JP5645631B2 - 波長モニタ、光モジュールおよび波長モニタ方法 - Google Patents

波長モニタ、光モジュールおよび波長モニタ方法 Download PDF

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Description

本発明は、波長モニタに関するものである。
近年、光通信の分野において、光伝送方式の高速・大容量化が進んでおり、その中核技術として、1本の光ファイバで光多重伝送する波長分割多重 (Wavelength Division Multiplexing, WDM)方式が普及している。このWDMシステムは安定的な運営を実施するため、予期せぬ信号光源の停止に備えて、発振波長が同一の予備信号光源を確保する必要があり、保守コストが増加する。このコストを抑えるため、1つの信号光源で複数波長のレーザ光を出力できる光波長可変型の光源の需要が高まっている。
波長可変光源は、光信号の波長が長期にわたって安定していることが要求されるため、半導体レーザからの出射光をモニタする波長モニタの機能を設けた光源が開発されている。代表的な波長可変光源として、半導体レーザの温度を変化させることで発振波長を可変にする方式が提案されている。本方式の半導体レーザの発振波長の可変幅は動作温度範囲によって決定され、高々2〜3nm程度でしかないため、波長可変幅を大きくするために、複数個の半導体レーザを設けた構造が多く用いられている。
波長可変光源の波長モニタに関する代表的な従来技術として、複数の半導体レーザから前面方向への出射光を光合波器にて1つの導波路へ合波し、1つのポートから出射して光ファイバへ出力される光をビームスプリッタなどで一部取り出して波長モニタに用いる構造が提案されている(例えば、下記特許文献1、2、3)。
また、複数の半導体レーザから後面方向への出射光を波長モニタに用いる構造が提案されている(例えば、下記特許文献3、4)。
特開2002−185074号公報 特開2007−157937号公報 特開2002−171023号公報 特開2003−163411号公報
しかしながら、上記従来の技術によれば以下のような問題があった。前面出射光を用いて波長モニタする従来手法(例えば上記特許文献1、2、3)では、光ファイバへと出力される光を一部波長モニタ用に取り出すことになるため、波長可変光源からの出力パワーが低下するという課題がある。また、ビームスプリッタなどの光部品が必要となるため、波長可変光源全体のサイズが大きくなる、コストが増大するという課題がある。
また、後面方向への出射光を用いて波長モニタする従来手法(例えば上記特許文献4)では、上記の課題は解決されるが、半導体基板からの光の出射点が半導体レーザ毎に異なるため、フィルタへの入射角度及び入射位置に起因した波長モニタ特性のばらつきが問題となる。例えば、上記特許文献4では、複数の半導体レーザの後面出射光を半導体チップの後方端の狭い範囲に導く後方光導波路を半導体チップに設けることで、出射光をモニタ光入射可能範囲位置に収められている。しかしながら、実際の光の出射位置は全て異なるため、半導体チップの後方に設けられたコリメートレンズからみたそれぞれの発光点の偏芯量に依存して、コリメートレンズ透過後のコリメート光の伝搬角度が変化する。フィルタの透過率の周波数の周期性は、光の入射角度に依存するため、その結果、光検出器で検出される各半導体レーザからの出射光の光強度と光の周波数との関係が異なって、光の波長のモニタ精度が劣化する。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、複数の半導体レーザから後面方向に出射されるレーザ光の波長モニタ特性のばらつきを抑えることが可能な波長モニタを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、半導体基板に並列に形成されたつ以上の半導体レーザから出されたレーザ光の波長をモニタする波長モニタであって、前記半導体基板に並列に形成され、前記8つ以上の半導体レーザから出力されたレーザ光をそれぞれ導波して出射する8つ以上の光導波路と、前記8つ以上の光導波路からのレーザ光をコリメートするレンズと、前記レンズでコリメートされたレーザ光が入射可能に配置され周期性を有するフィルタと、前記フィルタを透過したレーザ光を受光して光強度を検出する光検出器と、を備え、前記各8つ以上の半導体レーザから出されたレーザ光の前記フィルタ内の光線伝搬角度が、それぞれ下記の数式で得られる角度になるように、前記8つ以上の光導波路の出射位置が前記半導体基板の中心から前記半導体基板の外側に向かって不等間隔で形成されたことを特徴とする。
