JP5837532B2 - gloves - Google Patents
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Description
本発明は手袋に関し、特に指袋の一部が伸縮部材で形成された手袋に関する。 The present invention relates to a glove, and more particularly to a glove in which a part of a finger bag is formed of an elastic member.
手袋を装着した装着者が、指を曲げたときに指部に手袋の快適なフィット感を得るために、指部を収納する指袋の一部に伸縮部材が用いられることがある。たとえば実用新案登録第3156957号公報(以下、「特許文献1」と呼ぶ)では、指袋の手甲側と手掌側との接続部、および第2関節部位に伸縮部材が配置されている。
In order for a wearer wearing a glove to bend his / her finger and obtain a comfortable fit of the glove on the finger part, an elastic member may be used in a part of the finger bag that houses the finger part. For example, in Utility Model Registration No. 3156957 (hereinafter referred to as “
しかし特許文献1の指袋は、指先部のみで手甲側の皮革材料と手掌側の皮革材料とが直接接続されている。そして、指先部以外の側部では、その全体において手甲側の皮革材料と手掌側の皮革材料との間に伸縮部材が介在しており、当該伸縮部材により両皮革材料が接続されている。このように側部の全体において手甲側の皮革材料と手掌側の皮革材料との間に伸縮部材が介在する場合、使用者が指袋に指を入れる際に指袋が過剰に伸張し、その結果として指袋が捩れるという問題点がある。特許文献1ではこのように指袋が伸張したとしても使用者の指の先端部に快適なフィット感を与える観点から、フラップが設けられているものと推察できる。
However, in the finger bag of
本発明は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、装着時に指袋が過剰に伸張することを抑制でき、かつ幅広い使用者に快適なフィット感を与えることが可能な指袋を有する手袋を提供することである。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide a finger that can suppress a finger bag from being excessively stretched when worn and can provide a comfortable fit to a wide range of users. It is to provide a glove with a bag.
本発明の実施の形態に係る手袋は、使用者の指を収納可能な指袋を備える手袋である。指袋は、使用者の指の手甲側に当接可能な指手甲部と、使用者の指の手掌側に当接可能な指手掌部と、指手甲部と指手掌部とを接続する指接続部とを含む。上記指手甲部は先端側に第1皮革材料を有し、指手掌部は手掌側皮革材料を有する。上記指接続部のうち指袋の伸びる方向に交差する幅方向における一方の側部の、指袋の伸びる方向における中央部および一方の側部の中央部に対向する他方の側部の中央部の2か所で、第1皮革材料と手掌側皮革材料とが互いに直接接続される。上記指接続部のうち一方および他方の側部の中央部以外の領域では第1皮革材料と手掌側皮革材料とが伸縮部材により接続されている。 The glove which concerns on embodiment of this invention is a glove provided with the finger bag which can accommodate a user's finger | toe. The finger bag is composed of a finger back part that can contact the back side of the user's finger, a finger palm part that can contact the palm side of the user's finger, and a finger that connects the finger back part and the finger palm part. Connection part. The finger back part has a first leather material on the tip side, and the finger palm part has a palm side leather material. Of the finger connection part, one side part in the width direction intersecting the direction in which the finger bag extends, the center part in the direction in which the finger bag extends and the center part of the other side part opposite to the center part of one side part In two places, the first leather material and the palm-side leather material are directly connected to each other. The first leather material and the palm-side leather material are connected by an elastic member in a region other than the central portion of one and the other side of the finger connection portion.
本発明によれば、指袋の側部の両側での一部において指手甲部の第1皮革材料と指手掌部の皮革材料とが直接接続されるため、手袋を装着する時に指袋の先端部が過剰に伸張する可能性を低減することができる。また上記指袋の側部の一部以外においては上記第1皮革材料と指手掌部の皮革材料とが伸縮部材を介在して接続されるため、適度に伸縮可能となり、幅広い使用者に快適なフィット感を与えることができる。 According to the present invention, the first leather material of the finger back part and the leather material of the finger palm part are directly connected to part of both sides of the side part of the finger bag. It is possible to reduce the possibility that the portion is excessively stretched. In addition to the part of the side portion of the finger bag, the first leather material and the leather material of the finger palm part are connected via an elastic member, so that it can be expanded and contracted moderately and is comfortable for a wide range of users. A feeling of fit can be given.
(実施の形態1)
まず図1および図2を用いて、本実施の形態の手袋の構成について説明する。
(Embodiment 1)
First, the configuration of the glove according to the present embodiment will be described with reference to FIGS. 1 and 2.
