JP5813241B2 - ユーザ機器及び無線ネットワークノード、並びにそれらにおけるデバイスツーデバイス通信のための方法 - Google Patents

ユーザ機器及び無線ネットワークノード、並びにそれらにおけるデバイスツーデバイス通信のための方法 Download PDF

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Description

ここでの実施形態は、ユーザ機器及び無線ネットワークノード、並びにそれらにおける方法に関する。特に、ここでの実施形態は、通信ネットワークにおいてデバイスツーデバイス通信をハンドリングし及び可能化することに関する。
ユーザ機器(UE:User Equipments)などの通信デバイスは、セルラ無線システム又はセルラネットワークと呼ばれることもある無線通信システムにおいて無線で通信することを可能化される。通信は、例えば、2つのユーザ機器間、ユーザ機器と通常の電話機との間、及び/並びにユーザ機器とサーバとの間で、無線通信システムに含まれる、無線アクセスネットワーク(RAN:Radio Access Network)及びおそらく1つ以上のコアネットワークを介して実行され得る。
ユーザ機器は、例えば、モバイル端末、無線端末及び/又は移動局としても知られ、幾つかのさらなる例を挙げるだけでも、モバイル電話、セルラ電話、又は無線ケイパビリティを有するラップトップとも呼ばれ得る。本コンテキストにおけるユーザ機器は、別のエンティティとRANを介して音声及び/又はデータを通信することを可能化される、例えば、ポータブルモバイルデバイス、ポケット収容可能なモバイルデバイス、ハンドヘルドモバイルデバイス、コンピュータ内蔵モバイルデバイス又は車載型モバイルデバイスであり得る。
無線通信システムは、複数のセルエリアに分割される地理的エリアをカバーし、各セルエリアは、基地局(BS:Base Station)、例えば、無線基地局(RBS:Radio Base Station)などのネットワークノードによってサービスを提供される。基地局は、用いられる技術及び専門用語に依存して、例えば、eNB、eNodeB、ノードB、Bノード、又はBTS(Base Transceiver Station)と呼ばれることもある。基地局は、送信電力及びその結果セルサイズにも基づいて、マクロeNodeB、ホームeNodeB又はピコ基地局などの様々なクラスに所属し得る。セルは、基地局サイトにおける基地局によって無線カバレッジが提供される地理的エリアである。基地局サイトに位置する1つの基地局は、1つ又は幾つかのセルにサービスを提供し得る。さらに、各基地局は、1つ又は幾つかの無線アクセス技術及び通信技術をサポートし得る。基地局は、当該基地局のレンジ内のユーザ機器と、無線周波数上で動作する無線インタフェースを通じて通信する。
幾つかのRANにおいて、幾つかの基地局は、例えば、固定電話回線又はマイクロ波によって、無線ネットワークコントローラ、例えば、UMTS(Universal Mobile Telecommunications System)内の無線ネットワークコントローラへ、及び/又は互いに接続され得る。例えば、GSMにおいて基地局コントローラ(BSC:Base Station Controller)と称されることもある無線ネットワークコントローラは、当該無線ネットワークコントローラに接続される複数の基地局の種々のアクティビティをスーパーバイズし及び協調させ得る。GSMは、Global System for Mobile Communications(本来は:Group Special Mobile)についての略称である。
第3世代パートナーシッププロジェクト(3GPP:3rd Generation Partnership Project)ロングタームエボリューション(LTE)において、eNodeB又はeNBと呼ばれることもある基地局は、1つ以上のコアネットワークに直接接続され得る。
UMTSは、GSMから発展した第3世代のモバイル通信システムであり、広帯域符号分割多元接続(WCDMA:Wideband Code Division Multiple Access)アクセス技術に基づいて、改良されたモバイル通信サービスを提供することを意図されている。UTRAN(UMTS Terrestrial Radio Access Network)は、実質的に、ユーザ機器について広帯域符号分割多元接続を用いる無線アクセスネットワークである。3GPPは、UTRAN及びGSMベースの無線アクセスネットワーク技術をさらに発展させることに取り組んできた。
3GPP/GERANによれば、ユーザ機器は、マルチスロットクラスを有し、これは、アップリンク方向及びダウンリンク方向における最大転送レートを判定する。GERANは、GSM EDGE Radio Access Networkの略称である。さらに、EDGEは、Enhanced Data rates for GSM Evolutionの略称である。
本開示のコンテキストにおいて、ダウンリンク(DL)という表現は、基地局から移動局への送信パスについて用いられる。アップリンク(UL)という表現は、その逆方向、即ち、移動局から基地局への送信パスについて用いられる。
ユーザ機器がパワーオンされると、当該ユーザ機器は、初期セル選択手続きを開始する。初期セル選択手続きの目的は、ユーザ機器ができるだけ速くサービスを受けることを確保することである。ユーザ機器は、この手続きを用いて、E−UTRA帯域内の全ての無線周波数(RF:Radio Frequency)チャネルを当該ユーザ機器のケイパビリティに従ってスキャンして、適切なセルを発見する。ここで、適切とは、無線測定結果ベースの基準、例えば、リファレンス信号受信電力(RSRP:Reference Signal Received Powerと、他の基準、例えば、ユーザ機器が滞在する(camp on)ことが可能な公衆地上移動ネットワーク(PLMN:Public Land Mobile Network)に属するセルとの組み合わせをいう。
一旦ユーザ機器が適切なセルに滞在すると、当該ユーザ機器は、滞在するための最良のセルを探索し続ける。この手続きは、セル再選択(cell reselection)と呼ばれる。その目的は、セルランキング基準と呼ばれる何らかの所定の基準のセットの観点から最良であるセルにユーザ機器が常に滞在することを確保することである。概して、セル再選択は、ユーザ機器がシステムブロードキャスト情報を継続的に受信し、及びそのPLMNのカバレッジエリア内で継続的にページングされ得ることを確保する基本的なアイドルモードモビリティ手続きである。セル再選択は、ユーザ機器が一旦ページングされると、良好なカバレッジを提供するセルにおいて当該ユーザ機器が接続モードに入ることも確保する。
ハンドオーバは、進行中の呼又はデータセッションをコアネットワークに接続された1つのチャネルから別のチャネルへ移送(transfer)することを言う。
セル変更は、ユーザ機器がRAT(radio access technology)間ハンドオーバを、例えば、GERANとWCDMAネットワークとの間で実行する場合のモビリティを説明するために用いられ得る。幾つかのネットワークにおいて、そのようなRAT間セル変更は、旧ネットワークに依然として接続された状態で新たなネットワークのシステム情報を送信することによってサポートされ、それによって、RAT間モビリティ手続きを容易にする。セル変更は、セル(再)選択手続き及びハンドオーバ手続きといったアイドルモード及び接続モードモビリティの全体を指すが、RAT間及び周波数間モビリティのケースも含み得る。
セルラインフラストラクチャを基礎とする(underlaying)ネットワーク支援型デバイスツーデバイス(D2D)通信において、互いに近接するユーザ機器は、デバイスツーデバイスリンク又はデバイスツーデバイスベアラとも呼ばれる直接的な無線リンクを確立し得る。本説明において、デバイスツーデバイスという表現は、D2Dと呼ばれるであろう。ネットワーク支援型D2D通信は、セルラ無線アクセスネットワークを基礎とするネットワークD2D通信、又は略してRANアンダーレイ(RAN underlay)としてのD2Dと呼ばれることもある。
図1は、従来技術に係る、RANにおけるネットワーク支援型D2D通信シナリオを概略的に例示する。ユーザ機器A(UE−A)は、第1のネットワークノード、例えば、サービング基地局eNB−Aに接続され、ユーザ機器B(UE−B)は、第2のネットワークノード、例えば、サービング基地局eNB−Bに接続される。RANは、この例において、ユーザ機器A、B;並びに第1及び第2のネットワークノードeNB−A、eNB−Bを備える。さらに、ユーザ機器A及びユーザ機器Bは、互いに近接している。このような場合において、RANは、ユーザ機器A及びBを支援して、当該ユーザ機器A及びBが通信することができるD2Dリンクを確立し得る。
この説明において用いられる場合、互いに近接するユーザ機器とは、互いに100〜150mの距離内に位置するユーザ機器を意味する。ただし、認可されたスペクトル帯域において通信し、その結果、24dBmなどのより高い電力レベルで送信することを許可されるデバイスは、ある伝搬条件下で、より大きな距離、例えば、1000mまでの距離で互いにデータを発見し及び移送することが可能である。
ユーザ機器A及びユーザ機器Bは、D2Dリンク上で通信する間、図1のそれぞれのサービング基地局eNB−A、eNB−Bとのセルラ接続も維持する。このようにして、セルラRANは、D2Dリンクについてのセルラリソースを割り当てること、送信側のユーザ機器に最大送信電力を示すこと、及び、一般的に、セルラユーザ機器又は基地局からの干渉から当該D2Dリンクを保護することにおいて、ユーザ機器A及びBを支援することができる。ネットワーク支援型D2D通信の基本的な原理は、セルラスペクトルを利用してユーザ機器間の短距離直接通信を可能にすることである。
ネットワーク支援D2D通信は、RANと、実質的にはネットワークノード、即ち、適用可能な場合にはネットワーク内に含まれる基地局又は無線ネットワークコントローラとが、特にD2Dピア発見及びD2Dリンク確立をサポートする目的のための機能性を実装することを必要とする。そのような機能性は、D2D通信の詳細及びプロトコルが成熟し及び標準化されるに従って、ネットワークノードに漸次的に導入されることが予期される。例えば、D2D通信固有の新たな機能性は、モード選択の機能である。モード選択機能は、ユーザ機器がセルラインフラストラクチャを介して通信すべきか又は直接的なD2Dリンクを用いて通信すべきかを決定する。概して、新たな機能性のセットは、D2D層とセルラ層との間の干渉の管理に関連し、RANのカバレッジ内のセルラリンク及びD2Dリンク共存に関するモビリティ、セキュリティ及びサービス品質の問題にも関連する。
D2D通信をサポートするネットワークノードについての基本的な要件は、当該ネットワークノードがレガシーのRANノードと共存することが可能であるべきであることである。なぜなら、D2Dの機能性は既存のRANインフラストラクチャへ漸次的に導入されていくであろうためである。レガシーのRANノードとは、本明細書において、D2D通信をサポートしないRANノードを意味する。同様に、レガシーのユーザ機器、即ち、D2D通信をサポートしないユーザ機器は、無線アクセスネットワークにおいてD2D対応のユーザ機器と共存することが予期される。従って、将来的なRANにおいて、D2D機能性有りの又は無しのネットワークノード及び/又はユーザ機器が存在することが予期される。
図2は、混合(mixed)通信ネットワークとも呼ばれる、D2D機能性有りのネットワークノード及びD2D機能性無しのネットワークノードを含む通信ネットワークを概略的に例示する。混合通信ネットワークは、ユーザ機器A(UE−A)と、当該ユーザ機器Aが接続されるD2D対応のネットワークノードeNB−Aと、を含む。上記通信ネットワークは、ユーザ機器B(UE−B)と、当該ユーザ機器B(UE−B)が接続されるレガシーの又はD2D限定対応(limited D2D capable)のネットワークノードeNB−Bと、をさらに含む。このような混合通信ネットワークにおいて、互いに近接する、ユーザ機器AなどのD2D対応のユーザ機器とユーザ機器Bとは、当該ユーザ機器A、Bの双方がD2D対応のネットワークノードeNB−AなどのD2D対応のネットワークノードに接続されていない限り、事業者のスペクトル内でD2Dリンクを確立することはできない。事業者のスペクトルとは、事業者によって認可される(licensed)スペクトルを意味する。これは、当該スペクトルを所有する事業者によって許可されない限り、無線リソースへの未承認のアクセスを禁じる。
従って、D2D通信をサポートするそれらのケイパビリティの観点からヘテロジニアスなネットワークノードを含むRAN(図2を参照)において、互いに近接する2つのD2D対応ユーザ機器は、双方のネットワークノードがネットワーク支援型D2D通信をサポートすることが可能でない限り又は当該2つのD2D対応ユーザ機器がネットワーク支援型D2D通信をサポートすることが可能な同じのネットワークノードに接続されていない限り、D2Dリンクを確立することができない。
緊密型の再利用の配備(tight reuse deployments)を想定すると、互いに近接する2つのD2D対応ユーザ機器A及びBの双方がD2D対応のネットワークノードによってサービスを提供されない限り、当該ユーザ機器A及びBがD2Dリンクを確立することができない理由は、事業者のスペクトル内のD2D通信がユーザ機器A及びBと共存し、ユーザ機器A及びBがそれぞれのサービングネットワークノード、例えば基地局、と通信するように、当該D2D通信が管理される必要があるためである。つまり、事業者のスペクトル内のD2D通信は、セルラモードにあるそれぞれのサービング基地局と通信する伝統的なセルラユーザ機器と当該D2D通信とが共存し得るように管理される必要がある。換言すれば、D2D層、即ち、基礎となる層とセルラ層とは、複数のネットワークノードにまたがって管理される必要があるため、D2D通信及びセルラ層の管理は、D2D対応のネットワークノード及び非D2D対応のネットワークノードの双方を含むヘテロジニアス通信ネットワークにおける重要な問題となる。
この説明において、緊密型の再利用の配備は、セル間の周波数再利用係数が1に近い又は1に等しいことを意味する。換言すれば、OFDMサブキャリアなどの周波数リソースの殆ど又は全ては、セルラネットワークのあらゆるセルにおいて通信のために再利用される。緊密型の再利用の配備を有する幾つかのシステムの例は、WCDMA、LTE、CDMA2000等である。
図2のシナリオ内の様々な状況において基本的な問題が生じる。
第1の状況において、ユーザ機器A(UE−A)とユーザ機器B(UE−B)とは、互いの近接性(proximity)を発見するが、これらのうちの少なくとも一方又はおそらく双方は、D2D対応のネットワークノード、例えば、eNodeB−A(eNB−A)などの基地局に現在は接続されておらず、即ち、当該D2D対応のネットワークノードによってサービスを提供されていない。
第2の状況において、ユーザ機器A(UE−A)とユーザ機器B(UE−B)とは、D2D対応ではない同じネットワークノード、例えば、eNodeB−B(eNB−B)などの基地局に現在接続されている。
第3の状況において、ユーザ機器A(UE−A)とユーザ機器B(UE−B)とは、D2D対応の同じネットワークノード、例えば、eNodeB−A(eNB−A)などの基地局に現在接続されているが、ユーザ機器A(UE−A)は、非D2D対応のネットワークノード、例えば、eNodeB−B(eNB−B)などの基地局へハンドオーバしようとしている。
米国特許出願第2010/0261469A1号、米国特許出願第2010/0009675A1号、及び国際公開第2010/006650号は、概して、及び上述した混合通信ネットワークの不利益を被るD2D通信に関する。
