JP5715042B2 - 装置、方法、及びプログラム - Google Patents

装置、方法、及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5715042B2
JP5715042B2 JP2011286587A JP2011286587A JP5715042B2 JP 5715042 B2 JP5715042 B2 JP 5715042B2 JP 2011286587 A JP2011286587 A JP 2011286587A JP 2011286587 A JP2011286587 A JP 2011286587A JP 5715042 B2 JP5715042 B2 JP 5715042B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
display mode
detected
display
controller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011286587A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013134729A (ja
Inventor
健史 中野
健史 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2011286587A priority Critical patent/JP5715042B2/ja
Publication of JP2013134729A publication Critical patent/JP2013134729A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5715042B2 publication Critical patent/JP5715042B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Position Input By Displaying (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Telephone Function (AREA)

Description

本出願は、装置、方法、及びプログラムに関する。特に、本出願は、タッチスクリーンを有する装置、その装置を制御する方法、及びその装置を制御するためのプログラムに関する。
タッチスクリーンを備えるタッチスクリーンデバイスが知られている。タッチスクリーンデバイスには、例えば、スマートフォン及びタブレットが含まれる。タッチスクリーンデバイスは、タッチスクリーンを介して指、ペン、又はスタイラスペンのジェスチャを検出する。そして、タッチスクリーンデバイスは、検出したジェスチャに従って動作する。検出したジェスチャに従った動作の例は、例えば、特許文献1に記載されている。
タッチスクリーンデバイスの基本的な動作は、デバイスに搭載されるOS(Operating System)によって実現される。タッチスクリーンデバイスに搭載されるOSは、例えば、Android(登録商標)、BlackBerry(登録商標) OS、iOS、Symbian(登録商標) OS、Windows(登録商標) Phoneである。
国際公開第2008/086302号
タッチスクリーンデバイスの多くは、利用者によって操作されない期間がある期間継続するとロック状態へ移行する。ロック状態において、タッチスクリーンデバイスは、特定の操作を除いて、利用者の操作を受け付けない。特定の操作とは、例えば、ロック状態を解除するためのロック解除操作である。
タッチスクリーンデバイスは、頻繁にロック状態へ移行する。そのため、利用者がロック解除操作を行う頻度は高い。このような理由により、ロック解除操作の操作性を向上させることができる装置、方法、及びプログラムに対する必要性がある。
1つの態様に係る装置は、ロック状態においてロック画面を表示するタッチスクリーンディスプレイと、前記ロック画面上の、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させ、表示態様を変化させた前記部分の面積が閾値よりも大きくなった場合に前記接触が検出された部分に対応する機能を実行するコントローラと、を備える。
1つの態様に係る方法は、タッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、ロック画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、前記ロック画面上の、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させるステップと、表示態様を変化させた前記部分の面積が閾値よりも大きくなった場合に前記接触が検出された部分に対応する機能を実行するステップと、を含む。
1つの態様に係るプログラムは、タッチスクリーンディスプレイを備える装置に、ロック画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、前記ロック画面上の、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させるステップと、表示態様を変化させた前記部分の面積が閾値よりも大きくなった場合に前記接触が検出された部分に対応する機能を実行するステップと、を実行させる。
図1は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す正面図である。 図3は、実施形態に係るスマートフォンの外観を示す背面図である。 図4は、ホーム画面の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係るスマートフォンの機能を示すブロック図である。 図6は、ロック画面の一例を示す図である。 図7は、ロック画面の表示中の制御の一例を示す図である。 図8は、ロック画面の表示中の制御の一例を示す図である。 図9は、ロック画面の他の例を示す図である。 図10は、ロック画面の表示中の制御の他の例を示す図である。 図11は、ロック状態で実行される制御の処理手順を示すフローチャートである。 図12は、ロック状態で実行される制御の処理手順を示すフローチャートである。 図13は、ロック状態で実行される制御の処理手順を示すフローチャートである。
図面を参照しつつ実施形態を詳細に説明する。以下では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明する。
(実施形態)
図1から図3を参照しながら、本実施形態に係るスマートフォン1の全体的な構成について説明する。図1から図3に示すように、スマートフォン1は、ハウジング20を有する。ハウジング20は、フロントフェイス1Aと、バックフェイス1Bと、サイドフェイス1C1〜1C4とを有する。フロントフェイス1Aは、ハウジング20の正面である。バックフェイス1Bは、ハウジング20の背面である。サイドフェイス1C1〜1C4は、フロントフェイス1Aとバックフェイス1Bとを接続する側面である。以下では、サイドフェイス1C1〜1C4を、どの面であるかを特定することなく、サイドフェイス1Cと総称することがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3A〜3Cと、照度センサ4と、近接センサ5と、レシーバ7と、マイク8と、カメラ12とをフロントフェイス1Aに有する。スマートフォン1は、スピーカ11と、カメラ13とをバックフェイス1Bに有する。スマートフォン1は、ボタン3D〜3Fと、コネクタ14とをサイドフェイス1Cに有する。以下では、ボタン3A〜3Fを、どのボタンであるかを特定することなく、ボタン3と総称することがある。
タッチスクリーンディスプレイ2は、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、液晶ディスプレイ(Liquid Crystal Display)、有機ELパネル(Organic Electro−Luminescence panel)、又は無機ELパネル(Inorganic Electro−Luminescence panel)等の表示デバイスを備える。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、及び図形等を表示する。
タッチスクリーン2Bは、タッチスクリーン2Bに対する指、ペン、又はスタイラスペン等の接触を検出する。タッチスクリーン2Bは、複数の指、ペン、又はスタイラスペン等がタッチスクリーン2Bに接触した位置を検出することができる。
タッチスクリーン2Bの検出方式は、静電容量方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式(又は超音波方式)、赤外線方式、電磁誘導方式、及び荷重検出方式等の任意の方式でよい。以下では、説明を簡単にするため、タッチスクリーン2Bが接触を検出する指、ペン、又はスタイラスペン等を単に「指」ということがある。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bにより検出された接触、接触が検出された位置、接触が検出された間隔、及び接触が検出された回数の少なくとも1つに基づいてジェスチャの種別を判別する。ジェスチャは、タッチスクリーン2Bに対して行われる操作である。スマートフォン1によって判別されるジェスチャには、タッチ、ロングタッチ、リリース、スワイプ、タップ、ダブルタップ、ロングタップ、ドラッグ、フリック、ピンチイン、ピンチアウト等が含まれる。
「タッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が接触するジェスチャをタッチとして判別する。「ロングタッチ」は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上触れるジェスチャである。スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bに指が一定時間以上接触するジェスチャをロングタッチとして判別する。