Figure 0005645631
但し、fはピーク周波数、mは干渉次数(k自然数)、cは光速、nλは波長λにおける前記フィルタの屈折率、Letalonは前記フィルタの長さ、θはk番目の前記半導体レーザから出されたレーザ光の前記フィルタ内光線伝播角をそれぞれ示す。
この発明によれば、複数の半導体レーザからの出射光のフィルタ内光線伝搬角度が式(1)の解となるようにしたので、複数の半導体レーザから後面方向に出射されるレーザ光の波長モニタ特性のばらつきを抑えることができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1にかかる波長モニタの構成を示す図である。 図2は、エタロンを透過する光の伝播を概念的に示す図である。 図3は、エタロン内伝搬角度を変化させたときのエタロン透過光強度の周波数依存性を示す図である。 図4は、半導体レーザを等間隔に配置した半導体基板を用いた場合に光検出器にて検出される光強度と光の周波数との関係を示す図である。 図5は、表1に示されるように半導体レーザを配設した場合において光検出器で検出される光強度の波長依存性を示す図である。 図6は、本発明の実施の形態2にかかる波長モニタの構成を示す図である。 図7は、本発明の実施の形態3にかかる波長モニタの構成を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態4にかかる波長モニタの構成を示す図である。 図9は、本発明の実施の形態5にかかる波長モニタの構成を示す図である。
以下に、本発明にかかる波長モニタの実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1にかかる波長モニタの構成を示す図である。本実施の形態にかかる波長モニタは、出射光の波長を変更可能な波長可変光モジュール(図示せず)の内部に配設され、半導体基板1と、半導体基板1上に並列に形成された2つ以上の半導体レーザ101〜112と、半導体レーザ101〜112から出射した拡散光を平行光にコリメートするコリメートレンズ2と、コリメートレンズ2を透過したコリメート光が入射するように半導体基板1の後方面側に配置された、周期的な透過率の周波数依存性をもつフィルタ(例えばエタロン3)と、エタロン3を透過した光を受光して光強度を検出する光検出器4とを有して構成されている。
なお図1には、一例として、半導体レーザ104から出射した光線経路51と、半導体レーザ106から出射した光線経路52と、半導体レーザ108から出射した光線経路53とが概念的に示されている。
本実施の形態にかかる波長モニタでは、光線経路51、52、53を含めた、全ての半導体レーザ101〜112からの出射光のエタロン3内光線伝搬角度θが式(1)の解となるように、半導体レーザ101〜112を不等間隔に配設している。具体的には、各々隣接する半導体レーザ101〜112の内、例えば、半導体レーザ106から半導体レーザ101までの各レーザ光出射点間の間隔は、半導体基板1の中心から半導体基板1の外側(半導体レーザの積層方向)に不等間隔である。
Figure 0005645631
但し、θ は、k番目の半導体レーザから出射されたレーザ光のエタロン3内の光線伝播角(rad)、mは干渉次数(kごとに任意の自然数)、cは光速、nλは波長λにおけるエタロン3の屈折率、Letalonはエタロン3の長さ、fは任意のピーク周波数(但し、全てのkで同一)をそれぞれ示す。
1つの半導体レーザから出射した光は、コリメートレンズ2によってコリメートされ、エタロン3を透過した後、光検出器4にて光強度が検出される。エタロン3の透過率は、周期的な周波数依存性をもつため、光検出器4にて検出される光強度は、半導体レーザ101〜112から出射した光の周波数に依存する。したがって、予め光検出器4にて検出される光強度と光の周波数の関係がわかっていれば、光検出器4にて検出される光強度を観測することで半導体レーザから出力されている光の波長(= 光速/周波数)をモニタすることが可能になる。
