JP5656563B2 - 文書管理システム、文書管理システムの制御方法、プログラム - Google Patents

文書管理システム、文書管理システムの制御方法、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、複数のファイルを1つの文書のバージョンとしてまとめて管理可能な文書管理システム、文書管理システムの制御方法、プログラム関するものである。
データベースを用いた文書管理システムでは、登録するファイルをデータベース内で管理する場合、データベースが使用する格納用ディスク量が運用に合わせて増大していく。また、文書管理システムの基本機能として、ファイルの編集過程で作成された複数のファイルを時系列でバージョンとして登録してひとつの文書として管理する機能(バージョン管理機能)がある。バージョン管理機能では、文書登録時に登録されるファイルのファイル形式を決定し、以降文書のバージョンを更新する際には、最初に登録したファイル形式のみ使用できるのが一般的である。しかし、複数の文書形式をバージョンとして更新する機能を持つ文書管理システムなど、管理体系の異なるシステムが存在する。
従来技術として、バージョン管理されている複数のファイルのうち、更新を行うファイルと更新を行わないファイルとの格納先を分割する技術が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特開2003−263350号公報
しかしながら、格納用ディスクの使用量が増大すると、一般的にデータベースが使用するディスクは高価であるため、運用時のコストが増えてしまうという課題がある。また、管理体系の異なる文書管理システム間でデータを移行する場合、同じ文書としての登録ができないといった課題がある。これに対し、先行技術で示した特許文献では、上記の課題を解決することができなかった。
本発明では、上記課題を鑑み、データベースにおける格納用ディスクの使用料を減少させることで運用コストを抑え、かつ管理体系の異なる場合にもデータ管理が可能な文書管理システムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明における文書管理システムは、1つの文書について複数のバージョンを管理することが可能な第1の文書管理装置及び、前記第1の文書管理装置がアクセス可能なファイルサーバを含む文書管理システムであって、第2の文書管理装置で管理されている文書を前記第1の文書管理装置へ移行する場合に、移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョンを前記第1の文書管理装置に登録し、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンを前記ファイルサーバのフォルダに登録する登録手段と前記第1の文書管理装置に登録された前記移行対象の文書のプロパティ情報当該移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンが保存された前記ファイルサーバのフォルダのパス情報を登録するパス情報登録手段と、を有することを特徴とする。
本発明によって、文書管理システムの運用時にかかるコストを低減することが可能となる。また、バージョン管理方法の異なる文書管理システム間での文書データの移行、および移行後の運用が可能になる。
本発明の一実施例に適用されるシステム全体の機器構成を表すブロック図。 本発明の一実施例に適用される文書管理サーバ装置に関する物理構成を表す図。 本発明の一実施例に適用されるバージョン管理の概念を表す図。 本発明の一実施例に適用されるファイルサーバ装置でのフォルダ構造の概念を表す図。 本発明の一実施例に適用されるファイルサーバ装置に格納されるバージョン情報ファイルの形式の一例を示す図。 文書情報のデータ形式及び構造の一例を示す図。 バージョン管理情報のデータ形式及び構造の一例を示す図。 プロパティ管理情報のデータ形式及び構造一例を示す図。 実施例1におけるデータ移行処理の手順を表すフローチャート。 実施例1における文書登録処理の手順を表すフローチャート。 実施例1における移行後の文書管理画面一例を示す図。 システム設定情報のデータ形式および構造の一例を示す図。 実施例2における文書管理画面の一例を示す図。 実施例2におけるバージョン管理画面の一例を示す図。 実施例2における新規文書登録処理の手順を示すフローチャート。 実施例2における文書更新処理の手順を示すフローチャート。 実施例2における文書削除処理の手順を示すフローチャート。 実施例2における文書ファイル取得処理の手順を示すフローチャート。 実施例3におけるプロパティ管理情報のデータ形式および構造の一例を示す図。 実施例3における文書更新処理の手順を示すフローチャート。 実施例3における文書削除処理の手順を示すフローチャート。 実施例3における文書ファイル取得処理の手順を示すフローチャート。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を用いて説明する。
但し、この実施の形態に記載されている構成要素のうち、相的配置、データ内容などは、特に特定的な記述を行わない限りはこの発明の範囲をそれらにより限定する趣旨のものではない。
以下に本発明の文書管理システムに係わる第1の実施例について説明する。
<文書管理サーバ装置を含む全体構成>
本実施例に適用される文書管理システムを提供する文書管理サーバ装置を含む、システム全体の構成図について、図1のブロック図を参照して説明する。
図1に示すとおり、システムは、文書管理サーバ装置101、ファイルサーバ装置102、クライアント装置103、旧文書管理サーバ装置104、ネットワーク105とで構成される。尚、本実施例では、文書管理システムを提供している旧文書管理サーバ装置から、本発明に関する文書管理システムを提供する文書管理サーバ装置101に移行する例について説明を行う。
文書管理サーバ装置101は、文書をバージョンで管理する機能を持つものであり、クライアント装置103からの要求に応じて、管理している文書情報やファイルを提供する。尚、文書管理サーバ装置101の構成については、図2を用いて後述する。
ファイルサーバ装置102は、ファイルの入出力を制御する機能を持つものであり、ファイルをフォルダの階層構造をもって管理することができる。ファイルサーバ装置102は、前述の文書管理サーバ装置101からアクセス可能であり、文書管理サーバ装置101からアクセスにより、クライアント装置103から登録されたファイルの管理に使用される。ファイルサーバ装置102は、一般的なファイルサーバとしての機能をもつものであり、ネットワークを介して文書管理サーバ装置101からのファイル入出力、およびフォルダの作成/削除の機能をもつものである。
クライアント装置103は、クライアントPCなどの情報処理装置であり、文書管理サーバ装置101の文書情報の表示や操作を行う窓口となるものである。図示するように、このクライアント装置103はネットワーク105内において特にひとつに限定されるものではなく、複数存在することも可能であり、また能力の異なる機器で構成されていても良い。クライアント装置103は、一般的なパーソナルコンピュータであり、ネットワーク105を介して文書管理サーバ装置101と通信して、格納されている文書情報へのアクセスを行うための端末としての役割を果たすものである。クライアント装置103は、文書管理サーバ装置101から提供されたデータを表示したり、取得した文書ファイルを任意の場所に保存したり、取得したファイルを閲覧する機能を有する。
旧文書管理サーバ装置104は、文書管理サーバ装置101同様に文書をバージョンで管理する機能を持つものであるが、バージョンの管理体系が文書管理サーバ装置101とは異なるものである。この旧文書管理サーバ装置104は、文書管理サーバ装置101への文書データの移行元となるものであり、移行後にはシステム構成上必要なくなる装置である。
ネットワーク105は、文書管理サーバ装置101とファイルサーバ装置102、クライアント装置103、旧文書管理サーバ装置104がそれぞれに双方向通信することが可能なネットワークである。ネットワーク105は、イーサネット(登録商標)などのネットワークシステムであり、LAN(ローカルエリアネットワーク)、WAN(ワイドエリアネットワーク)、インターネットの形で実現されるものである。
<文書管理サーバ装置の構成>