「リリース」は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bから離れるジェスチャをリリースとして判別する。「スワイプ」は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャである。スマートフォン1は、指がタッチスクリーン2Bに接触したままで移動するジェスチャをスワイプとして判別する。
「タップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャをタップとして判別する。「ダブルタップ」は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いてリリースをするジェスチャが2回連続するジェスチャをダブルタップとして判別する。
「ロングタップ」は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャである。スマートフォン1は、ロングタッチに続いてリリースをするジェスチャをロングタップとして判別する。「ドラッグ」は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャである。スマートフォン1は、移動可能なオブジェクトが表示されている領域を始点としてスワイプをするジェスチャをドラッグとして判別する。
「フリック」は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャである。スマートフォン1は、タッチに続いて指が一方方向へ高速で移動しながらリリースするジェスチャをフリックとして判別する。フリックは、指が画面の上方向へ移動する「上フリック」、指が画面の下方向へ移動する「下フリック」、指が画面の右方向へ移動する「右フリック」、指が画面の左方向へ移動する「左フリック」等を含む。
「ピンチイン」は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が近付く方向にスワイプするジェスチャをピンチインとして判別する。「ピンチアウト」は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャである。スマートフォン1は、複数の指が遠ざかる方向にスワイプするジェスチャをピンチアウトとして判別する。
スマートフォン1は、タッチスクリーン2Bを介して判別するこれらのジェスチャに従って動作を行う。このため、利用者にとって直感的で使いやすい操作性が実現される。判別されるジェスチャに従ってスマートフォン1が行う動作は、ディスプレイ2Aに表示されている画面に応じて異なる。以下では、説明を簡単にするために、「タッチスクリーン2Bがジェスチャを検出し、検出されたジェスチャの種別をスマートフォン1がXと判別すること」を、「スマートフォン1がXを検出する」、又は「コントローラがXを検出する」と記載することがある。
図4を参照しながら、ディスプレイ2Aに表示されるホーム画面の例について説明する。図4は、ホーム画面の一例を示している。ホーム画面は、デスクトップ、又は待受画面と呼ばれることもある。ホーム画面は、ディスプレイ2Aに表示される。ホーム画面は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションのうち、どのアプリケーションを実行するかを利用者に選択させる画面である。スマートフォン1は、ホーム画面で選択されたアプリケーションをフォアグランドで実行する。フォアグランドで実行されるアプリケーションの画面は、ディスプレイ2Aに表示される。
スマートフォン1は、ホーム画面にアイコンを配置することができる。図4に示すホーム画面40には、複数のアイコン50が配置されている。それぞれのアイコン50は、スマートフォン1にインストールされているアプリケーションと予め対応付けられている。スマートフォン1は、アイコン50に対するジェスチャを検出すると、そのアイコン50に対応付けられているアプリケーションを実行する。例えば、スマートフォン1は、メールアプリケーションに対応付けられたアイコン50に対するタップが検出されると、メールアプリケーションを実行する。
アイコン50は、画像と文字列を含む。アイコン50は、画像に代えて、記号又は図形を含んでもよい。アイコン50は、画像又は文字列のいずれか一方を含まなくてもよい。アイコン50は、配置パターンに基づいて配置される。アイコン50の背後には、壁紙41が表示される。壁紙は、フォトスクリーン又はバックスクリーンと呼ばれることもある。スマートフォン1は、任意の画像を壁紙41として用いることができる。利用者の設定に従って任意の画像が壁紙41として決定されてもよい。
スマートフォン1は、ホーム画面の数を増減することができる。スマートフォン1は、例えば、ホーム画面の数を利用者による設定に従って決定する。スマートフォン1は、ホーム画面の数が複数であっても、選択された1つをディスプレイ2Aに表示する。
スマートフォン1は、ホーム画面上に、1つ又は複数のロケータを表示する。ロケータの数は、ホーム画面の数と一致する。ロケータは、どのホーム画面が現在表示されているかを示す。現在表示されているホーム画面に対応するロケータは、他のロケータと異なる態様で表示される。
図4に示す例では、4つのロケータ51が表示されている。これは、ホーム画面40の数が4つであることを示す。さらに、図4に示す例では、左から2番目のシンボルが他のシンボルと異なる態様で表示されている。これは、現在、左から2番目のホーム画面がディスプレイ2Aに表示されていることを示している。
スマートフォン1は、ホーム画面を表示中にジェスチャを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を切り替える。例えば、スマートフォン1は、右フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ左のホーム画面に切り替える。例えば、スマートフォン1は、左フリックを検出すると、ディスプレイ2Aに表示するホーム画面を1つ右のホーム画面に切り替える。
ディスプレイ2Aの上端には、領域42が設けられている。領域42には、充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。スマートフォン1は、領域42に、時刻、天気、実行中のアプリケーション、通信システムの種別、電話のステータス、装置のモード、装置に生じたイベント等を表示してもよい。このように、領域42は、利用者に対して各種の通知を行うために用いられる。領域42は、ホーム画面40以外の画面でも設けられることがある。領域42が設けられる位置は、ディスプレイ2Aの上端に限定されない。
図4に示したホーム画面40は、一例であり、各種の要素の形態、各種の要素の配置、ホーム画面40の数、及びホーム画面40での各種の操作の仕方等は上記の説明の通りでなくてもよい。
図5は、スマートフォン1の構成を示すブロック図である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2と、ボタン3と、照度センサ4と、近接センサ5と、通信ユニット6と、レシーバ7と、マイク8と、ストレージ9と、コントローラ10と、スピーカ11と、カメラ12及び13と、コネクタ14と、加速度センサ15と、方位センサ16と、ジャイロスコープ17とを有する。
タッチスクリーンディスプレイ2は、上述したように、ディスプレイ2Aと、タッチスクリーン2Bとを有する。ディスプレイ2Aは、文字、画像、記号、又は図形等を表示する。タッチスクリーン2Bは、ジェスチャを検出する。
ボタン3は、利用者によって操作される。ボタン3は、ボタン3A〜ボタン3Fを有する。コントローラ10はボタン3と協働することによってボタン3に対する操作を検出する。ボタン3に対する操作は、例えば、クリック、ダブルクリック、トリプルクリック、プッシュ、及びマルチプッシュである。
ボタン3A〜3Cは、例えば、ホームボタン、バックボタン、又はメニューボタンである。ボタン3Dは、例えば、スマートフォン1のパワーオン/オフボタンである。ボタン3Dは、スリープ/スリープ解除ボタンを兼ねてもよい。ボタン3E及び3Fは、例えば、音量ボタンである。
照度センサ4は、照度を検出する。照度は、光の強さ、明るさ、又は輝度を示す。照度センサ4は、例えば、ディスプレイ2Aの輝度の調整に用いられる。近接センサ5は、近隣の物体の存在を非接触で検出する。近接センサ5は、例えば、タッチスクリーンディスプレイ2が顔に近付けられたことを検出する。照度センサ4及び近接センサ5は、一つのセンサとして構成されていてもよい。
通信ユニット6は、無線により通信する。通信ユニット6によって行われる通信方式は、無線通信規格である。無線通信規格として、例えば、2G、3G、4G等のセルラーフォンの通信規格がある。セルラーフォンの通信規格として、例えば、LTE(Long Term Evolution)、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)、CDMA2000、PDC(Personal Digital Cellular)、GSM(登録商標)(Global System for Mobile Communications)、PHS(Personal Handy−phone System)等がある。無線通信規格として、例えば、WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)、IEEE802.11、Bluetooth(登録商標)、IrDA(Infrared Data Association)、NFC(Near Field Communication)等がある。通信ユニット6は、上述した通信規格の1つ又は複数をサポートしていてもよい。
レシーバ7及びスピーカ11は、コントローラ10から送信される音声信号を音声として出力する。レシーバ7は、例えば、通話時に相手の声を出力するために用いられる。スピーカ11は、例えば、着信音及び音楽を出力するために用いられる。レシーバ7及びスピーカ11の一方が、他方の機能を兼ねてもよい。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換してコントローラ10へ送信する。
