JP5789795B2 - 信号伝送用コネクタ、その信号伝送用コネクタを備えるケーブル、そのケーブルを備える表示装置、及び映像信号出力装置 - Google Patents

信号伝送用コネクタ、その信号伝送用コネクタを備えるケーブル、そのケーブルを備える表示装置、及び映像信号出力装置 Download PDF

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Description

本開示は、信号伝送用コネクタ、当該コネクタを備えるケーブル、当該ケーブルを備える表示装置及び映像信号出力装置に関する。
2011年7月に地上デジタル放送への完全移行が実施され、それを受けて一般家庭への薄型テレビ普及率は、急速に伸長している。最近の薄型テレビは、「薄くて軽い」ことを特徴としている機種も多く、薄型テレビをリビングなどの壁に設置して視聴する用途も増えてきている。
薄型テレビを壁に掛けて使用する場合、Blu−ray(登録商標)ディスクレコーダ及び/又はゲーム機器との接続に使用するケーブルを、目立たず見栄え良く配線したいという要望がある。これらの機器と薄型テレビとを接続するケーブルには、高精細な映像データと音声データを1本のケーブルで伝送可能なHDMI(登録商標)(High−Definition Multimedia Interface)ケーブルがよく使用されている。
実用新案登録第3154848号公報
薄型テレビは、HDMI(登録商標)端子を少なくとも1つ備えているが、端子位置はメーカー及び/又は機種によって異なっており、背面又は側面に端子が配置されているものがある。特に、HDMI(登録商標)端子が背面に配置されている薄型テレビを壁に掛けて使用する場合、HDMI(登録商標)ケーブルを介して薄型テレビと外部機器とを接続するために、薄型テレビの背面と壁との間にスペースが必要である。このスペースを小さくするために、無理にケーブルを曲げると、見た目が悪くなるだけでなく、ケーブルの破損にもつながる。
そのような背景から、ケーブルの端子部近傍のスペースを有効に利用することを目的としてケーブルを90度に曲げることができ、かつコネクタにおけるケーブル保持部の配線形態の意匠性を高めるためのアタッチメントをコネクタに装着する構成が提案されている(例えば、特許文献1。)。
しかしながら、伝送線路として銅線を有する従来のケーブル構成では、ケーブル内部の銅線の太さに起因する曲げ半径でコネクタの大きさが制約されていた。したがって、特に背面に端子を有する薄型テレビを壁に掛けて使用する場合、ケーブルと薄型テレビとを接続するためのコネクタにより、薄型テレビの背面と壁との間には、ある程度の大きさのスペースが必要であり、このスペースを小さくできないという課題があった。
本開示は、前記従来の課題を解決するものであり、機器と壁等との間のスペースを小さくすることができる信号伝送用コネクタ、当該コネクタを備えたケーブル、当該ケーブルを備える表示装置及び映像信号出力装置を提供することを目的としている。
本開示の一態様である信号伝送用コネクタは、
電気信号の外部機器への出力又は前記電気信号の外部機器からの入力の少なくとも一方を行う端子を有する接続端子部と、
光信号と前記電気信号との間の光電変換を行う光電変換部を有するコネクタ部と、
前記光信号を伝送する光ファイバを保持し、前記光ファイバと前記光電変換部との間に光路を形成する1又は複数のケーブル保持部側ミラーを有するケーブル保持部と、
を備える。
本開示の一態様であるケーブルは、
光ファイバと、
前記光ファイバの端部に設けられた本開示の一態様である信号伝送用コネクタと、
を備える。
本開示の一態様である表示装置は、
映像を表示する表示部と、
映像信号を含む電気信号を入力する接続端子と、
前記接続端子に接続する本開示の一態様であるケーブルと、
を備える。
本開示の一態様である映像信号出力装置は、
映像信号を含む電気信号を生成する映像信号生成部と、
前記映像信号生成部からの前記電気信号を出力する接続端子と、
光ファイバを有するケーブルと、を備えた映像出力装置であって、
前記ケーブルは、前記光ファイバの一端に、少なくとも1つの本開示の一態様である信号伝送用コネクタが設けられ、前記光ファイバの他端に、前記接続端子に接続する第2の接続端子部と、前記接続端子からの電気信号を光信号に変換し、前記光ファイバに出力する第2の光電変換部と、を有する第2の信号伝送用コネクタが設けられている。
本開示によれば、機器と壁等との間のスペースを小さくすることができる。
本開示に係る実施の形態1の信号伝送用コネクタの使用例を模式的に示す説明図である。 本開示に係る実施の形態1の信号伝送用コネクタの構成を模式的に示す斜視図である。 図2のA−A’線を含む垂直面における断面図である。 本開示に係る実施の形態2の信号伝送用コネクタのコネクタ部とケーブル保持部が互いに回転した場合の構造を模式的に示す斜視図である。 本開示に係る実施の形態3の信号伝送用コネクタにおいて光ファイバが着脱可能な光ファイバ用ソケットを具備する構造を模式的に示す断面図である。 本開示に係る実施の形態4の信号伝送用コネクタの構成を模式的に示す断面図である。 本開示に係る実施の形態5の信号伝送用コネクタの構成を模式的に示す断面図である。 本開示に係る実施の形態6の信号伝送用コネクタの構成を模式的に示す断面図である。 本開示に係る実施の形態7の信号伝送用コネクタの構成を模式的に示す断面図である。 図9の回転面B−B’において矢印Iで示す方向から見た概略断面図である。 図9の回転面B−B’において矢印IIで示す方向から見た概略断面図である。 光信号入出射点とコネクタ部側レンズの配置を図9の回転面B−B’において矢印Iで示す方向から見た概略断面図である。 本開示に係る実施の形態7におけるトレーニングシーケンスのフローチャートである。 (a)は、本開示に係る実施の形態7の信号伝送用コネクタを接続した接続初期時における送信側チャネルと受信側チャネルの位置関係図である。(b)は、本開示に係る実施の形態7のコネクタにおいてトレーニングシーケンスによって送信側チャネルと受信側チャネルを対応させた場合の位置関係図である。 本開示に係る実施の形態8のケーブルの構造を模式的に示す断面図である。 本開示に係る実施の形態7の位置決め用の部材を示す説明図である。 本開示に係る実施の形態7のトレーニングシーケンス制御装置(マイコン等)を示す説明図である。
本開示に係る第1の態様の信号伝送用コネクタは、
電気信号の外部機器への出力又は前記電気信号の外部機器からの入力の少なくとも一方を行う端子を有する接続端子部と、
光信号と前記電気信号との間の光電変換を行う光電変換部を有するコネクタ部と、
前記光信号を伝送する光ファイバを保持し、前記光ファイバと前記光電変換部との間に光路を形成する1又は複数のケーブル保持部側ミラーを有するケーブル保持部と、
を具備する。
上記のように構成された本開示に係る第1の態様の信号伝送用コネクタは、光信号による伝送を行う形態とすることで、ケーブル保持部側ミラーによって光信号の光路を曲げることができる。従って、従来の銅線を用いたケーブルの曲げ部分を覆うコネクタのように銅線の曲げ半径を考慮する必要がなくなるので、信号伝送用コネクタのサイズを小さくすることができる。