文書管理サーバ装置101は、サーバ用パーソナルコンピュータであり、CPUやRAM、ROM、HDD、ネットワークインターフェースカード(以降NICと略す)等のハードウェアにより構成される情報処理装置である。また、文書管理サーバ装置101は、外部もしくは内包したディスプレイ(以降CRTと略す)やキーボード(以降KBと略す)、マウス(以降MOUSEと略す)と接続されてユーザからの入出力制御を行うこともできる。
文書管理サーバ装置101の機能構成について、図2を参照して説明する。図2に示すとおり、文書管理サーバ装置101は、内部で利用される部分と、外部からの処理を受け付ける部分で構成される。まず、内部で利用される部分としては、文書情報管理部201、バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203とが存在する。
また、外部からの処理を受け付ける部分としては、文書登録処理制御部204、文書移行処理制御部205、バージョン処理制御部206、表示内容生成部207,リクエスト処理制御部208、ネットワーク通信部209とが存在する。
文書情報管理部201は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、文書情報の入出力処理を行う。また、文書情報管理部201は、前述の文書情報をRAM、もしくはHDDを使用したエリアに格納する。
バージョン情報管理部202は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、バージョン情報の入出力処理を行う。また、バージョン情報管理部202は、前述のユーザ情報をRAM、もしくはHDDを使用したエリアに格納する。
プロパティ情報管理部203は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、プロパティ情報の入出力を行う。また、プロパティ情報管理部203は、前述のプロパティ情報をRAM、もしくはHDDを使用したエリアに格納する。
文書登録処理制御部204は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、クライアント装置103から送信された文書登録に関するリクエスト処理の制御を行う。文書登録処理制御部204は、主に前述の文書情報管理部201を使用して処理を行う。
文書移行処理制御部205は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、旧文書管理サーバ装置104からの文書移行処理の制御を行う。文書移行処理制御部205は、前述の文書情報管理部201、バージョン情報管理部202、およびプロパティ情報管理部203を使用して処理を行う。
バージョン処理制御部206は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、クライアント装置103からのバージョン一覧取得処理、およびバージョンファイルの取得処理の制御を行う。バージョン処理制御部206は、主に前述のバージョン情報管理部202、およびプロパティ情報管理部203を使用して処理を行う。また、このバージョン処理制御部206は、ファイルサーバ装置102と通信し、バージョン情報、およびプロパティ情報に記載された文書ファイルの入出力処理も行う。
表示内容生成部207は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、他の処理制御部での処理結果をクライアント装置103に送信するための表示情報の生成/整形する処理の制御を行う。本実施例においては、WEBブラウザを介した情報の授受であるため、表示情報は主としてHTML形式や、SOAPなどが想定される。
リクエスト処理制御部208は、RAM内に格納され、CPUで実行される実行プログラムであり、クライアントから送信されたリクエストを後述のネットワーク通信部209から最初の受信する場所であり、全てのリクエストに対する一次処理を行う。リクエスト処理制御部208は、リクエスト内容に応じて前述の文書登録処理制御部204、文書移行処理制御部205、バージョン処理制御部206に処理を依頼する。
ネットワーク通信部209は、クライアント装置103や旧文書管理サーバ装置104から受信した処理要求を前述のリクエスト処理制御部208に通知し、処理結果をそれぞれの処理要求元に返信する通信の制御を行う。また、ネットワーク通信部209は、ファイルサーバ装置102への処理要求の送信制御を行う。ネットワーク通信部209は、文書管理サーバ装置101のNICを表しており、ネットワーク105と接続される。
<文書管理構造>
図3は、文書管理サーバ装置101でのバージョン管理の概念を説明するための模式図である。図3には、文書管理サーバ装置101で管理される文書の論理的な構造を表されている。文書管理サーバ装置101の文書情報は、文書を格納するフォルダ301と、文書概念302、ファイル303〜305、プロパティ306によって構成される。
フォルダ301は、論理的な階層構造を構成するための要素であり、フォルダを複数の階層で構成することもできる。本実施例に置いては、フォルダが複数階層になっている必要がないため、単一のフォルダを用いて説明する。
文書概念302は、複数のファイルを保持するための概念であり、保持するファイルをバージョンという形で時系列管理するとともに、文書やファイルのバージョンごとに保持するプロパティ値の管理も行う。ファイル303〜305は、文書概念302の中に保持されるファイルを表しており、本図では、303、304、305が、それぞれ順にバージョン1、バージョン2、バージョン3としてバージョン管理されていることを表している。このうち、305が最新バージョンであり、それ以外の303、304については過去バージョンである。プロパティ306は、文書概念302の単位、もしくは、各ファイルの単位で保持されるプロパティ値を表している。
<ファイルサーバでのフォルダ構造>
図4は、ファイルサーバ装置102上でのフォルダ構造の概念を説明するための模式図である。ファイルサーバ装置102上では、前述の文書概念の単位でフォルダが作成され、作成されたフォルダの中に該文書概念に関係するファイルが配置されている。
本実施例では、フォルダ401、402、403は階層構造の関係にあり、最下層となるフォルダ403が文書概念を表すフォルダとなる。フォルダ403の中には、文書管理サーバ装置101では管理しないバージョンのファイルを保存しており、ファイル404、405がそれを表している。ファイル404,405は、それぞれ一意になるファイル名称をつけて管理され、本実施例ではバージョン番号をファイル名称としている。
バージョン情報ファイル406は、フォルダ403の中に持つファイル情報を管理するためのファイルであり、ファイル404,405のファイル名称や、バージョンごとに保持するプロパティ情報をファイルに紐づけた形式で保持する。
図5は、バージョン情報ファイル406の一例を表したものであり、以下の情報が記述されている。「Document Name」、は文書名称を示す情報である。「Folder path」は、文書管理サーバ装置101における、文書概念が保存されているフォルダパスを示す情報である。「Version Created」、「Version comment」、「Version creator」、「Page」はファイル毎に対応するファイル情報である。上記のファイル情報は、それぞれ「バージョン番号」、「バージョン作成日時」、「バージョンコメント」、「バージョン作成者」、「ページ数」を示す。
<取り扱うデータ形式、および構成>
次に、図6〜図8を用いて、図3で示したバージョン管理の論理的な構成を実現するためのデータ構造について説明する。図6〜図8は、図2で示した文書管理サーバ装置101が取り扱うデータの形式とデータ例を表す図である。尚、以下に示す情報は、本発明を表現するうえで最低限の項目を表しており、他の項目を必要に応じて追加することも可能である。
図6の文書情報は、文書単位で保持する情報の形式を表しており、文書ID601、文書名称602、ファイル形式603、格納場所604とで構成される。図6の表は、図2で示した文書管理サーバ装置101の文書情報管理部201が扱う文書情報として使用されるものである。
文書ID601は、611で表す文書情報を一意に表すため情報である。文書名称602は、文書ID601が表す文書の表示上の名称を表すための情報である。ファイル形式603は、文書ID601が表す文書のファイル拡張子を表す情報である。格納場所604は、文書ID601が表す文書が登録されている保管先のフォルダを表す情報である。文書情報611は、実際の文書情報を表しており、図3の文書概念302に対応する文書情報を表現している。尚、本実施例では、説明の簡略化のため、文書情報を1つのみ図示したが、文書管理サーバ装置101にて管理されている文書の数だけ文書情報が管理されている。