ストレージ9は、プログラム及びデータを記憶する。ストレージ9は、コントローラ10の処理結果を一時的に記憶する作業領域としても利用される。ストレージ9は、半導体記憶デバイス、及び磁気記憶デバイス等の任意の非一過的(non−transitory)な記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、複数の種類の記憶デバイスを含んでよい。ストレージ9は、メモリカード、光ディスク、又は光磁気ディスク等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせを含んでよい。
ストレージ9に記憶されるプログラムには、フォアグランド又はバックグランドで実行されるアプリケーションと、アプリケーションの動作を支援する制御プログラムとが含まれる。アプリケーションは、例えば、ディスプレイ2Aに画面を表示させ、タッチスクリーン2Bによって検出されるジェスチャに応じた処理をコントローラ10に実行させる。制御プログラムは、例えば、OSである。アプリケーション及び制御プログラムは、通信ユニット6による無線通信又は非一過的な記憶媒体を介してストレージ9にインストールされてもよい。
ストレージ9は、例えば、制御プログラム9A、メールアプリケーション9B、ブラウザアプリケーション9C、及び設定データ9Zを記憶する。メールアプリケーション9Bは、電子メール機能を提供する。電子メール機能は、例えば、電子メールの作成、送信、受信、及び表示等を可能にする。ブラウザアプリケーション9Cは、WEBブラウジング機能を提供する。WEBブラウジング機能は、例えば、WEBページの表示、及びブックマークの編集等を可能にする。設定データ9Zは、スマートフォン1の動作に関する各種の設定に関する情報を含む。
制御プログラム9Aは、スマートフォン1を稼働させるための各種制御に関する機能を提供する。制御プログラム9Aは、例えば、通信ユニット6、レシーバ7、及びマイク8等を制御することによって、通話を実現させる。制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック画面が表示されている間にタッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ロック状態の解除または各種機能の実行等の各種制御を行う機能が含まれる。
制御プログラム9Aが提供する機能は、メールアプリケーション9B等の他のプログラムが提供する機能と組み合わせて利用されることがある。
コントローラ10は、演算回路である。演算回路は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、SoC(System−on−a−chip)、MCU(Micro Control Unit)、又はFPGA(Field−Programmable Gate Array)である。コントローラ10は、スマートフォン1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。
具体的には、コントローラ10は、ストレージ9に記憶されているデータを必要に応じて参照しつつ、ストレージ9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行する。そして、コントローラ10は、データ及び命令に応じて機能部を制御し、それによって各種機能を実現する。コントローラ10は、検出部の検出結果に応じて、制御を変更することがある。機能部は、ディスプレイ2A、通信ユニット6、マイク8、及びスピーカ11を含むが、これらに限定されない。検出部は、タッチスクリーン2B、ボタン3、照度センサ4、近接センサ5、レシーバ7、カメラ12、カメラ13、加速度センサ15、方位センサ16、及びジャイロスコープ17を含むがこれらに限定されない。
コントローラ10は、例えば、制御プログラム9Aを実行することにより、ロック画面が表示されている間にタッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ロック状態の解除または各種機能を実行する等の各種制御を実行する。
カメラ12は、フロントフェイス1Aに面している物体を撮影するインカメラである。カメラ13は、バックフェイス1Bに面している物体を撮影するアウトカメラである。
コネクタ14は、他の装置が接続される端子である。コネクタ14は、USB(Universal Serial Bus)、HDMI(High−Definition Multimedia Interface)(登録商標)、ライトピーク(サンダーボルト(登録商標))、イヤホンマイクコネクタのような汎用的な端子であってもよい。コネクタ14は、Dockコネクタのような専用の端子でもよい。コネクタ14に接続される装置は、例えば、外部ストレージ、スピーカ、及び通信装置である。
加速度センサ15は、スマートフォン1に働く加速度の方向及び大きさを検出する。方位センサ16は、地磁気の向きを検出する。ジャイロスコープ17は、スマートフォン1の角度及び角速度を検出する。加速度センサ15、方位センサ16及びジャイロスコープ17の検出結果は、スマートフォン1の位置及び姿勢の変化を検出するために、組み合わせて利用される。
図5においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、通信ユニット6による無線通信で他の装置からダウンロードされてもよい。図5においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、ストレージ9に含まれる読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。図5においてストレージ9が記憶するプログラムの一部又は全部は、コネクタ14に接続される読み取り装置が読み取り可能な非一過的な記憶媒体に記憶されていてもよい。非一過的な記憶媒体は、例えば、CD(登録商標)、DVD(登録商標)、Blu−ray(登録商標)等の光ディスク、光磁気ディスク、又はメモリカードである。
図5に示したスマートフォン1の構成は一例であり、本出願の要旨を損なわない範囲において適宜変更してよい。例えば、ボタン3の数と種類は図5の例に限定されない。スマートフォン1は、画面に関する操作のためのボタンとして、ボタン3A〜3Cに代えて、テンキー配列又はQWERTY配列等のボタンを備えていてもよい。スマートフォン1は、画面に関する操作のために、ボタンを1つだけ備えてよいし、ボタンを備えなくてもよい。図5に示した例では、スマートフォン1が2つのカメラを備えるが、スマートフォン1は、1つのカメラのみを備えてもよいし、カメラを備えなくてもよい。図5に示した例では、スマートフォン1が位置及び姿勢を検出するために3種類のセンサを備えるが、スマートフォン1は、このうちいくつかのセンサを備えなくてもよい。あるいは、スマートフォン1は、位置及び姿勢の少なくとも一つを検出するための他の種類のセンサを備えてもよい。
図6から図13を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の例について説明する。制御プログラム9Aが提供する機能には、ロック画面が表示されている間にタッチスクリーン2Bを介して検出されたジェスチャに応じて、ロック状態を解除する機能が含まれる。以下に、ロック画面が表示されている間に利用者の指示に従って実行される制御の例を示す。
図6を参照しながら、ロック画面の例について説明する。ロック画面は、ロック状態が設定されている間、つまりロック状態の設定がONになっている間、ディスプレイ2Aに表示される。図6は、ロック画面の一例を示している。ロック画面60は、ロック状態が設定されていることを示す画面である。ロック画面60は、予め設定されたロック解除のジェスチャを検出すると他の画面に移行する画面である。つまり、ロック画面60は、予め設定されたジェスチャ以外のジェスチャが無効とされる画面である。スマートフォン1は、ロック画面において特定のジェスチャが検出されるまで、種々の操作ができない状態となる。
図6に示すロック画面60は、壁紙61上に日時画像62と、第1アイコン64と、第1判定領域65と、第2アイコン66と、第2判定領域67と、が配置されている。ロック画面60は、ディスプレイ2Aの上端にホーム画面40の領域42と同一の領域42が配置されている。ロック画面60は、領域42に充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。壁紙61は、日時画像62と、第1アイコン64と、第1判定領域65と、第2アイコン66と、第2判定領域67と、の背後に表示されている。
日時画像62は、時刻および日付を示す画像であり、ロック画面60の上部で領域42の下側となる領域に表示されている。図6に示す日時画像62は、時刻を示す状態表示が午後12時34分を示す「12:34PM」であり、日付を示す状態表示が8月22日を示す「Aug.22」である。
第1アイコン64は、錠前を模した画像であり、画面の上下方向の略中央部分で画面左右方向の左側に表示されている。第1アイコン64は、第1判定領域65に対応付けた機能を示す画像である。本実施形態において、第1アイコン64は、錠前を模した画像であり、第1判定領域65にロック解除の機能が対応付けられていることを示している。なお、第1アイコン64は、表示位置が固定されている。なお、第1アイコン64は、第1アイコン64を起点としたスワイプが検出されると、スワイプの接触位置の移動にあわせて第1アイコン64の表示位置が移動されるようにしてもよい。この場合、第1アイコン64とともに第1判定領域65も移動させることが好ましい。
第1判定領域65は、第1アイコン64の右側に配置された領域である。第1判定領域65は、領域の外縁を示す四角い枠で囲われている。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2で検出した第1判定領域65に対するジェスチャに基づいて、対応付けられた機能、つまり第1アイコン64で示唆している機能を実行するか否かを判定する。第1判定領域65で実行する処理および機能については後述する。
