能である。通信環境情報の内容とその動作については後述する。
親機200は複数の広域無線通信網に接続可能であって、図1に示す例では広域無線通信部210にUMTS接続部212、LTE接続部214、WiMAX接続部216を備えている。親機200が広域無線通信網に接続する際には、複数の通信部のうち1つが選択的に動作する。
第1近距離無線通信部220は、無線LAN(IEEE802.11b,g,a,n)を用いてデータ通信を行う。親機200は自身が第1近距離無線通信部220を用いて無線LANの(他の)アクセスポイントに接続することができる。また、アクセスポイント機能部222が第1近距離無線通信部220の通信チップを制御することによってインフラストラクチャモードのアクセスポイントとして動作させることにより、他の機器からの接続を受け付けることができる。なお、アドホックモードで動作させることによって他の機器を接続させることもできるが、ここではあわせてアクセスポイントとしての動作であると説明する。
ルーティング部226は、アクセスポイントとして動作する第1近距離無線通信部220に接続された端末と、広域無線通信部210から接続されたインターネットとの間で、双方向にパケットをルーティングする。このように、インターネットに接続された広域無線通信部210、アクセスポイントとして動作する第1近距離無線通信部220、およびこれらの間でルーティングを行うルーティング部226によって、無線LANに接続された端末を広域無線通信網に接続させるテザリング機能が実現される。
第2近距離無線通信部230は、本実施形態では双方向RFIDであって、施設110に設置された情報提供装置120と情報のやりとりを行う。なお携帯端末に搭載されたRFIDとしてはフェリカ(登録商標)が普及しているが、これは単方向RFIDであるため本実施形態では触れないこととする。第2近距離無線通信部230は、2つの機能(役割)を有している。1つめの機能は、認証用ID送信部232から親機200に固有のIDを情報提供装置120に送信する(読み取らせる)機能である。2つめの機能は、通信環境情報読取部234によって情報提供装置120から通信環境情報を受信する(読み取る)機能である。
広域無線通信切換部240は、通信環境情報読取部234が読み取った通信環境情報に基づいて広域無線通信部210を制御し、広域無線通信網を切り替える機能を有する。第1近距離無線通信部220のアクセスポイント情報送信部224は、通信環境情報を子機300の接続先切換部304へと送信する。
子機300は、無線LANによってインターネットに接続するための近距離無線通信部302と、接続先切換部304とを備えている。近距離無線通信部302は、固定設置されたアクセスポイントと、親機200の第1近距離無線通信部220とに、いずれも同様にして接続する。接続先切換部304は、アクセスポイント情報送信部224からアクセスポイント140の設定情報を受け取ると、近距離無線通信部302に設定情報をセットして、接続先を切り替えることができる。
図2を参照しながら、上記構成の通信システム100の動作について説明する。図2は、図1の通信システム100の動作を表したフローチャートである。まず、ステップ350にて、使用者が親機200と子機300とでテザリングをしている状態で、通信システム100に入場しようとしたとする。使用者が親機200を情報提供装置120にかざすと、情報提供装置120は認証用ID送信部232から認証用IDを受信して、認証部122が認証用IDを認証データベース124と照合して認証を行う。認証用IDが照合をパスしたら、ステップ352にて、情報提供装置120は記憶部126を通信環境情報読取部234に読み取らせる。
通信環境情報には、少なくとも施設110内で利用可能な広域無線通信網に関する情報を含む。「広域無線通信網に関する情報」とは、その施設110内に浸透していることが既知である広域無線通信網の方式、どの広域無線通信網の中継局130が設置されているか、およびそれらのバンド、チャネル、MIMOランクなどを含む。
広域無線通信切換部240は、通信環境情報読取部234が読み取った通信環境情報を取得する。次に、ステップ354にて、子機300のアクセスポイントを切り換えるか否か選択する。すなわち、親機200によるテザリングを続けるか否かの選択である。この判断は、施設110内にてアクセスポイント140を利用可能な場合などに、任意で行うことができる。
アクセスポイントを切り換えない場合(ステップ354のNO)は、さらにステップ356に進み、施設110内にて広域無線通信網が利用可能か否かを判定する。通信環境情報(ステップ352)にて、施設内で利用可能な広域無線通信網が通知されていた場合(ステップ356のYES)、続くステップ358にて、広域無線通信切換部240は自機のテザリング機能に接続された子機300による負荷を取得する。負荷としては、アクセスポイント機能部222から取得される子機の数、ルーティング部226から取得される通信頻度、通信速度などが挙げられる。そして、ステップ360にて、広域無線通信切換部240は、負荷に応じて広域無線通信網を選択して切り替える。このとき広域無線通信切換部240は、負荷をカバーでき(データの転送をまかなうことができ)、かつ最も消費電力が小さくなる接続先に切り替える。なお、選択した広域無線通信網がそれまで使用していたものと同じであったら、切り替えは行わない。
