JP6011676B1 - 照明灯、照明装置、及び点灯制御回路 - Google Patents

照明灯、照明装置、及び点灯制御回路 Download PDF

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Abstract

【課題】発光ダイオードを備えた照明灯において、蛍光灯インバータ安定器と接続した際に安定して点灯させると共に省電力化を実現すること。【解決手段】本照明灯は、蛍光灯インバータ安定器に接続可能な照明灯であって、発光ダイオードと、前記蛍光灯インバータ安定器から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を前記発光ダイオードに供給する整流回路と、前記整流回路で整流後の電圧が所定電圧未満では非導通であり前記発光ダイオードに電流を流さず、前記整流後の電圧が前記所定電圧以上になると導通して前記発光ダイオードに電流を流し、導通後に前記整流後の電圧が前記所定電圧未満に変化しても導通を継続するスイッチング回路と、を有する。【選択図】図9

Description

本発明は、照明灯、照明装置、及び点灯制御回路に関する。
近年、低消費電力や長寿命等の特長を有する発光ダイオード(Light Emitting Diode、LED)を用いた照明灯(以降、LED照明灯とする場合がある)が注目されている。蛍光灯インバータ安定器の出力を入力とするLED照明灯もそのうちの1つであり、従来の蛍光灯と置き換えて用いることができる。
ところで、蛍光灯インバータ安定器の中には、起動時に異常検出を行い、異常が検出されると保護動作により蛍光灯を不点灯とするものがある。このような蛍光灯インバータ安定器に蛍光灯に置き換えてLED照明灯を取り付けると、保護動作によりLED照明灯が不点灯となる場合がある。
これは、蛍光灯では起動時には電流が流れないが、LED照明灯では起動時でも電流が流れる場合があるため、蛍光灯インバータ安定器が異常を検出して保護動作を行ったためであると考えられる。従って、LED照明灯を蛍光灯インバータ安定器に接続するためには、この問題を解決する必要がある。
この問題を解決する方法の一例としては、インバータ安定器からの高周波を整流する全波整流回路と、全波整流回路にインダクタ素子を介して接続した平滑コンデンサと、平滑コンデンサに接続したLEDユニットからなり、インダクタ素子を蛍光灯インバータ安定器からの周波数の2倍で充分なインピーダンスを有する値に設定する技術が開示されている。
しかしながら、上記の技術では、蛍光灯インバータ安定器が安定動作に移行した後も、蛍光灯インバータ安定器から高い電圧が出力され続けるため、省電力化を実現できない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであり、発光ダイオードを備えた照明灯において、蛍光灯インバータ安定器と接続した際に安定して点灯させると共に省電力化を実現することを課題とする。
本照明灯は、蛍光灯インバータ安定器に接続可能な照明灯であって、発光ダイオードと、前記蛍光灯インバータ安定器から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を前記発光ダイオードに供給する整流回路と、前記整流回路で整流後の電圧が所定電圧未満では非導通であり前記発光ダイオードに電流を流さず、前記整流後の電圧が前記所定電圧以上になると導通して前記発光ダイオードに電流を流し、導通後に前記整流後の電圧が前記所定電圧未満に変化しても導通を継続するスイッチング回路と、を有し、前記スイッチング回路は、前記整流回路と前記発光ダイオードとを接続する電源配線に挿入された2端子のスイッチング素子であることを要件とする。
開示の技術によれば、発光ダイオードを備えた照明灯において、蛍光灯インバータ安定器と接続した際に安定して点灯させると共に省電力化を実現することができる。
第1の実施の形態に係る照明装置の外観を例示する斜視図である。 第1の実施の形態に係る照明灯を例示する横断面図である。 第1の実施の形態に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。 第1の実施の形態の変形例1に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。 第1の実施の形態の変形例2に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。 第1の実施の形態の変形例3に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。 第1の実施の形態の変形例4に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。 第1の実施の形態の変形例5に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。 第1の実施の形態に係る照明灯の主要な回路の結線を例示する図である。