第2アイコン66は、スピーカから音を出力している状態を模した画像であり、画面上下方向において、第1アイコン64の下側に配置されている。第2アイコン66は、第2判定領域67に対応付けた機能を示す画像である。本実施形態において、第2アイコン66は、スピーカから音を出力している状態を模した画像であり、第2判定領域67にスピーカから音を出力する設定とするか否かを切り替える機能、いわゆるマナーモードとするか否かを切り替える機能が対応付けられていることを示している。
第2判定領域67は、第2アイコン66の右側に配置された領域である。第2判定領域67は、領域の外縁を示す四角い枠で囲われている。第2判定領域67は、第1判定領域65よりも小さい領域である。スマートフォン1は、タッチスクリーンディスプレイ2で検出した第2判定領域67に対するジェスチャに基づいて、対応付けられた機能、つまり第2アイコン66で示唆している機能を実行するか否かを判定する。第2判定領域67で実行する処理および機能については後述する。
次に、図7を用いて、第1判定領域65で実行する処理および機能について説明する。図7は、ロック画面の表示中の制御の一例を示す図である。図7に示すステップS1では、ディスプレイ2Aにロック画面60が表示されている。スマートフォン1は、省電力モードで復帰操作を検出した場合や、ロック解除状態からロック状態に切り替える操作を検出した場合、ディスプレイ2Aにロック画面60を表示させる。
ステップS2では、利用者の指Fが第1判定領域65にタッチしている。この場合、スマートフォン1は、第1判定領域65が表示されている領域でのタッチを検出する。その後、利用者は、ステップS2で第1判定領域65にタッチしている指Fを矢印α1に示す経路でスワイプさせる。この場合、スマートフォン1は、ステップS2で示す指Fの位置が始点であり、矢印α1に沿って接触位置が移動したスワイプを検出する。
ステップS3では、指FがステップS2で示す矢印α1の矢印の先まで移動している。スマートフォン1は、矢印α1のスワイプが検出されると、第1判定領域65のスワイプされた部分の表示を変化させる。ステップS3では、矢印α1のスワイプで接触された部分の色を黒にして塗りつぶしている。なお、スマートフォン1は、矢印α1のスワイプで接触された位置を中心としてスワイプの軌跡から一定距離となる部分の表示を変化させる。
スマートフォン1は、ステップS3に示すように第1判定領域65の表示が変化した部分の面積が閾値面積以上となると、ロック状態を解除し、ステップS4に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2にホーム画面40を表示させる。
以上のように、本実施形態のスマートフォン1では、第1判定領域65で接触(タッチ)を検出した場合、接触が検出された部分の表示を変化させる。スマートフォン1は、第1判定領域65の表示が変化した部分の面積が閾値面積以上となると、ロック状態を解除する。
このように、スマートフォン1は、第1判定領域65の一定面積以上の表示態様を変化させるジェスチャ、本実施形態では第1判定領域65を塗りつぶすジェスチャを行うという使用者にとって簡単で分かりやすい操作が行われた場合にロック状態を解除する。このため、スマートフォン1は、ロック解除操作の操作性を向上させることができる。
次に、図8を用いて、第2判定領域67で実行する処理および機能について説明する。図8は、ロック画面の表示中の制御の一例を示す図である。図8に示すステップS11では、ディスプレイ2Aにロック画面60が表示されている。ステップS11では、利用者の指Fが第2判定領域67にタッチしている。この場合、スマートフォン1は、第2判定領域67が表示されている領域でのタッチを検出する。その後、利用者は、ステップS11で第2判定領域67にタッチしている指Fを矢印α2に示す経路でスワイプさせる。この場合、スマートフォン1は、ステップS11で示す指Fの位置が始点であり、矢印α2に沿って接触位置が移動したスワイプを検出する。
ステップS12では、指FがステップS11で示す矢印α2の矢印の先まで移動している。スマートフォン1は、矢印α2のスワイプが検出されると、第2判定領域67のスワイプされた部分の表示を変化させる。ステップS12では、矢印α2のスワイプで接触された部分の色を黒にして塗りつぶしている。なお、スマートフォン1は、矢印α2のスワイプで接触された位置を中心としてスワイプの軌跡から一定距離となる部分の表示を変化させる。
スマートフォン1は、ステップS12に示すように第2判定領域67の表示が変化した部分の面積が閾値面積以上となると、実行モードをマナーモードとする。ステップS13では、アイコン66aが表示されている。アイコン66aは、スピーカから音を出力している状態を模した画像にハートの画像が重なっている画像である。スマートフォン1は、マナーモードを実行することで、第2判定領域67に対応するアイコン66aをマナーモードが実行されていることを示唆する画像に切り替える。ステップS13では、第2判定領域67が塗りつぶされていない。つまり、第2判定領域67が、ステップS12で塗りつぶされていた状態から元の表示状態に戻っている。このように、スマートフォン1は、第2判定領域67に対応する機能を実行した場合、第2判定領域67の表示状態を元の表示状態に戻す。
このように、スマートフォン1は、第2判定領域67の一定面積以上の表示態様を変化させるジェスチャ、本実施形態では第2判定領域67を塗りつぶすジェスチャを行うという使用者にとって簡単で分かりやすい操作が行われた場合にマナーモードへの切り替え処理を実行する。このため、スマートフォン1は、ロック画面を表示させている状態におけるロック解除操作以外の機能の実行操作の操作性も向上させることができる。
本実施形態のスマートフォン1は、第1判定領域65に対してロック解除処理を対応付け、第2判定領域67に対して、マナーモードへの切り替え処理を対応付けたが、判定領域に対応付ける機能はこれに限定されない。スマートフォン1は、判定領域に種々の機能を対応付けることができる。スマートフォン1は、判定領域に対して、例えば、撮影機能の各種処理や、テキストメモ機能の各種処理、オーディオプレーヤー機能の各種処理を対応付けることができる。ここで、対応付けられた機能に対して実行する処理としては、当該機能の起動がある。スマートフォン1は、各種機能の処理を実行する場合、ロック状態を解除して各種機能の処理を実行してもよいし、ロック状態を解除せずに各種機能の処理を実行してもよい。
本実施形態のスマートフォン1は、判定領域として、第1判定領域65と第2判定領域67の2つを設けたが、判定領域の数は限定されない。
本実施形態のスマートフォン1は、判定領域に対応付けられた機能を示唆するアイコンを設けることで、判定領域に対応付けられた処理がわかりやすくすることができ、利用者がどの判定領域に操作を入力することで所望の機能の処理が実行されるかを判断しやすくできる。このため、スマートフォン1は、判定領域に対応付けられた機能を示唆するアイコンを設けることが好ましいが、アイコンは設けなくてもよい。
本実施形態のスマートフォン1は、判定領域で接触を検出した場合に表示態様を変化させる接触位置に対応した部分を、接触位置を含む接触位置から所定距離の部分としたが、これに限定されない。スマートフォン1は、接触位置に対応した部分を、接触位置を含まない部分としてもよい。
ここで、図5から図8では、第1判定領域65または第2判定領域67でタッチ(接触)が検出されると、接触を検出した位置に対応する部分を塗りつぶすことで、表示態様を変化させたが、これに限定されない。スマートフォン1は、第1判定領域65または第2判定領域67で接触が検出された部分(接触位置に対応する部分)に他の画像を表示させるようにしてもよい。つまり、スマートフォン1は、第1判定領域65または第2判定領域67を画像の上に無地の画像が覆われている設定とし、接触された位置に対応する部分について無地の画像を除去することで、表示態様を変化させるようにしてもよい。
上記実施形態では、スマートフォン1は、第1判定領域65または第2判定領域67で接触が検出された場合、接触を検出した位置に対応する部分の表示態様を変化させたが、これに限定されない。スマートフォン1は、所定の条件(設定条件)を満たす接触が検出された位置を、接触を検出した位置とするようにしもよい。この場合、スマートフォン1は、設定条件を満たす接触を検出するまで、他の条件の接触を検出しても、当該部分の表示態様は、設定した表示態様(機能の実行の判定の対象となる表示態様)に変化しない。ここで、所定の条件(設定条件)としては、接触回数または接触時間がある。例えば、スマートフォン1は、設定した回数の接触が検出された位置を、接触を検出した位置として検出し、その位置に対応する部分の表示態様を設定した表示態様に変化させる。
また、スマートフォン1は、第1判定領域65または第2判定領域67で接触を検出した場合、当該位置での接触の検出が設定条件を満たすまでは、設定した表示態様(機能の実行の判定の対象となる表示態様)とは異なる表示態様に順次表示態様を変化させるようにしてもよい。設定した表示態様とは異なる表示態様とは、第1判定領域65または第2判定領域67に対応付けられた機能を実行するかを判定する対象である、変化した表示態様とは判定されない表示態様である。このように、スマートフォン1は、第1判定領域65または第2判定領域67で接触回数または接触時間の増加を検出した場合、順次表示態様を変化させて、接触回数または接触時間が設定条件を満たした場合、変化した面積を判定する対象である設定した表示態様に変化させてもよい。
以下、図9及び図10を用いて、ロック画面の他の例と、この他の例のロック画面で実行される制御について説明する。図9は、ロック画面の他の例を示す図である。図10は、ロック画面の表示中の制御の他の例を示す図である。ここで、図9及び図10に示す例は、設定条件を複数回の接触とし、複数回接触が検出された位置に対応する部分を、設定した表示態様に変化させる設定としている。図9及び図10に示す例は、元の表示態様が塗りつぶされている状態であり、接触回数が増える毎に塗りつぶしの表示が薄くなり、塗りつぶしの下の画像が見えてくる設定としている。