図7は、前述の文書ID601が表す文書に対応付けられたバージョン、バージョンに対応するファイルの等の情報であるバージョン情報の一例を表しており、本実施例においては文書ID701、バージョン702、ファイル703とで構成される。尚、図7の表は、文書管理サーバ装置101のバージョン情報管理部202が扱うバージョン情報として使用されるものである。
文書ID701は、前述の図6の文書情報との関係を表しており、文書ID601に存在するいずれかのID(つまり文書)が使用されることを示す。バージョン702は、文書ID701の表す文書の中でのバージョン番号を表しており、同じ文書ID701を持つ情報の中では一意な値(たとえば、Ver1、Ver2)を保持する。ファイル703は、文書ID701、バージョン702によって一意になる文書バージョンが表すファイルを表わしており、この情報の中にファイルの実体が格納される。
文書ID701とバージョン702の組み合わせによって、711〜713で表すバージョン情報を一意に表すことができる。711、712、713は実際のバージョン情報を表しており、それぞれ前述の図3のファイル303、304、305を表現している。
図8は、文書ID601が表す文書、及び文書に含まれる各バージョンに対応するプロパティ情報の一例を表しており、本実施例においてプロパティ情報は、文書ID801、バージョン802、プロパティ名称803、プロパティ値804で構成される。図8の表は、文書管理サーバ装置101のプロパティ情報管理部203が扱うプロパティ情報として使用されるものである。
文書ID801は、図6の文書情報との関係を表しており、文書ID601に存在するいずれかのID(つまり文書)が使用されることを示す。バージョン802は、図7のバージョン情報との関係を表しており、バージョン702に存在するいずれかのバージョン番号を表している。ただし、文書自体に持つプロパティ情報の場合には、811〜816までの行に記載したように、このバージョン802にはバージョン番号以外のも値が使用されることもある。
プロパティ名称803は、文書、もしくはバージョンが保持するプロパティ種別を表している。プロパティ値804は、文書ID801、バージョン802、プロパティ名称803の組み合わせによって一意になるプロパティ値を表しており、ここに各文書やバージョンごとの値を格納する。本実施例で記載しているプロパティ情報としては、811〜816が文書自体に設定された値、817〜831までが各バージョンに設定された値であることを表している。
<文書管理サーバの移行処理>
旧文書管理サーバ装置104に格納されている文書を文書管理サーバ装置101対して移動する文書移行処理手順について、図9と図10を参照して説明する。図9は文書移行処理の全体的な流れを示すフローチャートであり、その中から後述の図10の文書登録処理を呼び出す形態になっている。尚、本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUにより、RAMに格納されている各種実行プログラムが実行されることによりリクエスト処理制御部208から指示された文書移行処理制御部205において実行される。
ステップS901において、文書移行処理制御部205は、旧文書管理サーバ装置104に存在するフォルダの中から、移行対象フォルダとして指示されたフォルダの下位に存在するフォルダのフォルダ情報を取得し、RAMに格納する。ステップS902において、文書移行処理制御部205は、RAMに格納したフォルダ情報のうち任意の階層のフォルダ情報を取得する。この後、ステップS902からステップS904が移行対象フォルダの下位に存在するフォルダのフォルダ情報を全て処理するまで繰り返され、全てのフォルダ情報が処理された後ステップS905に移行する。
ステップS903において、文書移行処理制御部205は、ステップS902で取得したフォルダ情報からフォルダ名称を取得し、そのフォルダ名称を使用して、文書管理サーバ装置101にフォルダを作成する。ステップS904において、文書移行処理制御部205は、作成したフォルダを文書管理サーバ装置101に登録し、ステップS902で取得したフォルダを指示し、フォルダ情報がまだ存在する場合に、その下位階層の移行を行うためにステップS902に戻る。尚、ステップS904の処理が終了したら、ステップS902で取得したフォルダの階層については移行が完了したことになるため、処理をしたフォルダ情報がRAMから削除され、ステップS902に戻る。
ステップS905において、文書移行処理制御部205は、図10で後述する処理フローを呼び出すことにより指示されたフォルダの直下の文書登録処理を行う。ステップS905の処理が終了したら、本処理フローは終了となる。
図10は、図9のステップS905における文書登録処理の詳細を示すフローチャートであり、旧文書管理サーバ装置104内の指示された特定のフォルダの下に存在する文書を文書管理サーバ装置101に移動する具体的な処理を表している。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示された文書移行処理制御部205において実行される。
ステップS1001において、文書移行処理制御部205は、旧文書管理サーバ装置104から、移行対象フォルダとして指示されたフォルダの中に存在する文書の一覧(文書情報)を取得し、取得した文書情報をRAMに格納する。
ステップS1002において、文書移行処理制御部205は、RAMに格納した文書情報を一つ取得して、次のステップS1003に進む。この後、すべての文書情報が処理されるまでステップS1011までの処理をループし、取得する文書情報が存在しない場合には、本処理フローを終了する。
ステップS1003において、旧文書管理サーバ装置104から、ステップS1002で取り出した文書情報に対応する文書の全バージョンの情報、および各バージョンのファイルを取得し、文書管理サーバ装置101の中で一意になる文書IDを発行する。さらに、文書移行処理制御部205は、取得したバージョン情報、ファイル、および発行した文書IDをRAMに格納し、次のステップS1004に進む。
ステップS1004において、RAMに格納したバージョン情報の中からバージョン番号の一番大きいバージョンを最新バージョンとしてその情報を取得し、文書管理サーバ装置101に登録する。ここでは、ステップS1003で発行された文書IDを元に、文書情報管理部201、バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203に対して、RAMに取得した、バージョン情報、ファイルを使用して登録を行う。
これにより、図6の文書情報には1件のデータ、図7のバージョン情報には1件のデータ、図8のプロパティ情報には11件のデータが登録されることとなる。この際、プロパティ情報のうち、文書自体のプロパティである、「過去Verパス」については設定値は空白のまま登録を行う。
ステップS1005において、文書移行処理制御部205は、ステップS1003で取得したバージョン情報の数が1つかどうかを判定する。判定の結果、バージョン情報が2つ以上あると判定された場合にはステップS1006に進み、バージョン情報が1つの場合には次の文書の処理を行うため、ループ処理の先頭であるステップS1002に戻る。
ステップS1006において、文書移行処理制御部205は、RAMに格納したバージョン情報の中から、最新バージョン以外の過去バージョンの一覧(過去バージョン情報)を取得する。ステップS1007において、文書移行処理制御部205は、取得した過去バージョン情報のうちから、任意のバージョン情報を一つ選択する。選択すべきバージョン情報が存在しない場合には、一つの文書に対する全てのバージョン情報の移行が終了したため、処理ループを抜けて、ステップS1002に戻り、次の文書の移行処理に移る。
ステップS1008において、文書移行処理制御部205は、ステップS1007からのステップS1011までのループ処理の回数を判定し、最初の一回であった場合には、ステップS1009に進む。ループ回数が2回目以上の場合には、ステップS1010に進む。ステップS1009において、文書移行処理制御部205は、ファイルサーバ装置102に、移行対象の文書に含まれる過去バージョンを格納するための用のフォルダを作成する。文書用のフォルダは、前述の図4で示した通り、既定のフォルダ階層が作成された内の任意の最下層フォルダとして作成される。