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。各図面において、同一構成部分には同一符号を付し、重複した説明を省略する場合がある。
〈第1の実施の形態〉
図1は、第1の実施の形態に係る照明装置の外観を例示する斜視図である。図1を参照するに、照明装置1は、照明灯2と、照明灯2を着脱可能に装着する灯具5とを有する。
照明灯2は、透光部20と、口金21及び22とを有する。透光部20は、内蔵された光源(後述のLEDモジュール27)から出射された光を透過する樹脂製やガラス製等の部材からなり、一端部に設けられた口金21及び他端部に設けられた口金22により封止されている。透光部20は、例えば、直管形とすることができる。
口金21は、凸型の端子211及び212を備えている。同様に、口金22は、凸型の端子221及び222を備えている。但し、端子の一部は図1では図示されていない(後述の図9参照)。なお、透光部20の内部には、電気回路が設けられている(後述の図3参照)。
灯具5は、蛍光灯安定器50(図9参照)と、照明灯2を着脱可能に装着するソケット51及び52とを有し、商用交流電源と接続可能に構成されている。商用交流電源の周波数は、例えば、50Hzや60Hzである。商用交流電源からの電力は、蛍光灯安定器50に供給される。
蛍光灯安定器50は、例えば、周知の蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器等である。但し、後述のように、照明灯2は商用交流電源と直結可能に構成されており、その場合には蛍光灯安定器50は不要となる。このように、照明灯2は、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、及び商用交流電源の何れとも接続可能に構成することができる。
ソケット51は、凹型の端子511及び512を備えている。同様に、ソケット52は、凹型の端子521及び522を備えている。但し、端子の一部は図1では図示されていない(後述の図9参照)。
照明灯2の口金21の端子211及び212は、灯具5のソケット51の端子511及び512に差し込まれて嵌合し、電気的に接続される。同様に、照明灯2の口金22の端子221及び222は、灯具5のソケット52の端子521及び522に差し込まれて嵌合し、電気的に接続される。
図2は、第1の実施の形態に係る照明灯を例示する横断面図である。図2に示すように、照明灯2において、円筒形の透光部20の内部には、フレーム410が固定されている。フレーム410の一方側には、LEDモジュール27が実装されたLED基板420が着脱可能に装着されている。又、フレーム410の他方側にはホルダ430が設けられ、ホルダ430には整流回路24及び25やドライブ回路26等が実装されたDRV基板440が着脱可能に装着されている。
フレーム410及びホルダ430は、長手方向において略同一の断面形状とされており、透光部20の端部側から長手方向にスライドさせることで、透光部20の内部に挿入可能に構成されている。同様に、LED基板420とDRV基板440は、長手方向において略同一の断面形状とされており、透光部20の端部側から長手方向にスライドさせることで、透光部20の内部に挿入可能に構成されている。
LED基板420とDRV基板440との間にホルダ430を設けることにより、DRV基板440の熱がLED基板420に伝わり難くなり、LEDモジュール27に与える熱の影響が全てのLEDで略均一になる。このため、時間の経過と共に部分的にLEDの寿命が短くなる不都合を防止できる。
このように、照明灯2の形状は直管形の蛍光灯と類似しており、灯具5に取り付けられる既存の蛍光灯と容易に交換可能である。但し、照明灯2の形状は、蛍光灯と類似していなくても構わない。例えば、透光部20の断面形状が円筒形でなく半円筒形等であってもよい。
図3は、第1の実施の形態に係る照明灯の回路ブロックを例示する図である。図3を参照するに、照明灯2は、主要部として、口金21及び22と、フィルタ回路23と、整流回路24及び25と、ドライブ回路26と、LEDモジュール27と、インバータ検知回路28とを有する。
