JP5648397B2 - 計算処理システム、そのジョブ分散配置方法及びジョブ分散配置プログラム - Google Patents

計算処理システム、そのジョブ分散配置方法及びジョブ分散配置プログラム Download PDF

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Description

本発明は、計算機室等の環境下で多数の計算処理装置を備える計算処理システムのジョブ分散技術に関し、例えば、各計算処理装置からの排気熱を平準化した計算処理システム、そのジョブ分散配置方法及びジョブ分散配置プログラムに関する。
高性能計算(High Performance Computing)処理ではネットワーク通信ケーブルで接続された多数の計算処理装置が用いられ、複数の計算処理装置を並列に分散処理する解析計算や、複数の計算処理装置によるシミュレーション計算が実行される。大規模な計算処理には、多数の計算処理装置を必要とし、また、高性能な計算処理装置が必要とされる。
また、多数の計算処理装置のジョブの制御にはジョブ制御プログラムが用いられる。このジョブ制御では、ジョブキューでジョブを受け付け、計算処理に可能な計算処理装置の必要数を確保し、その計算処理装置に対し、ジョブキューからジョブを投入する。このようなジョブ制御プログラムには、例えば、LSF(Platform社製)、NQS(Network Queing System 、Sterling Software 社開発)等が知られている。
また、複数のプロセッサを備える処理システムでは、検出温度と記憶情報に基づき、複数のプロセッサに対するタスク割当てを表す複数の配置パターンから最高温度を予測し、プロセッサにタスク割当てをすることが知られている(特許文献1)。
複数の計算機に対するジョブの割当てに関し、ジョブ割付けの消費電力の予測値や発熱量を含んで温度予測をし、ジョブを割り付ける計算機を決定することが知られている(特許文献2)。また、温度情報管理テーブルを備え、この温度情報管理テーブルを参照し、最も温度の低い計算機を検索してジョブを割り付けることが知られている(特許文献3)。
複数の計算ノードに対するジョブ割当てに関し、省電力モード移行率と通信対象との平均値により判定値を算出し、この判定値が最大である計算ノードをジョブの割当て先とすることが知られている(特許文献4)。
特開2009−277022公報 特開2008−242614公報 特開2004−126968公報 特開2009−223637公報
ところで、多数の計算処理装置を備える計算処理システムを設置した計算機室等の環境下では、多数の計算処理装置が棚やラックに設置され、各計算処理装置はX軸又はY軸の列配置、X軸及びY軸方向の配置、X軸、Y軸及びZ軸方向の立体配置等の形態が取られる。
そして、計算処理装置が高性能化されており、しかも、高度な計算処理が実行される。計算処理装置の高性能化や、計算処理の高度化は、ジョブを実行する各計算処理装置を高温化させる。各計算処理装置にはファンが搭載されており、ファン回転により装置外から吸気し、装置内の熱を排気とともに装置外に排出させている。
高性能化された計算処理装置ではジョブ実行時の発熱温度が高く、それに準じて排気温度が高くなる。計算処理装置の配置順にジョブが投入されると、ジョブの実行が集中する場合、排気熱の集中や偏りが生じる。
複数の空調機が存在する環境下では、各空調機の出力が均一である場合と偏りがある場合とを比較しても、複数の空調機による総電気使用量に差異はない。しかし、ある空調機の冷却範囲内において、複数の計算処理装置の排気熱に偏りがある場合には、空調機の出力が最も排気熱温度の高い箇所や排気熱温度に調整される。この場合、排気熱の偏りが電気使用量を増大させることになる。
斯かる要求や課題について、特許文献1〜4にはその開示や示唆はなく、それを解決する構成等についての開示や示唆はない。
そこで、本開示の計算処理システム、そのジョブ分散配置方法又はジョブ分散配置プログラムの目的は、複数の計算処理装置に対するジョブを分散させることにある。
上記目的を達成するため、本開示の計算処理システムは、複数の計算処理装置中の計算処理装置にジョブを割り当てる際、休止中の計算処理装置があれば、位置情報を参照し、休止中の計算処理装置それぞれについて全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和を算出し、該総和が最小となる休止中の計算処理装置を求め、この計算処理装置にジョブを割り当てる。
上記目的を達成するため、本開示の計算処理システムのジョブ分散配置方法は、各計算処理装置からジョブ割当て情報を取得し、各計算処理装置間の位置情報を取得する。そして、ジョブ割当て情報を参照して休止中の計算処理装置があれば、位置情報を参照し、休止中の計算処理装置それぞれについて全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和を算出し、該総和が最小となる休止中の計算処理装置を算出する。
また、上記目的を達成するため、本開示の計算処理システムのジョブ分散配置プログラムは、コンピュータに次の処理を実行させる。各計算処理装置からジョブ割当て情報を取得する。各計算処理装置間の位置情報を取得する。前記ジョブ割当て情報を参照して休止中の計算処理装置があれば、前記位置情報を参照し、前記休止中の計算処理装置それぞれについて全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和を算出し、該総和が最小となる前記休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てる。
本開示の計算処理システム、そのジョブ分散配置方法又はジョブ分散配置プログラムによれば、次の何れかの効果が得られる。
(1) 多数の計算処理装置が設置された環境下で、各計算処理装置に対してジョブ分散を図ることができる。
(2) ジョブ分散により、計算処理装置から放出される排気熱の偏りを防止でき、各計算処理装置の排気熱を平準化できる。
(3) 各計算処理装置の排気熱を平準化できるので、多数の計算処理装置を備える環境下を冷却する複数の空調機出力の偏りを防止でき、電気使用量を節減できる。
そして、本発明の他の目的、特徴及び利点は、添付図面及び各実施の形態を参照することにより、一層明確になるであろう。