ここで、全ての半導体レーザ101〜112からの出射光のエタロン3内光線伝搬角度θが式(1)となる場合、光検出器4で検出される光強度と光の周波数との対応関係が半導体レーザ101〜112で一致するため、高精度な波長モニタが可能となる。
以下では、式(1)を満たす場合に、光検出器4で検出される光強度と半導体レーザ101〜112から出力されている光の波長の対応関係が一致する原理を説明する。
図2は、エタロン3を透過する光の伝播を概念的に示す図である。エタロン3に、図面右側から光線31が入射角度θk1で入射すると、スネルの法則にしたがって光線が屈折し、エタロン内伝搬角度がθk2となる。エタロン内に入射した光線は、エタロン内での反射と一部透過とを繰り返す。最終的に、エタロン3の出射面(図面左側)から出射した光線32、33、34、35を含む全出射光が干渉した結果が、透過光となる。このとき、各出射光の光路差Δlより、透過光強度がピークとなる周波数が算出される。光路差Δlは、式(2)で示される。光路差とは、発光位置から光透過側に出射する光が通る道筋の光学距離と、発光位置から反射側に出射して反射位置で反射した後に光透過側へ出射する光が通る道筋の光学距離と、の差のことである。
Figure 0005645631
光路差Δlが波長の整数倍となるときに光は強めあうので、エタロン透過光のピーク周波数は式(3)で表される。
Figure 0005645631
式(3)中の最上段の等式を変形した場合には式(4)に変形でき、式(3)中の最下段の等式を変形した場合には式(5)に変形できる。
Figure 0005645631
Figure 0005645631
(3)〜(5)中の各パラメータは、式(1)と同様である。式(3)〜(5)のパラメータ中で、光速c、屈折率nλ、およびエタロン長さLetalonは固定値であり、また、任意のピーク周波数fは動作する半導体レーザkには依存しないため、変数はm(干渉次数)のみとなる。干渉次数は、干渉信号で検出される位相の2πの整数倍の成分において、2πに乗じられる整数を意味する。
図3は、エタロン内伝搬角度θを変化させたときのエタロン透過光強度の周波数依存性を示す図である。横軸が周波数を、縦軸がエタロン透過光強度(波長モニタパワー)を、奥行き方向の軸がエタロン内伝搬角度θをそれぞれ表す。図3には、同じ干渉次数mのピークを結んだ点線10、20、30を示しており、これは、式(3)において、光速c、屈折率nl、エタロン長さLetalon、および干渉次数mを固定したときの、周波数fのエタロン内伝搬角度θ依存性に等しい。この図より、例えばθ=0.5度のグラフとθ=2.0度のグラフとを比較すると、干渉次数mが異なるピークの周波数がほぼ一致することがわかる。具体的には、θ=2.0度のグラフにおいて、点線20のピーク周波数は約1.9003×1014 Hzであり、θ=0.5度のグラフにおいて点線10のピーク周波数もまた約1.9003×1014Hzとなる。これを、式(3)を用いて表現すると、以下の式(6)、式(7)のようになる。
Figure 0005645631
Figure 0005645631
実施の形態1において、全ての半導体レーザからの出射光のエタロン3内光線伝搬角度θが式(1)の解となるように半導体レーザ101〜112を不等間隔に配置したときの効果について計算例を示す。
図4は、半導体レーザ101〜112を等間隔に配置した半導体基板1を用いた場合に光検出器4にて検出される光強度と光の周波数との関係を示す図である。図4には、以下のように構成された波長モニタにて検出された光強度と、光の周波数との関係が示されている。すなわち、この波長モニタは、半導体レーザ101〜112の設置間隔を20μmピッチとした半導体基板1(すなわち各半導体レーザ101〜112を等間隔に配置した半導体基板1と、半導体レーザ106の延長上にレンズ中心が位置し、かつ半導体レーザ106から1.0mmだけ離れた位置に設置された、焦点距離が1.0mmのコリメートレンズ2と、半導体レーザ106の延長線となす角が1度になるように、かつコリメートレンズ2から5.0mmだけ離れて設置された屈折率が約1.52の水晶エタロン3と、半導体レーザ106の延長線と垂直になるように、かつエタロン3から2.0mmだけ離れて配置された受光面積が250μm角の正方形のフォトダイオードである光検出器4と、で構成されている。