図1を参照して、手袋10は通常ゴルフ競技に用いられるものであり、手甲部10Bと、手掌部10Pと、接続部10Cとを主に有している。
Referring to FIG. 1, a glove 10 is normally used in a golf competition, and mainly includes a back part 10B, a
手甲部10Bは使用者の手の甲(手甲側)に当接可能な(手甲側を覆う)領域であり、図1には主に手甲部10Bの構成を示している。手掌部10Pは使用者の掌(手掌側)に当接可能な(手掌側を覆う)領域であり、図2には主に手掌部10Pの構成を示している。掌とは使用者の手の特に手首の先の内側の領域であり、手の甲とは掌の反対側の領域であるため、手甲部10Bと手掌部10Pとは互いに反対側(表裏)の関係にある。接続部10Cは手甲部10Bと手掌部10Pとの間に介在することにより手甲部10Bと手掌部10Pとを接続する、手袋10の厚み(手袋10の側面のマチと呼ばれる部分)を形成する領域である。
The back part 10B is an area that can contact the back of the user's hand (back side) (covers the back side), and FIG. 1 mainly shows the configuration of the back part 10B. The
手甲部10Bは、手甲部本体1と、指袋3の一部分(指袋3のうち手甲側の部分)とを有している。手甲部本体1は、手袋10の使用者の手甲側のうち指を除く部分を覆う領域である。指袋3は、親指袋11と、人差し指袋12と、中指袋13と、薬指袋14と、小指袋15とを有しており、順に使用者の親指、人差し指、中指、薬指、小指を収納可能とする。
The back part 10 </ b> B has a back part
手掌部10Pは、手掌部本体2と、指袋3の一部分(指袋3の手掌側の部分)とを有している。手掌部本体2は、手袋10の使用者の手掌側のうち指を除く部分を覆う領域である。
The palm portion 10 </ b> P includes the palm portion
手甲部本体1と手掌部本体2と、手甲部本体1と手掌部本体2とを接続する接続部10Cとにより構成される袋状の部分が、使用者の手のうち指部を除く部分を収納する領域である。また指袋3は、手袋10の使用者の指を収納可能な領域であり、手甲部10Bの指袋3の一部分と手掌部10Pの指袋3の一部分とが接続部10Cにより接続されている。
A bag-shaped portion constituted by the back portion
手首部4は使用者の手首を覆う領域であり、使用者の手の出入口に相当する領域である。 The wrist part 4 is an area that covers the user's wrist, and is an area that corresponds to an entrance / exit of the user's hand.
手甲部10Bの手甲部本体1はたとえば一般公知の皮部材(たとえば天然の革、または湿式合成皮革などの合成皮革)である手甲側皮革材料16により形成されている。また図1においては手甲部本体1には使用者の手に対する手袋10のフィット感を高めるための面ファスナーが設けられているが、このような構成を有さなくてもよい。なおここで「皮革」とは、天然皮革と人工皮革と合成皮革とを含むものとする。
The back part
また手甲部10Bの指袋3の一部分(親指袋11〜小指袋15の一部分)が、上記の手甲部本体1と同じ手甲側皮革材料16を含むように形成されている。後述するように手甲部10Bの指袋3の一部分には、たとえば高伸縮性ニットなどの伸縮部材18が形成されている。なお手甲部本体1の一部の領域に伸縮部材18が配置されていてもよい。また、手甲部10Bの伸縮部材18には手甲部10Bの手甲側皮革材料16に覆われ露出しない態様で配置される領域が存在してもよい。
Further, a part of the
手掌部10Pの手掌部本体2はたとえば一般公知の皮革材料(たとえば天然皮革もしくは合成皮革)である手掌側皮革材料17により形成されている。手掌側皮革材料17は、手掌部本体2から手掌部10Pの指袋3の部分にまで連続するように1枚の材料として配置されることが好ましい。
The palm portion
手甲部本体1と手掌部本体2との接続部10Cでは、基本的に手甲部本体1の手甲側皮革材料16と手掌部本体2の手掌側皮革材料17とが直接縫合されることにより接続されている。これに対して、手甲部10Bの指袋3の一部分と手掌部10Pの指袋3の一部分との接続部10Cには、少なくとも一部に伸縮部材18が配置されている。この伸縮部材18により、手甲部10Bの指袋3の一部分と手掌部10Pの指袋3の一部分とが互いに接続されている。ただし指袋3のなかでもたとえば親指袋11は、人差し指袋12側の側面において手甲部10Bと手掌部10Pとの接続部10Cに伸縮部材18が配置されず、強度を維持する観点から手甲側皮革材料16と手掌側皮革材料17とが直接接続されてもよい。また人差し指袋12の親指側接続部12s1は、その強度を維持する観点から、伸縮部材18が配置されずに手甲側皮革材料16と手掌側皮革材料17とが直接接続されていることが好ましい。
In the connecting part 10C between the back part
以上のように手甲部10B、手掌部10Pおよび接続部10Cは、ここでは手袋10の全体における使用者の手の甲側を覆う領域、手の掌側を覆う領域およびそれらの接続部を意味している。つまりここでは手甲部10B、手掌部10Pおよび接続部10Cは、指袋3および指袋3以外の領域(手甲部本体1など)の双方に形成されている。
As described above, the back part 10B, the
また接続部10Cは、手甲側皮革材料16と手掌側皮革材料17とが直接縫合されることにより接続されている領域と、手甲側皮革材料16と手掌側皮革材料17との間に介在する伸縮部材18として存在する領域との双方を含んでいる。
The connecting portion 10 </ b> C extends and contracts between a region where the back
次に図3〜図5を参照しながら、実施の形態1の指袋3の構成について詳細に説明する。
Next, the configuration of the
図3および図4を参照して、指袋3のたとえば中指袋13は、指手甲部13Bと、指手掌部13Pと、指手甲部13Bと指手掌部13Pとを接続する指接続部13Cとを有している。言い換えれば指手甲部13Bは中指袋13における手甲部10B側の部分であり、指手甲部13Bは手甲部10Bの一部である。同様に、指手掌部13Pは中指袋13における手掌部10P側の部分であり、指手掌部13Pは手掌部10Pの一部である。指接続部13Cは中指袋13における接続部10Cに対応する部分であり、指接続部13Cは接続部10Cの一部である。
