JP5886333B2 - 電力供給システム - Google Patents

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本発明は、電気自動車等の電動車両や電気機器等の電力供給対象に電力を供給することができる電力供給システムに関するものである。
従来、所定の電力システムに接続されて電力の供給を受ける電力供給装置と、その電力供給装置から電力の供給を受け、供給された電力を外部に対して供給する電力利用装置と、その電力利用装置を利用して電力供給装置から電力の供給を受けた電力利用時間に従って、電力利用料金の課金を行う課金装置とを備えた電力供給システムが知られている(特許文献1)。この電力供給システムでは、電力供給装置に付された供給識別子と、電力利用装置に付された利用識別子と、電力供給の開始及び終了の情報とが、電力を供給する電力線を介して電力供給装置と電力利用装置との間で送受信される。そして、これらの送受信された供給識別子、利用識別子及び電力供給の開始及び終了の情報とは、電力供給装置又は電力利用装置から通信回線を介して課金装置に通知される。課金装置は、通知された供給識別子が付された電力供給装置から電力の供給を受けた電力利用時間、および、通知された供給識別子が付された電力供給装置の課金単価に従って、通知された利用識別子に対応する利用者に対して、電力利用料金の課金を行う。
上記特許文献1に記載されている従来の電力供給システムは、電力供給装置から電力の供給を受けた電力利用時間及び電力供給装置の課金単価に従って、利用者に対して電力利用料金の課金を行うものである。しかしながら、電力供給装置からの電力供給については、利用者に対して課金するのではなく、電力供給対象(例えば、電動車両のバッテリー)の所有者に対する課金など各種態様の課金の要請があり、上記従来の電力供給システムは、これらの各種態様の課金に対応できない。
また、電力供給装置からの電力供給を許可するか否かを判断する認証処理については、利用者の認証だけでなく電力供給対象についても認証を行う等、各種態様の認証を行いたい場合がある。しかしながら、上記従来の電力供給システムは各種態様の認証に対応できない。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、各種態様の課金及び認証が可能になる電力供給システムを提供することである。
本発明に係る電力供給システムは、電力供給源から電力供給対象に電力を供給する電力供給システムであって、前記電力供給源から前記電力供給対象への電力供給を制御する電力供給制御装置と、前記電力供給源から前記電力供給対象への電力供給について課金処理を行う課金装置と、前記電力供給源から前記電力供給対象への電力供給を許可するか否かを判断する認証処理を実行する認証手段と、を備える。前記課金装置は、前記電力供給制御装置を介して供給される電力を利用する側の複数種類の電力利用側識別情報と、前記電力供給制御装置を介して電力を供給する側の複数種類の電力供給側識別情報と、該複数種類の電力利用側識別情報と該複数種類の電力供給側識別情報との組み合わせそれぞれに対して設定された課金対象の情報を記憶する手段と、有線又は無線の通信回線を介して前記電力供給制御装置から、前記複数種類の電力供給側識別情報の少なくとも一つと、前記複数種類の電力利用側識別情報の少なくとも一つと、前記電力供給源から前記電力供給対象へ供給された電力に関する電力利用情報とを受信する手段と、前記少なくとも一つの電力供給側識別情報と前記少なくとも一つの電力利用側識別情報と前記電力利用情報とに基づいて課金処理を行う手段と、を備える。前記電力供給制御装置は、前記電力供給源から前記電力供給対象へ電力供給経路を開閉する開閉手段と、前記開閉手段を制御する制御手段と、前記少なくとも一つの電力供給側識別情報と前記少なくとも一つの電力利用側識別情報と前記電力利用情報とを取得する手段と、有線又は無線の通信回線を介して前記課金装置に、前記少なくとも一つの電力供給側識別情報と前記少なくとも一つの電力利用側識別情報と前記電力利用情報とを送信する手段と、を備える。前記認証手段は、前記複数種類の電力利用側識別情報と、前記複数種類の電力供給側識別情報と、該複数種類の電力利用側識別情報と該複数種類の電力供給側識別情報との組み合わせそれぞれに対して設定された電力供給許否の情報とを記憶する手段を備え、前記電力供給制御装置において取得された前記少なくとも一つの電力利用側識別情報とに基づいて前記認証処理を実行する。前記電力供給制御装置の制御手段は、前記認証手段の認証処理の結果に基づいて前記開閉手段を制御する。
この電力供給システムにおいて、課金装置は、複数種類の電力利用側識別情報と複数種類の電力供給側識別情報との様々な組み合わせそれぞれに対応する課金対象を判断することができる。また、課金装置は、有線又は無線の通信回線を介して電力供給制御装置から、少なくとも一つの電力供給側識別情報と少なくとも一つの電力利用側識別情報と電力利用情報とを受信すると、その少なくとも一つの電力供給側識別情報と少なくとも一つの電力利用側識別情報との組み合わせに対応する課金対象に対して、電力利用情報に基づいて課金処理することができる。従って、電力利用側識別情報と電力供給側識別情報との組み合わせが互いに異なる各種態様の課金が可能になる。
更に、開閉手段の制御による電力供給源から電力供給対象への電力供給に先立って、複数種類の電力利用側識別情報の様々な組み合わせそれぞれについて、電力供給源から電力供給対象への電力供給を許可するか否かを判断する認証が可能になる。
前記電力供給システムにおいて、前記認証手段は、前記電力供給対象について盗難の有無の情報を記憶し、前記少なくとも一つの電力利用側識別情報に基づいて、前記電力供給対象が盗難されたものであるか否かを判断し、該電力供給対象が盗難されたものであると判断した場合は該電力供給対象への電力供給を許可しないように前記認証処理を実行してもよい。この電力供給システムでは、盗難された電力供給対象へ電力を供給して不正使用されるのを防止できるとともに、電力供給対象の盗難の発生自体を抑制することができる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記認証手段は、前記電力供給対象について前記盗難の有無の情報と予め設定した盗難発生時の付加処理レベルとを記憶し、前記電力供給対象が盗難されたものであると判断された場合は、前記認証処理とともに、該電力供給対象に対する前記付加処理レベルに基づいて付加的な処理を実行してもよい。この電力供給システムでは、電力供給対象が盗難されたものである場合に、その電力供給対象への電力供給を許可しないだけでなく、電力供給対象の種類などに応じた適切な付加的な処理を行うことができる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記電力供給対象が盗難されたものであると判断された場合は、予め設定した所定の通報先に通報する手段を、更に備えてもよい。この電力供給システムでは、盗難された電力供給対象の所有者や警察機関などが当該電力供給対象への電力供給が要求されていることを知ることができる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記電力供給制御装置は、前記電力供給対象を撮像する撮像手段を更に備え、前記認証手段は、前記撮像手段で撮像された前記電力供給対象の画像データを取得してもよい。