また、文書移行処理制御部205は、作成したファイルサーバ装置102上のフォルダ階層へのアクセス用のパス情報を生成し、ステップS1004で生成したプロパティ値の中の、プロパティ名称「過去Verパス」に対して生成したパスを登録する。さらに、文書移行処理制御部205は、作成したフォルダには、図8に示したバージョン情報ファイル406を作成し、文書部分(文書名称、文書管理サーバ装置101上のパス)を追加する。
ステップS1010において、文書移行処理制御部205は、選択したバージョン情報が表すファイルの登録処理を、ファイルサーバ装置102に対して行う。ここでは、選択したバージョン情報に合致したファイルがRAMから取得され、ステップS100で作成されたフォルダの下に格納される。尚、格納される際のファイル名称は、バージョン番号を文字列として、それに文書が持つ拡張子を付与した名称とする。
ステップS1011において、文書移行処理制御部205は、ステップS1010で格納したファイル名称、およびステップS1006で取得したバージョン情報を使用して、図8に示した形式でバージョン情報ファイル406へバージョン情報を出力する。
<移行後の文書管理画面>
クライアント装置103のCRTに表示される、移行後の文書管理サーバ装置101の文書情報を表示するための画面について、図11を参照して説明する。図11の文書管理画面1101は、以下の部品で構成される。
フォルダツリー表示部1102は、文書管理サーバ装置で管理されている文書の論理的フォルダ階層構造を表示する領域であり、図3に表したフォルダ階層(フォルダ301)を表している。本実施例ではフォルダは1つだが、実際には複数階層のフォルダ構造として表示することも可能である。フォルダ301(図中の網掛け)が選択されると、選択されたフォルダの中に属している文書情報が文書一覧表示部1103に表示される。
文書一覧表示部1103は、文書名リスト1105で構成される。文書名リスト1105は、フォルダツリー表示部1102で選択されたフォルダ内に格納されている文書の一覧を表示する機能を持つ。フォルダツリー表示部1102でフォルダが選択されたタイミングで、文書情報管理部201から取得された文書一覧が表示される。
プロパティ表示部1104は、プロパティリスト1106で構成される。プロパティリスト1106は、前述の文書名リスト1105で選択された文書が持つプロパティの一覧を表示する機能を持つ。文書名リスト1105で任意の文書が選択されたタイミングで、文書管理サーバ装置101のプロパティ情報管理部203のプロパティ情報が取得されて、プロパティリスト1106に表示される。ここに表示されるプロパティは、文書自体に対して登録されている値を表示するため、前述の図8のバージョン802にバージョン番号が入っていない情報のみが表示される。また、一覧に表示される文書名称に関しては、図6の文書名称602から取得したものが表示される。
プロパティリスト1106において、前述の移行処理フローでファイルサーバ装置102に登録された過去バージョン情報へのリンク(登録先)は、図中の1107の形式であらわされる。これにより、ユーザがファイルサーバ装置102へアクセスする際のアクセスパスが分かるようになり、過去バージョンファイルなどの取得が可能となる。
以下に本発明の文書管理システムに係わる第2の実施例について説明する。実施例2は、実施例1で他システムからの移行されたのち、もしくは新規に運用を行う際の動作について説明するものである。本実施例では、システムにバージョン管理の閾値を設定することで、データベースとファイルサーバでの管理分岐点を柔軟に変更できる点が特徴となる。
本実施例では、図1のシステム構成としては、旧文書管理サーバ装置104は必要なく、文書管理サーバ装置101とファイルサーバ装置102で構成される運用時のシステム構成となる。尚、実施例2については、前述の実施例1からの差分のみの説明とするため、特に明記しない部分については、実施例1と同じ構成/手順となる。
<システム設定情報>
図12は、文書管理サーバ装置101とファイルサーバ装置102での文書管理の切り分けの条件として用いられる閾値等のシステム設定情報の一例を示す図である。システム設定情報は、文書管理サーバ装置101で保持する情報の形式を表しており、設定項目名称1201、使用フラグ1202、設定値1203とで構成される。
設定項目名称1201は、システム設定値を表示するための項目を表す情報である。使用フラグ1202は、設定項目名称1201が示す設定値を使用するかどうかの状態を表す情報である。これは、「On」もしくは「Off」のいずれかの情報を保持する。設定値1203は、設定項目名称1201が示す設定値を表す情報である。各設定値によって設定される値の単位、形式は異なる。
実際の情報として保持される項目は、1211〜1213で表す。1211は、文書サイズによる閾値を表しており、図中の設定値「3MB」は、ファイルサイズが3MB超えた過去バージョンを、ファイルサーバ装置102に移動することを意味するものである。1212は、バージョン数による閾値を表しており、図中の設定値「1」は、1世代を超えた過去バージョンを、ファイルサーバ装置102に移動することを意味するものである。1213は、保持期間による閾値を表しており、図中の設定値「3か月」は、登録から3カ月を超えた過去バージョンを、ファイルサーバ装置102に移動することを意味するものである。尚、図12における設定値は、一例であり、これらの設定値を文書管理の運用に合わせて管理者が設定可能となっていることが望ましい。
<実施例2の文書管理画面>
図13は、クライアント装置103のCRTに表示される、文書管理サーバ装置101の文書情報を表示するための画面の一例を示す図である。尚、図13の文書管理画面1301において、文書一覧表示部1303以外の、フォルダツリー表示部1302と、プロパティ表示部1306は、図11と同様の内容であるため説明を省略する。
文書一覧表示部1303は、文書名リスト1305、登録ボタン1307、更新ボタン1308、削除ボタン1309、取得ボタン1310、履歴一覧ボタン1311とで構成される。尚、文書名リスト1305は、図11の文書名リスト1105と同様のものである。
登録ボタン1307は、フォルダツリー表示部1302で選択されているフォルダに対して新規に文書を登録するためのボタンであり、押下されると後述の図15に表した処理フローによる文書登録処理が行われる。更新ボタン1308は、文書名リスト1305で選択されている文書に対してバージョン更新を行うためのボタンであり、押下されると、後述の図16に表した処理フローによる文書更新処理が行われる。
削除ボタン1309は、文書名リスト1305で選択されている文書に対して文書削除処理を行うためのボタンであり、押下されると後述の図17で表す処理フローによる文書削除処理が行われる。取得ボタン1310は、文書名リスト1305で選択されている文書の最新バージョンのファイルを取得するためのボタンであり、押下されると後述の図18で表す処理フローによるファイル取得処理が行われる。履歴一覧ボタン1311は、文書名リスト1305で選択されている文書のバージョン履歴を閲覧するためのボタンであり、押下されると後述の図14で表すバージョン管理画面が表示される。
<バージョン管理画面>
図14は、クライアント装置103のCRTに表示される、文書管理サーバ装置101のバージョン情報を表示するためのバージョン管理画面の一例を示す図である。図14のバージョン管理画面1401は、以下の部品で構成される。
バージョン一覧表示部1402は、バージョン一覧リスト1404、削除ボタン1406、取得ボタン1407とで構成される。バージョン一覧リスト1404は、図13の文書名リスト1305で選択された文書が持つバージョンの一覧を表示する領域である。ここに表示されるバージョンは、文書管理サーバ装置101内のバージョン情報管理部202で管理されているバージョンに加えて、「過去Verパス」プロパティで指示したファイルサーバ装置102上のフォルダに保持しているバージョンも含まれる。
バージョン情報の取得タイミングは、本画面の取得時で次の2つの処理により表示リストへの追加を行う。まず、表示内容生成部207は、バージョン情報管理部202から該当文書のバージョン一覧を取得し、それを表示用リストに追加する。次に、表示内容生成部207は、プロパティ情報管理部203から、該当文書の「過去Verパス」のプロパティ値を取得する。