本開示に係る第2の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1の態様における前記光電変換部は、前記ケーブル保持部側ミラーからの前記光信号を電気信号に変換し、前記端子は、前記電気信号を外部機器に出力してもよい。
このような構成により、信号伝送用コネクタのサイズを小さくした信号受信用のコネクタが実現できる。
本開示に係る第3の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1又は2の態様における前記端子は、前記電気信号を外部機器から入力し、前記光電変換部は、前記端子からの前記電気信号を前記光信号に変換してもよい。
このような構成により、信号伝送用コネクタのサイズを小さくした信号送信用のコネクタが実現できる。
本開示に係る第4の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第3の態様における前記光電変換部に端面発光レーザを用いてもよい。
このような構成により、光電変換部の端面(側面)から所望の光信号を出射することができる。
本開示に係る第5の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第3の態様における前記光電変換部に面発光レーザを用いてもよい。
このような構成により、光電変換部の面(底面)から所望の光信号を出射することができるとともに、コストを削減できる。
本開示に係る第6の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1乃至5のいずれかの態様における前記コネクタ部と前記ケーブル保持部との間の光路に平行な回転中心軸を中心に前記コネクタ部が回転可能に前記ケーブル保持部に接続されてもよい。
このような構成により、コネクタ部が回転中心軸を中心に回転することができる。
本開示に係る第7の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第6の態様における前記光電変換部は、複数の光信号入射点を有し、前記1又は複数のケーブル保持部側ミラーは、前記光電変換部の複数の光信号入射点に対向するように配置され、前記コネクタ部と前記ケーブル保持部との接触面と、前記光信号入射点と前記1又は複数のケーブル保持部側ミラーとの間の複数の光路との交点が回転中心軸を中心として同心円上に配置されてもよい。
このような構成により、コネクタ部とケーブル保持部が互いに所定の角度で回転できる信号伝送用コネクタを実現することができるとともに、伝送レーン数(伝送経路数)を容易に増やすことができる構成となる。
本開示に係る第8の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1乃至7のいずれかの態様における前記ケーブル保持部側ミラーは、光路が90度曲がるよう構成されてもよい。
このような構成により、背面に端子を有する機器、例えば薄型テレビを壁に掛けて使用する場合においても、ケーブルと薄型テレビとをコネクタで接続することにより、薄型テレビの背面と壁との間のスペースを小さくすることができる。
本開示に係る第9の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1乃至8のいずれかの態様における前記コネクタ部は、前記光電変換部と前記ケーブル保持部側ミラーとの間の光路にコネクタ部側レンズを備えてもよい。
このような構成により、ケーブル保持部側ミラーに反射された光信号を光電変換部に確実に集光させることができる。
本開示に係る第10の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1乃至9のいずれかの態様における前記ケーブル保持部は、前記光ファイバを着脱可能な光ファイバ用ソケットを備えてもよい。
このような構成により、光ファイバを容易に着脱することができ、使い勝手の良い信号伝送用コネクタを実現できる。
本開示に係る第11の態様の信号伝送用コネクタにおいて、前記の第1乃至9のいずれかの態様における前記光ファイバの端面には、前記コネクタ部と前記ケーブル保持部との間の光路における光軸に対して45度傾斜した反射面が形成されてもよい。
このような構成により、レンズの数を減らすことができるとともにレンズを配置する手間を省けるため、コスト削減を図ることができる。さらに、光ファイバの端面に反射面として金属膜を形成することにより、さらなるコスト削減が可能となる。
本開示に係る第12の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1乃至11のいずれかの態様における前記ケーブル保持部は、前記ケーブル保持部側ミラーと前記光ファイバとの間の光路にケーブル保持部側レンズを備えてもよい。
このような構成により、光ファイバからの光信号をケーブル保持部側ミラーに確実に集光させることができる。
本開示に係る第13の態様の信号伝送用コネクタにおいて、前記の第1乃至10のいずれかの態様における前記ケーブル保持部は、前記ケーブル保持部側ミラーと共に光路を形成するケーブル保持部側光導波路を備えてもよい。
このような構成により、信号伝送用コネクタは、光軸合わせが容易となり、作業性が大幅に向上する。
本開示に係る第14の態様の信号伝送用コネクタにおいて、前記の第1乃至10のいずれかの態様における前記光電変換部と前記光ファイバとの間の光路が、コネクタ部側ミラーと光導波路と前記ケーブル保持部側ミラーによって形成されてもよい。
このような構成により、光導波路を用いることによりレンズを使う必要が無くなり、容易な光軸合わせが可能な構成を実現することができる。また、レンズを配置するスペースが不要となるので、さらなるコネクタの小型化を実現することができる。
本開示に係る第15の態様の信号伝送用コネクタにおいては、前記の第1乃至第14のいずれかの態様における前記接続端子部は、接続方向に垂直な断面が非円形の形状を有してもよい。
このような構成により、接続端子部が非円形の形状であっても、信号伝送用コネクタを回転させることにより、回転自在なコネクタを実現できる。
本開示に係る第16の態様のケーブルにおいては、前記光ファイバと、前記光ファイバの端部に設けられた前記の第1乃至15のいずれかの態様の少なくとも1つの信号伝送用コネクタと、を具備する。
このような構成により、信号伝送用コネクタの小型化が実現されたケーブルを提供することができる。
本開示に係る第17の態様の表示装置において、映像を表示する表示部と、映像信号を含む電気信号を入力する接続端子と、前記接続端子に接続する前記信号伝送用コネクタと、を有する前記の第16の態様のケーブルと、を備えてもよい。
このような構成により、信号伝送用コネクタの小型化が実現されたケーブルを同梱した表示装置が実現できる。背面に接続端子を有する表示装置、例えば薄型テレビを壁に配置する際、薄型テレビの背面と壁との間のスペースを小さくすることができる。また、薄型テレビの背面と壁との間のスペースに設けたケーブルの見た目を悪くすることのない優れた意匠性を有して、ケーブルに対して無理な負荷をかけることがない構成となる。