この波長モニタにおいて、半導体レーザ101〜112から出射光は、コリメートレンズ2とエタロン3とを透過して光検出器4で検出される。図4より、式(1)を満足しない場合、光検出器4で検出される光強度と光の周波数の関係が、動作する半導体レーザ101〜112毎に異なることがわかる。例えば、周波数1.90×1014Hzに注目すると、光検出器4で検出される各半導体レーザ101〜112からの出射光の光強度は、0.04(例えば半導体レーザ108)から0.24(半導体レーザ101)まで異なっている。
続いて、表1に、全ての半導体レーザ101〜112からの出射光のエタロン内光線伝搬角度θが、式(1)の解となるような設計例を示す。表1には、各半導体レーザ101〜112のレーザ光の出射位置と、そのときのエタロン内光線伝搬角度θとが示されている。換言すると、表1は、それぞれの半導体レーザ101〜112から出射されたレーザ光(出射光)のエタロン3内光線伝搬角度θが、式(1)で得られる解(所定の角度)となるように、半導体レーザ101〜112を配設した場合における各レーザ光の出射位置の一例を示している。
Figure 0005645631
半導体レーザ101〜112のピッチ方向における半導体基板1の中心が、例えば、半導体レーザ106と107との間である場合、この中心から−17.75μmの位置が半導体レーザ106のレーザ光出射点位置となり、この中心から17.75μmの位置が半導体レーザ107のレーザ光出射点位置となる。以下同様、例えば、半導体基板1の中心から−39.67μmの位置が半導体レーザ105のレーザ光出射点位置となり、半導体基板1の中心から39.67μmの位置が半導体レーザ108のレーザ光出射点位置となる。そして、半導体レーザ10のレーザ光出射点位置と半導体レーザ106のレーザ光出射点位置との間は、21.92μmであるのに対して、半導体レーザ105よりも外側に配設された半導体レーザ104のレーザ光出射点位置と半導体レーザ105のレーザ光出射点位置の間は、21.92μmよりも狭い13.55μmである。
図5は、表1に示されるように半導体レーザ101〜112を配設した場合において光検出器4で検出される光強度の波長依存性を示す図である。図5には、表1の条件で半導体基板1に配設された半導体レーザ101〜112から各出射光がコリメートレンズ2とエタロン3と透過し、光検出器4で検出された光強度が示されている。なお、コリメートレンズ2、エタロン3、光検出器4は、図4と同様の設定とする。図5より、式(1)を満足する場合には、動作する半導体レーザ101〜112によって、光検出器4で検出される光強度と光の周波数との関係が一致することがわかる。例えば、周波数1.90×1014Hzに注目すると、半導体レーザ101〜112によって光検出器4で検出される光強度は、0.17でほぼ一致している。そのため、本実施の形態にかかる波長モニタは、従来技術に比して、光の波長のモニタ精度を向上させることが可能である。
以下では、その他の効果について説明する。本発明の実施の形態1にかかる光モジュールによれば、表1に示すように、複数ある半導体レーザ101〜112からの出射光のエタロン内伝搬角度θ(すなわち式(1)の解)の内少なくとも1対以上の角度が正負対称になっている。例えば、表1に示される半導体レーザ105の出射点位置に対応するエタロン内伝搬角度θと、半導体レーザ108の出射点位置に対応するエタロン内伝搬角度θとが対称になっている。
この様な構造にすることで、対称になっている1対の半導体レーザを駆動して、アクティブにコリメートレンズ2の位置調整を行うことで、調整作業を容易にすることができる。
特に最外側の半導体レーザ101と112からの出射光のエタロン内伝搬角度θの符号が正負対称になるように設計することで、精度よくコリメートレンズ2の位置調整ができるようになる。この理由は、例えば、最も内側に配設された半導体レーザ106と107からの出射光のエタロン内伝搬角度θがそれぞれ−1.012と1.012であるのに対して、半導体レーザ101と112からの出射光のエタロン内伝搬角度θは4倍以上大きな値となる。半導体レーザ101〜112のピッチ方向における半導体基板1の中心に、コリメートレンズ2の中心を揃えるように位置調整を行う際、エタロン内伝搬角度θが大きいほうが精度よく調整することができるためである。
また、表1に示すように、全ての半導体レーザ101〜112から出射光のエタロン内伝搬角度θを±1.0度以上にすることで、エタロン3の表面で反射した光が半導体レーザ101〜112へ戻る割合を約−50dB以下にすることができる。その結果、戻り光による半導体レーザ101〜112の他モード発振を抑制することが可能になる。
