JP5727439B2 - ゲーム提供装置及びこれに用いるプログラム - Google Patents

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本発明は、ゲーム提供装置に関し、詳しくは、通信可能に接続された端末装置を操作するプレイヤに対し、ゲーム媒体を用いた所定のアクションを繰り返し実行することによって進行するゲームを提供するゲーム提供装置に関する。
従来より、携帯電話端末やパーソナルコンピュータ、ゲーム用コンソール等を用いてプレイされるオンラインゲームの一類型として、キャラクタカードやアイテムカードなどのゲーム媒体を用いてプレイするカードゲームが知られている。こうしたカードゲームでは、プレイヤからの要求に応じてカードがプレイヤに提供され、提供するカードの中に出現頻度が低い所謂「レアカード」を含ませることによってプレイヤのカード取得に対する意欲の向上を図るものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2008−93165号公報
しかしながら、こうしたカードゲームでは、カードを取得する行為と取得したカードを用いたゲームの進行とは比較的独立している。従って、所謂「レアカード」を含ませること等によってカードの取得に対するプレイヤの意欲の向上は図れるとしても、カードゲーム自体のゲーム性の向上には貢献し難い。ゲーム自体のゲーム性を向上させるために、ゲーム媒体を取得する行為と取得したゲーム媒体を用いたゲームの進行とを効果的に連携させることが望ましい。
本発明は、ゲーム媒体を取得する行為と取得したゲーム媒体を用いたゲームの進行とを効果的に連携させることを目的の一つとする。本発明の他の目的は、本明細書全体を参照することにより明らかとなる。
本発明の一実施形態に係るゲーム提供装置は、通信可能に接続された端末装置を操作するプレイヤに対し、ゲーム媒体を用いた所定のアクションを繰り返し実行することによって進行するゲームを提供するゲーム提供装置であって、少なくとも1つの前記ゲーム媒体が対応する抽選対象を含む複数の抽選対象を有する抽選を実行し前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を決定するゲーム媒体決定手段と、前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を当該プレイヤが操作する端末装置に表示させるゲーム媒体表示手段と、前記プレイヤからの要求に応じて、当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体を用いた前記所定のアクションを実行するアクション実行手段と、前記所定のアクションが実行されたことを必要条件の1つとして前記抽選を実行し当該所定のアクションの実行を要求したプレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定するゲーム媒体再決定手段と、を備える。
本発明の一実施形態に係るプログラムは、コンピュータを、通信可能に接続された端末装置を操作するプレイヤに対し、ゲーム媒体を用いた所定のアクションを繰り返し実行することによって進行するゲームを提供するゲーム提供装置として機能させるプログラムであって、少なくとも1つの前記ゲーム媒体が対応する抽選対象を含む複数の抽選対象を有する抽選を実行し前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を決定するゲーム媒体決定処理と、前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を当該プレイヤが操作する端末装置に表示させるゲーム媒体表示処理と、前記プレイヤからの要求に応じて、当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体を用いた前記所定のアクションを実行するアクション実行処理と、前記所定のアクションが実行されたことを必要条件の1つとして前記抽選を実行し当該所定のアクションの実行を要求したプレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定するゲーム媒体再決定処理と、を前記コンピュータに実行させる。
本発明の様々な実施形態によって、ゲーム媒体を取得する行為と取得したゲーム媒体を用いたゲームの進行とを効果的に連携させることができる。
本発明の一実施形態に係るゲーム提供装置として機能するサーバ装置10を含むゲームシステムを概略的に示すブロック図。 端末装置30のアーキテクチャを概念的に示すブロック図。 サーバ装置10の機能を示すブロック図。 一実施形態におけるキャラクタ管理テーブルの一例。 一実施形態における領域管理テーブルの一例。 一実施形態におけるキャラクタ配置管理テーブルの一例。 一実施形態におけるプレイヤ管理テーブルの一例。 一実施形態におけるゲーム処理の一例を示すフロー図。 一実施形態におけるトップ画面70の一例。 一実施形態におけるトップ画面70aの一例。
以下、適宜図面を参照し、本発明の様々な実施形態を説明する。なお、図面において共通する構成要素には同一の参照符号が付されている。
図1は、本発明の一実施形態としてのゲーム提供装置として機能するオンラインゲーム用サーバ装置10を含むゲームシステムを概略的に示すブロック図である。図1に示すように、オンラインゲーム用サーバ装置10(以下、単に「サーバ装置10」ということがある。)は、インターネット等の通信網20を介して、通信機能を備える複数の端末装置30-1、30-2、・・・、30-N(以下、「端末装置30」と総称することがある。)と通信可能に接続されている。
