JP5949491B2

JP5949491B2 - 情報処理装置及びプログラム

Info

Publication number: JP5949491B2
Application number: JP2012254393A
Authority: JP
Inventors: 卓也石村
Original assignee: Fuji Xerox Co Ltd; Fujifilm Business Innovation Corp
Current assignee: Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date: 2012-11-20
Filing date: 2012-11-20
Publication date: 2016-07-06
Anticipated expiration: 2032-11-20
Also published as: CN103841286A; JP2014102694A; US9197488B2; CN103841286B; US20140139865A1

Description

本発明は、情報処理装置及びプログラムに関する。

特許文献１には、管理情報を格納するための拡張ＭＩＢを備え、管理対象機器の下位側に接続されているユーザ端末に関する管理情報を取得し、当該管理情報をユーザ端末のＩＰアドレス毎に拡張ＭＩＢに格納するネットワーク管理システムが開示されている。

特開２００６−３３１２８９号公報

本発明は、複数の通信ネットワークに接続されていても所望の端末にデータを送信することが可能な情報処理装置及びプログラムを提供することを目的とする。

上記課題を解決するため、請求項１に記載の発明は、相互に独立した複数の通信ネットワークに接続される複数の通信インターフェースであって、前記通信ネットワークに接続された端末からデータを受信すると共に、前記端末の前記通信ネットワーク上の位置を表す端末識別情報に基づいて前記端末にデータを送信する、複数の通信インターフェースと、データの送信先となる送信先端末の端末識別情報と、前記送信先端末で実行可能なサービスを表すサービス情報とを取得する第１の取得手段と、前記各々の通信ネットワークで前記送信先端末の端末識別情報と同一の端末識別情報を有する、データの送信先の候補となる候補端末で実行可能なサービスを表すサービス情報を取得する第２の取得手段と、前記送信先端末のサービス情報と前記候補端末のサービス情報とに基づいて前記複数の通信インターフェースのうちの１つを選択する選択手段と、を備えることを特徴とする情報処理装置である。

また、請求項２に記載の発明は、前記第１の取得手段は、前記送信先端末のユーザを表すユーザ情報をさらに取得し、前記第２の取得手段は、前記候補端末のユーザを表すユーザ情報をさらに取得し、前記選択手段は、前記送信先端末のサービス情報及びユーザ情報と、前記候補端末のサービス情報及びユーザ情報と、に基づいて前記複数の通信インターフェースのうちの１つを選択する、請求項１に記載の情報処理装置である。

また、請求項３に記載の発明は、相互に独立した複数の通信ネットワークに接続される複数の通信インターフェースであって、前記通信ネットワークに接続された端末からデータを受信すると共に、前記端末の前記通信ネットワーク上の位置を表す端末識別情報に基づいて前記端末にデータを送信する、複数の通信インターフェースを備える情報処理装置のコンピュータを、データの送信先となる送信先端末の端末識別情報と、前記送信先端末で実行可能なサービスを表すサービス情報とを取得する第１の取得手段、前記各々の通信ネットワークで前記送信先端末の端末識別情報と同一の端末識別情報を有する、データの送信先の候補となる候補端末で実行可能なサービスを表すサービス情報を取得する第２の取得手段、及び、前記送信先端末のサービス情報と前記候補端末のサービス情報とに基づいて前記複数の通信インターフェースのうちの１つを選択する選択手段、として機能させるためのプログラムである。

請求項１，３によると、所望の端末にデータを送信するのに適切な通信インターフェースを利用することが可能である。

請求項２によると、より適切な通信インターフェースを利用することが可能である。

情報処理システムの構成例を示す図である。データベースの内容例を示す図である。情報処理装置の動作例を示す図である。

本発明の情報処理装置及びプログラムの実施形態を、図面を参照しながら説明する。

図１は、情報処理システム１００の構成例を示す図である。情報処理システム１００は、情報処理装置１と、複数の端末９１と、複数の端末９２と、を備えている。情報処理装置１は、相互に独立した複数の通信ネットワーク８１，８２の両方に接続されている。複数の端末９１は、第１の通信ネットワーク８１に接続されており、情報処理装置１と各々の端末９１は、第１の通信ネットワーク８１を介して相互にデータ通信が可能である。複数の端末９２は、第２の通信ネットワーク８２に接続されており、情報処理装置１と各々の端末９２は、第２の通信ネットワーク８２を介して相互にデータ通信が可能である。

情報処理装置１は、プリンタとしての機能と、スキャナとしての機能と、を備える機器として構成されている。情報処理装置１は、制御部１０と、複数の通信インターフェース（Ｉ／Ｆ）２１，２２と、記憶部３と、プリンタ部４と、スキャナ部５と、表示部６と、操作部７と、を備えている。