なお、半導体基板1、コリメートレンズ2、エタロン3、および光検出器4の数値や形状、素材、位置関係は、実施の形態1に限る必要は無いことに注意されたい。本実施の形態で示した半導体基板1には、半導体レーザが12個配置されているが、12個に限定されるものではなく、12個以下(例えば4個や8個など)でもよいし、12個以上であってもよい。また、コリメートレンズ2の焦点距離も1.0mmである必要は無く、エタロン3の材料は、水晶に限らずに石英でもよいし、エアギャップエタロンでもよい。また、エタロン3は周期的な透過率の周波数依存性をもつフィルタであればよいので、例えばSiやGaAs、InPなどの半導体基板、ないしポリマーやガラス基板上に形成された共振器などでもよい。光検出器4も、受光面積が250μm角の正方形のフォトダイオードである必要は無く、受光面積が250μm角以上でも以下でもよいし、正方形以外、例えば長方形や円形の受光部を採用してもよい。
また、本実施の形態では、半導体レーザ101〜112を不等間隔に設計して、光線経路51、52、53を含めた全ての半導体レーザからの出射光のエタロン3内光線伝搬角度θが式(1)の解となるようにしているが、他の方法、例えば半導体レーザ101〜112は等間隔に配設し、コリメートレンズ2の形状を適切に設計することで、前記光線経路51、52、53を含めた全ての半導体レーザからの出射光のエタロン3内光線伝搬角度θが式(1)の解となるようにしてもよい。
以上に説明したように、本実施の形態にかかる波長モニタは、半導体基板1と、半導体基板1に並列に形成され出射光の波長を任意に変化させることができる1対以上の半導体レーザ101〜112と、半導体レーザ101〜112から出射されるレーザ光をコリメートするためのコリメートレンズ2と、コリメート光が入射するように配置され周期性を有するフィルタ(エタロン3)と、前記フィルタを透過したコリメート光を受光して光強度を検出する光検出器4からなる波長モニタを備え、前記複数の半導体レーザからの出射光のフィルタ内光線伝搬角度が式(1)の解となるようにしたので、動作する半導体レーザ101〜112によって光検出器4で検出される光強度と光の周波数との関係が図5に示すように略一致し、光の波長のモニタ精度を向上させることが可能である。
実施の形態2.
図6は、本発明の実施の形態2にかかる波長モニタの構成を示す図である。図6に示される波長モニタは、半導体基板1と、前記半導体基板1上に並列に形成された2つ以上の半導体レーザ101〜112と、光を微小な領域に閉じ込め、特定の方向へ導波させる働きをする光導波路121〜132と、前記光導波路121〜132から出射した拡散光を平行光にコリメートするコリメートレンズ2と、前記コリメートレンズ2を透過したコリメート光が入射するように半導体基板1の後方面側に配置された、周期的な透過率の周波数依存性をもつフィルタ、例えばエタロン3と、前記エタロン3を透過した光を受光して光強度を検出する光検出器4で構成されている。なお、この光導波路121〜132は、半導体基板1から出射する位置は、式(1)を満たすようになっている。
半導体レーザ101〜112は構造的な制約のためピッチ間隔を一定以上確保しなければならないが、光導波路121〜132は、半導体レーザ101〜112よりもピッチ間隔を狭くすることが可能なため、半導体基板1上に光導波路121〜132を設けることで、半導体レーザ101〜112から出射される光の出射点間隔を狭くすることが可能になる。
また、発光点ピッチを調整するための光導波路121〜132を設けることで、半導体レーザ101〜112自体は等間隔に設定することができる。また、光導波路121〜132の出射部分と半導体基板1の端面とのなす角は垂直であってもよいし、70度以下であってもよい。なす角を70度以下にした場合は、半導体基板1の端面から半導体レーザ101〜112への反射戻り光を低減し、半導体レーザ101〜112の動作を安定化することが出来る。
また、本実施の形態では光導波路121〜132の出射位置を不等間隔に設計して、前記光線経路51、52、53を含めた全ての半導体レーザ101〜112からの出射光のエタロン内光線伝搬角度θが式(1)の解となるようにしているが、本形態に限る必要はなく、例えば、光導波路121〜132の出射角度を適切に設計することで前記効果を実現してもよい。
実施の形態3.