図9を参照しながら、ロック画面の他の例について説明する。図9に示すロック画面60aも、ロック状態が設定されていることを示す画面である。図9に示すロック画面60aは、壁紙61上に日時画像62と、第1アイコン64と、第1判定領域80と、第2アイコン66と、第2判定領域82と、が配置されている。ロック画面60aは、ディスプレイ2Aの上端にホーム画面40の領域42と同一の領域42が配置されている。ロック画面60aは、領域42に充電池の残量を示す残量マーク43、及び通信用の電波の電界強度を示す電波レベルマーク44が表示される。壁紙61は、日時画像62と、第1アイコン64と、第1判定領域80と、第2アイコン66と、第2判定領域82と、の背後に表示されている。ロック画面60aは、第1判定領域80および第2判定領域82以外の構成は、ロック画面60と同様であるので、説明を省略する。なお、図9は、ロック画面60aの表示当初の状態、つまり第1判定領域80および第2判定領域82の表示態様が元の表示態様である状態を示している。
第1判定領域80は、第1アイコン64の右側に配置された領域である。第1判定領域80は、領域の外縁を示す丸い枠で囲われている。第1判定領域80は、丸い枠の中が塗りつぶされている。このため、元の表示態様の第1判定領域80は、設定した表示態様で表示される画像がどのような画像であるかを識別できない状態である。
第2判定領域82は、第2アイコン66の右側に配置された領域である。第2判定領域82は、領域の外縁を示す丸い枠で囲われている。第2判定領域82は、第1判定領域65よりも小さい領域である。第2判定領域82も、丸い枠の中が塗りつぶされている。このため、元の表示態様の第2判定領域82は、設定した表示態様で表示される画像がどのような画像であるかを識別できない状態である。
次に、図10を用いて、第1判定領域80で実行する処理および機能について説明する。図10は、ロック画面の表示中の制御の一例を示す図である。図10に示すステップS21では、ディスプレイ2Aにロック画面60aが表示されている。スマートフォン1は、省電力モードで復帰操作を検出した場合や、ロック解除状態からロック状態に切り替える操作を検出した場合、ディスプレイ2Aにロック画面60aを表示させる。ステップS21では、利用者の指Fが第1判定領域80の外側の近傍をタッチしている。この場合、スマートフォン1は、第1判定領域80が表示されている領域の近傍でのタッチを検出する。その後、利用者は、ステップS21で表示される指Fを矢印α3に示す経路でスワイプさせる。この場合、スマートフォン1は、矢印α3の経路で第1判定領域80を通過したこと、つまり矢印α3の経路にふくまれる第1判定領域80の各位置で接触を検出する。
ステップS22では、利用者の指Fが第1判定領域80の外側でかつステップS21で矢印α3の先端の矢印で表示している位置をタッチしている。スマートフォン1は、矢印α3のスワイプで第1判定領域80への接触を検出することで、第1判定領域80aの塗りつぶしている状態を第1判定領域80よりも低減させる。第1判定領域80aは、塗りつぶしている状態が低減されることで、画像85が視認可能な状態となる。その後、利用者は、ステップS22で表示される指Fを矢印α4に示す経路でスワイプさせる。つまり、利用者は、指Fで第1判定領域80a上を複数回往復させる。この場合、スマートフォン1は、矢印α4の経路で第1判定領域80aを通過したこと、つまり矢印α4の経路にふくまれる第1判定領域80aの各位置で接触を検出する。
ステップS23では、利用者の指Fが第1判定領域80の左側端部で、かつステップS22で矢印α4の先端の矢印の近傍の位置をタッチしている。スマートフォン1は、矢印α4のスワイプで第1判定領域80の同じ位置への複数回の接触を検出することで、第1判定領域80bの塗りつぶしている状態を第1判定領域80aよりも低減させる。第1判定領域80bは、第1判定領域80aで塗りつぶされていた大部分の塗りつぶしが除去され、画像85が露出した状態となる。つまり、画像85の上を覆っていた塗りつぶし用の全ての画像が一部の領域88を除いて除去された状態となっている。
スマートフォン1は、ステップS23に示すように第1判定領域80の表示態様が設定した表示態様、本実施形態では、画像85が露出した状態で表示されている面積が閾値面積以上となると、ロック状態を解除し、ステップS24に示すように、タッチスクリーンディスプレイ2にホーム画面40を表示させる。
以上のように、本実施形態のスマートフォン1では、第1判定領域80で接触(タッチ)を検出した場合、接触が検出された領域の表示を変化させる。また、スマートフォン1では、第1判定領域80で検出した接触(タッチ)が設定条件を満足した位置は、当該位置に対応する領域の表示態様を設定した表示態様とする。スマートフォン1は、第1判定領域80のうち設定した表示態様となる面積が閾値面積以上となると、ロック状態を解除する。
このように、スマートフォン1は、第1判定領域80の一定面積以上の表示態様を設定した表示態様に変化させるジェスチャ、本実施形態では第1判定領域80を塗りつぶす画像を除去するジェスチャを行うという使用者にとって簡単で分かりやすい操作が行われた場合にロック状態を解除する。このため、スマートフォン1は、ロック解除操作の操作性を向上させることができる。
なお、図9および図10では、画像を塗りつぶした状態を元の表示態様とし、判定領域で接触を検出する毎に、徐々に塗りつぶした状態を低減させることで、表示態様を徐々に変化させ、塗りつぶしを完全に除去した画像を表示させる状態を設定した表示態様としたが、これに限定されない。スマートフォン1は、第1判定領域80の元の状態を砂に覆われた状態を模した画像とし、第1判定領域80で接触を検出する毎に砂が取り払われるように表示態様を変化させ、砂が取り払われて、砂に埋まっていた対象が露出した状態を設定した表示態様としてもよい。
図11を参照しながら、制御プログラム9Aが提供する機能に基づく制御の処理手順の例について説明する。図11は、ロック状態で実行される制御、特にロック画面の表示中に実行される制御の処理手順を示している。図11に示す処理手順は、コントローラ10が、制御プログラム9Aを実行することによって実現される。なお、図11に示す処理手順は、ロック状態が設定され、ディスプレイ2Aに画面を表示させる操作が検出された場合に実行される。ディスプレイ2Aに画面を表示させる操作が検出された場合とは、例えば省電力モードが設定され、タッチスクリーンディスプレイ2に画面を表示していない状態で、画面復帰操作が検出された場合である。コントローラ10は、図11に示す処理手順と並行して、ロック画面60に関する制御のための他の処理手順を実行することがある。
コントローラ10は、ステップS110として、タッチスクリーンディスプレイ2にロック画面を表示させる。コントローラ10は、ステップS110でロック画面を表示させたら、ステップS112としてジェスチャありかを判定する。つまり、コントローラ10は、タッチスクリーン2Bの検出結果を取得し、取得した検出結果に基づいて、ジェスチャが検出されたかを判定する。コントローラ10は、ステップS112でジェスチャが検出されてない(ステップS112でNo)と判定した場合、ステップS114として、ジェスチャが検出されていない時間が閾値以上であるかを判定する。つまり、ジェスチャが検出されていない時間を待機時間とすると、閾値時間≦待機時間であるかを判定する。コントローラ10は、直近のジェスチャが終了してからの経過時間である待機時間が所定の閾値時間以上であるかを判定する。
コントローラ10は、ステップS114で閾値以上ではない(ステップS114でNo)、つまり閾値時間>待機時間であると判定した場合、ステップS112に進み、ジェスチャがありかを再び判定する。コントローラ10は、ステップS114で閾値以上である(ステップS114でYes)と判定した場合、ステップS116として省電力モードに移行し、本処理を終了する。つまり、コントローラ10は、タッチスクリーンディスプレイ2を消灯させロック画面を表示していない状態として、本処理を終了する。
コントローラ10は、ステップS112でジェスチャあり(ステップS112でYes)と判定した場合、ステップS118として、判定領域内へのタッチあるかを判定する。なお、判定領域は、上述した第1判定領域と第2判定領域の両方が対象となる。コントローラ10は、始点が判定領域内へのタッチでない場合であっても、タッチする位置が移動して、つまりスワイプして判定領域内へのタッチとなった場合は、判定領域内へのタッチがあると判定する。コントローラ10は、ステップS118で判定領域内へのタッチではない(ステップS118でNo)と判定した場合、ステップS120として、検出したジェスチャの処理を実行し、ステップS112に進む。ここで、検出したジェスチャの処理としては、ロック画面に表示しているアプリアイコンの表示位置の移動処理、またはロック画面で表示可能な画面、例えばヘルプ画面もしくは緊急通報画面の表示処理等である。
コントローラ10は、ステップS118で、判定領域内へのタッチである(ステップS118でYes)と判定した場合、ステップS122として、判定領域内の接触位置に対応する部分の表示を変化させる。つまり、検出した判定領域内の接触に対応して、接触位置に対応する表示態様を変化させる。
コントローラ10は、ステップS122で表示を変化させたら、ステップS124として判定領域のうち設定した表示態様の面積が閾値以上であるかを判定する。コントローラ10は、ステップS124で設定した表示態様の面積が閾値未満である(ステップS124でNo)と判定した場合、ステップS126として、リリースを検出したかを判定する。つまり、ステップS118で検出したタッチが終了したかを判定する。コントローラ10は、ステップS126でリリースを検出した(ステップS126でYes)と判定した場合、ステップS112に進み上記処理を繰り返す。また、コントローラ10は、ステップS126でリリースを検出していない(ステップS126でNo)と判定した場合、ステップS122に進み、上記処理を繰り返す。
コントローラ10は、ステップS124で設定した表示態様の面積が閾値以上である(ステップS124でYes)と判定した場合、ステップS128として、判定領域に対応する機能を実行し、本処理を終了する。判定領域に対応する機能とは、判定領域に対応付けられた機能、例えば、ロック状態の解除や、マナーモードの切り替え等である。