サーバ装置10は、図示のとおり、CPU11と、メインメモリ12と、ユーザI/F13と、通信I/F14と、外部メモリ15と、ディスクドライブ16とを含み、これらの各構成要素がバス17を介して互いに電気的に接続されている。CPU11は、外部メモリ15からオペレーティングシステムやオンラインゲームの進行を制御する様々なプログラムをメインメモリ12にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ12は、CPU11が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F13は、例えば、オペレータの入力を受け付けるキーボードやマウス等の情報入力装置と、CPU11の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置とを含む。通信I/F14は、ハードウェア、ファームウェア、又はTCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装され、通信網20を介して端末装置30と通信可能に構成される。
外部メモリ15は、例えば磁気ディスクドライブで構成され、オンラインゲームの進行を制御するための制御用プログラム等の様々なプログラムが記憶される。また、外部メモリ15には、ゲームにおいて用いられる各種データも記憶され得る。外部メモリ15に記憶され得る各種データは、サーバ装置10と通信可能に接続される、サーバ装置10とは物理的に別体のデータベースサーバに格納されてもよい。ディスクドライブ16は、CD-ROM、DVD-ROM、DVD-R等の各種の記憶メディアに格納されたデータを読み込み、又は、これらの記憶メディアにデータを書き込む。例えば、記憶メディアに格納されたゲームアプリケーションやゲームデータ等のデータは、ディスクドライブ16により読み込まれ、外部メモリ15にインストールされる。
一実施形態において、サーバ装置10は、階層構造の複数のウェブページから成るウェブサイトを管理するウェブサーバであり、端末装置30に対してゲームサービスを提供することができる。端末装置30は、ウェブページを表示するためのHTMLデータをサーバ装置10から取得し、取得したHTMLデータを解析して、当該ウェブページを端末装置30のユーザ(ゲームのプレイヤ)に提示することができる。このようなウェブページを介して提供されるゲームは、ブラウザゲームと称されることがある。外部メモリ15には、このウェブページを表示するためのHTMLデータも記憶される。HTMLデータは、HTML等のマークアップ言語で記述されたHTML文書から成り、このHTML文書には、様々な画像が関連付けられる。また、HTML文書には、ActionScriptやJavaScript(登録商標)等のスクリプト言語等で記述されたプログラムが埋め込まれ得る。
外部メモリ15には、端末装置30においてブラウザソフトウェア以外の実行環境上で実行されるゲームアプリケーションも格納され得る。このゲームアプリケーションには、ゲームを実行するためのゲームプログラムや当該ゲームプログラム実行時に参照される画像データ等の各種データを含めることができる。ゲームプログラムは、例えば、Objective-C、Java(登録商標)等のオブジェクト指向プログラミング言語で作成される。作成されたゲームプログラムは、各種データとともに、アプリケーションソフトウェアとして外部メモリ15に記憶される。外部メモリ15に記憶されたアプリケーションソフトウェアは、配信要求に応じて、端末装置30に配信される。サーバ装置10から配信されたアプリケーションソフトウェアは、端末装置30において、CPU31の制御に従って通信I/F34を介して受信され、受信されたゲームプログラムが外部メモリ35に送信され記憶される。このアプリケーションソフトウェアは、プレイヤによる端末装置30の操作に応じて起動され、端末装置30に実装されたNgCore(商標)やAndroid(商標)等のプラットフォーム上で実行される。サーバ装置10は、端末装置30で実行されているゲームアプリケーションに対してゲームの進行に必要な各種データを提供する。また、サーバ装置10は、端末装置30から送信される各種データをプレイヤごとに記憶することで、プレイヤごとにゲームの進行を管理することができる。
このように、サーバ装置10は、ゲームサービスを提供するウェブサイトを管理し、当該ウェブサイトを構成するウェブページを端末装置30からの要求に応じて配信することにより、ゲームを進行させることができる。また、サーバ装置10は、このようなブラウザゲームとは代替的に、又は、ブラウザゲームに加えて、端末装置30で実行されるゲームアプリケーションとの通信に基づいてゲームを進行させることができる。サーバ装置10は、いずれの態様でゲームを提供するにしても、各プレイヤを識別する識別情報ごとにゲームの進行に必要なデータを記憶することができる。詳細な説明は省略するが、サーバ装置10は、ゲームの開始時のプレイヤの認証処理やゲームの進行に応じて発生する課金処理を行う機能を有することもできる。サーバ装置10によって提供されるゲームには、アクションゲーム、ロールプレイングゲーム、野球対戦ゲーム、カードゲーム等の任意のゲームが含まれる。サーバ装置10のウェブサイト又はゲームアプリケーションによって実現されるゲームの種類は、本明細書において明示されたものに限られない。
端末装置30は、一実施形態において、サーバ装置10から取得したゲーム用ウェブサイトのウェブページをウェブブラウザ上で表示することができる任意の情報処理装置であり、例えば、携帯電話機、スマートフォン、ゲーム用コンソール、パーソナルコンピュータ、タッチパッド、及び電子書籍リーダーを含むがこれらには限られない。また、端末装置30は、ゲームアプリケーションを実行するためのアプリケーション実行環境を実装した任意の情報処理装置としても機能する。