制御部１０は、例えば、ＣＰＵ（Central Processing Unit）等の演算部及びＲＡＭ（Ramdom Access Memory）等の記憶部を含んでおり、プログラムに従って情報処理を実行する。プログラムは、ＣＤ−ＲＯＭ等のコンピュータ読み取り可能な情報記録媒体から提供されてもよいし、インターネット等の通信線を介して提供されてもよい。

通信Ｉ／Ｆ２１，２２は、通信ネットワーク８１，８２を介して他の装置（例えば端末９１，９２）と通信するための機器である。第１の通信Ｉ／Ｆ２１は、第１の通信ネットワーク８１に接続されており、各々の端末９１と通信可能である。第２の通信Ｉ／Ｆ２２は、第２の通信ネットワーク８２に接続されており、各々の端末９２と通信可能である。具体的には、通信Ｉ／Ｆ２１，２２は、端末９１，９２から受信したデータを制御部１０に受け渡す。また、通信Ｉ／Ｆ２１，２２は、制御部１０から受け入れたデータを端末９１，９２に送信する。

記憶部３は、例えばＨＤＤ（Hard Disk Drive）又はＳＳＤ（Solid State Drive）である。記憶部３には、制御部１０がアクセス可能なデータベースが構築されている。なお、データベースは、情報処理装置１とは別の装置内に構築されてもよい。

プリンタ部４は、プリンタとしての機能を実現するユニットであり、制御部１０からの指令に応じて媒体の表面に画像を形成する。スキャナ部５は、スキャナとしての機能を実現するユニットであり、媒体の表面から読み取った画像データを制御部１０に出力する。

表示部６は、例えば液晶表示パネルであり、操作部７は、例えばタッチパネルである。

端末９１，９２は、例えばパーソナルコンピュータであり、情報処理装置１にデータを送信したり、情報処理装置１からデータを受信する。例えば、端末９１，９２は、情報処理装置１に印刷ジョブを送信したり、情報処理装置１から画像データを受信する。

一般に、データの送信先を特定する際には、ＩＰアドレス等の、通信ネットワーク上の位置を表す端末識別情報が利用される。

しかしながら、本実施形態の情報処理装置１は、相互に独立した複数の通信ネットワーク８１，８２に接続されていることから、上記のような端末識別情報を利用するだけでは、データの送信先を特定しきれないことがあり得る。すなわち、通信ネットワーク８１に接続された端末９１の端末識別情報と、通信ネットワーク８２に接続された端末９２の端末識別情報と、が重複する状況があり得るため、そうした状況では端末９１，９２のどちらにデータを送信すべきかが定かではない。

そこで、本実施形態では、当該実情に鑑みて、以下に説明する処理を実行する。

本実施形態において、情報処理装置１と端末９１，９２とは、ＳＮＭＰ（Simple Network Management Protocol）に従って通信可能である。例えば、情報処理装置１は、端末９１，９２の管理情報を含む Get Request のデータユニット（以下、単に Get Request という。）を、端末９１，９２から受信する。また、情報処理装置１は、用紙詰まり等の問題が生じたときに、その旨を通知するためのTrap のデータユニット（以下、Ｔｒａｐ通知という。）を端末９１，９２に送信する。

なお、ＳＮＭＰには、複数のバージョンが存在しており、旧来のバージョン１及び２と最新のバージョン３とでは、セキュリティ等の面において内容が大きく異なっている。本実施形態では、端末９１，９２の一部がＳＮＭＰのバージョン３を実行可能であり、他の一部がＳＮＭＰのバージョン３を実行不能であるが、ＳＮＭＰのバージョン１及び２を実行可能であるとする。

図２は、データベースの内容例を示す図である。記憶部３には、情報処理装置１が端末９１，９２から収集した情報を記憶する履歴データベースが構築される。履歴データベースにおいて、各々の通信Ｉ／Ｆ２１，２２には、ユーザ情報、端末情報、端末識別情報、ＳＮＭＰのバージョン対応情報が対応付けられている。

ユーザ情報は、例えば、端末９１，９２のログオンユーザ名である。端末情報は、例えば、端末９１，９２の端末名である。端末識別情報は、例えば、端末９１，９２のＩＰアドレスである。これらの情報は、例えば、端末９１，９２から情報処理装置１に送信される Get Request に含まれている。端末９１，９２は、起動時などの予め定められたタイミングで Get Request を情報処理装置１に送信し、情報処理装置１は受信した Get Request から各種情報を抽出する。