ここで、図11に示す処理において、コントローラ10は、ステップS126でリリースしたと判定した場合、判定領域の表示態様を元の表示態様としてもよい。つまり、検出したジェスチャの情報を初期化し、ジェスチャを検出する前と同じ表示態様としてもよい。また、コントローラ10は、ステップS126でリリースしたと判定した場合、判定領域の表示態様をそのままの表示態様、つまり、検出した接触に対応して表示態様を変化させた状態のままとしてもよい。
次に、図12を用いて、図11に示すフローチャートのステップS112の処理の一例について説明する。図12に示す処理手順は、コントローラ10が、制御プログラム9Aを実行することによって実現される。コントローラ10は、ステップS130として、判定領域の接触履歴を抽出する。接触履歴は、ストレージ9に一時的に記憶されている。コントローラ10は、必要に応じてストレージ9から読み出すことで取得できる。また、接触履歴として抽出する対象は、現在検出しているタッチと連続した接触、つまり一連のスワイプジェスチャとしてもよいし、複数回のタッチ、つまりタッチとリリースのジェスチャとしてもよい。
コントローラ10は、ステップS130で接触履歴を抽出したら、ステップS132として、閾値時間以上前に接触があるかを判定する。つまり、コントローラ10は、接触履歴の中に閾値時間以上前に接触が含まれているかを判定する。コントローラ10は、ステップS132で閾値時間以上前に接触がない(ステップS132でNo)と判定した場合、つまり、接触履歴の情報が全て閾値時間以内の情報であると判定した場合、ステップS136に進む。
コントローラ10は、ステップS132で閾値時間以上前に接触がある(ステップS132でYes)と判定した場合、ステップS134として、閾値時間以上前の接触履歴を削除する。つまり、閾値時間以上前に検出された接触位置の情報を無効とし、ストレージ9から削除する。なお、コントローラ10は、データ自体は削除せずに評価対象から外すようにしてもよい。コントローラ10は、ステップS134の処理を行ったら、ステップS136に進む。
コントローラ10は、ステップS132でNoと判定した場合、または、ステップS134の処理を行った場合、ステップS136として、接触履歴の情報に基づいて、判定領域の表示を変化させ、本処理を終了する。コントローラ10は、図12に示す処理を行ったら、ステップS124の処理に進む。
スマートフォン1は、図12に示すように、閾値時間以上前の接触を無効とすることで、接触してから閾値時間経過した接触位置に対応する部分の表示態様の変化を元に戻すことができる。これにより、一定時間内に検出したジェスチャのみを対象とすることができ、ユーザの意図しない操作や偶然により判定領域に対応する機能が実行されることを抑制することができる。
次に、図13を用いて、図11に示すフローチャートのステップS112の処理の他の例について説明する。図13に示す処理手順は、コントローラ10が、制御プログラム9Aを実行することによって実現される。なお、図13に示す処理の一部は、図12に示す処理と同様である。コントローラ10は、ステップS140として、判定領域の接触履歴を抽出する。接触履歴は、ストレージ9に一時的に記憶されている。
コントローラ10は、ステップS140で接触履歴を抽出したら、ステップS142として、接触開始から所定時間以上経過しているかを判定する。つまり、コントローラ10は、接触履歴の中に所定時間以上前に接触が含まれているかを判定する。コントローラ10は、ステップS142で接触開始から所定時間以上経過していない(ステップS142でNo)と判定した場合、つまり、接触履歴の情報が全て所定時間以内の情報であると判定した場合、ステップS146に進む。
コントローラ10は、ステップS142で接触開始から所定時間以上経過している(ステップS142でYes)と判定した場合、ステップS144として、全ての接触履歴を削除する。つまり、検出している接触位置の情報を全て無効とし、ストレージ9から削除する。なお、コントローラ10は、データ自体は削除せずに評価対象から外すようにしてもよい。コントローラ10は、ステップS144の処理を行ったら、ステップS146に進む。
コントローラ10は、ステップS142でNoと判定した場合、または、ステップS144の処理を行った場合、ステップS146として、接触履歴の情報に基づいて、判定領域の表示を変化させ、本処理を終了する。このため、コントローラ10は、ステップS144の処理を行った場合、判定領域の表示態様が元の表示態様となる。コントローラ10は、図13に示す処理を行ったら、ステップS124の処理に進む。
スマートフォン1は、図13に示すように、判定領域の表示態様が変化した部分の面積が閾値以上となる前に、判定領域への接触を開始してからの時間が閾値時間以上となった場合、その接触を一体無効とし、入力をやり直すようにする。一定時間内に入力が実行されなかった場合、最初からやり直すようにすることで、操作を開始してから一定時間内に操作を終了させるという時間条件をより厳しく設定することができ、ユーザの意図しない操作や偶然により判定領域に対応する機能が実行されることを抑制することができる。
添付の請求項に係る技術を完全かつ明瞭に開示するために特徴的な実施形態に関し記載してきた。しかし、添付の請求項は、上記実施形態に限定されるべきものでなく、本明細書に示した基礎的事項の範囲内で当該技術分野の当業者が創作しうるすべての変形例及び代替可能な構成により具現化されるべきである。
例えば、図5に示した各プログラムは、複数のモジュールに分割されていてもよい。あるいは、図5に示した各プログラムは、他のプログラムと結合されていてもよい。
上記の実施形態では、タッチスクリーンを備える装置の一例として、スマートフォンについて説明したが、添付の請求項に係る装置は、スマートフォンに限定されない。添付の請求項に係る装置は、スマートフォン以外の携帯電子機器であってもよい。携帯電子機器は、例えば、モバイルフォン、タブレット、携帯型パソコン、デジタルカメラ、メディアプレイヤ、電子書籍リーダ、ナビゲータ、及びゲーム機である。あるいは、添付の請求項に係る装置は、据え置き型の電子機器であってもよい。据え置き型の電子機器は、例えば、デスクトップパソコン、及びテレビ受像器である。
1 スマートフォン
2 タッチスクリーンディスプレイ
2A ディスプレイ
2B タッチスクリーン
3 ボタン
4 照度センサ
5 近接センサ
6 通信ユニット
7 レシーバ
8 マイク
9 ストレージ
9A 制御プログラム
9B メールアプリケーション
9C ブラウザアプリケーション
9Z 設定データ
10 コントローラ
11 スピーカ
12、13 カメラ
14 コネクタ
15 加速度センサ
16 方位センサ
17 ジャイロスコープ
20 ハウジング

Claims (15)

  1. ロック状態においてロック画面を表示するタッチスクリーンディスプレイと、
    前記ロック画面上の、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させ、表示態様を変化させた前記部分の面積が閾値よりも大きくなった場合に前記接触が検出された部分に対応する機能を実行するコントローラと、
    を備える装置。
  2. 前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイに対する接触が所定の条件を満たす場合に、前記検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させる請求項1に記載の装置。
  3. 前記所定の条件は、接触回数および接触時間の少なくとも一方を含む請求項2に記載の装置。
  4. 前記コントローラは、接触が検出された位置の接触回数および接触時間の少なくとも一方が変化する毎に、前記検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させ、
    前記接触が前記所定の条件を満たす場合に、前記検出された位置に対応する部分の表示態様を前記機能の実行の判定の対象となる表示態様に変化させる請求項3に記載の装置。
  5. 前記コントローラは、前記ロック画面上の予め設定された範囲内で、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させる請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出されてから所定の時間が経過した場合に、表示態様を変化させた部分を元の表示態様に戻す請求項1から5のいずれか一項に記載の装置。
  7. 前記コントローラは、前記所定の時間が経過した場合に、表示態様を変化させた全ての部分を元の表示態様に戻す請求項6に記載の装置。
  8. 前記コントローラは、前記所定の時間が経過した場合に、前記所定の時間以上前に検出された接触に対応する部分を元の表示態様に戻す請求項6に記載の装置。
  9. 前記コントローラは、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触を保ったままで移動するジェスチャが検出された場合に、前記接触の移動に追随して表示態様を変化させる部分を拡張する請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記コントローラは、前記接触が終了したことが前記タッチスクリーンディスプレイによって検出された場合に、表示態様を変化させた部分を元の表示態様に戻す請求項1から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 前記コントローラは、前記接触が検出された部分に対応する機能に前記ロック状態を解除する処理を含む請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記コントローラは、前記接触が検出された部分に応じて、異なる機能をする請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 前記コントローラは、前記表示態様を変化させた前記部分の面積の閾値が、実行する機能に応じて異なる請求項12に記載の装置。
  14. タッチスクリーンディスプレイを備える装置を制御する方法であって、
    ロック画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、