フィルタ回路23は、EMI対策フィルタであり、照明灯2から周囲に発する電磁ノイズを低減するための回路である。フィルタ回路23は、例えば、ライン間コンデンサ(Xコンデンサ)、対アースコンデンサ(Yコンデンサ)、コモンモードコイル、ノーマルモードコイル等を直列や並列に接続した回路とすることができる。照明灯2は、フィルタ回路23を搭載することで、電磁ノイズを低減することが可能となり、EMI(Electro-Magnetic Interference )規格を満足することができる。
なお、フィルタ回路23は、切替回路61により、バイパス可能に構成されている。切替回路61は、例えば、リレーや半導体スイッチ(FET等)により構成することができる。
整流回路24及び25は、口金21及び22から直接、又はフィルタ回路23を経由して供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧をドライブ回路26を介してLEDモジュール27に供給する回路である。
ドライブ回路26は、複数の発光ダイオードを備えたLEDモジュール27を駆動する回路である。ドライブ回路26は、例えば、昇降圧回路や定電流回路等を含む構成とすることができる。ドライブ回路26を設けることで、整流回路24及び25から供給される電圧が変動してもLEDモジュール27に定格を超えない適正な電流を供給することが可能となり、LEDモジュール27の故障を防止すると共に省電力を実現できる。
照明灯2は、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、及び商用交流電源の何れの電力供給部とも接続できるが、接続される対象により使用する回路を選択可能に構成されている。
インバータ検知回路28は、照明灯2が灯具5に接続されて通電された際に、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であるか否かを検知する回路である。蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器である場合、蛍光灯安定器50から照明灯2に入力される信号の周波数は数10KHz程度の高周波である。
一方、蛍光灯安定器50が蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、商用交流電源の何れかである場合、蛍光灯安定器50から(或いは、商用交流電源から直接)照明灯2に入力される信号の周波数は50〜60Hz程度の低周波である。そこで、インバータ検知回路28は、例えば、照明灯2に入力される信号の周波数に基づいて、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であるか否かを検知することができる。
インバータ検知回路28が、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であることを検知した場合には、切替回路61により、フィルタ回路23がバイパスされる。又、後述のスイッチング回路33は、蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であることを検知した場合にのみ有効となり、それ以外の場合には切替回路61によりバイパスされる。
すなわち、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器である場合には、蛍光灯インバータ安定器から口金21及び22を介して照明灯2に入力された信号は、フィルタ回路23をバイパスして整流回路24及び25に供給される。そして、整流回路24及び25の出力は、スイッチング回路33を経て(ドライブ回路26はバイパス)、LEDモジュール27に供給される。
又、図4に記載のように、フィルタ回路23とは別に、高周波用フィルタ回路63を設ける構成としてもよい。そして、インバータ検知回路28が、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であることを検知した場合には、切替回路61により、高周波用フィルタ回路63を通るようにしてもよい。そのため、フィルタ回路23をバイパスしても、EMIノイズの問題は生じず、又、LEDモジュール27に定格を超えない適正な電流を供給することが可能である。又、蛍光灯安定器50にフィルタ回路に相当する機能が備えられている場合もある。
更に、図5に記載のように、ドライブ回路26は、切替回路により、バイパス可能に構成されてもよい。切替回路は、例えば、リレーや半導体スイッチ(FET等)により構成することができる。切替回路61によりフィルタ回路23がバイパスされた場合には、整流回路24及び25の出力は、ドライブ回路26をバイパスしてLEDモジュール27に供給される。なお、図5の照明灯においても、インバータ検知回路28が、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であることを検知した場合には、切替回路61により、高周波用フィルタ回路を通るようにしてもよい。