また、ＳＮＭＰのバージョン対応情報は、例えば、端末９１，９２がバージョン３（ｖ３）に対応しているか否か、端末９１，９２がバージョン１及び２（ｖ１／ｖ２）に対応しているか否か、を表している。ＳＮＭＰのバージョン対応情報は、後述するように、情報処理装置１がＴｒａｐ通知の通知先となるノードを絞り込む際に、端末９１，９２から取得される。

なお、これに限らず、ＳＮＭＰのバージョン対応情報の取得は、予め定められたタイミングで行われてもよい。例えば、情報処理装置１が端末９１，９２から Get Request を受信したことを契機に行われてもよいし、情報処理装置１と端末９１，９２とがＳＮＭＰとは別のプロトコルで通信することを契機に行われてもよい。また、情報処理装置１の起動時や、情報処理装置１が任意のパケットを受信したとき、予め定められた時間ごと等に行われてもよい。

図３は、情報処理装置１の動作例を示す図である。以下に説明する処理は、制御部１０がプログラムを実行することによって実現する。制御部１０は、第１の取得手段、第２の取得手段、選択手段の一例として機能する。

記憶部３には、上述したように履歴データベースが構築されており、制御部１０は、履歴データベースに記憶されている情報を参照可能である。

Ｓ２１において、制御部１０は、Ｔｒａｐ通知を行うか否かを判定する。Ｔｒａｐ通知を行うと判定されるのは、例えば、用紙詰まり等の問題が生じたときである。Ｔｒａｐ通知を行うと判定された場合（Ｓ２１：ＹＥＳ）、Ｓ２２に進む。

Ｓ２２において、制御部１０は、Ｔｒａｐ通知の送信先となる送信先端末の情報を取得する。送信先端末の情報は、例えば、送信先端末のＩＰアドレスと、送信先端末で実行可能なＳＮＭＰのバージョン情報と、を含んでいる。また、送信先端末のユーザを表すユーザ情報を含んでもよい。送信先端末の情報は、例えば、予め記憶部３に記憶されている。このように、制御部１０は、送信先端末の情報を取得する第１の取得手段の一例として機能する。

ところで、情報処理装置１は、相互に独立した複数の通信ネットワーク８１，８２に接続されているため、各々の通信ネットワーク８１，８２に上記送信先端末と同一のＩＰアドレスを有するノード（端末）が存在する可能性がある。そこで、制御部１０は、以下の手順でＴｒａｐ通知の送信先となるノードを絞り込んでいく。

Ｓ２３において、制御部１０は、各々の通信ネットワーク８１，８２の上記送信先端末と同一のＩＰアドレスに対してｐｉｎｇ（Packet INternet Groper）を出力し、返信があるか否かを確認する。

Ｓ２４及びＳ２５において、制御部１０は、ｐｉｎｇに返信をしたノードにおいて実行可能なＳＮＭＰのバージョン情報を取得する。具体的には、Ｓ２４ではＳＮＭＰのバージョン３（ｖ３）に対応しているか否かの認証が行われ、Ｓ２５ではＳＮＭＰのバージョン１及び２（ｖ１／ｖ２）に対応しているか否かの認証が行われる。ｐｉｎｇに返信をしたノードは、各々の通信ネットワーク８１，８２で上記送信先端末と同一のＩＰアドレスを有する、Ｔｒａｐ通知の送信先の候補となる候補端末である。このように、制御部１０は、候補端末で実行可能なＳＮＭＰのバージョン情報を取得する第２の取得手段として機能する。

Ｓ２６において、制御部１０は、上記Ｓ２２で取得された送信先端末のＳＮＭＰのバージョン情報と、上記Ｓ２４及びＳ２５で取得された候補端末のＳＮＭＰのバージョン情報と、に基づいて、Ｔｒａｐ通知の送信先となるノードの絞り込みを行う。これにより、複数の通信Ｉ／Ｆ２１，２２の何れをＴｒａｐ通知に利用するかが決定される。このように、制御部１０は、複数の通信Ｉ／Ｆ２１，２２のうちの１つを選択する選択手段の一例として機能する。

例えば、制御部１０は、送信先端末とＳＮＭＰのバージョン情報が一致する候補端末が１つのみである場合に、ノードの絞り込みが可能と判断する。具体的には、送信先端末がＳＮＭＰのバージョン３に対応し、候補端末の１つのみがＳＮＭＰのバージョン３に対応する場合に、ノードの絞り込みが可能と判断される。同様に、送信先端末がＳＮＭＰのバージョン１及び２に対応し、候補端末の１つのみがＳＮＭＰのバージョン１及び２に対応する場合も、ノードの絞り込みが可能と判断される。