    前記ロック画面上の、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させるステップと、
    表示態様を変化させた前記部分の面積が閾値よりも大きくなった場合に前記接触が検出された部分に対応する機能を実行するステップと、
    を含む方法。
  15. タッチスクリーンディスプレイを備える装置に、
    ロック画面をタッチスクリーンディスプレイに表示させるステップと、
    前記ロック画面上の、前記タッチスクリーンディスプレイによって接触が検出された位置に対応する部分の表示態様を変化させるステップと、
    表示態様を変化させた前記部分の面積が閾値よりも大きくなった場合に前記接触が検出された部分に対応する機能を実行するステップと、
    を実行させるプログラム。
JP2011286587A 2011-12-27 2011-12-27 装置、方法、及びプログラム Active JP5715042B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011286587A JP5715042B2 (ja) 2011-12-27 2011-12-27 装置、方法、及びプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011286587A JP5715042B2 (ja) 2011-12-27 2011-12-27 装置、方法、及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013134729A JP2013134729A (ja) 2013-07-08
JP5715042B2 true JP5715042B2 (ja) 2015-05-07

Family

ID=48911348

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011286587A Active JP5715042B2 (ja) 2011-12-27 2011-12-27 装置、方法、及びプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5715042B2 (ja)

Families Citing this family (57)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9318108B2 (en) 2010-01-18 2016-04-19 Apple Inc. Intelligent automated assistant
US8977255B2 (en) 2007-04-03 2015-03-10 Apple Inc. Method and system for operating a multi-function portable electronic device using voice-activation
US8676904B2 (en) 2008-10-02 2014-03-18 Apple Inc. Electronic devices with voice command and contextual data processing capabilities
US20120309363A1 (en) 2011-06-03 2012-12-06 Apple Inc. Triggering notifications associated with tasks items that represent tasks to perform
US10417037B2 (en) 2012-05-15 2019-09-17 Apple Inc. Systems and methods for integrating third party services with a digital assistant
KR101295839B1 (ko) * 2012-10-10 2013-08-12 알서포트 주식회사 터치스크린 정보기기의 게임 방식 잠금해제 방법
EP3809407A1 (en) 2013-02-07 2021-04-21 Apple Inc. Voice trigger for a digital assistant
US10652394B2 (en) 2013-03-14 2020-05-12 Apple Inc. System and method for processing voicemail
US10748529B1 (en) 2013-03-15 2020-08-18 Apple Inc. Voice activated device for use with a voice-based digital assistant
US10176167B2 (en) 2013-06-09 2019-01-08 Apple Inc. System and method for inferring user intent from speech inputs
JP6177613B2 (ja) * 2013-07-29 2017-08-09 京セラ株式会社 端末装置および端末装置の制御方法
CN103488404B (zh) 2013-09-22 2016-03-02 华为技术有限公司 一种解除电子设备锁定的方法及其装置
US9652097B2 (en) * 2013-11-29 2017-05-16 Hideep Inc. Feedback method according to touch level and touch input device performing the same
US10170123B2 (en) 2014-05-30 2019-01-01 Apple Inc. Intelligent assistant for home automation
US9715875B2 (en) 2014-05-30 2017-07-25 Apple Inc. Reducing the need for manual start/end-pointing and trigger phrases
US9966065B2 (en) 2014-05-30 2018-05-08 Apple Inc. Multi-command single utterance input method
US9338493B2 (en) 2014-06-30 2016-05-10 Apple Inc. Intelligent automated assistant for TV user interactions
US9886953B2 (en) 2015-03-08 2018-02-06 Apple Inc. Virtual assistant activation
US10200824B2 (en) 2015-05-27 2019-02-05 Apple Inc. Systems and methods for proactively identifying and surfacing relevant content on a touch-sensitive device
US10097973B2 (en) 2015-05-27 2018-10-09 Apple Inc. Systems and methods for proactively identifying and surfacing relevant content on a touch-sensitive device
US20160378747A1 (en) 2015-06-29 2016-12-29 Apple Inc. Virtual assistant for media playback
US10747498B2 (en) 2015-09-08 2020-08-18 Apple Inc. Zero latency digital assistant
US10671428B2 (en) 2015-09-08 2020-06-02 Apple Inc. Distributed personal assistant
US10331312B2 (en) 2015-09-08 2019-06-25 Apple Inc. Intelligent automated assistant in a media environment
US10740384B2 (en) 2015-09-08 2020-08-11 Apple Inc. Intelligent automated assistant for media search and playback
US10691473B2 (en) 2015-11-06 2020-06-23 Apple Inc. Intelligent automated assistant in a messaging environment
US10956666B2 (en) 2015-11-09 2021-03-23 Apple Inc. Unconventional virtual assistant interactions
US10223066B2 (en) 2015-12-23 2019-03-05 Apple Inc. Proactive assistance based on dialog communication between devices
US10586535B2 (en) 2016-06-10 2020-03-10 Apple Inc. Intelligent digital assistant in a multi-tasking environment
DK201670540A1 (en) 2016-06-11 2018-01-08 Apple Inc Application integration with a digital assistant
DK179415B1 (en) 2016-06-11 2018-06-14 Apple Inc Intelligent device arbitration and control
US10726832B2 (en) 2017-05-11 2020-07-28 Apple Inc. Maintaining privacy of personal information