例えば、各広域無線通信の為の基地局からの電波強度が十分に確保され且つ干渉の十分に少ない前提での連続通信においては、UMTS(WCDMA)とWiMAXではWiMAXの方がデータ転送速度が速いが、UMTS(WCDMA)の方が消費電力は小さい。このため負荷が高い場合にはWiMAXを選択し、負荷が低い場合にはUMTS(WCDMA)を選択する。このように、負荷に応じて広域無線通信網を選択して切り替えることにより、消費電力の低減を図ることができる。
なお、上段のステップ356にて、通信環境情報に基づき、屋内に浸透している広域無線通信網がない場合には(ステップ356のNO)、ステップ362にて広域無線通信切換部240は広域無線通信部210を制御して広域無線通信網の切断処理を行う。
このように、施設に入場した際に屋内に浸透している広域無線通信網が事前に分かることにより、広域無線通信網検索のための待ち時間および消費電力の削減をすることができる。また、テザリング負荷以上に高速な広域無線通信網へ接続することによる無駄な消費電力の削減も図ることができる。また、広域無線通信網が利用不可である場合には速やかに切断することにより(ステップ362)、微弱な電波で通信を継続したり、データの再送を繰り返すことを回避し、消費電力の削減を図ることができる。
さらに通信環境情報(ステップ352)には、施設内で利用されている無線LANのチャネルの混雑の程度を示すデータを含ませることができる。チャネルの混雑には、BlueTooth(登録商標)のように同じ周波数帯を使用する他の通信方式の電波も考慮する。この場合には、アクセスポイント機能部222が通信環境情報読取部234から通信環境情報を取得し、ステップ364にて自機のテザリング機能に用いる無線LANのチャネルが混雑しているものかどうかを判定する。そして、より干渉の少ないチャネルがある場合には、ステップ366にて子機300の近距離無線通信部302に指示を出してチャネルの切り替え処理を行い、無線LANでの干渉を回避する。これにより、第1近距離無線通信部220において効率のよい通信を行うことが可能となり、親機200の消費電力の削減を図ることができる。
また通信環境情報(ステップ352)には、アクセスポイント140の設定情報(WEPのESSIDやパスワード、WAPキーコードなどの接続情報)を含ませることができる。この場合には、ステップ354で子機300のアクセスポイントを切り換えることができる(ステップ354のYES)。アクセスポイントを切り換える場合(ステップ354のYES)、アクセスポイント情報送信部224が通信環境情報読取部234から通信環境情報を取得し、子機300の接続先切換部304へと送信する。子機300の接続先切換部304は、受信した通信環境情報に含まれる設定情報を用いて近距離無線通信部302を制御し、親機200に接続していたところを、施設110のアクセスポイント140に接続先を切り替える(ステップ368)。このように、親機200経由で通信されていたトラフィックをアクセスポイント140にオフロードすることによりテザリングが終了するため、親機200の消費電力の削減を図ることができる。
アクセスポイント情報送信部224から子機に対する通信環境情報の送信は、無線LANを通じてブロードキャスト送信することが好ましい。これに対し子機300の接続先切換部304は、ブロードキャスト送信を常時モニタリングする。これにより、複数台の子機300が接続されていた場合でも同時に動作させることができると共に、子機300がそのような機能を有しているかどうかにかかわらず親機200から情報を送信することができる(接続先切換部304を備えている子機300のみが適切に動作する)。
上記説明したように、本発明によれば、テザリング機能を備えた親機200において、消費電力の低減を図ることができるため、テザリングの利便性を向上させることができる。特に、使用できる広域無線通信網が限定される環境や、無線LANの干渉の多い環境では、本発明による消費電力削減の効果が大きい。
また、ユーザ認証のための情報提供装置120を利用することにより、施設側の設備投資を最小限にすることができ、また親機200に通信環境情報を送信するためのトリガーとすることができる。
なお、上記実施形態において情報提供装置120と第2近距離無線通信部230とは、双方向RFIDを用いて通信すると説明した。しかし本発明はこれに限定するものではなく、赤外線通信やBlueTooth(登録商標)などを用いてもよい。
(他の実施形態)
図3は本発明の他の実施形態にかかる通信システム400の構成を説明する図であり、図4は図3の通信システム400の動作を表したフローチャートである。この通信システム400においても、テザリング機能を備えた親機200は、消費電力の低減を図ることが可能になっている。以下、図3および図4を参照して通信システム400を説明する。なお、図3の構成のうち、図1の通信システム100の構成と重複するものは、同一の符号を付することによって説明を省略する。