3 and 4, for example, the
指手甲部13Bは上記のように、少なくとも一部に(たとえば手甲部本体1と同じ材料からなる)手甲側皮革材料16を含むように形成されており、かつ少なくとも一部に伸縮部材18を含むように形成されている。ただし指手甲部13Bの手甲側皮革材料16は、中指袋13の先端側(使用者の指の先端側に当接する領域)に配置される第1皮革材料としての手甲先端側皮革材料16aと、中指袋13の先端側皮革材料16aよりも付根側(使用者の指の付根側に当接する領域)に配置される第2皮革材料としての手甲付根側皮革材料16bとの2つの部分に分かれている。手甲先端側皮革材料16aと手甲付根側皮革材料16bとはいずれも同一の皮革材料により形成されていてもよいが、互いに異なる材料により形成されてもよい。
As described above, the finger back
手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の先端側から中指袋13の伸びる方向(使用者の指の伸びる方向に対応し、図の左右方向に相当)の概ね中央部(もしくは中央部よりやや付根側)まで伸びている。中指袋13の中央部(もしくは中央部よりやや付根側)は、使用者の指のいわゆる第2関節に当接可能な第2関節部位22である。つまり手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の第2関節部位22の一部、および第2関節部位22よりも先端側に配置されている。
The
手甲付根側皮革材料16bは、中指袋13の付根側から中指袋13の延びる方向のおおむね中央部の第2関節部位22の近傍(より正確には第2関節部位22よりもやや先端側)まで伸びている。また伸縮部材18は後に詳述する態様で、手甲先端側皮革材料16aと手甲付根側皮革材料16bとの周囲を連続的に囲むように配置されている。
The root-
指手掌部13Pは上記のように、(たとえば手掌部本体2と同じ材料からなる)手掌側皮革材料17を有するように形成されている。中指袋13の第2関節部位22の指接続部13Cにおいて、手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが互いに直接(両者の間に他の部材を介在することなく)接続されている。
As described above, the
指接続部13Cは、指手甲部13Bの側部(中指袋13が伸びる方向に交差する幅方向の端部、すなわち、図3の上側および下側の端部を中指袋13が伸びる方向に沿って伸びる領域)と先端部(図3の右側の領域)とを結ぶように曲線状に伸びている。すなわち指手甲部13Bから見て一方の側部(図3の上側の側部すなわち中指袋の薬指側接続部13s1)から、指手甲部13Bの先端部を経由して一方の側部に対向する他方の側部(図3の下側の側部すなわち中指袋の人差し指側接続部13s2)にまで曲線状に伸びる指接続部13Cが形成される。
The finger connection part 13C is formed along the side of the finger back
以上をまとめると、(特に第2関節部位22における)上記一方の側部24aと、第2関節部位22における上記他方の側部24bとの2か所で、手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが互いに直接接続されている。
Summarizing the above, the back-end
したがって図3および図4を参照して、指手甲部13Bの手甲先端側皮革材料16aは、その一部が指接続部13C(具体的には一方および他方の側部24a,24b)まで伸びるように配置されている。
Therefore, referring to FIG. 3 and FIG. 4, the back end
手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の第2関節部位22よりも先端側において、中指袋13の伸びる方向に沿って、中指袋13の伸びる方向に交差する方向である幅方向のほぼ全体を占めるように(ほぼ一定の幅を有するように)配置されている。ただし手甲先端側皮革材料16aは、第2関節部位22においては、幅方向に関する側部近傍すなわち指接続部13Cの近傍のみに配置されている。指接続部13C(一方および他方の側部24a,24b)で中指袋13の側部近傍のみに配置される手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。第2関節部位22の手甲先端側皮革材料16aは中指袋13の伸びる方向および幅方向のいずれにも平行にならないように、中指袋13の付根側に向かうにつれて一方および他方の側部24a,24bに向かうように伸びている。
The back end
また、異なる観点から言えば、手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の第2関節部位22より先端側において指手甲部13Bのほぼ全面を覆う第1の部分と、第2関節部位22の一方および他方の側部24a、24bに向かうように、上記第1の部分から突出する突出部とを含む。突出部は、中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に延びている(中指袋13の先端側から根元側に向かうにつれて、指手掌部13Pに徐々に近づくように形成されている)。
Further, from a different viewpoint, the back-end-
手甲付根側皮革材料16bは、中指袋13の第2関節部位22の一部、および第2関節部位22よりも付根側に配置されている。手甲付根側皮革材料16bは、指手甲部13Bの第2関節部位22よりも付根側において、中指袋13の幅方向に関する比較的中央部に、ほぼ一定の幅を有するように形成されている。第2関節部位22よりも付根側における手甲付根側皮革材料16bの幅は、第2関節部位よりも先端側における手甲先端側皮革材料16aの幅よりも狭いことが好ましい。
The back
図3および図4を参照して、第2関節部位22よりも先端側における(指手甲部13Bの)手甲先端側皮革材料16aは、その幅方向および先端側に関する外側が伸縮部材18により囲まれている。第2関節部位22よりも付根側における(指手甲部13Bの)手甲付根側皮革材料16bは、その幅方向および先端側に関する外側が伸縮部材18により囲まれている。
Referring to FIGS. 3 and 4, the back end
このうち手甲先端側皮革材料16aの幅方向に関する外側を囲む伸縮部材18は、(指手甲部13Bの)手甲先端側皮革材料16aと(指手掌部13Pの)手掌側皮革材料17との間に挟まれるように、指接続部13Cに配置される。つまり手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが、両者の間に介在する伸縮部材18により接続される。