端末装置30のアーキテクチャについて図2を参照して説明する。図2は、端末装置30のアーキテクチャを概念的に示すブロック図である。端末装置30は、図示のとおり、CPU31と、メインメモリ32と、ユーザI/F33と、通信I/F34と、外部メモリ35と、を含み、これらの各構成要素がバス36を介して互いに電気的に接続されている。
CPU31は、外部メモリ35からオペレーティングシステム等の様々なプログラムをメインメモリ32にロードし、ロードしたプログラムに含まれる命令を実行する。メインメモリ32は、CPU31が実行するプログラムを格納するために用いられ、例えば、DRAMによって構成される。
ユーザI/F33は、例えば、プレイヤ(ユーザ)の入力を受け付けるタッチパネル、キーボード、ボタンやマウス等の情報入力装置と、CPU31の演算結果を出力する液晶ディスプレイ等の情報出力装置とを含む。通信I/F34は、ハードウェア、ファームウェア、又は、TCP/IPドライバやPPPドライバ等の通信用ソフトウェア又はこれらの組み合わせとして実装され、通信網20を介してサーバ装置10と通信可能に構成される。
外部メモリ35は、例えば磁気ディスクドライブやフラッシュメモリ等により構成され、オペレーティングシステム等の様々なプログラムを記憶する。また、外部メモリ35は、サーバ装置10から通信I/F34を介してゲームアプリケーションを受信した場合には、この受信したゲームアプリケーションを記憶する。
このようなアーキテクチャを有する端末装置30は、例えば、HTML形式のファイル(HTMLデータ)を解釈して画面表示するためのブラウザソフトウェアを備えており、このブラウザソフトウェアの機能によりサーバ装置10から取得したHTMLデータを解釈して、受信したHTMLデータに対応するウェブページを表示することができる。また、端末装置30は、ブラウザソフトウェアに組み込まれるプラグインソフト(例えば、アドビシステムズ社から提供されているFlash Player)を備えており、HTMLデータに埋め込まれたSWF形式のファイルをサーバ装置10から取得し、当該SWF形式のファイルをブラウザソフトウェア及びプラグインソフトを用いて実行することができる。
端末装置30においてゲームが実行されると、例えば、プログラムにより指示されたアニメーションや操作用アイコンが端末装置30の画面に表示される。プレイヤは、端末装置30の入力インタフェース(例えば、タッチスクリーンやボタン)を用いてゲームを進行させるための指示を入力することができる。プレイヤから入力された指示は、端末装置30のブラウザやNgCore(商標)等のプラットフォームの機能を通じてサーバ装置10に伝達される。
次に、図1に示した各構成要素によって実現されるサーバ装置10の機能について説明する。前述したように、サーバ装置10においては様々な種類のゲームが提供されるが、本発明の説明に適したゲームの一例として、ゲームに参加する複数のプレイヤが、複数の領域からなるゲームフィールド上の各領域に対してゲーム媒体としてのキャラクタを配置することにより、各領域に対応するポイントを獲得して競う領域争奪ゲームを挙げることができる。以下、この領域争奪ゲームの例を中心に、サーバ装置10の一実施形態を説明する。図3は、本発明の一実施形態に係るサーバ装置10の機能を示すブロック図である。サーバ装置10は、図示するように、ゲームの進行を制御するゲーム進行制御部51と、ゲームの進行に用いる各種テーブルを記憶する情報記憶部52と、プレイヤが使用可能なゲーム媒体としてのキャラクタを抽選により決定するキャラクタ決定・再決定部53と、決定したキャラクタを端末装置30に表示させるキャラクタ表示部54と、キャラクタを配置する領域の選択を受け付ける領域選択受付部55と、選択された領域へのキャラクタの配置を実行するアクション実行部56と、キャラクタの領域への配置に応じてプレイヤにポイントを付与するポイント付与部57と、各プレイヤに付与されたポイントに基づいてゲームの結果を判定するゲーム結果判定部58とを備える。これらの機能は、CPU11やメインメモリ12、外部メモリ15に記憶されている各種プログラムやテーブルなどが協働して動作することにより実現される。
ゲーム進行制御部51は、ゲームの進行に必要な様々なデータを端末装置30との間で送受信し、かかるデータをプレイヤごとに管理することでプレイヤごとにゲームの進行を制御することができる。例えば、ゲーム進行制御部51は、ゲームサービスを提供するウェブサイトを構成するウェブページを、端末装置30からの要求に応じて、端末装置30に順次表示させる。表示されたウェブページ上のハイパーリンクがプレイヤによって選択されると、ゲーム進行制御部51は、当該ハイパーリンクに対応する新たなHTMLデータを端末装置30に送信する。端末装置30では、この新たなHTMLデータに基づいたウェブページが表示される。このように、ゲーム進行制御部51によって、サーバ装置10に記憶されているウェブページがプレイヤの操作に応じて端末装置30に順次提供されるので、プレイヤは、ゲーム進行制御部51の機能により、自らの操作に基づいてゲームを進行させることができる。
端末装置30でゲームアプリケーションが実行される場合には、ゲーム進行制御部51は、ゲームで用いられる各種データを当該ゲームアプリケーションに対して送信することができる。ゲーム進行制御部51は、例えば、端末装置30のゲームアプリケーションから所定のミッションをクリアしたことを示す制御信号を受け付けたときに、クリアされたミッションの次のミッションに関連する各種パラメータを当該ゲームアプリケーションに対して提供する。ゲームアプリケーションは、サーバ装置10から提供されたデータをロードしてゲームを進行させることができる。