図3に示す通信システム400もまた、施設110と、親機200と、子機300から構成されている。本実施形態の特徴として、親機200の第2近距離無線通信部230はテザリング設定送信部410を有していて、情報提供装置120にテザリング設定情報を送信することが可能になっている。テザリング設定情報とは、親機200がテザリング機能を実行する際に用いている子機300との無線LAN接続情報のことである。このテザリング設定情報は、主にアクセスポイント機能部222などで用いられていて、例えば親機200を識別するアクセスポイント名(SSIDなど)やパスワードなどの情報が含まれている。
本実施形態では、情報提供装置120が受信した親機200のテザリング設定情報に基づき、施設110に設置された機器であるアクセスポイント140に、追加のアクセスポイントが設定される。すなわち、親機200のテザリング機能(アクセスポイント機能とも言い表すことができる)が、そのまま施設110側に移動(コピー)する。そして、親機200のテザリング機能を無効にする。これにより、施設内110では、子機300のインターネット接続等を維持したまま、親機200の消費電力を抑えることが可能になっている。したがって子機300の無線LAN接続設定を変更する必要がなく、そのような機能を備えていない従来の汎用の機器であっても本システムの子機300として利用することができる。
図4も参照しつつ、通信システム400の動作とさらなる構成について説明する。図4にて、使用者が親機200と子機300とでテザリングをしている状態で、施設110に入場したとする(ステップ500のYES)。その際、使用者が親機200を情報提供装置120にかざすと、まず情報提供装置120は認証用ID送信部232から認証用IDを受信して、認証部122が認証用IDを認証データベース124と照合して認証を行う。認証用IDが照合をパスしたら、ステップ502にてテザリング設定送信部410はテザリング設定情報を情報提供装置120に送信し、情報提供装置120はこれを受信する。
テザリング設定情報を受信した情報提供装置120は、そのテザリング設定情報に基づく機能(親機200の、無線LANのアクセスポイントとしての機能(以下、AP機能))が施設110側に収容可能であった場合(ステップ504のYES)、テザリング設定情報をアクセスポイント140に送信する。そしてステップ506にて、施設110側のアクセスポイント140は、親機200のテザリング設定情報に基づく機能を自機に追加設定する。これによって親機200のAP機能が施設側に移動する。なお、アクセスポイント140の例として、例えばマルチSSID機能を搭載した機器を用いると、上記の処理を好適に実現することができる。
ステップ508では、情報提供装置120が親機200にテザリング機能の無効化を命令し、親機200はそれを実行する。そして、親機200との無線LAN接続が切断された子機300は、その接続先が切り替わり、施設110側のアクセスポイント140に無線LAN接続する(ステップ510)。これらの処理により、以降、使用者が施設110内にいる間、子機300のインターネット接続を維持しつつも、親機200はテザリング機能を無効化したことでその消費電力が抑えられる。
さらに、本実施形態では、子機300のインターネット接続を十全に保つための処理も行っている。図3の親機200は、第1近距離無線通信部220に、電波強度モニタ部420を備えている。この親機200は、テザリング機能が無効化(図4のステップ508)すると、その後段において、子機300と同じく、自らも施設110側のアクセスポイント140にクライアントとして接続する。そして親機200は、電波強度モニタ部420によって、施設110側のアクセスポイント140の電波強度を監視する(ステップ512)。仮に電波強度が所定値以下になると(ステップ512のYES)、ステップ522に移行し、親機200はテザリング機能を再び有効化する。これにより、施設110内にて子機300がアクセスポイント140の圏外になるようなことがあっても、子機300のインターネット接続は親機200のテザリング機能によって維持され(ステップ524)、通信を保つことができる。
また図3に示すように、アクセスポイント140はトラフィック監視部430を備えている。このトラフィック監視部430は、子機300からのトラフィック(情報量)を監視する部位である。トラフィック監視部430を備えたアクセスポイント140は、図4のステップ514にて、子機300からのトラフィックを監視し、子機300からの「アクセスなし」が所定時間以上となった場合(ステップ514のYES)、ステップ516に移行し、アクセスポイント140は親機200から受け取ったテザリング設定情報に基づく動作(子機との無線LAN接続)を停止する。この処理によって、アクセスポイント140における消費電力を抑えることができる。
なお、ステップ514における判断の基準となる、「アクセスなし」の所定時間は、任意に設定できる。この所定時間は、例えば、親機200に設定してあるテザリング機能の自動停止時間と同じものに設定してもよい。本実施形態では、テザリング機能の自動停止時間を、ステップ502におけるテザリング設定情報に含めて送信し、アクセスポイント140に設定することも可能である。また、ステップ512とステップ514は順不同である。