The
また手甲付根側皮革材料16bの幅方向に関する外側を囲む伸縮部材18は、(指手甲部13Bの)手甲付根側皮革材料16bと(指手掌部13Pの)手掌側皮革材料17との間に挟まれるように、指接続部13Cに配置される。。つまり手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが、両者の間に介在する伸縮部材18により接続される。
The
したがって、第2関節部位22においては手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが(指接続部13Cの)一方の側部24aおよび他方の側部24bとの2か所で直接接続されるが、それ以外の領域では手甲先端側皮革材料16a(手甲付根側皮革材料16b)と手掌側皮革材料17とは(指接続部13Cの)伸縮部材18により接続される。
Accordingly, in the second
また、手甲付根側皮革材料16bの先端側と手甲先端側皮革材料16aの後端部との間にも伸縮部材18は配置されている。つまり、第2関節部位22では、手甲付根側皮革材料16bの先端側と手甲先端側皮革材料16aの後端部とが伸縮部材18により接続されている。
The
また、上述のように手甲先端側皮革材料16aの突出部は中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に延びており、図3に示すように手甲先端側皮革材料16aの上記第1の部分の付根側の端部(第1の部分の付根側端部のうち最も指先側の部分22b)は、一方および他方の側部24a、24bより先端側に位置する。そのため、第2関節部位22において手甲付根側皮革材料16bの周囲を取り巻く伸縮部材18は、中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。つまり図4の領域22aに示すように、特に第2関節部位22において指手甲部13Bから指接続部13Cを経由して指手掌部13Pにまで伸びる伸縮部材18は、指手甲部13B側から指手掌部13P側に向かうにつれて付根側に向かうように斜め方向に伸びている。このため、伸縮部材18は、中指袋13の伸びる方向に関するすべての場所において、中指袋13の外周の少なくとも一部に配置されている。
Further, as described above, the protruding portion of the back tip
以下にこのことについて図4を参照しながら具体的に説明する。まず手甲付根側皮革材料16bの周囲を取り巻く伸縮部材18に着目する。この伸縮部材18は、中指袋13の付根側から領域22aを経由して部分22bにまで伸びている。次に手甲先端側皮革材料16aの周囲を取り巻く伸縮部材18に着目する。この伸縮部材18は、一方および他方の側部24a,24bの先端側の端部22cおよび端部22cより先端側の指接続部13Cに位置し、手甲先端側皮革材料16aの周囲を連続的に囲むように伸びている。なお端部22dは、一方および他方の側部24a,24bの付根側の端部である。
This will be specifically described below with reference to FIG. First, attention is paid to the
このため仮に、中指袋13の伸びる方向に関して部分22bと端部22cとが同じ位置にあるか、部分22bが端部22cより先端側に位置すれば、中指袋13の伸びる方向に関するすべての場所において中指袋13の外周の一部に伸縮部材18が配置されることになる。
For this reason, if the
手甲付根側皮革材料16bの周囲を取り巻く伸縮部材18は、最も先端側の端部(図3,4の手甲先端側皮革材料16aの部分22bに接続された部分)の近傍においては、中指袋13の幅方向に伸びている。この領域がちょうど第2関節部位22に相当することが好ましい。
The
なお図5を参照して、実際には伸縮部材18は、図1〜図4に示す領域のみならず、たとえば手甲側皮革材料16(手甲先端側皮革材料16aおよび手甲付根側皮革材料16b)の真下に重なる部分にも延在するように配置される場合もある。つまり図5の場合、伸縮部材18は、指手甲部13Bおよび指接続部13Cの大部分を占めるように配置されており、そのうちの一部(たとえば図3および図4において伸縮部材18が表出する領域)では手甲側皮革材料16が重なっておらずに伸縮部材18が露出した態様となっている。この領域が図5中の伸縮部材露出部19である。このように伸縮部材18が指手甲部13Bの大部分を占めるように(指手甲部13Bおよび指接続部13Cの内周面を構成するように)配置されれば、伸縮部材18の端部(伸縮部材18が部分的に配置された場合に発生する、伸縮部材18が配置される領域と配置されない領域との境界部)が少なくなる。このため使用者は指袋3(中指袋13)内部の伸縮部材18の端部に引っかかることなくスムーズに指を出し入れすることができる。
Referring to FIG. 5, actually, the
しかし別の例として、たとえば指手甲部13の中でも特に手甲付根側皮革材料16bの一部の領域25(幅方向に関する中央部)には伸縮部材18が配置されなくてもよい(たとえば伸縮部材18に開口部が形成されていてもよい)。またさらに別の例として、伸縮部材露出部19およびその極近傍以外の領域には伸縮部材18が配置されない(たとえば図1〜図4に伸縮部材18を示す領域とその近傍(接続部となる部分)のみに実際に伸縮部材18が配置される)構成であってもよい。
However, as another example, for example, the
以上の図3〜図5においては指袋3のうち中指袋13を例に説明しているが、上記の指袋3の構成上の特徴は中指袋13および薬指袋14に適用されることが特に好ましい。ただし小指袋15にも同様の構成が適用されてもよい。
3 to 5, the
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態の手袋10は、指袋3(中指袋13)の一方の側部24aと他方の側部24bの2か所で、手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが互いに接続されている。この領域は伸縮部材18が存在せず皮革材料で形成されるため、たとえば指袋の側部の全体が伸縮部材で形成される場合に起こり得る問題(手袋10の装着時に側部が過剰に伸張して先端部が指の長さに対して余剰となり使用者が指先部において不快感を覚えるという問題)の発生可能性を低減することができる。つまり側部24a,24bにおいて皮革材料同士が直接接続していることにより、指袋を適切な長さに保つことができるので、使用者の装着時の快適度を高めることができる。
Next, the effect of this Embodiment is demonstrated.