図7は、本発明の実施の形態3にかかる波長モニタの構成を示す図である。本実施の形態は、実施の形態1、2の変形例であり、半導体基板1と、前記半導体基板1上に並列に形成された2つ以上の半導体レーザ101〜112と、光を微小な領域に閉じ込め、特定の方向へ導波させる働きをする光導波路121〜132と、前記光導波路121〜132から出射した拡散光を平行光にコリメートするコリメートレンズ2と、前記コリメートレンズ2を透過したコリメート光が入射するように半導体基板1の後方面側に配置された、周期的な透過率の周波数依存性をもつフィルタ、例えばエタロン3と、前記エタロン3を透過した光を受光して光強度を検出する光検出器4と、温度調整可能なペルティエ素子6で構成され、エタロン3をペルティエ素子6上に設けている。
実施の形態1、2にかかる波長モニタを作製する場合、作製精度に依存してばらつきが生じることが想定される。実施の形態3にかかる波長モニタによれば、この作製ばらつきによる波長モニタ特性の劣化を抑制するものであり、エタロン温度を適切に調整することで作製ばらつきを補償することが可能になる。具体的には、エタロン3の温度を±20℃の範囲で調整することで、許容されるコリメートレンズ2の位置ずれは約±2.5μmとなる。なお、このエタロン温度の調整範囲は±20℃に限定されるものではない。
実施の形態4.
図8は、本発明の実施の形態4にかかる波長モニタの構成を示す図である。本実施の形態は、実施の形態1、2、3の変形例であり、光検出器4の受光部分は、半導体レーザ101〜112の並列方向が長辺(長手方向)となるような長方形であることを特徴としている。すなわち、光検出器4の長手方向は半導体レーザ101〜112のピッチ方向に形成されている。半導体基板1上の半導体レーザ101〜112の集積数が増加すると、外側に位置する半導体レーザ101、112はコリメートレンズ2との偏芯量が大きくなるため、コリメート光の伝搬角度が大きくなるという問題がある。光検出器4を前記構造とすることで、伝搬角度が大きなコリメート光も光検出器4にて検出することができるようになる。
実施の形態5.
図9は、本発明の実施の形態5にかかる波長モニタの構成を示す図である。本実施の形態は、実施の形態1、2、3の変形例であり、本実施の形態にかかる光検出部は、多数の光検出器41〜44が半導体レーザ101〜112のピッチ方向と同じ方向に、アレイ状に配設された構造を有している。半導体基板1上の半導体レーザ101〜112の集積数が増加すると、外側に位置する半導体レーザ101、112はコリメートレンズ2との偏芯量が大きくなるため、コリメート光の伝搬角度が大きくなるという問題がある。光検出部を前記構造とすることで、伝搬角度が大きなコリメート光も光検出器41〜44にて検出することができるようになる。なお、実施の形態5では光検出器の数を一例として4つとしたが、この数に限定されるものではなく、コリメート光の伝搬角度によって適切に設定すればよい。
なお、実施の形態1〜5に示した波長モニタは、本発明の内容の一例を示すものであり、更なる別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、光モジュールに適用可能であり、特に、複数の半導体レーザからの出射光を波長モニタするとき、簡易に波長モニタ特性のばらつきを抑えることができる発明として有用である。
1 半導体基板
2 コリメートレンズ
3 エタロン
4 光検出器
6 ペルティエ素子
10、20、30 点線
31、32、33、34、35 光線
41、42、43、44 光検出器
51、52、53 光線経路
101、102、103、104、105、106、107、108、109、110、111、112 半導体レーザ
121、122、123、124、125、126、127、128、129、130、131、132 光導波路

Claims (14)

  1. 半導体基板に並列に形成されたつ以上の半導体レーザから出されたレーザ光の波長をモニタする波長モニタであって、
    前記半導体基板に並列に形成され、前記8つ以上の半導体レーザから出力されたレーザ光をそれぞれ導波して出射する8つ以上の光導波路と、
    前記8つ以上の光導波路からのレーザ光をコリメートするレンズと、
    前記レンズでコリメートされたレーザ光が入射可能に配置され周期性を有するフィルタと、
    前記フィルタを透過したレーザ光を受光して光強度を検出する光検出器と、
    を備え、