ここで、表示内容生成部207は、取得したプロパティ値としてパス情報が格納されている場合には、ファイルサーバ装置102からそのパス情報に記載されたフォルダの下にあるバージョン情報ファイル406を取得する。そして、表示内容生成部207は、そのファイル内記載されたバージョン情報を取得し、表示用リストに追加する。そして、バージョン一覧リスト1404に表示されたバージョン一覧から、任意のバージョンを選択されると、そのバージョンが持つプロパティ情報がバージョンプロパティ表示部1403に表示される。
バージョンプロパティ表示部1403は、バージョンごとに保持しているプロパティ値を表示する場所であり、プロパティリスト1405で構成される。プロパティリスト1405は、バージョン一覧リストで選択されたバージョンに関するプロパティ情報を表示する場所であり、バージョンの格納個所に合わせて、以下のいずれかの処理により取得、表示される。
まず、表示内容生成部207は、選択されたバージョン番号が文書管理サーバ装置101のバージョン情報管理部202に存在するかを確認し、存在する場合には、プロパティ情報管理部203から指定文書/バージョンに該当するプロパティ情報を取得する。一方、存在しない場合、表示内容生成部207は、前述のバージョン情報ファイル406の中から選択されたバージョンに該当するデータ行を取得して、各プロパティ値に分割する。
バージョン管理画面1401では、バージョンに対する処理を行うボタンがバージョン一覧表示部1402に2つ保持されている。削除ボタン1406は、バージョン一覧リスト1404で選択されているバージョンの削除処理を行うためのボタンであり、押下されると後述の図17で表す処理フローを使用してバージョン削除処理が行われる。取得ボタン1407は、バージョン一覧リスト1404で選択されているバージョンのファイルを取得するためのボタンであり、押下されると後述の図18で表す処理フローを使用してファイル取得処理が行われる。
<文書登録処理>
文書管理サーバ装置101により新規文書の登録処理手順について図15を参照して説明する。図15は、クライアント装置103のCRTに表示されている文書管理画面1301内のフォルダツリー表示部1302に表示されている任意のフォルダが選択されている状態で、登録ボタン1307を押下したことに対する処理フローを表したものである。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示された文書登録処理制御部204において実行される。
ステップS1501において、文書登録処理制御部204は、ユーザが指定した新規登録文書ファイルとプロパティ情報を取得し、RAMに格納しておく。ステップS1502において、文書登録処理制御部204、取得した文書ファイルとプロパティ情報とを登録する。尚、登録処理の詳細は以下に示す通りである。
まず、文書登録処理制御部204は、新規に文書IDを発行し、その文書IDを用いて、文書情報管理部201に対して文書情報を格納する。次に、文書登録処理制御部204は、バージョン情報管理部202に対して、発行した文書IDと「Ver1」を一意な情報として、ステップS1501で取得した文書ファイルを登録する。最後に、文書登録処理制御部204は、プロパティ情報管理部203に対して、文書自体のプロパティ値、バージョンとして保持するプロパティ値をステップS1501で取得したプロパティ情報を使用して登録する。上記の処理が行われ、文書情報管理部201、バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203への登録処理が終わったら、本フローは終了となる。
<文書更新処理>
文書管理サーバ装置101における文書への更新処理手順について図16を参照して説明する。図16は、クライアント装置103のCRTに表示されている文書管理画面1301内の文書名リスト1305に表示されている任意の文書が選択されている状態で、更新ボタン1308を押下されたことに対する処理フローを表したものである。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示されたバージョン処理制御部206において実行される。
ステップS1601において、バージョン処理制御部206は、ユーザが指定した更新文書ファイルとプロパティ情報とを取得し、RAMに格納しておく。ステップS1602において、バージョン処理制御部206は、文書管理サーバ装置101に対して、文書情報の更新処理を以下の手順で行う。まず、バージョン処理制御部206は、ユーザが指定した文書がバージョン情報管理部202において管理している最新のバージョン番号を取得し、そこから追加するバージョン番号を生成する。例えば、最新バージョン番号が「Ver3.0」の場合には、「Ver4.0」となる。次に、バージョン処理制御部206は、バージョン情報管理部202に対して、ユーザの指定した文書IDと生成した最新バージョン番号を一意な情報として、ステップS1601で取得した文書ファイルを登録する。最後に、バージョン処理制御部206は、プロパティ情報管理部203に対して、バージョンとして保持するプロパティ値をステップS1601で取得したプロパティ情報を使用して登録する。バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203への登録処理が終わったら、次のステップS1603に進む。
ステップS1603において、バージョン処理制御部206は、図12のシステム設定情報を読み込み、読み込まれたシステム設定情報の設定値に基づいて、過去バージョンをファイルサーバ装置102に移動するかどうかの判断を行う。またこのステップにおいて、バージョン処理制御部206は、ファイルサーバ装置102に移動する移動対象バージョンを特定し、特定された移動対象バージョンのバージョン情報をRAMに格納する。
以下で、ステップS1603の詳細について説明する。システム設定情報において「文書サイズ」が指定されている場合、バージョン処理制御部206は、更新前のバージョンのプロパティ情報の「サイズ」のプロパティ値が設定値1203で指定された値を超えているかをチェックする。設定値1203の値を超えていた場合、バージョン処理制御部206は、そのバージョンを移動対象として特定し、RAMに格納する。
システム設定情報の「バージョン数」が指定されている場合、バージョン処理制御部206は、バージョン情報管理部202からユーザが指定した文書のバージョン情報のうちファイルサーバ装置102に移動されていないバージョンをすべて取得する。そして、バージョン処理制御部206は、そのバージョン数が設定値1203の値を超えているかどうかをチェックする。設定値1203の値を超えていた場合、バージョン処理制御部206は、取得したバージョンのうち、バージョン番号が一番古いバージョンを移動対象として特定し、RAMに格納する。
システム設定情報の「保持期間」が指定されている場合、バージョン処理制御部206は、プロパティ情報管理部203からファイルサーバ装置102に移動されていないバージョンのプロパティ情報から「更新日時」のプロパティ値をすべて取得する。そして、バージョン処理制御部206は、その日時が設定値1203の期限より古いかどうかをチェックする。設定値1203の値よりも古い更新日時の場合、バージョン処理制御部206は、そのバージョンを移動対象として特定し、RAMに格納する。
ステップS1604において、バージョン処理制御部206は、ステップS1603でRAMに格納された移動対象のバージョンが存在するかどうかを判断する。RAMに移動対象のバージョンが存在すると判断された場合には、次のステップS1605に進み、存在しないと判断された場合には、本フローを終了する。
ステップS1605において、バージョン処理制御部206は、指定された文書に対応する過去バージョンを保持するためのフォルダがファイルサーバ装置102上に存在するかどうかの確認を行う。具体的には、バージョン処理制御部206が、プロパティ情報管理部203からユーザが指定した文書のプロパティ項目「過去Verパス」の値を取得し、その値にパス情報が存在するかどうかによって判断する。パス情報が存在する場合には、指定された文書に対応する過去バージョンを保持するためのフォルダがファイルサーバ装置102上に存在するため、ステップS1608に進む。存在しない場合には、フォルダの作成が必要となるため、次のステップS1606に進む。