端末装置30は、ゲームで用いられる各種のパラメータ値を示す情報(ゲームポイントの獲得数や獲得したアイテムに関する情報等)やステータスを示す情報(達成したミッションを特定する情報等)等のゲームの進行に関連する情報を、ブラウザソフトウェアやゲームアプリケーションの機能を利用して、適宜サーバ装置10に送信することができる。ゲーム進行制御部51は、複数の端末装置30から受信したゲームの進行に関連する情報をプレイヤごとに記憶することで、プレイヤごとにゲームの進行を制御することができる。これにより、プレイヤが自らのIDを用いてサーバ装置10にログインしたときに、サーバ装置10が当該プレイヤに対応付けて保持しているゲームの進行に関する情報に基づいて、当該プレイヤの進行に応じたステージ(例えば、中断直前のステージ)からゲームが再開される。後述するように、ゲームの進行に必要な情報は、ゲーム進行制御部51以外にも、サーバ装置10の様々な機能によって管理され得る。
情報記憶部52は、ゲームで用いるゲーム媒体としてのキャラクタに関する情報を管理するキャラクタ管理テーブル52aと、キャラクタを配置する領域に関する情報を管理する領域管理テーブル52bと、領域へのキャラクタ配置に関する情報を管理するキャラクタ配置管理テーブル52cと、ゲームに参加するプレイヤに関する情報を管理するプレイヤ管理テーブル52dとを記憶する。
キャラクタ管理テーブル52aの一例を図4に示す。キャラクタ管理テーブル52aは、図示するように、キャラクタを識別する「キャラクタID」と対応付けて、このキャラクタが有するパラメータ値としての「標準カロリー摂取速度」などの情報が記憶されている。この例における領域争奪ゲームでは、各領域を食べ物(例えば、プリン)で表現し、プレイヤによるポイント獲得をキャラクタ(例えば、クマ)による食べ物の消費(カロリー摂取)で表現する。このため、キャラクタ管理テーブル52aで管理する標準カロリー摂取速度(例えば、一分間あたりのカロリー摂取量(カロリー/分))は、各キャラクタにおけるポイント獲得速度を示すものとなる。
領域管理テーブル52bの一例を図5に示す。領域管理テーブル52bは、図示するように、各領域を識別する「領域ID」と対応付けて、この領域が属するゲームフィールドを識別する「ゲームフィールドID」、領域のゲームフィールド上での位置座標を示す「フィールド内位置」、領域に設定されているゲーム開始時のカロリーを示す「基準カロリー」、この領域に残存しているカロリーを示す「残カロリー」などの情報が記憶されている。ここで、詳しくは後述するが、「残カロリー」にはゲーム開始時は「基準カロリー」の値が設定されており、ゲームの進行に従って各プレイヤがカロリーを摂取(ポイントを獲得)すると、摂取したカロリー分が減じられる。また各領域は「領域ID」によって識別されるが、「ゲームフィールドID」と「フィールド内位置」との組み合わせによっても識別可能となっている。
キャラクタ配置管理テーブル52cの一例を図6に示す。キャラクタ配置管理テーブル52cは、図示するように、「領域ID」と対応付けて、この領域にその時点で配置されているキャラクタの「キャラクタID」、領域にキャラクタを配置したプレイヤを識別する「プレイヤID」、領域にキャラクタを配置する際にプレイヤが投入したプレイヤポイントを示す「使用PP」、配置されているキャラクタがこの領域において摂取したカロリーを示す「取得カロリー」、配置されているキャラクタがこの領域に配置された時刻を示す「配置時刻」、配置されているキャラクタがこの領域に配置可能な残り時間を示す「残り時間」などの情報が記憶されている。
プレイヤ管理テーブル52dの一例を図7に示す。プレイヤ管理テーブル52dは、図示するように、プレイヤを識別する「プレイヤID」と対応付けて、このプレイヤが保有する領域争奪ゲームで使用可能なプレイヤポイント(PP)を示す「保有PP」、プレイヤが参加している領域争奪ゲームのゲームフィールドを識別する「ゲームフィールドID」、プレイヤが所属するチームを識別する「チームID」、プレイヤが使用可能なキャラクタを決定するために実行した抽選の結果を示す「抽選結果」、プレイヤが参加しているゲームフィールド内で摂取したカロリー(獲得したポイント)の累積値を示す「累積取得カロリー」などの情報が記憶されている。ここで一実施形態におけるキャラクタの抽選は、図7で「抽選結果」として例示するように、「小クマ」(「キャラクタID」が「C01」)、「中クマ」(「キャラクタID」が「C02」)、「大クマ」(「キャラクタID」が「C03」)、「小クマ×2匹」、「小クマ×3匹」の5つの抽選対象を有し、それぞれの抽選結果に対応するキャラクタがプレイヤによって使用可能なキャラクタとなる。
次に、こうして構成された本発明の一実施形態としてのサーバ装置10の動作について説明する。図8は、サーバ装置10により実行されるゲーム処理の一例を示すフロー図である。ゲーム処理では、まず、ゲームを開始する前に必要な各種の処理を行う事前処理を実行する(工程P100)。事前処理で行う各種の処理としては、例えば、サーバ装置10が提供する他のゲームを実行しているプレイヤの端末装置30に対して領域争奪ゲームの開催を予告するデータを提供する処理や領域争奪ゲームへの参加登録をプレイヤの端末装置30から受け付ける処理、各プレイヤの端末装置30からチームの編成を要求するデータを受け付けてチームの編成を管理する処理などを挙げることができる。詳細な説明は省略するが、チームの編成を管理することにより、プレイヤ管理テーブル52dの「チームID」にプレイヤが参加するチームの「チームID」が設定される。
そして、領域争奪ゲームの開始条件が成立すると、ゲームの開始に必要な各種処理を行う開始処理を実行する(工程P102)。領域争奪ゲームの開始条件としては、例えば、ゲームを提供するゲームプロバイダが予め設定した時刻となること、などを挙げることができる。開始処理で行う各種の処理としては、例えば、予め参加登録したプレイヤの端末装置30に対して領域争奪ゲームの開始を通知するデータを提供する処理や、後述する領域争奪ゲームのトップ画面70が各プレイヤの端末装置30に対して提供可能となるよう設定する処理などを挙げることができる。