第1の実施の形態に係る計算処理システムの一例を示す図である。 ジョブ割当ての処理手順の一例を示す図である。 計算処理装置及び空調エリアの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る計算処理システムに設置されたジョブ割当て計算処理装置の機能の一例を示す図である。 ジョブ割当て計算処理装置のハードウェアの一例を示す図である。 クライアント装置に接続された計算処理システムを示す図である。 ジョブ割当て記憶テーブルの一例を示す図である。 計算処理装置の位置を表す位置対応テーブルの一例を示す図である。 ラックに一次元配置された計算処理装置を示す図である。 ジョブ割当ての処理手順の一例を示すフローチャートである。 第3の実施の形態に係る計算処理システムの一例を示す図である。 ラックに二次元配置された計算処理装置を示す図である。 計算処理装置の位置を表す位置対応テーブルの一例を示す図である。 第4の実施の形態に係る計算処理システムの一例を示す図である。 複数のラックにより三次元配置された計算処理装置を示す図である。 三次元配置の計算処理装置の位置を表す位置対応テーブルの一例を示す図である。 第5の実施の形態に係る計算処理システムに用いる使用時間テーブルの一例を示す図である。 ジョブ割当ての処理手順の一例を示すフローチャートである。 第6の実施の形態に係る計算処理システムのジョブ割当ての処理手順の一例を示すフローチャートである。 第7の実施の形態に係るCPU使用率テーブルの一例を示す図である。
〔第1の実施の形態〕
第1の実施の形態について、図1を参照する。図1は第1の実施の形態に係る計算処理システムを示している。図1に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。
この計算処理システム2は、本開示の計算処理システム、そのジョブ分散配置方法又はジョブ分散配置プログラムの一例であって、計算機室3に多数の計算処理装置41、42・・・4nを備えている。
計算機室3は、多数の計算処理装置41、42・・・4nが集合的に配置される環境下の一例であって、単一又は複数の空調機によって冷却される空間である。計算処理装置41、42・・・4nの設置数は、ジョブの分散配置が可能な2以上であればよい。
ジョブ割当て情報記憶部6は、各計算処理装置41、42・・・4nに対するジョブ割当てを表すジョブ割当て情報を記憶する。ジョブ割当て情報には、現在のジョブ割当て状態、過去のジョブ割当て履歴を表す情報が含まれる。この場合、ジョブ割当て情報には、使用時間情報を付加してもよい。
位置情報記憶部8は、各計算処理装置41、42・・・4n間の位置情報を記憶する。この位置情報は次の通りである。例えば、計算処理装置41では、計算処理装置41と計算処理装置42との距離d12、計算処理装置41と計算処理装置43との距離d13、・・・計算処理装置41と計算処理装置4nとの距離d1nである。計算処理装置42では、計算処理装置42と計算処理装置43との距離d23、・・・計算処理装置42と計算処理装置4nとの距離d2nであり、計算処理装置43では、計算処理装置43と計算処理装置4nとの距離d3nである。これらの距離は各計算処理装置41、42・・・4nを設置する計算機室3のX座標、Y座標及びZ座標の各位置から求めればよい。
ジョブ割当て処理部10は、プロセッサ等で構成される。このジョブ割当て処理部10は、休止中の計算処理装置にジョブを割り当てる際、ジョブ実行中の各計算処理装置(計算処理装置41、42・・・4nの何れか)から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置(計算処理装置41、42・・・4nの何れか)にジョブを割り当てる。このジョブ割当ての際、ジョブ割当て情報及び位置情報を参照する。既述の通り、ジョブ割当て情報はジョブ割当て情報記憶部6に記憶されて管理され、位置情報は位置情報記憶部8に記憶されて管理されている。
次に、ジョブ割当てについて、図2を参照する。図2はジョブ割当ての処理手順の一例を示している。図2に示す手順は一例であって、係る手順に本発明が限定されるものではない。
ジョブ実行中にある計算処理システム2に対し、新たなジョブが指示される。この処理手順では、図2に示すように、ジョブの割当てかを判断し(ステップS11)、ジョブ割当てであれば(ステップS11のYES)、ジョブ割当て情報及び位置情報を参照する(ステップS12)。ジョブ割当て情報はジョブ割当て情報記憶部6から読み出され、位置情報は位置情報記憶部8から読み出される。
ジョブの割当てに際し、ジョブ割当て情報及び位置情報を用いることにより、ジョブ実行中の各計算処理装置から距離が最も離れ且つ休止中の計算処理装置を算出する(ステップS13)。
算出された休止中の計算処理装置にジョブを割当て(ステップS14)、そのジョブを実行する。
例えば、図1において、計算処理装置43、4nがジョブの実行中であり、この状態において、新たなジョブの実行が指示された場合、そのジョブの実行には計算処理装置41又は計算処理装置42の何れかが指定されることになる。そこで、ジョブ実行中の計算処理装置43、4nにはジョブ割当てが行われており、実行中の計算処理装置43から休止中の計算処理装置41、42の距離d23、d13が参照される。この場合、距離はd23<d13であるから、休止中の計算処理装置41、42であって、ジョブ実行中の計算処理装置43から最も遠い距離d13にあるのは計算処理装置41である。従って、新たなジョブが割当てられるのは計算処理装置41ということになる。
排気熱の平準化について、図3を参照する。図3は計算処理装置の排気及び冷却範囲を示し、Aは各計算処理装置の構成例、Bは計算機室の空調機配置を示している。図3に示す排気及び冷却範囲は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。
各計算処理装置41、42・・・4nは例えば、図3のAに示すように、装置筐体12にプロセッサ14を備え、その背面側に排気ファン16を備えている。プロセッサ14は例えば、CPU(Central Processing Unit )であり、ジョブ実行中の発熱源を構成する。排気ファン16はジョブ実行中に駆動され、装置筐体12の前面側から計算機室3内の空気W1を取り込み、装置筐体12内の排気熱W2を計算機室3内に排気する。
そして、計算機室3には、図3のBに示すように、複数の空調機161、162・・・16nが配置され、これら空調機161、162・・・16nは、室内空気の冷却手段である。各空調機161、162・・・16nの冷却範囲をC1、C2・・・Cnとする。一例としての冷却範囲C1、C2・・・Cnでは、冷却範囲C1に計算処理装置41、42が入り、冷却範囲C2に計算処理装置43、44が入り、冷却範囲Cnに計算処理装置4n−1、4nが設置されている。
既述のジョブ割当てでは、冷却範囲C1にある計算処理装置41、42が休止中であるから、冷却範囲C1を担当する空調機161の出力は無駄になっていたが、計算処理装置41にジョブが割当てられ、冷却範囲C1にある空調機161の出力が活用される。これにより、排気熱の平準化が図られ、空調機161、162・・・16nの出力も平準化されることになる。
斯かる構成によれば、次のような利点や効果が得られる。
(1) 多数の計算処理装置41、42・・・4nが設置される環境下である例えば、計算機室3にあって、ジョブ割当て情報及び位置情報を参照し、多数の計算処理装置41、42・・・4nに対するジョブの分散が図られる。
(2) 多数の計算処理装置41、42・・・4nが設置される環境下例えば、計算機室3にあって、計算処理装置41、42・・・4nの排気熱の偏りを防止でき、排気熱の平準化が図られる。