ステップS1606において、バージョン処理制御部206は、ファイルサーバ装置102に、文書用のフォルダを作成する。文書用のフォルダは、前述の図4で示した通り、既定のフォルダ階層が作成された内の任意の最下層フォルダとして作成する。次にバージョン処理制御部206は、作成されたファイルサーバ装置102上のフォルダ階層へのアクセス用のパス情報を生成し、ステップS1601で取得したプロパティ値の中の、プロパティ名称「過去Verパス」に対して生成したパスを登録する。
ステップS1607において、バージョン処理制御部206は、ファイルサーバ装置102に作成したフォルダの下に、図8に示したバージョン情報ファイル406を作成し、文書部分(文書名称、文書管理サーバ装置101上のパス)を追加する。
ステップS1608において、バージョン処理制御部206は、ステップS1603でRAMに格納した移動対象バージョンを取得し、そのバージョン情報とプロパティ情報を、それぞれバージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203より取得する。
ステップS1609において、バージョン処理制御部206は、ステップS1608で取得したバージョン情報の中のファイルをファイルサーバ装置102の所定のフォルダに対して格納する。格納する際のファイル名称は、バージョン情報として保持しているバージョン番号を文字列として、それに文書が持つ拡張子を付与した名称とする。
ステップS1610において、バージョン処理制御部206は、ステップS1608で取得したプロパティ情報を、ファイルサーバ装置102の所定のフォルダに格納されているバージョン情報ファイル406に追記し、バージョン情報ファイル406を更新する。
ステップS1611において、バージョン処理制御部206は、文書管理サーバ装置101に登録されている移動対象バージョンの情報を削除する。削除する対象は、ステップS1608で取得したバージョン情報、およびプロパティ情報となる。バージョン処理制御部206は、バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203を用いて、該当の情報を削除し、更新処理を終了する。
<文書/バージョン削除処理>
文書管理サーバ装置101により文書もしくはバージョンの削除処理手順について図17を参照して説明する。図17は、クライアント装置103のCRTに表示されている以下の2つの状態での削除ボタンを押下されたことに対する処理フローを表したものである。一つは、文書管理画面1301内の文書名リスト1305に表示されている任意の文書が選択されている状態、もう一つはバージョン管理画面1401のバージョン一覧リスト1404でバージョンが選択されている状態となる。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示された文書登録処理制御部204、バージョン処理制御部206において実行される。
ステップS1701において、バージョン処理制御部206は、ユーザが指定した削除対象の文書とバージョンの情報をもとに文書情報管理部201、バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203を使用してそれぞれの情報を取得する。そしてバージョン処理制御部206は、取得された文書情報、バージョン情報、プロパティ情報それぞれを、RAMに格納する。
ステップS1702において、バージョン処理制御部206は、ユーザから指定された削除対象が少なくとも一つ以上のバージョンで構成されている文書全体、もしくは文書の中に含まれる任意のバージョンのいずれであるかを判断する。削除対象がバージョンの場合には、ステップS1703に進み、削除対象が文書の場合には、ステップS1710に進む。
ステップS1703において、バージョン処理制御部206は、ステップS1701で取得したプロパティ情報の中から「過去Verパス」のプロパティ値を取得する。ステップS1704において、バージョン処理制御部206は、ステップS1703で取得したプロパティ値にパス情報が存在するか否かを確認し、パス情報があった場合は、ステップS1705に進み、パス情報が存在しない場合は、ステップS1709に進む。
ステップS1705において、バージョン処理制御部206は、ステップS1703で取得したプロパティ値のパスが示すファイルサーバ装置102のフォルダからバージョン情報ファイル406を取得する。ステップS1706において、バージョン処理制御部206は、ステップS1705で取得したバージョン情報ファイル406に記載されているバージョン情報の中から、ユーザが指定したバージョンが存在するかを確認する。バージョンが存在すると確認された場合には、ステップS1707に進み、バージョンが存在しないと確認された場合には、ステップS1709に進む。
ステップS1707において、バージョン処理制御部206は、ステップS1705で取得したバージョン情報ファイル406に記載されたバージョン情報から削除対象のファイルを識別し、ファイルサーバ装置102の所定のフォルダから削除する。ステップS1708において、バージョン処理制御部206は、ステップS1705で取得したバージョン情報ファイル406に記載されたバージョン情報をバージョン情報ファイル406から削除する。
ステップS1709において、バージョン処理制御部206は、文書管理サーバ装置101の中のバージョン情報を削除する。削除する対象は、バージョン情報管理部202のバージョン情報と、プロパティ情報管理部203のバージョンに紐づいたプロパティ情報となる。
ステップS1710において、バージョン処理制御部206は、ステップS1701で取得したプロパティ情報の中から「過去Verパス」のプロパティ値を取得する。ステップS1711において、バージョン処理制御部206は、ステップS1710で取得したプロパティ値にパス情報が存在するか否かを確認し、パス情報があった場合は、ステップS1712に進み、パス情報が存在しない場合は、ステップS1713に進む。
ステップS1712において、バージョン処理制御部206は、ステップS1710で取得したプロパティに記載されているパスのフォルダを、ファイルサーバ装置102から削除する。ステップS1713において、バージョン処理制御部206は、ステップS1701で取得した文書情報に合致する文書管理サーバ装置101上のデータを全て削除する。削除の手順は以下の通りである。まず、バージョン処理制御部206は、プロパティ情報管理部203に格納されているユーザが指定した文書に合致する文書IDを持つデータを削除する。次に、バージョン処理制御部206は、バージョン情報管理部202に格納されているユーザが指定した文書に合致する文書IDを持つデータを削除する。
最後に、バージョン処理制御部206は、文書情報管理部201に格納されているユーザが指定した文書に合致する文書IDを持つデータを削除する。
<文書ファイル取得処理>
文書管理サーバ装置101により文書ファイルの取得処理手順について図18を参照して説明する。図18は、クライアント装置103のCRTに表示されている以下の2つの状態での取得ボタンを押下したことに対する処理フローを表したものである。一つは、文書管理画面1301内の文書名リスト1305に表示されている任意の文書が選択されている状態、もう一つはバージョン管理画面1401のバージョン一覧リスト1404でバージョンが選択されている状態となる。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示されたバージョン処理制御部206において実行される。
ステップS1801において、バージョン処理制御部206は、ユーザが指定した取得対象の文書とバージョンの情報をもとに文書情報管理部201、バージョン情報管理部202、プロパティ情報管理部203を使用してそれぞれの情報を取得する。そして、バージョン処理制御部206は、取得した文書情報、バージョン情報、プロパティ情報をそれぞれ、RAMに格納しておく。
ステップS1802において、バージョン処理制御部206は、ユーザの指定に基づく取得対象ファイルが最新バージョンのファイルかどうかを判定する。ユーザが指定した対象が文書である場合には、最新バージョンの取得が指定されたことになるため、ステップS1809に進む。一方、ユーザが指定した対象がバージョンである場合には、バージョン処理制御部206は、ステップS1801で取得したバージョン情報の中で一番大きいバージョン番号かどうかを判断する。ここで、最新バージョンであると判断された場合にはステップS1809に進み、最新バージョンでないと判断された場合には、ステップS1803に進む。