ここで、領域争奪ゲームをプレイするための基本的な画面である図9に例示するトップ画面70について説明する。前述したように、このトップ画面70は、工程P102の開始処理の実行により各プレイヤの端末装置30に対して提供可能となる画面である。トップ画面70は、図示するように、画面上方から下方へ、ゲームの残り時間やプレイヤの累積取得カロリーを表示する基本情報表示部72と、複数の領域からなるゲームフィールドを表示するゲームフィールド表示部74と、キャラクタを領域に配置する際に投入するプレイヤポイントを選択するための使用PP選択部76と、プレイヤがその時点で使用可能なキャラクタに関する情報を表示するキャラクタ表示部78とを有する。この例では、図示するように、ゲームフィールドは4行5列からなる20個のプリンとして表現されている。
図8のフロー図に戻り、工程P102の開始処理が実行されると、次に、各プレイヤの端末装置30からの要求に応答してゲーム媒体(キャラクタ)の抽選を行うゲーム媒体抽選処理(工程P104)と、ゲーム媒体を領域に配置するゲーム媒体配置処理(工程P106)と、プレイヤにポイントを付与すると共にゲーム媒体の配置を解除するポイント付与・配置解除処理(工程P108)とを、ゲーム終了までの間、繰り返し実行する。
ゲーム媒体抽選処理(工程P104)では、予め定められた条件を満たしたときに、キャラクタ管理テーブル52aで管理されているキャラクタの中から抽選によりキャラクタを決定し、対応するプレイヤの端末装置30のトップ画面70のキャラクタ表示部78に決定したキャラクタを表示させる。例えば、以下の条件を満たした場合において、抽選によりキャラクタを決定する。ゲームの開始時;プレイヤが使用可能なキャラクタを領域に配置して使用可能なキャラクタが不在となった時;プレイヤが使用可能なキャラクタを領域に配置して使用可能なキャラクタが不在となってから所定時間(例えば、5分)が経過した時;プレイヤが使用可能なキャラクタを領域に配置した後に、領域に配置したキャラクタが後述するポイント付与・配置解除処理(工程P108)によって配置解除された時。なお、こうした各条件を満たした場合、サーバ装置10によって自動的に抽選によりキャラクタを決定しても良いし、プレイヤの端末装置30に表示されるトップ画面70の図示しない抽選を要求するボタンがプレイヤによって選択できるようにし、プレイヤによってこのボタンが選択されたときに抽選によりキャラクタを決定するようにしても良い。キャラクタの抽選は、前述したように、「小クマ」、「中クマ」、「大クマ」、「小クマ×2匹」、「小クマ×3匹」の5つの抽選対象の中からランダムに1つの抽選対象を決定することにより行われる。こうした抽選は各種の手法を用いて行うことができ、例えば、擬似乱数生成法により発生させた擬似乱数を用いて行うことができる。
ゲーム媒体配置処理(工程P106)では、キャラクタを配置する領域を選択するデータと、このキャラクタ配置に対して使用するプレイヤポイントを示すデータとをプレイヤの端末装置30から受信し、受信したデータに基づいてキャラクタ配置管理テーブル52cを更新する。プレイヤの端末装置30から受信するデータは、プレイヤによるトップ画面70を介した操作に応じて送信されるデータである。即ち、トップ画面70のキャラクタ表示部78に表示されているキャラクタを配置する領域として、ゲームフィールド表示部74に表示されている領域の中からプレイヤが所望の領域を選択した上で、トップ画面70の使用PP選択部76に表示されているプレイヤポイント(図9の例では、「1PP」、「2PP」、「3PP」の3種類)の中から投入するプレイヤポイントをプレイヤが選択することにより、端末装置30から送信されるデータである。なお、領域を選択するデータはゲームフィールド上での位置座標として送信される。ここで、前述した抽選の結果、複数のキャラクタが対応する抽選対象(「小クマ×2匹」又は「小クマ×3匹」)となり複数のキャラクタがトップ画面70のキャラクタ表示部78に表示されている場合には、プレイヤは複数のキャラクタそれぞれを配置するために複数の領域を選択する。また、使用PP選択部76は、プレイヤが保有するプレイヤポイント(プレイヤ管理テーブル52dの「保有PP」として管理されている)の範囲内でポイント数を選択できるようになっている。なお、ゲームを開始してから一定時間が経過すると、プレイヤが使用可能なキャラクタを配置する領域が存在しない場合が生じる。この場合の動作については説明の容易さのため後述する。このようにプレイヤがキャラクタを配置する領域を選択すると、前述したような条件を満たした場合において、自動的に、又はプレイヤの選択に応答して、次回のゲーム媒体抽選処理(工程P104)において、このプレイヤが使用可能なキャラクタを新たに決定することになる。
キャラクタ配置管理テーブル52cの更新は、具体的には、プレイヤが参加しているゲームフィールドの「ゲームフィールドID」(プレイヤ管理テーブル52dで管理されている)と「フィールド内位置」に対応する「領域ID」を領域管理テーブル52bから取得し、この「領域ID」に対応付けて、プレイヤの「プレイヤID」と配置するキャラクタの「キャラクタID」(プレイヤ管理テーブル52dで「抽選結果」として管理されている)をキャラクタ配置管理テーブル52cに設定する。また、キャラクタ配置管理テーブル52cの「使用PP」には端末装置30から受信したプレイヤポイントを設定し、「配置時刻」には現在時刻を設定し、「残り時間」にはキャラクタがこの領域に滞在できる時間の上限値(例えば、15分)を設定する。
ポイント付与・配置解除処理(工程P108)では、キャラクタ配置管理テーブル52cで管理されている情報に基づいて、領域にキャラクタが配置されてからの経過時間に応じた摂取カロリーの計算とキャラクタの配置解除とを行う。領域にキャラクタが配置されてからの経過時間は、キャラクタ配置管理テーブル52cの「配置時刻」と現在時刻とを比較することにより計算することができる。