本開示に係る第18の態様の映像信号出力装置において、映像信号を含む電気信号を生成する映像信号生成部と、前記映像信号生成部からの前記電気信号を出力する接続端子と、光ファイバを有するケーブルと、を備えた映像出力装置であって、前記ケーブルは、前記光ファイバの一端に、前記第1乃至15のいずれかの態様の少なくとも1つの信号伝送用コネクタが設けられ、前記光ファイバの他端に、前記接続端子に接続する第2の接続端子部と、前記接続端子からの電気信号を光信号に変換し、前記光ファイバに出力する第2の光電変換部と、を有する第2の信号伝送用コネクタが設けられてもよい。
このような構成により、信号伝送用コネクタの小型化が実現されたケーブルを同梱した映像表示装置が実現できる。
上記の概括的かつ特定の態様は、信号伝送用コネクタ、及び当該コネクタを備えたケーブル、表示装置及び映像信号出力装置を組み合わせて、任意の態様で実現してもよい。
以下、本開示に係る各実施の形態について、添付の図面を参照しながら説明する。なお、以下の全ての図において、同一又は相当部分には、同一の符号を付し、重複する説明は省略する。
(実施の形態1)
図1は、本開示に係る実施の形態1の信号伝送用コネクタの使用例を模式的に示す説明図である。壁4に掛けられた薄型テレビ5とラック上のBlu−ray(登録商標)ディスクレコーダ3とを接続する場合に、実施の形態1の信号伝送用コネクタ1(以下、コネクタ1)を備えたケーブル2を使用した例を示している。図1に示すように、実施の形態1のコネクタ1を備えたケーブル2を用いて、シンク機器である薄型テレビ5の背面に設けられた接続端子(HDMI(登録商標)端子)に実施の形態1のコネクタ1を接続した場合、薄型テレビ5の背面と壁4との間のスペースdを小さくすることができる。以下、実施の形態1のコネクタ1について詳述する。
図2は、本開示に係る実施の形態1のコネクタ1の構成を模式的に示す斜視図である。図3は、図2のコネクタの中心線であるA−A’線を含む垂直面(A−A’面)における断面図である。以降の実施の形態における断面図は、このA−A’面における断面図を示している。図2及び図3に示す実施の形態1の信号伝送用コネクタ1(以下、コネクタ1)は、ケーブル保持部30と、コネクタ部20と、接続端子部10とを備えている。接続端子部10は、薄型テレビ5などの外部機器に電気信号を出力する端子11を有する。端子11は、外部機器に電気信号を出力するのではなく、Blu−ray(登録商標)ディスクレコーダ3などの外部機器から電気信号を入力するものであってもよい。また、端子11は、外部機器に電気信号を出力するとともに外部機器からの電気信号を入力するものであってもよい。コネクタ部20は、電気信号と光信号との間の光電変換を行う光電変換部21を有する。コネクタ部20は、光電変換部21の光信号を集光するコネクタ部側レンズ22(以下、レンズ22)を有してもよい。また、コネクタ部20は、光電変換部21等を実装するコネクタ部側基板23(以下、基板23)を有していてもよい。ケーブル保持部30は、光信号を伝送する光ファイバ33を保持するよう構成されており、光ファイバ33と光電変換部21との間に光路を形成するケーブル保持部側ミラー31(以下、ミラー31)を有している。ケーブル保持部30は、光信号を集光するケーブル保持部側レンズ32(以下、レンズ32)を有していてもよい。ケーブル保持部30は、一つのケーブル保持部側ミラー31に代えて、光ファイバ33と光電変換部21との間に光路を形成する複数のケーブル保持部側ミラーを有していてもよい。光ファイバ33は、ケーブル保持部30に固定されていてもよい。また、光ファイバ33は、ケーブル保持部30に着脱可能に接続されていてもよい。以降の実施の形態では、例示として、コネクタ1に接続された薄型テレビ5などの外部機器が信号を受信する場合、即ち光ファイバ33から出射された光信号が光電変換部21に入力され、光電変換部21で光信号を電気信号に変換し、端子11から電気信号が出力される場合について説明する。
図2及び図3に示すように、本開示に係る実施の形態1のコネクタ1において、ケーブル保持部30は、所定の位置に光ファイバ33を保持している。光ファイバ33から出射された光信号は、レンズ32によってミラー31に集光され、光路が90度に曲がるようにミラー31によって反射される。ミラー31によって光路を変更された光信号は、コネクタ部20に設けられたレンズ22を介して光電変換部21に入力される。光電変換部21では、光信号を電気信号に変換して、基板23を介して接続端子部10に設けられた端子11に電気信号を出力する。このように、レンズ22、32及びミラー31を用いてレンズ結合することによって、光ファイバ33からの光束が確実に光電変換部21に収束される。
実施の形態1のコネクタ1において、ミラー31によって反射された光信号の光軸は、接続端子部10の端面E(シンク機器に対向する面)に対して直交している。即ち、光ファイバ33から出射された光信号は、ミラー31によって光路が90度に曲がるように反射され、接続端子10の端面Eに直交するように光電変換部21に入力される。なお、実施の形態1のコネクタ1において、ミラー31により反射される光信号の角度は、90度に限定するものではなく、ミラー31の配置角度により30度や60度などの任意の角度に曲げることも可能である。以下、実施の形態1の説明においては、90度で反射する場合について説明する。
次に、このコネクタ1を構成する部材について説明する。
<端子>
端子部10の端子11には、例えば、りん青銅の薄板で作られた端子を用いることができる。りん青銅は、バネ特性、耐摩耗性、及び加工性に優れているという特徴があり、コネクタのような複雑な形状のものでも加工しやすい。また、端子11に耐疲労性などの機能を付与するために、焼きなましが施工されていてもよい。
<光電変換部>
光電変換部21は、例えば、端面入射型フォトダイオードを用いることができる。これにより、光ファイバ33からの光信号が、端面入射型フォトダイオードに入力されて電気信号に変換される。光電変換部21は、フリップチップ法やワイヤーボンディング法によりコネクタ部20の基板23に実装されている。光電変換部21は、ボンディングワイヤやバンプ等の接合部を介して基板23に物理的に接続されている。このとき、光電変換部21と接合部との周囲には、充填剤であるアンダーフィルを形成してもよい。このアンダーフィルによって、光電変換部21と接合部との接続部分に加わる応力・歪を緩和して、実装の信頼性を高めることができる。
実施の形態1のコネクタ1に接続された外部機器から信号を送信する場合、光電変換部21としては、端面発光型の半導体レーザを用いることができる。端面発光型の半導体レーザは、その端面(側面)からレーザを出射することができる構成である。実施の形態1において、レーザを出射する端面発光型の半導体レーザの端面は、基準面である接続端子部10の端面Eと平行な面であり、端面Eに直交する方向にレーザが出射するよう構成されている。半導体レーザとしては、伝送速度が10Gbps程度の光伝送を行う場合、例えば、半導体レーザには発振波長が850nmのものを用いることができる。
<基板>
基板23には、シリコン基板を用いることができる。シリコン基板を用いることにより、例えば、半導体レーザとの熱膨張係数差を小さくすることができ、実装信頼性を高めることができる。また、基板23は、セラミック基板や熱膨張係数の低いガラスエポキシ基板や、高周波特性に優れたテフロン(登録商標)基板を用いてもよい。