この電力供給システムでは、電力供給源から電力供給対象への電力供給を許可するか否かを判断する認証処理時に、電力供給対象の画像データを用いることにより、高い精度で電力供給対象を特定することができる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記電力供給対象は、車両に組み込まれた充電可能なバッテリーであり、前記車両の本体は、該車両の本体に固有の車両識別情報を発信する手段を有し、前記バッテリーは、該バッテリーに固有のバッテリー識別情報を発信する手段を有し、前記電力供給制御装置で取得される前記少なくとも一つの電力利用側識別情報は、前記車両識別情報及び前記バッテリー識別情報の少なくとも一方を含むものであってもよい。この電力供給システムでは、複数種類の車両の本体と複数種類のバッテリーとの様々な組み合わせそれぞれについて認証が可能になる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記電力の利用者に固有の利用者識別情報を発信する発信装置を更に備え、前記電力供給制御装置で取得される前記少なくとも一つの電力利用側識別情報は、前記発信装置から発信される前記利用者識別情報を含むものであってもよい。この電力供給システムでは、発信装置を用いることで利用識別情報を容易に取得できるとともに、その利用者識別情報を考慮した認証処理が可能になる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記認証手段は、前記電力供給制御装置において取得された前記少なくとも一つの電力供給側識別情報と前記少なくとも一つの電力利用側識別情報とに基づいて前記認証処理を実行してもよい。この電力供給システムでは、電力利用側識別情報だけでなく電力供給側識別情報を考慮した認証処理が可能になる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記少なくとも一つの電力利用側識別情報及び前記少なくとも一つの電力供給側識別情報を、前記電力供給制御装置からの取得要求に対する応答を受信すること、又は、自発的な発信を受信することによって取得してもよい。この電力供給システムでは、電力供給制御装置からの取得要求に対する応答を受信することにより、電力供給制御装置が必要とする所定のタイミングで電力利用側識別情報や電力供給側識別情報を取得することができる。また、自発的な発信を受信することにより、電力供給制御装置から取得要求を送信することなく、電力利用側識別情報や電力供給側識別情報を取得することができる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記電力供給制御装置は、前記少なくとも一つの電力利用側識別情報及び前記少なくとも一つの電力供給側識別情報を、前記電力供給制御装置と前記電力供給対象とを接続する電力供給ケーブルを介した通信、電波又は光を介した近距離無線通信、電界通信、無線LAN通信、又は、音若しくは振動を介した通信により取得してもよい。この電力供給システムでは、識別情報取得のために専用の通信線を接続することなく、電力利用側識別情報や電力供給側識別情報を取得するための通信が可能になる。
また、電力供給システムにおいて、前記認証手段は、前記電力供給制御装置に設けられていてもよい。この電力供給システムでは、電力供給制御装置内で認証処理ができるため、認証処理を実行するためのサーバを別途設ける必要がない。
また、前記電力供給システムにおいて、前記認証手段は、移動体通信網及び無線LANの少なくとも一方を介して前記電力供給制御装置と通信可能なサーバであってもよい。この電力供給システムでは、複数の電力供給制御装置について、電力供給制御装置から電力供給対象への電力供給を集中管理することができる。また、電力供給制御装置の設置場所を移動させても電力供給制御装置とサーバとの間で無線通信することができため、電力供給制御装置の設置場所の自由度が高まる。
また、電力供給システムにおいて、前記複数種類の電力利用側識別情報は互いに同一のフォーマットを有するものであってもよい。この電力供給システムでは、複数種類の電力利用側識別情報から課金対象を選択する処理や複数種類の電力利用側識別情報の間で課金対象を切り換える処理が容易になる。
前記電力供給システムにおいて、前記複数種類の電力供給側識別情報は、前記電力供給源に固有の識別情報と、前記電力供給制御装置に固有の識別情報と、前記電力供給源から前記電力供給対象に供給される電力の電力量を測定する電力量測定装置に固有の識別情報と、を含んでもよい。この電力供給システムでは、電力供給源の識別情報と電力供給制御装置の識別情報と電力量測定装置の識別情報との組み合わせが互いに異なる各種態様の課金が可能になる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記複数種類の電力利用側識別情報は、電力を利用する利用者に固有の識別情報と、該利用者が使用する利用者装置に固有の識別情報と、前記電力供給対象に固有の識別情報と、を含んでもよい。この電力供給システムでは、利用者の識別情報と利用者装置の識別情報と電力供給対象の識別情報との組み合わせが互いに異なる各種態様の課金が可能になる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記課金対象は、前記利用者又は前記電力供給対象であることを特徴とするものである。この電力供給システムでは、利用者又は電力供給対象を課金対象として、電力利用側識別情報と電力供給側識別情報との組み合わせが互いに異なる各種態様の課金が可能になる。
また、前記電力供給システムにおいて、前記電力供給制御装置と前記課金装置との間の通信は、移動体通信網及び無線LANの少なくとも一方を介した通信であってもよい。この電力供給システムでは、電力供給制御装置の設置場所を移動させても電力供給制御装置と課金装置との間で無線通信することができため、電力供給制御装置の設置場所の自由度が高まる。
本発明によれば、各種態様の課金及び認証が可能になるという効果がある。
本発明の実施形態に係る電力供給システムの一構成例を示す説明図。 本実施形態の電力供給システムにおける電力供給可能な状態を示す説明図。 本実施形態の電力供給システムで供給される電力を利用して車両のバッテリーを充電するときの手順の一例を示すフローチャート。 本実施形態の電力供給システムにおいて車両のバッテリーの充電処理に先立って行われる認証処理の手順の一例を示すシーケンスフロー図。 本実施形態の電力供給システムにおいて車両のバッテリーの充電処理に先立って行われる認証処理の手順の一例を示すシーケンスフロー図。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る電力供給システムの一構成例を示す説明図である。図1は、電力供給の利用開始前の状態を示している。なお、本実施形態では、電力供給対象が四輪車、三輪車(トライスクル)、二輪車(バイク、自転車)などの電動車両410に搭載されたバッテリー400である場合について説明するが、本発明は電力供給対象が電気冷蔵庫や空調機器等の家電機器、複写機等のオフィス機器、携帯電話機等の通信端末装置などの場合も適用できる。また、バッテリー400は、利用者自身が所有するものであってもよいし、リース会社からリースされたものであってもよいし、事業者が異なっていてもよい。