(3) 排気熱の偏り、集中を回避でき、計算処理装置41、42・・・4nの熱分布が平準化され、排気熱の集中や偏りによる特定の計算処理装置が高温又は過熱状態になるのを回避することができる。
(4) 多数の計算処理装置41、42・・・4nが設置される環境下例えば、計算機室3を冷却する空調機の出力の偏りを防止でき、電気使用量を節減できる。
〔第2の実施の形態〕
第2の実施の形態について、図4を参照する。図4は第2の実施の形態に係る計算処理システムを示している。図4に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。図4において、図1、図3と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態の計算処理システム2は図4に示すように、ジョブ割当て計算処理装置20が備えられている。ジョブ割当て計算処理装置20は、計算機室3に設置された多数の計算処理装置41、42・・・4nに対し、排気熱の偏りを回避するため、ジョブの割当てを分散させる。この実施の形態では、計算処理装置41、42・・・4nはX軸方向又はY軸方向に配列され、一次元配置例(1列配置例)を図示している。
このジョブ割当て計算処理装置20で実行される機能にはジョブ割当て機能22、ジョブ割当て記憶機能24、位置対応機能26、使用時間管理機能28等が含まれる。
ジョブ割当て機能22は、計算処理装置41、42・・・4nに対してジョブを割り当てる機能であって、ジョブ実行中の計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置を求め、その計算処理装置にジョブを割り当てる機能である。この場合、距離は位置対応機能26における位置情報を参照する。その場合、使用時間管理機能28で管理されている計算処理装置41、42・・・4nのそれぞれの使用時間を参照してもよい。使用時間を参照し、休止中であっても使用時間が長い計算処理装置を避け、使用時間が短くかつ休止中の計算処理装置にジョブを割り付けてもよい。
ジョブ割当て記憶機能24は、計算処理装置41、42・・・4nからジョブが割り当てられている計算処理装置を記憶する。その場合、各計算処理装置41、42・・・4nについて、過去のジョブ割当ての経歴を記録してもよい。
位置対応機能26は、計算処理装置41、42・・・4nの座標上の位置を記録する機能である。計算処理装置41、42・・・4nが一次元配置であれば、X座標又はY座標の位置が格納される。計算処理装置41、42・・・4nが二次元配置であれば、XY座標上の位置が格納される。また、計算処理装置41、42・・・4nが三次元配置であれば、XYZ座標上の位置が格納される。
使用時間管理機能28は、複数の計算処理装置41、42・・・4nの使用時間を格納し、使用時間を管理する機能であり、具体的にはジョブの実行時間又はその累積時間が管理される。
次に、既述の機能を実現する構成について、図5を参照する。図5はジョブ割当て計算処理装置のハードウェアの構成例を示している。図5に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。図5において、図1と同一部分には同一符号を付してある。
このジョブ割当て計算処理装置20は、図5に示すように、ネットワーク30に接続されており、例えば、このネットワーク30を通して提供されるジョブを計算処理装置41、42・・・4nに分散配置する。ネットワーク30は、インターネットでもよいし、イントラネットでもよい。
通信部32は、ネットワーク30に接続され、外部装置と接続する手段の一例である。通信には、ケーブルを媒介とする有線通信、電波等を媒介とする無線通信の何れでもよい。
プロセッサ34は例えば、CPUで構成され、記憶部36にある本開示のジョブ分散配置プログラムの実行主体の一例であるが、その機能はこのジョブ分散配置プログラムの実行に限定されない。プロセッサ34は、データ記憶、演算、ジョブ割当て計算処理装置20にある各種機能部や、外部接続された表示部60の駆動制御等、各種の演算、制御を行う。
記憶部36は、プロセッサ34が実行するOS(Operating System)、ジョブ分散配置プログラム等のプログラム、データ等を格納する。この記憶部36には、プログラム記憶部50、データ記憶部52及びRAM(Random-Access Memory)54が備えられる。この記憶部36は例えば、HDD(Hard Disk Drive )、SSD(Solid State Drive )、ハイブリッドHDD等の記録媒体で構成すればよく、これら記録媒体は一例であり、これらに限定されるものではない。
プログラム記憶部50は既述のOSや本開示のジョブ分散配置プログラム37等、各種のプログラムが格納される。データ記憶部52は既述のジョブ分散配置プログラム37の実行に用いられる各種のデータを格納する記憶エリアである。このデータ記憶部52には、後述のジョブ割当て記憶テーブル80(図7)、位置対応テーブル90A(図8)、90B(図13)、90C(図16)、使用時間テーブル110(図17)等、データがテーブル化されて格納されるが、データ格納形態はテーブルに限定されるものではない。
入力部56は、既述のジョブ分散配置プログラムの実行に必要なデータ等、各種のデータ入力や、制御入力に用いる。出力部58は、ジョブ分散配置出力や、表示部60に対する表示出力、印字入力等、各種の出力を生成する。表示部60は、実行中の処理や、ジョブ割当て状況を表示する手段であり、例えば、LCD(Liquid Crystal Display)で構成すればよい。
これらプロセッサ34等、各デバイスはバス62で接続されており、このバス62にはジョブの分散配置の対象として既述の計算処理装置41、42・・・4nが接続されている。各計算処理装置41、42・・・4nの配置形態は既述の通り、X軸又はY軸方向の一次元配置、XY軸方向の二次元マトリクス配置、XYZ軸方向の三次元マトリクス配置の何れでもよい。
次に、外部装置との関係について、図6を参照する。図6はクライアント装置に接続された計算処理システムを示している。図6に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。図6において、図5と同一部分には同一符号を付してある。
この計算処理システム2には、複数のジョブ発注クライアント装置71、72、73・・・7nが既述のネットワーク30を介して接続されている。ジョブ発注クライアント装置71、72、73・・・7nは、ジョブの発注元である外部装置の一例であり、複数である必要はなく単一であってもよい。また、ジョブ割当て計算処理装置20に対し、ネットワーク30を介することなく、単一又は複数のクラクアント装置が接続され、ジョブを発注する構成としてもよい。
ジョブ発注クライアント装置71、72、73・・・7nは例えば、ジョブ割当て計算処理装置20(図5)に例示されるコンピュータ装置で構成される。
外部装置との関係を説明する一例としてのシステムでは、図6に示すように、計算処理装置41、42・・・4nの配置形態が一次元配置となっているが、その配置形態は二次元配置、三次元配置の何れでもよい。