ここでの実施形態の1つの目的は、ユーザ機器間の短距離直接通信を可能にすることによって、通信ネットワーク内のパフォーマンスを改良する手法を提供することである。
ここでの実施形態の第1の態様によれば、上記目的は、通信ネットワークにおいてデバイスツーデバイス(D2D)通信をハンドリングするための、第1のユーザ機器における方法によって達成される。当該通信ネットワークは、第1のユーザ機器と、当該第1のユーザ機器にサービスを提供する第1の無線ネットワークノードと、第2のユーザ機器と、D2D対応無線ネットワークノードと、を含む。第1のユーザ機器は、D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器を認識し、及び、第1の無線ネットワークノードがD2Dケイパビリティを有しない場合、第1の無線ネットワークノードからD2D対応無線ネットワークノードへのセル変更を実行する。
ここでの実施形態の第2の態様によれば、上記目的は、通信ネットワークにおいてD2D通信をハンドリングするための第1のユーザ機器によって達成される。当該通信ネットワークは、第1のユーザ機器と、当該第1のユーザ機器にサービスを提供する第1の無線ネットワークノードと、第2のユーザ機器と、D2D対応無線ネットワークノードと、を含む。第1のユーザ機器は、D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器を認識するように構成される認識回路と、第1の無線ネットワークノードがD2Dケイパビリティを有しない場合に第1の無線ネットワークノードからD2D対応無線ネットワークノードへのセル変更を実行するように構成される実行回路と、を備える。
ここでの実施形態の第3の態様によれば、上記目的は、通信ネットワークにおいてD2D通信を可能化するための、第2の無線ネットワークノードにおける方法によって達成される。当該通信ネットワークは、第1の無線ネットワークノードによってサービスを提供される第1のユーザ機器と、第2のユーザ機器と、D2D対応無線ネットワークノードと、を含む。第2の無線ネットワークノードは、第1の無線ネットワークノードがD2Dケイパビリティを有しない場合、D2D対応無線ネットワークノードへの第1のユーザ機器のセル変更を要求する。
ここでの実施形態の第4の態様によれば、上記目的は、通信ネットワークにおいてD2D通信を可能化するための第2の無線ネットワークノードによって達成される。当該通信ネットワークは、第1の無線ネットワークノードによってサービスを提供される第1のユーザ機器と、第2のユーザ機器と、D2D対応無線ネットワークノードと、を含む。第2の無線ネットワークノードは、第1の無線ネットワークノードがD2Dケイパビリティを有しない場合にD2D対応無線ネットワークノードへの第1のユーザ機器のセル変更を要求するように構成される要求回路を備える。
第1の無線ネットワークノードがD2Dケイパビリティを有しない場合に第1の無線ネットワークノードからD2D対応無線ネットワークノードへのセル変更が実行されるため、非D2D対応のネットワークノード及びD2D対応のネットワークノードの双方を含む混合通信ネットワークにおいて、D2D通信が獲得される。これは、デバイス間の短距離直接D2D通信を可能にすることによって、通信ネットワークにおける改良されたパフォーマンスをもたらす。
ここでの実施形態の利点は、レガシーのネットワークノードとD2D対応のネットワークノードとの混合を含む通信ネットワークにおいてD2D通信が可能化される点である。
ここでの実施形態のさらなる利点は、既存の通信ネットワークへのD2D対応のネットワークノードの漸次的な導入が提供される点である。
ここでの実施形態のさらなる利点は、通信の開始よりも前には、異なるケイパビリティを有する異なるネットワークノードによってデバイスが制御されるとしても、D2D通信が当該デバイス間で維持され得るという点である。
ここでの実施形態のさらなる利点は、全体的な電力消費及び干渉が低減されることとなる点である。なぜなら、最も近接するユーザ機器のペア間、又は必要とされるリソースの観点から最も実現性のあるユーザ機器のペア間で、それらユーザ機器が当初は異なるケイパビリティを有する異なるネットワークノードによって制御されている場合に、D2D通信がセル変更のおかげで確立され得るためである。
実施形態は、以下の図面を参照しつつ、より詳細に説明されるであろう。当該図面において:
従来技術の通信ネットワークを例示する概略ブロック図である。 従来技術の通信ネットワークを例示する概略ブロック図である。 通信ネットワークの実施形態を例示する概略ブロック図である。 通信ネットワークの実施形態のフローチャート及びシグナリングスキームを組み合わせた概略図である。 第1のユーザ機器における方法の実施形態を表すフローチャートである。 第1のユーザ機器の実施形態を表すフローチャートである。 ネットワークノードにおける方法の実施形態を表すフローチャートである。 ネットワークノードの実施形態を例示する概略ブロック図である。
実施形態は、以下の非限定的な説明において例証される。
図3は、第1のユーザ機器10と、当該第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14と、を含む通信ネットワーク1を例示する。第1の無線ネットワークノード14は、第1のセル14aを形成する少なくとも1つの地理的エリアに無線カバレッジを提供する。第1のユーザ機器10は、アップリンク(UL)送信において第1の無線ネットワークノード14へ無線インタフェースを通じてデータを送信し、第1の無線ネットワークノード14は、ダウンリンク(DL)送信において第1のユーザ機器10へデータを送信する。
通信ネットワーク1は、第2のユーザ機器12と、少なくとも1つのD2D対応無線ネットワークノード16、18と、をさらに含む。図3におけるシナリオにおいて、2つのD2D対応ネットワークノード16及び18が示される。少なくとも1つのD2D対応無線ネットワークノード16、18は、セル16a、18aを形成する少なくとも1つの地理的エリアに無線カバレッジを提供する。図3のシナリオにおいて、第1のD2D対応ネットワークノード16は、セル16aを形成する地理的エリアに無線カバレッジを提供し、第2のD2D対応ネットワークノード18は、セル18aを形成する地理的エリアに無線カバレッジを提供する。第2のユーザ機器12は、アップリンク(UL)送信において少なくとも1つのD2D対応無線ネットワークノード16、18へ無線インタフェースを通じてデータを送信し、当該少なくとも1つのD2D対応無線ネットワークノード16、18は、ダウンリンク(DL)送信において第2のユーザ機器12へデータを送信する。
幾つかの実施形態において、少なくとも1つのD2D対応無線ネットワークノード16、18は、第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16である。幾つかの他の実施形態において、通信ネットワーク1は、第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16と、第3のネットワークノード18と、を含む。第3のネットワークノード18は、第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1のネットワークノード14及び/又は第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16に隣接して位置する近傍ネットワークノード18であり得る。
第1及び第2のユーザ機器10、12は、例えば、モバイル端末又は無線端末、携帯電話、ラップトップなどのコンピュータ、iPad(登録商標)などのタブレットPC、PDA(Personal Digital Assistant)、又はセルラ通信ネットワークにおいて無線リンクを通じて通信することが可能な任意の他の無線ネットワークユニットであってもよい。複数の他のユーザ機器(図示せず)も、それぞれのセル14a、16a、18a内に位置し得る。
無線ネットワークノード14、16、18は、eNB、eNodeB、又はホームノードB、ホームeNodeB、GSM/EDGE無線基地局、又はセルラ通信ネットワークにおいてユーザ機器にサービスを提供することが可能な任意の他のネットワークユニットといった基地局であり得る。
幾つかの実施形態において、通信ネットワークは、OSS(Operations Support System)、SON(Self-Organizing Network)、中央(centralized)ノード、ネットワークコントローラ等といった中央ネットワークノード20を含む。中央ネットワークノード20は、各ネットワークノード、例えば、各無線ネットワークノード14、16、18に、そのD2D対応の近傍ノードとそれぞれの関連付けられるセルIDについて通知するように構成され得る。中央ネットワークノード20、例えば、OSSは、標準化されたインタフェース、いわゆるO&M(Operation and Maintenance)インタフェースとO&Mメッセージとを用いて無線ネットワークノードへ情報を送信することによって、各無線ネットワークノードに通知し得る。
本明細書において説明される実施形態は、D2Dリンクを確立することを望むD2D対応ユーザ機器10、12がD2D対応ネットワークノード16、18に接続されることを確保する。
幾つかの実施形態において、D2D対応ユーザ機器10、12には、それぞれのサービングノード14、16がD2D対応であるか否かを検証するための手段が提供される。そのような検証手段は、(アイドル状態と呼ばれることもある)アイドルモードなどの低アクティビティ状態と、接続モードとの双方において適用可能であるべきである。アイドルモードについての実施形態は任意の低アクティビティモードに適用可能であることが理解されるべきである。
また、D2D発見処理の一部として、第1のユーザ機器10及び第2のユーザ機器12が互いを発見する場合、これらユーザ機器は、それぞれのサービングネットワークノード14、16のD2Dケイパビリティについての情報も交換し得る。
さらに、第1のユーザ機器10及び/又は第2のユーザ機器12は、セル変更が可能である場合、D2D対応のネットワークノードへのセル変更、例えば、ハンドオーバ、接続再確立(connection re-establishment)、セル再選択(cell reselection)、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放(connection release with redirection to another cell)、プライマリコンポーネントキャリア変更(a primary component carrier change)又はマルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更(a primary cell change in a multi-carrier system)を実行し得る。
幾つかの実施形態は、異なるモビリティシナリオにおいて実行されるセル変更に適用可能である。基本的に、2種類のモビリティシナリオが存在する。
第1のモビリティシナリオは、セル選択、セル再選択等といったアイドル状態モビリティ又は低アクティビティRRC状態モビリティである。第1のモビリティシナリオの、初期セル選択とも呼ばれるセル選択及びセル再選択は、主に、サービングセルの変更が実行済みとなるまでネットワークによる如何なる直接的な介入も無い、ユーザ機器の自律的機能である。これらのモビリティシナリオにおけるユーザ機器10、12の振る舞いは、ブロードキャストされる何らかのシステムパラメータ及びパフォーマンス要件の使用によって依然として制御され得る。低アクティビティ状態モビリティの例は、CELL_PCH(Cell Paging CHannel)、URA_PCH(UMTS Registration Area Paging CHannel)、又はUMTSにおけるCELL_FACH(Cell Forward Access CHannel)である。
第2のモビリティシナリオは、ハンドオーバ、RRC接続再確立、リダイレクションを伴うRRC接続の解放等といった、アクティブ状態とも呼ばれるRRC接続状態モビリティである。第2のモビリティシナリオの接続状態モビリティ、例えば、ハンドオーバは、ネットワークによって制御される。ネットワークは、明示的なユーザ機器固有のコマンドによって、及びパフォーマンス要件の仕様によって、接続状態モビリティを制御し得る。
アイドルモードなどの低アクティビティモード及び接続モードの双方において、モビリティの決定は、典型的に、1つ以上のダウンリンク近傍セル測定結果に基づく。
図4は、通信ネットワーク1においてD2D通信をハンドリングするための、フローチャート及びシグナリングスキームを組み合わせた概略図である。通信ネットワーク1は、第1のユーザ機器10と、当該第1のユーザ機器にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14と、第2のユーザ機器12と、D2D対応無線ネットワークノード16、18と、を含む。
2つのD2D対応ユーザ機器10、12間でD2D通信を確立するために、各D2D対応ユーザ機器10、12は、D2D対応ネットワークノード16、18によってサービスを提供されるべきである。D2D対応ユーザ機器10、12のうちの一方がD2D対応ネットワークノード16、18によってサービスを提供されない場合、当該D2D対応ユーザ機器10、12は、D2D対応ネットワークノード16、18へのセル変更を実行する。従って、各D2D対応ユーザ機器10、12は、そのサービングネットワークノード14、16のD2Dケイパビリティについての情報を必要とし、D2D通信が確立され得る前に、D2D対応ネットワークノード16、18へのセル変更を必要に応じて実行することが可能である必要がある。
本明細書において説明される幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10は、D2Dケイパビリティを有しない第1のネットワークノード14によってサービスを提供されており、第2のユーザ機器12は、D2D対応ネットワークノード16、18によってサービスを提供されている。従って、本明細書において説明される幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10は、第1のユーザ機器10と第2のユーザ機器12との間でD2D通信が確立される前に、セル変更を実行する。
ここで、通信ネットワーク1においてD2D通信をハンドリングするための動作が、図4を参照しつつ説明されるであろう。それら動作は、以下に述べられる順序で実行される必要はなく、任意の適切な順序で採用されてよい。さらに、複数の動作が組み合わせられてもよい。
動作401。第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14からの第1のD2Dケイパビリティ情報を要求し得る。第1のD2Dケイパビリティ情報は、第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティ、即ち、第1のネットワークノード14がD2D通信を可能化することができるか否かに関する。
幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10によって、第1の無線ネットワークノード14へメッセージが送信される。これは、D2Dケイパビリティ要求メッセージと呼ばれ得る。
上記メッセージは、RRCメッセージ、メディアアクセス制御(MAC:Medium Access Control)メッセージ、又は物理層制御(Physical Layer Control)メッセージであってもよい。