ステップS1803において、バージョン処理制御部206は、ステップS1801で取得したプロパティ情報の中から「過去Verパス」のプロパティ値を取得する。ステップS1804において、バージョン処理制御部206は、ステップS1803で取得したプロパティ値にパス情報が存在するか否かを確認し、パス情報があった場合は、ステップS1805に進み、パス情報が存在しない場合には、ステップS1808に進む。
ステップS1805において、バージョン処理制御部206は、ステップS1803で取得したプロパティ値のパスが示すファイルサーバ装置102のフォルダからバージョン情報ファイル406を取得する。ステップS1806において、バージョン処理制御部206は、ステップS1805で取得したバージョン情報ファイル406に記載されているバージョン情報の中から、ユーザが指定したバージョンが存在するかをチェックする。バージョンが存在する場合には、次のステップS1807に進み、バージョンが存在しない場合には、ステップS1808に進む。
ステップS1807において、バージョン処理制御部206は、バージョン情報ファイル406に記載されたバージョン情報から取得対象のファイルを識別して、そのファイルをファイルサーバ装置102の所定のフォルダから取得する。ステップS1808において、バージョン処理制御部206は、文書管理サーバ装置101の中のバージョンに合致するファイルを取得する。ここでの取得対象は、バージョン情報管理部202で、ユーザの指定したバージョン番号を保持した情報であり、ファイル703から取得される。
ステップS1809において、バージョン処理制御部206は、文書管理サーバ装置101の中のバージョンに合致するファイルを取得する。ここでの取得対象は、バージョン情報管理部202で、ユーザの指定した文書の最新バージョン番号を保持した情報であり、ファイル703から取得される。
ステップS1810において、バージョン処理制御部206は、ステップS1807、S1808、S1809のいずれかのステップで取得したファイルの実体をリクエスト元のクライアント装置103に対してネットワーク通信部209を経由して送信する。
上記構成により、データベース内に置くことでアクセス効率を必要とする部分と、運用コストの低減を、運用中の利用パターンにより調整することができ、利便性と低コストの両立を図ることができる。
以下に本発明の文書管理システムに係わる第3の実施例について説明する。実施例3は、実施例1、2とは異なり、文書管理サーバ装置101の文書管理機能を拡張し、一つの文書の中の個々のバージョンに違う種類の各招致を持つファイルを指定できるように構成したものである。実施例3については、前述の実施例1、および実施例2からの差分のみの説明とするため、特に明記しない部分については、実施例1/実施例2と同じ構成/手順となる。
<取り扱うデータ形式、および構成>
前述の図8で示したプロパティ情報のデータ構造からの拡張部分について、図19を用いて説明する。図19は、図2で示した文書管理サーバ装置101が取り扱うデータの形式とデータ例を表す図である。
図19におけるデータ形式は前述の図8と同じであり、文書ID801、バージョン802、プロパティ名称803、プロパティ値804は、文書ID1901、バージョン1902、プロパティ名称1903、プロパティ値1904に合致するものである。また、データ例として保持している情報についても、データ811〜831は、図19の中のデータ1911〜1931に合致する。
しかし、データ1930については、保持しているデータが「.Doc」となっており、図8のデータ830とは異なっている。図19における図8との差異は、データ1932が追加されている点である。これは、拡張子が異なるバージョンを登録しようとした際に追加するプロパティを本実施例3で追加したためである。ここでは、バージョン3のプロパティとして「実ファイル名」が他のバージョンと異なって登録されているということになっている。
<文書更新処理>
文書管理サーバ装置101により文書への更新処理手順について図20を参照して説明する。図20は、クライアント装置103のCRTに表示されている文書管理画面1301内の文書名リスト1305に表示されている任意の文書が選択されている状態で、更新ボタン1308を押下されたことに対する処理フローを表したものである。
尚、本実施例では、それまで登録されているファイルの拡張子と異なるファイルが指定された際の処理が追加されていることが、前述の図16と異なる点であり、その他の処理は図16と同様の動作をする。図16の処理と同様のステップは同一の付番を付し、その説明を省略する。また、本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示されたバージョン処理制御部206において実行される。
ステップS2001において、バージョン処理制御部206は、ステップS1601で取得された文書ファイルの拡張子と、文書情報611として登録されているファイル形式情報が同じかどうかを判定する。同じ拡張子であると判定された場合には、ステップS1602に進み、拡張子が異なると判定された場合には、ステップS2002に進む。
ステップS2002において、バージョン処理制御部206は、ステップS2001で取得したプロパティ情報の中に「過去Verパス」のプロパティ値としてパス情報が設定されているかどうかを判断する。パス情報が存在すると判断された場合には、すでに過去バージョンファイルを格納するためのフォルダが作成済みであるため、ステップS2005に進む。パス情報が存在しない場と判断された場合には、フォルダの作成が必要であるため、次のステップS2003に進む。
ステップS2003において、バージョン処理制御部206は、ファイルサーバ装置102に、文書用のフォルダを作成する。文書用のフォルダは、前述の図4で示した通り、既定のフォルダ階層が作成された内の任意の最下層フォルダとして作成される。
バージョン処理制御部206は、作成されたファイルサーバ装置102上のフォルダ階層へのアクセス用のパス情報を生成し、ステップS2001で取得したプロパティ値の中の、プロパティ名称「過去Verパス」に対して生成したパスを登録する。
ステップS2004において、バージョン処理制御部206は、ファイルサーバ装置102に作成したフォルダの下に、図8に示したバージョン情報ファイル406を作成し、文書部分(文書名称、文書管理サーバ装置101上のパス)を追加する。
ステップS2005において、バージョン処理制御部206は、ステップS1601でユーザから指定されたファイルを、ファイルサーバ装置102にステップS2003で作成したパスのフォルダに対して登録し、そのファイル名称をRAMに登録する。
ステップS2006において、バージョン処理制御部206は、ユーザにより指定されたファイルを、あらかじめシステムが用意したダミーファイルに差し替えて、文書管理サーバ装置101上に登録するファイルを変更する。この後、ステップS1602移行の処理が行われることにより、文書の登録が行われる。ここで、ステップS2007を通過している場合には、登録するプロパティ情報として、プロパティ項目名称「実ファイル名」に、RAMに格納したファイル名称を追加で登録される。
以上の処理により、同一文書の異なるバージョンでファイルの拡張子が異なる場合にも、異なる拡張子のファイルがファイルサーバ装置102に登録され、該ファイルのダミーファイルが文書管理サーバ装置101に登録されることで、一元管理が可能となる。また、ダミーファイルのサイズは、文書管理サーバ装置101のメモリ容量を節約するため、実際のファイルよりも小さくすることが望ましい。
<文書/バージョン削除処理>
文書管理サーバ装置101により文書の削除処理手順について図21を参照して説明する。図21は、クライアント装置103のCRTに表示されている以下の2つの状態での削除ボタンを押下したことに対する処理フローを表したものである。一つは、文書管理画面1301内の文書名リスト1305に表示されている任意の文書が選択されている状態、もう一つはバージョン管理画面1401のバージョン一覧リスト1404でバージョンが選択されている状態となる。