次に、ジョブ割当て記憶テーブル80について、図7を参照する。図7はジョブ割当て記憶テーブルの一例を示している。図7に示すテーブルはデータ記憶形式の一例であって、本発明が係る構成に限定されるものではない。
このジョブ割当て記憶テーブル80は、ジョブ割当て情報をテーブル化したものであって、データ記憶部52に格納されているデータ格納形式の一例である。このジョブ割当て記憶テーブル80には、多数の計算処理装置41、42・・・4nの各ステータス即ち、ジョブ割当て状況を表す情報が格納される。
このジョブ割当て記憶テーブル80には、図7に示すように、計算処理装置名82と、ステータス84とが格納される。計算処理装置名82は、多数の計算処理装置41、42・・・4nのそれぞれを特定するための識別情報の一例であり、A、B、C・・・・Xnは計算処理装置に付された装置名である。ステータス84は、ジョブ割当て状況を表す情報であって、例えば、ジョブ実行中、休止中が格納される。休止中とは、ジョブを実行していない状況を表す。
この場合、ステータス84には故障、ジョブ回避等の情報が格納され、ジョブ割当ての選択情報を格納し、ジョブ割当て記憶テーブル80によりジョブ割当ての選択性を付与する構成としてもよい。
次に、位置対応テーブル90A、その作成及び排気熱の平準化について、図8及び図9を参照する。図8は位置対応テーブルの一例を示し、図9は計算処理装置の配置例を示している。図8に示すテーブルはデータ記憶形式の一例、図9に示す配置は一例であって、本発明が係る構成に限定されるものではない。
この位置対応テーブル90Aは、計算処理装置の座標上の位置情報をテーブル化したものであって、データ記憶部52に格納されているデータ格納形式の一例である。この位置対応テーブル90Aには、多数の計算処理装置41、42・・・4nの一次元位置であるX軸上の位置情報が格納されている。
この位置対応テーブル90Aには、図8に示すように、計算処理装置名92と、座標94とが格納される。計算処理装置名92は、多数の計算処理装置41、42・・・4nのそれぞれを特定するための識別情報の一例であり、A、B、C・・・・Xnは計算処理装置に付された装置名であり、既述のジョブ割当て記憶テーブル80の計算処理装置名82に対応する。座標94は座標名を記録し、この場合、X軸96が設定され、X軸96にはその座標上の位置情報が格納されている。
多数の計算処理装置41、42・・・4nは、図9に示すように、例えば、1台のラック98にある各棚100に個別に載置され、一次元配置である場合、ラック98の最下部の計算処理装置41から各計算処理装置42・・・4nの距離dを、d1、d2・・・dnとする。この場合、この距離dをX軸上の位置で表した場合、d1=3、d2=5、d3=7、d4=9・・・とする。この位置情報から、計算処理装置名92にX軸上の位置を対応付け、図8に示すように、位置対応テーブル90Aを作成することができる。
このように配置された計算処理装置41、42・・・4nの排気熱の平準化処理では、既述のジョブ分散配置プログラム37(図5)を実行させ、位置対応テーブル90Aを読み取る。実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置4Xとジョブの実行中の総ての計算処理装置との距離dの逆数の総和が最小になるように、次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置4Xを決定する。
次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置を4X、ジョブの実行中の総ての計算処理装置をA1、A2・・・An、計算処理装置4Xと計算処理装置A1、A2・・・Anとの距離をd(A1)、d(A2)・・・d(An)とすると、平準化指標は、
平準化指標=1/d(A1)+1/d(A2)+・・・+1/d(An)
・・・(1)
から求められる。この平準化指標が最小となる計算処理装置4Xを決定する。
この一次元化配置の平準化指標が最小となる計算処理装置4Xを決定し、この計算処理装置4Xにジョブを割当てれば、排気熱の分布を平準化することができる。従って、このように排気熱分布の平準化を図れば、排気熱の集中や偏りが回避できるので、ジョブ実行中の計算処理装置が必要以上に高温状態になることを回避することができる。
次に、このジョブ割当て処理について、図10を参照する。図10はジョブ割当ての処理手順を示している。図10に示す処理手順は一例であって、この処理手順に本発明が限定されるものではない。
この処理手順は、本開示の計算処理システムの動作、計算処理システムのジョブ分散配置方法又はジョブ分散配置プログラムの一例である。この処理手順には、休止中(ジョブ実行中でない)の計算処理装置であって、ジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の加算値を用いて平準化指標を算出し、この平準化指標からジョブ割当てに最適な計算処理装置を求めている。
この処理手順では、図10に示すように、ジョブ割当て記憶テーブル80を参照して計算処理装置41、42・・・4nから次のジョブ実行中でない(即ち、休止中の)計算処理装置4Xを選び出す(ステップS21)。
この処理の後、ジョブ実行中でない計算処理装置4Xが存在するかを判断する(ステップS22)。休止中の計算処理装置4Xが存在すれば(ステップS22のYES)、ステップS23の処理を実行する。
ステップS23では、ジョブ割当て記憶テーブル80及び位置対応テーブル90Aを参照して、計算処理装置4Xからジョブ実行中である総ての計算処理装置A1、A2・・・Anの距離d(A1)、d(A2)・・・d(An)を使って、既述の式(1) に示す平準化指標を算出する。
この平準化指標を算出した後、ステップS21に戻り、再びステップS22の処理を実行する。
ジョブ実行中でない計算処理装置4Xが存在しなければ(ステップS22のNO)、即ち、ステップS22でジョブ実行中でない計算処理装置4Xが発見できなければ、ステップS24の処理を実行する。ステップS24では、総ての平準化指標を比較し、最も小さい平準化指標が得られている計算処理装置4Xを次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置に決定する。
そして、次のジョブが指示された場合、ステップS24で算出された計算処理装置4Xにジョブを割り当てる。
このような平準化処理により、ジョブ割当てに最適な計算処理装置を求め、その計算処理装置にジョブを割当てるので、排気熱を平準化することができる等、第1の実施の形態と同様の効果が得られる。
〔第3の実施の形態〕
第3の実施の形態について、図11、図12及び図13を参照する。図11は第3の実施の形態に係る計算処理システム、図12は計算処理装置の二次元配置、図13は位置対応テーブルの一例を示している。図11、図12及び図13に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。図11、図12、図13において、図6、図8と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態は二次元配置した場合であり、図11に示すように、多数の計算処理装置411、412・・・41n、421、422・・・42n・・・4nnで構成される。この実施の形態においても、計算処理システム2には、ネットワーク30を介して複数のジョブ発注クライアント71、72・・・7nが接続され、実行すべきジョブが提供される。