<レンズ>
実施の形態1では、集光部材としてのレンズ22、32をコネクタ部20とケーブル保持部30に使用している。これらのレンズ22、32としては、シリコン、樹脂、ガラスなどのマイクロレンズを用いることができる。レンズ22とレンズ32は、それぞれの焦点距離が異なっていてもよい。
光ファイバ33から出射された光信号をレンズ32によってミラー31の中心に集光させる場合、光信号の光軸合わせを容易にするため、フォーカス位置を前後にずらして集光領域を広げ、光軸のずれを吸収するように調整してもよい。レンズ22についても同様の調整が可能である。
<ミラー>
ミラー31は、ガラス基板に反射膜を形成したもの、又はレンズ32と光ファイバ33とを固定する樹脂を切削加工や研磨により加工して、その表面に金属膜を形成したものでミラーを形成してもよい。ミラー31の角度は、光ファイバ33から出射された光信号の光路が90度に曲がって基準面Eに直交するように構成されているため、基準面Eに直交するケーブル保持30からコネクタ部20への光路における光軸に対して45度の傾斜角で配置される。
<光ファイバ>
光ファイバ33は、中心部にあるコア部33aと、そのコア部33aを被覆するクラッド部33bを備える。光ファイバ33の中心部のコア部33aは、例えば、石英ガラスで形成されており、直径がφ50μmのものが用いられる。コア部33aは、コア部33aとは屈折率が異なる石英ガラスで構成されたクラッド部33bで被覆されており、例えば、クラッド部33bの直径がφ125μmやφ250μmのものを用いることができる。
このように、本開示に係る実施の形態1においては、光信号による伝送を行う形態とすることで、ミラー31によって光信号を曲げることができるので、従来の銅線を用いたケーブルの曲げ部分を覆うコネクタよりもコネクタのサイズを小さくすることができる。従来のケーブルでは、90度に曲げる部分は、銅線の曲げ半径によってコネクタのサイズが制限されていたため、コネクタ部分のサイズダウンを図ることができなかった。しかし、実施の形態1において、コネクタ部20と、ケーブル保持部30及び光ファイバ33を用いることにより、そのような制約が無くなるため、コネクタ部分のサイズダウンを実現することができる。これにより、例えば、背面に端子を有するシンク機器である薄型テレビを壁に掛けて使用する場合、薄型テレビの背面と壁との間のスペースを小さくすることができる。また、ケーブル内の伝送線路として銅線を使用しないため、曲げのストレスにより、信号の劣化や銅線が断線するなどの問題が生じることがなく、信頼性の高いコネクタを実現することができる。
光ファイバ33は、コア部33aと、そのコア部33aを被覆するクラッド部33bとにより構成されている。クラッド部33bの直径は、Φ125μmのものを用いることが多い。それに対し、従来のケーブルで用いられる銅線の直径は、光ファイバ33の直径に比べて大きく、例えば、HDMI(登録商標)ケーブルで用いられるようなAWG(American Wire Gauge)で規定されている銅線では、比較的細いケーブルに用いられることが多いAWG28番でも直径Φ320μmもある。また、比較的太いケーブルで用いられるAWG24番では直径Φ510μmとなっている。このように、光ファイバ33の直径は、比較的細いケーブルに用いられる銅線のAWG28の直径と比較しても半分以下のサイズとなる。したがって、本開示に係る実施の形態1では、ケーブル保持部30の厚みを薄くすることができ、さらにコネクタ1の全体を小さくすることができる。
また、レンズ22、32を用いることにより光電変換部21又はミラー31等に光信号を集光させることができるので、光ファイバ33の光束を確実に光電変換部21に収束させることができる構成となる。
以上のように、本開示に係る実施の形態1のコネクタ1の構成によれば、従来のコネクタに比べてサイズを小さくすることができ、背面に端子を有する薄型テレビを壁に掛けて使用する場合、薄型テレビの背面と壁との間のスペースを小さくすることができる。
(実施の形態2)
以下、本開示に係る実施の形態2の信号伝送用コネクタについて、図4を用いて説明する。図4は、本開示に係る実施の形態2の信号伝送用コネクタ(以下、コネクタ100)の構造を模式的に示す斜視図である。実施の形態2のコネクタ100において、前述の実施の形態1のコネクタ1と異なる点は、コネクタ部20とケーブル保持部30との間の光路に平行な回転中心軸Cを中心にコネクタ部20とケーブル保持部30が互いに回転可能に接続されている点である。実施の形態2の他の構成は、実施の形態1と同じである。図4は、回転中心軸Cを中心にコネクタ部20とケーブル保持部30が互いに図2に示した実施の形態1のコネクタ1と同様の状態から90度回転した図である。コネクタ部20とケーブル保持部30は、90度、180度、270度及び360度(0度)回転した状態を保持できるように接続されていてもよい。また、90度単位に限定されることはなく、コネクタ部20とケーブル保持部30は、任意の角度で回転した状態を保持できるように接続されていてもよい。コネクタ部20とケーブル保持部30は、360度自由に回転できるように接続されていてもよい。また、回転可能な角度範囲が360度未満に制限されていてもよい。コネクタ部20とケーブル保持部30のどちらを回転させてもよい。
実施の形態2においては、前述した実施の形態1と同様に、光ファイバ33から出射された光信号は、レンズ32によってミラー31に集光され、光路が90度に曲がるようにミラー31によって反射される。ミラー31によって光路を変更された光信号は、コネクタ部20に設けられたレンズ22を介して光電変換部21に入力される。光電変換部21では、光信号を電気信号に変換して接続端子部10に設けられた端子11に電気信号を出力する。
実施の形態2において、コネクタ100は、例えば、コネクタ部20とケーブル保持部30との接触面(回転面B−B’)において回転中心軸Cを中心に回転する。回転面B−B’とは、図2でハッチングしている面である。実施の形態2において、ミラー31によって反射された光信号の光軸は、回転面B−B’に対して直交している。即ち、光ファイバ33から出射された光信号は、ミラー31によって光路が90度に曲がるように反射され、反射された光信号の光軸が回転面B−B’に直交するように光電変換部21に入射される。光信号の光軸と回転中心軸Cは一致する。これにより、コネクタ部20とケーブル保持部30が互いに回転した場合も、光ファイバ33と光電変換部21との間の光路を維持することができる。
接続端子部10の形状は、接続方向に垂直な断面が非円形、例えば、四角形、台形、楕円形等であってもよい。実施の形態2におけるコネクタ100は、接続端子部10が非円形の形状であっても、回転中心軸Cを中心に回転することができるため、シンク機器である薄型テレビに設けられた端子に対してコネクタ100においてケーブルの導出方向を回転させることができる構成となる。
以上のように、本開示に係る実施の形態2のコネクタ100の構成によれば、コネクタ部20とケーブル保持部30が回転中心軸Cを中心に回転可能な構成となる。