DK180048B1 (en) 2017-05-11 2020-02-04 Apple Inc. MAINTAINING THE DATA PROTECTION OF PERSONAL INFORMATION
DK179496B1 (en) 2017-05-12 2019-01-15 Apple Inc. USER-SPECIFIC Acoustic Models
DK201770429A1 (en) 2017-05-12 2018-12-14 Apple Inc. LOW-LATENCY INTELLIGENT AUTOMATED ASSISTANT
DK179745B1 (en) 2017-05-12 2019-05-01 Apple Inc. SYNCHRONIZATION AND TASK DELEGATION OF A DIGITAL ASSISTANT
US20180336892A1 (en) 2017-05-16 2018-11-22 Apple Inc. Detecting a trigger of a digital assistant
US10303715B2 (en) 2017-05-16 2019-05-28 Apple Inc. Intelligent automated assistant for media exploration
US10818288B2 (en) 2018-03-26 2020-10-27 Apple Inc. Natural assistant interaction
US10928918B2 (en) 2018-05-07 2021-02-23 Apple Inc. Raise to speak
US11145294B2 (en) 2018-05-07 2021-10-12 Apple Inc. Intelligent automated assistant for delivering content from user experiences
US10892996B2 (en) 2018-06-01 2021-01-12 Apple Inc. Variable latency device coordination
DK180639B1 (en) 2018-06-01 2021-11-04 Apple Inc DISABILITY OF ATTENTION-ATTENTIVE VIRTUAL ASSISTANT
DK179822B1 (da) 2018-06-01 2019-07-12 Apple Inc. Voice interaction at a primary device to access call functionality of a companion device
US11462215B2 (en) 2018-09-28 2022-10-04 Apple Inc. Multi-modal inputs for voice commands
US11348573B2 (en) 2019-03-18 2022-05-31 Apple Inc. Multimodality in digital assistant systems
DK201970509A1 (en) 2019-05-06 2021-01-15 Apple Inc Spoken notifications
US11307752B2 (en) 2019-05-06 2022-04-19 Apple Inc. User configurable task triggers
US11140099B2 (en) 2019-05-21 2021-10-05 Apple Inc. Providing message response suggestions
DK201970511A1 (en) 2019-05-31 2021-02-15 Apple Inc Voice identification in digital assistant systems
DK180129B1 (en) 2019-05-31 2020-06-02 Apple Inc. USER ACTIVITY SHORTCUT SUGGESTIONS
US11468890B2 (en) 2019-06-01 2022-10-11 Apple Inc. Methods and user interfaces for voice-based control of electronic devices
US11061543B1 (en) 2020-05-11 2021-07-13 Apple Inc. Providing relevant data items based on context
US11038934B1 (en) 2020-05-11 2021-06-15 Apple Inc. Digital assistant hardware abstraction
US11755276B2 (en) 2020-05-12 2023-09-12 Apple Inc. Reducing description length based on confidence
US11490204B2 (en) 2020-07-20 2022-11-01 Apple Inc. Multi-device audio adjustment coordination
US11438683B2 (en) 2020-07-21 2022-09-06 Apple Inc. User identification using headphones

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20100010860A (ko) * 2008-07-23 2010-02-02 엘지전자 주식회사 이동 단말기 및 그의 이벤트 제어방법
US8355698B2 (en) * 2009-03-30 2013-01-15 Microsoft Corporation Unlock screen
JP5482023B2 (ja) * 2009-08-27 2014-04-23 ソニー株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及びプログラム
JPWO2011043422A1 (ja) * 2009-10-09 2013-03-04 日本電気株式会社 携帯機器及びそのセキュリティロック制御方法,プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013134729A (ja) 2013-07-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5715042B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5891083B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5775445B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5762944B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6017891B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5850736B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP5809963B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6110654B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6058790B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5827109B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013047919A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013080345A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013134694A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5753475B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5859932B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5762885B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5775432B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP2013065290A (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP6139068B2 (ja) 装置及び方法
JP6080355B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP5848971B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5848970B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5740366B2 (ja) 装置、方法、及びプログラム
JP5971926B2 (ja) 装置、方法及びプログラム
JP2013134709A (ja) 装置、方法、及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140514

TRDD Decision of grant or rejection written
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5715042

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150