多数の計算処理装置411、412・・・41n、421、422・・・42n・・・4nnは、図12に示すように、X軸方向及びY軸方向に複数の棚100を配置したラック98に載置されている。この場合、X軸及びY軸の0点位置を計算処理装置411とすれば、この位置から各計算処理装置までのX軸上又はY軸上の距離即ち、座標上の位置を読み取れば、図13に示すように、位置対応テーブル90Bを作成することができる。
この位置対応テーブル90Bには、図13に示すように、計算処理装置名92と、座標94とが格納される。計算処理装置名92は、既述した通りであり、A、B、C・・・・Xnは計算処理装置に付された装置名である。座標94には既述の通り、座標名が記録され、この場合、二次元配置に対応してX軸96、Y軸102が設定され、X軸96、Y軸102にはその座標上の位置情報が格納されている。
このように二次元配置に係る計算処理装置411、412・・・41n、421、422・・・42n・・・4nnの排気熱の平準化処理では、第2の実施の形態と同様に、既述のジョブ分散配置プログラム37(図5)を実行させ、位置対応テーブル90Bを読み取る。実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置4Xと、ジョブの実行中の総ての計算処理装置A1、A2・・・Anとの距離dの逆数の総和が最小になるように、次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置4Xを決定する。
この二次元配置においても、既述の式(1) を用いることにより、計算処理装置4Xを決定することができる。
そして、決定された計算処理装置4Xにジョブを割当てれば、多数の計算処理装置の二次元配置においても、排気熱の分布を平準化することができる。従って、この実施の形態においても、排気熱分布の平準化を図れば、排気熱の集中や偏りが回避できるので、ジョブ実行中の計算処理装置が必要以上に高温状態になることを回避することができる。
〔第4の実施の形態〕
第4の実施の形態について、図14、図15及び図16を参照する。図14は第4の実施の形態に係る計算処理システム、図15は計算処理装置の三次元配置、図16は位置対応テーブルの一例を示している。図14、図15及び図16に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。図14、図15、図16において、図6、図8と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態は、三次元配置の場合であり、図14に示すように、多数の計算処理装置4111、4112・・・411n、4211、4212・・・421n・・・4nnnが設置されている。この実施の形態においても、計算処理システム2には、ネットワーク30を介して複数のジョブ発注クライアント71、72・・・7nが接続され、実行すべきジョブが提供される。
多数の計算処理装置4111、4112・・・411n、4211、4212・・・421n・・・4nnnは、図15に示すように、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に複数の棚100を配置した複数のラック981、982・・・98nで三次元のマトリックス状に配置されている。この場合、X軸、Y軸及びZ軸の0点位置を計算処理装置4111とすれば、この位置から各計算処理装置までのX軸上、Y軸上又はZ軸上の距離即ち、座標上の位置を読み取れば、図15に示すように、位置対応テーブル90Cを作成することができる。
この位置対応テーブル90Cには、図16に示すように、計算処理装置名92と、座標94とが格納される。計算処理装置名92は、既述した通りであり、A、B、C・・・・Xnは計算処理装置に付された装置名である。座標94には既述の通り、座標名が記録され、この場合、三次元配置に対応してX軸96、Y軸102、Z軸104が設定され、X軸96、Y軸102、Z軸104にはその座標上の位置情報が格納されている。
このように三次元配置に係る計算処理装置4111、4112・・・411n、4211、4212・・・421n・・・4nnnの排気熱の平準化処理では、第2の実施の形態と同様に、既述のジョブ分散配置プログラム37(図5)を実行させ、位置対応テーブル90Cを読み取る。実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置4Xと、ジョブの実行中の総ての計算処理装置A1、A2・・・Anとの距離dの逆数の総和が最小になるように、次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置4Xを決定する。
この三次元配置においても、既述の式(1) を用いることにより、計算処理装置4Xを決定することができる。
そして、決定された計算処理装置4Xにジョブを割当てれば、複数の計算処理装置の三次元配置においても、排気熱の分布を平準化することができる。従って、この実施の形態においても、排気熱分布の平準化を図れば、排気熱の集中や偏りが回避できるので、ジョブ実行中の計算処理装置が必要以上に高温状態になることを回避することができる。
〔第5の実施の形態〕
第5の実施の形態について、図17を参照する。図17は第5の実施の形態に係る計算処理システムに用いられる使用時間テーブルの一例を示している。図17に示す構成は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。図17において、図5と同一部分には同一符号を付してある。
この実施の形態では、使用時間を考慮した平準化処理を行う。排気熱の平準化処理を継続した場合、計算処理システム2の中心部に位置する計算処理装置4Xにジョブが割り当てられる確率が高くなる傾向がある。ジョブの割当て確率が高い計算処理装置では、使用時間が長くなり、排気熱の集中や劣化による故障率が高くなる。係る不都合を回避するには、使用時間を考慮した平準化処理を行えばよい。
使用時間を考慮した平準化処理では、各計算処理装置の使用時間の累計を管理し、使用時間の集中を回避でき、その計算処理装置名と対応させて使用時間を記録する。この実施の形態では、使用時間を記録する使用時間テーブル110を用いている。
この使用時間テーブル110には、図17に示すように、計算処理装置名112と、使用時間累計部114とが設定されている。計算処理装置名112は、多数の計算処理装置41、42・・・4nのそれぞれを特定するための識別情報の一例であり、A、B、C・・・・Xnは計算処理装置に付された装置名である。使用時間累計部114には、使用時間累計h(X)が格納されている。使用時間累計h(X)は、各計算処理装置41、42・・・4nの個別の使用時間の積算値である。