(実施の形態3)
以下、本開示に係る実施の形態3の信号伝送用コネクタについて、図5を用いて説明する。本開示に係る実施の形態3の信号伝送用コネクタ110(以下、コネクタ110)において光ファイバが着脱可能な光ファイバ用ソケットを具備する構成を模式的に示す断面図である。実施の形態3において、前述の実施の形態1及び2におけるコネクタ1及び100と異なる点は、ケーブル保持部30において、光ファイバ33を着脱することが可能な光ファイバ用ソケット36を具備する点である。実施の形態3の他の構成は、実施の形態1及び2と同じである。
図5に示すように、実施の形態3において、ケーブル保持部30は、光ファイバ33が着脱可能な光ファイバ用ソケット36を具備している。例えば、光ファイバ33における光ファイバ用ソケット36に挿入される側の端部には雄部が形成されており、光ファイバ用ソケット36には光ファイバ33の雄部と着脱できる雌部を形成する。このような構成により、光ファイバ33の雄部を光ファイバ用ソケット36に挿入することにより、光ファイバ用ソケット36の雌部と光ファイバ33の雄部が確実に係合し、信号伝送可能な状態で接続される。したがって、実施の形態3のコネクタ110では、光ファイバ用ソケット36を具備することによって、ケーブル保持部30に光ファイバ33を容易に着脱できる構成となっている。
以上のように、本開示に係る実施の形態3のコネクタ110の構成によれば、ケーブル保持部30に光ファイバ33を容易に着脱できる構成となり、使い勝手のよいコネクタ110を実現することができる。
(実施の形態4)
以下、本開示に係る実施の形態4の信号伝送用コネクタについて、図6を用いて説明する。図6は本開示に係る実施の形態4の信号伝送用コネクタ120(以下、コネクタ120)の構造を模式的に示す断面図である。前述の実施の形態1及び2におけるコネクタ1及び100と異なる点は、コネクタ部20とケーブル保持部30との間の光路における光軸に対して45度傾斜した反射面が形成されており、レンズ32を使用しない点である。実施の形態4において、その他の構成は、実施の形態1及び2におけるコネクタ1及び100の構成と同じである。
図6に示すように、実施の形態4において、光ファイバ33の端面は、コネクタ部20とケーブル保持部30との間の光路における光軸に対して45度傾斜した反射面(ミラー31)を形成している。これにより、光ファイバ33から出射された光信号は、反射面で90度曲がって光ファイバ33のクラッド33b側面を透過し、コネクタ部20のレンズ22を介して光電変換部21に入力される。光電変換部21では、光信号を電気信号に変換して接続端子部10に設けられた端子11に電気信号を出力する。
上記のように、光ファイバ33の端面には、光信号を反射させる反斜面(ミラー31)を形成してもよい。また、光ファイバ33の端面に形成される反射面としては、スパッタリングや金属蒸着により形成される金属膜を用いてもよい。
以上のように、本開示に係る実施の形態4の構成によれば、ケーブル保持部30にレンズ32を使用しない構成であり、レンズの数を減らすことができるとともに、レンズを正確に配置する手間を省くことができる。このため、実施の形態4は、コスト削減を図ることができる構成となる。さらに、実施の形態4においては、光ファイバ33の端面では金属膜を用いて反射面としているため、さらなるコスト削減が可能な構成となる。
(実施の形態5)
以下、本開示に係る実施の形態5の信号伝送用コネクタについて、図7を用いて説明する。図7は実施の形態5の信号伝送用コネクタ130(以下、コネクタ130)の構造を模式的に示す断面図である。前述の実施の形態1及び2におけるコネクタ1及び100と異なる点は、ケーブル保持部側基板35(以下、基板35)上のケーブル保持部側光導波路34(以下、光導波路34)を介してレンズ22と光ファイバ33が結合されている点である。よって、ケーブル保持部側レンズ32を設けなくてもよい。実施の形態5において、その他の構成は、実施の形態1及び2におけるコネクタ1及び100の構成と同じである。
図7に示すように、実施の形態5において、光ファイバ33から出射された光信号は、基板35上の光導波路34を介して、ミラー31によって90度に曲げて反射される。そして、反射された光信号は、レンズ22を介して光電変換部21に入力される。光電変換部21では、光信号を電気信号に変換し、接続端子部10に設けられた端子11に電気信号を出力する。
基板35は、シリコン基板を用いてもよい。実施の形態5において、シリコン基板上にミラー31を形成してもよい。シリコンの結晶方位を利用して表面に高精度のエッチング溝を加工し、この溝を利用してコネクタ部20とケーブル保持部30との間の光路の光軸に対して45度傾斜した高精度なミラー31を形成することができる。さらに、この溝上に光導波路34を形成することもできる。
以上のように、本開示に係る実施の形態5の構成によれば、光導波路34を介してレンズ22と光ファイバ33が結合されているため、光軸合わせが容易となり、作業性が大幅に向上する。
(実施の形態6)
以下、本開示に係る実施の形態6の信号伝送用コネクタについて、図8を用いて説明する。図8は実施の形態6の信号伝送用コネクタ140(以下、コネクタ140)の構造を模式的に示す断面図である。前述の実施の形態5におけるコネクタ130と異なる点は、光電変換部21において入力される光信号の方向である。また、実施の形態6において実施の形態5と異なる他の点は、コネクタ部20において、コネクタ部側ミラー24(以下、ミラー24)とコネクタ部側光導波路25(以下、光導波路25)を具備し、コネクタ部20においてレンズ22を使用しない点である。実施の形態5と同様に、光導波路25に代えてレンズ22を設けてもよい。実施の形態6において、その他の構成は、実施の形態5におけるコネクタ130の構成と同じである。
図8に示すように、実施の形態6のコネクタ140において、光ファイバ33から出射された光信号は、ケーブル保持部30の光導波路34を通り、ミラー31によって光路が90度に曲がるように反射される。反射された光信号は、コネクタ部20の光導波路25を通り、ミラー24によって光電変換部21の底面に入力される。光電変換部21の底面とは、基準面である接続端子部10の端面Eに対して、直交する面であり、基板23に対向する面である。光電変換部21では、光信号を電気信号に変換して接続端子部10に設けられた端子11に電気信号を出力する。
ミラー24とミラー31のそれぞれの傾斜角は、例えば、ケーブル保持部30からコネクタ部20への光路における光軸に対してそれぞれ45度で構成される。
コネクタ部20の基板23としては、前述したようにシリコン基板を用いてもよい。シリコン基板を用いることで、シリコンの結晶方位を利用して表面に高精度のエッチング溝を加工し、この溝を利用してケーブル保持部30からコネクタ部20への光路における光軸に対して45度の高精度なミラー24を形成することができる。さらに、この溝上に光導波路25を形成することができる。
実施の形態6における光電変換部21としては、面受光型フォトダイオードを用いることができる。実施の形態6のコネクタ140で信号を送信する場合、光電変換部21は、その底面から垂直方向に光を出射するVCSEL(Vertical Cavity Surface Emitting Laser)と呼ばれる垂直共振器型の面発光型半導体レーザを用いることができる。面発光型半導体レーザは、端面発光型の半導体レーザよりコストが低いという利点がある。