摂取カロリーの計算は、一実施形態においては、1分経過する毎に、キャラクタの「標準カロリー摂取速度」(キャラクタ管理テーブル52aに記憶されている)とキャラクタ配置に対して使用されたプレイヤポイントである「使用PP」(キャラクタ配置管理テーブル2cに記憶されている)とに基づいて計算される。「使用PP」が1PPの場合、1分経過する毎の摂取カロリーは、キャラクタの「標準カロリー摂取速度」と同一となる。即ち、キャラクタの「標準カロリー摂取速度」が毎分100カロリーの場合には、摂取カロリーは100カロリーとなり「標準カロリー摂取速度」が毎分200カロリーの場合には、摂取カロリーは200カロリーとなる。
また、一実施形態においては、「使用PP」の値に応じてキャラクタの「標準カロリー摂取速度」を変化させることができる。例えば、「使用PP」が1PPの場合には「標準カロリー摂取速度」はそのままであり、「使用PP」が2PPの場合には「標準カロリー摂取速度」は2倍となり、「使用PP」が3PPの場合には「標準カロリー摂取速度」は4倍となる。即ち、「標準カロリー摂取速度」が毎分100カロリーである同一のキャラクタが配置されている場合であっても、「使用PP」が1PPの場合には1分経過する毎の摂取カロリーは100カロリーとなり、2PPの場合には200カロリーとなり、3PPの場合には400カロリーとなる。また、他の実施形態においては、「使用PP」の値に応じて領域の「残カロリー」が変化する。例えば、「使用PP」が1PPの場合には「残カロリー」はそのままであり、「使用PP」が2PPの場合には「残カロリー」は2倍となり、「使用PP」が3PPの場合には「残カロリー」は4倍となる。なお、「使用PP」の値に応じて、キャラクタの「標準カロリー摂取速度」を変化させるか、領域の「残カロリー」を変化させるかは、プレイヤによって選択させるものとしても良いし、配置するキャラクタによって決定される(即ち、「標準カロリー摂取速度」を変化させるキャラクタや「残カロリー」を変化させるキャラクタが存在する)ものとしても良い。さらに、「使用PP」の値に応じて、キャラクタの「標準カロリー摂取速度」と領域の「残カロリー」の両方を変化させるものとすることもでき、この場合、例えば、両方の変化の割合(増加の倍率)が同じとなるように設定しても良い。
こうして計算された摂取カロリーは、キャラクタ配置管理テーブル52cの「取得カロリー」に加算される。また、摂取されたカロリーの分だけ領域の残カロリーが減少するので領域管理テーブル52bの「残カロリー」から摂取カロリーを減算し、プレイヤの累積取得カロリーが増加するのでプレイヤ管理テーブル52dの「累積取得カロリー」に対して摂取カロリーが加算される。
キャラクタの配置解除は、一実施形態においては、領域にキャラクタが配置されてからの経過時間が予め定められた上限値(例えば、15分)に達した場合になされる。また、一実施形態においては、経過時間が上限値に達する前であっても、領域の残カロリーが0(ゼロ)となった場合(即ち、各プレイヤによって配置されたキャラクタによるカロリー摂取の累計値が領域の基準カロリーに達した場合)には、キャラクタの配置解除がなされる。なお、キャラクタの配置解除は、その他のタイミングで行うものとしても良い。キャラクタの配置解除は、具体的には、キャラクタ配置管理テーブル52cの該当するレコードを削除することにより行われる。
このように、ゲーム媒体抽選処理(工程P104)とゲーム媒体配置処理(工程P106)とポイント付与・配置解除処理(工程P108)とを繰り返し実行することにより、各プレイヤによるキャラクタの取得、取得したキャラクタの領域への配置、経過時間に応じたカロリー摂取・配置解除、が繰り返し行われることになる。
ここで、ゲームを開始してから一定時間が経過しプレイヤが使用可能なキャラクタを配置する領域が存在しない場合の動作について説明する。図10は、ゲームを開始してから一定時間が経過したときのトップ画面であるトップ画面70aの一例である。図示するように、ゲームを開始してから一定時間が経過すると、残カロリーが0(ゼロ)となった領域(例えば、図10における領域74a)や既にキャラクタが配置されている領域(例えば、図10における領域74b)が存在することになる。こうした領域にはキャラクタを配置することができないため、プレイヤはそれ以外の領域(カロリーが残存しキャラクタが配置されていない領域)を選択する必要がある。しかし、図10の例では、抽選の結果、キャラクタ表示部78にはプレイヤが使用可能なキャラクタとして「小クマ×3匹」が表示されており、また、キャラクタを配置可能な領域は2つしか存在しない。この場合、配置可能な領域の数(2つ)が使用可能なキャラクタの数(3つ)未満であるから、一実施形態では、プレイヤはポイント付与・配置解除処理(工程P108)において他のキャラクタの配置解除がなされ、配置可能な領域の数が3つ以上となるまで待機する必要があり、配置可能な領域の数が3つ以上となったときに全てのキャラクタを同時に配置することができる。なお、このように配置可能な領域の数が使用可能なキャラクタの数より少ない場合、キャラクタの配置を行うことなく再度キャラクタの抽選を要求できるようにしても良いし、配置可能な領域の数だけ(図10の例では3匹の小クマのうち2匹だけ)キャラクタを配置して再度キャラクタの抽選を要求できるようにしても良いし、一旦配置可能な領域の数だけキャラクタを配置した後、配置可能な領域の数が残りのキャラクタの数を上回ってから、再度残りのキャラクタを配置するようにしてもよい。また、キャラクタの領域への配置を有利に進めるための電子的なアイテムをプレイヤが使用することによって、残カロリーが0(ゼロ)となった領域や既にキャラクタが配置されている領域であってもキャラクタの領域への配置を行えるようにしても良い。さらに、プレイヤがキャラクタを配置してから所定時間が経過したことや、配置したキャラクタの配置解除がなされたことを条件に次のキャラクタの抽選を行う場合には、電子的なアイテムをプレイヤが使用することによって、所定時間の経過やキャラクタの配置解除を待つことなく、次のキャラクタの抽選を行えるようにしても良い。