そして、使用時間を考慮した平準化処理では、次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置を4X、ジョブが実行されている計算処理装置をA1、A2・・・An、計算処理装置4Xと計算処理装置A1、A2・・・Anとの距離をd(A1)、d(A2)・・・d(An)、計算処理装置4Xの使用時間累計をh(X)とすると、平準化指標は、
平準化指標=
{1/d(A1)+1/d(A2)・・・+1/d(An)}×a×h(X)
・・・(2)
から求められる。式(2) において、aは、使用時間累計をどの程度考慮するかを示す負荷係数である。
この平準化指標が最小になる計算処理装置4Xを、次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置に決定する。
次に、ジョブ割当ての処理について、図18を参照する。図18はジョブ割当ての処理手順を示している。図18に示す処理手順は一例であって、この処理手順に本発明が限定されるものではない。
この処理手順は、本開示の計算処理システムの動作、計算処理システムのジョブ分散配置方法又はジョブ分散配置プログラムの一例である。この処理手順には、休止中(ジョブ実行中でない)の計算処理装置であって、ジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の加算値と、使用時間累計を用いて平準化指標を算出し、この平準化指標からジョブ割当てに最適な計算処理装置を求めている。
この処理手順では、図18に示すように、ジョブ割当て記憶テーブル80(図7)を参照して計算処理装置から次のジョブ実行中でない(即ち、休止中の)計算処理装置4Xを選ぶ(ステップS51)。
この処理の後、ジョブ実行中でない計算処理装置4Xが存在するかを判断する(ステップS52)。休止中の計算処理装置4Xが存在すれば(ステップS52のYES)、ステップS53の処理を実行する。
ステップS53では、ジョブ割当て記憶テーブル80、位置対応テーブル90A(又は90B、又は90C)及び使用時間テーブル110を参照して、計算処理装置4Xからジョブ実行中である総ての計算処理装置A1、A2・・・Anの距離d(A1)、d(A2)・・・d(An)及び計算処理装置4Xの使用時間累計h(X)を使って、式(2) に示す平準化指標を算出する。
この平準化指標を算出した後、ステップS51に戻り、再びステップS52の処理を実行する。
ジョブ実行中でない計算処理装置4Xが存在しなければ(ステップS52のNO)、ステップS54の処理を実行する。ステップS54では、総ての平準化指標を比較し、最も小さい平準化指標が得られている計算処理装置4Xを、次に実行を開始するジョブを割り当てる計算処理装置に決定する。
そして、次のジョブが指示された場合、ステップS54で算出された計算処理装置4Xにジョブを割り当てる。
そして、このように計算処理装置4Xにジョブを割当てれば、計算処理装置の使用時間を考慮に入れて排気熱の分布を平準化することができる。
このように排気熱分布の平準化を図れば、排気熱の集中や偏りが回避できるので、ジョブ実行中の計算処理装置が必要以上に高温状態になることを回避することができる。更に、使用時間の集中による計算処理装置の故障率を低下させることができる。
〔第6の実施の形態〕
第6の実施の形態について、図19を参照する。図19は第6の実施の形態に係る計算処理システムの処理手順の一例を示している。図19に示す処理手順は一例であって、係る構成に本発明が限定されるものではない。
この実施の形態では、CPU使用率を考慮した平準化処理を行う。CPU使用率は、プロセッサの使用率の一例であって、ジョブの実行によって各計算処理装置例えば、計算処理装置41、42・・・4n毎に変化し、排気熱はCPU使用率に依存する。各計算処理装置には、既述の通り、ジョブの実行の主体であるCPUが搭載され、CPU使用率が異なれば、それに応じた排気熱を放出することになる。
この平準化処理では、各計算処理装置からのCPU使用率情報を取得し、CPU使用率を用いて行う。そこで、次に実行開始するジョブを割り当てる計算処理装置を4X、ジョブが実行されている計算処理装置をA1、A2・・・An、計算処理装置4Xと計算処理装置A1、A2・・・Anとの距離をd(A1)、d(A2)・・・d(An)、計算処理装置A1、A2・・・AnのCPU使用率をp(A1)、p(A2)・・・p(An)とすると、平準化指標は、
平準化指標=p(A1)/d(A1)+p(A2)/d(A2)+
+・・・+p(An)/d(An) ・・・(3)
から求められる。この平準化指標が最小になる計算処理装置4Xを決定する。
このジョブ割当ての処理手順は、本開示の計算処理システムの動作、計算処理システムのジョブ分散配置方法又はジョブ分散配置プログラムの一例である。この処理手順には、休止中(ジョブ実行中でない)の計算処理装置であって、ジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数及びCPU使用率を用いて平準化指標を算出し、この平準化指標からジョブ割当てに最適な計算処理装置を求めている。
この処理手順では、図19に示すように、ジョブ割当て記憶テーブル80(図7)を参照して計算処理装置から次のジョブ実行中でない(即ち、休止中の)計算処理装置4Xを選び出す(ステップS61)。
この処理の後、ジョブ実行中でない計算処理装置4Xが存在するかを判断する(ステップS62)。休止中の計算処理装置4Xが存在すれば(ステップS62のYES)、ステップS63の処理を実行する。ステップS63では、ジョブ実行中である総ての計算処理装置A1、A2・・・AnのそのときのCPU使用率p(An)を取得する。
ステップS64では、ジョブ割当て記憶テーブル80(図7)及び位置対応テーブル90A(又は90B又は90C)を参照して、計算処理装置4Xからジョブ実行中である総ての計算処理装置A1、A2・・・Anの距離d(A1)、d(A2)・・・d(An)及びCPU使用率p(A1)、p(A2)・・・p(An)を使って、式(3) から平準化指標を算出する。
この平準化指標を算出した後、ステップS61に戻り、再びステップS62の処理を実行する。
ジョブ実行中でない計算処理装置4Xが存在しなければ(ステップS62のNO)、ステップS65の処理を実行する。ステップS65では、総ての平準化指標を比較し、最も小さい平準化指標が得られている計算処理装置4Xを次に実行を開始するジョブを割り当てる計算処理装置に決定する。
そして、次のジョブが指示された場合、ステップS65で算出された計算処理装置4Xにジョブを割り当てる。
このようにCPU使用率を参照して平準化指標を求めれば、計算処理装置に対するジョブ割当ての最適化を図ることができ、排気熱の平準化等、第1の実施の形態と同等以上の効果を得ることができる。
〔第7の実施の形態〕
第7の実施の形態について、図20を参照する。図20はCPU使用率テーブルの一例を示している。