以上のように、本開示に係る実施の形態6の構成によれば、ファイバ保持部30に光導波路34を用い、コネクタ部20に光導波路25を用いることにより、コネクタ140においてレンズを用いなくても容易に光軸合わせが可能な構成を実現することができる。特に、コネクタ140が回転可能な構成である場合に有用な構成である。また、実施の形態6の構成は、レンズを配置するスペースが不要となるので、さらなるコネクタの小型化を実現することができる。
(実施の形態7)
以下、本開示に係る実施の形態7の信号伝送用コネクタについて、図9〜図12を用いて説明する。図9は、実施の形態7の信号伝送用コネクタ150(以下、コネクタ150)の構造を模式的に示す断面図である。図10は、図9の回転面B−B’において矢印Iで示す方向から見た概略断面図である。図11は、図9の回転面B−B’において矢印IIで示す方向から見た概略断面図である。図12は、コネクタ部20を回転した場合(90度)の光信号入射点とコネクタ部側レンズの配置を、図9の回転面B−B’において矢印Iで示す方向から見た概略断面図である。図9〜図12において、前述の実施の形態2と異なる点は、コネクタ部20に複数の光電変換部21と複数のレンズ22を配置し、ケーブル保持部30に複数のミラー31と複数の光ファイバ33を配置している点である。実施の形態7において、その他の構成は、実施の形態2のコネクタ構成と同じである。
図9に示すように、実施の形態7において、光電変換部21が、基板23の表裏面のそれぞれに実装されている。ここで、基板23の表裏面とは、回転面B−B’に直交する面である。なお、図9〜12では、2つの光電変換部21が基板23の表裏面に実装された場合を図示しているが、実施の形態7の構成としては、このような構成に限定されるものではなく、複数の信号入射点を有するアレイ品を用いることもできる。また、実施の形態7においては、光ファイバ33の例示として、実施の形態4において説明した光ファイバ33の端面と同様に、当該端面がコネクタ部20とケーブル保持部30と間の光路における光軸に対して45度傾斜したものを使用している。
図10に示すように、実施の形態7のコネクタ部20には、基板23の表裏面に取り付けられた光電変換部21の4つの光信号入射点26近傍に4つのレンズ22が配置されている。図11に示すように、ケーブル保持部30には、4つのミラー31と4つの光ファイバ33が配置されている。レンズ22及びミラー31は、アレイレンズ及びアレイミラーであってもよい。また、図12に示すように、コネクタ部20には、光電変換部21の4つの光信号入射点26と4つのレンズ22の中心が、コネクタ部20とケーブル保持部30との間の光路に平行な回転中心軸C’を中心に同心円上に配置された構成となっている。一方、ケーブル保持部30には、4つのミラー31が回転中心軸C’を中心に同心円上に配置されている。実施の形態7におけるコネクタ150において、コネクタ部20の光電変換部21の4つの光信号入射点26と4つのレンズ22は、ケーブル保持部30の4つのミラー31とそれぞれ対向する配置になっている。そして、コネクタ部20とケーブル保持部30との接触面(回転面B−B’)と、光信号入射点26とミラー31との間の4つの光路との交点が、回転中心軸C’を中心として同心円上に配置される構成となっている。このため、コネクタ部20を所定の角度で、例えば、90度、180度、270度で回転した場合でも、コネクタ部20における4つの光信号入射点26と4つのレンズ22の位置が、ケーブル保持部30の4つのミラー31の位置とそれぞれ対向するように配置される。
実施の形態7のコネクタ150では、4つの光ファイバ33から出射された各光信号が、各光ファイバ33の端面にある反射面(ミラー31)で光路が90度に曲げられる。その後、各光信号はミラー31に対向する4つのレンズ22を介して基板23の表裏面に実装された光電変換部21に入力される。光電変換部21では、各光信号を電気信号に変換し、電気信号を端子11から外部機器に出力する。
上記のように構成された実施の形態7においては、コネクタ部20をケーブル保持部30に対して所定の角度で回転した場合、例えば、90度、180度、270度と回転した場合でも、光ファイバ33から出射された各光信号が光電変換部21の各光信号入射点26に確実に入力されるため、伝送レーン(伝送経路)を増やすことができる構成である。実施の形態7において、伝送レーンを4つとしているが、4つに限られるものではなく、4つ以上の伝送レーンとしてもよいし、3つ又は2つの伝送レーンであってもよい。実施の形態7において、前述の実施の形態1〜6と同様に、レンズ結合又は光導波路を用いた結合を利用する構成としてもよい。
実施の形態7では、コネクタ部20をケーブル保持部30に対して所定の回転角度で回転させる構成であるため、位置決め用の部材を備えてもよい(図16参照)。例えば、コネクタ部20に位置決め用凸部60を設け、ケーブル保持部30に前記位置決め用凸部60と係合する位置決め用凹部61を設ける。このように位置決め用の部材を備えることにより、コネクタ部20を回転させたとき、位置決め用凸部60が位置決め用凹部61に係合されることにより、コネクタ部20がケーブル保持部30に対して所定の回転角度となるように保持することができる。位置決め用凸部60と凹部61との嵌合精度は10μm以下が好ましく、それによりレンズと光ファイバの光結合度を損なうことなく、回転することができる。
本開示に係る実施の形態7では、複数の伝送レーンを有するため、コネクタ150の接続初期において、各伝送レーンの信号が映像信号受信側機器(以下、受信側機器と呼ぶ)と映像信号送信側機器(以下、送信側機器と呼ぶ)で対応していない場合がある。そこで、電源供給時等において複数の伝送レーンにおける各信号を確認し、受信側と送信側の機器の信号を対応させる必要がある。このため、実施の形態7のコネクタ150を用いて接続される両端の機器は、信号を対応させるトレーニングシーケンスを実行するよう構成されていてもよい。この場合、トレーニングシーケンス用の制御信号のやり取りのために、コネクタ150および他端のコネクタは光信号の送受信が可能な構成となる。図13は、本開示に係る実施の形態7のコネクタ150を用いた場合におけるトレーニングシーケンスのフローチャートである。
以下、図13に示したフローチャートを用いてトレーニングシーケンスを説明する。
(1)受信側コネクタとして実施の形態7のコネクタ150を設けたケーブルが、送信側機器と受信側機器との間を接続する。
(2)送信側機器が接続確認用の電気信号を生成する。送信側コネクタの光電変換部は、接続確認用の電気信号を光信号に変換する。変換された光信号は光ファイバ33を介して受信側コネクタに送信される(ステップ1)。
(3)受信側コネクタにおいて光信号が受信され、光電変換部21が光信号を電気信号に変換する(ステップ2)。
(4)変換された電気信号は受信側機器に送信され、受信側機器は、受信した電気信号に基づき、受信側機器に受信側コネクタが接続されているか否かを判断する(ステップ3)。