例えば、第1のユーザ機器10が接続モードにある場合、第1のユーザ機器10は、その時点で第1のユーザ機器10についてのサービングネットワークノードである第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティについての情報を取得し得る。ユーザ機器10は、適当なプロトコルを用いて、例えば、以下において動作401及び402で説明されるような、RRC、MAC又はPLCメッセージであり得るD2Dケイパビリティ要求と同様のD2Dケイパビリティ情報応答メッセージを用いて、上記情報をシグナリング手段を介して取得し得る。
幾つかの実施形態において、アイドルモードにある場合、第1のユーザ機器10は、当該第1のユーザ機器10がその時点で滞在している第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティについての情報を取得し得る。
幾つかの実施形態において、第1のネットワークノード14は、当該ネットワークノードのD2Dケイパビリティをブロードキャストメッセージ内でブロードキャストし、第1のユーザ機器10は、当該ブロードキャストメッセージをデコードする。ブロードキャストメッセージは、マスタ情報ブロック(MIB:Master Information Block)メッセージ、又はシステム情報ブロック(SIB:System Information Block)メッセージ、又はこれらの組み合わせにおいてシグナリングされてもよい。
第1のユーザ機器10は、ブロードキャスト期間中に如何なるD2Dケイパビリティ情報も受信されないことによって、ネットワークノードのD2Dケイパビリティの欠如を識別してもよい。代替的に、第1のユーザ機器10は、ネットワークノード14によってブロードキャストされるネットワークノードID(identity)を、当該ネットワークノードを非D2D対応のネットワークノードとして識別するIDとして認識してもよい。
動作402。第1のユーザ機器10からの要求を受信した第1のネットワークノード14は、第1のD2Dケイパビリティ情報を第1のユーザ機器10へ送信し得る。
幾つかの実施形態において、第1のネットワークノード14は、当該ネットワークノードのD2Dケイパビリティ応答メッセージ内に情報エレメントを含めることによって、ユーザ機器10によるD2Dケイパビリティ要求メッセージに応答する。
上記応答メッセージは、RRC応答メッセージ;MAC応答メッセージ;又はPLC応答メッセージであり得る。
アイドルモードにある第1のユーザ機器10のために、第1のネットワークノード14は、当該ネットワークノードのD2Dケイパビリティ情報をシステム情報の一部としてブロードキャストしてもよい。例えば、D2Dケイパビリティ情報は、システム情報の一部として1ビット又は2ビットの形式でブロードキャストされてもよい。幾つかの実施形態において、D2Dケイパビリティ情報は、MIB又はシステム情報の適切なSIBにおいてブロードキャストされてもよい。代替的に、D2Dケイパビリティ情報は、別個のブロードキャストチャネルにおいて低い周期性でブロードキャストされてもよい。
サービングネットワークノード、例えば、第1のネットワークノード14は、当該ネットワークノードのD2Dケイパビリティ情報を、ユーザ機器、例えば、第1のユーザ機器10へ、例えば、初期セットアップ時又はユーザ機器10がセルに進入し若しくはアイドルモードから接続モードに状態を変更する際に能動的に送信してもよい。
サービングネットワークノード、例えば、第1のネットワークノード14は、セル識別子、例えば、物理セル識別子(PCI:Physical Cell Identifier)及び/又はセルグローバルID(CGI:Cell Global Identity)、並びにD2D通信をサポートすることが可能な1つ以上の近傍ネットワークノード16、18の他の関連する情報もシグナリングし得る。近傍ネットワークノードのD2Dケイパビリティ情報は、アイドルモードにあるユーザ機器、例えば第1のユーザ機器10へ、例えばブロードキャストメッセージにおいて、又は、接続モードにあるユーザ機器、例えば第1のユーザ機器10へ、例えば固有のシグナリングメッセージにおいてシグナリングされてもよい。
D2D対応の1つ以上の近傍ネットワークノード16、18のセル識別子及び考え得る他の情報、例えば、PCI、CGI、基地局(BS)IPアドレス、PLMN ID(Public Land Mobile Network Identity)などをシグナリングするために、第1のネットワークノード14は、この情報を以下に説明されるように取得する。
幾つかの第1の代替的な実施形態によれば、上記情報は、第1のネットワークノード14によって、当該ネットワークノードのピアネットワークノードから、例えば、第1のネットワークノード14とそのピアネットワークノードとの間のX2通信インタフェースを用いる通信を介して、取得される。
前述されたように、中央ネットワークノード20、例えば、OSS、SON、中央ノード、ネットワークコントローラ等は、各ネットワークノード、例えば、各無線ネットワークノードに、当該ネットワークノードのD2D対応の近傍ノードとそれぞれの関連付けられるセル識別子とを通知し得る。ネットワークノード20、例えば、OSSは、標準化されたインタフェース、いわゆるO&Mインタフェース及びO&Mメッセージを用いて情報を無線ネットワークノードへ送信することによって、各無線ネットワークノードに通知し得る。
幾つかの他の代替的な実施形態によれば、第1のネットワークノード14は、1つ以上のユーザ機器10、12に、1つ以上の近傍ネットワークノード16、18のシステム情報を読み取って当該近傍ネットワークノードがD2D対応であるか否かを判定すること、及び取得された結果、例えば、当該近傍ネットワークノードがD2D対応であるか否かを、サービングネットワークノード、例えば、第1のネットワークノード14に報告すること、を要求する。
動作403。第1のユーザ機器10は、動作402において第1のネットワークノード14から送信される第1のD2Dケイパビリティ情報を受信し得る。
動作404。第1のユーザ機器10は、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14に要求し得る。
追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報は、第1のネットワークノード14の追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報に関連し得る。さらに、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報は、第1のネットワークノード14に関連する、より詳細なD2Dケイパビリティ情報、例えば、サポートされるD2D関連の測定結果、D2D通信についてのサポートされる帯域、D2D通信をサポートするRAT(例えば、LTE FDD、LTE TDD、又はこれらの双方)、D2D通信についてサポートされる帯域幅、D2D通信についてのサポートされるアンテナモード、特定のアルゴリズムサポート、例えば、ネットワークノードがD2Dリンクについてのモード選択、電力制御及びスケジューリングを行うことができるか、を含み得る。これらのケイパビリティのうちの幾つかは、予め定義されてもよく、その場合において、無線ネットワークノードは、限定された情報を送信することによって、当該ネットワークノードがそのようなケイパビリティをサポートするか否かのみを示し得る。例えば、D2D対応の無線ネットワークがD2D通信について5MHz及び10MHzの帯域幅のみをサポートし得ることが予め定義されてもよい。さらに、通常の通信について20MHzの帯域幅を使用可能なあるD2D対応のネットワークノードがD2D通信については5MHzのみをサポートすることが仮定されてもよい。そのため、「0」及び「1」がそれぞれ5MHz及び10MHzのD2D帯域幅に対応すると仮定すると、無線ネットワークノードは、当該ネットワークノードが5MHzをサポートすることを示すバイナリの「0」をシグナリングし得る。
幾つかの実施形態において、接続モードにある第1のユーザ機器10は、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14に要求し得る。
幾つかの実施形態において、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を含むメッセージは、第1のユーザ機器10によって第1の無線ネットワークノード14へ送信される。これは、追加的なD2Dケイパビリティ要求メッセージと呼ばれ得る。当該メッセージは、RRCメッセージ;MACメッセージ;又はPLCメッセージであり得る。
動作405。第1のユーザ機器10からの要求を受信する第1のネットワークノード14は、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を第1のユーザ機器10へ送信し得る。
第1のネットワークノード14は、当該ネットワークノードの追加的なD2Dケイパビリティ応答メッセージ内に1つ以上の情報エレメントを含めることによって、ユーザ機器10による追加的なD2Dケイパビリティ要求に応答し得る。
上記情報エレメントは、D2D電力制御ケイパビリティであってもよく、当該情報エレメントは、D2Dケイパビリティ無し(No D2D capability)、又はD2D限定ケイパビリティ(Limited D2D Capability)、又はD2D完全ケイパビリティ(Full D2D Capability)を含み得る。D2Dケイパビリティ無しの場合において、ネットワークノード(例えば、eNodeB)は、D2D電力制御アルゴリズムに参加しないことがあり得る。D2D限定ケイパビリティの場合において、ネットワークノード(例えば、eNodeB)は、最大のD2D送信電力を特定し得る。また、D2D完全ケイパビリティの場合において、ネットワークノード(例えば、eNodeB)は、正確なD2D送信電力を設定し得る。
情報エレメントの意味、例えば、D2Dケイパビリティ無し又はD2D限定ケイパビリティ又はD2D完全ケイパビリティは、予め定義されてもよい。この場合においては、識別子のみがユーザ機器へシグナリングされ得る。
上記応答メッセージは、RRC応答メッセージ;MAC応答メッセージ;又はPLC応答メッセージであり得る。
追加的なD2Dケイパビリティ情報は、第1のネットワークノード14の追加的なD2Dケイパビリティ情報に関連し得る。
幾つかの実施形態において、追加的なD2Dケイパビリティ情報は、第1のネットワークノード14に隣接して位置する近傍ネットワークノード18のD2Dケイパビリティに、又は第2のユーザ機器12にサービスを提供するネットワークノードに関連し得る。従って、追加的なD2Dケイパビリティ情報は、近傍ネットワークノード18がD2D通信を可能化し及び支援することが可能であるか否かに関連する。
動作406。第1のユーザ機器10は、第1のネットワークノード14から送信される追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を受信し得る。
動作407。第1のユーザ機器10は、D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器12を認識する。
D2D通信を確立する際、Bluetooth(登録商標)によって用いられるマスタ/スレーブマッチング手続き又はFlashlinq(登録商標)システムによって採用されるいわゆる表現マッチングといったピア発見技術が用いられ得る。Bluetooth(登録商標)などのアドホック技術は、インフラストラクチャノードからの如何なるサポートも必要としない、洗練されたピア発見及び検出メカニズムを有する一方で、ネットワーク支援型D2Dピア発見スキームは、セルラインフラストラクチャの存在を利用し得る。例えば、ネットワーク支援型D2D通信において、通信ネットワーク、即ち、通信ネットワークに含まれるネットワークノードは、ユーザ機器に、当該ユーザ機器がどの周波数リソース及び時間リソースでビーコン信号を送信し及びビーコン信号をスキャンすべきかという情報を提供し得る。これは、ユーザ機器がアドホック技術におけるよりも速く互いを発見することを補助する。
ネットワーク支援型D2D通信の幾つかの実施形態において、D2D対応ユーザ機器10、12が互いにセルラモードで通信を開始することも考えられ得る。これは、上記ユーザ機器がセルラインフラストラクチャを通じて互いに通信を開始することを意味する。ユーザ機器10、12が互いに近接している場合、例えば、これらは同じネットワークノード、例えば、D2D対応ネットワークノード16によってサービスを提供され、通信ネットワークは、レガシーの技法を用いて、ユーザ機器をD2D通信の候補として識別し得る。通信ネットワークは、D2Dユーザ機器に、ビーコン信号を送信し及び/又はビーコン信号を受信して、D2Dチャネル品質を判定するように要求し得る。
ユーザ機器10、12それ自体によって為されるピア発見は、動作504として以下により詳細に説明されるであろう。通信ネットワーク1によって為されるピア発見は、動作702として以下により詳細に説明されるであろう。
動作408。第1のユーザ機器10は、(動作403において受信された)第1のD2Dケイパビリティ情報を第2のユーザ機器12へ送信し得る。
幾つかの実施形態において、第2のユーザ機器12は、第1のD2Dケイパビリティ情報を、当該第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16へ送信する。
動作409。第2のユーザ機器12は、第2のD2Dケイパビリティ情報を第1のユーザ機器10へ送信し得る。第2のD2Dケイパビリティ情報は、第2のユーザ機器12にサービスを提供するD2D対応無線ネットワークノード16、18のD2Dケイパビリティに関連する。第2のD2Dケイパビリティ情報を第1のユーザ機器10へ送信することによって、第1のユーザ機器10は、第2のユーザ機器12がD2D対応ネットワークノード16、18によってサービスを提供されることを知得するであろう。
動作409’。動作409の代替的な動作として、第1のネットワークノード14が第2のD2Dケイパビリティ情報を第1のユーザ機器10へ送信してもよい。既述されたように、第2のD2Dケイパビリティ情報は、第2のユーザ機器12にサービスを提供するD2D対応無線ネットワークノード16、18のD2Dケイパビリティに関連する。
動作410。第1のユーザ機器10は、D2D対応無線ネットワークノード16、18に関連する第2のD2Dケイパビリティ情報を受信し得る。
動作411。第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティ、及びD2D対応無線ネットワークノード16、18のD2Dケイパビリティのそれぞれを判定する。つまり、第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14がD2D対応であるか否か、及び無線ネットワークノード16、18がD2D対応であるか否かを判定する。例えば、第1のネットワークノード14がD2D対応ではない場合、第1のユーザ機器10は、以下の動作414において説明されるように、D2D対応ネットワークノード16、18へのセル変更を実行し得る。
動作412。第1のユーザ機器10が第2のD2Dケイパビリティ情報を第2のユーザ機器12から受信した場合、第1のユーザ機器10は、第2のD2Dケイパビリティ情報を第1のネットワークノード14へ送信し得る。
動作413。第1のネットワークノード14は、第2のD2Dケイパビリティ情報を第1のユーザ機器10から受信し得る。
動作414。第1の無線ネットワークノード14がD2Dケイパビリティを有しない場合、第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行する。