In the glove 10 of the present embodiment, the back end
一方、本実施の形態の手袋10は、指接続部13Cのうち上記一方および他方の側部24a,24b以外の領域では手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが伸縮部材18により接続されている。したがって指袋3(中指袋13)は使用者の指のサイズに応じて適宜伸縮可能となるため、指の太さなどの異なる幅広い使用者が装着時に適度なフィット感を得ることが可能となる。
On the other hand, in the glove 10 of the present embodiment, in the region other than the one and
上記一方および他方の側部24a,24bにおいて手甲先端側皮革材料16aの一部(突出部)が指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びているため、この近傍では伸縮部材18も指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びる。また、上述のように手甲先端側皮革材料16aの上記第1の部分の付根側の端部(第1の部分の付根側端部のうち最も指先側の部分22b)は、一方および他方の側部24a、24bより先端側に位置する。
In the one and
その結果、伸縮部材18は、指袋の伸びる方向に関するすべての場所において指袋の外周の少なくとも一部に配置される構成となる。伸縮部材18が指袋の伸びる方向に関するすべての場所において指袋の外周の少なくとも一部に配置され、これが適宜伸縮する。このため、指袋3は指の太さの異なる幅広い使用者に対して装着時(特に装着した状態で指を曲げたとき)の適度なフィット感を提供することができる。
As a result, the
使用者が指を屈曲させた際には、指袋3(中指袋13)の第2関節部位22が大きく変形することから、この部分からの力を特に強く感じる。本実施の形態による手袋10では、第2関節部位22の指接続部13Cの手甲先端側皮革材料16aが指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びるように配置されているため、第2関節部位22およびその近傍において伸縮部材18が指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びるように配置されている。その結果、伸縮部材18が指袋の伸びる方向に関するすべての場所において指袋の外周の少なくとも一部に配置されるため、指袋3が幅広い使用者に対して装着時の適度なフィット感を提供することができる。
When the user bends the finger, the second
さらに第2関節部位22において伸縮部材18が指手甲部13Bの幅方向に伸びる部分を有している。このため特に使用者が手袋10を装着した状態で指を屈曲させた場合においても、特に強い力を感じる第2関節部位22において幅方向に伸びる伸縮部材18の部分が適宜伸縮することにより、第2関節部位22において使用者が指袋より感じる力を低減し、適度なフィット感を与えることができる。
Furthermore, the
上記の効果は、指袋3のなかでも特に中指袋13および薬指袋14において顕著となる。このため少なくとも中指袋13および薬指袋14が上記の構成を備えることが特に好ましいと言える。
The above-described effects are particularly remarkable in the
図6を参照して、この中指袋13の概略側面図は基本的に図4の中指袋13の概略側面図と同様の構成を有しているが、中指袋13の伸びる方向に関して伸縮部材18が配置されない領域が、第2関節部位22の一部に存在する。この点において、図6の構成は図4(図3〜図5)の構成と異なっている。
Referring to FIG. 6, the schematic side view of
上記のように図6の伸縮部材18が配置される領域は図5の伸縮部材露出部19に相当する。そのため、図6の構成においても実際には図4の構成と同様に(手甲先端側皮革材料16aにより部分的に被覆された)伸縮部材18が(第2関節部位22における中指袋13の伸びる方向に関するすべての領域に)配置される場合もあるが、配置されない場合もある。
As described above, the region where the
(実施の形態2)
図7〜図9を参照しながら、実施の形態2の指袋3の構成について詳細に説明する。
(Embodiment 2)
The configuration of the
図7を参照して、本実施の形態の手袋10の指袋3(中指袋13)の構成は、図3に示す実施の形態1の指袋3(中指袋13)の構成と比較して、第1関節部位21の指接続部13Cにおいて、手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが互いに直接接続されている点において異なっている。
Referring to FIG. 7, the configuration of finger bag 3 (middle finger bag 13) of glove 10 of the present embodiment is compared with the configuration of finger bag 3 (middle finger bag 13) of the first embodiment shown in FIG. In the finger connection part 13C of the first
その結果、本実施の形態の手甲先端側皮革材料16aは、実施の形態1の手甲先端側皮革材料16aよりも中指袋13の伸びる方向に関する長さが短く、本実施の形態の手甲付根側皮革材料16bは、実施の形態1の手甲付根側皮革材料16bよりも中指袋13の伸びる方向に関する長さが長い。
As a result, the back end
以下にこのことについてより詳細に説明する。第1関節部位21は、使用者の指のいわゆる第1関節に当接可能な部位であり、第2関節部位22(図3参照)よりも指袋の先端側に位置する。ここでは(特に第1関節部位21における)一方の側部23aと、第1関節部位21における他方の側部23bとの2か所で、手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが互いに直接接続されている。
This will be described in more detail below. The 1st
したがって図7および図8を参照して、指手甲部13Bの手甲先端側皮革材料16aは、その一部が指接続部13C(具体的には一方および他方の側部23a,23b)まで伸びるように配置されている。
Therefore, referring to FIG. 7 and FIG. 8, a part of the back end
手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の第1関節部位21よりも先端側において、中指袋13の伸びる方向に沿って、中指袋13の伸びる方向に交差する方向である幅方向のほぼ全体を占めるように(ほぼ一定の幅を有するように)配置されている。ただし手甲先端側皮革材料16aは、第1関節部位21においては、幅方向に関する側部近傍すなわち指接続部13Cの近傍のみに配置されている。指接続部13C(一方および他方の側部23a,23b)で中指袋13の側部近傍のみに配置される手甲先端側皮革材料16aは、中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。
The upper back
図7および図8を参照して、第1関節部位21においては手甲先端側皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが(指接続部13Cの)一方の側部23aおよび他方の側部23bとの2か所で直接接続されるが、それ以外の領域では手甲先端側皮革材料16a(手甲付根側皮革材料16b)と手掌側皮革材料17とは(指接続部13Cの)伸縮部材18により接続される。