図1において、本実施形態に係る電力供給システムは、電力供給源300からバッテリー400へのケーブル101、105、301、401を介した電力供給を制御する電力供給制御装置100を備える。更に、電力供給システムは、電力を利用する利用者が使用可能な利用者装置200と、電力供給源300からバッテリー400への電力供給について課金処理を行う課金装置700と、認証手段としての認証サーバ750とを備える。
なお、本実施形態では、課金装置700と認証サーバ750とを別々に設けているが、課金装置700が認証サーバ750を兼ねてもよいし、認証サーバ750が課金装置700を兼用してもよい。また、課金装置700と認証サーバ750とを一体的に電力供給管理システムとして構成してもよい。また、認証手段は、電力供給制御装置100に組み込んでもよい。
電力供給制御装置100は、ケーブル101の電力供給源300側の端部に汎用プラグ102を有し、ケーブル105の電力供給対象400側の端部に汎用コンセント106を有している。電力供給制御装置100の汎用プラグ102は、電力供給源300の電源ケーブル301の端部に設けられている汎用コンセント302に差し込んで接続することができる。また、電力供給制御装置100の汎用コンセント106には、電力供給対象400側の電源ケーブル401の端部に設けられている汎用プラグ402を差し込んで接続することができる。
また、電力供給制御装置100は、ケーブルを介した電力供給源300からバッテリー400へ電力供給経路を開閉する開閉手段としてのスイッチ部110と、スイッチ部110を制御する制御手段としての制御部120と、有線又は無線の通信回線からなるネットワーク600を介して課金装置700及び認証サーバ750と通信する通信手段としてのネットワーク通信部130と、撮像手段としての図示しないカメラとを備えている。
スイッチ部110としては、例えばノーマルオープン型リレー接点を有するスイッチで構成することができる。
制御部120は、例えば、CPUなどからなる汎用のマイクロコンピュータや、専用IC回路素子などで構成することができる。また、制御部120は、RAM、ROM等の半導体メモリや磁気ディスクなどからなる記憶手段としての記憶部を備え、その記憶部に記憶されている所定のプログラムを読み出し、そのプログラムに従って、データやコマンドの送受信処理、利用者認証のデータ処理やスイッチ部の制御などを実行するように構成してもよい。また、制御部120は、スイッチ部110やNFC通信部140に接続された第1の制御部と、ネットワーク600を介して認証サーバ750又は課金装置700からコントロールされる第2の制御部とにより構成してもよい。この場合、第1の制御部と第2の制御部との間は、例えばAPI(Application Programming Interface)を介して制御が行われる。
制御部120は、図示しない計時手段としてのタイマーを備えている。タイマーは、例えば認証サーバ750又は課金装置700から認証処理に成功した旨の認証結果を受信した際や利用者装置200から接続要求を受信した際に、その接続要求に含まれる利用時間をプリセットして、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行い、バッテリー400への通電開始と同時にタイマー機能をスタートさせる。そして、利用時間満了でタイムアップすると、タイムアップ信号を出力する。このタイムアップ信号に基づいて、制御部120は、スイッチ部110をOFF(リレー開)にする制御を行い、バッテリー400への通電を終了する。
また、制御部120は、利用者装置200から受信した利用者IDが記憶部に記憶された利用者IDと一致するか否かを検出する認証処理を行う手段として機能してもよい。この場合、両方の利用者IDが一致している場合は、電力供給の利用を許可すると判断し、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行う。一方、両方の利用者IDが不一致の場合は、電力供給の利用を許可しないと判断し、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行わない。
ネットワーク通信部130は、有線又は無線の通信回線からなるネットワーク600を介して課金装置700や認証サーバ750に、電力利用側識別情報と、電力供給源300からバッテリー400へケーブルを介して供給された電力に関する電力利用情報とを送信する手段としても機能する。ここで、上記「電力利用側識別情報」は、利用者装置200に固有の識別情報(以下「利用者装置ID」という。)a1、及び、その利用者装置200を使用する利用者に固有の識別情報(以下「利用者ID」という。)u1の少なくとも一方を含む。また、上記「電力利用情報」は、電力供給源300からバッテリー400へケーブルを介して供給された電力に関する情報であり、例えば、バッテリー400に電力を供給したときの積算電力量、日時、電力供給開始時間及び終了時間、電力供給時間(=終了時間−開始時間)などである。
また、ネットワーク通信部130は、電力供給対象が盗難されたものであると判断された場合に、有線又は無線の通信回線からなるネットワーク600を介して予め設定した所定の通報先に通報する手段としての機能も有する。
ネットワーク通信部130は、光回線やADAL回線などの有線の通信回線を介して通信するように構成してもよいし、無線の通信回線を介して通信するように無線通信モジュールを用いて構成してもよい。無線の通信回線を介した通信は、例えば第3世代又は第4世代(例えばLTE)などのセルラー方式の移動体通信網やPHSの移動体通信網を介した通信でもよいし、WiMAXやWiFi等の無線LANを介した通信でもよい。
電力供給制御装置100は、利用者装置200等と通信する通信手段としてのNFC(Near Field Communication)通信部140を備えている。このNFC通信部140は、所定の近距離通信方式により利用者装置200から前記電力利用側識別情報を受信する手段として機能する。
また、NFC通信部140は、所定の近距離通信方式により電力供給対象に固有の識別情報(以下「電力供給対象ID」という。)を取得する手段として機能することもできる。例えば、電力供給制御装置100は、NFC通信部140により、電力供給対象IDとして、バッテリー400に固有の識別情報(以下「バッテリーID」という。)b1をバッテリー400から取得することができる。更に、電力供給制御装置100は、NFC通信部140により、電力供給対象IDとして、バッテリー400が搭載された車両410のボディなどに取り付けられた車両通信装置420から車両410に固有の識別情報(以下「車両ID」という。)c1を取得することができる。
また、NFC通信部140は、電力供給源300に固有の識別情報(以下「電力供給源ID」という。)e1を取得する手段や、電力供給源300からバッテリー400に供給される電力の電力量を測定する電力量測定装置500に固有の識別情報(以下「電力量測定装置ID」という。)m1を取得する手段として機能することもできる。