更に、図6に記載のように、ドライブ回路26とは別に、第2のドライブ回路66を設ける構成にしてもよい。更に、図7に記載のように、照明灯2は、ラピッド検知回路29を設ける構成にしてもよい。ラピッド検知回路29は、照明灯2が灯具5に接続されて通電された際に、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯ラピッド安定器であるか否かを検知する回路である。
例えば、ラピッド検知回路29が、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯ラピッド安定器であることを検知した場合には、フィルタ回路23やドライブ回路26はバイパスされないが、ドライブ回路26の仕様が変更されるようにすることができる。
なお、インバータ検知回路28が、蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であることを検知せず、かつ、ラピッド検知回路29が、蛍光灯安定器50が蛍光灯ラピッド安定器であることを検知しない場合もある。この場合は、蛍光灯安定器50が蛍光灯グロー安定器である、又は、蛍光灯安定器50を介さず照明灯2が商用交流電源に直結されたと認識し、口金21及び22を介して照明灯2に入力された信号はフィルタ回路23を経由して整流回路24及び25に供給される。そして、整流回路24及び25の出力は、ドライブ回路26を経由してLEDモジュール27に供給される。又、ドライブ回路26の仕様は、蛍光灯グロー安定器及び商用交流電源に適合したものが選択される。
図6及び図7の照明灯においても、インバータ検知回路28が、灯具5に内蔵された蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器であることを検知した場合には、切替回路61により、高周波用フィルタ回路を通るようにしてもよい。
更に、図8に記載のように、フィルタ回路23及び高周波用フィルタ回路63を設けない構成にしてもよい。
以上、図3乃至図8を参照しながら、照明灯2に搭載される回路ブロックの全体的な動作の概略を説明した。次に、図9を参照しながら、照明灯2の特徴的な動作について説明する。なお、図9では、本実施の形態に係る照明灯2の主要な回路の結線のみを示し、特徴的な動作に関係しない部分の結線については図示を省略している。
図9において、照明灯2の口金21の端子211及び212は、灯具5のソケット51の端子511及び512に差し込まれて嵌合し、電気的に接続されている。同様に、照明灯2の口金22の端子221及び222は、灯具5のソケット52の端子521及び522に差し込まれて嵌合し、電気的に接続されている。
整流回路24及び25は、例えば、逆回復時間が短い所謂ファーストリカバリダイオード等を用いて構成されたブリッジ型全波整流回路である。整流回路24及び25は、蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器以外である場合、口金21及び22からフィルタ回路23(図9では図示せず)を経由して入力される交流電圧を整流する。そして、整流回路24及び25により整流された整流後の電圧は、整流回路24及び25の出力部である正側配線31及び負側配線32を介してドライブ回路26(図9では図示せず)を経由して、LEDモジュール27の両端に供給される。
一方、整流回路24及び25は、蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器である場合、フィルタ回路23を経由せずに蛍光灯インバータ安定器から直接入力される交流電圧を整流する。そして、整流回路24及び25により整流された整流後の電圧は、正側配線31及び負側配線32に出力され、スイッチング回路33を経由して(ドライブ回路26はバイパス)、LEDモジュール27の両端に供給される。
なお、スイッチング回路33は正側配線31に挿入されており、整流回路24及び25で整流後の電圧V(正側配線31と負側配線32との間の電圧)に応じて導通/非導通が切り替わる回路である。具体的には、スイッチング回路33は、電圧Vが所定電圧未満では非導通でありLEDモジュール27に電流を流さず、電圧Vが所定電圧以上になると導通してLEDモジュール27に電流を流し、導通後に電圧Vが所定電圧未満に変化しても導通を継続する。