Referring to FIGS. 7 and 8, in the first
第1関節部位21において手甲付根側皮革材料16bの周囲を取り巻く伸縮部材18は、実施の形態1と同様に、中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。つまり図8の領域21aに示すように、特に第1関節部位21において指手甲部13Bから指接続部13Cを経由して指手掌部13Pにまで伸びる伸縮部材18は、指手甲部13B側から指手掌部13P側に向かうにつれて付根側に向かうように斜め方向に伸びている。このため、伸縮部材18は、中指袋13の伸びる方向に関するすべての場所において、中指袋13の外周の少なくとも一部に配置されている。
The
図8を参照して、まず手甲付根側皮革材料16bの周囲を取り巻く伸縮部材18に着目する。この伸縮部材18は、中指袋13の付根側から領域21aを経由して部分21bにまで伸びている。次に手甲先端側皮革材料16aの周囲を取り巻く伸縮部材18に着目する。この伸縮部材18は、一方および他方の側部23a,23bの先端側の端部21cおよび端部21cより先端側の指接続部13Cに位置し、手甲先端側皮革材料16aの周囲を連続的に囲むように伸びている。なお端部21dは、一方および他方の側部23a,23bの付根側の端部である。
Referring to FIG. 8, attention is first focused on the
このため仮に、中指袋13の伸びる方向に関して部分21bと端部21cとが同じ位置にあるか、部分21bが端部21cより先端側に位置すれば、中指袋13の伸びる方向に関するすべての場所において中指袋13の外周の一部に伸縮部材18が配置されることになる。
For this reason, if the
なお、これ以外の本実施の形態の構成は、図3〜図5に示す実施の形態1の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
In addition, since the structure of this Embodiment other than this is as substantially the same as the structure of
次に、本実施の形態の作用効果について説明する。
本実施の形態においては、手甲先端側皮革材料16aが、第1関節部位21において、幅方向に関する側部近傍(指接続部13Cの近傍)のみに配置され、そこでは手甲先端側皮革材料16aは中指袋13の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。
Next, the effect of this Embodiment is demonstrated.
In the present embodiment, the back tip
使用者が指を屈曲させた際には、指袋3(中指袋13)の第1関節部位21が大きく変形することから、この部分からの力を特に強く感じる。本実施の形態による手袋10では、第1関節部位21の指接続部13Cの手甲先端側皮革材料16aが指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びるように配置されているため、第1関節部位21およびその近傍において伸縮部材18が指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びるように配置されている。その結果、伸縮部材18が指袋の伸びる方向に関するすべての場所において指袋の外周の少なくとも一部に配置されるため、指袋3が幅広い使用者に対して装着時の適度なフィット感を提供することができる。
When the user bends his / her finger, the first
本実施の形態においては、第1関節部位21において伸縮部材18が中指袋13の幅方向に伸びる部分を有している。このため特に使用者が手袋10を装着した状態で指を屈曲させた場合においても、第1関節部位21において幅方向に伸びる伸縮部材18の部分が適宜伸縮することにより、第1関節部位21において使用者が指袋より感じる力を低減し、適度なフィット感を与えることができる。
In the present embodiment, the
使用者が指を屈曲させた際には、第2関節部位22に次いで第1関節部位21からの力を強く感じる。このため第1関節部位21の伸縮部材18を実施の形態1の第2関節部位22と同様の構成とすることにより、実施の形態1の第2関節部位22の構成による作用効果と同様の作用効果を奏することができる。
When the user bends the finger, the force from the first
(実施の形態3)
図10〜図12を参照して、本実施の形態の手袋10の指袋3(中指袋13)の構成は、実施の形態1の第2関節部位22の構成と実施の形態2の第1関節部位21の構成とを組み合わせたものである。すなわち本実施の形態の中指袋13は、実施の形態2と同様の手甲先端側皮革材料16aと、実施の形態1と同様の手甲付根側皮革材料16bとを有している。そして手甲先端側皮革材料16aと手甲付根側皮革材料16bとの間には(中指袋13の伸びる方向に関する中央部には)、手甲中央部皮革材料16cが配置されている。
(Embodiment 3)
Referring to FIGS. 10 to 12, the configuration of finger bag 3 (middle finger bag 13) of glove 10 of the present embodiment is the same as the configuration of second
手甲先端側皮革材料16aと手甲中央部皮革材料16cとの間には、実施の形態2と同様に第1関節部位21で中指袋13の延びる方向に対して斜め方向に伸び、かつ中指袋13の幅方向に伸びる伸縮部材18が配置されている。また手甲付根側皮革材料16bと手甲中央部皮革材料16cとの間には、実施の形態1と同様に第2関節部位22で中指袋13の延びる方向に対して斜め方向に伸び、かつ中指袋13の幅方向に伸びる伸縮部材18が配置されている。
Between the back end
なお、これ以外の本実施の形態の構成は、実施の形態1,2の構成とほぼ同じであるため同一の要素については同一の符号を付し、その説明は繰り返さない。
In addition, since the structure of this Embodiment other than this is as substantially the same as the structure of
本実施の形態では、第1関節部位21と第2関節部位22との双方に上記の伸縮部材18が配置されるため、第1関節部位21と第2関節部位22との双方において伸縮部材18が適宜伸縮する。このため使用者は指に適度なフィット感を得ることができる。
In the present embodiment, the
また本実施の形態では、指接続部13Cのうち中指袋の薬指側接続部13s1と中指袋の人差し指側接続部13s2とのそれぞれに2か所ずつ、合計4か所の、手甲側皮革材料16と手掌側皮革材料17とが直接接続された領域が存在する。このため実施の形態1,2の手袋10よりもいっそう、指袋を適切な長さに保つ機能を高めることができる。
Further, in the present embodiment, the back
上述した実施の形態と一部重複する部分もあるが、本願発明の特徴的な構成を以下に列挙する。 Although there is a part which overlaps with embodiment mentioned above, the characteristic structure of this invention is enumerated below.