本実施例では、削除対象のバージョンのファイル拡張子が文書の初期登録バージョンと異なる場合の処理が追加されていることが、前述の図17と異なる点であり、その他の処理は図17と同様の動作をする。図17の処理と同様のステップは同一の付番を付し、その説明を省略する。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示された文書登録処理制御部204、バージョン処理制御部206において実行される。
ステップS2101において、バージョン処理制御部206は、ステップS1701で取得したプロパティ情報の中から、該当するバージョン番号に該当するプロパティ名称「実ファイル名」のプロパティ値を取得する。ステップS2102において、バージョン処理制御部206は、ステップS2101で取得したプロパティ値が存在しているかどうかを確認する。プロパティ値が存在していた場合には、次のステップS2103に進み、プロパティ値が存在していない場合には、ステップS1709に進む。
ステップS2103において、バージョン処理制御部206は、ステップS1703で取得された「過去Verパス」プロパティの値が示すフォルダから、ステップS2101で取得された「実ファイル名」プロパティの値が示すファイルを削除する。
<文書ファイル取得処理>
文書管理サーバ装置101により文書ファイルの取得処理手順について図22を参照して説明する。図22は、クライアント装置103のCRTに表示されている以下の2つの状態での取得ボタンを押下したことに対する処理フローを表したものである。一つは、文書管理画面1301内の文書名リスト1305に表示されている任意の文書が選択されている状態、もう一つはバージョン管理画面1401のバージョン一覧リスト1404でバージョンが選択されている状態となる。
本実施例では、取得対象のバージョンのファイル拡張子が文書の初期登録バージョンと異なる場合の処理が追加されていることが、前述の図18と異なる点であり、その他の処理は図18と同様の動作をする。図18の処理と同様のステップは同一の付番を付し、その説明を省略する。本処理は、文書管理サーバ装置101のCPUによって、リクエスト処理制御部208から指示されたバージョン処理制御部206において実行される。
ステップS2201において、バージョン処理制御部206は、ステップS1801で取得したプロパティ情報の中から、該当するバージョン番号に該当するプロパティ名称「実ファイル名」のプロパティ値を取得する。
ステップS2202において、バージョン処理制御部206は、ステップS2201で取得したプロパティ値が存在しているか否かを判断する。判断の結果、プロパティ値が存在していると判断された場合は、ファイルサーバ装置102から取得する必要があるため、ステップS2203に進み、プロパティ値が存在しないと判断された場合は、ステップS1808に進む。
ステップS2203においては、ステップS2202から遷移してきた場合には、ステップS2201で取得した「実ファイル名」プロパティが示すファイル名のファイルを取得する処理が行われる。一方、ステップS1806から遷移してきた場合は、図18のステップS1807と同じ処理が行われる。
本構成により、文書管理機能が保持する機能を超えた管理機能での運用を提供できるようになり、より柔軟なシステムを提供できるようになる。
以上、本発明の実施例について具体例を挙げて説明したが、本発明は上記の実施例に限定されるものではない。また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。この場合、そのプログラム、及び該プログラムを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
101 文書管理サーバ装置
102 ファイルサーバ装置
201 文書情報管理部
202 バージョン情報管理部
203 プロパティ情報管理部
204 文書登録処理制御部
205 文書移行処理制御部
206 バージョン処理制御部
207 表示内容生成部

Claims (7)

  1. 1つの文書について複数のバージョンを管理することが可能な第1の文書管理装置及び、前記第1の文書管理装置がアクセス可能なファイルサーバを含む文書管理システムであって、
    第2の文書管理装置で管理されている文書を前記第1の文書管理装置へ移行する場合に、移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョンを前記第1の文書管理装置に登録し、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンを前記ファイルサーバのフォルダに登録する登録手段と、
    前記第1の文書管理装置に登録された前記移行対象の文書のプロパティ情報に、当該移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンが保存された前記ファイルサーバのフォルダのパス情報を登録するパス情報登録手段と、
    を有することを特徴とする文書管理システム。
  2. 前記第2の文書管理装置における文書のバージョン管理体系は、前記第1の文書管理装置における文書のバージョン管理体系と異なることを特徴とする請求項1に記載の文書管理システム。
  3. 前記文書管理システムは、前記第2の文書管理装置で管理されている文書を前記第1の文書管理装置へ移行する場合に、移行対象の文書それぞれに対応するフォルダを前記ファイルサーバに作成する作成手段を、さらに有し、
    前記登録手段は、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョンを前記第1の文書管理装置に登録し、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンを前記ファイルサーバに作成した当該移行対象の文書に対応するフォルダに登録し、
    前記パス情報登録手段は、前記第1の文書管理装置に登録された前記移行対象の文書のプロパティ情報に、前記ファイルサーバに作成した当該移行対象の文書に対応するフォルダのパス情報を登録することを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の文書管理システム。
  4. 1つの文書について複数のバージョンを管理することが可能な第1の文書管理装置及び、前記第1の文書管理装置がアクセス可能なファイルサーバを含む文書管理システムの制御方法であって、
    第2の文書管理装置で管理されている文書を前記第1の文書管理装置へ移行する場合に、移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョンを前記第1の文書管理装置に登録し、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンを前記ファイルサーバのフォルダに登録する登録工程と、
    前記第1の文書管理装置に登録された前記移行対象の文書のプロパティ情報に、当該移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンが保存された前記ファイルサーバのフォルダのパス情報を登録するパス情報登録工程と、
    を有することを特徴とする文書管理システムの制御方法。
  5. 前記第2の文書管理装置における文書のバージョン管理体系は、前記第1の文書管理装置における文書のバージョン管理体系と異なることを特徴とする請求項4に記載の文書管理システムの制御方法。
  6. 前記第2の文書管理装置で管理されている文書を前記第1の文書管理装置へ移行する場合に、移行対象の文書それぞれに対応するフォルダを前記ファイルサーバに作成する作成工程を、さらに有し、
    前記登録工程では、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョンを前記第1の文書管理装置に登録し、前記移行対象の文書に対応する複数のバージョンのうちの最新バージョン以外のバージョンを前記ファイルサーバに作成した当該移行対象の文書に対応するフォルダに登録し、
    前記パス情報登録工程では、前記第1の文書管理装置に登録された前記移行対象の文書のプロパティ情報に、前記ファイルサーに作成した当該移行対象の文書に対応するフォルダのパス情報を登録することを特徴とする請求項4または5のいずれかに記載の文書管理システムの制御方法。
  7. 請求項4乃至6のいずれか1項に記載の文書管理システムの制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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