    前記8つ以上の半導体レーザから出されたレーザ光の前記フィルタ内の光線伝搬角度が、それぞれ下記の数式で得られる角度になるように、前記8つ以上の光導波路の出射位置が前記半導体基板の中心から前記半導体基板の外側に向かって不等間隔で形成されたことを特徴とする波長モニタ。
    Figure 0005645631
    但し、fはピーク周波数、mは干渉次数(k自然数)、cは光速、nλは波長λにおける前記フィルタの屈折率、Letalonは前記フィルタの長さ、θはk番目の前記半導体レーザから出されたレーザ光の前記フィルタ内光線伝播角をそれぞれ示す。
  2. 前記半導体基板に不等間隔で形成された前記8つ以上の光導波路の出射位置の間隔が、前記半導体基板に等間隔で形成された前記8つ以上の半導体レーザの間隔よりも狭いことを特徴とする請求項1に記載の波長モニタ。
  3. 前記8つ以上の光導波路の出射部分と前記半導体基板の端面とのなす角は70°以下であることを特徴とする請求項1に記載の波長モニタ。
  4. 前記8つ以上の半導体レーザから出されたレーザ光の前記フィルタ内の光線伝搬角度の内少なくとも1対の角度が正負対称であることを特徴とする請求項1に記載の波長モニタ。
  5. 前記8つ以上の半導体レーザの内最外側に位置する2つの半導体レーザから出したレーザ光の前記フィルタ内の光線伝搬角度が正負対称となっていることを特徴とする請求項1に記載の波長モニタ。
  6. 前記8つ以上の半導体レーザから出されたレーザ光の前記フィルタ内の光線伝搬角度が全て1度以上となることを特徴とする請求項1に記載の波長モニタ。
  7. 前記フィルタの温度を調整する温度調整素子を備えことを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の波長モニタ。
  8. 前記光検出器は、前記8つ以上の半導体レーザが並列配置されている方向が長手方向となる長方形に形成されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の波長モニタ。
  9. 前記光検出器は、複数の光検出器で構成され、前記8つ以上の半導体レーザが並列配置されている方向にアレイ状に配置されていることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の波長モニタ。
  10. 前記フィルタは、石英製エタロンであることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の波長モニタ。
  11. 前記フィルタは、水晶製エタロンであることを特徴とする請求項1〜の何れか1つに記載の波長モニタ。
  12. 請求項1〜11の何れか1つに記載の波長モニタと、前記8つ以上の半導体レーザと、を備えたことを特徴とする光モジュール。
  13. 半導体基板に並列に形成された8つ以上の半導体レーザから出力されたレーザ光の波長をモニタする波長モニタ方法であって、
    前記半導体基板に並列に形成された8つ以上の光導波路で前記8つ以上の半導体レーザから出力されたレーザ光をそれぞれ導波して出射する光導波ステップと、
    前記8つ以上の光導波路からのレーザ光をレンズでコリメートするコリメートステップと、
    前記レンズでコリメートされたレーザ光が周期性を有するフィルタを透過するフィルタリングステップと、
    前記フィルタを透過したレーザ光を受光して光強度を検出する光検出ステップと、
    を備え、
    前記8つ以上の半導体レーザから出力されたレーザ光の前記フィルタ内の光線伝搬角度が、それぞれ下記の数式で得られる角度になるように、前記8つ以上の光導波路の出射位置が前記半導体基板の中心から前記半導体基板の外側に向かって不等間隔に形成されたことを特徴とする波長モニタ方法。
    Figure 0005645631
    但し、fはピーク周波数、m は干渉次数(kは自然数)、cは光速、n λ は波長λにおける前記フィルタの屈折率、L etalon は前記フィルタの長さ、θ はk番目の前記半導体レーザから出力されたレーザ光の前記フィルタ内の光線伝播角度をそれぞれ示す。
  14. 前記半導体基板に不等間隔で形成された前記8つ以上の光導波路の出射位置の間隔が、前記半導体基板に等間隔で形成された前記8つ以上の半導体レーザの間隔よりも狭いことを特徴とする請求項13に記載の波長モニタ方法。
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