セル変更は互いをD2D通信についての候補として検出するユーザ機器によってトリガされ得ることが理解されるべきである。代替的に又は追加的に、セル変更は、ネットワークノードがサービスを提供しているユーザ機器とのD2D通信についての候補としてユーザ機器を検出する当該ネットワークノードによってトリガされてもよい。
動作415。第2のユーザ機器12にサービスを提供するD2D対応無線ネットワークノード16、18は、第2のユーザ機器12と第1のユーザ機器10との間のD2D通信についてリソースを割り当て得る。
動作416。第2のユーザ機器12にサービスを提供するD2D対応無線ネットワークノード16、18は、割り当てられたリソースについての情報を第2のユーザ機器12及び第1のユーザ機器10へ送信し得る。
動作417。第2のユーザ機器12がD2D対応無線ネットワークノード16によってサービスを提供される場合に、第1のユーザ機器10と第2のユーザ機器12との間でD2D通信が確立される。
幾つかの動作は単一の動作へと組み合わされてもよいことが理解されるべきである。例えば、動作403を動作402と組み合わせて単一の動作としてもよく、動作410を動作409又は動作409’と組み合わせて単一の動作としてもよく、動作413を動作412と組み合わせて単一の動作としてもよい。
図5は、通信ネットワーク1においてD2D通信をハンドリングするための、第1のユーザ機器における方法の実施形態の概略フローチャートである。前述されたように、通信ネットワーク1は、第1のユーザ機器10と、当該第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14と、第2のユーザ機器12と、D2D対応無線ネットワークノード16、18と、を含む。動作は、以下に述べられる順序で実行される必要はなく、任意の適切な順序で為されてよい。また、複数の動作が組み合わせられてもよい。
動作500。第1のユーザ機器10は、第1のD2Dケイパビリティ情報を、当該第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14に要求し得る。
これは、第1の無線ネットワークノード14へメッセージを送信することによって実行され得る。これは、D2Dケイパビリティ要求メッセージと呼ばれ得る。上記メッセージは、RRCメッセージ;MACメッセージ;又はPLCメッセージであり得る。
第1のD2Dケイパビリティ情報は、第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティ、即ち、第1のネットワークノード14がD2D通信を可能化することができるか否かに関する。
幾つかの実施形態によれば、第1のユーザ機器10は、接続モードにある場合、その時点のサービングネットワークノードである第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティについての情報を取得する。これは、上記動作401として、より詳細に説明済みである。
幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10は、アイドルモードにある場合、当該第1のユーザ機器10がその時点で滞在している第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティについての情報を取得し得る。これは、上記動作401としてより詳細に説明済みである。
動作501。第1のユーザ機器10は、第1のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14から受信し得る。第1のD2Dケイパビリティ情報は、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティ又は近傍の無線ネットワークノード18のD2Dケイパビリティに関連する。
さらに、第1のユーザ機器10は、以下の動作502において要求される追加的なD2Dケイパビリティ情報を含む応答メッセージを受信してもよい。当該応答メッセージは、RRCメッセージ;MACメッセージ;又はPLCメッセージであり得る。
動作502。第1のユーザ機器10は、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14に要求し得る。当該追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報は、動作501において受信されてもよい。
第1のユーザ機器10は、要求を第1の無線ネットワークノード14へ送信することによって、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14に要求し得る。
上記要求は、第1のユーザ機器10によって第1の無線ネットワークノード14へメッセージ内で送信され得る。これは、追加的なD2Dケイパビリティ要求メッセージと呼ばれ得る。
上記メッセージは、RRCメッセージ;MACメッセージ;又はPLCメッセージであり得る。
動作503。第1のユーザ機器10は、D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器12を認識する。第2のユーザ機器12は、D2D通信ケイパビリティを有するD2D対応無線ネットワークノード16、18によってサービスを提供されている。
動作504。第1のユーザ機器10は、第2のユーザ機器12からビーコン信号を受信し得る。当該ビーコン信号は、第2のD2Dケイパビリティ情報を含む。
ビーコン信号という用語は、ここで使用される場合、制限された情報コンテンツを有する継続的な又は周期的な無線信号であって、受信側機器にとって既知の特定の無線周波数上で送信される信号を意味する。
上記情報は、例えば、送信側機器のID(identification)若しくはロケーションを含み、又は当該送信側機器が提供することが可能なサービス若しくはサービスカテゴリのIDをエンコードし得る。
幾つかの実施形態によれば、ビーコン信号は、ユーザ機器間で交換される。ビーコン信号は、各ユーザ機器の現在のサービングネットワークノードのD2Dケイパビリティについての情報をさらに含み得る。
幾つかの実施形態において、ユーザ機器10、12がビーコン信号をブロードキャストする際、ユーザ機器10、12にその時点でサービスを提供しているネットワークノード14、16のD2Dケイパビリティについての情報を含み得る。この情報は、動作402において説明された、ネットワークノードによってブロードキャストされる1ビット又は2ビットと同一であり得る。代替的に、この情報は、ユーザ機器10、12がそのサービングネットワークノード14、16から取得したD2Dケイパビリティ情報の一部であってもよい。
第1のユーザ機器10によって送信されるビーコン信号をリッスンすることによって、第2のユーザ機器12は、第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティについての情報を取得する。第1のネットワークノード14がD2D通信をサポートしないことを第2のユーザ機器12が学習する場合、第2のユーザ機器12は、当該第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16に通知し得る。従って、第2のネットワークノード14は、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティの知識を有することになる。
動作505。第1のユーザ機器10は、第1のD2Dケイパビリティ情報を第2のユーザ機器12へ送信し得る。
動作506。第1のユーザ機器10は、D2D対応無線ネットワークノード16、18に関連する第2のD2Dケイパビリティ情報を受信し得る。第2のD2Dケイパビリティ情報は、第2のユーザ機器12から又は第1の無線ネットワークノード14から受信され得る。
第2のD2Dケイパビリティ情報は、第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16に関連し得る。代替的に、第2のD2Dケイパビリティ情報は、近傍の無線ネットワークノード18に関連し得る。当該近傍の無線ネットワークノード18は、第1の無線ネットワークノード14及び/又はD2D対応無線ネットワークノード16の近傍の無線ネットワークノード18である。
第1のユーザ機器10は、D2Dケイパビリティ情報を含むメッセージを取得することによって、第1のD2Dケイパビリティ情報又は第2のD2Dケイパビリティ情報を受信し得る。当該メッセージは、制御チャネル上で受信される。これは、動作501及び506に関連する。
代替的に又は追加的に、第1のユーザ機器10は、D2Dケイパビリティを表すインジケータを取得することによって、第1のD2Dケイパビリティ情報又は第2のD2Dケイパビリティ情報を受信してもよい。当該インジケータは、制御チャネル上で受信される。これは、動作501及び506に関連する。
代替的に又は追加的に、第1のユーザ機器10は、無線ネットワークノード識別子を取得することによって、第1のD2Dケイパビリティ情報又は第2のD2Dケイパビリティ情報を受信してもよい。当該識別子は、D2D対応無線ネットワークノードについて用いられる識別子の予め定義されるリストに属する。これは、動作501及び506に関連する。
動作507。第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティ及びD2D対応無線ネットワークノード16、18のD2Dケイパビリティのそれぞれを判定し得る。D2Dケイパビリティは、動作501及び/又は動作506において受信されるD2Dケイパビリティ情報に基づいて、判定され得る。
動作508。第1のユーザ機器10は、第2のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14へ送信し得る。
動作509。第1の無線ネットワークノード14がD2Dケイパビリティを有しない場合、第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行する。
第1のユーザ機器10は、当該第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14からメッセージを受信すると、セル変更を実行し得る。当該メッセージは、第1のユーザ機器10に、D2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行することを要求する。上記メッセージは、D2D対応無線ネットワークノード16、18から第1の無線ネットワークノード14を介して透過的なコンテナ内で受信され得る。
第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を自律的に実行してもよい。
幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器14が1つ以上のブロードキャストメッセージからD2D対応無線ネットワークノード16、18について学習する場合、当該第1のユーザ機器は、自律的なセル変更をトリガしてもよい。
第1のユーザ機器14は、<セルID、D2Dケイパビリティ>のペアを含むテーブルを維持してもよい。それによって、第1のユーザ機器14は、セルIDから、当該セルIDに関連付けられるネットワークノードがD2D対応であるか否かを知得し得る。セルIDとD2Dケイパビリティとの間のマッピングは、ネットワークによってシグナリングされてもよく、又はセルIDとD2Dケイパビリティとの間に予め定義されたマッピングが存在していてもよい。シグナリングされたテーブルの場合において、第1のユーザ機器14は、当該セルにおいてアクティブモードにある場合はいつでも、又はアイドルモードにある場合にはブロードキャストメッセージからD2D情報を受信する際に、このテーブルを更新してもよい。
セル変更は、ハンドオーバ、接続再確立、セル再選択、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放、プライマリコンポーネントキャリア変更、マルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更、又は、マルチポイント送信及び/若しくは受信通信システムにおけるプライマリ無線リンク変更若しくはサービング無線リンク変更であり得る。
ハンドオーバという用語は、ここで使用される場合、進行中の呼又はデータセッションをコアネットワークに接続される1つのチャネルから別のチャネルへ移送することを意味する。ハンドオーバは、ユーザ機器が接続モードにあり、且つ無線リソース制御(RRC:Radio Resource Control)接続がユーザ機器と通信ネットワークとの間に存在する場合の基本的なモビリティ手続きをさらに意味する。ハンドオーバは、通信ネットワークに継続的にレポートされる、ユーザ機器の測定結果に基づく。ユーザ機器の測定結果ベースのハンドオーバ手続きは、最良のカバレッジを提供するセルにユーザ機器が常に接続されるように、及びユーザ機器がPLMNのカバレッジエリア内で移動している間に、サービング基地局の変更がロスレスな(シームレスな)手法で為されるように、設計される。
接続再確立という用語は、ここで使用される場合、サービング無線リンクの無線リンク障害、ハンドオーバ障害、及び/又は無線リンク制御(RLC:radio link control)の修復不可能なエラーに応じて、ユーザ機器が新たなセルへの接続を再確立する手続きを意味する。上記新たなセルは、最強のセル、即ち、別のセル又は他の複数のセルの無線カバレッジ及び/又は無線リンクと比較して最強の無線カバレッジ及び/又は無線リンクを有するセルであり得る。
セル再選択という用語は、ここで使用される場合、RRC IDLE(又は、一言で言えば、アイドル)モードにおけるユーザ機器のモビリティ手続きを意味し、当該手続きにおいて、ユーザ機器は、当該ユーザ機器が滞在するセル、即ち、当該ユーザ機器がシステムブロードキャスト情報及びページングを受信するセルを継続的に選択する。セル再選択手続きは、信号強度のような優勢な無線状況及びキャリア周波数に関連付けられる優先度を考慮し得る。
LTEなどの幾つかのセルラ技術は、ユーザ機器が接続の解放時に別の周波数又はRATへリダイレクションすることを提供し、これは、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放と呼ばれる。当該別の周波数又はRATは、接続解放後にアイドル状態に移行する際に、ユーザ機器によってキャンピングについての使用のために用いられ得る。別のセル(即ち、周波数)又はRATへのUEのリダイレクションは、ユーザ機器のケイパビリティ及び場合によりユーザプリファレンスを考慮する。
キャリアアグリゲーションを用いる場合、ユーザ機器は、プライマリコンポーネントキャリアと呼ばれる1つの(主な)コンポーネントキャリアと、当該ユーザ機器10が非アクセス層モビリティ情報を受信し及びセキュリティアソシエーションを維持する対応するプライマリサービングセルと、に関連付けられる。ユーザ機器10が、このプライマリセル及び対応するプライマリコンポーネントキャリアを変更する場合、これは、プライマリコンポーネントキャリア変更又はプライマリセル変更と呼ばれる。これは、マルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更とも呼ばれ得る。
マルチポイント送信及び/又は受信通信システムにおけるプライマリ無線リンク又はサービング無線リンクの変更という用語は、ここで使用される場合、ユーザ機器が協調マルチポイント(CoMP:coordinated multipoint)送信及び/又は受信に従事する間、サービングセルとして動作しているセルを変更することを意味する。つまり、例えば、ユーザ機器が複数のセルから協調送信を受信する場合、ユーザ機器は、モビリティ状態の観点から、サービングセルと呼ばれる1つのセルに関連付けられる。ユーザ機器が、モビリティ又は他の理由に起因して、このサービングセルを変更する場合、当該変更は、プライマリ無線セル(リンク)又はサービング無線セル(リンク)の変更と呼ばれる。