NFC通信部140における近距離通信方式としては、電力供給に用いられるケーブル(電力線)に信号を重畳させる電力線重畳通信方式を用いている。NFC通信部140は、例えば、電力線重畳通信に必要なリーダー/ライター部、ケーブル接続インターフェース部などを搭載した通信モジュールで構成することができる。
なお、本実施形態では、NFC通信部140における近距離通信方式として、電波又は光を介したFeliCa(登録商標)などの近距離無線通信、電界通信、無線LAN通信、音若しくは振動を介した通信などの他の近距離通信方式を用いてもよいし、複数種類の近距離通信方式を組み合わせて用いてもよい。例えば、電源ケーブルの表面近傍の外部空間に発生させた電界を介して通信する電界通信による通信方式を用いてもよい。「電界通信」は、物や人体の表面に発生する電界を利用した通信であり、「人体通信」、「人体近傍電界通信」、「準静電界通信」などと呼ばれる場合もある。この「電界通信」を用いる場合、NFC通信部140は、例えば、電界通信に必要なプロセサ、送受信機、アンプ、ミキサ回路、受信用センサなどを搭載した通信モジュールで構成することができる。
また、撮像手段としてのカメラは、電力供給制御装置100における各種判断結果に基づいて自発的に、又は、認証サーバ750若しくは課金装置700からの要求に応じて、電力供給対象であるバッテリー400が組み込まれた電動車両410を撮影することができる。
利用者装置200は、NFC通信により利用者ID又は利用者装置IDを発信可能な装置であり、例えば車両410内に設けたりバッテリー400に接続したりしておくことができる。また、利用者装置200は、電力供給制御装置100を介した電力の供給を利用するとき、利用者がバッテリー400等の電力供給対象の電源ケーブルに近づけたり接触させたりできるように、携帯可能な装置であってもよい。利用者装置200は、NFC通信により利用者ID又は利用者装置IDを電力供給制御装置100に送信する手段としての図示しないNFC通信部を備えている。このNFC通信部も、例えば前述の通信モジュールで構成することができる。また、利用者装置200は、電力供給の利用の開始や終了などを指示するためのボタンなどの操作部を備えるように構成してもよい。また、利用者装置200は、上記NFC通信の機能を設けた、携帯電話機、スマートフォン、PHSなどの移動通信端末であってもよい。なお、利用者装置200のNFC通信部は、利用者ID又は利用者装置IDを自発的に送信してもよいし、電力供給制御装置100からの要求に応じて送信してもよい。
バッテリー400は、車両410の駆動源である電動モータなどに電力を供給するものである。バッテリー400は、NFC通信によりバッテリーIDを電力供給制御装置100に送信する手段としての図示しないNFC通信部を備えている。このNFC通信部も、例えば前述の通信モジュールで構成することができる。なお、バッテリー400のNFC通信部は、バッテリーIDを自発的に送信してもよいし、電力供給制御装置100からの要求に応じて送信してもよい。
車両通信装置420は、バッテリー400に接続された充電用ケーブル401の外表面に接触又は近接する箇所に位置するように車両410の筐体などに取り付けられる。また、車両通信装置420は、NFC通信により車両IDを電力供給制御装置100に送信する手段としての図示しないNFC通信部を備えている。このNFC通信部も、例えば前述の通信モジュールで構成することができる。なお、車両通信装置420は、車両IDを自発的に送信してもよいし、電力供給制御装置100からの要求に応じて送信してもよい。
電力供給源300は、例えば電力会社の発電装置から送電された電力が所定の電圧に変圧されて供給されている電力線に接続されている。電力供給源300の電源ケーブル301の端部には、電力供給制御装置100の差し込んで接続可能な汎用コンセント302が設けられている。電力供給源300は、NFC通信により電力供給源IDを電力供給制御装置100に送信する手段としての図示しないNFC通信部を備えてもよい。なお、電力供給源300は、電力供給源IDを自発的に送信してもよいし、電力供給制御装置100からの要求に応じて送信してもよい。
電力量測定装置500は、電力供給源300からバッテリー400などの電力供給対象へ供給される電力の積算電力量[Wh]を測定する装置である。電力量測定装置500としては、例えば誘導型電力量計や電子式電力量計などを用いることができる。また、電力量測定装置500は、NFC通信により電力量測定装置IDを電力供給制御装置100に送信する手段としての図示しないNFC通信部を備えている。このNFC通信部も、例えば前述の通信モジュールで構成することができる。なお、電力量測定装置500は、電力量測定装置IDを自発的に送信してもよいし、電力供給制御装置100からの要求に応じて送信してもよい。
課金装置700は、電力供給源300からバッテリー400などの電力供給対象への電力供給について課金処理を行う装置である。課金装置700は、例えばサーバなどのコンピュータ装置で構成され、各種のデータ処理、有線又は無線の通信回線からなるネットワーク600を介した通信、各種データが検索可能に格納されたデータベースなどの機能を有する。
課金装置700は、ネットワーク600を介して電力供給制御装置100から、電力利用側識別情報としての利用者ID又は利用者装置IDと、電力供給源300からバッテリー400へケーブルを介して供給された電力に関する電力利用情報とを受信し、その電力利用側識別情報と電力利用情報とに基づいて課金処理を行う。
また、課金装置700は、電力供給制御装置100に代わって認証処理を行うようにしてもよい。この場合、課金装置700は、例えば、電力供給制御装置100から受信した利用者IDが記憶部に記憶された利用者IDと一致するか否かを検出する認証処理を行い、その認証処理の結果を電力供給制御装置100に送信する。電力供給制御装置100は、認証に成功した結果すなわち両方の利用者IDが一致した結果を受信した場合は、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行う。一方、認証が成功しなかった結果すなわち両方の利用者IDが不一致の場合は、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行わない。
また、課金装置700は、ネットワーク600を介して電力供給制御装置100から、電力利用側識別情報として、利用者IDや利用者装置IDのほか、バッテリーID及び車両IDの少なくとも一つを更に受信し、その電力利用側識別情報を認証処理や課金処理に用いてもよい。また、課金装置700は、ネットワーク600を介して電力供給制御装置100から、電力供給側識別情報として、電力供給制御装置ID、電力供給源ID及び電力量測定装置IDの少なくとも一つを更に受信し、その電力供給側識別情報を認証処理や課金処理に用いてもよい。
また、課金装置700のデータベースには、例えば表1に示すように、複数種類の電力利用側識別情報と、複数種類の電力供給側識別情報と、その複数種類の電力利用側識別情報と複数種類の電力供給側識別情報との組み合わせそれぞれに対して設定された課金対象の情報とを含む課金設定データが格納されている。表1の例では、複数種類の電力利用側識別情報として利用者装置ID、利用者ID、並びに電力供給対象ID(バッテリーID及び車両ID)が格納され、複数種類の電力供給側識別情報として、電力供給制御装置ID、電力供給源ID及び電力量測定装置IDが格納されている。また、課金処理に用いられる課金設定情報としては、課金対象の情報のほか、課金の単価、及びその単価を用いた課金の基準(例えば電力量又は使用時間)の情報が格納されている。