スイッチング回路33は、切替回路61によりバイパスすることができる。図9の場合には、一例として、スイッチング回路33はサイダック(登録商標)により構成されている。但し、スイッチング回路33はサイダックのような単一のスイッチング素子から構成しなくてもよい。
例えば、スイッチング回路33は、電圧Vを検出する検出部と、正側配線31の導通/非導通を切り替えるスイッチ部とを有し、電圧Vが所定電圧以上になると導通状態となり、その後電圧Vが所定電圧未満となっても導通状態を継続する回路等としてもよい。その際、回路の一部にサイリスタやトライアック等の素子を用いてもよい。
LEDモジュール27は、複数の発光ダイオード271が正側配線31と負側配線32との間に直列に接続された直列接続部(図9では6個の発光ダイオード271を直列に接続)を複数個有している。そして、各直列接続部は、複数列並列に接続されている。スイッチング回路33が導通すると、各発光ダイオード271に電流が流れて発光する。
ところで、蛍光灯安定器50が蛍光灯インバータ安定器である場合、蛍光灯インバータ安定器の起動時には、まず、予熱を目的とする低電圧(電圧V=5〜10V程度)が印加され、その後、電圧Vが200V弱程度となる。その後、電圧Vが徐々に上昇して200V強程度の電圧となり安定動作に移行する。蛍光灯の安定動作時には200V強程度の電圧が継続的に印加される。
蛍光灯インバータ安定器の中には、起動時に異常検出を行うものが存在する。蛍光灯インバータ安定器に蛍光灯が装着されている場合には、起動時には蛍光灯に電流が流れないため、蛍光灯インバータ安定器に照明灯2が装着されている場合にも、通常の蛍光灯が装着されている場合と同様の振る舞いをさせる必要がある。異なる振る舞いをすると、蛍光灯インバータ安定器の異常検出により保護動作が行われ、照明灯2が不点灯となるおそれがある。
そこで、照明灯2の場合にも起動時に蛍光灯と同様に振る舞うように(つまり、起動時に電流が流れないように)、スイッチング回路33を設けている。そして、スイッチング回路33が導通状態となる所定電圧を、蛍光灯インバータ安定器が起動時に出力する電圧よりも大きく、かつ、蛍光灯インバータ安定器が起動時から安定動作に移行する時に出力する電圧よりも小さく設定している。
例えば、スイッチング回路33として、ブレークオーバ電圧が200Vのサイダックを用いることができる。この場合、電圧Vが200V未満ではサイダックがブレークオーバしないため、蛍光灯インバータ安定器側から整流回路24及び25側に電流は流れない。電圧Vが200V以上になるとサイダックがブレークオーバし、蛍光灯インバータ安定器側から整流回路24及び25側に電流が流れる。
起動時に蛍光灯インバータ安定器から印加される電圧Vは最大で200V弱程度であるから、起動時には蛍光灯インバータ安定器側から整流回路24及び25側に電流は流れず、蛍光灯インバータ安定器に蛍光灯が装着されている場合と同様の振る舞いとなる。これにより、照明灯2が不点灯となる問題を解消できる。
その後、蛍光灯インバータ安定器から印加される電圧Vが徐々に上昇して200V強程度の電圧となり安定動作に移行するが、200Vになるとサイダックがブレークオーバする。サイダックがブレークオーバすると、蛍光灯インバータ安定器側から整流回路24及び25側に電流が流れ、サイダックを介してLEDモジュール27に電流が供給される。その際、蛍光灯インバータ安定器から印加される電圧Vは、LEDモジュール27の各直列接続部を構成する複数の発光ダイオード271の順方向電圧の総和にサイダックでの電圧降下分(1V未満程度)を加えた電圧に低下する。
このように、第1の実施の形態に係る照明灯2では、スイッチング回路33を設けることにより、蛍光灯インバータ安定器の起動時に実行される異常検出により、異常動作が検出されて、照明灯2が不点灯となることを回避可能となる。これにより、LEDモジュール27を安定して点灯させることができる。
又、LEDモジュール27の各直列接続部を構成する複数の発光ダイオード271の順方向電圧の総和を、蛍光灯の安定動作時に通常印加されている電圧(約200V強程度)よりも低い電圧(例えば、80V程度)に設定している。そのため、蛍光灯インバータ安定器が安定動作に移行した際の電圧を、蛍光灯を用いる場合の電圧(約200V強程度)よりも低に電圧(例えば、80V+サイダックでの電圧降下分)とすることが可能となり、省電力化を実現できる。