セル変更は互いをD2D通信についての候補として検出するユーザ機器10、12によってトリガされ得ることが理解されるべきである。代替的に又は追加的に、セル変更は、ネットワークノード14、16、18がサービスを提供しているユーザ機器10、12とのD2D通信についての候補としてユーザ機器10、12を検出するネットワークノード14、16、18によってトリガされてもよい。
プライマリ無線リンク又はサービング無線リンクの変更という用語は、ここで使用される場合、マルチポイント送信及び/又は受信通信システムに属するサービング無線リンクの変更を意味する。これは、協調マルチポイント送受信(CoMP)、分散アンテナシステム(DAS:Distributed Antenna Systems)、無線リモートヘッド(RRH:Radio Remote Head)、無線リモートユニット(RRU:Radio Remote Unit)等と呼ばれることもある。マルチポイントシステムにおいて、ユーザ機器は、同じ地理的サイトの同じ場所に位置し又は同じ場所に位置しないこともある複数のセルから動作する1つよりも多いリンクからデータを受信し及び/又は当該1つよりも多いリンクへ向けてデータを送信する。上記複数のセルは、同じキャリア又は異なるキャリア上で動作し得る。当該キャリアは、同じ周波数帯域又は異なる周波数帯域に属し得る。マルチポイント送信及び/又は受信通信システムは、少なくとも1つのプライマリ無線リンクと、少なくとも1つのセカンダリ無線リンクと、から構成される。当該プライマリリンクは、マルチポイント送信及び/又は受信通信システムとユーザ機器との間の通信を維持するための基本制御シグナリングを少なくとも含む。
幾つかの実施形態において、第1のネットワークノード14がD2D対応であることを第2のネットワークノード16が学習し又は判定した場合、動作510を参照しつつ以下に説明されるように、第1及び第2のネットワークノード14、16は、D2D無線ベアラセットアップなどの既知の技法を用いて、第1のユーザ機器10と第2のユーザ機器12との間にD2Dリンクを確立し始める。
ただし、幾つかの実施形態において、第1のネットワークノード14がD2D通信をサポートしないことを第2のネットワークノード16が学習し又は判定した場合、第2のネットワークノード16は、D2D対応ネットワークノード16、18への第1のユーザ機器10のハンドオーバを可能にする手続きを開始する。代替的に、第1のユーザ機器10は、セル変更を自律的に開始してもよい。
従って、以下の例において説明される様々な代替案が存在し得る。
第1の例の幾つかの実施形態において、無線状況がそのようなハンドオーバ又はリダイレクションを可能とする場合、第2のネットワークノード16は、第1のネットワークノード14に、ハンドオーバを、又は、D2D対応ネットワークノード16、18への第1のユーザ機器10のリダイレクションを伴うRRC接続解放などの任意の適切な手続きを実行することを要求する。
第2の例の幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、メッセージ、例えば、RRCカプセル化メッセージを、当該ネットワークノードのサービングネットワークノード、即ち、第1のネットワークノード14を介して第1のユーザ機器10へ透過的なコンテナ内で送信する。従って、第1のネットワークノード14によって受信される上記カプセル化メッセージは、第1のネットワークノード14によって第1のユーザ機器10へ透過的に転送される。上記メッセージは、第2のネットワークノード16又はD2D対応の近傍ネットワークノード18といったD2D対応ネットワークノード16、18へのRRC接続再確立を実行するように第1のユーザ機器10に要求する。これに応じて、(最新技術による測定結果、例えば、リファレンス信号受信電力(RSRP:reference signal received power)及び/又はリファレンス信号受信品質(RSRQ:reference signal received quality)に基づく)無線状況が(利用可能な送信電力バジェットを用いて、及びビットエラーレート(BER)要件を満たしつつ)当該セルへの接続再確立を可能とするものである場合、第1のユーザ機器10は、サービングネットワークノード14との既存のリンクを放棄し、及びD2D対応ネットワークノード16、18との接続再確立を実行することを試行する。
第3の例の幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10のサービングネットワークノード14がD2D対応ではない場合、及び第1のユーザ機器10が第2のユーザ機器12とのD2D通信リンクを確立することを望む場合、第1のユーザ機器10は、D2D対応ネットワークノード16、18へのRRC接続再確立を自律的に開始し得る。D2D対応ネットワークノード16、l8の無線状況も許容可能な限度内にある場合、例えば、許容可能なRSRP測定値、利用可能な送信電力バジェット内であって、ビットエラーレート(BER)要件を満たす場合、第1のユーザ機器10は、D2D対応ネットワークノード16、18へのRRC接続再確立を自律的に実行する。
上述された、D2DケイパビリティによってトリガされるRRC接続再確立は標準において予め定義され得ることが理解されるべきである。例えば、上述された第1、第2及び/又は第3の例の実施形態を用いるか否か、及びそのような実施形態をいつ用いるかが標準化され得る。
さらに、リダイレクションを伴うRRC接続解放の場合において、ユーザ機器10は、D2D通信をサポートするネットワークノード16、18のリストを、当該ユーザ機器10のサービングネットワークノード14へ提供し得る。それ故に、サービングネットワークノード14は、D2D対応であって且つ許容可能な無線状況を有する適切なターゲットネットワークノード16、18を間接的に選択し得る。
幾つかの実施形態によれば、ユーザ機器又はネットワークノード又はこれらの双方によって共同で実行される、D2Dトリガのセル変更動作又は手続きは、ネットワークノードのD2Dケイパビリティに加えて、無線状況及び/又はシステム負荷も考慮し得る。無線状況及び/又はシステム負荷は、ユーザ機器測定結果及び/又は無線ネットワークノード測定結果に基づいて、即ち、ユーザ機器及び/又は無線ネットワークノードによって実行される測定結果に基づいて、判定され得る。少なくとも、ターゲットのD2D対応無線ネットワークノードの無線状況が用いられ得る。ただし、セル変更動作を実行する際、ターゲットのD2D対応無線ネットワークノードの無線状況だけでなく、サービングネットワークノードの無線状況も用いられ得る。セル変更動作を実行する際、ターゲットのD2D対応無線ネットワークノードのシステム負荷、例えば、送信電力等も用いられ得る。
幾つかの実施形態において、第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行する動作は、当該セル変更を実行するユーザ機器、例えば、第1のユーザ機器10によってD2D対応無線ネットワークノード16、18について実行される少なくとも1つのユーザ機器測定結果を考慮することをさらに含む。幾つかの実施形態において、第1の無線ネットワークノード14とD2D対応無線ネットワークノード16、18とを対比させる、少なくとも1つのユーザ機器測定結果が考慮されてもよい。
ユーザ機器測定結果は、RSRP、RSRQ、又はキャリア受信信号強度インジケータ(RSSI:Received Signal Strength Indicator)を含み得る。
幾つかの実施形態において、第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行する動作は、当該セル変更を実行するユーザ機器、例えば、第1のユーザ機器10によってD2D対応無線ネットワークノード16、18について実行される少なくとも1つの無線ネットワーク測定結果を考慮すること、及び/又は、D2D対応無線ネットワークノード16、18からの負荷標識を考慮することをさらに含む。
上記無線ネットワークノード測定結果は、基地局送信電力、UL及び/若しくはDLリソースブロック使用量、並びに/又はセル負荷及び/若しくはセル負荷インジケータを含み得る。セル負荷及び/又はセル負荷インジケータは、ハードウェア負荷、転送ネットワーク負荷、無線リソース負荷、干渉負荷、及び/又はトラフィック負荷を含み得る。
前述されたように、幾つかの実施形態において、セル変更を実行するユーザ機器又はネットワークノードは、1つ以上のユーザ機器測定結果、即ち、ユーザ機器によって実行される1つ以上の測定結果を用い得る。ユーザ機器測定結果は、ターゲット無線ネットワークノード、即ち、D2D対応無線ネットワークノードの無線状況を表し、又はターゲット無線ネットワークノードの無線状況とサービング無線ネットワークノードの無線状況との間の対比を表し得る。従って、ユーザ機器測定結果は、サービングセル又はターゲットセルについて測定される場合は絶対的であり、又は、サービングセルとターゲットセルとを対比させる場合は相対的であり得る。ユーザ機器測定結果の幾つかの例は、信号強度(例えば、LTEにおけるRSRP)及び信号品質(例えば、LTEにおけるRSRQ)の測定結果である。
セル変更を実行するユーザ機器又はネットワークノードは、無線ネットワークノード測定結果又はセル負荷を考慮し得る。ネットワーク測定結果の例は、基地局送信電力、UL及び/又はDLチャネル使用量(例えば、UL及び/又はDLリソースブロック使用量)等である。セル負荷及び/又はセル負荷インジケータの例は、過負荷インジケータ、無線リソース過負荷、ハードウェアリソース使用量、転送チャネルリソース使用量インジケータ、トラフィック負荷、干渉負荷等である。
第1のユーザ機器10が、アイドルモードにあり、当該第1のユーザ機器10がその時点で滞在している第1のネットワークノード14がD2D対応ではないことを学習し、且つ第2のユーザ機器16が滞在している第2のネットワークノード16がD2D対応であることをさらに学習する場合、第1のユーザ機器12は、第2のネットワークノード16へのセル再選択を実行しようと試み得る。第1のユーザ機器10は、近傍ネットワークノード18などの別のD2D対応ネットワークノードへのセル再選択さえ実行し得る。この後者の場合において、第1のユーザ機器10は、当該ユーザ機器10にその時点でサービスを提供しているネットワークノード、即ち、第1のネットワークノード14によってブロードキャストされる、他のネットワークノードのD2Dケイパビリティについての情報を用い得る。第1のユーザ機器10は、ターゲットネットワークノード16、18を選択する際、既存の無線測定結果も用い得る。既存の無線測定結果とは、RSRP、RSRQ、及びキャリアRSSI等を意味する。
動作510。第2のユーザ機器12がD2D対応無線ネットワークノード16、18によってサービスを提供されている場合に、第1のユーザ機器10は、当該第1のユーザ機器10と第2のユーザ機器12との間のD2D通信を確立する。
通信ネットワーク1においてD2D通信をハンドリングするための、上述された第1のユーザ機器10における方法動作を実行するために、第1のユーザ機器10は、図6に表される以下の構成を備える。前述されたように、通信ネットワーク1は、第1のユーザ機器10と、当該第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14と、第2のユーザ機器12と、D2D対応無線ネットワークノード16、18と、を含む。
第1のユーザ機器10は、D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器12を認識するように構成される認識回路605を備える。
認識回路605は、第2のユーザ機器12からビーコン信号を受信するように構成され得る。当該ビーコン信号は、第2のユーザ機器12にサービスを提供する第2のネットワークノード16に関連する第2のD2Dケイパビリティ情報を含み得る。
幾つかの実施形態において、認識回路605は、第1の無線ネットワークノード14から第2のD2Dケイパビリティ情報を受信するように構成される。
第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14がD2Dケイパビリティを有しない場合に第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行するように構成される実行回路606をさらに備える。
実行回路606は、第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14からメッセージを受信するように構成され得る。当該メッセージは、第1のユーザ機器10に、D2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を実行するように要求し得る。
実行回路606は、第1の無線ネットワークノード14からD2D対応無線ネットワークノード16、18へのセル変更を自律的に実行するように構成されてもよい。幾つかの実施形態において、実行回路606は、第1のネットワークノード14がD2Dケイパビリティを有しない場合、第1のユーザ機器10がD2D対応無線ネットワークノード16、18についての知識を有する場合、並びに、無線状況が許容可能な限度内、即ち、要件の限度内、例えば、許容可能なRSRP測定値内、利用可能な送信電力バジェット内、及びBER要件を満たす場合にはセル変更を自律的に実行するように構成される。
幾つかの実施形態において、実行回路606は、セル変更を、ハンドオーバ、接続再確立、若しくはセル再選択、プライマリコンポーネントキャリア変更又はマルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更として実行するように構成される。
セル変更は互いをD2D通信についての候補として検出するユーザ機器によってトリガされ得ることが理解されるべきである。代替的に又は追加的に、セル変更は、ネットワークノードがサービスを提供しているユーザ機器とのD2D通信についての候補としてユーザ機器を検出する当該ネットワークノードによってトリガされてもよい。
幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10は、第1のD2Dケイパビリティ情報を第2のユーザ機器12へ送信し、及び/又は第2のD2Dケイパビリティ情報を第1の無線ネットワークノード14へ送信するように構成される送信ポート604、をさらに備える。
幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10は、第2のユーザ機器12がD2D対応無線ネットワークノード16によってサービスを提供される場合に、第1のユーザ機器10と第2のユーザ機器12との間にD2D通信を確立するように構成される確立回路607、をさらに備える。
第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14から第1のD2Dケイパビリティ情報を受信するように構成される受信ポート601も備え得る。第1のD2Dケイパビリティ情報は、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティに関連する。受信ポート601は、D2D対応無線ネットワークノード16、18に関連する第2のD2Dケイパビリティ情報を受信するようにさらに構成される。
第1のユーザ機器10の受信ポート601は、D2Dケイパビリティ情報を含むメッセージを取得するように構成されてもよい。当該メッセージは、制御チャネル上で受信され得る。上記メッセージは、第1のネットワークノード14から取得され得る。