(5)ステップ3において、受信側コネクタが受信側機器に接続されていないと判断された場合には、再びステップ2が繰り返される。受信側コネクタが受信側機器に接続されるまで、このフロー動作は、所定時間毎に実行される。
(6)ステップ3において、受信側コネクタが受信側機器に接続されていると判断された場合は、その旨を伝える電気信号が受信側機器から受信側コネクタ、光ファイバ33および送信側コネクタを介して送信側機器に送信される。接続確立の旨を伝える電気信号を受信した送信側機器は、チャネルの位置関係を特定するためのトレーニングシーケンス信号を生成する。トレーニングシーケンス信号は、送信側機器から、送信側コネクタ、光ファイバ33および受信側コネクタを介して受信側機器に送信される(ステップ4)。
(7)トレーニングシーケンス信号を受信した受信側機器は、トレーニングシーケンス信号のパターンから、受信側コネクタにおいて伝送レーンが回転して接続された際のチャネルの位置関係(対応関係)を検出する(ステップ5)。
(8)検出されたチャネルの位置関係(対応関係)に基づいて、受信側機器はデータチャネルを入れ替えて電気信号を受信する。これにより、送信側機器から受信側機器へのデータの送信を行うことができる。
上記トレーニングシーケンスは、送信側機器および受信側機器に代わり、送信側コネクタおよび受信側コネクタ内にそれぞれ設けられたトレーニングシーケンス制御装置(マイコン等)62が行ってもよい(図17参照)。コネクタ150が送信側コネクタであってもよい。コネクタ150の反対側の光ファイバ端部に設けられたコネクタは、後述するストレートタイプのコネクタであってもよい。図13のフローチャートにおいて、送信側機器と受信側機器とを入れ替えても良い。この場合も、トレーニングシーケンスは、送信側機器および受信側機器に代わり、送信側コネクタおよび受信側コネクタ内にそれぞれ設けられたトレーニングシーケンス制御装置62が行ってもよい。図17にはトレーニングシーケンス制御装置62は1つしか図示されていないが、複数個設けられていてもよい。
図14(a)は、本開示に係る実施の形態7のコネクタ150において、コネクタ150が薄型テレビと外部機器との間に接続された初期段階の位置関係図である。図14(b)は、本開示に係る実施の形態7のコネクタ150において、トレーニングシーケンスによって送信側と受信側のチャネルを対応させた場合の位置関係図である。図14(a)に示すように、実施の形態7におけるコネクタ部20を回転させて送信側機器に取り付けた場合、送信側と受信側のチャネルが対応していないとき、各伝送レーンにおいてデータの送受信を実行することができない。この場合、前述したトレーニングシーケンスを実行することによって、図14(b)に示すように、送信側チャネルと受信側チャネルを対応させることが可能となり、データの送受信を行うことができる。
以上のように、本開示に係る実施の形態7の構成によれば、所定の角度間隔で回転できるとともに、伝送レーン数の増加に対応可能なコネクタ及びそれを用いたケーブルを提供できる。また、コネクタ150が回転して送信側と受信側のチャネルが対応しなくなった場合でも、トレーニングシーケンスを実行することにより、送信側と受信側のチャネルを容易に対応させることができる。このため、実施の形態7のコネクタ150を設けたケーブルにより機器間を接続した構成においても、複数の伝送レーンで確実にデータの送受信が可能となる。
(実施の形態8)
以下、本開示に係る実施の形態8のケーブルについて、図15を用いて説明する。図15は、本開示に係る実施の形態8のケーブル構造を模式的に示す断面図である。実施の形態8において、ケーブル200の一端には、前述の実施の形態1〜7のコネクタ1及び100から150の何れかが設けられている。ケーブル200の他端には、第2の接続端子部40と、第2のコネクタ部50とを備えるストレートタイプのコネクタが設けられている。実施の形態8のケーブルは、ケーブル200の両端に設けられたコネクタと、両端のコネクタ間の光伝送経路を形成する光ファイバ33とにより構成されている。また、接続すべき機器仕様等に応じて、実施の形態1〜7のコネクタ1及び100から150の何れかを送信側コネクタ、ストレートタイプのコネクタを受信側コネクタとすることもできる。また、実施の形態1〜7のコネクタ1及び100から150の何れか及びストレートタイプのコネクタを送受信用コネクタとすることもできる。さらに、ケーブル200の両端に実施の形態1〜7のコネクタ1及び100から150の何れかを設けてもよい。図15のケーブル200は、実施の形態1のコネクタ1を受信側コネクタとして用い、ストレートタイプのコネクタを送信側コネクタとして用いた例を示している。以下の実施の形態8においては、前述した実施の形態1のコネクタ1を受信側コネクタ、ストレートタイプのコネクタを送信側コネクタとして説明する。
実施の形態8のケーブルにおいては、第2の接続端子部40の構成としては、実施の形態1〜7の接続端子部10と同じものを用いることができる。
第2のコネクタ部50には、第2の光電変換部51を備えている。第2の光電変換部51は、例えば、端面発光レーザ、又は面発光レーザを用いることができる。送信側コネクタにおいて、外部機器(ソース機器)からの電気信号が第2の接続端子40に設けられた端子から第2の基板53を介して第2の光電変換部51に入力される。第2の光電変換部51では、電気信号を光信号に変換して出射する。光信号は、第2のレンズ52で集光されて、光ファイバ33に確実に入射される。一方、受信側コネクタでは、光ファイバ33から出射された光信号がミラー31によって光路を90度曲げられて、レンズ22を介して光電変換部21に入力される。光電変換部21では、光信号が電気信号に変換され、電気信号は端子11から外部機器(シンク機器)に入力される。
第2の基板53は、基板23及び基板35と同様にシリコン基板を用いることができる。シリコン基板を用いることでフォトダイオードとの熱膨張係数差を小さくすることができ、実装信頼性を高めることができる。また、第2の基板53に、セラミック基板や熱膨張係数の低いガラスエポキシ基板や、高周波特性に優れたテフロン(登録商標)基板を用いてもよい。
実施の形態8のケーブルにおいて、実施の形態1〜7のコネクタを具備している側のコネクタは、受信側であるシンク機器側に接続されてもよい。例えば、シンク機器である薄型テレビの背面の接続端子に接続することにより、薄型テレビの背面を壁等により近づけることができる。
以上のように、本開示に係る実施の形態8の構成によれば、コネクタを小型化したケーブルを実現することができる。これにより、例えば背面に接続端子を有する薄型テレビを壁に配置する際、薄型テレビの背面にコネクタを挿入しても、薄型テレビの背面と壁との間のスペースを小さくすることができる。さらに、実施の形態8のケーブルを用いることにより、例えば薄型テレビの背面のスペースにおけるコネクタの見た目を悪くすることがなく、また無理な力が加わるような負荷をコネクタにかけることがないケーブルを提供することができる。