なお、スイッチング回路33がサイダックである場合、ブレークオーバ電圧は200V程度であることが好ましい。ブレークオーバ電圧が200Vよりも低くなるにつれて、ブレークオーバ電圧が蛍光灯インバータ安定器が起動時に出力する電圧よりも小さくなるおそれが高まり、その場合、蛍光灯インバータ安定器の異常検出により保護動作が行われるからである。又、ブレークオーバ電圧が200Vよりも高くなるにつれて、蛍光灯インバータ安定器が起動時から安定動作に移行する時に出力する電圧がブレークオーバ電圧を超えられなくなるおそれが高まり、その場合、照明灯2に電流が供給されず不点灯となるからである。
以上、好ましい実施の形態及びその変形例について詳説したが、上述した実施の形態及びその変形例に制限されることはなく、特許請求の範囲に記載された範囲を逸脱することなく、上述した実施の形態及びその変形例に種々の変形及び置換を加えることができる。
例えば、上記実施の形態では、照明灯の例として、蛍光灯グロー安定器、蛍光灯ラピッド安定器、蛍光灯インバータ安定器、及び商用交流電源の何れとも接続できるものを示した。しかし、本発明は、少なくとも蛍光灯インバータ安定器に接続可能な照明灯に適用できる。すなわち、蛍光灯インバータ安定器のみに接続可能な照明灯にも適用できるし、蛍光灯インバータ安定器に接続可能であり、他の蛍光灯安定器や商用交流電源とも接続可能な照明灯にも適用できる。
又、蛍光灯インバータ安定器のみに接続可能な照明灯の場合には、図3乃至図8の回路ブロック中の必要なもののみを搭載すればよい。例えば、インバータ検知回路やラピッド検知回路、フィルタ回路、ドライブ回路等は搭載しなくてもよい。
1 照明装置
2 照明灯
5 灯具
20 透光部
21、22 口金
23 フィルタ回路
24、25 整流回路
26 ドライブ回路
27 LEDモジュール
28 インバータ検知回路
29 ラピッド検知回路
31 正側配線
32 負側配線
33 スイッチング回路
50 蛍光灯安定器
51、52 ソケット
61 切替回路
63 高周波用フィルタ回路
66 第2のドライブ回路
211、212、221、222、511、512、521、522 端子
271 発光ダイオード
410 フレーム
420 LED基板
430 ホルダ
440 DRV基板
特開平11−135274号公報

Claims (7)

  1. 蛍光灯インバータ安定器に接続可能な照明灯であって、
    発光ダイオードと、
    前記蛍光灯インバータ安定器から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を前記発光ダイオードに供給する整流回路と、
    前記整流回路で整流後の電圧が所定電圧未満では非導通であり前記発光ダイオードに電流を流さず、前記整流後の電圧が前記所定電圧以上になると導通して前記発光ダイオードに電流を流し、導通後に前記整流後の電圧が前記所定電圧未満に変化しても導通を継続するスイッチング回路と、を有し、
    前記スイッチング回路は、前記整流回路と前記発光ダイオードとを接続する電源配線に挿入された2端子のスイッチング素子であることを特徴とする照明灯。
  2. 前記スイッチング回路が導通後、前記整流後の電圧は、前記発光ダイオードの順方向電圧に前記スイッチング回路での電圧降下分を加えた電圧に低下することを特徴とする請求項1記載の照明灯。
  3. 前記所定電圧は、前記蛍光灯インバータ安定器が起動時に出力する電圧よりも大きく、かつ、前記蛍光灯インバータ安定器が起動時から安定動作に移行する時に出力する電圧よりも小さく設定されていることを特徴とする請求項1又は2記載の照明灯。
  4. 前記所定電圧が200Vであることを特徴とする請求項3記載の照明灯。
  5. 前記スイッチング回路は、単一のスイッチング素子から構成されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項記載の照明灯。
  6. 請求項1乃至5の何れか一項記載の照明灯と、
    前記照明灯を装着する灯具と、を備えていることを特徴とする照明装置。
  7. 蛍光灯インバータ安定器に接続可能な照明灯に用いられる点灯制御回路であって、
    発光ダイオードと、
    前記蛍光灯インバータ安定器から供給される交流電圧を整流し、整流後の電圧を前記発光ダイオードに供給する整流部と、
    前記整流部で整流後の電圧が所定電圧未満では非導通であり前記発光ダイオードに電流を流さず、前記整流後の電圧が前記所定電圧以上になると導通して前記発光ダイオードに電流を流し、導通後に前記整流後の電圧が前記所定電圧未満に変化しても導通を継続するスイッチング部と、を設け
    前記スイッチング部は、前記整流部と前記発光ダイオードとを接続する電源配線に挿入された2端子のスイッチング素子であることを特徴とする点灯制御回路。
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