Figure 0005886333
課金装置700は、電力供給制御装置100から、複数種類の電力供給側識別情報の少なくとも一つと複数種類の電力利用側識別情報の少なくとも一つと電力利用情報とを受信すると、その受信した情報を、前記データベースに設けられた表2に例示する電力利用管理テーブルに追加して格納する。また、課金装置700は、電力供給制御装置100から受信した電力供給側識別情報及び電力利用側識別情報に基づいて、前記データベースの課金設定データを参照し、課金対象などの課金関連情報を取得する。そして、課金装置700は、その取得した課金関連情報と、電力供給制御装置100から受信した電力利用情報とに基づいて、課金処理を実行する。
Figure 0005886333
なお、課金装置700のデータベースの電力利用管理テーブルに蓄積されたデータは、電力供給及び利用の各種分析に用いることができる。例えば、電力利用管理テーブルに蓄積されたデータを用いて、利用者全体について電力供給側のポートフォリオ(例えば、火力発電、原子力発電、水力発電、太陽光発電などの電力供給源300の比率)や、電力利用側のポートフォリオ(例えば、利用者の各種属性の比率、各種電力供給対象の比率)を分析することができる。また、利用者それぞれについて、どのタイプの電力供給源300を、どの電力供給制御装置100を介して、どのくらいの電力量を利用したかを分析することができる。また、課金装置700や認証サーバ750のデータベースの電力利用管理テーブルに蓄積されたデータは、リース会社がバッテリーをリースする場合に、リース対象のバッテリーの充電容量、充電回数、劣化などの情報の管理にも利用することができる。
認証サーバ750は、電力供給源300からバッテリー400などの電力供給対象への電力供給を許可するか否かを判断する認証処理を実行する装置である。認証サーバ750は、例えばコンピュータ装置で構成され、各種のデータ処理、有線又は無線の通信回線からなるネットワーク600を介した通信、各種データが検索可能に格納されたデータベースなどの機能を有する。
認証サーバ750は、ネットワーク600を介して電力供給制御装置100から、電力利用側識別情報としての利用者ID又は利用者装置IDと、電力供給源300からバッテリー400へケーブルを介して供給された電力に関する電力利用情報とを受信し、その電力利用側識別情報に基づいて認証処理を行う。
また、認証サーバ750は、例えば、電力供給制御装置100から受信した利用者IDが記憶部に記憶された利用者IDと一致するか否かを検出する認証処理を行い、その認証処理の結果を電力供給制御装置100に送信する。電力供給制御装置100は、認証に成功した結果すなわち両方の利用者IDが一致した結果を受信した場合は、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行う。一方、認証が成功しなかった結果すなわち両方の利用者IDが不一致の場合は、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行わない。
また、認証サーバ750は、ネットワーク600を介して電力供給制御装置100から、電力利用側識別情報として、利用者IDや利用者装置IDのほか、バッテリーID及び車両IDの少なくとも一つを更に受信し、その電力利用側識別情報を認証処理や課金処理に用いてもよい。また、認証サーバ750は、ネットワーク600を介して電力供給制御装置100から、電力供給側識別情報として、電力供給制御装置ID、電力供給源ID及び電力量測定装置IDの少なくとも一つを更に受信し、その電力供給側識別情報を認証処理や課金処理に用いてもよい。
また、認証サーバ750のデータベースには、例えば表3に示すような電力利用管理テーブルが設けられている。この電力利用管理テーブルには、電力利用側識別情報(利用者ID、利用者装置ID、車両ID、バッテリーID)及び電力供給側識別情報(電力供給源ID)それぞれについて、電力供給を許可するか否かを示す電力供給許否情報(「OK」又は「NG」)、並びに、電力供給を許可しない場合(NGの場合)の理由(「盗難」、「紛失」、「残高不足」等)及び付加処理レベルの情報が格納されている。ここで、「残高不足」は、料金の引き落としに用いられている銀行口座などの残高が不足し、課金できない状態を示している。また、上記電力供給を許可しない場合(NGの場合)の理由は、例えば、利用者や警察機関などからの情報提供によって登録される。
Figure 0005886333
表3において、例えば、バッテリーIDが「b2」及び「b3」のバッテリー並びに車両IDが「c2」の車両それぞれは盗難された状態にあり、バッテリーIDが「b4」のバッテリーは紛失した状態にある。また、利用者IDが「u3」の利用者については課金できない残高不足の状態にある。
また、表3において、盗難及び紛失で電力供給を許可しないID(NGのID)については、その盗難及び紛失の状況などに応じた付加処理レベルが記録されている。例えば、バッテリーIDが「b2」及び「b4」については付加処理レベルとしてレベル1(ログ記録)が設定され、バッテリーIDが「b3」については付加処理レベルとしてレベル2(ログ記録及び通報)が設定され、車両IDが「c2」については、付加処理レベルとしてレベル3(ログ記録、通報、及びカメラ撮影)が設定されている。これらのIDが受信された場合は、表3の情報に基づいて各レベルの付加的な処理が実行される。
上記通報の相手先である通報先(バッテリーや車両の正規の所有者、警察機関など)の情報(電話番号、メールアドレス)は、例えば電力供給制御装置100又は認証サーバ750に格納されている。
認証サーバ750は、複数の電力利用側識別情報(利用者ID、利用者装置ID、車両ID、バッテリーID)の少なくとも一つを電力供給制御装置100から受信すると、表3のテーブルに基づいて、電力供給を許可するか否かを判断する認証処理を実行する。ここで、電力供給制御装置100から複数の電力利用側識別情報(利用者ID、利用者装置ID、車両ID、バッテリーID)を受信した場合、例えば受信した複数の電力利用側識別情報の少なくとも一つについて表3における「電力供給許否情報」が「NG」であると、対応する電力供給対象の車両に組み込まれたバッテリーへの電力の供給が許可されない。すなわち、電力供給制御装置100から受信した複数の電力利用側識別情報(利用者ID、利用者装置ID、車両ID、バッテリーID)のすべてについて表3における「電力供給許否情報」が「OK」の場合に、対応する電力供給対象の車両に組み込まれたバッテリーへの電力の供給が許可される。
なお、表3において、複数種類の電力利用側識別情報(利用者ID、利用者装置ID、車両ID、バッテリーID)は、各IDについて電力供給の許否を容易に判断できるように、互いに同一のフォーマット(4オクテット又は8オクテット)を有してもよい。また、認証サーバ750のデータベースの電力利用管理テーブルに蓄積されたデータについても、電力供給及び利用の各種分析に用いることができる。