第6の実施の形態の排気熱の平準化処理では、各計算処理装置からのCPU使用率情報を用いている。このCPU使用率は、ジョブ実行中の各計算処理装置から取得しているが、取得したCPU使用率を記録、更新して管理する構成としてもよい。
この実施の形態では、CPU使用率の管理に計算処理装置名と対応させてCPU使用率を記録するCPU使用率テーブル120を用いている。
このCPU使用率テーブル120には、図20に示すように、計算処理装置名122と、CPU使用率部124とが設定されている。計算処理装置名122は、多数の計算処理装置41、42・・・4nのそれぞれを特定するための識別情報の一例であり、A、B、C・・・・Xnは計算処理装置に付された装置名である。CPU使用率部124には、CPU使用率p(X)が格納されている。CPU使用率p(X)は、各計算処理装置41、42・・・4nの個別のCPU使用率である。
このようなCPU使用率テーブル120に各計算処理装置41、42・・・4nに関係付けてCPU使用率を記録し、タイムリーに更新し、管理する構成とすれば、ジョブの割当て処理をCPU使用率を参照して行うことができる。
このようにジョブ割当て計算処理装置20側でジョブ割当てが可能な計算処理装置のCPU使用率を監視し、管理することができるので、平準化指標の算出の迅速化や、処理のスピード化を図ることができる。なお、平準化指標の算出の際、計算処理装置側からCPU使用率を迅速に取得できない場合にもCPU使用率の予測値をCPU使用率テーブル120に格納し、その値を平準化指標の算出に利用でき、平準化処理の迅速化を図ることができる。
〔他の実施の形態〕
(1) 上記実施の形態では、ジョブを割当てる計算処理装置を決定するに際し、平準化指標を算出し、その平準化指標では、ジョブ実行中の計算処理装置から距離の逆数の総和が最小となる値を求めているが、これに限定されない。ジョブ実行中の計算処理装置から距離が最も長く且つ休止中の計算処理装置を求め、その計算処理装置にジョブを割当てる構成としてもよい。
(2) 第5の実施の形態では、ジョブ割当て情報、位置情報及び使用時間を参照して平準化指標を求めているが、更に、第5の実施の形態に更にCPU使用率を用いて平準化指標を求めてもよい。
(3) 第6の実施の形態では、ジョブ割当て情報、位置情報とともに、CPU使用率を参照して平準化指標を求めているが、更に、第5の実施の形態と同様に、使用時間や負荷係数を考慮して平準化指標を求めてもよい。
(4) 多数の計算処理装置が設置される環境として計算機室3(図1、図3)を例示したが、これに限定されない。計算処理装置が設置される環境は計算機室以外の工場や研究所等の集合的に計算処理装置が配置される空間であればよい。
(5) 上記実施の形態では、CPU使用率及びCPU使用率テーブルを使用しているが、CPUを含むプロセッサの使用率及びその管理テーブルを使用してもよい。
次に、以上述べた実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。以下の付記に本発明が限定されるものではない。
(付記1) 複数の計算処理装置と、
前記各計算処理装置に対するジョブ割当てを表すジョブ割当て情報を記憶するジョブ割当て情報記憶部と、
前記各計算処理装置間の位置を表す位置情報を記憶する位置情報記憶部と、
前記ジョブ割当て情報及び前記位置情報を参照し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置を求め、この計算処理装置にジョブを割り当てるジョブ割当て処理部と、
を備えることを特徴とする、計算処理システム。
(付記2) 前記ジョブ割当て処理部は、ジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和が最小となる休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記1に記載の計算処理システム。
(付記3) 前記位置情報記憶部は、前記各計算処理装置の配置位置を表す位置情報を格納したテーブルを備えていることを特徴とする、付記1又は2に記載の計算処理システム。
(付記4) 更に、前記各計算処理装置の使用時間を記憶する使用時間記憶部と、
を備え、
前記ジョブ割当て処理部は、前記使用時間記憶部にある使用時間を参照し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、使用時間の少ない計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記1、2又は3に記載の計算処理システム。
(付記5) 前記ジョブ割当て処理部は、使用時間累計により負荷係数を設定し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、前記負荷係数の低い計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記1、2、3又は4に記載の計算処理システム。
(付記6) 更に、前記各計算処理装置のプロセッサ使用率を取得するプロセッサ使用率取得部と、
を備え、
前記ジョブ割当て処理部は、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離の離れた休止中の計算処理装置で、前記プロセッサ使用率の低い計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記1、2、3、4又は5に記載の計算処理システム。
(付記7) 複数の計算処理装置を備える計算処理システムのジョブ分散配置方法であって、
各計算処理装置からジョブ割当て情報を取得し、
前記各計算処理装置間の位置情報を取得し、
前記ジョブ割当て情報及び前記位置情報を参照し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置を求め、該計算処理装置にジョブを割り当てる、
ことを特徴とする、計算処理システムのジョブ分散配置方法。
(付記8) ジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和が最小となる休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記7に記載の計算処理システムのジョブ分散配置方法。
(付記9) 更に、前記各計算処理装置の使用時間を使用時間記憶部に記憶し、
前記使用時間記憶部にある使用時間を参照し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、使用時間の少ない計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記7又は8に記載の計算処理システムのジョブ分散配置方法。
(付記10) 更に、使用時間累計により負荷係数を設定し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、前記負荷係数の低い計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記7、8又は9に記載の計算処理システムのジョブ分散配置方法。