さらに、受信ポート601は、D2Dケイパビリティ情報を表すインジケータを取得するように構成されてもよい。当該インジケータは、制御チャネル上で受信され得る。第1の無線ネットワークノード14によって第1のユーザ機器10へ送信される上記インジケータは、第1の無線ネットワークノードのD2Dケイパビリティのレベル又はタイプを示し得る。例えば、インジケータ00は、D2Dケイパビリティ無しを示し、01は、D2D通信についてのモード選択及び電力制御についてのサポートを含む初歩的な(rudimentary)D2Dケイパビリティを示し、インジケータ10は、そのセルにおける高度な(advanced)D2Dケイパビリティ(例えば、スケジューリング及び複数アンテナのサポート)を示し、並びに、インジケータ11は、セルラネットワーク内の他のネットワークノードと協力し、並びにD2D通信についての干渉及びモビリティを管理する、ネットワークノードのケイパビリティを示すマルチセルD2Dケイパビリティを示し得る。
さらに、第1のユーザ機器10の受信ポート601は、無線ネットワークノード識別子を取得するように構成されてもよい。当該識別子は、D2D対応無線ネットワークノードについて用いられる識別子の予め定義されるリストに属し得る。
無線ネットワークノード識別子の例は、無線ネットワークノードに関連付けられるセルのグローバル一意物理セル識別子、又は無線ネットワークノードのIPアドレスである。
上記予め定義されるリストは、D2Dケイパビリティの記述に関連付けられる無線ネットワークノード識別子を含むテーブルであってもよい。また、上記予め定義されるリストは、セルラネットワークの中央ネットワークノード20、例えば、OSSによって確立されてもよい。さらに、上記予め定義されるリストは、セルラネットワークを構成する際、及びセルラネットワーク内に新たな無線ネットワークノードをインストールする際、及び/又はセルラネットワーク内の既存のネットワークノードをアップグレードする際、OSSを運用する人間のエンジニアによって確立され及び維持されてもよい。
受信ポート601及び送信ポート604は、単一の受信及び送信回路として構成されてもよいことが理解されるべきである。
幾つかの実施形態において、受信ポート601は、第2のユーザ機器12又は第1の無線ネットワークノード14から第2のD2Dケイパビリティ情報を受信するように構成される。
第2のD2Dケイパビリティ情報は、近傍の無線ネットワークノード18に関連し得る。当該近傍の無線ネットワークノード18は、第1のユーザ機器10及び/又は第2のユーザ機器12にサービスを提供する近傍の無線ネットワークノードである。これは、近傍の無線ネットワークノード18が第1のネットワークノード14及び/又は第2のネットワークノード16の近傍の無線ネットワークノードであることを意味する。
幾つかの実施形態において、第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティ及びD2D対応無線ネットワークノード16、18のD2Dケイパビリティをそれぞれ判定するように構成される判定回路602、を備える。
判定回路602は、受信されるD2Dケイパビリティ情報に基づいてD2Dケイパビリティを判定するように構成され得る。
第1のユーザ機器10は、第1の無線ネットワークノード14へ要求メッセージを送信することによって、及び、要求された追加的なD2Dケイパビリティ情報を含む応答メッセージを受信することによって、第1の無線ネットワークノード14に追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を要求するように構成される要求回路603、をさらに備え得る。
要求メッセージ及び応答メッセージは、RRCメッセージ、MACメッセージ、又はPLCメッセージであり得る。
D2D通信のハンドリングのための、ここでの実施形態は、図6に表されるユーザ機器内の処理回路608などの1つ以上のプロセッサと共に、ここでの実施形態の機能及び/又は方法動作を実行するためのコンピュータプログラムコード、を通じて実装されてもよい。
第1のユーザ機器10は、メモリ609をさらに備え得る。当該メモリは、1つ以上のメモリユニットを備え、例えば、D2Dケイパビリティ情報などのデータを記憶するために用いられ得る。
図7は、通信ネットワーク1においてD2D通信を可能化するための、第2のネットワークノード16における方法の実施形態の概略フローチャートである。前述されたように、通信ネットワーク1は、第1の無線ネットワークノード14によってサービスを提供される第1のユーザ機器10と、第2のユーザ機器12と、D2D対応無線ネットワークノード16、18と、を含む。動作は、以下に述べられる順序で実行される必要はなく、任意の適切な順序で為されてよい。さらに、複数の動作が組み合わせられてもよい。
動作701。第2のネットワークノード16は、D2Dケイパビリティ情報を第2のユーザ機器12へ送信し得る。当該D2Dケイパビリティ情報は、第2のネットワークノード16のケイパビリティに関連するものであってよく、第2のD2Dケイパビリティ情報と呼ばれることもある。上記D2Dケイパビリティ情報は、近傍ネットワークノード18のD2Dケイパビリティにさらに関連し得る。
動作702。第2のネットワークノード16は、第2のユーザ機器12から第1のユーザ機器10へ送信されるアップリンクパケットを分析することによって、第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14を識別し得る。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、適切な技法を用いて、第2のユーザ機器12によって送信されるアップリンクパケットが、第1のネットワークノード12によってその時点でサービスを提供されている第1のユーザ機器10を宛先とすることを検出する。
適切な技法の例は、第2のネットワークノードの近傍ネットワークノードによってサービスを提供される近傍のユーザ機器のテーブルを第2のネットワークノード16が維持する技法である。第2のネットワークノードによって維持される、近傍のユーザ機器の上記テーブルは、第1のユーザ機器のIPアドレスと、第1のユーザ機器にサービスを提供する第1のネットワークノードのIPアドレス並びにセルID(Cell−ID)、PCI及びCGIといった他の関連付けられる識別子と、を含み得る。第2のネットワークノード16は、第2のユーザ機器12によって送信されるアップリンクパケットの宛先アドレスを分析し、及び当該宛先アドレスを上記テーブル内に記憶される第1のユーザ機器のIPアドレスとマッチングすることができる。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、適切な技法を用いて、第1のネットワークノード14のセルID、例えば、PCI又はCGIを判定する。適切な技法の例は、第2のネットワークノードが近傍のユーザ機器の上記テーブルに問い合わせを行い(interrogates)、及び第1のネットワークノードのIPアドレスを当該第1のネットワークノードのセルID、PCI又はCGIと関連付ける技法である。
幾つかの実施形態において、少なくとも1つのあるチャネル、例えば、データチャネル上のアップリンクにおける、第1のユーザ機器からの送信信号は、そのサービングセルID、即ち、そのPCIを用いてエンコードされる。それ故に、第2のネットワークノード16は、第1のユーザ機器10によるアップリンクにおける送信信号を、第2のネットワークノード16にとって既知である場合の第1のネットワークノード14によって用いられる可能性のあるPCIのセットとの相関を計算する(correlates)ことによって、アップリンク無線測定を実行し得る。
幾つかの他の実施形態において、第2のネットワークノード16は、取り得るPCI値の全て、即ち、LTEにおいて取り得る504個のPCI値全て、又はWCDMAにおいて取り得る510個のPCI値全てを用いることによって、第1のユーザ機器10によるアップリンクにおける送信信号の相関演算を実行してもよい。より高い相関ピークに対応するPCIは、第1のネットワークノード14のセルIDとして見なされ得る。第2のネットワークノード16は、検証の目的のため、幾つかの時間インスタンスにおいて、第2のユーザ機器12からそのような結果(つまり、送信信号とPCI値との相関演算の際の高い相関値)を取得し得る。
この時点において、第2のネットワークノード16は、D2Dケイパビリティ問い合わせ(inquiry)メッセージを第2のネットワークノード−第1のネットワークノード間のX2通信インタフェースを通じて第1のネットワークノード14へ送信することによって、第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティを判定し得る。
レガシーのネットワークノードは、D2Dケイパビリティ問い合わせメッセージを解釈することができず、及び第2のネットワークノード16によって送信されるD2Dケイパビリティ問い合わせメッセージに応答しない。従って、第2のネットワークノード16がD2Dケイパビリティ問い合わせメッセージを第1のネットワークノード14へ送信する場合、第2のネットワークノード16は、第1のネットワークノード14がD2D対応であるかについての、第1のネットワークノード14からの応答のみを受信するであろう。
しかしながら、D2D対応ネットワークノードは、D2Dケイパビリティ応答メッセージを送信することによって、第2のネットワークノード16によって送信されたD2Dケイパビリティ問い合わせメッセージに応答する。そのため、第2のネットワークノード16がD2Dケイパビリティ問い合わせメッセージを近傍のD2D対応ネットワークノード18へ送信する場合、第2のネットワークノード16は、近傍のD2D対応ネットワークノード18からの応答を受信するであろう。従って、第2のネットワークノード16は、D2D対応のネットワークノードの知識を取得するであろう。
動作703。第2のネットワークノード16は、D2D問い合わせを第1の無線ネットワークノード14へ送信して、第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティを判定し得る。
幾つかの実施形態において、D2D問い合わせは、BS−BS間インタフェース、例えば、LTEにおけるX2インタフェースを用いて送信される。代替的に、第2のネットワークノード16は、第1のネットワークノードとコアネットワークとの間のS1インタフェースを用いて、コアネットワークを通じて第1のネットワークノードへD2D問い合わせメッセージを送信してもよい。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、第1のネットワークノード14のD2Dケイパビリティを含むD2D問い合わせ応答メッセージを、D2D問い合わせに対する応答として、第1のネットワークノード14から受信する。
動作704。第2のネットワークノード16は、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18に関連するD2Dケイパビリティ情報を受信し得る。
幾つかの実施形態において、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18に関連するD2Dケイパビリティ情報は、当該近傍ネットワークノード18から受信される。近傍のD2D対応無線ネットワークノード18に関連するD2Dケイパビリティ情報は、X2通信インタフェース上で受信され得る。ただし、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18は、第2のネットワークノード16と同じコアネットワークに接続されてもよく、それによって、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18に関連するD2Dケイパビリティ情報は、コアネットワーク上で受信され得る。
幾つかの実施形態において、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18に関連するD2Dケイパビリティ情報は、第2のネットワークノード16への直接的なO&Mインタフェースを有するOSSなどの中央ネットワークノード20から受信される。別の例は、SONノードである。
動作705。第2のネットワークノード16は、1つ以上のセル識別子を1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18から取得し得る。セル識別子の例は、PCI及びCGIである。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、上記1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18からX2通信インタフェース上での通信を介して上記1つ以上のセル識別子を取得することによって、当該1つ以上のセル識別子を取得し得る。ただし、第2のネットワークノード16は、上記1つ以上のセル識別子を中央ネットワークノード20から受信してもよい。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18のシステム情報を読み取って当該1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18がD2D対応であるか否かを判定するように第2のユーザ機器12に要求し、及びその結果を第2のユーザ機器12から受信してもよい。
動作706。第2のネットワークノード16は、D2D通信をサポートすることが可能な1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18の1つ以上のセル識別子を送信し得る。ここで、当該1つ以上のセル識別子は、第2のユーザ機器12へ送信される。
動作707。第1の無線ネットワークノード14がD2Dケイパビリティを有しない場合、第2のネットワークノード16は、D2D対応無線ネットワークノード16、18への第1のユーザ機器10のセル変更を要求する。
第2のネットワークノード16は、第2のユーザ機器12にサービスを提供するD2D対応無線ネットワークノード16への第1のユーザ機器10のセル変更を実行するように第1の無線ネットワークノード14に要求することによって、セル変更を要求し得る。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18へのセル変更を実行するように第1のユーザ機器10に要求することによって、セル変更を要求する。そのような要求は、第1の無線ネットワークノード14を介して送信され得る。
幾つかの実施形態において、第2のネットワークノード16は、ネットワークノード−ネットワークノード間のX2通信インタフェース上で第1のネットワークノード14と通信することによって、セル変更を実行するように第1のネットワークノードに要求する。
セル変更は、ハンドオーバ、接続再確立、セル再選択、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放、プライマリコンポーネントキャリア変更又はマルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更であり得る。
セル変更は互いをD2D通信についての候補として検出するユーザ機器によってトリガされ得ることが理解されるべきである。代替的に又は追加的に、セル変更は、ネットワークノードがサービスを提供しているユーザ機器とのD2D通信についての候補としてユーザ機器を検出する当該ネットワークノードによってトリガされてもよい。
動作708。第2のネットワークノード16は、第2のユーザ機器12と第1のユーザ機器10との間のD2D通信についてリソースを割り当て得る。
動作709。第2のネットワークノード16は、割り当てられたリソースについての情報を、第2のユーザ機器12及び第1のユーザ機器10へ送信し得る。