図2は、本実施形態の電力供給システムにおける電力供給可能な状態を示す説明図である。図中の破線Ecで示す経路は、NFC通信によって通信可能な経路を模式的に示したものである。
図2において、電力供給制御装置100のケーブル105の汎用コンセント106と、バッテリー400に接続されたケーブル401の汎用プラグ402とを接続すると、電力供給制御装置100は電力利用側の各種装置とNFC通信できるようになる。具体的には、電力供給制御装置100は、利用者装置200、車両410内のバッテリー400、及び車両410に取り付けた車両通信装置420それぞれとの間で、NFC通信により各種データや制御コマンドを送受信できるようになる。
また、電力供給制御装置100のケーブル101の汎用プラグ102と、電源供給源300に接続されたケーブル301の汎用コンセント302とを接続すると、電力供給制御装置100は電力供給側の各種装置ともNFC通信できるようになる。具体的には、電力供給制御装置100は、ケーブル101にかざした電力量測定装置500、及び電源供給源300に設けた図示しないNFC通信装置それぞれとの間で、NFC通信により各種IDなどの情報を送受信できるようになる。
図3は、上記図2に示した実施形態の電力供給システムで供給される電力を利用して車両のバッテリーを充電するときの手順の一例を示すフローチャートである。
図3において、まず、車両410のバッテリー400を充電しようとする利用者は、充電用のケーブル401の汎用プラグ402を、電力供給制御装置100のケーブル105の先端部にある汎用コンセントに差し込んで、ケーブル401,105を互いに接続する(S101)。
ここで、利用者装置200が車両410内に設けられたりバッテリー400に接続されたりしているため、利用者による利用者装置200の操作は特に必要ない。但し、利用者装置200が利用者によって操作される携帯型の利用者装置の場合は、利用者は、利用者装置200を充電用のケーブル401の任意の位置に接触させたりかざして近接させたりする利用者装置200のセッティングを行う。また、電力供給開始を要求するためのボタンなどの操作部が利用者装置200に設けられている場合は、利用者装置200のセッティングの際に、利用者は利用者装置200の操作部を操作する。
次に、電力供給制御装置100と他の装置との間でNFC通信による各種IDなどの情報の送受信が行われる(S102)。
例えば、利用者装置200は、自発的に、利用者装置200内に予め設定されている利用者ID又は利用者装置IDを、NFC通信よって電力供給制御装置100に送信する。この際、バッテリー400は、自発的に、バッテリー400内に予め設定されているバッテリーIDを、NFC通信よって電力供給制御装置100に送信してもよい。また、車両通信装置420は、自発的に、車両通信装置420内に予め設定されている車両IDを、NFC通信よって電力供給制御装置100に送信してもよい。
更に、電力供給源300の図示しない通信装置は、自発的に、当該通信装置内に予め設定されている電力供給源IDを、NFC通信によって電力供給制御装置100に送信してもよい。また、電力量測定装置500は、自発的に、電力量測定装置500内に予め設定されている電力量測定装置IDを、NFC通信よって電力供給制御装置100に送信してもよい。
なお、上記バッテリーID、車両ID、電力供給源ID、電力量測定装置IDなどの各種IDの情報は、電力供給制御装置100又は利用者装置200からの要求に応じて電力供給制御装置100に送信するようにしてもよい。
電力供給制御装置100は、上記各装置から受信された各種IDの情報を、ネットワーク600を介して課金装置700及び認証サーバ750に送信する。
次に、認証サーバ750は、電力供給制御装置100から受信した各種IDの情報と、データベースに保存されている認証用のID情報とに基づいて、上記利用者によって要求されている電力供給の利用を許可するか否かを判定する認証処理を実行し、その認証処理の結果を電力供給制御装置100に送信する(S103)。なお、認証処理は、電力供給制御装置100又は課金装置700で行うようにしてもよい。
次に、電力供給制御装置100は、認証サーバ750から受信した認証結果に基づいてスイッチ部110の制御などが実行される。例えば、認証結果が認証処理に成功した肯定的な結果の場合、電力供給制御装置100は、スイッチ部110をON(リレー閉)にする制御を行い、これにより、バッテリー400の充電が開始される(S104)。そして、電力供給制御装置100は、所定のタイミングにスイッチ部110をOFF(リレー開)にする制御を行い、これにより、バッテリー400の充電が終了する(S104)。上記充電を終了する所定のタイミングとしては、上記充電の開始から所定の充電時間が経過したタイミング、NFC通信可能ないずれかの装置(例えば、利用者装置200、バッテリー400、車両通信装置420、電力量測定装置500)から電力供給の停止を要求するコマンドを受信したタイミング、認証サーバ750から電力供給の停止を要求するコマンドを受信したタイミングなどがある。
次に、電力供給制御装置100は、電力供給源300からバッテリー400へケーブルを介して供給された電力に関する電力利用情報を、ネットワーク600を介して課金装置700に送信する(S105)。ここで、課金装置700に送信する電力利用情報としては、例えば、バッテリー400に電力を供給した積算電力量、日時、電力供給開始時間及び終了時間、電力供給時間(=終了時間−開始時間)などが挙げられる。積算電力量については、電力供給制御装置100が、NFC通信により電力量測定装置500から取得することができる。
次に、課金装置700は、電力供給制御装置100から受信した電力利用情報に基づいて課金処理を行う(S106)。この課金処理は、電力利用情報に加えて、前述の認証処理の際に電力供給制御装置100から受信した各種情報を用いて行ってもよい。
図4は、車両のバッテリーの充電処理に先立って行われる認証処理の手順の一例を示すシーケンスフロー図である。この例では、バッテリーへの電力供給(充電処理)を許可する場合の例である。
図4において、電力供給制御装置100が、電力供給対象400側から発信された認証用IDとしての車両ID及びバッテリーIDを受信する(S201)と、これらの車両ID及びバッテリーIDを含む認証要求を認証サーバ750に送信する(S202)。この認証要求には、前述の利用者ID及び利用者装置IDや、を含めてもよい。また、電力供給制御装置100が、複数の電力供給対象400から車両ID及びバッテリーIDを受信した場合は、その複数の電力供給対象400すべてについての車両ID及びバッテリーIDを一つの認証要求に含めてもよい。
次に、認証サーバ750は、電力供給制御装置100から受信した電力供給対象の車両ID及びバッテリーIDと、前述の図3に示した電力利用管理テーブルとに基づいて、当該電力供給対象への電力供給を許可するか否かを判断する認証処理を実行する(S203)。本例では、車両ID及びバッテリーIDの両方向に対する電力供給許否情報が「OK」であり、認証サーバ750は、当該電力供給対象への電力供給を許可するように認証処理を行い、その認証処理の結果を含む認証応答を電力供給制御装置100に送信する(S204)。この認証応答には、例えば、車両ID及びバッテリーIDを含む認証用IDとともに、充電継続要求送信間隔(例えば、10分、30分など)と、一連の充電処理の最後の充電期間か否かを識別するための情報とが含まれる。充電継続要求送信間隔は、充電の継続について認証を要求する充電継続要求を電力供給制御装置100から認証サーバ750に送信する時間間隔である。