(付記11) 更に、前記各計算処理装置のプロセッサ使用率を取得し、
ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、前記プロセッサ使用率の低い計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記7、8、9又は10に記載の計算処理システムのジョブ分散配置方法。
(付記12) 複数の計算処理装置を備える計算処理システムのジョブ分散配置プログラムであって、コンピュータに、
各計算処理装置からジョブ割当て情報を取得し、
前記各計算処理装置間の位置情報を取得し、
前記ジョブ割当て情報及び前記位置情報を参照し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てる、
処理を実行させる、計算処理システムのジョブ分散配置プログラム。
(付記13) 前記コンピュータに、
ジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和が最小となる休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てる処理を実行させる、付記12に記載の計算処理システムのジョブ分散配置プログラム。
(付記14) 前記コンピュータに、
更に、前記各計算処理装置の使用時間を使用時間記憶部に記憶し、
前記使用時間記憶部にある使用時間を参照し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、使用時間の少ない計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記12又は13に記載の計算処理システムのジョブ分散配置プログラム。
(付記15) 前記コンピュータに、
使用時間累計により負荷係数を設定し、ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、前記負荷係数の低い計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記12、13又は14に記載の計算処理システムのジョブ分散配置プログラム。
(付記16) 前記コンピュータに、
更に、前記各計算処理装置のプロセッサ使用率を取得し、
ジョブ実行中の各計算処理装置から最も距離が離れ且つ休止中の計算処理装置で、前記プロセッサ使用率の低い計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、付記12、13、14又は15に記載の計算処理システムのジョブ分散配置プログラム。
以上説明したように、計算処理システム、そのジョブ分散配置方法及びジョブ分散配置プログラムの最も好ましい実施の形態等について説明したが、本発明は、上記記載に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載され、又は発明を実施するための形態に開示された発明の要旨に基づき、当業者において様々な変形や変更が可能であることは勿論であり、斯かる変形や変更が、本発明の範囲に含まれることは言うまでもない。
2 計算処理システム
3 計算機室
41、42・・・4n、411、412・・・41n・・・4nn、4111、4112・・・411n・・・4nnn、4X 計算処理装置
6 ジョブ割当て情報記憶部
8 位置情報記憶部
10 ジョブ割当て処理部
12 装置筐体
14 プロセッサ
20 ジョブ割当て計算処理装置
22 ジョブ割当て機能
24 ジョブ割当て記憶機能
26 位置対応機能
28 使用時間管理機能
30 ネットワーク
36 記憶部
37 ジョブ分散配置プログラム
80 ジョブ割当て記憶テーブル
90A、90B、90C 位置対応テーブル
98 ラック
110 使用時間テーブル
120 CPU使用率テーブル

Claims (5)

  1. 複数の計算処理装置と、
    前記各計算処理装置に対するジョブ割当てを表すジョブ割当て情報を記憶するジョブ割当て情報記憶部と、
    前記各計算処理装置間の位置を表す位置情報を記憶する位置情報記憶部と、
    前記ジョブ割当て情報を参照して休止中の計算処理装置があれば、前記位置情報を参照し、前記休止中の計算処理装置それぞれについて全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和を算出し、該総和が最小となる前記休止中の計算処理装置を求め、この計算処理装置にジョブを割り当てるジョブ割当て処理部と、
    を備えることを特徴とする、計算処理システム。
  2. 更に、前記各計算処理装置の使用時間を記憶する使用時間記憶部と、
    を備え、
    前記ジョブ割当て処理部は、前記使用時間記憶部にある使用時間を参照し、前記休止中の計算処理装置から、全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和と使用時間とにより求めた計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、請求項1に記載の計算処理システム。
  3. 更に、前記各計算処理装置のプロセッサ使用率を取得するプロセッサ使用率取得部と、
    を備え、
    前記ジョブ割当て処理部は、前記休止中の計算処理装置から、全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数と前記プロセッサ使用率とにより求めた計算処理装置にジョブを割り当てることを特徴とする、請求項1又は2に記載の計算処理システム。
  4. 複数の計算処理装置を備える計算処理システムのジョブ分散配置方法であって、
    各計算処理装置からジョブ割当て情報を取得し、
    前記各計算処理装置間の位置情報を取得し、
    前記ジョブ割当て情報を参照して休止中の計算処理装置があれば、前記位置情報を参照し、前記休止中の計算処理装置それぞれについて全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和を算出し、該総和が最小となる前記休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てる、
    ことを特徴とする、計算処理システムのジョブ分散配置方法。
  5. 複数の計算処理装置を備える計算処理システムのジョブ分散配置プログラムであって、
    コンピュータに、
    各計算処理装置からジョブ割当て情報を取得し、
    前記各計算処理装置間の位置情報を取得し、
    前記ジョブ割当て情報を参照して休止中の計算処理装置があれば、前記位置情報を参照し、前記休止中の計算処理装置それぞれについて全てのジョブ実行中の計算処理装置からの距離の逆数の総和を算出し、該総和が最小となる前記休止中の計算処理装置を算出し、該計算処理装置にジョブを割り当てる、
    処理を実行させる、計算処理システムのジョブ分散配置プログラム。
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