次に、ステップ518について説明する。子機300がアクセスポイント140に無線LAN接続している状態において、使用者が施設110から退場しようとしたとする。その際、使用者が親機200を情報提供装置120にかざすと、情報提供装置120は親機200の施設110からの退場を検知する(ステップ518のYES)。続いて、ステップ520にて、情報提供装置120はアクセスポイント140に親機200のテザリング設定情報に基づく動作の停止を命令し、アクセスポイント140はこれを実行する。加えて、ステップ522にて、情報提供装置120は親機200にテザリング機能の有効化を命令し、親機200がこれを実行する。すると子機300は、接続先がアクセスポイント140から親機200に切り替わる。これにより、子機300は再び親機200に接続してテザリングされ(ステップ524)、使用者は子機300を広域無線通信網に接続させて屋外を移動することが可能になる。
これらのように、本実施形態の通信システム400によれば、使用者が施設110内に入った際には親機200のテザリング機能を無効にしてその消費電力を抑えることができ、さらに、施設110内および施設110外を問わず子機300のインターネット接続を好適かつスムーズに保つことが可能になっている。また、いずれの処理も、使用者による設定変更操作などを必要とすることなく自動で行われるため、利便性が高い。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、テザリング機能を備えた通信端末を含む通信システムとして利用することができる。
100…通信システム、110…施設、120…情報提供装置、122…認証部、124…認証データベース、126…記憶部、130…中継局、140…アクセスポイント、200…親機、210…広域無線通信部、212…UMTS接続部、214…LTE接続部、216…WiMAX接続部、220…第1近距離無線通信部、222…アクセスポイント機能部、224…アクセスポイント情報送信部、226…ルーティング部、230…第2近距離無線通信部、232…認証用ID送信部、234…通信環境情報読取部、240…広域無線通信切換部、300…子機、302…近距離無線通信部、304…接続先切換部、400 …通信システム、410 …テザリング設定送信部、420 …電波強度モニタ部、430 …トラフィック監視部

Claims (6)

  1. 近距離無線を通じて端末と情報を送受信する情報提供装置、および端末と無線LAN接続してこれをインターネット網に接続させるアクセスポイント、を備えた施設と、
    自機に無線LAN接続した端末を広域無線通信網に接続させるテザリング機能を備えると共に、近距離無線を通じて前記情報提供装置と情報を送受信する親機と、
    無線LANを介してインターネット網に接続する子機とからなり、
    前記情報提供装置は前記親機からテザリング機能に用いている無線LAN接続情報であるテザリング設定情報を取得し、該テザリング設定情報を前記アクセスポイントに設定し、
    前記親機はテザリング機能を無効化し、
    前記親機に接続していた前記子機は接続先が前記アクセスポイントに切り替わることを特徴とする通信システム。
  2. 前記親機はさらに、前記テザリング機能が無効化されると自らも前記アクセスポイントに接続し、該アクセスポイントの電波強度を監視し、該電波強度が所定値以下になると該テザリング機能を再び有効化することを特徴とする請求項1に記載の通信システム。
  3. 前記アクセスポイントは前記子機からのアクセスが所定時間以上ない場合に前記テザリング設定情報に基づく動作を停止することを特徴とする請求項1または2に記載の通信システム。
  4. 前記情報提供装置はさらに、前記親機の前記施設に対する入退場を管理する認証機能を備え、
    前記情報提供装置は前記親機が前記施設に入場する際に近距離無線を通じて該親機の認証用IDを取得して認証すると共に、前記テザリング設定情報を取得し、
    前記親機は前記施設に入場する際に前記テザリング機能を無効化し、
    前記親機に接続していた前記子機は接続先が前記アクセスポイントに切り替わることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載の通信システム。
  5. 前記情報提供装置はさらに、前記親機が前記施設から退場する際に、前記アクセスポイントの前記テザリング設定情報に基づく動作を停止し、
    前記親機は前記施設から退場する際に前記テザリング機能を有効化し、
    前記アクセスポイントに接続していた前記子機は接続先が前記親機に切り替わることを特徴とする請求項4に記載の通信システム。
  6. 情報提供装置と近距離無線を通じて情報を送受信する親機において、
    自機に無線接続している子機を広域無線通信網に接続させるテザリング機能を備え、
    前記テザリング機能に用いているテザリング設定情報を前記情報提供装置が前記親機から取得し、前記情報提供装置がインターネット網に接続させるアクセスポイントに該テザリング設定情報を設定したとき、前記テザリング機能を無効化して前記子機の接続先を自機から前記アクセスポイントに切り替えさせる親機。
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