認証サーバ750は、例えば、次の表4における連番(SN)=0002の行に示すように、上記電力供給を許可する認証応答を送信した電力供給制御装置100について行った認証処理に関するログを記録する(S205)。
Figure 0005886333
次に、電力供給制御装置100は、認証サーバ750から受信した認証応答に基づいて、その認証応答に含まれる車両ID及びバッテリーIDに対応するバッテリーに対して電力を供給する充電処理を開始する(S206)。
図5は、車両のバッテリーの充電処理に先立って行われる認証処理の手順の一例を示すシーケンスフロー図である。この例では、バッテリーが盗難されたものであり、バッテリーへの電力供給(充電処理)を許可しない場合の例である。
図5において、電力供給制御装置100が、電力供給対象400側から発信された認証用IDとしての車両ID及びバッテリーIDを受信する(S301)と、これらの車両ID及びバッテリーIDを含む認証要求を認証サーバ750に送信する(S302)。
次に、認証サーバ750は、電力供給制御装置100から受信した電力供給対象の車ID及びバッテリーIDと、前述の図3に示した電力利用管理テーブルとに基づいて、当該電力供給対象への電力供給を許可するか否かを判断する認証処理を実行する(S303)。本例では、バッテリーが盗難されたものであり、バッテリーIDに対する電力供給許否情報が「NG(情報)」であり、認証サーバ750は、当該電力供給対象への電力供給を許可しないように認証処理を行い、その認証処理の結果を含む認証応答を電力供給制御装置100に送信する(S304)。
更に、認証サーバ750は、前述の表3に示すバッテリーID=b3に対する付加処理レベルに基づいて、盗難されたバッテリーへの電力供給が要求された旨を所定の通報先に通報する(S305)。ここで、通報先は、例えば、当該バッテリーの正規の所有者、警察機関、リース会社などの所定のメールアドレス又は電話番号である。また、この通報には、当該バッテリーの現在位置すなわち電力供給制御装置100の所在地の情報を含めてもよい。
また、認証サーバ750は、例えば、前述の表4における連番(SN)=0003の行に示すように、上記電力供給を許可しない認証応答を送信した電力供給制御装置100について行った認証処理に関するログを記録する(S306)。
なお、上記実施形態において、電力供給制御装置100からバッテリー400への電力供給が開始された後に、電力供給制御装置100が他の電力供給対象の一又は複数のバッテリーについて車両ID及びバッテリーIDを受信した場合は、その車両ID及びバッテリーIDについて認証処理を要求する認証要求を、認証サーバ750に送信してもよい。
また、上記実施形態において、認証サーバ750は、電力供給制御装置100からバッテリー400への電力供給が開始された後に、バッテリー400が盗難品である旨の情報を正規の所有者などから受けた場合は、任意のタイミングで、そのバッテリー400への電力供給(充電)を中止させるための強制充電中止指示のコマンドを含む要求を、電力供給制御装置100に送信するようにしてもよい。この強制充電中止指示のコマンドを含む要求は、前述の認証要求に対する認証応答とは異なり、非同期の通信により任意のタイミングで電力供給制御装置100に送信することができる。電力供給制御装置100は、認証サーバ750から受信した強制充電中止指示のコマンドを含む要求に基づいて、バッテリー400への電力供給(充電)を中止し、強制充電中止応答を認証サーバ750に送信する。
以上、上記実施形態によれば、ケーブルの導線に直結された従来の電力利用装置を設けることなく、利用者が利用するバッテリー400への電力供給を制御したり、利用者が利用したバッテリー400への電力供給について課金したりすることができる。従って、従来よりも制約が少ない構成で電力供給について制御や課金が可能になる。しかも、利用者装置200を予め車両410内に設けたりバッテリー400に接続したりしておくことにより、利用開始時に利用者が利用者装置200を操作する必要がない。また、利用者装置200と電力供給制御装置との間の通信がNFC通信であるため、携帯型の利用者装置200の場合には、利用者がバッテリー400への電力供給を利用するとき、利用者装置200をケーブル401の表面に接触させたり近づけたりするという簡単な操作を行えばよい。更に、ケーブルの導線に直結された従来の電力利用装置が設けられていない場所でも、バッテリー400への電力供給を受けることができる。従って、利用者の利便性が向上する。
また、上記実施形態によれば、課金装置700は、複数種類の電力利用側識別情報と複数種類の電力供給側識別情報との様々な組み合わせそれぞれに対応する課金対象を判断することができる。また、課金装置700は、有線又は無線の通信回線600を介して電力供給制御装置100から、少なくとも一つの電力供給側識別情報と少なくとも一つの電力利用側識別情報と電力利用情報とを受信すると、その少なくとも一つの電力供給側識別情報と少なくとも一つの電力利用側識別情報との組み合わせに対応する課金対象に対して、電力利用情報に基づいて課金処理することができる。従って、電力利用側識別情報と電力供給側識別情報との組み合わせが互いに異なる各種態様の課金が可能になる。
また、電力供給源300からバッテリー400への電力供給に先立って、複数種類の電力利用側識別情報の様々な組み合わせそれぞれについて、電力供給源300からバッテリー400への電力供給を許可するか否かを判断する認証が可能になる。
100 電力供給制御装置
101 ケーブル
102 汎用プラグ
105 ケーブル
106 汎用コンセント
110 スイッチ部
120 制御部
130 ネットワーク通信部
140 NFC通信部
200 利用者装置
300 電力供給源
301 ケーブル
302 汎用コンセント
400 バッテリー
410 車両
420 車両通信装置
500 電力量測定装置
600 ネットワーク
700 課金装置
750 認証サーバ
特許第4848182号公報

Claims (13)

  1. 電力供給源から車両に組み込まれた充電可能なバッテリーに電力を供給する電力供給システムであって、
    前記電力供給源から前記バッテリーへの電力供給を制御する電力供給制御装置と、
    前記電力供給源から前記バッテリーへの電力供給について課金処理を行う課金装置と、
    前記電力供給源から前記バッテリーへの電力供給を許可するか否かを判断する認証処理を実行する認証手段と、を備え、
    前記課金装置は、
    前記電力供給制御装置を介して供給される電力を利用する側の前記車両の本体に固有の車両識別情報及び前記バッテリーに固有のバッテリー識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と、前記電力供給制御装置を介して電力を供給する側の複数種類の電力供給側識別情報と、該複数種類の電力利用側識別情報と該複数種類の電力供給側識別情報との複数の組み合わせそれぞれに対して設定された課金対象の情報を記憶する手段と、