通信ネットワーク1においてD2D通信を可能化するための、上述された第2のネットワークノード16における方法動作を実行するために、第2のネットワークノード16は、図8に表される以下の構成を備える。前述されたように、通信ネットワーク1は、第1のユーザ機器10と、当該第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14と、第2のユーザ機器12と、D2D対応無線ネットワークノード16、18と、を含む。
第2の無線ネットワークノード16は、第1の無線ネットワークノード14がD2Dケイパビリティを有しない場合にD2D可能無線ネットワークノード16、18への第1のユーザ機器10のセル変更を要求するように構成される要求回路804、を備える。
要求回路804は、第2のユーザ機器12にサービスを提供するD2D対応無線ネットワークノード16への第1のユーザ機器10のセル変更を実行するように第1の無線ネットワークノード14に要求するように構成され得る。
幾つかの実施形態において、要求回路804は、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18へのセル変更を実行するように第1の無線ネットワークノード14を介して第1のユーザ機器10に要求するように構成される。
前述されたように、セル変更は、ハンドオーバ、接続再確立、若しくはセル再選択、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放、プライマリコンポーネントキャリア変更又はマルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更であり得る。
セル変更は互いをD2D通信についての候補として検出するユーザ機器によってトリガされ得ることが理解されるべきである。代替的に又は追加的に、セル変更は、ネットワークノードがサービスを提供しているユーザ機器とのD2D通信についての候補としてユーザ機器を検出する当該ネットワークノードによってトリガされてもよい。
第2の無線ネットワークノード16は、第2のユーザ機器12と第1のユーザ機器10との間のD2D通信についてのリソースを割り当てるように構成される割り当て回路805、をさらに備え得る。
幾つかの実施形態において、第2の無線ネットワークノード16は、割り当てられたリソースについての情報を第2のユーザ機器12及び第1のユーザ機器10へ送信するように構成される受信及び送信回路801、を備える。
受信及び送信回路801は、近傍のD2D対応無線ネットワークノード18に関連するD2Dケイパビリティ情報を受信するようにさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、受信及び送信回路801は、D2D通信をサポートすることが可能な1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18の1つ以上のセル識別子を送信するようにさらに構成され得る。ここで、当該1つ以上のセル識別子は、第2のユーザ機器12へ送信される。
複数の実施形態において、受信及び送信回路801は、受信ポート及び送信ポートとして構成される。
第2の無線ネットワークノード16は、1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18から1つ以上のセル識別子を取得するように構成される取得回路803、をさらに備え得る。
取得回路803は、1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18からX2通信インタフェース上での通信を介して1つ以上のセル識別子を取得するように構成され得る。
取得回路803は、中央ネットワークノード20から1つ以上のセル識別子を受信するようにさらに構成され得る。
幾つかの実施形態において、取得回路803は、1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18のシステム情報を読み取って当該1つ以上の近傍の無線ネットワークノード18がD2D対応であるか否かを判定するように第2のユーザ機器12に要求し、及びその結果を第2のユーザ機器12から受信するように構成される。
第2の無線ネットワークノード16は、第2のユーザ機器12から第1のユーザ機器10へ送信されるアップリンクパケットを分析することによって、第1のユーザ機器10にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード14を識別し、及びD2D問い合わせを第1の無線ネットワークノード14へ送信して、当該第1の無線ネットワークノード14のD2Dケイパビリティを判定するように構成される判定回路802、をさらに備えてもよい。
D2D通信を可能化するための、ここでの実施形態は、図8に表されるユーザ機器における処理回路806などの1つ以上のプロセッサと共に、ここでの実施形態の機能及び/又は方法動作を実行するためのコンピュータプログラム、を通じて実装されてもよい。
第2の無線ネットワークノード16は、メモリ807をさらに備え得る。メモリは、1つ以上のメモリユニットを備え、例えば、D2Dケイパビリティ情報などのデータを記憶するために用いられ得る。
“comprise(備える/含む)”又は“comprising(備える/含む)”という単語を用いる場合、当該用語は、少なくとも〜から成るという意味において、非限定的なものとして解釈されるべきである。
“action/actions(動作/複数の動作)”という単語を用いる場合、当該用語は、広く解釈されるべきであり、当該動作が記載される順序で実行されなければならないことを意味しない。むしろ、当該動作は、記載される順序以外の任意の適切な順序で実行され得る。さらに、幾つかの動作は、随意的であってもよい。
ここでの実施形態は、上述された例に限定されない。種々の代替案、変形例及び均等物が用いられ得る。それ故に、上記の例は、本発明の範囲を限定するものとしてみなされるべきではなく、本発明の範囲は、添付の特許請求の範囲によって定義される。

Claims (54)

  1. 通信ネットワーク(1)においてデバイスツーデバイス(D2D)通信をハンドリングするための、第1のユーザ機器(10)における方法であって、当該通信ネットワーク(1)は、第1のユーザ機器(10)と、当該第1のユーザ機器(10)にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード(14)と、第2のユーザ機器(12)と、D2D対応無線ネットワークノード(16、18)と、を含み、前記方法は、
    −D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器(12)を認識すること(407、503)と、
    −前記第1の無線ネットワークノード(14)がD2Dケイパビリティを有しない場合、前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を実行すること(414、509)と、
    を含む、方法。
  2. 前記第2のユーザ機器(12)が前記D2D対応無線ネットワークノード(16)によってサービスを提供される場合に、前記第1のユーザ機器(10)と前記第2のユーザ機器(12)との間にD2D通信を確立すること(417、510)、
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. −前記第1の無線ネットワークノード(14)から第1のD2Dケイパビリティ情報を受信すること(403、501)と、当該第1のD2Dケイパビリティ情報は、前記第1の無線ネットワークノード(14)の前記D2Dケイパビリティに関連することと、
    −前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)に関連する第2のD2Dケイパビリティ情報を受信すること(410、506)と、
    −前記第1の無線ネットワークノード(14)の前記D2Dケイパビリティ及び前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)の前記D2Dケイパビリティをそれぞれ判定すること(411、507)と、
    をさらに含む、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記第1のD2Dケイパビリティ情報又は前記第2のD2Dケイパビリティ情報を受信することは、
    −制御チャネル上で受信される、前記D2Dケイパビリティ情報を含むメッセージを取得すること、
    −制御チャネル上で受信される、前記D2Dケイパビリティを表すインジケータを取得すること、及び/又は、
    D2D対応無線ネットワークノードについて用いられる識別子の予め定義されるリストに属する無線ネットワークノード識別子を取得すること、
    のうちの少なくとも1つを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記第2のユーザ機器(12)を認識すること(407、503)は、前記第2のユーザ機器(12)からビーコン信号を受信することを含み、当該ビーコン信号は、前記第2のD2Dケイパビリティ情報を含み、前記方法は、前記第1のD2Dケイパビリティ情報を前記第2のユーザ機器(12)へ送信すること(408、505)と、前記第2のD2Dケイパビリティ情報を前記第1の無線ネットワークノード(14)へ送信すること(412、508)と、をさらに含む、請求項3又は4に記載の方法。
  6. 前記第2のユーザ機器(12)を認識すること(407、503)は、前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記第2のD2Dケイパビリティ情報を受信すること(410、506)を含み、前記方法は、前記第1のD2Dケイパビリティ情報を前記第2のユーザ機器(12)へ送信すること(408、505)をさらに含む、請求項3又は4に記載の方法。
  7. 前記第2のD2Dケイパビリティ情報は、前記第2のユーザ機器(12)又は前記第1の無線ネットワークノード(14)から受信される、請求項3〜6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記第2のD2Dケイパビリティ情報は、前記第1の無線ネットワークノード(14)及び/又は前記D2D対応無線ネットワークノード(16)の近傍の無線ネットワークノード(18)である近傍無線ネットワークノード(18)に関連する、請求項7に記載の方法。
  9. 前記第1の無線ネットワークノード(14)へ要求を送信することによって、追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を前記第1の無線ネットワークノード(14)に要求すること(404、502)と、要求される前記追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を含む応答メッセージを受信すること(406、501)と、をさらに含む、請求項1〜8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記応答メッセージは、無線リソース制御(RRC)メッセージ、メディアアクセス制御(MAC)メッセージ、又は物理層制御メッセージである、請求項9に記載の方法。
  11. セル変更を実行すること(414、509)は、前記第1のユーザ機器(10)にサービスを提供する前記第1の無線ネットワークノード(14)からメッセージを受信することを含み、当該メッセージは、前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を実行するように前記第1のユーザ機器(10)に要求する、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 前記メッセージは、前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)から前記第1の無線ネットワークノード(14)を介して透過的なコンテナ内で受信される、請求項11に記載の方法。
  13. セル変更を実行すること(414、509)は、前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を自律的に実行することを含む、請求項1〜10のいずれか1項に記載の方法。
  14. 前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を実行すること(414、509)は、前記第1のユーザ機器(10)によって前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)について実行される少なくとも1つのユーザ機器測定結果を考慮すること、又は、前記第1の無線ネットワークノード(14)と前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)とを対比させる少なくとも1つのユーザ機器測定結果を考慮すること、をさらに含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  15. 前記ユーザ機器測定結果は、リファレンス信号受信電力(RSRP)、リファレンス信号受信品質(RSRQ)、又はキャリア受信信号強度インジケータ(RSSI)を含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を実行すること(414、509)は、前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)についての少なくとも1つの無線ネットワークノード測定結果を考慮すること、及び/又は、前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)からの負荷標識を考慮すること、をさらに含む、請求項1〜13のいずれか1項に記載の方法。
  17. 前記無線ネットワークノード測定結果は、基地局送信電力、UL及び/若しくはDLリソースブロック使用量、並びに/又はセル負荷を含み、前記負荷標識は、ハードウェア負荷、転送ネットワーク負荷、無線リソース負荷、干渉負荷、及び/又はトラフィック負荷を含む、請求項16に記載の方法。
  18. セル変更を実行すること(414、509)は、ハンドオーバ、接続再確立、若しくはセル再選択、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放、プライマリコンポーネントキャリア変更、マルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更、又は、マルチポイント送信及び/若しくは受信通信システムにおけるプライマリ無線リンク変更若しくはサービング無線リンク変更、を実行することを含む、請求項1〜17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 通信ネットワーク(1)においてD2D通信を可能化するための、第2の無線ネットワークノード(16)における方法であって、当該通信ネットワーク(1)は、第1の無線ネットワークノード(14)によってサービスを提供される第1のユーザ機器(10)と、第2のユーザ機器(12)と、D2D対応無線ネットワークノード(16、18)と、を含み、前記方法は、前記第1の無線ネットワークノード(14)がD2Dケイパビリティを有しない場合、
    −前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)への前記第1のユーザ機器(10)のセル変更を要求すること(707)、
    を含む、方法。
  20. −前記第2のユーザ機器(12)と前記第1のユーザ機器(10)との間のD2D通信についてリソースを割り当てること(415、708)と、