そして、予め定められたゲーム終了条件が成立すると(工程P112)、ゲーム結果を判定するゲーム結果判定処理が実行される(工程P114)。一実施形態においては、予め定められたゲーム終了時刻となったときにゲームを終了する。さらに、一実施形態においては、予め定められたゲーム終了時刻となる前であっても、ゲームフィールド内の全ての領域の残カロリーが0(ゼロ)となったときにはゲームを終了する。なお、ゲーム終了条件は、その他の条件であっても構わないのは勿論である。ゲーム結果判定処理(工程P114)では、各プレイヤが獲得したカロリーをチーム単位で集計し、チーム毎の獲得カロリー数に応じてチームの勝敗を決定する。獲得したカロリーのチーム単位での集計は、具体的には、プレイヤ管理テーブル52dに記憶されている各プレイヤの「累積取得カロリー」を「チームID」を用いてチーム毎に集計することにより行われる。
以上説明したように、本発明の一実施形態によれば、プレイヤが使用可能なキャラクタを抽選によって決定し、決定したキャラクタを領域に配置することを必要条件として、使用可能なキャラクタを新たに決定する。従って、プレイヤは抽選によるキャラクタの取得と、取得したキャラクタの領域への配置とを交互に実施することになり、キャラクタを取得する行為と領域争奪ゲームの進行とが効果的に連携し、キャラクタの抽選に対して臨場感を感じることができる。また、複数のキャラクタが対応する抽選対象となり使用可能なキャラクタが複数となった場合に、全てのキャラクタを同時に配置しなければならず、配置可能な領域の数によっては待機しなければならないから、キャラクタの抽選が領域争奪ゲームのゲーム性に大きく貢献し、プレイヤはキャラクタの抽選に対してより一層臨場感を感じることができる。
また、一実施形態によれば、複数の領域からなるゲームフィールドを用いた領域争奪ゲームにおいて、各プレイヤが抽選によって取得したキャラクタを領域に配置し、配置したキャラクタによる領域での獲得ポイント(摂取カロリー)を複数のプレイヤ間で競い合うゲームを提供する。したがって、ゲームフィールド内の各領域を選択してアクションを行うというファーム系ゲームなどで実現されているゲームの世界観や操作感を維持しつつ、より対戦的なゲーム要素を実現するゲームを提供することができる。
一実施形態では、プレイヤが使用可能なキャラクタを決定するための抽選は、複数のキャラクタが対応する抽選対象(「小クマ×2匹」又は「小クマ×3匹」)を有するものとしたが、1つのキャラクタが対応する抽選対象のみとしても構わない。
一実施形態では、領域争奪ゲームを例として説明したが、キャラクタなどのゲーム媒体を用いる各種のゲームに適用することができるのは勿論である。また、ゲーム媒体としてキャラクタを例示したがこれに限られず、ゲームで用いられる電子的なカード、アイテム、アバタなど、あらゆる電子データが含まれるのは勿論である。
本明細書で説明された処理及び手順は、実施形態中で明示的に説明されたもの以外にも、ソフトウェア、ハードウェアまたはこれらの任意の組み合わせによって実現される。より具体的には、本明細書で説明される処理及び手順は、集積回路、揮発性メモリ、不揮発性メモリ、磁気ディスク、光ストレージ等の媒体に、当該処理に相当するロジックを実装することによって実現される。また、本明細書で説明される処理及び手順は、それらの処理・手順をコンピュータプログラムとして実装し、各種のコンピュータに実行させることが可能である。
本明細書中で説明される処理及び手順が単一の装置、ソフトウェア、コンポーネント、モジュールによって実行される旨が説明されたとしても、そのような処理または手順は複数の装置、複数のソフトウェア、複数のコンポーネント、及び/又は複数のモジュールによって実行され得る。また、本明細書中で説明されるデータ、テーブル、又はデータベースが単一のメモリに格納される旨説明されたとしても、そのようなデータ、テーブル、又はデータベースは、単一の装置に備えられた複数のメモリまたは複数の装置に分散して配置された複数のメモリに分散して格納され得る。さらに、本明細書において説明されるソフトウェアおよびハードウェアの要素は、それらをより少ない構成要素に統合して、またはより多い構成要素に分解することによって実現することも可能である。
本明細書において、発明の構成要素が単数もしくは複数のいずれか一方として説明された場合、又は、単数もしくは複数のいずれとも限定せずに説明された場合であっても、文脈上別に解すべき場合を除き、当該構成要素は単数又は複数のいずれであってもよい。
10 サーバ装置
30 端末装置
51 ゲーム進行制御部
52 情報記憶部
53 キャラクタ決定・再決定部
54 キャラクタ表示部
55 領域選択受付部
56 アクション実行部
57 ポイント付与部
58 ゲーム結果判定部
70 トップ画面

Claims (3)

  1. 通信可能に接続された端末装置を操作するプレイヤに対し、ゲーム媒体を用いた所定のアクションを繰り返し実行することによって進行するゲームを提供するゲーム提供装置であって、
    前記ゲーム媒体を配置するための複数の領域に関する情報を記憶する領域情報記憶手段と、
    少なくとも1つの前記ゲーム媒体が対応する抽選対象を含む複数の抽選対象を有する抽選を実行し前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を決定するゲーム媒体決定手段と、
    前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を当該プレイヤが操作する端末装置に表示させるゲーム媒体表示手段と、