    有線又は無線の通信回線を介して前記電力供給制御装置から、該電力供給制御装置を介して電力を供給した電力供給源の電力供給側識別情報と、該電力供給制御装置を介して電力が供給されたバッテリーのバッテリー識別情報及び該バッテリーが組み込まれた車両の車両識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と、前記電力供給制御装置を介して前記電力供給源から前記バッテリーへ供給された電力に関する電力利用情報とを受信する手段と、
    記電力供給側識別情報と前記車両識別情報及び前記バッテリー識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と前記電力利用情報と前記課金対象の情報とに基づいて、前記電力供給制御装置を介して前記電力供給源から前記バッテリーへ供給された電力について前記課金対象に対して課金する課金処理を行う手段と、を備え、
    前記電力供給制御装置は、
    前記電力供給源から前記バッテリーへ電力供給経路を開閉する開閉手段と、
    前記開閉手段を制御する制御手段と、
    前記電力供給制御装置を介して前記電力供給源から前記バッテリーへ供給された電力について、前記電力供給側識別情報と前記車両識別情報及び前記バッテリー識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と前記電力利用情報とを取得する手段と、
    有線又は無線の通信回線を介して前記課金装置に、前記電力供給側識別情報と前記車両識別情報及び前記バッテリー識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と前記電力利用情報とを送信する手段と、を備え、
    前記認証手段は、
    前記車両識別情報及び前記バッテリー識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と、前記複数種類の電力供給側識別情報と、該複数種類の電力利用側識別情報と該複数種類の電力供給側識別情報との複数の組み合わせそれぞれに対して設定された電力供給許否の情報とを記憶する手段を備え、
    前記電力供給制御装置において取得された前記電力供給側識別情報並びに前記車両識別情報及び前記バッテリー識別情報を含む複数種類の電力利用側識別情報と、前記電力供給許否の情報とに基づいて前記認証処理を実行し、
    前記電力供給制御装置の制御手段は、前記認証手段の認証処理の結果に基づいて、前記車両及び前記バッテリーそれぞれについての認証に成功し、且つ、前記電力供給制御装置において取得された前記電力供給側識別情報と前記車両識別情報及びバッテリー識別情報を含む複数種類の電力供給側識別情報との組み合わせに対して設定されている前記電力供給許否の情報が電力供給を許可する情報である場合のみ、該バッテリーへの電力の供給を行うように前記開閉手段を制御することを特徴とする電力供給システム。
  2. 請求項1の電力供給システムにおいて、
    前記認証手段は、
    前記バッテリーについて盗難の有無の情報を記憶し、
    前記少なくとも一つの電力利用側識別情報に基づいて、前記バッテリーが盗難されたものであるか否かを判断し、該バッテリーが盗難されたものであると判断した場合は該バッテリーへの電力供給を許可しないように前記認証処理を実行することを特徴とする電力供給システム。
  3. 請求項2の電力供給システムにおいて、
    前記認証手段は、
    前記バッテリーについて前記盗難の有無の情報と予め設定した盗難発生時の付加処理レベルとを記憶し、
    前記バッテリーが盗難されたものであると判断された場合は、前記認証処理とともに、該バッテリーに対する前記付加処理レベルに基づいて付加的な処理を実行することを特徴とする電力供給システム。
  4. 請求項2又は3の電力供給システムにおいて、
    前記バッテリーが盗難されたものであると判断された場合に、予め設定した所定の通報先に通報する手段を、更に備えることを特徴とする電力供給システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記電力供給制御装置は、前記バッテリーが組み込まれた車両を撮像する撮像手段を更に備え、
    前記認証手段は、前記撮像手段で撮像された前記車両の画像データを取得することを特徴とする電力供給システム。
  6. 請求項1乃至5のいずれかの電力供給システムにおいて
    記車両の本体は、該車両の本体に固有の車両識別情報を発信する手段を有し、
    前記バッテリーは、該バッテリーに固有のバッテリー識別情報を発信する手段を有することを特徴とする電力供給システム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記電力の利用者に固有の利用者識別情報を発信する発信装置を更に備え、
    前記電力供給制御装置で取得される前記複数種類の電力利用側識別情報は、前記発信装置から発信される前記利用者識別情報を含むことを特徴とする電力供給システム。
  8. 請求項1乃至7のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記認証手段は、前記電力供給制御装置において取得された前記少なくとも一つの電力供給側識別情報と前記複数種類の電力利用側識別情報とに基づいて前記認証処理を実行することを特徴とする電力供給システム。
  9. 請求項1乃至8のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記複数種類の電力利用側識別情報及び前記少なくとも一つの電力供給側識別情報を、前記電力供給制御装置からの取得要求に対する応答を受信すること、又は、前記電力供給制御装置からの自発的な発信を受信することによって取得することを特徴とする電力供給システム。
  10. 請求項1乃至9のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記電力供給制御装置は、前記複数種類の電力利用側識別情報及び前記少なくとも一つの電力供給側識別情報を、前記電力供給制御装置と前記バッテリーとを接続する電力供給ケーブルを介した通信、電波又は光を介した近距離無線通信、電界通信、無線LAN通信、電力線を重畳するNFC、又は、音若しくは振動を介した通信により取得することを特徴とする電力供給システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記認証手段は、前記電力供給制御装置に設けられていることを特徴とする電力供給システム。
  12. 請求項1乃至10のいずれかの電力供給システムにおいて、
    前記認証手段は、移動体通信網及び無線LAN、有線LANの少なくとも一方を介して前記電力供給制御装置と通信可能なサーバであることを特徴とする電力供給システム。
  13. 請求項1乃至12の電力供給システムにおいて、
    前記複数種類の電力利用側識別情報は互いに同一のフォーマットを有することを特徴とする電力供給システム。
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