    −割り当てられた前記リソースについての情報を前記第2のユーザ機器(12)及び前記第1のユーザ機器(10)へ送信すること(416、709)と、
    をさらに含む、請求項19に記載の方法。
  21. セル変更を要求すること(707)は、前記第2のユーザ機器(12)にサービスを提供する前記D2D対応無線ネットワークノード(16)への前記第1のユーザ機器(10)のセル変更を実行するように前記第1の無線ネットワークノード(14)に要求することを含む、請求項19又は20に記載の方法。
  22. セル変更を要求すること(707)は、近傍の前記D2D対応無線ネットワークノード(18)へのセル変更を実行するように前記第1のユーザ機器(10)に前記第1の無線ネットワークノード(14)を介して要求することを含む、請求項19又は20に記載の方法。
  23. 近傍の前記D2D対応無線ネットワークノード(18)に関連するD2Dケイパビリティ情報を受信すること(413、704)、をさらに含む、請求項22に記載の方法。
  24. D2D通信をサポートすることが可能な1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)の1つ以上のセル識別子を送信すること(706)、をさらに含み、当該1つ以上のセル識別子は、前記第2のユーザ機器(12)へ送信される、請求項19〜23のいずれか1項に記載の方法。
  25. 前記1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)から前記1つ以上のセル識別子を取得すること(705)、をさらに含む、請求項24に記載の方法。
  26. 取得すること(705)は、前記1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)からX2通信インタフェース上の通信を介して前記1つ以上のセル識別子を取得することを含む、請求項25に記載の方法。
  27. 取得すること(705)は、中央ネットワークノード(20)から前記1つ以上のセル識別子を受信することを含む、請求項25に記載の方法。
  28. 取得すること(705)は、1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)のシステム情報を読み取って当該1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)がD2D対応であるか否かを判定することを前記第2のユーザ機器(12)に要求することと、その結果を前記第2のユーザ機器(12)から受信することと、を含む、請求項25に記載の方法。
  29. 前記第2のユーザ機器(12)から前記第1のユーザ機器(10)へ送信されるアップリンクパケットを分析することによって、前記第1のユーザ機器(10)にサービスを提供する前記第1の無線ネットワークノード(14)を識別すること(702)と、前記第1の無線ネットワークノード(14)の前記D2Dケイパビリティを判定するために前記第1の無線ネットワークノード(14)へD2D問い合わせを送信すること(703)と、をさらに含む、請求項19〜28のいずれか1項に記載の方法。
  30. 前記セル変更は、ハンドオーバ、接続再確立、若しくはセル再選択、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放、プライマリコンポーネントキャリア変更、マルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更、又はマルチポイント送信及び/若しくは受信通信システムにおけるプライマリ無線リンク変更若しくはサービング無線リンク変更である、請求項19〜29のいずれか1項に記載の方法。
  31. 通信ネットワーク(1)においてデバイスツーデバイス(D2D)通信をハンドリングするための第1のユーザ機器(10)であって、当該通信ネットワーク(1)は、第1のユーザ機器(10)と、当該第1のユーザ機器(10)にサービスを提供する第1の無線ネットワークノード(14)と、第2のユーザ機器(12)と、D2D対応無線ネットワークノード(16、18)と、を含み、前記第1のユーザ機器(10)は、
    −D2D通信の相手となるべき第2のユーザ機器(12)を認識するように構成される認識回路(605)と、
    −前記第1の無線ネットワークノード(14)がD2Dケイパビリティを有しない場合に前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を実行するように構成される実行回路(606)と、
    を備える、第1のユーザ機器(10)。
  32. 前記第2のユーザ機器(12)が前記D2D対応無線ネットワークノード(16)によってサービスを提供される場合に、前記第1のユーザ機器(10)と前記第2のユーザ機器(12)との間にD2D通信を確立する、ように構成される確立回路(607)、をさらに備える、請求項31に記載の第1のユーザ機器(10)。
  33. −前記第1の無線ネットワークノード(14)の前記D2Dケイパビリティに関連する第1のD2Dケイパビリティ情報を前記第1の無線ネットワークノード(14)から受信し、及び前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)に関連する第2のD2Dケイパビリティ情報を受信するように構成される受信ポート(601)と、
    −前記第1の無線ネットワークノード(14)の前記D2Dケイパビリティ及び前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)の前記D2Dケイパビリティをそれぞれ判定するように構成される判定回路(602)と、
    をさらに備える、請求項31又は32に記載の第1のユーザ機器(10)。
  34. 前記受信ポート(601)は、
    −制御チャネル上で受信される、前記D2Dケイパビリティ情報を含むメッセージを取得し、及び/又は、
    −制御チャネル上で受信される、前記D2Dケイパビリティを表すインジケータを取得し、及び/又は、
    −D2D対応無線ネットワークノードについて用いられる識別子の予め定義されるリストに属する無線ネットワークノード識別子を取得する、
    ように構成される、請求項33に記載の第1のユーザ機器(10)。
  35. 前記認識回路(605)は、前記第2のユーザ機器(12)からビーコン信号を受信するように構成され、当該ビーコン信号は、前記第2のD2Dケイパビリティ情報を含み、前記第1のユーザ機器(10)は、前記第1のD2Dケイパビリティ情報を前記第2のユーザ機器(12)へ送信し、及び前記第2のD2Dケイパビリティ情報を前記第1の無線ネットワークノード(14)へ送信するように構成される送信ポート(604)、をさらに備える、請求項33又は34に記載の第1のユーザ機器(10)。
  36. 前記認識回路(605)は、前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記第2のD2Dケイパビリティ情報を受信するように構成され、前記第1のユーザ機器(10)は、前記第1のD2Dケイパビリティ情報を前記第2のユーザ機器(12)へ送信するように構成される送信ポート(604)、をさらに備える、請求項33又は34に記載の第1のユーザ機器(10)。
  37. 前記受信ポート(601)は、前記第2のD2Dケイパビリティ情報を前記第2のユーザ機器(12)又は前記第1の無線ネットワークノード(14)から受信するように構成される、請求項33〜36のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器(10)。
  38. 前記第2のD2Dケイパビリティ情報は、前記第1の無線ネットワークノード(14)及び/又は前記D2D対応無線ネットワークノード(16)の近傍の無線ネットワークノード(18)である近傍無線ネットワークノード(18)に関連する、請求項37に記載の第1のユーザ機器(10)。
  39. 無線リソース制御(RRC)メッセージを前記第1の無線ネットワークノード(14)へ送信することによって、及び要求される追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を含む無線リソース制御(RRC)応答メッセージを受信することによって、前記第1の無線ネットワークノード(14)に前記追加的な第1のD2Dケイパビリティ情報を要求する、ように構成される要求回路(603)、をさらに備える、請求項31〜38のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器(10)。
  40. 前記実行回路(606)は、前記第1のユーザ機器(10)にサービスを提供する前記第1の無線ネットワークノード(14)からメッセージを受信するように構成され、当該メッセージは、前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を実行するように前記第1のユーザ機器(10)に要求する、請求項31〜39のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器(10)。
  41. 前記実行回路(606)は、前記第1の無線ネットワークノード(14)から前記D2D対応無線ネットワークノード(16、18)へのセル変更を自律的に実行するように構成される、請求項31〜40のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器(10)。
  42. 前記実行回路(606)は、ハンドオーバ、接続再確立、若しくはセル再選択、プライマリコンポーネントキャリア変更、マルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更、又は、マルチポイント送信及び/若しくは受信通信システムにおけるプライマリ無線リンク変更若しくはサービング無線リンク変更、を実行するように構成される、請求項31〜41のいずれか1項に記載の第1のユーザ機器(10)。
  43. 通信ネットワーク(1)においてD2D通信を可能化するための第2の無線ネットワークノード(16)であって、当該通信ネットワーク(1)は、第1の無線ネットワークノード(14)によってサービスを提供される第1のユーザ機器(10)と、第2のユーザ機器(12)と、D2D対応無線ネットワークノード(16、18)と、を含み、前記第2の無線ネットワークノード(16)は、
    前記第1の無線ネットワークノード(14)がD2Dケイパビリティを有しない場合に、D2D対応無線ネットワークノード(16、18)への前記第1のユーザ機器(10)のセル変更を要求する、ように構成される要求回路(804)、
    を備える、第2の無線ネットワークノード(16)。
  44. −前記第2のユーザ機器(12)と前記第1のユーザ機器(10)との間のD2D通信についてリソースを割り当てるように構成される割り当て回路(805)と、
    割り当てられた前記リソースについての情報を前記第2のユーザ機器(12)及び前記第1のユーザ機器(10)へ送信するように構成される受信及び送信回路(801)と、
    をさらに備える、請求項43に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  45. 前記要求回路(804)は、前記第2のユーザ機器(12)にサービスを提供する前記D2D対応無線ネットワークノード(16)への前記第1のユーザ機器(10)のセル変更を実行するように前記第1の無線ネットワークノード(14)に要求するように構成される、請求項43又は44に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  46. 前記要求回路(804)は、近傍のD2D対応無線ネットワークノード(18)へのセル変更を実行するように前記第1の無線ネットワークノード(14)を介して前記第1のユーザ機器(10)に要求するように構成される、請求項43又は44に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  47. 前記受信及び送信回路(801)は、近傍の前記D2D対応無線ネットワークノード(18)に関連するD2Dケイパビリティ情報を受信するように構成される、請求項46に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  48. 前記受信及び送信回路(801)は、D2D通信をサポートすることが可能な1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)の1つ以上のセル識別子を送信するように構成され、当該1つ以上のセル識別子は、前記第2のユーザ機器(12)へ送信される、請求項43〜47のいずれか1項に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  49. 前記1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)から前記1つ以上のセル識別子を取得するように構成される取得回路(803)、をさらに備える、請求項48に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  50. 前記取得回路(803)は、前記1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)からX2通信インタフェース上の通信を介して前記1つ以上のセル識別子を取得するように構成される、請求項49に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  51. 前記取得回路(803)は、中央ネットワークノード(20)から前記1つ以上のセル識別子を受信するように構成される、請求項49に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  52. 前記取得回路(803)は、1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)のシステム情報を読み取って当該1つ以上の近傍の無線ネットワークノード(18)がD2D対応であるか否かを判定することを前記第2のユーザ機器(12)に要求し、及びその結果を前記第2のユーザ機器(12)から受信する、ように構成される、請求項49に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  53. 前記第2のユーザ機器(12)から前記第1のユーザ機器(10)へ送信されるアップリンクパケットを分析することによって、前記第1のユーザ機器(10)にサービスを提供する前記第1の無線ネットワークノード(14)を識別し、及び前記第1の無線ネットワークノード(14)の前記D2Dケイパビリティを判定するために前記第1の無線ネットワークノード(14)へD2D問い合わせを送信する、ように構成される判定回路(802)、をさらに含む、請求項43〜52のいずれか1項に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
  54. 前記セル変更は、ハンドオーバ、接続再確立、若しくはセル再選択、別のセルへのリダイレクションを伴う接続解放、プライマリコンポーネントキャリア変更、マルチキャリアシステムにおけるプライマリセル変更、又は、マルチポイント送信及び/若しくは受信通信システムにおけるプライマリ無線リンク変更若しくはサービング無線リンク変更である、請求項43〜53のいずれか1項に記載の第2の無線ネットワークノード(16)。
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