他方、制御部１０は、送信先端末とＳＮＭＰのバージョン情報が一致する候補端末が複数または０である場合に、ノードの絞り込みが不能と判断する。

ノードの絞り込みが可能である場合には（Ｓ２７：ＹＥＳ）、Ｓ２８に進み、制御部１０は、送信先端末とＳＮＭＰのバージョン情報が一致する候補端末をＴｒａｐ通知の送信先として設定し、これにより選択される、複数の通信Ｉ／Ｆ２１，２２のうちの１つを利用してＴｒａｐ通知を実行する。

ノードの絞り込みが不能である場合には（Ｓ２７：ＮＯ）、Ｓ２９に進み、制御部１０は、ノードの絞り込みが不能である旨の警告メールを管理者等に送信する。

なお、上記実施形態では、制御部１０が、Ｔｒａｐ通知の送信先となるノードを絞り込む際に、候補端末からＳＮＭＰのバージョン情報を取得していたが、これに限らず、制御部１０は、多くの端末９１，９２から予めＳＮＭＰのバージョン情報を取得して、履歴データベースに格納しておき、そこから候補端末のＳＮＭＰのバージョン情報を取得してもよい。

また、制御部１０は、Ｔｒａｐ通知の送信先となるノードを絞り込む際に、ＳＮＭＰのバージョン情報のみならず、ユーザ情報を併せて用いてもよい。この場合、制御部１０は、上記Ｓ２２において送信先端末のユーザ情報を取得すると共に、候補端末のユーザ情報を候補端末から直接取得するか若しくは履歴データベースから取得する。

以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、種々の変形実施が当業者にとって可能であるのはもちろんである。

１情報処理装置、１０制御部（第１の取得手段、第２の取得手段、選択手段の一例）、２１，２２通信インターフェース、３記憶部、４プリンタ部、５スキャナ部、６表示部、７操作部、８１，８２通信ネットワーク、９１，９２端末、１００情報処理システム。

Claims

相互に独立した複数の通信ネットワークに接続される複数の通信インターフェースであって、前記通信ネットワークに接続された端末からデータを受信すると共に、前記端末の前記通信ネットワーク上の位置を表す端末識別情報に基づいて前記端末にデータを送信する、複数の通信インターフェースと、
前記端末の端末識別情報と、前記端末で実行可能なサービスを表すサービス情報とが対応付けられたデータベースから、データの送信先となる送信先端末の端末識別情報に対応する、前記送信先端末で実行可能なサービスを表すサービス情報を取得する第１の取得手段と、
前記各々の通信ネットワークで前記送信先端末の端末識別情報と同一の端末識別情報を有する各々の候補端末から、前記各々の候補端末で実行可能なサービスを表すサービス情報を取得する第２の取得手段と、
前記送信先端末と実行可能なサービスが一致する前記候補端末が１つのみである場合に、前記複数の通信インターフェースのうちの当該１つのみの候補端末に係る通信インターフェースを選択する選択手段と、
を備えることを特徴とする情報処理装置。
前記第１の取得手段は、前記送信先端末のユーザを表すユーザ情報をさらに取得し、
前記第２の取得手段は、前記候補端末のユーザを表すユーザ情報をさらに取得し、
前記選択手段は、前記送信先端末と実行可能なサービスが一致する前記候補端末が１つのみであり、かつ前記送信先端末のユーザと当該１つのみの候補端末のユーザが一致する場合に、前記複数の通信インターフェースのうちの当該１つのみの候補端末に係る通信インターフェースを選択する、
請求項１に記載の情報処理装置。
相互に独立した複数の通信ネットワークに接続される複数の通信インターフェースであって、前記通信ネットワークに接続された端末からデータを受信すると共に、前記端末の前記通信ネットワーク上の位置を表す端末識別情報に基づいて前記端末にデータを送信する、複数の通信インターフェースを備える情報処理装置のコンピュータを、
前記端末の端末識別情報と、前記端末で実行可能なサービスを表すサービス情報とが対応付けられたデータベースから、データの送信先となる送信先端末の端末識別情報に対応する、前記送信先端末で実行可能なサービスを表すサービス情報を取得する第１の取得手段、
前記各々の通信ネットワークで前記送信先端末の端末識別情報と同一の端末識別情報を有する各々の候補端末から、前記各々の候補端末で実行可能なサービスを表すサービス情報を取得する第２の取得手段、及び、
前記送信先端末と実行可能なサービスが一致する前記候補端末が１つのみである場合に、前記複数の通信インターフェースのうちの当該１つのみの候補端末に係る通信インターフェースを選択する選択手段、
として機能させるためのプログラム。