(1)この発明に従った手袋10は、使用者の指を収納可能な指袋3を備える手袋10である。上記指袋3は、使用者の指の手甲側に当接可能な指手甲部13Bと、使用者の指の手掌側に当接可能な指手掌部13Pと、指手甲部と指手掌部とを接続する指接続部13Cとを含む。上記指手甲部の先端側には第1皮革材料16aを有し、指手掌部は手掌側皮革材料17を有し、指接続部のうち指袋の伸びる方向に交差する幅方向における一方の側部24aおよび一方の側部に対向する他方の側部24bの2か所で、第1皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが互いに直接接続される。上記指接続部13Cのうち一方および他方の側部23a,23b,24a,24b以外の領域では第1皮革材料16aと手掌側皮革材料17とが伸縮部材18により接続されている。
(1) The glove 10 according to this invention is the glove 10 provided with the
一方の側部23a,24aと他方の側部23b,24bとにおいては指手甲部13Bと指手掌部13Pとが、伸縮部材18を挟むことなく互いに直接接続される。このため、指手甲部13Bと指手掌部13Pとが側部の全体において伸縮部材18を介在して接続された場合に起こり得る、手袋10の装着時に指袋3が伸びすぎて使用者の指の先端部に指袋3が余りすぎることにより使用者が不快感を覚える不具合の可能性を低減することができる。
In one
また当該手袋10は、上記一方の側部23a,24aと他方の側部23b,24b以外の領域においては指手甲部13Bと指手掌部13Pとが側部において伸縮部材18を介在して接続されている。このため使用者の指のサイズに追随して当該接続部が適宜伸縮することが可能となる。したがって指のサイズが異なる幅広い使用者に快適なフィット感を提供することができる。
Further, the glove 10 is connected to the finger back
以上より、上記手袋10は、指袋3の長さ方向および幅方向の双方向に関して、使用者に快適なフィット感を提供することができる。
From the above, the glove 10 can provide a user with a comfortable fit in both the length direction and the width direction of the
(2)上記(1)の手袋10は、指接続部13Cのうち一方および他方の側部23a,23b,24a,24bでは、第1皮革材料16aの一部が指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。
(2) In the glove 10 of the above (1), a part of the
このような構成を有するため、手袋10は、指袋3の伸びる方向に関するすべての場所において指袋の外周の少なくとも一部に伸縮部材18が配置される構成となる。したがって当該伸縮部材18の伸縮により、指袋3は指のサイズの異なる幅広い使用者に対して、また使用者が指を伸ばしたり曲げたりするなどの幅広い動作に対して、装着時の適度なフィット感を提供することができる。
Since it has such a structure, the glove 10 becomes a structure by which the expansion-
(3)上記(2)の手袋10は、使用者の指の第2関節に当接可能な第2関節部位22における指接続部13Cで、第1皮革材料16aの一部が指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。
(3) The glove 10 of the above (2) is a finger connection portion 13C in the second
このような構成を有するため、特に使用者が指を曲げた際に大きく変形するため強い力を使用者の指に加える第2関節部位22において、指袋3は指のサイズの異なる幅広い使用者に対して、また使用者が指を伸ばしたり曲げたりするなどの幅広い動作に対して、装着時の適度なフィット感を提供することができる。
Since it has such a configuration, the
(4)上記(2)または(3)の手袋10は、使用者の指の第1関節に当接可能な第1関節部位21における指接続部13Cで、第1皮革材料16aの一部が指袋3の伸びる方向に対して斜め方向に伸びている。
(4) The glove 10 of the above (2) or (3) is a finger connection portion 13C in the first
このような構成を有するため、特に使用者が指を曲げた際に大きく変形するため強い力を使用者の指に加える第1関節部位21において、指袋3は指のサイズの異なる幅広い使用者に対して、また使用者が指を伸ばしたり曲げたりするなどの幅広い動作に対して、装着時の適度なフィット感を提供することができる。
Since it has such a configuration, the
(5)上記(1)〜(4)のいずれかの手袋10は、上記第1皮革材料16aの付根側端部21b,22bには伸縮部材18の一部が接続されており、指袋3の伸びる方向において、指手甲部13Bにおける第1皮革材料16aの付根側端部のうち最も指先側の部分21b,22bは、一方および他方の側部23a,23b,24a,24bより指先側に位置する。
(5) In the glove 10 of any one of the above (1) to (4), a part of the
このため指袋3の延びる方向に関するすべての場所において指袋3の外周の一部に伸縮部材18が配置されることになる。したがって指袋3は幅広い使用者に対して、指袋3の延びる方向に関するすべての場所において、伸縮部材18の伸縮による、装着時の適度なフィット感を提供することができる。
For this reason, the expansion /
(6)上記(1)〜(5)のいずれかの手袋10は、指袋の伸びる方向に関するすべての場所において指袋の外周の少なくとも一部に配置される。 (6) The glove 10 of any one of the above (1) to (5) is disposed on at least a part of the outer periphery of the finger pouch at all locations in the direction in which the finger pouch extends.