実施の形態8のケーブルをシンク機器である表示装置、又はソース機器である映像出力装置に同梱してもよい。表示装置としては、例えば、液晶テレビがあり、液晶テレビの接続端子には、実施の形態8における前述した実施の形態1〜7のコネクタが接続される構成としてもよい。また、映像出力装置としては、例えば、ブルーレイディスクプレイヤーがあり、ブルーレイディスクプレイヤーの接続端子には実施の形態8におけるストレートタイプのコネクタが接続される構成としてもよい。
本開示においては、光信号による信号伝送を行う構成とすることで、信号伝送用コネクタの小型化を実現することができる。その結果、本開示によれば、例えば背面に信号伝送用の端子を有する機器を壁に掛けて使用する場合、当該機器と外部機器とを信号伝送用コネクタを有するケーブルにより接続しても、当該機器の背面と壁との間のスペースを、使用者に、違和感、不快感を与えることがない小さなスペースとすることができる。
本開示をある程度の詳細さをもって各実施の形態において説明したが、これらの実施の形態の開示内容は構成の細部において変化してしかるべきものであり、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は請求された本開示の範囲及び思想を逸脱することなく実現し得るものである。
本開示に係る信号伝送用コネクタ及び当該コネクタを備えるケーブルは、光信号による信号伝送を行う構成とすることにより、例えば背面に接続端子を有する機器を壁に掛けて使用する場合においても、機器の背面と壁との間のスペースを小さくすることができ、信号伝送用コネクタ及びケーブルとして有用である。
1、100、110、120、130、140、150 コネクタ
2、200 ケーブル
3 Blu−rayディスクレコーダ
4 壁
5 薄型テレビ
10 接続端子部
11 端子
20 コネクタ部
21 光電変換部
22 コネクタ部側レンズ
23 コネクタ部側基板
24 コネクタ部側ミラー
25 コネクタ部側光導波路
26 光信号入出射点
30 ケーブル保持部
31 ケーブル保持部側ミラー
32 ケーブル保持部側レンズ
33 光ファイバ
33a コア部
33b クラッド部
34 ケーブル保持部側光導波路
35 ケーブル保持部側基板
36 光ファイバ用ソケット
40 第2の接続端子部
41 第2の端子
50 第2のコネクタ部
51 第2の光電変換部
52 第2のレンズ
53 第2の基板
60 位置決め用凸部
61 位置決め用凹部
62 トレーニングシーケンス制御部
C、C’ 回転中心軸
E 接続端子部の端面(基準面)

Claims (16)

  1. 電気信号の外部機器への出力又は前記電気信号の外部機器からの入力の少なくとも一方を行う端子を有する接続端子部と、
    光信号と前記電気信号との間の光電変換を行う光電変換部を有するコネクタ部と、
    前記光信号を伝送する光ファイバを保持し、前記光ファイバと前記光電変換部との間に光路を形成する複数のケーブル保持部側ミラーを有するケーブル保持部と、
    を具備し、
    前記コネクタ部と前記ケーブル保持部との間の光路に平行な回転中心軸を中心に前記コネクタ部が回転可能に前記ケーブル保持部に接続され、
    前記光電変換部は、複数の光信号入射点を有し、前記複数のケーブル保持部側ミラーは、前記光電変換部の前記複数の光信号入射点に対向するように配置され、前記コネクタ部と前記ケーブル保持部との接触面と、前記光信号入射点と前記複数のケーブル保持部側ミラーとの間の複数の光路との交点が回転中心軸を中心として同心円上に配置されている、信号伝送用コネクタ。
  2. 前記光電変換部は、前記ケーブル保持部ミラーからの前記光信号を電気信号に変換し、
    前記端子は、前記電気信号を外部機器に出力する、請求項1に記載の信号伝送用コネク
    タ。
  3. 前記端子は、前記電気信号を外部機器から入力し、
    前記光電変換部は、前記端子からの前記電気信号を前記光信号に変換する、請求項1又は2に記載の信号伝送用コネクタ。
  4. 前記光電変換部は、端面発光レーザを有する請求項3に記載の信号伝送用コネクタ。
  5. 前記光電変換部は、面発光レーザを有する請求項3に記載の信号伝送用コネクタ。
  6. 前記ケーブル保持部側ミラーは、光路が90度曲がるよう構成されている請求項1乃至5のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  7. 前記コネクタ部は、前記光電変換部と前記ケーブル保持部側ミラーとの間の光路にコネクタ部側レンズを備える請求項1乃至6のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  8. 前記ケーブル保持部は、前記光ファイバを着脱可能な光ファイバ用ソケットを備える請求項1乃至7のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  9. 前記光ファイバの端面には、前記コネクタ部と前記ケーブル保持部との間の光路における光軸に対して45度傾斜した反射面が形成される請求項1乃至7のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  10. 前記ケーブル保持部は、前記ケーブル保持部側ミラーと前記光ファイバとの間の光路にケーブル保持部側レンズを備える請求項1乃至のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  11. 前記ケーブル保持部は、前記ケーブル保持部側ミラーと共に光路を形成するケーブル保持部側光導波路を備える請求項1乃至8のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  12. 前記光電変換部と前記光ファイバとの間の光路が、コネクタ部側ミラーと光導波路と前記ケーブル保持部側ミラーによって形成される請求項1乃至8のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  13. 前記接続端子部は、接続方向に垂直な断面が非円形の形状を有する、請求項1乃至12のいずれか一項に記載の信号伝送用コネクタ。
  14. 前記光ファイバと、前記光ファイバの端部に設けられた前記請求項1乃至13のいずれか一項に記載の少なくとも1つの信号伝送用コネクタと、を具備するケーブル。
  15. 映像を表示する表示部と、
    映像信号を含む電気信号を入力する接続端子と、
    前記接続端子に接続する前記信号伝送用コネクタを有する請求項14に記載のケーブルと、
    を備えた表示装置。
  16. 映像信号を含む電気信号を生成する映像信号生成部と、
    前記映像信号生成部からの前記電気信号を出力する接続端子と、
    光ファイバを有するケーブルと、を備えた映像出力装置であって、
    前記ケーブルは、前記光ファイバの一端に、前記請求項1乃至13のいずれか一項に記載の少なくとも1つの信号伝送用コネクタが設けられ、前記光ファイバの他端に、前記接続端子に接続する第2の接続端子部と、前記接続端子からの電気信号を光信号に変換し、前記光ファイバに出力する第2の光電変換部と、を有する第2の信号伝送用コネクタが設けられている映像信号出力装置。
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