    前記領域情報記憶手段に記憶されている複数の領域の中から前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を配置する領域の選択を当該プレイヤから受け付ける領域選択受付手段と、
    前記プレイヤからの要求に応じて、前記所定のアクションの実行として、前記ゲーム媒体を配置する領域として選択された領域に当該ゲーム媒体を配置するアクション実行手段と、
    記抽選を実行し前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定するゲーム媒体再決定手段と、
    を備え、
    前記抽選は、複数の前記ゲーム媒体が対応する抽選対象を含み、
    前記ゲーム媒体決定手段は、前記実行した抽選の抽選結果が複数のゲーム媒体が対応する抽選対象である場合には当該複数のゲーム媒体を前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体として決定する手段であり、
    前記領域選択受付手段は、前記複数の領域のうち前記ゲーム媒体を配置可能な領域の数が前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体の数以上であることを必要条件として、当該プレイヤから当該ゲーム媒体を配置する領域の選択を受け付ける手段であり、
    前記ゲーム媒体再決定手段は、前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体の全てが前記領域に配置されたことを必要条件の1つとして当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定し、前記複数の領域のうち前記ゲーム媒体を配置可能な領域の数が前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体の数未満であるときには、当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体の全てが当該領域に配置されていなくても、当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定する手段である、
    ゲーム提供装置。
  2. 請求項1記載のゲーム提供装置であって、
    前記ゲーム媒体の前記領域への配置に応じて当該領域に対応するポイントを前記プレイヤに付与するポイント付与手段と、
    前記プレイヤに付与されたポイントに基づいてゲームの結果を判定する結果判定手段と、を備える、
    ゲーム提供装置。
  3. ゲーム媒体を配置するための複数の領域に関する情報を記憶する領域情報記憶手段を有するコンピュータを、通信可能に接続された端末装置を操作するプレイヤに対し、当該ゲーム媒体を用いた所定のアクションを繰り返し実行することによって進行するゲームを提供するゲーム提供装置として機能させるプログラムであって、
    少なくとも1つの前記ゲーム媒体が対応する抽選対象を含む複数の抽選対象を有する抽選を実行し前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を決定するゲーム媒体決定処理と、
    前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を当該プレイヤが操作する端末装置に表示させるゲーム媒体表示処理と、
    前記領域情報記憶手段に記憶されている複数の領域の中から前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を配置する領域の選択を当該プレイヤから受け付ける領域選択受付処理と、
    前記プレイヤからの要求に応じて、前記所定のアクションの実行として、前記ゲーム媒体を配置する領域として選択された領域に当該ゲーム媒体を配置するアクション実行処理と、
    記抽選を実行し前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定するゲーム媒体再決定処理と、を前記コンピュータに実行させ、
    前記抽選は、複数の前記ゲーム媒体が対応する抽選対象を含み、
    前記ゲーム媒体決定処理は、前記実行した抽選の抽選結果が複数のゲーム媒体が対応する抽選対象である場合には当該複数のゲーム媒体を前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体として決定する処理であり、
    前記領域選択受付処理は、前記複数の領域のうち前記ゲーム媒体を配置可能な領域の数が前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体の数以上であることを必要条件として、当該プレイヤから当該ゲーム媒体を配置する領域の選択を受け付ける処理であり、
    前記ゲーム媒体再決定処理は、前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体の全てが前記領域に配置されたことを必要条件の1つとして当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定し、前記複数の領域のうち前記ゲーム媒体を配置可能な領域の数が前記プレイヤが使用可能なゲーム媒体の数未満であるときには、当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体の全てが当該領域に配置されていなくても、当該プレイヤが使用可能なゲーム媒体を新たに決定する処理である、
    プログラム。
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