このような構成を有するため、指袋3は指のサイズの異なる幅広い使用者に対して、また使用者が指を伸ばしたり曲げたりするなどの幅広い動作に対して、装着時の適度なフィット感を提供することができる。
Because of this configuration, the
(7)上記(1)〜(6)のいずれかの手袋10は、伸縮部材18は、第1皮革材料16a下に延在し、指手甲部13Bの内周面を覆うように形成されている。
(7) The glove 10 of any one of the above (1) to (6) is formed so that the
このため使用者は指袋3(中指袋13)内部の伸縮部材18の端部に引っかかることなくスムーズに指を出し入れすることができる。
For this reason, the user can smoothly put in and out the finger without being caught by the end of the
(8)上記(1)〜(7)のいずれかの手袋10は、指袋3は使用者の中指を収納可能な中指袋13または薬指を収納可能な薬指袋14である。
(8) In the glove 10 of any one of the above (1) to (7), the
中指袋13および薬指袋14において上記の構成を有することにより、使用者の装着時におけるフィット感を高める効果がいっそう高められる。
By having the above-described configuration in the
(9)上記(1)〜(8)のいずれかの手袋10は、指手甲部の第1皮革材料よりも付根側には第2皮革材料16bを有する。
(9) The glove 10 of any one of the above (1) to (8) has the
第2皮革材料16bを有することにより、指袋3の付根側において装着時に指袋3が過剰に伸張する可能性を低減し、結果的に使用者に対して高いフィット感を提供することができる。
By having the
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。 The embodiment disclosed this time should be considered as illustrative in all points and not restrictive. The scope of the present invention is defined by the terms of the claims, rather than the description above, and is intended to include any modifications within the scope and meaning equivalent to the terms of the claims.
1 手甲部本体、2 手掌部本体、3 指袋、4 手首部、10 手袋、10B 手甲部、10C 接続部、10P 手掌部、11 親指袋、12 人差し指袋、12s1 人差し指袋の親指側接続部、13 中指袋、13B 指手甲部、13C 指接続部、13P 指手掌部、13s1 中指袋の薬指側接続部、13s2 中指袋の人差し指側接続部、14 薬指袋、15 小指袋、16 手甲側皮革材料、16a 手甲先端側皮革材料、16b 手甲付根側皮革材料、17 手掌側皮革材料、18 伸縮部材、19 伸縮部材露出部、21 第1関節部位、21a,22a 領域、21b,22b 部分、21c,21d,22c,22d 端部、22 第2関節部位、23a,24a 一方の側部、23b,24b 他方の側部。
1 back part body, 2 palm part body, 3 finger bag, 4 wrist part, 10 gloves, 10B back part, 10C connection part, 10P palm part, 11 thumb bag, 12 index finger bag, 12s1 thumb side connection part of index finger bag, 13 Middle finger bag, 13B Finger back part, 13C Finger connection part, 13P Finger palm part, 13s1 Ring finger side connection part of middle finger bag, 13s2 Index finger side connection part of middle finger bag, 14 Ring finger bag, 15 Little finger bag, 16 Back side leather material , 16a Back-end leather material, 16b Root-side leather material, 17 Palm-side leather material, 18 Elastic member, 19 Elastic member exposed part, 21 First joint part, 21a, 22a region, 21b, 22b part, 21c,
Claims (9)
前記指袋は、
使用者の指の手甲側に当接可能な指手甲部と、
使用者の指の手掌側に当接可能な指手掌部と、
前記指手甲部と前記指手掌部とを接続する指接続部とを含み、
前記指手甲部は先端側に第1皮革材料を有し、
前記指手掌部は手掌側皮革材料を有し、
前記指接続部のうち前記指袋の伸びる方向に交差する幅方向における一方の側部の、前記指袋の伸びる方向における中央部および前記一方の側部の前記中央部に対向する他方の側部の前記中央部の2か所で、前記第1皮革材料と前記手掌側皮革材料とが互いに直接接続され、
前記指接続部のうち前記一方および他方の側部の前記中央部以外の領域では前記第1皮革材料と前記手掌側皮革材料とが伸縮部材により接続されている、手袋。 A glove having a finger bag capable of storing a user's finger,
The finger bag is
A finger back that can contact the back side of the user's finger;
A finger palm portion that can contact the palm side of the user's finger;
Including a finger connection part that connects the finger back part and the finger palm part,
The finger back part has a first leather material on the tip side,
The finger palm part has a palm side leather material,
Of the finger connection portions, one side portion in the width direction intersecting with the direction in which the finger pouch extends, the central portion in the direction in which the finger pouch extends, and the other side portion facing the central portion in the one side portion. The first leather material and the palm side leather material are directly connected to each other at two locations in the central portion of
A glove in which the first leather material and the palm-side leather material are connected by an elastic member in a region other than the central portion of the one and other side portions of the finger connection portion.
前記指袋の伸びる方向において、前記指手甲部における前記第1皮革材料の前記付根側端部のうち最も指先側の部分は、前記一方および他方の側部の前記中央部より指先側に位置する、請求項1〜4のいずれか1項に記載の手袋。 A part of the elastic member is connected to the base side end of the first leather material,
In the direction in which the finger bag extends, the most fingertip side portion of the first leather material in the finger back portion is located closer to the fingertip side than the central portion of the one and other side portions. The glove according to any one of claims 1 to 4.
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